JP2021096065A - 給湯システム、給湯制御方法、給湯装置およびプログラム - Google Patents

給湯システム、給湯制御方法、給湯装置およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】蓄熱の利用効率を高め、圧力損失の低減を図って効率的な給湯を実現する。【解決手段】熱媒(ME1)を給水(W)に熱交換する熱交換器(10)と、前記熱媒の温度を検出する温度センサー(22)と、前記熱交換器とバイパス路(バイパス管16)に分配する前記給水の分配量を調整する水量調整手段(水量調整部12)と、前記蓄熱タンクから前記熱交換器に前記熱媒を循環させるポンプ(9)と、前記熱媒の検出温度により設定温度による給湯ができないと判断した場合、前記熱媒の検出温度が給水温度より所定温度だけ高い温度であれば、前記熱交換器の目標温度を前記熱媒温度より前記所定温度だけ低い温度になるように前記ポンプの回転数を制御する制御部(20)を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、蓄熱タンクに溜められる熱媒を給水に熱交換する熱交換器の制御技術に関する。
排熱を熱媒に熱交換し、この熱媒を蓄熱タンクに溜めて蓄熱することが行われている。この蓄熱タンクでは、下層側から低い温度の熱媒を加熱し、高温化して蓄熱タンクの上層側に戻す下層側から上層側に上昇勾配を持たせた所謂階層蓄熱方式が採用されている。このような蓄熱方式を利用した蓄熱タンクからの蓄熱利用は、上層側から熱媒を取出し、温水に熱交換することが行われている。
このような熱交換に関し、蓄熱タンクの熱媒を給水に熱交換した際、蓄熱タンクの蓄熱量によっては設定温度に給水を加熱する際、不足熱量が生じる。この不足熱量を補助加熱源によって補填し、設定温度に温水温度を上昇させることが知られている(特許文献1)。
特開2011−214793号公報
ところで、特許文献1記載の技術は、蓄熱タンクの蓄熱を給水加熱に効率的に利用でき、その実用性は高く評価されている。
しかしながら、蓄熱タンクの蓄熱が少ない場合でも、給水加熱に全面的に利用しようとすれば、熱交換器に流れる給水に対して熱媒の循環量を極限まで増加させることになる。このような制御では、熱交換器たとえば、プレート熱交換器では給水通路が細く、圧力損失を無視することができない。
また、蓄熱タンクにおける階層蓄熱の成層状態を乱すことは、熱交換効率が高くても蓄熱利用効率を低下させてしまうという課題がある。
そこで、この発明の目的は上記課題に鑑み、蓄熱の利用効率を高め、圧力損失の低減を図って効率的な給湯を実現することにある。
上記目的を達成するため、本発明の給湯システムの一側面によれば、蓄熱タンクに熱媒を溜め、該熱媒の熱を給水に熱交換する給湯システムであって、前記熱媒を給水に熱交換する熱交換器と、前記熱媒の温度を検出する温度センサーと、前記熱交換器とバイパス路に分配する前記給水の分配量を調整する水量調整手段と、前記蓄熱タンクから前記熱交換器に前記熱媒を循環させるポンプと、前記熱媒の検出温度により設定温度による給湯ができないと判断した場合、前記熱媒の検出温度が給水温度より所定温度だけ高い温度であれば、前記熱交換器の目標温度を前記熱媒温度より前記所定温度だけ低い温度になるように前記ポンプの回転数を制御する制御部とを備える。
この給湯システムにおいて、さらに、前記制御部が、前記熱媒の検出温度により設定温度による給湯ができないと判断した場合、前記熱媒の検出温度が給水温度より所定温度だけ高い温度でなければ、前記ポンプを停止するとともに、前記水量調整手段を制御して前記バイパス路のみに前記給水を流す。
この給湯システムにおいて、さらに、前記蓄熱タンクの前記熱媒を加熱する熱源に、燃料電池の排熱を前記熱媒に熱交換する燃料電池ユニットを備える。
上記目的を達成するため、本発明の給湯制御方法の一側面によれば、蓄熱タンクに熱媒を溜め、該熱媒の熱を給水に熱交換する給湯制御方法であって、熱交換器が、前記熱媒を給水に熱交換する工程と、温度センサーが、前記熱媒の温度を検出する工程と、水量調整手段が、前記熱交換器とバイパス路に分配する前記給水の分配量を調整する工程と、ポンプが、前記蓄熱タンクから前記熱交換器に前記熱媒を循環させる工程と、制御部が、前記熱媒の検出温度により設定温度による給湯ができないと判断した場合、前記熱媒の検出温度が給水温度より所定温度だけ高い温度であれば、前記熱交換器の目標温度を前記熱媒温度より前記所定温度だけ低い温度になるように前記ポンプの回転数を制御する工程とを含む。
この給湯制御方法において、さらに、前記制御部が、前記熱媒の検出温度により設定温度による給湯ができないと判断した場合、前記熱媒の検出温度が給水温度より所定温度だけ高い温度でなければ、前記ポンプを停止するとともに、前記水量調整手段を制御して前記バイパス路のみに前記給水を流す工程を含む。
この給湯制御方法において、さらに、燃料電池ユニットが、燃料電池の排熱を前記熱媒に熱交換して前記熱媒を加熱する工程を含む。
上記目的を達成するため、本発明の給湯装置の一側面によれば、蓄熱タンクに熱媒を溜め、該熱媒の熱を給水に熱交換する給湯装置であって、前記熱媒を給水に熱交換する熱交換器と、前記熱媒の温度を検出する温度センサーと、前記熱交換器とバイパス路に分配する前記給水の分配量を調整する水量調整手段と、前記蓄熱タンクから前記熱交換器に前記熱媒を循環させるポンプと、前記熱媒の検出温度により設定温度による給湯ができないと判断した場合、前記熱媒の検出温度が給水温度より所定温度だけ高い温度であれば、前記熱交換器の目標温度を前記熱媒温度より前記所定温度だけ低い温度になるように前記ポンプの回転数を制御する制御部とを備える。
この給湯装置において、さらに、前記制御部が、前記熱媒の検出温度により設定温度による給湯ができないと判断した場合、前記熱媒の検出温度が給水温度より所定温度だけ高い温度でなければ、前記ポンプを停止するとともに、前記水量調整手段を制御して前記バイパス路のみに前記給水を流す。
この給湯装置において、さらに、前記蓄熱タンクの前記熱媒を加熱する熱源に、燃料電池の排熱を前記熱媒に熱交換する熱交換器を含む燃料電池ユニットを備える。
上記目的を達成するため、本発明のプログラムの一側面によれば、コンピュータに実行させるためのプログラムであって、温度センサーが検出した前記熱媒の検出温度を取り込む機能と、前記熱交換器とバイパス路に分配する前記給水の分配量を水量調整手段に調整させる機能と、前記蓄熱タンクから前記熱交換器に前記熱媒をポンプより循環させる機能と、前記熱媒の検出温度により設定温度による給湯ができないと判断した場合、前記熱媒の検出温度が給水温度より所定温度だけ高い温度であれば、前記熱交換器の目標温度を前記熱媒温度より前記所定温度だけ低い温度になるように前記ポンプの回転数を制御する機能とをコンピュータにより実現する。
このプログラムにおいて、さらに、前記熱媒の検出温度により設定温度による給湯ができないと判断した場合、前記熱媒の検出温度が給水温度より所定温度だけ高い温度でなければ、前記ポンプを停止するとともに、前記水量調整手段を制御して前記バイパス路のみに前記給水を流す機能をコンピュータにより実現する。
このプログラムにおいて、さらに、前記蓄熱タンクの前記熱媒を加熱する熱源に、燃料電池の排熱を前記熱媒に熱交換する燃料電池ユニットを制御する機能をコンピュータにより実現する。
本発明によれば、次のいずれかの効果が得られる。
(1) 蓄熱タンクの蓄熱が設定温度の出湯に必要な熱量に到達していない場合でも、蓄熱タンクの熱媒の利用をするので、熱媒熱量の有効利用を図ることができる。
(2) 蓄熱タンクの蓄熱が設定温度の出湯に必要な熱量に到達していない場合、熱交換器に流れる熱交換給水量を低減でき、熱交換器側での圧力損失を低減できる。
(3) 熱交換器に熱媒を循環させる際に、一般的に循環ポンプが用いられるが、循環量を低減できるので、循環ポンプのポンプ回転数を低減でき、消費電力を抑制できる。
(4) 蓄熱タンクの蓄熱が設定温度の出湯に必要な熱量に到達していない場合、蓄熱タンクの熱媒の利用量を低減させるので、熱媒の成層状態を乱すことがなく、熱媒熱量の効率的な利用を図ることができる。
一実施の形態に係る給湯システムを示す図である。 給湯制御方法の一例を示すフローチャートである。 実施例1に係る給湯システムを示す図である。 制御系統を示すブロック図である。 Aは給湯設定温度=35〔℃〕を得る場合の給水温度、出湯温度、熱交水量および最低熱媒温度を示すテーブル、Bは給湯設定温度=40〔℃〕を得る場合の給水温度、出湯温度、熱交水量および最低熱媒温度を示すテーブル、Cは給湯設定温度=45〔℃〕を得る場合の給水温度、出湯温度、熱交水量および最低熱媒温度を示すテーブルである。 設定温度をパラメータとした場合の給水温度に対する最低熱媒温度を示す図である。 蓄熱に対応する給湯動作を説明するための図である。 蓄熱が低い場合、給湯回路を示す図である。 給湯システムの処理手順を包括的に示す図である。 燃料電池ユニットの処理手順を示すフローチャートである。 給湯ユニットの処理手順を示すフローチャートである。 Aはミキシング弁の制御を示すフローチャート、Bはミキシング弁の制御を示すフローチャートである。 ミキシング弁の制御を示すフローチャートである。 バックアップ給湯ユニットの処理手順を示すフローチャートである。 実施例2に係る給湯システムを示す図である。 実施例3に係る給湯システムを示す図である。
〔一実施の形態〕
図1は、本発明の一実施の形態に係る給湯システムを示している。図1に示す構成は一例であり、斯かる構成に本発明が限定されるものではない。
この給湯システム2には給湯部4および補助加熱部6が備えられる。給湯部4は熱媒ME1の熱を給水Wに熱交換し、温水HWを補助加熱部6に導く。補助加熱部6では、給湯部4からの温水HWが設定温度であれば、その温水HWをそのまま出湯し、設定温度未満であれば、補助加熱により設定温度まで昇温させ、設定温度の温水HWを出湯する。
給湯部4には蓄熱タンク8、ポンプ9、熱交換器10および水量調整部12が備えられる。蓄熱タンク8には熱媒ME1により蓄熱される。蓄熱タンク8の下層側から取り出される熱媒ME1が図示しない熱源側に循環して加熱され、高温化した熱媒ME1が蓄熱タンク8の上層側に戻される。これにより、蓄熱タンク8には下層から上層に向かって上昇する成層状態で蓄熱が行われる。
ポンプ9は、熱媒ME1の熱を給水Wに熱交換する際に動作させ、熱交換器10に熱媒ME1を循環させる。
熱交換器10にはたとえば、プレート熱交換器が用いられる。熱交換時、蓄熱タンク8の上層側から循環路13に取り出された熱媒ME1はポンプ9を動作させることにより、循環路13を通して熱交換器10に循環し、熱交換後に蓄熱タンク8の下層側に戻される。
水量調整部12は熱交換器10の水量調整手段の一例であり、給水Wを熱交換器10とバイパス路の一例であるバイパス管16に分配し、熱交換器10の通水量を調整する。給水管14からの給水Wは水量調整部12を通して熱交換器10の入側に流れ、または出側のバイパス管16より出湯管18に流れる。この水量調整部12では、制御部20に開度が制御されるミキシング弁M1が備えられ、熱交換器10とバイパス管16に流す給水Wの分配量が調整される。
蓄熱タンク8から熱交換器10に循環する熱媒ME1の温度は温度センサー22で検出される。出湯管18の温水HWにバイパス管16の給水Wを混合した温水HWの温度は、温度センサー24により検出される。
制御部20は、設定温度による出湯が可能かを熱媒ME1の検出温度により判断し、設定温度による給湯ができない場合、水量調整部12により熱交換器10およびバイパス管16に流す給水の分配量を固定値に制御し、または熱交換器10の通水を解除する。このとき、熱媒ME1の検出温度より所定温度だけ低い温度に熱交換器10の熱交換の目標温度を設定してポンプ9を制御する。したがって、給湯部4側の給湯制御は、蓄熱タンク8から熱交換器10に流す熱媒ME1の検出温度が(=高レベル、低レベルまたは最低レベル)に応じて異なる。
a)高レベル:
蓄熱タンク8の蓄熱が、給水Wから設定温度の温水HWで出湯が可能な熱量であれば、その検出温度に応じて熱交換器10に流れる水量を増減させる。
b)低レベル:
蓄熱が給水Wとの熱交換には利用できるものの、設定温度の温水HWでの出湯が不可能なレベルであれば、熱交換器10側の水量を設定温度出湯時より低い固定値に切り換える。この低い値は、設定温度の出湯が可能な場合の熱交換器10側の給水量の二分の一、三分の一または三分の一未満とすればよい。
c)最低レベル:
蓄熱が給水Wとの熱交換には利用できない程度の最低レベルであれば、熱交換器10側の水量を0に抑制し、給水Wをバイパス管16に通過させる。
このように、給湯部4から設定温度の温水HW、設定温度未満の温水HWまたは給水Wの何れかが補助加熱部6に供給される。補助加熱部6には温水HWの加熱手段として熱交換器26、28が備えられる。補助加熱部6の給水管30に流入する温水HWの温度は温度センサー32で検出し、この検出温度が設定温度より低い場合には温水HWを設定温度に昇温させる補助加熱モードに切り換えられる。
この補助加熱モードでは、熱交換器26に熱媒ME2を循環させて熱源34を動作させるとともに温水HWを循環させ、温水HWに熱媒ME2の熱を熱交換する。
給水管30から熱交換器26に流れる温水HWの流量は水量調整部38により調整される。水量調整部38には、制御部20により温水HWの検出温度に応じて分配量を制御可能なたとえば、ミキシング弁M2が用いられる。バイパス管36側に流れる温水量と熱交換器26側に流れる温水量が調整される。これにより、水量調整部38で得られた混合温水HWが出湯管40から出湯する。
補助加熱部6側の給湯制御は、給湯部4からの温水HWの検出温度(設定温度以上または設定温度未満)により異なる。
d)温水HWの検出温度≧設定温度:
給湯部4から補助加熱部6に入る温水HWの温度が設定温度以上であれば、補助加熱モードに移行させることなく、その温水HWを出湯させる。
e)温水HWの検出温度<設定温度:
給湯部4から補助加熱部6に入る温水HWの温度が設定温度未満であれば、補助加熱モードに移行し、熱媒ME2の熱を温水HWに熱交換し、設定温度の温水HWを出湯させる。給湯部4を通過した給水Wが補助加熱部6に流入する場合にも同様である。
<給湯制御>
図2はこの給湯システム2の給湯制御の処理手順を示している。この処理手順では、蓄熱タンク8の熱媒ME1の温度が所定温度以上かを判断する(S11)。熱媒ME1の温度が所定温度以上であれば(S11のYES)、水量調整部12の制御により、設定温度の温水HWを生成する(S12)。この場合、給湯部4から設定温度の温水HWが供給されるので、補助加熱部6は補助加熱モードに移行することなく(S16のYES)、出湯管40から設定温度の温水HWを得られる(S17)。
熱媒ME1の温度が所定温度未満であれば(S11のNO)、熱媒ME1の温度が給水Wとの熱交換が可能な温度かを判断する(S13)。
熱媒ME1の温度が給水Wとの熱交換可能な温度であれば(S13のYES)、水量調整部12の制御により給水Wの熱交換器10およびバイパス管16の分配量を固定値に切り替える(S14)。
熱媒ME1の温度が給水Wとの熱交換が不可である温度であれば(S13のNO)、熱交換器10に給水Wを通すことなく、給湯部4から補助加熱部6に流す(S15)。
補助加熱部6では、給水管30に流れる給水Wまたは温水HWが設定温度以上かを判断する(S16)。設定温度以上であれば(S16のYES)、補助加熱を行うことなく給湯する(S17)。設定温度未満であれば(S16のNO)、補助加熱モードに移行し、給水Wまたは温水HWを熱媒ME2の熱と熱交換して昇温させ、設定温度での給湯を行う(S18)。
<一実施の形態の効果>
この一実施の形態によれば次の効果が得られる。
(1) 給湯部4で設定温度の温水HWが得られない場合、給湯部4側の熱交換器10に流れる水量が抑制されるので、熱交換器10による圧力損失を低減することができる。
(2) 給湯部4で設定温度の温水HWが得られない場合、補助加熱部6の補助加熱により設定温度に昇温させた温水HWの給湯が行える。
(3) 熱交換器10に流す給水量を蓄熱に応じて加減するので、蓄熱タンク8の熱媒ME1の利用効率を高め、蓄熱タンク8側の成層状態を乱すことがない。
図3は、実施例1に係る給湯システムを示している。図3において、図1と同一部分には同一符号を付している。
この実施例1の給湯システム2では燃料電池ユニット42、給湯ユニット44およびバックアップ給湯ユニット46が備えられる。
燃料電池ユニット42には燃料電池48、熱交換器50および循環ポンプ52が備えられる。燃料電池48は熱源の一例であり、発電時の発熱を熱源に利用する。熱交換器50は、燃料電池48の排気ME3の熱を蓄熱タンク8側の熱媒ME1に熱交換する。循環ポンプ52は熱媒ME1の循環路54に設置され、駆動時、蓄熱タンク8の下層側から熱媒ME1を熱交換器50に循環させるとともに、熱交換後の熱媒ME1を蓄熱タンク8の上層側に戻す。
燃料電池48の発電時、循環ポンプ52を駆動し、蓄熱タンク8の下層側から熱媒ME1を熱交換器50に循環させ、熱媒ME1に排気ME3の熱を熱交換し、加熱された熱媒ME1が蓄熱タンク8の上層側に戻される。これにより、蓄熱タンク8で成層蓄熱が行われる。熱交換器50の入側には温度センサー56が設置され、蓄熱タンク8の下層側の熱媒ME1の温度が検出される。熱交換器50の出側には温度センサー58が設置され、蓄熱タンク8の上層側に戻される熱媒ME1の温度が検出される。
給湯ユニット44には蓄熱タンク8とともに、プレート熱交換器60が備えられる。プレート熱交換器60に蓄熱タンク8の熱媒ME1を流す循環路62には与熱ポンプ64および温度センサー22が備えられる。与熱ポンプ64の駆動時、蓄熱タンク8の上層部から熱媒ME1がプレート熱交換器60に循環し、蓄熱タンク8の下層側に戻される。温度センサー22は蓄熱タンク8の上層側の熱媒温度を検出する。蓄熱タンク8に設置された温度センサー66はタンク内の熱媒ME1の温度を検出する。
給水管14には水道管などが接続され、給水Wが供給される。給水管14にはミキシング弁68、水量センサー70、温度センサー72が備えられるとともに、ミキシング弁68およびバイパス管16を介して出湯管18が接続されている。出湯管18には水制御弁74、温度センサー76、78が備えられる。バイパス管16は、ミキシング弁68により分流させた給水Wを出湯管18側に流し込む。水制御弁74は、出湯管18から出湯する温水HWまたは給水Wの水量を制御する。温度センサー76はプレート熱交換器60の出側の温水温度を検出する。温度センサー78は、温水HWと給水Wとをミキシングした温水HWの温度を検出する。
バックアップ給湯ユニット46には、プレート熱交換器80および熱交換器82が備えられる。プレート熱交換器80には入側に給水管30、その出側に出湯管40が備えられる。給水管30には給湯ユニット44から給水Wまたは温水HWを流し込み、温度センサー84、水量センサー85、水制御弁86が備えられるとともに、バイパス管36を分岐させるミキシング弁88が接続されている。温度センサー84は、給湯ユニット44から流入する温水HWまたは給水Wの温度を検出する。水量センサー85は、給湯ユニット44から流入する温水HWまたは給水Wの水量を検出し、水制御弁86は、その水量を制御する。
出湯管40には温度センサー90、92が備えられる。温度センサー90はプレート熱交換器80の出側の温水温度を検出する。温度センサー92はバイパス管36からの給水Wまたは温水HWと出湯管40側の温水HWとを混合した温水HWの温度を検出する。
プレート熱交換器80には循環路94が備えられ、熱媒ME2を循環させる。循環路94には熱交換器82、循環ポンプ96、開放タンク98、温度センサー100が備えられる。循環ポンプ96は、駆動時、熱媒ME2を循環路94に循環させる。プレート熱交換器80は、熱媒ME2の熱を給水Wまたは温水HWに熱交換する。熱交換器82は、バーナー102の燃焼熱を熱媒ME2に熱交換する。開放タンク98は、循環路94に循環する熱媒ME2の体積変動を吸収する。
<給湯システム2の制御部20>
図4は、給湯システム2の制御部20(図1)を示している。この制御部20には電池制御部104、給湯ユニット制御部106、バックアップ制御部108、リモコン制御部110が備えられる。電池制御部104は燃料電池ユニット42を制御する。給湯ユニット制御部106は給湯ユニット44を制御する。バックアップ制御部108はバックアップ給湯ユニット46を制御する。リモコン制御部110はリモコン装置に備えられ、電池制御部104、給湯ユニット制御部106およびバックアップ制御部108と有線または無線により連係する。
電池制御部104はコンピュータで構成され、プロセッサ112、メモリ部114、入出力部(I/O)116、システム通信部118が備えられる。プロセッサ112はメモリ部114にあるOS(Operating System)や電池制御プログラムを実行する。メモリ部114にはROM(Read-Only Memory)やRAM(Random-Access Memory)を備え、OSや電池制御プログラムを格納する。システム通信部118はリモコン制御部110、給湯ユニット制御部106のシステム通信部126、バックアップ制御部108のシステム通信部134と制御データの送受を行う。I/O116には温度センサー56、58の検出温度が制御情報として入力されるとともに、循環ポンプ52の制御出力が得られる。
給湯ユニット制御部106はコンピュータで構成され、プロセッサ120、メモリ部122、入出力部(I/O)124、システム通信部126が備えられる。プロセッサ120はメモリ部122にあるOSや給湯制御プログラムを実行する。メモリ部122にはROM、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory )やRAMを備え、OSや給湯制御プログラムを格納する。システム通信部126はリモコン制御部110、電池制御部104のシステム通信部118、バックアップ制御部108のシステム通信部134と制御データの送受を行う。I/O124には温度センサー22、66、72、76、78の検出温度、水量センサー70の検出水量が制御情報として入力されるとともに、与熱ポンプ64およびミキシング弁68の制御出力が得られる。
バックアップ制御部108はコンピュータで構成され、プロセッサ128、メモリ部130、入出力部(I/O)132、システム通信部134が備えられる。プロセッサ128はメモリ部130にあるOSやバックアップ制御プログラムを実行する。メモリ部130にはROM、EEPROMやRAMを備え、OSやバックアップ制御プログラムを格納する。システム通信部134はリモコン制御部110、電池制御部104のシステム通信部118、給湯ユニット制御部106のシステム通信部126と制御データの送受を行う。I/O132には温度センサー84、90、92、100の検出温度、水量センサー85の検出水量が制御情報として入力されるとともに、循環ポンプ96およびミキシング弁88の制御出力が得られる。
<熱媒ME1による給湯制御>
図5のAは、給湯設定温度(以下単に「設定温度」と称する)が35〔℃〕の場合の給水温度と最低熱媒温度の関係、図5のBは、設定温度が40〔℃〕の場合の給水温度と最低熱媒温度の関係、図5のCは、設定温度が45〔℃〕の場合の給水温度と最低熱媒温度の関係を示している。
これらの関係から、図6は、設定温度をパラメータとする給水温度と最低熱媒温度の関係グラフで示している。図6において、Aは設定温度=35〔℃〕、Bは設定温度=40〔℃〕、Cは設定温度=45〔℃〕の場合である。
この関係からたとえば、給水温度が15〔℃〕で設定温度が40〔℃〕であれば、最低熱媒温度は60〔℃〕であることが必要である。
<熱媒ME1で設定温度の給湯が可能な場合>
図7のAは、熱媒ME1で設定温度の給湯が可能な場合の動作を示している。図7のAにおいて、太線は給水W、温水HW、熱媒ME1の流動を示している。
熱媒ME1で設定温度の給湯が可能な場合、給湯ユニット44では、温度センサー76の検出温度To1が設定温度よりたとえば、5〔℃〕だけ高い値(設定温度+5〔℃〕)(熱交換の第1 の目標温度)になるように、与熱ポンプ64の回転数を制御する。温度センサー78の検出温度Tm1が設定温度になるように、ミキシング弁68のポートa、bの開度を制御する。
このとき、バックアップ給湯ユニット46では、温度センサー84の検出温度Ti2が設定温度以上となるので、ミキシング弁88はポートd側を100〔%〕の開度に制御する。バーナー102は燃焼させないので、ミキシング弁88はポートc側の通水がない。たとえば、設定温度=40〔℃〕、温度センサー72の検出温度Ti1=20〔℃〕の場合、ミキシング弁68のポートa側の流量およびポートb側の流量の比率は、a:b=4:1とすればよい。バックアップ給湯ユニット46のミキシング弁88ではポートd側が100〔%〕の水量となる。つまり、熱媒ME1で設定温度の給湯が可能な場合には、給湯システム2に流れる全水量の五分の四が熱交換器60に流れ、全水量の五分の一がバイパス管16に流れる。これにより、全水量の五分の四が熱交換器60の影響を受けることになる。
<熱媒ME1では設定温度の給湯ができない場合>
図7のBは、熱媒ME1で設定温度の給湯ができない場合の動作を示している。図7のBにおいて、太線は給水W、温水HW、熱媒ME1、ME2の流動を示している。
この場合、プレート熱交換器60に対する蓄熱タンク8からの熱媒ME1の循環量を抑制するとともに、給水Wの分配量を低減させる制御を行う。熱媒ME1では設定温度の給湯ができない場合、給湯ユニット44では、温度センサー76の検出温度To1が温度センサー22の検出温度T1よりたとえば、5〔℃〕だけ低い値(T1−5〔℃〕)になるように、与熱ポンプ64の回転数を制御する。つまり、プレート熱交換器60の熱交換の目標温度として、検出温度T1よりたとえば、5〔℃〕だけ低い値(T1−5〔℃〕)に制御し、プレート熱交換器60に対する熱媒ME1の循環量を低減させる。このとき、温度センサー78の検出温度Tmlが限りなく設定温度に近づくようにミキシング弁68の開度を制御する。この場合、ミキシング弁68のポートa側に100〔%〕の給水Wが流れる。
このとき、バックアップ給湯ユニット46では、循環ポンプ96を動作させるとともに、バーナー102を燃焼させ、温度センサー100の検出温度TjがTj=80〔℃〕になるように制御する。この場合、温度センサー84の検出温度Ti2は、Ti2=T1−5〔℃〕であるから、温度センサー90の検出温度To2≒80〔℃〕の温水HWとミキシングし、温度センサー92の検出温度Tm2が設定温度になるように、ミキシング弁88の開度を制御する。
この場合、温度センサー84の検出温度Ti2と、温度センサー90の検出温度To2を比較すると、設定温度は40〔℃〕付近になるため、温度センサー84の検出温度Ti2が温度センサー90の検出温度To2より設定温度に近い値である。このため、ミキシング弁88のポートc、dの流量を比較すると、c側流量<d側流量となる。
たとえば、設定温度=40〔℃〕、Ti1=20〔℃〕の場合、T1=40〔℃〕とすると、To1=35〔℃〕となる。この場合、ミキシング弁68のポートa側流量:ポートb側流量を対比すると、a側流量:b側流量=1:0となる。
このとき、Ti2=35〔℃〕であるから、To2≒80〔℃〕の温水HWとTi2=35〔℃〕の温水HWをミキシングし、Tm2=40〔℃〕に制御すると、ミキシング弁88のポートc側流量およびポートd側流量は、c側流量:d側流量≒1:8となる。
従って、給湯システム2の全水量の100〔%〕が熱交換器60の影響を受け、全水量の九分の一が熱交換器80の影響を受けることになる。このとき、熱交換器60、80による圧力損失が最大となる。このような給水形態による圧力損失の改善が本発明の課題であり、斯かる課題は図8に示す制御により改善される。
<熱媒ME1による熱交換不可の場合>
図7のCは、熱媒ME1による熱交換不可の場合の動作を示している。図7のCにおいて、太線は給水W、熱媒ME2の流動を示している。
熱媒ME1による熱交換不可の場合、給湯ユニット44では蓄熱が低く、給湯のための熱交換に利用できないため、ミキシング弁68はポートb側に100〔%〕の給水Wを流すように制御し、与熱ポンプ64は停止状態とする。
この場合、給水Wの100〔%〕が給湯ユニット44を通過し、バックアップ給湯ユニット46に流れ込むので、温度センサー78の検出温度Tmlは、温度センサー84の検出温度Ti1と同じ温度になる。
バックアップ給湯ユニット46では、循環ポンプ96を動作させ、バーナー102を燃焼させ、温度センサー100の検出温度TjをTj=80〔℃〕に制御する。
この場合、温度センサー84の検出温度Ti2は、設定温度未満であるから、温度センサー90の検出温度To2≒80〔℃〕の温水HWと、給水Wとを混合し、温度センサー92の検出温度Tm2が設定温度になるように、ミキシング弁88の開度を制御する。
設定温度は40〔℃〕に近い値になるため、検出温度Ti2は検出温度To2より設定温度に近い値であるので、ミキシング弁88のポートc側流量、ポートd側流量を対比すると、c側流量<d側流量となる。
たとえば、設定温度=40〔℃〕、Ti1=20〔℃〕の場合、温度センサー22の検出温度T1をT1=20〔℃〕とすると、与熱ポンプ64は停止状態となる。
ミキシング弁68のポートa側流量およびポートb側流量を対比すると、a側流量:b側流量=0:1となり、ポートb側に全水量のl00〔%〕が流れる。
検出温度Ti2=20〔℃〕になるので、検出温度To2≒80〔℃〕の温水HWと、検出温度Ti2の給水Wをミキシングして設定温度=40〔℃〕に制御する場合、ミキシング弁88のポートc側流量、ポートd側流量を対比すると、c側流量:d側流量≒1:2となる。従って、全水量の三分の一が熱交換器80の影響を受け、熱交換器60による圧力損失は生じない。
<熱媒ME1の蓄熱が低い場合の熱交換器60、80の給水量の制御>
図8は、熱媒ME1の蓄熱が低い場合の熱交換器60、80の給水量の制御を示している。
給湯ユニット44では、検出温度To1が検出温度T1より一定温度たとえば、5〔℃〕だけ低い値(T1−5〔℃〕)(熱交換の第2の目標温度)になるように、与熱ポンプ64の回転数を制御する。つまり、蓄熱タンク8から熱交換器60への熱媒ME1の循環量を抑制するように与熱ポンプ64の回転数を低減させる。このとき、検出温度Tm1の値に関係なく、ミキシング弁68の開度制御を行い、ポートa側に流れる水量を制限する。これにより、熱交換器60による圧力損失を低減できる。
この圧力損失を低減するには、ミキシング弁68の制御について、次の制御パターンから選択すればよい。
(1) 制御パターン1:ポートa側水量およびポートb側水量の固定値化(分配量の一定化)
ミキシング弁68のポートa側とポートb側に設定する水量を固定値とする。たとえば、a側流量:b側流量=1:1とする。この場合、ポートa側流量を減少させることが好ましい。
(2) 制御パターン2:蓄熱が設定温度の給湯が可能な場合のミキシング弁68の開度を基準に、ポートa側の開度を所定値に絞る。
給水温度や設定温度に応じてミキシング弁68の開度は変化するが、蓄熱が設定温度の給湯が可能な場合のミキシング弁68の開度を基準に、ポートa側の開度を1/2や1/3に絞った開度にする。
たとえば、蓄熱が設定温度の給湯が可能な場合に、a側流量:b側流量=4:1であれば、a側流量:b側流量=2:3またはa側流量:b側流量=4:11のように変更する。
(3) 制御パターン3:制御パターン2では、ミキシング弁68の開度が所定値に固定化されるが、制御パターン3では、検出温度To1により、その開度を変化させる。たとえば、給水温度=20〔℃〕、設定温度=40〔℃〕の場合、ミキシング弁68のa側流量:b側流量=4:1を基準に、検出温度To1=35〔℃〕では、a側流量:b側流量=3:2、検出温度To1=30〔℃〕ではa側流量:b側流量=2:3、検出温度To1=25〔℃〕ではa側流量:b側流量=1:4にミキシング弁68の全水量の分配量を変更する。このような分配量の変更によれば、給湯ユニット44で得られる温水HWが設定温度に近いほど、バックアップ給湯ユニット46による加熱量を低減でき、バックアップ給湯ユニット46側で生じる圧力損失が少なく、給水温度に近づくにつれ、バックアップ給湯ユニット46による加熱量が増加し、その結果、バックアップ給湯ユニット46で生じる圧力損失が増加する。
つまり、蓄熱が設定温度の給湯を得るに充分な熱量であれば、ミキシング弁68の開度制御を温度センサー78の検出温度Tm1が設定温度になるように行い、その開度を基準に蓄熱量の低減に伴って段階的に切り換えることにより、熱交換器60、80による圧力損失を低減させるだけでなく変動量も低減することができる。
図8の場合では、制御パターン1ないし3のいずれを選択しても、バックアップ給湯ユニット46では、循環ポンプ96を動作させ、バーナー102を燃焼させ、温度センサー100の検出温度Tj=80〔℃〕に制御する。
温度センサー84の検出温度Ti2は検出温度T1より5〔℃〕だけ低い値(T1−5〔℃〕)〜Ti1〔℃〕であるから、この温水HWと、検出温度To2≒80〔℃〕の温水HWをミキシングし、検出温度Tm2が設定温度になるようにミキシング弁88の開度を制御する。検出温度Ti2は検出温度To2より設定温度に近いので、ミキシング弁88のポートc側流量、ポートd側流量はc側流量<d側流量となる。
たとえば、設定温度=40〔℃〕、Ti1=20〔℃〕の場合、T1=40〔℃〕とすると、To1=35〔℃〕となる。このとき、制御パターン2では、ミキシング弁68のポートa側流量、ポートb側流量はa側流量:b側流量=2:3(1/2に絞った場合)に制御され、検出温度Tm1=26〔℃〕となる。検出温度Ti2=26〔℃〕であれば、検出温度To2≒80〔℃〕とミキシングし、検出温度Tm2=40〔℃〕にミキシング弁88の開度を制御すれば、c側流量:d側流量≒1:3となる。従って、全水量の五分の二が熱交換器60の影響を受け、四分の一が熱交換器80の影響を受けることになる。この制御パターンでは圧力損失は蓄熱が設定温度の給湯が可能な場合に比較して小さくなる。
<給湯システム2の制御>
図9は、給湯システム2の制御の処理手順を示している。この制御にはリモコン制御部110、電池制御部104、給湯ユニット制御部106およびバックアップ制御部108の各制御が含まれ、各制御が連係して実行される。
リモコン制御部110ではイニシャライズ(S101)の後、入力受付処理(S102)、表示出力処理(S103)が繰り返し実行される。表示出力処理では電池制御部104、給湯ユニット制御部106またはバックアップ制御部108で得られる状態情報をLCD(Liquid Crystal Display)に表示する。
電池制御部104ではイニシャライズ(S104)の後、入力受付処理(S102)により運転スイッチのON/OFFを受け、図10に示す熱回収処理(S105)に移行し、この熱回収処理で得られる状態情報をリモコン制御部110に提供する。
給湯ユニット制御部106ではイニシャライズ(S106)の後、入力受付処理(S102)により設定温度の指示を受け、図11に示す給湯処理(S107)に移行し、この給湯処理で得られる状態情報をリモコン制御部110に提供する。
バックアップ制御部108ではイニシャライズ(S108)の後、入力受付処理(S102)により設定温度の指示を受け、図14に示すバックアップ給湯処理(S109)に移行し、このバックアップ給湯処理で得られる状態情報をリモコン制御部110に提供する。
<熱回収処理>
図10は、電池制御部104による熱回収処理の処理手順を示している。この処理手順ではリモコン制御部110の入力受付処理(S102)の運転スイッチの操作を監視し(S201)、運転スイッチ=ONであれば(S201のYES)、燃料電池48を駆動し(S202)、温度センサー58の出力温度がたとえば、75〔℃〕になるように循環ポンプ52の回転を制御する。
運転スイッチ=OFFであれば(S201のNO)、燃料電池48を停止し(S204)、循環ポンプ52を停止させる。
<給湯処理>
図11は、給湯ユニット44の給湯処理の処理手順を示している。この処理手順では、給湯使用か否かを判断し(S301)、給湯使用でなければ(S301のNO)、与熱ポンプ64を停止し(S302)、この処理を終了する。
給湯使用であれば(S301のYES)、検出温度T1が設定温度の供給が可能な温度以上であるかを判断する(S303)。検出温度T1が設定温度の供給が可能な温度以上であれば(S303のYES)、図7のAに示す給湯処理を実行する(S304)。この処理では、検出温度To1が設定温度より一定温度ΔTたとえば、5〔℃〕だけ高い温度(=設定温度+ΔT)になるように与熱ポンプ64の回転を制御し(S305)、同時に検出温度Tm1が設定温度になるようにミキシング弁68の開度を制御する(S306)。
検出温度T1が設定温度の供給が可能な温度以上でなければ(S303のNO)、検出温度T1が給水温度より一定温度ΔTたとえば、5〔℃〕だけ高い温度(=給水温度+ΔT)以上かを判断する(S307)。検出温度T1が温度(=給水温度+ΔT)以上であれば(S307のYES)、図8に示す給湯処理を実行する(S308)。この処理では、検出温度To1が検出温度T1より一定温度ΔTたとえば、5〔℃〕だけ低い温度(=T1温度−ΔT)になるように与熱ポンプ64の回転を制御し(S309)、同時にミキシング弁68の開度を制御する(S310)。このミキシング弁68の開度制御は図12のA、Bまたは図13の何れかである。
検出温度T1が温度(=給水温度+ΔT)以上でなければ(S307のNO)、図7のCに示す処理を実行する(S311)。この処理では、与熱ポンプ64を停止させ(S312)、ポートbに100〔%〕の流水が得られるようにミキシング弁68を制御する(S313)。
<ミキシング弁68の開度制御1>
図12のAは、ミキシング弁68の開度制御1を示している。この制御1では、ミキシング弁68のポートa、bに所定割合たとえば、1:1になるように、ミキシング弁68の開度を固定値に制御する(S401)。
<ミキシング弁68の開度制御2>
図12のBは、ミキシング弁68の開度制御2を示している。この制御2では、検出温度To1が設定温度+Tとして、給水温度と検出温度To1の温水HWにより、検出温度Tm1が設定温度になるポートa、bの開度割合を算出する(S501)。この開度をx、yとする。
この算出処理の後、ポートaに流れる流量を減少するようにミキシング弁68の開度を制御する(S502)。たとえば、開度を半減し、ポートa、bの開度割合について、a:b=x/2:(y+x/2)になるようにミキシング弁68の開度を制御する。
<ミキシング弁68の開度制御3>
図13のAは、ミキシング弁68の開度制御3を示している。この制御3では、検出温度To1が設定温度+Tとして、給水温度と検出温度To1の温水HWにより、検出温度Tm1が設定温度になるポートa、bの開度割合を算出する(S601)。この開度をx、yとする。
この算出処理の後、ポートaに流れる流量を減少するようにミキシング弁68の開度を制御する(S602)。その際、検出温度T1によりも減少量を変える。
たとえば、高温では、a:b=x/2:(y+x/2)、また、
中温では、a:b=x/3:(y+2x/3)、また、
低温では、a:b=x/4:(y+3x/4)
にミキシング弁68の開度を制御する。
<バックアップ給湯処理>
図14は、バックアップ給湯処理の処理手順を示している。この処理手順では、給湯使用か否かを判断する(S801)。この判断は水量センサー85の検出水量により判断すればよい。
給湯使用でなければ(S801のNO)、給湯動作を停止し(S802)、このバックアップ給湯処理を終了する。
給湯使用であれば(S801のYES)、検出温度Ti2が設定温度より低いかを判断する(S803)。検出温度Ti2が設定温度より低ければ(S803のYES)、給水加熱に移行し、必要熱量に応じた回転数で循環ポンプ96を動作させる(S804)。このとき、検出温度Tjが所定温度たとえば、80〔℃〕になるようにバーナー102の燃焼を制御する(S805)。同時に検出温度Tm2が設定温度になるようにミキシング弁88の開度比率を制御する(S806)。
検出温度Ti2が設定温度以上であれば(S803のNO)、加熱動作を停止し、ポートd側に100〔%〕の水量となるように、ミキシング弁88の開度比率を制御する。
<実施例1の効果>
この実施例1によれば、次の効果が得られる。
(1) 蓄熱タンク8の蓄熱に応じてその熱量を給湯に利用することができる。
(2) 蓄熱が低く、給湯に利用できない場合には給湯ユニット44を通過させた給水Wをバックアップ給湯ユニット46で設定温度まで加熱し、設定温度での給湯が可能である。
(3) 設定温度まで給水Wを昇温させることができないが、ある程度の熱交換が可能な蓄熱では、熱交換器60に流す給水量を抑え、圧力損失の低減や与熱ポンプ64の回転数を抑制し、効率的な蓄熱利用を図ることができる。
(4) 蓄熱が低い場合、強制的な熱媒循環を回避でき、蓄熱タンク8の成層状態を乱すことがない。
図15は、実施例2に係る給湯システムを示している。実施例1では給湯ユニット44と蓄熱タンク8を設置したが、図15に示すように、給湯ユニット44から蓄熱タンク8を除き、蓄熱タンク8を備えたタンクユニット43、蓄熱タンク8が除かれた給湯ユニット45を以て構成しても同様の制御が可能である。
図16は、実施例3に係る給湯システムを示している。実施例2では給湯ユニット45とバックアップ給湯ユニット46を別個に構成したが、図16に示すように、給湯ユニット44とバックアップ給湯ユニット46を一体化した給湯ユニット47を構成しても同様の制御が可能である。
上記実施例では給湯ユニット44とバックアップ給湯ユニット46を独立した構成としたが、給湯ユニット44、バックアップ給湯ユニット46および各制御部を一体にした給湯装置として構成してもよい。
〔他の実施の形態〕
(1) 上記実施の形態では、水量調整部12にミキシング弁68を備える構成、水量調整部38にミキシング弁88を備える構成を例示しているが、バイパス管16に比例弁、バイパス管36に比例弁を備えて流量を調整してもよい。
(2) 熱媒ME1の熱源として燃料電池48を例示しているが、エンジンなどの排熱源であってもよい。
(3) 熱媒ME2の熱源にバーナー102を用いているが、電熱などの他の熱源を用いてもよい。
以上説明したように、本発明の最も好ましい実施の形態等について説明した。本発明は、上記記載に限定されるものではない。特許請求の範囲に記載され、または発明を実施するための形態に開示された発明の要旨に基づき、当業者において様々な変形や変更が可能である。斯かる変形や変更が、本発明の範囲に含まれることは言うまでもない。
本発明によれば、排熱などを熱媒により蓄熱し、その熱媒の蓄熱に応じて給湯制御を行い、この給湯制御では熱交換器に流れる水量を蓄熱に応じて制御するとともに、蓄熱が低い場合には熱交換器に流れる水量を低減することにより、圧力損失や循環のための電力損失などを低減でき、蓄熱タンクの成層蓄熱を乱すことがないなどの優れた効果が得られ、有益である。
2 給湯システム
4 給湯部
6 補助加熱部
8 蓄熱タンク
9 ポンプ
10 熱交換器
12 水量調整部
14 給水管
16 バイパス管
18 出湯管
20 制御部
22 温度センサー
24 温度センサー
26、28 熱交換器
30 給水管
32 温度センサー
34 熱源
36 バイパス管
38 水量調整部
40 出湯管
42 燃料電池ユニット
44、45、47 給湯ユニット
46 バックアップ給湯ユニット
48 燃料電池
50 熱交換器
52 循環ポンプ
54 循環路
56、58 温度センサー
60 プレート熱交換器
62 循環路
64 与熱ポンプ
66 温度センサー
68 ミキシング弁
70 水量センサー
72 温度センサー
74 水制御弁
76、78 温度センサー
80 プレート熱交換器
82 熱交換器
84 温度センサー
85 水量センサー
86 水制御弁
88 ミキシング弁
90、92 温度センサー
94 循環路
96 循環ポンプ
98 開放タンク
100 温度センサー
102 バーナー
104 電池制御部
106 給湯ユニット制御部
108 バックアップ制御部
110 リモコン制御部
112、120、128 プロセッサ
114、122、130 メモリ部
116、124、132 入出力部(I/O)
118、126、134 システム通信部

Claims (12)

  1. 蓄熱タンクに熱媒を溜め、該熱媒の熱を給水に熱交換する給湯システムであって、
    前記熱媒を給水に熱交換する熱交換器と、
    前記熱媒の温度を検出する温度センサーと、
    前記熱交換器とバイパス路に分配する前記給水の分配量を調整する水量調整手段と、
    前記蓄熱タンクから前記熱交換器に前記熱媒を循環させるポンプと、
    前記熱媒の検出温度により設定温度による給湯ができないと判断した場合、前記熱媒の検出温度が給水温度より所定温度だけ高い温度であれば、前記熱交換器の目標温度を前記熱媒温度より前記所定温度だけ低い温度になるように前記ポンプの回転数を制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする給湯システム。
  2. さらに、前記制御部が、前記熱媒の検出温度により設定温度による給湯ができないと判断した場合、前記熱媒の検出温度が給水温度より所定温度だけ高い温度でなければ、前記ポンプを停止するとともに、前記水量調整手段を制御して前記バイパス路のみに前記給水を流すことを特徴とする請求項1に記載の給湯システム。
  3. さらに、前記蓄熱タンクの前記熱媒を加熱する熱源に、燃料電池の排熱を前記熱媒に熱交換する燃料電池ユニットを備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の給湯システム。
  4. 蓄熱タンクに熱媒を溜め、該熱媒の熱を給水に熱交換する給湯制御方法であって、
    熱交換器が、前記熱媒を給水に熱交換する工程と、
    温度センサーが、前記熱媒の温度を検出する工程と、
    水量調整手段が、前記熱交換器とバイパス路に分配する前記給水の分配量を調整する工程と、
    ポンプが、前記蓄熱タンクから前記熱交換器に前記熱媒を循環させる工程と、
    制御部が、前記熱媒の検出温度により設定温度による給湯ができないと判断した場合、前記熱媒の検出温度が給水温度より所定温度だけ高い温度であれば、前記熱交換器の目標温度を前記熱媒温度より前記所定温度だけ低い温度になるように前記ポンプの回転数を制御する工程と、
    を含むことを特徴とする給湯制御方法。
  5. さらに、前記制御部が、前記熱媒の検出温度により設定温度による給湯ができないと判断した場合、前記熱媒の検出温度が給水温度より所定温度だけ高い温度でなければ、前記ポンプを停止するとともに、前記水量調整手段を制御して前記バイパス路のみに前記給水を流す工程を含むことを特徴とする請求項4に記載の給湯制御方法。
  6. さらに、燃料電池ユニットが、燃料電池の排熱を前記熱媒に熱交換して前記熱媒を加熱する工程を含むことを特徴とする請求項4または請求項5に記載の給湯制御方法。
  7. 蓄熱タンクに熱媒を溜め、該熱媒の熱を給水に熱交換する給湯装置であって、
    前記熱媒を給水に熱交換する熱交換器と、
    前記熱媒の温度を検出する温度センサーと、
    前記熱交換器とバイパス路に分配する前記給水の分配量を調整する水量調整手段と、
    前記蓄熱タンクから前記熱交換器に前記熱媒を循環させるポンプと、
    前記熱媒の検出温度により設定温度による給湯ができないと判断した場合、前記熱媒の検出温度が給水温度より所定温度だけ高い温度であれば、前記熱交換器の目標温度を前記熱媒温度より前記所定温度だけ低い温度になるように前記ポンプの回転数を制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする給湯装置。
  8. さらに、前記制御部が、前記熱媒の検出温度により設定温度による給湯ができないと判断した場合、前記熱媒の検出温度が給水温度より所定温度だけ高い温度でなければ、前記ポンプを停止するとともに、前記水量調整手段を制御して前記バイパス路のみに前記給水を流すことを特徴とする請求項7に記載の給湯装置。
  9. さらに、前記蓄熱タンクの前記熱媒を加熱する熱源に、燃料電池の排熱を前記熱媒に熱交換する熱交換器を含む燃料電池ユニットを備えることを特徴とする請求項7または請求項8に記載の給湯装置。
  10. コンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    温度センサーが検出した前記熱媒の検出温度を取り込む機能と、
    前記熱交換器とバイパス路に分配する前記給水の分配量を水量調整手段に調整させる機能と、
    前記蓄熱タンクから前記熱交換器に前記熱媒をポンプより循環させる機能と、
    前記熱媒の検出温度により設定温度による給湯ができないと判断した場合、前記熱媒の検出温度が給水温度より所定温度だけ高い温度であれば、前記熱交換器の目標温度を前記熱媒温度より前記所定温度だけ低い温度になるように前記ポンプの回転数を制御する機能と、
    をコンピュータにより実現するためのプログラム。
  11. さらに、前記熱媒の検出温度により設定温度による給湯ができないと判断した場合、前記熱媒の検出温度が給水温度より所定温度だけ高い温度でなければ、前記ポンプを停止するとともに、前記水量調整手段を制御して前記バイパス路のみに前記給水を流す機能をコンピュータにより実現するための請求項10に記載のプログラム。
  12. さらに、前記蓄熱タンクの前記熱媒を加熱する熱源に、燃料電池の排熱を前記熱媒に熱交換する燃料電池ユニットを制御する機能をコンピュータにより実現するための請求項10または請求項11に記載のプログラム。
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