JP2020046469A - 補正データ生成装置、コンピュータプログラム、補正データ生成方法および表示パネルの製造方法 - Google Patents
補正データ生成装置、コンピュータプログラム、補正データ生成方法および表示パネルの製造方法 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】輝度むらが大きい場合でも、効果的に輝度むら補正を行うことができる、補正データ生成装置、コンピュータプログラム、補正データ生成方法および表示パネルの製造方法を提供する。【解決手段】補正データ生成装置は、表示領域に任意の階調レベル毎の画像それぞれを順番に表示すべく制御する表示制御部と、任意の階調レベル毎に表示された各画像に対応して撮像部が撮像して得られた各撮像画像に基づいて補正対象階調レベルを特定する階調レベル特定部と、特定した補正対象階調レベルに基づいて補正データを生成する生成部とを備える。【選択図】図1
Description
本発明は、表示パネルの表示領域の輝度むらを補正するための補正データを生成する補正データ生成装置、該補正データ生成装置を実現するためのコンピュータプログラム、補正データ生成方法およびこれらを用いた表示パネルの製造方法に関する。
液晶ディスプレイ(LCD)、有機ELディスプレイ(OLED)等の表示装置では、製造工程上の種種の理由により、表示パネルの表示領域の全画素に対してある中間調を呈する電圧を与えても、ある画素の輝度が他の画素の輝度よりも高く(大きく)なる場合、あるいは低く(小さく)なる場合が生じ、表示領域に明るい部分又は暗い部分が現れる輝度むらが発生することがある。このような「輝度むら」は、入力階調−輝度特性(「γ特性」ともいう。)が、目標の(あるいは設定された)γ特性と異なる画素が存在することによって生じる。本明細書中の「輝度むら」は、このγ特性が目標からずれた画素が存在することに起因するものをいう。また、所定の輝度からずれることを「輝度異常」という。
そこで、表示パネルに表示された画像を、撮像装置を用いて撮影し、撮影した結果に基づいて表示パネルの各画素に対応する補正データを生成する補正システムが開示されている(特許文献1参照)。
図10を参照して、目標の階調輝度特性(γ特性、例えば、γ=2.2)と異なる階調輝度特性を有する画素(「異常画素」という。)が存在することによって、輝度むらが生じることを説明する。図10は表示パネルの階調輝度特性の一例を示す説明図であり、正常画素の階調輝度特性(実線)と異常画素の階調輝度特性(破線)とを示す。ある階調を表示した領域内に、正常画素と異常画素とが混在し、正常画素の輝度と異常画素の輝度との差が許容値を超えると、輝度むらとして認識される。
図10において、横軸は階調を示し、縦軸は輝度を示す。階調は、例えば、0(黒)〜255(白)の階調レベルからなる256階調である。図中の実線で示す正常画素の階調輝度特性は、目標の階調輝度特性であり、既知であるのに対し、破線で示す異常画素の階調輝度特性は、未知であり、画素によって変わり得る。
図10において、横軸は階調を示し、縦軸は輝度を示す。階調は、例えば、0(黒)〜255(白)の階調レベルからなる256階調である。図中の実線で示す正常画素の階調輝度特性は、目標の階調輝度特性であり、既知であるのに対し、破線で示す異常画素の階調輝度特性は、未知であり、画素によって変わり得る。
次に、図11を参照して、従来の補正システムがどのように輝度むらを補正するかについて説明する。図11は従来の輝度むら補正方法の一例を示す説明図であり、図10中の符号Aで示す部分に対応する階調輝度特性であり、表示パネルに表示した画像を撮像した画像(撮像画像)から得られた階調輝度特性である。ここで、撮像画像における、表示パネルの正常画素に対応する部分を正常位置と呼び、異常画素に対応する部分を異常位置と呼ぶことがあるが、簡単のために、撮像画像においても正常画素および異常画素ということもある。図11中、実線は正常位置の階調輝度特性(既知)を示し、破線は異常位置の階調輝度特性(未知)を示す。輝度むらを補正するには、正常位置の輝度と、異常位置の輝度との輝度差を階調に変換する必要がある。
図11に、異常位置の階調輝度特性において補正対象の階調レベルに対する輝度を符号P1で表し、正常位置の階調輝度特性においてこの補正対象の階調レベルに対する輝度を符号P3で表す。P1とP3との輝度差が、補正する階調レベルでの輝度むらの原因である。
符号P2で表される輝度は、正常位置の階調輝度特性での輝度P1と同じ輝度である。異常位置の階調輝度特性は未知のため、正常位置の階調輝度特性とほぼ同一であると仮定すると、補正に必要な階調量(階調補正量)ΔGは、正常位置の階調輝度特性での輝度P2と輝度P3との輝度差に対応する階調レベル差となる。すなわち、補正する階調レベルから階調補正量ΔGだけ階調レベルを下げることにより、輝度は、P1からP3になるはずである。しかし、異常位置の階調輝度特性が、正常位置の階調輝度特性から比較的大きくずれている場合、補正する階調レベルからΔGだけ階調レベルを補正しても、得られる輝度が符号P4で示すようにP3と一致せず、P4とP3との差が、輝度差となって輝度むらが残る。
符号P2で表される輝度は、正常位置の階調輝度特性での輝度P1と同じ輝度である。異常位置の階調輝度特性は未知のため、正常位置の階調輝度特性とほぼ同一であると仮定すると、補正に必要な階調量(階調補正量)ΔGは、正常位置の階調輝度特性での輝度P2と輝度P3との輝度差に対応する階調レベル差となる。すなわち、補正する階調レベルから階調補正量ΔGだけ階調レベルを下げることにより、輝度は、P1からP3になるはずである。しかし、異常位置の階調輝度特性が、正常位置の階調輝度特性から比較的大きくずれている場合、補正する階調レベルからΔGだけ階調レベルを補正しても、得られる輝度が符号P4で示すようにP3と一致せず、P4とP3との差が、輝度差となって輝度むらが残る。
図12は従来の補正システムでの補正による表示パネルの状態の一例を示す模式図である。図12の左側の図に示すように、輝度むら補正前には、表示パネルの中央付近に輝度むら(便宜上、模様を付した領域)が発生している。なお、輝度むらは、周囲の輝度よりも暗い場合、あるいは周囲の輝度よりも明るい場合がある。図12の右側の図に示すように、輝度むら補正後でも、表示パネルの中央付近に輝度むら(便宜上、模様を付した領域)が残る。このように、従来の補正システムでは、異常位置の階調輝度特性が正常位置の階調輝度特性から大きくずれる場合、補正後も輝度むらが消えずに残るため、補正データの生成を複数回繰り返す必要がある。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、輝度むらが大きい場合でも、効果的に輝度むら補正を行うことができる補正データ生成装置、コンピュータプログラム、補正データ生成方法および表示パネルの製造方法を提供することを目的とする。
本発明の実施の形態に係る補正データ生成装置は、表示パネルの表示領域の輝度むらを補正するための補正データを生成する補正データ生成装置であって、前記表示領域に任意の階調レベル毎の画像それぞれを順番に表示すべく制御する表示制御部と、前記任意の階調レベル毎に表示された各画像に対応して撮像部が撮像して得られた各撮像画像に基づいて補正対象階調レベルを特定する階調レベル特定部と、該階調レベル特定部で特定した補正対象階調レベルに基づいて補正データを生成する生成部とを備える。
本発明の実施の形態に係るコンピュータプログラムは、コンピュータに、表示パネルの表示領域の輝度むらを補正するための補正データを生成させるためのコンピュータプログラムであって、コンピュータに、前記表示領域に任意の階調レベル毎の画像それぞれを順番に表示すべく制御する処理と、前記任意の階調レベル毎に表示された各画像を撮像部に撮像させる処理と、前記各画像に対応して前記撮像部が撮像して得られた各撮像画像に基づいて補正対象階調レベルを特定する処理と、特定した補正対象階調レベルに基づいて補正データを生成する処理とを実行させる。
本発明の実施の形態に係る補正データ生成方法は、表示パネルの表示領域の輝度むらを補正するための補正データを生成する補正データ生成装置が行う補正データ生成方法であって、前記表示領域に任意の階調レベル毎の画像それぞれを順番に表示すべく制御し、前記任意の階調レベル毎に表示された各画像を撮像部で撮像し、前記各画像に対応して前記撮像部が撮像して得られた各撮像画像に基づいて補正対象階調レベルを特定し、特定された補正対象階調レベルに基づいて補正データを生成する。
本発明の実施の形態に係る表示パネルの製造方法は、上記の補正データ生成方法によって生成された補正データに基づいて、入力階調−輝度特性を決めるルックアップテーブルを作成し、表示パネルが有する記憶装置に書き込む工程を含む。
本発明の実施の形態に係る表示パネルの製造方法は、上記の補正データ生成方法によって生成された補正データに基づいて、入力階調−輝度特性を決めるルックアップテーブルを作成し、表示パネルが有する記憶装置に書き込む工程を含む。
本発明の実施の形態によれば、輝度むらが大きい場合でも、効果的に輝度むら補正を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、本発明の実施の形態は、例示する実施の形態に限定されない。
図1は本発明のある実施の形態の補正データ生成装置10の構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、補正データ生成装置10は、信号発生回路40を介して表示パネル30に接続されている。信号発生回路40は、補正データ生成装置10が出力する指令に基づいて、例えば、画像データ、及び画像を表示するための制御信号等をソース基板31及びゲート基板33を介して表示パネル30へ出力する。
図1は本発明のある実施の形態の補正データ生成装置10の構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、補正データ生成装置10は、信号発生回路40を介して表示パネル30に接続されている。信号発生回路40は、補正データ生成装置10が出力する指令に基づいて、例えば、画像データ、及び画像を表示するための制御信号等をソース基板31及びゲート基板33を介して表示パネル30へ出力する。
表示パネル30は、表示領域1(表示画面)を有し、ソースドライバ(図示せず)が実装されたソース入力辺にはソース基板31が、また、ゲートドライバ(図示せず)が実装されたゲート入力辺にはゲート基板33が設けられている。また、ソース基板31にはメモリ32が実装されている。メモリ32は、表示領域1を構成する各画素の輝度ずれ補正値を記憶する。すなわち、メモリ32は、表示領域1を構成する各画素に対応させてアドレスを割り当て、それぞれのアドレスに対応する画素の輝度ずれ補正値を格納する補正テーブルのようなものとすることができる。
カメラ50は、撮像部としての機能を有し、表示パネル30の表示領域1に表示された画像(より具体的には、検査用の画像)を撮像し、撮像して得られた撮像画像(撮像データ)を補正データ生成装置10へ出力する。
補正データ生成装置10は、装置全体を制御する制御部11、表示制御部12、取得部13、判定部14、抽出部15、階調レベル特定部16、算出部17、輝度差判定部18、生成部19、領域特定部20などを備える。
表示制御部12は、表示領域1に任意の階調レベル毎の画像それぞれを順番に表示すべく制御する。例えば、階調レベルが0(黒)〜255(白)の256段階である場合、階調レベルが0、1、2、…255までの256個の画像を順番に表示してもよく、階調レベルを0、2、4、…255の如く間引きした階調レベルの画像を表示してもよい。また、階調レベルが大きく(高く)なるに応じて、階調レベルの間引きの度合を大きくしてもよい。画像は、全画素が同一の階調レベルを呈する検査用の画像とすることができる。実施の形態では、階調レベルN(例えば、Nは0から255)の画像を順番に表示するものとするが、表示する画像の階調レベル、階調レベル数、階調レベルの順番は適宜決定することができる。
取得部13は、表示領域1に異なる階調レベルの画像が表示される都度、カメラ50によって当該画像を撮像して得られた各撮像画像(撮像データ)をカメラ50から取得する。
判定部14は、取得部13で取得した各撮像画像の輝度値が各撮像画像に対応する各画像の階調レベルNに対応した所定輝度値Lnに一致するか否かを判定する。階調レベルNに対応した所定輝度値Lnとは、正常な階調輝度特性上の任意の階調レベルN(Nは、例えば、0〜255など)に対する輝度値とすることができる。
すなわち、ある階調レベルNにおいて、撮像画像の画素の輝度値が所定輝度値Lnに一致する場合、当該画素の輝度と階調レベルNとは、正常な階調輝度特性上にあるといえる。また、ある階調レベルNにおいて、撮像画像の画素の輝度値が所定輝度値Lnに一致しない場合、当該画素の輝度と階調レベルNとは、正常な階調輝度特性上になく、輝度異常が発生していると考えられる。
算出部17は、判定部14で一致しないと判定した場合、所定の階調輝度特性、各撮像画像の輝度値及び所定輝度値Lnに基づいて、当該階調レベルNでの階調補正量をそれぞれ算出する。所定の階調輝度特性は、輝度異常がない位置での階調輝度特性(正常位置の階調輝度特性)である。
図2は実施の形態の算出部17による階調補正量の算出方法の一例を示す説明図である。図2中、実線は正常画素の階調輝度特性(既知)を示し、破線は異常画素の階調輝度特性(未知)を示す。任意の階調レベルをNで表す。
図2に示すように、N階調レベルの画像を撮像して得られた撮像画像(より具体的には、撮像画像の画素)の輝度値をL1とし、N階調レベルに対応する所定輝度値をLnとする。所定輝度値Lnは、正常位置の階調輝度特性における輝度値である。輝度値L1と所定輝度値Lnとの輝度差をΔL1とする。算出部17は、正常位置の階調輝度特性での輝度L1と所定輝度値Lnとの輝度差ΔL1に対応する階調レベル差を階調補正量Gnとして算出する。
図3は階調補正量の分布の一例を示す模式図である。図3において、横軸は階調レベルを示し、例えば、階調レベル0から階調レベル255とすることができる。縦軸は階調補正量を示す。図3に示すように、全階調レベルに亘っての階調補正量の分布を求めることができる。階調レベルNでの階調補正量が正である場合は、階調レベルNでの画素の輝度値が所定輝度値Lnより小さい場合であり、周囲の輝度よりも暗い輝度異常であることを示す。また、階調レベルNでの階調補正量が負である場合は、階調レベルNでの画素の輝度値が所定輝度値Lnより大きい場合であり、周囲の輝度よりも明るい輝度異常であることを示す。
なお、図3に示す階調補正量は、一例であって、図3のような分布に限定されるものではない。また、表示領域1の各画素の位置に応じて、階調補正量の分布は異なる。例えば、輝度異常がない位置(正常画素)の階調補正量は、全階調レベルに亘って0となる。また、輝度異常がある位置(異常画素)の階調補正量は、画素の位置に応じて異なる分布となる場合がある。
抽出部15は、判定部14で輝度値が所定輝度値Lnに一致しないと判定された1又は複数の撮像画像それぞれに対応する1又は複数の画像それぞれの階調レベルNに基づいて補正対象階調範囲を抽出する。
図4は補正対象階調レベル範囲の一例を示す模式図である。図4において、横軸は階調レベルを示し、縦軸は階調補正量を示す。図4に示すように、算出部17で算出された階調補正量が正又は負であって、0でない階調レベルを含む階調レベル範囲を補正対象階調レベル範囲として抽出することができる。すなわち、抽出部15は、輝度異常が発生していると考えられる1又は複数の階調レベルを含む階調レベル範囲を補正対象階調レベル範囲として抽出することができる。なお、補正対象階調レベル範囲に含まれる全ての階調レベルにおいて輝度異常が発生していてもよく、補正対象階調レベル範囲に含まれる一部の階調レベルにおいて輝度異常が発生していてもよい。
階調レベル特定部16は、抽出部15で抽出した補正対象階調レベル範囲に基づいて1又は複数の補正対象階調レベルを特定する。例えば、階調レベル特定部16は、補正対象階調レベル範囲に含まれる階調レベルにおいて、輝度異常が最も大きい階調レベルを補正対象階調レベルNrとして特定することができる。
上述の構成により、任意の階調レベルにおいて輝度異常が大きい画素が存在する場合でも、抽出した補正対象階調レベル範囲に基づいて補正対象階調レベルを特定するので、補正すべき階調レベルを簡易に特定することができる。
なお、階調レベル特定部16は、補正対象階調レベル範囲に含まれる階調レベルにおいて、輝度異常が大きい順番に所要数の階調レベルを補正対象階調レベルとして特定することもできる。
より具体的には、階調レベル特定部16は、算出部17で算出した階調補正量に基づいて補正対象階調レベルNrを特定することができる。これにより、輝度異常の程度を考慮して補正すべき階調レベルを特定することができる。
また、図4に示すように、階調レベル特定部16は、算出部17で算出した階調補正量の絶対値が最大となる撮像画像に対応する画像の階調レベルに基づいて補正対象階調レベルを特定することができる。すなわち、階調レベル特定部16は、補正に必要な階調補正量Gnの絶対値が最大となる階調レベルを補正対象階調レベルNrとして特定することができる。これにより、任意の階調レベルにおいて輝度異常が大きい画素が存在する場合でも、補正すべき階調レベルを簡易に特定することができる。なお、図4の例では、補正対象階調レベルNrを一つだけ特定しているが、これに限定されるものではなく、複数の補正対象階調レベルNrを特定してもよい。
上述のように、階調レベル特定部16は、任意の階調レベル毎に表示された各画像に対応してカメラ50が撮像して得られた各撮像画像に基づいて補正対象階調レベルNrを特定する。補正対象階調レベルNrは、全階調レベルのうちの幾つかの所望の階調レベルであり、補正の対象とする階調レベルである。補正対象階調レベルNrは、例えば、輝度異常が大きい階調レベルとすることができる。なお、補正対象階調レベルNr以外の階調レベルについては、補正対象階調レベルNrで得られた補正データに基づいて補間等により補正データを求めればよい。
生成部19は、階調レベル特定部16で特定した補正対象階調レベルNrに基づいて補正データを生成する。例えば、異常位置(輝度異常が発生している画素)の輝度が周囲よりも明るい輝度異常が発生している場合、異常位置の輝度を暗くするように階調を補正したときに、補正の前後での階調差が、例えば、−5とすると、異常位置に対する補正値が、−5となるように補正データを生成する。
同様に、異常位置(輝度異常が発生している画素)の輝度が周囲よりも暗い輝度異常が発生している場合、異常位置の輝度を明るくするように階調を補正したときに、補正の前後での階調差が、例えば、+5とすると、異常位置に対する補正値が、+5となるように補正データを生成する。なお、補正なしのときの補正値(初期値)は、例えば、0とすることができる。
上述のように、任意の階調レベル毎の画像を表示して補正対象階調レベルを特定し、特定した補正対象階調レベルに基づいて補正データを生成することにより、輝度異常が大きい場合でも、補正すべき階調レベルを簡易に特定することができるとともに、特定した補正対象階調レベルに対して補正データを生成することにより詳細な輝度むら補正を行うことができる。
次に、特定した補正対象階調レベルに基づいて、補正データを生成する方法について具体的に説明する。
図5は実施の形態の補正データ生成装置10による補正データの生成方法の一例を示す模式図である。図5において、実線は正常画素の階調輝度特性(既知)を示し、破線は異常画素の階調輝度特性(未知)を示す。なお、以下では、補正対象階調レベルをNrとし、補正対象階調レベルNrでの階調補正量Gnrを用いて補正したとしても、輝度むらが残るものとして説明する。
表示制御部12は、階調レベル特定部16で特定した補正対象階調レベルNrから所定階調レベル数だけ階調レベルを変化させた画像を表示すべく制御する。所定階調レベル数をΔNで表す。ΔNは、1でもよく、2又は3などの数値であってもよい。表示制御部12は、例えば、階調レベル(Nr−1)又は階調レベル(Nr+1)の画像を表示する。
輝度差判定部18は、表示領域1に表示された階調レベル(Nr−ΔN)の画像をカメラ50で撮像して得られた撮像画像の輝度値と補正対象階調レベルNrに対応した所定輝度値Lnとの輝度差が所定の閾値以内であるか否かを判定する。
図5に示すように、補正対象階調レベルNrでの階調補正量をGnrとし、階調補正量Gnrだけ補正した場合の輝度値と所定輝度値Lnとの輝度差をΔLとする。輝度差ΔLは、補正対象階調レベルNrで階調の補正を行ったときに、補正量の過不足によって生じる輝度差である。階調レベル(Nr−ΔN)の画像を撮像して得られた撮像画像の画素の輝度値と所定輝度値Lnとの輝度差が所定の閾値以内であれば、階調レベルをNrからΔNだけ変化させることにより、輝度値が略ΔL値だけ小さくなったことになり、輝度むらが解消する。
生成部19は、輝度差判定部18で輝度差が所定の閾値以内であると判定した場合、補正対象階調レベルNrから変化した階調レベル数ΔNに基づいて補正データを生成する。
図5に示すように、補正対象階調レベルNrでの階調補正量をGnrとし、階調レベル(Nr−ΔN)の画像を撮像して得られた撮像画像の画素の輝度値L2と所定輝度値Lnとの輝度差が所定の閾値以内であるとすると、補正対象階調レベルNrでの階調補正量は、(Gnr+ΔN)とすることができる。これにより、輝度異常が生じている画素の階調輝度特性が、輝度異常がない正常な階調輝度特性と異なっていても正確に(詳細に)輝度むらを補正することができる。
図5の例では、補正対象階調レベルNrから階調レベル数ΔNだけ変化させることにより、輝度むらを補正することができる場合を示したが、階調レベル数ΔNだけ1回変化させても、輝度むらを解消することができない場合には、以下のようにすればよい。
すなわち、表示制御部12は、輝度差判定部18で輝度差が所定の閾値以内でないと判定した場合、階調レベルをさらに所定階調レベル数ΔNだけ変化させた画像を表示すべく制御し、輝度差判定部18の処理を繰り返す。
例えば、補正対象階調レベルNrでの階調補正量をGnrとし、階調レベル(Nr−ΔN)の画像を撮像して得られた撮像画像の画素の輝度値と所定輝度値Lnとの輝度差が所定の閾値以内でないとすると、表示制御部12は、例えば、階調レベル(Nr−2×ΔN)の画像を表示する。階調レベル(Nr−2×ΔN)の画像を撮像して得られた撮像画像の画素の輝度値と所定輝度値Lnとの輝度差が所定の閾値以内であるとすると、補正対象階調レベルNrでの階調補正量は、(Gnr+2×ΔN)とすることができる。これにより、異常画素の階調輝度特性が、正常画素の階調輝度特性と異なっていても、正確に(詳細に)輝度むらを補正することができる。
上述の例では、補正対象階調レベルNrを基準として、階調レベルが小さくなる方向に所定階調レベル数ΔNだけ変化させる場合について説明したが、輝度異常が周囲の輝度よりも暗い場合には、補正対象階調レベルNrを基準として、階調レベルが大きくなる方向に所定階調レベル数ΔNだけ変化させればよい。
図6は実施の形態の補正データ生成装置10が行う補正による表示パネルの状態の一例を示す模式図である。図6の左側の図に示すように、輝度むら補正前には、表示パネルの中央付近に輝度むら(便宜上、模様を付した領域)が発生している。なお、輝度異常は、周囲の輝度よりも暗くてもよく、あるいは周囲の輝度よりも明るくてもよい。図6の右側の図に示すように、補正データ生成装置10が行う補正によって、輝度むらが解消される。
図7は実施の形態の補正データ生成装置10による補正対象階調レベルの特定方法の他の例を示す模式図である。階調レベル特定部16は、算出部17で算出した二つの階調補正量の和が最小となる二つの撮像画像に対応する画像の隣接する二つの階調レベルに基づいて補正対象階調レベルを特定する。
二つの階調補正量の和が最小となる場合とは、例えば、図7に示すように、一方の階調補正量が負の最大値となり、他方の階調補正量が、正の最大値である場合とすることができる。また、一方の階調補正量が負の値となり、他方の階調補正量が正の値であって、一方の階調補正量の絶対値と同程度であれば、さらに好適である。
二つの補正対象階調レベルをN1、N2とすると、補正対象階調レベルN1とN2との間で階調補正量を補間する場合、補正対象階調レベルN1、N2での階調補正量の和が最小となるので、補正量の誤差を小さくすることができ、補間対象の階調レベルにおいても輝度異常がなくなるように補正することができる。
なお、図7の例では、二つの階調補正量は、正及び負の場合について示したが、これに限定されるものではなく、二つの階調補正量のいずれもが、正又は負であってもよい。例えば、二つの階調補正量が共に正である場合、二つの階調補正量の間での階調補正量が直線的に変化するように、二つの補正対象階調レベルをN1、N2を特定すればよい。このようにすることで、補正対象階調レベルN1とN2との間で階調補正量を補間する場合、補正量の誤差を小さくすることができ、補間対象の階調レベルにおいても輝度異常がなくなるように補正することができる。
上述の例では、補正対象階調レベルNrを基準として、階調レベルを所定階調レベル数ΔNだけ変化させる場合、表示領域1全体の画像の階調レベルを所定階調レベル数ΔNだけ変化させてもよく、以下のように、輝度異常が発生している領域だけに限定してもよい。すなわち、領域特定部20は、輝度差判定部18で撮像画像の輝度値と所定輝度値Lnとの輝度差が所定の閾値以内でないと判定した場合、当該輝度値を有する画素で構成される輝度異常領域を特定する。
表示制御部12は、領域特定部20で特定した領域の階調レベルを所定階調レベル数だけ変化させた画像を表示すべく制御する。これにより、表示パネル30の表示領域1全体の階調レベルを変更する必要がなく、輝度異常が生じている領域(輝度異常領域)の階調レベルを変更すればよく、処理が簡便になる。
次に、実施の形態の補正データ生成装置10の動作について説明する。図8及び図9は実施の形態の補正データ生成装置10の処理手順の一例を示すフローチャートである。以下では便宜上、処理の主体を制御部11として説明する。制御部11は、階調レベルN=0に設定し(S11)、階調レベルNの画像を表示する(S12)。なお、Nは、例えば、0〜255とすることができるが、これに限定されるものではない。
制御部11は、階調レベルNの画像がカメラ50で撮像されて得られた撮像画像(階調レベルNの画像に対応する撮像画像)を取得し(S13)、撮像画像の輝度値が所定輝度値Lnに一致するか否かを判定する(S14)。ここで、所定輝度値Lnは、正常画素の階調輝度特性における階調レベルNに対応する輝度値である。
撮像画像の輝度値が所定輝度値Lnに一致しない場合(S14でNO)、制御部11は、階調補正量Gnを算出する(S15)。階調補正量Gnは、正常な階調輝度特性において、撮像画像の輝度値と所定輝度値Lnとの輝度差に対応する階調レベル差である。制御部11は、階調レベルNを補正対象階調レベルの候補として特定する(S16)。撮像画像の輝度値が所定輝度値Lnに一致する場合(S14でYES)、制御部11は、後述のステップS17の処理を行う。
制御部11は、全階調レベル終了したか否かを判定する(S17)。例えば、N=255の場合、全階調レベル終了したと判定することができる。全階調レベル終了していない場合(S17でNO)、制御部11は、N=N+1とし(S18)、ステップS12以降の処理を繰り返す。全階調レベル終了した場合(S17でYES)、制御部11は、補正対象階調レベル範囲を抽出し(S19)、算出した階調補正量に基づいて補正対象階調レベルNrを特定する(S20)。なお、補正対象階調レベルNrの数は、一つに限定されるものではなく、複数個特定してもよい。
制御部11は、補正対象階調レベルNrから階調レベル数ΔNだけ変化した階調レベルの画像を表示する(S21)。階調レベル数ΔNは、例えば、+1又は−1とすることができるが、±1に限定されるものではない。また、異常画素の輝度が周囲よりも明るい場合には、ΔNを−1とすることができる。また、異常画素の輝度が周囲よりも暗い場合には、ΔNを+1とすることができる。
制御部11は、階調レベル(Nr−ΔN)の画像、あるいは階調レベル(Nr+ΔN)の画像がカメラ50で撮像されて得られた撮像画像を取得し(S22)、撮像画像の輝度値と補正対象階調レベルNrに対応した所定輝度値Lnとの輝度差が閾値以内であるか否かを判定する(S23)。ここで、所定輝度値Lnは、正常な階調輝度特性における補正対象階調レベルNrに対応する輝度値である。
輝度差が閾値以内でない場合(S23でNO)、制御部11は、ΔN=ΔN+1、又はΔN=ΔN−1とし(S24)、さらに階調レベル数ΔNだけ変化させて、ステップS21以降の処理を繰り返す。輝度差が閾値以内である場合(S23でYES)、制御部11は、すべての補正対象階調レベルについて処理が終了したか否かを判定し(S25)、すべての補正対象階調レベルについて処理が終了していない場合(S25でNO)、ステップS21以降の処理を繰り返す。
すべての補正対象階調レベルについて処理が終了した場合(S25でYES)、制御部11は、階調レベル数ΔNに基づいて補正データを生成し(S26)、補正データの書き込みを行い(S27)、処理を終了する。
実施の形態の補正データ生成装置10は、CPU(プロセッサ)、RAMなどを備えた汎用コンピュータを用いて実現することもできる。すなわち、図8及び図9に示すような、各処理の手順を定めたコンピュータプログラムをコンピュータに備えられたRAMにロードし、コンピュータプログラムをCPU(プロセッサ)で実行することにより、コンピュータ上で補正データ生成装置10を実現することができる。
上述の実施の形態において、輝度むらが生じている領域において、周囲より明るい輝度異常と周囲よりも暗い輝度異常が同時に発生している場合には、輝度が明るい部分については暗くなるように階調レベルを変更するとともに、同時に、輝度が暗い部分については明るくなるように階調レベルを変更することによって、カメラ50による撮影回数を削減することができる。
上述の実施の形態では、信号発生回路40と補正データ生成装置10とは別個の装置として説明したが、これに限定されるものではなく、補正データ生成装置10に信号発生回路40を組み込む構成であってもよい。
また、上述の各実施例において記載されている構成は、お互いに組み合わせることが可能であり、組み合わせをすることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
実施の形態に係る補正データ生成装置は、表示パネルの表示領域の輝度むらを補正するための補正データを生成する補正データ生成装置であって、前記表示領域に任意の階調レベル毎の画像それぞれを順番に表示すべく制御する表示制御部と、前記任意の階調レベル毎に表示された各画像に対応して撮像部が撮像して得られた各撮像画像に基づいて補正対象階調レベルを特定する階調レベル特定部と、該階調レベル特定部で特定した補正対象階調レベルに基づいて補正データを生成する生成部とを備える。
実施の形態に係るコンピュータプログラムは、コンピュータに、表示パネルの表示領域の輝度むらを補正するための補正データを生成させるためのコンピュータプログラムであって、コンピュータに、前記表示領域に任意の階調レベル毎の画像それぞれを順番に表示すべく制御する処理と、前記任意の階調レベル毎に表示された各画像を撮像部に撮像させる処理と、前記各画像に対応して前記撮像部が撮像して得られた各撮像画像に基づいて補正対象階調レベルを特定する処理と、特定した補正対象階調レベルに基づいて補正データを生成する処理とを実行させる。
実施の形態に係る補正データ生成方法は、表示パネルの表示領域の輝度むらを補正するための補正データを生成する補正データ生成装置が行う補正データ生成方法であって、前記表示領域に任意の階調レベル毎の画像それぞれを順番に表示すべく制御し、前記任意の階調レベル毎に表示された各画像を撮像部で撮像し、前記各画像に対応して前記撮像部が撮像して得られた各撮像画像に基づいて補正対象階調レベルを特定し、特定された補正対象階調レベルに基づいて補正データを生成する。
表示制御部は、表示領域に任意の階調レベル毎の画像それぞれを順番に表示すべく制御する。例えば、階調レベルが0(黒)〜255(白)の256段階である場合、階調レベル0、1、2、…255までの256個の画像を順番に表示してもよく、階調レベル0、2、4、…255の如く間引きした階調レベルの画像を表示してもよい。また、階調レベルが大きく(高く)なるに応じて、階調レベルの間引きの度合を大きくしてもよい。画像は、全画素の階調レベルが同一の検査用の画像とすることができる。
階調レベル特定部は、任意の階調レベル毎に表示された各画像に対応して撮像部が撮像して得られた各撮像画像に基づいて補正対象階調レベルを特定する。補正対象階調レベルは、全階調レベルのうちの幾つかの所望の階調レベルであり、補正の対象とする階調レベルである。補正対象階調レベルは、例えば、輝度異常が大きい階調レベルとすることができる。なお、補正対象階調レベル以外の階調レベルについては、補正対象階調レベルで得られた補正データに基づいて補間等により補正データを求めればよい。
生成部は、階調レベル特定部で特定した補正対象階調レベルに基づいて補正データを生成する。例えば、異常画素の輝度が周囲よりも明るい場合、異常画素の輝度を暗くするように階調レベルを補正したときに、補正の前後での階調レベル差が、例えば、−5とすると、異常画素に対する補正値が、−5となるように補正データを生成する。なお、補正なしのときの補正値(初期値)は、例えば、0とすることができる。
上述のように、任意の階調レベル毎の画像を表示して補正対象階調レベルを特定し、特定した補正対象階調レベルに基づいて補正データを生成することにより、輝度むらが大きい場合でも、補正すべき階調レベルを簡易に特定することができるとともに、特定した補正対象階調レベルに対して補正データを生成することにより詳細な輝度むら補正を行うことができる。
実施の形態に係る補正データ生成装置は、前記各撮像画像の輝度値が該各撮像画像に対応する各画像の階調レベルに対応した所定輝度値に一致するか否かを判定する判定部と、該判定部で前記輝度値が前記所定輝度値に一致しないと判定された撮像画像に対応する画像の階調レベルに基づいて補正対象階調レベル範囲を抽出する抽出部とを備え、前記階調レベル特定部は、前記抽出部で抽出した補正対象階調レベル範囲に基づいて補正対象階調レベルを特定する。
判定部は、各撮像画像の輝度値が各撮像画像に対応する各画像の階調レベルに対応した所定輝度値に一致するか否かを判定する。階調レベルに対応した所定輝度値とは、正常な階調輝度特性における任意の階調レベルに対する輝度値とすることができる。すなわち、ある階調レベルにおいて、撮像画像の画素の輝度値が所定輝度値に一致する場合、当該画素の輝度と階調レベルとは、正常な階調輝度特性の関係にあるといえる。また、ある階調レベルにおいて、撮像画像の画素の輝度値が所定輝度値に一致しない場合、当該画素の輝度と階調レベルとは、正常な階調輝度特性の関係になく、輝度異常が発生していると考えられる。
抽出部は、判定部で輝度値が所定輝度値に一致しないと判定された撮像画像に対応する画像の階調レベルに基づいて補正対象階調レベル範囲を抽出する。例えば、抽出部は、輝度異常が発生していると考えられる1又は複数の階調レベルを含む階調レベル範囲を補正対象階調レベル範囲として抽出することができる。なお、補正対象階調レベル範囲に含まれる全ての階調レベルにおいて輝度異常が発生していてもよく、補正対象階調レベル範囲に含まれる一部の階調レベルにおいて輝度異常が発生していてもよい。
階調レベル特定部は、抽出部で抽出した補正対象階調レベル範囲に基づいて補正対象階調レベルを特定する。例えば、階調レベル特定部は、補正対象階調レベル範囲に含まれる階調レベルにおいて、輝度異常が最も大きい階調レベルを補正対象階調レベルとして特定することができる。また、階調レベル特定部は、補正対象階調レベル範囲に含まれる階調レベルにおいて、輝度異常が大きい順番に所要数の階調レベルを補正対象階調レベルとして特定することができる。
上述の構成により、任意の階調レベルにおいて輝度異常が大きい画素が存在する場合でも、抽出した補正対象階調レベル範囲に基づいて補正対象階調レベルを特定するので、補正すべき階調レベルを簡易に特定することができる。
実施の形態に係る補正データ生成装置は、前記判定部で一致しないと判定した場合、所定の階調輝度特性、前記各撮像画像の輝度値及び前記所定輝度値に基づいて、前記階調での階調補正量をそれぞれ算出する算出部を備え、前記階調レベル特定部は、前記算出部で算出した階調補正量に基づいて補正対象階調レベルを特定する。
算出部は、判定部で一致しないと判定した場合、所定の階調輝度特性、各撮像画像の輝度値及び所定輝度値に基づいて、当該階調レベルでの階調補正量をそれぞれ算出する。所定の階調輝度特性は、正常画素の階調輝度特性である。任意の階調レベルをNで表す。階調レベルNの画像を撮像して得られた撮像画像(より具体的には、撮像画像の画素)の輝度値をL1とし、階調レベルNに対応する所定輝度値をLnとする。所定輝度値Lnは、正常画素の階調輝度特性における輝度値である。輝度値L1と所定輝度値Lnとの輝度差をΔL1とする。算出部は、正常位置の階調輝度特性上での輝度L1と所定輝度値Lnとの輝度差に対応する階調レベル差を階調補正量として算出する。
階調レベル特定部は、算出部で算出した階調レベル補正量に基づいて補正対象階調レベルを特定する。これにより、輝度異常の程度を考慮して補正すべき階調レベルを特定することができる。
実施の形態に係る補正データ生成装置において、前記階調レベル特定部は、前記算出部で算出した階調補正量の絶対値が最大となる撮像画像に対応する画像の階調レベルに基づいて補正対象階調レベルを特定する。
階調レベル特定部は、算出部で算出した階調補正量の絶対値が最大となる撮像画像に対応する画像の階調レベルに基づいて補正対象階調レベルを特定する。すなわち、階調レベル特定部は、補正に必要な階調補正量Gnの絶対値が最大となる階調レベルを補正対象階調レベルとして特定する。これにより、任意の階調レベルにおいて輝度異常が大きい画素が存在する場合でも、補正すべき階調レベルを簡易に特定することができる。
実施の形態に係る補正データ生成装置において、前記階調レベル特定部は、前記算出部で算出した二つの階調補正量の和が最小となる二つの撮像画像に対応する画像の隣接する二つの階調レベルに基づいて補正対象階調レベルを特定する。
階調レベル特定部は、算出部で算出した二つの階調補正量の和が最小となる二つの撮像画像に対応する画像の隣接する二つの階調レベルに基づいて補正対象階調レベルを特定する。二つの階調補正量の和が最小となる場合とは、例えば、一方の階調補正量が負の値となり、他方の階調補正量が、正の値である場合とすることができる。また、一方の階調補正量が負の値となり、他方の階調補正量が正の値であって、一方の階調補正量の絶対値と同程度であれば、さらに好適である。
二つの補正対象階調レベルをN1、N2とすると、補正対象階調レベルN1とN2との間で階調補正量を補間する場合、補正対象階調レベルN1、N2での階調補正量の和が最小となるので、補正量の誤差を小さくすることができ、補間対象の階調レベルにおいても輝度異常がなくなるように補正することができる。
実施の形態に係る補正データ生成装置において、前記表示制御部は、前記階調レベル特定部で特定した補正対象階調レベルから所定階調レベルだけ階調レベルを変化させた画像を表示すべく制御し、前記撮像部で撮像して得られた撮像画像の輝度値と前記補正対象階調レベルに対応した所定輝度値との輝度差が所定の閾値以内であるか否かを判定する輝度差判定部を備え、前記生成部は、前記輝度差判定部で輝度差が前記所定の閾値以内であると判定した場合、前記補正対象階調レベルから変化した階調レベルに基づいて補正データを生成する。
表示制御部は、階調レベル特定部で特定した補正対象階調レベルから所定階調レベル数だけ階調レベルを変化させた画像を表示すべく制御する。補正対象階調レベルをNrで表し、所定階調レベル数をΔNで表す。ΔNは、1でもよく、2又は3などの数値であってもよい。表示制御部は、例えば、(Nr−1)階調又は(Nr+1)階調の画像を表示する。
輝度差判定部は、撮像部で撮像して得られた撮像画像の輝度値と補正対象階調レベルに対応した所定輝度値との輝度差が所定の閾値以内であるか否かを判定する。例えば、補正対象階調レベルNrでの階調補正量をGnrとし、階調補正量Gnrだけ補正した場合の輝度値と所定輝度値Lnとの輝度差をΔLとする。輝度差ΔLは、補正対象階調レベルNrで階調の補正を行ったときに、補正量の過不足によって生じる輝度差である。階調レベル(Nr−ΔN)の画像を撮像して得られた撮像画像の画素の輝度値と所定輝度値Lnとの輝度差が所定の閾値以内であれば、階調レベルをNrからΔNだけ変化させることにより、輝度値が略ΔL値だけ小さくなったことになり、輝度むらが解消する。
生成部は、輝度差判定部で輝度差が所定の閾値以内であると判定した場合、補正対象階調レベルから変化した階調レベルに基づいて補正データを生成する。例えば、補正対象階調レベルNrでの階調補正量をGnrとし、階調レベル(Nr−ΔN)の画像を撮像して得られた撮像画像の画素の輝度値と所定輝度値Lnとの輝度差が所定の閾値以内であるとすると、補正対象階調レベルNrでの階調補正量は、(Gnr+ΔN)とすることができる。これにより、正確に(詳細に)輝度むらを補正することができる。
実施の形態に係る補正データ生成装置において、前記表示制御部は、前記輝度差判定部で輝度差が前記所定の閾値以内でないと判定した場合、階調レベルをさらに所定階調レベル数だけ変化させた画像を表示すべく制御し、前記輝度差判定部の処理を繰り返す。
表示制御部は、輝度差判定部で輝度差が所定の閾値以内でないと判定した場合、階調レベルをさらに所定階調レベル数だけ変化させた画像を表示すべく制御し、輝度差判定部の処理を繰り返す。例えば、補正対象階調レベルNrでの階調補正量をGnrとし、階調レベル(Nr−ΔN)の画像を撮像して得られた撮像画像の画素の輝度値と所定輝度値Lnとの輝度差が所定の閾値以内でないとすると、表示制御部は、例えば、階調レベル(Nr−2×ΔN)の画像を表示する。階調レベル(Nr−2×ΔN)の画像を撮像して得られた撮像画像の画素の輝度値と所定輝度値Lnとの輝度差が所定の閾値以内であるとすると、補正対象階調レベルNrでの階調補正量は、(Gnr+2×ΔN)とすることができる。これにより、正確に(詳細に)輝度むらを補正することができる。
実施の形態に係る補正データ生成装置は、前記輝度差判定部で前記撮像画像の輝度値と前記所定輝度値との輝度差が前記所定の閾値以内でないと判定した場合、前記輝度値を有する画素で構成される輝度異常領域を特定する領域特定部を備え、前記表示制御部は、前記領域特定部で特定した領域の階調レベルを所定階調レベル数だけ変化させた画像を表示すべく制御する。
領域特定部は、輝度差判定部で撮像画像の輝度値と所定輝度値との輝度差が所定の閾値以内でないと判定した場合、当該輝度値を有する画素で構成される輝度異常領域を特定する。表示制御部は、領域特定部で特定した領域の階調レベルを所定階調レベル数だけ変化させた画像を表示すべく制御する。これにより、表示パネルの表示領域全体の階調レベルを変更する必要がなく、輝度異常が生じている領域(輝度異常領域)の階調レベルを変更すればよく、処理が簡便になる。
本発明の他の実施の形態による補正データ生成方法は、以下の工程を含んでよい。
表示パネルの全ての画素に複数の階調レベルを表示させた画像(べた画像)のデータを用意する。ここで、複数の階調レベルは、全階調である必要はなく、飛び飛びに選択された任意の数の階調レベルであってよい。また、画像は、任意のデータ形式に変換されてよい。
予め準備された上記画像データを用いて、上述した方法で、補正データを作成する。
上記画像データが、例えば、全ての階調レベル(ただし、黒は除いてもよい。)についての画像データである場合、全ての異常画素の階調輝度特性が既知となるので、異常画素の輝度を正常画素の輝度に補正するための階調補正量を直接求めることができる。
また、上記画像データを用いて、補正すべき異常画素を含む表示パネル上の領域および階調レベルを特定することができる。
上記画像データの生成に当っては、階調レベルを飛び飛びで粗く設定した画像データを一旦生成し、この粗い画像データに基づいて、補正すべき異常画素を含む表示パネル上の領域および階調レベル(範囲)を選択し、その後、選ばれた領域または階調レベル(範囲)またはそれを含む領域または階調レベル範囲について、さらに細かい階調レベル(例えば、1階調レベル毎)に画像データを生成し、補正データを作成してもよい。
本発明の他の実施の形態による補正データ生成方法は、以下の工程を含んでよい。
表示パネルの全ての画素に複数の階調レベルを表示させた画像(べた画像)のデータを用意する。ここで、複数の階調レベルは、全階調である必要はなく、飛び飛びに選択された任意の数の階調レベルであってよい。また、画像は、任意のデータ形式に変換されてよい。
予め準備された上記画像データを用いて、上述した方法で、補正データを作成する。
上記画像データが、例えば、全ての階調レベル(ただし、黒は除いてもよい。)についての画像データである場合、全ての異常画素の階調輝度特性が既知となるので、異常画素の輝度を正常画素の輝度に補正するための階調補正量を直接求めることができる。
また、上記画像データを用いて、補正すべき異常画素を含む表示パネル上の領域および階調レベルを特定することができる。
上記画像データの生成に当っては、階調レベルを飛び飛びで粗く設定した画像データを一旦生成し、この粗い画像データに基づいて、補正すべき異常画素を含む表示パネル上の領域および階調レベル(範囲)を選択し、その後、選ばれた領域または階調レベル(範囲)またはそれを含む領域または階調レベル範囲について、さらに細かい階調レベル(例えば、1階調レベル毎)に画像データを生成し、補正データを作成してもよい。
1 表示領域
10 補正データ生成装置
11 制御部
12 表示制御部
13 取得部
14 判定部
15 抽出部
16 階調レベル特定部
17 算出部
18 輝度差判定部
19 生成部
20 領域特定部
30 表示パネル
32 メモリ
10 補正データ生成装置
11 制御部
12 表示制御部
13 取得部
14 判定部
15 抽出部
16 階調レベル特定部
17 算出部
18 輝度差判定部
19 生成部
20 領域特定部
30 表示パネル
32 メモリ
Claims (11)
- 表示パネルの表示領域の輝度むらを補正するための補正データを生成する補正データ生成装置であって、
前記表示領域に任意の階調レベル毎の画像それぞれを順番に表示すべく制御する表示制御部と、
前記任意の階調レベル毎に表示された各画像に対応して撮像部が撮像して得られた各撮像画像に基づいて補正対象階調レベルを特定する階調レベル特定部と、
該階調レベル特定部で特定した補正対象階調レベルに基づいて補正データを生成する生成部と
を備える補正データ生成装置。 - 前記各撮像画像の輝度値が該各撮像画像に対応する各画像の階調レベルに対応した所定輝度値に一致するか否かを判定する判定部と、
該判定部で前記輝度値が前記所定輝度値に一致しないと判定された撮像画像に対応する画像の階調レベルに基づいて補正対象階調レベル範囲を抽出する抽出部と
を備え、
前記階調レベル特定部は、
前記抽出部で抽出した補正対象階調レベル範囲に基づいて補正対象階調レベルを特定する請求項1に記載の補正データ生成装置。 - 前記判定部で一致しないと判定した場合、所定の階調輝度特性、前記各撮像画像の輝度値及び前記所定輝度値に基づいて、前記階調レベルでの階調補正量をそれぞれ算出する算出部を備え、
前記階調レベル特定部は、
前記算出部で算出した階調補正量に基づいて補正対象階調レベルを特定する請求項2に記載の補正データ生成装置。 - 前記階調レベル特定部は、
前記算出部で算出した階調補正量の絶対値が最大となる撮像画像に対応する画像の階調に基づいて補正対象階調レベルを特定する請求項3に記載の補正データ生成装置。 - 前記階調レベル特定部は、
前記算出部で算出した二つの階調補正量の和が最小となる二つの撮像画像に対応する画像の隣接する二つの階調レベルに基づいて補正対象階調レベルを特定する請求項3に記載の補正データ生成装置。 - 前記表示制御部は、
前記階調レベル特定部で特定した補正対象階調レベルから所定階調レベル数だけ階調レベルを変化させた画像を表示すべく制御し、
前記撮像部で撮像して得られた撮像画像の輝度値と前記補正対象階調レベルに対応した所定輝度値との輝度差が所定の閾値以内であるか否かを判定する輝度差判定部を備え、
前記生成部は、
前記輝度差判定部で輝度差が前記所定の閾値以内であると判定した場合、前記補正対象階調レベルから変化した階調レベルに基づいて補正データを生成する請求項2から請求項5のいずれか一項に記載の補正データ生成装置。 - 前記表示制御部は、
前記輝度差判定部で輝度差が前記所定の閾値以内でないと判定した場合、階調レベルをさらに所定階調レベル数だけ変化させた画像を表示すべく制御し、
前記輝度差判定部の処理を繰り返す請求項6に記載の補正データ生成装置。 - 前記輝度差判定部で前記撮像画像の輝度値と前記所定輝度値との輝度差が前記所定の閾値以内でないと判定した場合、前記輝度値を有する画素で構成される輝度むら領域を特定する領域特定部を備え、
前記表示制御部は、
前記領域特定部で特定した領域の階調レベルを所定階調レベル数だけ変化させた画像を表示すべく制御する請求項7に記載の補正データ生成装置。 - コンピュータに、表示パネルの表示領域の輝度むらを補正するための補正データを生成させるためのコンピュータプログラムであって、
コンピュータに、
前記表示領域に任意の階調レベル毎の画像それぞれを順番に表示すべく制御する処理と、
前記任意の階調レベル毎に表示された各画像を撮像部に撮像させる処理と、
前記各画像に対応して前記撮像部が撮像して得られた各撮像画像に基づいて補正対象階調レベルを特定する処理と、
特定した補正対象階調レベルに基づいて補正データを生成する処理と
を実行させるコンピュータプログラム。 - 表示パネルの表示領域の輝度むらを補正するための補正データを生成する補正データ生成装置が行う補正データ生成方法であって、
前記表示領域に任意の階調レベル毎の画像それぞれを順番に表示すべく制御し、
前記任意の階調レベル毎に表示された各画像を撮像部で撮像し、
前記各画像に対応して前記撮像部が撮像して得られた各撮像画像に基づいて補正対象階調レベルを特定し、
特定された補正対象階調レベルに基づいて補正データを生成する
補正データ生成方法。 - 請求項10に記載の方法によって生成された補正データに基づいて、入力階調−輝度特性を決めるルックアップテーブルを作成し、表示パネルが有する記憶装置に書き込む工程を含む、表示パネルの製造方法。
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