JP2021101302A - 状態改善装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ドライバに煩わしさを感じさせ難い状態改善装置を提供すること。【解決手段】状態改善装置は、ドライバの眠気又はストレスのレベルである状態レベルを測定する状態レベル測定ユニットと、自動運転制御装置から、自動運転レベル、及び、自動運転レベルをLv3以上からLv2以下に変更する変更タイミングを含む情報を取得する情報取得ユニットと、運転以外のドライバの挙動を認識する挙動認識ユニットと、状態レベル、情報、及び挙動に基づき、アクチュエーションの態様を設定する態様設定ユニットと、態様設定ユニットが設定した態様を有するアクチュエーションを発生させるアクチュエーション発生ユニットとを備える。【選択図】図1

Description

本開示は状態改善装置に関する。
特許文献1に自動運転制御装置が開示されている。自動運転制御装置は、自動運転から手動運転に移行する前のタイミングで、ドライバの覚醒度を算出する。ドライバの覚醒度が低い場合、自動運転制御装置は、アクチュエーションを発生させることにより、ドライバの覚醒度を高める。
WO2018/142458A1
現在の自動運転レベルはLv3以上であり、将来の変更タイミングにおいて、自動運転レベルをLv3以上からLv2以下に変更する場合を想定する。変更タイミングより前のタイミングでドライバの眠気レベルやストレスレベルが高い場合、アクチュエーションを発生させることで、眠気レベルやストレスレベルを低下させることが考えられる。
自動運転レベルがLv3以上のとき、ドライバは、運転以外の挙動を行うことができる。ドライバが運転以外の挙動を行っているとき、アクチュエーションを過度に発生させると、ドライバは煩わしさを感じる。
本開示の1つの局面では、自動運転レベルをLv3以上からLv2以下に変更する前に、ドライバの眠気レベルやストレスレベルを低下させるとともに、ドライバに煩わしさを感じさせ難い状態改善装置を提供することが好ましい。
本開示の1つの局面は、ドライバの状態を改善する状態改善装置である。状態改善装置は、前記ドライバの眠気又はストレスのレベルである状態レベルを測定するように構成された状態レベル測定ユニットと、自動運転に関する制御を行う自動運転制御装置から、自動運転レベル、及び、前記自動運転レベルをLv3以上からLv2以下に変更する変更タイミングを含む情報を取得するように構成された情報取得ユニットと、運転以外の前記ドライバの挙動を認識するように構成された挙動認識ユニットと、前記状態レベル測定ユニットが測定した前記状態レベル、前記情報取得ユニットが取得した前記情報、及び前記挙動認識ユニットが認識した前記挙動に基づき、アクチュエーションの態様を設定するように構成された態様設定ユニットと、前記態様設定ユニットが設定した前記態様を有する前記アクチュエーションを発生させるように構成されたアクチュエーション発生ユニットと、を備える。
前記態様設定ユニットは、以下の第1の場合は、以下の第2の場合よりも抑制された前記アクチュエーションを設定する。
第1の場合:前記状態レベルは予め設定された特定範囲内である。前記自動運転レベルはLv3以上である。前記挙動認識ユニットは前記挙動を認識した。現時点から前記変更タイミングまでの時間は予め設定された閾値以上である。
第2の場合:前記状態レベル及び前記自動運転レベルは前記第1の場合と同じである。現時点から前記変更タイミングまでの時間は前記閾値未満である。
本開示の1つの局面である状態改善装置は、ドライバが運転以外の挙動を行っている第1の場合に、第2の場合よりも、抑制されたアクチュエーションを設定する。そのため、本開示の1つの局面である状態改善装置は、アクチュエーションの発生によってドライバが煩わしさを感じることを抑制できる。
また、本開示の1つの局面である状態改善装置は、第2の場合に設定するアクチュエーションにより、自動運転レベルがLv3以上からLv2以下に変更される前にドライバの状態を改善することができる。
状態改善装置の構成を表すブロック図である。 状態改善装置の機能的構成を表すブロック図である。 状態改善装置が実行する第1処理を表すフローチャートである。 眠気レベル、ストレスレベル、並びにアクチュエーションの種類及びALの関係を表す説明図である。 状態改善装置の動作例を表すシーケンス図である。 状態改善装置の動作例を表すシーケンス図である。
本開示の例示的な実施形態について図面を参照しながら説明する。
<第1実施形態>
1.状態改善装置1の構成
状態改善装置1の構成を、図1及び図2に基づき説明する。図1に示すように、状態改善装置1は車両3に搭載されている。車両3は、手動運転と、自動運転との両方が可能である。自動運転レベルは、Lv1〜5の中で変更可能である。自動運転レベルとは、平成30年9月に国土交通省自動車局が公開した「自動運転車の安全技術ガイドライン」で定義するものである。具体的な自動運転レベルの定義は以下のとおりである。
Lv0:運転者が全ての動的運転タスクを実行。
Lv1:システムが縦方向又は横方向のいずれかの車両運動制御のサブタスクを限定領域において実行。
Lv2:システムが縦方向及び横方向両方の車両運動制御のサブタスクを限定領域において実行。
Lv3:システムが全ての動的運転タスクを限定領域において実行。作動継続が困難な場合は、システムの介入要求に適切に応答。
Lv4:システムが全ての動的運転タスク及び作動継続が困難な場合への応答を限定領域において実行。
Lv5:システムが全ての動的運転タスク及び作動継続が困難な場合への応答を無制限に(すなわち、限定領域内ではない)実行。
状態改善装置1は、CPU5と、例えば、RAM又はROM等の半導体メモリ(以下、メモリ7とする)と、を有するマイクロコンピュータを備える。状態改善装置1の各機能は、CPU5が非遷移的実体的記録媒体に格納されたプログラムを実行することにより実現される。この例では、メモリ7が、プログラムを格納した非遷移的実体的記録媒体に該当する。また、このプログラムが実行されることで、プログラムに対応する方法が実行される。なお、状態改善装置1は、1つのマイクロコンピュータを備えてもよいし、複数のマイクロコンピュータを備えてもよい。
状態改善装置1は、図2に示すように、状態レベル測定ユニット9と、情報取得ユニット11と、挙動認識ユニット13と、態様設定ユニット15と、アクチュエーション発生ユニット17と、報知ユニット19と、を備える。
状態改善装置1は、車両3に搭載されている他の構成と接続している。図1に示すように、状態改善装置1と接続している構成として、ドライバステイタスモニタ(DSM)21と、車載ネットワーク23と、発光装置25と、表示装置27と、スピーカー29と、アロマシューター31と、自動運転制御装置33と、がある。
DSM21はドライバの顔を撮影し、画像を生成する。DSM21は、生成した画像を状態改善装置1に送る。車載ネットワーク23は、車両3に搭載されたセンサの検出結果等を状態改善装置1に送る。センサとして、例えば、車速、加速度、操舵角、アクセルの踏み込み量、ブレーキの踏み込み量等を検出するセンサが挙げられる。
発光装置25は、ドライバが視認可能な光を発生させる。発光装置25が発生させる光はアクチュエーションに対応する。発光装置25は、輝度、光の色等を変化させることができる。発光装置25は、輝度を周期的に変化させることができる。発光装置25は、輝度が周期的に変化するとき、周期の長さ、波形、単位時間当たりの輝度の変化量等を調整することができる。発光装置25は、例えば、光源としてLEDを備える。
表示装置27は、画像を表示可能な装置である。表示装置27は、例えば、ヘッドアップディスプレイ、メータディスプレイ、及びセンターインフォーメーションディスプレイのうち1以上である。表示装置27が表示する画像はアクチュエーションに対応する。
スピーカー29は、車両3の車室内で音声を発生させる。音声はアクチュエーションに対応する。音声として、音楽の音声と、アラームの音声とがある。また、スピーカー29は、ドライバと対話を行う。すなわち、スピーカー29は、ドライバが発音する音声を認識すること、ドライバの音声に対する回答を作成すること、及び回答を発音することを行う。スピーカー29は、例えば、人工知能を用いて対話を行う。スピーカー29が提供する対話は、アクチュエーションに対応する。
アロマシューター31は、香料を車両3の車室内に噴射する。ドライバは、噴射された香料の香りを知覚する。アロマシューター31が発生させる香りは、アクチュエーションに対応する。アロマシューター31は、香りの種類、香りの強さ等を変化させることができる。
なお、アクチュエーションは、ドライバが五感で感じ取れる刺激である。発光装置25、表示装置27、スピーカー29、及びアロマシューター31が発生させるアクチュエーションの種類として、眠気用のアクチュエーションと、ストレス用のアクチュエーションとがある。眠気用のアクチュエーションは、ドライバを覚醒させる。ストレス用のアクチュエーションは、ドライバのストレスを軽減する。
ストレス用のアクチュエーションは、例えば、光、音、香り等の強度を周期的に変化させるものである。ストレス用のアクチュエーションが発生しているとき、例えば、表示装置27及びスピーカー29は、光、音、香り等の強度の周期的な変化に合わせて呼吸することを、画像及び音声でドライバに指示する。
自動運転制御装置33は、自動運転に関する制御を行う。自動運転制御装置33は、自動運転レベルを一定に維持したり、変更したりすることができる。自動運転制御装置33は、状態改善装置1に対し情報を送信する。情報の内容として、現状の自動運転レベル、変更タイミングCT、追い越しを行う予定時刻等が含まれる。
変更タイミングCTとは、将来において、自動運転レベルをLv3以上からLv2以下に変更するタイミングである。追い越しとは、車両3の自動運転レベルが3以上であるとき、車両3が、その前方の車両を追い越すことである。
2.状態改善装置1が実行する第1処理
自動運転レベルがLv3以上であるときに状態改善装置1が所定時間ごとに繰り返し実行する第1処理を、図3及び図4に基づき説明する。
図3のステップ1では、状態レベル測定ユニット9が、ドライバの眠気レベルを測定する。眠気レベルは状態レベルに対応する。眠気レベルとして、Lv0〜Lv5の6段階がある。Lv0は、眠気が最低のレベルである。Lv1、Lv2、Lv3、Lv4、Lv5の順に、眠気の程度が高くなる。Lv0〜Lv5の内容は、例えば、以下のとおりである。
Lv0:全く眠くなさそう。
Lv1:やや眠そう。
Lv2:眠そう。
Lv3:かなり眠そう。
Lv4:非常に眠そう。
Lv5:眠っている。
状態レベル測定ユニット9は、ドライバの眠気レベルが、Lv0〜Lv5のうちのどれであるかを決定する。
眠気レベルの測定方法として、公知の方法を用いることができる。例えば、状態レベル測定ユニット9は、DSM21を用いて、ドライバの顔を表す画像を取得する。状態レベル測定ユニット9は、ドライバの顔を表す画像から、眠気に関連する特徴を抽出する。特徴として、例えば、ドライバの眼の開眼量等が挙げられる。開眼量が小さいほど、ドライバの眠気レベルは高い。状態レベル測定ユニット9は、抽出した特徴に基づき、眠気レベルを決定する。
また、眠気レベルと、特徴との対応関係として、例えば、以下の対応関係がある。
Lv0:視線の移動が早く、頻繁である。
Lv1:視線の移動が遅い。唇が開いている。
Lv2:瞬きはゆっくりであり、頻発している。
Lv3:意識的な瞬きがある。
Lv4:瞬き以外でも瞼を閉じる。頭が前後に傾く。
Lv5:瞼を数秒間閉じている。
また、例えば、状態レベル測定ユニット9は、車載ネットワーク23から、車両3に搭載されたセンサの検出結果を継続的に取得する。状態レベル測定ユニット9は、センサの検出結果から、車両3の過去の走行状態を推定する。状態レベル測定ユニット9は、推定した走行状態に基づき、眠気レベルを決定する。例えば、車両3の速度変化や操舵角の変化が少ないほど、眠気レベルは高くなる。
ステップ2では、状態レベル測定ユニット9が、ドライバのストレスレベルを測定する。ストレスレベルは状態レベルに対応する。ストレスレベルとして、Lv0〜Lv3の4段階がある。Lv0は、ストレスが最低のレベルである。Lv1、Lv2、Lv3の順に、ストレスの程度が高くなる。
Lv0〜Lv3の内容は、例えば、以下のとおりである。
Lv0:Lv1〜3の状態が生じていない。
Lv1:弱い緊張やイライラが生じている状態。
Lv2:強い緊張や怒りが生じている状態、又は一瞬のパニック状態。
Lv3:長時間持続するパニック状態。
状態レベル測定ユニット9は、ドライバのストレスレベルが、Lv0〜Lv3のうちのどれであるかを決定する。
ストレスレベルの測定方法として、公知の方法を用いることができる。例えば、状態レベル測定ユニット9は、DSM21を用いて、ドライバの顔を表す画像を取得する。状態レベル測定ユニット9は、ドライバの顔を表す画像から、ストレスに関連する特徴を抽出する。特徴として、例えば、顔の表情等が挙げられる。状態レベル測定ユニット9は、抽出した特徴に基づき、ストレスレベルを決定する。
また、例えば、状態レベル測定ユニット9は、車載ネットワーク23から、車両3に搭載されたセンサの検出結果を継続的に取得する。状態レベル測定ユニット9は、センサの検出結果から、車両3の過去の走行状態を推定する。状態レベル測定ユニット9は、推定した走行状態に基づき、ストレスレベルを決定する。例えば、運転が困難な走行状態であるほど、ストレスレベルは高くなる。
ステップ3では、情報取得ユニット11が、自動運転制御装置33から情報を取得する。
ステップ4では、挙動認識ユニット13が、車両3の運転以外のドライバの挙動(以下では単に挙動とする)を認識する処理を実行する。挙動として、例えば、動画を視聴すること、携帯端末の操作、携帯電話を用いて通話すること、読書等が挙げられる。携帯端末及び携帯電話には、スマートフォンが含まれる。挙動認識ユニット13は、例えば、DSM21を用いて取得した画像に基づき、挙動を認識することができる。
ステップ5では、態様設定ユニット15が、前記ステップ1で測定した眠気レベル、及び、前記ステップ2で測定したストレスレベルに基づき、図4に示すように、アクチュエーションの種類を設定する。また、態様設定ユニット15が、前記ステップ1で測定した眠気レベル、及び、前記ステップ2で測定したストレスレベルに基づき、図4に示すように、アクチュエーションのレベル(以下ではALとする)を仮設定する。アクチュエーションの種類とALとは、アクチュエーションの態様に対応する。
アクチュエーションの種類として、上述したとおり、眠気用のアクチュエーションと、ストレス用のアクチュエーションとがある。図4において「眠気」は、眠気用のアクチュエーションを意味する。また、「ストレス」は、ストレス用のアクチュエーションを意味する。また、図4において、「眠気」又は「ストレス」の下に記載された数値は、仮設定するALを示す。ALの数値が大きいほど、アクチュエーションの強度は高い。ALとして、0、1、2、3がある。ALが0の場合は、アクチュエーションが発生しない場合である。
なお、アクチュエーションの強度とは、眠気用のアクチュエーションの場合、ドライバを覚醒させる効果の高さを意味する。例えば、光のアクチュエーションの場合、光の輝度が高いほど、アクチュエーションの強度は高い。また、光の色が、ドライバを覚醒させる効果の高い色であるほど、アクチュエーションの強度は高い。また、香りのアクチュエーションの場合、香りが強いほど、アクチュエーションの強度は高い。また、香りの種類が、ドライバを覚醒させる効果の高い種類であるほど、アクチュエーションの強度は高い。また、音のアクチュエーションの場合、音量が大きいほど、アクチュエーションの強度は高い。
また、アクチュエーションの強度とは、ストレス用のアクチュエーションの場合、ドライバのストレスを軽減する効果の高さを意味する。
図4に示すように、態様設定ユニット15は、眠気レベルがlv1以上である場合、基本的には、眠気用のアクチュエーションを設定する。ただし、態様設定ユニット15は、眠気レベルがLv1又はLv2であり、ストレスレベルがLv3である場合は、ストレス用のアクチュエーションを設定する。
図4に示すように、態様設定ユニット15は、眠気レベルがLv0であり、ストレスレベルがLv1以上である場合、ストレス用のアクチュエーションを設定する。図4に示すように、態様設定ユニット15は、眠気レベル及びストレスレベルのうち少なくとも一方の強度が高いほど、ALを高く設定する。
ステップ6では、前記ステップ5で仮設定したALが3であるか否かを態様設定ユニット15が判断する。ALが3である場合、本処理はステップ7に進む。ALが3ではない場合、本処理はステップ8に進む。ステップ7では、態様設定ユニット15が、自動運転制御装置33に対し、退避走行を指示する。自動運転制御装置33は、指示に応じて退避走行を実行する。退避走行とは、例えば、道路の路肩に移動し、停止する処理である。
ステップ8では、前記ステップ5で仮設定したALが2であるか否かを態様設定ユニット15が判断する。ALが2ではない場合、本処理はステップ9に進む。ALが2である場合、本処理はステップ14に進む。
ステップ9では、前記ステップ5で仮設定したALが1であるか否かを態様設定ユニット15が判断する。ALが1である場合、本処理はステップ10に進む。ALが1ではない場合、本処理は終了する。
なお、図4に示すように、ALが1である場合は、眠気レベル及びストレスレベルの組み合わせが予め設定された範囲内である場合である。図4において、ALが1となる、眠気レベル及びストレスレベルの範囲は特定範囲に対応する。
ステップ10では、現時点から、変更タイミングCTまでの時間が1分未満であるか否かを態様設定ユニット15が判断する。変更タイミングCTは、前記ステップ3で取得した情報に含まれる。1分は閾値に対応する。なお、閾値は、1分以外の長さであってもよく、適宜設定することができる。
現時点から、変更タイミングCTまでの時間が1分以上である場合、本処理はステップ11に進む。現時点から、変更タイミングCTまでの時間が1分未満である場合、本処理はステップ16に進む。
ステップ11では、前記ステップ4の処理で挙動を認識したか否かを挙動認識ユニット13が判断する。挙動を認識した場合、本処理はステップ12に進む。挙動を認識しなかった場合、本処理はステップ13に進む。
ステップ12では、態様設定ユニット15が、最終的に、ALを0に設定する。アクチュエーション発生ユニット17は、アクチュエーションを発生させない。
ステップ13では、態様設定ユニット15が、最終的に、ALを1に設定する。アクチュエーション発生ユニット17は、ALが1であるアクチュエーションを発生させる。アクチュエーションの種類は、前記ステップ5で設定したものである。
ステップ14では、現時点から、変更タイミングCTまでの時間が10秒未満であるか否かを態様設定ユニット15が判断する。変更タイミングCTは、前記ステップ3で取得した情報に含まれる。なお、ステップ14で用いる閾値は、10秒以外の長さであってもよく、1分よりも短い範囲内で、適宜設定することができる。
現時点から、変更タイミングCTまでの時間が10秒以上である場合、本処理はステップ15に進む。現時点から、変更タイミングCTまでの時間が10秒未満である場合、本処理はステップ17に進む。
ステップ15では、態様設定ユニット15が、最終的に、ALを2に設定する。アクチュエーション発生ユニット17は、ALが2であるアクチュエーションを発生させる。アクチュエーションの種類は、前記ステップ5で設定したものである。ステップ15の後、本処理は終了する。
ステップ16では、現時点から、変更タイミングCTまでの時間が10秒未満であるか否かを態様設定ユニット15が判断する。変更タイミングCTは、前記ステップ3で取得した情報に含まれる。なお、ステップ16で用いる閾値は、10秒以外の長さであってもよく、1分よりも短い範囲内で、適宜設定することができる。
現時点から、変更タイミングCTまでの時間が10秒以上である場合、本処理はステップ13に進む。現時点から、変更タイミングCTまでの時間が10秒未満である場合、本処理はステップ17に進む。
ステップ17では、態様設定ユニット15が、AL及びアクチュエーションの種類を現状のままに維持する。アクチュエーション発生ユニット17は、現状のAL及び種類のアクチュエーションを発生させる。
なお、上述した第1処理では、前記ステップ1で測定した眠気レベル、前記ステップ2で測定したストレスレベル、前記ステップ3で取得した情報、及び前記ステップ4での挙動認識処理の結果に基づき、前記ステップ12、13、15、17において、アクチュエーションの態様を設定している。
3.状態改善装置1の動作例
状態改善装置1の動作例を、図5〜図6のシーケンス図に示す。図5及び図6において、「仮のAL」とは、前記ステップ5で仮設定するALを意味する。「挙動の有無」は、前記ステップ11における挙動の判断結果を示す。「実際のAL」は、前記ステップ12、13、15、17において最終的に設定したALを意味する。
図5に示す事例では、前記ステップ5で仮設定するALは常に1であった。変更タイミングCTまでの時間がX秒以上である場合は、挙動が認識された。X秒は、1分より短く、10秒より長い時間である。変更タイミングCTまでの時間がX秒未満である場合、及び変更タイミングCTの後は、挙動が認識されなかった。
変更タイミングCTまでの時間が1分以上である場合、前記ステップ6、8で否定判断され、前記ステップ9で肯定判断され、前記ステップ10で否定判断され、前記ステップ11で肯定判断され、前記ステップ12においてALが最終的に0に設定された。
変更タイミングCTまでの時間が1分未満、10秒以上である場合、前記ステップ6、8で否定判断され、前記ステップ9、10で肯定判断され、前記ステップ16で否定判断され、前記ステップ13においてALが最終的に1に設定された。
変更タイミングCTまでの時間が10秒未満である場合、前記ステップ6、8で否定判断され、前記ステップ9、10、16で肯定判断され、前記ステップ17において、ALが現状のまま維持された。変更タイミングCTまでの時間が10秒の時点でALは1であったので、ALは1のまま維持された。
図6に示す事例では、前記ステップ5で仮設定するALは、変更タイミングCTまでの時間が5分以上、3分未満の時間帯では2であり、それ以外の時間帯では1であった。変更タイミングCTまでの時間が1分以上である場合は、挙動が認識された。変更タイミングCTまでの時間が1分未満である場合は、挙動が認識されなかった。
変更タイミングCTまでの時間が5分以上の場合と、変更タイミングCTまでの時間が3分以上、1分未満の場合とでは、前記ステップ6、8で否定判断され、前記ステップ9で肯定判断され、前記ステップ10で否定判断され、前記ステップ11で肯定判断され、前記ステップ12においてALが最終的に0に設定された。
変更タイミングCTまでの時間が5分未満、3分以上の場合、前記ステップ6で否定判断され、前記ステップ8で肯定判断され、前記ステップ14で否定判断され、前記ステップ15においてALが最終的に2に設定された。
変更タイミングCTまでの時間が1分未満、10秒以上の場合、前記ステップ6、8で否定判断され、前記ステップ9、10で肯定判断され、前記ステップ16で否定判断され、前記ステップ13においてALが最終的に1に設定された。
4.状態改善装置1が実行する第2処理
報知ユニット19は、自動運転制御装置33から、所定時間ごとに繰り返し情報を取得する。報知ユニット19は、取得した情報の中に、追い越しを行う予定時刻が含まれているか否かを判断する。追い越しを行う予定時刻が含まれている場合、報知ユニット19は、追い越しを行う予定時刻よりも所定時間前の時刻を、報知時刻とする。報知ユニット19は、報知時刻になったとき、ドライバに報知を行う。ドライバは、報知により、これから追い越しが実行されることを知ることができる。報知ユニット19は、例えば、発光装置25、表示装置27、スピーカー29等を用いて報知を行う。
状態レベル測定ユニット9は、報知時刻よりもさらに所定時間前に、眠気レベル及びストレスレベルを測定する。眠気レベルの測定方法は前記ステップ1と同様である。ストレスレベルの測定方法は前記ステップ2と同様である。
アクチュエーション発生ユニット17は、報知時刻よりもさらに所定時間前に測定された眠気レベル又はストレスレベルが予め設定された閾値以上である場合、アクチュエーションを発生させる。眠気レベルが閾値以上である場合、アクチュエーションの種類は、眠気用のアクチュエーションである。ストレスレベルが閾値以上である場合、アクチュエーションの種類は、ストレス用のアクチュエーションである。ALは、例えば、1である。
5.状態改善装置1が奏する効果
(1A)状態改善装置1は、以下の第1の場合は、以下の第2の場合よりも抑制されたアクチュエーションを設定する。
第1の場合:状態レベルは、図4においてALを1とする特定範囲内である。自動運転レベルはLv3以上である。挙動が認識されている。現時点から変更タイミングCTまでの時間は1分以上である。
第2の場合:状態レベルは、図4においてALを1とする特定範囲内である。自動運転レベルはLv3以上である。現時点から変更タイミングCTまでの時間は1分未満である。
状態改善装置1は、ドライバが運転以外の挙動を行っている第1の場合に、第2の場合よりも、抑制されたアクチュエーションを設定する。そのため、状態改善装置1は、アクチュエーションの発生によってドライバが煩わしさを感じることを抑制できる。
また、状態改善装置1は、第2の場合に設定するアクチュエーションにより、自動運転レベルがLv3以上からLv2以下に変更される前にドライバの状態を改善することができる。
(1B)状態改善装置1は、第1の場合、ALを0に設定し、アクチュエーションを発生させない。そのため、状態改善装置1は、アクチュエーションの発生によってドライバが煩わしさを感じることを一層抑制できる。
(1C)状態改善装置1は、報知時刻よりも所定時間前に状態レベルを測定する。状態改善装置1は、報知時刻よりも所定時間前に測定された状態レベルが閾値以上である場合、アクチュエーションを発生させる。アクチュエーションの発生により、ドライバの眠気レベルやストレスレベルは低下する。
そのため、眠気レベルやストレスレベルが高いドライバが、報知の意味の理解に時間を要したり、報知によって戸惑ってしまったりすることを抑制できる。
(1D)状態改善装置1は、現時点から変更タイミングCTまでの時間が10秒未満の場合、アクチュエーションを変更しない。そのため、変更タイミングCTの直前におけるアクチュエーションの変更によってドライバが戸惑うことを抑制できる。
<第2実施形態>
1.第1実施形態との相違点
第2実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるため、相違点について以下に説明する。なお、第1実施形態と同じ符号は、同一の構成を示すものであって、先行する説明を参照する。
前述した第1実施形態では、前記ステップ12において、アクチュエーションを発生させなかった。これに対し、第2実施形態では、前記ステップ12において、アクチュエーションの態様を限定する。例えば、前記ステップ12では、前記ステップ13に比べて、挙動を行うときにドライバが使用する感覚を刺激するアクチュエーションを抑制する。
例えば、ドライバが、ドライバの視覚及び聴覚を使用する挙動を行っている場合、状態改善装置1は、前記ステップ12において、前記ステップ13に比べて、視覚及び聴覚を刺激するアクチュエーションを抑制する。
ドライバの視覚及び聴覚を使用する挙動として、例えば、動画視聴等が挙げられる。視覚を刺激するアクチュエーションとして、例えば、発光装置25や表示装置27が発生させる光のアクチュエーションが挙げられる。聴覚を刺激するアクチュエーションとして、例えば、スピーカー29が発生させる音声のアクチュエーションが挙げられる。
例えば、ドライバが、ドライバの視覚を使用する挙動を行っている場合、状態改善装置1は、前記ステップ12において、前記ステップ13に比べて、視覚を刺激するアクチュエーションを抑制する。ドライバの視覚を使用する挙動として、例えば、携帯端末の操作、読書等が挙げられる。視覚を刺激するアクチュエーションとして、例えば、発光装置25や表示装置27が発生させる光のアクチュエーションが挙げられる。
例えば、ドライバが、ドライバの聴覚を使用する挙動を行っている場合、状態改善装置1は、前記ステップ12において、前記ステップ13に比べて、聴覚を刺激するアクチュエーションを抑制する。ドライバの聴覚を使用する挙動として、例えば、電話での通話等が挙げられる。聴覚を刺激するアクチュエーションとして、例えば、スピーカー29が発生させる音声のアクチュエーションが挙げられる。
アクチュエーションを抑制する形態として、アクチュエーションを発生させないこと、及び、ALを低くすること等が挙げられる。
2.状態改善装置1が奏する効果
以上詳述した第2実施形態によれば、前述した第1実施形態の効果(1A)、(1C)を奏し、さらに、以下の効果を奏する。
(2A)状態改善装置1は、第1の場合は、第2の場合よりも、挙動を行うときにドライバが使用する感覚を刺激するアクチュエーションを抑制する。そのため、状態改善装置1は、アクチュエーションの発生によってドライバが煩わしさを感じることを一層抑制できる。
また、状態改善装置1は、第1の場合に、例えば、挙動を行うときにドライバが使用しない感覚を刺激するアクチュエーションを発生させることができる。この場合、ドライバに煩わしさを感じさせることなく、ドライバの状態を改善することができる。
<第3実施形態>
1.第1実施形態との相違点
第3実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるため、相違点について以下に説明する。なお、第1実施形態と同じ符号は、同一の構成を示すものであって、先行する説明を参照する。
前述した第1実施形態では、眠気レベル及びストレスレベルと、前記ステップ5で仮設定するALとの関係は一定である。これに対し、第3実施形態では、自動運転レベルがLv3以上である場合、現時点から変更タイミングCTまでの時間が短いほど、前記ステップ5においてALを所定の値に仮設定するために要する眠気レベル又はストレスレベルが低い。
2.状態改善装置1が奏する効果
以上詳述した第3実施形態によれば、前述した第1実施形態の効果を奏し、さらに、以下の効果を奏する。
(3A)現時点から変更タイミングCTまでの時間が短いほど、前記ステップ5においてALが高く仮設定され易い。そのため、現時点から変更タイミングCTまでの時間が短いほど、強度が高いアクチュエーションが発生し易い。その結果、自動運転レベルがLv3以上からLv2以下に変更される前に、ドライバの状態を一層改善することができる。
<第4実施形態>
1.第1実施形態との相違点
第4実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるため、相違点について以下に説明する。なお、第1実施形態と同じ符号は、同一の構成を示すものであって、先行する説明を参照する。
前述した第1実施形態では、眠気レベル及びストレスレベルと、前記ステップ5で仮設定するALとの関係は一定である。これに対し、第4実施形態では、自動運転レベルがLv3以上である場合、現在位置から変更地点までの距離が短いほど、前記ステップ5においてALを所定の値に仮設定するために要する眠気レベル又はストレスレベルが低い。変更地点とは、自動運転レベルをLv3以上からLv2以下に変更する地点である。前記ステップ3で取得する情報は、変更地点をさらに含む。
2.状態改善装置1が奏する効果
以上詳述した第4実施形態によれば、前述した第1実施形態の効果を奏し、さらに、以下の効果を奏する。
(4A)現在位置から変更地点までの距離が短いほど、前記ステップ5においてALが高く仮設定され易い。そのため、現在位置から変更地点までの距離が短いほど、強度が高いアクチュエーションが発生し易い。その結果、自動運転レベルがLv3以上からLv2以下に変更される前に、ドライバの状態を一層改善することができる。
<他の実施形態>
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
(1)前記ステップ8で肯定判断した場合、常に前記ステップ15に進んでもよい。前記ステップ10で肯定判断した場合、常に前記ステップ13に進んでもよい。
(2)状態改善装置1は、ストレスレベルを測定せず、眠気レベルのみを測定してもよい。この場合、状態改善装置1は、測定した眠気レベルのみに基づき、アクチュエーションの種類とALとを設定することができる。
また、状態改善装置1は、眠気レベルを測定せず、ストレスレベルのみを測定してもよい。この場合、状態改善装置1は、測定したストレスレベルのみに基づき、アクチュエーションの種類とALとを設定することができる。
(3)本開示に記載の状態改善装置1及びその手法は、コンピュータプログラムにより具体化された一つ乃至は複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサ及びメモリを構成することによって提供された専用コンピュータにより、実現されてもよい。あるいは、本開示に記載の状態改善装置1及びその手法は、一つ以上の専用ハードウェア論理回路によってプロセッサを構成することによって提供された専用コンピュータにより、実現されてもよい。もしくは、本開示に記載の状態改善装置1及びその手法は、一つ乃至は複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサ及びメモリと一つ以上のハードウェア論理回路によって構成されたプロセッサとの組み合わせにより構成された一つ以上の専用コンピュータにより、実現されてもよい。また、コンピュータプログラムは、コンピュータにより実行されるインストラクションとして、コンピュータ読み取り可能な非遷移有形記録媒体に記憶されてもよい。状態改善装置1に含まれる各部の機能を実現する手法には、必ずしもソフトウェアが含まれている必要はなく、その全部の機能が、一つあるいは複数のハードウェアを用いて実現されてもよい。
(4)上記実施形態における1つの構成要素が有する複数の機能を、複数の構成要素によって実現したり、1つの構成要素が有する1つの機能を、複数の構成要素によって実現したりしてもよい。また、複数の構成要素が有する複数の機能を、1つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素によって実現される1つの機能を、1つの構成要素によって実現したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。
(5)上述した状態改善装置1の他、当該状態改善装置1を構成要素とするシステム、当該状態改善装置1としてコンピュータを機能させるためのプログラム、このプログラムを記録した半導体メモリ等の非遷移的実態的記録媒体、ドライバの状態改善方法等、種々の形態で本開示を実現することもできる。
1…状態改善装置、3…車両、5…CPU、7…メモリ、9…状態レベル測定ユニット、11…情報取得ユニット、13…挙動認識ユニット、15…態様設定ユニット、17…アクチュエーション発生ユニット、19…報知ユニット、21…DSM、23…車載ネットワーク、25…発光装置、27…表示装置、29…スピーカー、31…アロマシューター、33…自動運転制御装置

Claims (6)

  1. ドライバの状態を改善する状態改善装置であって、
    前記ドライバの眠気又はストレスのレベルである状態レベルを測定するように構成された状態レベル測定ユニットと、
    自動運転に関する制御を行う自動運転制御装置から、自動運転レベル、及び、前記自動運転レベルをLv3以上からLv2以下に変更する変更タイミングを含む情報を取得するように構成された情報取得ユニットと、
    運転以外の前記ドライバの挙動を認識するように構成された挙動認識ユニットと、
    前記状態レベル測定ユニットが測定した前記状態レベル、前記情報取得ユニットが取得した前記情報、及び前記挙動認識ユニットが認識した前記挙動に基づき、アクチュエーションの態様を設定するように構成された態様設定ユニットと、
    前記態様設定ユニットが設定した前記態様を有する前記アクチュエーションを発生させるように構成されたアクチュエーション発生ユニットと、
    を備え、
    前記態様設定ユニットは、以下の第1の場合は、以下の第2の場合よりも抑制された前記アクチュエーションを設定する、
    状態改善装置。
    第1の場合:前記状態レベルは予め設定された特定範囲内である。前記自動運転レベルはLv3以上である。前記挙動認識ユニットは前記挙動を認識した。現時点から前記変更タイミングまでの時間は予め設定された閾値以上である。
    第2の場合:前記状態レベル及び前記自動運転レベルは前記第1の場合と同じである。現時点から前記変更タイミングまでの時間は前記閾値未満である。
  2. 請求項1に記載の状態改善装置であって、
    前記態様設定ユニットは、前記第1の場合、前記アクチュエーションを設定せず、
    前記アクチュエーション発生ユニットは、前記第1の場合、前記アクチュエーションを発生させない、
    状態改善装置。
  3. 請求項1に記載の状態改善装置であって、
    前記態様設定ユニットは、前記第1の場合は、前記第2の場合よりも、前記挙動を行うときに前記ドライバが使用する感覚を刺激する前記アクチュエーションを抑制する、
    状態改善装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の状態改善装置であって、
    追い越しを行う前に報知を行うように構成された報知ユニットをさらに備え、
    前記状態レベル測定ユニットは、前記報知を行う報知時刻よりも所定時間前に前記状態レベルを測定するように構成され、
    前記アクチュエーション発生ユニットは、前記報知時刻よりも前記所定時間前に測定された前記状態レベルが閾値以上である場合、前記アクチュエーションを発生させる、
    状態改善装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の状態改善装置であって、
    前記自動運転レベルがLv3以上である場合、前記態様設定ユニットは、現時点から前記変更タイミングまでの時間が短いほど、前記アクチュエーションの強度を所定の値に設定するために要する前記状態レベルを低くするように構成された、
    状態改善装置。
  6. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の状態改善装置であって、
    前記情報は、前記自動運転レベルをLv3以上からLv2以下に変更する変更地点をさらに含み、
    前記自動運転レベルがLv3以上である場合、前記態様設定ユニットは、現在位置から前記変更地点までの距離が短いほど、前記アクチュエーションの強度を所定の値に設定するために要する前記状態レベルを低くするように構成された、
    状態改善装置。
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