JP2021107632A - 床の施工方法 - Google Patents
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Abstract
Description
まず、実施の形態の基本的概念について説明する。実施の形態は、概略的に、建物を構成する床を施工するための施工方法に関する。
次に、実施の形態の具体的内容について説明する。
最初に、実施の形態に係る床の施工方法が適用される建物の構成について説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る建物の最上階層の部分の概要を示す平面図である。図2は、図1のA領域の拡大図である。図3は、図2のB−B矢視断面図である。以下の説明では、図1のX方向を建物の左右方向(−X方向を建物の左方向、+X方向を建物の右方向)、図1のY方向を建物の前後方向(+Y方向を建物の前方向、−Y方向を建物の後方向)、図1のZ方向を建物の上下方向(+Z方向を建物の上方向、−Z方向を建物の下方向)と称する。
図1に戻り、床10は、建物1を構成する部材であって、建物1の階層を構成する部材であり、相互に間隔を隔てて上下方向に向けて複数並設されている。
床体11は、床10の基本構造体の一部である。この床体11は、例えば公知の床パネル材(一例として、スパンクリート)等を用いて構成されており、図1、図2に示すように、左右方向及び前後方向に略沿って複数並設されている。
コンクリート体12は、床10の基本構造体の他の一部である。このコンクリート体12は、例えば図示しない鉄筋を含むコンクリート床材(一例として、鉄筋コンクリート製の床材、プレストレストコンクリート製の床材)を用いて構成されており、図1から図3に示すように、床体11の上面全体にわたって設けられている。このコンクリート体12の形成方法については任意であるが、実施の形態では、床体11が設置された後にセメント組成物(混練物)を打設することにより、形成されている。
壁は、建物1を構成する部材であって、床10同士の相互間を仕切るための部材である。この壁は、例えば公知の壁材(一例として、コンクリート製の壁材)等を用いて構成されており、床10同士の相互間に複数設けられている。
図1に戻り、柱20は、建物1を構成する部材であって、床10を支持する部材である。この柱20は、例えば公知のコンクリート製の長尺な柱材(一例として、鉄筋コンクリート製、プレストレストコンクリート製の柱材)等を用いて構成されており、図1、図2に示すように、床10同士の相互間(すなわち、建物1の各階層の空間)に複数設けられている。
図1に戻り、梁30は、建物1を構成する部材であって、床10を支持する部材であり、図1から図3に示すように、各床10と当接するように複数設けられている。
第1梁31は、例えば公知の鋼製の梁材(一例として、スチール製又はステンレス製の梁材)を用いて構成され、図1、図2に示すように、複数の床10のうち隣接する床10同士の相互間にわたって設けられている。具体的には、第1梁31の上端部に床10の床体11(具体的には、床体11の外縁部)が載置されるように配置され、柱20に対して固定具又は溶接等によって接続されている。
第2梁32は、例えば公知の鋼製の梁材を用いて構成され、図1、図2に示すように、第1梁31同士の相互間にわたって設けられている。具体的には、第2梁32の上端部に床10の床体11(具体的には、床体11の外縁部)が載置されるように配置され、第1梁31に対して固定具又は溶接等によって接続されている。
図2に戻り、突起部40は、床体11が梁30(第1梁31、第2梁32)から脱落することを回避するためのものである。この突起部40は、図2、図3に示すように、第1梁31及び第2梁32の各々に設けられており、具体的には、第1梁31及び第2梁32の各々の上端部に複数載置され、第1梁31又は第2梁32に対して溶接(又は固定具)等によって本取り付けされている。ここで、「本取り付け」とは、突起部40を第1梁31(又は第2梁32)に対して着脱可能に取り付ける仮取り付けよりも強固に取り付けることを意味し、例えば、溶接によって着脱不能に取り付けることや、ボルトの如き固定具によって仮取り付け時のトルクよりも大きなトルクで締め付けること等が該当する。
次に、実施の形態に係る床10の施工方法について説明する。図4は、実施の形態に係る施工方法の取付工程の概要を示す図であって、図2に対応する領域を示す図である。図5は、図4のC−C矢視断面図である。
まず、設置工程について説明する。設置工程は、建物1において所定方向に間隔を隔てて並設された複数の梁30(第1梁31、第2梁32)のうち、隣接する梁30同士の相互間にわたって床体11をそれぞれ設置する工程である。
次に、取付工程について説明する。取付工程は、上記隣接する梁30同士(具体的には、隣接する第1梁31と第2梁32、及び隣接する第2梁32同士)の各々に対して突起部40を本取り付けする工程である。
続いて、形成工程について説明する。形成工程は、設置工程及び取付工程の後に、床10を形成する工程である。
このように実施の形態によれば、建物1において所定方向に間隔を隔てて並設された複数の梁30のうち、隣接する梁30同士の相互間にわたって床10を構成する床体11をそれぞれ設置する設置工程であって、床体11を隣接する梁30同士の各々の上端部に載置する設置工程と、隣接する梁30同士の各々に対して突起部40を本取り付けする取付工程と、を含み、取付工程において、突起部40と床体11とが当接することによって床体11の移動が制限されることで床体11の脱落を回避可能となる位置に、突起部40を配置するので、床10の施工時(例えば、設置工程及び取付工程の後)において、地震等の外力が床体11に作用することで床体11が移動しようとした場合に、突起部40により当該床体11の移動を制限できる。よって、床体11が梁30から脱落することを回避でき、床10の施工時の安全性を確保することが可能となる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、前記した内容に限定されるものではなく、本発明によって、前記に記載されていない課題を解決したり、前記に記載されていない効果を奏することもでき、また、記載されている課題の一部のみを解決したり、記載されている効果の一部のみを奏することがある。
実施の形態や図面において例示した構成要素に関して、形状、数値、又は複数の構成要素の構造若しくは時系列の相互関係については、本発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。
上記実施の形態では、床10が、コンクリート体12を備えると説明したが、これに限らない。例えば、コンクリート体12以外の他の被覆材(一例として、鉄筋を含まないコンクリート製の被覆材、樹脂製の被覆材)等を用いて構成されてもよい。この場合には、施工方法の形成工程においては、他の被覆材を床体11の上面に載置して、当該床体11に対して固定具等によって接続することにより、床10を形成してもよい。あるいは、上記実施の形態では、コンクリート体12を省略してもよい。この場合には、形成工程を省略できる。
上記実施の形態では、梁30が、鋼材で構成されていると説明したが、これに限らず、例えば、コンクリート材で構成されてもよい。
上記実施の形態では、取付工程が、設置工程の前に行われると説明したが、これに限らず、例えば、設置工程の後に現場で行われてもよい。
付記1の床の施工方法は、建物を構成する床を施工するための施工方法であって、前記建物において所定方向に間隔を隔てて並設された複数の梁のうち、隣接する梁同士の相互間にわたって前記床を構成する床体をそれぞれ設置する設置工程であって、前記床体を前記隣接する梁同士の各々の上端部に載置する設置工程と、前記隣接する梁同士の各々に対して突起部を本取り付けする取付工程と、を含み、前記取付工程において、前記突起部と前記床体とが当接することによって前記床体の移動が制限されることで前記床体の脱落を回避可能となる位置に、前記突起部を配置する。
付記1に記載の床の施工方法によれば、建物において所定方向に間隔を隔てて並設された複数の梁のうち、隣接する梁同士の相互間にわたって床を構成する床体をそれぞれ設置する設置工程であって、床体を隣接する梁同士の各々の上端部に載置する設置工程と、隣接する梁同士の各々に対して突起部を本取り付けする取付工程と、を含み、取付工程において、突起部と床体とが当接することによって床体の移動が制限されることで床体の脱落を回避可能となる位置に、突起部を配置するので、床の施工時(例えば、設置工程及び取付工程の後)において、地震等の外力が床体に作用することで床体が移動しようとした場合に、突起部により当該床体の移動を制限できる。よって、床体が梁から脱落することを回避でき、床の施工時の安全性を確保することが可能となる。
10 床
11 床体
12 コンクリート体
20 柱
30 梁
31 第1梁
32 第2梁
40 突起部
L 床体における第1梁又は第2梁に載置される部分の長さ
Claims (3)
- 建物を構成する床を施工するための施工方法であって、
前記建物において所定方向に間隔を隔てて並設された複数の梁のうち、隣接する梁同士の相互間にわたって前記床を構成する床体をそれぞれ設置する設置工程であって、前記床体を前記隣接する梁同士の各々の上端部に載置する設置工程と、
前記隣接する梁同士の各々に対して突起部を本取り付けする取付工程と、を含み、
前記取付工程において、前記突起部と前記床体とが当接することによって前記床体の移動が制限されることで前記床体の脱落を回避可能となる位置に、前記突起部を配置する、
床の施工方法。 - 前記取付工程において、前記隣接する梁同士の各々に本取り付けされる前記突起部を、当該隣接する梁同士に載置される前記床体と当接するように配置する、
請求項1に記載の床の施工方法。 - 前記突起部は、スタッド部材である、
請求項1又は2に記載の床の施工方法。
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