JP2021110618A - センサホルダ - Google Patents

センサホルダ Download PDF

Info

Publication number
JP2021110618A
JP2021110618A JP2020002091A JP2020002091A JP2021110618A JP 2021110618 A JP2021110618 A JP 2021110618A JP 2020002091 A JP2020002091 A JP 2020002091A JP 2020002091 A JP2020002091 A JP 2020002091A JP 2021110618 A JP2021110618 A JP 2021110618A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holder
sensor
fixing member
fixing
measurement object
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2020002091A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6688945B1 (ja
Inventor
庸道 高濱
Tsunemichi Takahama
庸道 高濱
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nuclear Engineering Ltd
Original Assignee
Nuclear Engineering Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nuclear Engineering Ltd filed Critical Nuclear Engineering Ltd
Priority to JP2020002091A priority Critical patent/JP6688945B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6688945B1 publication Critical patent/JP6688945B1/ja
Publication of JP2021110618A publication Critical patent/JP2021110618A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Abstract

【課題】測定対象物の大きさが変更されても、当該測定対象物にセンサを容易に取り付けることができるセンサホルダを提供する。【解決手段】第一センサ21及び第二センサ22を保持し、測定対象物30に対して第一センサ21及び第二センサ22を取り付けるセンサホルダ10であって、第一センサ21を保持する第一ホルダ100と、第一ホルダ100とで測定対象物30を挟む位置で第一ホルダ100に固定され、第二センサ22を保持する第二ホルダ200と、を備え、第一ホルダ100は、測定対象物30が有する曲面状の側面30aに線接触する2つの面である第一面121及び第二面131を有し、第二ホルダ200は、測定対象物30が有する曲面状の側面30aに線接触する第三面221を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、センサを保持し、測定対象物に対してセンサを取り付けるセンサホルダに関する。
従来、センサを保持し、測定対象物に対してセンサを取り付けるセンサホルダが広く知られている。例えば、特許文献1には、回転軸(測定対象物)の被測定部位を間に介在させて互いに締結される一対の半体のそれぞれに、被測定部位の外周面に接触する円弧面を有する弧状部材が設けられ、ひずみゲージセンサを被測定部位の外周面に圧接する回転軸用測定器(センサホルダ)が開示されている。このような構成により、特許文献1では、回転軸用測定器は、回転軸に対する脱着を容易に行い得るとともに、ひずみゲージセンサを回転軸の回転時にも適切な圧力で回転軸の外周面に圧接させることができる、とされている。
特開2010−71657号公報
しかしながら、上記従来のセンサホルダでは、測定可能な測定対象物の大きさは限定されており、測定対象物の大きさが変更された場合には、当該測定対象物にセンサを取り付けるのが困難となる。つまり、上記従来のセンサホルダ(回転軸用測定器)は、特定の大きさの測定対象物の外周面に接触する円弧面を有する弧状部材が設けられた構成であるため、測定対象物の大きさが変更された場合には、当該測定対象物にセンサを安定して取り付けるのが困難になる。このため、測定対象物の大きさが変更された場合には、当該測定対象物の大きさに応じた弧状部材が設けられたセンサホルダが必要となる。このように、本願発明者は、上記従来のセンサホルダでは、測定対象物の大きさが変更された場合に、当該測定対象物にセンサを取り付けるのが困難となることを見出した。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、測定対象物の大きさが変更されても、当該測定対象物にセンサを容易に取り付けることができるセンサホルダを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係るセンサホルダは、第一センサ及び第二センサを保持し、測定対象物に対して前記第一センサ及び前記第二センサを取り付けるセンサホルダであって、前記第一センサを保持する第一ホルダと、前記第一ホルダとで前記測定対象物を挟む位置で前記第一ホルダに固定され、前記第二センサを保持する第二ホルダと、を備え、前記第一ホルダは、前記測定対象物が有する曲面状の側面に線接触する2つの面である第一面及び第二面を有し、前記第二ホルダは、前記測定対象物が有する曲面状の側面に線接触する第三面を有する。
これによれば、センサホルダは、第一センサを保持する第一ホルダと、第一ホルダとで測定対象物を挟む位置で第一ホルダに固定され第二センサを保持する第二ホルダと、を備え、第一ホルダは、測定対象物の曲面状の側面に線接触する第一面及び第二面を有し、第二ホルダは、当該側面に線接触する第三面を有している。このように、第一ホルダ及び第二ホルダに、測定対象物の曲面状の側面に少なくとも3箇所で線接触する面を形成する。これにより、測定対象物の大きさが変更されても、第一ホルダ及び第二ホルダが、測定対象物に対して、少なくとも3箇所で線接触するため、様々な大きさの測定対象物に、第一センサ及び第二センサを容易に取り付けることができる。
また、前記第一面が有する平面と、前記第二面が有する平面とは、なす角が90°よりも大きく、かつ、180°よりも小さいことにしてもよい。
これによれば、第一ホルダは、第一面が有する平面と第二面が有する平面とのなす角が、90°よりも大きく、かつ、180°よりも小さくなるように形成されている。ここで、2つの平面のなす角が大きいほど、当該2つの平面の広がりが大きくなる。このため、第一面が有する平面と第二面が有する平面とのなす角を、90°よりも大きくする。これにより、比較的大きな測定対象物にまで第一面及び第二面に接触させることができるため、測定対象物の測定可能な大きさの範囲を広げることができる。また、2つの平面のなす角が180°以上であれば、測定対象物が当該2つの平面の端部にしか接触しないため、当該端部の摩耗が激しくなる。このため、第一面が有する平面と第二面が有する平面とのなす角を、180°よりも小さくする。これにより、測定対象物の大きさが変更されると、測定対象物と第一面及び第二面との接触位置も変更されるため、第一ホルダが損傷するのを抑制することができる。このように、第一ホルダが損傷するのを抑制しつつ、比較的大きな測定対象物にまで第一センサを容易に取り付けることができる。
また、さらに、前記第一ホルダ及び前記第二ホルダに接続され、前記第一ホルダに対して前記第二ホルダを位置決めするピンと、前記ピンに隣り合う位置に配置され、前記第一ホルダに対して前記第二ホルダを固定する固定部材と、を備えることにしてもよい。
これによれば、センサホルダは、第一ホルダに対して第二ホルダを位置決めするピンと、第一ホルダに対して第二ホルダを固定する固定部材と、を備えている。このように、第一ホルダに対して第二ホルダを、ピンで位置決めするとともに、固定部材で固定する。これにより、測定対象物の大きさが変更されても、第一ホルダに対する第二ホルダの位置決め及び固定を行うことができるため、様々な大きさの測定対象物に、第一センサ及び第二センサを容易に取り付けることができる。
また、前記第一ホルダ及び前記第二ホルダのぞれぞれは、前記ピンが接続されるピン接続部と、前記ピン接続部を挟む位置に配置され、前記固定部材が接続可能な2つの固定部材接続部と、を有することにしてもよい。
これによれば、第一ホルダ及び第二ホルダのぞれぞれは、ピンが接続されるピン接続部を挟む位置に、固定部材が接続可能な2つの固定部材接続部を有している。このように、ピンを挟む位置に固定部材が配置可能に構成されることで、測定対象物の大きさに応じて、いずれの位置に固定部材を配置するかを選択することができる。これにより、測定対象物の大きさが変更されても、第一センサ及び第二センサを容易に取り付けることができる。
なお、本発明は、このようなセンサホルダとして実現することができるだけでなく、上記のセンサホルダと第一センサ及び第二センサとを備えるセンサユニットとしても実現することができる。
本発明におけるセンサホルダによれば、測定対象物の大きさが変更されても、当該測定対象物にセンサを容易に取り付けることができる。
実施の形態に係るセンサホルダを備えるセンサユニットの外観を示す斜視図である。 実施の形態に係るセンサホルダを分解して各構成要素を示す分解斜視図である。 実施の形態に係るセンサホルダの各構成要素を示す平面図である。 実施の形態に係るセンサホルダを測定対象物に取り付ける工程において、第一ホルダ及び第二ホルダにピンを接続した構成を示す平面図である。 実施の形態に係るセンサホルダを測定対象物に取り付ける工程において、第一ホルダ及び第二ホルダに固定部材を接続する構成を示す平面図である。 実施の形態に係るセンサホルダを、大きさが比較的大きい測定対象物に取り付ける工程を示す平面図である。 実施の形態の変形例1に係るセンサユニットのセンサホルダが有する第一面〜第四面の形状を示す平面図である。 実施の形態の変形例2に係るセンサユニットのセンサホルダが有する第一面〜第四面の形状を示す平面図である。 実施の形態の変形例3に係るセンサユニットのセンサホルダが有する第一面〜第四面の形状を示す平面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態(及びその変形例)に係るセンサホルダについて説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、センサホルダの取付工程、当該取付工程の順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、各図において、寸法等は厳密に図示したものではない。さらに、各図において、同一または同様な構成要素については同じ符号を付している。
また、以下の説明及び図面中において、センサホルダが有する2つのホルダ(第一ホルダ及び第二ホルダ)の並び方向、2つのセンサ(第一センサ及び第二センサ)の並び方向、測定対象物と当該ホルダ若しくは当該センサとの並び方向、または、当該2つのホルダを位置決めするピン及び固定する固定部材の延設方向を、X軸方向と定義する。1つのホルダ(第一センサまたは第二センサ)における測定対象物に線接触する2つの面の並び方向、または、当該ピン及び当該固定部材の並び方向を、Y軸方向と定義する。測定対象物の延設方向、または、上下方向を、Z軸方向と定義する。これらX軸方向、Y軸方向及びZ軸方向は、互いに交差(本実施の形態では直交)する方向である。
また、以下の説明において、例えば、X軸プラス方向とは、X軸の矢印方向を示し、X軸マイナス方向とは、X軸プラス方向とは反対方向を示す。Y軸方向及びZ軸方向についても同様である。さらに、平行及び直交などの、相対的な方向または姿勢を示す表現は、厳密には、その方向または姿勢ではない場合も含む。例えば、2つの方向が直交している、とは、当該2つの方向が完全に直交していることを意味するだけでなく、実質的に直交していること、すなわち、例えば数%程度の差異を含むことも意味する。
(実施の形態)
[1 センサホルダ10の構成の説明]
まず、図1〜図3を用いて、本実施の形態におけるセンサホルダ10の構成について説明する。図1は、本実施の形態に係るセンサホルダ10を備えるセンサユニット1の外観を示す斜視図である。具体的には、図1は、センサホルダ10とセンサ20とを備えるセンサユニット1が測定対象物30に取り付けられた状態を示している。図2は、本実施の形態に係るセンサホルダ10を分解して各構成要素を示す分解斜視図である。図3は、本実施の形態に係るセンサホルダ10の各構成要素を示す平面図である。具体的には、図3は、説明の便宜のため、図2に示した構成に、測定対象物30を加え、かつ、固定部材500を省略して図示したものである。
これらの図に示すように、センサユニット1は、センサホルダ10とセンサ20とを備え、測定対象物30に取り付けられることで、測定対象物30の状態を測定する。測定対象物30は、曲面状の側面30aを有する部材である。具体的には、測定対象物30の側面30aは、XY平面に平行な面で切断した場合の断面の外形(外縁の形状)が円形状である曲面状の側面である。本実施の形態では、測定対象物30は、内部に空洞を有する(中空の)円筒形状の配管等の部材である。
センサ20は、例えば、ひずみゲージである。つまり、センサユニット1は、例えば、測定対象物30のひずみを測定する。センサ20の具体的な構成は特に限定されないが、例えば、薄い絶縁フィルム上に抵抗体が形成された箔ひずみゲージ、または、剛性基板を有し、当該剛性基板上に直接若しくは間接的に抵抗体が形成された摩擦型ひずみケージ等を例示することができる。本実施の形態では、センサユニット1は、測定対象物30のX軸方向両側に、2つのセンサ20を備えている。具体的には、センサユニット1は、当該2つのセンサ20として、測定対象物30のX軸プラス方向に配置される第一センサ21と、測定対象物30のX軸マイナス方向に配置される第二センサ22と、を備えている。
センサホルダ10は、2つのセンサ20(第一センサ21及び第二センサ22)を保持し、測定対象物30に対して当該2つのセンサ20(第一センサ21及び第二センサ22)を取り付ける部材である。具体的には、センサホルダ10は、2つのセンサ20を測定対象物30にX軸方向両側から当接する位置で保持し、当該2つのセンサ20を測定対象物30に対してX軸方向両側から押圧した状態で取り付ける。ここで、センサホルダ10は、センサ20を測定対象物30に押圧するセンサ押圧部材300をそれぞれ有する第一ホルダ100及び第二ホルダ200と、第一ホルダ100及び第二ホルダ200を接続するピン400及び固定部材500と、を備えている。
[1.1 第一ホルダ100の説明]
第一ホルダ100は、2つのセンサ20のうちの第一センサ21を保持する部材である。具体的には、第一ホルダ100は、測定対象物30のX軸プラス方向に配置され、第一センサ21を測定対象物30と対向する位置で保持し、かつ、第一センサ21を測定対象物30に対して押圧した状態で取り付ける。第一ホルダ100は、上述のセンサ押圧部材300としてのセンサ押圧部材301と、センサ押圧部材301を保持する第一保持部110と、第二ホルダ200に固定される第一固定部120及び第二固定部130と、を有している。
[1.1.1 センサ押圧部材301の説明]
まず、センサ押圧部材301の構成について、詳細に説明する。センサ押圧部材301は、X軸マイナス方向の端部に第一センサ21が取り付けられて、測定対象物30に対して第一センサ21をX軸マイナス方向に押圧する部材である。センサ押圧部材301は、図2及び図3に示すように、弾性体310と、押付部材320と、送り機構330と、を有している。
弾性体310は、X軸方向において測定対象物30とで第一センサ21を挟む位置に配置され、第一センサ21が取り付けられる弾性部材(緩衝材)である。本実施の形態では、弾性体310は、円柱形状を有するシリコーンゴム等の弾性体であり、接着剤等によって押付部材320のX軸マイナス方向側の端面に接着(固定)される。なお、弾性体310は、弾性を有する部材であれば材質は特に限定されないが、第一センサ21の向きまたは位置等の状態を目視できるように、例えば透明または半透明の部材である。弾性体310の形状についても特に限定されず、円柱形状以外の形状でもよいし、大きさ(厚み)についても素材のヤング率等に応じて適宜決定される。また、弾性体310には、X軸マイナス方向側の端面に、接着剤等によって第一センサ21が接着(固定)されている。なお、弾性体310には第一センサ21は固定されておらず、第一ホルダ100が測定対象物30に取り付けられる際に、弾性体310と測定対象物30との間に第一センサ21が配置される構成でもよい。
押付部材320は、測定対象物30の側面30aに第一センサ21を押し付ける直方体形状の部材である。押付部材320は、送り機構330によってX軸マイナス方向に移動することで、弾性体310をX軸マイナス方向に移動させ、これにより、第一センサ21をX軸マイナス方向に移動させて測定対象物30の側面30aに押し付ける。押付部材320は、例えば、アルミニウム、アルミニウム合金、銅、銅合金、鉄、ステンレス等の金属部材、または、樹脂部材等で形成されている。なお、押付部材320の形状及び材質等は、特に限定されない。
送り機構330は、押付部材320をX軸マイナス方向に移動させ、押付部材320に押し付け力を付与する。送り機構330は、例えば、押付部材320に形成されたネジ孔の雌ネジ部に螺合する雄ネジ部を有する軸部、及び、当該軸部が挿入されるブシュ等を有している。このような構成により、送り機構330は、当該軸部が回動することにより、当該軸部の雄ネジ部と押付部材320の雌ネジ部とが螺合して、押付部材320をX軸方向に移動させることができる。なお、送り機構330を構成する部材の材質は特に限定されず、また、送り機構330は、どのような機構で押付部材320をX軸方向に移動させてもよい。
[1.1.2 第一保持部110、第一固定部120及び第二固定部130の説明]
次に、第一保持部110、第一固定部120及び第二固定部130の構成について、詳細に説明する。第一保持部110、第一固定部120及び第二固定部130は、一体的に連続して形成された一体物の部材であり、第一ホルダ100の本体部である。この第一ホルダ100の本体部(第一保持部110、第一固定部120及び第二固定部130)は、例えば、アクリル樹脂、ナイロン樹脂、デルリン樹脂、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)樹脂等の樹脂部材、または、金属部材等で形成されている。本実施の形態では、センサ押圧部材301によって第一センサ21を測定対象物30に対して押圧する構成のため、第一ホルダ100の当該本体部は比較的剛性が低い部材でもよく、樹脂部材を採用して軽量化及びコスト低減等を図ることができる。以下に、第一保持部110、第一固定部120及び第二固定部130の構成について、個別に説明する。
第一保持部110は、第一ホルダ100の本体部のうちのY軸方向中央部に配置され、X軸プラス方向に凹む凹部を有するU字状の部位であり、当該凹部内にセンサ押圧部材301を配置し、かつ、当該凹部内でセンサ押圧部材301を保持する。
第一固定部120は、第一保持部110のX軸マイナス方向かつY軸プラス方向の端部からY軸プラス方向に延設され、X軸方向において第二ホルダ200に固定される部位である。第一固定部120は、第一面121と、第一ピン接続部122と、第一固定部材接続部123及び124と、を有している。
第一面121は、YZ平面に対してX軸方向に傾斜した平面である。具体的には、第一面121は、YZ平面に平行な面のY軸プラス方向の端部を、X軸マイナス方向に向けてZ軸まわりに回転させて形成される平面である。言い換えれば、第一面121は、Y軸プラス方向に向かうほどX軸マイナス方向に向かうように傾斜した線分を、Z軸方向にスライドさせて形成される平面である。このような構成により、第一面121は、測定対象物30が有する曲面状の側面30aに線接触する。
第一ピン接続部122は、ピン400が接続される部位である。具体的には、図3に示すように、第一ピン接続部122は、後述するピン401の軸部420及び雄ネジ部430が挿入されまたは螺合される孔部及び雌ネジ部を有する、X軸方向に延びる円形状の貫通孔である。これにより、第一ピン接続部122は、ピン401が接続(固定)可能な構成となっている。
第一固定部材接続部123及び124は、Y軸方向において第一ピン接続部122を挟む位置に配置され、固定部材500が接続可能な部位である。具体的には、第一固定部材接続部123は、第一ピン接続部122のY軸マイナス方向に配置され、第一固定部材接続部124は、第一ピン接続部122のY軸プラス方向に配置されている。また、第一固定部材接続部123は、後述する固定部材501の軸部520及び雄ネジ部530が挿入されまたは螺合される孔部及び雌ネジ部を有する、X軸方向に延びる円形状の貫通孔である(図4、5参照)。同様に、第一固定部材接続部124は、固定部材501の軸部520及び雄ネジ部530が挿入されまたは螺合される孔部及び雌ネジ部を有する、X軸方向に延びる円形状の貫通孔である(図6参照)。これにより、第一固定部材接続部123及び124は、固定部材501が接続(挿入)可能な構成となっている。なお、第一固定部材接続部123及び124は、X軸方向において、異なる位置に雌ネジ部を有している。
第二固定部130は、第一保持部110のX軸マイナス方向かつY軸マイナス方向の端部からY軸マイナス方向に延設され、X軸方向において第二ホルダ200に固定される部位である。第二固定部130は、第二面131と、第二ピン接続部132と、第二固定部材接続部133及び134と、を有している。
第二面131は、YZ平面に対してX軸方向に傾斜した平面である。具体的には、第二面131は、YZ平面に平行な面のY軸プラス方向の端部を、X軸プラス方向に向けてZ軸まわりに回転させて形成される平面である。言い換えれば、第二面131は、Y軸プラス方向に向かうほどX軸プラス方向に向かうように傾斜した線分を、Z軸方向にスライドさせて形成される平面である。このような構成により、第二面131は、測定対象物30が有する曲面状の側面30aに線接触する。
第二ピン接続部132は、ピン400が接続される部位である。具体的には、図3に示すように、第二ピン接続部132は、後述するピン402の軸部410が挿入される孔部を有する、X軸方向に延びる円形状の貫通孔である。これにより、第二ピン接続部132は、ピン402が接続(挿入)可能な構成となっている。
第二固定部材接続部133及び134は、Y軸方向において第二ピン接続部132を挟む位置に配置され、固定部材500が接続可能な部位である。具体的には、第二固定部材接続部133は、第二ピン接続部132のY軸プラス方向に配置され、第二固定部材接続部134は、第二ピン接続部132のY軸マイナス方向に配置されている。また、第二固定部材接続部133は、後述する固定部材502の軸部520及び雄ネジ部530が挿入されまたは螺合される孔部及び雌ネジ部を有する、X軸方向に延びる円形状の貫通孔である(図4、5参照)。同様に、第二固定部材接続部134は、固定部材502の軸部520及び雄ネジ部530が挿入されまたは螺合される孔部及び雌ネジ部を有する、X軸方向に延びる円形状の貫通孔である(図6参照)。これにより、第二固定部材接続部133及び134は、固定部材502が接続(挿入)可能な構成となっている。なお、第二固定部材接続部133及び134は、X軸方向において、異なる位置に雌ネジ部を有している。
このような構成により、第一センサ21は、第一固定部120と第二固定部130との間に配置される。つまり、Y軸方向において、第一センサ21は、第一面121と第二面131との間に配置される。また、第一面121が有する平面と、第二面131が有する平面とは、なす角が90°よりも大きく、かつ、180°よりも小さい。本実施の形態では、第一面121及び第二面131は、全体が平面であるため、図3に示す、第一面121と第二面131とのなす角αが、鈍角(90°より大きく、180°より小さい)となっている。
[1.2 第二ホルダ200の説明]
第二ホルダ200は、第一ホルダ100とで測定対象物30を挟む位置で第一ホルダ100に固定され、第二センサ22を保持する部材である。具体的には、第二ホルダ200は、測定対象物30のX軸マイナス方向に配置され、第二センサ22を測定対象物30と対向する位置で保持し、かつ、第二センサ22を測定対象物30に対して押圧した状態で取り付ける。第二ホルダ200は、第一ホルダ100と同様に、センサ押圧部材302と、センサ押圧部材302を保持する第二保持部210と、第一ホルダ100に固定される第三固定部220及び第四固定部230と、を有している。
ここで、第二ホルダ200は、第一ホルダ100を180°回転させたものと同様の構成を有している。このため、以下では、第二ホルダ200のうちの第一ホルダ100と同様の構成については、説明を簡略化または省略する。
センサ押圧部材302は、X軸プラス方向の端部に第二センサ22が取り付けられて、測定対象物30に対して第二センサ22をX軸プラス方向に押圧する部材である。センサ押圧部材302は、センサ押圧部材301と同様に、弾性体310と、押付部材320と、送り機構330と、を有している。センサ押圧部材302の弾性体310は、X軸方向において測定対象物30とで第二センサ22を挟む位置に配置され、第二センサ22が取り付けられる弾性部材(緩衝材)である。センサ押圧部材302の押付部材320は、測定対象物30の側面30aに第二センサ22を押し付ける直方体形状の部材であり、送り機構330は、押付部材320をX軸プラス方向に移動させ、押付部材320に押し付け力を付与する。
第二保持部210、第三固定部220及び第四固定部230は、一体的に連続して形成された第二ホルダ200の本体部である。第二保持部210は、第二ホルダ200の本体部のうちのY軸方向中央部に配置され、X軸マイナス方向に凹む凹部を有するU字状の部位であり、当該凹部内にセンサ押圧部材302を配置し、かつ、当該凹部内でセンサ押圧部材302を保持する。第三固定部220は、第二保持部210のX軸プラス方向かつY軸マイナス方向の端部からY軸マイナス方向に延設され、X軸方向において第一ホルダ100の第二固定部130に固定される部位である。第四固定部230は、第二保持部210のX軸プラス方向かつY軸プラス方向の端部からY軸プラス方向に延設され、X軸方向において第一ホルダ100の第一固定部120に固定される部位である。第三固定部220は、第三面221と、第三ピン接続部222と、第三固定部材接続部223及び224と、を有し、第四固定部230は、第四面231と、第四ピン接続部232と、第四固定部材接続部233及び234と、を有している。
第三面221及び第四面231は、YZ平面に対してX軸方向に傾斜した平面である。本実施の形態では、第三面221は、第一面121と平行な平面であり、第四面231は、第二面131と平行な平面である。このような構成により、第三面221及び第四面231は、測定対象物30が有する曲面状の側面30aに線接触する。なお、第二センサ22は、第三固定部220と第四固定部230との間、つまり、Y軸方向において、第三面221と第四面231との間に配置される。また、第三面221が有する平面と、第四面231が有する平面とは、なす角が90°よりも大きく、かつ、180°よりも小さい。つまり、第三面221及び第四面231は、全体が平面であるため、図3に示す、第三面221と第四面231とのなす角βが、鈍角(90°より大きく、180°より小さい)となっている。
第三ピン接続部222は、後述するピン402の軸部420及び雄ネジ部430が挿入されまたは螺合される孔部及び雌ネジ部を有する、X軸方向に延びる円形状の貫通孔である。これにより、第三ピン接続部222は、ピン402が接続(固定)可能な構成となっている。第四ピン接続部232は、後述するピン401の軸部410が挿入される孔部を有する、X軸方向に延びる円形状の貫通孔である。これにより、第四ピン接続部232は、ピン401が接続(挿入)可能な構成となっている。
第三固定部材接続部223及び224は、Y軸方向において第三ピン接続部222を挟む位置に配置され、固定部材502が接続可能な部位である。具体的には、第三固定部材接続部223及び224は、固定部材502の雄ネジ部530が挿入され螺合される孔部及び雌ネジ部を有する、X軸方向に延びる円形状の貫通孔である(図4〜6参照)。これにより、第三固定部材接続部223及び224は、固定部材502が接続(固定)可能な構成となっている。なお、第三固定部材接続部223及び224は、X軸方向において異なる位置に雌ネジ部を有し、X軸方向において異なる位置で固定部材502と固定される。
第四固定部材接続部233及び234は、Y軸方向において第四ピン接続部232を挟む位置に配置され、固定部材501が接続可能な部位である。具体的には、第四固定部材接続部233及び234は、固定部材501の雄ネジ部530が挿入され螺合される孔部及び雌ネジ部を有する、X軸方向に延びる円形状の貫通孔である(図4〜6参照)。これにより、第四固定部材接続部233及び234は、固定部材502が接続(固定)可能な構成となっている。なお、第四固定部材接続部233及び234は、X軸方向において異なる位置に雌ネジ部を有し、X軸方向において異なる位置で固定部材501と固定される。
[1.3 ピン400及び固定部材500の説明]
ピン400は、第一ホルダ100及び第二ホルダ200に接続され、第一ホルダ100に対して第二ホルダ200を位置決めする、X軸方向に延設される棒状の部材である。本実施の形態では、センサホルダ10は、測定対象物30のY軸方向両側に、2つのピン400を有している。具体的には、センサホルダ10は、当該2つのピン400として、測定対象物30のY軸プラス方向に配置されるピン401と、測定対象物30のY軸マイナス方向に配置されるピン402と、を有している。つまり、ピン401は、第一ホルダ100の第一固定部120に対して第二ホルダ200の第四固定部230を位置決めし、ピン402は、第一ホルダ100の第二固定部130に対して第二ホルダ200の第三固定部220を位置決めする。
具体的には、2つのピン400(401及び402)は、それぞれ、X軸方向に延設される円柱状の軸部410及び420と、雄ネジが形成された雄ネジ部430と、を有している。ピン400(401及び402)は、例えば、アルミニウム、アルミニウム合金、銅、銅合金、鉄、ステンレス等の金属部材、または、樹脂部材等で形成されている。なお、ピン400(401及び402)の形状及び材質等は、特に限定されない。
固定部材500は、ピン400に隣り合う位置に配置され、第一ホルダ100及び第二ホルダ200に接続されて、第一ホルダ100に対して第二ホルダ200を固定する、X軸方向に延設される棒状の部材である。本実施の形態では、センサホルダ10は、測定対象物30のY軸方向両側に、2つの固定部材500を有している。具体的には、センサホルダ10は、当該2つの固定部材500として、測定対象物30のY軸プラス方向に配置される固定部材501と、測定対象物30のY軸マイナス方向に配置される固定部材502と、を有している。つまり、固定部材501は、第一ホルダ100の第一固定部120に対して第二ホルダ200の第四固定部230を固定し、固定部材502は、第一ホルダ100の第二固定部130に対して第二ホルダ200の第三固定部220を固定する。
具体的には、2つの固定部材500(501及び502)は、それぞれ、頭部510と、X軸方向に延設される円柱状の軸部520と、雄ネジが形成された雄ネジ部530と、を有している。固定部材500(501及び502)は、例えば、アルミニウム、アルミニウム合金、銅、銅合金、鉄、ステンレス等の金属部材、または、樹脂部材等で形成されている。なお、固定部材500(501及び502)の形状及び材質等は、特に限定されない。
[2 センサホルダ10の取付工程の説明]
次に、センサユニット1で測定対象物30の状態(ひずみ)を測定する際に、センサホルダ10を測定対象物30に取り付ける工程について、図4〜図6も用いて詳細に説明する。図4は、本実施の形態に係るセンサホルダ10を測定対象物30に取り付ける工程において、第一ホルダ100及び第二ホルダ200にピン400を接続した構成を示す平面図である。なお、図4では、説明の便宜のため、測定対象物30の内部の空洞の図示を省略している。以降の図面についても同様である。
図5は、本実施の形態に係るセンサホルダ10を測定対象物30に取り付ける工程において、第一ホルダ100及び第二ホルダ200に固定部材500を接続する構成を示す平面図である。具体的には、図5の(a)は、第一ホルダ100及び第二ホルダ200に固定部材500を接続している途中の状態を示し、図5の(b)は、第一ホルダ100及び第二ホルダ200に固定部材500を接続し終えた状態を示している。
図6は、本実施の形態に係るセンサホルダ10を、大きさが比較的大きい測定対象物30に取り付ける工程を示す平面図である。具体的には、図6の(a)は、図5に示した第一ホルダ100及び第二ホルダ200を、大きさが比較的大きい測定対象物30に取り付けた状態を示し、図6の(b)は、センサ押圧部材300でセンサ20を当該測定対象物30に押し付けた状態を示している。
まず、図3に示す状態において、ピン401の雄ネジ部430が、第一ホルダ100の第一固定部120の第一ピン接続部122に挿入され螺合することにより、ピン401が第一ホルダ100に固定される。同様に、ピン402の雄ネジ部430が、第二ホルダ200の第三固定部220の第三ピン接続部222に挿入され螺合することにより、ピン402が第二ホルダ200に固定される。そして、ピン401の軸部410が第二ホルダ200の第四固定部230の第四ピン接続部232に挿入され、かつ、ピン402の軸部410が第一ホルダ100の第二固定部130の第二ピン接続部132に挿入される。
これにより、図4に示す状態となり、ピン401及び402が、第一ホルダ100に対して第二ホルダ200を位置決めする。つまり、ピン401が、第一ホルダ100の第一固定部120に対して第二ホルダ200の第四固定部230を位置決めし、ピン402が、第一ホルダ100の第二固定部130に対して第二ホルダ200の第三固定部220を位置決めする。
そして、図5の(a)に示すように、固定部材501の雄ネジ部530が、第一ホルダ100の第一固定部120の第一固定部材接続部123と螺合した後に貫通し、第二ホルダ200の第四固定部230の第四固定部材接続部233に挿入される。同様に、固定部材502の雄ネジ部530が、第一ホルダ100の第二固定部130の第二固定部材接続部133と螺合した後に貫通し、第二ホルダ200の第三固定部220の第三固定部材接続部223に挿入される。このように、固定部材501及び502が第一固定部材接続部123及び第二固定部材接続部133と螺合し、または、螺合した後に貫通することにより、固定部材501及び502の落下防止を図ることができている。
そして、図5の(b)に示すように、固定部材501の雄ネジ部530が、第二ホルダ200の第四固定部230の第四固定部材接続部233と螺合し、固定部材502の雄ネジ部530が、第二ホルダ200の第三固定部220の第三固定部材接続部223と螺合する。これにより、固定部材501及び502が、第一ホルダ100に対して第二ホルダ200を固定する。つまり、固定部材501が、第一ホルダ100の第一固定部120に対して第二ホルダ200の第四固定部230を固定し、固定部材502が、第一ホルダ100の第二固定部130に対して第二ホルダ200の第三固定部220を固定する。
また、図6の(a)に示すように、大きさ(径)が比較的大きい(太い)測定対象物30にセンサホルダ10を取り付ける場合、固定部材501を、図5で示したように第一固定部材接続部123及び第四固定部材接続部233に挿入することができなくなる。固定部材502についても同様である。このため、固定部材501を、第一ホルダ100の第一固定部120の第一固定部材接続部124に挿入し、固定部材502を、第一ホルダ100の第二固定部130の第二固定部材接続部134に挿入する。
具体的には、固定部材501の雄ネジ部530を、第一ホルダ100の第一固定部120の第一固定部材接続部124と螺合させた後に貫通させ、第二ホルダ200の第四固定部230の第四固定部材接続部234に挿入させて螺合させる。同様に、固定部材502の雄ネジ部530を、第一ホルダ100の第二固定部130の第二固定部材接続部134と螺合させた後に貫通させ、第二ホルダ200の第三固定部220の第三固定部材接続部224に挿入させて螺合させる。これにより、固定部材501及び502が、第一ホルダ100に対して第二ホルダ200を固定する。なお、固定部材501及び502が第一固定部材接続部124及び第二固定部材接続部134と螺合し、または、螺合した後に貫通することにより、固定部材501及び502の落下防止を図ることができている。
ここで、図5に示したように大きさが比較的小さな測定対象物30に取り付けた第一ホルダ100及び第二ホルダ200を、大きさが比較的大きな測定対象物30に取り付けた場合、図6の(a)に示すように、センサ20が測定対象物30から離間した状態となる。このため、図6の(b)に示すように、センサ押圧部材300の送り機構330で押付部材320及び弾性体310を移動させて、センサ20を測定対象物30に押し付ける。これにより、センサ20(21及び22)を、測定対象物30の曲面状の側面30aに当接(押圧)させることができる。図5に示した状態においても、センサ20が測定対象物30から離間している場合には、センサ押圧部材300によってセンサ20を測定対象物30に押し付けることができる。
[3 効果の説明]
以上のように、本発明の実施の形態に係るセンサホルダ10によれば、第一センサ21を保持する第一ホルダ100と、第一ホルダ100とで測定対象物30を挟む位置で第一ホルダ100に固定され第二センサ22を保持する第二ホルダ200と、を備えている。そして、第一ホルダ100は、測定対象物30の曲面状の側面30aに線接触する第一面121及び第二面131を有し、第二ホルダ200は、側面30aに線接触する第三面221を有している。このように、第一ホルダ100及び第二ホルダ200に、測定対象物30の曲面状の側面30aに少なくとも3箇所で線接触する面を形成する。これにより、測定対象物30の大きさが変更されても、第一ホルダ100及び第二ホルダ200が、測定対象物30に対して、少なくとも3箇所で線接触するため、様々な大きさの測定対象物30に、第一センサ21及び第二センサ22を容易に取り付けることができる。
なお、本実施の形態では、第二ホルダ200は、測定対象物30の曲面状の側面30aに線接触する第四面231も有しているため、測定対象物30に対して第一ホルダ100及び第二ホルダ200を安定して取り付けることができる。
また、第一ホルダ100は、第一面121が有する平面と第二面131が有する平面とのなす角が、90°よりも大きく、かつ、180°よりも小さくなるように形成されている。ここで、2つの平面のなす角が大きいほど、当該2つの平面の広がりが大きくなる。このため、第一面121が有する平面と第二面131が有する平面とのなす角を、90°よりも大きくする。これにより、比較的大きな測定対象物30にまで第一面121及び第二面131に接触させることができるため、測定対象物30の測定可能な大きさの範囲を広げることができる。また、2つの平面のなす角が180°以上であれば、測定対象物30が当該2つの平面の端部にしか接触しないため、当該端部の摩耗が激しくなる。このため、第一面121が有する平面と第二面131が有する平面とのなす角を、180°よりも小さくする。これにより、測定対象物30の大きさが変更されると、測定対象物30と第一面121及び第二面131との接触位置も変更されるため、第一ホルダ100が損傷するのを抑制することができる。このように、第一ホルダ100が損傷するのを抑制しつつ、比較的大きな測定対象物30にまで第一センサ21を容易に取り付けることができる。第二ホルダ200についても同様である。
また、センサホルダ10は、第一ホルダ100に対して第二ホルダ200を位置決めするピン400と、第一ホルダ100に対して第二ホルダ200を固定する固定部材500と、を備えている。このように、第一ホルダ100に対して第二ホルダ200を、ピン400で位置決めするとともに、固定部材500で固定する。これにより、測定対象物30の大きさが変更されても、第一ホルダ100に対する第二ホルダ200の位置決め及び固定を行うことができるため、様々な大きさの測定対象物30に、第一センサ21及び第二センサ22を容易に取り付けることができる。
また、第一ホルダ100及び第二ホルダ200のぞれぞれは、ピン400が接続されるピン接続部(第一ピン接続部122等)を挟む位置に、固定部材500が接続可能な2つの固定部材接続部(第一固定部材接続部123及び124等)を有している。このように、ピン400を挟む位置に固定部材500が配置可能に構成されることで、測定対象物30の大きさに応じて、いずれの位置に固定部材500を配置するかを選択することができる。これにより、測定対象物30の大きさが変更されても、第一センサ21及び第二センサ22を容易に取り付けることができる。さらに、当該2つの固定部材接続部は、X軸方向において、異なる位置に雌ネジ部を有している。このように、当該2つの固定部材接続部の位置に応じて、X軸方向における固定部材500と固定部材接続部との固定位置を変化させることで、固定部材500を固定部材接続部に容易に固定することができる。
具体的には、例えば、固定部材501は、図5に示すように第一固定部材接続部123に接続可能であり、図6に示すように第一固定部材接続部124にも接続可能である。ここで、図5においても、図6と同様に、固定部材501の雄ネジ部530を、第一固定部材接続部124と螺合させた後に第四固定部材接続部234と螺合させることが考えられる。しかしながら、この場合、図5に示すように、第一固定部材接続部124及び第四固定部材接続部234の雌ネジ部同士が近くに配置されるため、固定部材501の雄ネジ部530が、第一固定部材接続部124及び第四固定部材接続部234の双方と螺合することとなる。このため、第一固定部材接続部124及び第四固定部材接続部234のネジのピッチが合わないと、雄ネジ部530を当該双方と螺合させることができない。
これに対し、図4、5等に示すように、第一固定部材接続部123及び第四固定部材接続部233の雌ネジ部同士は、遠くに配置されているため、固定部材501の雄ネジ部530が、第一固定部材接続部123及び第四固定部材接続部233の双方と螺合するのを回避することができる。これにより、図5のように大きさが比較的小さな測定対象物30に対しては、図5で示したように取り付け作業を行うのが好ましい。
また、大きさが比較的大きな測定対象物30に対しては、図6に示すように、第一固定部材接続部124及び第四固定部材接続部234の雌ネジ部同士が遠くに配置される。このため、固定部材501の雄ネジ部530が、第一固定部材接続部124及び第四固定部材接続部234の双方と螺合するのを回避することができる。これにより、図6のように大きさが比較的大きな測定対象物30に対しては、図6で示したように取り付け作業を行うのが好ましい。
また、第一ホルダ100の第一面121及び第二面131、並びに、第二ホルダ200の第三面221及び第四面を平面で形成することにより、測定対象物30が有する曲面状の側面30aに線接触する面を、容易に形成することができる。
また、第一ホルダ100の第一面121と第二面131との間に第一センサ21を配置することで、第一センサ21をバランスよく測定対象物30に対して取り付けることができる。第二ホルダ200及び第二センサ22についても同様である。
[4 変形例の説明]
上記実施の形態において示した第一ホルダ100の第一面121及び第二面131と第二ホルダ200の第三面221及び第四面231とは、全ての面の全体が平面で形成されていることとしたが、これには限定されない。例えば、第一面121〜第四面231のうちの少なくとも1つの面が平面であって、いずれかの面が曲面でもよいし、第一面121〜第四面231のいずれかの面の一部のみが平面で他の部分は曲面でもよいし、第一面121〜第四面231の全ての面が曲面でもよい。つまり、第一面121〜第四面231のうちの少なくとも3つの面が、測定対象物30の曲面状の側面30aに線接触するのであれば、その形状は特に限定されない。このような観点から、以下の変形例1〜3に、第一面121〜第四面231が取り得る形状を例示する。ただし、第一面121〜第四面231の形状は、上記実施の形態及び下記変形例1〜3には限定されず、それ以外の種々の形状を取り得る。
(変形例1)
まず、上記実施の形態の変形例1について、説明する。図7は、本実施の形態の変形例1に係るセンサユニット2のセンサホルダ10が有する第一面125〜第四面235の形状を示す平面図である。具体的には、図7は、図5の(b)に対応する図である。
図7に示すように、本変形例におけるセンサユニット2のセンサホルダ10は、上記実施の形態におけるセンサユニット1のセンサホルダ10が有する第一面121、第二面131、第三面221及び第四面231に代えて、第一面125、第二面135、第三面225及び第四面235を有している。本変形例のその他の構成については、上記実施の形態と同様であるため、詳細な説明は省略する。
第一面125は、Z軸方向から見て、中央部は、上記実施の形態における第一面121と同様の平面であるが、端部が、測定対象物30の側面30aに向けて突出するように湾曲する曲面となっている。つまり、第一面125は、Z軸方向から見て、端部が、測定対象物30の側面30aの湾曲の反りと逆向きに反るように湾曲した形状を有している。これにより、第一面125は、測定対象物30の曲面状の側面30aに線接触する。第二面135、第三面225及び第四面235についても、同様である。
以上のように、本変形例に係るセンサホルダ10によれば、上記実施の形態と同様の効果を奏することができる。特に本変形例では、第一面125等の端部が、測定対象物30の側面30aに向けて突出するように湾曲しているため、当該端部の角が丸まっていると言える。このため、第一面125等の端部に測定対象物30が当接した際に、測定対象物30が損傷するのを抑制することができ、また、当該端部がすり減るのを抑制することもできる。また、上記実施の形態と比べて、さらに大きな測定対象物30に、センサホルダ10を取り付けることができる。
(変形例2)
次に、上記実施の形態の変形例2について、説明する。図8は、本実施の形態の変形例2に係るセンサユニット3のセンサホルダ10が有する第一面126〜第四面236の形状を示す平面図である。具体的には、図8は、図5の(b)に対応する図である。
図8に示すように、本変形例におけるセンサユニット3のセンサホルダ10は、上記実施の形態におけるセンサユニット1のセンサホルダ10が有する第一面121、第二面131、第三面221及び第四面231に代えて、第一面126、第二面136、第三面226及び第四面236を有している。本変形例のその他の構成については、上記実施の形態と同様であるため、詳細な説明は省略する。
第一面126は、Z軸方向から見て、全体が、測定対象物30の側面30aに向けて突出するように湾曲する曲面となっている。つまり、第一面126は、Z軸方向から見て、全体が、測定対象物30の側面30aの湾曲の反りと逆向きに反るように湾曲した形状を有している。これにより、第一面126は、測定対象物30の曲面状の側面30aに線接触する。第二面136、第三面226及び第四面236についても、同様である。
以上のように、本変形例に係るセンサホルダ10によれば、上記変形例1と同様の効果を奏することができる。特に本変形例では、第一面126等の全体が、測定対象物30の側面30aに向けて突出するように湾曲しているため、より小さな測定対象30に対しても、センサホルダ10を測定対象物30に取り付けることができる。また、センサホルダ10が、常に、第一面126等の突出した部分で測定対象物30に接触するため、センサホルダ10を測定対象物30に、より強固に取り付けることができる。
(変形例3)
次に、上記実施の形態の変形例3について、説明する。図9は、本実施の形態の変形例3に係るセンサユニット4のセンサホルダ10が有する第一面127〜第四面237の形状を示す平面図である。具体的には、図9は、図5の(b)に対応する図である。
図9に示すように、本変形例におけるセンサユニット4のセンサホルダ10は、上記実施の形態におけるセンサユニット1のセンサホルダ10が有する第一面121、第二面131、第三面221及び第四面231に代えて、第一面127、第二面137、第三面227及び第四面237を有している。本変形例のその他の構成については、上記実施の形態と同様であるため、詳細な説明は省略する。
第一面127は、Z軸方向から見て、全体が、測定対象物30の側面30aから離れる方向に突出するように湾曲する曲面となっている。具体的には、第一面127は、Z軸方向から見て、測定対象物30の側面30aよりも大きな曲率半径となるように湾曲した形状を有している。これにより、第一面127は、測定対象物30の曲面状の側面30aに線接触する。第二面137、第三面227及び第四面237についても、同様である。
以上のように、本変形例に係るセンサホルダ10によれば、上記実施の形態と同様の効果を奏することができる。特に本変形例では、第一面127等の全体が、測定対象物30の側面30aから離れる方向に突出するように湾曲しているため、より大きな測定対象30に対しても、センサホルダ10を測定対象物30に取り付けることができる。なお、本変形例において、上記変形例1と同様に、第一面127等は、Z軸方向から見て中央部が平面になっている等、一部に平面を有していてもよい。
(その他の変形例)
以上、本実施の形態及びその変形例に係るセンサホルダ10について説明したが、本発明は、上記実施の形態及びその変形例には限定されない。つまり、今回開示された実施の形態及びその変形例は、全ての点で例示であって制限的なものではなく、本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれる。
例えば、上記実施の形態及びその変形例では、センサ20(第一センサ21、第二センサ22)は、ひずみゲージであることとした。しかし、センサ20は、光ファイバーセンサ、超音波センサ、加速度センサ、温度センサ等、どのようなセンサであってもよい。また、センサ20の形状及び個数も特に限定されず、例えば、1つのセンサ押圧部材300に複数のセンサ20が取り付けられてもよい。
また、上記実施の形態及びその変形例では、測定対象物30は、断面の外形が円形状の側面30aを有する円筒形状の部材であることとした。しかし、測定対象物30の側面30aは、断面の外形が楕円形状、長円形状等、曲線を有する曲面状の側面であればどのような形状でもよい。また、測定対象物30は、中空の筒状の部材には限定されず、中実の柱状の部材であってもよい。
また、上記実施の形態及びその変形例では、第二ホルダ200は、測定対象物が有する曲面状の側面に線接触する2つの平面(第三面及び第四面)を有していることとした。しかし、第二ホルダ200は、測定対象物が有する曲面状の側面に線接触する1つの平面(第三面)しか有していないことにしてもよい。
また、上記実施の形態及びその変形例では、第一ホルダ100の第一面が有する平面と第二面が有する平面とは、なす角が90°よりも大きく、かつ、180°よりも小さいこととした。しかし、当該2つの平面は、なす角が90°以下であってもよく、180°以上であってもよい。第二ホルダ200についても同様である。
また、上記実施の形態及びその変形例では、第一ホルダ100の第一保持部110は、第一ホルダ100の中央部(第一固定部120と第二固定部130との間)に配置されていることとした。しかし、第一保持部110は、第一ホルダ100の端部に配置されていてもよい。つまり、第一センサ21は、第一ホルダ100の中央部(第一固定部120と第二固定部130との間、Y軸方向において第一面121と第二面131との間)に配置されるのではなく、第一ホルダ100の端部に配置されていてもよい。第二ホルダ200及び第二センサ22についても同様である。
また、上記実施の形態及びその変形例では、ピン400(401及び402)並びに固定部材500(501及び502)は、雄ネジ部を有し、第一ホルダ100及び第二ホルダ200に、螺合により接続(固定)されることとした。しかし、ピン400及び固定部材500の少なくとも一方は、係合、嵌合、または、その他の手法により、第一ホルダ100及び第二ホルダ200に接続(固定)されることにしてもよい。
また、上記実施の形態及びその変形例では、センサホルダ10は、2つのピン400(401及び402)を有していることとしたが、1つのピン400しか有していないことにしてもよい。または、センサホルダ10は、ピン400を1つも有していないことにしてもよい。
また、上記実施の形態及びその変形例では、センサホルダ10は、2つの固定部材500(501及び502)を有していることとしたが、1つの固定部材500しか有していないことにしてもよい。
また、上記実施の形態及びその変形例では、第一ホルダ100の第一固定部120は、ピン接続部(第一ピン接続部122)を挟む位置に、2つの固定部材接続部(第一固定部材接続部123及び124)を有していることとした。また、当該2つの固定部材接続部は、X軸方向において、異なる位置に雌ネジ部を有していることとした。しかし、当該2つの固定部材接続部は、X軸方向において、同じ位置に雌ネジ部を有していてもよい。また、第一固定部120は、固定部材接続部を1つしか有していない、または、3つ以上有していることにしてもよい。第一ホルダ100の第二固定部130、並びに、第二ホルダ200の第三固定部220及び第四固定部230についても同様である。
また、上記実施の形態及びその変形例に含まれる構成要素を任意に組み合わせて構築される形態も、本発明の範囲内に含まれる。
また、本発明は、このようなセンサホルダ10として実現することができるだけでなく、センサホルダ10と第一センサ21及び第二センサ22とを備えるセンサユニットとしても実現することができる。
本発明は、ひずみゲージ等のセンサを保持し、測定対象物に対してセンサを取り付けるセンサホルダに適用できる。
1、2、3、4 センサユニット
10 センサホルダ
20 センサ
21 第一センサ
22 第二センサ
30 測定対象物
30a 側面
100 第一ホルダ
110 第一保持部
120 第一固定部
121、125、126、127 第一面
122 第一ピン接続部
123、124 第一固定部材接続部
130 第二固定部
131、135、136、137 第二面
132 第二ピン接続部
133、134 第二固定部材接続部
200 第二ホルダ
210 第二保持部
220 第三固定部
221、225、226、227 第三面
222 第三ピン接続部
223、224 第三固定部材接続部
230 第四固定部
231、235、236、237 第四面
232 第四ピン接続部
233、234 第四固定部材接続部
300、301、302 センサ押圧部材
310 弾性体
320 押付部材
330 送り機構
400、401、402 ピン
410、420、520 軸部
430、530 雄ネジ部
500、501、502 固定部材
510 頭部

Claims (4)

  1. 第一センサ及び第二センサを保持し、測定対象物に対して前記第一センサ及び前記第二センサを取り付けるセンサホルダであって、
    前記第一センサを保持する第一ホルダと、
    前記第一ホルダとで前記測定対象物を挟む位置で前記第一ホルダに固定され、前記第二センサを保持する第二ホルダと、を備え、
    前記第一ホルダは、前記測定対象物が有する曲面状の側面に線接触する2つの面である第一面及び第二面を有し、
    前記第二ホルダは、前記測定対象物が有する曲面状の側面に線接触する第三面を有する
    センサホルダ。
  2. 前記第一面が有する平面と、前記第二面が有する平面とは、なす角が90°よりも大きく、かつ、180°よりも小さい
    請求項1に記載のセンサホルダ。
  3. さらに、
    前記第一ホルダ及び前記第二ホルダに接続され、前記第一ホルダに対して前記第二ホルダを位置決めするピンと、
    前記ピンに隣り合う位置に配置され、前記第一ホルダに対して前記第二ホルダを固定する固定部材と、を備える
    請求項1または2に記載のセンサホルダ。
  4. 前記第一ホルダ及び前記第二ホルダのぞれぞれは、
    前記ピンが接続されるピン接続部と、
    前記ピン接続部を挟む位置に配置され、前記固定部材が接続可能な2つの固定部材接続部と、を有する
    請求項3に記載のセンサホルダ。
JP2020002091A 2020-01-09 2020-01-09 センサホルダ Active JP6688945B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020002091A JP6688945B1 (ja) 2020-01-09 2020-01-09 センサホルダ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020002091A JP6688945B1 (ja) 2020-01-09 2020-01-09 センサホルダ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6688945B1 JP6688945B1 (ja) 2020-04-28
JP2021110618A true JP2021110618A (ja) 2021-08-02

Family

ID=70413736

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020002091A Active JP6688945B1 (ja) 2020-01-09 2020-01-09 センサホルダ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6688945B1 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP6688945B1 (ja) 2020-04-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6132176B2 (ja) 刃先調整装置
JP5541759B2 (ja) ひずみゲージホルダー
JP2021110618A (ja) センサホルダ
JP4764638B2 (ja) 測定装置
JP2007187596A (ja) 3軸力覚センサ
JP2013234899A (ja) ひずみゲージホルダー
US11686632B2 (en) Sensor pressing member
JP5070028B2 (ja) 型締力測定センサ
US20220178772A1 (en) Strain sensor fixing device and torque sensor using the same
JP6389098B2 (ja) センサ固定器具
KR20140039945A (ko) 조합형 블록 게이지 측정장치
JP6704646B2 (ja) 測定器
JP7350606B2 (ja) 歪センサの固定装置とそれを用いたトルクセンサ
US20220187147A1 (en) Strain sensor fixing device and torque sensor using same
JP2008002820A (ja) 寸法測定器
JP4695515B2 (ja) 接触式変位計の取付具および取付構造
JP7358923B2 (ja) バンド取付装置および時計
JP6001116B2 (ja) 移動手摺把持治具
JP7380398B2 (ja) 取付アタッチメント
JP7424711B1 (ja) 測定機器および工具ホルダ
JP5975341B2 (ja) 表面粗さ測定器用アタッチメント及び表面粗さ測定器
JP2009085904A (ja) 磨耗試験機の評価材料取付冶具
JP6437498B2 (ja) 測定装置
JP5698825B1 (ja) 回動式半球型測定子
JP2021060350A (ja) 起歪体とそれを用いたトルクセンサ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200109

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20200109

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20200116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200128

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200306

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200317

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200406

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6688945

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250