JP2021092481A - 段ボールシートの不良検出装置および段ボールシートの不良除去装置並びに段ボールシートの製造装置 - Google Patents

段ボールシートの不良検出装置および段ボールシートの不良除去装置並びに段ボールシートの製造装置 Download PDF

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Abstract

【課題】段ボールシートの不良検出装置および段ボールシートの不良除去装置並びに段ボールシートの製造装置において、不良部が発生した要因を分析可能とする。【解決手段】波形状をなす中芯と中芯に貼り合わせるライナよりなる片面段ボールシートの波形の不良部を検出する不良検出部と、不良検出部が不良部を検出したときに、検出した不良部と段ボールシートの製造運転情報とを関連付ける関連付け部とを備える。【選択図】図4

Description

本開示は、表ライナと波形加工された中芯と裏ライナを貼り合わされた段ボールシートの不良を検出する段ボールシートの不良検出装置、段ボールシートの不良検出装置を備える段ボールシートの不良除去装置、段ボールシートの不良除去装置を備える段ボールシートの製造装置に関するものである。
段ボールシートの製造装置としてのコルゲートマシンは、シングルフェーサと、ダブルフェーサとを備える。シングルフェーサは、芯紙を波形に加工し、裏ライナを貼合せて片面段ボールシートを形成する。ダブルフェーサは、片面段ボールシートに表ライナを貼り合わせて両面段ボールシートを形成する。ダブルフェーサにより製造されて連続する両面段ボールシートは、スリッタスコアラにより所定の幅に切断され、カットオフ装置により所定の長さに切断されて段ボールシートが製造される。
シングルフェーサにて、波形の中芯を裏ライナに貼り合せて片面段ボールシートを形成するとき、中芯の波形が変形すると、波形の中芯に裏ライナや表ライナを貼り合わせるときに接着不良などの不良部が発生する。そのため、片面段ボールシートにおける中芯の変形を検出することで、不良の段ボールシートを検出することができる。このような段ボールシートの不良検出装置としては、例えば、下記特許文献1に記載されたものがある。
特開2017−133998号公報
上述した段ボールシートの不良検出装置は、片面段ボールシートの中芯に向けて光を照射し、照射部の撮影画像に基づいて中芯の良否を判定し、中芯の不良が判定されると、下流側で不良箇所を含む両面段ボールシートを搬送ラインから排出する。ところで、中芯の不良が発生した場合、その要因を特定し、特定した要因を分析したいという要望がある。
本開示は、上述した課題を解決するものであり、中芯の不良が発生した要因を分析可能とする段ボールシートの不良検出装置および段ボールシートの不良除去装置並びに段ボールシートの製造装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本開示の段ボールシートの不良検出装置は、波形状をなす中芯と前記中芯に貼り合わせるライナよりなる片面段ボールシートの波形の不良部を検出する不良検出部と、前記不良検出部が前記不良部を検出したときに、検出した前記不良部と段ボールシートの製造運転情報とを関連付ける関連付け部と、を備える。
また、本開示の段ボールシートの不良除去装置は、前記段ボールシートの不良検出装置と、前記段ボールシートの不良検出装置が検出した不良部を含む所定長さに切断された両面段ボールシートを排出する排出装置と、を備える。
また、本開示の段ボールシートの製造装置は、波形加工された中芯に第2ライナを貼り合わせて片面段ボールシートを製造するシングルフェーサと、前記片面段ボールシートにおける前記中芯側に第1ライナを貼り合わせて両面段ボールシートを製造するダブルフェーサと、前記段ボールシートの不良除去装置と、を備える。
本開示の段ボールシートの不良検出装置および段ボールシートの不良除去装置並びに段ボールシートの製造装置によれば、中芯の不良が発生した要因を分析することができる。
図1は、段ボールシートの製造装置としてのコルゲートマシンを表す概略図である。 図2は、シングルフェーサを表す概略構成図である。 図3は、段ボールシートの不良検出装置の装着状態を表す概略図である。 図4は、段ボールシートの不良検出装置を表す概略構成図である。 図5は、片面段ボールシートに対する照射装置および撮像装置の配置構成を表す概略図である。 図6は、不良検出方法を表すフローチャートである。 図7は、不良を検出したときのデータ処理を表すフローチャートである。 図8は、表示装置における表示画面を表す概略図である。 図9は、表示装置における操作後の第1表示画面を表す概略図である。 図10は、表示装置における操作後の第2表示画面を表す概略図である。 図11は、表示装置における表示画面の変形例を表す概略図である。
以下に図面を参照して、本開示の好適な実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本開示が限定されるものではなく、また、実施形態が複数ある場合には、各実施形態を組み合わせて構成するものも含むものである。また、実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。
[コルゲートマシン]
図1は、段ボールシートの製造装置としてのコルゲートマシンを表す概略図である。なお、以下の説明では、段ボールシートの搬送方向における前後方向をX方向、段ボールシートの搬送方向における前後方向(X方向)に直交する水平方向をY方向(段ボールシートの幅方向)、段ボールシートの搬送方向における前後方向(X方向)に直交する鉛直方向(段ボールシートの厚さ方向)をZ方向として説明する。
図1に示すように、段ボールシートの製造装置としてのコルゲートマシン10は、まず、波形加工された中芯B1に裏ライナ(第2ライナ)C1を貼り合わせて片面段ボールシートD1を製造すると共に、波形加工された中芯B2に裏ライナ(第2ライナ)C2を貼り合わせて片面段ボールシートD2を製造する。次に、製造された片面段ボールシートD1の中芯B1に片面段ボールシートD2の裏ライナC2を貼り合せると共に、片面段ボールシートD2の中芯B2に表ライナ(第1ライナ)Aを貼り合わせて連続した両面段ボールシートEを製造する。そして、連続した両面段ボールシートEを所定長さに切断することで、板状の両面段ボールシートFを製造するものである。
コルゲートマシン10は、中芯B1のミルロールスタンド11と、裏ライナC1のミルロールスタンド12と、シングルフェーサ13と、ブリッジ14と、中芯B2のミルロールスタンド15と、裏ライナC2のミルロールスタンド16と、シングルフェーサ17と、ブリッジ18と、表ライナAのミルロールスタンド19と、プレヒータ20と、グルーマシン21と、ダブルフェーサ22と、ロータリシャ23と、スリッタスコアラ24と、カットオフ25と、不良品排出装置26と、スタッカ27とを備える。
ミルロールスタンド11,15は、X方向の両側にそれぞれ中芯B1,B2がロール状に巻かれたロール紙が装着され、各ロール紙の間に紙継ぎを行うスプライサが設けられる。一方のロール紙から給紙されているときに、他方のロール紙が装着されて紙継ぎ準備がなされ、スプライサは、一方のロール紙が残り少なくなると、一方のロール紙に他方のロール紙が紙継ぎされる。そのため、各ミルロールスタンド11,15から下流側へ向けて中芯B1,B2を連続的に給紙する。
ミルロールスタンド12,16は、X方向の両側にそれぞれ裏ライナC1,C2がロール状に巻かれたロール紙が装着されており、各ロール紙の間に紙継ぎを行うスプライサが設けられる。一方のロール紙から給紙されているときに、他方のロール紙が装着されて紙継ぎ準備がなされ、スプライサは、一方のロール紙が残り少なくなると、一方のロール紙に他方のロール紙が紙継ぎされる。そのため、各ミルロールスタンド12,16から下流側へ向けて裏ライナC1,C2を連続的に給紙する。
ミルロールスタンド11,15から繰り出される中芯B1,B2と、ミルロールスタンド12,16から繰り出される裏ライナC1,C2は、それぞれ図示しないプレヒータにより予熱される。各プレヒータは、内部に蒸気が供給される加熱ロールを有し、中芯B1,B2や裏ライナC1,C2を加熱ロールに巻き付けて搬送することで、所定温度まで昇温する。
シングルフェーサ13は、加熱された中芯B1を波状に加工した後に各段頂部に糊付けし、加熱された裏ライナC1を貼り合わせて片面段ボールシートD1を形成する。シングルフェーサ13は、搬送方向(X方向)の下流側の斜め上方に取上げコンベアが設けられ、シングルフェーサ13で形成された片面段ボールシートD1をブリッジ14に搬送する。ブリッジ14は、シングルフェーサ13とダブルフェーサ22との速度差を吸収するため、片面段ボールシートD1を一次的に滞留させる。
シングルフェーサ17は、加熱された中芯B2を波状に加工した後に各段頂部に糊付けし、加熱された裏ライナC2を貼り合わせて片面段ボールシートD2を形成する。シングルフェーサ17は、搬送方向(X方向)の下流側の斜め上方に取上げコンベアが設けられ、シングルフェーサ17で形成された片面段ボールシートD2をブリッジ18に搬送する。ブリッジ18は、シングルフェーサ17とダブルフェーサ22との速度差を吸収するため、片面段ボールシートD2を一次的に滞留させる。
ミルロールスタンド19は、両側にそれぞれ表ライナAがロール状に巻かれたロール紙が装着され、各ロール紙の間に紙継ぎを行うスプライサが設けられる。一方のロール紙から給紙されているときに、他方のロール紙が装着されて紙継ぎ準備がなされ、スプライサは、一方のロール紙が残り少なくなると、一方のロール紙に他方のロール紙が紙継ぎされる。そのため、ミルロールスタンド19から下流側へ向けて表ライナAを連続的に給紙する。
プレヒータ20は、3個の予熱ロール31,32,33がZ方向に並んで配置される。予熱ロール31は、表ライナAを加熱し、予熱ロール32は、片面段ボールシートD2を加熱し、予熱ロール33は、片面段ボールシートD1を加熱する。各予熱ロール31,32,33は、巻き付け量調整装置(図示略)を有すると共に、内部に蒸気が供給されて所定の温度に加熱され、周面に表ライナA、片面段ボールシートD2、片面段ボールシートD1が巻き付けられることで、予加熱する。
グルーマシン21は、糊付けロール34,35がZ方向に並んで配置される。糊付けロール34は、予熱ロール32で加熱された片面段ボールシートD2における中芯B2の段の各頂部に接触して糊付けを行う。糊付けロール35は、予熱ロール33で加熱された片面段ボールシートD1における中芯B1の段の各頂部に接触して糊付けを行う。グルーマシン21により糊付けされた片面段ボールシートD1,D2は、次工程のダブルフェーサ22に移送される。予熱ロール31で加熱された表ライナAもグルーマシン21内を通ってダブルフェーサ22に移送される。
ダブルフェーサ22は、各片面段ボールシートD1,D2および表ライナAの走行ラインに沿って、上流側のヒーティングセクション36と、下流側のクーリングセクション37とを有する。グルーマシン21で糊付けされた片面段ボールシートD1,D2および表ライナAは、ヒーティングセクション36にて、加圧ベルトと熱板との間に搬入され、互いに重なりあった状態で一体となってクーリングセクション37へ向けて移送される。この移送中、各片面段ボールシートD1,D2と表ライナAは、加圧されながら加熱されることで、互いに貼り合わされて連続した両面段ボールシートEとなり、その後、搬送されながら自然冷却される。
ダブルフェーサ22で製造された両面段ボールシートEは、スリッタスコアラ24に移送される。スリッタスコアラ24は、幅広の両面段ボールシートEを所定の幅を持つようにX方向に沿って裁断し、且つ、X方向に延在する罫線を加工する。スリッタスコアラ24は、両面段ボールシートEのX方向に沿って配列された略同一構造をした第1スリッタスコアラユニット38と第2スリッタスコアラユニット39とから構成される。幅広の両面段ボールシートEは、スリッタスコアラ24により裁断されることで、所定幅の両面段ボールシートEが形成される。
カットオフ25は、スリッタスコアラ24によってX方向に裁断された両面段ボールシートEをY方向に沿って切断し、所定長さをもった板状の両面段ボールシートFに形成する。不良品排出装置26は、後述する不良検出装置により不良品と判定された両面段ボールシートFを搬送ラインから排出する。スタッカ27は、良品と判定された両面段ボールシートFを積み上げて製品として機外に排出する。
ところで、上述したように、シングルフェーサ13,17は、加熱された中芯B1,B2を波状に加工した後に各段頂部に糊付けし、加熱された裏ライナC1,C2を貼り合わせて片面段ボールシートD1,D2を形成する。シングルフェーサ13,17がこのように作業を行うとき、中芯B1,B2の波形が変形することがある。中芯B1,B2に変形があると、中芯B1,B2に裏ライナC1,C2や表ライナAを貼り合わせるときに接着不良などの不良部が発生し、不良の段ボールシートになってしまう。
ここで、シングルフェーサ13,17について詳細に説明する。図2は、シングルフェーサを表す概略構成図である。なお、シングルフェーサ13,17は、ほぼ同様の構成であるため、一方のシングルフェーサ13について説明し、シングルフェーサ17の説明は省略する。
図2に示すように、シングルフェーサ13は、ベルトロール41と、張力ロール42と、加圧ベルト43と、上段ロール44と、下段ロール45を備える。
ベルトロール41は、図示しない駆動装置により駆動回転可能である。張力ロール42は、ベルトロール41と所定間隔を空けて回転自在に支持される。加圧ベルト43は、無端のベルトであって、ベルトロール41と張力ロール42との間に掛け回される。上段ロール44は、図示しない駆動装置により駆動回転可能であり、外周面が波形状に形成される。上段ロール44は、ベルトロール41と張力ロール42との間で、加圧ベルト43のZ方向における下方に配置され、波形状の外周面が加圧ベルト43の下面に加圧状態で当接する。下段ロール45は、上段ロール44と同様に、外周面が波形状に形成され、上段ロール44のZ方向における下方で、この上段ロール44の外周面に噛み合う。
そのため、裏ライナC1は、ガイドロール46に巻き付けられた後、ベルトロール41により案内される加圧ベルト43と共に、加圧ベルト43と上段ロール44とのニップ部に移送される。一方、中芯B1は、ガイドロール47に巻き付けられた後、上段ロール44と下段ロール45との噛み合い部で波形状に加工された後、上段ロール44により案内されて加圧ベルト43と上段ロール44とのニップ部に移送される。
また、シングルフェーサ13は、糊付け装置51を備える。糊付け装置51は、上段ロール44のX方向における近傍に配置される。糊付け装置51は、糊ダム52と、糊付けロール53と、メータロール54と、糊掻きブレード55を備える。
糊ダム52は、所定量の糊を貯留する。糊付けロール53は、糊ダム52に貯留された糊を上段ロール44により搬送される中芯B1に付着させて糊付けを行う。メータロール54は、糊付けロール53の外周面に接触して同期して回転することで、糊付けロール53の外周面への糊の付着量を調整する。糊掻きブレード55は、メータロール54の外周面に接触することで、糊付けロール53から除去してメータロール54の外周面に付着した余分な糊を掻き取る。
そのため、糊ダム52に貯留された糊は、回転する糊付けロール53に付着し、メータロール54により外周面の糊の付着量が調整される。上段ロール44と下段ロール45との噛み合い部で波形状に加工された中芯B1は、糊付けロール53に接触することで、各段頂部に糊付けされる。糊付けされた中芯B1は、加圧ベルト43と上段ロール44とのニップ部に移送されたとき、裏ライナC1に貼り合わされ、片面段ボールシートD1が形成される。
なお、ベルトロール41、張力ロール42、上段ロール44、下段ロール45は、内部に蒸気が流通して加熱される。そのため、裏ライナCは、加圧ベルト43を介してベルトロール41と張力ロール42に接触するときに加熱される。中芯B1は、上段ロール44と下段ロール45との噛み合い部で加圧されて波形状に加工されるときに加熱される。また、中芯B1は、この噛み合い部から、加圧ベルト43と上段ロール44とで裏ライナCに重ねられるまで加熱される。中芯B1は、加熱されながら、糊付けロール53により各段頂部に糊が塗布され、加圧ベルト43と上段ロール44とのニップ部に移送される。ここで、裏ライナCと中芯Bに対して加圧されて接合される。糊は、所定量の熱を受けて粘着力が増加して固化するものであり、中芯B1と裏ライナC1は、糊が熱をもらって固化することで貼り合わされ、片面段ボールシートD1が形成される。
また、図示しないが、上段ロール44と加圧ベルト43とによる中芯Bおよび裏ライナCの加圧力を調整可能な加圧力調整装置が設けられる。加圧力調整装置は、油圧シリンダを有し、駆動ロッドの先端部が張力ロール42の支持軸に連結される。そのため、ベルトロール41に対して、油圧シリンダにより張力ロール42を接近離反させることで加圧ベルト43の張力を調整し、上段ロール44と加圧ベルト43の間に搬送される中芯B1および裏ライナC1の加圧力を調整することができる。
シングルフェーサ13は、プレヒータ61,62が設けられる。プレヒータ61は、ガイドロール46に隣接して配置される。プレヒータ61は、Z方向に並んだ2個の予熱ロール63,64を有する。予熱ロール63,64は、周囲に裏ライナC1が巻き付けられることで、裏ライナC1を加熱する。予熱ロール63,64は、巻き付け量調整装置(図示略)を有すると共に、内部に蒸気が供給されて所定の温度に加熱される。プレヒータ62は、ガイドロール47に隣接して配置される。プレヒータ62は、1個の予熱ロール65を有する。予熱ロール65は、周囲に中芯B1が巻き付けられることで、中芯B1を加熱する。予熱ロール65は、巻き付け量調整装置(図示略)を有すると共に、内部に蒸気が供給されて所定の温度に加熱される。
ここで、本実施形態の段ボールシートの不良検出装置について説明する。図3は、段ボールシートの不良検出装置の装着状態を表す概略図である。
図3に示すように、段ボールシートの不良検出装置70は、ブリッジ18とプレヒータ20との間に設けられる。段ボールシートの不良検出装置70は、片面段ボールシートD1(B1,C1)の不良を検出する第1不良検出装置70Aと、片面段ボールシートD2(B2,C2)の不良を検出する第2不良検出装置70Bとから構成され、ほぼ同様の構成である。ブリッジ14側から搬送された片面段ボールシートD1は、ガイドローラ71a,72a,73aにガイドされて第1不良検出装置70Aに至り、ガイドローラ74a,75a,76a,77aにガイドされてプレヒータ20側に搬送される。また、ブリッジ18側から搬送された片面段ボールシートD2は、ガイドローラ71b,72b,73bにガイドされて第2不良検出装置70Bに至り、ガイドローラ74b,75b,76bにガイドされてプレヒータ20側に搬送される。
フレーム78に支持板79,80が固定され、支持板79にガイドローラ73a,73bが回転自在に支持され、支持板80にガイドローラ74a,74b,75a,75b,76a,76b,77aに回転自在に支持される。また、支持板79に後述する撮像装置82a,82bが支持され、支持板80に後述する照射装置81a,81bが支持される。以下、段ボールシートの不良検出装置70(70A,70B)について詳細に説明する。
図4は、段ボールシートの不良検出装置を表す概略構成図、図5は、片面段ボールシートに対する照射装置および撮像装置の配置構成を表す概略図である。
図4に示すように、段ボールシートの不良検出装置70(70A,70B)は、波形状をなす中芯B(B1,B2)を外側にしてガイドローラ73,74,75,76により搬送される片面段ボールシートD(D1,D2)の中芯Bの変形、つまり、不良部を検出する。段ボールシートの不良検出装置70は、案内部材としてのガイドローラ73,74,75,76に加えて、照射装置81(81a,81b)と、撮像装置82(82a,82b)と、制御装置83と、報知装置84と、表示装置85とを有する。そして、制御装置83は、陰影画像処理装置86と、判定装置87と、記憶装置88とを有する。また、段ボールシートの不良除去装置94は、段ボールシートの不良検出装置70と、不良品排出装置26とを有する。具体的に、段ボールシートの不良除去装置94は、制御装置83を構成する不良位置特定装置89と、追跡装置90とを有する。
以下、段ボールシートの不良検出装置70および段ボールシートの不良除去装置94について詳細に説明する。
ガイドローラ73,74,75,76は、駆動回転または従動回転可能であって、外周部で片面段ボールシートDをガイドして搬送可能である。片面段ボールシートDは、波形状をなす中芯Bが裏ライナCに貼り合わされて形成されたものであり、ガイドローラ75は、波形状をなす中芯Bを外側にして片面段ボールシートDをガイドする。
照射装置81は、片面段ボールシートDの垂線に対して予め設定された所定角度だけ傾斜した照射角度で中芯Bに向けて平行光を照射する。撮像装置82は、中芯Bにおける平行光の照射部(陰影)を撮像する。陰影画像処理装置86は、撮像装置82により撮像された撮影画像に基づいて片面段ボールシートDの搬送方向に沿う明部や暗部を規定する。判定装置87は、陰影画像処理装置86により規定された明部の長さや暗部の長さを予め設定された判定値と比較して片面段ボールシートDの良否を判定する。記憶装置88は、判定装置87が使用する判定値を格納している。また、報知装置84は、判定装置87の判定結果などを報知し、表示装置85は、判定装置87の判定結果などを表示する。
また、不良位置特定装置89は、段ボールシートの不良検出装置70が検出した片面段ボールシートDにおける不良部の位置を特定する。追跡装置90は、不良位置特定装置89が特定した片面段ボールシートDにおける不良部の位置を追跡する。制御装置83は、追跡装置90の追跡結果に基づいて不良品排出装置26を作動させる。
図4および図5に示すように、照射装置81は、ガイドローラ75から所定距離だけ離間した位置に配置され、取付ブラケット91により装置本体(支持板80)に固定される。また、照射装置81は、ガイドローラ75の軸方向の長さに対応するように、ガイドローラ75の周面に対向して配置され、ガイドローラ75の外周面、つまり、ガイドローラ75によりガイドされる片面段ボールシートDの全幅の領域に向けて平行光を照射する。この平行光とは、特に、ガイドローラ75を軸方向から見た場合、ガイドローラ75に向かって照射される光軸が放射状に広がらずに、互いに平行に直進する光である。
撮像装置82は、ガイドローラ75から所定距離だけ離間した位置に配置され、取付ブラケット92により装置本体(支持板79)に固定される。また、撮像装置82は、ガイドローラ75の軸方向における中間位置に対向して配置され、ガイドローラ75の外周面、つまり、ガイドローラ75によりガイドされる片面段ボールシートDの全幅の領域を撮像する。撮像装置82は、1個または複数のラインカメラであって、波形状をなす中芯Bにおける照射部を撮像する。この場合、撮像装置82は、片面段ボールシートDの搬送方向に沿って1画素、片面段ボールシートDの幅方向に沿って複数画素の画像を取り込む。そのため、撮像装置82は、片面段ボールシートDの搬送速度または中芯Bの波形のピッチに応じて撮像間隔が設定される。
本実施形態にて、撮像装置(ラインカメラ)82は、片面段ボールシートDの垂線、つまり、ガイドローラ73の中心を通る径方向に沿った線上に配置されるが、照射装置81は、片面段ボールシートDの垂線(ガイドローラ75の中心を通る径方向に沿った線)に対して所定角度だけ傾斜した角度(照射角度)の線上に配置される。
照射装置81は、所定の照射角度で中芯Bに向けて平行光を照射する。平行な照射光により中芯Bの波形の陰影が形成されることで、明部と暗部が形成される。ここで、照射光が平行光であることから、明部と暗部との間に境界線が明確に形成され、明部の長さと暗部の長さを高精度に規定することができる。
陰影画像処理装置86は、撮像装置82の撮影画像から中芯Bの各波形の陰影から明部と暗部を規定する。この場合、撮像装置(ラインカメラ)82は、波形状をなす中芯Bにおける1個の波形の陰影を、片面段ボールシートDの搬送方向に沿って1画素、片面段ボールシートDの幅方向に沿って複数画素の画像として取り込んでいる。そのため、陰影画像処理装置86は、この1画素×複数画素の画像を片面段ボールシートDの搬送方向に沿って複数個結合することで、片面段ボールシートDの所定長さにおける複数連続した明部と暗部を規定する。
判定装置87は、陰影画像処理装置86により規定された明部の長さや暗部の長さを判定値と比較して片面段ボールシートDの良否を判定する。この場合、判定装置87は、明部の長さと明部判定値を比較して良否を判定したり、暗部の長さと暗部判定値と比較して良否を判定したりする。即ち、片面段ボールシートDが搬送されるとき、明部と暗部が連続して規定され、判定装置87が良否判定を行い、明部の良否判定や暗部の良否判定を連続して行う。
片面段ボールシートDは、製造する両面段ボールシートFの仕様(サイズやフルートの種類など)に応じてその形状の標準値(波形の高さやピッチの設計値)が設定される。照射装置81における平行光の照射角度が所定角度に設定されたとき、標準値に設定された片面段ボールシートDにおける中芯Bの波形に応じて予め実験などにより判定基準値を設定する。判定基準値を判定値としてもよいが、製造誤差や検出誤差などを考慮することで、良品と判定される両面段ボールシートFの判定基準範囲を設定することが望ましい。すなわち、陰影画像処理装置86が処理して求めた明部の長さが、明部判定領域内にあれば片面段ボールシートDを良品と判定し、明部判定領域内になければ片面段ボールシートDを不良品と判定する。同様に、陰影画像処理装置86が処理して求めた暗部の長さが、暗部判定領域内にあれば片面段ボールシートDを良品と判定し、暗部判定領域内になければ片面段ボールシートDを不良品と判定する。
ここで、陰影画像処理装置86と判定装置87の処理について詳細に説明する。図6は、不良検出方法を表すフローチャートである。
図6に示すように、ステップS11にて、取り込まれた中芯Bの陰影画像を射影する。ステップS12にて、加算輝度を搬送方向に平滑化することによってノイズを除去する。ステップS13にて、搬送方向に隣接する画素の加算輝度の差を取る、すなわち、差分を求める。ステップS14にて、明部と暗部とのエッジでは、差分の値が大きくなるため、差分の値が大きくなるピーク値を抽出する。ステップS15にて、明部の長さを算出する。
ステップS16にて、明部の長さと明部判定領域とを比較し、明部の長さが明部判定領域内にあるかどうかを判定する。ここで、明部の長さが明部判定領域内にあると判定(Yes)されると、不良部ではないとしてステップS17に移行し、ここで、中芯Bの波形が不良部ではないと正常判定する。一方、ステップS16にて、明部の長さが明部判定領域内にないと判定(No)されると、不良部が検出されたとしてステップS18に移行する。ステップS18にて、中芯Bの波形が不良部であると異常判定し、ステップS19にて、不良部が含まれる不良品の両面段ボールシートFを搬送ラインから外部に排出する。
なお、判定装置87による片面段ボールシートDの処理において、明部の長さと明部判定領域とを比較したが、この方法に限定されるものではない。例えば、暗部の長さと暗部判定領域とを比較してもよく、また、明部および暗部の長さと明部判定領域および暗部判定領域とを比較してもよい。
図4に示すように、片面段ボールシートDにおける中芯Bの所定の位置に不良部が発生すると、この不良部が発生した位置を追跡し、不良部が含まれる両面段ボールシートFを排除する。不良位置特定装置89は、撮像装置82による中芯Bの波形の撮像時期(時刻)から判定装置87による不良判定時期(日時)までに片面段ボールシートD(両面段ボールシートE,F)が搬送された距離を算出し、段ボールシート搬送距離に基づいて段ボールシート搬送方向における不良部の位置を特定する。追跡装置90は、時間の経過と共に移動する不良部の位置を追跡し、不良部が含まれる切断後の両面段ボールシートFが不良品排出装置26に到達する時期(時刻)を推定する。制御装置83は、追跡装置90の追跡結果に基づいて、不良部が含まれる両面段ボールシートFが不良品排出装置26に到達したとき、不良品排出装置26を作動させる。不良品排出装置26が作動することで、搬送ラインから排出された不良品の両面段ボールシートFは、図示しない搬送装置によりシュレッダに送られて断裁される。
また、段ボールシートの不良検出装置70は、中芯Bの異常を判定することで、不良部を検出したとき、不良部発生時、不良部、段ボールシートの製造運転情報を関連付けて不良部発生要因を特定する。
すなわち、図4に示すように、段ボールシートの不良検出装置70は、不良検出部としての判定装置87と、関連付け部としての関連付け装置95とを備える。判定装置87は、波形状をなす中芯Bと中芯Bに貼り合わせる裏ライナCよりなる片面段ボールシートDの波形の不良部を検出する。関連付け装置95は、判定装置87が不良部を検出したときに不良部と段ボールシートの製造運転情報とを関連付ける。
また、関連付け装置95は、判定装置87が不良部を検出したときに、不良部検出日時から不良部発生時を算出し、不良部と不良部発生時の製造運転情報とを関連付ける。更に、関連付け装置95は、製造運転情報に基づいて不良部発生要因を特定する。
ここで、不良部検出日時とは、判定装置87が不良部を検出したときの検出日と、検出時刻である。制御装置83は、カレンダーと時計を有する。不良部発生時とは、不良部が発生したと推定される時点あるいは期間である。製造運転情報とは、段ボールシートの搬送速度、中芯Bのシート温度、裏ライナCのシート温度である。図2に示すように、予熱ロール65とガイドロール47との間に裏ライナC(C1)の温度を検出する温度センサ96が設けられる。予熱ロール64とガイドロール46との間に中芯B(B1)の温度を検出する温度センサ97が設けられる。また、張力ロール42より片面段ボールシートD(D1)の速度を検出する速度センサ98が設けられる。温度センサ96,97が検出したシート温度と、速度センサ98が検出する搬送速度とは、制御装置83に入力される。なお、温度センサ96,97は、中芯Bおよび裏ライナCにおける幅方向に所定間隔を空けて複数配置される。そのため、温度センサ96,97は、中芯Bと裏ライナCにおける駆動側と中央と操作側の各シート温度を検出することができる。
なお、製造運転情報は、段ボールシートの搬送速度、中芯Bのシート温度、裏ライナCのシート温度に限定されるものではない。例えば、ベルトロール41、張力ロール42、上段ロール44、下段ロール45などの温度、上段ロール44と下段ロール45との間の加圧力、中芯B1への糊付け量、予熱ロール63,64,65へのシート巻き付け量などまで遡って用いてもよい。また、製造運転情報は、ミルロールスタンド11から給紙される中芯や、ミルロールスタンド12から給紙される裏ライナの張力まで遡って用いてもよい。
また、記憶部としての記憶装置88は、関連付け装置95が処理したデータを記憶する。表示部としての表示装置85は、関連付け装置95が処理したデータを表示する。
表示装置85は、撮像装置82により撮像された撮影画像のうち、片面段ボールシートD(中芯B)の不良部の画像と、判定装置87が不良部を検出した不良部検出日時から遡った、不良部発生時の製造運転情報とを同時に表示可能である。また、表示装置85は、片面段ボールシートD(中芯B)の不良部の画像と、判定装置87が不良部を検出した不良部検出日時から遡った、不良部発生時の製造運転情報とを、片面段ボールシートD(中芯B)の幅方向に区画して同時に表示可能である。そして、関連付け装置95は、製造運転情報に基づいて不良部発生要因を特定し、表示装置85は、判定装置87が不良部を検出した不良部検出日時から遡った、不良部発生時の製造運転情報と、不良部発生要因を同時に表示可能である。
ここで、関連付け装置95の処理について説明する。図7は、不良を検出したときのデータ処理を表すフローチャートである。
図4および図7に示すように、ステップS21にて、制御装置83は、判定装置87が不良部を検出したかどうかを判定する。ここで、不良部を検出していないと判定(No)されると、何もしないでこのルーチンを抜ける。一方、不良部を検出したと判定(Yes)されると、ステップS22にて、不良部の位置を特定する。具体的には、不良位置特定装置89が不良部の搬送方向の位置を特定すると共に、不良部の片面段ボールシートDの幅方向位置(例えば、駆動側、中央、操作側)、幅方向範囲あるいは長さを特定する。ステップS23にて、不良部検出日時を特定する。具体的には、判定装置87が明部(暗部)の長さと明部判定領域(暗部判定領域)とを比較し、明部(暗部)の長さが明部判定領域内(暗部判定領域)にあるかどうか判定した日時、つまり、前述の不良判定時期を特定する。ステップS24にて、不良部検出日時から遡って算出した不良部発生時を特定する。ステップS25にて、不良部発生時の製造運転情報を取得する。そして、ステップS26にて、不良部発生時と不良部と製造運転情報を関連付ける。
ここで、段ボールシートの不良検出装置70の撮像装置82(82a,82b)は、ブリッジ18とプレヒータ20との間に設けられる。片面段ボールシートDの不良の原因は、中芯B1,B2に裏ライナC1,C2を貼り合わせるときに接着不良が多い。すなわち、シングルフェーサ13での接着不良により不良部が発生する。シングルフェーサ13と撮像装置82とは、片面段ボールシートDの搬送方向に対して所定距離だけずれて配置される。そのため、段ボールシートの不良検出装置70が検出した不良部は、片面段ボールシートDの搬送方向の上流側にあるシングルフェーサ13で、所定時間(所定距離)前に製造された片面段ボールシートDである。
シングルフェーサ13と段ボールシートの不良検出装置70との片面段ボールシートDの搬送方向に沿う距離は、予め設定されている。また、片面段ボールシートDの搬送速度もわかっている。そのため、制御装置83は、シングルフェーサ13から段ボールシートの不良検出装置70までの片面段ボールシートDの搬送時間を算出することができる。制御装置83は、温度センサ96,97からのシート温度と、速度センサ98からの搬送速度が連続して入力されている。制御装置83は、不良部を検出したとき、不良部の位置を特定し、不良部検出日時を特定した後、シングルフェーサ13から段ボールシートの不良検出装置70までの片面段ボールシートDの搬送時間を遡って算出して不良部発生時を特定し、不良部発生時の製造運転情報を取得する。
ステップS27にて、不良部に関連付けられた製造運転情報に基づいて不良部発生要因を特定する。例えば、不良部に関連付けられた製造運転情報と、予め設定された標準製造運転情報とを比較し、製造運転情報と標準製造運転情報との差分が大きい場合、そのときの製造運転情報を不良部発生要因として特定する。その後、ステップS28にて、関連付け装置95が処理したデータが記憶装置88に記憶される。また、ステップS29にて、関連付け装置95が処理したデータが表示装置85に表示される。
ここで、表示装置85による表示方法について説明する。図8は、表示装置における表示画面を表す概略図、図9は、表示装置における操作後の第1表示画面を表す概略図、図10は、表示装置における操作後の第2表示画面を表す概略図、図11は、表示装置における表示画面の変形例を表す概略図である。
図8に示すように、表示装置85は、表示画面100として、第1表示部101と、第2表示部102と、第3表示部103とを有する。第1表示部101は、発生日の表示部111と、検出時刻の表示部112と、検出箇所の表示部113と、検出長さの表示部114と、表示の有無の表示部115とを有する。発生日の表示部111は、判定装置87が不良部を検出した発生日を表示する。検出時刻の表示部112は、判定装置87が不良部を検出した時刻を表示する。検出箇所の表示部113は、判定装置87が不良部を検出した箇所(上段−片面段ボールシートD1/下段−片面段ボールシートD2)を表示する。検出長さの表示部114は、判定装置87が検出した不良部の搬送方向の長さを表示する。表示の有無の表示部115は、不良部の製造運転情報を表示するか否かを設定するスイッチである。
第2表示部102は、オーダ番号表示部121と、駆動側表示部122と、中央表示部123と、操作側表示部124が設けられる。オーダ番号表示部121の下方にオーダ番号を表示する表示部125が設けられる。また、駆動側表示部122の下方に片面段ボールシートDの駆動側における不良部を含む画像を表示する表示部126が設けられる。中央表示部123の下方に片面段ボールシートDの中央における不良部を含む画像を表示する表示部127が設けられる。操作側表示部124の下方に片面段ボールシートDの操作側における不良部を含む画像を表示する表示部128が設けられる。
第3表示部103は、オーダ番号表示部131と、シート銘柄/坪量表示部132と、搬送速度表示部133と、シート温度(駆動側)表示部134と、シート温度(中央)表示部135と、シート温度(操作側)表示部136とが設けられる。オーダ番号表示部131の側方にオーダ番号を表示する表示部141が設けられる。シート銘柄/坪量表示部132の側方にシート銘柄と坪量を表示する表示部142が設けられる。搬送速度表示部133の側方に片面段ボールシートDの搬送速度のグラフを表示する表示部143が設けられる。シート温度(駆動側)表示部134の側方に中芯Bと裏ライナCの駆動側におけるシート温度のグラフを表示する表示部144が設けられる。シート温度(中央)表示部135の側方に中芯Bと裏ライナCの中央におけるシート温度のグラフを表示する表示部145が設けられる。シート温度(操作側)表示部136の側方に中芯B裏ライナCの操作側におけるシート温度のグラフを表示する表示部146が設けられる。
表示装置85の表示画面100にて、第1表示部101の表示部115は、全てが「無」になっていることから、第2表示部102と第3表示部103に何も表示されていない。例えば、発生日の表示部111に「2019.09.24」と表示されている欄の表示部116をタッチすると、図9に示すように、タッチした第1表示部101の表示部116は、「有」になり、第2表示部102と第3表示部103に各種のデータが表示される。第2表示部102にて、オーダ番号表示部121の下方に2種類のオーダ番号が表示される。また、駆動側表示部122の下方に片面段ボールシートDの駆動側における不良部を含む画像が表示され、中央表示部123の下方に片面段ボールシートDの中央における不良部を含む画像が表示され、操作側表示部124の下方に片面段ボールシートDの操作側における不良部を含む画像が表示される。この場合、不良部を含む画像は前述のステップS22にて特定された不良部の位置に基づいて表示される。ここで、第2表示部102は、上下方向が片面段ボールシートDの搬送方向であり、片面段ボールシートDは、下方から上方に搬送されるものである。
また、第3表示部103にて、オーダ番号表示部131の側方に2種類のオーダ番号が表示される。シート銘柄/坪量表示部132の側方にシート銘柄と坪量が表示される。搬送速度表示部133の側方に2種類のオーダ番号に応じた片面段ボールシートDの搬送速度のグラフVが表示される。シート温度(駆動側)表示部134の側方に2種類のオーダ番号に応じた中芯B(二点鎖線)と裏ライナC(一点鎖線)の駆動側におけるシート温度のグラフTBa,TCaが表示される。シート温度(中央)表示部135の側方に2種類のオーダ番号に応じた中芯B(二点鎖線)と裏ライナC(一点鎖線)の中央におけるシート温度のグラフTBb,TCbが表示される。シート温度(操作側)表示部136の側方に2種類のオーダ番号に応じた中芯B(二点鎖線)と裏ライナC(一点鎖線)の操作側におけるシート温度のグラフTBc,TCcが表示される。ここで、第3表示部103は、左右方向が片面段ボールシートDの搬送方向であり、片面段ボールシートDは、左方から右方に搬送されるものである。
また、時間表示部137に、シート温度のグラフに対応した製造運転中の時刻が表示される。この場合、表示される時刻は、温度センサ96,97(図2参照)での温度を検出した時刻であり、温度を検出した時刻は表示部112の検出時刻から遡った時刻として表示される。
第2表示部102にて、駆動側表示部122と中央表示部123操作側表示部124の下方には、それぞれ不良部を含む画像が表示される。このとき、前述したステップS22で特定した不良部の位置が、例えば、実線の枠線で囲われた不良部126a,127a,128aとして表示される。そして、例えば、操作側表示部124の不良部128aをタッチすると、図10に示すように、第2表示部102には、操作側表示部124の不良部128aだけが表示され、第3表示部103には、中芯Bと裏ライナCの操作側におけるシート温度のグラフだけが表示される。
また、このとき、第3表示部103には、不良部発生推定箇所が表示される。すなわち、不良部を検出したとき、不良部の位置を特定し、不良部検出日時を特定した後、シングルフェーサ13から段ボールシートの不良検出装置70までの片面段ボールシートDの搬送時間を遡って算出して不良部発生時を特定し、シングルフェーサ13での製造運転情報を取得して表示する。そのため、不良部発生推定箇所は、第2表示部102に表示された不良部128aの検出長さに対応している。また、不良部発生推定箇所の範囲における、時間表示部137の時間が不良部発生時である。第3表示部103にて、オーダ番号が変わったとき、片面段ボールシートDの搬送速度が上昇することで、中芯Bのシート温度が一時的に低下している。この中芯Bのシート温度の低下が不良部発生要因として特定される。
なお、表示装置85の表示画面100は、上述したものに限定されるものではない。図11に示すように、表示画面100Aは、第1表示部101Aと、第2表示部102と、第3表示部103とを有する。第1表示部101Aは、発生日の表示部111と、検出時刻の表示部112と、検出箇所の表示部113と、検出長さの表示部114と、駆動側の表示の有無の表示部115aと、中央の表示の有無の表示部115bと、操作側の表示の有無の表示部115cを有する。すなわち、表示の有無の表示部115を、駆動側と中央と操作側の表示の有無の表示部115a,115b,115cに分けている。その他の構成は、表示画面100と同様である。
上述した表示装置85において、表示画面100の表示切替は、段ボールシートの製造中にオンラインで行うものであるが、段ボールシートの製造後にオフラインで行うこともできる。
[本実施形態の作用効果]
第1の態様に係る段ボールシートの不良検出装置は、波形状をなす中芯Bと中芯Bに貼り合わせる裏ライナCよりなる片面段ボールシートDの波形の不良部を検出する判定装置(不良検出部)67と、判定装置67が不良部を検出したときに、検出した不良部と段ボールシートの製造運転情報とを関連付ける関連付け装置(関連付け部)95とを備える。
第1の態様に係る段ボールシートの不良検出装置は、中芯Bと裏ライナCよりなる片面段ボールシートDの波形の不良部を検出し、不良部と段ボールシートの製造運転情報とを関連付ける。そのため、不良部が発生した要因を分析することができる。
第2の態様に係る段ボールシートの不良検出装置は、関連付け装置95が不良部検出日時から不良部発生時を算出し、不良部と不良部発生時の製造運転情報とを関連付ける。これにより、不良部発生時と不良部と製造運転情報とを関連付けて不良部が発生した要因を分析することができる。
第3の態様に係る段ボールシートの不良検出装置は、関連付け装置95が不良部発生時の製造運転情報に基づいて不良部発生要因を特定する。これにより、不良部が発生した要因を分析することで、不良部発生の対策を講じることができる。
第4の態様に係る段ボールシートの不良検出装置は、製造運転情報が少なくとも中芯Bの温度データを有する。段ボールシートの不良部の発生は、中芯Bの温度の変動による可能性が高いことから、中芯Bの温度データを監視することで、不良部が発生した要因を高精度に分析することができる。
第5の態様に係る段ボールシートの不良検出装置は、製造運転情報が少なくとも中芯Bの搬送速度データを有する。これにより、段ボールシートの不良部の発生は、中芯Bの搬送速度の変動による可能性が高いことから、中芯Bの搬送速度データを監視することで、不良部が発生した要因を高精度に分析することができる。
第6の態様に係る段ボールシートの不良検出装置は、関連付け装置95が処理したデータを記憶する記憶装置(記憶部)88を有する。これにより、不良部が発生した要因を段ボールシートの製造後であっても分析することができる。
第7の態様に係る段ボールシートの不良検出装置は、関連付け装置95が処理したデータを表示する表示装置(表示部)85を有する。これにより、不良部が発生した要因を段ボールシートの製造中であっても分析することができる。
第8の態様に係る段ボールシートの不良検出装置は、片面段ボールシートDの中芯Bを撮影する撮像装置(撮影部)82を設け、表示装置85は、撮像装置82が撮影した中芯Bの不良部の画像と、不良部発生時の製造運転情報とを同時に表示可能である。これにより、作業者が中芯Bの不良部の画像と不良部発生時の製造運転情報とを同時に確認することができる。
第9の態様に係る段ボールシートの不良検出装置は、表示装置85は、撮像装置82が撮影した中芯Bの不良部の画像と、不良部発生時の製造運転情報とを、中芯Bの幅方向に区画して同時に表示可能である。これにより、作業者が中芯Bの幅方向に区画した不良部の画像と不良部発生時の製造運転情報とを同時に確認することができると共に、幅方向の区画のどこに不良が発生したかを確認することができる。
第10の態様に係る段ボールシートの不良検出装置は、表示装置85は、不良部発生時の製造運転情報と、不良部発生時の製造運転情報に基づいて特定した不良部発生要因とを同時に表示可能である。これにより、作業者は、製造運転情報と不良部発生要因とを同時に確認することができる。
第11の態様に係る段ボールシートの不良除去装置は、段ボールシートの不良検出装置70と、段ボールシートの不良検出装置70が検出した不良部を含む所定長さに切断された両面段ボールシートFを排出する不良品排出装置26とを有する。これにより、段ボールシートの不良検出装置70は、不良の段ボールシートを検出したとき、不良部が発生した要因を分析することができ、不良部を含む段ボールシートを適正に排出することができる。
第12の態様に係るコルゲートマシン(段ボールシートの製造装置)は、波形加工された中芯Bに裏ライナCを貼り合わせて片面段ボールシートDを製造するシングルフェーサ17と、シングルフェーサ17で製造される片面段ボールシートDにおける中芯B側に表ライナAを貼り合わせて両面段ボールシートEを製造するダブルフェーサ22と、段ボールシートの不良除去装置94とを有する。これにより、段ボールシートの不良検出装置70は、不良の段ボールシートを検出したとき、不良部が発生した要因を分析することができ、両面段ボールシートEの品質を向上することができる。
なお、上述した実施形態では、段ボールシートの不良検出装置70として、照射装置81と、撮像装置82と、陰影画像処理装置86と、判定装置87とを設けたが、この構成に限定されるものではない。別の構成で、段ボールシートの不良を検出するようにしてもよい。
また、本実施形態では、不良部を表示するにあたり、不良部を含む画像を表示し、不良部が枠線で囲われて表示されるものとしたが、これに限定されるものではない。例えば、不良部を特定する座標や通し番号、着色によるマーキングで表示するようにしてもよい。
10 コルゲートマシン(段ボールシートの製造装置)
11,12,15,16,19 ミルロールスタンド
13,17 シングルフェーサ
14,18 ブリッジ
20 プレヒータ
21 グルーマシン
22 ダブルフェーサ
23 ロータリシャ
24 スリッタスコアラ
25 カットオフ
26 不良品排出装置
27 スタッカ
31,32,33 予熱ロール
34,35 糊付けロール
41 ベルトロール
42 張力ロール
43 加圧ベルト
44 上段ロール
45 下段ロール
46,47 ガイドロール
51 糊付け装置
52 糊ダム
53 糊付けロール
54 メータロール
55 糊掻きブレード
61,62 プレヒータ
63,64,65 予熱ロール
70 段ボールシートの不良検出装置
70A 第1不良検出装置
70B 第2不良検出装置
81 照射装置
82 撮像装置
83 制御装置
84 報知装置
85 表示装置(表示部)
86 陰影画像処理装置
87 判定装置(不良検出部)
88 記憶装置(記憶部)
89 不良位置特定装置
90 追跡装置
94 不良除去装置
95 関連付け装置(関連付け部)
96,97 温度センサ
98 速度センサ
100,100A 表示画面
101 第1表示部
102 第2表示部
103 第3表示部
111 発生日の表示部
112 検出時刻の表示部
113 検出箇所の表示部
114 検出長さの表示部
115 表示の有無の表示部
121 オーダ番号表示部
122 駆動側表示部
123 中央表示部
124 操作側表示部
125,126,127,128 表示部
126a,127a,128a 不良部
131 オーダ番号表示部
132 シート銘柄/坪量表示部
133 搬送速度表示部
134 シート温度(駆動側)表示部
135 シート温度(中央)表示部
136 シート温度(操作側)表示部
141,142,143,144,145,146 表示部
A 表ライナ(第1ライナ)
B,B1,B2 中芯
C,C1,C2 裏ライナ(第2ライナ)
D,D1,D2 片面段ボールシート
E,F 複両面段ボールシート

Claims (12)

  1. 波形状をなす中芯と前記中芯に貼り合わせるライナよりなる片面段ボールシートの波形の不良部を検出する不良検出部と、
    前記不良検出部が前記不良部を検出したときに、検出した前記不良部と段ボールシートの製造運転情報とを関連付ける関連付け部と、
    を備える段ボールシートの不良検出装置。
  2. 前記関連付け部は、前記不良検出部が前記不良部を検出したときに、不良部検出日時から不良部発生時を算出し、前記不良部と前記不良部発生時の前記製造運転情報とを関連付ける、
    請求項1に記載の段ボールシートの不良検出装置。
  3. 前記関連付け部は、前記不良部発生時の前記製造運転情報に基づいて不良部発生要因を特定する、
    請求項2に記載の段ボールシートの不良検出装置。
  4. 前記製造運転情報は、少なくとも前記中芯の温度データを有する、
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の段ボールシートの不良検出装置。
  5. 前記製造運転情報は、少なくとも前記中芯の搬送速度データを有する、
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の段ボールシートの不良検出装置。
  6. 前記関連付け部が処理したデータを記憶する記憶部を有する、
    請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の段ボールシートの不良検出装置。
  7. 前記関連付け部が処理したデータを表示する表示部を有する、
    請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の段ボールシートの不良検出装置。
  8. 前記関連付け部が処理したデータを表示する表示部を有し、前記不良検出部は、前記中芯を撮影する撮影部を有し、前記表示部は、前記撮影部が撮影した前記不良部の画像と、前記不良部発生時の前記製造運転情報とを同時に表示可能である、
    請求項2または請求項3に記載の段ボールシートの不良検出装置。
  9. 前記表示部は、前記撮影部が撮影した前記不良部の画像と、前記不良部発生時の前記製造運転情報とを、前記中芯の幅方向に区画して同時に表示可能である、
    請求項8に記載の段ボールシートの不良検出装置。
  10. 前記関連付け部が処理したデータを表示する表示部を有し、前記表示部は、前記不良部発生時の前記製造運転情報と、前記不良部発生時の前記製造運転情報に基づいて特定した不良部発生要因とを同時に表示可能である、
    請求項2または請求項3に記載の段ボールシートの不良検出装置。
  11. 請求項1から請求項10に記載の段ボールシートの不良検出装置と、
    前記段ボールシートの不良検出装置が検出した不良部を含む所定長さに切断された両面段ボールシートを排出する排出装置と、
    を備える段ボールシートの不良除去装置。
  12. 波形加工された中芯に第2ライナを貼り合わせて片面段ボールシートを製造するシングルフェーサと、
    前記片面段ボールシートにおける前記中芯側に第1ライナを貼り合わせて両面段ボールシートを製造するダブルフェーサと、
    請求項11に記載の段ボールシートの不良除去装置と、
    を備えることを特徴とする段ボールシートの製造装置。
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