JP2021099612A - 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】代替情報を容易に得ることができる情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラムを提供する。【解決手段】本発明に係る情報処理装置は、取得部を備える。取得部は、ある検索者による検索に関する検索情報に基づき、当該検索者が所定の対象の代替とした他の対象を示す代替情報を取得する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラムに関する。
近年、インターネットの飛躍的な普及に伴い、例えば、インターネット上の種々の情報を用いた分析に関する技術が提供されている。例えば、非特許文献1(同出願人による未公開先行特許出願;特願2018−241840)には、ニーズ伝搬パターンを用いて対象のニーズの伝搬を推定する技術が提案されている。また、非特許文献2(同出願人による未公開先行特許出願;特願2018−240112)には、対象に対するニーズにつき他の対象を用いた解決を示す解決情報を決定する技術が提案されている。
特願2018−241840 特願2018−240112
ところで、ニーズの対象の解決に至らない場合、消費者(以下、「ユーザ」又は「一般ユーザ」ともいう)は、当該ニーズへの所期の解決に至らないまでも次善の解決策(代替案)を、検索クエリ(例:検索キーワード)を用いてインターネット上の種々の情報の中から探すことが多い。しかしながら、多くのユーザにとって、次善の解決策(代替案)を得ることは容易ではない。同様に、消費者だけでなく、対象の提供者(事業者)にとっても、自らが提供している対象について代替利用の案を得ることは容易ではない。さらに、代替情報を一般ユーザ又は事業者へ提案しようとする者にとっても、任意のユーザへサジェストすべき代替情報を人手によらず収集又は蓄積することは容易ではない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、代替情報を容易に得ることができる情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る情報処理装置は、ある検索者による検索に関する検索情報に基づき、当該検索者が所定の対象の代替とした他の対象を示す代替情報を取得する取得部を備えることを特徴とする。
本発明の実施形態の一態様によれば、代替情報を容易に得ることができるという効果を奏する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置を含む情報処理システムの一例を示す図である。 図2は、図1の情報処理装置10aが参照する代替情報登録データベースの構成例を模式的に示す図である。 図3は、第1の実施形態に係る情報処理装置10aの構成例を示す図である。 図4は、第1の実施形態に係る端末装置の構成例を示す図である。 図5は、第1の実施形態に係る情報処理装置10aが実行する処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図6は、図5のステップS510の代替情報取得処理のサブルーチンの一例を示すフローチャートである。 図7は、図5のステップS520の代替情報提案処理のサブルーチンの一例を示すフローチャートである。 図8は、本発明の第2の実施形態に係る情報処理装置を含む情報処理システムの一例を示す図である。 図9は、図8の情報処理装置10bが参照するクエリサジェストモデルの構成例を模式的に示す図である。 図10は、第2の実施形態に係る情報処理装置10bの構成例を示す図である。 図11は、本発明の第3の実施形態に係る情報処理装置を含む情報処理システムの一例を示す図である。 図12は、図11の情報処理装置10Aが参照する代替情報登録データベースの構成例を模式的に示す図である。 図13は、第3の実施形態に係る情報処理装置10Aの構成例を示す図である。 図14は、本発明の第4の実施形態に係る情報処理装置を含む情報処理システムの一例を示す図である。 図15は、本発明の第5の実施形態に係る情報処理装置を含む情報処理システムの一例を示す図である。 図16は、図15に示す情報処理システム1Cにおいて情報処理装置10Cが実行する処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図17は、ハードウェア構成の一例を示す図である。
以下に、本発明に係る情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と記載する。)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、これらの実施形態により本発明に係る情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
[第1の実施形態]
本発明の第1の実施形態について説明する。この第1の実施形態では、ある検索者による検索に関する検索情報に基づき、当該検索者が所定の対象の代替とした他の対象を示す代替情報を取得することができるようになっている。さらに、本実施形態では、取得された代替情報を、任意のユーザが検索を実行指示する際に又は当該検索を実行指示した後に、当該ユーザへサジェストすることができるようになっている。
〔1−1.情報処理システムの構成〕
まず、図1を用いて、本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置を含む情報処理システムの構成について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置を含む情報処理システムの一例を示す図である。図1に示す情報処理システム1aは、情報処理装置10aと、端末装置100と、端末装置100aとを含む。なお、情報処理システム1aは、複数の端末装置100aを有していてもよいし、複数の端末装置100を有していてもよい。ここで、情報処理装置10a、端末装置100及び端末装置100aは、任意のネットワークを介して有線又は無線により通信可能に接続される。
情報処理装置10aは、本実施形態では、端末装置100及び端末装置100aからの検索情報を受付け可能な情報処理装置であり、例えば、サーバ装置やクラウドシステム等により実現される。また、情報処理装置10aは、端末装置100aの位置情報を取得可能に構成されている。
端末装置100aは、本実施形態では、情報処理装置10aへ検索情報を送信可能なユーザ端末である。端末装置100aは、例えば、スマートフォンやタブレット等のスマートデバイスであり、3G、4G、5G(GENERATION)やLTE(LONG TERM EVOLUTION)等の無線通信網を介して任意のサーバ装置と通信を行うことができる携帯端末装置である。また、端末装置100aは、液晶ディスプレイ等の画面であって、タッチパネルの機能を有する画面を有し、操作者から指やスタイラス等によりタップ操作、スライド操作、スクロール操作等、検索に係る文字入力、検索に係るコンテキストの指定(選択)等の各種の操作を受付ける。端末装置100は、端末装置100aと同様に任意のサーバ装置と通信を行うことができる端末装置であり、携帯端末装置であってもよいし、固定端末装置であってもよい。端末装置100は、操作者から検索に係る文字入力、検索に係るコンテキストの指定(選択)等の各種の操作を受付ける。また、端末装置100及び端末装置100aは、情報処理装置10aから配信された各種データに応じた画像又は文字列を表示可能に構成されている。
〔1−2.情報処理システムにおいて実行される処理について〕
まず、図1に示す情報処理システム1aにおいて実行される処理について説明する。情報処理システム1aにおいて実行される処理は、ある検索者による検索に関する検索情報に基づき、当該検索者が所定の対象の代替とした他の対象を示す代替情報を取得するための代替情報取得処理と、取得された代替情報を任意のユーザへサジェストするための代替情報提案処理とを含む。以下では、代替情報取得処理については、ある検索者からの第1の検索情報、第2の検索情報、及び位置情報に基づき、新たな代替情報を取得する場合を例に挙げて説明する。代替情報提案処理については、任意のユーザが検索を実行指示した後に、当該ユーザへ検索結果情報を出力するとともに代替情報をサジェストする場合を例に挙げて説明する。
〔1−2−1.情報の流れについて〕
まず、情報処理システム1aにおいて実行される処理の一例について、図1を用いて、情報の流れを中心に説明する。
〔1−2−1a.代替情報取得処理における情報の流れについて〕
図1において、まず、端末装置100aにおいて、携帯端末装置である端末装置100aの操作者(検索者)からの検索情報(例えば、検索クエリ)が入力されると、端末装置100aは、情報処理装置10aに対して、検索情報を送信する(ステップS11)。なお、検索情報を送信することに代えて、検索情報に基づく検索結果返答要求を送信するようにしてもよい。そして、端末装置100aから検索情報(ここでは「第1の検索情報」ともいう)を受付けた情報処理装置10aは、当該第1の検索情報に応じた検索結果情報(ここでは「第1の検索結果情報」ともいう)を取得する(ステップS12)。なお、第1の検索結果情報は、情報処理装置10aから端末装置100aへ送信され、端末装置100aには、受信した第1の検索結果情報が出力(表示)される。
次に、ステップS11〜S12と同様に、端末装置100aから第2の検索情報(第1の検索情報より後続の検索情報)が送信されると(ステップS13)、情報処理装置10aは、第2の検索情報に応じた第2の検索結果情報を取得する(ステップS14)。なお、第2の検索結果情報は、情報処理装置10aから端末装置100aへ送信され、端末装置100aには、受信した第2の検索結果情報が出力(表示)される。さらに、情報処理装置10aは、第1の検索情報及び第2の検索情報を受け付けた端末装置100aの位置情報を取得する(ステップS15)。
その後、情報処理装置10aは、第1の検索情報、第2の検索情報及び位置情報に基づき、代替情報を取得する(ステップS16)。代替情報を取得するための処理の詳細については後述する。ステップS12、S14〜S16の処理が繰り返されることにより、複数の代替情報が取得されることとなる。このようにして、一又は複数の代替情報(以下、「1群の代替情報」ともいう)が人手を介することなく自動的に取得される。その結果、情報処理装置10aの所有者又は管理者は、代替情報を容易に収集又は蓄積することができる。なお、情報処理装置10aは、取得した代替情報を、図2に模式的に示すような代替情報登録データベースに登録するように構成されていることが好ましい。
〔1−2−1b.代替情報提案処理における情報の流れについて〕
図1において、まず、任意の端末装置の一例である端末装置100において、当該端末装置100の操作者(任意のユーザ)からの検索情報(例えば、検索クエリ)が入力されると、当該端末装置100は、情報処理装置10aに対して、検索情報(ここでは「任意の検索情報」ともいう)を送信する(ステップS21)。そして、当該端末装置100から任意の検索情報を受付けた情報処理装置10aは、当該任意の検索情報に応じた検索結果情報を取得する(ステップS22)。さらに、情報処理装置10aは、ステップS16で取得された1群の代替情報の中から、当該任意の検索情報に応じた代替情報を取得する(ステップS23)。
その後、情報処理装置10aは、ステップS22で取得した検索結果情報と、ステップS23で取得した代替情報を、上記任意の検索情報を送信してきた端末装置へ送信する(ステップS24)。そして、端末装置100には、受信した検索結果情報及び代替情報が出力(表示)される(ステップS25)。このようにして、端末装置100の操作者(任意のユーザ)には、ある検索者(端末装置100aの操作者)の検索情報に基づき取得された代替情報(当該検索者が所定の対象の代替とした他の対象を示す代替情報)が、当該ユーザへサジェストすべき情報として自動的に提案(サジェスト)されることとなる。これにより、任意のユーザは、容易に代替情報を得ることができる。
〔1−3.代替情報の一例について〕
続いて、図2を用いて、図1の情報処理装置10aが取得した代替情報が登録される代替情報登録データベースの構成例について説明する。図2は、図1の情報処理装置10aが参照する代替情報登録データベースの構成例を模式的に示す図である。
図2に例示する代替情報登録データベースには、検索情報と当該検索情報に関係付けられた代替情報との組合せが登録されている。図2に示す例では、第1の検索情報と、第2の検索情報と、位置情報と、代替情報とが互いに関連付けられている。ここで、第1の検索情報は、上記ステップS12で受け付けた情報であり、第2の検索情報は、上記ステップS14で受け付けた情報であり、位置情報は、上記ステップS15で取得された情報であり、代替情報は、上記ステップS16で取得された情報である。一例を挙げると、検索者が、第1の検索「貸し会議室」を実行指示した後、第2の検索「カラオケ」を実行指示した結果、当該第2の検索の結果「カラオケ」に関する検索結果情報が取得された場合において、取得された位置情報が示す位置「AB駅南口近郊」が、第2の検索結果情報に対応する対象「カラオケAB駅前店」の位置に一致したときは、当該対象に関する対象情報を代替情報として取得され、代替情報登録データベースに登録される。
なお、いったん代替情報が取得された後は、代替情報登録データベースは、第2の情報及び位置情報を含んでいなくてもよい。すなわち、代替情報登録データベースにおいて、第1の検索情報と、代替情報とが互いに関連付けられていればよい。図2に示すように、代替情報登録データベースに複数の組合せが登録されていることにより、検索情報に基づき代替情報登録データベースを参照することで、当該検索情報に対応する代替情報を取得することが可能となる。
〔1−4.処理の実現態様について〕
なお、上述した情報処理システムにおいて実行される処理は、任意の態様により実現可能である。例えば、上述した処理の全てを情報処理装置10aにおいて実現してもよい。すなわち、情報処理装置10aにおいて操作者(例えば、情報処理装置10aの所有者又はその管理者)が検索情報を入力又は指定することにより、情報処理装置10aが検索情報に応じた代替情報を取得し、必要に応じて、取得した代替情報を任意のユーザに対して出力(サジェスト)する。代替情報のサジェストは、他の情報処理装置で実施してもよい。この場合、代替情報を取得する第1の情報処理装置と、代替情報を出力(サジェスト)する第2の情報処理装置とは情報処理システムを構成することになる。他方で、例えば、上述した処理の全てを端末装置100aにおいて実現してもよい。この場合、端末装置100aに、上述した処理を実現するアプリケーションが予め搭載されていることが好ましく、より好ましくは、上述した代替情報登録データベース等へのアクセス権が設定される。
〔1−5.情報処理装置10aの構成〕
次に、図3を用いて、第1の実施形態に係る情報処理装置10aの機能構成の一例について説明する。図3は、第1の実施形態に係る情報処理装置10aの構成例を示す図である。図3に示すように、情報処理装置10aは、通信部11と、記憶部12と、制御部13とを有する。
通信部11は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部11は、ネットワークNと有線又は無線で接続され、端末装置100aとの間で情報の送受信を行う。
記憶部12は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、又は、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。また、記憶部12は、検索情報記憶領域12a、位置情報記憶領域12b、代替情報記憶領域12cを有する。好ましくは、記憶部12は、上述した検索結果情報を記憶するための記憶領域を含む。
検索情報記憶領域12aは、端末装置から受信した検索情報を記憶するための領域である。位置情報記憶領域12bは、端末装置の位置情報を記憶するための領域である。代替情報記憶領域12cは、代替情報を記憶するための領域であり、例えば、図2に示した代替情報登録データベースが格納される。
制御部13は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、情報処理装置10a内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部13は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。図3に示すように、制御部13は、取得部14及び提案部15aを有する。
取得部14は、ある検索者による検索に関する検索情報に基づき、当該検索者が所定の対象の代替とした他の対象を示す代替情報を取得する。なお、取得部14は、ある検索者による検索に関する検索情報を取得する取得部と、前記検索情報に基づき、当該検索者が所定の対象の代替とした他の対象を特定する特定部とを備えるように構成されていてもよい。本実施形態に係る取得部14は、図1を用いて説明したように、ある検索者による検索に関する検索情報と、当該検索者の位置に関する位置情報とに基づき、代替情報を取得することが可能であり、より好ましくは、ある検索者が第1の検索を実行指示した後、第2の検索を実行指示した結果、当該第2の検索の結果に関する検索結果情報が取得された場合、当該検索者の位置情報が示す位置が、第2の検索結果情報に対応する対象の位置に一致した場合、当該対象に関する対象情報を代替情報として取得する。
提案部15aは、取得部14によって取得された代替情報を、ユーザへサジェストする。なお、提案部15aは、検索者による検索に関する検索情報を取得する第1の取得部と、当該第1の取得部によって取得された検索情報に基づき、一群の代替情報から特定の検索情報を取得する第2の取得部と、当該第2の取得部が取得した特定の検索情報を前記検索者へ出力する出力部とを備えるように構成されていてもよい。サジェスト対象の代替情報は、図1を用いて説明したように、ある検索者による検索に関する検索情報と、当該検索者の位置に関する位置情報とに基づき取得されたものであることが好ましい。代替情報のサジェストを行うタイミングは、ユーザが検索した後のタイミングであることが好ましく、これにより、検索結果情報とともに代替情報をサジェストすることができる。これに代えて、ユーザが検索をしている際に、代替情報をサジェストするようにしてもよく、これにより、ユーザは、検索結果情報を得る前に、代替情報を得ることができる。
〔1−6.端末装置100aの構成及び端末装置100の構成〕
次に、図4を用いて、第1の実施形態に係る端末装置100aの構成について説明する。図4は、第1の実施形態に係る端末装置の構成例を示す図である。図4に示すように、端末装置100aは、通信部110と、入力部120と、出力部130と、物理センサ140と、制御部150とを有する。
通信部110は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークNと有線又は無線で接続され、情報処理装置10aとの間で情報の送受信を行う。
入力部120は、操作者から各種操作を受け付ける入力装置である。例えば、入力部120は、キーボードやマウスや操作キー等によって実現される。出力部130は、各種情報を表示するための表示装置である。例えば、出力部130は、液晶ディスプレイ等によって実現される。なお、端末装置100aにタッチパネルが採用される場合には、入力部120と出力部130とは一体化される。
物理センサ140は、端末装置100aの各種の物理的な情報を検出するセンサであり、例えば、ジャイロセンサ、温度センサ、音量センサ、明度センサ、加速度センサ等である。なお、物理センサ140は、GPS等の測位システムを用いて、端末装置100aの現在位置を特定するセンサであってもよい。
制御部150は、例えば、CPUやMPU等によって、端末装置100a内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。例えば、この各種プログラムは、ウェブブラウザと呼ばれるアプリケーションプログラムに該当する。また、制御部150は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
図4に示すように、制御部150は、要求部151と、操作制御部152と、表示処理部153とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現又は実行する。なお、制御部150の内部構成は、図4に示した構成に限られず、上述した処理を行うことが可能な構成であればよい。また、制御部150が有する各処理部の接続関係は、図4に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
要求部151は、操作制御部152を介して受付けた検索情報を、通信部110を介して情報処理装置10aへ検索情報を送信する。すなわち、情報処理装置10aに対して検索情報に応じた検索結果情報等の取得要求を発出する。なお、要求部151を、検索結果情報及び代替情報の取得要求を発出できるように構成してもよく、この場合には、例えば、端末装置100aに代替情報の配信に関する特定のアプリケーションが搭載され、要求部は、当該アプリケーションに含まれる制御情報を参照することにより検索結果情報及び代替情報の取得要求を発出するか、又は当該アプリケーションを介して検索結果情報の取得要求を発出することにより当該検索結果情報の取得要求が検索結果情報及び代替情報の取得要求として発出される。
操作制御部152は、入力部120を介して受け付けた操作者の操作にしたがって、各種制御を実行する。例えば、操作制御部152は、操作者が入力部120に対する各種操作(スクロール操作、タップ操作、文字入力、検索に係るコンテキストの指定(選択)等)を行った場合は、操作内容を要求部151又は表示処理部153に出力する。
表示処理部153は、各種のデータに対応する画像又は文字列を出力部130に表示する。
端末装置100は、図4を用いて説明した端末装置100aの構成と同様に、通信部110と、入力部120と、出力部130と、物理センサ140と、制御部150とを有し、そのため、それら各部の詳細な説明を割愛する。ただし、本実施形態では、端末装置100bの位置情報を取得する必要はない場合、端末装置100bは、物理センサ140を有していなくてもよい。
〔1−7.情報処理装置10aにおいて実行される処理について〕
次に、図1に示す情報処理システム1aにおいて情報処理装置10aが実行する処理について説明する。具体的には、情報処理装置10aが、任意の端末装置、例えば端末装置100a(ある検索者)からの検索に関する検索情報を受付け、受付けた検索情報に基づき、当該検索者が所定の対象の代替とした他の対象を示す代替情報を取得し、取得した代替情報を任意のユーザ(例えば端末装置100の操作者)へサジェスト(提案)するまでの処理の一例を、図5〜図7を用いて説明する。図5は、第1の実施形態に係る情報処理装置10aが実行する処理の手順の一例を示すフローチャートである。図5に示すように、情報処理装置10aが実行する処理は、代替情報を取得する処理(代替情報取得処理)と(ステップS510)、代替情報を提案(サジェスト)する処理(代替情報提案処理)と(ステップS520)を含む。図6は、図5のステップS510の代替情報取得処理のサブルーチンの一例を示すフローチャートである。図7は、図5のステップS520の代替情報提案処理のサブルーチンの一例を示すフローチャートである。
〔1−7−1.代替情報取得処理(ステップS510)について〕
図6において、まず、ステップS511では、任意の端末装置、例えば端末装置100a(ある検索者)から、第1の検索情報(例えば、検索クエリ)が送信されてくるのを待機する。ここで、端末装置による検索情報の情報処理装置10aへの送信は、操作者(検索者)が例えば検索クエリを入力することにより実行される。なお、端末装置100aは、検索クエリを送信することに代えて、検索クエリに基づく検索結果返答要求を送信するように構成されていてもよい。そして、第1の検索情報を受信すると(ステップS511でYes)、当該第1の検索情報を受け付けて、当該第1の検索情報に対応する検索結果に関する検索結果情報(以下、「第1の検索結果情報」ともいう)を取得する(ステップS512)。検索結果は、通常、検索クエリに対応する一又は複数の対象に関する対象情報を含む。対象情報とは、例えば、店舗又は施設を識別するための識別情報及び当該店舗又は施設で提供される場所(スペース)若しくは役務(サービス)等に関する情報である。対象情報に含まれる識別情報は、例えば、店舗又は施設の住所若しくは当該住所を含むエリアを特定する情報を含む。
続いて、ステップS513〜S514では、ステップS511で第1の検索情報を受信した端末装置から、第2の検索情報が送信されてくるのをタイムアウトするまで待機する。すなわち、タイムアウトに設定された所定の時間内に、ある検索者が第1の検索を実行指示した後、第2の検索を実行指示したかどうかを判別する。そして、タイムアウトする前に第2の検索情報を受信した場合には(ステップS513でYesかつステップS514でNo)、当該第2の検索情報を受け付けて、当該第2の検索情報に対応する検索結果に関する検索結果情報(以下、「第2の検索結果情報」ともいう)を取得する(ステップS515)。他方、タイムアウトまでに第2の検索情報を受信しない場合には(ステップS513でNo)、ステップS511に戻って、任意の端末装置からの第1の検索情報の受信を待機する。なお、タイムアウト後に第2の検索情報を受信した場合には、当該第2の検索情報を第1の検索情報として受け付け、これに応じて、第1の検索結果情報が取得される。
第2の検索結果情報を取得した後、位置情報を取得する(ステップS516)。位置情報とは、第1の検索情報及び第2の検索情報を送信してきた端末装置(例えば端末装置100a)の位置(すなわち検索者の位置)に関する情報である。位置情報の取得は、任意のタイミングで行われてもよいし、予め設定されたタイミングで行われてもよい。また、位置情報を常時取得しておき、取得されている1群の位置情報の中から、第2の検索情報を取得した後から所定のタイムアウトに相当する時刻までの1群の位置情報を抽出するか又はその退避データを生成するようにしてもよい。このようにして、1群の位置情報が断続的に又は一括して取得される。
続いて、取得される1群の位置情報のうちの一の位置情報が示す位置が、第2の検索結果情報に対応する対象の位置(すなわち、検索者が所定の対象の代替とした他の対象の場所)に一致するかどうかを判別する(ステップS517)。この判別の結果、両者が一致した場合には(ステップS517でYes)、取得した位置情報に対応する位置にある対象に関する対象情報を代替情報として取得する(ステップS518)。そして、本処理を終了する。
他方、ステップS517の判別の結果、両者が一致しない場合には(ステップS517でNo)、所定の時間分(すなわちタイムアウト分)までの1群の位置情報のうちの他の位置情報が示す位置が第2の検索結果情報に対応する対象の位置に一致するかどうかを判別することを繰り返し、タイムアウトした場合には(ステップS519でYes)、ステップS518をスキップして、代替情報を取得することなく、本処理を終了する。タイムアウトしていない間は(ステップS519でNo)、1群の位置情報から一の位置情報を選択すべく、ステップS516の処理に戻る。
上述した代替情報取得処理によって取得された代替情報は、任意のユーザへ提供可能な情報として保持される。例えば、図2に示したように、第1の検索情報と、第2の検索情報と、位置情報と、代替情報とを互いに関連付けたレコードを登録することにより、代替情報登録データベースを構築してもよい。
なお、上述した代替情報取得処理は、一例であり、上述した処理に限定されるものではなく、代替情報を取得可能であればよく、例えば、図2に示した代替情報登録データベースを参照することにより(位置情報を用いることなく)代替情報を取得するようにしてもよい。また、上述した例では、1群の位置情報を取得するとしたが、1群の位置情報の中から、所定時間にわたって位置に変動がない複数の位置情報を抽出することにより、端末装置(検索者)の滞在位置を特定し、当該滞在位置にある対象の対象情報を代替情報として取得するようにしてもよい。さらに、上述した代替情報取得処理において、ステップS511で第1の検索情報を受信した端末装置が携帯端末ではなく固定端末である場合には、移動情報を取得する必要がないので、ステップS513以降の処理をスキップ又は省略するようにしてもよい。
図6に示したような代替情報取得処理によれば、情報処理装置10aは、代替情報を容易に取得することができる。そして、このような処理が繰り返し実行されることにより、複数の代替情報が人手を介することなく自動的に収集又は蓄積されることになる。
〔1−7−2.代替情報提案処理(ステップS520)について〕
図7において、まず、ステップS521では、情報処理装置10aは、任意の端末装置の一例である端末装置100から検索情報が送信されてくるのを待機している。ここで、端末装置による検索情報の情報処理装置10への送信は、操作者(任意のユーザ)が例えば検索クエリを入力することにより実行される。なお、端末装置100は、検索クエリを送信することに代えて、検索クエリに基づく検索結果返答要求を送信するように構成されていてもよい。
そして、情報処理装置10aは、検索情報を受信すると(ステップS521でYes)、当該検索情報を受け付けて、当該検索情報に対応する検索結果情報と、当該検索情報に紐付けられた代替情報を取得する(ステップS522)。ここで、代替情報とは、上述した代替情報取得処理で取得した代替情報のうち、ステップS521で受信した検索情報に対応する代替情報である。代替情報は、例えば、受信した検索情報に基づき、図2に示した代替情報登録データベースを参照することにより取得される。
続いて、情報処理装置10aは、取得した検索結果情報と、取得した代替情報とを、検索情報を送信してきた端末装置100へ出力する(ステップS523)。このようにして、端末装置100を介して操作者(任意のユーザ)が検索を実行指示した場合に、当該操作者(任意のユーザ)へ代替情報が提供(サジェスト)されることとなる。なお、代替情報が取得されなかった場合には、検索結果情報が出力される。また、情報処理装置10が検索結果情報及び代替情報の双方を出力することに代えて、代替情報のみを出力するように構成してもよい。なお、代替情報の出力に代えて、クエリサジェスト情報を出力してもよく、この態様については、第2の実施形態として後述する。
図7に示したような代替情報提案処理によれば、端末装置100に代替情報が出力されることとなる。これにより、端末装置100の操作者(任意のユーザ)は、代替情報を容易に取得することができる。
[第2の実施形態]
本発明の第2の実施形態について説明する。上述した第1の実施形態では、代替情報をサジェストするように構成されていたのに対し、本実施形態では、代替情報に代えてクエリサジェスト情報を任意のユーザへサジェストする情報として出力(サジェスト)することができるように構成されている。クエリサジェスト情報とは、検索クエリの候補に関する情報である。
〔2−1.情報処理システムの構成〕
まず、図8を用いて、本発明の第2の実施形態に係る情報処理装置を含む情報処理システムの構成について説明する。図8は、本発明の第2の実施形態に係る情報処理装置を含む情報処理システムの一例を示す図である。図8に示す情報処理システム1bは、情報処理装置10bと、端末装置100bとを含む。なお、情報処理システム1bは、3台以上の端末装置100bを有していてもよいし、1台の端末装置を有していてもよい。ここで、情報処理装置10b及び端末装置100bは、任意のネットワークを介して有線又は無線により通信可能に接続される。
情報処理装置10bは、例えば、端末装置100bからの検索情報を受付け可能な情報処理装置であり、例えば、サーバ装置やクラウドシステム等により実現される。
端末装置100bは、本実施形態では、情報処理装置10bからクエリサジェスト情報の提供を受けるためのユーザ端末である。端末装置100bは、図4を用いて説明した端末装置100aと同様に携帯端末装置であってもよいし、固定端末装置であってもよい。端末装置100bが固定端末装置である場合、又は端末装置100bの位置情報を取得する必要がない場合、物理センサを有していなくてもよい。また、端末装置100bは、文字入力、検索に係るコンテキストの指定(選択)等の各種の操作を受付ける。また、端末装置100bは、情報処理装置10bから配信された各種データに応じた画像又は文字列を表示可能に構成されている。
〔2−2.情報処理システム1bにおいて実行される処理について〕
まず、図1に示す情報処理システム1bにおいて実行される処理について説明する。情報処理システム1bにおいて実行される処理は、少なくとも、クエリサジェスト情報提案処理を含む。クエリサジェスト情報提案処理は、クエリサジェスト情報を提案するための処理である。なお、情報処理システム1bにおいて実行される処理が、第1の実施形態において説明した代替情報取得処理を含んでいてもよいが、処理内容は同じであるのでその説明を割愛する。以下では、クエリサジェスト情報提案処理については、任意のユーザが検索を実行指示する際に(具体的には、検索に係るコンテキストを指定又は選択している際に)、クエリサジェスト情報を提案する場合を例に挙げて説明する。
〔2−2−1.情報の流れについて〕
まず、情報処理システム1bにおいて実行されるクエリサジェスト情報提案処理の一例について、図8を用いて、情報の流れを中心に説明する。
図8において、まず、ある端末装置(例えば図8に示す端末装置100b)において、当該端末装置の操作者(任意のユーザ)が検索を開始すべく、検索情報(例えば、検索に係るコンテキストの指定又は選択)がなされると、当該端末装置は、情報処理装置10bに対して、検索情報を送信する(ステップS21a)。さらに、情報処理装置10bは、予め記憶されている1群の代替情報(例えば図2に示した代替情報登録データベース)の中から、当該検索情報に応じた代替情報を取得するとともに、取得した代替情報に対応するクエリサジェスト情報を取得する(ステップS23a)。クエリサジェスト情報は、代替情報に基づき、図9を用いて後述するクエリサジェストモデルを参照することによって取得することが可能である。なお、代替情報登録データベースとクエリサジェストモデルとが統合されている場合には、代替情報を取得することなく、直接的にクエリサジェスト情報を取得するようにしてもよい。
その後、情報処理装置10aは、ステップS23aで取得したクエリサジェスト情報を、上記検索情報を送信してきた端末装置へ送信する(ステップS24a)。このとき、他のクエリサジェスト情報があれば同時に送信される。そして、端末装置には、受信したクエリサジェスト情報に対応する検索クエリを含む1群の検索クエリの候補が出力(表示)される(ステップS25a)。このようにして、端末装置の操作者(任意のユーザ)には、検索を開始する際に、検索情報に対応するコンテキストに応じたクエリサジェスト情報が提案されることになる。すなわち、ユーザは、検索情報に対応する代替情報として、クエリサジェスト情報を容易に得ることができることとなる。なお、検索に係るコンテキストを指定又は選択している際に代えて、検索クエリを入力している際に、クエリサジェスト情報が提案されるようにしてもよい。
〔2−3.クエリサジェスト情報の一例について〕
続いて、図9を用いて、図8の情報処理装置10bが参照するクエリサジェストモデルの構成例について説明する。図9は、図8の情報処理装置10bが参照するクエリサジェストモデルの構成例を模式的に示す図である。
図9に例示するクエリサジェストモデルには、代替情報と、当該代替情報に関係付けられたクエリサジェスト情報との組合せが登録されている。図9に示す例では、代替情報として、図2に示した代替情報登録データベースに登録されている代替情報と同一の情報が登録されている。クエリサジェスト情報は、上記ステップS23aで取得されるべきクエリサジェスト情報である。一例を挙げると、代替情報が「カラオケAB駅前店」である場合、クエリサジェスト情報として「カラオケ」が登録される。これに代えて、代替情報が「カラオケAB駅前店」である場合、クエリサジェスト情報として例えば「カラオケ AB駅南口近郊」が登録されてもよい。
なお、図2に示した代替情報登録データベースと図9に示すクエリサジェストモデルとが互いに統合されてもよい。すなわち、代替情報登録データベースにおいて、代替情報に関連付けて、クエリサジェスト情報がさらに関連付けられていてもよい。これにより、情報処理装置10bは、クエリサジェスト情報を速やかに取得することができる。また、代替情報を取得せずにクエリサジェスト情報を取得するためには、図2に示した代替情報登録データベースにおける第1の検索情報と、クエリサジェスト情報とを互いに関連付けたクエリサジェストモデルを用意してもよい。
〔2−4.処理の実現態様について〕
なお、上述した情報処理システム1bにおいて実行される処理は、任意の態様により実現可能である。例えば、上述した処理の全てを情報処理装置10bにおいて実現してもよい。すなわち、情報処理装置10bにおいて操作者(例えば、情報処理装置10bの所有者又はその管理者)が検索情報を入力又は指定することにより、情報処理装置10bが検索情報に応じたクエリサジェスト情報を取得し、必要に応じて、取得したクエリサジェスト情報を任意のユーザに対して出力(サジェスト)する。クエリサジェスト情報のサジェストは、他の情報処理装置で実施してもよい。この場合、クエリサジェスト情報を取得する第1の情報処理装置と、クエリサジェスト情報を出力(サジェスト)する第2の情報処理装置とは情報処理システムを構成することになる。他方で、例えば、上述した処理の全てを端末装置100bにおいて実現してもよい。この場合、端末装置100bに、上述した処理を実現するアプリケーションが予め搭載されていることが好ましく、より好ましくは、上述したクエリサジェストモデル等へのアクセス権が設定される。
〔2−5.情報処理装置10bの構成〕
次に、図10を用いて、第2の実施形態に係る情報処理装置10bの機能構成の一例について説明する。図10は、第2の実施形態に係る情報処理装置10bの構成例を示す図である。図10に示すように、情報処理装置10bは、通信部11と、記憶部12と、制御部13とを有しており、これら各部は、図3に示した情報処理装置10aと同様であるのでその詳細な説明を割愛する。
情報処理装置10bの記憶部12は、代替情報記憶領域12cと、クエリサジェスト情報記憶領域12dとを含む。代替情報記憶領域12cには、例えば、図2に示した代替情報登録データベースが格納され、クエリサジェスト情報記憶領域12dには、例えば、図9に示したクエリサジェストモデルが格納される。
情報処理装置10bの制御部13は、提案部15bを有する。提案部15bは、クエリサジェスト情報を取得し、取得したクエリサジェスト情報をユーザへサジェストする。サジェスト対象のクエリサジェスト情報は、図8を用いて説明したように、ある検索者による検索に関する検索情報に基づき取得される。なお、提案部15bは、検索者による検索に関する検索情報を取得する第1の取得部と、当該第1の取得部によって取得された検索情報に基づき、一群のクエリサジェスト情報の中から特定のクエリサジェスト情報を取得する第2の取得部と、当該第2の取得部が取得した特定のクエリサジェスト情報を前記検索者へ出力する出力部とを備えるように構成されていてもよい。クエリサジェスト情報のサジェストを行うタイミングは、ユーザが検索をしている間であることが好ましく、これにより、クエリサジェスト情報を適切なタイミングでサジェストすることができる。これに代えて、ユーザが検索を終えた後に、クエリサジェスト情報をサジェストするようにしてもよく、これにより、ユーザは、いったん検索結果情報を得た後に、クエリサジェスト情報に基づき別の検索を行うことに促されることとなる。
なお、情報処理装置10bの制御部13は、図3に示した情報処理装置10aの制御部が備える取得部14を備えていてもよい。これにより、新たな代替情報を取得することができる。また、情報処理装置10bの制御部13は、図3に示した情報処理装置10aの制御部が備える提案部15aを備えているか又は提案部15aと提案部15bを統合した提案部を備えていてもよく、これにより、代替情報を提案(出力)することができる。この場合、提案部15aが実行する処理と提案部15bが実行する処理を切り替え可能にすべく規制部を設けてもよい。
〔2−6.端末装置100bの構成〕
第2の実施形態に係る端末装置100bは、図4を用いて説明した端末装置100aの構成と同様に、通信部110と、入力部120と、出力部130と、物理センサ140と、制御部150とを有し、そのため、それら各部の詳細な説明を割愛する。ただし、本実施形態では、端末装置100bの位置情報を取得する必要はないので、端末装置100bは、物理センサ140を有していなくてもよい。
〔2−7.情報処理装置10bにおいて実行される処理について〕
次に、図1に示す情報処理システム1bにおいて情報処理装置10bが実行するクエリサジェスト情報提案処理について説明する。クエリサジェスト情報提案処理では、情報処理装置10aが、任意の端末装置、例えば端末装置100b(任意のユーザ)からの検索に関する検索情報を受付け、受付けた検索情報に基づき、任意のユーザへクエリサジェスト情報を出力(提案)する。このクエリサジェスト情報提案処理は、図7を用いて説明した代替情報提案処理と同様であるので、異なる点につき説明する。図7を用いた代替情報提案処理では、ユーザの検索指示の実行後の動作が想定されているので、検索結果情報を得るとしたが、クエリサジェスト情報提案処理では、ユーザの検索指示の実行中の動作が想定されているので、検索結果情報を得ることなく、クエリサジェスト情報を取得後、取得されたクエリサジェスト情報は速やかにユーザへ出力される。
第2の実施形態に係るクエリサジェスト情報提案処理によれば、端末装置(例えば端末装置100b)にクエリサジェスト情報が出力されることとなる。このクエリサジェスト情報に対応する検索クエリを含む1群の検索クエリの候補の一覧は、当該端末装置の操作者(任意のユーザ)が検索クエリを入力する際や、検索に係るコンテキストを選択若しくは指定する際に、出力される。これにより、当該端末装置のユーザは、例えば検索に係るコンテキストの代替情報としてクエリサジェスト情報を容易に取得することができる。その結果、操作者は、検索を実行指示する際に、情報処理装置10bから端末装置へ出力された検索クエリの候補の一覧の中から一の検索クエリを選択することで、端末装置を介して別の検索情報を情報処理装置10bへ送信することができる。
[第3の実施形態]
本発明の第3の実施形態について説明する。この第3の実施形態では、ユーザによって入力された検索クエリに対応する第2の情報を、当該検索クエリに関する第1の情報の代替情報として容易に取得することができるようになっている。
〔3−1.情報処理システムの構成〕
まず、図11を用いて、本発明の第3の実施形態に係る情報処理装置を含む情報処理システムの構成について説明する。図11は、本発明の第3の実施形態に係る情報処理装置を含む情報処理システムの一例を示す図である。図11に示す情報処理システム1Aは、情報処理装置10Aと、端末装置100Aとを含む。なお、情報処理システム1Aは、複数の端末装置100Aを有していてもよい。ここで、情報処理装置10A及び端末装置100Aは、任意のネットワークを介して有線又は無線により通信可能に接続される。
情報処理装置10Aは、端末装置100Aから検索情報の一例である検索クエリに応じた情報又はその代替情報を提供するための情報処理装置であり、例えば、サーバ装置やクラウドシステム等により実現される。
端末装置100Aは、本実施形態では、情報処理装置10Aから情報の提供を受けるためのユーザ端末である。端末装置100Aは、例えば、スマートフォンやタブレット等のスマートデバイスであり、3G、4G、5G(GENERATION)やLTE(LONG TERM EVOLUTION)等の無線通信網を介して任意のサーバ装置と通信を行うことができる携帯端末装置である。また、端末装置100Aは、液晶ディスプレイ等の画面であって、タッチパネルの機能を有する画面を有し、操作者から指やスタイラス等によりタップ操作、スライド操作、スクロール操作等、文字入力、検索に係るコンテキストの指定(選択)等の各種の操作を受付ける。また、端末装置100Aは、情報処理装置10Aから配信された各種データに応じた画像又は文字列を表示可能に構成されている。
〔3−2.情報処理システムにおいて実行される処理について〕
まず、図11に示す情報処理システム1Aにおいて実行される処理について説明する。以下では、情報処理装置10Aが、端末装置100Aからの検索クエリを受付け、受付けた検索クエリに応じた検索結果情報又はその代替情報を端末装置100Aへ提供する処理を例に挙げて説明する。
〔3−2−1.情報の流れについて〕
まず、情報処理システム1Aにおいて実行される処理の一例について、図11を用いて、情報の流れを中心に説明する。
図11において、まず、端末装置100Aにおいて、検索クエリの入力欄を含むウェブサイトが表示された状態で、端末装置100Aの操作者(以下、「一般ユーザ」ともいう)からの検索クエリの入力を待機し、検索クエリが入力されると、端末装置100Aは、情報処理装置10Aに対して、検索クエリを送信する(ステップS31)。なお、検索クエリを送信することに代えて、検索クエリに基づく検索結果返答要求を送信するようにしてもよい。
そして、端末装置100Aから検索クエリを受付けた情報処理装置10Aは、検索クエリが場所又は役務に関する検索クエリである場合、当該検索クエリに応じた検索結果に関する検索結果情報を所定の検索結果データベースを参照することにより取得するとともに、当該検索結果情報に対応する代替情報を、図12を用いて後述する代替情報が登録された代替情報登録データベースを参照することにより取得する(ステップS32)。
ここで、検索結果情報は、検索クエリに応じた対象に関する情報を含む。対象とは、例えば、場所及び役務から選択される一種以上であり、以下では、場所又は役務を例に挙げて説明する。対象の具体例を挙げると、場所又は役務を提供する1つ又は複数の店舗や施設に関する情報である。そこで、便宜上、検索クエリそのものを含む情報であって当該検索クエリに対応する対象に関する情報を含み得る情報を「第1の情報」ともいう。対象としての場所又は役務は、通常、検索結果の店舗や施設の場所又はそこで提供される役務をさすが、これに代えて、検索クエリを送信してきた端末装置100Aの位置情報を用いてもよい。また、本実施形態において、代替情報とは、第1の情報とは異なる第2の情報とも考えることが可能である。この場合、第1の情報と第2の情報とは互いに代替関係にある情報である。第2の情報は、第1の情報に含まれ得る第1の対象(例:第1の場所又は第1の役務)とは異なる第2の対象(例:第2の場所又は第2の役務)に関する情報を少なくとも含む。なお、端末装置100Aは、取得した代替情報を、当該代替情報に関連する関連情報に編集又は加工してもよい。代替情報の関連情報は、例えば、代替情報を含むメッセージデータであってもよいし、代替情報を入手可能なURLを含むメッセージデータであってもよい。
続いて、情報処理装置10Aは、取得した検索結果情報と、取得した代替情報又はその関連情報とを、ステップS11で検索クエリを送信してきた端末装置100Aへ出力する(ステップS33)。取得した検索結果情報は、上述した第1の情報を含んでいることが好ましい。なお、検索結果情報がない場合には、代替情報又はその関連情報が出力される。これに応じて、端末装置100Aには、少なくとも、代替情報又はその関連情報が出力される(ステップS34)。
このようにして、一般ユーザは、検索クエリを入力するだけで、当該検索クエリに対応する代替情報又はその関連情報を容易に得ることができることになる。
〔3−2−2.代替情報の一例について〕
続いて、図12を用いて、図11の情報処理装置10Aが参照する代替情報登録データベースの構成例について説明する。図12は、図11の情報処理装置10Aが参照する代替情報登録データベースの構成例を模式的に示す図である。
図8に例示する代替情報登録データベースには、第1の情報と第2の情報とを互いに関連付けたレコードが1つ以上登録されている。第1の情報は、第1の検索クエリに関する情報を含み、さらに、当該第1の検索クエリに対応付けられた第1の対象(例:第1の場所又は第1の役務)に関する情報を含み得る。第1の情報は、第1の場所に関する情報及び第1の役務に関する情報の双方を含んでいてもよい。第2の情報は、第1の情報に対応付けられた第1の対象とは異なる第2の対象(例:第2の場所又は第2の役務)に関する情報を含み、さらに、第2の検索クエリに関する情報を含んでいてもよい。図12に示す例では、1つの第1の情報と1つの第2の情報とが対応付けられて代替情報登録データベースに登録されているが、これに限られることはなく、複数の第1の情報と1つの第2の情報とが対応付けられていてもよいし、1つの第1の情報と複数の第2の情報とが対応付けられていてもよい。図12に示すように、代替情報登録データベースが多数のレコードを含むことにより、さまざまな代替モデルに対応することができるようになる。
〔3−2−3.代替モデル情報の構築例について〕
図12に示した代替情報登録データベースに登録すべきレコードは、後述する代替モデルを学習することによって取得することができる。代替モデルの学習は、情報処理装置10Aにおいて行われてもよいし、他の情報処理装置において行われてもよいが、代替モデルの学習の結果得られた代替情報を含むレコードは、代替モデル情報として構築され、図12に示したような代替情報登録データベースとして情報処理装置10Aから参照可能に保存される。既存の代替情報登録データベースがある場合には、当該代替情報登録データベースに代替モデル情報を追加するようにしてもよい。また、代替情報を含むレコードは、代替モデルの学習の結果得られた第1の情報と第2の情報の組み合わせに限られることはなく、検索クエリに関する第1の情報と、当該第1の情報に対応付けられた第2の情報との組み合わせであって予め設定された組み合わせを含んでいてもよい。
続いて、代替モデルの学習例について説明する。代替モデルの学習は、例えば、検索クエリに関する情報と当該検索クエリに対応付けられた第1の対象(例:第1の場所又は第1の役務)に関する情報との対応関係を示す基本関係情報と、比較対象となる対象情報とを比較し、基本関係情報に該当しない対象情報を第2の情報として取得することによって行うことができる。ここで、第2の情報として取得され得る対象情報とは、一般ユーザが検索クエリに対する検索結果に応じた行動をとること(具体的には相応の場所又は役務の提供を受けること)が通常(基本)であると考えた場合、それとは異なる事例(例えば行動)に関する情報である。
第2の情報として取得され得る対象情報の第1の例は、一般ユーザが、検索クエリを入力した後の行動に関するユーザ情報であって当該ユーザの位置に関する位置情報又は当該位置において提供される役務に関する役務情報である。具体例を挙げると、一般ユーザが検索クエリ「貸し会議室」を入力した後に、「カラオケAB駅前店」という場所(施設)へ行ったという情報又は「カラオケAB駅前店」において役務「カラオケ事業」の提供を受けたという情報である。このような対象情報が取得できた場合、当該一般ユーザが、「貸し会議室」という所期の場所へ行くこと又は所期の役務「貸会議室業」の提供を受けることを断念し、「貸し会議室」の代替場所又は「貸会議室業」の代替役務として「カラオケ店」又は「カラオケ事業」を選択し、カラオケルームを貸し会議室代わりに利用したことが推定され、本実施形態では、この情報を利用する。したがって、この実施形態によれば、他のユーザの行動に基づいた代替情報を一般ユーザに提供することができるようになるという効果を奏する。
第2の情報として取得され得る対象情報の第2の例は、一般ユーザが、第1の検索クエリを入力し、かつ、当該第1の検索クエリの後に第2の検索クエリを入力した場合における第2の検索クエリに対応する場所又は役務に関する情報である。具体例を挙げると、一般ユーザが、第1の検索クエリ「貸し会議室」を入力した後に、第2の検索クエリ「カラオケ」を入力したことにより、当該一般ユーザが検索したい場所又は役務に追加若しくは変更があったという情報である。このような対象情報が取得できた場合、当該一般ユーザが、「貸し会議室」という所期の場所へ行くこと又は所期の役務「貸会議室業」の提供を受けるという選択肢に代えて又は当該選択肢に加えて、「カラオケ」又は「カラオケ事業」という選択肢を既に所有していることが推定され、本実施形態では、この情報を利用する。したがって、この実施形態によれば、他のユーザが所有している選択肢に関する情報を代替情報として一般ユーザに提供することができるようになるという効果を奏する。なお、第2の検索クエリに対応する場所又は役務に関する情報は、第1の検索クエリに対する検索結果と同様に取得可能であるから、第2の情報として取得され得る対象情報は、第2の検索クエリに対応する場所(例:「カラオケ店」)又は役務(例:「カラオケ事業」)に関する情報に代えて若しくは当該情報に加えて、第2の検索クエリそのもの(例:「カラオケ」)に関する情報であってもよい。
第2の情報として取得され得る対象情報の第3の例は、一般ユーザが、第1の検索クエリを入力し、かつ、当該第1の検索クエリの後に第2の検索クエリを入力し、かつ、第2の検索クエリに対応する場所と一致する位置にいたという情報である。具体例を挙げると、一般ユーザが、第1の検索クエリ「貸し会議室」を入力した後に、第2の検索クエリ「カラオケ」を入力し、その後、特定のカラオケ店にいたことが確認されたという情報である。このような情報は、当該一般ユーザが検索したい場所又は役務に追加若しくは変更があり、実際に、第1の検索結果には依らずに、第2の検索結果に基づき特定の対象(場所)へ行ったことが確認されたという情報である。このような対象情報が取得できた場合、当該一般ユーザが、「貸し会議室」という所期の場所へ行くこと又は所期の役務「貸会議室業」の提供を受けるという第1の選択肢に代えて又は当該第1の選択肢に加えて、「カラオケ」又は「カラオケ事業」という第2の選択肢を既に所有し、かつ、第2の選択肢に基づき特定の場所へ行って役務の提供を受けたことが推定され、本実施形態では、この情報を利用する。したがって、この実施形態によれば、他のユーザが所有している第2の選択肢であってかつ実際に採用された第2の選択肢に関する情報を代替情報として一般ユーザに提供することができるようになるという効果を奏する。ここで、ユーザの位置情報の取得方法としては、特に限定されるものではないが、第1の実施形態で説明した方法又は上記第1の例で説明した方法が挙げられる。
なお、上述した代替モデルの学習による第2の情報の取得に先立ち、予め設定された対象情報が第2の情報として設定されていてもよい。また、代替モデルの学習による第2の情報の取得と並行して、予め設定された対象情報を第2の情報として設定してもよい。具体的には、検索クエリに関する第1の情報と、当該第1の情報に対応付けられた第2の情報との組み合わせであって予め設定された組み合わせが代替情報登録データベースに登録される。予め設定された対象情報に含まれる第2の情報は、インターネット上の種々の情報から、第1の情報の代替情報として公開されている情報(例:「カラオケ店で会議」)を抽出したものであってもよいし、事業者から提案された代替情報(例:「カラオケルームの会議利用可」)であってもよいし、上述した代替モデルの学習によって既に取得されている既存の第2の情報又はその写しであってもよいし、上述した代替モデルの学習とは別の学習モデルによって取得された第2の情報又はその写しであってもよい。これらの場合において、代替モデルの学習によって取得された第2の情報が、予め設定されている第2の情報と重複又は類似する場合には、取得した第2の情報と当該第2の情報に対応する第1の情報との組み合わせを代替情報登録データベースに登録しないように構成することが好ましいが、これに代えて、いったん代替情報登録データベースに登録しておき、任意のタイミングで代替情報登録データベースをメンテナンスするようにしてもよい。
〔3−2−4.代替情報又はその関連情報の出力について〕
ステップS32で取得される検索結果情報(第1の情報)及び代替情報若しくはその関連情報(第2の情報)の出力例について説明する。
出力の第1の例について説明する。まず、ステップS32において、情報処理装置10Aは、通常、端末装置100Aから送信されてきた検索クエリに応じた検索結果情報(第1の情報)を取得し、さらに、本実施形態では、第1の情報の代替情報として第2の情報を取得する。このように第1の情報及び第2の情報の双方が取得された場合、情報処理装置10Aは、第1の情報に続いて第2の情報が並んだデータを生成し、その後、検索クエリを送信してきた端末装置100Aへ出力する。その結果、端末装置100Aでは、情報処理装置10Aから送信されてきた第1の情報に続いて第2の情報が並んだデータに対応する画像又は文字列が表示される。これにより、端末装置100Aの操作者である一般ユーザは、検索結果情報だけでなく、代替情報として第2の情報を得ることができる。また、第2の情報が第1の情報の後に表示されることで、一般ユーザは、通常、第2の情報が検索クエリに十分に一致した検索結果情報でないものの検索結果情報に代替可能な情報であることを把握することが可能である。なお、第1の情報及び第2の情報は単数であってもよいし複数であってもよい。第1の情報及び第2の情報が複数である場合には、優先度の高い情報から順に表示されることが好ましい。優先度は、例えば、検索結果としての一致度(例:類似スコア)が高い順に設定される。
出力の第2の例について説明する。この第2の例では、情報処理装置10Aにおいて、取得した代替情報をメッセージデータとして生成し、その後、検索クエリを送信してきた端末装置100Aへ出力する。その結果、端末装置100Aでは、情報処理装置10Aから送信されてきたメッセージデータに対応する画像又は文字列が表示される。なお、メッセージデータに対応する画像又は文字列を表示することに代えて、電子メール又はSNSを用いることにより、端末装置100Aにおいてメッセージデータに対応する文字列を表示するようにしてもよい。本第2の例によるメッセージデータの出力は、上述した第1の例による第1の情報に続いて第2の情報が並んだデータの出力と重複して行われてもよいし、上述した第1の例による第1の情報に続いて第2の情報が並んだデータの出力に代えて行われてもよい。好ましくは、第1の例において第1の情報を取得できない場合に、第2の例による出力を行うように構成され、これにより、検索クエリに対応する検索結果情報(第1の情報)を取得できなかったことが一般ユーザにも容易に把握できるようになる。メッセージデータに対応するメッセージ(文字列)の具体例は、特に限定されるものではないが、第1の具体例は、代替情報(例:「カラオケ」又は「カラオケ事業」)を含むメッセージ(例:「“カラオケ”で再検索すると代替情報が得られる可能性があります」)であり、第2の具体例は、代替情報の関連情報(例:URL)を含むメッセージ(例:「URL:https://search.○○.co.jp/search?p=○○から代替情報を入手可能です」である。
〔3−2−5.処理の実現態様について〕
なお、上述した情報処理システムにおいて実行される処理は、任意の態様により実現可能である。例えば、上述した処理の全てを情報処理装置10Aにおいて実現してもよい。すなわち、情報処理装置10Aにおいて、操作者が検索クエリを入力することにより、情報処理装置10Aが、入力された検索クエリに応じた第1の情報の代替情報又はその関連情報を取得し、必要に応じて、取得した代替情報又はその関連情報を出力するようにしてもよい。この場合、情報処理装置10Aの所有者又はその管理者が、検索クエリを入力することにより、情報処理装置10Aから代替情報又はその関連情報の写しを取得し、取得した代替情報又はその関連情報の写しを、任意の情報処理装置を介して、一般ユーザに対して出力してもよいし、又は記憶装置を介してアクセス可能に提供するようにしてもよい。他方で、例えば、上述した処理の全てを端末装置100Aにおいて実現してもよい。この場合、端末装置100Aに、上述した処理を実現するアプリケーションが予め搭載されていることが好ましく、より好ましくは、上述した検索結果データベース及び代替情報登録データベースへのアクセス権が設定される。
〔3−3.情報処理装置の構成〕
次に、図13を用いて、第3の実施形態に係る情報処理装置10Aの機能構成の一例について説明する。図13は、第3の実施形態に係る情報処理装置の構成例を示す図である。図13に示すように、情報処理装置10Aは、図3を用いて説明した情報処理装置10aの構成と同様に、通信部11Aと、記憶部12Aと、制御部13Aとを有し、そのため、それら各部の詳細な説明を割愛する。
本実施形態に係る記憶部12Aは、代替情報記憶領域12eを有する。好ましくは、記憶部12は、上述した検索結果データベースを記憶するための記憶領域を含む。
代替情報記憶領域12eは、上述した代替情報登録データベースを記憶するための領域である。なお、代替情報登録データベースは、図12に示したようなテーブル形式であってもよいし、必要な情報への参照先を登録したデータベースであってもよい。代替情報登録データベースを記憶することに代えて、第1の情報に関する第1データベースと第2の情報に関する第2データベースとを個別に記憶し、第1のデータベースに第2データベースの参照先を登録し、第2のデータベースに第1のデータベースの参照先を登録してもよい。好ましくは、代替情報登録データベースに、代替情報の関連情報(例:メッセージデータ)も併せて登録され、これにより、参照に要する時間を削減することができる。さらに、代替情報登録データベースには、必要に応じて、優先度(例:類似スコア)に関する情報や表示順に関する情報等が登録されてもよい。
制御部13Aは、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、情報処理装置10A内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部13は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。図13に示すように、制御部13Aは、代替情報取得部14A及び構築部16を有する。なお、既存の代替情報登録データベースのみを参照する場合には、制御部13は、構築部16を備えていなくてもよい。
代替情報取得部14Aは、操作者によって指定された第1の情報及び第2の情報の一方を、他方の情報の代替情報として出力可能に取得する。第3の実施形態では、代替情報取得部14Aは、ユーザによって入力された検索クエリに対応する第2の情報を、当該検索クエリに関する第1の情報の代替情報として取得する。
構築部16は、上述した代替情報を含む代替モデル情報を構築する。具体的には、構築部16は、検索クエリと第2の情報の組み合わせであって、検索クエリに関する情報と当該検索クエリに対応付けられた第1の対象(例:第1の場所又は第1の役務)に関する情報との対応関係を示す基本関係情報に該当しない組み合わせを取得することにより、代替モデル情報を構築する。図13に示すように、構築部16は、検索情報取得部16aと、ユーザ情報取得部16bと、判別部16cとを含む。
検索情報取得部16aは、ユーザによって入力された検索クエリを取得する。取得される検索クエリは、1つの検索クエリであってもよいし、複数の検索クエリの組み合わせであってもよい。
ユーザ情報取得部16bは、検索クエリを入力したユーザのその後の行動に関するユーザ情報であって当該ユーザの位置に関する位置情報又は当該位置において提供される役務に関する役務情報を含み得るユーザ情報を取得する。例えば、ユーザ情報取得部16bは、検索クエリを入力したユーザの位置情報を取得可能に構成されており、さらに必要に応じて、取得したユーザの端末装置100Aの位置情報に対応する位置において提供される役務に関する役務情報を取得可能に構成されている。具体的には、位置情報は、検索クエリを送信してきた端末装置100Aの位置情報を取得することにより取得することが可能である。位置情報は、任意のタイミングで取得可能であるが、検索クエリが取得されてから所定の時間(例えば、検索クエリ「カラオケ」を取得してから1時間以内)が予め設定されていることが好ましく、検索クエリごとに所定の時間が設定されることがより好ましい。位置情報における位置は、特定の住所であってもよいし、特定の住所を含むエリアであってもよく、好ましくは特定の住所と当該特定の住所を含むエリアの双方である。また、役務情報は、取得した位置情報に対応する位置に存在する店舗や施設を特定し、当該店舗や施設で提供される役務を、予め登録されているデータベースを参照することにより又はインターネット上の種々の情報から検索することにより、取得することが可能である。
判別部16cは、検索情報取得部16aによって取得された検索クエリと、ユーザ情報取得部16bによって取得されたユーザ情報に含まれる位置情報又は役務情報との組み合わせが、基本関係情報に該当するか否かを判別する。基本関係情報とは、検索クエリに関する情報と当該検索クエリに対応付けられた第1の場所又は第1の役務に関する情報との対応関係を示す情報である。構築部16は、判別部16cによる判別の結果、基本関係情報に該当しない検索クエリとユーザ情報に含まれる位置情報又は役務情報との組み合わせを第2の情報として代替情報登録データベースに登録し、同判別の結果、基本関係情報に該当する検索クエリとユーザ情報に含まれる位置情報又は役務情報との組み合わせを代替情報登録データベースに登録しないように構成されている。
なお、構築部16は、検索情報取得部16aによって取得される検索クエリを用いて、代替情報を取得可能に構成してもよい。構築部16は、検索情報取得部16aによって取得された第1の検索クエリと、当該第1の検索クエリの後に入力された第2の検索クエリに対応する対象(例:場所又は役務)に関する情報を第2の情報として取得することにより、当該取得した第2の情報と第1の検索クエリの組み合わせを取得する。このように代替情報(第2の情報)を取得する場合、構築部16は、ユーザ情報取得部16b及び判別部16cを含んでいなくてもよい。好ましくは、第2の検索クエリが端末装置100Aで入力されるまでの時間又は第2の検索クエリを情報処理装置10Aで取得するまでの時間(例えば、第1の検索クエリの入力又は取得から15分以内)が予め設定されていることが好ましく、第1の検索クエリごとに所定の時間が設定されることがより好ましい。好ましくは、構築部16は、ユーザ情報取得部16b及び判別部16cを含み、第1の検索クエリ及び第2の検索クエリを介した代替情報の取得と、第1の検索クエリ及びユーザ情報を介した代替情報の取得との双方を実行可能に又は一方に切り替えて実行可能に構成される。
〔3−4.端末装置100Aの構成〕
第3の実施形態に係る端末装置100Aは、図4を用いて説明した端末装置100aの構成と同様に、通信部110と、入力部120と、出力部130と、物理センサ140と、制御部150とを有し、そのため、それら各部の詳細な説明を割愛する。
本実施形態に係る要求部151は、入力部120を介したユーザによる検索クエリの入力を、操作制御部152を介して受付けた場合に、通信部110を介して情報処理装置10Aへ検索クエリを送信する。すなわち、情報処理装置10Aに対して検索クエリに応じた検索結果情報等の取得要求を発出する。なお、要求部151を、検索結果情報及び代替情報の取得要求を発出できるように構成してもよく、この場合には、例えば、端末装置100Aに代替情報の配信に関する特定のアプリケーションが搭載され、要求部は、当該アプリケーションに含まれる制御情報を参照することにより検索結果情報及び代替情報の取得要求を発出するか、又は当該アプリケーションを介して検索結果情報の取得要求を発出することにより当該検索結果情報の取得要求が検索結果情報及び代替情報の取得要求として発出される。
〔3−5.情報処理装置10Aの処理フロー〕
情報処理システム1Aにおいて情報処理装置10Aが実行する処理の手順については、図16を用いて後述する処理手順の一部と同様であるので、その説明を割愛する。
[第4の実施形態]
本発明の第4の実施形態について説明する。この第4の実施形態では、操作者(例えば事業者)によって指定入力された第2の情報の代替情報を容易に取得することができるようになっている。ここで、第2の情報とは、第3の実施形態で説明した第2の情報をいい、第2の情報の代替情報とは、第3の実施形態で説明した第1の情報をいう。
〔4−1.情報処理システムの構成〕
まず、図14を用いて、本発明の第4の実施形態に係る情報処理装置を含む情報処理システムの構成について説明する。図14は、本発明の第4の実施形態に係る情報処理装置を含む情報処理システムの一例を示す図である。図14に示す情報処理システム1Bは、情報処理装置10Bと、端末装置100Bとを含む。なお、情報処理システム1Bは、複数の端末装置100Bを有していてもよい。ここで、情報処理装置10B及び端末装置100Bは、任意のネットワークを介して有線又は無線により通信可能に接続される。
情報処理装置10Bは、端末装置100Bの操作者によって指定された第2の情報の代替情報を提供するための情報処理装置であり、例えば、サーバ装置やクラウドシステム等により実現される。
端末装置100Bは、本実施形態では、情報処理装置10Bから情報の提供を受けるためのユーザ端末である。ただし、第4の実施形態に係る端末装置100Bは、(第3の実施形態とは異なり)一般ユーザの端末ではなく、例えば、事業者に設置されたパーソナルコンピュータ等の情報処理装置である。なお、端末装置100Bは、スマートフォンやタブレット等のスマートデバイスであってもよい。また、端末装置100Bは、文字入力、検索に係るコンテキストの指定(選択)等の各種の操作を受付ける。また、端末装置100Bは、情報処理装置10Bから配信された各種データに応じた画像又は文字列を表示可能に構成されている。
〔4−2.情報処理システムにおいて実行される処理について〕
まず、図14に示す情報処理システム1Bにおいて実行される処理について説明する。以下では、情報処理装置10Bが、端末装置100Bを介して指定された第2の情報を受付け、受付けた第2の情報の代替情報を端末装置100Bへ提供する処理を例に挙げて説明する。
〔4−2−1.情報の流れについて〕
まず、情報処理システム1Bにおいて実行される処理の一例について、図10を用いて、情報の流れを中心に説明する。
図14において、まず、端末装置100Bにおいて、情報処理装置10Bへのアクセスが許可されている状態で、端末装置100Bの操作者(以下、「事業者」ともいう)からの第2の情報の指定入力を待機し、第2の情報が入力されると、端末装置100Bは、情報処理装置10Bに対して、第2の情報に基づく代替情報返答要求を送信する(ステップS41)。ここで、入力対象となる第2の情報は、端末装置100Bを所有する事業者が提供する対象(場所又は役務)に関する情報であってもよいし、当該対象を想起させるキーワードに関する情報であってもよい。このキーワードに関する情報は、図8に示す代替情報登録データベースにおいて第2の検索クエリに関する情報として管理されることが好ましい。
そして、端末装置100Bから第2の情報に基づく代替情報返答要求を受付けた情報処理装置10Bは、第2の情報の代替情報又はその関連情報(すなわち第1の情報)を、図12を用いて説明した代替情報登録データベースを参照することにより取得する(ステップS42)。
続いて、情報処理装置10Bは、取得した第2の情報の代替情報又はその関連情報を、ステップS41で第2の情報に基づく代替情報返答要求を送信してきた端末装置100Bへ出力する(ステップS43)。なお、出力対象の代替情報又はその関連情報は、予め設定されたフォーマット(例えば、回答メッセージ形式、一覧リスト添付形式)に加工又は編集が施されていることが好ましい。これに応じて、端末装置100Bには、代替情報又はその関連情報が予め設定された方法で出力される(ステップS44)。
このようにして、事業者は、第2の情報としての任意のキーワード(例えば自社が提供している場所又は役務)を入力するだけで、当該第2の情報の代替情報を容易に得ることができることになる。そして、得られた代替情報に基づき、事業者は、例えば、既存の場所の空きスペース又は役務の空き時間を有効活用した新たな事業展開を検討又は実現することができることとなる。
〔4−2−2.代替情報の一例について〕
続いて、図14の情報処理装置10Bが参照する代替情報登録データベースの構成例及び構築例については、第3の実施形態で説明したとおりであるので、その説明を割愛する。
〔4−2−3.代替情報の出力について〕
ステップS42で取得される代替情報(第1の情報)の出力例について説明する。代替情報又はその関連情報は、その提供を受ける事業者にとって機密情報を含む可能性があることから、予め設定されたフォーマット(例えば、回答メッセージ形式、一覧リスト添付形式、新規事業提案形式)に加工又は編集が施されて出力されることが好ましい。回答メッセージ形式の具体例を挙げると、第2の情報に基づく代替情報返答要求に応じた回答である旨のメッセージと、代替情報又はその関連情報の入手先(例:URL)及びそのアクセス方法(例:パスワード)に関する情報とを含む形式である。一覧リスト添付形式の具体例を挙げると、添付ファイルと、第2の情報に基づく代替情報返答要求に応じた回答が添付ファイルにリストアップされている旨のメッセージとを含む形式である。新規事業提案形式の具体例を挙げると、添付ファイルと、代替情報又はその関連情報を含む情報が事業者へ対する新規事業提案のメッセージ(例:「同業者で貴社同様の場所又は役務を有効活用した事例が添付ファイルにて紹介されています」)とを含む形式である。上述の添付ファイルは、暗号化されていることが好ましく、暗号化を解除するためのパスワードは、任意に設定可能であるが、例えば、代替情報を提供する事業者(例:情報処理装置10Bの所有者)と、代替情報の提供を受ける事業者(例:端末装置100Bの所有者)との間で予め定めたパスワードをデフォルトで設定してもよい。なお、事業者へ提供される代替情報又はその関連情報は、複数であってもよく、この場合、優先度の高い順(例:複数の第1の情報に含まれ得る検索クエリにて検索される頻度が高い順)に並んでいることが好ましい。
〔4−2−4.処理の実現態様について〕
なお、上述した情報処理システムにおいて実行される処理は、任意の態様により実現可能である。例えば、上述した処理の全てを情報処理装置10Bにおいて実現してもよい。すなわち、情報処理装置10Bにおいて、操作者が第2の情報を指定入力することにより、情報処理装置10Bが、指定入力された第2の情報の代替情報又はその関連情報を取得し、必要に応じて、取得した代替情報又はその関連情報を出力するようにしてもよい。この場合、情報処理装置10Bの所有者又はその管理者が、第2の情報を指定入力することにより、情報処理装置10Bから代替情報又はその関連情報の写しを取得し、取得した代替情報又はその関連情報の写しを、任意の情報処理装置を介して、任意の事業者に対して出力してもよいし、又は記憶装置を介してアクセス可能に提供するようにしてもよい。他方で、例えば、上述した処理の全てを端末装置100Bにおいて実現してもよい。この場合、端末装置100Bに、上述した処理を実現するアプリケーションが予め搭載されていることが好ましく、より好ましくは、上述した代替情報登録データベースへのアクセス権が設定される。
〔4−3.情報処理装置10Bの構成及び端末装置100Bの構成〕
第4の実施形態に係る情報処理装置10Bの機能構成の一例については、図13を用いて説明したのと同様に、通信部と、代替情報記憶領域を含む記憶部と、構築部を含み得る制御部とを有し、そのため、それら各部の詳細な説明を割愛する。情報処理装置10Bは、端末装置100Bを介して第2の情報の指定を受け付け可能に構成されており、第2の情報を指定した端末装置100Bに対して、第2の情報の代替情報又はその関連情報を出力可能に構成されている。
第4の実施形態に係る端末装置100Bの構成については、図4を用いて説明したのと同様に、通信部と、入力部と、出力部と、要求部を含む制御部とを有し、そのため、それら各部の詳細な説明を割愛する。ただし、端末装置100Bは、端末装置100Aとは異なり、その位置情報を取得する必要がない場合、物理センサを有していなくてもよい。また、端末装置100Bの要求部は、上述したとおり、第2の情報に基づく代替情報返答要求を、通信部を介して情報処理装置10Bへ送信可能に構成されている。
〔4−4.情報処理装置10Bの処理フロー〕
情報処理システム1Bにおいて情報処理装置10Bが実行する処理の手順については、図16を用いて後述する処理手順の一部と同様であるので、その説明を割愛する。
[第5の実施形態]
本発明の第5の実施形態について説明する。この第5の実施形態は、第3の実施形態と第4の実施形態とを組み合わせた形態である。すなわち、第5の実施形態では、ユーザによって入力された検索クエリに対応する第2の情報を、当該検索クエリに関する第1の情報の代替情報として容易に取得することができるようになっているとともに、操作者(例えば事業者)によって指定入力された第2の情報の代替情報を容易に取得することができるようになっている。ここで、第1の情報とは、第3の実施形態で説明した第1の情報をいい、第2の情報とは、第3の実施形態で説明した第2の情報をいい、第1の情報の代替情報とは、第3の実施形態で説明した第2の情報をいい、第2の情報の代替情報とは、第3の実施形態で説明した第1の情報をいう。
〔5−1.情報処理システムの構成〕
まず、図15を用いて、本発明の第5の実施形態に係る情報処理装置を含む情報処理システムの構成について説明する。図15は、本発明の第5の実施形態に係る情報処理装置を含む情報処理システムの一例を示す図である。図15に示す情報処理システム1Cは、情報処理装置10Cと、端末装置100Aと、端末装置100Bとを含む。なお、情報処理システム1Cは、複数の端末装置100Aを有していてもよいし、複数の端末装置100Bを有していてもよい。ここで、情報処理装置10C、端末装置100A及び端末装置100Bは、任意のネットワークを介して有線又は無線により通信可能に接続される。
情報処理装置10Bは、端末装置100Aからの検索クエリに応じた情報又はその代替情報を提供するための情報処理装置であり、かつ、端末装置100Bの操作者によって指定された第2の情報の代替情報を提供するための情報処理装置であり、例えば、サーバ装置やクラウドシステム等により実現される。
端末装置100Aは、第3の実施形態で説明した端末装置100Aと同じであり、例えば、一般ユーザの端末である。端末装置100Bは、第4の実施形態で説明した端末装置100Bと同じであり、例えば、事業者に設置された端末である。
〔5−2.情報処理システムにおいて実行される処理について〕
図15に示す情報処理システム1Cにおいて実行される処理の一例を、情報処理装置10Cにおいて実行される処理を中心に説明する。図16は、図15に示す情報処理システムにおいて情報処理装置10Cが実行する処理の手順の一例を示すフローチャートである。
情報処理装置10Cは、端末装置100Aからの検索クエリの受信又は端末装置100Bからの第2の情報に基づく代替情報返答要求の受信を待機しており(ステップS710〜S711)、そして、検索クエリを受信した場合(ステップS710でYes)、ステップS720〜S721の処理に進む。他方、第2の情報に基づく代替情報返答要求を受信した場合(ステップS710でNoかつステップS711でYes)、後述するステップS730〜S731の処理に進む。ここで、受信した情報が端末装置100Aからのものであるのか又は端末装置100Bからのであるのかの判別は、例えば、端末装置100Bに対して予めアクセス権を設定しておくことで行うことが可能である。
ステップS720〜S721では、第3の実施形態で説明したように、情報処理装置10Cは、受信した検索クエリに応じた検索結果情報と、その代替情報又はその関連情報とを端末装置100Aへ出力する処理を行う。
具体的には、まず、ステップS720において、検索クエリに応じた検索結果情報(第1の情報)を所定の検索結果データベースを参照することにより取得するとともに、当該検索結果情報に対応する代替情報(第2の情報)を図12に示したような代替情報登録データベースを参照することにより取得する。取得した代替情報には、必要に応じて、当該代替情報に関連する関連情報に加工又は編集が施される。このステップS720の処理は、図7に示すステップS12の処理と同じである。続いて、取得した検索結果情報と、取得した代替情報又はその関連情報とを、検索クエリを送信してきた端末装置100Aへ出力する(ステップS721)。このステップS721の処理は、図11に示すステップS33の処理と同じである。そして、本処理を完了し、必要に応じてステップS710及びS711の処理に戻って、検索クエリの受信又は第2の情報に基づく代替情報返答要求の受信を待機する。
ステップS730〜S731では、第4の実施形態で説明したように、情報処理装置10Cは、受信した第2の情報に基づく代替情報返答要求に応じて、当該第2の情報の代替情報(すなわち第1の情報)又はその関連情報を端末装置100Bへ出力する処理を行う。
具体的には、まず、ステップS730において、第2の情報の代替情報(すなわち第1の情報)を図12に示したような代替情報登録データベースを参照することにより取得する。取得した代替情報には、必要に応じて、当該代替情報に関連する関連情報に加工又は編集が施される。このステップS730の処理は、図14に示すステップS42の処理と同じである。続いて、取得した第2の情報の代替情報又はその関連情報を、第2の情報に基づく代替情報返答要求を送信してきた端末装置100Bへ出力する(ステップS731)。このステップS731の処理は、図14に示すステップS43の処理と同じである。そして、本処理を完了し、必要に応じてステップS710及びS711の処理に戻って、検索クエリの受信又は第2の情報に基づく代替情報返答要求の受信を待機する。
なお、上述した処理の例では、情報処理装置10Cが端末装置100A又は端末装置100Bから情報を受信した場合に行われる処理を説明したが、情報処理装置10Cは、任意の操作者からの情報に基づき、当該情報の代替情報又はその関連情報を取得し、必要に応じて出力することが可能である。
〔6.変形例〕
第1〜第5の実施形態では、処理の一例について説明した。しかしながら、各実施形態は、これに限定されるものではない。以下、処理の変形例等について説明する。例えば、上述した第1〜第5の実施形態を任意に組み合わせて代替情報を取得するように構成してもよい。第1の具体例では、図2に示した代替情報登録データベースと、図12に示した代替情報登録データベースの双方を、個別に参照可能に構成されるか、又は、1つのデータベースに統合して参照可能に構成される。第2の具体例では、第1の実施形態に係る情報処理装置に、第3〜第5の実施形態に係る情報処理装置の構築部が設けられ、この場合に、第1の実施形態に係る情報処理装置の取得部に第2〜第5の実施形態に係る情報処理装置の代替情報取得部が統合される。第3の具体例では、第3〜第5の実施形態が、第2の実施形態と同様に、クエリサジェスト情報を取得可能に構成される。
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上記してきた各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
また、上述した第1〜第5の実施形態に係る情報処理装置及び端末装置は、例えば図17に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図17は、ハードウェア構成の一例を示す図である。コンピュータ1000は、出力装置1010、入力装置1020と接続され、演算装置1030、一次記憶装置1040、二次記憶装置1050、出力IF(Interface)1060、入力IF1070、ネットワークIF1080がバス1090により接続された形態を有する。
演算装置1030は、一次記憶装置1040や二次記憶装置1050に格納されたプログラムや入力装置1020から読み出したプログラム等に基づいて動作し、各種の処理を実行する。一次記憶装置1040は、RAM等、演算装置1030が各種の演算に用いるデータを一次的に記憶するメモリ装置である。また、二次記憶装置1050は、演算装置1030が各種の演算に用いるデータや、各種のデータベースが登録される記憶装置であり、ROM(Read Only Memory)、HDD、フラッシュメモリ等により実現される。
出力IF1060は、モニタやプリンタといった各種の情報を出力する出力装置1010に対し、出力対象となる情報を送信するためのインタフェースであり、例えば、USB(Universal Serial Bus)やDVI(Digital Visual Interface)、HDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)といった規格のコネクタにより実現される。また、入力IF1070は、マウス、キーボード、及びスキャナ等といった各種の入力装置1020から情報を受信するためのインタフェースであり、例えば、USB等により実現される。
なお、入力装置1020は、例えば、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto−Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、又は半導体メモリ等から情報を読み出す装置であってもよい。また、入力装置1020は、USBメモリ等の外付け記憶媒体であってもよい。
ネットワークIF1080は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信して演算装置1030へ送り、また、ネットワークNを介して演算装置1030が生成したデータを他の機器へ送信する。
演算装置1030は、出力IF1060や入力IF1070を介して、出力装置1010や入力装置1020の制御を行う。例えば、演算装置1030は、入力装置1020や二次記憶装置1050からプログラムを一次記憶装置1040上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。
例えば、コンピュータ1000が本発明の第1〜第5の実施形態のいずれかの情報処理装置として機能する場合、コンピュータ1000の演算装置1030は、一次記憶装置1040上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部13の機能を実現する。また、コンピュータ1000が端末装置100Aとして機能する場合、コンピュータ1000の演算装置1030は、一次記憶装置1040上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部150の機能を実現する。
〔7.効果〕
上述した第1の実施形態によれば、情報処理装置10が代替情報を取得するので、代替情報を容易に出力(サジェスト)できるようになる。また、代替情報が、第1の検索情報と、第2の検索情報と、位置情報とに基づいて取得されるので、より的確な代替情報を取得することができる。
また、上述した第2の実施形態によれば、情報処理装置10が、クエリサジェスト情報を取得するので、クエリサジェスト情報を提供すべき任意のユーザへ代替情報として出力(サジェスト)できるようになる。
上述した第3〜第5の実施形態によれば、本発明は、以下の効果を奏する。
上述したように、情報処理装置10Cは、検索クエリに関する第1の情報であって当該検索クエリに対応付けられた第1の対象に関する情報を含み得る第1の情報と、前記第1の情報に対応付けられた第1の対象とは異なる第2の対象に関する情報を含む第2の情報との対応関係を示す情報に基づいて、操作者によって指定された第1の情報及び第2の情報の一方を、他方の情報の代替情報として取得する。この代替情報は、具体的には、ある検索者による検索に関する検索情報に基づいて取得された、当該検索者が所定の対象の代替とした他の対象を示す情報である。これにより、操作者は、第1の情報及び第2の情報の一方の情報を指定するだけで、容易にその代替情報を得ることができる。対象の例は、場所及び役務から選択される一種以上である。
また、情報処理装置10C又は情報処理装置10Bは、操作者によって指定された第2の情報に対応する第1の情報を、当該第2の情報の代替情報として取得する。これにより、操作者、例えば事業者は、第2の情報を指定するだけで、容易にその代替情報を得ることができる。
また、情報処理装置10C又は情報処理装置10Aは、前記操作者としてのユーザによって入力された検索クエリに関する第1の情報に対応する第2の情報を、当該第1の情報の代替情報として取得する。これにより、操作者としてのユーザは、検索クエリ又は検索クエリに関する第1の情報を入力するだけで、容易にその代替情報を得ることができる。
また、情報処理装置10A,10B及び10Cは、前記検索クエリと前記第2の情報の組み合わせであって、前記検索クエリに関する情報と当該検索クエリに対応付けられた第1の対象に関する情報との対応関係を示す基本関係情報に該当しない組み合わせを取得することにより、代替情報を含む代替モデル情報を構築する。これにより、代替情報を新たに取得することができ、代替モデル情報を人手で構築するための手間を省略又は軽減することができる。
また、情報処理装置10C又は情報処理装置10Aは、前記第1の情報及び前記第2の情報の双方を取得した場合、前記第1の情報に続いて前記第2の情報が並んだデータを生成する。これにより、操作者としてのユーザは、第1の情報と、その代替情報である第2の情報の双方を容易に得ることができる。また、情報処理装置10A,10B及び10Cは、前記第1の情報及び前記第2の情報の一方を取得した場合、当該一方の情報に関連するメッセージデータを生成する。これにより、操作者は、メッセージデータを介して代替情報を容易に得ることができる。
以上、本発明の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上記してきた「部(section,module,unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、配信部は、配信手段や配信回路に読み替えることができる。
1a 情報処理システム
1b 情報処理システム
1A 情報処理システム
1B 情報処理システム
1C 情報処理システム
10a 情報処理装置
10b 情報処理装置
10A 情報処理装置
10B 情報処理装置
10C 情報処理装置
11 通信部
11A 通信部
12 記憶部
12a 検索情報記憶領域
12b 位置情報記憶領域
12c 代替情報記憶領域 12d クエリサジェスト情報記憶領域
12A 記憶部
12e 代替情報記憶領域
13 制御部
14 取得部
15a 提案部
15b 提案部
13A 制御部
14A 代替情報取得部
16 構築部
16a 検索情報取得部
16b ユーザ情報取得部
16c 判別部
100 端末装置
100a 端末装置
100b 端末装置
100A 端末装置
100B 端末装置
110 通信部
120 入力部
130 出力部
140 物理センサ
150 制御部
151 要求部
152 操作制御部
153 表示処理部

Claims (10)

  1. ある検索者による検索に関する検索情報に基づき、当該検索者が所定の対象の代替とした他の対象を示す代替情報を取得する取得部
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記取得部は、
    前記検索情報と、前記検索者の位置に関する位置情報とに基づき、前記代替情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記取得部は、
    前記検索者が、第1の検索を実行指示した後、第2の検索を実行指示した結果、当該第2の検索の結果に関する検索結果情報が取得された場合において、前記位置情報が示す位置が、前記第2の検索の結果に関する結果情報に対応する対象の位置に一致したときは、当該対象に関する対象情報を前記代替情報として取得する
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記取得部によって取得された代替情報を、任意のユーザが検索を実行指示する際に又は当該検索を実行指示した後に、当該ユーザへサジェストする提案部
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記取得部によって取得された代替情報を、任意のユーザが検索を実行指示する際に又は当該検索を実行指示した後に、当該ユーザへサジェストする提案部
    を備えることを特徴とする請求項2又は3に記載の情報処理装置。
  6. 前記取得部は、
    前記検索情報としてコンテキストが指定された場合、当該コンテキストに対応する代替情報と、当該代替情報に対応するクエリサジェストに関するクエリサジェスト情報との組み合わせが登録されたクエリサジェストモデルから、前記指定されたコンテキストに基づき、前記代替情報に代えてクエリサジェスト情報を取得し、
    前記提案部は、
    前記代替情報に代えて、前記取得部によって取得されたクエリサジェスト情報をサジェストする
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載の情報処理装置。
  7. 前記取得部は、
    前記検索情報と当該検索情報に関係付けられた代替情報との組合せが登録された代替情報登録データベースから、前記検索情報に基づき前記代替情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 無線又は有線により互いに通信可能に接続された第1の情報処理装置と、第2の情報処理装置とを備える情報処理システムであって、
    前記第1の情報処理装置は、
    ある検索者による検索に関する検索情報に基づき、当該検索者が所定の対象の代替とした他の対象を示す代替情報を取得する取得部
    を備え、
    前記第2の情報処理装置は、
    前記取得部によって取得された代替情報を、任意のユーザが検索する際に又は当該検索の後に、当該ユーザへサジェストする提案部
    を備える
    ことを特徴とする情報処理システム。
  9. コンピュータが実行する情報処理方法であって、
    ある検索者による検索に関する検索情報に基づき、当該検索者が所定の対象の代替とした他の対象を示す代替情報を取得する取得工程
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  10. ある検索者による検索に関する検索情報に基づき、当該検索者が所定の対象の代替とした他の対象を示す代替情報を取得する取得手順
    をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
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