JP2021092997A - 空気処理機の設定方法、及び、設定プログラム - Google Patents

空気処理機の設定方法、及び、設定プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】空気処理機の制御方法をシステムにおいて実現するには、制御対象である空気処理機等に応じて複数の設定をする必要がある。このような設定は、マニュアル等を参照して行わなければならないなど、容易ではなかった。【解決手段】本開示に示す設定方法は、第1ステップと、第2ステップ、を備える。第1ステップは、機器アイコン61と、条件アイコン62と、動作アイコン63と、をドラッグ&ドロップで紐付ける。機器アイコン61は、制御対象である空気処理機10を特定する。条件アイコン62は、制御条件を示す。動作アイコン63は、制御条件を満たしたときの空気処理機10に行わせる動作を示す。第2ステップは、第1ステップに基づいて、空気処理機10の制御条件に応じた動作の設定を行う。【選択図】図6

Description

空気処理機の設定方法、及び、設定プログラムに関する。
従来、空調機、換気装置等の複数の空気処理機がコンピュータに接続され、コンピュータによって空気処理機の運転を制御するシステムが存在する。特許文献1(特開2013−145088号公報)には、所定の条件に基づいて、空調機及び換気装置等の運転を連動させて制御する制御方法が開示されている。
特許文献1に開示されるような制御方法をシステムにおいて実現するには、制御対象である空気処理機等に応じて複数の設定をする必要がある。このような設定は、マニュアル等を参照して行わなければならないなど、容易ではなかった。しかし、特許文献1には、システムにおける設定方法については開示されていない。
第1観点の設定方法は、第1ステップと、第2ステップ、を備える。第1ステップは、機器アイコンと、条件アイコンと、動作アイコンと、をドラッグ&ドロップで紐付ける。機器アイコンは、制御対象である空気処理機を特定する。条件アイコンは、制御条件を示す。動作アイコンは、制御条件を満たしたときの空気処理機に行わせる動作を示す。第2ステップは、第1ステップに基づいて、空気処理機の制御条件に応じた動作の設定を行う。
これによって、空気処理機の制御条件に応じた動作の設定を行う者が、容易にその設定を行うことが可能である。
第2観点の設定方法は、第1観点の設定方法であって、第1ステップの方法を案内するチュートリアルを表示画面に表示する。
これによって、空気処理機の制御条件に応じた動作の設定を行う者は、設定方法の案内を参照することが可能であって、容易に設定を行うことに寄与する。
第3観点の設定方法は、第1観点又は第2観点の設定方法であって、第1ステップにおいて、表示画面は、機器アイコンを複数表示する。複数の機器アイコンは、同一の条件アイコン、及び/又は、同一の動作アイコンに紐付けられる。
これによって、複数の空気処理機の制御条件に応じた動作の設定を容易に行う事ができる。
第4観点の設定方法は、第1観点から第3観点のいずれかの設定方法であって、表示画面は、制御条件を設定する論理演算子に関するアイコンをさらに表示する。第1ステップにおいて、論理演算子に関するアイコンは、機器アイコン、及び、動作アイコンに紐付けられる。
第5観点の設定方法は、第1観点から第4観点のいずれかの設定方法であって、第3ステップをさらに備える。第3ステップは、第1ステップにおける機器アイコン、条件アイコン、及び、動作アイコンの紐付けにエラーがある場合、表示画面にエラー情報を表示する。
第6観点の設定プログラムは、第1観点から第5観点のいずれかに記載された設定方法を実現する。
システムの構成を示す図である。 空調機の構成を示す図である。 換気装置の構成を示す図である。 設定装置、ユーザー端末、集中管理装置の構成を示す図である。 空気処理機が設置された空間を示す図である。 設定画面の一例である。 設定画面の一例である。 自動運転設定の設定方法を示すフローチャートである。 設定画面の一例である。
(1)全体構成
図1は、本開示に示すシステム1の構成を示す模式図である。システム1は、空気処理機10と、設定装置20と、ユーザー端末30と、集中管理装置40と、を備える。ここでは、集中管理装置40は、管理センタ3に設置されている。集中管理装置40は、インターネット等の通信ネットワーク50に接続されている。管理センタ3の管轄エリア内には、複数の施設2(2A〜2C)が存在している。施設2は、例えば、オフィスビル、商業ビル、及びコンドミニアムである。そして、各施設2には、1つ又は複数の空気処理機10が設置される。本実施形態において、空気処理機10は、施設2内の冷房や暖房等を行う空調機110、及び、施設2内の換気等を行う換気装置120、である。なお、本開示における空気処理機10には、これら以外に調湿装置、エアハンドリングユニット、及び/又はチラーユニット等が採用されてもよい。空気処理機10は、設定装置20に接続されている。設定装置20、ユーザー端末30、及び、集中管理装置40は、直接又はルータを介して通信ネットワーク50に接続され、互いに通信可能である。
(2)空気処理機10
(2−1)空調機110
図2は、空気処理機10としての空調機110の構成を示す模式図である。システム1の制御対象である空調機110は、室外機111と、1つ又は複数の室内機112(112A,112B)と、を有している。室外機111は、例えば施設2の屋上や地下室等に設置されている。室内機112は、施設2の複数のフロアまたは複数の部屋等にそれぞれ分散して設置されている。
室外機111は、圧縮機1111,室外熱交換器1112、室外ファン1113、及び、室外機制御ユニット111X、等を有している。室内機112A、112Bはそれぞれ、室内熱交換器1121、室内ファン1122、及び、室内機制御ユニット112X(112XA、112XB)、等を有している。室外機111(室外機制御ユニット111X)と室内機112(室内機制御ユニット112X)とは、専用通信線を介して接続されている。室外機制御ユニット111X及び室内機制御ユニット112Xは、それぞれ、CPU、キャッシュメモリ、及び通信インターフェース等で構成され、空調機110に設けられた各種センサの検出値、設定装置20から取得する動作指示、又は、集中管理装置40からの指令等に基づいて空調機110の各部の動作を制御する。室外機制御ユニット111Xは、通信線、又は、インターネット等を介して設定装置20に接続されている。
(2−2)換気装置
図3は、換気装置120(120A,120B)の構成を示す模式図である。ここでは、換気装置120として、熱交換器121を有する換気装置が採用されている。
施設2内の換気等を行う換気装置120は、熱交換器121、給気ファン122、排気ファン123、及び、換気制御ユニット120X(120AX,120BX)、等を有している。熱交換器121は、室内空気と室外空気の間で顕熱と潜熱とを同時に熱交換する全熱交換器である。換気制御ユニット120Xは、CPU、キャッシュメモリ、及び通信インターフェース等で構成され、換気装置120に設けられた各種センサの検出値、設定装置20から取得する動作指示、又は、集中管理装置40からの指令等に基づいて換気装置120の各部の動作を制御する。換気制御ユニット120Xは、通信線、又は、インターネット等を介して設定装置20に接続されている。
(3)設定装置の構成
設定装置20は、室外機制御ユニット111X及び換気制御ユニット120Xに接続されることで空気処理機10を管理するコンピュータである。ここでいう管理とは、空気処理機10の自動運転設定を行うこと、自動運転設定に基づく動作指示を空気処理機10に送信すること、集中管理装置40からの指令を空気処理機10に送信すること等を含む。設定装置20は、複数のコンピュータやデバイスがネットワークに接続されることによって構成されてもよい。設定装置20は、設定記憶部21と、設定通信部22と、設定処理部23と、設定接続部24と、を有している。
設定記憶部21は、各種情報を記憶するものであり、ROM、RAM、及び/又はハードディスク等を含む。設定記憶部21は、設定装置20の各種機能を実行するための各種プログラムを記憶している。ここで、プログラムは、空気処理機10の自動運転設定を行うための設定プログラムを含む。また、設定記憶部21は、自動運転設定に関する情報、空気処理機10に関する情報、施設2に関する情報、等が記憶されている。これらの情報は、あらかじめ設定記憶部21に記憶されたものであって、適宜更新可能なものである。また、設定記憶部21は、設定接続部24を介して取得する空気処理機10に設けられた各種センサの検出値等の情報を、空気処理機10の運転データとして記憶する。
設定通信部22は、通信ネットワーク50を介して、ユーザー端末30及び集中管理装置40との通信を実行する。設定通信部22の機能により、各種情報の通信が行われる。
設定処理部23は、各種処理を実行するものであり、CPU及びキャッシュメモリ等で構成される。例えば、設定処理部23は、設定通信部22を介して集中管理装置40から自動運転設定に関する情報を取得し、設定記憶部21に記憶させる。なお、自動運転設定に関する情報は、ユーザー端末30から入力された情報であって、ユーザー端末30の端末通信部32から集中管理装置40の管理通信部42に送信され、管理記憶部41に記憶される。設定装置20の設定処理部23が自動運転設定に関する情報を取得するには、集中管理装置40の管理処理部43に対し、管理記憶部41に記憶された自動運転設定に関する情報を送信するよう要求しても良い。また、集中管理装置40の管理処理部43が、管理記憶部41に記憶された自動運転設定に関する情報を設定装置20の設定通信部22に対して送信してもよい。設定処理部23は、設定記憶部21に記憶された自動運転設定に関する情報に基づいて、設定接続部24から空気処理機10に動作指示を送信させる。設定処理部23は、設定記憶部21に記憶した情報を、設定通信部22を介して集中管理装置40に送信する。また、設定処理部23は、集中管理装置40から受信した各種指令を、設定接続部24から空気処理機10に送信させる。なお、設定処理部23は、これ以外の処理を行ってもよい。
設定接続部24は、室外機制御ユニット111X及び換気制御ユニット120Xに接続するインターフェースである。設定装置20は、設定接続部24を介して室外機制御ユニット111X及び換気制御ユニット120Xに動作指示、又は、各種指令等を送信することが可能である。また、設定接続部24は、空気処理機10に設けられた各種センサの検出値等の各種情報を取得可能である。
(4)ユーザー端末
ユーザー端末30は、ユーザーが利用するパーソナルコンピュータ、タブレット端末、スマートフォンなどの端末である。ユーザー端末30は、通信ネットワーク50を介して設定装置20及び集中管理装置40に接続されている。ユーザー端末30は、端末記憶部31と、端末通信部32と、端末処理部33と、端末入力部及び端末出力部として機能する表示画面34と、を有している。
端末記憶部31は、各種情報を記憶するものであり、ROM、RAM、及び/又はハードディスク等を含む。端末記憶部31は、ユーザー端末30の各種機能を実行するための各種プログラムを記憶している。
端末通信部32は、通信ネットワーク50を介して、設定装置20及び集中管理装置40との通信を実行する。具体的には、端末通信部32は、設定装置20に対して表示画面34から入力された自動運転設定に関する情報の送信を行う。
端末処理部33は、各種処理を実行するものであり、CPU及びキャッシュメモリ等で構成される。例えば、端末処理部33は、表示画面34から入力された自動運転に関する情報を端末通信部32に送信させる。なお、端末処理部33は、これ以外の処理を行ってもよい。
表示画面34は、例えばタッチパネル等のディスプレイであって、ユーザーがユーザー端末30に各種情報の入力を行うための端末入力部、及び、ユーザーに各種情報を表示(出力)するための端末出力部として機能することが可能である。なお、ユーザー端末30は、表示画面34の他に、端末入力部としてスピーカ等、端末出力部としてキーボード、マウス、等を有していてもよい。表示画面34には、空気処理機10の自動運転設定を行うための設定画面を表示することが可能であり、ユーザーは表示画面34を介して自動運転設定に関する情報を入力する。
(5)集中管理装置
集中管理装置40は、制御対象である空気処理機10を統合的に管理する。具体的に、集中管理装置40は、空気処理機10の管理を行うコンピュータであり、例えば、スーパーコンピュータ、ワークステーション、又は、パーソナルコンピュータ等である。また、集中管理装置40は、クラウドコンピューティングであってもよい。集中管理装置40は、管理記憶部41と、管理通信部42と、管理処理部43と、を有している。
管理記憶部41は、各種情報を記憶するものであり、ROM、RAM、及び/又はハードディスク等を含む。例えば、管理記憶部41は、集中管理装置40の各種機能を実行するためのプログラムを記憶する。また、管理記憶部41は、設定装置20の設定記憶部21と同様に、制御対象となる空気処理機10に関する情報、施設2に関する情報、等を記憶する。
管理通信部42は、通信ネットワーク50を介して、設定装置20及びユーザー端末30との通信を実行する。管理通信部42の機能により、各種情報の通信が行われる。
管理処理部43は、集中管理装置40における各種情報処理を実行するものであり、CPU及びキャッシュメモリ等で構成される。例えば、管理処理部43は、所定期間毎に設定装置20の設定記憶部21に記憶された運転データにアクセスし、空気処理機10の運転を管理する。管理処理部43は、空気処理機10の運転に異常がある場合等において、管理通信部42に各種指令を送信させる。
(6)自動運転設定
空気処理機10の自動運転設定について説明する。空気処理機10の自動運転設定を行うとき、ユーザーは、ユーザー端末30から通信ネットワーク50を介して、集中管理装置40の管理記憶部41に記憶されている自動運転設定にアクセスし、表示画面34に自動運転設定を行う画面を表示させる。ユーザーは、ユーザー端末30の表示画面34に表示された自動運転設定を行う画面に、自動運転設定に関する情報を入力する。自動運転に関する情報の入力が完了したとき、ユーザーは、画面に表示される「保存ボタン」を入力する。「保存ボタン」が入力されることにより、自動運転設定に関する情報が、集中管理装置40の管理記憶部41に記憶される。以下に、自動運転設定の一例について説明する。
図5は、設定装置20によって自動運転設定が行われる空気処理機10が設置された空間αを示す図である。空間αは、施設2内の所定の領域であって、ここでは施設2の4階南西に位置する一室である。空間αには、空気処理機10として、上述した空調機110の室内機112(112A,112B)が2台、換気装置120(120A,120B)が2台設置されている。
空気処理機10の自動運転設定を行うには、まず、ユーザーが、ユーザー端末30の表示画面34に表示されたリストから自動運転設定を行う空気処理機10が設置されたエリアを選択する。ここでは、ユーザーは上記の空間αを選択する。空間αが選択されると、表示画面34には、空気処理機10の自動運転設定を行うための設定画面が表示される。空気処理機10の自動運転設定を行うための設定画面は、例えば、図6に示す設定画面である。
(6−1)設定画面
図6に示す設定画面(表示画面34)は、機器領域341aと、条件領域341bと、動作領域341cと、設定領域341dと、を含む。
機器領域341aには、空間αに設置された空気処理機10がリストとして表示されている。例えば、図6の機器領域341aには、室内機Aとして室内機112A、室内機Bとして室内機112B、換気装置Aとして換気装置120A、及び、換気装置Bとして換気装置120B、が表示されている。
条件領域341bには、制御条件に関する情報が表示されている。条件領域341bには、例えば、複数の制御条件が階層的に表示される。例えば、図6の条件領域341bには、制御条件の項目として、論理演算子、タイマー、カウンター、及び、カスタムが表示されている。ユーザーが論理演算子を選択した場合、例えば、空気処理機10のいずれ1つ又は複数の状態等を設定することができる。ユーザーがタイマーを選択した場合、例えば、空気処理機10の運転継続時間、オフ継続時間、センサがある状態を検出してからの継続時間等を設定することができる。ユーザーがカウンターを選択した場合、例えば、空気処理機10に設けたセンサが、ある状態を検出した回数を設定することができる。ユーザーがカスタムを選択した場合、ユーザーが適宜条件を作成することができる。ユーザーは、これらの項目をタップすることで、より詳細な制御条件を選択することが可能である。
動作領域341cは、空気処理機10に行わせる動作に関する情報を階層的に表示する。例えば、図6の動作領域341cには、動作として、ON/OFF、及び、運転モード変更、その他、等の項目が表示されている。
設定領域341dは、機器領域341a、条件領域341b、又は、動作領域341c、に表示された情報の紐付けを行うための領域である。具体的に機器領域341a、条件領域341b、又は、動作領域341c、に表示された情報を設定領域341dに移動させることによって、それぞれの情報が各種アイコンとして表示される。例えば、ユーザーが機器領域341aに表示されている室内機112Aをドラッグして、設定領域341dでドロップする。その結果、設定領域341dには、室内機112Aに対応する機器アイコン61が表示される。同様にして、ユーザーが条件領域341bに表示されている制御条件をドラッグして、設定領域341dにドロップすることで、各制御条件に応じた条件アイコン62が設定領域341dに表示される。ユーザーが動作領域341cに表示されている動作情報をドラッグして、設定領域341dにドロップすることで、各動作情報に応じた動作アイコン63が設定領域341dに表示される。ユーザーは、この設定領域341dに表示される各種アイコンを、表示画面34上で指でなぞって紐付けることにより、自動運転設定に関する情報を入力できる。この自動運転設定に関する情報に基づく自動運転設定の方法については、後で説明する。
(6−2)アイコン
ここで、図7を用いて各種アイコンについて説明する。図7は、設定画面(表示画面34)における設定領域341dの一例である。
設定領域341dに表示された複数のアイコンのうち、機器アイコン61は機器領域341aからドラッグ&ドロップされた情報であって、それぞれ対応する空気処理機10の情報を示している。機器アイコン61は、対応する空気処理機10の種類によってそのアイコンの形態が異なっていてもよい。例えば、図7に示すように、室内機112Aに対応する機器アイコン61は、その一部に室内機の図が含まれていてもよい。また、室内機112Aに対応する機器アイコン61には、空気処理機10から室内機112Aを特定する情報、室内機112Aの現在の状態及び周囲の環境等を示す情報が含まれていてもよい。一方、換気装置120Aを示す機器アイコン61は、その一部に換気装置の図が含まれていてもよい。また、機器アイコン61には、空気処理機10から換気装置120Aを特定する情報、換気装置120Aの現在の状態示す情報が含まれていてもよい。
条件アイコン62は、条件領域341bからドラッグ&ドロップされた情報であって、それぞれ対応する制御条件の情報を示している。条件アイコン62は、対応する制御条件によってそのアイコンの形態が異なっていてもよい。例えば、図7に示すように、詳細な制御条件を示すアイコンは、あらかじめ設定された文章がアイコン内に表示されてもよい。一方で、論理演算子のみを制御条件として示すアイコンは、当該論理円座因子のみが表示され、詳細な制御条件を示すアイコンと異なる形で表示されもよい。
動作アイコン63は、動作領域341cからドラッグ&ドロップされた情報であって、それぞれ対応する動作の情報を示している。動作アイコン63は、対応する動作によってそのアイコンの形態が異なっていてもよい。
機器アイコン61、条件アイコン62、及び、動作アイコン63は、ユーザーがそのアイコンの機能を視覚的に認識しやすいように、それぞれ異なる色、形、等によって表現されていてもよい。また、図7に示す外気温度センサのアイコンのように、上述以外の情報を示すアイコンが適宜追加されてもよい。
(6−3)自動運転設定の設定方法
次に、自動運転設定を行うための一連の処理の一例を説明する。図8は、自動運転設定を行うための一連の処理を示すフローチャートである。
ユーザー端末30は、空気処理機10の自動運転設定を行うための設定画面(例えば、図6に示す表示画面34)が起動された状態である。
まず、表示画面34において、機器アイコン61、条件アイコン62、及び、動作アイコン63がドラック&ドロップによって紐付けられる(ステップST1)。これによって、ユーザー端末30に自動運転設定に関する情報が入力される。
具体的に、ステップST1において、自動運転設定を設定する対象の空気処理機10の情報は、ドラック&ドロップによって表示画面34の機器領域341aから設定領域341dに表示させられる。このとき、空気処理機10の情報は、設定領域341dにおいて機器アイコン61として表示される。制御条件の情報は、ドラック&ドロップによって表示画面34の条件領域341bから設定領域341dに表示させられる。このとき、制御条件の情報は、設定領域341dにおいて条件アイコン62として表示される。空気処理機10に行わせる動作の情報は、ドラック&ドロップによって表示画面34の、動作領域341cから設定領域341dに表示させられる。このとき、動作の情報は、設定領域341dにおいて動作アイコン63として表示される。
設定領域341dに表示させられた機器アイコン61、条件アイコン62、及び、動作アイコン63は、ドラック&ドロップによって紐付けられる。紐付けは、図7に示すように、各アイコン間を線で結んでもよい。なお、このとき、複数の機器アイコン61を同一の条件アイコン62、及び/又は、動作アイコン63に紐付けてもよい。これによって、複数の空気処理機10に、同一の制御条件及び/又は、動作を設定することが可能である。
ステップST1において各アイコンの紐付けが終了すると、設定装置20はステップST1における紐付けが適切に行われた否かを判断する(ステップST2)。言い換えると、設定装置20は、ステップST2において、自動運転設定にエラーがないかの判断を行う。
具体的に、ステップST2は、例えば、ステップST1において各アイコンの紐付けを行った設定領域341dの情報を保存する際に行われる。設定領域341dの情報が保存されると、設定領域341dの情報が自動運転設定に関する情報として設定装置20に送信される。設定装置20の設定処理部23は、受信した情報を読み取ることで自動運転設定に関する情報にエラーがないかの判断を行う。
ステップST2の判断において、自動運転設定に関する情報の入力にエラーがあった場合、設定装置20は、ユーザー端末30の表示画面34にエラー情報を表示させる(ステップST3)。
具体的に、設定装置20は、ステップST2の判断においてエラーがあった場合、エラー情報をユーザー端末30に送信する。ユーザー端末30は、エラー情報を受信し、表示画面34に表示する。エラー情報は、例えば、図9に示すように表示される。エラー情報の表示について例を挙げると、機器アイコン61、条件アイコン62、動作アイコン63の紐付けを行った際に、その紐付けが適切でなかった場合にエラー表示を行う。より具体的には、「換気装置」に対して、「人検知センサが人を検知したとき」という条件を紐付けした場合、換気装置は人を検知する機能を有していないため、紐付けが適切でないとして、表示画面34にエラーが表示される。また、エラー表示は、図9に示すように文章で表示される例だけはなく、不適切な紐付けを行った際に、不適切な紐付けを行ったときの紐の色が、正しい紐付けを行ったときの紐の色とは異なる色で表示されても良い。また、設定条件として、空気処理機10に設定可能な設定範囲を超える条件が設定された場合に、表示画面34にエラーが表示されても良い。ユーザー端末30にエラー情報が表示されると、ユーザーは、ステップST1に示す各アイコンの紐付けを再度行うことができる。
一方で、ステップST2の判断において、自動運転設定にエラーがなかった場合、設定装置20は、自動運転設定に関する情報を設定記憶部21に記憶する。これによって、ステップST1に基づいた空気処理機10の制御条件に応じた動作の設定(自動運転設定)が完了する(ステップST4)。
(6−4)自動運転設定に基づく処理
以下に、自動運転設定に基づいた設定装置20の処理の一例を示す。ここで、設定装置20は、空気処理機10の自動運転設定に関する情報が記憶された状態である。言い換えると、空気処理機10の自動運転設定が完了した状態である。
設定装置20は、設定接続部24を介して、空気処理機10に設けられた各種センサの検出値等の各種情報を取得する。設定接続部24が取得した各種情報は空気処理機10の運転データとして設定記憶部21に記憶される。
設定装置20の設定処理部23は、設定記憶部21に空気処理機10の運転データを記憶されると、運転データに含まれる情報と、自動運転設定において設定された制御条件と、が一致しているか否かを判断する処理を行う。ここで、運転データに含まれる情報と、自動運転設定において設定された制御条件と、が一致している場合、設定装置20は自動運転設定に基づいて、設定接続部24から空気処理機10に対し制御条件に基づいた動作を行わせるための動作指示を送信させる。空気処理機10は、設定装置20から動作指示を取得すると、当該動作指示応じた動作を実行する。これによって、空気処理機10において自動運転が実行される。
(7)特徴
(7―1)
本開示に示す空気処理機10の設定方法は、第1ステップST1と、第2ステップST4、と、第3ステップST3と、を備える。第1ステップST1は、機器アイコン61と、条件アイコン62と、動作アイコン63と、をドラッグ&ドロップで紐付ける。機器アイコン61は、制御対象である空気処理機10を特定する。条件アイコン62は、制御条件を示す。また、表示画面34は、制御条件を設定する論理演算子に関するアイコンをさらに表示することが可能である。論理演算子に関するアイコンは、機器アイコン61、及び、動作アイコン63に紐付けられる。動作アイコン63は、制御条件を満たしたときの空気処理機10に行わせる動作を示す。第2ステップST4は、第1ステップST1に基づいて、空気処理機10の制御条件に応じた動作の設定を行う。第3ステップST3ACは、第1ステップST1における機器アイコン61、条件アイコン62、及び、動作アイコン63の紐付けにエラーがある場合、表示画面34にエラー情報を表示する。
従来、設定プログラムを利用して、ユーザーが複数の空気処理機10の自動運転設定を行う場合がある。このような場合、ユーザーは、空気処理機10又は施設2等の情報、あるいは、ユーザー等の要望に基づいて複数の設定を行わなければならない。また、自動運転設定は複雑であり、マニュアル等を参照して行わなければならないなど、容易ではなかった。
本開示に示す空気処理機10の設定方法は、設定プログラムを用いて上述の方法で空気処理機10の自動運転設定を行う事が可能であるため、ユーザーによる設定が容易である。具体的には、自動運転設定に必要な情報を表示画面34にアイコンとして表示することによって、視覚的に情報を把握することが容易である。さらに、各アイコンをドラッグ&ドロップで紐付けることによって自動運転設定が可能であるため、ユーザーが直感的に設定を行う事ができる。さらに、表示画面34には、設定にエラーがある場合にエラー情報が表示されるため、熟練したユーザーでなくても自動運転設定を適切に行うことが可能である。
(7―2)
上記の設定方法の第1ステップST1において、表示画面34は、機器アイコン61を複数表示する。複数の機器アイコン61は、同一の条件アイコン62、及び/又は、同一の動作53アイコンに紐付けられる。
これによって、ユーザーは、複数の空気処理機10に対して効率的に自動運転設定を行うことができる。これによって、自動運転設定を容易に行うことに寄与する。
(8)変形例
本開示に示す設定装置20は、上記設定方法の第1ステップST1を案内するチュートリアルを表示画面34に表示できるように構成されていてもよい。第1ステップST1において各アイコンをドラッグ&ドロップで紐付ける操作を行うユーザーは、チュートリアルを参照することによって事前に操作方法について学習することが可能である。また、チュートリアルは、上記設定方法の第3ステップにおいてエラーがある場合に参照できるように表示されてもよい。
これによって、熟練したユーザーでなくても表示画面34に表示された案内にしたがって行うことで自動運転設定を容易に行うことが可能である。
(9)
以上、本開示の実施形態を説明したが、特許請求の範囲に記載された本開示の趣旨及び範囲から逸脱することなく、形態や詳細の多様な変更が可能なことが理解されるであろう。
10 空気処理機
34 表示画面
61 機器アイコン
62 条件アイコン
63 動作アイコン
ST1 第1ステップ
ST4 第2ステップ
ST3 第3ステップ
特開2013−145088号公報

Claims (6)

  1. 制御対象である空気処理機(10)を特定する機器アイコン(61)と、制御条件を示す条件アイコン(62)と、前記制御条件を満たしたときの前記空気処理機(10)に行わせる動作を示す動作アイコン(63)と、を表示画面(34)において、ドラッグ&ドロップで紐付ける第1ステップ(ST1)と、
    前記第1ステップ(ST1)に基づいて、前記空気処理機(10)の前記制御条件に応じた前記動作の設定を行う第2ステップ(ST4)と、
    を備える、
    設定方法。
  2. 前記第1ステップ(ST1)の方法を案内するチュートリアルを前記表示画面(34)に表示する、
    請求項1に記載の設定方法。
  3. 前記第1ステップ(ST1)において、前記表示画面(34)は、前記機器アイコン(61)を複数表示し、
    複数の前記機器アイコン(61)は、同一の前記条件アイコン(62)、及び/又は、同一の前記動作アイコン(63)に紐付けられる、
    請求項1、又は2に記載の設定方法。
  4. 前記表示画面(34)は、前記制御条件を設定する論理演算子に関するアイコンをさらに表示し、
    前記第1ステップ(ST1)において、前記論理演算子に関するアイコンは、前記機器アイコン(61)、及び、前記動作アイコン(63)に紐付けられる、
    請求項1から3のいずれかに記載の設定方法。
  5. 前記第1ステップ(ST1)における前記機器アイコン(61)、前記条件アイコン(62)、及び、前記動作アイコン(63)の紐付けにエラーがある場合、前記表示画面(34)にエラー情報を表示する第3ステップ(ST3)、をさらに備える、
    請求項1から4のいずれかに記載の設定方法。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載された設定方法を実現する、
    設定プログラム。
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