JP2021092451A - 熱式流量計および流量計測方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】極微小流量域での正確な流量計測を実現する。【解決手段】熱式流量計は、測定対象の流体を流通させる配管1と、流体の第1の温度を検出する測温素子2aと、流体の第2の温度を検出する測温素子2bと、発熱と同時にその発熱温度を検出する発熱・測温素子2cと、発熱温度が第1の温度または第2の温度よりも一定値だけ高くなるように発熱・測温素子2cを発熱させる制御部10と、発熱・測温素子2cの消費電力を測定する電力測定部6と、消費電力が所定の閾値より大きい場合に第1の流量計測モードとし、消費電力が閾値以下の場合に第2の流量計測モードとする切替部7と、第1の流量計測モードの場合に消費電力を流体の流量の値に変換し、第2の流量計測モードの場合に第2の温度と第1の温度との差を流体の流量の値に変換する流量導出部8とを備える。【選択図】 図1
Description
本発明は、極めて微小な流体の流量を計測することが可能な熱式流量計および流量計測方法に関するものである。
流体が流れる配管にセンサチップを貼り付ける構造の熱式流量計が従来より知られている(特許文献1、特許文献2参照)。
図6は熱式流量計の原理を説明する図である。図6に示す熱式流量計では、測定対象の流体を流通させる配管100に温度センサ101とヒータ102とを配設し、ヒータ102の温度TRhと温度センサ101の温度TRrとの差(TRh−TRr)が一定になるようにヒータ102を発熱させる。このとき、流体の流量はヒータ102の消費電力と再現性のある相関があるため、消費電力から流量を算出することができる。
図6は熱式流量計の原理を説明する図である。図6に示す熱式流量計では、測定対象の流体を流通させる配管100に温度センサ101とヒータ102とを配設し、ヒータ102の温度TRhと温度センサ101の温度TRrとの差(TRh−TRr)が一定になるようにヒータ102を発熱させる。このとき、流体の流量はヒータ102の消費電力と再現性のある相関があるため、消費電力から流量を算出することができる。
流体の温度TRrよりもヒータ102の温度TRhが一定温度高くなるようにヒータ102を駆動し、ヒータ102の消費電力に基づいて流量を算出する場合、極微小な流量域ではヒータ102の消費電力が流量ゼロ時の消費電力よりも減少してしまい、正確な流量計測ができないという問題があった。この問題の原因は、ヒータ102の熱が配管100を介して温度センサ101へ伝わることに起因する。ヒータ102の消費電力が減少する流量域は、上流側の温度センサ101への伝熱量に依存する。よって、例えば石英製の配管100の場合、図7に示すように0.01mL/min未満の流量域で、ヒータ消費電力が低下するという現象が発生する。
極微小流量域では、ヒータ102から温度センサ101への伝熱の影響により温度センサ101が実際の液温よりも高い温度を示し、その結果ヒータ102の温度が本来制御すべき温度よりも高くなって、ヒータ102の消費電力が大きくなる。伝熱の影響は流量ゼロの時が最も大きく、流速が大きくなるにつれて伝熱の影響はなくなるが、極微小流量域では、ヒータ102の温度上昇の低下に伴う消費電力の減少が流速増加に伴う消費電力の増大を上回る領域ため、結果としてヒータ102の消費電力が減少する。一方で、極微小流量域よりも大きい流量域では、流速増加に伴う消費電力の増大が伝熱の影響による消費電力の減少を上回るため、その結果として流速の増加に応じてヒータ102の消費電力は増大していく。
このように、極微小流量域で正確な流量計測ができないため、従来の熱式流量計では極微小流量域を不感帯とすることで対応していた。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、極微小流量域での正確な流量計測を実現することができる熱式流量計および流量計測方法を提供することを目的とする。
本発明の熱式流量計は、測定対象の流体を流通させるように構成された配管と、前記配管に配設され、前記流体の第1の温度を検出するように構成された第1の測温素子と、前記第1の測温素子よりも下流側の前記配管の箇所に配設され、前記流体の第2の温度を検出するように構成された第2の測温素子と、前記第2の測温素子よりも下流側の前記配管の箇所に配設され、発熱と同時にその発熱温度を検出するように構成された発熱・測温素子と、前記発熱温度が前記第1の温度または前記第2の温度よりも一定値だけ高くなるように電力を供給して前記発熱・測温素子を発熱させるように構成された制御部と、前記発熱・測温素子の消費電力を測定するように構成された電力測定部と、前記消費電力が所定の閾値より大きい場合に第1の流量計測モードとし、前記消費電力が前記閾値以下の場合に第2の流量計測モードとするように構成された切替部と、前記第1の流量計測モードの場合に前記消費電力を前記流体の流量の値に変換し、前記第2の流量計測モードの場合に前記第2の温度と前記第1の温度との差を前記流体の流量の値に変換するように構成された流量導出部とを備えることを特徴とするものである。
また、本発明の熱式流量計の1構成例において、前記閾値は、前記流体の流量がゼロのときの前記消費電力の値である。
また、本発明の熱式流量計の1構成例において、前記閾値は、前記流体の流量がゼロのときの前記消費電力の値である。
また、本発明は、測定対象の流体を流通させる配管と、前記配管に配設され、前記流体の第1の温度を検出する第1の測温素子と、前記第1の測温素子よりも下流側の前記配管の箇所に配設され、前記流体の第2の温度を検出する第2の測温素子と、前記第2の測温素子よりも下流側の前記配管の箇所に配設され、発熱と同時にその発熱温度を検出する発熱・測温素子とを備えた熱式流量計を用いる流量計測方法であって、前記発熱温度が前記第1の温度または前記第2の温度よりも一定値だけ高くなるように電力を供給して前記発熱・測温素子を発熱させる第1のステップと、前記発熱・測温素子の消費電力を測定する第2のステップと、前記消費電力が所定の閾値より大きい場合に第1の流量計測モードとし、前記消費電力が前記閾値以下の場合に第2の流量計測モードとする第3のステップと、前記第1の流量計測モードの場合に前記消費電力を前記流体の流量の値に変換する第4のステップと、前記第2の流量計測モードの場合に前記第2の温度と前記第1の温度との差を前記流体の流量の値に変換する第5のステップとを含むことを特徴とするものである。
本発明によれば、発熱・測温素子よりも上流側に2つの測温素子を設け、発熱・測温素子の発熱温度が流体の第1の温度または第2の温度よりも一定値だけ高くなるように発熱・測温素子を発熱させ、発熱・測温素子の消費電力が所定の閾値より大きい場合に、消費電力を流量の値に変換する第1の流量計測モードとし、消費電力が閾値以下の場合に、流体の第2の温度と第1の温度との差を流量の値に変換する第2の流量計測モードとすることにより、極微小流量域での正確な流量計測を実現することができる。
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施例に係る熱式流量計の構成を示すブロック図である。熱式流量計は、測定対象の流体を流通させる例えば石英からなる配管1と、配管1に配設された例えば白金等の測温素子2a(温度センサ)と、測温素子2aよりも下流側の配管1の箇所に配設された例えば白金等の測温素子2b(温度センサ)と、測温素子2bよりも下流側の配管1の箇所に配設された例えば白金等の発熱・測温素子2c(ヒータ)と、測温素子2aによって検出される流体の温度TRr1(第1の温度)を取得する温度取得部3aと、測温素子2bによって検出される流体の温度TRr2(第2の温度)を取得する温度取得部3bと、発熱・測温素子2cによって検出される温度TRh(発熱温度)を取得する温度取得部3cと、温度差(TRh−TRr1)が一定値になるように操作量を算出する制御演算部4と、操作量に応じた電力を発熱・測温素子2cに供給して発熱させる電力調整器5と、発熱・測温素子2cの消費電力を測定する電力測定部6と、消費電力が所定の閾値より大きい場合に第1の流量計測モードとし、消費電力が閾値以下の場合に第2の流量計測モードとする切替部7と、第1の流量計測モードの場合に消費電力を流体の流量の値に変換し、第2の流量計測モードの場合に温度差(TRr2−TRr1)を流体の流量の値に変換する流量導出部8とを備えている。制御演算部4と電力調整器5とは、制御部10を構成している。
測温素子2a,2bおよび発熱・測温素子2cは、それぞれシリコンチップ上に形成されている。測温素子2a,2bが形成されたシリコンチップの面が配管1の外壁と向かい合うように配管1に接着されることにより、測温素子2a,2bが配管1に固定されるようになっている。発熱・測温素子2cの固定方法も測温素子2a,2bの固定方法と同じである。
発熱・測温素子2cは、白金に限定されず、一般的な金属材料であれば代替可能である。また、測温素子2a,2bも白金抵抗体に限定されず、例えばアルミとポリシリコンからなるサーモパイル等を用いてもよい。
発熱・測温素子2cは、白金に限定されず、一般的な金属材料であれば代替可能である。また、測温素子2a,2bも白金抵抗体に限定されず、例えばアルミとポリシリコンからなるサーモパイル等を用いてもよい。
次に、本実施例の熱式流量計の動作について説明する。図2は、温度取得部3a,3b,3cと制御演算部4と電力調整器5の動作を説明するフローチャートである。
温度取得部3a,3bは、それぞれ配管1を流れる流体の温度TRr1,TRr2を取得する(図2ステップS100)。具体的には、温度取得部3a,3bは、それぞれ測温素子2a,2bの抵抗値を検出し、抵抗値と温度との関係から、流体の温度TRr1,TRr2を取得する。同様に、温度取得部3cは、発熱・測温素子2cの温度TRhを取得する(ステップS100)。
温度取得部3a,3bは、それぞれ配管1を流れる流体の温度TRr1,TRr2を取得する(図2ステップS100)。具体的には、温度取得部3a,3bは、それぞれ測温素子2a,2bの抵抗値を検出し、抵抗値と温度との関係から、流体の温度TRr1,TRr2を取得する。同様に、温度取得部3cは、発熱・測温素子2cの温度TRhを取得する(ステップS100)。
制御演算部4は、発熱・測温素子2cの温度TRhから上流側の流体の温度TRr1を減算した温度差(TRh−TRr1)が一定値(制御の目標値であり、例えば10℃)になるように操作量を算出する(図2ステップS101)。操作量を算出する制御演算アルゴリズムとしては、例えばPIDがある。
電力調整器5は、制御演算部4によって算出された操作量に応じた電力を発熱・測温素子2cに供給して発熱させる(図2ステップS102)。
電力調整器5は、制御演算部4によって算出された操作量に応じた電力を発熱・測温素子2cに供給して発熱させる(図2ステップS102)。
こうして、熱式流量計の動作が終了するまで(図2ステップS103においてYES)、ステップS100〜S102の処理が制御周期毎に実行され、発熱・測温素子2cの温度TRhが上流側の流体の温度TRr1よりも一定の値だけ高くなるように制御される。
なお、本実施例では、温度差(TRh−TRr1)が一定値になるように操作量を算出しているが、温度差(TRh−TRr2)が一定値になるように操作量を算出してもよい。ただし、温度TRr2を用いた方が、温度TRr1を用いた場合よりも出力反転が起こる流量域が広くなるため、実用化されている熱式流量計では発熱・測温素子と測温素子を一定距離離している。つまり、本来は温度差(TRh−TRr1)を用いた方が好ましい。
なお、本実施例では、温度差(TRh−TRr1)が一定値になるように操作量を算出しているが、温度差(TRh−TRr2)が一定値になるように操作量を算出してもよい。ただし、温度TRr2を用いた方が、温度TRr1を用いた場合よりも出力反転が起こる流量域が広くなるため、実用化されている熱式流量計では発熱・測温素子と測温素子を一定距離離している。つまり、本来は温度差(TRh−TRr1)を用いた方が好ましい。
図3は、電力測定部6と切替部7と流量導出部8の動作を説明するフローチャートである。電力測定部6は、発熱・測温素子2cの消費電力Pを測定する(図3ステップS200)。電力測定部6は、例えば電力調整器5から発熱・測温素子2cに印加される電圧Vと発熱・測温素子2cの抵抗値Rhとに基づいて次式により発熱・測温素子2cの消費電力Pを算出する。
Q=V2/Rh ・・・(1)
Q=V2/Rh ・・・(1)
こうして、発熱・測温素子2cの温度TRhを上流側の温度TRr1またはTRr2より一定の値だけ高くするために必要な消費電力Pを求めることができる。
次に、切替部7は、電力測定部6によって測定された消費電力Pが所定の閾値P0より大きい場合(図3ステップS201においてYES)、従来と同様に消費電力Pに基づいて流量を計測する第1の流量計測モードとする(図3ステップS202)。また、切替部7は、消費電力Pが閾値P0以下の場合(ステップS201においてNO)、測温素子2bと2a間の温度差に基づいて流量を計測する第2の流量計測モードとする(図3ステップS203)。ここで、閾値P0は、流体の流量がゼロのときの消費電力Pの値である。閾値P0は、例えば事前の流量試験によって把握することができる。
流量導出部8は、第1の流量計測モードの場合、電力測定部6によって測定された消費電力Pを、予め設定された流量変換式を用いて流量の値に変換することにより、測定対象の流体の流量Qを導出する(図3ステップS204)。なお、消費電力Pを流量Qに変換するための流量変換式の代わりに、消費電力Pに対応する流量Qの値が登録された流量変換テーブルが設定されている場合、流量導出部8は、消費電力Pに対応する流量Qの値を流量変換テーブルから取得すればよい。
また、流量導出部8は、第2の流量計測モードの場合、測温素子2bと2a間の温度差(TRr2−TRr1)を、予め設定された流量変換式を用いて流量の値に変換することにより、測定対象の流体の流量Qを導出する(図3ステップS205)。
図4に示すように、極微小流量域では、温度差(TRr2−TRr1)と流量Qとの関係のリニアリティが高いので、温度差(TRr2−TRr1)から流量Qを求めることが可能である。
図4に示すように、極微小流量域では、温度差(TRr2−TRr1)と流量Qとの関係のリニアリティが高いので、温度差(TRr2−TRr1)から流量Qを求めることが可能である。
なお、温度差(TRr2−TRr1)を流量Qに変換するための流量変換式の代わりに、温度差(TRr2−TRr1)に対応する流量Qの値が登録された流量変換テーブルが設定されている場合、流量導出部8は、温度差(TRr2−TRr1)に対応する流量Qの値を流量変換テーブルから取得すればよい。
電力測定部6と切替部7と流量導出部8とは、熱式流量計の動作が終了するまで(図3ステップS206においてYES)、ステップS200〜S205の処理を一定時間毎に実行する。
こうして、本実施例では、極微小流量域での正確な流量計測を実現することができる。
こうして、本実施例では、極微小流量域での正確な流量計測を実現することができる。
本実施例の熱式流量計のうち少なくとも制御演算部4と切替部7と流量導出部8とは、CPU(Central Processing Unit)と記憶装置とインタフェースとを備えたコンピュータと、これらのハードウェア資源を制御するプログラムによって実現することができる。このコンピュータの構成例を図5に示す。コンピュータは、CPU200と、記憶装置201と、インタフェース装置(I/F)202とを備えている。I/F202には、温度取得部3a,3b,3cと電力調整器5とが接続される。このようなコンピュータにおいて、本発明の流量計測方法を実現させるためのプログラムは記憶装置201に格納される。CPU200は、記憶装置201に格納されたプログラムに従って本実施例で説明した処理を実行する。
本発明は、熱式流量計に適用することができる。
1…配管、2a,2b…測温素子、2c…発熱・測温素子、3a,3b,3c…温度取得部、4…制御演算部、5…電力調整器、6…電力測定部、7…切替部、8…流量導出部、10…制御部。
Claims (4)
- 測定対象の流体を流通させるように構成された配管と、
前記配管に配設され、前記流体の第1の温度を検出するように構成された第1の測温素子と、
前記第1の測温素子よりも下流側の前記配管の箇所に配設され、前記流体の第2の温度を検出するように構成された第2の測温素子と、
前記第2の測温素子よりも下流側の前記配管の箇所に配設され、発熱と同時にその発熱温度を検出するように構成された発熱・測温素子と、
前記発熱温度が前記第1の温度または前記第2の温度よりも一定値だけ高くなるように電力を供給して前記発熱・測温素子を発熱させるように構成された制御部と、
前記発熱・測温素子の消費電力を測定するように構成された電力測定部と、
前記消費電力が所定の閾値より大きい場合に第1の流量計測モードとし、前記消費電力が前記閾値以下の場合に第2の流量計測モードとするように構成された切替部と、
前記第1の流量計測モードの場合に前記消費電力を前記流体の流量の値に変換し、前記第2の流量計測モードの場合に前記第2の温度と前記第1の温度との差を前記流体の流量の値に変換するように構成された流量導出部とを備えることを特徴とする熱式流量計。 - 請求項1記載の熱式流量計において、
前記閾値は、前記流体の流量がゼロのときの前記消費電力の値であることを特徴とする熱式流量計。 - 測定対象の流体を流通させる配管と、前記配管に配設され、前記流体の第1の温度を検出する第1の測温素子と、前記第1の測温素子よりも下流側の前記配管の箇所に配設され、前記流体の第2の温度を検出する第2の測温素子と、前記第2の測温素子よりも下流側の前記配管の箇所に配設され、発熱と同時にその発熱温度を検出する発熱・測温素子とを備えた熱式流量計を用いる流量計測方法であって、
前記発熱温度が前記第1の温度または前記第2の温度よりも一定値だけ高くなるように電力を供給して前記発熱・測温素子を発熱させる第1のステップと、
前記発熱・測温素子の消費電力を測定する第2のステップと、
前記消費電力が所定の閾値より大きい場合に第1の流量計測モードとし、前記消費電力が前記閾値以下の場合に第2の流量計測モードとする第3のステップと、
前記第1の流量計測モードの場合に前記消費電力を前記流体の流量の値に変換する第4のステップと、
前記第2の流量計測モードの場合に前記第2の温度と前記第1の温度との差を前記流体の流量の値に変換する第5のステップとを含むことを特徴とする流量計測方法。 - 請求項3記載の流量計測方法において、
前記閾値は、前記流体の流量がゼロのときの前記消費電力の値であることを特徴とする流量計測方法。
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