JP2021093355A - 圧力解放装置 - Google Patents

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クオフォン ユエ
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Abstract

【課題】圧力が所定値よりも高くなったときに、バッテリーパック内に蓄積したガスを放出する圧力解放装置を提供すること。【解決手段】圧力解放装置101が、取付台座3505と、バルブコア3504と、圧力解放部材3502とを備える。取付台座3505は、内部に流体通路3401が設けられ、流体通路3401は、圧力解放を受けるコンポーネントの内部空間と連通することが可能である。バルブコア3504は、取付台座3505内の流体通路3401と位置合わせされるように配置され、圧力解放通路3402は、バルブコア3504の外縁部と、取付台座3505の流体通路3401の内壁との間に形成される。圧力解放部材3502は、バルブコア3504の外縁部に被せられる。圧力解放部材3502は、その変形によって圧力解放通路3402を開閉する。【選択図】図3A

Description

本願は、圧力解放装置に関し、特にバッテリーパックの圧力解放装置に関する。
バッテリーは、使用中にガスを発生する。ガスが適時放出されずにバッテリーパック内に蓄積する場合、バッテリーパック内の圧力が増大し、バッテリーパックの使用に影響を与える。したがって、バッテリーの製造の際、バッテリーパックに圧力解放装置を取り付けることが多くの場合に必要となる。バッテリーパック内の圧力が所定値よりも高くなると、圧力解放装置は、自動的に開放して、バッテリーパック内に蓄積したガスを放出し、内部の過剰圧力を解放することができる。
本願は、取付台座と、バルブコアと、圧力解放部材とを備える圧力解放装置を提供する。取付台座は、内部に流体通路が設けられ、流体通路は、圧力解放を受けるコンポーネントの内部空間と連通することが可能である。バルブコアは、取付台座内の流体通路と位置合わせされるように配置され、圧力解放通路が、バルブコアの外縁部と、取付台座の流体通路の内壁との間に形成される。圧力解放部材は、バルブコアの外縁部に被せられる。圧力解放部材は、変形可能であり、その変形によって圧力解放通路を開閉するように構成される。本願では、圧力解放装置のバルブコアの外側に圧力解放部材を提供することによって、及び圧力解放部材自体の変形性能を用いることによって、圧力解放装置が、繰返し使用及び複数の圧力解放の効果を達成することができる。
上述した圧力解放装置において、圧力解放部材は、圧力受容側を有し、圧力解放部材は、圧力解放通路が閉鎖する閉塞動作状態と、開放動作状態とになるように構成することができ、圧力解放部材の圧力受容側における圧力が所定値を超える場合、圧力解放部材は、変形し、圧力解放部材が、閉塞動作状態から、圧力解放通路が開放する開放動作状態に変化するようになっており、圧力解放部材の圧力受容側における圧力が所定値未満となる場合、圧力解放部材は、閉塞動作状態に戻る。
上述した圧力解放装置において、圧力解放部材は、変形特性を有する材料から作製される。
上述した圧力解放装置において、バルブコアは、円形断面を有し、圧力解放部材は、リングの形態であり、圧力解放部材は、内縁部及び外縁部を有し、内縁部は、バルブコアに接続され、外縁部は、自由状態において取付台座に当接し、圧力解放通路を閉鎖する。
上述した圧力解放装置において、圧力解放部材は内縁部から外縁部まで外方かつ下方に延在する。
上述した圧力解放装置において、バルブコアは、プラスチックから作製され、圧力解放部材は、二次成形プロセスによってバルブコアの外面に固定される。
上述した圧力解放装置において、バルブコアには、バルブコア貫通穴が設けられ、圧力解放装置は、防水ガス透過性薄膜を更に備え、防水ガス透過性薄膜は、圧力解放通路からのガスを、防水ガス透過性薄膜を通して外部環境に放出することが可能であるように、バルブコアのバルブコア貫通穴を覆う。上述した圧力解放装置において、圧力解放装置は、保護カバーを更に備え、保護カバーには、保護カバー貫通穴が設けられ、保護カバーは、取付台座上にスナップ留めされ、バルブコア及び圧力解放部材は、取付台座及び保護カバーによって形成される空間内に収容されるようになっている。
上述した圧力解放装置は、シールリングを更に備える。取付台座は、圧力解放部材に近い位置に少なくとも1つの開口が設けられ、圧力解放部材の外縁部が上方に撓むと、圧力解放部材の外縁部と流体通路の内壁との間に流れるガスを、少なくとも1つの開口を通して外部環境に解放することが可能である。
上述した圧力解放装置において、圧力解放装置は、バッテリーパックにおいて使用され、バッテリーパックは、バッテリーパックハウジングを備え、バッテリーパックハウジングには、取付け穴が設けられ、圧力解放装置は、取付け穴を通してバッテリーパックハウジングに取り付けられる。
本願では、圧力解放部材は、圧力解放装置内に配置され、圧力解放部材自体の弾性を用いて、圧力解放装置内の圧力解放通路を開閉し、それにより、圧力解放装置の集中的な圧力解放の効果を達成する。圧力解放部材の弾性によって、圧力解放部材が初期状態に適時戻ることが可能であり、圧力解放のたびに圧力解放装置の既存構造が破壊されないことにより、本願の圧力解放装置は、複数回の集中的な圧力解放の効果を達成するとともに、バッテリーパックにおいて繰り返し用いることができ、それにより、圧力解放装置の使用コストが大幅に低減される。
本願の一実施形態に係る圧力解放装置101を用いるバッテリーパック100の概略図である。 図1のバッテリーパック100の外側から見た圧力解放装置101、及びバッテリーパック100の天板105の部分斜視図である。 図1のバッテリーパック100の内側から見た圧力解放装置101、及びバッテリーパック100の天板105の部分斜視図である。 図1の圧力解放装置101の斜視図である。 図3Aの圧力解放装置101の分解図である。 図3Aの矢視線A−Aに沿う図3Aの圧力解放装置101の軸方向断面図である。 図3Aの矢視線A−Aに対して90度の角度にある線に沿う図3Aの圧力解放装置101の軸方向断面図である。 図3Cの矢視線C−Cに沿う断面図である。 集中圧力解放状態にある図1の圧力解放装置101の縦断面図である。 図2Aのバッテリーパック100の天板の部分斜視図である。 図1の圧力解放装置101を、図5に示すバッテリーパック100の天板105に取り付けるステップの概略図である。 図1の圧力解放装置101を、図5に示すバッテリーパック100の天板105に取り付けるステップの概略図である。 異なる位置で切断した、図2Aのバッテリーパック100の天板105に取り付けられた圧力解放装置101の軸方向断面図である。 異なる位置で切断した、図2Aのバッテリーパック100の天板105に取り付けられた圧力解放装置101の軸方向断面図である。
本開示の特定の実施形態を、本明細書の一部をなす添付図面を参照して以下で説明する。本開示において方向を示す「前」、「後」、「上」、「下」、「左」、及び「右」等の用語は、本開示において種々の例示的な構造部及び構造要素を説明するのに用いられるが、本明細書において用いられるこれらの用語は、単に説明を容易にするために用いられ、添付図面に示す例示的な向きに基づいて決定されていることを理解すべきである。本開示に開示する実施形態は、異なる方向で配置することができるため、方向を示すこれらの用語は、例示的なものにすぎず、限定として理解すべきではない。可能な場合、本開示において用いられる同じ又は同様の参照符号は、同じ構成要素を指す。
図1は、本願の一実施形態に係る圧力解放装置101を用いるバッテリーパック100の概略図を示している。図1に示すように、バッテリーパック100は、概ね矩形である。他の実施形態において、バッテリーパック100は、他の形状を有することもできる。バッテリーパック100は、バッテリーパックハウジング102及び圧力解放装置101を備える。バッテリーパックハウジング102は、バッテリーセル(図示せず)を収容するために内部に形成された収容空間を有する。圧力解放装置101は、バッテリーパックハウジング102の天板105に取り付けられ、バッテリーパックハウジング102内の収容空間と連通し、バッテリーパックハウジング102内の収容空間の圧力を解放することができる。
図2Aは、図1のバッテリーパック100の外側から見た圧力解放装置101、及びバッテリーパック100の天板105の部分斜視図であり、バッテリーパックハウジング102の外部の圧力解放装置101の構造を示している。図2Bは、図1のバッテリーパック100の内側から見た圧力解放装置101、及びバッテリーパック100の天板の部分斜視図であり、バッテリーパックハウジング102内の圧力解放装置101の構造を示している。図2A、2Bに示すように、バッテリーパックハウジング102には取付け穴230が設けられており、圧力解放装置101は、取付け穴230を通してバッテリーパックハウジング102に取り付けられる。圧力解放装置101の下部は、取付け穴230を通過して、バッテリーパック100内に延在し、圧力解放装置101の上部は外部環境にさらされる。バッテリーパック100内のガス圧力が所定値以上になると、圧力解放装置101は、バッテリーパック100内のガスを外部環境に集中的に解放し、バッテリーパック100の圧力を解放することができる。
図3Aは、図1の圧力解放装置101の斜視図であり、図3Bは、図3Aの圧力解放装置101の分解図を示している。図3Cは、図3Aの矢視線A−Aに沿う図3Aの圧力解放装置101の軸方向断面図であり、図3Dは、図3Aの矢視線A−Aに対して90度の角度にある線に沿う図3Aの圧力解放装置100の軸方向断面図であり、図3Eは、図3Cの矢視線C−Cに沿う断面図である。これらの図は、圧力解放装置101の具体的な構造をまとめて示している。
図3A、3Bに示すように、圧力解放装置101は、保護カバー3501と、圧力解放部材3502と、防水ガス透過性薄膜3503と、バルブコア3504と、取付台座3505と、シールリング3506とを備える。圧力解放部材3502及びシールリング3506の双方は、円形リングの形態であり、弾性材料から作製される。この実施形態では、圧力解放部材3502及びシールリング3506は、シリカゲル又はゴムから作製される。例えば、圧力解放部材3502は、LR又はHNBR材料から作製され、シールリング3506は、VMQ又はEPDM材料から作製される。保護カバー3501、防水ガス透過性薄膜3503、バルブコア3504、及び取付台座3505の断面は、概ね円形である。防水ガス透過性薄膜3503は、防水かつガス透過性の材料から作製され、保護カバー3501、バルブコア3504、及び取付台座3505は、耐熱性で、いくらかの剛性を有する材料から作製される。この実施形態では、防水ガス透過性薄膜3503は、ePTFE材料から作製される。保護カバー3501、バルブコア3504、及び取付台座3505は、PA66材料から作製される。
図3C、3Dに示すように、保護カバー3501は、取付台座3505にスナップ留めされ、防水ガス透過性薄膜3503、バルブコア3504、及び圧力解放部材3502は、取付台座3505及び保護カバー3501によって形成される空間内に収容することができるようになっている。
図3Bと組み合わせて図3C、3Dから理解できるように、保護カバー3501は、頂部カバー330及びカバー壁331を有し、頂部カバー330は、円形の平板の形態であり、カバー壁331は、頂部カバー330の外縁部から下方に鉛直に延在する。保護カバー3501には、圧力解放装置101内のガスを外部環境に放出するのを補助する複数の保護カバー貫通穴3511が設けられる。取付台座3505の頂端部に当接する複数のリブ3460が、頂部カバー330の内面に設けられる。カバー壁331には、複数のノッチ380と、ノッチ380に配置された複数のスナップ受け332とが設けられる。スナップ受け332の内面及び外面は、カバー壁331の内面及び外面とそれぞれ同一平面になる。スナップ受け332と、カバー壁331の対応するノッチ380の側壁とは、仕切りスロット333によって分離され、仕切りスロット333は、カバー壁331の外縁部から頂部カバー330に向かって延在する。仕切りスロット333は、スナップ受け332の上端部334がカバー壁331に接続され、スナップ受け332の下端部335とカバー壁331との間に隙間ができるように設けられ、そのため、スナップ受け332の下端部335に外力が加わると、スナップ受け332の下端部335は、カバー壁331に対して拡張及び収縮することができる。換言すれば、スナップ受け332の下端部335に対して、内方に向かう力が加わると、スナップ受け332の下端部335は、カバー壁331によって包囲された空間に向かって撓み、スナップ受け332の下端部335に対して、外方に向かう力が加わると、スナップ受け332の下端部335は、カバー壁331によって包囲された空間から外方に撓む。スナップ受け332は、下端部335に近い位置にスナップ穴336が設けられ、スナップ穴336は、スナップ受け332の内面及び外面を通って延在し、取付台座3505上のスナップ部材350に嵌合し、スナップ部材350を受けるのに用いられる。この実施形態では、保護カバー3501のカバー壁331に、6つのスナップ受け332が設けられる。他の実施形態において、スナップ受け332の数は異なってもよい。
図3B〜図3Dに示すように、バルブコア3504は、バルブコア本体340及びバルブコア取付け部材341を備える。バルブコア本体340は、円形断面を有し、バルブコア外側リム342と、バルブコア中央ポスト344と、複数のバルブコアスポーク343とを備える。バルブコア外側リム342は、リングの形態であり、バルブコア中央ポスト344は、バルブコア外側リム342の中心位置に位置し、バルブコア504の軸に沿って延在する。バルブコアスポーク343は、一端部がバルブコア中央ポスト344に接続され、他端部がバルブコア外側リム342に接続される。バルブコアスポーク343は、防水ガス透過性薄膜3503を支持するのに用いることができる。この実施形態では、バルブコア3504に8つのバルブコアスポーク343があり、8つのバルブコアスポーク343は、バルブコア中央ポスト344の周りに均等に配置されているため、バルブコア外側リム342の内側には8つのバルブコア貫通穴3514が形成される。バルブコア取付け部材341は、バルブコア中央ポスト344から下方に延在するように形成され、バルブコア本体340に対して略垂直になっている。
図3C、3Dに示すように、バルブコア取付け部材341は、延長部3422及び一対のアーム3424を備える。延長部3422は、概ね円筒形であり、延長部3422の近位端部は、バルブコア本体340に接続される。一対のアーム3424は、延長部3422の遠位端部に接続され、一対のアーム3424は、凹部3420によって離隔している。互いに反対に面する一対のアーム3424の外面に、斜面形状のフランジが設けられ、フランジは、一対のアーム3424の端部から延長部3422の遠位端部に向かって斜め外方に延在する。したがって、一対のアーム3424の外面と延長部3422との間に段差付きのスナップ部分が形成される。一対のアーム3424が外力によって押されると、一対のアーム3424は、付勢されて、一対のアーム3424の内側が互いに当接するまで凹部3420に向かって互いに近づくことができる。外力が取り除かれると、一対のアーム3424は、互いから離れ、互いに対する拡張位置に戻る。バルブコア取付け部材341の上述の構成により、バルブコア取付け部材341が拡張可能かつ収縮可能となり、バルブコア3504を取付台座3505に取外し可能に取り付けることができるようになっている。
図3B〜図3Dに示すように、防水ガス透過性薄膜3503は、薄い円形のシートであり、そのサイズは、バルブコア本体340の断面とおおよそ同じであり、防水ガス透過性薄膜3503が、バルブコア本体340の上面をぴったりと覆うことができるようになっている。防水ガス透過性薄膜3503は、液体の浸透を防ぐとともに、ガスを透過させることができ、それにより、防塵、防水かつガス透過性の効果が実現される。この実施形態では、防水ガス透過性薄膜3503は、IP67の要件を満たす。さらに、この実施形態では、防水ガス透過性薄膜3503は、超音波溶接によってバルブコア3504の上面に固定され、この場合、バルブコアスポーク343も溶接される。他の実施形態において、防水ガス透過性薄膜3503は、接着剤を用いた接合、又は二次成形プロセスによる固定等の、他の接続手段によってバルブコア3504に接続することもできる。
圧力解放部材3502は、リングの形態である。圧力解放部材3502は、外方に広がる軸方向セクションを有し、この軸方向セクションは、圧力解放部材3502の内周面を形成する内縁部3551と、内縁部3551から下方かつ外方に延在する外縁部3553とを備える。自由状態、すなわち、外力による干渉がない状態では、圧力解放部材3502の外縁部3553は、内縁部3551から外方に延在し、内縁部3551よりも下に位置する。この実施形態では、圧力解放部材3502は、バルブコア本体340の外径におおよそ等しい内径を有し、二次成形によってバルブコア3504に固定的に接続され、圧力解放部材3502の内周面及びバルブコア3504の外周面が互いに密接に取り付けられるようになっている。他の実施形態では、他の固定手段を用いることもできる。例えば、圧力解放部材3502の内径は、バルブコア本体340の外径よりも僅かに小さく、圧力解放部材3502は、その拡張及び縮小する性質によって、バルブコア3504の外縁部に固定的に被さることができるようになっている。図3C、3Dに示すように、圧力解放部材3502がバルブコア3504の上に被せられると、圧力解放部材3502及びバルブコア3504は、通常、全体として傘のような形状に形成される。
更に図3B〜図3Dに示すように、取付台座3505は、本体部分301を有する。本体部分301は、円形断面を有する円筒形スリーブの形態である。図4Aに示すように、本体部分301は、頭部3431と挿入部分3432とに分けられる。頭部3431は、頭部の接続端部3435において、挿入部分3432の上端部3438に接続される。挿入部分3432は、取付け穴230に挿入されるように構成され、頭部3431は、取付け穴230の外部に位置するとともに、保護カバー3501に接続される。
スナップ部材350は、頭部3431の外面に設けられる。スナップ部材350は、頭部3431の外面から外方に突出するように形成される。スナップ部材350は、保護カバー3501上のスナップ受け332にスナップ留めされ、嵌合するように用いられる。スナップ部材の数は、スナップ受け332の数と同数である。この実施形態では、保護カバー3501に6つのスナップ受け332が設けられているため、取付台座3505も、頭部3431の外面に6つのスナップ部材350が設けられている。図3B、3Dから理解できるように、スナップ部材350は、概ね角柱形であり、その下面3452は、頭部3431の外面に対して垂直な平坦面であり、上面3451は、頭部3431の外面から下方に傾斜して延在する傾斜面である。図3Dに示すように、保護カバー3501が取付台座3505にスナップ留めされると、保護カバー3501は、取付台座3505の上から頭部3431の外側に固定され、保護カバー3501の内面は、カバー壁331において頭部3431の外面に密接に取り付けられ、それにより、水平方向における保護カバー3501と取付台座3505との固定接続を確実にする。保護カバー3501が取付台座3505の上から下方にスナップ留めされると、スナップ受け332は、外方に拡張することができ、6つのスナップ部材350が6つのスナップ受け332のスナップ穴336にそれぞれ収容されるようになっている。この場合、スナップ部材350の下面3452は、スナップ穴336に当接し、スナップ部材350は、取付台座3505に対する保護カバー3501の上方移動を防ぐことができるように、スナップ穴336に適合するように構成される。さらに、図3Dに示すように、保護カバー3501が取付台座3505の頂端部にスナップ留めされると、保護カバー3501の頂部カバー330の内面に設けられたリブ3460が、取付台座505の頂端部に正確に当接し、それにより、保護カバー501が取付台座505に対して下方に移動することを防ぐ。
図3B、3C、3Dに示すように、取付台座3505の頭部3431は、挿入部分3432よりも大きい外径を有する。取付台座3505の本体部分301は、内部に頭部3431及び挿入部分3432を通り抜ける流体通路3401が設けられる。頭部3431における流体通路3401の部分は、挿入部分3432における流体通路3401の部分よりも大きい内径を有し、したがって、取付台座3505は、頭部3431と挿入部分3432とが合一する位置において、環状支持プラットフォーム3459を形成する。支持構造体3512が流体通路3401内に設けられ、支持構造体3512は、挿入部分3432内に位置し、支持プラットフォーム3459から内方に延在する。図3Bに示すように、支持構造体3512は、中央支持ポスト337及び複数の支持板338を備える。中央支持ポスト337は、流体通路3401の中心部に位置する。支持板338は、一端部が中央支持ポスト337に固定され、他端部が本体部分301の内壁に固定され、複数の支持板338が、流体通路3401内に径方向に配置されるようになっている。この実施形態では、全部で6つの支持板338があり、6つの支持板338は、流体通路3401を6つのサブ通路339に分割し、各サブ通路339は、鉛直連通構造を有する。支持構造体3512は、中央支持ポスト337が位置する位置において比較的大きな高さを有し、中央支持ポスト337を用いて、バルブコア3504に係合し、バルブコア3504を支持することができるようになっている。図3Cに示すように、中央支持ポスト337には、取付け部材貫通穴3510が設けられる。取付け部材貫通穴3510の内径は、バルブコア取付け部材341の延長部3422の外径とおおよそ等しく、バルブコア340の延長部3422は、取付台座3505の取付け部材貫通穴3510にぴったりと収容することができるようになっている。バルブコア3504が、バルブコア取付け部材341の一対のアーム3424によって中央支持ポスト337の上に係合すると、バルブコア本体340の中央部の下面は、中央支持ポスト337の上面に正確に取り付けられ、取付台座3505に対するバルブコア3504の上方移動及び下方移動を制限する。
取付台座3505は、制止部分302及び一対のラグ303を更に備える。制止部分302及び一対のラグ303は、協働して、バッテリーパック100の天板105の取付け穴230に取付台座3505を保持する。制止部分302は、挿入部分3432の上端部に配置され、本体部分301から外方に突出する。図示の実施形態では、制止部分302は、頭部3431の接続端部3435に配置され、頭部3431の接続端部3435の周りにフランジ形状を有するように形成される。いくつかの実施形態において、制止部分302のサイズが、制止部分302を取付け穴230に挿入することができないように構成されるのであれば、制止部分302は、挿入部分3432の上端部3438から直接延在させることもできる。
一対のラグ303は、挿入部分3432の外周面に配置され、したがって、ラグ303は、制止部分302よりも下に位置する。ラグ303は、クランプ空間3900を形成するように、制止部分302から或る距離だけ分離している。クランプ空間3900の高さは、バッテリーパックハウジング102を制止部分302と挿入部分3432との間に正確にクランプすることができるように、バッテリーパックハウジング102の天板105の厚さに等しいか、又はバッテリーパックハウジング102の厚さよりも僅かに大きい。
図3Dに示すように、制止部分302の下面は、頭部3431の下縁部と同一平面にあり、制止部分302の下面には、シールリング3506を収容するシールリング溝3455が設けられる。図3Aと組み合わせて図3Cから理解できるように、シールリング溝3455の内側は、円形リング形状のプラットフォーム3456として形成され、外側は、複数の外側当接要素3457を有するように形成され、複数の外側当接要素3457は、制止部分302の外縁部に沿って間隔を置いて配置される。図3Aに示すように、複数の外側当接要素3457のうちのいくつかは、制止部分302の下面にそれぞれ独立して配置され、外側当接要素3457の残りに関しては、制止部分302の外縁部に近い端部が接続バー3458によってともに接続され、本体部分301に面する端部は、依然として分離して配置される。図3Aは、5つの外側当接要素3457を示しており、制止部分302の2つの径方向側部に位置する2つの外側当接要素3457は、独立して配置され、上述した2つの外側当接要素3457の間に配置された残りの3つの外側当接要素3457の外側端部は、接続バー3458によってともに接続される。円形リング形状のプラットフォーム3456及び複数の外側当接要素3457は、シールリング溝3455が、シールリング3506に係合する制止部分302の下面に形成されるように、互いに合致するように構成される。
図3A、3B、3Cに示すように、取付台座3505の一対のラグ303は、挿入部分3432の外面から外方に突出し、挿入部分3432の軸に対して対称的に配置される。図3C、3Eに示すように、ラグ303のそれぞれは、弾性アーム3701及び収容部分3702を備える。弾性アーム3701の近位端部3711は、挿入部分3432に接続され、弾性アーム3701の遠位端部3712は、自由端部であり、制止部分302に向かって延在又は突出する突出部3704が、その上面に設けられる。収容部分3702は、挿入部分3432に接続され、収容空間3703が、収容部分3702内に設けられる。収容部分3702はU字形状であり、U字の開放端は、挿入部分3432の外面に接続され、収容部分3702及び挿入部分3432がともに収容空間3703を形成するようになっている。図3Cに示すように、自由状態において、弾性アーム3701の大部分が、収容部分3702の収容空間3703内に収容される。弾性アーム3701の上面は、収容部分3702の上面と概ね同一平面にあるが、弾性アーム3701の遠位端部3712の突出部3704は、収容部分3702の上面よりも高いところにある。弾性アーム3701の自由端部3712に下向きの力が加わると、弾性アーム3701の遠位端部3712は、下方に移動することができ、弾性アーム3701全体が、収容部分3702の収容空間3703内に収容されるようになっている。
図3B、3Cから理解できるように、取付台座3505も、頭部3431に複数の開口3403が設けられ、複数の開口3403は、制止部分302の上縁部に配置され、頭部3431を通り抜け、流体通路3401内のガスを、開口3403を通して外部環境に放出することができるようになっている。開口3403は細長く、開口3403の長さ方向は、頭部3431の周方向に対応し、複数の開口3403は、頭部3431の周方向に間隔を置いて配置される。この実施形態では、頭部3431には、6つの開口3403が設けられるが、他の実施形態において、開口3403の数は異なってもよい。
シールリング3506は、円形リング形状を有し、取付台座3505のシールリング溝3455内に収容される。図3A、3Dに示すように、シールリング3506がシールリング溝3455内に係合すると、シールリング3506の内側が円形リング形状のプラットフォーム3456の外面に嵌まり、シールリング3506の外側が外側当接要素3457の内縁部に当接する。この実施形態では、シールリング3506及びシールリング溝3455は、締まり嵌めによってともに係合する。分離して配置される複数の外側当接要素3457間には空間があるため、締まり嵌めされたシールリング3506は、余分だけ押し出され、それにより、シールリング3506とシールリング溝3455との間の固定係合を確実にするだけでなく、シールリング3506とシールリング溝3455との間の密接な係合を確実にすることができる。他の実施形態において、シールリング3506は、二次成形によって取付台座3505の下面に固定することもできる。
圧力解放装置101を組み立てるために、まず、圧力解放部材3502を、二次成形によってバルブコア3504に固定接続することができ、防水ガス透過性薄膜3503を、超音波溶接によってバルブコア3504の上面に固定し、次に、圧力解放部材3502及び防水ガス透過性薄膜3503が上に固定されたバルブコア3504を、取付台座3505の支持構造体3512上に係合させ、最後に、保護カバー3501を、スナップ接続によって取付台座3505の上に固定する。図3C、3Dに示すように、支持構造体3512は、中央支持ポスト337の位置において比較的高い高さを有するため、圧力解放部材3502が上に配置されたバルブコア3504が、流体通路3401と位置合わせされ、取付台座3505の支持構造体3512上に係合する場合、バルブコア本体340の中央部は、支持構造体3512に当接し、バルブコア本体340の縁部は、支持構造体3512の上に懸架され、したがって、バルブコア3504の外縁部と取付台座3505の流体通路3401の内壁との間に、圧力解放通路3402が形成される(図4に示す)。
図4は、集中圧力解放状態にある、図1の圧力解放装置101の縦断面図であり、集中圧力解放状態において圧力解放部材3502が変形することを示している。
使用時、圧力解放装置101の底部が、圧力解放を受けるコンポーネントに面する。この実施形態では、圧力解放を受けるコンポーネントは、バッテリーパック100である。取付台座3505は内部に流体通路3401が設けられるため、圧力解放装置101における圧力解放部材3502の下側が、バッテリーパック100の内部と連通する。内部圧力解放部材3502の下側は、圧力受容側である。図3Cに示すように、自由状態では、圧力解放部材3502は斜め下方に延在し、圧力解放部材3502の外縁部は、取付台座3505の内側の支持プラットフォーム3459に当接し、それにより、圧力解放通路3402が閉鎖して、圧力解放部材3502が閉塞動作状態になる。圧力解放部材3502は、弾性材料から作製され、外力の作用によって変形することができる。しかしながら、バッテリーパック100内の圧力が所定値未満である場合、圧力解放部材3502が受ける圧力は小さく、変形の程度も少ないため、圧力解放通路3402を開放するのに十分ではない。この場合、保護カバー3501及びバルブコア3504の双方に貫通穴が設けられることから、バッテリーパック100内のガスは、防水ガス透過性薄膜3503を通して外部環境にゆっくりと放出することができる。
図4に示すように、バッテリーパック100内のガス圧力が所定値を超える場合、すなわち、圧力解放部材3502の下側のガス圧力が比較的大きくなる場合、圧力解放部材3502は変形し、圧力解放部材3502の外縁部が上方に撓み、それにより、圧力解放通路3402が開放して、圧力解放部材3502が開放動作状態となる。頭部3431における開口3403は、圧力解放通路3402のすぐ外側で支持プラットフォーム3459の上方に設けられるため、圧力解放通路3402から漏出するガスは、開口3403を通して直接外部環境に速やかに放出することができる。圧力解放部材3502が変形し、圧力を解放するように開放すると、防水ガス透過性薄膜3503は、透過性の役割を果たすこともできる。しかしながら、防水ガス透過性薄膜3503の透過効率は、圧力解放部材3502の開放によってもたらされる透過効率よりもはるかに低い。圧力解放のために十分な時間が経過し、バッテリーパック100内のガス圧力が所定値を下回ると、圧力解放部材3502は、再び、図3Cに示す初期状態に戻り、圧力解放通路3402が閉鎖され、ガスは、防水ガス透過性薄膜3503のみによってバッテリーパック100から排出される。すなわち、バッテリーパック100内の圧力が所定値に達しない場合、バッテリーパック100のガス透過作用は、防水ガス透過性薄膜3503によって達成される。また、バッテリーパック100内の圧力が所定値以上となる場合、バッテリーパック100は、圧力解放部材3502を通して圧力を速やかに解放する。この場合、防水ガス透過性薄膜3503も透過性の役割を果たすが、防水ガス透過性薄膜3503を通した圧力解放速度は遅い。
本願は、バルブコア3504及び取付台座3505が互いに協働して、圧力解放装置101における圧力解放通路3402を画定する構造を用いる。圧力解放部材3504の弾性を用いて、圧力解放通路3402を開閉し、それにより、バッテリーパック100内の圧力を解放する。圧力解放装置101の固有の構造は、圧力解放部材3504が開放して圧力を解放するたびに損傷することがなく、したがって、本願の圧力解放装置101は、圧力解放装置101を圧力解放の後に新しいものに交換することなく再使用することができ、それにより、圧力解放装置101の使用コストが大幅に低減される。さらに、本願の圧力解放装置101が圧力を解放することができる所定の圧力値は、圧力解放部材3502の材料の選択に基づいて調整することができる。圧力解放部材3502が比較的高い弾性及び比較的低い硬度を有する場合、圧力解放装置101の所定の圧力値は、比較的低くなる。また、圧力解放部材3502が比較的低い弾性及び比較的高い硬度を有する場合、圧力解放装置101の所定の圧力値は、比較的高くなる。本願では、LR又はHNBR材料を用いて圧力解放部材3502を準備する。バッテリーパック100内の圧力が比較的低い場合、本願の圧力解放装置101は、圧力解放を実行することができ、それにより、バッテリーパック100の取付け及び使用が効果的に保証される。
図5は、図2Aのバッテリーパック100の天板105の部分斜視図を示しており、天板105における取付け穴230の具体的な構造を示している。図5に示すように、一対のノッチ5313及び一対のスロット5314が、取付け穴230の壁に設けられる。取付け穴230は、概ね円形であり、取付け穴230の直径は、挿入部分3432の断面の直径に等しいか、又は挿入部分3432の断面の直径よりも僅かに大きい。ノッチ5313の数は、圧力解放装置101におけるラグ303の数と同数であり、スロット5314の数は、圧力解放装置101における弾性アーム3701の数と同数である。この実施形態の圧力解放装置101における一対のラグ303及び一対の弾性アーム3701と対応して、一対のノッチ5313及び一対のスロット5314が、取付け穴230に対応して設けられる。一対のノッチ5313及び一対のスロット5314は、取付け穴230の中心に対してそれぞれ対称的に配置され、一対のスロット5314及び一対のノッチ5313が互い違いになっている。図示の実施形態では、一対のノッチ5313及び一対のスロット5314は、取付け穴230の壁における四分割された4つの位置において分離して配置される。ノッチ5313は、取付台座505のラグ303を受けることができるようなサイズになっており、スロット5314は、ラグ303の弾性アーム701を受けることができるようなサイズになっている。
図6A、6Bは、図3Aの圧力解放装置101を、図5に示すバッテリーパック100の天板105に取り付けるステップの概略図である。図示を容易にするために、図6A、6Bは、図3Cの矢視線C−Cに沿う圧力解放装置101の断面図において、圧力解放装置101とバッテリーパックハウジング102との間の取付け及び適合関係を示している。
図6Aに示すように、圧力解放装置101を、バッテリーパック100の外側からバッテリーパックハウジング102の天板105に取り付ける場合、圧力解放装置101の一対のラグ303を、天板105の取付け穴230における一対のノッチ5313とそれぞれ位置合わせし、次いで、圧力解放装置101の挿入部分3432を取付け穴230に挿入する。圧力解放装置101は、一対のラグ303がバッテリーパックハウジング102の天板105よりも下の位置に移動するまで更に挿入される。制止部分302の断面積は、取付け穴230の断面積よりも大きいため、制止部分302は、天板105に当接する。その後、圧力解放装置101を天板105に対して90度回転させる。回転の間、ラグ303上の2つの弾性アーム3701は、バッテリーパックハウジング102の下面に常に当接する。90度の回転の後、一対の弾性アーム701は、一対のスロット5314の位置にそれぞれ達し、一対の弾性アーム3701の遠位端部3712は、対応するスロット5314内に部分的に収容されるように上方に跳ね返り、それにより、圧力解放装置101を取付け穴230内の適切な位置に取り付ける。弾性アーム3701とスロット5314との間の係合及び適合関係により、圧力解放装置101及び取付け穴230は、互いに容易には移動しなくなり、それにより、圧力解放装置101をバッテリーパックハウジング102内に取り付けるプロセス中、圧力解放装置101が位置決めされ、圧力解放装置101のバッテリーパックハウジング102に対する回転、及びバッテリーパックハウジング102からの係脱が防止される。ラグ303が回転後にノッチ5313の位置から外れると、回転後のラグ303は、バッテリーパックハウジング102の下面に当接し、バッテリーパックハウジング102の上面における制止部分302と協働し、クランプ空間3900内にバッテリーパックハウジング102の天板105をクランプし、それにより、バッテリーパックハウジング102上に圧力解放装置101を固定し、バッテリーパックハウジング102に対する圧力解放装置101の上下移動を制限する。
図7A、7Bは、それぞれ異なる位置で切り取った、図2Aのバッテリーパック100の天板105に取り付けられた圧力解放装置101の軸方向断面図であり、シールリング3506とバッテリーパック100の天板105との間の適合関係を示している。図7A、7Bに示すように、圧力解放装置101は、バッテリーパックハウジング102における取付け穴230内の位置に取り付けられ、頭部3431は、概してバッテリーパックハウジング102の上に位置し、挿入部分3432は、概してバッテリーパックハウジング102の下に位置する。制止部分302及びラグ303は、バッテリーパックハウジング102の上面及び下面にそれぞれ当接する。シールリング3506が締まり嵌めによって制止部分302の下面に取り付けられ、また、シールリング506がバッテリーパックハウジング102の上面に当接する場合、バッテリーパックハウジング102の天板105は、圧力解放装置101の制止部分302とラグ303との間の緩みを防止され、バッテリーパックハウジング102の天板105に対する制止部分302及びラグ303の締結効果が促進される。さらに、シールリング3506の配置は、圧力解放装置101をバッテリーパックハウジング102からシールするのにも役立ち、外部の埃粒子又は液体が圧力解放装置101とバッテリーパックハウジング102との間の隙間を通してバッテリーパック100に入ることを効果的に防止する。
本願では、制止部分302を圧力解放装置101の取付台座3505の挿入部分3432の上端部に配置し、ラグ303を挿入部分3432に配置し、バッテリーパックハウジング102における取付け穴230の壁内にラグ303を受けることが可能なノッチ5313を配置するとともに、制止部分302と、ラグ303と、取付け穴230との間の適合関係により、制止部分302及びラグ303によって圧力解放装置101をバッテリーパック100に固定的に取り付けるには、追加の取付け部品及び取付けツールを必要とすることなく、挿入部分3432を取付け穴230に挿入するステップと、挿入部分3432を回転させるステップとの2つのステップのみが必要であり、それにより、圧力解放装置101の組立てステップが大幅に簡略化される。この実施形態では、圧力解放装置101のラグ303は、2つのラグ303を含むが、他の実施形態では、1つ、3つ、4つ等の他の数のラグ303を用いることができる。さらに、その数のラグ303の配置に適合するように、バッテリーパックハウジング102における取付け穴300に、対応する数のスナップ受け部分313を設けることも必要である。
本願の圧力解放装置101は、バッテリーパック100に用いられる。他の実施形態において、圧力解放装置101は、圧力解放を必要とする他のコンポーネントに設けることもできる。この実施形態では、圧力解放装置101を採用するバッテリーパック100は、電気車両、例えば、電気自動車、ハイブリッド車両等に取り付けられる。他の実施形態において、圧力解放装置101は、他の技術分野におけるバッテリーパック100にも用いることができる。
100 バッテリーパック
101 圧力解放装置
102 バッテリーパックハウジング
105 天板
230 穴
300 穴
301 本体部分
302 制止部分
303 ラグ
313 部分
330 頂部カバー
331 カバー壁
333 スロット
334 上端部
335 下端部
336 スナップ穴
337 中央支持ポスト
338 支持板
339 サブ通路
340 バルブコア本体
341 部材
342 バルブコア外側リム
343 バルブコアスポーク
344 バルブコア中央ポスト
350 スナップ部材
380 ノッチ
501 保護カバー
504 バルブコア
505 取付台座
506 シールリング
701 弾性アーム
3401 流体通路
3402 圧力解放通路
3403 開口
3420 凹部
3422 延長部
3424 アーム
3431 頭部
3432 挿入部分
3435 接続端部
3438 上端部
3451 上面
3452 下面
3455 シールリング溝
3456 プラットフォーム
3457 外側当接要素
3458 接続バー
3459 支持プラットフォーム
3460 リブ
3501 保護カバー
3502 圧力解放部材
3503 防水ガス透過性薄膜
3504 バルブコア
3505 取付台座
3506 シールリング
3510 部材貫通穴
3511 保護カバー貫通穴
3512 支持構造体
3514 バルブコア貫通穴
3551 内縁部
3553 外縁部
3701 弾性アーム
3702 収容部分
3703 収容空間
3704 突出部
3711 近位端部
3712 遠位端部
3900 クランプ空間
5313 ノッチ
5314 スロット

Claims (10)

  1. 圧力解放装置において、
    内部に流体通路(3401)が設けられ、該流体通路(3401)が、圧力解放を受けるコンポーネントの内部空間と連通可能な取付台座(3505)と、
    前記取付台座(3505)内の前記流体通路(3401)と位置合わせされて配置されるバルブコア(3504)であって、該バルブコア(3504)の外縁部と、前記取付台座(3505)の前記流体通路(3401)の内壁との間に、圧力解放通路(3402)が形成されるバルブコア(3504)と、
    前記バルブコア(3504)の前記外縁部に被せられる圧力解放部材(3502)であって、該圧力解放部材(3502)は、変形可能であり、その変形によって前記圧力解放通路(3402)を開閉する圧力解放部材(3502)とを具備する圧力解放装置。
  2. 前記圧力解放部材(3502)は圧力受容側を有し、前記圧力解放部材(3502)は、前記圧力解放通路(3402)が閉鎖する閉塞動作状態と、開放動作状態とになるように構成することができ、
    前記圧力解放部材(3502)の前記圧力受容側における圧力が所定値を超える場合、前記圧力解放部材(3502)は、変形し、前記圧力解放部材(3502)が、前記閉塞動作状態から、前記圧力解放通路(3402)が開放する前記開放動作状態に変化するようになっており、
    前記圧力解放部材(3502)の前記圧力受容側における前記圧力が前記所定値未満となる場合、前記圧力解放部材(3502)は、前記閉塞動作状態に戻る請求項1に記載の圧力解放装置。
  3. 前記圧力解放部材(3502)は変形特性を有する材料から成る請求項1に記載の圧力解放装置。
  4. 前記バルブコア(3504)は円形断面を有し、
    前記圧力解放部材(3502)はリングの形態であり、前記圧力解放部材(3502)は内縁部(3551)及び外縁部(3553)を有し、前記内縁部(3551)は前記バルブコア(3504)に接続され、前記外縁部(3553)は自由状態において前記取付台座(3505)に当接し、前記圧力解放通路(3402)を閉鎖する請求項1に記載の圧力解放装置。
  5. 前記圧力解放部材(3502)は前記内縁部(3551)から前記外縁部(3553)まで外方かつ下方に延在する請求項4に記載の圧力解放装置。
  6. 前記バルブコア(3504)はプラスチックから成り、前記圧力解放部材(3502)は、二次成形プロセスによって前記バルブコア(3504)の外面に固定される請求項1に記載の圧力解放装置。
  7. 前記バルブコア(3504)には、バルブコア貫通穴(3514)が設けられ、
    前記圧力解放装置(101)は防水ガス透過性薄膜(3503)を更に備え、該防水ガス透過性薄膜(3503)は、前記圧力解放通路(3401)からのガスを、該防水ガス透過性薄膜(3503)を通して外部環境に放出することが可能であるように、前記バルブコア(3504)の前記バルブコア貫通穴(3514)を覆う請求項1に記載の圧力解放装置。
  8. 前記圧力解放装置(101)は、保護カバー(3501)を更に備え、該保護カバー(3501)には、保護カバー貫通穴(3511)が設けられ、前記保護カバー(3501)は、前記取付台座(3505)上にスナップ留めされ、前記バルブコア(3504)及び前記圧力解放部材(3502)は、前記取付台座(3505)及び前記保護カバー(3501)によって形成される空間内に収容されるようになっている請求項1に記載の圧力解放装置。
  9. 前記取付台座(3505)は、前記圧力解放部材(3502)に近い位置に少なくとも1つの開口(3403)が設けられ、前記圧力解放部材(3502)の前記外縁部が上方に撓むと、前記圧力解放部材(3502)の前記外縁部と前記流体通路(3401)の前記内壁との間に流れるガスを、前記少なくとも1つの開口(3403)を通して外部環境に解放することが可能である請求項1に記載の圧力解放装置。
  10. 前記圧力解放装置(101)は、バッテリーパック(100)において使用され、該バッテリーパック(100)は、バッテリーパックハウジング(102)を備え、該バッテリーパックハウジング(102)には、取付け穴(230)が設けられ、前記圧力解放装置(101)は、前記取付け穴(230)を通して前記バッテリーパックハウジング(102)に取り付けられる請求項1〜9の何れか1項に記載の圧力解放装置。
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