JP2021103749A - 抵抗変化素子 - Google Patents

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宏樹 河合
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克伊 小松
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Tatatomi Daibo
忠臣 大坊
弘毅 徳平
Koki Tokuhira
弘毅 徳平
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Masahisa Yoshikawa
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Abstract

【課題】スイッチ層による電圧の閾値(Vth)を低下させることを可能にした抵抗変化素子を提供する。【解決手段】実施形態の抵抗変化素子1は、第1の電極2と第2の電極3との間に配置され、抵抗変化層5とカルコゲン含有層6とを含む積層体4とを具備する。カルコゲン含有層6は、一般式:C1xC2yAz(C1はSc、Y、Zr、及びHfから選ばれる少なくとも1つの元素、C2はC、Si、Ge、B、Al、Ga、及びInから選ばれる少なくとも1つの元素、AはS、Se、及びTeから選ばれる少なくとも1つの元素であり、x、y、及びzは0<x<1、0<y<1、0<z<1、x+y+z=1を満足する原子比を表す数である。)で表される材料を含み、元素C1の酸化数をa、元素C2の酸化数をbとしたとき、元素C1の原子比xは、x≦(3−(3+b)×y−z)/(3+a)を満足する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、抵抗変化素子に関する。
スイッチ層と不揮発性メモリ層としての抵抗変化層とを有する抵抗変化素子が記憶装置に用いられている。このような抵抗変化素子においては、スイッチ層の耐熱性等を損なうことなく、スイッチ層による抵抗値が高いオフ状態から抵抗値が低いオン状態に遷移する電圧の閾値(Vth)を低下させることが求められている。
米国特許出願公開第2018/0019281号明細書
本発明が解決しようとする課題は、スイッチ層による電圧の閾値(Vth)を低下させることを可能にした抵抗変化素子を提供することにある。
実施形態の抵抗変化素子は、第1の電極と、第2の電極と、前記第1の電極と前記第2の電極との間に配置され、抵抗変化層とカルコゲン含有層とを含む積層体とを具備する抵抗変化素子であって、前記カルコゲン含有層は、
一般式:C1C2
(式中、C1はSc、Y、Zr、及びHfからなる群より選ばれる少なくとも1つの元素、C2はC、Si、Ge、B、Al、Ga、及びInからなる群より選ばれる少なくとも1つの元素、AはS、Se、及びTeからなる群より選ばれる少なくとも1つの元素であり、x、y、及びzは0<x<1、0<y<1、0<z<1、x+y+z=1を満足する原子比を表す数である。)
で表される材料を含み、元素C1の酸化数をa、元素C2の酸化数をbとしたとき、元素C1の原子比xは、x≦(3−(3+b)×y−z)/(3+a)を満足する。
実施形態の抵抗変化素子の基本構成を示す断面図である。 実施形態の抵抗変化素子の基本構成を示す斜視図である。 実施形態の抵抗変化素子のカルコゲン含有層における元素C1及び元素C2のTe化物、Se化物、及びN化物のバンドギャップを示す図である。 実施形態の抵抗変化素子のカルコゲン含有層における元素C1及び元素C2とTe、Se、及びNとの結合エネルギーを示す図である。 実施形態の抵抗変化素子のカルコゲン含有層の一構成例における元素C1の添加量とバンドギャップ(Eg)との関係を示す図である。 実施形態の抵抗変化素子のカルコゲン含有層の一構成例における元素C1の添加量とガラス転移温度(Tg)との関係を示す図である。 実施形態の抵抗変化素子のカルコゲン含有層の他の構成例における元素C1の添加量とバンドギャップ(Eg)との関係を示す図である。 実施形態の抵抗変化素子のカルコゲン含有層の他の構成例における元素C1の添加量とガラス転移温度(Tg)との関係を示す図である。
以下、実施形態の抵抗変化素子について、図面を参照して説明する。各実施形態において、実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、その説明を一部省略する場合がある。図面は模式的なものであり、厚さと平面寸法との関係、各部の厚さの比率等は現実のものとは異なる場合がある。
図1は実施形態の抵抗変化素子1の基本構成を示す断面図、図2は実施形態の抵抗変化素子1の基本構成を示す斜視図である。図1及び図2に示す抵抗変化素子1は、第1の電極2と、第2の電極3と、第1の電極2と第2の電極3との間に配置された積層体4とを備えている。積層体4は、不揮発性メモリ層として機能する抵抗変化層5と、スイッチ層として機能するカルコゲン含有層6とを有している。抵抗変化素子1は、図2に示すように、ビット線BLとワード線WLとの交点に配置されてメモリセルとして機能するものである。図2は1つのビット線BLと1つのワード線WLとの交点しか示していないが、実際には多数のビット線BL及びワード線Wの各交点にメモリセルとしての抵抗変化素子1を配置することにより半導体記憶装置が構成される。
抵抗変化層5には、従来から公知の抵抗変化型メモリにおけるメモリ層が用いられる。抵抗変化型メモリとしては、抵抗変化メモリ(ReRAM:Resistive Randam Access Memory)、相変化メモリ(PCM:Phase Change Memory)、磁気抵抗メモリ(MRAM:Magnetoresistive Randam Access Memory)等が知られている。これら各種の抵抗変化型メモリのメモリ層が抵抗変化層5として用いられる。抵抗変化層5は単層構造に限らず、各メモリの機能を発揮させるために必要な多層膜であってもよい。第1及び第2の電極2、3には、例えばCu、Cu合金、Al、Al合金等からなる金属電極が用いられる。なお、第1の電極2と積層体4との間、第2の電極3と積層体4との間、及び抵抗変化層5とカルコゲン含有層6との間には、各種の付加層が配置されていてもよい。
スイッチ層(スイッチ素子)として機能するカルコゲン含有層6は、抵抗変化層5に電気的に接続されており、抵抗変化層5への電流のオン/オフを切り替える機能(スイッチ機能/スイッチ動作)を有する。カルコゲン含有層6は、閾値(Vth)以上の電圧が印加されることによって、抵抗値が高いオフ状態から抵抗値が低いオン状態に急激に遷移する電気特性を有する。すなわち、カルコゲン含有層6に印加される電圧が閾値(Vth)より低いときには、カルコゲン含有層6は絶縁体として機能し、抵抗変化層5に流れる電流を遮断して、抵抗変化層5をオフ状態とする。カルコゲン含有層6に印加される電圧が閾値(Vth)を超えると、カルコゲン含有層6の抵抗値が急激に低下して導電体として機能し、カルコゲン含有層6を介して抵抗変化層5に電流が流れるようになり、抵抗変化層5をオン状態とする。このようなカルコゲン含有層6の印加電圧に基づく抵抗値の変化は、可逆的にかつ急激に生じるものである。
スイッチ層として機能するカルコゲン含有層6は、スカンジウム(Sc)、イットリウム(Y)、ジルコニウム(Zr)、及びハフニウム(Hf)からなる群より選ばれる少なくとも1つの元素C1と、炭素(C)、ケイ素(Si)、ゲルマニウム(Ge)、ホウ素(B)、アルミニウム(Al)、ガリウム(Ga)、及びインジウム(In)からなる群より選ばれる少なくとも1つの元素C2と、硫黄(S)、セレン(Se)、及びテルル(Te)からなる群より選ばれる少なくとも1つの元素Aとを含有する化合物等の材料(以下、第1の層構成材料とも言う。)を含む。カルコゲン含有層6は、元素C1、元素C2、及び元素Aに加えて、さらに窒素(N)を含有する化合物等の材料(以下、第2の層構成材料とも言う。)を含んでいてもよい。
カルコゲン含有層6を構成する第1の層構成材料の具体例の1つとしては、Sc及びYからなる群より選ばれる少なくとも1つの元素C11と、C、Si、Ge、B、Al、Ga、及びInからなる群より選ばれる少なくとも1つの元素C2と、S、Se、及びTeからなる群より選ばれる少なくとも1つの元素Aとを含有する化合物等の材料が挙げられる。上記した材料は、さらにZr及びHfからなる群より選ばれる少なくとも1つの元素C12を含有していてもよく、加えてNを含有していてもよい。
カルコゲン含有層6を構成する第1の層構成材料は、例えば以下に示す組成式(1)で表される組成を有することができる。
一般式:C1C2 …(1)
(式中、x、y、及びzは0<x<1、0<y<1、0<z<1、x+y+z=1を満足する原子比を表す数である。)
また、カルコゲン含有層6を構成する第2の層構成材料は、例えば以下に示す組成式(2)で表される組成を有することができる。
一般式:C1C2 …(2)
(式中、x、y、z、及びwは0<x<1、0<y<1、0<z<1、0<w<1、x+y+z+w=1を満足する原子比を表す数である。)
上述したスイッチ層としての機能は、S、Se、及びTeからなる群より選ばれる少なくとも1つの元素A(カルコゲン元素)を含む化合物等の材料により得ることができる。カルコゲン含有層6を構成する元素Aを含む材料は、アモルファス構造を有することが好ましい。上記したスイッチ特性を得る上で、カルコゲン含有層6は局在状態をバンドギャップ中に多く有するアモルファス半導体であることが好ましい。
元素Aはアニオンとなる元素であって、アモルファス構造の形成に寄与する元素であり、さらにトラップ準位の形成に寄与し、これらによりスイッチ動作を発現させることができる。すなわち、カルコゲン含有層6によれば、電圧の閾値(Vth)に基づいて高抵抗状態と低抵抗状態との間で遷移する機能(スイッチ機能)を得ることができる。スイッチ機能は、アモルファス構造に起因するバンドギャップ中の局在状態を介した電気伝導機構に由来する。元素Aは、スイッチ機能を得る上で、第1の層構成材料又は第2の層構成材料中に10原子%以上含まれていることが好ましい。
アモルファス構造を得る上で、カルコゲン含有層6はNを含んでいてもよい。Nは元素Aと同様に、アニオンとなる元素である。カルコゲン含有層6がNを含むことによって、耐熱性(ガラス転移温度)が向上し、さらにアモルファス構造の形成に寄与する。また、リーク電流を低減することができる。ただし、Nを過剰に含むと、NがNとして抜けることによる膜質劣化や、バンドギャップが大きくなることによる絶縁体化が懸念される。このため、Nの含有量は適宜設定することが好ましい。具体的な組成比(原子比)については後述する。
カルコゲン含有層6を構成する第1及び第2の層構成材料は、アニオンとなる元素A及び必要に応じて含有されるNに加えて、カチオンとなる元素として元素C1及び元素C2を含んでいる。元素C2は、第1及び第2の層構成材料の平均配位数(Mean Coordination Number:MCN)を増加させ、アモルファス状態を安定化させる元素である。ここで、GeTe、SiTe、BTe、GeSe等はスイッチ機能を示す材料として知られており、元素C2と元素Aを含む材料は同様にスイッチ機能を示すと考えられる。元素C2は、アモルファス状態の安定化等に基づくスイッチ機能を得る上で、第1の層構成材料又は第2の層構成材料中に10原子%以上含まれていることが好ましい。ただし、元素C2の含有量が多すぎると、第1及び第2の層構成材料が結晶化するおそれがあり、スイッチ機能を得ることができなくなる場合がある。
上記したような元素C2に加えて、第1及び第2の層構成材料はSc、Y、Zr、及びHfからなる群より選ばれる少なくとも1つの元素C1を含有している。図3に元素C1、元素C2、及び比較のための添加元素(Sb、As、Bi)のTe化物、Se化物、及びN化物のバンドギャップ(Eg)を示す。図3に示すように、元素C1は元素C2に比べて、Te化物、Se化物、及びN化物のバンドギャップ(Eg)が小さいことから、第1及び第2の層構成材料が絶縁体化しにくい。さらに、元素C1のTe化物、Se化物、及びN化物のバンドギャップ(Eg)は、比較のための添加元素(Sb、As、Bi)のTe化物、Se化物、及びN化物と同等であり、比較のための添加元素と同様に、電圧の閾値(Vth)の低下に寄与することが期待される。
また、図4に元素C1、元素C2、及び比較のための添加元素(Sb、As、Bi)のTe、Se、及びNとの結合エネルギーを示す。図4に示すように、比較のための添加元素(Sb、As、Bi)は、Te、Se、及びNとの結合エネルギーが小さい。このような添加元素を使用した場合、スイッチ層のガラス転移温度が低下し、耐熱性が低下することが分かる。これに対して、元素C1は元素C2と同等のTe、Se、及びNとの結合エネルギーを有することが分かる。従って、元素C1を含む第1及び第2の層構成材料によれば、ガラス転移温度が高められ、スイッチ層としてのカルコゲン含有層6、ひいては抵抗変化素子1の耐熱性を向上させることが可能になる。
なお、上記した第1及び第2の層構成材料が電圧の閾値(Vth)に基づいて高抵抗状態と低抵抗状態との間で遷移する性質(スイッチ特性)を有することに関しては、例えば元素C1及び元素C2のTe化物、Se化物、及びS化物のバンドギャップ(Eg)から判断することができる。元素C1及び元素C2のTe化物、Se化物、及びS化物は、いずれも半導体としての性質を有する。図4に示すように、元素C1及び元素C2のTe化物やSe化物等は、いずれも適度なバンドギャップ(Eg)を有している。このようなバンドギャップ(Eg)に基づいて、第1及び第2の層構成材料からなるカルコゲン含有層6は、上記したスイッチ特性を有すると判断することできる。
上述したように、元素C1を含むカルコゲン含有層6をスイッチ層として用いた抵抗変化素子1によれば、耐熱性を向上させた上で、スイッチ層の電圧の閾値(Vth)を低下させることができる。カルコゲン含有層6の耐熱性及び電圧の閾値(Vth)について、図5ないし図8を参照してさらに説明する。図5及び図6は(Al+X)40Te4020化合物(X=Hf、Zr、Sc、Y、As)において、Xの添加量(X/(Al+X))を変化させた際のバンドギャップ(Eg)(図5)とガラス転移温度(Tg)(図6)を示している。図7及び図8は(Ge+X)40Se4020化合物(X=Hf、Zr、Sc、Y、As)において、Xの添加量(X/(Ge+X))を変化させた際のバンドギャップ(Eg)(図7)とガラス転移温度(Tg)(図8)を示している。
図5及び図7に示すように、元素C2と元素AとNとを含む材料に元素C1を添加し、元素C1の添加量を増加していくにしたがって、比較のための添加元素であるAsと同様に、バンドギャップ(Eg)が低下していくことが分かる。バンドギャップ(Eg)が小さいほど、高抵抗状態と低抵抗状態との間で遷移する電圧の閾値(Vth)が低下することが期待される。従って、元素C1と元素C2と元素Aとを含む材料、さらにそれらにNを添加した材料によれば、電圧の閾値(Vth)を低下させることができる。また、図6及び図8に示すように、比較のための添加元素であるAsの場合、元素C2と元素AとNとを含む材料にAsを添加していくと、Asの添加量の増加にしたがってガラス転移温度(Tg)が低下していくことが分かる。これに対して、元素C2と元素AとNとを含む材料に元素C1を添加した場合、元素C1の添加量を増加してもガラス転移温度(Tg)は低下せず、またガラス転移温度(Tg)が上昇する場合もあることが分かる。従って、元素C1と元素C2と元素Aとを含む材料、さらにそれらにNを添加した材料によれば、耐熱性を向上させることができる。
次に、第1及び第2の層構成材料の組成比(原子比)について述べる。上述したように、元素C1及び元素C2はカチオンとなる元素であり、Sc及びYの価数(酸化数)は+3価、Hf及びZrの価数(酸化数)は+4価、C、Si、及びGeの価数(酸化数)は+4価、B、Al、Ga、及びInの価数(酸化数)は+3価である。元素A及びNはアニオンとなる元素であり、S、Se、及びTeの価数(酸化数)は−2価、Nの価数(酸化数)は−3価である。これらの元素を含む材料において、カチオンの全価数がアニオンの全価数を上回ると、カチオンの金属原子が余ることにより、スイッチ層としてのカルコゲン含有層6のリーク電流が増加することが懸念される。従って、元素C1及び元素C2によるカチオンの全価数が元素A及びNによるアニオンの全価数を上回らないように組成比(原子比)を決定することが好ましい。
金属カチオンC1の価数をa、原子比をx、金属カチオンC2の価数をb、原子比をy、アニオンAの原子比をz、Nの原子比をwとしたとき、上記カチオンとアニオンの原子比を満足させるために、以下の式(3)で表される条件を満足させることが好ましい。
a×x+b×y≦2×z+3×w …(3)
上記した式(3)を整理すると、以下の式(4)となる。従って、第1及び第2の層構成材料における元素C1の原子比xは、以下の式(4)を満足させることが好ましい。
x≦(3−(3+b)×y−z)/(3+a) …(4)
また、前述したように、元素C2の原子比yは0.1以上とすることが好ましく、元素Aの原子比zは0.1以上とすることが好ましい。これらの原子比(y=0.1、z=0.1)を考慮した場合、スイッチ層としてのカルコゲン含有層6のリーク電流が増加しやすい条件は、以下の式(5)で表される。
x>(2.6−0.1b)/(3+a)=xmax …(5)
上記した式(5)におけるxmaxの値は、元素C1として+3価のSc及びYを使用し、元素C2が+4価のC、Si、及びGeの場合、xmax=0.367となり、元素C2が+3価のB、Al、Ga、及びInの場合、xmax=0.383となる。従って、元素C1がSc及びYの少なくとも一方を含む場合には、元素C2がC、Si、Ge、B、Al、Ga、及びInから選ばれるいずれの元素であっても、元素C1の原子比xは上記したxmaxの大きい値(0.383)に基づいて、0.01以上0.38以下とすることが好ましい。下限値の0.01はSc及びYの少なくとも一方を含む元素C1に基づく耐熱性の向上効果等を有効に得るための値である。
上記した式(5)におけるxmaxの値は、元素C1として+4価のHf及びZrを使用し、元素C2が+4価のC、Si、及びGeの場合、xmax=0.314となり、元素C2が+3価のB、Al、Ga、及びInの場合、xmax=0.329となる。従って、元素C1がHf及びZrの少なくとも一方を含む場合には、元素C2がC、Si、Ge、B、Al、Ga、及びInから選ばれるいずれの元素であっても、元素C1の原子比xは上記したxmaxの大きい値(0.329)に基づいて、0.01以上0.32以下とすることが好ましい。下限値の0.01はHf及びZrの少なくとも一方を含む元素C1に基づく耐熱性の向上効果等を有効に得るための値である。
スイッチ層としてのカルコゲン含有層6がNを含む場合、前述したようにNを過剰に含むと、NがNとして抜けることによる膜質劣化や、バンドギャップが大きくなることによる絶縁体化が懸念される。この点に対して、窒素の全結合数が[(カチオンの結合数)−(カルコゲン(元素A)の結合数)]で示される値を上回ると、カチオンと結合することのできないN原子によりN同士の結合が形成され、N分子として抜けることが懸念される。従って、Nのwは、以下の式(6)で表される条件を満足させることが好ましい。
3×w≦a×x+b×y−2×z …(6)
上記した式(6)を整理すると、以下の式(7)となる。従って、第2の層構成材料におけるNの原子比wは、以下の式(7)を満足させることが好ましい。
w≦(a−(a−b)×y−(a+2)×z)/(3+a) …(7)
また、上述した元素C2の原子比及び元素Aの原子比(y=0.1、z=0.1)を考慮した場合、スイッチ層としてのカルコゲン含有層6からN分子が抜けやすい条件は、以下の式(8)で表される。
w>(0.8×a+0.1×b−0.2)/(3+a)=wmax …(8)
上記した式(8)におけるwmaxの値は、元素C1として+3価のSc及びYを使用し、元素C2が+4価のC、Si、及びGeの場合、wmax=0.433となり、元素C2が+3価のB、Al、Ga、及びInの場合、wmax=0.417となる。従って、元素C1がSc及びYの少なくとも一方を含む場合、元素C2がC、Si、Ge、B、Al、Ga、及びInから選ばれるいずれの元素であっても、Nの原子比wは上記したwmaxの大きい値(0.433)に基づいて、0.01以上0.43以下とすることが好ましい。下限値の0.01はNに基づく耐熱性の向上効果等を有効に得るための値である。
上記した式(8)におけるwmaxの値は、元素C1として+4価のHf及びZrを使用し、元素C2が+4価のC、Si、及びGeの場合、wmax=0.486となり、元素C2が+3価のB、Al、Ga、及びInの場合、wmax=0.471となる。従って、元素C1がHf及びZrの少なくとも一方を含む場合、元素C2がC、Si、Ge、B、Al、Ga、及びInから選ばれるいずれの元素であっても、Nの原子比wは上記したwmaxの大きい値(0.486)に基づいて、0.01以上0.48以下とすることが好ましい。下限値の0.01はNに基づく耐熱性の向上効果等を有効に得るための値である。
上述したように、スイッチ層としてのカルコゲン含有層6を組成式(1)で表される組成を有する材料で構成する場合、元素C1の原子比xはx≦(3−(3+b)×y−z)/(3+a)を満足させることが好ましい。さらに、元素C1の原子比xは0.01以上0.38以下とすることが好ましく、元素C2の原子比yは0.1以上とすることが好ましく、元素Aの原子比zは0.1以上とすることが好ましい。また、元素C1がSc及びYの少なくとも一方を含む場合、元素C1の原子比xは0.01以上0.38以下とすることが好ましい。元素C1がHf及びZrの少なくとも一方を含む場合、元素C1の原子比xは0.01以上0.32以下とすることが好ましい。
また、スイッチ層としてのカルコゲン含有層6を組成式(2)で表される組成を有する材料で構成する場合、元素C1の原子比xはx≦(3−(3+b)×y−z)/(3+a)を満足させることが好ましく、Nの原子比wはw≦(a−(a−b)×y−(a+2)×z)/(3+a)を満足させることが好ましい。さらに、元素C1の原子比xは0.01以上0.38以下、元素C2の原子比yは0.1以上、元素Aの原子比zは0.1以上、Nの原子比wは0.01以上0.48以下とすることが好ましい。また、元素C1がSc及びYの少なくとも一方を含む場合、元素C1の原子比xは0.01以上0.38以下、窒素の原子比wは0.01以上0.43以下とすることが好ましい。元素C1がHf及びZrの少なくとも一方を含む場合、元素C1の原子比xは0.01以上0.32以下、窒素の原子比wは0.01以上0.48以下とすることが好ましい。
なお、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施し得るものであり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…抵抗変化素子、2…第1の電極、3…第2の電極、4…積層体、5…抵抗変化層、6…カルコゲン含有層。

Claims (12)

  1. 第1の電極と、第2の電極と、前記第1の電極と前記第2の電極との間に配置され、抵抗変化層とカルコゲン含有層とを含む積層体とを具備する抵抗変化素子であって、
    前記カルコゲン含有層は、
    一般式:C1C2
    (式中、C1はSc、Y、Zr、及びHfからなる群より選ばれる少なくとも1つの元素、C2はC、Si、Ge、B、Al、Ga、及びInからなる群より選ばれる少なくとも1つの元素、AはS、Se、及びTeからなる群より選ばれる少なくとも1つの元素であり、x、y、及びzは0<x<1、0<y<1、0<z<1、x+y+z=1を満足する原子比を表す数である。)
    で表される材料を含み、元素C1の酸化数をa、元素C2の酸化数をbとしたとき、元素C1の原子比xは、x≦(3−(3+b)×y−z)/(3+a)を満足する、抵抗変化素子。
  2. 前記一般式におけるxは0.01以上0.38以下、yは0.1以上、zは0.1以上である、請求項1に記載の抵抗変化素子。
  3. 前記元素C1はSc及びYの少なくとも一方を含み、かつ前記一般式におけるxは0.01以上0.38以下、yは0.1以上、zは0.1以上である、請求項1に記載の抵抗変化素子。
  4. 前記元素C1はZr及びHfの少なくとも一方を含み、かつ前記一般式におけるxは0.01以上0.32以下、yは0.1以上、zは0.1以上である、請求項1に記載の抵抗変化素子。
  5. 前記カルコゲン含有層は、さらにNを含む、請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の抵抗変化素子。
  6. 第1の電極と、第2の電極と、前記第1の電極と前記第2の電極との間に配置され、抵抗変化層とカルコゲン含有層とを含む積層体とを具備する抵抗変化素子であって、
    前記カルコゲン含有層は、
    一般式:C1C2
    (式中、C1はSc、Y、Zr、及びHfからなる群より選ばれる少なくとも1つの元素、C2はC、Si、Ge、B、Al、Ga、及びInからなる群より選ばれる少なくとも1つの元素、AはS、Se、及びTeからなる群より選ばれる少なくとも1つの元素であり、x、y、z、及びwは0<x<1、0<y<1、0<z<1、0<w<1、x+y+z+w=1を満足する原子比を表す数である。)
    で表される材料を含み、C1元素の酸化数をa、C2元素の酸化数をbとしたとき、元素C1の原子比xは、x≦(3−(3+b)×y−z)/(3+a)を満足し、かつNの原子比wは、w≦(a−(a−b)×y−(a+2)×z)/(3+a)を満足する、抵抗変化素子。
  7. 前記一般式におけるxは0.01以上0.38以下、yは0.1以上、zは0.1以上、wは0.01以上0.48以下である、請求項6に記載の抵抗変化素子。
  8. 前記元素C1はSc及びYの少なくとも一方を含み、かつ前記一般式におけるxは0.01以上0.38以下、yは0.1以上、zは0.1以上、wは0.01以上0.43以下である、請求項6に記載の抵抗変化素子。
  9. 前記元素C1はZr及びHfの少なくとも一方を含み、かつ前記一般式におけるxは0.01以上0.32以下、yは0.1以上、zは0.1以上、wは0.01以上0.48以下である、請求項6に記載の抵抗変化素子。
  10. 第1の電極と、第2の電極と、前記第1の電極と前記第2の電極との間に配置され、抵抗変化層とカルコゲン含有層とを含む積層体とを具備する抵抗変化素子であって、
    前記カルコゲン含有層は、Sc及びYからなる群より選ばれる少なくとも1つの元素C11と、C、Si、Ge、B、Al、Ga、及びInからなる群より選ばれる少なくとも1つの元素C2と、S、Se、及びTeからなる群より選ばれる少なくとも1つの元素Aとを含む、抵抗変化素子。
  11. 前記カルコゲン含有層は、さらにZr及びHfからなる群より選ばれる少なくとも1つの元素C12を含む、請求項10に記載の抵抗変化素子。
  12. 前記カルコゲン含有層は、さらにNを含む、請求項10又は請求項11に記載の抵抗変化素子。
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