JP2021099577A - 情報処理システム、家電機器、およびプログラム - Google Patents

情報処理システム、家電機器、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】利便性の向上を図ることができる情報処理システム、家電機器、およびプログラムを提供することである。【解決手段】実施形態の情報処理システムは、サーバ装置と、家電機器と、端末装置とを持つ。前記端末装置は、前記家電機器、前記端末装置、前記サーバ装置、若しくは別の装置で保持または生成された第1情報、または前記第1情報に基づいて得られた第2情報に基づく表示若しくは音を出力する。前記家電機器は、前記表示若しくは音、または前記表示若しくは音に対応するユーザの登録用操作に基づいて第3情報を取得する。前記家電機器、前記端末装置、および前記サーバ装置のうち1つは、前記第1情報または前記第2情報と、前記第3情報とに基づき、前記端末装置または前記端末装置のユーザと、前記家電機器との関連付けに関する処理を行う。【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、情報処理システム、家電機器、およびプログラムに関する。
サーバ装置を介して、端末装置から家電機器を遠隔操作することが可能な情報処理システムが提供されている。このような情報処理システムを利用するためには、端末装置または端末装置のユーザと家電機器とを関連付けて登録する必要がある。
登録用操作の一手法として、端末装置と家電機器とを同一の無線ルータ(サブネットワーク)に接続し、所定の登録用操作を行う手法がある。しかしながら、このような登録用操作では、端末装置が別のネットワークに接続されている場合には、接続中のネットワークへの接続を一旦切断し、端末装置と家電機器とを同一のサブネットワークに接続する必要がある。さらに、登録用操作が終わった後に、端末装置を普段接続しているネットワークに接続し直す必要もある。このため、登録に関する利便性に改善の余地があった。
特開2016−015544号公報
本発明が解決しようとする課題は、利便性の向上を図ることができる情報処理システム、家電機器、およびプログラムを提供することである。
実施形態の情報処理システムは、サーバ装置と、家電機器と、端末装置とを持つ。前記端末装置は、前記家電機器、前記端末装置、前記サーバ装置、若しくは別の装置で保持または生成された第1情報、または前記第1情報に基づいて得られた第2情報に基づく表示若しくは音を出力する。前記家電機器は、前記表示若しくは音、または前記表示若しくは音に対応するユーザの登録用操作に基づいて第3情報を取得する。前記家電機器、前記端末装置、および前記サーバ装置のうち1つは、前記第1情報または前記第2情報と、前記第3情報とに基づき、前記端末装置または前記端末装置のユーザと、前記家電機器との関連付けに関する処理を行う。
第1の実施形態の情報処理システムの全体構成の一例を示す図。 第1の実施形態の家電機器のハードウェア構成の一例を示すブロック図。 第1の実施形態の家電機器、端末装置、およびサーバ装置の構成を示すブロック図。 第1の実施形態の操作パターン情報の内容の一例を示す図。 第1の実施形態の端末装置の画面の遷移の一例を示す図。 第1の実施形態の登録用操作において受け付ける操作手順の一例を示す図。 第1の実施形態の登録時の流れの一例を示すシーケンス図。 第1の実施形態の家電機器の登録時の処理の一例を示すフローチャート。 第1の実施形態の端末装置の登録時の処理の一例を示すフローチャート。 第1の実施形態のサーバ装置の登録時の処理の一例を示すフローチャート。 第2の実施形態の家電機器、端末装置、およびサーバ装置の構成を示すブロック図。
以下、実施形態の情報処理システム、家電機器、およびプログラムを、図面を参照して説明する。以下の説明では、同一または類似の機能を有する構成に同一の符号を付す。そして、それら構成の重複する説明は省略する場合がある。本明細書で「XXに基づく」とは、「少なくともXXに基づく」ことを意味し、XXに加えて別の要素に基づく場合も含む。また「XXに基づく」とは、XXを直接に用いる場合に限定されず、XXに対して演算や加工が行われたものに基づく場合も含む。「XX」は、任意の要素(例えば任意の情報)である。また本明細書では「記憶」と「保持」は同じ意味で用いられている。
(第1の実施形態)
第1の実施形態は、端末装置の表示画面にサーバ装置経由で取得された家電機器の識別情報と等価な情報が表示(報知)され、その表示に対応するユーザの登録用操作が家電機器に対して行われることで家電機器が照合用情報を取得し、家電機器によって取得された照合用情報と家電機器の識別情報(またはそれと等価な情報)とが照合されることで、端末装置のユーザと家電機器とが関連付けて登録される例である。なお、本実施形態は、様々な変形例で実施可能である。これら変形例は、第1の実施形態の最後に纏めて記載する。また、識別情報の代わりに乱数が用いられる例を第2の実施形態で説明する。
(第1の実施形態)
<1.情報処理システムの全体構成>
図1は、第1の実施形態の情報処理システム1の全体構成の一例を示す図である。情報処理システム1は、例えば、家電機器100と、端末装置200と、サーバ装置300とを含む。家電機器100と、端末装置200と、サーバ装置300とは、ネットワークNを介して互いに通信可能である。ネットワークNは、例えば、インターネット、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)、セルラー網などのネットワークである。
<1.1 家電機器>
家電機器100は、例えば家屋内で使用される電子機器である。家電機器100は、ネットワークNに接続可能な通信機能を有する。家電機器100は、中継器Rを介してネットワークNに接続される。中継器Rは、例えば、家電機器100と同じ家屋内に設置された無線ルータである。中継器Rは、サブネットワークを構築する。サブネットワークは、ネットワークNに比べて、通信エリアが狭いネットワークである。例えば、サブネットワークは、Wi−Fi(登録商標)ネットワークである。サブネットワークは、Bluetooth(登録商標)、NFC(Near field communication)、赤外線通信などのネットワークであってもよい。
家電機器100は、例えば、冷蔵庫である。ただし、家電機器100は、冷蔵庫に限らず、エアコン、掃除機、洗濯機、照明機器、オーブンレンジ、炊飯器、食洗器、テレビ、ラジオなど、他の家電機器であってもよい。以下では、家電機器100が冷蔵庫である例を取り上げて説明する。
家電機器100は、家電機器100の表面または内面の見やすい位置(例えば扉の前面)に、表示・操作部110を有する。表示・操作部110は、「操作部」および「入力部」のそれぞれ一例である。表示・操作部110は、例えば数字の表示機能がない表示部である。表示・操作部110は、表示画面を有する表示部ではなく、さらに言えば、7セグメント表示器も有しない表示部である。本実施形態では、表示・操作部110は、表示ランプ部111と、操作ボタン部112と含む。
表示ランプ部111は、1つ以上の表示ランプ111aを含む。表示ランプ111aは、表示(例えば点灯)/非表示(例えば消灯)の切り替え(すなわち、1ドットの表示切替)で人間にとって意味のある情報を表示する表示器である。例えば、表示ランプ部111は、表示ランプ111aの点灯または消灯により、家電機器100の状態を外部に表示(報知)する。本実施形態では、表示ランプ部111は、家電機器100の駆動部120(図3参照)の駆動状態と設定状態とのうち少なくとも一方に関する情報(以下「状態情報」と称する)を外部に表示する。例えば、表示ランプ部111は、駆動部120の駆動状態および/または設定状態の複数の項目に対応した複数の表示ランプ111aを含む。各表示ランプ111aは、LEDのような光源と、報知する項目に対応した光透過性の抜き文字などの印刷とを含む。設定状態は、駆動部120の駆動状態をユーザが設定した状態である。
家電機器100が冷蔵庫である場合、駆動部120は、冷媒を循環させる圧縮機や、冷却器によって冷却された冷気を貯蔵室内で循環させる送風機などである。本実施形態では、表示ランプ111aは、駆動部120の駆動状態として、「一気冷凍(特定の急速冷凍モード)」や「速鮮チルド(特定のチルドモード)」の駆動状態であることなどを表示する。また、表示ランプ111aは、駆動部120の設定状態として、操作を受け付けないキーロック状態であることや、駆動開始/停止の予約状態であることなどを表示する。ただし、駆動部120は、各種の家電機器100において、その家電機器100が必要とする所定の機能を実行する部品であればよく、特定の部品に限定されない。駆動部120の別の例は、洗濯機における回転槽のモーターなどである。
本実施形態では、表示ランプ部111は、表示・操作部110の状態(モード)が後述する第1入力モード(通常モード)または第2入力モード(登録モード)のいずれかであるかを報知するモード報知部111bを含む。モード報知部111bは、例えば1つの表示ランプ111aによって実現され、第1入力モードの間は第1状態(例えば消灯状態)であり、第2入力モードの間は第2状態(例えば点灯または点滅状態)になる。
操作ボタン部112は、1つ以上の操作ボタン112aを含む。操作ボタン112aは、タッチパネル式のソフトキーであってもよいし、物理的な機構を有するハードキーであってもよい。家電機器100のユーザは、例えば操作ボタン部112を操作することで、家電機器100に対する各種の入力操作を行うことができる。本実施形態では、操作ボタン部112は、複数の操作ボタン112aを含む。複数の操作ボタン112aは、「複数の入力部」の一例である。
本実施形態では、操作ボタン部112は、後述する制御部180の制御によって、操作ボタン部112よって状態情報(第1種情報)の入力を受け付ける第1入力モードと、操作ボタン部112によって状態情報とは異なる情報(第2種情報)の入力を受け付ける第2入力モードとで切り替え可能である。第2種情報は、例えば、家電機器100の本来の機能に関する情報とは異なる情報である。第2種情報の一例は、家電機器100の識別情報(またはそれと等価な情報)である。この機能については詳しく後述する。
<1.2 端末装置>
端末装置200は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、ノートパソコンなどの、可搬型の情報処理装置である。端末装置200は、家電機器100を遠隔操作するための所定のアプリケーションプログラム(以下「アプリ」と称する)がインストールされることで、以下に説明する各種機能部を実現する。
<1.3 サーバ装置>
サーバ装置300は、家電機器100および端末装置200を管理する。例えば、サーバ装置300は、端末装置200ごとに、端末装置200の識別情報(端末ID)と、端末装置200のユーザの識別情報(ユーザID)と、ユーザのパスワードなどとを関連付けて管理する。以下では、ユーザIDとパスワードとを合わせて「ログイン情報」と称する。サーバ装置300は、端末装置200または端末装置200のユーザと、家電機器100とを関連付けて登録する。端末装置200は、サーバ装置300を介して、端末装置200または端末装置200のユーザと関連付けて登録された家電機器100を遠隔操作可能である。
<2.家電機器、端末装置、サーバ装置の構成>
図2は、家電機器100のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。なお、端末装置200およびサーバ装置300についても、家電機器100と同様の構成を含む。
家電機器100は、例えば、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、入力デバイス14と、出力デバイス15と、通信I/F(Interface)16と、を備える。これら部品は、バス17によって接続されている。
CPU11は、ROM12またはRAM13に格納されたプログラムを実行することで、後述する各機能部を実現する。なお、各機能部は、CPUのようなハードウェアプロセッサがプログラムを実行することに代えて、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やPLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアとの協働によって実現されてもよい。
入力デバイス14は、例えば、上述した操作ボタン部112である。なお、端末装置200やサーバ装置300の入力デバイス14は、キーボードやポインティングデバイス、タッチパネルなどで実現されてもよい。出力デバイス15は、例えば、上述した表示ランプ部111である。なお、端末装置200やサーバ装置300の出力デバイス15は、表示画面を含む表示装置などで実現されてもよい。通信I/F16は、無線または有線を介してネットワークNに接続される。
<2.1 家電機器の構成>
図3は、家電機器100、端末装置200、およびサーバ装置300の構成を示すブロック図である。家電機器100は、例えば、表示・操作部110、駆動部120、記憶部130、情報変換部140、情報取得部150、情報出力部160、通信部170、および制御部180を有する。表示・操作部110および駆動部120については、上述したとおりである。
記憶部130は、例えば不揮発性の半導体メモリなどにより実現される。記憶部130は、家電機器100の駆動部120の状態情報I1を記憶するとともに、所定の情報を書き換え不能に記憶する。書き換え不能に記憶される所定の情報の一例は、家電機器100の識別情報I2である。「書き換え不能に記憶する」とは、例えば、所定の情報が格納されたアドレスへの消去および書き込み動作のアクセスが禁止されていることを意味する。家電機器100の識別情報I2は、例えば家電機器100に対して予め設定された固有の識別情報(例えば家電機器100の製造番号)である。ただし、家電機器100の識別情報I2は、家電機器100を識別可能な情報であれば特定の情報に限定されず、偶然に一致する確率が低いある程度の桁数の情報などでもよい。本実施形態では、家電機器100の出荷時に、家電機器100の識別情報I2として家電機器100の製造番号が記憶部130に記憶されている。家電機器100の製造番号は、例えば、数字とアルファベットの組み合わせで構成される十桁前後の文字列である。本実施形態では、家電機器100の識別情報I2は、「第1情報」の一例である。
情報変換部140は、記憶部130から家電機器100の識別情報I2を取得する。情報変換部140は、家電機器100の識別情報I2に基づき、識別情報I2の内容に対応する登録用操作の内容を示す操作パターンを示す情報(以下「操作パターン情報」と称する)を生成する。操作パターン情報は、例えば、操作ボタン部112に含まれる複数の操作ボタン112aのうち、操作対象となる操作ボタン112aと、操作ボタン112aに対する操作態様とを含む操作手順を示す情報である。操作パターン情報は、例えば、操作ボタン部112の操作パターンが時系列で変化する場合は、1番目にどの操作ボタン112aがどの操作態様で操作されるか、2番目にどの操作ボタン112aがどの操作態様で操作されるかなどを示す。操作パターン情報は、チェックサムのようなチェックデータが付加されてもよい。
家電機器100の識別情報I2に含まれる各要素(例えば各文字)と、操作ボタン部112の操作パターンとの対応関係は、予め決められて対応テーブルT1として記憶部130に記憶されている。具体的には、対応テーブルT1には、識別情報I2に含まれる各要素と、操作パターンとが対応付けられている。一例を挙げると、対応テーブルT1には、識別情報I2に含まれる各要素としての数字の「1」と、「冷蔵ボタン×1回」とが対応付けられている。
情報変換部140は、対応テーブルT1を参照することで、家電機器100の識別情報I2に基づき操作パターン情報を生成する。例えば、情報変換部140は、識別情報I2に含まれる各要素のうち特定の桁(例えば、先頭の3つの桁)に対応する各操作パターンを抽出して、操作パターン情報を生成してもよい。情報変換部140は、生成された操作パターン情報を、情報出力部160に出力する。操作パターン情報は、「第2情報」の一例である。操作パターン情報は、家電機器100の識別情報I2と等価な情報である。なお、対応テーブルT1は、記憶部130に記憶されることに代えて、サーバ装置300または別の装置と通信を行うことで参照可能であってもよい。
情報取得部150は、操作ボタン部112により受け付けられたユーザの登録用操作(後述)に基づき、端末装置200(または端末装置200のユーザ)と家電機器100との関連付けを行うための照合用情報を取得する。本実施形態では、情報取得部150は、操作ボタン部112が受け付けた登録用操作に基づき照合用情報を生成する情報生成部151を含む。照合用情報は、上述した操作パターン情報に対応する情報であり、操作ボタン部112に含まれる複数の操作ボタン112aの操作対象と操作態様と含む操作手順を示す情報である。照合用情報は、操作ボタン部112に入力された操作結果を解析することで得ることができる。情報取得部150は、取得した照合用情報を情報出力部160に出力する。照合用情報は、「第3情報」の一例である。なお、照合用情報は、上記に代えて、操作ボタン部112に入力された操作結果そのものであってもよい。この場合、情報生成部151は、サーバ装置300に設けられればよい。
情報出力部160は、通信部170を介してサーバ装置300と通信する。本実施形態では、情報出力部160は、記憶部130に記憶された識別情報I2、情報変換部140によって生成された操作パターン情報、および情報生成部151によって生成された照合用情報をサーバ装置300に出力する。
制御部180は、家電機器100の動作を制御する。制御部180は、例えば、表示・操作部110、駆動部120、記憶部130、情報変換部140、情報取得部150、情報出力部160、および通信部170の動作を統括的に制御する。例えば、制御部180は、情報変換部140を制御して操作パターン情報を生成させる。なお、操作パターン情報の一例については後述する。
<2.2 端末装置の構成>
端末装置200は、例えば、情報出力部210、情報取得部220、報知部230、通信部240、および制御部250を有する。
情報出力部210は、端末装置200がサーバ装置300と接続される場合(例えば、端末装置200のアプリが起動される場合)に、端末装置200に入力されたログイン情報を、通信部240を介してサーバ装置300に出力する。
情報取得部220は、家電機器100によって生成された、上述した操作パターン情報を、サーバ装置300から取得する。情報取得部220は、取得した操作パターン情報を報知部230に出力する。
報知部230は、情報取得部220によって取得された操作パターン情報をユーザに報知する。例えば、報知部230は、表示または音によって操作パターン情報を報知する。本実施形態では、報知部230は、液晶ディスプレイまたは有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイのような表示装置Dであり、表示画面D1を含む(図5参照)。報知部230は、操作パターン情報を表示画面D1に表示することで報知することができる。また、報知部230は、操作パターン情報を音(例えば音声)で出力するためのスピーカを有してもよい。報知部230は、操作パターン情報に含まれる複数の操作パターンを、ユーザの操作に応じた手順で順次通知する。なお、報知部230は、操作パターン情報に含まれる複数の操作パターンを一の画面で一覧表示してもよい。
通信部240は、例えば、中継器Rを経由せずに、ネットワークNと直接通信可能である。以下では、端末装置200は、中継器Rを介さずに(すなわちサブネットワークに接続されずに)、サーバ装置300と通信するものとする。
制御部250は、端末装置200の動作を制御する。制御部250は、例えば、情報出力部210、情報取得部220、報知部230、および通信部240の動作を統括的に制御する。
<2.3 サーバ装置の構成>
サーバ装置300は、例えば、通信部310、情報取得部320、照合部330、登録部340、および制御部350を有する。
情報取得部320は、通信部310を介して家電機器100および端末装置200と通信を行う。情報取得部320は、家電機器100から識別情報I2、操作パターン情報、および照合用情報を取得する。また、情報取得部320は、端末装置200からログイン情報を取得する。情報取得部320は、家電機器100から取得した識別情報I2と、端末装置200から取得したログイン情報とを、登録部340に出力する。また、情報取得部320は、家電機器100から取得して端末装置200へ送信した操作パターン情報と、家電機器100から取得した照合用情報とを、照合部330に出力する。
照合部330は、端末装置200へ送信した操作パターン情報と、家電機器100から取得した照合用情報とに基づき、操作パターン情報と照合用情報とが互いに対応関係にあるか否かを判定する。例えば、照合部330は、操作パターン情報と照合用情報との一致度(類似度)が予め設定された閾値以上であるか否かを判定する。この判定(照合)は、「端末装置のユーザと家電機器との関連付けに関する処理」の一例である。
登録部340は、照合部330によって操作パターン情報と照合用情報とが互いに対応関係にあると判定された場合(例えば、操作パターン情報と照合用情報との一致度が閾値以上であると判定された場合)に、端末装置200のユーザと家電機器100とを関連付けて不図示のデータベースに登録する。本実施形態では、登録部340は、端末装置200のユーザのユーザID(ログイン情報に含まれるユーザID)と、家電機器100の識別情報I2とを関連付けて、データベースに登録する。この登録により、端末装置200のユーザは、端末装置200を用いて家電機器100を遠隔操作可能になる。この登録は、「端末装置のユーザと家電機器との関連付けに関する処理」の別の一例である。
制御部350は、サーバ装置300の動作を制御する。例えば、通信部310、情報取得部320、照合部330、および登録部340の動作を統括的に制御する。
<3.操作パターン情報の一例>
次に、家電機器100が生成する操作パターン情報の一例について説明する。
図4は、家電機器100の情報変換部140により生成された操作パターン情報の内容の一例を示す図である。例えば、操作パターン情報は、端末装置200に対するユーザの操作に基づいて(または時間の経過に伴って)順に切り替えられる複数の操作パターンL1,L2,L3を含む。例えば、操作パターンL1は、操作ボタン部112のうち「冷蔵ボタン」を1回操作することを示す操作態様である。また、操作パターンL2は、操作ボタン部112のうち「冷凍ボタン」を5秒間長押しすることを示す操作態様である。また、操作パターンL3は、操作ボタン部112のうち「製氷ボタン」を2回操作することを示す操作態様である。なお、説明の便宜上、図示では、3つの操作パターンL1,L2,L3を示すが、操作パターンの数は、3つに限らない。例えば、操作パターン情報が偶然に一致してしまう確率をより低くするという観点から、4以上であってもよい。
家電機器100は、各操作を受け付けた後には、操作の確定を示す操作(例えば操作ボタン部112に含まれるホームキー521(図6参照)を一回押下)を受け付けるようにしてもよい。また、家電機器100は、各操作パターンを受け付ける際には、操作パターンごとに有効期間を設定してもよい。有効期間内に操作がない場合、家電機器100は、操作がないものと見なすようにしてもよい。なお、操作パターンには、操作ボタン部112の操作を要さない「操作なし」の操作パターンが含まれてもよい。
図5は、端末装置200において表示される画面の遷移の一例を示す図である。端末装置の表示装置Dの画面D1には、情報取得部220の制御によって、操作パターンL1が表示されている。また、画面D1には、第1ステップであることを示す案内G11である文字「STEP1」が表示されている。案内G11,G12,G13は、複数の操作パターンL1,L2,L3の切り替えの順番(登場の順番)を識別可能な情報の一例である。また、画面D1には、操作パターンL1に対応する操作を促す案内G12である文字「冷蔵ボタンを1回押してください」が表示されている。また、画面D1には、「次へ」を示す案内G13が表示されている。画面D1において、ユーザが「次へ」を示す案内G13をタッチすると、端末装置200の情報取得部220は、端末装置200の画面を、画面D2に遷移させる。
画面D2には、情報取得部220の制御によって、操作パターンL2が表示されている。また、画面D2には、第2ステップであることを示す案内G21である文字「STEP2」や、操作パターンL2に対応する操作を促す案内G22である文字「冷凍ボタンを5秒以上押してください」が表示されている。また、画面D2には、「次へ」を示す案内G23が表示されている。画面D2において、ユーザが「次へ」を示す案内G23をタッチすると、端末装置200の情報取得部220は、端末装置200の画面を、画面D3に遷移させる。
画面D3には、情報取得部220の制御によって、操作パターンL3が表示されている。また、画面D3には、第3ステップであることを示す案内G31である文字「STEP2」や、操作パターンL3に対応する操作を促す案内G32である文字「製氷ボタンを2回押してください」が表示されている。また、画面D3には、「次へ」を示す案内G33が表示されている。画面D3において、ユーザが「次へ」を示す案内G33をタッチし、サーバ装置300の照合において操作パターン情報と照合用情報とが一致すると、端末装置200は、サーバ装置300からの通知に基づき、端末装置200の画面(画面D4を参照)に登録完了通知を表示する。なお、操作パターンL1,L2,L3は、例えば時間の経過に伴って自動的に切り替えられてもよい。
図6は、登録用操作において操作ボタン部112が受け付ける操作手順の一例を示す図である。図6(A)は、家電機器100が通常モード(第1入力モード)にあり、表示ランプ部111によって駆動部120の状態情報が表示されるとともに、操作ボタン部112によって駆動部120の状態情報を入力する操作(例えば、駆動部120の駆動状態と設定状態とのうち少なくとも一方を変更する操作)が受け付けられる例である。通常モードは、登録用操作が不可能な状態である。図6(B),(C),(D)は、家電機器100が登録モード(第2入力モード)にあり、操作ボタン部112によって登録用操作が受け付けられる(例えば、操作パターンL1,L2,L3が操作される例)である。登録モードは、登録用操作が可能な状態である。
通常モードでは、所定態様の操作に応じて状態情報の入力が受け付けられる。所定態様の操作とは、家電機器100の本来の機能を発揮させる操作であり、駆動部120の駆動状態および/または設定状態を変更する操作である。所定態様の操作は、ユーザが所望する駆動状態に応じて異なる操作である。例えば、所定態様の操作は、「一気冷凍(特定の急速冷凍モード)」の駆動状態とする場合には、表示ランプ111aのうち「一気冷凍」に対応するランプが点灯するように、操作ボタン112aのうち「冷凍」に対応するボタンが所定回数(例えば1回)操作されることである。
図6(A)において、ユーザが、上記の所定態様とは異なる態様の所定の操作を行う(例えばホームキー521と運転モードキー522とを同時に長押しする)と、家電機器100は、第1入力モード(通常モード)から、端末装置200のユーザと家電機器100と関連付けて登録するための第2入力モード(登録モード)に移行する。実施形態では、ホームキー521と運転モードキー522とにより「一括切り替え操作部」の一例が実現されている。すなわち、ホームキー521と運転モードキー522とが同時に長押しされることによって、複数のボタン112aの第1入力モードと第2入力モードとが一括して切り替えられる。なお、家電機器100の通常モードから登録モードへの切り替えは、専用の操作部の操作によって行われてもよい。この専用の操作部は、複数の操作ボタン112aとは別に設けられるボタンである。例えば、この専用の操作部が1回押下されることにより、通常モードと登録モードとが一括して切り替わるようにしてもよい。
登録モードは、操作ボタン部112に対するユーザの操作が駆動部120の駆動状態および設定状態に影響しない状態である。言い換えれば、登録モードは、操作ボタン部112による状態情報の入力は受け付けられないモードである。具体的には、登録モードでは、例えば、ユーザが冷蔵ボタン601を操作して「一気冷凍」の駆動状態に設定変更を行う操作を行ったとしても、駆動状態の設定変更が受け付けられない。
図6(B)は、登録モードにおける第1ステップの操作(操作パターンL1)が行われた状態を示す。登録モード中は、登録モードであることを示す登録ランプ511が点滅する。図6(B)では、冷蔵ボタン601が1回押下されたことを示している。また、図6(B)では、例えば設定温度帯を示す表示ランプ512のうち、登録モードの第1ステップを示す左下のランプ512aが点灯する。なお、表示ランプ512は、通常モードにおいて冷蔵庫の設定温度帯を示すランプである。
ユーザは、第1ステップにおける操作を終えると、端末装置200の案内G22(図5参照)が示す「冷凍ボタンを5秒以上押してください」を参照する。図6(C)では、冷凍ボタン602が5秒以上押下されたことを示している。また、図6(C)では、表示ランプ512のうち、登録モードの第2ステップを示す左上のランプ512bが点灯している。
ユーザは、第2ステップにおける操作を終えると、端末装置200の案内G32(図5参照)が示す「製氷ボタンを2回押してください」を参照する。図6(D)では、製氷ボタン603が2回押下されたことを示している。また、図6(D)では、表示ランプ512のうち、登録モードの第3ステップを示す左上のランプ512cが点灯している。
その後、これら登録用操作の操作結果に基づき家電機器100の情報取得部150で照合用情報が生成され、生成された照合用情報が家電機器100からサーバ装置300へ送信される。
<4.制御フロー>
図7は、情報処理システム1が行う登録時の流れの一例を示すシーケンス図である。なお、以下では、サーバ装置300において、ユーザの初期登録(ログイン情報の登録)はすでにされていることを前提とする。
まず、家電機器100は、例えばユーザによって中継器RのWPS(Wi-Fi Protected Setup)ボタンが操作されることにより、中継器RとWPS接続を行う(ステップS701)。WPS接続が完了すると、家電機器100は、中継器Rを介して、家電機器100の識別情報I2(説明の便宜上、以下「家電ID」と称する)をサーバ装置300へ送信する(ステップS702)。
サーバ装置300は、家電機器100から家電IDを受信する(ステップS703)。端末装置200は、端末装置200にインストールされた所定のアプリを起動して、ユーザからログイン情報の入力を受け付ける(ステップS704)。端末装置200は、ログイン情報の入力を受け付けると、入力されたログイン情報をサーバ装置300へ送信する(ステップS705)。サーバ装置300は、端末装置200からログイン情報を受信する(ステップS706)。これにより、端末装置200とサーバ装置300とが接続される。
家電機器100は、操作ボタン部112に対して上記所定の操作(例えばホームキー521および運転モードキー522の同時の長押し)が行われた場合、家電機器100を登録モードに設定する(ステップS707)。さらに、家電機器100は、家電IDに基づき操作パターン情報を生成する(ステップS708)。そして、家電機器100は、生成した操作パターン情報をサーバ装置300へ送信する(ステップS709)。
サーバ装置300は、家電機器100から操作パターン情報を受信する(ステップS710)。なお、サーバ装置300の処理において、説明の便宜上、ステップS706における端末装置200からのログイン情報の受信を、ステップS710における家電機器100からの操作パターン情報の受信よりも先に行っているが、これらの処理は逆であってもよい。すなわち、ステップS710の処理を、ステップS706の処理よりも先に行ってもよい。
そして、サーバ装置300は、受信した操作パターン情報を端末装置200に送信するとともに(ステップS711)、送信した操作パターン情報と、送信先の端末装置200のユーザのユーザIDとを対応付けて記憶する(ステップS712)。端末装置200は、サーバ装置300から操作パターン情報を受信する(ステップS713)。そして、端末装置200は、受信した操作パターン情報に含まれる各操作パターンを表示する(ステップS714)。
家電機器100は、操作パターン情報を送信した後、図6を参照して説明したように、ユーザから登録用操作を受け付ける(ステップS715)。そして、家電機器100は、ユーザから受け付けた登録用操作に基づき照合用情報を生成し、生成した照合用情報をサーバ装置300へ送信する(ステップS716)。サーバ装置300は、家電機器100から照合用情報を受信する(ステップS717)。サーバ装置300は、受信した照合用情報と、送信元の家電機器100の家電IDとを対応付けて記憶する(ステップS718)。
サーバ装置300は、家電機器100から受信した照合用情報と、端末装置200へ送信した操作パターン情報とを照合する(ステップS719)。当該照合の結果、2つの情報の一致度が閾値以上である場合、家電機器100の家電IDと、操作パターン情報の送信先となった端末装置200のログインに用いられたユーザIDとを関連付けて登録する(ステップS720)。サーバ装置300は、登録が完了した旨を示す登録完了通知を端末装置200へ送信し(ステップS721)、一連の処理を終了する。
端末装置200は、サーバ装置300から登録完了通知を受信すると、登録完了通知を出力し(ステップS722)、一連の処理を終了する。家電機器100は、ステップS716における照合用情報の送信を完了すると、登録モードを終了し(ステップS723)、一連の処理を終了する。
以下、図8から図10を用いて、図7に示したシーケンス図における各装置の詳細な処理について説明する。図8は、家電機器100が行う登録時の処理の一例を示すフローチャートである。図8において、家電機器100の制御部180は、WPS接続の操作があるか否かを判定する(ステップS801)。家電機器100の情報出力部160は、WPS接続の操作がない場合(ステップS801:NO)、WPS接続の操作があるまで待機する。家電機器100の情報出力部160は、WPS接続の操作があると(ステップS801:YES)、中継器Rを介して、家電IDをサーバ装置300へ送信する(ステップS802)。
次に、家電機器100の制御部180は、家電機器100に対する所定の操作(第1所定操作、例えば特定ボタンの長押し操作)があるか否かを判定する(ステップS803)。家電機器100の制御部180は、第1所定操作がない場合(ステップS803:NO)、第1所定操作があるまで待機する。家電機器100の制御部180は、第1所定操作があると(ステップS803:YES)、家電機器100を登録モードに移行させる(ステップS804)。
家電機器100の情報変換部140は、家電IDに基づいて操作パターン情報を生成する(ステップS805)。家電機器100の情報出力部160は、生成された操作パターン情報をサーバ装置300へ送信する(ステップS806)。さらに、家電機器100の表示・操作部110(操作ボタン部112)は、ユーザから複数の登録用操作を受け付ける(ステップS807)。
家電機器100の制御部180は、ユーザから登録用操作の受け付けが完了したか否かを判定する(ステップS808)。登録用操作の受け付けの完了は、複数の操作パターンのうち、最後の操作パターンに応じた登録用操作の受け付けが完了することである。
家電機器100の情報生成部151は、登録用操作の受け付けが完了していない場合(ステップS808:NO)、登録用操作の受け付けが完了するまで待機する。家電機器100の情報生成部151は、登録用操作の受け付けが完了すると(ステップS808:YES)、登録用操作の操作結果に基づいて照合用情報を生成する。端末装置200の情報出力部210は、生成された照合用情報をサーバ装置300へ送信する(ステップS809)。そして、家電機器100の制御部180は、登録モードを終了し(ステップS810)、一連の処理を終了する。
図9は、端末装置200の登録時の処理の一例を示すフローチャートである。なお以下のフローは、端末装置200で所定のアプリが起動されていることを前提とする。端末装置200の制御部250は、ログイン情報が入力されたか否かを判定する(ステップS901)。端末装置200の情報出力部210は、ログイン情報の入力がない場合(ステップS901:NO)、ログイン情報が入力されるまで待機する。端末装置200の情報出力部210は、ログイン情報の入力があり(ステップS901:YES)、例えば端末装置200の表示装置に表示された送信ボタンがタッチされると、サーバ装置300へログイン情報を送信する(ステップS902)。なお、図示では、ログインに成功するものとする。ログインに成功しない場合、端末装置200は、エラー画面を表示し、ステップS901の処理を繰り返す。
次に、端末装置200の情報取得部220は、サーバ装置300から操作パターン情報を受信したか否かを判定する(ステップS903)。端末装置200の情報取得部220は、サーバ装置300から操作パターン情報を受信しない場合(ステップS903:NO)、操作パターン情報を受信するまで待機する。端末装置200の情報取得部220は、サーバ装置300から操作パターン情報を受信すると(ステップS903:YES)、報知部230の表示画面に最初の操作パターンを表示させる(ステップS904)。
次に、端末装置200の制御部250は、次の操作パターンに切り替える操作があるか否かを判定する(ステップS905)。操作パターンの切り替える操作は、例えば図5の画面D1に示した案内G13がタッチされることである。端末装置200の制御部250は、次の操作パターンに切り替える操作がない場合(ステップS905:NO)、次の操作パターンに切り替える操作があるまで待機する。端末装置200の制御部250は、次の操作パターンに切り替える操作があると(ステップS905:YES)、次の操作パターンの表示に切り替える(ステップS906)。
そして、端末装置200の制御部250は、一連の操作が終了したか否かを判断する(ステップS907)。一連の操作の完了は、例えば、最後の操作パターンを示す画面D3(図5参照)において案内G33がタッチされることである。端末装置200は、一連の操作が終了しない場合(ステップS907:NO)、ステップS905に戻る。端末装置200の制御部250は、一連の操作が終了すると(ステップS907:YES)、サーバ装置300からエラー通知を受信したか否かを判定する(ステップS908)。エラー通知は、サーバ装置300が端末装置200から受信した照合用情報と、サーバ装置300から端末装置200へ送信した操作パターン情報とが一致しない場合(一致度が閾値以下の場合)に、サーバ装置300から端末装置200に送信される通知である。
端末装置200の制御部250は、サーバ装置300からエラー通知を受信しない場合(ステップS908:NO)、サーバ装置300から登録完了通知を受信したか否かを判定する(ステップS909)。端末装置200は、サーバ装置300から登録完了通知を受信しない場合(ステップS909:NO)、ステップS908に戻る。
端末装置200の情報取得部220は、サーバ装置300から登録完了通知を受信した場合(ステップS909:YES)、報知部230に登録完了通知を出力させ(ステップS910)、一連の処理を終了する。ステップS908において、端末装置200の情報取得部220は、サーバ装置300からエラー通知を受信した場合(ステップS908:YES)、報知部230にエラー通知を出力させ(ステップS911)、一連の処理を終了する。
図10は、サーバ装置300の登録時の処理の一例を示すフローチャートである。サーバ装置300の情報取得部320は、家電機器100から家電IDを受信する(ステップS1001)。次に、サーバ装置300の情報取得部320は、家電機器100から操作パターン情報を受信する(ステップS1002)。
次に、サーバ装置300の情報取得部320は、端末装置200からログイン情報を受信する(ステップS1003)。次に、サーバ装置300の制御部350は、通信部310を制御して、操作パターン情報を端末装置200へ送信する(ステップS1004)。
ここで、ステップS1004について補足する。端末装置200は、所定のアプリを起動して、登録用操作を開始させる画面に進んだ所定のタイミングで、サーバ装置300に登録に関する処理を開始する旨を示す情報(以下「登録開始情報」と称する)を送信する。サーバ装置300は、登録開始情報を受信した受信時刻と、登録開始通知を送信した端末装置200のユーザのユーザIDとを対応付けて記憶しておく。また、サーバ装置300は、操作パターン情報を家電機器100から受信した受信時刻と、操作パターン情報を送信した家電機器100の家電IDとを対応付けて記憶しておく。サーバ装置300は、操作パターン情報を家電機器100から受信した受信時刻に対して前後の所定時間範囲内(例えば15分以内)に登録開始情報を受信した受信時刻がある場合に、登録開始情報を送信した端末装置200に操作パターン情報を送信する。なお、登録開始情報を受信した受信時刻と、操作パターン情報を受信した受信時刻とは、どちらが先でどちらが後でもよい。
次に、サーバ装置300の情報取得部320は、ステップS1004において送信した操作パターン情報と、ステップS1004における送信先の端末装置200のユーザのユーザIDと、ステップS1004において操作パターン情報を送信した送信時刻とを関連付けて記憶する(ステップS1005)。
次に、サーバ装置300の情報取得部320は、家電機器100から照合用情報を受信する(ステップS1006)。例えば、サーバ装置300の情報取得部320は、ステップS1006の送信元の家電機器100の家電IDと、ステップS1006において受信した照合用情報と、ステップS1006において照合用情報を受信した受信時刻とを関連付けて記憶する(ステップS1007)。
次に、サーバ装置300の照合部330は、操作パターン情報の送信時刻と、照合用情報の受信時刻とに基づき、操作パターン情報の送信時刻に対して前後の所定時間範囲(例えば15分)内に受信された照合用情報があるか否か(別の観点では、照合用情報の受信時刻に対して前後の所定時間範囲内に送信した操作パターン情報があるか否か)を判定する(ステップS1008)。なお、ステップ1008の処理は行わなくてもよい。これは、家電IDと操作パターン情報とが紐付けられて(例えば、1つの通知に含まれて)家電機器100からサーバ装置300に送信され、次に、家電IDと照合用情報とが紐付けられて(例えば、1つの通知に含まれて)家電機器100からサーバ装置300に送信されるため、サーバ装置300では、これらの時刻を管理しなくても、家電IDに基づき、操作パターン情報と照合用情報との照合(ステップS1009参照)を行うことができるためである。
サーバ装置300は、操作パターン情報の送信時刻に対して前後の所定時間範囲内に受信された照合用情報がない場合(ステップS1008:NO)、ステップS1012に進む。一方で、サーバ装置300の照合部330は、操作パターン情報の送信時刻に対して前後の所定時間範囲内に受信された照合用情報がある場合(ステップS1008:YES)、操作パターン情報と照合用情報とを比較し、操作パターン情報と照合用情報との一致度を算出する。そして、サーバ装置300の照合部330は、操作パターン情報と照合用情報との一致度が閾値以上であるか否かを判定する(ステップS1009)。
サーバ装置300は、操作パターン情報と照合用情報との一致度が閾値以上でない場合(ステップS1009:NO)、ステップS1012に進む。一方で、サーバ装置300の登録部340は、操作パターン情報と照合用情報との一致度が閾値以上である場合(ステップS1009:YES)、ステップS1004において送信した操作パターン情報の送信先となる端末装置200のユーザのユーザIDと、ステップS1006において受信した照合用情報の送信元となる家電機器100の家電IDとを関連付けて登録する(ステップS1010)。そして、サーバ装置300の制御部350は、登録完了通知を端末装置200へ送信し(ステップS1011)、一連の処理を終了する。
一方、サーバ装置300の制御部350は、ステップS1008において、操作パターン情報の送信時刻に対して前後の所定時間範囲内に受信された照合用情報がない場合(ステップS1008:NO)、エラー通知を端末装置200へ送信し(ステップS1012)、一連の処理を終了する。また、サーバ装置300の制御部350は、操作パターン情報と照合用情報との一致度が閾値以上でない場合(ステップS1009:NO)、ステップS1012に移行し、一連の処理を終了する。
<5.利点>
上述したように、登録用操作の一手法として、端末装置と家電機器とを同一の無線ルータ(サブネットワーク)に接続し、所定の登録用操作を行うといった手法がある。しかしながら、このような登録用操作では、端末装置が別のネットワークに接続されている場合には、接続中のネットワークへの接続を一旦切断し、端末装置と家電機器とを同一のサブネットワークに接続する必要がある。端末装置と家電機器とを同一のサブネットワークに接続するためには、端末装置に表示される接続可能な複数の中継器のなかから、家電機器と同一のサブネットワークの中継器を探し出す必要がある。また、その中継器のパスワードを入力する必要がある。さらに、登録用操作が終わった後に、端末装置を普段接続しているネットワークに接続し直す必要もある。これらの作業は、一般的なユーザにとって負荷が大きく、電子装置の操作が苦手なユーザにとっては負荷がさらに大きい。
また、家電機器と同一のサブネットワークに端末装置を接続させずに登録する手法として、例えば、家電機器の製造番号などの識別情報を端末装置に入力させる手法が考えられる。具体的には、家電機器の識別情報を示す二次元コードを家電機器に付加しておき、端末装置が有する二次元コードの読取機能を用いて固有の情報を入力させる手法や、家電機器の識別情報が記載されたシールや銘板などを家電機器に付加しておき、端末装置に対するユーザの手入力によって入力させる手法が考えられる。
しかしながら、家電機器に二次元バーコードやシール、銘板などを付加することは、製造時に一台ごとに対応する二次元バーコードやシール、銘板などを管理する必要があり、製造工数の増加や製造スタッフの負荷となり、効率的でない場合ある。また、二次元バーコードやシール、銘板は、劣化や汚れによって識別情報の視認性が低下する可能性があり、識別情報の入力が困難になる場合がある。
一方で、本実施形態では、端末装置200は、家電機器100で保持された家電機器100の識別情報I2と等価な操作パターン情報に基づく表示を出力する。家電機器100は、端末装置200の上記表示に対応するユーザの登録用操作を受け付ける。サーバ装置300は、端末装置200に対して通知された操作パターン情報と、家電機器100が受け付けた登録用操作に基づく照合用情報とに基づき、端末装置200のユーザと家電機器100との関連付けに関する処理を行う。例えば上記構成によれば、端末装置200と家電機器100とを同一の無線ルータ(サブネットワーク)に接続することなく、端末装置200のユーザと家電機器とを関連付けることができる。これにより、ユーザの利便性を高めることができる。また上記構成によれば、二次元バーコードやシール、銘板に識別情報を記載してユーザに提示する必要が無くなる。このため、製造の効率化を図ることができる。
本実施形態では、家電機器100は、家電機器100に対する各種の入力操作を受け付ける操作ボタン部112を備え、操作ボタン部112を用いて登録用操作を受け付ける。このような構成によれば、ユーザの登録用操作を受け付けるための操作部を別途備えなくても、既存の操作ボタン部112を用いて、識別情報I2と等価な情報を受け付けることができる。これにより、家電機器100の部品点数の増加や高コスト化を抑えることができる。
本実施形態では、家電機器100は、操作ボタン部112が所定の操作(例えばホームキー521と運転モードキー522とを同時に長押しする)を受け付けた場合、登録用操作が不可能な状態(通常モード)から、登録用操作が可能な状態(登録モード)に切り替える。このような構成によれば、登録モードに切り替えるための操作部を別途備えなくても、既存の操作ボタン部112を用いて、識別情報I2と等価な情報を受け付けることができる。これにより、家電機器100の部品点数の増加や高コスト化を抑えることができる。
本実施形態では、端末装置200は、複数の操作パターンをユーザの操作に基づいて順に切り替える。また、ユーザは、端末装置200に表示される操作手順に従って、自分に適したペースで操作ボタン部112を操作できる。これにより、電子製品の操作が得意でないユーザであっても落ち着いて作業を行うことができる。なお、端末装置200は、複数の操作パターンを時間の経過に伴って順に切り替えてもよい。
本実施形態では、家電機器100は、複数の操作パターン(例えば複数の操作パターンL1,L2,L3)をユーザの操作に基づいて順に受け付ける。このような構成によれば、一度に受け付けることが可能な情報が限られている操作ボタン部112であっても、識別情報I2と等価な情報をユーザから受け付けることができる。これにより、家電機器100の部品点数の増加や高コスト化を抑えることができる。
本実施形態では、家電機器100は、駆動部120の状態情報に関する操作を受け付ける表示・操作部110と、表示・操作部110が上記状態情報に関する操作を受け付ける第1入力モードと、表示・操作部110が上記状態情報とは異なる情報に関する操作を受け付ける第2入力モードとを切り替え可能な制御部180とを有する。このような構成によれば、家電機器100は、駆動部120の状態情報に関する操作を受け付ける操作ボタン部112を用いて、別の情報に関する操作を受け付けることができる。すなわち、表示・操作部110本来の機能に関する操作とは異なる操作を受け付けることができる。このため、家電機器100に新たな装置や機能を具備させなくても、情報を受け付けることができる。これにより、ユーザの利便性を高めることができる。
本実施形態では、表示・操作部110が第1入力モードまたは第2入力モードのいずれかで表示しているかを報知するモード報知部(例えば、登録ランプ511)をさらに備える。このような構成によれば、ユーザに第2入力モード中であることを認識させることができる。すなわち、駆動部120の状態情報とは別の情報に関する操作を受け付ける場合に、ユーザに故障と誤解されることを避けることができる。
以下、いくつかの変形例について説明する。これら変形例は、複数の変形例が互いに組み合わされて適用されてもよく、後述の第2および第3の実施形態と組み合わされて適用されてもよい。各変形例において以下に説明する以外の構成は、第1の実施形態と同様である。
(第1の実施形態の第1変形例:家電IDを用いて照合)
上述の第1の実施形態では、サーバ装置300の照合部330は、サーバ装置300から端末装置200へ送信した操作パターン情報(第2情報)と、サーバ装置300が家電機器100から受信した照合用情報(第3情報)とに基づき照合を行う。これに代えて、サーバ装置300の情報取得部320は、サーバ装置300は、家電機器100から家電機器100の識別情報I2(第1情報)を受信し、受信した識別情報I2を端末装置200へ送信し、また、家電機器100から受信した操作パターン情報に対応した照合用情報を受信し、受信した照合用情報に対して追加の解析処理(逆解析)を行うことで、識別情報I2に対応する照合用情報(例えば製造番号に対応する照合用情報)を取得してもよい。この場合、端末装置200には、対応テーブルT1や情報変換部140を備え、サーバ装置300から受信した識別情報I2に基づいて操作パターン情報を生成する。また、サーバ装置300にも対応テーブルT1が記憶され、対応テーブルT1を参照することで逆解析を行う。本変形例では、サーバ装置300の照合部330は、端末装置200へ送信した識別情報I2と、識別情報I2に対応する照合用情報とに基づき照合を行う。このような処理は、本願でいう「前記第1情報と前記第3情報とに基づき、前記端末装置または前記端末装置のユーザと、前記家電機器との関連付けに関する処理」の一例に該当する。
(第1の実施形態の第2変形例:操作パターン情報はサーバ装置で生成)
上述の第1の実施形態では、家電機器100の記憶部130に識別情報I2(第1情報)が記憶され、家電機器100の情報変換部140によって操作パターン情報(第2情報)が生成される。これに代えて、操作パターン情報(第2情報)は、サーバ装置300で生成されてもよい。すなわち、家電機器100の識別情報I2が家電機器100からサーバ装置300に送信され、サーバ装置300に設けられた情報変換部140によって操作パターン情報が生成され、生成された操作パターン情報が端末装置200に送信されてもよい。この場合、端末装置200は、サーバ装置300によって生成された操作パターン情報を表示する。
(第1の実施形態の第3変形例:家電機器の識別情報はサーバ装置により設定)
上述の第1の実施形態では、家電機器100の記憶部130に識別情報I2(第1情報)が記憶されている。これに代えて、家電機器100の識別情報としては、家電機器100とサーバ装置300とが初めて接続された際に、サーバ装置300によって家電機器100に任意の識別情報が割り当てられてもよい。例えば、識別情報の割り当てを家電機器100の情報取得部150からサーバ装置300に要求してもよい。本変形例では、識別情報は、家電機器100の固有の情報(例えば製造番号など)とは全く関係のなく割り当てられる。本変形例では、家電機器100の情報変換部140は、サーバ装置300によって割り当てられた識別情報I2に基づいて操作パターン情報を生成する。この場合、家電機器100の識別情報I2を家電機器100の記憶部130に記憶させる作業を省略することができ、家電機器100の製造の効率化を図ることができる。なお、本変形例でも、第2変形例と同様に、サーバ装置300は、家電機器100に対して割り当てた任意の識別情報に基づく操作パターン情報を生成し、生成した操作パターン情報を端末装置200に送信してもよい。
なお、上記第1から第3変形例において、サーバ装置300が行う処理(例えば、識別情報の生成、操作パターンの生成、および識別情報I2に対応する照合用情報を取得する解析処理)の全部または一部は、家電機器100で行われてもよく、端末装置200で行われてもよく、ネットワークNと接続された別の装置で行われてもよい。
(第1の実施形態の第4変形例:予め操作パターン情報を記憶)
上述の第1の実施形態では、家電機器100の記憶部130に識別情報I2(第1情報)が記憶され、家電機器100の情報変換部140によって操作パターン情報(第2情報)が生成される。これに代えて、家電機器100の記憶部130は、製造番号などの代わりに、予め操作パターン情報を記憶していてもよい。または、サーバ装置300または別の装置は、予め操作パターン情報を記憶していてもよい。この場合、端末装置200の情報取得部220は、家電機器100、サーバ装置300または別の装置に予め記憶された操作パターン情報を、サーバ装置300または別の装置から取得してもよい。この場合、操作パターン情報は、「第1情報」の一例である。この場合、端末装置200の報知部230は、第1情報を表示する。
(第1の実施形態の第5変形例:撮像結果等に基づいて照合用情報を取得)
上述の第1の実施形態では、家電機器100の情報取得部150は、操作ボタン部112が受け付けた操作パターンの操作結果に基づいて照合用情報を取得する。これに代えて、家電機器100の情報取得部150は、操作ボタン部112以外の入力結果(撮像結果や収音結果など)に基づいて照合用情報を取得してもよい。
例えば、家電機器100が撮像部を備える場合、第1情報または第2情報を、端末装置200の表示画面にコード(バーコードや二次元コード)等で表示する。家電機器100の撮像部は、端末装置200表示されたコードを撮像する。そして、家電機器100の情報取得部150は、上記のような撮像結果に基づいて、照合用情報を取得する。
また、撮像部のほかにも、家電機器100が収音部(例えばマイク)を備える場合、第1情報または第2情報を、端末装置200のスピーカから音声を出力する、またはユーザが音声を発する。そして、家電機器100の収音部は、音声を入力する。さらに、家電機器100の情報取得部150は、音声の入力結果に基づいて照合用情報を取得する。
家電機器100が収音部を備える場合、第1情報または第2情報を、端末装置200のスピーカから音で出力してもよい。端末装置200が出力する音は、例えば、トーン信号を組み合わせた音パターンである。トーン信号は、例えば、DTMF(Dual Tone Multi Frequency)である。具体的には、トーン信号は、0から9までの数字と、*、#、A、B、C、Dの記号の計16種類の符号を、低群・高群の2つの音周波数帯域の合成信号音で送信する信号である。家電機器100の収音部は、端末装置200から出力された音を入力する。さらに、家電機器100の情報取得部150は、音の入力結果に基づいて照合用情報を取得する。
また、このほかにも家電機器100がタッチパネルなどを備える場合、家電機器100は、タッチパネルに操作パターンに対応する画像(数字画像や文字画像など)またはイラストを表示させる。数字画像や文字画像は、識別情報I2であってもよいし、後述する乱数であってもよい。端末装置200は、家電機器100のタッチパネルに表示された画像またはイラストのなかで、タッチさせる案内を表示する。ユーザは、家電機器100の表示画面に表示された画像またはイラストのなかで、案内に対応する位置をタッチすることで、操作パターンを示す情報を家電機器100に入力する。家電機器100の情報取得部150は、上記のようなユーザの入力操作に基づいて照合用情報を取得する。また、家電機器100は、例えばカメラを備え、家電機器100の表示画面に表示される識別情報I2または後述する乱数を撮像し、その撮像結果に基づき照合用情報を取得してもよい。
(第1の実施形態の第6変形例:受け付けた操作結果そのものを照合用情報として出力)
上述の第1の実施形態では、家電機器100の情報取得部150は、操作ボタン部112が受け付けた操作結果を解析することで照合用情報を取得する。これに代えて、照合用情報は、操作ボタン部112が受け付けた操作結果そのものでもよい。この場合、家電機器100の情報出力部160は、操作ボタン部112が受け付けた操作結果そのものを照合用情報(第3情報)としてサーバ装置300に出力する。そして、サーバ装置300の情報取得部320は、家電機器100から受信した照合用情報(操作結果)に対して解析を行い、解析結果を取得する。そして、サーバ装置300の照合部330は、端末装置200へ送信した操作パターン情報(第2情報)と上記解析結果とを比較し、操作パターン情報と上記解析結果との一致度(類似度)が閾値以上である場合に、端末装置200のユーザと家電機器100とを関連付ける処理を行う。このような処理も、本願でいう「前記第2情報と前記第3情報とに基づき、前記端末装置または前記端末装置のユーザと、前記家電機器との関連付けに関する処理」の一例に該当する。
(第1の実施形態の第7変形例:家電機器または端末装置で照合)
上述の第1の実施形態では、サーバ装置300の照合部330によって、端末装置200へ送信した操作パターン情報と、家電機器100から受信した照合用情報とが照合される。これに代えて、上記照合は、家電機器100で行われてもよく、端末装置200で行われてもよい。この照合は、「端末装置または端末装置のユーザと家電機器との関連付けに関する処理」の一例である。さらに言えば、照合のみが家電機器100または端末装置200で行われ、その照合結果に基づく登録は、サーバ装置300で行われてもよい。
(第1の実施形態の第8変形例:端末装置と家電機器とを紐付け)
上述の第1の実施形態では、サーバ装置300の登録部340は、端末装置200のユーザと家電機器100とを関連付けて(例えば、端末装置200のユーザのユーザIDと、家電IDとを関連付けて)登録する。これに代えて、サーバ装置300は、端末装置200と家電機器100とを関連付けて(例えば、端末装置200の識別情報(端末ID)と家電機器100の識別情報I2とを関連付けて)登録してもよい。
(第1の実施形態の第9変形例:サーバ装置10から所定の指示を受信して登録モードに切り替える)
上述の第1の実施形態では、家電機器100の通常モードから登録モードへの切り替えは、操作ボタン部112が所定の操作(例えばホームキー521と運転モードキー522とを同時に長押しする)を受け付けることによって行われる。これに代えて、通常モードから登録モードへの切り替えは、サーバ装置10からの所定の指示を受信することによって行われてもよい。
例えば、サーバ装置300の制御部350は、家電機器100から家電IDを受信すると、当該家電IDの送信元の家電機器100に所定の指示を送信する。所定の指示は、通常モードから登録モードへの切り替えを行うための指示である。家電機器100の制御部180は、サーバ装置300から所定の指示を受信すると、通常モードから登録モードへ切り替える。これにより、ユーザは、所定の操作を行わなくても、家電機器100を通常モードから登録モードへ切り替えることができる。したがって、端末装置200と家電機器100とを関連付けて登録する際のユーザの操作を簡略化することができる。
なお、家電機器100の通常モードから登録モードへの切り替えは、ユーザから所定の操作を受け付けることと、サーバ装置300からの所定の指示を受信することとの両方を満たした場合に行われてもよいし、いずれか一方を満たした場合に行われてもよい。
(第1の実施形態の第10変形例:端末装置200の識別情報に基づいて操作パターン情報を生成)
上述の第1の実施形態では、家電機器100の識別情報I2(第1情報)に基づいて操作パターン情報(第2情報)が生成される。これに代えて端末装置200の識別情報に基づいて操作パターン情報が生成されてもよい。この場合、端末装置200の情報出力部210は、サーバ装置300に識別情報を送信する。サーバ装置300は、端末装置200から受信した識別情報を家電機器100に送信する。家電機器100の情報変換部140は、サーバ装置300から受信した端末装置200の識別情報(第1情報)に基づき、操作パターン情報を生成する。家電機器100の情報出力部160は、情報変換部140によって生成された操作パターン情報をサーバ装置300に出力する。
サーバ装置300は、端末装置200の識別情報(第1情報)に基づいて生成された操作パターン情報を家電機器100から受信する。そして、サーバ装置300は、家電機器100から受信した操作パターン情報を端末装置200に送信する。そして、サーバ装置300の情報取得部320は、端末装置200へ送信した操作パターン情報と、送信先の端末装置200のユーザのユーザIDと、サーバ装置300が端末装置200へ操作パターン情報を送信した送信時刻とを関連付けて記憶する。
これにより、家電機器100の識別情報I2を家電機器100の記憶部130に記憶する作業を省略することができ、家電機器100の製造性を高めることができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態は、予め設定された識別情報I2に代えて一時的に生成される乱数が用いられる点で、第1の実施形態とは異なる。
図11は、第2の実施形態の家電機器100、端末装置200、およびサーバ装置300の構成を示すブロック図である。本実施形態では、家電機器100の記憶部130は、識別情報I2を記憶していない。代わりに、家電機器100は、乱数生成部190を有する。
乱数生成部190は、家電機器100が登録モードに移行された場合に、一時的に乱数を生成する。乱数は、偶然に一致する確率が低いある程度の桁数の情報であればよい。生成された乱数は、「第1情報」の一例である。乱数生成部190は、生成された乱数を情報変換部140に出力する。
情報変換部140は、乱数生成部190により生成された乱数に基づき、操作パターン情報を生成する。情報出力部160は、情報変換部140によって生成された操作パターン情報をサーバ装置300に出力する。
サーバ装置300は、家電機器100から家電機器100で生成された乱数(第1情報)を受信し、乱数に基づいて生成されて家電機器100から受信した操作パターン情報を端末装置200に送信する。そして、サーバ装置300の情報取得部320は、端末装置200へ送信した操作パターン情報と、送信先の端末装置200のユーザのユーザIDと、サーバ装置300が端末装置200へ操作パターン情報を送信した送信時刻とを関連付けて記憶する。
上記説明以外の構成については、第1の実施形態(または第1の実施形態の各変形例)の説明における「識別情報I2」を「乱数」と読み替えればよい。このような構成によっても、第1の実施形態と同様に、ユーザの利便性を高めることができる。また本実施形態では、家電機器100の識別情報I2を家電機器100の記憶部130に記憶する作業を省略することができ、家電機器100の製造性を高めることができる。
(第2の実施形態の第1変形例:乱数により照合)
上述の第2の実施形態では、サーバ装置300の照合部330は、端末装置200へ送信した操作パターン情報(第2情報)と、家電機器100から受信した照合用情報(第3情報)とに基づき照合を行う。これに代えて、サーバ装置300の情報取得部320は、端末装置200へ乱数(第1情報)を送信するようにし、また、家電機器100から受信した操作パターン情報に対応した照合用情報を受信するようにし、受信した照合用情報に対して追加の解析処理(逆解析)を行うことで、乱数に対応する照合用情報を取得してもよい。この場合、端末装置200には、乱数と操作パターン情報との対応テーブルと、情報変換部140とを備え、サーバ装置300から受信した乱数に基づいて操作パターン情報を生成する。また、サーバ装置300にも乱数と操作パターン情報との対応テーブルが記憶され、当該対応テーブルを参照することで逆解析を行う。本変形例では、サーバ装置300の照合部330は、端末装置200へ送信した乱数と、解析処理で得られた乱数に対応する照合用情報とを照合する。このような処理は、本願でいう「前記第1情報と前記第3情報とに基づき、前記端末装置または前記端末装置のユーザと、前記家電機器との関連付けに関する処理」の一例に該当する。
(第2の実施形態の第2変形例:操作パターン情報はサーバ装置で生成)
上述の第2の実施形態では、家電機器100により乱数(第1情報)が生成され、家電機器100の情報変換部140によって操作パターン情報(第2情報)が生成される。これに代えて、操作パターン情報(第2情報)は、サーバ装置300で生成されてもよい。すなわち、家電機器100により生成された乱数が家電機器100からサーバ装置300に送信され、サーバ装置300に設けられた情報変換部140によって操作パターン情報が生成され、生成された操作パターン情報が端末装置200に送信されてもよい。この場合、端末装置200は、サーバ装置300によって生成された操作パターン情報を表示する。
(第2の実施形態の第3変形例:乱数はサーバ装置、端末装置、別の装置で生成)
上述の第2の実施形態では、乱数は、家電機器100によって生成される。これに代えて、乱数は、サーバ装置300、端末装置200、または別の装置によって生成されてもよい。この場合、生成された乱数は、サーバ装置300から(またはサーバ装置300を経由して)家電機器100に送信される。例えば、家電機器100の情報取得部150は、サーバ装置300で生成された乱数を家電機器100に送信するようにサーバ装置300に要求してもよい。この場合、家電機器100の情報変換部140は、サーバ装置300から(またはサーバ装置300を経由して)送信された乱数に基づいて操作パターン情報を生成する。また本変形例でも、サーバ装置300は、サーバ装置300または端末装置200で生成された乱数に基づく操作パターン情報を生成し、生成した操作パターン情報を端末装置200に送信してもよい。
なお、上記第1から第3変形例において、サーバ装置300が行う処理(例えば、乱数の生成、操作パターンの生成、および乱数に対応する照合用情報を取得する解析処理)の全部または一部は、家電機器100で行われてもよく、端末装置200で行われてもよく、ネットワークNに接続された別の装置で行われてもよい。
以上、いくつかの実施形態および変形例について説明した。ただし、実施形態は、上記例に限定されない。例えば、第1および第2の実施形態は互いに組み合わせて適用可能である。また、「第1情報」は、家電機器100の識別情報に限定されず、端末装置200の識別情報や、ユーザの識別情報でもよい。「第1情報」として端末装置200の識別情報やユーザの識別情報が使用される場合は、例えば、端末装置200がサーバ装置300と接続された場合に、端末装置200の識別情報やユーザの識別情報が端末装置200からサーバ装置300に送信され、サーバ装置300によって管理される。そして、端末装置200に対する所定の登録用操作(ユーザの操作)が行われたことを示す情報が端末装置200からサーバ装置300に送信された時刻に対して所定時間範囲内にサーバ装置300と接続された家電機器100が存在する場合に、その家電機器100に対してサーバ装置300から端末装置200の識別情報やユーザの識別情報が送信されて第1情報として使用されてもよい。この場合、端末装置200の識別情報やユーザの識別情報は、事前に暗号化処理が行われてもよい。
次に、いくつかの家電機器を付記する。
[1]所定の機能を実行する駆動部と、
前記駆動部の駆動状態と設定状態とのうち少なくとも一方に関する状態情報が入力される入力部と、
前記入力部のモードを、前記状態情報が入力可能な第1入力モードと、前記状態情報が入力不可能な第2入力モードとで切り替え可能な制御部と、
を備えた家電機器。
このような構成によれば、家電機器に備わる入力部(例えば操作ボタン部112)を流用して、その家電機器本来の機能に関する情報とは異なる情報を家電機器に入力することができる。これにより、ユーザの利便性を高めることができる。
[2]前記入力部は、互いに別々の前記状態情報が入力される複数の入力部を備え、
前記複数の入力部に前記状態情報が入力可能な前記第1入力モードと、前記複数の入力部に前記状態情報が入力不可能な前記第2入力モードとを一括して切り替える切り替え操作部を備えた[1]に記載の家電機器。
このような構成によれば、複数の入力部(例えば複数の操作ボタン112a)が設けられることで、1つの入力部のみを流用する場合と比べて一操作当たりに入力可能な情報量を増やすことができる。その上で、切り替え操作部(例えば専用の操作部)が設けられることで、複数の入力部に対して一括して入力モードを切り替えることができ、家電機器に備わる入力部を流量する場合の操作性を向上させることができる。
[3]前記入力部は、前記第1入力モードにおいて、所定態様の操作に応じて前記状態情報の入力を受け付け、
前記制御部は、前記入力部に対する前記所定態様とは異なる態様の操作に基づき、前記第1入力モードと前記第2入力モードとを切り替える、[1]に記載の家電機器。
このような家電機器によれば、家電機器の操作ボタン部を流用して、入力モードを切り替えることができる。したがって、専用の操作部を設けなくて済むため、部品点数の増加や構造上の設計変更を要さずに、入力モードを切り替えることができる。
[4]外部の装置と通信する通信部を備え、
前記通信部は、前記第2入力モードにおいて前記入力部によって受け付けられた情報を外部の装置に送信可能である、[1]から[3]のうちいずれか1つに記載の家電機器。
このような家電機器によれば、第2入力モードおいて入力された情報を外部の装置に送信することができる。これにより、通信可能な通信端末として家電機器を利用することが可能となる。したがって、ユーザの利便性を向上させることができる。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、情報処理システムは、サーバ装置と、家電機器と、端末装置とを備える。前記端末装置は、前記家電機器、前記端末装置、前記サーバ装置、若しくは別の装置で保持または生成された第1情報、または前記第1情報に基づいて得られた第2情報に基づく表示若しくは音を出力する。前記家電機器は、前記表示若しくは音、または前記表示若しくは音に対応するユーザの登録用操作に基づいて第3情報を取得する。前記家電機器、前記端末装置、および前記サーバ装置のうち1つは、前記第1情報または前記第2情報と、前記第3情報とに基づき、前記端末装置または前記端末装置のユーザと、前記家電機器との関連付けに関する処理を行う。このような構成によれば、利便性の向上を図ることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…情報処理システム、100…家電機器、110…表示・操作部、112…操作ボタン部、120…駆動部、130…記憶部、200…端末装置、230…報知部、300…サーバ装置、320…情報取得部、330…照合部、340・・登録部。

Claims (13)

  1. 家電機器と、端末装置と、サーバ装置とを備え、
    前記端末装置は、前記家電機器、前記端末装置、前記サーバ装置、若しくは別の装置で保持または生成された第1情報、または前記第1情報に基づいて得られた第2情報に基づく表示若しくは音を出力し、
    前記家電機器は、前記表示若しくは音、または前記表示若しくは音に対応するユーザの登録用操作に基づいて第3情報を取得し、
    前記家電機器、前記端末装置、および前記サーバ装置のうち1つは、前記第1情報または前記第2情報と、前記第3情報とに基づき、前記端末装置または前記端末装置のユーザと、前記家電機器との関連付けに関する処理を行う、
    情報処理システム。
  2. 前記第1情報は、前記家電機器または前記端末装置に対して予め設定された識別情報である、
    請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記第1情報は、前記家電機器、前記端末装置、前記サーバ装置、または前記別の装置で生成された乱数である、
    請求項1に記載の情報処理システム。
  4. 前記家電機器は、
    所定の機能を実行する駆動部と、
    前記駆動部の駆動状態と設定状態とのうち少なくとも一方に関する操作を受け付ける操作部と、を備え、
    前記操作部を用いて、前記登録用操作を受け付ける、
    請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載の情報処理システム。
  5. 前記家電機器は、前記操作部が所定の操作を受け付けた場合、前記登録用操作が不可能な状態から、前記登録用操作が可能な状態に切り替える、
    請求項4に記載の情報処理システム。
  6. 前記家電機器は、前記登録用操作が受け付けられる状態に切り替えるための所定の操作が行われた場合、前記操作部に対するユーザの操作が前記駆動部の駆動状態および設定状態に影響しない状態に切り替える、
    請求項4または請求項5に記載の情報処理システム。
  7. 前記家電機器は、前記サーバ装置から所定の指示を受信した場合、前記登録用操作が不可能な状態から、前記登録用操作が可能な状態に切り替える、
    請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  8. 前記端末装置は、前記表示若しくは音に関する複数の操作パターンを時間の経過に伴って順に切り替えることで前記第1情報または前記第2情報を出力する、
    請求項1から請求項7のうちいずれか1項に記載の情報処理システム。
  9. 前記端末装置は、前記表示若しくは音に関する複数の操作パターンをユーザの操作に基づいて順に切り替えることで前記第1情報または前記第2情報を出力する、
    請求項1から請求項8のうちいずれか1項に記載の情報処理システム。
  10. 前記複数の操作パターンの各パターンは、各パターンの切り替えの順番を識別可能な情報を含む、
    請求項8または請求項9に記載の情報処理システム。
  11. 家電機器、端末装置、サーバ装置、若しくは別の装置で保持または生成された第1情報、または前記第1情報に基づいて得られた第2情報に基づく表示若しくは音が前記端末装置から出力される場合、前記表示若しくは音、または前記表示若しくは音に対応するユーザの登録用操作に基づいて第3情報を取得する情報取得部と、
    前記情報取得部によって取得された前記第3情報を前記サーバ装置に送信する、または、前記第1情報または前記第2情報と前記第3情報とに基づき、前記端末装置または前記端末装置のユーザと、前記家電機器との関連付けに関する処理を行う制御部と、
    を備えた家電機器。
  12. 端末装置のコンピュータに、
    家電機器、前記端末装置、サーバ装置、若しくは別の装置で保持または生成された第1情報、または前記第1情報に基づいて得られた第2情報を表示若しくは音で出力させる、
    プログラム。
  13. 所定の機能を実行する駆動部と、
    前記駆動部の駆動状態と設定状態とのうち少なくとも一方に関する状態情報が入力される入力部と、
    前記入力部のモードを、前記状態情報が入力可能な第1入力モードと、前記状態情報が入力不可能な第2入力モードとで切り替え可能な制御部と、
    を備えた家電機器。
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