JP2021099460A - プログラム、方法、電子機器、及び演奏データ表示システム - Google Patents

プログラム、方法、電子機器、及び演奏データ表示システム Download PDF

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Abstract

【課題】演奏の視覚的な表現力に優れたプログラム、方法、電子機器、及び演奏データ表示システムを提供することを目的とする。【解決手段】プログラムは、情報処理装置のコンピュータに、取得される第1演奏データに基づいて判定できる情報に応じて、第1画像データを表示させ、第1演奏データの取得後に取得される第2演奏データが、設定された条件を満たすか否かを判定させ、設定された条件を満たすと判定された場合に、第2演奏データの取得後に取得される第3演奏データに基づいて判定できる情報が、たとえ前記第1演奏データに基づいて判定できる情報と同じであったとしても、前記第1画像データとは異なる態様の第2画像データを表示させる。【選択図】図9

Description

実施形態は、プログラム、方法、電子機器、及び演奏データ表示システムに関する。
例えば、MIDI(Musical Instrument Digital Interface)楽曲のような音楽の演奏に同期して踊り手(ダンサ)等の画像オブジェクトを動かし、音楽の曲想のみならず、楽音の進行に応じてこれと一体的に変化する動画像を生成することができるコンピュータグラフィックス動画像生成システムが知られている(特許文献1参照)。
特開平11−224084号公報
特許文献1に開示されたコンピュータグラフィックス動画像生成システムでは、単に演奏中に踊り手を示すキャラクタを動的に出現させているだけなので、表現力が乏しいという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、例えば、演奏の視覚的な表現力に優れたプログラム、方法、電子機器、及び演奏データ表示システムを提供することを目的とする。
実施形態に係るプログラムによれば、情報処理装置のコンピュータに、取得される第1演奏データに基づいて判定できる情報に応じて、第1画像データを表示させ、前記第1演奏データの取得後に取得される第2演奏データが、設定された条件を満たすか否かを判定させ、前記設定された条件を満たすと判定された場合に、前記第2演奏データの取得後に取得される第3演奏データに基づいて判定できる情報が、たとえ前記第1演奏データに基づいて判定できる情報と同じあったとしても、前記第1画像データとは異なる態様の第2画像データを表示させる。
本発明によれば、例えば、演奏の視覚的な表現力に優れたプログラム、方法、電子機器、及び演奏データ表示システムを提供することができる。
図1は、適用例に係るプログラムを含む演奏データ表示システムの一例を模式的に例示する図である。 図2は、実施形態に係る演奏データ表示システムの概要を示す図である。 図3は、実施形態に係る電子楽器の制御システムのハードウェアを示す図である。 図4は、実施形態に係る情報処理装置のハードウェアを示す図である。 図5は、ROMのテーブルに、記憶されているテーブルの一例を示す図である。 図6は、画像(キャラクタ)の表示例について示した図である。 図7は、ディスプレイ装置の表示部に表示されるリアルタイム画像における画像(キャラクタ)の軌道パターンの一例について示した図である。 図8は、画像決定部が生成する軌道パターンの一例である渦巻線を示す図である。 図9は、情報処理装置の動作を示すフローチャートである。 図10は、ユーザが弾く譜面を示している。 図11は、図9のステップS1004にて、制御部が判定するための「設定された条件」の登録方法の一例を示したフローチャートである。 図12は、図9のステップS1004における「設定された条件」の判定方法の具体例を示すフローチャートである。 図13は、ユーザが図10における第2フレーズを弾いている場合における、リアルタイム画像を示している。 図14は、ユーザが図10における第3フレーズを弾いている場合における、リアルタイム画像を示している。 図15は、ユーザが図10に示す曲の演奏を終了した後の演奏後画像を示している。
以下、本発明の一側面に係る実施の形態(以下、「実施形態」とも表記する)を、図面に基づいて説明する。ただし、以下で説明する実施形態は、あらゆる点において本発明の例示に過ぎない。本発明の範囲を逸脱することなく種々の改良や変形を行うことができることは言うまでもない。つまり、本発明の実施にあたって、実施形態に応じた具体的構成が適宜採用されてもよい。なお、実施形態において登場するデータを自然言語により説明しているが、より具体的には、コンピュータが認識可能な疑似言語、コマンド、パラメータ、マシン語等で指定される。
<0>適用例
まず、図1を用いて、本発明が適用される場面の一例について説明する。図1は、適用例に係るプログラムを含む演奏データ表示システムの一例を模式的に例示する。演奏データ表示システムは、ユーザ(演奏者)の演奏(音楽)に合わせてリアルタイムに画像(絵)を描画することにより、ユーザの電子楽器の練習意欲を掻き立てることを想定している。
<0−1>適用例の概要
演奏データ表示システムの構成を説明する前に、演奏データ表示システムの概要について説明する。演奏データ表示システムは、例えばユーザの演奏を演奏データ(例えばMIDIデータ)として出力できる電子楽器等から受信した演奏データを解析し、ユーザの演奏を画像に変換する。例えば、演奏データには音名情報やコード種別情報は含まれておらず、演奏データに含まれるノートナンバー情報から音名情報やコード種別情報が判定できる。
<0−2>適用例の構成
図1を参照して、適用例の構成について説明する。図1は、適用例に係る演奏データ表示システムの構成の一例を示した図である。
図1に示すように、演奏データ表示システムは、電子楽器と、情報処理装置と、ディスプレイ装置と、を含む。
電子楽器は、ユーザの演奏を演奏データ(例えばMIDIデータ)に変換する。そして、その電子楽器は、演奏データを情報処理装置に出力する。
より具体的には、電子楽器は、ユーザによる第1演奏操作に応じて第1演奏データを生成するとともに、生成された第1演奏データを出力する。また、電子楽器は、ユーザによる第2演奏操作に応じて第2演奏データを生成するとともに、生成された第2演奏データを出力する。例えば第2演奏操作は、第1演奏操作に続く操作である。電子楽器は、ユーザによる第3演奏操作に応じて第3演奏データを生成するとともに、生成された第3演奏データを出力する。例えば第3演奏操作は、第2演奏操作に続く操作である。電子楽器は、例えば、キーボード、電子ピアノ、エレキギター、または電子バイオリン等である。ただし、電子楽器は、上述したものに限らず、実施の形態に応じて適宜選択されてよい。
情報処理装置は、受信した演奏データを解析し、画像データに変換する。より具体的には、情報処理装置は、取得される第1演奏データに基づいて判定できる情報(例えば、音名、コード種別等)に応じて、第1画像(キャラクタ)データを出力する。また、情報処理装置は、第1演奏データの取得後に取得される第2演奏データが、設定された条件を満たすか否かを判定し、設定された条件を満たすと判定された場合に、第2演奏データの取得後に取得される第3演奏データに基づいて判定できる情報(例えば、音名、コード種別等)が、たとえ第1演奏データに基づいて判定できる情報と同じあったとしても、第1画像データとは異なる態様の第2画像(キャラクタ)データを出力する。情報処理装置は、例えば、PC(パーソナルコンピュータ)である。なお、「設定」、または「登録」は、基本的には「記憶」と同様の意味である。また、「設定された条件」の具体例については後述する。
ディスプレイ装置は、ユーザの演奏に基づく画像を表示する。より具体的には、ディスプレイ装置は、情報処理装置から受信する画像データを表示部にて表示する。
<0−3>適用例の動作
次に、適用例に係る演奏データ表示システムの動作の一例について説明する。
ユーザが電子楽器を用いて演奏を開始すると、情報処理装置は演奏に対して音楽解析を行う。具体的には、情報処理装置は、演奏データに含まれる音名(またはコード)に応じて、第1画像グループ(例えば虫のキャラクタを複数含むキャラクタグループ)のなかに含まれる画像(例えばかぶとむしのキャラクタ)を決定し、設定された第1条件(例えばコード進行に応じた表示)に従った軌道に沿って、リアルタイムに描画する。これにより、ディスプレイ装置には、第1画像グループのなかに含まれる画像(キャラクタ)がリアルタイムに表示される。なお、ここでの「リアルタイム」とは、演奏のタイミングと画像(キャラクタ)の表示タイミングと、は必ずしも同タイミングである必要はない。また、演奏に合わせて画像(キャラクタ)が表示される画像を、例えばリアルタイム画像と記載しても良い。つまり、リアルタイム画像の中に、複数の画像(キャラクタ)が描画されることになる。リアルタイム画像の描画方法については後述する。
ユーザが電子楽器を演奏している最中に、情報処理装置内に設定(記憶、または登録)された条件を満たす演奏を行った場合、情報処理装置は第1画像グループ(例えば虫のキャラクタを複数含むキャラクタグループ)から第2画像グループ(例えば動物のキャラクタを複数含むキャラクタグループ)に切り換え、演奏データに含まれる音名(またはコード)に応じて、第2画像グループ(例えば動物のキャラクタを複数含むキャラクタグループ)のなかに含まれる画像(例えばきりんのキャラクタ)を決定し、設定された第1条件(例えばコード進行に応じた表示)に従った軌道に沿って、リアルタイムに描画する。これにより、ディスプレイ装置には、第2画像グループのなかに含まれる画像(キャラクタ)がリアルタイムに表示される。なお、画像グループを切り替えることを「描画設定変更」などとも記載する。
また、ユーザが電子楽器の演奏を終了した後、情報処理装置は設定された第2条件(例えば渦巻表示)に従って、ディスプレイ装置に画像データを表示させる。なお、このような画像を、例えば演奏後画像と記載しても良い。この演奏後画像としては、ユーザの演奏の始めから終わりまでに解析された画像(キャラクタ)が第2条件(例えば渦巻表示)に従って、描画される画像である。
<0−4>適用例の効果
以上のように、適用例に係る演奏データ表示システムによれば、ユーザが電子楽器を演奏している最中に、予め設定された条件を満たすことで、表示する画像のグループを変更できる。換言すると、適用例に係る演奏データ表示システムによれば、ユーザの演奏中に、演奏と無関係な特有な操作を行うことなく、画像に関する設定(描画設定)を適宜行う事ができる。そのため、演奏データ表示システムは、ユーザが演奏に集中したまま、表現力の高い画像を生成することができる。
<1>実施形態
<1−1>構成
<1−1−1>演奏データ表示システム
以下、図2を参照して、実施形態に係る演奏データ表示システムについて説明する。
図2は、実施形態に係る演奏データ表示システムの概要を示す図である。
図2に示すように、演奏データ表示システムは、例えば情報処理装置(電子機器)1と、電子楽器2と、スピーカ3と、ディスプレイ装置4と、を備えている。
<1−1−2>電子楽器
以下、図2及び図3を参照して、実施形態に係る電子楽器について説明する。図3は、実施形態に係る電子楽器の制御システムのハードウェアを示す図である。
図2及び図3に示すように、本実施形態の情報処理装置1が接続される電子楽器2は、例えば、電子ピアノ、シンセサイザーや電子オルガン等の電子鍵盤楽器である。
電子楽器2は、複数の鍵11と、表示部20と、操作部30と、発音部40と、を備えている。
また、電子楽器2は、図3に示すように、押鍵検出部50と、記憶部60と、制御部70と、通信部80と、を備えている。
鍵11は、演奏者が音高を指定する操作子であり、演奏者が鍵11を押鍵及び離鍵することで、電子楽器2は、指定された音高に対応する音の発音及び消音を行う。
表示部20は、例えば、タッチパネル付きの液晶モニタを有し、演奏者の操作部30の操作に伴うメッセージの表示等を行う部分である。
なお、本実施形態では、表示部20がタッチパネル機能を有しているため、表示部20は、操作部30の一端を担うことができるようになっている。
操作部30は、演奏者が各種の設定等を行う操作ボタンを有し、音量調整等の各種の設定操作等を行うための部分である。
発音部40は、音を出力する部分であり、SPアンプ41(スピーカーアンプ)と、スピーカ42と、HPアンプ43(ヘッドホンアンプ)と、スピーカ3(またはヘッドホン)のプラグを差し込むHPジャック44(ヘッドホンジャック)と、HPジャック44にスピーカ3(またはヘッドホン)のプラグが差し込まれたことを検知するHPジャック挿入検出部45と、を有している。
スピーカ3(またはヘッドホン)のプラグがHPジャック44に挿入されると、HPジャック挿入検出部45がその挿入を検出して、音の出力がHPジャック側に行われ、逆に、HPジャック挿入検出部45がプラグの挿入を検知していないときには、音の出力がスピーカ42側に行われる。
なお、スピーカ3の代わりに発音部40を用いても良い。
押鍵検出部50は、鍵11の押鍵及び離鍵を検知する部分であり、例えば、各鍵11の下側にラバースイッチが設けられ、そのラバースイッチによって、押鍵及び離鍵が検出される。
記憶部60は、読み取り専用の記憶部であるROM61と、読み書きが可能な記憶部であるRAM62と、を備えている。
ROM61は、例えば、制御部70が実行する制御プログラム(例えば、レッスンモードプログラム用のプログラム等)や各種データテーブル等を記憶している。
RAM62は、それぞれの鍵11に対応した楽音データ、楽曲データ等のデータが記憶される記憶領域であるとともに、演奏中に制御部70が生成するデータや制御用プログラムを展開させるための一時記憶領域としても機能する。
制御部70は、電子楽器2全体の制御を司る部分である。制御部70は、例えばLSI(Large Scale Integration)である。
そして、制御部70は、例えば、鍵11の押鍵に応じて楽音を発音部40から発音させる制御や鍵11の離鍵に応じて発音部40から発音されている楽音を消音する制御等を行う。
通信部80は、外部機器との間で通信を行うための無線ユニットや有線ユニットを備えており、本実施形態では、情報処理装置1が有線接続されており、後ほど説明するように、情報処理装置1にデータの送信が行われる。
ただし、通信部80は、送信機能だけを行うものに限定される必要はなく、受信機能を併せ持っていてもよい。
そして、上記で説明した各部(表示部20、操作部30、発音部40、押鍵検出部50、記憶部60、制御部70、及び通信部80)は、バス100で通信可能に接続されており、各部間で必要なデータのやり取りが行えるようになっている。
<1−1−3>情報処理装置
続いて、図2及び図4を参照して、情報処理装置について説明する。図4は、実施形態に係る情報処理装置のハードウェアを示す図である。
情報処理装置1は、本実施形態では、図2に示すように、PCであり、後述するような画像をディスプレイ装置4に表示させるためのアプリケーションがインストールされている。
ただし、情報処理装置1は、PCに限定される必要はなく、タブレット型の携帯端末等であってもよい。
また、情報処理装置1は、電子楽器2からMIDIコードを受信して曲データを再生させるシーケンサ等を備えていてもよい。
図4に示すように、情報処理装置1は、主に、操作部101と、表示部102と、通信部103と、音出力部104と、制御部105と、記憶部106と、を備えている。
操作部101は、例えば、情報処理装置1の電源のON/OFFを行うための電源スイッチ等のスイッチ類を含む。
表示部102は、液晶モニタを有し、画像を表示できる。表示部102は、タッチパネル機能を有しても良い。その場合、表示部102は、操作部101の一端を担うことができる。なお、ディスプレイ装置4の代わりに表示部102を用いても良い。
通信部103は、他の機器等との間で通信を行うための無線ユニットや有線ユニットを備えている。通信部103は、例えば電子楽器2の通信部に有線接続され、電子楽器2からのデータを受信する。また、通信部103は、例えばディスプレイ装置4の通信部に有線接続され、ディスプレイ装置4にデータを送信する。
音出力部104は、音を出力する部分であり、スピーカやイヤホンジャック等を有している。
記憶部106は、読み取り専用の記憶部である読み書きが可能な記憶部であるRAM(Random Access Memory)1061と、ROM(Read Only Memory)1062と、を備えている。
RAM1061は、揮発性メモリを含み、制御プログラムを動作させる上で必要なデータが記憶される記憶領域であるとともに、制御部105が生成するデータ、電子楽器2から送られたデータ(音高情報を含む演奏情報)、及び、アプリケーションを展開させるための一時記憶領域等としても機能する。
ROM1062は、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable Programmable ROM)といった不揮発性の半導体メモリであって、いわゆる二次記憶装置又は補助記憶装置としての役割を担う。
ROM1062は、プログラム10621及びテーブル10622を記憶する。プログラム10621は、制御部105が各種処理を行うために使用する。テーブル10622は、演奏情報と画像とを紐付けしたテーブルである。
制御部105は、情報処理装置1全体の制御を司る部分である。制御部105は、例えばCPU(Central Processing Unit)を備える。制御部105は、記憶部106のROM1062に格納されたプログラム10621を読み出し、記憶部106のRAM1061をワークエリアとして用いることにより、情報処理装置1を統括制御する。
次に、実施形態に係る情報処理装置1の制御部105の機能構成について説明する。制御部105は、ROM1062に格納されたプログラム10621を読み出して実行することにより、演奏判定部1051と、画像決定部1052と、画像情報出力部1053と、条件判定部1054と、演奏終了判定部1055と、条件登録部1056と、として機能する。なお、演奏判定部1051と、画像決定部1052と、画像情報出力部1053と、条件判定部1054と、演奏終了判定部1055と、条件登録部1056と、は、それぞれプログラムではなく、回路構成によって実現されても良い。
演奏判定部1051は、通信部103を介して電子楽器2から受け付けた演奏情報(演奏データ)に基づいて、曲の調性(例えば、ハ長調からロ短調の24種類)、音名(例えば、ド、レ、ミ…)、コード種別(例えば、Major、Mimor、Sus4、Aug、Dim、7th等)、ベロシティ値(MIDI規格において音の強弱を表す数値)、音長、シンコペーション、コード機能、及びコード進行を判定する。なお、曲の調性、音名、コード種別、ベロシティ値、音長、シンコペーション、コード機能、及びコード進行の判定方法は、どのようなものでも良い。
画像決定部1052は、電子楽器2から演奏情報を受け付ける毎に、演奏判定部1051により判定された情報に基づいて、画像グループ(キャラクタグループ)の中に含まれる何れかの画像データ(キャラクタ)を決定する。
ここで、図5を参照して、演奏判定部1051により判定された情報と、画像データとの関係について説明する。図5は、ROM1062のテーブル10622に、記憶されているテーブルの一例を示す図である。
図5に示すように、テーブル10622には、例えば音名(ここでは、ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シの例)に対応して画像(キャラクタ)が設定された第1画像グループと、第2画像グループと、が記憶されている。第1画像グループと、第2画像グループの選択方法については後述する。また、テーブル10622には、これに限らず、他の音名(例えば、ド♯等)や、コード種別に応じた画像も記憶されていて良い。例えば、第1画像グループと、第2画像グループと、においては、同じ音名であっても異なる態様の画像が割り当てられている。
例えば、画像決定部1052は、受信した演奏情報に含まれる音名が「ド」であると判定すると、テーブル10622の第1画像グループの「蝶」の画像(キャラクタ)を決定する。
ここで、図6を参照して、画像(キャラクタ)の表示方法について説明する。図6は、画像(キャラクタ)の表示例について示した図である。
図6に示すように、テーブル10622に記憶されている画像(キャラクタ)は、例えば、基本形である。画像決定部1052は、演奏情報に含まれるベロシティ値に基づいて、ディスプレイ装置4に表示する画像(キャラクタ)のサイズを決定する。基本形のサイズは高さHB、幅WBと決まっている。そして、例えば、ベロシティ値に基づいて、高さHB、及び幅WBのパーセンテージを変更することで、高さHC、及び幅WCへと変更する。また、画像決定部1052は、ランダムに画像(キャラクタ)の基本形をR度回転させたり、左右反転させたり、色を変更しても良い。なお、ここでは詳細に記載しないが、画像決定部1052は、ここに示さない情報に基づいて、サイズ、回転、反転、または色を適宜変更しても良い。
画像決定部1052は、リアルタイム画像を表示させる際において、演奏情報(例えばコード進行)に基づいて、ディスプレイ装置4の表示部において画像(キャラクタ)を配置する軌道パターン(第1条件)を決定する。軌道パターン(第1条件)は、例えばROM1062に記憶されている。ここで、図7を参照して、画像(キャラクタ)を表示する際の軌道パターンの一例について説明する。図7は、ディスプレイ装置4の表示部401に表示されるリアルタイム画像における画像(キャラクタ)の軌道パターンの一例について示した図である。
図7に示すように、軌道パターンの一例としては、リアルタイム画像の上半分(1st(U)を参照)においては、矢印A1に沿った仮想の矢印上に画像(キャラクタ)が順に配置され、矢印A1に続いて、リアルタイム画像の下半分(1st(L)を参照)の矢印A2に沿った仮想の矢印上に画像(キャラクタ)が順に配置される。なお、軌道パターンの仮想の矢印(A1、A2)上に各画像(キャラクタ)の少なくとも一部が重なるように、各画像(キャラクタ)が配置される。
画像決定部1052は、ユーザの演奏後にディスプレイ装置4に表示させるための演奏後画像の軌道パターン(第2条件)を生成する。画像決定部1052は、それぞれの演奏情報に対応付けた画像(キャラクタ)を配置する軌道パターン(第2条件)を生成する。画像決定部1052は、演奏判定部1051が算出した演奏時間に基づいて演奏の軌道パターン(第2条件)の長さを決定する。例えば、演奏時間が第1演奏時間長の場合の軌道パターン(第2条件)の長さである第1長と、演奏時間が第2演奏時間長の場合の軌道パターン(第2条件)の長さである第2長とについて、第1演奏時間長が第2演奏時間長よりも短い場合、第1長は第2長よりも短くなる。
図8を参照して、画像決定部1052が生成する軌道パターン(第2条件)の一例を説明する。図8は、画像決定部1052が生成する軌道パターン(第2条件)の一例である渦巻線を示す図である。
画像決定部1052は、演奏後画像を生成する際、図8に示すような矢印に沿った仮想の渦巻線上に画像(キャラクタ)が、「演奏の始め」から「演奏の終わり」に向かって順に配置される。
なお、例えば、「演奏の始め」の位置と、「演奏の終わり」の位置と、は固定され、演奏の時間が長くなるにつれて、渦巻線状の軌道パターン(第2条件)の長さが伸びる。
画像情報出力部1053は、画像決定部1052が生成した軌道パターン(第2条件)上に、演奏情報について対応付けた画像(キャラクタ)を配置してリアルタイム画像または演奏後画像を生成し、画像を表示するための情報である画像情報を生成する。
条件判定部1054は、通信部103を介して取得される演奏データが、設定された条件を満たすか否かを判定する。条件判定部1054は、通信部103を介して取得される演奏データが、設定された条件を満たすと判定する場合、その旨を、画像決定部1052に通知する。なお、この条件は、例えばRAM1061に設定(記憶)されている。
画像決定部1052は、条件判定部1054から、条件を満たしたという通知を受信すると、画像グループ(キャラクタグループ)を、第1画像グループから第2画像グループに切り替える。具体的には、画像決定部1052は、条件を満たしたと判定された演奏情報に続く演奏情報に関連し、且つ演奏判定部1051により判定された情報に基づいて、異なる画像グループ(例えば第2画像グループ)の中に含まれる何れかの画像データ(キャラクタ)を決定する。
演奏終了判定部1055は、少なくとも演奏情報の入力を或る時間受け付けないこと、及び通信部103を介して演奏終了を示す情報を受け付けたこと、のいずれかにより演奏が終了したか否かを判定する。
条件登録部1056は、条件判定部1054にて用いられ、RAM1061に記憶されている条件を任意に変更することができる。
そして、上記で説明した各部(操作部101、表示部102、通信部103、音出力部104、制御部105及び記憶部106)は、バス107で通信可能に接続されており、各部間で必要なデータのやり取りが行えるようになっている。
<1−1−4>スピーカ
スピーカ3は、発音部40は、音を出力する部分である。スピーカ3は、電子楽器2のHPジャック44に接続することにより、HPジャック44から音の信号を受信し、音の出力を行う。
<1−1−5>ディスプレイ装置
ディスプレイ装置4は、表示部401として液晶モニタを有し、画像を表示できる。ディスプレイ装置4は、情報処理装置1の通信部103に有線接続され、情報処理装置1からのデータを受信する。そして、ディスプレイ装置4は、表示部401に、データに基づく画像を表示する。
<1−2>動作
<1−2−1>フローチャート
次に、図9を参照して、情報処理装置1の動作を説明する。図9は、情報処理装置1の動作を示すフローチャートである。
なお、以下の説明では、情報処理装置1の通信部103と電子楽器2の通信部80の間は、接続されているものとする。また、これから説明するように、情報処理装置1の制御部105は、画像をディスプレイ装置4に表示させるためのアプリケーションを起動しているものとする。
ユーザが、演奏のために、電子楽器2の鍵11を押鍵すると、押鍵検出部50によって鍵11の押鍵が検出されることになる。
そして、鍵11の押鍵が検出されると、電子楽器2の制御部70は、その押鍵された鍵11に対応する演奏情報(例えば、音高情報等(ノートナンバーやベロシティ値等)を含むノートオン)を生成する。そして、電子楽器2の制御部70は、スピーカ3(または発音部40)から、その演奏情報に応じた音を発音させる制御を行う。
一方、ユーザが、押鍵していた鍵11を離鍵すると、押鍵検出部50によって鍵11の離鍵が検出されることになる。
そして、鍵11の離鍵が検出されると、電子楽器2の制御部70は、その離鍵された鍵11に対応する演奏情報(例えば、ノートオフ)を生成する。そして、電子楽器2の制御部70は、スピーカ3(または発音部40)から、その演奏情報に応じた音を消音させる制御を行う。
そして、この電子楽器2の制御部70が生成する演奏情報は、電子楽器2の通信部80から情報処理装置1の通信部103に送信される。
≪S1001≫
図9に示すように、情報処理装置1の制御部105は、電子楽器2から送信された演奏情報が情報処理装置1の通信部103で受信され、演奏情報の入力が有ったかを判定(ステップS1001)する。情報処理装置1の制御部105は、演奏情報の入力がない場合(ステップS1001:NO)、ステップS1006に進む。
≪S1002≫
そして、電子楽器2から送信された演奏情報が情報処理装置1の通信部103で受信されると(ステップS1001:YES)、情報処理装置1の制御部105は、演奏情報の入力を受付ける受付処理を実行し、ステップS1002の演奏判定処理(音楽解析、または音楽解析処理と記載しても良い)を実行する。
具体的には、情報処理装置1の制御部105(演奏判定部1051)は、ステップS1002の演奏判定処理として、受付けた演奏情報に基づき、例えば、曲の調性、音名、コード種別、ベロシティ値、音長、シンコペーション、コード機能、及びコード進行の判定等を行う。
ただし、ステップS1002の演奏判定処理として、情報処理装置1の制御部105(演奏判定部1051)は、曲の調性、音名、コード種別、ベロシティ値、音長、シンコペーション、コード機能、及びコード進行の判定のうちのいずれかを行うものとしてもよい。
ステップS1002の演奏判定処理として、具体的に、どのようなものが判定されているのか等の詳細については、次のステップS1003のところで説明する。
≪S1003≫
情報処理装置1の制御部105(画像決定部1052)は、ステップS1002の演奏判定処理を終えると、ステップS1003に進み、演奏情報を受付けたタイミングに合せて、演奏情報に応じたリアルタイム画像を生成する。そして、情報処理装置1の制御部105(画像情報出力部1053)は、ディスプレイ装置4に出力して表示するリアルタイム画像出力処理を実行する。
なお、上述した「演奏情報を受付けたタイミングに合せて」とは、時間的に同時を意味するものではなく、演奏情報を受付けるごとに、を意味する点に留意されたい。
本実施形態では、情報処理装置1の記憶部106に記憶されている基礎となる画像をコンピュータグラフィックス(CG)で加工してリアルタイム画像を作成してディスプレイ装置4に表示させるようにしているが、ディスプレイ装置4に表示させるリアルタイム画像は、このような手法によるものに限定される必要はなく、演奏情報に応じたリアルタイム画像であればよい。
≪S1004≫
情報処理装置1の制御部105(条件判定部1054)は、演奏データが、設定された条件を満たすか否かを判定する。なお、この設定された条件は、例えば、RAM1061に記憶されている。この設定された条件を満たすか否かを判定する例としては、ユーザが特定のフレーズをRAM1061等に登録(記憶)し、情報処理装置1の制御部105が、演奏情報に基づきRAM1061に登録された登録フレーズの演奏が行われたか否かを判定しても良い。なお、「フレーズ」とは、いくつかの音符からなる単位である。また、「フレーズ」は、複数のノート(またはノート番号)の集合を指しても良い。ノートとは、MIDIの用語で、電子楽器2の鍵11の番号(または音の高さ)を表す。また、この設定された条件を満たすか否かを判定する例としては、演奏中の曲が、転調したか否かを判定しても良い。また、この設定された条件を満たすか否かを判定する例としては、演奏中の曲のリズム(BPMの急激な変更、直近ベロシティ値の平均の急激な変更、拍子の変更、ブレイクの検出)が変わったか否かを判定しても良い。また、この設定された条件を満たすか否かを判定する例としては、ユーザが電子楽器2に付属されている図示しない特定のペダルを踏んだか否かを判定しても良い。また、この設定された条件を満たすか否かを判定する例としては、演奏中のフレーズが、直前のフレーズと比較して半音上がったか否かを判定しても良い。
≪S1005≫
情報処理装置1の制御部105(画像決定部1052、及び画像情報出力部1053)は、演奏データが、設定された条件を満たすと判定する場合(S1004:YES)、リアルタイム画像の描画設定を変更する。具体的には、情報処理装置1の制御部105(画像決定部1052、及び画像情報出力部1053)は、設定された条件を満たすと判定された演奏データの取得後に取得される演奏データに基づいて判定できる情報に応じてリアルタイム画像を生成する際に、画像グループを切り替え、異なる画像グループのなかに含まれるいずれかの画像データを表示させる。
≪S1006≫
情報処理装置1の制御部105(演奏終了判定部1055)は、電子楽器2から送信された演奏情報が情報処理装置1の通信部103で受信されない場合(ステップS1001:NO)、または演奏データが設定された条件を満たさないと判定する場合(S1004:NO)、またはステップS1005の後、演奏終了判定処理を行う。具体的には、情報処理装置1の制御部105は、演奏情報の入力無しで所定の時間経過するか否かを判定する。情報処理装置1の制御部105は、演奏情報の入力無しで所定の時間経過していない場合(ステップS1006:NO)、再び、ステップS1001に進み、演奏情報の入力が有ったか否かを判定する。
≪S1007≫
情報処理装置1の制御部105(演奏終了判定部1055)は、演奏情報の入力無しで所定の時間経過した場合(ステップS1006:YES)、つまり、演奏情報の受付が所定の時間検出されない場合、演奏が終了したものと判定する。情報処理装置1の制御部105(画像決定部1052、及び画像情報出力部1053)は、演奏が終了したものと判定する場合、ステップS1007に進んで、演奏後画像をディスプレイ装置4に出力して表示する演奏後画像出力処理を行い、全体の処理を終了する。
また、伴奏データを自動再生し、メロディを演奏者に指定させる場合に本実施形態を適用した場合には、伴奏データの自動再生が終了した時点で演奏が終了したものと判定して演奏後画像出力処理を行ってもよい。すなわち、情報処理装置1の制御部105が、演奏者による演奏終了を判定する理由はどのような理由であってもよく、情報処理装置1の制御部105が、演奏者による演奏終了を判定した時点で、演奏後画像出力処理が実行されればよい。
一方、情報処理装置1の制御部105は、演奏情報の入力無しで所定の時間経過していない場合(ステップS1006:NO)、再び、ステップS1001に進み、演奏情報の入力が有ったか否かを判定する。
<1−2−2>具体例
次に、情報処理装置1の動作の具体例を説明する。
具体例では、例えば、ユーザが「エリーゼのために」を弾く場合において、曲の任意のフレーズで画像グループを切り替える場合について説明する。
<1−2−2−1>フレーズ
図10を用いて、ユーザが画像グループを切り替えるフレーズについて説明する。図10は、ユーザが弾く譜面を示している。
例えば、ユーザが「エリーゼのために」を弾く場合において、図10に示す第3フレーズにて画像グループを切り替える場合、第3フレーズの直前のフレーズを第2フレーズとして、情報処理装置1に登録する。なお、「登録」とは、「記憶」と同様の意味である。また、第2フレーズよりも前のフレーズを第1フレーズとラベルする。
<1−2−2−2>登録方法
続いて、図11を用いて、フレーズの登録方法について説明する。図11は、図9のステップS1004にて、情報処理装置1の制御部105が判定するための「設定された条件」の登録方法の一例を示したフローチャートである。ユーザが図10に示した第3フレーズにて画像グループを切り替えるためには、第2フレーズを情報処理装置1に登録する必要がある。
≪S2001≫
ユーザは、例えば情報処理装置1の表示部102に表示されたアプリケーションのメニュー画面から、登録ボタン(または登録アイコン)を押すことで、描画設定変更フレーズ登録の機能を選択する。描画設定変更フレーズ登録の機能は、例えば条件登録部1056で実行される。
≪S2002≫
情報処理装置1の制御部105は、描画設定変更フレーズ登録の機能が選択されると、電子楽器2から送信された演奏情報が情報処理装置1の通信部103で受信され、演奏情報の入力が有ったかを判定(ステップS2002)する。情報処理装置1の制御部105は、演奏情報の入力がない場合(ステップS2002:NO)、ステップS2004に進む。
≪S2003≫
情報処理装置1の制御部105は、演奏情報の入力がある場合(ステップS2002:YES)、演奏情報を情報処理装置1の記憶部106(例えばRAM1061)に記憶する。RAM1061に記憶される演奏情報としては、例えば「ノート(またはノート番号)」である。
≪S2004≫
情報処理装置1の制御部105は、「演奏情報なしで所定の時間が経過」したか否か、または「最大ノート数に到達」したか否かを判定する。最大ノート数とは、登録フレーズとして記憶できるノート数の最大値であり、適宜変更可能である。登録フレーズとは、ユーザによって登録された「フレーズ」の総称である。
情報処理装置1の制御部105は、「演奏情報なしで所定の時間が経過」していない、または「最大ノート数に到達」していない、と判定する場合(S2004:NO)は、ステップS2002を繰り返す。
≪S2005≫
情報処理装置1の制御部105は、「演奏情報なしで所定の時間が経過」している、または「最大ノート数に到達」している、と判定する場合(S2004:YES)は、RAM1061に記憶された複数のノートを「フレーズ」としてRAM1061に登録(記憶)する。
そして、例えばユーザが画像グループを選択することで、情報処理装置1の制御部105は、RAM1061に登録された「フレーズ」と、画像設定ファイルと、を関連付ける。換言すると、情報処理装置1の制御部105は、「フレーズ」を検出した時の画像グループを指定する。なお、「フレーズ」と、画像グループとの関連付け情報は、例えばRAM1061に記憶される。
<1−2−2−3>フレーズ検出方法
続いて、図12を用いて、フレーズの検出方法について説明する。図12は、図9のステップS1004における「設定された条件」の判定方法の具体例を示すフローチャートである。フレーズの検出は、図9に示したステップS1004にて行われる。
図9に示したステップS1004においては、情報処理装置1の制御部105は、演奏データが、設定された条件を満たすか否かを判定する。本具体例では、設定された条件を満たすか否かを判定する際に、演奏データから設定されたフレーズの演奏が行われたものであるか否かを判定する。以下では、演奏データから設定されたフレーズの演奏が行われたものであるか否かを判定する場合における具体的なフローチャートについて説明する。
≪S3001≫
情報処理装置1の制御部105は、入力された演奏情報に含まれるノートと、RAM1061に記憶されている登録フレーズの1音目のノートと、が一致しているか否かを判定する。
≪S3002≫
情報処理装置1の制御部105は、入力された演奏情報に含まれるノートと、RAM1061に記憶されている登録フレーズの1音目のノートと、が一致していると判定する場合(S3001:YES)、RAM1061に記憶されている登録フレーズのノートが終了したか否かを判定する。
≪S3003≫
情報処理装置1の制御部105は、RAM1061に記憶されている登録フレーズのノートが終了したと判定する場合(S3002:YES)、入力された演奏情報は、登録フレーズであると判定する。つまり、情報処理装置1の制御部105は、「フレーズ」を検出することとなる。
これにより、図9に示したステップS1004においては、情報処理装置1の制御部105は、演奏データが、設定された条件を満たす(S1004:YES)と判定することとなる。
≪S3004≫
情報処理装置1の制御部105は、RAM1061に記憶されている登録フレーズのノートが終了していないと判定する場合(S3002:NO)、入力された演奏情報(ノート)と、登録フレーズのノートとの誤差(ノート番号の差)を計算する。なお、情報処理装置1の制御部105は、ステップS3004を行う度に、誤差を累計する。このような累計を、例えば累計誤差等と記載する。
≪S3005≫
情報処理装置1の制御部105は、ステップS3004にて計算された累計誤差が、閾値よりも大きい(累計誤差>閾値)か否かを判定する。この閾値とは、例えば、RAM1061またはROM1062に記憶され、適宜設定可能である。
例えば、ユーザが弾いたフレーズは登録フレーズではないが、たまたま登録フレーズと同じ音を含んでいる場合や、ユーザが登録フレーズを弾いているが、ミスしている場合がある。ユーザが弾いたフレーズは登録フレーズでない場合は、画像グループを切り替えるのは、ユーザが望んだ動作ではないので、好ましくない。そのため、情報処理装置1の制御部105は、ステップS3005によって、ユーザが弾いたフレーズは登録フレーズでないと適切に判定する必要がある。また、ユーザが登録フレーズを弾いているにも関わらず、ミスしただけで登録フレーズでないと判定するのは、ユーザにとって酷である。演奏データ表示システムは、そもそもユーザの楽器の練習を支援することが目的の一つである。そのため、ユーザが登録フレーズを適切に弾けないことを想定する必要がある。そこで、情報処理装置1の制御部105は、ステップS3005によって、ユーザが登録フレーズを弾こうとしたと適切に判定する必要がある。
≪S3006≫
情報処理装置1の制御部105は、累計誤差が、閾値よりも大きいと判定しない場合(S3005:NO)、登録フレーズの次のノートを選択する。そして、ステップS3002に移行する。
≪S3007≫
情報処理装置1の制御部105は、累計誤差が、閾値よりも大きいと判定する場合(S3005:YES)、入力された演奏情報は、登録フレーズではない、と判定する。
これにより、図9に示したステップS1004においては、情報処理装置1の制御部105は、演奏データが、設定された条件を満たさない(S1004:NO)と判定することとなる。つまり、情報処理装置1の制御部105は、「フレーズ」を検出できなかったこととなる。
<1−2−2−4>リアルタイム画像の描画例
続いて、図13及び図14を用いて、ユーザが図10における第2フレーズを弾き、その後第3フレーズを弾くことで、画像グループが切り替わる様子を説明する。図13は、ユーザが図10における第2フレーズを弾いている場合における、リアルタイム画像を示している。図14は、ユーザが図10における第3フレーズを弾いている場合における、リアルタイム画像を示している。ここでは、図10に示す第2フレーズが、図11に示す動作によって、RAM1061に登録されているものとする。そして、情報処理装置1の制御部105は、図9及び図12に示す動作を行う。また、ここでは、一例として、登録フレーズを弾くことで第1画像グループから2画像グループに切り替わる例について説明する。
図13に示すように、ユーザが図10における第2フレーズを弾く場合、情報処理装置1の制御部105は、リアルタイム画像として、第1画像グループに含まれる画像(虫のキャラクタ)をディスプレイ装置4に表示させる(図中のB1〜B10参照)。この際、例えば、矢印A1に沿って画像(虫のキャラクタ)が表示される。なお、情報処理装置1の制御部105は、リアルタイム画像を表示させつつ、図12で説明した動作を行い、第2フレーズが登録フレーズであることを判定する。
ユーザが第2フレーズを弾くことにより、情報処理装置1の制御部105は、画像グループを、第1画像グループから第2画像グループに切り替える。図14に示すように、ユーザが図10における第3フレーズを弾く場合、情報処理装置1の制御部105は、リアルタイム画像として、第2画像グループに含まれる画像(動物のキャラクタ)をディスプレイ装置4に表示させる(図中のC1〜C11参照)。この際、例えば、矢印A2に沿って画像(動物のキャラクタ)が表示される。
このように、ユーザは、事前に画像グループを切り替えるフレーズを情報処理装置1に登録することで、情報処理装置1が登録フレーズを認識し、画像グループを切り替える。そのため、ユーザは、任意のタイミングで任意の画像(キャラクタ)を表示することができる。
<1−2−2−5>演奏後画像の描画例
続いて、図15を用いて、ユーザが図10に示す曲の演奏を終了した後の演奏後画像について説明する。図15は、ユーザが図10に示す曲の演奏を終了した後の演奏後画像を示している。ここでは、図13及び図14で説明した例と同様に、一例として、登録フレーズを弾くことで第1画像グループから2画像グループに切り替わる例について説明する。
情報処理装置1の制御部105は、ユーザが演奏を終了したと判定すると、演奏後画像をディスプレイ装置4に表示させる。 図15に示すように、情報処理装置1の制御部105は、第2フレーズに対応する個所には第1グループの画像(虫のキャラクタ)を配置し(図中のB1〜B10参照)、第3フレーズに対応する個所には第2グループの画像(動物のキャラクタ)を配置する(図中のC1〜C11参照)。
これにより、上述した効果と同様の効果を得ることができる。
<1−3>効果
上述した実施形態によれば、ユーザの演奏(音楽)に合わせて画像を描く演奏データ表示システムにおいて、演奏データが、設定された条件を満たすと判定する場合、描画する画像に用いられる画像グループを切り替える。
例えば、ユーザの演奏(音楽)に合わせて画像を描く演奏データ表示システムは、ユーザの電子楽器の練習意欲を掻き立てることができる。そこで、更に、上述した実施形態を採用することにより、描画のために演奏と無関係な操作を行うことなく描画設定を変更することができる。そのため、描画のために演奏と無関係な特有の操作を行うことなく、描画表現の幅を広げることが出来るとともに、確実に表現変更の演出が可能となる。その結果、ユーザを演奏に集中させつつ、演奏によって描画される画像の表現力が向上することができる。これにより、ユーザの電子楽器の練習意欲を更に掻き立てることができる。
<2>その他
なお、上述した実施形態において、情報処理装置1の制御部105は、図9のステップS1005における描画設定変更の際、画像グループの切り替えを行っている。しかし、これに限らず、例えば、「明るさの変更」、「画像(キャラクタ)のサイズの変更」、「背景色(リアルタイム画像、または演奏後画像の背景の色)や、画像(キャラクタ)の色テーブルの変更」、「特定の条件を満たす際に表示される画像(ボーナスキャラクタ)の種類の変更」、または「画像(キャラクタ)の動きを変更」等でも良い。なお、背景色(リアルタイム画像、または演奏後画像の背景の色)や、画像(キャラクタ)の色テーブルは、例えばROM1062に記憶されている。また、特定の条件を満たす際に表示される画像(ボーナスキャラクタ)とは、例えば情報処理装置1の制御部105がユーザの演奏のリズムなどが安定していると判定する場合に、リアルタイム画像に表示される画像である。また、画像(キャラクタ)はアニメーション等で動いても良い。また、複数の画像グループにおいて、同じ画像(キャラクタ)を含んでいても良い。
また、上述した実施形態において、情報処理装置1の制御部105は、図9のステップS1004において、演奏中の曲が、転調したか否かを判定しても良いと記載した。この場合、演奏開始直後は調判定の精度が低いので、演奏開始からある時間の間は、転調を検出することによる描画設定の変更は行わなくても良い。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
なお、上記実施形態は、以下の付記を含むものである。
≪付記1≫
情報処理装置のコンピュータに、
取得される第1演奏データに基づいて判定できる情報に応じて、第1画像データを表示させ、
前記第1演奏データの取得後に取得される第2演奏データが、設定された条件を満たすか否かを判定させ、
前記設定された条件を満たすと判定された場合に、前記第2演奏データの取得後に取得される第3演奏データに基づいて判定できる情報が、たとえ前記第1演奏データに基づいて判定できる情報と同じであったとしても、前記第1画像データとは異なる態様の第2画像データを表示させる、
プログラム。
≪付記2≫
前記第1画像データは、第1画像グループのなかに含まれ、
前記第2画像データは、第2画像グループのなかに含まれ、
前記第1画像グループ及び前記第2画像グループのなかには、同じ画像データが含まれていてもよい、
付記1に記載のプログラム。
≪付記3≫
前記設定された条件を満たすと判定される場合は、少なくとも取得された前記第2演奏データから設定されたフレーズの演奏が行われたものであると判定される場合、転調したと判定される場合及び、リズムが変わったと判定される場合、のいずれかを含む、
付記1又は2に記載のプログラム。
≪付記4≫
前記判定できる情報は、少なくとも音名及び、コード種別のいずれかを含む、
付記1乃至3のいずれか一項に記載のプログラム。
≪付記5≫
演奏終了か否かを判定させ、
演奏終了と判定されない場合は、設定された第1条件に従って、画像データを表示させ、
演奏終了と判定された場合に、設定された第2条件に従って、画像データを表示させる
付記1乃至4のいずれか一項に記載のプログラム。
≪付記6≫
情報処理装置のコンピュータに、
取得される第1演奏データに基づいて判定できる情報に応じて、第1画像データを表示させ、
前記第1演奏データの取得後に取得される第2演奏データが、設定された条件を満たすか否かを判定させ、
前記設定された条件を満たすと判定された場合に、前記第2演奏データの取得後に取得される第3演奏データに基づいて判定できる情報、たとえ前記第1演奏データに基づいて判定できる情報と同じあったとしても、前記第1画像データとは異なる態様の第2画像データを表示させる、
方法。
≪付記7≫
ディスプレイ装置と、
プロセッサと、を含み、前記プロセッサが、
取得される第1演奏データに基づいて判定できる情報に応じて、第1画像データの前記ディスプレイ装置への表示を指示し、
前記第1演奏データの取得後に取得される第2演奏データが、設定された条件を満たすか否かを判定し、
前記設定された条件を満たすと判定された場合に、前記第2演奏データの取得後に取得される第3演奏データに基づいて判定できる情報が、たとえ前記第1演奏データに基づいて判定できる情報と同じであったとしても、前記第1画像データとは異なる態様の第2画像データの前記ディスプレイ装置への表示を指示する、
電子機器。
≪付記8≫
電子楽器と、ディスプレイ装置と、を備え、
前記電子楽器は、
ユーザによる第1演奏操作に応じて第1演奏データを生成するとともに、生成された前記第1演奏データを前記ディスプレイ装置に出力し、
ユーザによる第2演奏操作に応じて第2演奏データを生成するとともに、生成された前記第2演奏データを前記ディスプレイ装置に出力し、
ユーザによる第3演奏操作に応じて第3演奏データを生成するとともに、生成された前記第3演奏データを前記ディスプレイ装置に出力し、
前記ディスプレイ装置は、
取得される前記第1演奏データに基づいて判定できる情報に応じて、第1画像データを表示し、
前記第1演奏データの取得後に取得される前記第2演奏データが、設定された条件を満たすか否かを判定し、
前記設定された条件を満たすと判定された場合に、前記第2演奏データの取得後に取得される前記第3演奏データに基づいて判定できる情報が、たとえ前記第1演奏データに基づいて判定できる情報と同じであったとしても、前記第1画像データとは異なる態様の第2画像データを表示する、
演奏データ表示システム。
1…情報処理装置
2…電子楽器
3…スピーカ
4…ディスプレイ装置
11…鍵
20…表示部
30…操作部
40…発音部
41…SPアンプ
42…スピーカ
43…HPアンプ
44…HPジャック
45…HPジャック挿入検出部
50…押鍵検出部
60…記憶部
61…ROM
62…RAM
70…制御部
80…通信部
100…バス
101…操作部
102…表示部
103…通信部
104…音出力部
105…制御部
106…記憶部
107…バス
401…表示部
1051…演奏判定部
1052…画像決定部
1053…画像情報出力部
1054…条件判定部
1055…演奏終了判定部
1056…条件登録部
1061…RAM
1062…ROM
10621…プログラム
10622…テーブル

Claims (8)

  1. 情報処理装置のコンピュータに、
    取得される第1演奏データに基づいて判定できる情報に応じて、第1画像データを表示させ、
    前記第1演奏データの取得後に取得される第2演奏データが、設定された条件を満たすか否かを判定させ、
    前記設定された条件を満たすと判定された場合に、前記第2演奏データの取得後に取得される第3演奏データに基づいて判定できる情報が、たとえ前記第1演奏データに基づいて判定できる情報と同じであったとしても、前記第1画像データとは異なる態様の第2画像データを表示させる、
    プログラム。
  2. 前記第1画像データは、第1画像グループのなかに含まれ、
    前記第2画像データは、第2画像グループのなかに含まれ、
    前記第1画像グループ及び前記第2画像グループのなかには、同じ画像データが含まれていてもよい、
    請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記設定された条件を満たすと判定される場合は、少なくとも取得された前記第2演奏データから設定されたフレーズの演奏が行われたものであると判定される場合、転調したと判定される場合及び、リズムが変わったと判定される場合、のいずれかを含む、
    請求項1又は2に記載のプログラム。
  4. 前記判定できる情報は、少なくとも音名及び、コード種別のいずれかを含む、
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載のプログラム。
  5. 演奏終了か否かを判定させ、
    演奏終了と判定されない場合は、設定された第1条件に従って、画像データを表示させ、
    演奏終了と判定された場合に、設定された第2条件に従って、画像データを表示させる
    請求項1乃至4のいずれか一項に記載のプログラム。
  6. 情報処理装置のコンピュータに、
    取得される第1演奏データに基づいて判定できる情報に応じて、第1画像データを表示させ、
    前記第1演奏データの取得後に取得される第2演奏データが、設定された条件を満たすか否かを判定させ、
    前記設定された条件を満たすと判定された場合に、前記第2演奏データの取得後に取得される第3演奏データに基づいて判定できる情報が、たとえ前記第1演奏データに基づいて判定できる情報と同じあったとしても、前記第1画像データとは異なる態様の第2画像データを表示させる、
    方法。
  7. ディスプレイ装置と、
    プロセッサと、を含み、前記プロセッサが、
    取得される第1演奏データに基づいて判定できる情報に応じて、第1画像データの前記ディスプレイ装置への表示を指示し、
    前記第1演奏データの取得後に取得される第2演奏データが、設定された条件を満たすか否かを判定し、
    前記設定された条件を満たすと判定された場合に、前記第2演奏データの取得後に取得される第3演奏データに基づいて判定できる情報が、たとえ前記第1演奏データに基づいて判定できる情報と同じであったとしても、前記第1画像データとは異なる態様の第2画像データの前記ディスプレイ装置への表示を指示する、
    電子機器。
  8. 電子楽器と、ディスプレイ装置と、を備え、
    前記電子楽器は、
    ユーザによる第1演奏操作に応じて第1演奏データを生成するとともに、生成された前記第1演奏データを前記ディスプレイ装置に出力し、
    ユーザによる第2演奏操作に応じて第2演奏データを生成するとともに、生成された前記第2演奏データを前記ディスプレイ装置に出力し、
    ユーザによる第3演奏操作に応じて第3演奏データを生成するとともに、生成された前記第3演奏データを前記ディスプレイ装置に出力し、
    前記ディスプレイ装置は、
    取得される前記第1演奏データに基づいて判定できる情報に応じて、第1画像データを表示し、
    前記第1演奏データの取得後に取得される前記第2演奏データが、設定された条件を満たすか否かを判定し、
    前記設定された条件を満たすと判定された場合に、前記第2演奏データの取得後に取得される前記第3演奏データに基づいて判定できる情報が、たとえ前記第1演奏データに基づいて判定できる情報と同じであったとしても、前記第1画像データとは異なる態様の第2画像データを表示する、
    演奏データ表示システム。
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