JP2021102443A - 包装袋 - Google Patents

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大塚 康司
Yasushi Otsuka
康司 大塚
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【課題】自立状態で電子レンジ加熱が可能であるとともに収納物を簡単かつ確実に充填可能な包装袋を提供する。【解決手段】スタンディングパウチ形式の包装袋100であって、収納部1と、収納部1の前方に突設されるウイング部2と、を有する。ウイング部2は、前面のシート11から突出した上ウイングシート部21および下ウイングシート部22と、上ウイングシート部21と下ウイングシート部22とを接着するウイングシール部23と、収納部1と連通してウイングシール部23にて封止される連通部24と、ウイングシール部23の一部として形成されて加熱時に剥離する蒸通部25と、蒸通部25を挟んで連通部24と隣接する蒸通路26と、を有する。蒸通路26は、ウイング部2の厚み方向に貫通する。【選択図】図1

Description

本発明は、収納物を電子レンジで加熱できる包装袋に関する。
特開2007−238165号公報には、電子レンジ加熱時に蒸気を逃がすことができる自立可能な電子レンジ加熱調理用密封袋が開示されている。この電子レンジ加熱調理用密封袋は側面の一方に形成されたウイング状フィルム合掌部を備える。
ウイング状フィルム合掌部は、横方向に延びる形状であり、中央部にV型ヒートシール部分が設けられている。V型ヒートシール部分はその両側に配される帯状ヒートシール部よりもヒートシール強度が弱くなるように形成されている。
上記構成の電子レンジ加熱調理用密封袋を電子レンジで加熱すると、加熱によって収納部内で蒸気が発生して内圧が上昇する。そして、包装袋の膨張によってウイング状フィルム合掌部も膨張する。これにより、V型ヒートシール部分が剥離される。これにより、電子レンジ加熱調理用密封袋の内部の蒸気を逃がすことができる。
特開2007−238165号公報
通常の電子レンジ加熱調理用密封袋では、両側面を吸盤で吸着して上端の開口を開いて被包装物を収納する。特開2007−238165号公報に開示されているウイング状フィルム合掌部が邪魔になり、上端を開口させにくい。
ウイング状フィルム合掌部を下方に移動させるまたは電子レンジ加熱調理用密封袋の上端をウイング状フィルム合掌部よりも上方に延ばす等することで、吸盤が吸着する部分を確保する方法が考えられる。しかしながら、これらの方法では、ウイング状フィルム合掌部の電子レンジ加熱調理用密封袋に対する相対位置が上下方向中央側に位置する。電子レンジ加熱調理用密封袋は中央部で変形しやすく、この変形により塞がれてウイング状フィルム合掌部に蒸気が流入しにくくなり、部の蒸気が逃げにくくなる虞がある。
そこで本発明は、電子レンジにて確実に加熱可能であるとともに、収納物を簡単に充填可能な包装袋を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の包装袋は、前面、背面および底面に配されるシートを接着することにより形成されるスタンディングパウチ形式である。前記包装袋は、前記シートに囲まれて収納物を収納する収納部と、前記収納部の前方に突設されるウイング部と、を有する。前記ウイング部は、前記前面のシートから前方に突出する上ウイングシートおよび下ウイングシートと、前記上ウイングシートと前記下ウイングシートとを接着するウイングシール部と、前記収納部と連通するとともに前記ウイングシール部に封止される連通部と、前記ウイングシール部の一部として形成されて加熱時に前記収納部の内部で発生する蒸気の圧力で剥離する蒸通部と、前記蒸通部を挟んで前記連通部と隣接する蒸通路と、を有する。前記蒸通路は、前記ウイング部を厚み方向に貫通する貫通部を有する。
上記構成において、前記ウイング部は、左右方向に延びる形状であり、前記蒸通路が前記ウイング部の左右方向の中央部に形成されてもよい。
上記構成において、前記貫通部は、辺縁部が閉じた孔形状であってもよい。
上記構成において、前記貫通部が直径3mmの円を内包可能な形状であってもよい。
上記構成において、前記貫通部は、辺縁部が開いた形状であり前記ウイング部の辺縁部から凹む切り欠き状であってもよい。
上記構成において、前記ウイング部は、自立させた状態の前記包装袋の上部1/3の範囲に配されてもよい。
上記構成の包装袋への前記収納物の充填方法は、次の工程を有する。前後に対向した一対の吸引盤の一方を前記収納部の背面のシートに接触させるとともに、他方を前記ウイング部の前記貫通部の少なくとも一部を塞ぐように前記ウイング部に接触させる工程。一対の前記吸引盤にて前記背面のシートおよび前記前面のシートを吸引する工程。一対の前記吸引盤を互いに離れる方向に移動させることで前記背面のシートと前記前面のシートとを離間させて前記包装袋の上端部を開口させる工程。前記上端部の前記開口から前記収納部内にノズルを挿入して前記ノズルから前記収納物を充填する工程。一対の前記吸引盤を互いに接近させて吸引を終了する工程。
本発明の包装袋によると、電子レンジにて確実に加熱可能であるとともに、収納物を簡単に充填可能である。
本発明にかかる包装袋の正面図である。 図1に示す包装袋のII−II断面図である。 包装袋の分解斜視図である。 積層フィルムの側面断面図である。 加熱調理中の包装袋の断面図である。 包装袋の収納部に収納物を収納している状態を示す斜視図である。 第1変形例の包装袋の正面図である。 第2変形例の包装袋の分解斜視図である。
以下に図面を参照して本発明の実施形態を説明する。本書では、重力方向を基準に上下を定義する。また、包装袋100が自立した状態において、厚み方向を前後方向とし、厚み方向の一方側を「前面」と定義する。また、厚み方向の他方側を「背面」と定義する。上下方向および前後後方と直交する方向を「横方向」または「左右方向」とする。また、以下に示す各図面において、理解を容易にするため、蒸通路の包装袋に対する大きさの比率が実際の包装袋とは異なる場合がある。
図1は、本発明にかかる包装袋100の正面図である。図2は、図1に示す包装袋100のII−II断面図である。図3は、包装袋100の分解斜視図である。なお、図1等において、胴シール部3、底シール部4およびウイングシール部23には、ハッチングを施している。また、図3において、シール部となる部分、および、蒸通路26となる部分は、一点鎖線で示している。
図1〜図3に示すように、包装袋100は、収納部1と、ウイング部2とを有する。包装袋100は、いずれもシール層を有する積層シートで形成された、第1前面シート11と、第2前面シート12と、背面シート13と、底面シート14とを有するスタンディングパウチである。包装袋100は、各シートのシール層同士を熱接着(ヒートシール)して形成される。ここで、熱接着は、シール層同士を加熱して接着する接着方法であり、実製品を製造する連続製袋機での製袋時に、製品としての性状及び機能を損なわない範囲の温度で加熱される。なお、積層フィルムの詳細については後述する。
収納部1は、第1前面シート11と、第2前面シート12と、背面シート13と、底面シート14に囲まれた空間であり収納物Sを収納する。収納部1に収納される収納物Sは、電子レンジで加熱調理した後に食されるまたは調理の材料として使用される。収納物Sは、例えば、各種スープ、みそ汁、煮物、お粥等、液体を含む食品を挙げることができるが、これに限定されない。
第1前面シート11と第2前面シート12とは、包装袋100の前面部を形成する。そのため、第1前面シート11および第2前面シート12をまとめて前面側のシートと称する場合がある。
第1前面シート11は、第2前面シート12の上方に配される。第1前面シート11の上部は背面シート13の上部の前方に配され、第2前面シート12の下部は背面シート13の下部の前方に配される。また、背面シート13は、包装袋100の背面部を形成する。
第1前面シート11と背面シート13との側縁および上縁は、上胴シール部31により熱接着される。また、第2前面シート12と背面シート13との側縁は下胴シール部32により熱接着される。なお、以下の説明において、上胴シール部31および下胴シール部32をまとめて胴シール部3と称する場合がある。
上胴シール部31の両側部には包装袋100の開封を開始させる開封開始部5が左右方向に対向して設けられる。開封開始部5はVノッチにより形成される。なお、開封開始部5をIノッチまたはUノッチ等により形成してもよい。開封開始部5は、上胴シール部31により第1前面シート11と背面シート13との側縁を接着した後に、形成されるが、これに限定されない。接着前の第1前面シート11および背面シート13に予め形成されていてもよい。
底面シート14は包装袋100の底面部を形成する。底面シート14は、図3の水平な折り線D の下方に二つ折りされて、第2前面シート12の下端部と背面シート13の下端部との間に挟み込まれる。そして、底面シート14は、周縁を底シール部4により第2前面シート12および背面シート13に熱接着される。これにより、自立可能なスタンディングパウチ形式の包装袋100が形成される。
ウイング部2は、上ウイングシート部21、下ウイングシート部22、ウイングシール部23、連通部24、蒸通部25および蒸通路26を有する。
上ウイングシート部21は、第1前面シート11と同一の部材で形成され、第1前面シート11の下端から前方に突出する。また、下ウイングシート部22は、第2前面シート12と同一の部材で形成され、第2前面シート12の上端から前方に突出する。
上ウイングシート部21および下ウイングシート部22は、ウイングシール部23によって熱接着される。上ウイングシート部21と下ウイングシート部22とをウイングシール部23で封止することでウイング部2が形成される。図2、図3等に示すように、ウイング部2は、収納部1の前面に配される。そして、図1、図2に示すように、加熱前の包装袋100において、ウイング部2は、第1前面シート11に沿って上方に折れている。上ウイングシート部21の少なくとも一部は第1前面シート11と接触する。
連通部24は上ウイングシート部21と下ウイングシート部22との未シール範囲であり、収納部1と連通している。
図1、3に示すように、蒸通部25および蒸通路26はウイング部2の左右方向の中央部に配される。蒸通路26は、ウイングシール部23に形成されたウイング部2の厚み方向に貫通する円形である。なお、包装袋100では、蒸通路26の全体が貫通孔であるがこれに限定されない。例えば、未シールの蒸通路26を形成し、内部に収まる貫通孔を形成してもよい。蒸通路26は、蒸通部25を挟んで連通部24と隣接する。
蒸通部25は、ウイングシール部23の一部として形成され、連通部24と隣接している。蒸通部25は、蒸通路26に沿って形成されており、ここでは、アーチ状である。蒸通部25のシール幅は胴シール部3および底シール部4のシール幅よりも狭い。そのため、蒸通部25は、胴シール部3および底シール部4よりも小さい力(内圧)で剥離する。換言すると、蒸通部25は、収納部1および連通部24内の蒸気による圧力で、胴シール部3および底シール部4が剥離する前に剥離する。
また、蒸通部25は、包装袋100が重量物の下敷きになった、例えば、誤って踏んでしまったときに、剥離しない構成であることが好ましい。このような構成とするために、蒸通部25は、単純にシール強度を、一定の力未満の力では剥離しないが、他のシール部に対するシール強度よりも低いシール強度としてもよい。また、蒸気が吹き付けられたときに、強度が弱くなるようなシール構成としてもよい。
ウイング部2は、蒸通部25および蒸通路26以外に、蒸通部および蒸通路を備えていてもよい。例えば、保管時の包装袋100の姿勢によって収納物等が付着し、付着した収納物によって蒸通部25および蒸通路26の少なくとも一方が塞がれる場合がある。この状態で収納部1の内圧が上昇した場合に、別途設けられた蒸通部および蒸通路から蒸気を逃がすことができる。これにより、包装袋100の収納部1の内圧が上昇しすぎて、包装袋100が破れて収納物Sが漏れることを防止できる。
ここで、第1前面シート11、第2前面シート12、背面シート13および底面シート14を構成する積層フィルム110の詳細について図面を参照して説明する。図4は、積層フィルム110の側面断面図である。第2前面シート12、背面シート13および底面シート14も第1前面シート11と同様に形成される。そのため、ここでは、第1前面シート11を参照して説明する。第1前面シート11は、積層フィルム110で形成される。積層フィルム110はシール層110a及び基材層110bを積層して形成される。
シール層110aは一般に電子レンジで加熱又は加熱調理される食品包材として使用されているものを使用することができる。具体的には、低密度ポリエチレンフィルム、超低密度ポリエチレンフィルム、直鎖状低密度ポリエチレンフィルム、中密度ポリエチレンフィルム、高密度ポリエチレンフィルム、無延伸ポリプロピレンフィルム、エチレンー酢酸ビニル共重合体フィルム、エチレンーアクリル酸共重合体フィルム、エチレンーメタクリル酸共重合体フィルム、エチレンーメチルアクリレート共重合体フィルム、エチレンーエチルアクリレート共重合体フィルム、エチレンーメチルメタクリレート共重合体フィルムまたはアイオノマーフィルム等を使用できる。
基材層110bはシール層110aよりも外側に設けられ、電子レンジで加熱又は加熱調理される食品用包材として使用されているものを使用することができる。例えば、延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム、シリカ蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルム、アルミナ蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルム、延伸ナイロンフィルム、シリカ蒸着延伸ナイロンフィルム、アルミナ蒸着延伸ナイロンフィルム、延伸ポリプロピレンフィルム、ポリビニルアルコールコート延伸ポリプロピレンフィルム、ナイロン6/メタキシレンジアミンナイロン6共押共延伸フィルムまたはポリプロピレン/エチレンービニルアルコール共重合体共押共延伸フィルム等を使用できる。
また、シール層110aと基材層110bとの間に中間層(不図示)を設けてもよい。中間層の具体例として、二軸延伸ナイロン(ONY)フィルム等のポリアミド系フィルムを設けることにより、第1前面シート11の剛性を向上することができる。
包装袋100は、以上示した構成である。次に、収納部1に収納された収納物Sの加熱について説明する。包装袋100は、電子レンジを用いた加熱方法で収納物Sを加熱可能である。電子レンジによる加熱の場合、収納部1内部の収納物Sから発生する蒸気によって、収納部1の内部の圧力(内圧)が高くなりやすい。収納部1の内圧が高くなりすぎると、包装袋100が裂ける場合があり、収納物Sが外部に流出する可能性がある。
そこで、本実施形態の包装袋100では、ウイング部2の蒸通部25および蒸通路26から蒸気を外部に排気することで、収納部1の内圧を一定以下に抑えている。以下に、本実施形態にかかる包装袋100の電子レンジでの加熱時における動作について説明する。
図5は、加熱調理中の包装袋100の断面図である。図5に示すように、包装袋100は、スタンディングパウチであり自立可能である。包装袋100は、電子レンジ内部で自立した状態で加熱される。包装袋100の加熱時において、収納物Sの温度上昇に伴って収納物Sから蒸気が発生し、収納部1の内部に充満する。
蒸気によって収納部1の内圧が上昇する。図5に示すように、第1前面シート11、第2前面シート12、背面シート13は、外側に膨らむ。また、収納部1の内圧の上昇により、連通部24にも蒸気が流入する。連通部24は、流入した蒸気によって膨らみ、連通部24の内圧も上昇する。これにより、ウイング部2は、包装袋100の収納部1の前面から前方に突出した状態となる。
また、収納部1および連通部24が膨張するとき、胴シール部3、底シール部4およびウイングシール部23には、剥離する方向の力が作用する。ウイングシール部23の一部として形成される蒸通部25は、他のシール部よりも小さい力で剥離する構成である。そのため、収納部1および連通部24の内圧が上昇するとき、他のシール部よりも先に蒸通部25が剥離する。これにより、連通部24は、蒸通部25を介して蒸通路26と連通される。
収納部1および連通部24内の蒸気は、蒸通部25および蒸通路26を通って収納部1および連通部24の外部に排気される。そして、蒸気が蒸通部25から排気されることで、収納部1および連通部24の内圧の上昇が抑えられる。
すなわち、包装袋100では、電子レンジで加熱するとき、収納部1の内圧が一定値となった時点で、蒸通部25が剥離し、蒸気が外部に排気される。その後、加熱を継続しても、蒸気が排気されるので、収納部1内部の内圧のさらなる上昇が抑制される。これにより、内圧によって包装袋100が裂けにくく、包装袋100が裂けることによる収納物Sの流出を抑制できる。
また、蒸気を排気しつつ加熱するとき、包装袋100は一定の内圧で保たれる。そのため、包装袋100を利用することで、収納物Sを所定の圧力または所定の範囲内の圧力による蒸し調理が可能である。このことを利用して、例えば、半調理状態の食品を収納物Sとして収納しておき、電子レンジによる加熱によって最終調理を行うようにすることも可能である。
また、包装袋100では、蒸通路26から蒸気を排気する前に、ウイング部2が前面から突出するように起き上がる。そして、加熱調理の終了から一定時間が経過する間、例えば、使用者が電子レンジから加熱調理された包装袋100を取り出すまでの間、収納部1はまだ一定以上の内圧を保つ。その間、ウイング部2は起き上がった状態であり、使用者は、ウイング部2を容易に視認可能である。そのため、使用者に対し、蒸気が排気される部分に対する注意の喚起が容易である。
また、蒸通路26が上下方向に貫通し、上下方向に蒸気が廃棄されるため、使用者が包装袋100を掴んだときに、収納部1の内圧が上昇しても、蒸気が使用者に吹き付けることを抑制できる。これらのことからも、包装袋100は、使用者の利便性を高めることが可能である。
本実施形態の包装袋100では、包装袋100を自立させたとき、包装袋100の上端から上下方向の長さの1/3の位置に至るまでの範囲内にウイング部2が配されている。包装袋100の上端では、上胴シール部31の角部が形成されている。これにより、上端から上下方向の長さの1/3の位置に至るまでの範囲では第1前面シート11および背面シート13は、それよりも中央に近い部分に比べて変形しにくい。すなわち、電子レンジで加熱したとき、包装袋100を構成するシートの上端から上下方向の長さの1/3の位置に至るまでの範囲は、それよりも中央に近い部分に比べて膨張による変形が少ない。
包装袋の上端から上下方向の長さの1/3の位置に至るまでの範囲にウイング部2を配することで、加熱により収納部1が膨張しても、蒸気が連通部24および蒸通部25に流入しやすい。つまり、上端から上下方向の長さの1/3の位置に至るまでの範囲にウイング部2を配することで、それよりも中央に近い部分に配する場合に比べて蒸気を確実に外部に排気できる。また、ウイング部2が収納物Sの上端よりも上方に配置されるため、包装袋100の加熱により収納物Sが膨張しても、収納物Sがウイング部2の連通部24に流入することを抑制できる。
これにより、未開封の包装袋100を自立した状態で電子レンジにて加熱したとき、収納部1の内部で発生した蒸気が蒸通部25および蒸通路26を介して外部に円滑に排気される。そのため、蒸通部25以外のシール部が剥離して収納物Sが包装袋100の外部に流出する、包装袋100が内圧で裂けて収納物Sが外部に漏れるといった不具合の発生を抑制できる。
つまり、本実施形態の包装袋100は、未開封の状態で電子レンジを利用して、収納物Sを安全かつ確実に加熱することが可能である。
また、包装袋100は、自立可能な包装容器である。そのため、電子レンジで加熱調理した後、自立させた状態で開封し、包装袋100のまま収納物Sを食することが可能である。これより、使用者の利便性を高めることが可能である。
包装袋100の収納部1に収納物Sを収納する収納方法について図面を参照して説明する。図6は、包装袋100の収納部1に収納物Sを収納している状態を示す斜視図である。なお、図6において、吸引盤201、202を二点鎖線で示している。包装袋100への収納物Sの充填は、充填装置200を利用して行われる。
図6に示すように、充填装置200は、一対の吸引盤201、202を有する。一対の吸引盤201、202は、吸引面が前後方向に対向して配される。吸引盤201、202は、前後方向移動し、吸引面同士が互いに接近および離間する。一対の吸引盤201、202は、接近したときに、それぞれの吸引面が接触する。また、吸引盤201、202は、吸引面および吸引面が接触しているシートとの間で囲まれた空間の空気を抜いてシートを吸着することができる。なお、以下の説明では、吸引面およびシートで形成される空間の空気を抜く動作を、吸引面の空気を抜くと表現する。
充填装置200は、外部から供給される包装袋100に収納物Sを充填する。そのため、充填装置200には、包装袋100を搬送する搬送装置(図示省略)も備える。充填装置200には、上端が接着されていない、換言すると、上端が開口可能な状態の包装袋100が供給される。充填装置200において、吸引盤201の吸引面は、包装袋100の前面側から接触する。また、吸引盤202の吸引面は、包装袋100の背面側から接触する。
吸引盤202の吸引面は、背面シート13と接触する。そして、吸引面の空気を抜くことで、吸引盤202は背面シート13を吸引する。また、吸引盤201は、ウイング部2と接触する。このとき、ウイング部2に形成される蒸通路26が、吸引盤201によって覆われる。ウイング部2は、包装袋100の上方に折り曲げられており、ウイング部2は、第1前面シート11と密着している。この状態で、吸引盤201の吸引面の空気を抜くことで、ウイング部2および蒸通路26を介して包装袋100の第1前面シート11を吸引する。
吸引盤201がウイング部2および第1前面シート11を吸引し、吸引盤202が背面シート13を吸引した状態で、一対の吸引盤201、202を離間する方向に移動させる。これにより、第1前面シート11および背面シート13は前後に離間し、包装袋100の上端部が開口する。
充填装置200において、包装袋100の上端を確実に開口させるために、吸引盤201、202は、包装袋100のなるべく上端に近い部分を吸引することが好ましい。充填装置200において、吸引盤201は蒸通路26越しに第1前面シート11の上端に近い部分をウイング部2とともに吸引する。これにより、充填装置200は、吸引盤201、202で包装袋100の上端を確実に開口できる。
すなわち、包装袋100において、ウイング部2が貫通孔形状の蒸通路26を有することで、包装袋100の上端の近傍で、ウイング部2と第1前面シート11とを同時に吸引できる。そのため、ウイング部2をよけるための機構が不要であり、従来の包装袋に収納物Sを充填する充填装置200をそのまま利用可能である。すなわち、充填装置200に新しい設備を設ける必要がなく、製造に要するコストを抑えることが可能である。
充填装置200は、収納物Sを供給するノズル203を有する。充填装置200は、吸引盤201、202で開口された包装袋100の上端からノズル203を挿入する。そして、ノズル203の先端から収納物Sを供給し、収納部1内に収納物Sを充填する。
充填装置200では、以上のようにして、包装袋100の収納部1に収納物Sを充填する。そして、充填装置200は、収納物Sが収納部1に充填された包装袋100を、包装袋100の上端をシールする次工程に搬送する。
包装袋100の上端をシールする場合、包装袋100の上端の内面に収納物Sが付着していると、シールが不十分になる虞がある。そのため、包装袋100の上端の内面に収納物Sが付着しないように収納物Sを供給する必要がある。
吸引盤201、202で開口させた状態の包装袋100において、収納部1の吸引盤201、202で吸引している部分よりも上部に収納物Sが当たると、収納物Sがシール部に付着しやすくなる。そのため、収納物Sを充填するとき、ノズル203の下端は、吸引盤201、202よりも下方にあることが好ましい。
充填装置200では、包装袋100の上端部近傍を、吸引盤201、202で吸引して開口させるため、ノズル203を包装袋100の上端の開口から深く挿入しなくても、ノズル203の先端を吸引盤201、202の下方に位置させることが可能である。そのため、充填装置200では、ノズル203を深く挿入する機構または長いノズルを別途備えなくても、ノズル203の先端を包装袋100の上端を開口する吸引盤201、202の下方に位置させることができる。
つまり、本実施形態にかかる包装袋100を用いる場合、従来の包装袋に収納物Sを充填するための充填装置200をそのまま利用して、収納物Sの充填が可能である。そのため、新たな設備を用意しなくてもよく、それだけ、製造に要するコストを抑えることができる。
上述したとおり、蒸通路26は、電子レンジ加熱時に内部の蒸気を排気する排気孔であるとともに、収納物Sを充填するときに第1前面シート11を吸引するための孔としての役割を果たす。蒸通路26を介して吸引盤201で第1前面シート11を確実に吸引するためには、蒸通路26は一定以上の面積が必要である。吸引盤201は、少なくとも直径3mmの円形の孔を介して吸引することで、ウイング部2を介して第1前面シート11を吸着することが可能である。そのため、本実施形態では、蒸通路26として直径3mm以上の円形としている。なお、蒸通路26は円形に限定されず、例えば、四角形、六角形等の多角形や楕円等の形状で、直径3mmの円形を内包可能な形状を広く採用することができる。
<第1変形例>
包装袋の第1変形例について図面を参照して説明する。図7は、第1変形例の包装袋100aの正面図である。図7に示す包装袋100aは、ウイング部2の蒸通路26aの形状が図1等に示す包装袋100と異なる。包装袋100aのその他の部分は、包装袋100と同じ構成を有する。そのため、包装袋100aにおいて、包装袋100と実質上同じ部分には、同じ符号を付すとともに、実質上同じ部分の詳細な説明は省略する。
図7に示すように、包装袋100aのウイング部2aの蒸通路26aは、ウイング部2aの端部から凹んだ切り欠き状である。収納物Sを充填するときに、蒸通路26aを介して第1前面シート11を吸引できるため、収納物Sの充填も円滑に行うことができる。なお、蒸通路26aの大きさは、吸引盤201を完全に包含できる大きさであってもよい。このような形状とすることで、吸引盤201は、直接、包装袋100の第1前面シート11を吸引できる。また、蒸通路26aが凹形状であることで、ウイング部2aが立設方向に移動しても、吸引盤201の移動の邪魔になりにくい。
<第2変形例>
包装袋の第2変形例について図面を参照して説明する。図8は、第2変形例の包装袋100bの分解斜視図である。図8に示す包装袋100bの前面シート11bおよびウイング部2bが、図3等に示す包装袋100の第1前面シート11、第2前面シート12およびウイング部2と異なる。包装袋100bのこれ以外の点については、包装袋100と同じ構成を有し、実質上同じ部分は、同じ符号を付すとともに詳細な説明を省略する。
図8に示すように、包装袋100bは、前面シート11bを有する。前面シート11bは、前面上シート部111bと、前面上シート部111bの下方に配された前面下シート部112bと、を有する。前面上シート部111bと前面下シート部112bとの間の部分を折り曲げて前方に突出させ、ウイング部2bの上ウイングシート部21bおよび下ウイングシート部22bを形成する。そして、上ウイングシート部21bおよび下ウイングシート部22bを上下に重ね、周縁をウイングシール部23で熱接着されてウイング部2bは、封止される。
そして、前面上シート部111bを背面シート13の上部に前後に重ねて配置し、前面下シート部112bを背面シート13の下部に前後に重ねて配置する。そして、前面上シート部111bと背面シート13との上縁および側縁を上胴シール部31により熱接着される。また、前面下シート部112bと背面シート13との側縁を下胴シール部32により熱接着される。さらに、底面シート14の周縁が、底シール部4により前面下シート部112bおよび背面シート13に熱接着される。
このように、前面シート11bを1枚のシートとすることで、前面シート同士の位置決めが不要であり、製造が容易である。
以上示した、本発明にかかる包装袋100は、積層フィルムにて形成されたシートのシール層同士を接着することにより形成されるスタンディングパウチである。包装袋100は、シートによって囲まれて収納物Sを収納可能な収納部1と、シートの収納部1の前方に突出したシートにて形成されるウイング部2と、を有する。ウイング部2は、シール層同士の接着によって形成されるウイングシール部23と、収納部1と連通するとともにウイングシール部23に封止される連通部24と、ウイングシール部23によって形成されて加熱時に収納部1および連通部24の内部で発生する蒸気の圧力によって剥離する蒸通部25と、連通部24と蒸通部25を介して隣接するとともに外部と連通する蒸通路26と、を有する。蒸通路26は、ウイング部2の厚み方向に貫通する貫通部を有する。
このように構成することで、蒸通路26を介してウイング部2とともに前面部11が吸引盤201によって吸引される。そのため、包装袋100は、上端部の近傍を吸引されて開口される。これにより、ウイング部2が上端部の近傍に設けられているため、蒸気を効果的に外部に排気できる。そして、吸引盤201、202によって上端部近傍を吸引して開口させることができるため、特別なノズルを用意する、または、特別な挿入機構を設けることなく、収納物Sを供給するノズル203の端部の上下方向の位置を吸引盤201、202の下方に位置させることができる。これにより、包装袋100の上端の内部に収納物Sが付着することを抑制でき、上端を確実に接着することが可能である。
上述した包装袋100において、ウイング部2は、左右方向に延びる形状である。蒸通路26がウイング部2の左右方向の中央部に形成されてもよい。
このようにすることで、包装袋100の変形量が多い包装袋100の左右中間部を吸引できる。これにより、包装袋100に収納物Sを収納するときに開口を大きくすることができる。
上述した包装袋100において、貫通部は、辺縁部が閉じた形状の孔であってもよい。このようにすることで、包装袋100の上端を開口させるときに、シートを吸引する吸引盤201の吸引面が貫通部26を覆うことができる。これにより、包装袋100の上端を大きく、確実に開口させることができる。
上述した包装袋100において、貫通部が直径3mmの円を内包可能な形状であってもよい。
上述した包装袋100において、貫通部は、辺縁部が前記ウイング部の端部に開いた切り欠き状であってもよい。
上述した包装袋100において、ウイング部2は、自立した包装袋100の前面に配されたシート11の上端から上下方向の長さの1/3に至る部分よりも上の範囲から前方に突出してもよい。
上述した包装袋100に収納物を充填する方法である。前後に対向した一対の吸引盤201、202の一方を背面シート13に接触させるとともに、他方をウイング部2の蒸通路26の少なくとも一部を塞ぐようにウイング部2に接触させる工程と、一対の前記吸引盤201、202にて背面のシート13および前面のシート11を吸引する工程と、一対の吸引盤201、202を互いに離れる方向に移動させることで背面のシート13と前面のシート11とを離間させて包装袋100の上端部を開口させる工程と、上端部の開口から収納部1内にノズル203を挿入してノズル203から収納物Sを充填する工程と、一対の吸引盤201、202を互いに接近させて吸引を終了する工程と、を有する。このように構成することで、包装袋100の上端を確実に大きく開口させることができる。これにより、収納物Sの充填を容易に行うことができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこの内容に限定されるものではない。また本発明の実施形態は、発明の趣旨を逸脱しない限り、種々の改変を加えることが可能である。
本発明の包装袋は、例えば、スープ、みそ汁、カレー、お粥等、液体を含む収納物を収納し、自立可能な状態で電子レンジで加熱可能な包装袋として利用することが可能である。また、食品以外でも、電子レンジあるいは同等の加熱装置で内部で発生した蒸気を逃がしつつ一定の範囲の圧力下で加熱して利用する収納物を収納する収納袋に採用することも可能である。
100 包装袋
100a 包装袋
100b 包装袋
11 第1前面シート
110 積層フィルム
110a シール層
110b 基材層
11b 前面シート
111b 前面上シート部
112b 前面下シート部
12 第2前面シート
13 背面シート
14 底面シート
1 収納部
2 ウイング部
21 上ウイングシート部
22 下ウイングシート部
23 ウイングシール部
24 連通部
25 蒸通部
26 蒸通路
2a ウイング部
26a 蒸通路
2b ウイング部
21b 上ウイングシート部
22b 下ウイングシート部
3 胴シール部
31 上胴シール部
32 下胴シール部
4 底シール部
5 開封開始部
200 充填装置
201 吸引盤
202 吸引盤
203 ノズル
S 収納物

Claims (7)

  1. 前面、背面および底面に配されるシートを熱接着することにより形成されるスタンディングパウチ形式の包装袋であって、
    収納部の前方に突設されたシートの辺縁部をウイングシール部にて熱接着したウイング部を有し、
    前記ウイング部は、
    前記収納部と連通するとともに前記ウイングシール部に封止される連通部と、
    前記ウイングシール部の一部として形成されて加熱時に前記収納部の内部で発生する蒸気による圧力で剥離する蒸通部と、
    前記蒸通部を挟んで前記連通部と隣接する蒸通路と、を有し、
    前記蒸通路は、前記ウイング部の厚み方向に貫通する貫通部を有する包装袋。
  2. 前記ウイング部は、左右方向に延びる形状であり、
    前記蒸通路が前記ウイング部の左右方向の中央部に形成される請求項1に記載の包装袋。
  3. 前記貫通部は、辺縁部が閉じた孔形状である請求項1または請求項2に記載の包装袋。
  4. 前記貫通部が直径3mmの円を内包可能な形状である請求項3に記載の包装袋。
  5. 前記貫通部は、辺縁部が開いた形状であり前記ウイング部の辺縁部から凹む切り欠き状である請求項1または請求項2に記載の包装袋。
  6. 前記ウイング部は、自立させた状態の前記包装袋の上部1/3の範囲に配される請求項1から請求項5のいずれかに記載の包装袋。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかに記載の包装袋への前記収納物の充填方法において、
    前後に対向した一対の吸引盤の一方を前記収納部の背面のシートに接触させるとともに、他方を前記ウイング部の前記貫通部の少なくとも一部を塞ぐように前記ウイング部に接触させる工程と、
    一対の前記吸引盤にて前記背面のシートおよび前記前面のシートを吸引する工程と、
    一対の前記吸引盤を互いに離れる方向に移動させることで前記背面のシートと前記前面のシートとを離間させて前記包装袋の上端部を開口させる工程と、
    前記上端部の前記開口から前記収納部内にノズルを挿入して前記ノズルから前記収納物を充填する工程と、
    一対の前記吸引盤を互いに接近させて吸引を終了する工程と、を有する包装袋への収納物の充填方法。
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