JP2021103368A - 第1のサーバと第1のサーバのためのコンピュータプログラム - Google Patents

第1のサーバと第1のサーバのためのコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】サーバが、携帯端末においてユーザによって選択される乗車停留所に停車する路線バスに関連する情報を適切に出力するサーバを提供する。【解決手段】バス管理サーバ100は、複数個の停留所のそれぞれについて、当該停留所を示す停留所情報と、当該停留所に停車する1個以上の路線バスを示す1個以上の路線バス情報と、を関連付けて記憶する。バス管理サーバは、車両端末6bにおいて、複数個の停留所のうちの第1の停留所が乗車停留所としてユーザによって選択される場合に、車両端末から、第1の停留所を示す第1の停留所情報を受信する。バス管理サーバは、車両端末から第1の停留所情報が受信される場合に、第1の停留所情報に関連付けられている1個以上の路線バス情報を取得し、取得済みの1個以上の路線バス情報によって示される1個以上の路線バスに関連する情報を外部に出力する。【選択図】図7

Description

本明細書では、路線バスに関連する情報を外部に出力するサーバを開示する。
特許文献1には、携帯情報端末とサーバとを備えるシステムが開示されている。バスの停留所には、当該停留所に固有の個別番号を記憶するICチップが配置されている。携帯情報端末は、ICチップから個別番号を取得し、当該個別番号をサーバに送信する。これにより、携帯情報端末は、個別番号によって識別される上記の停留所に停車する路線バスに関連する情報(例えば運行状況等)を受信して表示することができる。
特開2014−49082号公報
特許文献1には、サーバが、携帯情報端末から受信された個別番号を利用して、停留所に停車する路線バスに関連する情報を携帯情報端末に送信するための具体的な手法が開示されていない。
本明細書では、サーバが、携帯端末においてユーザによって選択される乗車停留所に停車する路線バスに関連する情報を適切に出力することができる技術を開示する。
本明細書が開示する第1のサーバは、複数個の停留所のそれぞれについて、当該停留所を示す停留所情報と、当該停留所に停車する1個以上の路線バスを示す1個以上の路線バス情報と、を関連付けて記憶するメモリと、携帯端末において、前記複数個の停留所のうちの第1の停留所が乗車停留所としてユーザによって選択される場合に、前記携帯端末から、前記第1の停留所を示す第1の停留所情報を受信する第1の受信部と、前記携帯端末から前記第1の停留所情報が受信される場合に、前記メモリから、前記第1の停留所情報に関連付けられている1個以上の路線バス情報を取得する取得部と、取得済みの前記1個以上の路線バス情報によって示される1個以上の路線バスに関連する情報を外部に出力する出力部と、を備えてもよい。
上記の構成によると、メモリにおいて、複数個の停留所のそれぞれについて、当該停留所を示す停留所情報と、当該停留所に停車する1個以上の路線バスを示す1個以上の路線バス情報と、が関連付けられている。このために、第1のサーバは、乗車停留所である第1の停留所を示す第1の停留所情報を受信する場合に、メモリから第1の停留所情報に関連付けられている1個以上の路線バス情報を取得することができ、この結果、取得済みの1個以上の路線バスに関連する情報を適切に出力することができる。
前記第1のサーバは、さらに、前記携帯端末において、前記複数個の停留所のうちの第2の停留所が降車停留所として前記ユーザによって選択される場合に、前記携帯端末から、前記第2の停留所を示す第2の停留所情報を受信する第2の受信部を備え、前記取得部は、前記携帯端末から前記第1の停留所情報と前記第2の停留所情報とが受信される場合に、前記メモリから、前記第1の停留所情報と前記第2の停留所情報との双方に関連付けられている前記1個以上の路線バス情報を取得してもよい。上記の構成によると、第1のサーバは、乗車停留所である第1の停留所を示す第1の停留所情報と、降車停留所である第2の停留所である第2の停留所情報と、の双方に関連付けられている1個以上の路線バス情報を適切に出力することができる。
前記第1の受信部は、前記携帯端末に表示される地図の中から前記第1の停留所が乗車停留所として前記ユーザによって選択される場合に、前記携帯端末から前記第1の停留所情報を受信してもよい。上記の構成によると、ユーザは、携帯端末に表示される地図の中から乗車停留所を選択することができる。
前記出力部は、取得済みの前記1個以上の路線バス情報によって示される前記1個以上の路線バスの中から1個の路線バスを選択するための選択画面を示す選択画面情報を前記携帯端末に送信し、前記第1のサーバは、さらに、前記選択画面情報が前記携帯端末に送信された後に、前記選択画面において前記1個の路線バスが前記ユーザによって選択される場合に、前記携帯端末から、選択済みの路線バスを示す選択結果情報を受信する第3の受信部を備え、前記出力部は、さらに、前記携帯端末から前記選択結果情報が受信される場合に、前記第1の停留所で前記選択済みの路線バスに乗車する乗客が存在することを前記選択済みの路線バスの運転手に通知するための乗客情報を前記選択済みの路線バスに送信してもよい。上記の構成によると、運転手は、第1の停留所で路線バスに乗車する乗客が存在することを知ることができる。
前記乗客情報は、前記第1の停留所で前記選択済みの路線バスに乗車すること、及び、前記選択済みの路線バスに乗車するための補助が必要であること、を前記運転手に通知するための情報であってもよい。上記の構成によると、運転手は、第1の停留所において路線バスに乗車するための補助が必要であることを知ることができる。
前記出力部は、取得済みの前記1個以上の路線バス情報によって示される前記1個以上の路線バスのそれぞれについて、当該路線バスが前記第1の停留所に到着するまでの時間を含む第1の通知画面を示す第1の通知画面情報を前記携帯端末に送信してもよい。上記の構成によると、ユーザは、路線バスが第1の停留所に到着するまでの時間を知ることができる。
前記出力部は、取得済みの前記1個以上の路線バス情報によって示される前記1個以上の路線バスのそれぞれについて、当該路線バスの座席の現在の空席状況を示す空席情報を含む第2の通知画面を示す第2の通知画面情報を前記携帯端末に送信してもよい。上記の構成によると、ユーザは、路線バスの空席状況を知ることができる。
前記出力部は、取得済みの前記1個以上の路線バス情報によって示される前記1個以上の路線バスの中から1個の路線バスを選択するための選択画面を示す選択画面情報を前記携帯端末に送信し、前記第1のサーバは、さらに、前記選択画面情報が前記携帯端末に送信された後に、前記選択画面において前記1個の路線バスが前記ユーザによって選択される場合に、前記携帯端末から、選択済みの路線バスを示す選択結果情報を受信する第3の受信部を備え、前記出力部は、さらに、通知時間を指定するための指定画面を示す指定画面情報を前記携帯端末に送信し、前記第1のサーバは、さらに、前記指定画面情報が前記携帯端末に送信された後に、前記指定画面において前記通知時間が指定される場合に、前記携帯端末から、指定済みの前記通知時間を示す時間情報を受信する時間情報受信部を備え、前記出力部は、さらに、前記選択済みの路線バスが前記第1の停留所に到着するまでの時間が、前記時間情報によって示される前記通知時間に基づいて決定される時間に一致する場合に、前記選択済みの路線バスが前記第1の停留所に到着するまでの時間が前記通知時間に到達したことを通知するための第3の通知画面を示す第3の通知画面情報を前記携帯端末に送信してもよい。上記の構成によると、ユーザは、路線バスが第1の停留所に到着するまでの時間が通知時間に到達したことを知ることができる。
前記第1の受信部は、前記携帯端末から、前記第1のサーバとは異なる第2のサーバを介して、前記第1の停留所情報を受信してもよい。
上記の第1のサーバを実現するためのコンピュータプログラム、及び、当該コンピュータプログラムを記憶するコンピュータ読取可能記憶媒体も新規で有用である。また、上記の第1のサーバによって実行される方法も新規で有用である。また、上記の第1のサーバと他の装置(例えば、携帯端末)とを備えるシステムも新規で有用である。
実施例のシステムを模式的に示す。 バス管理サーバと携帯端末の構成を示す。 停留所テーブルの一例を示す。 系統テーブルの一例を示す。 路線バスの系統図を示す。 各デバイスによって実行される処理のシーケンス図を示す。 「乗車補助申請」を示すアイコンが選択される場合に実行される処理のシーケンス図を示す。 図7の続きのシーケンス図を示す。 「バス接近情報」を示すアイコンが選択される場合に実行される処理のシーケンス図を示す。 図9の続きのシーケンス図を示す。 携帯端末に表示される各画面の一例を示す。
(通信システムの概略;図1)
図1に示されるように、通信システム30は、携帯端末10と、バス管理サーバ100と、アプリケーションサーバ200と、路線バス6に設置された車両端末6bと、を備える。車両端末6bは、インターネット50を介して、各サーバ100,200と通信可能である。路線バス6にはGPS受信機6aが設置されており、GPS受信機6aは、GPS衛星8と通信することによって、路線バス6の現在の位置の経度及び緯度を示す情報を取得することができる。
携帯端末10は、スマートフォン、携帯電話、タブレットPC、ノートPC等の可搬型のユーザ端末である。バス管理サーバ100は、路線バス6に関する処理を実行するためのサーバであり、例えば、車両端末6bのベンダによってインターネット50上に設置される。アプリケーションサーバ200は、携帯端末10にインストールされるアプリケーションプログラム28(図2参照)に関する処理を実行するためのサーバであり、アプリケーションプログラム28のベンダによってインターネット50上に設置される。各デバイス10,100,200は、インターネット50を介して相互に通信可能である。
(各デバイス10,100の構成;図2)
続いて、図2を参照して、携帯端末10とバス管理サーバ100の構成について説明する。携帯端末10は、操作部12と、LTE(Long Term Evolutionの略)インターフェース14と、表示部16と、制御部20と、を備える。以下では、インターフェースのことを「I/F」と記載する。
操作部12は、ユーザによって操作されるキーを備える。LTEI/F14は、セルラー方式の一種であるLTEに従った無線通信を実行するためのインターフェースであり、インターネット50を介した通信を実行可能である。なお、変形例では、携帯端末10は、他のセルラー方式(例えば、3G(3rd Generationの略)方式、4G(4th Generationの略)方式等)に従った無線通信を実行可能であってもよい。表示部16は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。表示部16は、いわゆるタッチパネル(即ち操作部)としても機能する。
制御部20は、CPU22とメモリ24とを備える。CPU22は、メモリ24に記憶されている様々なプログラム26,28に従って、様々な処理を実行する。メモリ24は、揮発性メモリ、不揮発性メモリ等によって構成される。メモリ24は、携帯端末10の基本的な処理を実行するためのOSプログラム(Operating Systemの略)26と、携帯端末10が出荷された後に携帯端末10にインストールされるアプリケーションプログラム28と、を記憶する。OSプログラム26は、例えば、Android(登録商標)、iOS(登録商標)等である。アプリケーションプログラム28は、本実施例では、メッセージ、写真、動画等の通信を実現するためのLINE(登録商標)である。変形例では、アプリケーションプログラム28は、メッセージ等の通信を実現するための他のプログラムであってもよい。
バス管理サーバ100は、通信I/F114と、制御部120と、を備える。通信I/F114は、インターネット50に接続されている。制御部120は、CPU122と、メモリ124と、を備える。CPU122は、メモリ124に記憶されているプログラム126に従って、様々な処理を実行する。メモリ124は、揮発性メモリ、不揮発性メモリ等によって構成される。メモリ124は、例えば停留所テーブル130と、系統テーブル132と、を記憶する。
(停留所テーブル130の内容;図3)
図3を参照して、停留所テーブル130の詳細について説明する。停留所テーブル130は、停留所名称と系統と方面とバス情報とを関連付けて記憶している。停留所名称は、停留所の名称である。系統は、1個の路線バスが順次停車する複数個の停留所によって構成される路線バスの走行ルートを識別する情報であり、「路線」と呼ばれることもある。方面は、路線バスが、系統を構成する複数個の停留所のうちのどの停留所から出発してどの停留所まで走行するのかを示す情報である。本実施例では、方面は、終着停留所の名称を示す。バス情報は、複数個の路線バスを識別する複数個のバスIDのそれぞれについて、当該バスIDと、当該バスIDによって識別される路線バスが停留所に到着する到着時刻(換言すると出発時刻)と、が関連付けられた情報である。なお、以下では、例えば、停留所名称「AAA」によって示される停留所のことを単に停留所「AAA」と表現するとともに、バスID「002」によって識別される路線バスのことを単に路線バス「002」と表現する場合がある。
(系統テーブル132の内容;図4)
図4を参照して、系統テーブル132の詳細について説明する。系統テーブル132は、系統と、当該系統を構成する複数個の停留所と、を関連付けて記憶している。例えば、系統「900」は、複数個の停留所「AAA」、「BBB」、「CCC」、「DDD」、「EEE」・・・「XXX」によって構成される。そして、図3に示されるように、系統「900」には、方面として「XXX」及び「AAA」が存在する。これは、系統「900」には、始発停留所が「AAA」であると共に終着停留所が「XXX」である走行ルート(即ち方面「XXX」の走行ルート)と、始発停留所が「XXX」であると共に終着停留所が「AAA」である走行ルート(即ち方面「AAA」の走行ルート)と、が存在することを意味する。
(系統図;図5)
図5を参照して、系統テーブル132によって示される複数の系統についてさらに説明する。理解を助けるため、図5では、系統毎に、矢印の線種を変えている。図5を参照すれば、系統「900」が、複数個の停留所「AAA」、「BBB」、「CCC」、「DDD」、「EEE」・・・「XXX」によって構成されることを容易に理解できる。また、例えば、系統「902」は、複数個の停留所「AAA」、「BBB」、「CCC」、「FFF」、「GGG」・・・「YYY」によって構成される。他の系統についても、図5を参照すれば容易に理解できる。
(各デバイスによって実行される処理;図6)
図6を参照して、各デバイス10,100,200によって実行される処理を説明する。なお、以下では、理解の容易さの観点から、バス管理サーバ100のCPU122及び携帯端末10のCPU22が実行する処理について説明する際に、CPUを主体として説明せず、バス管理サーバ100及び携帯端末10を主体として説明する。
携帯端末10は、まず、例えば冊子等に印刷されたQRコード(登録商標)D2を読み取る(T200)。QRコードD2は、アプリケーションプログラム28を利用して、バス管理サーバ100が提供するサービス(以下では単に「サービス」と呼ぶ)を受けるための情報がコード化されたものである。QRコードD2は、例えば、バス管理サーバ100のURL(Uniform Resource Locatorの略)を含む。携帯端末10は、QRコードD2を読み取ることによってアプリケーションプログラム28を起動し、アプリケーションプログラム28に従って以降の処理を実行する。なお、携帯端末10は、QRコードD2を読み取る代わりに、例えば検索サイトからバス管理サーバ100にアクセスしてもよい。
T202では、携帯端末10は、T200で読み取ったQRコードD2に含まれるURL702と、アプリケーションプログラム28を利用するためのアカウント情報に含まれるユーザID「name02」と、をアプリケーションサーバ200に送信する。この場合、T204では、アプリケーションサーバ200は、URL702とユーザID「name02」とをバス管理サーバ100に送信する。即ち、携帯端末10は、アプリケーションサーバ200を介して、URL702とユーザID「name02」とをバス管理サーバ100に送信する。なお、URL702は、バス管理サーバ100内の位置を示す情報であり、より具体的には、後述のアイコン選択画面データ800の位置を示す情報である。
バス管理サーバ100は、T202及びT204において、携帯端末10からURL702とユーザID「name02」とを受信する。この場合、T210では、バス管理サーバ100は、ユーザID「name02」と、URL702によって特定されるアイコン選択画面データ800と、をアプリケーションサーバ200に送信する。この場合、T212では、アプリケーションサーバ200は、T210で受信されたアイコン選択画面データ800を、T210で受信されたユーザID「name02」によって識別される携帯端末10に送信する。なお、以下では、バス管理サーバ100が何らかのデータと、ユーザID「name02」と、をアプリケーションサーバ200に送信し、アプリケーションサーバ200が当該データをユーザID「name02」によって識別される携帯端末10に送信することを、「バス管理サーバ100がアプリケーションサーバ200を介してデータを携帯端末10に送信する」と省略して表現する。また、以下では、「アプリケーションサーバ200を介して」という記載も省略することがある。
携帯端末10は、T210及びT212において、バス管理サーバ100からアイコン選択画面データ800を受信すると、T214において、アイコン選択画面データ800によって表わされるアイコン選択画面D4を表示する。アイコン選択画面D4は、バスの乗り方を示すアイコンIC2と、バス接近情報を示すアイコンIC4と、乗車補助申請を示すアイコンIC6と、お気に入り登録を示すアイコンIC8と、お知らせを示すアイコンIC10と、サービスの使い方を示すアイコンIC12と、を含む。
図示省略しているが、携帯端末10は、各アイコンIC2,IC10,IC12を選択する操作を受け付けると、図示省略のウェブブラウザを利用して、選択済みのアイコンに対応するホームページにアクセスし、当該ホームページを表示する。例えば、アイコンIC2に対応するホームページには、バスの乗り方の説明が記述されている。アイコンIC10に対応するホームページには、災害時のバスの運休情報等が記述されている。アイコンIC12に対応するホームページには、サービスの使い方の説明が記述されている。なお、アイコンIC8は、後述する方法で入力する乗車停留所及び降車停留所を、携帯端末10のメモリ24(図2参照)に保存するためのアイコンである。
上述したように、バス管理サーバ100は、複数個のアイコンIC2〜IC12を携帯端末10に表示させることができる(図6のT210〜T214)。そして、バス管理サーバ100は、携帯端末10から複数個のアイコンIC2〜IC12のうちのどれかが選択されたことを示す選択情報であるURLを受信する場合に、選択済みのアイコンに対応する処理を実行する。以下では、アイコンIC4,IC6が選択される場合の処理について、詳しく説明する。
(「乗車補助申請」を示すアイコンIC6が選択される場合の処理;図7)
図7は、図6に示す処理に続けて実行される処理を示す。携帯端末10では、T300において、アイコン選択画面D4(図6参照)に含まれる「乗車補助申請」を示すアイコンIC6が選択される。この「乗車補助申請」を示すアイコンIC6は、ユーザが所望の路線バスに乗車する際に乗車補助を希望することを路線バスの運転手に伝えるためのアイコンである。ユーザがアイコンIC6を選択した場合、携帯端末10は、アイコン選択画面データ800からアイコンIC6に対応付けられているURL704を特定し、T302及びT304において、URL704とユーザID「name02」とをアプリケーションサーバ200を介してバス管理サーバ100に送信する。URL704は、後述の指定画面データ802の位置を示す情報である。
バス管理サーバ100は、T302及びT304において、携帯端末10からURL704とユーザID「name02」とを受信する。この場合、T310及びT312において、バス管理サーバ100は、URL704によって特定される指定画面データ802を携帯端末10に送信する。
携帯端末10は、T310及びT312において、バス管理サーバ100から指定画面データ802を受信すると、T314において、指定画面データ802によって表わされる指定画面D6を表示する。指定画面D6は、携帯端末10のユーザが乗車停留所を入力するためのアイコンIC20と、ユーザが降車停留所を入力するためのアイコンIC24と、乗車停留所及び降車停留所を走行する路線バスを検索するためのアイコンIC26と、を含む。指定画面D6は、さらに、携帯端末10の現在位置の周辺の地図を表示するためのアイコンIC20m,IC24mと、図6のアイコンIC8を用いて携帯端末10のメモリ24(図2参照)に保存済みの乗車停留所及び降車停留所を、携帯端末10の画面を表示させるためのアイコンIC28と、を含む。
指定画面D6が携帯端末10に表示された後、ユーザは、T320において、文字を直接入力するための操作を操作部12に実行して、例えば停留所名称「CCC」を乗車停留所としてアイコンIC20に入力し、例えば停留所「DDD」を降車停留所としてアイコンIC24に入力する。その後、T322において、ユーザは、アイコンIC26を選択する。
なお、図示は省略したが、ユーザがアイコンIC20mを選択した場合には、携帯端末10の現在の位置情報がバス管理サーバ100に送信され、バス管理サーバ100は、当該位置情報を利用して、携帯端末10の周囲に存在する各停留所を特定する。そして、バス管理サーバ100は、特定済みの各停留所の各位置情報を携帯端末10に送信する。携帯端末10は、当該各位置情報に対応する各位置に各停留所のアイコンが追加された周辺地図D30(図11(A)参照)を表示する。この場合、ユーザは、T320において、周辺地図D30の中から停留所「CCC」を選択することができる。また、ユーザがアイコンIC24mを選択した場合には、携帯端末10に周辺地図D30が表示され、ユーザが周辺地図D30をスクロールすることによって、例えば、図11(B)に示す地図D32が表示される。そして、ユーザは、T320において、地図D32の中から停留所「DDD」を選択することができる。このように、携帯端末10に表示された地図D30,D32の中から乗車停留所及び降車停留所を選択できるようにすることで、ユーザは、乗車停留所及び降車停留所を容易に選択することができる。
また、アイコンIC28が選択されると、携帯端末10は、図6のアイコンIC8を用いて携帯端末10のメモリ24(図2参照)に保存済みの乗車停留所及び降車停留所を画面に表示する。本実施例では、3組の乗車停留所及び降車停留所を保存および表示することができる。これにより、ユーザは、乗車停留所及び降車停留所を再びアイコンIC20,IC24に入力せずに済む。なお、本実施例では、入力済みの乗車停留所および降車停留所を携帯端末10のメモリ24に保存しているが、これに限定されず、例えば、入力済みの乗車停留所および降車停留所は、バス管理サーバ100のメモリ124に保存してもよい。
携帯端末10は、T324及びT326において、ユーザID「name02」と乗車停留所「CCC」と降車停留所「DDD」とをバス管理サーバ100に送信する。
バス管理サーバ100は、T324及びT326において、携帯端末10から、ユーザID「name02」と、乗車停留所「CCC」と、降車停留所「DDD」と、を受信する。この場合、T330において、バス管理サーバ100は、メモリ124内の系統テーブル132を利用して、停留所名称「CCC」,「DDD」の双方に関連付けられている複数の系統から、系統「900」を特定する。そして、T332において、バス管理サーバ100は、系統テーブル132を利用して、乗車停留所「CCC」及び降車停留所「DDD」に対応する終着停留所である方面「XXX」を特定する。
次いで、T334において、バス管理サーバ100は、メモリ124内の停留所テーブル130を利用して、系統「900」、方面「XXX」、及び、乗車停留所「CCC」に関連付けられている全てのバス情報(即ち到着時刻及びバスIDの組み合わせ)を取得する。また、T336において、バス管理サーバ100は、現在時刻を取得する。そして、T340において、バス管理サーバ100は、T336で取得された現在時刻と、T334で取得された各バス情報と、を利用して、停留所「CCC」にこれから最も早く到着する3個の路線バスを特定する。例えば、現在時刻が午前6時12分である場合には、3個の路線バス「004」、「006」、「008」が特定される。なお、ここで特定される路線バスの個数は3個に限られず、3個未満であってもよいし(例えば1個のみ)、4個以上であってもよい。
次いで、バス管理サーバ100は、T350において、T340で特定された3個の路線バスのそれぞれの車両端末6bに空席情報要求を送信する。空席情報要求は、空席情報を示す空席情報通知の送信を要求するための信号である。本実施例では、空席情報は、路線バス内に設置された障害者用座席の使用状況を示す情報である。各路線バスでは、障害者用座席が使用される際に、一般座席を折りたたむことで障害者用座席のためのスペースを設ける。各路線バスの車両端末6bは、一般座席が折りたたまれたことを示す信号を取得することによって、障害者用座席の使用状況を把握する。車両端末6bは、T352において、空席情報通知をバス管理サーバ100に送信する。なお、変形例では、空席情報は、一般座席の使用状況を示す情報であってもよいし、優先座席の使用状況を示す情報であってもよい。
バス管理サーバ100は、T352において、車両端末6bから空席情報通知を受信すると、T354において、T340で特定された3個の路線バスのそれぞれが停留所「CCC」に到着するまでの時間を予測する。具体的には、バス管理サーバ100は、図示省略のデータベースにおいて、各路線バスの現在の位置を管理している。そして、バス管理サーバ100は、路線バス「004」の現在の位置と停留所「CCC」の位置とを利用して、路線バス「004」が停留所に到着するまでの時間である到着時間「t1」を予測する。具体的には、バス管理サーバ100は、まず、路線バス「004」の現在の位置と停留所「CCC」の位置とを利用して、路線バス「004」が停留所「CCC」に到着するまでに必要な走行距離を算出する。そして、バス管理サーバ100は、算出済みの走行距離を予め決められている路線バスの標準的な走行速度で除算することによって、到着時間「t1」を算出する。バス管理サーバ100は、T354において、他の2個の路線バス「006」、「008」についても、同様に到着時間「t2」、「t3」を算出する。なお、到着時間「t1」、「t2」、「t3」は、上述した予測に基づくものではなく、メモリ124内のバス情報の時刻表から算出してもよい。
次いで、バス管理サーバ100は、T352で受信された空席情報通知によって示される空席情報と、T354で予測された到着時間「t1」、「t2」、「t3」と、を利用して、バス選択画面データ806を生成し、T360及びT362において、バス選択画面データ806を携帯端末10に送信する。
携帯端末10は、T360及びT362において、バス管理サーバ100からバス選択画面データ806を受信すると、T364において、バス選択画面データ806によって表わされるバス選択画面D8を表示する。バス選択画面D8では、停留所「CCC」に早く到着する順序で、3台の路線バスに関連する情報が記述されている。バス選択画面D8は、さらに、時刻表を示すアイコンIC30を含む。
例えば、停留所「CCC」に最も早く到着する路線バス「004」に関連する情報は、到着時間が約「3分」(上記の時間「t1」)であることを示す文字列と、2個の障害者用座席のうちの1個が使用中であることを示すアイコンIC38aと、を含む。このように、バス管理サーバ100は、ユーザによって入力された乗車停留所及び降車停留所から特定される1個以上の路線バスに関連する情報を含むバス選択画面D8を携帯端末10に表示させることができる。このために、ユーザは、乗車停留所及び降車停留所に停車する1個以上の路線バスを知ることができ、さらに、1個以上の路線バスのそれぞれの到着時間及び空席情報を知ることができる。
路線バス「004」に関連する情報は、さらに、停留所「CCC」から停留所「DDD」まで乗車する際の運賃情報を表示するためのアイコンIC32aと、路線バス「004」に関連するバス情報を表示するためのアイコンIC34aと、乗車補助を申請するためのアイコンIC36aと、を含む。アイコンIC32aがユーザによって選択された場合には、図示は省略されているが、携帯端末10は、選択済みの路線バスID「004」と、運賃情報要求と、をバス管理サーバ100に送信する。この場合、バス管理サーバ100は、路線バスID「004」と、運賃情報要求と、を受信する。次いで、バス管理サーバ100は、メモリ124から路線バス「004」に停留所「CCC」から停留所「DDD」まで乗車する場合に発生する運賃情報を取得し、携帯端末10に運賃情報データを送信する。運賃情報データを受信した携帯端末10は、図11(C)に示す運賃情報画面D40を表示する。これにより、ユーザは、運賃を知ることができる。
また、アイコンIC34aがユーザによって選択された場合には、図示は省略されているが、携帯端末10は、選択済みの路線バスID「004」と、バス情報要求と、をバス管理サーバ100に送信する。この場合、バス管理サーバ100は、路線バスID「004」と、バス情報要求と、を受信する。次いで、バス管理サーバ100は、メモリ124から路線バス「004」に関するバス情報を取得し、携帯端末10にバス情報データを送信する。バス情報データを受信した携帯端末10は、図11(D)に示すバス情報画面D50を表示する。これにより、ユーザは、路線バス「004」の車両に関する情報を知ることができる。
なお、路線バス「004」に後続する各路線バス「006」、「008」に関連する情報は、路線バス「004」に関連する情報と同様である。なお、路線バス「006」に関連する情報は、2個の障害者用座席とも使用中でないことを示すアイコンIC38bを含む。
(「乗車補助申請」を示すアイコンIC36aが選択される場合の処理;図8)
図8は、図7に示す処理に続けて実行される処理を示す。先に述べたように、バス選択画面D8(図7参照)は、乗車補助を申請するためのアイコンIC36aを含む。T400において、アイコンIC36aが選択されると、携帯端末10は、T402及びT404において、バスID「004」と補助要求808とユーザID「name02」とをバス管理サーバ100に送信する。
バス管理サーバ100は、T402及びT404において、携帯端末10から、バスID「004」と補助要求808とユーザID「name02」とを受信する。この場合、バス管理サーバ100は、T406において、図7のT326で受信された停留所名称「CCC」とT404で受信されたユーザID「name02」とを利用して補助申請画面データ810を生成し、T404で受信されたバスID「004」によって特定される路線バスに設置されている車両端末6bに補助申請画面データ810を送信する。
車両端末6bは、T406において、バス管理サーバ100から補助申請画面データ810を受信すると、T410において、補助申請画面データ810によって表わされる補助申請画面D10を表示する。補助申請画面D10は、ユーザID「name02」と停留所名称「CCC」とを示す。これにより、路線バス「004」の運転手は、ユーザID「name02」によって識別される乗客が停留所「CCC」で乗車することを知ることができ、かつ、当該乗客がバスに乗車するための補助が必要であることを知ることができる。
補助申請画面D10は、補助申請画面D10を確認したことを示すアイコンIC40を含む。T412において、アイコンIC40が運転手によって選択されると、車両端末6bは、T414において、ユーザID「name02」と確認通知とをバス管理サーバ100に送信する。
バス管理サーバ100は、T414において、車両端末6bからユーザID「name02」と確認通知とを受信する。この場合、T420及びT422において、バス管理サーバ100は、確認通知データ811を携帯端末10に送信する。
携帯端末10は、T420及びT422において、バス管理サーバ100から確認通知データ811を受信すると、T424において、確認通知データ811によって表わされる確認通知D12を表示する。確認通知D12は、乗車の補助の申請がバスの運転手によって確認されたことを示す文字列を含む。
(「バス接近情報」を示すアイコンIC4が選択される場合に実行される処理;図9)
図9は、図6に示す処理に続けて実行される処理を示す。携帯端末10では、T500において、アイコン選択画面D4(図3参照)に含まれる「バス接近情報」を示すアイコンIC4が選択される。この場合に実行されるT502〜T540は、図7のT302〜T340と同様である。ただし、T502及びT504では、URL704に代えて、アイコンIC4に対応するURL706が通信される。その後に実行されるT554〜T564は、図7のT354〜T364と同様である。T564で表示されるバス選択画面D18は、図7のバス選択画面D8と同様に、3個のバスが停留所「CCC」に到着するまでの時間「t1」、「t2」、「t3」(図9の例では「3分」、「18分」、「33分」)を含む。ただし、図7のバス選択画面D8とは異なり、バス選択画面D18は、空席情報を示すアイコンICと、乗車補助を申請するためのアイコンICと、を含まない。バス選択画面D18は、通知予約を行なうためのアイコンIC56a〜56cを含む。
(「通知予約」を示すアイコンIC56aが選択される場合の処理;図10)
図10は、図9に示す処理に続けて実行される処理を示す。携帯端末10では、T600において、バス選択画面D18(図9参照)に含まれる「通知予約」を示すアイコンIC56aが選択される。この場合、携帯端末10は、T602及びT604において、バスID「004」とユーザID「name02」とをバス管理サーバ100に送信する。
バス管理サーバ100は、T602及びT604において、携帯端末10からバスID「004」とユーザID「name02」とを受信すると、T610において、図9のT554と同様の手法で、到着時間「t1」を再び予測する。次いで、バス管理サーバ100は、T620及びT622において、指定画面データ830を携帯端末10に送信する。
携帯端末10は、T620及びT622において、バス管理サーバ100から指定画面データ830を受信すると、T624において、指定画面データ830によって表わされる指定画面D20を表示する。
指定画面D20は、路線バス「004」が停留所「CCC」に到着するまでの時間「t1」(図10の例では3分)を含む。また、指定画面D20は、通知時間を指定するためのアイコンIC60と、指定済みの通知時間を送信するためのアイコンIC62と、を含む。通知時間は、路線バス「004」が停留所「CCC」に到着する前に通知が欲しいユーザによって指定される時間である。T626では、アイコンIC60において通知時間「t10」(図10の例では「1分」)が指定され、次いで、T630において、アイコンIC62が選択される。この場合、携帯端末10は、T632及びT634において、指定済みの通知時間「t10」とユーザID「name02」とをバス管理サーバ100に送信する。
バス管理サーバ100は、T632及びT634において、携帯端末10から通知時間「t10」とユーザID「name02」とを受信する。この場合、バス管理サーバ100は、T640及びT642において、通知画面データ832を携帯端末10に送信する。この場合、携帯端末10は、T640及びT642において、通知画面データ832を受信し、T644において、通知画面D22を表示する。通知画面D22は、乗車停留所「CCC」と、降車停留所「DDD」と、系統「900」と、終着停留所「XXX」と、を含む。さらに、通知画面D22は、T610で予測された到着時間「t1」(図10の例では「3分」)を含む。
次いで、バス管理サーバ100は、T650及びT652において、通知画面データ834を携帯端末10に送信する。この場合、携帯端末10は、T650及びT652において、通知画面データ834を受信し、T654において、通知画面D24を表示する。通知画面D24は、T626で指定された通知時間「t10」(図10の例では「1分」)に従って通知を行なうことを示す文字列を含む。
次いで、バス管理サーバ100は、T660において、路線バス「004」が乗車停留所「CCC」に到着するまでの到着時間「t20」を予測する。T660の処理は、図9のT554の処理と同様である。そして、T661では、バス管理サーバ100は、T634で受信された通知時間「t10」とT660で予測された到着時間「t20」とが一致するのか否かを判断する。そして、バス管理サーバ100は、通知時間「t10」と予測された到着時間「t20」とが一致しないと判断する場合(T661でNO)には、T660に戻り、到着時間「t20」を再び予測する。一方、バス管理サーバ100は、通知時間「t10」と到着時間「t20」とが一致すると判断する場合(T661でYES)には、T662及びT664において、通知画面データ836を携帯端末10に送信する。
携帯端末10は、T662及びT664において、バス管理サーバ100から通知画面データ836を受信すると、T670において、通知画面データ834によって表わされるバス接近通知D26を表示する。バス接近通知D26は、通知時間「t10」(図10の例では「1分」)が経過すると路線バス「004」が停留所「CCC」に到着することを示す。これにより、ユーザは、路線バスがもうすぐ乗車停留所「CCC」に到着することを知ることができる。
(対応関係)
バス管理サーバ100、アプリケーションサーバ200が、それぞれ、「第1のサーバ」、「第2のサーバ」の一例である。停留所名称が、「停留所情報」の一例である。バスIDが、路線バス情報の一例である。バス選択画面データ806、補助申請画面データ810、確認通知データ811、バス選択画面データ822、指定画面データ830、通知画面データ836、それぞれ、「路線バスに関連する情報」の一例である。バス選択画面データ806、バス選択画面データ822が、それぞれ、「選択画面情報」の一例である。指定画面データ830が、「指定画面情報」の一例である。バス選択画面データ822が、「第1の通知画面情報」の一例である。バス選択画面データ806が、「第2の通知画面情報」の一例である。通知画面データ836が、「第3の通知画面情報」の一例である。バス選択画面D8に含まれるアイコンIC38a〜38bが、「空席情報」の一例である。通知時間「t10」が、「時間情報」の一例である。「補助申請画面データ810」が、「乗客情報」の一例である。
以上、本明細書で開示する技術の実施例を詳細に説明したが、上記の実施例は例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。例えば、以下の変形例を採用してもよい。
(変形例1)バス管理サーバ100は、アプリケーションサーバ200を介して携帯端末10との通信を実行しなくてもよく、携帯端末10との直接通信を実行してもよい。本変形例では、「第2のサーバ」を省略可能である。
(変形例2)図7の指定画面D6において、ユーザに降車停留所「DDD」を入力させるのではなく、例えば路線バスの系統及び方面を入力させてもよい。この場合、図7のT324及びT326において、降車停留所「DDD」がバス管理サーバ100に送信されず、当該系統及び当該方面がバス管理サーバ100に送信される。この場合、バス管理サーバ100は、T334において、乗車停留所「CCC」、当該系統、及び、当該方面に関連付けられているバス情報を取得することができる。本変形例では、「第2の受信部」を省略可能である。
(変形例3)図6のアイコン選択画面D4は、乗車補助申請を示すアイコンIC6を含まなくてもよい。この場合、図7及び図8の処理が実行されない。一般的に言うと、「出力部」は、選択画面情報を携帯端末に送信しなくてもよいし、乗客情報を路線バスに送信しなくてもよい。また、「第3の受信部」を省略可能である。
(変形例4)図6のアイコンIC6は、バスに乗車するための補助が必要であることを運転手に通知するものでなくもよく、単に、バスに乗車することを運転手に通知するものであってもよい。
(変形例5)図7のバス選択画面D8及び図8のバス選択画面D18は、「到着までの時間」を含まなくてもよい。一般的に言うと、「出力部」は、第1の通知画面情報を携帯端末に送信しなくてもよい。
(変形例6)図7のバス選択画面D8は、空席情報を示すアイコンIC38a、38b等を含まなくてもよい。一般的に言うと、「出力部」は、第2の通知画面情報を携帯端末に送信しなくてもよい。
(変形例7)図9のバス選択画面D18は、通知予約を示すアイコンIC56a等を含まなくてもよい。この場合、図10の処理が実行されない。一般的に言うと、「出力部」は選択画面情報、指定画面情報、及び、第3の通知画面情報を携帯端末に送信しなくてもよい。また、「第3の受信部」及び「時間情報受信部」を省略可能である。
(変形例8)図7のバス選択画面D8及び図9のバス選択画面18に表示される到着時間は、到着時間「t1」(図7の例では「3分」)を示す画面でなくてもよく、到着時刻(即ち何時何分)を示す画面であってもよい。本変形例では、到着時刻が、「当該路線バスが前記第1の停留所に到着するまでの時間を含む第1の通知画面」の一例である。
(変形例9)図10のT661では、バス管理サーバ100は、通知時間「t10」と到着時間「t20」とが一致するのか否かを判断する。これに代えて、例えば、バス管理サーバ100は、「t10±1分」の範囲内に到着時間「t20」が含まれるのか否かを判断してもよい。一般的に言うと、「通知時間に基づいて決定される時間」は、上記の実施例のように、通知時間「t10」そのものであってもよいし、通知時間「t10」に基づいて決定される時間範囲であってもよい。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2、4:停留所
6:路線バス
6a:GPS受信機
6b:車両端末
8:GPS衛生
10:携帯端末
12:操作部
14:LTEI/F
16:表示部
20、120:制御部
22、122:CPU
24、124:メモリ
26:OSプログラム
28:アプリケーションプログラム
30:通信システム
50:インターネット
100:バス管理サーバ
114:通信I/F
126:プログラム
130:停留所テーブル
132:系統テーブル
200:アプリケーションサーバ

Claims (10)

  1. 第1のサーバであって、
    複数個の停留所のそれぞれについて、当該停留所を示す停留所情報と、当該停留所に停車する1個以上の路線バスを示す1個以上の路線バス情報と、を関連付けて記憶するメモリと、
    携帯端末において、前記複数個の停留所のうちの第1の停留所が乗車停留所としてユーザによって選択される場合に、前記携帯端末から、前記第1の停留所を示す第1の停留所情報を受信する第1の受信部と、
    前記携帯端末から前記第1の停留所情報が受信される場合に、前記メモリから、前記第1の停留所情報に関連付けられている1個以上の路線バス情報を取得する取得部と、
    取得済みの前記1個以上の路線バス情報によって示される1個以上の路線バスに関連する情報を外部に出力する出力部と、
    を備える第1のサーバ。
  2. 前記第1のサーバは、さらに、
    前記携帯端末において、前記複数個の停留所のうちの第2の停留所が降車停留所として前記ユーザによって選択される場合に、前記携帯端末から、前記第2の停留所を示す第2の停留所情報を受信する第2の受信部を備え、
    前記取得部は、前記携帯端末から前記第1の停留所情報と前記第2の停留所情報とが受信される場合に、前記メモリから、前記第1の停留所情報と前記第2の停留所情報との双方に関連付けられている前記1個以上の路線バス情報を取得する、請求項1に記載の第1のサーバ。
  3. 前記第1の受信部は、前記携帯端末に表示される地図の中から前記第1の停留所が乗車停留所として前記ユーザによって選択される場合に、前記携帯端末から前記第1の停留所情報を受信する、請求項1又は2に記載の第1のサーバ。
  4. 前記出力部は、取得済みの前記1個以上の路線バス情報によって示される前記1個以上の路線バスの中から1個の路線バスを選択するための選択画面を示す選択画面情報を前記携帯端末に送信し、
    前記第1のサーバは、さらに、
    前記選択画面情報が前記携帯端末に送信された後に、前記選択画面において前記1個の路線バスが前記ユーザによって選択される場合に、前記携帯端末から、選択済みの路線バスを示す選択結果情報を受信する第3の受信部を備え、
    前記出力部は、さらに、前記携帯端末から前記選択結果情報が受信される場合に、前記第1の停留所で前記選択済みの路線バスに乗車する乗客が存在することを前記選択済みの路線バスの運転手に通知するための乗客情報を前記選択済みの路線バスに送信する、請求項1から3のいずれか一項に記載の第1のサーバ。
  5. 前記乗客情報は、前記第1の停留所で前記選択済みの路線バスに乗車すること、及び、前記選択済みの路線バスに乗車するための補助が必要であること、を前記運転手に通知するための情報である、請求項4に記載の第1のサーバ。
  6. 前記出力部は、取得済みの前記1個以上の路線バス情報によって示される前記1個以上の路線バスのそれぞれについて、当該路線バスが前記第1の停留所に到着するまでの時間を含む第1の通知画面を示す第1の通知画面情報を前記携帯端末に送信する、請求項1から5のいずれか一項に記載の第1のサーバ。
  7. 前記出力部は、取得済みの前記1個以上の路線バス情報によって示される前記1個以上の路線バスのそれぞれについて、当該路線バスの座席の現在の空席状況を示す空席情報を含む第2の通知画面を示す第2の通知画面情報を前記携帯端末に送信する、請求項1から6のいずれか一項に記載の第1のサーバ。
  8. 前記出力部は、取得済みの前記1個以上の路線バス情報によって示される前記1個以上の路線バスの中から1個の路線バスを選択するための選択画面を示す選択画面情報を前記携帯端末に送信し、
    前記第1のサーバは、さらに、
    前記選択画面情報が前記携帯端末に送信された後に、前記選択画面において前記1個の路線バスが前記ユーザによって選択される場合に、前記携帯端末から、選択済みの路線バスを示す選択結果情報を受信する第3の受信部を備え、
    前記出力部は、さらに、通知時間を指定するための指定画面を示す指定画面情報を前記携帯端末に送信し、
    前記第1のサーバは、さらに、
    前記指定画面情報が前記携帯端末に送信された後に、前記指定画面において前記通知時間が指定される場合に、前記携帯端末から、指定済みの前記通知時間を示す時間情報を受信する時間情報受信部を備え、
    前記出力部は、さらに、前記選択済みの路線バスが前記第1の停留所に到着するまでの時間が、前記時間情報によって示される前記通知時間に基づいて決定される時間に一致する場合に、前記選択済みの路線バスが前記第1の停留所に到着するまでの時間が前記通知時間に到達したことを通知するための第3の通知画面を示す第3の通知画面情報を前記携帯端末に送信する、請求項1から7のいずれか一項に記載の第1のサーバ。
  9. 前記第1の受信部は、前記携帯端末から、前記第1のサーバとは異なる第2のサーバを介して、前記第1の停留所情報を受信する、請求項1から8に記載の第1のサーバ。
  10. 第1のサーバのためのコンピュータプログラムであって、
    前記第1のサーバは、
    複数個の停留所のそれぞれについて、当該停留所を示す停留所情報と、当該停留所に停車する1個以上の路線バスを示す1個以上の路線バス情報と、を関連付けて記憶するメモリと、
    コンピュータと、を備え、
    前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、
    携帯端末において、前記複数個の停留所のうちの第1の停留所が乗車停留所としてユーザによって選択される場合に、前記携帯端末から、前記第1の停留所を示す第1の停留所情報を受信する第1の受信部と、
    前記携帯端末から前記第1の停留所情報が受信される場合に、前記メモリから、前記第1の停留所情報に関連付けられている1個以上の路線バス情報を取得する取得部と、
    取得済みの前記1個以上の路線バス情報によって示される1個以上の路線バスに関連する情報を外部に出力する出力部と、
    として機能させる、コンピュータプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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