JP2021095857A - ハウジング構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】一対の可変容量型ポンプを収容するメインハウジングと、変速操作用の一対のシリンダ部とを有するハウジングを、大型化することなく高強度に構成する。【解決手段】駆動軸芯Xと同軸の駆動軸12で駆動される可変容量型の一対の油圧ポンプPと、駆動軸芯Xと直交する姿勢で配置された一対の変速ピストンSPと、一対の油圧ポンプPおよび一対の変速ピストンSPを収容するハウジングHとを備えている。ハウジングHが、一対の油圧ポンプPを収容するメインハウジング10と、駆動軸芯Xに直交する姿勢でメインハウジング10の外面から突出し、駆動軸芯Xに沿う方向で離間する変速ピストンSPを収容する一対のシリンダ部Cとを備え、一対のシリンダ部Cに連結するリブ体21を、メインハウジング10の外面に形成した。【選択図】図3

Description

本発明は、可変容量型の油圧ポンプを収容するハウジング構造に関する。
上記構成に関連する技術として、特許文献1には、エンジンで駆動される一対の可変容量型ポンプ(文献ではHSTポンプ)を直列に備え、これら一対の可変容量型ポンプの一方から供給される作動油で左側の走行装置を駆動し、他方から供給される作動油で右側の走行装置を駆動する構成が記載されている。
この特許文献1に示される車両は、一対の可変容量型ポンプを機体の前後方向に連結する位置関係で機体に支持され、運転座席に備えた一対の走行レバーの人為操作で一対の可変容量型ポンプの夫々の斜板角を制御する操作装置を備えている。
また、特許文献2には、エンジン(文献では原動機)で駆動される一対の可変容量型ポンプ(文献ではHSTポンプ)を備え、一対の可変容量型ポンプの一方から供給される作動油を対応する走行モータに供給し、他方から供給される作動油を、対応する走行モータに供給する構成が記載されている。
特に、特許文献2では、一対の走行モータには、斜板の角度をパイロット圧によって前進方向と後進方向とに変更する受圧部を備えており、単一の走行レバーの操作によりパイロット圧を変更する油圧回路を備えている。
特開2015−81009号公報 特開2018−62848号公報
ハウジング構造として、例えば、可変容量型ポンプをメインハウジングに収容し、このメインハウジングの外部に張り出す形態のシリンダ部にサーボピストンを収容し、このサーボピストンの作動により可変容量型ポンプの斜板角を制御するものが考えられる。このハウジング構造では、サーボピストンの作動時に斜板からの反力の作用により、メインハウジングとシリンダ部との間に大きい荷重が作用する可能性がある。
特に、このような構造では、サーボピストンの作動時にメインハウジングとシリンダ部との間に大きい荷重が作用するだけでなく、一対のシリンダ部の間に大きい荷重が作用し、メインハウジングに対するシリンダ部の変形を招く可能性もある。
このような不都合に対して、メインハウジングと、シリンダ部の肉厚を拡大することが容易な解決策であるが、ハウジング構造の大型化、重量化を招く点において実現が困難な面があった。
このような理由から、一対の可変容量型ポンプを収容するメインハウジングと、変速操作用の一対のシリンダ部とを有するハウジングを、大型化することなく高強度に構成することが求められる。
本発明に係るハウジング構造の特徴構成は、駆動軸芯と同軸で配置された駆動軸で駆動される可変容量型の一対の油圧ポンプと、一対の前記油圧ポンプの斜板角を各別に制御するように前記駆動軸芯と直交する姿勢で、前記駆動軸芯と食い違う位置関係で配置された一対の変速ピストンと、一対の前記油圧ポンプおよび一対の前記変速ピストンを収容するハウジングとを備えると共に、前記ハウジングが、一対の前記油圧ポンプを収容するメインハウジングと、前記駆動軸芯に直交する姿勢で前記メインハウジングの外面から突出し、前記駆動軸芯に沿う方向で離間する位置関係に配置され前記変速ピストンを収容する一対のシリンダ部とを備え、一対の前記シリンダ部に連結するリブ体を、前記メインハウジングの外面に形成した点にある。
この特徴構成によると、メインハウジングの外面から突出する形態の一対のシリンダ部に連結する補強リブをメインハウジングの外面に形成しているため、メインハウジングとシリンダ部との肉厚の増大を図ることなく、メインハウジングに対する一対のシリンダ部の位置関係を維持し、一対のシリンダ部の間に力が作用する場合でも、シリンダ部同士の位置関係を適正に維持できる。
従って、一対の可変容量型ポンプを収容するメインハウジングと、変速操作用の一対のシリンダ部とを有するハウジングが、大型化することなく高強度に構成された。
上記構成に加えた構成として、一対の前記シリンダ部の長手方向に沿うシリンダ軸芯が、前記駆動軸芯に直交する方向視で前記駆動軸芯と直交する方向に延びる姿勢で形成され、一対の前記シリンダ軸芯に直交する方向視で前記リブ体が前記駆動軸芯に重なり合う位置に形成されても良い。
これによると、一対のシリンダ部の間を最短距離で結ぶ位置にリブ体が形成されるので、リブ体の大型化を招くことなくハウジングの強度を高めることが可能となる。
上記構成に加えた構成として、前記メインハウジングのうち前記駆動軸芯に沿う方向での一方の端部に、原動部ケースに連結するためのフランジ部が前記駆動軸芯に直交する姿勢で形成され、前記フランジ部と前記メインハウジングとの間に補強リブを形成しても良い。
これによると、メインハウジングの端部から、駆動軸芯に直交する姿勢の板状のフランジ部を形成し、例えば、原動部ケースに対してメインハウジングの姿勢を変化させる方向に力が作用した場合には、メインハウジングとフランジ部との間に作用する力を補強リブで受け止め、メインハウジングとフランジ部との間に亀裂が作り出される不都合を抑制し、また、これらが異なる方に振れる振動や、共振を抑制できる。
上記構成に加えた構成として、前記メインハウジングの側面と前記フランジ部との間に前記補強リブが形成され、前記駆動軸芯に直交する側面視において、前記補強リブが前記駆動軸芯に重なる位置に配置されても良い。
これによると、メインハウジングに対して横方向に向かう力が作用した場合のようにフランジ部に大きい荷重が作用した場合には、駆動軸芯に対して直交する方向に強く作用する力を補強リブで受け止めることが可能となる。
作業機の側面図である。 ポンプハウジングの底面図である。 ポンプハウジングの側面図である。 ポンプハウジングの平面図である。 ポンプハウジングの構造の概要を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
〔作業機〕
図1に示すように、左右一対の前車輪1および左右一対の後車輪2を有する機体3に運転部Dと作業装置Wとを備えてスキッドステアローダ型の作業機Aが構成されている。
この作業機Aでは、運転部Dがキャビン4を有するとともに、キャビン4の内部に運転座席と、複数の操作レバーとを備えている。
作業装置Wは、キャビン4を挟む位置に配置された左右一対のブーム5の先端にバケット6を備え、ブーム5を揺動昇降させるブームシリンダ5Cと、バケット6の揺動姿勢を設定するバケットシリンダ6Cとを備えている。
この作業機Aでは、左右の前車輪1及び後車輪2を左右で独立して駆動するように正逆転が可能な左右の油圧モータM(第1油圧モータM1と第2油圧モータM2との上位概念)を前車輪1と後車輪2との間に備え、油圧モータMの出力軸から対応する前車輪1及び後車輪2にチェーンで駆動力を伝達するようになっている。また、これらの左右の油圧モータM(第1油圧モータM1と第2油圧モータM2)に作動油を供給する可変容量型の一対の油圧ポンプP(後述する第1油圧ポンプP1と第2油圧ポンプP2との上位概念)を機体3に備えている。なお、上記構成に限らず、左右の油圧モータMが前車輪1または後車輪2の一方のみを駆動するようにしてもよい。
図1に示すように機体3の後部にエンジンを収容する原動部ケースEを備え、この原動部ケースEの前面に連結固定されたハウジングHに対して第1油圧ポンプP1と第2油圧ポンプP2とが収容されている。第1油圧ポンプP1と第2油圧ポンプP2とは、夫々とも複数のアキシャルプランジャと、斜板と、を備えたアキシャルプランジャ型に構成され、ハウジングHには夫々の斜板の角度(以下、斜板角と称する)を独立して制御するサーボピストンSP(変速ピストンの一例、第1サーボピストンSP1と第2サーボピストンSP2との上位概念)を備えている。
サーボピストンSP(変速ピストン)の作動方向は、駆動軸芯Xに直交する方向であり、サーボピストンSPは、駆動軸芯Xに対して食い違う位置関係に配置されている。
サーボピストンSPは、複動型であり、斜板を中立姿勢に維持するための中立スプリング(図示せず)の付勢力が作用しており、斜板角を制御する場合には2つの油室の一方に作動油が供給される。
油圧ポンプPは、斜板角を駆動軸芯Xに対して直交する中立姿勢に設定されることで作動油の吐出を停止する。また、油圧ポンプPは、中立姿勢を基準に斜板角を一方に向けて増大させることで油圧モータMに対し機体3を前進させる方向に供給される作動油の油量を増大し、中立姿勢を基準に斜板角を他方に向けて増大させることで機体3を後進させる方向に供給される作動油の油量を増大する。
この構成から、サーボピストンSPが制御されることにより、これに対応する油圧ポンプPの斜板角が設定され、油圧モータMに供給する作動油の流れを正方向と逆方向とに切り換え、これと同時に作動油の油量を調整することにより、油圧モータMの正転方向への速度と、逆転方向への速度の制御が実現する。
この実施形態では、作業機Aが前車輪1と後車輪2とを備えているが、これに代えて、機体3の左右にクローラ走行装置を備え、左右のクローラ走行装置を各別に駆動するように機体3の左右の油圧モータMとを備えて作業機Aを構成しても良い。
〔ポンプハウジング〕
図2〜図5に示すようにハウジングHは、メインハウジング10と、筒状の第1シリンダ部11aと、筒状の第2シリンダ部11bとを一体形成するように金属鋳物で構成されている。メインハウジング10は、第1油圧ポンプP1と第2油圧ポンプP2とを前後方向に並ぶ位置関係で収容し、第1シリンダ部11aに第1サーボピストンSP1を収容し、第2シリンダ部11bに第2サーボピストンSP2を収容している。
メインハウジング10は、断面形状が矩形であり、図3に示す姿勢で原動部ケースEに支持されている。同図に示す姿勢において上面と両側面とに平坦な面が配置され、底面に第1シリンダ部11aと第2シリンダ部11bとが下方に突出する形態で形成されている。また、第1シリンダ部11aと第2シリンダ部11bとは、シリンダ部Cの上位概念であり、第1シリンダ部11aは第1シリンダ軸芯Y1と同軸芯で配置され、第2シリンダ部11bは第2シリンダ軸芯Y2と同軸芯で配置されている。尚、第1シリンダ軸芯Y1と第2シリンダ軸芯Y2とは互いに平行姿勢で形成されている。
第1シリンダ部11aは、第1油圧ポンプP1の斜板角を制御する機能を有するものであり、駆動軸芯Xに直交する方向視(図2に示す底面視)において第1油圧ポンプP1と一部重複する位置に配置される。これと同様に、第2シリンダ部11bは、第2油圧ポンプP2の斜板角を制御する機能を有するものであり、駆動軸芯Xに沿う方向視(図2に示す底面視)において第2油圧ポンプP2と一部重複する位置に配置される。
メインハウジング10は、駆動軸12が配置される貫通孔部13(図5を参照)が駆動軸芯Xと同軸芯で形成されると共に、駆動軸芯Xに沿って第1油圧ポンプP1が配置される空間と第2油圧ポンプP2が配置される空間とが形成されている。このメインハウジング10の上面(図3で上側)には夫々の空間の開放部を各別に閉じるプレート14が着脱自在に取り付けられている。
メインハウジング10のうち、駆動軸芯Xに沿う方向での一方の端部には、貫通孔部13を取り囲む領域に原動部ケースEに連結するフランジ部15が形成されている。また、他方の端部には、貫通孔部13を取り囲む領域に端部支持部16が形成され、これに閉塞プレート17が着脱自在に取り付けられている。尚、フランジ部15は、駆動軸芯Xに直交する姿勢で形成されるものであり、このフランジ部15には複数の貫通孔が形成され、夫々の貫通孔に創通する連結ボルトによりハウジングHが原動部ケースEに連結固定される。
また、一対のシリンダ部Cは、図2に示す方向視(底面視)において、第1シリンダ軸芯Y1と第2シリンダ軸芯Y2とが、駆動軸芯Xに直交する方向に延びる姿勢で形成され、一対のシリンダ部Cの外端(第1シリンダ部11aと第2シリンダ部11bとの外端)には蓋体18が着脱自在に取り付けられている。
図2〜図5に示すように、メインハウジング10の外面には、油圧ポンプPに対する作動油の給排を行う給排ポートと、シリンダ部Cに収容されたサーボピストンSPを制御するためのパイロット油路が接続する制御ポートとを有するポート面19が、このメインハウジング10の外面(側面)から突出する形態で形成されている。
〔補強構造〕
サーボピストンSPが作動する際には、サーボピストンSPの直線的な作動が、斜板角を変更する方向に変換され、しかも、サーボピストンSPには中立スプリングの付勢力が強く作用するため、シリンダ部Cに対して強い力が作用し、一対のシリンダ部Cの一部が変形することや、メインハウジング10に対する一対のシリンダ部Cの姿勢(シリンダ軸芯Yの姿勢)が変化し、振動や騒音の発生を招くことも考えられた。
このような不都合を解消するため、一対のシリンダ部Cに連結するリブ体21がメインハウジング10の外面に一体的に形成されている。このリブ体21は、第1シリンダ軸芯Y1と第2シリンダ軸芯Y2とに沿う方向視(底面視)において、駆動軸芯Xに重なり合う位置に配置されている。つまり、リブ体21はメインハウジング10の外面から外側に立ち上がるリブ状で、その両端が一対のシリンダ部(第1シリンダ部11aと第2シリンダ部11b)の外壁に一体化している。
図3に示すようにリブ体21がメインハウジング10の外面から立ち上がる突出量(メインハウジング10の外面から駆動軸芯Xに直交する方向での距離)は、シリンダ部Cの外壁部分の最も高い部分(最も下側に突出した部分)より僅かに低い位置(上側にシフトした位置)に設定されている。尚、このリブ体21の突出量は図3に示すものに限るものではなく、任意に設定することも可能である。
更に、ハウジングHは、メインハウジング10の一方の端部だけが原動部ケースEに連結する支持構造であるため、フランジ部15に対してメインハウジング10が振動することや、騒音を招く可能性もあった。
このような振動等を抑制するため、図3〜図5に示すようにフランジ部15と、メインハウジング10の側面とを連結する板状となる補強リブ22を形成している。この補強リブ22は、図4に示すようにメインハウジング10の2つの側面(図4では上下の位置)とフランジ部15とを一体化する領域に形成されている。特に、補強リブ22は、図3に示すように、駆動軸芯Xに直交する姿勢の側面視において駆動軸芯Xに重なる位置に配置されている。
〔実施形態の作用効果〕
このようにハウジングHが構成されることにより、一対のシリンダ部Cの各々に収容されたサーボピストンSPが作動する際に、シリンダ部Cに大きい荷重が作用しても、リブ体21がシリンダ部Cの一部の変形や、シリンダ部Cの姿勢の変化を抑制し、メインハウジング10と一対のシリンダ部Cとの位置関係を適正に維持できる。これにより、例えば、シリンダ部Cに収容されたサーボピストンSPを直線的に円滑に作動させ、振動や騒音を発生させることがない。
特に、リブ体21を設けることによって騒音レベルの低減を可能にするだけでなく、ハウジングHの固有モードの振動数を低下させ、ハウジングHが連結する原動部ケースEや機体フレーム等の共振振動数と重ならない領域に変更できるため、耳元騒音レベルの抑制も可能となる。
また、このようにリブ体21を形成したものでは、振動を抑制するためハウジングHの肉厚を増大する構成と比較して、ハウジングHの体積の増大や重量化を招くことがなく、作業装置に対するハウジングHの配索自由度を高く維持できる。
更に、ハウジングHが原動部ケースEに対して一端側だけが支持され、振動を招き易い状態にあるものの、フランジ部15とメインハウジング10との間に補強リブ22を形成することにより、ハウジングHの全体の振動の抑制が可能となり、一層の振動の抑制が実現する。
〔別実施形態〕
本発明は、上記した実施形態以外に以下のように構成しても良い(実施形態と同じ機能を有するものには、実施形態と共通の番号、符号を付している)。
(a)実施形態では駆動軸12によって一対の油圧ポンプPだけを駆動する構成であったが、これに代えて、特許文献1(特開2015−81009号公報)のように駆動軸12を原動部ケースEと反対側に突出させ、この突出部分の回転力により、例えば、作業用の油圧ポンプを駆動するように構成する。
この別実施形態(a)では、ハウジングHの突出端に油圧ポンプの重量が作用するため、ハウジングHに振動を招き易いものであるが、リブ体21と補強リブ22とにより良好な振動抑制が実現する。
(b)フランジ部15は特定の方向だけに張り出す構造に限るものではなく、例えば、メインハウジング10の上方と下方とに突出する形状や、駆動軸芯Xを取り囲む円盤状であっても良い。また、補強リブ22の数は、1つであっても良く、3つ以上であっても良い。
(c)リブ体21は、単一に限るものではなく複数であっても良い。その一例として、一対のシリンダ部Cの間に2つのリブ体21を平行姿勢で形成することも考えられる。
(d)メインハウジング10の断面形状が円形や楕円形であっても良い。このように断面形状を非矩形に形成したものでは、フランジ部15を、駆動軸芯Xに沿う方向視で円形にすることも考えられる。
(e)作業機Aとして、スキッドステアローダ型の作業機Aに限らず、コンパクトトラクタローダ、その他の作業機Aに適用可能である。
本発明は、可変容量型の油圧ポンプを収容するハウジング構造に利用できる。
10 メインハウジング
12 駆動軸
15 フランジ部
21 リブ体
22 補強リブ
C シリンダ部
E 原動部ケース
H ハウジング
P 油圧ポンプ
SP サーボピストン(変速ピストン)
X 駆動軸芯
Y1 第1シリンダ軸芯(シリンダ軸芯)
Y2 第2シリンダ軸芯(シリンダ軸芯)

Claims (4)

  1. 駆動軸芯と同軸で配置された駆動軸で駆動される可変容量型の一対の油圧ポンプと、
    一対の前記油圧ポンプの斜板角を各別に制御するように前記駆動軸芯と直交する姿勢で、前記駆動軸芯と食い違う位置関係で配置された一対の変速ピストンと、
    一対の前記油圧ポンプおよび一対の前記変速ピストンを収容するハウジングとを備えると共に、
    前記ハウジングが、一対の前記油圧ポンプを収容するメインハウジングと、
    前記駆動軸芯に直交する姿勢で前記メインハウジングの外面から突出し、前記駆動軸芯に沿う方向で離間する位置関係に配置され前記変速ピストンを収容する一対のシリンダ部とを備え、
    一対の前記シリンダ部に連結するリブ体を、前記メインハウジングの外面に形成しているハウジング構造。
  2. 一対の前記シリンダ部の長手方向に沿うシリンダ軸芯が、前記駆動軸芯に直交する方向視で前記駆動軸芯と直交する方向に延びる姿勢で形成され、一対の前記シリンダ軸芯に直交する方向視で前記リブ体が前記駆動軸芯に重なり合う位置に形成されている請求項1に記載のハウジング構造。
  3. 前記メインハウジングのうち前記駆動軸芯に沿う方向での一方の端部に、原動部ケースに連結するためのフランジ部が前記駆動軸芯に直交する姿勢で形成され、前記フランジ部と前記メインハウジングとの間に補強リブを形成している請求項1又は2に記載のハウジング構造。
  4. 前記メインハウジングの側面と前記フランジ部との間に前記補強リブが形成され、前記駆動軸芯に直交する側面視において、前記補強リブが前記駆動軸芯に重なる位置に配置されている請求項3に記載のハウジング構造。
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