JP2021104500A - 遠心機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遠心機において、入力ミスにより設定回転速度がロータの許容回転速度を超えていた場合でも、ロータを減速することなく再設定可能とした。【解決手段】制御部は、遠心分離運転開始後にロータIDの検出を行い、ロータに応じた許容最高回転速度を判別し、許容最高回転速度と入力された設定回転速度を比較する。設定回転速度が許容回転速度を越えていると判定した場合にはロータの加速を中止し、ロータを回転させたままの状態でユーザに対して設定回転速度の再入力を促す表示52を画面50上に表示する。所定時間内に設定回転速度が再入力されたら、ロータの再加速をして遠心分離運転を継続する。所定時間内に再入力がなかったらロータの回転を停止させて遠心分離運転を中止する。【選択図】図4

Description

本発明は、ロータを高速で回転させる遠心機(遠心分離機)に関し、特にユーザによって入力された運転条件の設定誤りを迅速に修正可能として、運転再開までの時間を短縮させることにある。
遠心機は、分離する試料(例えば、培養液や血液など)をチューブやボトルを介してロータに挿入し、ロータを高速に回転させることで試料の分離や精製を行う。設定されるロータの回転速度は用途によって異なり、用途に合わせて低速(数千回転程度)から高速(最高回転速度は150,000rpm)までの製品群が提供されている。用いられるロータは様々なタイプがあり、チューブ穴が固定角度式で高回転速度に対応できるアングルロータや、チューブを装填したバケットがロータの回転に伴って垂直状態から水平状態に揺動するスイングロータなどがある。これらのロータはその分離する試料にあわせて使用するため、ロータはモータ等の駆動手段の回転軸に着脱可能に構成され、ロータの交換が可能である。遠心分離を行う際にはユーザが運転回転速度を設定する。
各々のロータには、材料の強度を越える遠心力がかからないようにするためのロータ固有の制限回転速度(最高回転速度等)が定められる。従来の遠心機においては、これら数値をあらかじめ制御装置内の記憶装置に記憶させておき、ロータ室内に装着されたロータの種類を識別し、該当するロータに関する数値を読み出し、設定された運転回転速度がロータ固有の許容される最高回転速度を逸脱していないかをチェックする。このロータを識別するための識別装置は、これまで種々の方法が提案されている。例えば、特許文献1に記載の技術では、ロータの回転軸を中心とした同一円周上の等角度間隔の格子点上にロータの種類に応じて互いの配置角度を異ならしめた4個のマグネットを配置したアダプタを取付ける。また、マグネットの配置角度を検出する磁気センサをロータ室内に格子点の間隔以上の所定間隔で配置し、隣接する磁気センサがマグネットを検出した検出強度を検出して制御装置に出力する。制御装置は入力された検出信号に対して所定の演算を行うことによりマグネットの配列パターンを判定することによりロータのID情報を読み取り、ID情報からロータの型式番号や許容回転速度等の情報を判別する。
特開2004−74079号公報
遠心機の運転前に把握しておかなければならないロータの情報は多岐にわたること、ロータは多様な種類が出回っていてそれぞれ仕様が異なっていることから、ユーザがこれを正確に把握しておくのは困難である。そのため特許文献1の遠心機では、ロータの識別手段を専用に設けて必要なロータの情報を認識できるようにしている。ロータを回転軸にセットし、ドアを閉めて、ユーザが運転条件を入力してスタートボタン押した後に運転を開始させるが、起動直後の低速でロータを回転させた状態でロータの識別を行う。このようにロータのID情報の検出により許容回転速度を判別すると、制御部は、ユーザにより入力された設定回転速度が適正か否かを判定できる。許容回転速度を超えている等の不適合状態にあるときは、制御部はアラームを発してロータの回転を停止させて遠心分離運転を中止する。ロータが停止したら、ユーザは正しい設定回転速度を入力してから再びスタートボタンを押し、遠心分離運転を開始する。このように回転開始後にロータの識別を行う遠心機においては、入力ミス等によって設定回転速度がロータの許容回転速度を超える場合には、エラー表示をして減速停止させるようにしていたため、ユーザは再設定に要する時間に加えて、ロータの停止及び再加速をさせる時間の待機をする必要があり、時間をロスする。発明者らは、この運転条件の再設定のためのロス時間をできるだけ短縮したいと考えた。
本発明は上記背景に鑑みてなされたもので、その目的は、入力された設定回転速度がロータの許容回転速度を超える場合に、迅速に訂正可能として遠心分離運転の再開ができるようにした遠心機を提供することにある。
本発明の他の目的は、誤って入力された設定回転速度を修正する際に、許容回転速度の情報を合わせて表示することによりユーザによる修正作業を容易にした遠心機を提供することにある。
本願において開示される発明のうち代表的な特徴を説明すれば次のとおりである。
本発明の一つの特徴によれば、ロータと、ロータを回転駆動するモータと、ユーザによるロータの設定回転速度と、モータの回転開始及び停止を入力する入力手段と、モータの運転状態を表示可能する出力手段と、ロータの回転開始後にロータに付された識別情報を読み取る検出部と、これらの制御を行う制御部を有する遠心機において、制御部は、モータの駆動開始後に検出部の検出結果に基づいてロータに応じた許容回転速度を判別し、許容回転速度と入力手段によって入力された設定回転速度を比較し、設定回転速度が許容回転速度以上であると判定した場合には、モータを許容回転速度以下である所定回転速度で回転させると共に、ユーザに設定回転速度の再入力を促す表示を出力手段に表示する。また、制御部は再入力を促す表示後の所定時間内に設定回転速度の再入力がされない場合は、モータを停止させるようにした。さらに、制御部は、再入力を促す表示後の所定時間内に設定回転速度の再入力がされた場合は、再入力された設定回転速度が許容回転速度以下であるか否かを判定し、許容回転速度以下の場合には、モータを再入力された設定回転速度まで加速させ、許容回転速度を越える場合には再入力を受け付けないように構成した。
本発明の他の特徴によれば、出力手段はドットマトリクス方式のディスプレイであり、制御部は、出力手段に算出した許容回転速度を表示させる。また、出力手段はセグメント方式の表示装置で構成することもでき、その場合の入力手段は表示装置の表示内容を可変させる操作入力部と、点灯機能付きのスタートボタン及びストップボタンを含んで構成し、設定回転速度が許容回転速度以上であると判定した場合には、表示装置により設定された回転速度を点滅させると共に、スタートボタン及びストップボタンを点滅させることにより、ユーザによる修正又はロータの停止を促すようにした。この制御部による、許容回転速度と入力手段によって入力された設定回転速度との比較は、モータの加速中に行われ、制御部は設定回転速度が許容回転速度以上であると判定した場合にはモータの加速を中止して、モータを定速回転させるようにした。ロータの底部には複数の永久磁石が周方向に配置される。この検出部は永久磁石を検出する磁気センサで実現できる。
本発明のさらに他の特徴によれば、制御部を有し、ロータの底部の周方向に複数配置された永久磁石を読みとることによりロータの回転開始後にロータIDを識別する遠心機において、ロータIDが検出された際に設定回転速度がロータの上限回転速度を超えていると判別されたら、制御部はロータの回転を減速又は停止する前に、ユーザによる設定回転速度の変更を受け付けるようにした。また遠心機は表示手段及び入力手段を有し、制御部は設定回転速度が上限回転速度を超えていたら、表示手段にエラー表示を行うと共に、ユーザに設定回転速度の修正を促すようにした。さらに制御部は、エラーの修正を促す際にロータの上限回転速度を表示手段に表示するようにした。このようにユーザによって一定時間以内に設定回転速度が変更されたら、変更後の設定回転速度にロータを加速することにより遠心分離運転を継続し、ユーザによって一定時間以内に設定回転速度の変更がされなかったらロータの回転を停止させる。
本発明によれば、入力ミスにより設定回転速度がロータの許容回転速度を超えていた場合にはエラー表示が行われ、その際に許容回転速度も合わせて表示されるので、ユーザはエラーの内容を迅速に把握することが可能となる。また、入力ミスにより設定回転速度がロータの許容回転速度を超えていた場合に、ロータを止めることなく正しい設定回転速度が再設定可能となるため、ロータの停止及びエラー時の回転速度まで再加速させる必要がなくなり、無駄時間を短縮することができる。また、ユーザが遠心機の近くにいない場合であっても、入力ミスの訂正が所定時間内に行われなかった場合はロータの回転が停止するので、ロータが低速で長時間回転し続ける状態を回避できる。
本発明の実施例に係る遠心機1の断面図である。 本発明の遠心機1の制御手順を示すフローチャートである。 本発明の遠心機1の運転時の時間の経過とロータ3の回転速度との関係を示すグラフである。 遠心機1の操作パネル13におけるエラーメッセージを示す図である。 遠心機1の操作パネル13における設定回転速度の再入力画面を示す図である。 本発明の第二の実施例に係る表示パネル70を示す図である。 図6の表示パネル70におけるエラー表示の例を示す図である。 図6のエラー表示の後に設定回転速度を再入力した例を示す図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。なお、以下の図において、同一の部分には同一の符号を付し、繰り返しの説明は省略する。また、本明細書においては、前後、上下の方向は図1に示す方向であるとして説明する。
図1は本発明の実施例に係る遠心機(遠心分離機)の全体構造を示す断面図である。遠心機は、箱形の板金などで製作される筐体6の内部に金属製の薄板で形成されたボウル2が設けられ、ボウル2とドア5によってロータ室4を画定し、ドアパッキン12によってロータ室4が密閉される。ロータ3は分離する試料を保持し高速回転するものであり、例えば、試料を入れるチューブ等を挿入するための孔(図示せず)が複数形成され、駆動部たるモータ8の回転軸に支持される。ロータ3はモータ8によって回転されるが、モータ8の回転は制御装置14によって制御される。ドア5は蝶番11を中心軸にして上下方向に回動することができる。ドア5の後方には、ユーザがロータの回転速度や分離時間等の条件を入力すると共に、各種情報を表示する操作パネル13が配置される。操作パネル13は、いわゆるドットマトリクス方式の表示装置を採用したもので、ここではタッチ式液晶ディスプレイを採用し、モータ8の回転開始及び停止を入力する入力手段として機能すると共に、モータ8の運転状態を表示可能とする出力手段として機能する。
ロータ室4は、上側の開口部がドア5によって密閉可能に構成され、ドア5を開けた状態でロータ室4の内部に、ロータ3を装着又は取り外しができる。遠心機1において、遠心分離する試料の中には低温に維持しながら分離しなければならない試料もあるため、その場合は、制御装置14は冷却装置7を運転させてロータ室4を冷却しながら遠心分離運転を行う。冷却装置7を構成するためにボウル2の外周には蒸発機である銅パイプ7cが螺旋状に巻かれ、さらに銅パイプ7cの外周は円筒状の断熱材17で囲まれている。本体下部には、冷却装置7を構成する凝縮機7aと圧縮機7bが配置され、銅パイプ7cが圧縮機7bと接続される。また、冷却装置7の放熱のため送風装置10が本体背面に設置され、本体前面の底部に開いてある吸入口16より風を取り込み、排気口9より排気する。冷媒が圧縮機7bから凝縮機7a内に送られ、凝縮機7a及び送風装置10によって、冷却された冷媒は液化する。液化した冷媒はキャピラリ7dを通って銅パイプ7cに供給され、ロータ室4の内部は遠心分離運転中に制御装置14の制御によって設定された所望の温度に一定に保たれる。ロータ3の温度は、ロータ室4に設置された温度センサ(図示せず)の出力を用いて制御装置14により監視される。
制御装置14は、図示しないマイクロコンピュータと記憶装置を有して構成され、コンピュータプログラムを実行することによりモータ8の回転や冷却装置7の制御等を含む各機器の制御を行う。遠心機前面の底部に開いてある吸入口16付近には温度センサ15が設けられ、遠心機の周囲温度を測定できる。
ロータ室4内のロータ3は、回転する試料容器に合わせて選択してモータ8の回転軸に装着できる。ロータ3の底面には公知の手法によって識別情報が付与され、その識別情報は回転軸近傍に設けられるIDセンサ18によって読み取られる。ロータ3側に付与される識別情報は複数の永久磁石の配置によって構成され、IDセンサ18はホールIC等の磁気センサにより構成される。IDセンサ18の出力は、図示していない信号線によって制御装置14に伝達される。
次に図2及び図3を用いて本実施例の遠心機1の動作を説明する。図2は本発明の遠心機1の制御手順を示すフローチャートである。また図3は、時間の経過とロータ3の回転速度の関係を示すグラフであり、横軸は時間の経過(単位:秒)であり、縦軸はロータ3の回転速度(単位:rpm)である。
遠心分離運転を行う前に、ユーザはロータ3の装着をしてドア5を閉める。次に、遠心分離の運転条件の設定を行う(ステップ31)。運転条件には、遠心分離運転時のロータ3の回転速度、運転時間、ロータ室4の温度、ロータ3の加速度及び減速度等の情報が含まれ、ユーザが操作パネル13を操作することによって設定する。次に、ユーザが操作パネル13のスタートボタン(図示せず)を操作したら、制御装置14はモータ8を加速させる(ステップ32)。ロータ3の回転が開始されると、制御装置14はIDセンサ18を用いてロータ3の識別情報を検出して、ロータ3の許容最高回転速度(最高回転速度)を判別する(ステップ33)。この検出はモータの起動直後の低速加速領域、例えば、数十〜数百rpm程度の回転速度、にて行われる。遠心機の中にはロータ3をロータ室4の内部に設置しただけの非回転の状態でロータIDを検出できる機種も存在するが、本実施例では、IDセンサ18の上側でロータ3側に付与される複数の永久磁石の配置パターンを検知するので、ロータ3が低速にて回転していることがロータID検知の条件となる。
制御装置14には不揮発性の記憶装置(図示せず)が含まれ、記憶装置には、複数のロータ3の識別情報、型式番号、許容回転速度の関係が格納されている。これらは遠心機1の出荷時に予め記憶装置(図示せず)内に格納しておくか、出荷後に格納又は更新する。
図3のグラフにおいて、時刻0にてユーザによりスタートボタン(図示せず)が操作されると、ロータは回転速度46のように加速し、矢印42aに示すように時刻tにおいて回転速度Nに到達する。回転速度Nは、制御装置14によりロータ3の識別情報の判別が完了する回転速度であり、おおよそ600〜700rpmである(一定ではない)。時刻Nにおいてロータ3の識別情報の判別が完了したら、制御装置14はユーザによって操作パネル13から入力された設定回転速度が、装着されたロータ3の許容回転速度以下であるか否かを判定する(ステップ34)。ここで、入力された設定回転速度が、装着されたロータ3の許容回転速度以下である場合は、制御装置14はロータ3の加速を継続させて設定回転速度まで加速させて整定させる(ステップ39)。この正常時の加速−整定−減速の状態を示すのが図3の点線で示す回転速度45である。入力された設定回転速度が、装着されたロータ3の許容回転速度以下の場合は、矢印42aの時点を過ぎてもロータ3はそのまま加速される。尚、回転速度Nは、例えば遠心機1及びロータ3の最高回転速度以下の設定速度であり、ここでは18,000rpm以下のユーザによって設定される回転速度である。
ロータ3の回転速度が設定回転速度にて整定されたら、設定された運転時間だけ設定回転速度にてロータ3を回転させる遠心分離運転を行う(ステップ40)。即ち、図3の時刻tにおいて設定回転速度Nに到達したら、時刻t10まで一定の回転速度Nにて定速回転をする(設定速度整定運転状態)。時刻t10は、時刻tに遠心分離運転時間を足した時刻である。遠心分離運転中においては、制御装置14は、設定された運転時間が経過して運転終了時間に到達したか判定する(ステップ41)。ステップ41で、運転終了時間が到達していない場合は、ステップ40に戻って遠心分離運転を継続し、運転終了時間が到達した場合は、時刻t10の時点にて遠心分離運転を終了し、ロータ3を減速させて時刻t11にてロータ3が停止する。
ステップ34において、入力された設定回転速度が装着されたロータ3の許容回転速度を越えている場合は、制御装置14は操作パネル13に、設定回転速度が装着されたロータ3の許容回転速度を越えている旨の“エラー表示”を行う。同時に制御装置14は、ロータ3の加速を中断させて、中断された回転速度で整定、または惰性による回転を行う。図3において、矢印42bで示す太線の回転速度46がこの整定状態を示している。この整定状態の時に操作パネル13には“エラー表示”がなされるが、装着されたロータ3の“許容回転速度”も合わせて表示することによって、ユーザに対して、設定可能な回転速度の範囲を示すことができる。さらに制御装置14は“エラー表示”を行ってからタイムアップまでの経過時間を測定すべく、内部タイマーをセットして時刻tからの経過時間の測定を開始する(ステップ35)。
ここで図4を用いて操作パネル13に表示される表示画面50を説明する。表示画面50は、左上に画面の種類(“RUN SCREEN”)が表示され、右上に現在時刻が表示される。表示画面の背景の表示内容51(ここでは図示を省略)の上に重畳されるようにポップアップ画面52が表示され、エラーメッセージ53にて“エラー”が発生した旨の警告がされ、その下の詳細内容54にて、“このロータはMax15,000rpmです。18,000rpmでは運転できません”と表示される。これを読んだユーザは、装着されたロータ3の“許容回転速度”が15,000pmであることと、自分が入力した数値(18,000rpm)がこの許容回転速度を越えていることを容易に識別できる。さらに、ポップアップ画面52内には、ユーザに対する次の操作を促すアドバイス情報55として、“修正しますか?”と表示し、その下に修正の可否を問うための2つのアイコン56、57、即ち、“Yes”アイコンと、“No”アイコンを表示する。このように、エラーメッセージ53には、どんなエラーが生じたのか、何が原因であって、それを修正するか否かのユーザの意思を確認するためのメッセージを、その次の操作に導く選択肢を表示することで、ユーザの使い勝手を大幅に向上させることができる。
再び図2のフローチャートのステップ35に戻る。次に制御装置14は、ユーザによって操作パネル13から設定回転速度の変更があったか否かを判定する。図5は遠心機1の操作パネル13における設定回転速度の再入力画面60を示す図である。再入力画面60は、図4のエラーメッセージ53が表示されている状態で、“Yes”のアイコン56が選択(タッチ)されたら推移する画面である。再入力画面60には設定回転速度(“SPEED”)61を示す再入力欄62が設けられ、再入力欄62の下側には制御装置14によって検出された許容回転速度63が“15,000pm”であることも合わせて表示される。再入力画面60には、さらにテンキー64が表示される。ユーザはテンキー64をタッチして所定の数値を再入力欄62に入力し、入力が完了したらユーザがENTERキー65をタッチすることで、再入力された設定回転速度が反映される。
図3で示す矢印42bの整定状態中に設定変更が完了したら、制御装置14は設定されたタイマーをリセットし(ステップ37)、再入力された設定回転速度が装着されたロータ3の許容回転速度を越えているか否かを判定する(ステップ38)。再入力された設定回転速度が、装着されたロータ3の許容回転速度以下である場合は、ステップ39に進んで制御装置14はロータ3の加速を再開させる(ステップ39)。ここで、時刻tにおいて再入力された設定回転速度が、装着されたロータ3の許容回転速度以下であると判断されたら、図3の太線で示すロータ3の回転速度46は矢印42cのように一定の比率で増加され、矢印42dで示す時刻tにて整定速度に到達する。図3からわかるように、設定回転速度を再入力すると整定状態に到達する時間が本来の時刻tからtへと遅延する。しかしながら、従来の遠心機では、矢印42aに示す時刻tにおいて設定回転速度がロータ3の許容回転速度を越えていると判断された場合は、一点鎖線で示す回転速度48のように一旦ロータ3の回転を停止させ(時刻t)、その後にユーザが設定回転速度の再入力を行い、再入力後の時刻tにてユーザがスタートボタンを押す(タッチする)ことで、ロータ3が再び加速を開始し、一点鎖線で示す回転速度48のように回転速度を上昇させて、時刻tにて整定回転速度に到達する。従って、従来のエラー発生時に一旦ロータ3を停止させる遠心機に比べて、時刻t−t分の時間だけ早くロータを設定回転速度にて整定させることができ、その分だけ早く遠心分離運転を終了させることができる。
再び図2のフローチャートのステップ38に戻る。再入力された設定回転速度が装着されたロータ3の許容回転速度を越えている場合は、制御装置14はその入力を受け付けないで、ステップ36に戻って、更なる再入力を待つ。また、ステップ36において設定変更がされずに放置された場合は、その時間がタイムアップ時間(例えば1〜2分)に到達したか否を判定し(ステップ42)、到達していない場合はステップ36に戻る。ステップ42においてタイムアップ時間に到達した場合は、操作パネル13に、タイムアップである旨とロータ3を停止させることにより遠心分離運転を停止する旨のエラー表示を行うともに、ロータ3を減速させて回転を停止させる(ステップ43)。このタイムアップの状態でのロータ3の回転の推移は、図3の細かい点線にて示す回転速度47である。時刻tにて制御装置14によって設定回転速度の設定エラーの発生が検出されると、ロータ3は定速回転速度Nで回転するように制御され、この間に正しい設定回転速度が再設定されない場合は、制御装置14は時刻tにてタイムアップとして、表示画面50に、エラーが生じたことと、そのエラーの訂正がされなかったためロータ3の回転を停止させる旨のエラー表示がなされる(ステップ43)。つまり、時刻t―tがタイムアップ時間である。同時に、制御装置14はロータ3の回転を停止させるべくモータ8への駆動電力の供給を停止させ、ロータ3は図3で示す時刻tに回転停止する。
以上の手順によって、本実施例の遠心機1は、入力ミスにより設定回転速度がロータ3の許容回転速度を超えていた場合でも、ロータ3を減速することなく再設定可能となるため、ロータ3を停止させてから再加速させる必要がなくなり、無駄な待機時間を短縮でき、使いやすい遠心機1を実現できた。
次に図6〜図8を用いて本発明の第2の実施例を説明する。第一の実施例では液晶ディスプレイたる操作パネル13にエラーの発生を示す情報を表示するようにした。しかしながら、液晶ディスプレイを持たない遠心機も存在する。図6は液晶ディスプレイを持たない遠心機の表示パネル70を示す図である。表示パネル70は遠心機の外面の一部に設けられた表示手段及び入力手段であり、7セグメントLEDを用いた表示部72、75、78と、ボタン操作による入力部81〜83と、4つの操作ボタンを持つ方向ボタン80が設けられる。表示部72は2つの7セグメントLEDによって2桁の温度表示が可能であり、その上側には表示内容が温度を示す“TEMP”と示した印字71が設けられ、右下には表示部72で示す数字の単位“℃”を示す印字73が設けられる。表示部75は2つの7セグメントLEDによって2桁の回転速度表示が可能であり、その上側には表示内容が設定回転速度であることを示す“SPEED”と示した印字74が設けられ、右下には表示部75で示す数字の単位“×100rpm”を示す印字76が設けられる。これら印字71、73、74、78はバックライトが透過するように透過窓にて構成して、透過照明を行うように構成しても良い。
表示部78は2つの7セグメントLEDによって2桁の設定時間が可能であり、その上側には表示内容が設定運転時間であることを示す“TIME”と示した印字77が設けられる。ここで表示される時間は、単位が分または秒である。方向ボタン80は4つのボタン80a〜80dによって構成される。左ボタン80c、右ボタン80dは、3つの入力項目、即ち、表示部72にて示す設定温度、表示部75にて示す設定回転速度、表示部78の欄のどれを指示するかを切り替える、換言すれば入力欄を左右方向に切り替えるためのボタンである。選択された表示部の7セグメントLEDは、遅い点滅状態となるため、どの入力項目が選択されているかがわかる。上ボタン80a、下ボタン80bは選択された入力項目の数字を増減することにより設定数を変更するために用いられる。上ボタン80aを押す毎に数字が増加し、下ボタン80bを押す毎に数字が減少する。尚、誤動作を防ぐため、表示部72、75、78一部をタッチしてから、左ボタン80c、右ボタン80dを操作することで、入力欄を切り替えることができる。
入力部81は、“ディスプレイボタン”であり、このボタンを押すことによって回転速度の代わりに最大遠心加速度を入力するための画面に切り替えたり、加減速度の設定を切替るための画面を表示させたりすることができる。入力部82は“スタートボタン”であり、遠心分離運転の開始を指示するためのボタンである。入力部83は“ストップボタン”であり、遠心分離運転中に運転を停止させる場合に押下するボタンである。尚、入力部82、83の裏側に、LED(発光ダイオード)等による光源を設けて入力部82、83の透過ボタンを裏側から照射することによって点灯機能付き操作ボタンにすると良い。
図7は、ロータ3の開始直後に設定回転速度の入力ミスが判明して、制御装置14によって定速にてロータ3が整定され、ユーザに対してエラー表示と修正入力を促している状態を示す図である。ここでは、設定入力ミスをした項目だけ、即ち、表示部75の数字部分が点滅状態にて表示され、同時に、入力部82(スタートボタン)と入力部83(ストップボタン)の光源も同時に点滅される。これらの点滅状態によって、ユーザはどの項目の設定がエラーなのかをすぐに判断でき、その項目の修正とその後に操作する入力部82が一目で判断できる。また、“ストップボタン”である入力部83も点滅するので、遠心分離運転の中断することも可能であることを認識できる。また、表示部75の数字部分が点滅状態に切替わったときに、ロータの最高回転速度と、ユーザが入力した設定回転速度を、所定間隔で交互に表示するようにしても良い。
図7の再入力においては、制御装置14によって判別された許容回転速度は表示パネル70内に表示されない。しかしながら、ユーザが表示部75の数字部分を再入力している際に、入力内容が許容回転速度を越える場合は点滅、制御装置14は許容回転速度以下になったら“点滅”から“点灯”のように、点灯態様を変更することによってユーザは入力内容が許容回転速度以下か否かを容易に判別することができる。
図8は、ユーザによって図7に示す状態からロータ3の設定回転速度の再入力をした後の表示状態を示す図である。ここでは、表示部75の数字部分が“180”から“150”、つまり15,000rpmに修正されている。この再入力された数字は、装着されたロータ3の許容回転速度以下であるため、その入力後に表示部75の点滅状態が点灯状態に変化する。この時、次の操作を促すために、スタートボタンを示す入力部82だけを点滅させる。このように7セグメントLEDを用いた表示パネル70においても、入力ミスにより設定回転速度がロータ3の許容回転速度を超えた場合でも、ロータ3を減速することなく再設定可能となるため、ロータ3を停止させてから再加速させる必要がなくなり、無駄な待機時間を短縮でき、使いやすい遠心機を実現できた。
以上、本発明を実施例に基づいて説明したが、本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。例えば、ユーザが扱う試料が高比重である場合や、ロータの最高回転速度で発生する遠心加速度よりチューブの耐えられる最大遠心加速度が小さい場合などにはロータの回転速度がロータの最高回転速度未満に制限されることがある。ユーザが本体にその回転速度を登録することによって、安全かつ無駄な待機時間を短縮する運用をすることも可能である。さらに、ロータのID情報を読み取り方法として、RFICタグなどの非接触式通信手段をロータに設けてもよい。
1 遠心機 2 ボウル 3 ロータ 4 ロータ室 5 ドア
6 筐体 7 冷却装置 7a 凝縮機 7b 圧縮機
7c 銅パイプ 7d キャピラリ 8 モータ 9 排気口
10 送風装置 11 蝶番 12 ドアパッキン
13 操作パネル 14 制御装置(制御部) 15 温度センサ
16 吸入口 17 断熱材 18 センサ 45〜48 回転速度
50 表示画面 51 表示内容 52 ポップアップ画面
53 エラーメッセージ 54 詳細内容 55 アドバイス情報
56 アイコン 60 再入力画面 61 設定回転速度
62 再入力欄 63 許容回転速度 64 テンキー
65 ENTERキー 70 表示パネル
71、73、74、76、77 印字 72、75、78 表示部
80 方向ボタン 80a 上ボタン 80b 下ボタン
80c 左ボタン 80d 右ボタン 81 入力部(ディスプレイボタン)
82 入力部(スタートボタン) 83 入力部(ストップボタン)

Claims (11)

  1. ロータと、
    前記ロータを回転駆動するモータと、
    ユーザによる前記ロータの設定回転速度と、前記モータの回転開始及び停止を入力する入力手段と、前記モータの運転状態を表示可能する出力手段と、
    前記ロータの回転開始後に前記ロータに付された識別情報を読み取る検出部と、
    これらの制御を行う制御部と、を有する遠心機において、
    前記制御部は、
    前記モータの駆動開始後に前記検出部の検出結果に基づいて前記ロータに応じた許容回転速度を判別し、
    前記許容回転速度と前記入力手段によって入力された前記設定回転速度を比較し、
    前記設定回転速度が前記許容回転速度以上であると判定した場合には、前記モータを前記許容回転速度以下である所定回転速度で回転させると共に、ユーザに前記設定回転速度の再入力を促す表示を前記出力手段に表示することを特徴とする遠心機。
  2. 前記制御部は、前記再入力を促す表示後の所定時間内に前記設定回転速度の再入力がされない場合は、前記モータを停止させることを特徴とする請求項1に記載の遠心機。
  3. 前記制御部は、
    前記再入力を促す表示後の所定時間内に前記設定回転速度の再入力がされた場合は、再入力された前記設定回転速度が前記許容回転速度以下であるか否かを判定し、
    前記許容回転速度以下の場合には、前記モータを再入力された前記設定回転速度まで加速させ、 前記許容回転速度を越える場合には前記再入力を受け付けないことを特徴とする請求項1に記載の遠心機。
  4. 前記出力手段はドットマトリクス方式のディスプレイであり、
    前記制御部は、前記出力手段に、算出した前記許容回転速度を表示させることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の遠心機。
  5. 前記出力手段はセグメント方式の表示装置であり、前記入力手段は前記表示装置の表示内容を可変させる操作入力部と、点灯機能付きのスタートボタン及びストップボタンを含んで構成され、
    前記設定回転速度が前記許容回転速度以上であると判定した場合には、前記表示装置により設定された回転速度を点滅させると共に、前記スタートボタン及び前記ストップボタンを点滅させることにより、ユーザによる修正又はロータの停止を促すことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の遠心機。
  6. 前記制御部による、前記許容回転速度と前記入力手段によって入力された前記設定回転速度との比較は前記モータの加速中に行われ、
    前記制御部は前記設定回転速度が前記許容回転速度以上であると判定した場合には前記モータの加速を中止して、前記モータを定速回転させることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の遠心機。
  7. 前記ロータの底部には、複数の永久磁石が周方向に配置され、
    前記検出部は前記永久磁石を検出する磁気センサであることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の遠心機。
  8. 制御部を有し、ロータの底部の周方向に複数配置された永久磁石を読みとることにより前記ロータの回転開始後にロータIDを識別する遠心機において、
    前記ロータIDが検出された際に設定回転速度が前記ロータの上限回転速度を超えていると判別されたら、
    前記制御部は前記ロータの回転を減速又は停止する前に、ユーザによる前記設定回転速度の変更を受け付けることを特徴とする遠心機。
  9. 表示手段及び入力手段を有し、
    前記制御部は前記設定回転速度が上限回転速度を超えていたら、前記表示手段にエラー表示を行うと共に、ユーザに前記設定回転速度の修正を促すことを特徴とする請求項8に記載の遠心機。
  10. 前記制御部は、前記修正を促す際に前記ロータの上限回転速度を前記表示手段に表示することを特徴とする請求項9に記載の遠心機。
  11. ユーザによって一定時間以内に前記設定回転速度が変更されたら、変更後の前記設定回転速度に前記ロータを加速することにより遠心分離運転を継続し、
    ユーザによって一定時間以内に前記設定回転速度の変更がされなかったら前記ロータの回転を停止させることを特徴とする請求項9又は10に記載の遠心機。

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