JP2021107630A - 便器装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】便器装置のケーシング高さを低くすることができる技術を提供する。【解決手段】便鉢部14と、便鉢部14の底部に接続される便器排水路18とを有する便器本体12と、便器本体12の上面部16上に配置され、内部機器を収容するケーシング28と、便器排水路18よりも下方に配置され、被搭載機器48を搭載する機器搭載部材44とを備える便器装置。【選択図】図3

Description

本開示は、便器装置に関する。
特許文献1は、便鉢部を有する便器本体と、局部洗浄装置を収容するケーシングとを備える便器装置を開示する。
特開2011−216号公報
本願発明者は、特許文献1の開示技術に関して検討したところ、次の点で改善の余地があるとの認識を得た。特許文献1の便器装置は、便鉢部よりも後方において、便器本体の上面部上にケーシングを配置している。よって、ケーシングに搭載される部品点数が増大すればするほど、便器本体の上面部からケーシングの上面部までの高さ(以下、ケーシング高さという)が高くなりがちである。これに伴い、便器装置の上面部において前部よりも後部の高さを大きくせざるを得なくなる。これは、便器装置の上面部に関するデザイン上の自由度を下げることになるため、その改善が望まれる。
本開示の目的の1つは、便器装置のケーシング高さを低くすることができる技術を提供することにある。
前述の課題を解決するための本開示のある態様は便器装置である。ある態様の便器装置は、便鉢部と、前記便鉢部の底部に接続される便器排水路とを有する便器本体と、前記便器本体の上面部上に配置され、内部機器を収容するケーシングと、駆動部材から出力される動力を駆動対象部材に伝達可能な伝達機構を有する被搭載機器と、前記便器排水路よりも下方に配置され、水平方向から見たときに外部空間に露出する位置に配置され、前記被搭載機器を搭載する機器搭載部材と、を備える。
第1実施形態の便器装置の構成を模式的に示す構成図である。 第1実施形態の便器装置を示す側面図である。 第1実施形態の便器装置の一部を示す側面断面図である。 第1実施形態の便器装置の一部を示す前面図である。 図3のA−A断面図である。 第1実施形態の機器搭載部材を便器本体から取り外した状態を示す図である。 第2実施形態の便器装置を示す側面図である。 第2実施形態の機器搭載部材を便器本体から取り外した状態を示す図である。 第3実施形態の便器装置の構成を模式的に示す構成図である。 第3実施形態の第1ケーシングが露出位置にある状態を示す側面図である。 第4実施形態の便器装置の構成を模式的に示す構成図である。 第5実施形態の便器装置の一部を示す側面図である。 図12のB−B断面の一部を示す断面図である。
以下、実施形態を説明する。同一の構成要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。各図面では、説明の便宜のため、適宜、構成要素を省略、拡大、縮小したりする。図面は符号の向きに合わせて見るものとする。本明細書で言及する形状には、言及している形状に厳密に一致する形状のみでなく、寸法誤差、製造誤差等の誤差の分だけずれた形状も含まれる。本明細書での「置く」、「接続」、「伝達」とは、特に明示がない限り、言及する条件を二者が直接的に満たす場合の他に、他の部材を介して満たす場合も含む。
(第1実施形態)図1〜図3を参照する。図1は、便器装置の一部の機能をブロックで示す。以下、各構成要素の位置関係に関して、互いに直交する三つの方向を用いて説明する。この方向とは、前後方向X、左右方向Y及び上下方向Zである。前後方向X及び左右方向Yは水平方向となり、上下方向Zは鉛直方向となる。前後方向X及び左右方向Yは、便器本体12に取り付けられる便座に通常の姿勢で座るユーザの前後左右と対応する。この他に、外周壁部34の「径方向」、「周方向」を用いて説明する。「周方向」は、平面視において外周壁部34がなす外形中心を通る鉛直線を中心線CLとしたとき、その中心線CL周りを回る方向をいう。「径方向」は、その中心線CLに直交する方向をいう。
便器装置10は、洋風大便器を構成する便器本体12を備える。本実施形態の便器本体12は陶器を素材とする。便器本体12の素材は特に限られず、たとえば、樹脂等でもよい。本実施形態の便器本体12は、トイレ室の床F上に配置される床置き式である。
便器本体12は、汚物を受けるための便鉢部14と、便鉢部14の上端開口部が開口する上面部16と、便鉢部14の底部に接続される便器排水路18とを備える。便器排水路18は、不図示の配管部材を介して、建物に設置される排水管(不図示)に接続される。便器排水路18は、封水20を貯留する封水貯留部22を備える。封水20は、便器排水路18内での空気の流れを遮断する。
本実施形態の便器本体12は、トイレ室の床F上に置かれる座部24を備える。本実施形態の座部24は便器本体12の後部に設けられる。本実施形態の便器本体12は、その座部24の内側に配置される固定部品26を介して床Fに固定される。
便器装置10は、便器本体12に搭載される第1ケーシング28を備える。第1ケーシング28は、便器本体12の便鉢部14よりも後方にて、便器本体12の上面部16上に配置される。第1ケーシング28は、ネジ止め、嵌め合い等を用いて、便器本体12に固定される。第1ケーシング28は、少なくとも一つの内部機器30を収容する。内部機器30は、便器本体12に付随する所定の機能を発揮する。内部機器30は、例えば、便座に着座する着座者の局部を洗浄する局部洗浄装置、着座者に乾燥風を吹き付けて乾燥させる乾燥装置等である。
便器装置10は、便器本体12の上面部16よりも上方に配置される便座(不図示)及び便蓋32を備える。本実施形態の便座及び便蓋32は、便器本体12に第1ケーシング28を介して回転可能に接続される。
図1〜図5を参照する。便器装置10は、便器本体12の上面部16の外周縁部16aから下方において外部露出面を形成する外周壁部34を備える。外部露出面は、外部空間36に露出する面をいう。本明細書でいう外部空間36とは、トイレ室に便器本体12を固定する前の状態にあるとき、便器本体12の外部に設けられる空間をいう。本実施形態の外周壁部34は、その中心線CL周りの全周に亘る範囲に設けられる。本実施形態の外周壁部34は、床F上に置かれ、外周壁部34と一体化される便鉢部14等の荷重を支持する。外周壁部34は、中心線CLに対して左右方向の両側に設けられる一対の側壁部38を備える。一対の側壁部38は、便鉢部14の前方から便鉢部14の左右両側を経由して便鉢部14よりも後方に延びるように設けられる。
本実施形態の外周壁部34は、外周壁部34において下向きに設けられる段差部40を備える。段差部40は、外周壁部34において段差部40を境界として外径寸法に差を持たせるように設けられる。
便器装置10は、便鉢部14の後方において、外周壁部34の内側に設けられる収容部42を備える。収容部42は、上向きに開放している。収容部42には、第1ケーシング28の一部が収容される。本実施形態の収容部42は、外周壁部34を構成する便器本体12の内側に設けられる。
便器装置10は、便器排水路18よりも下方に配置される機器搭載部材44を備える。本実施形態の機器搭載部材44は、便器排水路18と上下方向に重なる位置において、便器排水路18よりも下方に配置される。本実施形態の機器搭載部材44は、便器本体12の座部24と水平方向に隣り合う位置において、便器本体12と床Fの間に配置される。
本実施形態の機器搭載部材は、中空構造の第2ケーシング46として機能する。本実施形態の第2ケーシング46は、外周壁部34を構成する囲み壁部46aと、囲み壁部46aの内部空間を下方から覆う下壁部46bと、その内部空間を上方から覆う上壁部46cとを備える。
外周壁部34の上下方向Zの全長をLh(図4参照)とする。機器搭載部材44は、外周壁部34の下部にのみ、詳しくは、外周壁部34の下端部にのみ設けられる。外周壁部34の下部とは、外周壁部34の下端位置からLh×0.5となる位置Paまでの範囲をいう。外周壁部34の下端部とは、外周壁部34の下端位置からLh×0.2となる位置Pbまでの範囲をいう。
機器搭載部材44は、外周壁部34の下端位置から上方に亘る一部の上下方向範囲において外周壁部34を構成する。機器搭載部材44は、この上下方向範囲において、少なくとも一部の周方向範囲において外周壁部34を構成する。本実施形態の機器搭載部材44は、外周壁部34の前端部から後方に向かう一部の周方向範囲を構成する。機器搭載部材44は、この上下方向範囲かつ周方向範囲において、一対の側壁部38を構成していると捉えることもできる。本実施形態の機器搭載部材44は、このような周方向範囲において、外周壁部34において段差部40よりも下側の部分を構成する。本実施形態において、外周壁部34の下端位置から上方に亘る一部の上下方向範囲において、機器搭載部材44とは異なる周方向範囲は、便器本体12の座部24が構成する。
機器搭載部材44は、水平方向から見たとき、外部空間36に露出する位置に配置される。この条件は、本実施形態において、前後方向Xに沿った前方から見たときと、左右方向Yに沿った側方から見たときの両方で満たされる。
機器搭載部材44は、トイレ室の床F上に置かれる。機器搭載部材44は、便器本体12に作用する荷重を床Fに伝達することによって、便器本体12を支持可能な台座として機能する。この荷重は、例えば、便器本体12の自重によって作用する静荷重ではなく、便座上にユーザが座った場合に一時的に作用する荷重である。この他にも、この荷重は、例えば、便器本体12の自重によって作用する静荷重でもよい。本実施形態において、便器本体12に作用する荷重の一部は機器搭載部材44を介して床Fに伝達され、荷重の他の一部は便器本体12の座部24を介して床Fに伝達される。
便器装置10は、機器搭載部材44に搭載される少なくとも一つの被搭載機器48を備える。本実施形態の被搭載機器48は、機器搭載部材44が構成する第2ケーシング46に収容される。被搭載機器48は、第1ケーシング28の外部に配置されることになる。
図1を参照する。本実施形態の被搭載機器48は可動機器である。可動機器を構成する被搭載機器48は、機械的に動力を出力可能な駆動部材50と、駆動部材50から出力される動力を駆動対象部材52に伝達可能な第1伝達機構54とを備える。本実施形態の被搭載機器48は、駆動部材50から出力される動力を受けて動く駆動対象部材52を備える。
本実施形態の駆動部材50は、電力を受けて動力を出力する電動アクチュエータ56である。電動アクチュエータ56は、例えば、モータ、ソレノイド等である。本実施形態の被搭載機器48は、駆動部材50として電動アクチュエータ56を用いる電動機械であるとも捉えることができる。駆動部材50は、機器搭載部材44に搭載される。
第1伝達機構54は、水等の流体を介さずに、駆動部材50から出力される動力を駆動対象部材52に伝達可能である。第1伝達機構54は、単数及び複数の何れかの機械要素のみを介して、駆動対象部材52に動力を伝達可能であるということである。第1伝達機構54は、例えば、歯車機構、リンク機構、ベルト機構、チェーン機構、カム機構等のうちの少なくとも1種を用いて構成される。第1伝達機構54を構成する機械要素は、歯車、リンク、ベルト、チェーン、カム、軸、ばね等である。
本実施形態の駆動対象部材52は後述するファンである。本実施形態の駆動対象部材52は機器搭載部材44に搭載される。駆動対象部材52は、第1ケーシング28の外部に配置されることになる。
被搭載機器48は、便器本体12に付随する所定の機能を発揮する。本実施形態の被搭載機器48は、第1伝達機構54を介して、駆動部材50から出力される動力を駆動対象部材52に伝達することで、所定の機能を発揮する。本実施形態の被搭載機器48は、駆動部材50から出力される動力により駆動対象部材52を動かすことによって、所定の機能を発揮する。
本実施形態の被搭載機器48は、所定の機能として脱臭機能を発揮する。これを実現するため、駆動対象部材52は、回転することによって外部の空気を吸引する気流を生成するファンを構成する。被搭載機器48は、ファンが生成した気流の経路上に配置される脱臭フィルタを備える。脱臭フィルタは、活性炭等を触媒とする脱臭剤を内蔵し、通過する空気に含まれる臭気を除去する。被搭載機器48は、外部の空気を脱臭フィルタに通過させたうえで外部に排気する。ここでの外部の空気とは、例えば、便器本体12の周囲の空気、便鉢部14内の空気である。この他に、被搭載機器48は、外部の空気を吸引する流路を形成する第1配管、外部に空気を排気する流路を形成する第2配管等を備える。
電動機械として機能する被搭載機器48は、不図示のリモートコントローラ等の外部操作装置から出力される動作指令を受けて動作する。電動アクチュエータ56は、動作指令を受けると動力を出力する。これにより、電動アクチュエータ56から出力される動力が駆動対象部材52に伝達され、駆動対象部材52が動くことで所定の機能(本実施形態では脱臭機能)が発揮される。
図1、図2、図6を参照する。機器搭載部材44は、便器本体12に装着機構58を介して脱着可能に装着される。装着機構58は、ねじ構造、複数の磁石、スナップフィット構造、面ファスナー等である。
機器搭載部材44は、トイレ室に便器本体12を固定した状態のまま、便器本体12に対して脱着可能である。機器搭載部材44は、トイレ室の一部(本実施形態では床F)から便器本体12を取り外すことなく、便器本体12に機器搭載部材44を脱着可能ということである。機器搭載部材44は、便器本体12の上面部16上に第1ケーシング28を配置した状態のまま、便器本体12に対して脱着可能である。機器搭載部材44は、便器本体12から第1ケーシング28を取り外すことなく、便器本体12に対して脱着可能ということである。
機器搭載部材44の位置として、便器本体12に装着機構58を介して装着される位置を装着位置P1という。機器搭載部材44は、便器本体12から取り外すとき、床Fに対するスライドを伴い装着位置P1から遠ざけるように移動させることができる。同様に、機器搭載部材44は、便器本体12に取り付けるとき、床Fに対するスライドを伴い装着位置P1に近づけるように移動させることができる。これにより、被搭載機器48を搭載した機器搭載部材44の荷重を床Fに預けつつ作業でき、その作業負担を軽減できる。
以上の工夫点に関する効果を説明する。
(A)被搭載機器48は、便器排水路18よりも下方に配置される機器搭載部材44に搭載される。よって、第1ケーシング28に被搭載機器48を搭載する場合と比べ、第1ケーシング28に搭載される部品点数を減らすことができる。このため、第1ケーシング28に被搭載機器48を搭載する場合と比べ、便器本体12の上面部16から第1ケーシング28の上面部16までのケーシング高さHa(図2参照)を低くすることができる。これに伴い、便器装置10の上面部において後部の高さを前部の高さに近づけ易くなり、便器装置10の上面部に関するデザイン上の自由度を上げることができる。
特に、被搭載機器48に組み込まれる第1伝達機構54は、回路基板、センサ等の電子部品と比べて大型化し易い。本実施形態によれば、このような被搭載機器48を第1ケーシング28に搭載せずに済むため、ケーシング高さHaを効果的に低くすることができる。
この他に、ケーシング高さHaを低くするうえで、便器本体12の大型化が不要となる利点となる。この他に、ケーシング高さHaを低くするうえで、便器装置10に用いられる機器の個数を削減せずに済む利点がある。ここでの機器とは、第1ケーシング28に搭載される内部機器30と、機器搭載部材44に搭載される被搭載機器48をいう。
(B)便器本体12の内部に機器搭載部材44全体を配置する場合、便器本体12の外周壁部34を構成する箇所の厚み分、機器搭載部材44の大きさを小型化する必要がある。機器搭載部材44を外部空間36に露出する位置に配置する場合、その露出する位置において、便器本体12の外周壁部34の厚みを考慮せずに済む。これに伴い、機器搭載部材44の大きさを大型化でき、機器搭載部材44に搭載される被搭載機器48の大型化を実現できる。特に、陶器製の便器本体12の内部に機器搭載部材44全体を配置する場合、便器本体12と機器搭載部材44の間に、便器本体12の形状のばらつきを吸収するための空間(以下、ばらつき吸収空間という)を確保する必要がある。本実施形態によれば、このようなばらつき吸収空間を確保せずに済むため、ここで説明した効果を有効に得られる。
(C)機器搭載部材44は、水平方向から見て、外部空間36に露出する位置に配置される。よって、機器搭載部材44の形状、模様、色彩を変化させることで、多様なデザインを実現できる。
(D)機器搭載部材44は、便器本体12に脱着可能に装着される。よって、便器本体12から機器搭載部材44を取り外した状態で機器搭載部材44を清掃できる。このため、便器本体12から離れた作業し易い箇所で機器搭載部材44を清掃でき、その清掃作業の容易化を実現できる。
(E)便器本体12に脱着可能な機器搭載部材44は、外部空間36に露出した位置に配置される。よって、便器本体12の内部に機器搭載部材44全体を配置する場合と比べ、外部空間36から機器搭載部材44に手を届かせ易くなる。これに伴い、便器本体12に対して機器搭載部材44を脱着する作業の容易化を実現できる。
(F)機器搭載部材44は、便器本体12の上面部16上に第1ケーシング28を配置した状態のまま、便器本体12に対して脱着可能である。仮に、第1ケーシング28に被搭載機器48を搭載した場合、被搭載機器48を交換するとき、第1ケーシング28を便器本体12に対して脱着する必要がある。第1ケーシング28は、交換対象となる被搭載機器48の他に、種々の内部機器30を収容している。よって、被搭載機器48の交換作業において、実際に動かす対象が重くなり、作業負担の増大を招く。この点、本実施形態によれば、第1ケーシング28内の内部機器30の重さの影響を受けることなく、便器本体12に対して機器搭載部材44を脱着できるようになる。このため、被搭載機器48の交換作業において、実際に動かす対象を軽くすることができ、作業負担を軽減できる。
(G)機器搭載部材44は、トイレ室の床F上に置かれ、便器本体12を支持可能である。よって、便器本体12に作用する荷重を機器搭載部材44に逃がしつつ、便器本体12を支持することができる。
(H)機器搭載部材44は、便器排水路18と上下方向に重なる位置において、便器排水路18よりも下方に配置される。これにより、便器排水路18と上下方向に重なる位置も被搭載機器48の配置スペースとして利用でき、被搭載機器48の大型化を実現できる。
(I)駆動対象部材52は、機器搭載部材44に搭載される。よって、第1ケーシング28に駆動対象部材52を搭載する場合と比べ、第1ケーシング28に搭載される部品点数を更に減らすことができる。このため、便器本体12の上面部16から第1ケーシング28の上面部16までのケーシング高さHaを更に低くすることができる。
便器装置10の他の特徴を説明する。図1を参照する。便器装置10は、便器本体12に搭載される給電部材60と、機器搭載部材44に搭載される受電部材62とを備える。
給電部材60は、電源64に電気的に接続される。給電部材60には電源64から電力が供給される。本実施形態の電源64は便器装置10の外部に配置される商用電源等の外部電源である。給電部材60は、このような外部電源に対して、便器本体12に搭載される電源回路を介して電気的に接続されてもよい。電源64は、この他にも、便器本体12に搭載される二次電池等でもよい。
受電部材62は、電動アクチュエータ56に電気的に接続される。本実施形態の受電部材62は、便器本体12に対して機器搭載部材44が装着された状態にあるとき、給電部材60と導通した状態にある。本実施形態の受電部材62は、この状態にあるときに、給電部材60から電力を受電可能である。これを実現するため、本実施形態の受電部材62及び給電部材60は、互いに脱着可能に機械的に接続されるコネクタによって構成される。詳細には、給電部材60及び受電部材62の一方はプラグ等の雄コネクタとなり、それらの他方はジャック等の雌コネクタとなる。電動アクチュエータ56は、この受電部材62によって受電された電力を用いて動作可能である。
(J)このように電動アクチュエータ56には、電源64から給電部材60及び受電部材62を介して給電される。これにより、機器搭載部材44に電源64を搭載せずに済む。これに伴い、機器搭載部材44の軽量化が実現できる。
図3、図5を参照する。外周壁部34は、段差部40の外周縁部40aから上側の部分を構成する上側部分34aと、段差部40よりも下側の部分を構成する下側部分34bとを備える。段差部40及び上側部分34aは、便器本体12によって構成される。本実施形態において、下側部分34bの一部は機器搭載部材44によって構成され、下側部分34bの他の一部は便器本体12によって構成される。
機器搭載部材44は、段差部40の外周縁部40aよりも径方向内側に収まる位置に配置される。機器搭載部材44は、段差部40の外周縁部40aから径方向外側にはみ出ないということである。この条件は、径方向に沿って切断した断面において満たされる。これにより、外周壁部34の上側部分34aによって、便器本体12と機器搭載部材44との境界部を隠し易くなる。ひいては、良好な意匠性が得られる。
(第2実施形態)図7、図8を参照する。本実施形態の便器装置10は、第1実施形態と比べて、主に、便器本体12、機器搭載部材44に関する内容が相違する。本実施形態の便器本体12は、第1実施形態と異なり、トイレ室の床Fから立ち上がる壁体Wに掛けた状態で固定される壁掛け式である。このように、便器本体12は、トイレ室の床F及び壁体Wの何れかに固定されていればよい。
本実施形態の便器装置10の機器搭載部材44は、外周壁部34の下端位置から上方に亘る一部の上下方向範囲において、その全周に亘る範囲で外周壁部34を構成する。このように機器搭載部材44が外周壁部34を構成する周方向範囲は特に限定されない。本実施形態の機器搭載部材44も、第1実施形態と同様、便器本体12に脱着可能に装着される。
本実施形態の便器装置10は、前述した(A)〜(J)で説明した構成要素(図示せず)を備え、それらの説明に対応する効果を得られる。
(第3実施形態)図9、図10を参照する。本実施形態の便器装置10は、第1実施形態と比べ、主に、駆動対象部材52に関する内容が相違する。本実施形態の駆動対象部材52は、第1ケーシング28である。第1ケーシング28は、後述する第2伝達機構66によって、便器本体12に対して移動可能に支持される。
第1ケーシング28は、便器本体12の便鉢部14よりも後方に位置する上面部16の一部16bをカバーするカバー位置Pc1と、上面部16の一部16bを露出させる露出位置Pc2との間を移動可能である。第1ケーシング28は、カバー位置Pc1にあるとき、便器本体12の上面部16上に配置され、露出位置Pc2にあるとき、便器本体12の上面部16から離れた位置に配置される。第1ケーシング28が露出位置Pc2に配置されるとき、カバー位置Pc1にあるときに覆っていた上面部16の一部16bを清掃できるようになる。
本実施形態の第1ケーシング28は、直線的に昇降することによって、カバー位置Pc1と露出位置Pc2の間を移動可能である。第1ケーシング28の移動態様は特に限定されない。この他にも、第1ケーシング28は、回転することによって、カバー位置Pc1と露出位置Pc2の間を移動可能でもよい。
便器装置10は、便器本体12に搭載される第2伝達機構66を備える。第2伝達機構66は、第1伝達機構54から伝達される動力を駆動対象部材52(本実施形態では第1ケーシング28)に伝達可能である。第2伝達機構66は、例えば、歯車機構、リンク機構、ベルト機構、チェーン機構、カム機構等のうちの少なくとも1種を用いて構成される。
第2伝達機構66は、第1伝達機構54に対して動力を伝達可能に接続される。これは、例えば、シャフトと、シャフトを共回りに可能に支持するシャフト受けを用いて実現できる。
本実施形態の被搭載機器48も電動機械として機能する。この被搭載機器48は、外部操作装置から出力される動作指令を受けて動作する。被搭載機器48の電動アクチュエータ56は、動作指令を受けると、第1ケーシング28をカバー位置Pc1及び露出位置Pc2の何れかに移動させる動力を出力する。これにより、電動アクチュエータ56から出力される動力が第1伝達機構54及び第2伝達機構66を介して第1ケーシング28に伝達され、駆動対象部材52としての第1ケーシング28がカバー位置Pc1及び露出位置Pc2の何れかに移動させられる。このように、本実施形態の被搭載機器48は、便器本体12に搭載される駆動対象部材52を動かすことそのものを所定の機能として発揮する。
本実施形態の便器装置10は、前述した(A)〜(H)、(J)で説明した構成要素(図示せず)を備え、それらの説明に対応する効果を得られる。
(第4実施形態)図11を参照する。本実施形態の便器装置10は、第3実施形態と比べ、主に、駆動部材50、駆動対象部材52に関する内容が相違する。
本実施形態の駆動部材50は、手動操作によって受けた外力を動力として出力する操作部材68である。操作部材68は、例えば、レバー、ハンドル、ボタン等である。本実施形態の操作部材68は、不図示の外部電源の停電時に、後述するタンク装置70から洗浄水を供給する洗浄動作の開始に用いられる。本実施形態の操作部材68は、便器本体12に機器搭載部材44を装着した状態にあるとき、外部に露出する位置に配置される。これにより、便器本体12に機器搭載部材44を装着した状態のまま操作部材68を手動操作できるようになる。
本実施形態の操作部材68は機器搭載部材44に搭載される。機器搭載部材44は、前述の通り、便器排水路18よりも下方に配置され、立位姿勢にあるユーザにとって第1ケーシング28と比べて視認し難い位置に配置される。よって、操作部材68を第1ケーシング28に搭載する場合と比べ、便器装置10の外観において操作部材68が目立ち難くなり、良好な意匠性を得られる。
便器装置10は、便器本体12に搭載されるタンク装置70を備える。タンク装置70は、タンク72と、給水装置74と、弁体76と、電動アクチュエータ78を備える。
タンク72は、第1ケーシング28よりも後方に配置されるとともに洗浄水を貯留する。洗浄水は、便器本体12の便鉢部14内の汚物を洗い流すために用いられる。給水装置74は、ボールタップ等であり、タンク72内に所定の水位となるまで給水可能である。
弁体76は、フロート弁等であり、タンク72の底部に開口する給水路80を開閉可能である。弁体76は、外力を受けることで給水路80を開き、タンク72の内部から設定量の洗浄水が排出されると給水路80を閉じるように構成される。これにより、給水路80が開いた状態にあるとき、タンク72から設定量の洗浄水が自重によって給水路80を通して便鉢部14に供給され、洗浄動作が開始される。
電動アクチュエータ78は、外部電源による電力を受けて動作する。電動アクチュエータ78は、不図示の制御部による制御のもと、給水路80を開く方向Pdに弁体76を駆動する。
本実施形態の駆動対象部材52は弁体76である。操作部材68は、手動操作によって外力を受けると、その外力を動力として第1伝達機構54に出力する。操作部材68が出力した動力は、第1伝達機構54及び第2伝達機構66を介して弁体76に伝達される。操作部材68が出力した動力は、給水路80を開く方向Pdに動かす動力として弁体76に伝達される。操作部材68から弁体76に動力が伝達されると、弁体76が給水路80を開き、タンク装置70が洗浄水を供給する洗浄動作が開始される。このように、本実施形態の被搭載機器48も、便器本体12に搭載される駆動対象部材52を動かすことそのものを所定の機能として発揮する。
以上のように、駆動対象部材52は、機器搭載部材44に搭載されてもよいし(第1実施形態参照)、便器本体12に搭載されてもよい(第3、第4実施形態参照)。
本実施形態の便器装置10は、前述した(A)〜(H)、(J)で説明した構成要素(図示せず)を備え、それらの説明に対応する効果を得られる。
(第5実施形態)図12、図13を参照する。第5実施形態の装着機構58はスナップフィット構造によって構成される。装着機構58は、便器本体12及び機器搭載部材44の一方に設けられる弾性爪82と、それらの他方に設けられる爪受け部84とを備える。ここでの「一方」は、本実施形態では機器搭載部材44であり、「他方」は便器本体12である。「一方」、「他方」は、これとは逆の関係でもよい。弾性爪82は弾性的に撓み変形可能である。本実施形態の爪受け部84は便器装置10の外周壁部34に設けられ、外周壁部34を径方向に貫通する貫通孔である。爪受け部84を構成する貫通孔は、本実施形態において、下向きに開放している。
便器本体12に機器搭載部材44を取り付けるときに機器搭載部材44を動かす方向を取付方向Peといい、それとは反対方向を取外方向Pfという。機器搭載部材44を便器本体12に取り付ける場合を考える。この場合、便器本体12及び機器搭載部材44のうちの他方(本実施形態では便器本体12)における爪受け部84の周辺構造との接触によって、弾性爪82が弾性的に撓み変形するように機器搭載部材44を取付方向Peに動かす。機器搭載部材44を取付方向Peに動かし続けると、弾性爪82が弾性的に撓み変形した後に復元することによって、爪受け部84に対して弾性爪82が引っ掛け可能な引掛位置に配置される。爪受け部84に対して弾性爪82が引っ掛かることによって、便器本体12に対する機器搭載部材44の取外方向Pfでの動きが規制される。これにより、便器本体12に装着機構58を介して機器搭載部材44が装着される。
引掛位置にある弾性爪82を撓み変形させることによって、爪受け部84に対して弾性爪82が引っ掛け不能な解除位置に配置される。この状態で機器搭載部材44を取外方向Pfに動かすことによって、機器搭載部材44を便器本体12から取り外し可能となる。
各構成要素の他の変形例を説明する。
第1実施形態の便器本体12の座部24は、実施形態とは異なり、便器本体12の前部に設けられてもよい。いずれにしても、便器本体12の座部24の位置は特に限定されない。
第2実施形態の便器本体12は、機器搭載部材44を介してトイレ室の床Fに固定されてもよい。
外周壁部34の一部は、便器本体12及び機器搭載部材44とは別部材が構成してもよい。ここでの別部材とは、例えば、カバー部材である。
収容部42は、外周壁部34の一部を構成する便器本体12とは別体のカバー部材の内側に設けられてもよい。
機器搭載部材44は、実施形態とは異なり、トイレ室の床Fから間を空けた位置に配置されてもよい。機器搭載部材44は、実施形態とは異なり、接着、溶着等によって、便器本体12に対して脱着不能に設けられてもよい。機器搭載部材44は、実施形態とは異なり、中空構造ではなくともよく、例えば、板状部材でもよい。
機器搭載部材44は、実施形態とは異なり、便器排水路18と上下方向に重ならない位置において、便器排水路18よりも下方に配置されていてもよい。いずれにしても、機器搭載部材44は、便器排水路18よりも下方に配置されていればよい。
(B)で説明した効果を得るうえで、機器搭載部材44の一部が、水平方向に沿った一つの方向から見たときに外部空間36に露出する位置に配置されていればよい。例えば、機器搭載部材44は、前後方向Xに沿った後方から見たときのみ、外部空間36に露出する位置に配置されてもよい。この他にも、機器搭載部材44の一部を外部空間36に露出する位置に配置しつつ、その残部を便器本体12の内部に配置してもよい。
機器搭載部材44には、機器搭載部材44に搭載される被搭載機器48を稼働させるために手動操作される操作部材が取り付けられてもよい。
被搭載機器48が発揮する「所定の機能」の具体例は実施形態に限定されない。被搭載機器48は、照明機能を発揮するLED等の照明器、検知機能を発揮するセンサ、音声出力機能を発揮するスピーカー等でもよい。この他に、被搭載機器48は、貯留機能を発揮する洗剤タンク、薬剤タンク等でもよい。これらを構成する被搭載機器48は、いずれも可動機器を構成していない場合を想定している。もちろん、これら被搭載機器48は可動機器を構成してもよい。
可動機器を構成する被搭載機器48は、実施形態において、駆動対象部材52としてファンを用いて「所定の機能」を発揮した。駆動対象部材52としてファンを用いる場合、被搭載機器48は、所定の機能として、例えば、空気清浄機能、暖房機能、冷房機能、香り放出機能等を発揮してもよい。空気清浄機能は、プラズマ放電によって生成した空気清浄用の活性種を放出することによって実現してもよい。
装着機構58は、便器本体12に対して機器搭載部材44をロックするロック状態と、便器本体12に対する機器搭載部材44のロックを解除するロック解除状態を切り替え可能でもよい。ロック状態にあるとき、便器本体12に対して機器搭載部材を脱着不能となり、ロック解除状態にあるとき、便器本体12に対して機器搭載部材44を脱着可能となる。
給電部材60と受電部材62はワイヤレス給電コイルを用いて構成されてもよい。この場合、受電部材62は、ワイヤレス給電によって、給電部材60から供給される電力を受電可能となる。
電動アクチュエータ56に電力を供給する電源64は機器搭載部材44に搭載してもよい。
操作部材68は、第4実施形態とは異なり、外部電源が停電していないときでも洗浄動作を開始するために用いられてもよい。
タンク装置70は、第4実施形態において、自重によって洗浄水を便鉢部14に供給する例を説明した。この他にも、ポンプを用いて洗浄水を便鉢部14に供給してもよい。この場合、操作部材68は、ポンプによる洗浄水の供給動作を開始するために用いられてもよい。いずれにしても、操作部材68から動力を伝達することを契機として、タンク装置70から洗浄水を供給する洗浄動作を開始することになる。ポンプを用いる場合、便器本体12に搭載されるバックアップ電源から供給される電力を用いてポンプが動作すればよい。
便器装置10は、トイレ室の床F上に置かれ、便器本体12を支持可能な台座部材を備えてもよい。この場合、機器搭載部材44は、台座部材の内部に収容され、台座部材を介して便器本体12に脱着可能に装着されてもよい。台座部材には、便器本体12全体の上下方向での位置を調整可能な昇降機構が組み込まれてもよい。昇降機構は、例えば、ガススプリング式昇降機構、ジャッキ機構等である。
以上、実施形態及び変形例について詳細に説明した。前述した実施形態及び変形例は、いずれも具体例を示したものにすぎない。実施形態及び変形例の内容は、構成要素の変更、追加、削除等の多くの設計変更が可能である。前述の実施形態では、このような設計変更が可能な内容に関して、「実施形態」との表記を付して強調している。しかしながら、そのような表記のない内容でも設計変更が許容される。図面の断面に付したハッチングは、ハッチングを付した対象の材質を限定するものではない。
以上の構成要素の任意の組み合わせも有効である。たとえば、実施形態に対して他の実施形態及び変形例の任意の説明事項を組み合わせてもよい。この他にも、変形例に対して実施形態及び他の変形例の任意の説明事項を組み合わせてもよい。例えば、図11の実施形態の操作部材68は、図1の実施形態の電動アクチュエータ56に代えてもよい。
10…便器装置、12…便器本体、14…便鉢部、16…上面部、18…便器排水路、36…外部空間、44…機器搭載部材、48…被搭載機器、50…駆動部材、52…駆動対象部材、54…第1伝達機構、56…電動アクチュエータ、60…給電部材、62…受電部材、64…電源、68…操作部材。

Claims (13)

  1. 便鉢部と、前記便鉢部の底部に接続される便器排水路とを有する便器本体と、
    前記便器本体の上面部上に配置され、内部機器を収容するケーシングと、
    前記便器排水路よりも下方に配置され、被搭載機器を搭載する機器搭載部材と、を備える便器装置。
  2. 前記機器搭載部材は、前記便器本体に脱着可能に装着される請求項1に記載の便器装置。
  3. 前記機器搭載部材は、前記上面部上に前記ケーシングを配置した状態のまま、前記便器本体に対して脱着可能である請求項2に記載の便器装置。
  4. 前記被搭載機器は、駆動部材から出力される動力を駆動対象部材に伝達可能な伝達機構を有する可動機器である請求項1から3のいずれか1項に記載の便器装置。
  5. 前記駆動部材は、電動アクチュエータであり、前記機器搭載部材に搭載される請求項4に記載の便器装置。
  6. 前記便器本体に搭載される給電部材と、
    前記機器搭載部材に搭載され、前記給電部材から電力を受電可能な受電部材と、を備え、
    前記電動アクチュエータには、電源から前記給電部材及び前記受電部材を介して給電される請求項5に記載の便器装置。
  7. 前記駆動部材は、手動操作により受けた外力を前記動力として出力する操作部材であり、前記機器搭載部材に搭載される請求項4に記載の便器装置。
  8. 前記伝達機構は、流体を介さずに、前記駆動部材から出力される動力を前記駆動対象部材に伝達可能である請求項4から7のいずれか1項に記載の便器装置。
  9. 前記駆動対象部材は、前記機器搭載部材に搭載される請求項4から8のいずれか1項に記載の便器装置。
  10. 前記機器搭載部材は、トイレ室の床上に置かれ、前記便器本体を支持可能である請求項1から9のいずれか1項に記載の便器装置。
  11. 前記機器搭載部材は、前記便器排水路と上下方向に重なる位置において、前記便器排水路よりも下方に配置される請求項1から10のいずれか1項に記載の便器装置。
  12. 前記上面部の外周縁部から下方において外部露出面を形成する外周壁部を備え、
    前記外周壁部は、下向きの段差部を備え、
    前記機器搭載部材は、前記段差部の外周縁部よりも径方向内側に収まる位置に配置される請求項1から11のいずれか1項に記載の便器装置。
  13. 前記機器搭載部材は、水平方向から見たときに外部空間に露出する位置に配置される請求項1から12のいずれか1項に記載の便器装置。
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