JP2021093025A - 提示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】車両の運転方法および運転状況に適した車両のタイヤまたはサスペンションに関連する設定または案内を提示する。【解決手段】提示装置10は、車両1の走行履歴を取得し、取得した走行履歴に応じた車両1のタイヤまたはサスペンションに関連する設定または案内を提示する制御部13を備える。【選択図】図1
Description
本開示は、提示装置に関する。
特許文献1には、車両の走行によるタイヤ空気圧の変化量を加味して、タイヤの推奨空気圧を提示する技術が記載されている。
車両の運転方法および運転状況に応じて、タイヤまたはサスペンションに関連する適切な設定が異なることが知られている。特許文献1に記載されている技術では、タイヤの空気圧の変化量を加味するだけであり、車両の運転方法および運転状況に適したタイヤまたはサスペンションに関連する設定を提示することは困難であった。
本開示の目的は、車両の運転方法および運転状況に適したタイヤまたはサスペンションに関連する設定または案内を提示することができる提示装置を提供することにある。
本開示に係る提示装置は、
車両の走行履歴を取得し、前記取得した走行履歴に応じた前記車両のタイヤまたはサスペンションに関連する設定または案内を提示する制御部を備える。
車両の走行履歴を取得し、前記取得した走行履歴に応じた前記車両のタイヤまたはサスペンションに関連する設定または案内を提示する制御部を備える。
本開示によれば、車両の運転方法および運転状況に適したタイヤまたはサスペンションに関連する設定または案内を提示することができる。
以下、一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本開示の一実施形態に係る提示装置10の構成例を示す図である。本実施形態に係る提示装置10は、例えば、図1に示すように、車両1に搭載され、車両1の走行履歴に応じた車両1のタイヤまたはサスペンションに関連する設定または案内を提示するものである。車両1は、例えば、自動車であるが、これに限定されず、人間が搭乗可能な任意の車両であってよい。車両1は、運転者によって運転される車両であるが、任意のレベルで運転が自動化されていてもよい。自動化のレベルは、例えば、SAE(Society of Automotive Engineers)のレベル分けにおけるレベル1からレベル5のいずれかである。車両1は、MaaS(Mobility as a Service)専用車両でもよい。
提示装置10は、図2に示すように、車両1とネットワーク2を介して通信可能に接続された情報処理装置3に搭載されてもよい。情報処理装置3は、例えば、1つまたは互いに通信可能な複数のサーバ装置である。情報処理装置3は、これに限定されず、PC(Personal Computer)またはスマートフォンなどの任意の汎用の電子機器であってもよいし、専用の他の電子機器であってもよい。
図1,2に示す提示装置10は、記憶部11と、通信部12と、制御部13とを備える。通信部12は取得部の一例である。提示装置10が車両1に搭載される場合、提示装置10を構成するこれらの構成要素は、例えば、CAN(Controller Area Network)などの車載ネットワークを介して、互いに通信可能に接続される。また、提示装置10を構成するこれらの構成要素は、専用線を介して、互いに通信可能に接続されてもよい。
記憶部11は、例えば、半導体メモリ、磁気メモリまたは光メモリなどであるが、これらに限定されない。記憶部11は、例えば、主記憶装置、補助記憶装置またはキャッシュメモリとして機能してよい、記憶部11は、提示装置10の動作に用いられる任意の情報を記憶する。例えば、記憶部11は、システムプログラム、アプリケーションプログラムおよび提示装置10によって取得された各種情報などを記憶してよい。また、記憶部11は、車両1の走行履歴を記憶してよい。記憶部11に記憶された情報は、ネットワーク2を介して取得される情報により更新可能であってもよい。
通信部12は、例えば、提示装置10が車両1に搭載される場合、車載ネットワークまたは専用線を介して通信する通信モジュールを含む。また、通信部12は、例えば、提示装置10が情報処理装置3に搭載される場合、ネットワーク2に接続する通信モジュールを含む。例えば、通信部12は、4G(4th Generation)および5G(5th Generation)などの移動体通信規格に対応する通信モジュールを含んでよい。提示装置10が車両1に搭載される場合、例えば、車載通信機が通信部12として機能してよい。
車両1には、速度センサ、加速度センサおよびステアリング舵角センサなどの各種センサが搭載されており、通信部12は、これらのセンサから検出結果を受信する。提示装置10が車両1に搭載される場合、通信部12は、例えば、CANを介して、各種センサの検出結果を受信する。また、提示装置10が情報処理装置3に搭載される場合、通信部12は、ネットワーク2を介して、車両1から送信されてきた各種センサの検出結果を受信する。通信部12は、検出結果として、例えば、車両1の走行速度、ハンドル操作、アクセル操作、車両1にかかる加速度の大きさ、加速度の変化、積載バランスおよび車両1の横滑りを防止するVSC(Vehicle Stability Control)システムの作動状況などの情報を受信する。
制御部13は、1つ以上のプロセッサである。プロセッサとしては、CPU(Central Processing Unit)などの汎用プロセッサまたは特定の処理に特化した専用プロセッサを使用することができる。制御部13には、1つ以上の専用回路が含まれてよい。また、制御部13において、1つ以上のプロセッサを1つ以上の専用回路に置き換えてもよい。専用回路としては、例えば、FPGA(Field-Programmable Gate Array)またはASIC(Application Specific Integrated Circuit)を使用することができる。提示装置10が車両1に搭載される場合、制御部13には、1つ以上のECU(Electronic Control Unit)が含まれてもよい。制御部13は、提示装置10全体の動作を制御する。
制御部13は、通信部12により受信された、車両1に搭載された各種センサの時系列的な検出結果を、車両1の走行履歴として記憶部11に記憶させる。制御部13は、記憶部11に記憶されている車両1の走行履歴を取得し、取得した車両1の走行履歴に応じた車両1のタイヤまたはサスペンションに関連する設定または案内を提示する。例えば、制御部13は、決定したタイヤまたはサスペンションに関連する設定または案内を、車両1に搭載された表示装置に表示する。また、制御部13は、例えば、決定したタイヤまたはサスペンションに関連する設定または案内を、予め定められた連絡先(例えば、事前に登録された運転者宛てのメールアドレス)に送信してもよい。また、制御部13は、例えば、決定したタイヤまたはサスペンションに関連する設定または案内を、車両1に搭載されたスピーカから音声出力してもよい。
次に、提示装置10の動作について、図3に示すフローチャートを参照して説明する。
制御部13は、記憶部11に記憶されている車両1の走行履歴を取得する(ステップS11)。
制御部13は、取得した走行履歴に応じた、タイヤまたはサスペンションに関連する設定または案内を決定する(ステップS12)。そして、制御部13は、決定した設定または案内を提示する(ステップS13)。制御部13は、例えば、車両1の運転者に決定した設定または案内を提示する。また、制御部13は、車両開発者向けに、決定した設定または案内を提示してもよい。
次に、制御部13による、走行履歴に応じたタイヤまたはサスペンションに関連する設定または案内の提示について、具体例を挙げて説明する。
まず、走行履歴として、車両1の走行速度の履歴を用いる場合について説明する。
制御部13は、車両1の走行速度の履歴に基づき、例えば、車両1が高速走行することが多いと判定した場合、タイヤに関連する設定として、高めのタイヤの空気圧の設定を提示する。また、制御部13は、車両1の走行速度の履歴に基づき、例えば、車両1が低速走行することが多いと判定した場合、タイヤに関連する設定として、低めのタイヤの空気圧の設定を提示する。
次に、走行履歴として、VSCシステムの作動履歴を用いる場合について説明する。
制御部13は、VSCシステムの作動履歴に基づき、例えば、車両1の横滑りが発生していると判定した場合、タイヤに関連する設定として、低めのタイヤの空気圧の設定を提示する。また、制御部13は、車両1の横滑りが多発していると判定した場合、タイヤに関連する案内として、タイヤの点検または交換の案内を提示してもよい。また、制御部13は、車両1の周囲を撮像するカメラが車両1に搭載されている場合、カメラの撮像画像を用いて、タイヤに関連する設定または案内を決定し、提示してもよい。例えば、制御部13は、車両1の横滑りが発生し、かつ、カメラの撮像画像から、車両1が雪道を走行していると判定した場合、タイヤに関連する案内として、スタッドレスタイヤの装着あるいはチェーンの装着の案内を提示してもよい。
次に、走行履歴として、車両1の進行方向の加速度の履歴を用いる場合について説明する。
制御部13は、車両1の進行方向の加速度の履歴に基づき、例えば、所定値以上の車両1の加速度の変化が多く発生していると判定した場合、サスペンションに関連する設定として、固めのサスペンションの設定を提示する。また、提示装置10が情報処理装置3に搭載されている場合、制御部13は、複数の車両1の走行履歴から、特定の車種で所定値以上の加速度の変化が多く発生していると判定した場合、サスペンションに関連する設定として、その特定の車種について、固めのサスペンションの設定を車両開発者向けに提示してもよい。
次に、走行履歴として、ハンドル操作の履歴を用いる場合について説明する。
制御部13は、ハンドル操作の履歴に基づき、例えば、ハンドルの操作角が大きいと判定した場合、あるいは、ハンドルを切る回数が多いと判定した場合、タイヤに関連する案内として、グリップ性能の高いタイヤの装着の案内を提示する。
このように本実施形態においては、提示装置10は、車両1の走行履歴を取得し、走行履歴に応じた車両1のタイヤまたはサスペンションに関連する設定または案内を提示する制御部13を備える。
車両1の走行履歴には、車両1の運転者による運転方法および運転状況が反映される。そのため、車両1の走行履歴に応じたタイヤまたはサスペンションに関連する設定または案内を決定して提示することで、車両の運転方法および運転状況に適したタイヤまたはサスペンションに関連する設定または案内を提示することができる。
上述の実施形態は代表的な例として説明したが、本開示の趣旨および範囲内で、多くの変更および置換が可能である。したがって、本開示は、上述の実施形態によって制限するものと解するべきではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形および変更が可能である。例えば、実施形態の構成図に記載の複数の構成ブロックを1つに組み合わせたり、あるいは1つの構成ブロックを分割したりすることが可能である。
1 車両
2 ネットワーク
3 情報処理装置
10 提示装置
11 記憶部
12 通信部
13 制御部
2 ネットワーク
3 情報処理装置
10 提示装置
11 記憶部
12 通信部
13 制御部
Claims (1)
- 車両の走行履歴を取得し、前記取得した走行履歴に応じた前記車両のタイヤまたはサスペンションに関連する設定または案内を提示する制御部、を備える提示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019223877A JP2021093025A (ja) | 2019-12-11 | 2019-12-11 | 提示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019223877A JP2021093025A (ja) | 2019-12-11 | 2019-12-11 | 提示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021093025A true JP2021093025A (ja) | 2021-06-17 |
Family
ID=76313152
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019223877A Pending JP2021093025A (ja) | 2019-12-11 | 2019-12-11 | 提示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2021093025A (ja) |
-
2019
- 2019-12-11 JP JP2019223877A patent/JP2021093025A/ja active Pending
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