JP2021093222A - Accounting processor, accounting processing system, method for accounting processing, and program - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、会計処理装置、会計処理システム、会計処理方法及びプログラムに関する。 The present invention relates to accounting equipment, accounting systems, accounting methods and programs.
従来、領収書を含むレシートから得られる会計処理に関する情報として重要なものに、日付と合計金額がある。そこで、レシートから日付と合計金額とに関する記載を読み取って仕訳データの作成を支援していた(例えば、特許文献1参照)。 Traditionally, the most important accounting information obtained from receipts, including receipts, is the date and total amount. Therefore, the description regarding the date and the total amount was read from the receipt to support the creation of journal data (see, for example, Patent Document 1).
消費税に関するものとして、本国では、2019年10月1日より消費税が10%になった一方、食料品等に係る消費税を8%とする軽減税率が導入され、初めて複数の税率が生じる状態になった。
このような状況下において、領収書を含むレシートにも軽減税率に係る記載がされるようになっている。そして、会計処理に関しては、税率ごとの合計金額を読み取ることが必要になってきている。
Regarding consumption tax, in the home country, while the consumption tax became 10% from October 1, 2019, a reduced tax rate was introduced to reduce the consumption tax on foodstuffs, etc. to 8%, and multiple tax rates will be generated for the first time. It became a state.
Under such circumstances, receipts including receipts also include a description of the reduced tax rate. As for accounting, it is becoming necessary to read the total amount for each tax rate.
そこで、本発明は、複数の税率に対する会計処理に関する情報を得られるようにして仕訳入力を支援する会計処理装置、会計処理システム、会計処理方法及びプログラムを提供することを目的とする。 Therefore, an object of the present invention is to provide an accounting processing device, an accounting processing system, an accounting processing method, and a program that support journal entry by obtaining information on accounting processing for a plurality of tax rates.
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。
第1の発明は、異なる種類の合計金額を示す複数の項目の各々に、抽出対象のワードである抽出キーワードを対応付けて記憶する抽出キーワード記憶部と、請求書を含むレシートの画像データであるレシート画像から前記抽出キーワード記憶部に記憶された前記抽出キーワードを抽出するキーワード抽出手段と、前記キーワード抽出手段により抽出された前記抽出キーワードを含む行から金額のテキストデータを取得する金額取得手段と、前記金額取得手段により取得した前記金額のテキストデータと、前記抽出キーワードが示す前記項目とを対応付けた項目金額情報を、表示装置に出力する項目金額出力手段と、を備える、会計処理装置である。
第2の発明は、第1の発明の会計処理装置において、前記項目金額情報と共に、前記表示装置に前記レシート画像を出力する画像出力手段を備える、会計処理装置である。
第3の発明は、第2の発明の会計処理装置において、前記レシート画像に対して前記金額取得手段により取得された前記金額の記載部分を強調させる加工処理を行う画像加工手段を備え、前記画像出力手段は、前記画像加工手段による加工後の前記レシート画像を出力する、会計処理装置である。
第4の発明は、第3の発明の会計処理装置において、前記画像加工手段による前記レシート画像の前記金額の記載部分に対する加工は、各々異なる加工であり、前記項目金額出力手段は、前記画像加工手段による加工後の金額の画像を、前記金額のテキストデータに並べた態様で表した前記項目金額情報を出力する、会計処理装置である。
第5の発明は、第1の発明から第4の発明までのいずれかの会計処理装置において、前記レシート画像から日付を抽出する日付抽出手段と、前記日付抽出手段により抽出した前記日付に応じて、前記抽出キーワード記憶部に記憶された前記抽出キーワードを選定する抽出キーワード選定手段と、を備え、前記キーワード抽出手段は、前記抽出キーワード選定手段により選定した前記抽出キーワードを、前記レシート画像から抽出する、会計処理装置である。
第6の発明は、第1の発明から第5の発明までのいずれかの会計処理装置において、少なくとも指定税率と品目との組み合わせを学習した第1学習モデルと、前記レシート画像から品目情報を抽出する品目抽出手段と、前記品目抽出手段により抽出した前記品目情報の品目ごとに、前記品目と前記指定税率に関する識別子との組み合わせが前記第1学習モデルによる分類と等しいことを確認する品目確認手段と、前記品目確認手段による確認結果を、前記表示装置に出力する確認結果出力手段と、を備える、会計処理装置である。
第7の発明は、第1の発明から第6の発明までのいずれかの会計処理装置において、前記キーワード抽出手段は、各項目で前記抽出キーワードを抽出し、前記複数の項目の1つは、全合計金額に関するものであり、前記複数の項目のうち前記全合計金額を除く他の項目は、内訳金額に関するものであり、前記内訳金額に関する項目に対応する前記金額のテキストデータの値の全てを加算した加算値と、前記全合計金額に対応する前記金額のテキストデータの値とが一致するか否かを判定する金額判定手段を備え、前記項目金額出力手段は、前記金額判定手段により両者の金額が不一致の場合に、不一致であることを示す態様で表した前記項目金額情報を出力する、会計処理装置である。
第8の発明は、第1の発明から第7の発明までのいずれかの会計処理装置において、前記レシート画像から日付を抽出する日付抽出手段と、少なくとも前記日付と前記抽出キーワードとの組み合わせを学習した第2学習モデルと、前記日付抽出手段により抽出した前記日付と前記キーワード抽出手段により各項目で抽出した前記抽出キーワードとの組み合わせが前記第2学習モデルによる分類と等しいことを確認する抽出キーワード確認手段と、前記抽出キーワード確認手段による確認結果を、前記表示装置に出力する確認結果出力手段と、を備える、会計処理装置である。
第9の発明は、第6の発明又は第8の発明の会計処理装置において、前記確認結果出力手段による確認結果の出力に対する確認データを受け付ける確認受付手段と、前記確認受付手段により受け付けた前記確認データを用いて該当の学習モデルを学習させる学習手段と、を備える、会計処理装置である。
第10の発明は、第9の発明の会計処理装置において、前記確認受付手段により受け付けた前記確認データとレシート画像からテキストデータを認識する文字認識処理を関連付けて第3学習モデルを学習させる学習手段を備え、前記第3学習モデルを用いて最適な文字認識処理を選択し、前記文字認識処理を利用して少なくとも前記キーワード抽出手段、金額取得手段、項目金額出力手段、品目抽出手段のいずれかの処理を実行する、会計処理装置である。
第11の発明は、第1の発明から第10の発明までのいずれかの会計処理装置において、少なくとも前記レシート画像の種類による記載項目の有無及び消費税額の算出方法についての特徴を学習した第4学習モデルと、前記第4学習モデルを用いて前記レシート画像の適格性を判定するレシート画像判定手段と、を備える、会計処理装置である。
第12の発明は、第1の発明から第11の発明までのいずれかの会計処理装置において、前記項目金額情報の前記金額のテキストデータと前記項目とをレシート合計データとして、前記レシート画像を識別するレシート識別情報に対応付けてレシート画像記憶部に登録するレシート合計登録手段を備える、会計処理装置である。
第13の発明は、第12の発明の会計処理装置において、前記項目金額情報の各金額に対する修正入力を受け付ける修正受付手段と、前記修正受付手段により受け付けた前記修正入力に基づいて、前記項目金額情報を修正する金額修正手段と、前記金額修正手段により修正された修正後の前記金額に、前記レシート合計データを更新する更新手段と、を備える、会計処理装置である。
第14の発明は、第1の発明から第13の発明までのいずれかの会計処理装置において、前記抽出キーワード記憶部は、前記レシートの発行元を識別する発行識別情報を、前記抽出キーワードにさらに対応付けて記憶し、前記レシートに含まれる特徴情報と、前記発行識別情報とを対応付けて記憶する発行元記憶部と、前記発行元記憶部を参照して、前記レシート画像から前記発行識別情報を取得する発行識別取得手段と、を備え、前記キーワード抽出手段は、前記発行識別取得手段により取得した前記発行識別情報に対応付けられた前記抽出キーワードを、前記レシート画像から抽出する、会計処理装置である。
第15の発明は、第1の発明から第14の発明までのいずれかの会計処理装置において、前記抽出キーワード記憶部は、前記抽出キーワードを画像データとして記憶し、前記キーワード抽出手段は、前記レシート画像から前記抽出キーワード記憶部に記憶された前記画像データを抽出する、会計処理装置である。
第16の発明は、第1の発明から第15の発明までのいずれかの会計処理装置において、所定のワードを記憶する所定ワード記憶部と、前記レシート画像から前記所定ワード記憶部に記憶された前記所定のワードを抽出する所定ワード抽出手段と、前記所定ワード抽出手段により抽出された前記所定のワードに基づいて、前記レシート画像に対して検索範囲を設定する範囲設定手段と、を備え、前記キーワード抽出手段は、前記範囲設定手段により設定された前記検索範囲において、前記抽出キーワードを抽出する、会計処理装置である。
第17の発明は、第1の発明から第16の発明までのいずれかの会計処理装置と、前記会計処理装置に通信可能に接続され、前記レシートから前記レシート画像を生成する画像化装置と、を備える会計処理システムである。
第18の発明は、コンピュータが、異なる種類の合計金額を示す複数の項目の各々に、抽出対象のワードである抽出キーワードを対応付けて記憶する抽出キーワード記憶部に記憶された前記抽出キーワードを、請求書を含むレシートの画像データであるレシート画像から抽出するキーワード抽出ステップと、抽出された前記抽出キーワードを含む行から金額のテキストデータを取得する金額取得ステップと、取得した前記金額のテキストデータと、前記抽出キーワードが示す前記項目とを対応付けた項目金額情報を、表示装置に出力する項目金額出力ステップと、を含む会計処理方法である。
第19の発明は、第1の発明から第16の発明までのいずれかの会計処理装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムである。
The present invention solves the above problems by the following solutions.
The first invention is an extraction keyword storage unit that stores an extraction keyword, which is a word to be extracted, in association with each of a plurality of items indicating different types of total amounts, and image data of a receipt including an invoice. A keyword extraction means for extracting the extracted keyword stored in the extracted keyword storage unit from the receipt image, an amount acquisition means for acquiring text data of the amount from a line containing the extracted keyword extracted by the keyword extraction means, and an amount acquisition means. An accounting processing device including an item amount output means for outputting to a display device item amount information in which the text data of the amount acquired by the amount acquisition means and the item indicated by the extraction keyword are associated with each other. ..
A second invention is an accounting processing apparatus according to the first invention, which includes an image output means for outputting the receipt image to the display device together with the item amount information.
A third invention comprises an image processing means for emphasizing a description portion of the amount of money acquired by the amount of money acquisition means with respect to the receipt image in the accounting processing apparatus of the second invention. The output means is an accounting processing device that outputs the receipt image after processing by the image processing means.
According to the fourth aspect of the present invention, in the accounting processing apparatus of the third invention, the processing of the receipt image by the image processing means for the description portion of the amount of money is different from each other, and the item amount of money output means is the image processing. It is an accounting processing apparatus that outputs the item amount information in which an image of an amount of money processed by means is arranged in text data of the amount of money.
The fifth invention is a date extraction means for extracting a date from the receipt image and a date extracted by the date extraction means in any of the accounting devices from the first invention to the fourth invention. , The extraction keyword selection means for selecting the extraction keyword stored in the extraction keyword storage unit, and the keyword extraction means extracts the extraction keyword selected by the extraction keyword selection means from the receipt image. , Accounting processing device.
In the sixth invention, in any of the accounting devices from the first invention to the fifth invention, item information is extracted from the receipt image and the first learning model in which at least the combination of the designated tax rate and the item is learned. An item confirmation means for confirming that the combination of the item and the identifier related to the designated tax rate is equal to the classification by the first learning model for each item of the item information extracted by the item extraction means. An accounting processing device including a confirmation result output means for outputting a confirmation result by the item confirmation means to the display device.
According to a seventh aspect of the present invention, in any of the accounting devices from the first invention to the sixth invention, the keyword extraction means extracts the extracted keyword in each item, and one of the plurality of items is: It is related to the total total amount, and the other items other than the total total amount among the plurality of items are related to the breakdown amount, and all the values of the text data of the amount corresponding to the item related to the breakdown amount are used. The item amount determination means is provided with an amount determination means for determining whether or not the added value and the value of the text data of the amount corresponding to the total amount amount match, and the item amount output means of both is provided by the amount determination means. This is an accounting processing device that outputs the item amount information represented in a mode indicating that the amounts do not match when the amounts do not match.
In the eighth invention, in any of the accounting devices from the first invention to the seventh invention, a date extraction means for extracting a date from the receipt image and at least a combination of the date and the extraction keyword are learned. Extraction keyword confirmation to confirm that the combination of the second learning model obtained, the date extracted by the date extraction means, and the extraction keyword extracted in each item by the keyword extraction means is equal to the classification by the second learning model. It is an accounting processing device including means and confirmation result output means for outputting the confirmation result by the extraction keyword confirmation means to the display device.
A ninth aspect of the invention is the confirmation receiving means for receiving confirmation data for the output of the confirmation result by the confirmation result output means and the confirmation received by the confirmation receiving means in the accounting processing apparatus of the sixth invention or the eighth invention. It is an accounting processing device including a learning means for learning a corresponding learning model using data.
A tenth invention is a learning means for learning a third learning model in the accounting processing apparatus of the ninth invention by associating the confirmation data received by the confirmation receiving means with a character recognition process for recognizing text data from a receipt image. The optimum character recognition process is selected using the third learning model, and at least one of the keyword extraction means, the amount acquisition means, the item amount output means, and the item extraction means is used by using the character recognition process. An accounting device that performs processing.
In the eleventh invention, in any of the accounting devices from the first invention to the tenth invention, at least the presence or absence of description items according to the type of the receipt image and the characteristics of the calculation method of the consumption tax amount were learned. It is an accounting processing apparatus including a learning model and a receipt image determination means for determining the eligibility of the receipt image using the fourth learning model.
In the twelfth invention, in any of the accounting processing devices from the first invention to the eleventh invention, the receipt image is identified by using the text data of the amount of the item amount information and the item as the total receipt data. It is an accounting processing apparatus provided with a receipt total registration means for registering in the receipt image storage unit in association with the receipt identification information.
According to the thirteenth invention, in the accounting processing apparatus of the twelfth invention, the item amount amount is based on the correction receiving means for receiving the correction input for each amount of the item amount information and the correction input received by the correction receiving means. It is an accounting processing apparatus including an amount correction means for correcting information and an update means for updating the receipt total data to the corrected amount corrected by the amount correction means.
According to the fourteenth invention, in any of the accounting processing devices from the first invention to the thirteenth invention, the extracted keyword storage unit further adds issuance identification information for identifying the issuer of the receipt to the extracted keyword. The issue identification information is stored from the receipt image by referring to the issuer storage unit and the issuer storage unit that store the feature information in association with each other and store the feature information included in the receipt in association with the issue identification information. The keyword extraction means extracts the extracted keyword associated with the issue identification information acquired by the issue identification acquisition means from the receipt image. Is.
According to the fifteenth invention, in any of the accounting processing devices from the first invention to the fourteenth invention, the extracted keyword storage unit stores the extracted keyword as image data, and the keyword extracting means is the receipt. This is an accounting processing device that extracts the image data stored in the extraction keyword storage unit from the image.
The sixteenth invention is a predetermined word storage unit for storing a predetermined word and the receipt image stored in the predetermined word storage unit in any of the accounting processing devices from the first invention to the fifteenth invention. A predetermined word extraction means for extracting the predetermined word and a range setting means for setting a search range for the receipt image based on the predetermined word extracted by the predetermined word extraction means are provided. The keyword extraction means is an accounting processing device that extracts the extracted keywords in the search range set by the range setting means.
The seventeenth invention includes an accounting device according to any one of the first to sixteenth inventions, an imaging device communicably connected to the accounting device, and an imaging device that generates the receipt image from the receipt. It is an accounting system equipped with.
In the eighteenth invention, the computer stores the extracted keywords stored in the extraction keyword storage unit in which the extraction keywords, which are the words to be extracted, are associated with each of the plurality of items indicating the total amount of different types. A keyword extraction step extracted from a receipt image which is image data of a receipt including an invoice, an amount acquisition step of acquiring text data of an amount from a line containing the extracted extracted keyword, and text data of the acquired amount. , Is an accounting processing method including an item amount output step of outputting item amount information associated with the item indicated by the extracted keyword to a display device.
The nineteenth invention is a program for operating a computer as any accounting device from the first invention to the sixteenth invention.
本発明によれば、複数の税率に対する会計処理に関する情報を得られるようにして仕訳入力を支援する会計処理装置、会計処理システム、会計処理方法及びプログラムを提供することができる。 According to the present invention, it is possible to provide an accounting processing device, an accounting processing system, an accounting processing method and a program that support journal entry by obtaining information on accounting processing for a plurality of tax rates.
以下、本発明を実施するための形態について、図を参照しながら説明する。なお、これは、あくまでも一例であって、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。 Hereinafter, embodiments for carrying out the present invention will be described with reference to the drawings. It should be noted that this is only an example, and the technical scope of the present invention is not limited to this.
(実施形態)
<会計処理システム100の全体構成>
図1は、本実施形態に係る会計処理システム100の全体構成を示す図である。
図2は、本実施形態に係る会計処理装置1の機能ブロックを示す図である。
図3は、本実施形態に係る会計処理装置1のレシート画像記憶部32の例を示す図である。
図4は、本実施形態に係る会計処理装置1の明細データ記憶部33の例を示す図である。
図5は、本実施形態に係る会計処理装置1の軽減品目記憶部35の例を示す図である。
図6は、本実施形態に係る会計処理装置1の抽出キーワード記憶部36の例を示す図である。
図7は、本実施形態に係る会計処理装置1の会社マスタ38の例を示す図である。
(Embodiment)
<Overall configuration of
FIG. 1 is a diagram showing an overall configuration of an
FIG. 2 is a diagram showing a functional block of the accounting processing device 1 according to the present embodiment.
FIG. 3 is a diagram showing an example of the receipt image storage unit 32 of the accounting processing device 1 according to the present embodiment.
FIG. 4 is a diagram showing an example of the detailed
FIG. 5 is a diagram showing an example of the mitigation
FIG. 6 is a diagram showing an example of the extracted keyword storage unit 36 of the accounting processing device 1 according to the present embodiment.
FIG. 7 is a diagram showing an example of a
図1に示す会計処理システム100は、顧問先から依頼を受けた会計事務所の会計処理装置1が、各種の業務用アプリケーションプログラム(以下、アプリケーションプログラムのことを、単に「プログラム」ともいう。)を実行して会計処理を行うシステムである。
会計処理システム100は、会計処理装置1と、スキャナ5とを備える。そして、会計処理装置1と、スキャナ5(画像化装置)とは、通信可能に接続されている。
会計処理装置1は、例えば、会計事務所に設けられ、各種会計処理を行う装置である。会計処理装置1は、各種の会計処理に対応する複数の業務処理を行う。
In the
The
The accounting processing device 1 is, for example, a device provided in an accounting office and performing various accounting processing. The accounting processing device 1 performs a plurality of business processing corresponding to various accounting processing.
以下の説明において、会計処理装置1は、レシート画像を受け付けて、レシート画像に含まれる金額のうち、軽減税率(例えば、8%)が適用されたものと、軽減税率が適用されずに一般税率(例えば、10%)が適用されたものとを、分かりやすく表示させることで、仕訳入力を支援するものを説明する。 In the following description, the accounting processing apparatus 1 receives the receipt image, and among the amounts included in the receipt image, the reduced tax rate (for example, 8%) is applied, and the general tax rate is not applied and the reduced tax rate is not applied. We will explain what supports journal entry by displaying the one to which (for example, 10%) is applied in an easy-to-understand manner.
会計処理装置1は、例えば、サーバ1aと、複数台の端末1bとにより構成される。サーバ1aは、端末1bから受信した操作データに基づいて処理を行う。複数台の端末1bは、例えば、会計事務所の業務処理担当者(以下、「ユーザ」や「職員」ともいう。)が操作する端末である。
The accounting processing device 1 is composed of, for example, a server 1a and a plurality of
なお、図1では、会計処理装置1を、サーバ1aと、端末1bとからなるものとして説明しているが、これは、一例である。会計処理装置1は、例えば、1台のスタンドアロンのコンピュータ(PC)で構成されていてもよい。また、会計処理装置1は、複数台のPCによって構成されたワークステーション(WS)であってもよい。
また、会計処理装置1は、会計事務所ではなく、顧問先企業内にあったり、業務委託等のサービスを行っている企業内であったり、クラウドサービスであってもよい。例えば、端末1bは、必ずしも会計事務所内に設けられる必要はなく、外出先や自宅勤務の職員の端末や、外注先の職員の端末も含まれる。
さらに、その他、会計処理装置1は、サーバのみ、あるいは複数のサーバで構成されていてもよく、会計事務所のサーバである場合の他、複数の企業(の従業員)の会計ファイルを預かって管理するサービスを行うIDC(インターネットデータセンター)のサーバでもよい。
Note that, in FIG. 1, the accounting processing device 1 is described as being composed of a server 1a and a terminal 1b, but this is an example. The accounting device 1 may be composed of, for example, one stand-alone computer (PC). Further, the accounting processing device 1 may be a workstation (WS) composed of a plurality of PCs.
Further, the accounting processing device 1 may be not in the accounting office but in the consulting company, in the company providing services such as business consignment, or in the cloud service. For example, the
Further, in addition, the accounting processing device 1 may be composed of only a server or a plurality of servers, and may be a server of an accounting office, or may store accounting files of a plurality of companies (employees). It may be an IDC (Internet Data Center) server that provides management services.
さらには、会計処理装置1は、実体が仮想化された仮想マシンやクラウドであってもよい。
さらにまた、企業の本社等が各部門や各支店(の従業員)等を対象に財務管理を行う場合には、会計処理装置1は、企業内のサーバであってもよい。
会計処理装置1は、本発明の処理を専用的に行う装置であってもよいし、会計処理を行う装置が、様々な機能のうちの1つとして、会計処理装置1の機能を有してもよい。
Further, the accounting processing device 1 may be a virtual machine or a cloud whose substance is virtualized.
Furthermore, when the head office or the like of a company performs financial management for each department or each branch (employee) or the like, the accounting processing device 1 may be a server in the company.
The accounting processing device 1 may be a device that exclusively performs the processing of the present invention, or the device that performs accounting processing has the function of the accounting processing device 1 as one of various functions. May be good.
スキャナ5は、例えば、会計事務所に設けられ、顧問先が保有するレシート6等を読み取って、レシート画像を生成する装置である。顧問先が保有するレシート6は、例えば、顧問先から郵送によって、又は、顧問先の担当者が持参することによって、会計事務所に届けられる。以下の説明において、レシート6は、店舗のレジスタで印字されたものを例に説明するが、これに限定されるものではない。レシート6に相当するものとして、その他、例えば、請求書、伝票、領収書、納品書等がある。
また、会計事務所の担当者(職員)が顧問先に訪問したときに、顧問先が保有するレシート6を受け取ってもよいし、顧問先に訪問したときに、顧問先が保有するレシート6に対して携帯端末(画像化装置)等を用いて、後述する画像化処理を行ってもよい。
The
Further, when the person in charge (staff) of the accounting office visits the adviser, the receipt 6 held by the adviser may be received, or when the person in charge (staff) of the accounting office visits the adviser, the receipt 6 held by the adviser may be received. On the other hand, an imaging process described later may be performed using a mobile terminal (imaging device) or the like.
<会計処理装置1>
図2に示すように、会計処理装置1は、制御部10と、記憶部30と、入力部45と、表示部46と、通信部49とを備える。図1の会計処理装置1の構成にあてはめると、サーバ1aは、制御部10と、記憶部30と、通信部49とに相当し、端末1bは、入力部45と、表示部46とに相当する。
制御部10は、会計処理装置1の全体を制御するCPU(中央処理装置)である。制御部10は、記憶部30に記憶されているOS(オペレーティングシステム)やアプリケーションプログラムを適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し、各種機能を実行する。
<Accounting device 1>
As shown in FIG. 2, the accounting processing device 1 includes a
The
ここで、制御部10が備える各機能部を説明する前に、記憶部30について説明する。
記憶部30は、制御部10が各種の処理を実行するために必要なプログラム、データ等を記憶するためのハードディスク、半導体メモリ素子等の記憶領域である。
記憶部30は、プログラム記憶部31と、レシート画像記憶部32と、明細データ記憶部33と、学習モデル記憶部34と、軽減品目記憶部35と、抽出キーワード記憶部36と、取引先情報記憶部37と、会社マスタ38とを備える。
Here, before explaining each functional unit included in the
The storage unit 30 is a storage area for a hard disk, a semiconductor memory element, or the like for storing programs, data, and the like necessary for the
The storage unit 30 includes a
プログラム記憶部31は、各種プログラムを記憶する記憶領域である。プログラム記憶部31は、レシート処理プログラム31aを記憶している。
レシート処理プログラム31aは、後述する制御部10が行う各種機能を実行するためのアプリケーションプログラムである。
なお、この例では、レシート処理プログラム31aが後述する各種機能を実行するものとしているが、レシート処理プログラム31aをさらに細分化して、別プログラムにしてもよい。
The
The receipt processing program 31a is an application program for executing various functions performed by the
In this example, the receipt processing program 31a is supposed to execute various functions described later, but the receipt processing program 31a may be further subdivided into another program.
レシート画像記憶部32は、レシート画像を記憶する記憶領域である。
図3に示すレシート画像記憶部32は、1枚のレシート6に対応するレシート画像を、レシート画像を識別する画像ID(IDentification)(レシート識別情報)に対応付けて、レシート画像に関する情報と共に記憶する。レシート画像記憶部32は、例えば、画像IDをキーとして、取込日付と、イメージ登録先と、取引先IDと、レシート合計データと、明細IDとを記憶する。
The receipt image storage unit 32 is a storage area for storing the receipt image.
The receipt image storage unit 32 shown in FIG. 3 associates a receipt image corresponding to one receipt 6 with an image ID (IDentification) (receipt identification information) for identifying the receipt image, and stores the receipt image together with information related to the receipt image. .. The receipt image storage unit 32 stores, for example, the acquisition date, the image registration destination, the business partner ID, the total receipt data, and the detail ID using the image ID as a key.
画像IDは、レシート画像を識別する識別情報である。会計処理装置1の制御部10は、レシート画像を受け付けた際に、画像IDを付与してもよい。
取込日付は、例えば、レシート画像を取り込んで、レシート画像記憶部32に記憶させた日付を示す。取引日付を記憶させることで、重複取込を防止できるし、作業履歴にもなる。
イメージ登録先は、レシート画像を記憶した記憶領域の位置情報(アドレス)を示す。
取引先IDは、レシート6の発行元の店舗等(後述する適格請求書発行事業者の事業者名も含む)を識別する識別情報である。
レシート合計データは、合計金額と、10%金額と、8%金額との各項目を示す。合計金額、10%金額及び8%金額は、レシート画像から読み取った合計金額、消費税が10%の合計金額、及び消費税が8%の合計金額を示す。なお、初期値を0にしておき、レシート画像に該当の金額が存在しない場合には、更新しない。例えば、レシート6に記載の品目が全ての消費税が10%である場合等には、8%金額は存在しないため、0のままである。
明細IDは、レシート画像から生成した明細データを識別する識別情報である。
The image ID is identification information that identifies the receipt image. The
The capture date indicates, for example, the date on which the receipt image is captured and stored in the receipt image storage unit 32. By memorizing the transaction date, it is possible to prevent duplicate imports and it also becomes a work history.
The image registration destination indicates the position information (address) of the storage area in which the receipt image is stored.
The business partner ID is identification information that identifies the store or the like of the issuer of the receipt 6 (including the business name of the qualified invoicing business operator described later).
The receipt total data shows each item of the total amount, the 10% amount, and the 8% amount. The total amount, the 10% amount and the 8% amount indicate the total amount read from the receipt image, the total amount of the consumption tax of 10%, and the total amount of the consumption tax of 8%. The initial value is set to 0, and if the corresponding amount does not exist in the receipt image, it is not updated. For example, if all the items listed on the receipt 6 have a consumption tax of 10%, the amount of 8% does not exist, so the amount remains 0.
The detail ID is identification information that identifies the detail data generated from the receipt image.
明細データ記憶部33は、明細データを識別する明細IDをキーにして、明細データを記憶する記憶領域である。
図4に示す明細データ記憶部33は、明細データを識別する明細IDに対応付けて、日付と、会社IDと、品目と、金額と、マーク有無と、画像IDとを記憶する。
明細ID及び画像IDは、上述のレシート画像記憶部32のものと同様である。
日付は、レシート画像から読み取ったレシートに記載された日付(取引日)を示す。
会社IDは、会社(顧問先又は本支店)を識別する識別情報である。
品目は、レシート画像から読み取った品目を示す。
金額は、レシート画像から読み取った品目と同じ行に有する金額を示す。
マーク有無は、レシート画像から読み取った品目と同じ行に有する、軽減税率であることを示す軽減税率マークの有無を示す。例えば、軽減税率マークがある場合には、軽減税率マークそのものが記憶され、軽減税率マークがない場合には、ブランク(空欄)である。なお、軽減税率マークは、「※」に限られない。
The detail
The detail
The detail ID and the image ID are the same as those of the receipt image storage unit 32 described above.
The date indicates the date (transaction date) written on the receipt read from the receipt image.
The company ID is identification information that identifies the company (advisor or head office).
The item indicates the item read from the receipt image.
The amount indicates the amount held in the same row as the item read from the receipt image.
The presence / absence of the mark indicates the presence / absence of the reduced tax rate mark indicating that the tax rate is reduced, which is held in the same line as the item read from the receipt image. For example, if there is a reduced tax rate mark, the reduced tax rate mark itself is stored, and if there is no reduced tax rate mark, it is blank (blank). The reduced tax rate mark is not limited to "*".
学習モデル記憶部34は、AI等の学習モデルである分類器を記憶する記憶領域である。この例では、品目と、指定税率との組み合わせを学習した学習モデル(以下、第1学習モデルともいう。)を使用する。また、学習モデル記憶部34には、後述する第2学習モデルや第3学習モデルや第4学習モデルを記憶してもよい。
軽減品目記憶部35は、軽減税率の品目を記憶する記憶領域である。
図5に示すように、軽減品目記憶部35は、軽減税率の品目を、取引先IDに対応付けて記憶している。ここで記憶する品目は、レシート6に記載された品目の名称である。取引先IDは、当該品目を使用している店舗(取引先)の識別情報である。
The learning
The reduced
As shown in FIG. 5, the reduced
抽出キーワード記憶部36は、抽出対象のワードを記憶する記憶領域である。
図6に示すように、抽出キーワード記憶部36は、合計金額と、10%金額と、8%金額との各項目について、各々抽出キーワードを記憶している。例えば、合計金額の項目であれば、「合計」、「現計」、・・・といったワードを、抽出キーワードとしている。
取引先情報記憶部37は、取引先IDをキーとして、取引先に関する各種の情報(取引先の略称や電話番号やファクシミリ番号や住所や業種や適格請求書発行事業者の登録番号を含む)を記憶する記憶領域である。
The extraction keyword storage unit 36 is a storage area for storing words to be extracted.
As shown in FIG. 6, the extracted keyword storage unit 36 stores the extracted keywords for each item of the total amount, the 10% amount, and the 8% amount. For example, in the case of a total amount item, words such as "total", "current total", and so on are used as extraction keywords.
The business partner information storage unit 37 uses the business partner ID as a key to store various information related to the business partner (including the business partner's abbreviation, telephone number, facsimile number, address, industry, and registration number of a qualified invoicing business operator). It is a storage area to be stored.
会社マスタ38は、会社IDをキーに、会社情報を記憶する記憶領域である。会社マスタ38は、図7(A)に示すように、会計事務所がこの会計処理システム100を複数の顧問先に対して使用する場合の他、図7(B)に示すように、企業が本支店(本社支社間や本社営業所間等も含む)ごとに使用する場合にも対応している。図7(A)に示す会社マスタ38では、会社IDは、顧問先を識別する識別情報である。また、図7(B)に示す会社マスタでは、会社IDは、その企業の本支店を識別する識別情報である。会社マスタ38は、図7(A)及び図7(B)に記載の各項目に限定されない。
The
次に、制御部10の各機能部について説明する。
制御部10は、レシート画像受付部11と、レシート画像処理部12と、明細処理部22とを備える。
Next, each functional unit of the
The
レシート画像受付部11は、レシート6を取り込んだスキャナ5で生成された、レシート6の画像データであるレシート画像を、スキャナ5から受信することで受け付ける。ここで、レシート画像受付部11が受け付けるレシート画像の数は、限定されない。例えば、レシート画像受付部11は、1枚のレシート6のレシート画像を受け付けてもよいし、複数枚のレシート6に対応する複数のレシート画像を受け付けてもよい。
The receipt image receiving unit 11 receives the receipt image, which is the image data of the receipt 6, generated by the
また、レシート画像は、会計事務所に有するスキャナ5から取得するものに限定されない。レシート画像受付部11は、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリ等の可搬型記憶媒体により、例えば、顧問先からレシート画像を直接受領してもよい。また、レシート画像受付部11は、例えば、図示しない顧問先の端末から、通信ネットワークを介して会計事務所のサーバ1aや端末1bにレシート画像を送信することで、レシート画像を受け付けてもよい。この場合、顧問先において、例えば、スキャナを用いてレシート画像を取得した上で、顧問先の端末がレシート画像を送信する(メール添付やファイル転送等の方法による)。さらに、レシート画像は、スキャナにより画像化するものに限定されない。レシート画像受付部11は、例えば、デジタルカメラ及びビデオカメラ等を含むカメラ(画像化装置)や、携帯電話及びスマートフォン等を含む携帯端末(画像化装置)の撮影機能でレシート6を撮影することで、レシート画像を得てもよい。また、画像化や画像送信の処理は、会計事務所の担当者(職員)が行ってもよいし、顧問先の担当者(社員等)が行ってもよい。
Further, the receipt image is not limited to the one acquired from the
そして、レシート画像受付部11は、受け付けたレシート画像を、レシート画像記憶部32に記憶させる。その際、レシート画像受付部11は、会計処理装置1で一意になる画像IDを付与してもよい。レシート画像記憶部32に記憶されたレコードは、少なくとも画像IDと、取込日付と、イメージ登録先とに、値が入力されている状態になる。レシート画像記憶部32は、例えば、会計事務所のサーバ1aが備えるものである。ここで、レシート画像の格納場所は、会計事務所のサーバ1aに限られない。クラウド上のサーバ(仮想サーバ含む)であっても構わない。 Then, the receipt image receiving unit 11 stores the received receipt image in the receipt image storage unit 32. At that time, the receipt image receiving unit 11 may assign an image ID unique to the accounting processing device 1. The record stored in the receipt image storage unit 32 is in a state in which values are input to at least the image ID, the import date, and the image registration destination. The receipt image storage unit 32 is provided, for example, by the server 1a of the accounting office. Here, the storage location of the receipt image is not limited to the server 1a of the accounting office. It may be a server on the cloud (including a virtual server).
レシート画像処理部12は、レシート画像受付部11により受け付けたレシート画像に対する処理を行う制御部である。
レシート画像処理部12は、テキスト処理部13(日付抽出手段)と、品目確認処理部14(品目抽出手段、品目確認手段、確認結果出力手段、確認受付手段、学習手段)と、キーワード抽出部15(抽出キーワード選定手段、キーワード抽出手段)と、金額読取部16(金額取得手段、レシート合計登録手段)と、金額判定部17(金額判定手段)と、画像加工部18(画像加工手段)と、表示用画面生成部19と、画面出力部20(項目金額出力手段、画像出力手段)と、修正処理部21(修正受付手段、金額修正手段、更新手段)とを備える。
The receipt image processing unit 12 is a control unit that processes the receipt image received by the receipt image receiving unit 11.
The receipt image processing unit 12 includes a text processing unit 13 (date extraction means), an item confirmation processing unit 14 (item extraction means, item confirmation means, confirmation result output means, confirmation reception means, learning means), and a
テキスト処理部13は、レシート画像に印字された文字に関するテキストデータを取得する。テキスト処理部13は、レシート画像に対してOCR(Optical Character Reader)を使用して文字認識処理をすることによって、レシート画像からテキストデータを取得する。ここで得られるテキストデータは、レシート画像に含まれる文字データであるため、印字された文字データの他、後からレシート6に記入された手書きメモのようなものがある場合には、その文字データをも含む。
テキスト処理部13は、取得したテキストデータから日付を含む各項目を抽出する。
The
The
品目確認処理部14は、テキスト処理部13によって取得したテキストデータから品目を含む行である品目行(品目情報)を抽出する。
次に、品目確認処理部14は、抽出した品目行ごとに、品目と軽減税率(指定税率)に関する識別子である軽減税率マークとの組み合わせが、学習モデル記憶部34に記憶された第1学習モデルによる分類結果と等しいことを確認する。より具体的には、品目確認処理部14は、品目を入力データとして入力することで、軽減税率の対象であるか否かを出力する第1学習モデルを用いる。
そして、品目確認処理部14は、確認結果を表示部46に出力する。
さらに、品目確認処理部14は、確認結果に対するユーザからの確認データに変更内容を含む場合には、変更内容のデータを用いて第1学習モデルを更新する。
The item
Next, in the item
Then, the item
Further, when the confirmation data from the user for the confirmation result includes the change content, the item
キーワード抽出部15は、テキスト処理部13によって抽出したテキストデータから、抽出キーワード記憶部36に記憶された抽出キーワードを抽出する。ここで、キーワード抽出部15は、「合計金額」の項目に対して抽出キーワードを1つ抽出する。また、キーワード抽出部15は、「10%金額」と「8%金額」との各項目に対して、抽出キーワードを1つ抽出し、又は、抽出しない。抽出しない場合とは、該当の項目に対応する抽出キーワードが存在しない場合であり、レシート6に、例えば、10%又は8%のいずれかの税率のみが記載されている場合である。
The
金額読取部16は、キーワード抽出部15により抽出された抽出キーワードを含む行から金額の値(テキストデータ)を取得する。金額の値は、例えば、「¥」に続く数字列である。ここで、「合計金額」の項目に対して抽出した抽出キーワードを含む行に記載された金額を、全合計金額といい、「10%金額」や「8%金額」の項目に対して抽出した抽出キーワードを含む行に記載された金額を、内訳金額という。
また、金額読取部16は、レシート画像記憶部32に記憶された処理対象のレコードの各金額の項目に、取得した各金額の値を記憶させる。
金額判定部17は、金額読取部16により取得した内訳金額の値を加算した加算値と、全合計金額の値とが一致するか否かを判定する。
The
Further, the
The
画像加工部18は、レシート画像受付部11により受け付けたレシート画像に対して、金額読取部16により取得された各金額の記載部分を強調させる加工処理を行う。画像加工部18は、例えば、各金額の記載箇所を矩形で囲って、色付けを行う加工を行ってもよい。また、画像加工部18は、各金額の記載箇所に、下線を付す加工を行ってもよい。さらに、画像加工部18は、項目ごとに異なる加工を行ってもよく、例えば、項目ごとに加工に用いる色を異なるものにしてもよい。
The
表示用画面生成部19は、表示部46に表示させる画面である表示用画面を生成する。具体的には、表示用画面生成部19は、金額読取部16により取得した金額の値と、抽出キーワードが示す項目とを対応付けた項目金額情報を生成する。ここで、項目金額情報は、レシート画像に含まれる金額との対比を分かりやすく示すために、画像加工部18で加工処理を行った各金額を含む画像を、レシート画像から切り取って、取得した金額の値に並べて示してもよい。そして、表示用画面生成部19は、画像加工部18で加工した加工後のレシート画像と、項目金額情報とを配置した表示用画面を生成する。
画面出力部20は、表示用画面生成部19で生成した表示用画面を、表示部46に出力する。
The display
The
修正処理部21は、画面出力部20によって出力された表示用画面から、金額の修正入力を受け付けた場合に、レシート画像記憶部32の該当項目に対応した金額を、受け付けた修正内容に更新する。
When the
明細処理部22は、品目確認処理部14で抽出した項目に関する明細データを生成する処理を行う。明細処理部22は、生成した明細データを、明細データ記憶部33に記憶させる。
また、明細処理部22は、品目確認処理部14が出力した確認結果に対する確認データを受信した場合に、受信した確認データに基づいて、明細データを修正する。
なお、上述した各機能の詳細については、後述する。
The
Further, when the
The details of each of the above-mentioned functions will be described later.
図2の入力部45は、キーボードやマウス等の入力装置である。また、入力部45は、タッチパネルやペン入力であってもよい。
表示部46は、LCD(液晶ディスプレイ)等で構成される表示装置である。
通信部49は、例えば、スキャナ5や、通信ネットワークを介して外部装置との間での通信を行うインタフェースである。
なお、本発明でいうコンピュータとは、制御部、記憶装置等を備えた情報処理装置をいい、会計処理装置1は、制御部10、記憶部30等を備えた情報処理装置であり、本発明のコンピュータの概念に含まれる。
The
The
The
The computer referred to in the present invention refers to an information processing device including a control unit, a storage device, and the like, and the accounting processing device 1 is an information processing device including a
<会計処理装置1の処理>
次に、会計処理装置1による処理について説明する。
図8は、本実施形態に係る会計処理装置1でのレシート画像処理を示すフローチャートである。
図9は、本実施形態に係る会計処理装置1での品目確認処理を示すフローチャートである。
図10は、本実施形態に係る会計処理装置1で用いるレシート画像60の例を示す図である。
図11は、本実施形態に係る会計処理装置1での合計金額確認処理を示すフローチャートである。
図12は、本実施形態に係る会計処理装置1での表示用画面70の例を示す図である。
図13は、本実施形態に係る会計処理装置1での表示用画面70に対する仕訳データの例を示す図である。
<Processing of accounting processing device 1>
Next, the processing by the accounting processing apparatus 1 will be described.
FIG. 8 is a flowchart showing receipt image processing in the accounting processing apparatus 1 according to the present embodiment.
FIG. 9 is a flowchart showing an item confirmation process in the accounting processing device 1 according to the present embodiment.
FIG. 10 is a diagram showing an example of a
FIG. 11 is a flowchart showing a total amount confirmation process in the accounting processing device 1 according to the present embodiment.
FIG. 12 is a diagram showing an example of a
FIG. 13 is a diagram showing an example of journal data for the
図8で説明するレシート画像処理は、例えば、会計事務所に顧問先からレシート6を受領した都度のタイミングや、月1回等の定期的なタイミング等で、会計事務所において実行される処理である。なお、レシート画像処理は、1枚のレシート6に対しても行うことができ、また、複数枚のレシート6に対して、まとめて処理することもできる。 The receipt image processing described with reference to FIG. 8 is a process executed at the accounting office, for example, at the timing when the receipt 6 is received from the adviser to the accounting office, or at a regular timing such as once a month. is there. The receipt image processing can also be performed on one receipt 6, or can be collectively processed on a plurality of receipts 6.
会計事務所のユーザが、会計処理装置1に記憶されたレシート処理プログラム31aを起動することで、会計処理装置1の制御部10は、図示しない初期画面を、表示部46に出力する。そして、会計事務所のユーザが、初期画面から顧問先を選択又は入力等をすることで、図8のステップS(以下、単に「S」という。)11において、制御部10は、顧問先の指定を受け付ける。
When the user of the accounting office activates the receipt processing program 31a stored in the accounting processing device 1, the
会計処理装置1の制御部10は、顧問先の指定を受け付けると、次に、例えば、スキャナ5にレシート6を取り込むよう指示する画面(図示せず)を、表示部46に出力するので、ユーザは、指定した顧問先のレシート6を、スキャナ5に読み取らせる。スキャナ5は、レシート6を読み取って、レシート画像を生成し、会計処理装置1に対してレシート画像を送信するので、S12において、制御部10(レシート画像受付部11)は、スキャナ5から送信されたレシート画像を受け付ける。制御部10は、レシート6ごとに生成されたレシート画像を受け付ける。例えば、スキャナ5に読み取らせたレシート6が1枚であった場合には、レシート画像は1つであり、レシート6が複数枚であった場合には、レシート画像は複数である。
そして、制御部10(レシート画像受付部11)は、画像IDを付与して、受け付けたレシート画像を、レシート画像記憶部32(図3参照)に記憶させる。
When the
Then, the control unit 10 (receipt image receiving unit 11) assigns an image ID and stores the received receipt image in the receipt image storage unit 32 (see FIG. 3).
S13において、制御部10(レシート画像処理部12)は、レシート画像を解析する。より具体的には、制御部10(テキスト処理部13)は、レシート画像を解析して、レシート画像から各種の情報を取得する。制御部10は、レシート画像に対して文字認識処理をすることによって、レシート画像からテキストデータを取得する。なお、レシート画像からテキストデータを取得する処理(OCR技術等による文字や数字の認識処理)は、公知の手法を用いて行うことができる。そして、制御部10は、テキストデータをサーチして、各種の情報を取得する。各種の情報とは、例えば、レシート画像に含まれる店舗(取引先)の名称や、日付等をいう。
S14において、制御部10(品目確認処理部14)は、品目確認処理を行う。
In S13, the control unit 10 (receipt image processing unit 12) analyzes the receipt image. More specifically, the control unit 10 (text processing unit 13) analyzes the receipt image and acquires various information from the receipt image. The
In S14, the control unit 10 (item confirmation processing unit 14) performs the item confirmation process.
ここで、品目確認処理について、図9に基づき説明する。
図9のS21において、制御部10(品目確認処理部14)は、レシート画像から得られたテキストデータから、品目行を抽出する。テキストデータから品目行を抽出する処理は、公知の手法を用いて行うことができる。具体的には、制御部10は、例えば、図示しない品目DB(データベース)に登録された品目に一致する品目を含む行を抽出してもよいし、「小計」より上であって、「¥」を含む行を抽出してもよい。
図10は、レシート画像60から品目行61a及び61bを抽出した例を示す。
Here, the item confirmation process will be described with reference to FIG.
In S21 of FIG. 9, the control unit 10 (item confirmation processing unit 14) extracts an item line from the text data obtained from the receipt image. The process of extracting the item line from the text data can be performed by using a known method. Specifically, the
FIG. 10 shows an example in which
図9のS22において、制御部10(明細処理部22)は、明細データを生成し、明細データ記憶部33(図4参照)に生成した明細データを記憶させる。その際、制御部10は、明細IDを一意になるように付与してもよい。
S23において、制御部10(品目確認処理部14)は、品目行の品目と軽減税率マークとの組み合わせが、学習モデル記憶部34に記憶された学習モデル(第1学習モデル)による分類結果と等しいことを確認する。
In S22 of FIG. 9, the control unit 10 (detailed processing unit 22) generates detailed data, and the detailed data storage unit 33 (see FIG. 4) stores the generated detailed data. At that time, the
In S23, in the control unit 10 (item confirmation processing unit 14), the combination of the item in the item line and the reduced tax rate mark is equal to the classification result by the learning model (first learning model) stored in the learning model storage unit 34. Make sure that.
ここで、学習モデルについて簡単に説明する。学習モデルは後述する学習内容によって複数ある。品目判定学習モデル(第1学習モデル)は、軽減品目記憶部35に示す品目を軽減税率の対象であるとして、品目と軽減税率の有無とを学習したモデルである。
制御部10は、抽出した品目行ごとに、品目を入力データとして第1学習モデルに入力する。そうすることで、第1学習モデルは、当該品目が軽減税率の対象であるか否かを出力する。そして、制御部10は、品目行の品目と軽減税率マークとの組み合わせが、第1学習モデルによる分類結果と等しいことを確認する。
Here, the learning model will be briefly described. There are multiple learning models depending on the learning content described later. The item determination learning model (first learning model) is a model in which the items shown in the reduced
The
S24において、制御部10(品目確認処理部14)は、S23による確認結果を、表示部46に出力する。ここで、制御部10は、確認結果として、組み合わせが一致しなかったもののみを出力してもよいし、組み合わせの一致不一致に限らず、全てを出力してもよい。また、確認結果として品目行の品目と軽減税率マークだけでなく、金額も一緒に表示してもよい。
S25において、制御部10(品目確認処理部14)は、ユーザから確認結果に対する確認データとして、変更内容を受け付けたか否かを判断する。変更内容を受け付けた場合(S25:YES)には、制御部10は、処理をS26に移す。他方、変更内容を受け付けなかった場合(S25:NO)には、制御部10は、処理を図8のS15に移す。なお、変更内容を受け付けた場合には、変更したユーザと変更日時と変更内容(品目行の品目、軽減税率マークと金額等)とを変更履歴1として、履歴DB(図示せず)に保存してもよい。
In S24, the control unit 10 (item confirmation processing unit 14) outputs the confirmation result by S23 to the
In S25, the control unit 10 (item confirmation processing unit 14) determines whether or not the change content has been accepted as confirmation data for the confirmation result from the user. When the changed content is accepted (S25: YES), the
S26において、制御部10(明細処理部22)は、変更内容に基づき明細データ記憶部33の明細データを更新する。
S27において、制御部10(品目確認処理部14)は、変更内容のデータや変更履歴1を用いて、学習モデル記憶部34の第1学習モデルを更新する。
なお、制御部10は、変更内容のデータを用いて軽減品目記憶部35や品目DB(図示せず)を更新してもよい。また、S26とS27との処理は、同時に行ってもよいし、S27の処理を、S26の処理より先に行ってもよい。軽減品目記憶部35、品目DBや学習モデル記憶部34の第1学習モデルを更新することで、軽減品目の抽出の精度が上げることができる。
その後、制御部10は、処理を図8のS15に移す。
In S26, the control unit 10 (detail processing unit 22) updates the detail data of the detail
In S27, the control unit 10 (item confirmation processing unit 14) updates the first learning model of the learning
The
After that, the
図8のS15において、制御部10は、合計金額確認処理を行う。
ここで、合計金額確認処理について、図11に基づいて説明する。
図11のS31において、制御部10(キーワード抽出部15)は、レシート画像から得られたテキストデータから、抽出キーワード記憶部36に記憶された抽出キーワードを抽出する。図10のレシート画像60であれば、抽出キーワード記憶部36に記憶された項目が「合計金額」に対する「合計」と、項目が「10%金額」に対する「消費税10%売」と、項目が「8%金額」に対する「消費税8%売」とが、テキストデータから抽出される。
In S15 of FIG. 8, the
Here, the total amount confirmation process will be described with reference to FIG.
In S31 of FIG. 11, the control unit 10 (keyword extraction unit 15) extracts the extraction keyword stored in the extraction keyword storage unit 36 from the text data obtained from the receipt image. In the
S32において、制御部10(金額読取部16)は、抽出した各々の抽出キーワードの行から金額の値を、各々取得する。そして、制御部10は、レシート画像記憶部32(図3参照)の対象のレコードの該当項目に対して、取得した金額の値を記憶させる。
S33において、制御部10(金額判定部17)は、取得した金額の値についての判定処理を行う。具体的には、制御部10は、「合計金額」に対応する金額の値である全合計金額と、「10%金額」及び「8%金額」に対応する金額の値である内訳金額を加算した値とが一致するか否かを判定する。
In S32, the control unit 10 (amount reading unit 16) acquires the value of the amount from each extracted keyword line. Then, the
In S33, the control unit 10 (amount determination unit 17) performs determination processing on the acquired amount value. Specifically, the
S34において、制御部10(画像加工部18)は、レシート画像に対する加工処理を行う。制御部10は、加工処理として、例えば、レシート画像に対して、S32で取得された各金額が記載された箇所を矩形で囲む。
なお、加工処理としては、矩形で囲むことに限定されず、様々な態様が考えられる。例えば、金額部に下線を付してもよい。また、矩形の線や下線の色を、異なる色にしてもよい。さらに、矩形内を、異なる色で網掛けをしてもよい。
In S34, the control unit 10 (image processing unit 18) performs processing on the receipt image. As a processing process, the
The processing is not limited to being surrounded by a rectangle, and various modes can be considered. For example, the amount portion may be underlined. Further, the color of the rectangular line or the underline may be different. Further, the inside of the rectangle may be shaded with different colors.
S35において、制御部10(表示用画面生成部19)は、項目金額情報を生成する。また、制御部10(表示用画面生成部19)は、生成した項目金額情報と、S34の処理による加工後のレシート画像とを含む表示用画面を生成する。
図12は、表示用画面70の例を示す。
制御部10は、まず、S31により抽出した抽出キーワードに対応する項目に、レシート画像から取得した金額画像と、金額の値とを並べて配置した項目金額情報71を生成する。ここで、金額画像は、S34において加工処理を行った加工後のレシート画像から金額が記載された箇所を切り取ったものである。また、金額の値は、レシート画像のテキストデータから得られる数字である。
制御部10は、S33による処理で不一致であった場合に、金額の値を、例えば、赤字で示す等の強調する態様で生成することが望ましい。
In S35, the control unit 10 (display screen generation unit 19) generates item amount information. Further, the control unit 10 (display screen generation unit 19) generates a display screen including the generated item amount information and the receipt image processed by the processing of S34.
FIG. 12 shows an example of the
First, the
It is desirable that the
図12に示す項目金額情報71には、「合計金額」に関する情報75と、「10%金額」に関する情報73と、「8%金額」に関する情報74とを含む。例えば、情報74は、画像情報74aと、数値情報74bとを含む。画像情報74aは、金額画像であり、数値情報74bは、金額の値である。同様に、各金額には、画像情報と、数値情報とを含む。なお、項目金額情報71には、日付に関する情報72も、金額に関する情報と同様に並べて配置している。情報72は、テキスト62から得ることができる。
次に、制御部10は、生成した項目金額情報71と、加工後のレシート画像60aとを配置した表示用画面70を生成する。図12に示す項目金額情報71と、レシート画像60aとの配置位置は、一例である。
The
Next, the
図11のS36において、制御部10(画面出力部20)は、生成した表示用画面70を、表示部46に出力する。そうすることで、ユーザは、例えば、図12に示す表示用画面70を参照し、金額が合っていることを確認できる。また、金額が不一致であったり、誤った入力されていたりする場合には、ユーザによって金額の修正を行うことができる。なお、金額の修正を受け付けた場合には、変更したユーザと変更日時と変更内容(項目金額情報と金額等)とを変更履歴2として、履歴DBに保存してもよい。
その後、制御部10は、処理を図8のS16に移す。
In S36 of FIG. 11, the control unit 10 (screen output unit 20) outputs the generated
After that, the
図8のS16において、制御部10は、修正データを受け付けたか否かを判断する。例えば、図12に示す表示用画面70において、ユーザが、金額の値を修正の上、「更新」のボタンを選択することで、制御部10は、修正データを受け付ける。修正データを受け付けた場合(S16:YES)には、制御部10は、処理をS17に移す。他方、修正データを受け付けない場合(S16:NO)には、制御部10は、処理をS18に移す。修正データを受け付けない場合とは、例えば、図12に示す表示用画面70において、ユーザが、「確認」のボタンを選択した場合である。
In S16 of FIG. 8, the
S17において、制御部10は、レシート画像記憶部32の対象レコードのうち、所定の項目に対応する値を、修正データの値に更新する。
S18において、制御部10は、仕訳データを生成する。仕訳データは、「付箋」と「レシート」と「番号」と「月」と「日」と「借方」と「貸方」と「金額」と「摘要」と「課区」と「税区」の項目から構成される。「付箋」は、付箋の有無を示し、「レシート」は、仕訳データの元であるレシート画像60aを、「番号」は、仕訳データを識別する番号を、「月」と「日」は日付に関する情報72を、「借方」と「貸方」は、借方勘定科目と貸方勘定科目を、「金額」は、借方金額又は貸方金額を、「摘要」は、科目に対する補足内容を、「課区」は、取引に対する課税区分を、「税区」は、税率区分を、それぞれ示す。図13(A)に示す表示用画面70における金額の値に基づいて、図13(B)に示す仕訳データ81及び図13(C)に示す仕訳データ82を生成する。図13(B)の仕訳データ81の金額の値「489(円)」と課区の値「31(課税取引を示す)」と税区の値「10(%)」とは、図13(A)の情報73の10%金額の値「489(円)」に対応するものである。また、図13(C)の仕訳データ82の金額の値「480(円)」と課区の値「31(課税取引を示す)」と税区の値「8(%)」とは、図13(A)の情報74の8%金額の値「480(円)」に対応するものである。その後、制御部10は、本処理を終了する。
In S17, the
In S18, the
(変形例1)
レシート画像から各種の情報を抽出する方法は、上記した実施形態での方法に限定されない。
図14は、本実施形態に係る会計処理装置1での他の項目抽出方法を説明するための図である。
図14の例では、抽出する範囲を狭めた上で、抽出キーワードを抽出する例である。
制御部10(所定ワード抽出手段)は、図14(A)に示すレシート画像60から、図14(B)に示すように、「小計」のテキスト90と、「軽減」を含むテキスト91とをサーチする。ここで、「小計」や「軽減」といった単語は、記憶部30(所定ワード記憶部)に予め記憶させておく。
(Modification example 1)
The method of extracting various information from the receipt image is not limited to the method in the above-described embodiment.
FIG. 14 is a diagram for explaining another item extraction method in the accounting processing apparatus 1 according to the present embodiment.
In the example of FIG. 14, the extraction keyword is extracted after narrowing the extraction range.
From the
そして、この2つのテキストを元に、制御部10(範囲設定手段)は、図14(C)に示すように、取引内容エリア92と、集計エリア93とにエリアを分割する。
このようにエリアを分割することで、制御部10は、集計エリア93を検索範囲として、抽出キーワードをサーチすることができ、図14(D)に示すように、抽出キーワードを含む行163〜165を抽出することができる。また、制御部10は、取引内容エリア92から品目をサーチして、品目行を抽出することができる。
このように、サーチする範囲を限定することで、認識率をより向上させることができる。
Then, based on these two texts, the control unit 10 (range setting means) divides the area into the
By dividing the area in this way, the
By limiting the search range in this way, the recognition rate can be further improved.
なお、記憶部30(所定ワード記憶部)に、「日付」に関する要素や、「合計」のテキストをさらに追加しておき、サーチ対象にすることで、読取精度を向上させることが可能になる。 The reading accuracy can be improved by further adding an element related to "date" and a text of "total" to the storage unit 30 (predetermined word storage unit) and making it a search target.
(変形例2)
抽出キーワードについては、上記した実施形態での格納内容に限定されない。
図15は、本実施形態に係る会計処理装置1での他の抽出キーワード記憶部236の例を示す図である。
抽出キーワード記憶部236(発行元記憶部、抽出キーワード記憶部)は、取引先コード(発行識別情報)に対応付けて、取引先画像と、合計金額と、10%金額と、8%金額との各項目に対する画像(画像データ)を記憶している。各項目に対応して記憶する画像は、レシート画像に含まれる画像である。例えば、取引先画像は、レシート画像に含まれる取引先を示す特徴情報である。
(Modification 2)
The extracted keywords are not limited to the stored contents in the above-described embodiment.
FIG. 15 is a diagram showing an example of another extracted keyword storage unit 236 in the accounting processing device 1 according to the present embodiment.
The extracted keyword storage unit 236 (issuer storage unit, extracted keyword storage unit) associates the customer code (issue identification information) with the customer image, the total amount, the 10% amount, and the 8% amount. The image (image data) for each item is stored. The image to be stored corresponding to each item is an image included in the receipt image. For example, the business partner image is characteristic information indicating the business partner included in the receipt image.
このようにすれば、制御部10(発行識別取得手段)は、まず、レシート画像から特徴情報を抽出することで、抽出した特徴情報に対応する取引先コードを特定できる。そして、制御部10は、抽出キーワードを、画像による照合で抽出することができる。また、取引先ごとに抽出キーワードを記憶するので、各取引先に対応した抽出キーワードにできるため、抽出処理の効率を向上できる。
In this way, the control unit 10 (issue identification acquisition means) can first identify the customer code corresponding to the extracted feature information by extracting the feature information from the receipt image. Then, the
なお、抽出キーワード記憶部は、取引先ごとに、抽出キーワードをテキストデータで記憶するものであってもよい。そうすれば、抽出キーワードの抽出は、テキストデータによるものであるが、各取引先に対応した抽出キーワードにできるため、その場合にも、抽出処理の効率を向上できる。 The extracted keyword storage unit may store the extracted keywords as text data for each business partner. By doing so, the extraction of the extracted keyword is based on the text data, but since the extracted keyword corresponding to each business partner can be obtained, the efficiency of the extraction process can be improved even in that case.
このように、本実施形態の会計処理システム100によれば、以下のような効果がある。
(1)会計処理装置1は、レシート6の画像データであるレシート画像から、「合計金額」、「10%金額」、「8%金額」といった異なる種類の合計金額に対応する複数の抽出キーワードを抽出し、抽出キーワードを含む行から金額のテキストデータを取得する。そして、会計処理装置1は、取得した金額のテキストデータと、対応する各合計を示す項目とを含む項目金額情報を生成して表示部46に表示させる。
したがって、複数の税率に対する会計処理に関する情報を、ユーザが見やすいように出力させることができる。また、出力させた情報に基づいて、仕訳データを作成することが可能であり、仕訳入力を支援することができる。
As described above, according to the
(1) The accounting processing device 1 extracts a plurality of extraction keywords corresponding to different types of total amounts such as "total amount", "10% amount", and "8% amount" from the receipt image which is the image data of the receipt 6. Extract and get the text data of the amount from the line containing the extracted keyword. Then, the accounting processing device 1 generates item amount information including the text data of the acquired amount and the item indicating each corresponding total, and displays it on the
Therefore, it is possible to output information on accounting treatment for a plurality of tax rates so that the user can easily see it. In addition, it is possible to create journal data based on the output information, and it is possible to support journal input.
(2)会計処理装置1は、項目金額情報と、レシート画像とを含む表示用画面70を表示部46に出力するので、レシート画像と、レシート画像から生成した項目金額情報とを、ユーザが比較しやすいようにできる。
(3)会計処理装置1は、レシート画像のうち、項目金額情報に含む金額の取得元である金額が記載された画像に対して強調させる加工をして、加工後のレシート画像を表示部46に表示させるため、レシート画像の金額と、項目金額情報とをユーザがより比較しやすいようにできる。
(4)会計処理装置1は、レシート画像の加工を、項目ごとに異なるものにすることで、見た目で区別がつくようにした情報を、ユーザに提供することができる。
(2) Since the accounting processing device 1 outputs the
(3) The accounting processing device 1 processes the receipt image to emphasize the image in which the amount of money included in the item amount information is acquired, and displays the processed receipt image in the
(4) The accounting processing device 1 can provide the user with information that can be visually distinguished by making the processing of the receipt image different for each item.
(5)会計処理装置1は、品目と、軽減税率との組み合わせを、品目判定学習モデル(第1学習モデル)に基づいて確認するので、正確な組み合わせになっているかの判断を、容易に行うことができる。
また、確認結果を確認したユーザから、変更内容を含む確認データを受け付けることで、学習モデルを更新するため、学習モデルによる判断を、実際のレシート画像の記載が反映された、より正確なものにできる。
(5) Since the accounting processing device 1 confirms the combination of the item and the reduced tax rate based on the item determination learning model (first learning model), it is easy to determine whether the combination is accurate. be able to.
In addition, since the learning model is updated by receiving confirmation data including changes from the user who confirmed the confirmation result, the judgment by the learning model is made more accurate by reflecting the description of the actual receipt image. it can.
(6)会計処理装置1は、「合計金額」に対応する値が、「10%金額」に対応する値と、「8%金額」に対応する値との合算に一致するか否かを判断し、不一致の場合には、項目金額情報71の表示態様を、不一致であることを示すようにする。そのため、不一致であることが一目でわかるように示すことができる。
(6) The accounting processing device 1 determines whether or not the value corresponding to the "total amount" matches the sum of the value corresponding to the "10% amount" and the value corresponding to the "8% amount". However, in the case of a mismatch, the display mode of the
(7)会計処理装置1は、レシート画像と、各合計金額のデータとを、レシート画像記憶部32に登録する。よって、各合計金額を利用しやすくでき、修正があった場合には、修正内容の反映をしやすくできる。そして、レシート画像記憶部32に記憶されたデータから、仕訳データを生成できる。 (7) The accounting processing device 1 registers the receipt image and the data of each total amount in the receipt image storage unit 32. Therefore, each total amount can be easily used, and if there is a correction, the correction content can be easily reflected. Then, journal data can be generated from the data stored in the receipt image storage unit 32.
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。また、実施形態に記載した効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、実施形態に記載したものに限定されない。なお、上述した実施形態及び後述する変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。 Although the embodiments of the present invention have been described above, the present invention is not limited to the above-described embodiments. Moreover, the effects described in the embodiments are merely a list of the most preferable effects arising from the present invention, and the effects according to the present invention are not limited to those described in the embodiments. The above-described embodiment and the modified form described later can be used in combination as appropriate, but detailed description thereof will be omitted.
(変形形態)
(1)実施形態では、抽出キーワード記憶部は、異なる金額の合計を示す項目に対応付けて記憶するものを例に説明したが、これに限定されない。さらに、日付情報を対応付けて記憶してもよい。例えば、2019年9月30日までで使用する項目、2019年10月1日以降に使用する項目、というように、税率が変更された場合を考慮して期間(適用期間)を対応付ける。そして、制御部10(日付抽出手段)が、レシート画像から日付を抽出し、制御部10(抽出キーワード選定手段)が、抽出した日付に応じて、該当の日付を含む期間の範囲から抽出キーワードを選定する。そのようにすれば、例えば、軽減税率の適用前後や、税率変更の前後で項目を異なるものにできるため、利便性が向上する。
(Transformed form)
(1) In the embodiment, the extracted keyword storage unit has been described as an example of storing in association with an item indicating the total of different amounts of money, but the present invention is not limited to this. Further, date information may be associated and stored. For example, items used by September 30, 2019, items used after October 1, 2019, and so on, the period (applicable period) is associated in consideration of the case where the tax rate is changed. Then, the control unit 10 (date extraction means) extracts the date from the receipt image, and the control unit 10 (extraction keyword selection means) extracts the extracted keyword from the range of the period including the corresponding date according to the extracted date. Select. By doing so, for example, the items can be made different before and after the application of the reduced tax rate and before and after the change of the tax rate, so that the convenience is improved.
また、品目確認以外の処理についても学習モデルを用いたAIによる学習処理によって行ってもよい。具体的には、抽出キーワードを利用した適用期間判定学習モデル(以下、第2学習モデルともいう。)は、日付情報(適用期間を含む)と抽出キーワード(所定ワードを含む)との組み合わせから適用期間と税率変更の有無とを学習したモデルである。制御部10は、抽出した日付情報と抽出キーワード(所定ワードを含む)とを入力データとして第2学習モデルに入力する。そうすることで、第2学習モデルは、抽出キーワード(所定ワードを含む)の有無により、レシート画像が軽減税率の適用前なのか、又は、軽減税率の適用後なのかを出力する。
そして、制御部10(抽出キーワード確認手段)は、日付情報と抽出キーワード(所定ワードを含む)との組み合わせが、第2学習モデルによる分類結果と等しいことを確認する。
In addition, processing other than item confirmation may also be performed by learning processing by AI using a learning model. Specifically, the application period determination learning model using the extracted keyword (hereinafter, also referred to as the second learning model) is applied from the combination of the date information (including the application period) and the extracted keyword (including the predetermined word). This is a model that learns the period and whether or not the tax rate is changed. The
Then, the control unit 10 (extracted keyword confirmation means) confirms that the combination of the date information and the extracted keyword (including the predetermined word) is equal to the classification result by the second learning model.
制御部10(確認結果出力手段)は、確認結果を表示部46に出力し、制御部10(確認受付手段)が確認結果に対して変更内容を受け付けた場合は、制御部10(学習手段)は、変更内容に基づき抽出キーワード記憶部と、所定ワード記憶部と、学習モデル記憶部34の適用期間判定学習モデル(第2学習モデル)とを更新する。抽出キーワード記憶部と、所定ワード記憶部と、学習モデル記憶部34の第2学習モデルとを更新することで、判定(レシート画像が軽減税率の適用前後のどちらなのか)の精度を上げることができる。なお、抽出キーワードと日付情報の組み合わせで判定できない場合には、追加で所定ワードをさらに組み合わせることで、判定の精度をさらに上げてもいい。
The control unit 10 (confirmation result output means) outputs the confirmation result to the
また、例えば、区分記載請求書等保存方式と、適格請求書(例:請求書、納品書、領収書、レシート等)等(適格請求書、適格簡易請求書(例:請求書、納品書、領収書、レシート等))保存方式といった、レシート画像の種類による記載項目の有無によるレシート画像が適格であるか否かの判定を行うこともできる。
ここで、レシート画像の種類による記載項目とは、a.取引年月日、b.取引内容(軽減税率の対象品目である場合には、その旨)、c.税率ごとに合計した対価の額(税抜き又は税込み)及び適用税率、d.消費税額、e.書類の交付を受ける事業者名及び登録番号をいい、具体的には、品目及び項目金額情報(抽出キーワードを含む)を含む取引内容の有無、軽減税率マークの有無、適格請求書発行事業者の登録番号の有無、適格請求書発行事業者の事業者名の有無、日付情報(取引日付や適用期間を含む)や消費税額等(適用税率を含む)の有無で判断する。
In addition, for example, a storage method for classified invoices, qualified invoices (eg, invoices, invoices, receipts, receipts, etc.), etc. (qualified invoices, qualified simplified invoices (eg, invoices, invoices, etc.) Receipts, receipts, etc.)) It is also possible to determine whether or not a receipt image is eligible based on the presence or absence of items to be described depending on the type of receipt image, such as the storage method.
Here, the items to be described according to the type of receipt image are a. Transaction date, b. Transaction details (if the item is subject to the reduced tax rate, that fact), c. The total amount of consideration (excluding or including tax) and applicable tax rate for each tax rate, d. Consumption tax amount, e. The name and registration number of the business operator to whom the documents are issued. Specifically, the presence or absence of transaction details including item and item amount information (including extracted keywords), the presence or absence of the reduced tax rate mark, and the qualified invoice issuing business operator. Judgment is made based on the presence or absence of a registration number, the presence or absence of a business name of a qualified invoicing business operator, date information (including transaction date and applicable period), consumption tax amount, etc. (including applicable tax rate).
また、レシート画像の種類による記載項目の有無及び消費税額の算出方法についての特徴を学習した適格判定学習モデル(以下、第4学習モデルともいう。)を用いたAIによる学習処理によって、レシート画像が適格であるか否かの判定をする。これらの判定結果を用いて第4学習モデルをさらに学習させることで、制御部10(レシート画像判定手段)は、レシート画像が適格であるか否かの判定精度を上げることができる。 In addition, the receipt image is obtained by the learning process by AI using the eligibility judgment learning model (hereinafter, also referred to as the 4th learning model) which has learned the characteristics of the presence / absence of the description item according to the type of the receipt image and the calculation method of the consumption tax amount. Determine if you are eligible. By further learning the fourth learning model using these determination results, the control unit 10 (receipt image determination means) can improve the accuracy of determining whether or not the receipt image is qualified.
具体的には、消費税額等は消費税の端数処理により合計が異なることを利用して、消費税の額が合計額から求めている(OKのケース)のか、個々の商品ごとに消費税の額を求めて表示されている(NGのケース)かの消費税の算出方法によって、レシート画像が適格であるか否かの判定を行うこともできる。そこで、制御部10は、上述した品目確認処理時に抽出した品目行ごとに軽減税率の有無によって品目行を分類し、軽減税率対象の品目行の合計と軽減税率対象外の品目行の合計を計算し、それぞれの税率を適用することで、軽減税率対象の内訳金額(例えば8%算出金額)と、軽減税率対象外の内訳金額(例えば10%算出金額)と、算出全合計金額(8%算出金額と10%算出金額の合計)を算出することができる。そして、制御部10は、金額読取部16から取得した「10%金額」や「8%金額」の項目の内訳金額及び全合計金額の組み合わせと、算出した内訳金額(8%算出金額と10%算出金額)及び算出全合計金額の組み合わせとが、それぞれ一致するかを判定することで、消費税の算出方法を判定できる。これにより、金額の不一致の原因(品目行の金額の認識ミスか、内訳金額又は全合計金額の認識ミスか)を特定できる。
Specifically, the consumption tax amount, etc. is calculated from the total amount by utilizing the fact that the total differs depending on the fraction processing of the consumption tax (OK case), or the consumption tax for each individual product. It is also possible to determine whether or not the receipt image is eligible by the method of calculating the consumption tax, which is displayed for the amount (in the case of NG). Therefore, the
また、金額が不一致であったり、誤った入力されていたりする場合には、ユーザによって金額の修正を行うことができる。なお、金額の修正を受け付けた場合には、変更したユーザと変更日時と変更内容(項目金額情報と金額等)とを変更履歴2として、履歴DBに保存してもよいし、変更内容と変更履歴と2を用いて、第4学習モデルを更新してもよい。また、履歴DBや学習モデル記憶部34の第4学習モデルを更新することで、制御部10は、生成した項目金額情報71の各項目(「合計金額」に関する情報75と、「10%金額」に関する情報73と、「8%金額」に関する情報74)の金額の値の精度も上げることができる。
In addition, if the amounts do not match or are entered incorrectly, the user can correct the amounts. When the correction of the amount is accepted, the changed user, the change date and time, and the change contents (item amount information and amount, etc.) may be saved in the history DB as the change history 2, or the change contents and changes may be saved. The fourth learning model may be updated using the history and 2. Further, by updating the history DB and the fourth learning model of the learning
さらに、公知である複数の認識処理の技術を利用することが可能なので、後述する総合判定学習モデルが履歴DBから認識処理ごとに変更履歴1や変更履歴2を学習することで、実行時間はかかっても認識精度を優先する、認識精度よりも実行時間を優先する、等の処理の方針をユーザが設定するだけで、ユーザが設定した処理方針に基づいて自動でAI等の総合判定学習モデル(以下、第3学習モデルともいう。)が最適な認識処理を選択して実行してもよい。具体的には、ユーザが「認識精度を優先」の方針を設定した場合は、制御部10は、品目行の品目と軽減税率マークの認識には、文字の認識精度が高い認識処理を使い、金額の認識には、数字の認識精度の高い認識処理に切り替える。上述した複数の学習モデルを組み合わせることで、ユーザが「認識精度を優先」の方針を設定することでレシート画像から仕訳を作成するのに必要な情報(レシート画像が適格か、軽減税率の有無、取引内容、取引金額、消費税等)を効率的に取得することができる。
Further, since it is possible to use a plurality of known recognition processing techniques, the comprehensive judgment learning model described later learns the change history 1 and the change history 2 for each recognition process from the history DB, so that the execution time is long. Even if the user simply sets a processing policy such as giving priority to recognition accuracy or prioritizing execution time over recognition accuracy, a comprehensive judgment learning model such as AI is automatically set based on the processing policy set by the user. Hereinafter, the third learning model) may select and execute the optimum recognition process. Specifically, when the user sets the policy of "priority is given to recognition accuracy", the
(2)実施形態では、記憶部に記憶される各情報について、例示して説明したが、これに限定されない。特に、項目は、他の項目があってもよいし、不要な項目を削除してもよい。また、他に会計処理装置として必要な種々のテーブル類があるが、本実施形態においては、記載を省略している。 (2) In the embodiment, each information stored in the storage unit has been illustrated and described, but the present invention is not limited thereto. In particular, the items may have other items or unnecessary items may be deleted. In addition, there are various tables required as an accounting processing device, but the description is omitted in the present embodiment.
1 会計処理装置
5 スキャナ
6 レシート
10 制御部
11 レシート画像受付部
13 テキスト処理部
14 品目確認処理部
15 キーワード抽出部
16 金額読取部
17 金額判定部
18 画像加工部
19 表示用画面生成部
20 画面出力部
21 修正処理部
22 明細処理部
30 記憶部
31 プログラム記憶部
31a レシート処理プログラム
32 レシート画像記憶部
33 明細データ記憶部
34 学習モデル記憶部
35 軽減品目記憶部
36 抽出キーワード記憶部
37 取引先情報記憶部
38 会社マスタ
45 入力部
46 表示部
49 通信部
60 レシート画像
70 表示用画面
71 項目金額情報
100 会計処理システム
1
Claims (9)
請求書を含むレシートの画像であるレシート画像から品目情報を抽出する品目抽出手段と、
前記品目抽出手段により抽出した前記品目情報の品目ごとに、前記品目と前記指定税率に関する識別子との組み合わせが前記第1学習モデルによる分類と等しいことを確認する品目確認手段と、
前記品目確認手段による確認結果を、表示装置に出力する確認結果出力手段と、
を備える、会計処理装置。 At least the first learning model that learned the combination of the designated tax rate and the item,
Item extraction means for extracting item information from the receipt image, which is an image of the receipt including the invoice,
For each item of the item information extracted by the item extraction means, an item confirmation means for confirming that the combination of the item and the identifier related to the designated tax rate is equal to the classification by the first learning model.
A confirmation result output means for outputting the confirmation result by the item confirmation means to the display device, and a confirmation result output means.
An accounting device.
前記品目抽出手段により抽出した前記品目に関する明細データを生成する明細処理手段と、
前記明細処理手段が生成した前記明細データを、明細データ記憶部に記憶させる手段と、
を備える、会計処理装置。 In the accounting processing apparatus according to claim 1,
A detail processing means for generating detail data related to the item extracted by the item extraction means, and a detail processing means.
A means for storing the detailed data generated by the detailed processing means in the detailed data storage unit, and
An accounting device.
前記確認結果出力手段による確認結果の出力に対する確認データを受け付ける確認受付手段を備え、
前記明細処理手段は、前記確認受付手段により前記確認データを受け付けた場合に、受け付けた前記確認データに基づいて、前記明細データ記憶部に記憶された前記明細データを更新する、会計処理装置。 In the accounting processing apparatus according to claim 2.
A confirmation receiving means for receiving confirmation data for the output of the confirmation result by the confirmation result output means is provided.
The detail processing means is an accounting processing device that updates the detail data stored in the detail data storage unit based on the received confirmation data when the confirmation data is received by the confirmation reception means.
前記確認結果出力手段による確認結果の出力に対する確認データを受け付ける確認受付手段と、
前記確認受付手段により受け付けた前記確認データを用いて前記第1学習モデルを学習させる学習手段と、
を備える、会計処理装置。 In the accounting processing apparatus according to claim 1 or 2.
A confirmation receiving means for receiving confirmation data for the output of the confirmation result by the confirmation result output means, and a confirmation receiving means.
A learning means for learning the first learning model using the confirmation data received by the confirmation receiving means, and
An accounting device.
前記確認受付手段により受け付けた前記確認データと前記レシート画像からテキストデータを認識する文字認識処理を関連付けて第3学習モデルを学習させる学習手段を備え、
前記第3学習モデルを用いて最適な文字認識処理を選択し、前記文字認識処理を利用して前記品目抽出手段に係る処理を実行する、会計処理装置。 In the accounting processing apparatus according to claim 4.
A learning means for learning a third learning model by associating the confirmation data received by the confirmation receiving means with a character recognition process for recognizing text data from the receipt image is provided.
An accounting processing apparatus that selects the optimum character recognition process using the third learning model and executes the process related to the item extraction means using the character recognition process.
所定のワードを記憶する所定ワード記憶部と、
前記レシート画像から前記所定ワード記憶部に記憶された前記所定のワードを抽出する所定ワード抽出手段と、
前記所定ワード抽出手段により抽出された前記所定のワードに基づいて、前記レシート画像に対して検索範囲を設定する範囲設定手段と、
を備え、
前記品目抽出手段は、前記範囲設定手段により設定された前記検索範囲において、前記品目情報を抽出する、会計処理装置。 In the accounting processing apparatus according to any one of claims 1 to 5.
A predetermined word storage unit that stores a predetermined word, and
A predetermined word extraction means for extracting the predetermined word stored in the predetermined word storage unit from the receipt image, and
A range setting means for setting a search range for the receipt image based on the predetermined word extracted by the predetermined word extraction means, and a range setting means.
With
The item extraction means is an accounting processing device that extracts the item information in the search range set by the range setting means.
前記会計処理装置に通信可能に接続され、前記レシートから前記レシート画像を生成する画像化装置と、
を備える会計処理システム。 The accounting apparatus according to any one of claims 1 to 6,
An imaging device communicatively connected to the accounting device and generating the receipt image from the receipt.
Accounting system with.
請求書を含むレシートの画像であるレシート画像から品目情報を抽出する品目抽出ステップと、
前記品目抽出ステップにより抽出した前記品目情報の品目ごとに、前記品目と前記指定税率に関する識別子との組み合わせが前記第1学習モデルによる分類と等しいことを確認する品目確認ステップと、
前記品目確認ステップによる確認結果を、表示装置に出力する確認結果出力ステップと、
を含む会計処理方法。 A computer with at least the first learning model that learned the combination of the specified tax rate and the item,
An item extraction step that extracts item information from a receipt image that is an image of a receipt that includes an invoice,
For each item of the item information extracted by the item extraction step, an item confirmation step for confirming that the combination of the item and the identifier related to the designated tax rate is equal to the classification by the first learning model, and
A confirmation result output step that outputs the confirmation result by the item confirmation step to the display device, and
Accounting methods including.
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