JP2021106360A - 撮像装置および撮像装置の駆動方法 - Google Patents

撮像装置および撮像装置の駆動方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ノイズを抑制しつつ高速動作を実現することができる撮像装置及び撮像装置の駆動方法を提供する。【解決手段】撮像装置において、画素101は、それぞれが光電変換部とFD配線141とを含む。多値信号線CON4Aは列方向に沿って延び、第1画素に含まれる増幅トランジスタのソース又はドレインに接続される。多値信号線CON4Bは、第1画素と同じ列に属する第2画素に接続される。第1シールド線107Aは、平面視において第1画素のFD配線141と多値信号線CON4Aとの間に位置する。第2シールド線107Bは、第2画素のFD配線141と多値信号線CON4Bとの間に位置する。多値信号線CON4Aには、第1電圧および第2電圧が選択的に供給される。多値信号線CON4Bには、第3電圧および第4電圧が、多値信号線CON4Aに供給される電圧と逆相になるように選択的に供給される。【選択図】図5

Description

本開示は、撮像装置および撮像装置の駆動方法に関する。
デジタルカメラなどにCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサおよびCMOS(ComplementaryMetal Oxide Semiconductor)イメージセンサが広く用いられている。
また、撮像装置の分野においては、ノイズ低減の要求がある。特許文献1は、撮像領域における単位画素セルごとに帰還経路を形成し、負帰還によってリセットノイズをキャンセルする撮像装置を開示している。特許文献2は、多値信号線をFD配線と垂直信号線との間のシールド線として用いることにより、電荷蓄積領域と垂直信号線との間の寄生容量のカップリングによるノイズを低減した撮像装置を開示している。
特開2016−127593号公報 特開2018−207100号公報
本開示の限定的ではないある例示的な一実施形態は、ノイズを抑制しつつ高速動作可能な撮像装置および撮像装置の駆動方法を提供する。
本開示の一態様に係る撮像装置は、行列状に配置され、それぞれが、光を信号電荷に変換する光電変換部と、前記信号電荷を蓄積する電荷蓄積部とを含む複数の画素と、列方向に沿って延び、前記複数の画素のうちの第1画素に接続される第1配線と、列方向に沿って延びる第2配線と、平面視において前記第1画素の前記電荷蓄積部と前記第1配線との間に位置する第1シールド線と、平面視において前記第1画素の前記電荷蓄積部と前記第2配線との間に位置する第2シールド線と、前記第1配線に第1電圧および第2電圧を選択的に供給する第1電圧供給回路と、前記第2配線に第3電圧および第4電圧を選択的に供給する第2電圧供給回路と、を備え、前記第1画素の前記電荷蓄積部は、平面視において前記第1配線と前記第2配線との間に位置する。
本開示の一態様に係る撮像装置の駆動方法は、第1配線及び第2配線と、平面視において前記第1配線と前記第2配線との間に位置する電荷蓄積部とを備える撮像装置の駆動方法であって、前記第1配線に供給する電圧を第1電圧から、前記第1電圧より高い第2電圧に変更するタイミングにおいて、前記第2配線に供給する電圧を第4電圧から前記第4電圧より低い第3電圧に変更し、前記第1配線に供給する電圧を前記第2電圧から前記第1電圧に変更するタイミングにおいて、前記第2配線に供給する電圧を前記第3電圧から前記第4電圧に変更する。
本開示の実施形態によれば、ノイズを抑制しつつ、高速化を実現できる。
図1は、第1の実施形態に係る撮像装置の例示的な構成を示す模式図である。 図2は、第1の実施形態に係る画素の例示的な回路構成を示す模式図である。 図3は、第1の実施形態に係る画素の例示的な回路構成を示す模式図である。 図4は、第1の実施形態に係る各画素の接続関係を模式的に示す図である。 図5は、第1の実施形態に係る画素における各素子のレイアウトの一例を模式的に示す平面図である。 図6は、第1の実施形態に係る多値信号線の電圧の例を示すタイミングチャートである。 図7は、第1の実施形態に係る多値信号線の影響の例を示すタイミングチャートである。 図8は、第1の実施形態に係る画素における各素子のレイアウトの他の一例を模式的に示す平面図である。 図9は、第1の実施形態に係る画素における各素子のレイアウトの他の一例を模式的に示す平面図である。 図10は、第1の実施形態に係る画素における断面の一例を模式的に示す断面図である。 図11は、第1の実施形態に係る画素における断面の他の一例を模式的に示す断面図である。 図12は、第1の実施形態に係る画素における断面の他の一例を模式的に示す断面図である。 図13は、第1の実施形態に係る読み出し回路の動作の一例を説明するためのタイミングチャートである。 図14は、第2の実施形態に係る各画素の接続関係を模式的に示す図である。 図15は、第2の実施形態に係る画素における各素子のレイアウトの一例を模式的に示す平面図である。 図16は、第2の実施形態に係る画素における各素子のレイアウトの他の一例を模式的に示す平面図である。 図17は、第2の実施形態に係る画素における断面の一例を模式的に示す断面図である。 図18は、第2の実施形態に係る画素における断面の他の一例を模式的に示す断面図である。 図19は、第2の実施形態に係る画素における断面の他の一例を模式的に示す断面図である。 図20は、変形例に係る各画素の接続関係を模式的に示す図である。 図21は、変形例に係る各画素の接続関係を模式的に示す図である。
(本開示の一態様を得るに至った知見)
積層型の撮像装置では、埋め込み型フォトダイオードが用いられる場合と異なり、電荷の完全転送ができない。したがって、グローバルシャッタ動作を行うCMOS型固体撮像装置又は積層型の撮像装置では、単純に相関二重サンプリングを適用するだけではノイズを十分に抑制できない 。
また、画素の高画素化や読み出し速度の増大に対応するため、複数行の画素を同時に読み出す駆動法がある。このような駆動法を用いる場合には、列毎に複数の信号線を配置するため、配線間の寄生容量に起因するノイズも課題となっている。例えば、複数の異なる電圧が印加される多値信号線の電圧変化に伴い電荷蓄積部の電位に揺れが発生する場合がある。また、この電荷蓄積部の電位の揺れが収束するまでの時間を確保することでノイズを低減できるが、その場合には高速駆動が困難になるという別の問題が生じる。また、多値信号線は、垂直信号線等の信号出力線よりも電圧変動の幅が大きく、ノイズに対する影響も大きくなる。
本開示では、配線間の寄生容量に起因するノイズを抑制する撮像装置について説明する。
本開示の一態様に係る撮像装置は、行列状に配置され、それぞれが、光を信号電荷に変換する光電変換部と、前記信号電荷を蓄積する電荷蓄積部とを含む複数の画素と、列方向に沿って延び、前記複数の画素のうちの第1画素に接続される第1配線と、列方向に沿って延びる第2配線と、平面視において前記第1画素の前記電荷蓄積部と前記第1配線との間に位置する第1シールド線と、平面視において前記第1画素の前記電荷蓄積部と前記第2配線との間に位置する第2シールド線と、前記第1配線に第1電圧および第2電圧を選択的に供給する第1電圧供給回路と、前記第2配線に第3電圧および第4電圧を選択的に供給する第2電圧供給回路と、を備え、前記第1画素の前記電荷蓄積部は、平面視において前記第1配線と前記第2配線との間に位置する。
これによれば、第1シールド線および第2シールド線により、第1配線および第2配線の電圧変化による電荷蓄積部の電位の揺れを低減できる。よって、ノイズを抑制しつつ、高速化を実現できる。
例えば、前記第2配線は、前記複数の画素のうちの第2画素に接続されてもよい。
例えば、前記第1画素および前記第2画素は同じ列に属してもよい。
例えば、前記第1画素が属する列と前記第2画素が属する列とは隣接していてもよい。
例えば、前記第3電圧は前記第1電圧と等しく、前記第4電圧は前記第2電圧と等しくてもよい。
例えば、前記複数の画素が表面上に配置された半導体基板をさらに備え、前記光電変換部は前記半導体基板の前記表面の上方に位置し、前記電荷蓄積部は、前記半導体基板と前記光電変換部とを接続する配線を含んでもよい。
例えば、前記電荷蓄積部は、前記半導体基板内に位置する拡散領域を含んでもよい。
例えば、前記第1シールド線および前記第2シールド線のそれぞれは一定の電位に保持されてもよい。
例えば、前記第1シールド線と前記第2シールド線とは互いに電気的に接続されていてもよい。
例えば、前記第1配線、前記第2配線、前記第1シールド線および前記第2シールド線は、同一の配線層に配置されていてもよい。
例えば、前記第1シールド線および前記第2シールド線は、前記同一の配線層を含む複数の配線層に配置されていてもよい。
これによれば、第1シールド線および第2シールド線により、第1配線および第2配線の電圧変化による電荷蓄積部の電位の揺れをさらに低減できる。
例えば、前記複数の画素のそれぞれは、前記光電変換部に接続されるゲートを有する増幅トランジスタを含み、前記第1配線は、前記第1画素の前記増幅トランジスタのソースまたはドレインに接続され、前記第2配線は、前記第2画素の前記増幅トランジスタのソースまたはドレインに接続されてもよい。
例えば、前記第2電圧は、前記第1電圧より高く、前記第4電圧は、前記第3電圧より高く、前記第2電圧供給回路は、前記第1電圧供給回路が前記第1配線に供給する電圧を前記第1電圧から前記第2電圧に変更するタイミングにおいて、前記第2配線に供給する電圧を前記第4電圧から前記第3電圧に変更し、前記第1電圧供給回路が前記第1配線に供給する電圧を前記第2電圧から前記第1電圧に変更するタイミングにおいて、前記第2配線に供給する電圧を前記第3電圧から前記第4電圧に変更してもよい。
これによれば、第1配線および第2配線の電位変動のシールド線への影響を低減することができる。よって、ノイズを抑制しつつ、高速化を実現できる。
本開示の一態様に係る撮像装置の駆動方法は、第1配線及び第2配線と、平面視において前記第1配線と前記第2配線との間に位置する電荷蓄積部とを備える撮像装置の駆動方法であって、前記第1配線に供給する電圧を第1電圧から、前記第1電圧より高い第2電圧に変更するタイミングにおいて、前記第2配線に供給する電圧を第4電圧から前記第4電圧より低い第3電圧に変更し、前記第1配線に供給する電圧を前記第2電圧から前記第1電圧に変更するタイミングにおいて、前記第2配線に供給する電圧を前記第3電圧から前記第4電圧に変更する。
これによれば、第1配線および第2配線の電圧変化による電荷蓄積部の電位の揺れを低減できる。よって、ノイズを抑制しつつ、高速化を実現できる。
(第1の実施形態)
以下、第1の実施形態について説明する。図1は、本実施形態に係る撮像装置100の構造を示す図である。図1を参照しながら、撮像装置100の構造を説明する。
撮像装置100は、一例として積層型の撮像装置であり、半導体基板に積層された光電変換膜を有している。撮像装置100は、複数の画素101と周辺回路とを備える。
二次元に配置された複数の画素101は、画素領域を形成する。なお、複数の画素101は、一次元に配列されていてもよい。その場合、撮像装置100は、ラインセンサである。
画素101は単位画素セルである。図示する例では、複数の画素101は行方向及び列方向に配列されている。本実施形態において、行方向及び列方向とは、行及び列がそれぞれ延びる方向をいう。つまり、垂直方向が列方向であり、水平方向が行方向である。
撮像装置100は、行毎に配置されている制御信号線CON1、制御信号線CON2及びリセット信号線CON3と、列毎に配置されている出力信号線111Aおよび111Bと、多値信号線CON4AおよびCON4Bと、蓄積制御線112とを備える。なお、出力信号線111Aと111Bとを特に区別しない場合には、出力信号線111とも記す。また、多値信号線CON4AとCON4Bとを特に区別しない場合には、多値信号線CON4とも記す。
画素101の各々は、対応する列に配置されている出力信号線111Aまたは111Bに接続されている。画素101には、制御信号線CON1、制御信号線CON2、リセット信号線CON3及び多値信号線CON4を介して、制御信号が供給される。なお、画素101の詳細な説明は後述する。
周辺回路は、垂直走査回路102と、カラム信号処理回路103と、水平信号読み出し回路104と、定電流源105Aと、定電流源105Bと、第1電圧供給回路106Aと、第2電圧供給回路106Bとを含む。なお、垂直走査回路102、カラム信号処理回路103及び水平信号読み出し回路104は、それぞれ行走査回路、行信号蓄積回路及び列走査回路とも呼ばれる。
カラム信号処理回路103、定電流源105A及び定電流源105Bは、例えば、二次元に配列された画素101の列毎に配置される。また、出力信号線111Aと111Bとに対して個別にカラム信号処理回路103と定電流源105Aと定電流源105Bとの組が配置される。なお、図1では、出力信号線111Aに対する回路のみを記載しており、出力信号線111Bに対する回路の記載は省略している。
以下、周辺回路の構成の一例を説明する。垂直走査回路102は、制御信号線CON1と制御信号線CON2とリセット信号線CON3とに接続されている。垂直走査回路102は、制御信号線CON1に所定の電圧を印加することにより、各行に配置された複数の画素101を行単位で選択する。これにより、選択された画素101の信号電圧の読み出しと、後述する画素電極のリセットとが実行される。
各列に配置された画素101は、各列に対応した出力信号線111Aまたは111Bを介してカラム信号処理回路103に電気的に接続されている。カラム信号処理回路103は、相関二重サンプリングに代表される雑音抑圧信号処理及びアナログ−デジタル変換(AD変換とも呼ぶ)などを行う。複数の列に対応して設けられた複数のカラム信号処理回路103には、水平信号読み出し回路104が電気的に接続されている。水平信号読み出し回路104は、複数のカラム信号処理回路103から出力された信号を水平信号共通線113に順次読み出す。
多値信号線CON4には、多値の信号が印加される。本明細書において、多値の信号とは、互いに異なる複数の電圧間で電圧が変化する信号を意味する。第1電圧供給回路106Aは、多値信号線CON4Aに接続され、多値信号線CON4Aに多値の電圧を供給する。第2電圧供給回路106Bは、多値信号線CON4Bに接続され、多値信号線CON4Bに多値の電圧を供給する。
図2は、本実施形態に係る撮像装置100内の画素101の例示的な構成を示す回路図である。画素101は、光電変換部121と、読み出し回路122とを備えている。
光電変換部121は、光検出器であり、光信号である入射光を電気信号である信号電荷に変換する。読み出し回路122は、光電変換部121により変換された電気信号を読み出す。
読み出し回路122は、帯域制御部123と、電荷蓄積領域124と、選択トランジスタ(第4トランジスタ)125と、増幅トランジスタ(第1トランジスタ)126とを備えている。電荷蓄積領域124は、光電変換部121によって検出された信号電荷を蓄積するノードの一部である。電荷蓄積領域124は、フローティングディフュージョン(FD)とも呼ばれる。
例えば、光電変換部121は、第1電極と、第2電極と、光電変換膜とを有する。光電変換膜は、第1電極と第2電極との間に位置する。光電変換膜は、例えば、有機光電変換膜である。第1電極には基準電圧Vpが印加される。基準電位Vpは、図1に示す蓄積制御線112を介して供給されてもよい。電荷蓄積領域124を形成するノードの一端が第2電極に接続されている。これにより、光電変換部121で生成された信号電荷は、電荷蓄積領域124に蓄積される。
光電変換膜を有する光電変換部121を用いる場合において、信号電荷を電荷蓄積領域124に蓄積する方法を具体的に説明する。光電変換膜に光が入射すると、光電変換により電子−正孔対が発生する。第1電極と第2電極との間に電位差がある場合、発生した電子あるいは正孔の一方が、第2電極に移動する。例えば、第1電極に印加される基準電圧Vpが第2電極の電圧(例えばリセット電圧)よりも高い場合には、正孔が第2電極に移動する。正孔は配線を介して電荷蓄積領域124に移動する。これにより、正孔を信号電荷として利用することができる。電子を信号電荷として用いることもできる。
光電変換部121として、光電変換機能を有する素子を広く利用することができる。他の一例として、図3に示す画素101Aのように、光電変換部121としてフォトダイオード127が用いられてもよい。フォトダイオード127の一端にはグランド電位又は基準電圧Vpが印加される。電荷蓄積領域124を形成するノードの一端がフォトダイオード127の他端に接続されている。これにより、フォトダイオード127で生成された信号電荷が電荷蓄積領域124に蓄積される。なお、光電変換部121としてフォトダイオード127を用いる場合には、フォトダイオード127と電荷蓄積領域124との間に転送トランジスタを設けてもよい。この場合には、フォトダイオード127により変換された信号電荷は、転送トランジスタを介して電荷蓄積領域124に転送される。
再び図2を参照する。電荷蓄積領域124は、配線層を介して光電変換部121と接続されている。電荷蓄積領域124は、増幅トランジスタ126のゲートに接続されている。増幅トランジスタ126は、電荷蓄積領域124に蓄積された信号電荷の量に対応した信号を帯域制御部123及び選択トランジスタ125に出力する。
帯域制御部123は、電荷蓄積領域124をリセットするためのリセットトランジスタ(第2トランジスタ)131と、電荷蓄積領域124から増幅トランジスタ126を通り帰還される帰還信号の帯域を制限するための帯域制御トランジスタ(第3トランジスタ)132と、容量素子133(第1容量素子)と、容量素子134(第2容量素子)とを含んでいる。
電荷蓄積領域124の電荷はリセットトランジスタ131によってリセットされる。後述する「ノイズ抑制期間」において、電荷蓄積領域124から読み出された信号は、増幅トランジスタ126によって増幅され、帯域制御トランジスタ132によって帯域制限をかけられた後に電荷蓄積領域124に帰還される。
つまり、読み出し回路122は、増幅トランジスタ126から出力された、信号電荷の量に応じた信号を、電荷蓄積領域124に負帰還する帰還経路を有する。この帰還経路は、電荷蓄積領域124と、増幅トランジスタ126と、帯域制御トランジスタ132と、容量素子134とを含む。
選択トランジスタ125は、少なくとも2つの画素で共有される出力信号線111に接続されている。出力信号線111を共有する画素は、同じ列に属していてもよい。出力信号線111は、各列に対応して1本ずつ配置されていなくてもよい。例えば、複数の列に対して一本の出力信号線111が配置されており、複数の列で一本の出力信号線111を共有していてもよい。あるいは、1つの列に複数の出力信号線111が配置されていてもよい。例えば、1つの列に第1出力信号線および第2出力信号線が配置され、奇数行に位置する画素の信号が第1出力信号線に出力され、偶数行に位置する画素の信号が第2出力信号線に出力されてもよい。後述する「読み出し期間」及び「リセット読み出し期間」において、増幅トランジスタ126によって増幅された信号は、選択トランジスタ125を介して出力信号線111に出力される。この期間において、帰還経路は形成されない。
本明細書において「容量素子」とは、電極の間に絶縁膜などの誘電体が挟まれた構造を意味する。また、「電極」は、金属から形成された電極に限定されず、ポリシリコン層などを広く含むように解釈される。本明細書における「電極」は、半導体基板の一部分であってもよい。
図4は、複数の画素101と多値信号線CON4AおよびCON4Bとの接続関係を示す図である。図4に示すように、多値信号線CON4Aは、ある列に配置されている複数の画素101のうち一部の画素101に接続され、多値信号線CON4Bは、当該列に配置されている複数の画素101のうちの残りの画素101に接続される。例えば、多値信号線CON4Aは、偶数行および奇数行の一方に配置されている複数の画素101に接続され、多値信号線CON4Bは、偶数行および奇数行の他方に配置されている複数の画素101に接続される。
また、多値信号線CON4AおよびCON4Bは、画素101を挟むように配置される。つまり、画素101に含まれる電荷蓄積部は、多値信号線CON4AとCON4Bとの間に位置している。ここで、電荷蓄積部とは、電荷蓄積領域124と後述するFD配線141とを含む。また、多値信号線CON4Aは、電荷蓄積部と出力信号線111との間に位置する。
なお、多値信号線CON4Aと多値信号線CON4Bとは、少なくとも画素領域内において互いに電気的に接続されていなくてもよい。言い換えると、多値信号線CON4Aと多値信号線CON4Bとは、異なる画素101に接続されている。具体的には、多値信号線CON4Aと多値信号線CON4Bとは、異なる画素101に含まれる増幅トランジスタ126のソース又はドレインの一方に電気的に接続されている。
例えば、図4に示すように、列毎に複数の多値信号線が設けられてもよい。例えば、同じ列の上下に隣接する画素101がそれぞれ、当該列に設けられた複数の多値信号線のうち異なる多値信号線に接続されてもよい。
図5は、電荷蓄積部と、シールド線107Aおよび107Bと、多値信号線CON4AおよびCON4Bとのレイアウトの一例を模式的に示す平面図である。
図5に示す例では、電荷蓄積領域124に接続されている配線であるFD配線141が1組の多値信号線CON4AとCON4Bとの間に配線されている。つまり、FD配線141は、平面視において、多値信号線CON4Aと、多値信号線CON4Bとの間に位置する。また、多値信号線CON4Aは、平面視において、FD配線141と出力信号線111Aとの間に位置する。多値信号線CON4Bは、平面視において、FD配線141と出力信号線111Bとの間に位置する。
また、図5に示すように、撮像装置100は、シールド線107Aおよび107Bを備える。シールド線107Aは、平面視において、FD配線141と多値信号線CON4Aとの間に位置する。シールド線107Bは、平面視において、FD配線141と多値信号線CON4Bとの間に位置する。例えば、シールド線107Aおよび107Bには、基準電圧(固定電圧)が印加される。
図5に示す構成により、シールド線107Aおよび107Bにより効果的に配線間のシールドを行うことができる。従って、より効果的に容量カップリングを抑制できる。
ここで、シールド線107Aおよび107Bを設けた場合においても、多値信号線CON4AおよびCON4Bの電圧変動のFD配線141への影響を完全にはなくすことができない場合がある。例えば、多値信号線CON4AおよびCON4Bの電圧変動により、シールド線107Aおよび107Bの電位が揺れてしまう。この揺れの影響によりFD配線141にノイズが発生する。本実施の形態では、シールド線107Aおよび107Bに加え、多値信号線CON4およびCON4Bの駆動を工夫することにより、上記の影響をさらに低減する。
図6は、多値信号線CON4AおよびCON4Bに印加される電圧の変動を示すタイミングチャートである。各グラフの横軸は時間を示し、縦軸は電圧レベルを示している。CON4AとCON4Bは、ハイ電圧であるVA2と、ロウ電圧であるVA1との2値の値を互いに排他的になるように変動する。つまり、多値信号線CON4Aが電圧VA1である期間において、多値信号線CON4Bは電圧VA2であり、多値信号線CON4Aが電圧VA2である期間において、多値信号線CON4Bは電圧VA1である。つまり、多値信号線CON4Aの電圧の立ち上がりタイミングは、多値信号線CON4Bの電圧の立下りタイミングと一致し、多値信号線CON4Aの電圧の立下りタイミングは、多値信号線CON4Bの電圧の立ち上がりタイミングと一致する。
図7は、多値信号線CON4Aおよび多値信号線CON4Bの電圧が変動する際のカップリングによるノイズが電荷蓄積部に重畳する様を示したタイミングチャートである。電荷蓄積部の容量をCfdとし、多値信号線CON4Aと電荷蓄積部との寄生容量をCvp0とし、多値信号線CON4Bと電荷蓄積部との寄生容量をCvp1とし、多値信号線CON4Aの信号振幅をΔVvpとすると、時刻t1には、多値信号線CON4Aから電荷蓄積部に下記(式1)で表されるΔVfd0のノイズが重畳し、多値信号線CON4Bから電荷蓄積部に下記(式2)で表されるΔVfd1のノイズが重畳する。
ΔVfd0=Cvp0/Cfd×ΔVvp・・・(式1)
ΔVfd1=Cvp1/Cfd×(−ΔVvp)・・・(式2)
最終的に電荷蓄積部に印可されるノイズΔVfdは、下記(式3)で表される。
ΔVfd=ΔVfd0+ΔVfd1・・・(式3)
また、電荷蓄積部に対して、多値信号線CON4Aと多値信号線CON4Bとを対称に配置することにより、Cvp0≒Cvp1となる。このときΔVfd≒0となる。その結果、多値信号線CON4Aと多値信号線CON4Bとの時間変化が生じる時刻t1、および時刻t2等においても、電荷蓄積部の変動が低減された画像信号を取得することが可能となる。
このように、多値信号線CON4Aと多値信号線CON4Bの電圧を逆相にすることにより、電荷蓄積部に対する多値信号線CON4Aからのカップリングの影響と多値信号線CON4Bからのカップリングの影響とを相殺できる。これにより、電荷蓄積部のノイズを低減できる。
なお、上述した、多値信号線CON4Aの電圧の立ち上がりタイミング(または立下りタイミング)が、多値信号線CON4Bの電圧の立下りタイミング(または立ち上がりタイミング)と一致するとは、これらのタイミングが完全に一致する場合に限らず、微小な時間ずれを含む場合も含む。例えば、この時間ずれは数n秒〜数十n秒であってもよい。また、これらのタイミングが一致してない場合であっても、一方の多値信号線からの影響が完全になくなる時刻までに他方の多値信号線が変化することで、多値信号線からの影響を低減することができる。例えば、図7に示す時刻t1において、CON4Aの電圧変化に伴う電圧変動が発生するが、この電圧変動は時定数に応じて減少する。よって、この電圧変動が完全になくなる前にCON4Bの電圧が逆方向に変動することで、本手法を用いない場合に比べで電荷蓄積部の電圧変動を低減できる。
図8および図9は、シールド線107Aおよび107Bの変形例を示す平面図である。図8に示すように、シールド線107Aおよび107Bは、列方向に延在するのではなく、FD配線141の側方を含む一部の範囲にのみ設けられていてもよい。言い換えると、列方向に隣接する画素において、シールド線107Aおよび107Bは独立していてもよい。
また、図9に示すように、シールド線107Aと107Bとは互いに電気的に接続されていてもよい。また、シールド線は、平面視においてFD配線141を囲んでもよい。
図10は、図5に示すA0−A1線の断面を模式的に示す断面図である。画素101は、半導体基板151上に配列されている。ここでは、半導体基板151としてp型シリコン(Si)基板を用いる例を説明する。
光電変換部121は、半導体基板151上に形成されている。図示する例において、半導体基板151上には層間絶縁層152が形成されている。層間絶縁層152は、層間絶縁層152A、152B、152C及び152Dを含む。層間絶縁層152の上に光電変換部121が形成されている。
光電変換部121は、第1電極153と光電変換膜154と第2電極155とを備える。第1電極153は、光電変換膜154の、被写体からの光が入射する側の面である受光面156上に設けられている。第2電極155は、受光面156の反対側の面に設けられている。第2電極155は、複数の画素101の間において電気的に分離されている。
増幅トランジスタ126は、半導体基板151上に形成されている(図10では不図示)。FD配線141は、層間絶縁層152内に形成されている配線157A〜157Cとビア158A〜158Dとを含む。配線157A〜157Cは、互いに異なる配線層に形成されている。
図10に示すように、出力信号線111Aと、多値信号線CON4Aと、シールド線107Aと、FD配線141の少なくとも一部である配線157Bは、同じ配線層に配置されている。また、多値信号線CON4Aと配線157Bとの間にシールド線107Aが配置されている。これにより、FD配線141と多値信号線CON4Aとの寄生容量による容量カップリングを抑制できる。
なお、上記で示した出力信号線111Aの位置は一例であり、上記に限定されない。図11は、図5に示すA0−A1線の断面の変形例を模式的に示す断面図である。例えば、図11に示すように、出力信号線111Aは、多値信号線CON4Aの下層に形成されてもよい。なお、図11では、出力信号線111Aは、多値信号線CON4Aの真下に形成されているが、多値信号線CON4の斜め下に形成されていてもよい。また、出力信号線111Aは、多値信号線CON4Aの上または斜め上に形成されていてもよい。
図12は、図5に示すA0−A1線の断面の変形例を模式的に示す断面図である。図12に示す例では、シールド線107Aが多層化されている。つまり、FD配線141の一部と、シールド線107Aとは、複数の配線層に跨り配置されている。なお、図12では、シールド線107Aが2層に形成されている例を示すが、シールド線107Aは、複数の配線層に配置されればよく、3層以上に形成されてもよい。これにより、例えば配線157Aのように、多値信号線CON4Aと異なる配線層に位置しているFD配線141と、多値信号線CON4Aとの間の容量カップリングを抑制することができる。したがって、FD配線141と多値信号線CON4Aとの寄生容量による容量カップリングをさらに抑制ができる。
次に、読み出し回路122の動作を説明する。図13は、読み出し回路122の動作の一例を示すタイミングチャートである。各グラフの横軸は時間を示し、縦軸は、上から制御信号線CON1の電圧レベル、制御信号線CON2の電圧レベル、リセット信号線CON3の電圧レベル、及び多値信号線CON4の電圧レベルをそれぞれ示している。
(露光/読み出し期間)
時刻t1より前の期間では、制御信号線CON1の電圧がローレベルであるため、選択トランジスタ125はオフしている。また、この期間において、入射光に応じて生成された信号電荷が電荷蓄積領域124に蓄積される。時刻t1において制御信号線CON1の電圧がハイレベルになることで、選択トランジスタ125がオンする。また、多値信号線CON4の電圧レベルは電圧VA2(例えばVDD)である。この状態においては、増幅トランジスタ126と定電流源105Bとがソースフォロア回路を形成する。これにより、電荷蓄積領域124に蓄積された信号電荷に応じた信号が出力信号線111に出力される。このとき、ソースフォロア回路の増幅率は、例えば1倍程度である。
(リセット期間)
時刻t2において制御信号線CON2の電圧がハイレベルになることで、帯域制御トランジスタ132がオンする。また、多値信号線CON4の電圧レベルが電圧VA1(例えばGND)になり、増幅トランジスタ126のドレイン及びソースの一方に電圧VA1が印加される。さらに、リセット信号線CON3の電圧がハイレベルになることでリセットトランジスタ131がオンする。これにより、電荷蓄積領域124の電圧は、リセット電圧(VR2)にリセットされる。ここで、増幅トランジスタ126および定電流源105Aによってソース接地増幅回路が形成される。また、リセットトランジスタ131および帯域制御トランジスタ132がオン状態であるために、ソース接地増幅回路の入出力端が短絡された状態になる。これにより、ソース接地増幅回路はリセットされた状態になる。リセット電圧(VR2)は、リセットされた状態におけるソース接地増幅回路の出力電圧である。
時刻t3において、リセット信号線CON3の電圧がローレベルになることでリセットトランジスタ131がオフする。このとき、読み出し回路122は、−A×Bの増幅率で帰還経路を形成している。そのため、リセットトランジスタ131をオフしたときの電荷蓄積領域124のkTCノイズは、1/(1+A×B)倍に抑制される。帯域制御トランジスタ132の動作帯域が、広帯域である第1帯域となるように制御信号線CON2の電圧を設定することにより、ノイズを高速に抑制できる。
(ノイズ抑制期間)
時刻t4から時刻t5の期間に、制御信号線CON2の電圧がハイレベルとローレベルとの中間の電圧に設定される。その場合、帯域制御トランジスタ132の動作帯域は第1帯域よりも狭い第2帯域となる。
第2帯域を低くすることでノイズ抑制効果は大きくなる。一方、時刻t4から時刻t5までの時間は長くなる。時刻t4から時刻t5までの時間として許容できる時間に応じて設計者は第2帯域を任意に設計することができる。以下、第2帯域を、増幅トランジスタ126の動作帯域よりも十分に低い帯域として扱う。なお、第2帯域が増幅トランジスタ126の動作帯域より高くてもノイズ抑制効果は得られる。
第2帯域が、増幅トランジスタ126の動作帯域よりも低い状態においては、帯域制御トランジスタ132で発生する熱ノイズは、1/(1+A×B)1/2倍に抑制される。この状態で、時刻t5において制御信号線CON2の電圧がローレベルになることで帯域制御トランジスタ132がオフする。帯域制御トランジスタ132をオフした時に電荷蓄積領域124に残存するkTCノイズは、リセットトランジスタ131に起因したkTCノイズと、帯域制御トランジスタ132に起因したkTCノイズとを二乗和した値となる。
容量素子133の容量をCsとする。この場合、帰還による抑制がない状態において発生する帯域制御トランジスタ132のkTCノイズは、帰還による抑制がない状態で発生するリセットトランジスタ131のkTCノイズに比べて(Cfd/Cs)1/2倍になる。この点を考慮すると、帰還がある場合のkTCノイズは、帰還がない場合に対して〔{1+(1+A×B)×Cfd/Cs}/(1+A×B)〕1/2倍に抑制される。
(リセット読み出し期間)
時刻t5において、多値信号線CON4の電圧レベルが電圧VA2(例えばVDD)になる。これにより、増幅トランジスタ126のドレイン及びソースの一方に電圧VA2が印加される。この状態においては、増幅トランジスタ126と定電流源105Bとがソースフォロア回路を形成する。これにより、リセット電圧(VR2)に応じた信号が出力信号線111に出力される。例えば、後段の回路において、このリセット読み出し期間に読み出された信号と、読み出し期間に読み出された信号との差分が算出される相関二重サンプリング処理が行われる。そして、得られた差分が画素信号として撮像装置100の外部に出力される。
ランダムノイズは光電変換部121により変換された電気信号が0である時の出力の揺らぎ、すなわち、kTCノイズを意味する。kTCノイズはノイズ抑制期間に〔{1+(1+A×B)×Cfd/Cs}/(1+A×B)〕1/2倍に抑制される。その結果、ランダムノイズが抑制された良好な画像データを取得することができる。
なお、容量素子133の容量Csは、容量素子134の容量Ccよりも大きいことが好ましい。通常、電荷蓄積領域124の容量を大きくすると、ランダムノイズは低減される。しかし、電荷蓄積領域124において電荷信号を電圧信号に変換する際、信号が小さくなってしまう。したがって、単純に電荷蓄積領域124自体の容量を大きくするだけでは、結果としてS/Nは改善されない。一方、本実施形態では、電荷蓄積領域124に容量素子133を接続し、かつ電荷蓄積領域124とノード129とが容量素子134によって分離されている。したがって、容量素子133の容量を大きくしても、電荷蓄積領域124における信号の低下は生じにくい。よって、信号の低下を抑制しつつ、ランダムノイズを効果的に抑制できる。これにより、S/Nを効果的に改善できる。
また、本実施形態では、読み出し期間において、電荷蓄積領域124の信号はソースフォロア回路により読み出されるので、増幅率は1倍程度である。しかし、これに限定されるものではなく、設計者は、システムに必要なS/N又は回路レンジに応じて増幅率を変えてもよい。
(第2の実施形態)
図14は、複数の画素101と多値信号線CON4AおよびCON4Bとの接続関係を示す図である。図14に示すように、多値信号線CON4Aと多値信号線CON4Bとは、異なる列に配置された多値信号線であってもよい。例えば、多値信号線CON4Aと多値信号線CON4Bとは、互いに隣接する列に配置された多値信号線である。多値信号線CON4Aは、ある列に配置されている複数の画素101に接続され、多値信号線CON4Bは、隣接する列に配置されている複数の画素101に接続される。
図15は、電荷蓄積領域124と、シールド線107Aおよび107Bと、多値信号線CON4AおよびCON4Bとのレイアウトの一例を模式的に示す平面図である。
図15に示す例においても、図5に示す例と同様に、FD配線141が1組の多値信号線CON4AとCON4Bとの間に配線されている。
また、図15に示すように、撮像装置100は、シールド線107A、107B、107Cおよび107Dを備える。シールド線107Aおよび107Bは同図の右側の画素のシールド線であり、シールド線107Cおよび107Dは同図の左側の画素のシールド線である。
シールド線107Aは、平面視において、FD配線141と多値信号線CON4Aとの間に位置する。シールド線107Bは、平面視において、FD配線141と多値信号線CON4Bとの間に位置する。例えば、シールド線107Aおよび107Bには、基準電圧(固定電圧)が印加される。
図15に示す構成により、シールド線107Aおよび107Bにより効果的に配線間のシールドを行うことができる。従って、より効果的に容量カップリングを抑制できる。
図16は、シールド線107Aおよび107Bの変形例を示す平面図である。図16に示すように、シールド線107Aおよび107Bは、列方向に延在するのではなく、FD配線141の側方を含む一部の範囲にのみ設けられていてもよい。言い換えると、列方向に隣接する画素において、シールド線107Aおよび107Bは独立していてもよい。
なお、図9に示した例と同様に、シールド線107Aおよび107Bは互いに電気的に接続されていてもよい。また、シールド線は、平面視においてFD配線141を囲んでもよい。
図17は、図15に示すB0−B1線の断面を模式的に示す断面図である。図17は、行方向に隣接する2画素の断面を示す。なお、図10と同様の構成要素には同一の符号を付しており重複する説明は省略する。
図17に示すように、多値信号線CON4Aと、シールド線107Aと、FD配線141の少なくとも一部である配線157Bは、同じ配線層に配置されている。また、多値信号線CON4Aと配線157Bとの間にシールド線107Aが配置されている。これにより、FD配線141と多値信号線CON4Aとの寄生容量による容量カップリングを抑制できる。
また、多値信号線CON4Bと配線157Bとの間にシールド線107Bが配置されている。これにより、FD配線141と多値信号線CON4Bとの寄生容量による容量カップリングを抑制できる。
なお、上記で示した出力信号線111Aの位置は一例であり、上記に限定されない。図18は、図15に示すB0−B1線の断面の変形例を模式的に示す断面図である。例えば、図18に示すように、出力信号線111Aは、多値信号線CON4Aの下層に形成されてもよい。なお、図18では、出力信号線111Aは、多値信号線CON4Aの真下に形成されているが、多値信号線CON4の斜め下に形成されていてもよい。また、出力信号線111Aは、多値信号線CON4Aの上または斜め上に形成されていてもよい。
図19は、図15に示すB0−B1線の断面の変形例を模式的に示す断面図である。図19に示す例では、シールド線107Aが多層化されている。つまり、FD配線141の一部と、シールド線107Aとは、複数の配線層に跨り配置されている。なお、図19では、シールド線107Aが2層に形成されている例を示すが、シールド線107Aは、複数の配線層に配置されればよく、3層以上に形成されてもよい。これにより、例えば配線157Aのように、多値信号線CON4Aと異なる配線層に位置しているFD配線141と、多値信号線CON4Aとの間の容量カップリングを抑制することができる。したがって、FD配線141と多値信号線CON4Aとの寄生容量による容量カップリングをさらに抑制ができる。
なお、多値信号線CON4AおよびCON4Bに印加される電圧は、例えば、第1の実施形態と同様であり説明を省略する。
(変形例)
図20は、複数の画素101と多値信号線との接続関係を示す図である。画素101を挟む2つの多値信号線の一方は、上述した多値信号線CON4であり、他方は列方向に延在する任意の多値信号線CON7であってもよい。この場合において、多値信号線CON4とFD配線141と間と、多値信号線CON7とFD配線141との間とにそれぞれシールド線を設けることで上述した実施形態と同様の効果を実現できる。
また、多値信号線CON7には少なくとも2種類の電圧が選択的に印加されてもよい。この場合、図6に示す例と同様に、多値信号線CON4に印加される電圧と、多値信号線CON7に印加される電圧とは、逆相の電圧であってもよい。
なお、カップリングの影響は、電圧の変化量に依存するものであり、電圧の絶対値には依存しない。よって、多値信号線CON4に印加されるハイレベルおよびローレベルの電圧の値と、多値信号線CON7に印加されるハイレベルおよびローレベルの電圧の値とは異なっていてもよい。つまり、多値信号線CON4に供給する電圧を第1電圧から、第1電圧より高い第2電圧に変更するタイミングにおいて、多値信号線CON7に供給する電圧を第4電圧から第4電圧より低い第3電圧に変更し、第1配線に供給する電圧を第2電圧から第1電圧に変更するタイミングにおいて、第2配線に供給する電圧を前記第3電圧から第4電圧に変更すればよい。これにより、カップリングの影響を低減できる。
図21は、複数の画素101と多値信号線との接続関係の別の例を示す図である。上記説明では多値信号線CON4は、列方向に延びる配線であったが、図21に示すように横方向に延びる配線である多値信号線CON8であってもよい。この場合において、多値信号線CON8とFD配線141と間にそれぞれシールド線を設けることで上述した実施形態と同様の効果を実現できる。また、この場合においても、図6に示す例と同様に、画素101の上側に配置されている多値信号線CON8に印加される電圧と、画素101の下側に配置されている多値信号線CON8に印加される電圧とを、逆相にしてもよい。これにより、カップリングの影響を低減できる。
なお、図21では、各行に一つの多値信号線CON8が配置され、ある行の多値信号線CON8と隣接する行の多値信号線CON8とに画素101が挟まれる例を示しているが、ある行に配置された2つの多値信号線に画素101が挟まれてもよい。また、この2つの多値信号線は、同一種類の信号線であってもよいし、異なる種類の信号線であってもよい。例えば、多値信号線CON8は、制御信号線CON1、制御信号線CON2またはリセット信号線CON3であってもよい。
また、上記説明では、シールド線107Aおよび107Bに、基準電圧(固定電圧)が印加される例を示したが、パルス電圧等が印加されてもよい。例えば、上述したリセット動作時には、シールド線107Aおよび107Bの電圧は固定され、リセット動作に影響しないブランキング期間等においてシールド線107Aおよび107Bの電圧が変動してもよい。
以上のように、撮像装置100は、行列状に配置され、それぞれが、光を信号電荷に変換する光電変換部121と、信号電荷を蓄積する電荷蓄積部とを含む複数の画素101と、列方向に沿って延び、複数の画素101のうちの第1画素に接続される第1配線(例えば多値信号線CON4A)と、列方向に沿って延びる第2配線(例えば多値信号線CON4B)と、平面視において第1画素の電荷蓄積部と第1配線との間に位置する第1シールド線107Aと、平面視において第1画素の電荷蓄積部と第2配線との間に位置する第2シールド線107Bと、第1配線に第1電圧および第2電圧を選択的に供給する第1電圧供給回路106Aと、第2配線に第3電圧および第4電圧を選択的に供給する第2電圧供給回路106Bと、を備える。図5に示すように、第1画素の電荷蓄積部(FD配線141)は、平面視において第1配線(多値信号線CON4A)と第2配線(多値信号線CON4B)との間に位置する。
これによれば、第1シールド線107Aおよび第2シールド線107Bにより、第1配線(多値信号線CON4A)および第2配線(多値信号線CON4B)の電圧変化による電荷蓄積部の電位の揺れを低減できる。よって、ノイズを抑制しつつ、高速化を実現できる。
例えば、図4および図14に示すように、第2配線(多値信号線CON4B)は、複数の画素のうちの第2画素に接続される。
例えば、図4に示すように、第1配線(多値信号線CON4A)に接続される第1画素および第2配線(多値信号線CON4B)に接続される第2画素は同じ列に属する。
例えば、図14に示すように、第1配線(多値信号線CON4A)に接続される第1画素が属する列と第2配線(多値信号線CON4B)に接続される第2画素が属する列とは隣接している。
例えば、図6に示すように、第3電圧は第1電圧と等しく、第4電圧は第2電圧と等しい。
例えば、図10に示すように、撮像装置100は、複数の画素101が表面上に配置された半導体基板151をさらに備える。光電変換部121は半導体基板151の表面の上方に位置し、電荷蓄積部は、半導体基板151と光電変換部121とを接続する配線(FD配線141)を含む。
例えば、図10に示すように、電荷蓄積部は、半導体基板151内に位置する拡散領域(電荷蓄積領域124)を含む。
例えば、第1シールド線107Aおよび第2シールド線107Bのそれぞれは一定の電位に保持される。
例えば、図9に示すように、第1シールド線107Aと第2シールド線107Bとは互いに電気的に接続されている。
例えば、図10に示すように、第1配線(多値信号線CON4A)、第2配線(多値信号線CON4B)、第1シールド線107Aおよび第2シールド線107Bは、同一の配線層に配置されている。
例えば、図12に示すように、第1シールド線107Aおよび第2シールド線107Bは、第1配線(多値信号線CON4A)および第2配線(多値信号線CON4B)が配置されている配線層と同一の配線層を含む複数の配線層に配置されている。
これによれば、第1シールド線107Aおよび第2シールド線107Bにより、第1配線および第2配線の電圧変化による電荷蓄積部の電位の揺れをさらに低減できる。
例えば、図2に示すように、複数の画素101のそれぞれは、光電変換部に接続されるゲートを有する増幅トランジスタ126を含み、第1配線(多値信号線CON4A)は、第1画素の増幅トランジスタ126のソースまたはドレインに接続され、第2配線(多値信号線CON4B)は、第2画素の増幅トランジスタ126のソースまたはドレインに接続される。
例えば、図6に示すように、第2電圧は、第1電圧より高く、第4電圧は、第3電圧より高く、第2電圧供給回路106Bは、第1電圧供給回路106Aが第1配線に供給する電圧を第1電圧から第2電圧に変更するタイミングにおいて、第2配線に供給する電圧を第4電圧から第3電圧に変更し、第1電圧供給回路106Aが第1配線に供給する電圧を第2電圧から第1電圧に変更するタイミングにおいて、第2配線に供給する電圧を第3電圧から第4電圧に変更する。
これによれば、第1配線および第2配線の電位変動のシールド線107Aおよび107Bへの影響を低減することができる。よって、ノイズを抑制しつつ、高速化を実現できる。
また、本開示の一態様に係る撮像装置の駆動方法は、第1配線(多値信号線CON4A)及び第2配線(多値信号線CON4B)と、平面視において第1配線と第2配線との間に位置する電荷蓄積部(FD配線141)とを備える撮像装置100の駆動方法であって、図6に示すように、第1配線に供給する電圧を第1電圧から、第1電圧より高い第2電圧に変更するタイミングにおいて、第2配線に供給する電圧を第4電圧から第4電圧より低い第3電圧に変更し、第1配線に供給する電圧を第2電圧から第1電圧に変更するタイミングにおいて、第2配線に供給する電圧を第3電圧から第4電圧に変更する。
これによれば、第1配線および第2配線の電圧変化による電荷蓄積部の電位の揺れを低減できる。よって、ノイズを抑制しつつ、高速化を実現できる。
以上、実施形態に係る撮像装置について説明したが、本開示は、この実施の形態に限定されるものではない。
例えば、ブロック図における機能ブロックの分割は一例であり、複数の機能ブロックを一つの機能ブロックとして実現したり、一つの機能ブロックを複数に分割したり、一部の機能を他の機能ブロックに移してもよい。
また、上記実施形態に係る撮像装置に含まれる各処理部は典型的には集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されてもよいし、一部又は全てを含むように1チップ化されてもよい。
また、集積回路化はLSIに限るものではなく、専用回路又は汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後にプログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)、又はLSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを利用してもよい。
また、上記各実施の形態において、各構成要素の一部は、当該構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。構成要素は、CPUまたはプロセッサなどのプログラム実行部が、ハードディスクまたは半導体メモリなどの記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。
以上、一つまたは複数の態様に係る撮像装置について、実施の形態に基づいて説明したが、本開示は、この実施の形態に限定されるものではない。本開示の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、一つまたは複数の態様の範囲内に含まれてもよい。
本開示に係る撮像装置は、デジタルスチルカメラ、監視用カメラ、車載用カメラ、デジタル一眼レフカメラ、及びデジタルミラーレス一眼カメラなど、様々なカメラシステム及びセンサシステムに適用できる。
100 撮像装置
101、101A 画素
102 垂直走査回路
103 カラム信号処理回路
104 水平信号読み出し回路
105A、105B 定電流源
106A 第1電圧供給回路
106B 第2電圧供給回路
107A、107B、107C、107D シールド線
111、111A、111B 出力信号線
112 蓄積制御線
113 水平信号共通線
121 光電変換部
122 読み出し回路
123 帯域制御部
124 電荷蓄積領域
125 選択トランジスタ
126 増幅トランジスタ
127 フォトダイオード
128、130、157A、157B、157C 配線
129 ノード
131 リセットトランジスタ
132 帯域制御トランジスタ
133、134 容量素子
141 FD配線
151 半導体基板
152、152A、152B、152C、152D 層間絶縁層
153 第1電極
154 光電変換膜
155 第2電極
156 受光面
158A、158B、158C、158D ビア
CON1、CON2 制御信号線
CON3 リセット信号線
CON4、CON4A、CON4B、CON7、CON8 多値信号線
Vp 基準電圧

Claims (14)

  1. 行列状に配置され、それぞれが、光を信号電荷に変換する光電変換部と、前記信号電荷を蓄積する電荷蓄積部とを含む複数の画素と、
    列方向に沿って延び、前記複数の画素のうちの第1画素に接続される第1配線と、
    列方向に沿って延びる第2配線と、
    平面視において前記第1画素の前記電荷蓄積部と前記第1配線との間に位置する第1シールド線と、
    平面視において前記第1画素の前記電荷蓄積部と前記第2配線との間に位置する第2シールド線と、
    前記第1配線に第1電圧および第2電圧を選択的に供給する第1電圧供給回路と、
    前記第2配線に第3電圧および第4電圧を選択的に供給する第2電圧供給回路と、
    を備え、
    前記第1画素の前記電荷蓄積部は、平面視において前記第1配線と前記第2配線との間に位置する、撮像装置。
  2. 前記第2配線は、前記複数の画素のうちの第2画素に接続される、請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記第1画素および前記第2画素は同じ列に属する、請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記第1画素が属する列と前記第2画素が属する列とは隣接している、請求項2に記載の撮像装置。
  5. 前記第3電圧は前記第1電圧と等しく、前記第4電圧は前記第2電圧と等しい、請求項1から3のいずれか一項に記載の撮像装置。
  6. 前記複数の画素が表面上に配置された半導体基板をさらに備え、
    前記光電変換部は前記半導体基板の前記表面の上方に位置し、
    前記電荷蓄積部は、前記半導体基板と前記光電変換部とを接続する配線を含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の撮像装置。
  7. 前記電荷蓄積部は、前記半導体基板内に位置する拡散領域を含む、請求項6に記載の撮像装置。
  8. 前記第1シールド線および前記第2シールド線のそれぞれは一定の電位に保持される、請求項1から7のいずれか一項に記載の撮像装置。
  9. 前記第1シールド線と前記第2シールド線とは互いに電気的に接続されている、請求項1から8のいずれか一項に記載の撮像装置。
  10. 前記第1配線、前記第2配線、前記第1シールド線および前記第2シールド線は、同一の配線層に配置されている、請求項1から9のいずれか一項に記載の撮像装置。
  11. 前記第1シールド線および前記第2シールド線は、前記同一の配線層を含む複数の配線層に配置されている、請求項10記載の撮像装置。
  12. 前記複数の画素のそれぞれは、前記光電変換部に接続されるゲートを有する増幅トランジスタを含み、
    前記第1配線は、前記第1画素の前記増幅トランジスタのソースまたはドレインに接続され、
    前記第2配線は、前記第2画素の前記増幅トランジスタのソースまたはドレインに接続される、請求項2から4のいずれか一項に記載の撮像装置。
  13. 前記第2電圧は、前記第1電圧より高く、
    前記第4電圧は、前記第3電圧より高く、
    前記第2電圧供給回路は、
    前記第1電圧供給回路が前記第1配線に供給する電圧を前記第1電圧から前記第2電圧に変更するタイミングにおいて、前記第2配線に供給する電圧を前記第4電圧から前記第3電圧に変更し、
    前記第1電圧供給回路が前記第1配線に供給する電圧を前記第2電圧から前記第1電圧に変更するタイミングにおいて、前記第2配線に供給する電圧を前記第3電圧から前記第4電圧に変更する、請求項1から12のいずれか一項に記載の撮像装置。
  14. 第1配線及び第2配線と、平面視において前記第1配線と前記第2配線との間に位置する電荷蓄積部とを備える撮像装置の駆動方法であって、
    前記第1配線に供給する電圧を第1電圧から、前記第1電圧より高い第2電圧に変更するタイミングにおいて、前記第2配線に供給する電圧を第4電圧から前記第4電圧より低い第3電圧に変更し、
    前記第1配線に供給する電圧を前記第2電圧から前記第1電圧に変更するタイミングにおいて、前記第2配線に供給する電圧を前記第3電圧から前記第4電圧に変更する、撮像装置の駆動方法。
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