JP2021090960A - 平板セラミック膜のグリーン高速洗浄装置および洗浄方法 - Google Patents

平板セラミック膜のグリーン高速洗浄装置および洗浄方法 Download PDF

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Abstract

【課題】膜流束の回復率向上、化学薬剤による浸漬および洗浄時間の短縮を実現できる、平板セラミック膜のグリーン高速洗浄装置および洗浄方法を提供する。【解決手段】超濾過膜タンク1に取り付けられた超音波発生装置3と超濾過膜ユニット2とを有し、超濾過膜ユニット2の下の超濾過膜タンク1内にエアレーションパイプ10が取り付けられ、エアレーションパイプ10は吸気弁4を備えたパイプラインを介してファン5に接続され、超濾過膜ユニット2の上に逆洗パイプが設けられ、逆洗パイプは逆洗弁7と逆洗ポンプ8を備えたパイプラインを介して浄水槽に接続され、超濾過膜タンク1の側面の先端にオーバーフローパイプ9が設けられ、超濾過膜タンク1の側面の底部には排水パイプ6が連通してあり、オーバーフローパイプ9と排水パイプ6はそれぞれ調整槽に接続される。【選択図】図1

Description

本発明は、水処理の技術分野、特に、平板セラミック膜のグリーン高速洗浄装置および洗浄方法に関する。
炭鉱の開発と採掘の過程で、大量の岩粉や石炭粉末などの不純物、および少量の有機物や微生物を含む大量の鉱水が生成される。現在、鉱水の処理には主に凝固沈降+濾過工程が採用される。しかし、環境保護の情勢がますます厳しくなる中、中国政府は鉱山廃水処理に対しても排出基準をより厳しくする。排出鉱水が排出基準を満たしながら排出されることを保証するために、元の処理システムに処理された水をさらに深度処理することにより、排水中の浮遊固形物と汚染物質の含有量をさらに減らし、最終的に新たな排出基準を満たすようにする必要がある。
無機セラミック膜は、特殊な選択分離機能を備えた無機材料である。膜分離技術は、高効率、省エネ、環境保護、分子レベル濾過などの特性があるので、医薬、水処理、化学工業、電子、食品加工などの分野に広く使用され、今世紀の分離科学における最も重要な技術の1つになっている。しかしながら、炭鉱水を処理する過程で、使用時間が長くなると、凝固・沈殿されていない炭鉱水中の微細な石炭や岩粉がセラミック膜の細孔に入り込むので、程度の差あるがセラミック膜が詰まってしまい、システムの水生産率に影響を及ぼす。従来の化学薬剤浸漬法を用いた洗浄では、異なる薬剤で超濾過膜を3〜5時間かそれ以上の時間浸漬する必要があるが、それにしても、膜流束は初期膜流束の60〜70%までしか回復できない。化学薬剤による浸漬は、水体の二次汚染を引き起こすだけでなく、生産時間を延ばし、水処理システム全体の正常運行に深刻な影響を及ぼす。したがって、セラミック膜を迅速かつ効果的に洗浄できる装置と方法を検討する必要がある。本発明は、洗浄プロセスに化学薬剤を適用しないので水体への二次汚染を回避するだけでなく、洗浄時間を大幅に短縮し生産効率を改善できる、グリーンで効率的な平板セラミック膜のグリーン高速洗浄装置を設計した上組立てる。
したがって、鉱業機械の水処理における無機セラミック膜の適用を制限する要因をどのように解決し、無機セラミック膜のグリーンで効率的洗浄を実現するかは、この分野における緊急に解決する必要のある技術的課題である。
本発明の目的は、従来の平板セラミック膜洗浄方法における膜流束の回復率低い、化学薬剤による浸漬および長い洗浄時間などの課題を解決できる、平板セラミック膜のグリーン高速洗浄装置および洗浄方法を提供することである。
本発明は下記の技術方案により実現できる:
超濾過膜タンクに取り付けられた超音波発生装置と超濾過膜ユニットとを有し、前記超濾過膜ユニットの下の超濾過膜タンク内にエアレーションパイプが取り付けられ、前記エアレーションパイプは吸気弁を備えたパイプラインを介してファンに接続され、前記超濾過膜ユニットの上に逆洗パイプが設けられ、前記逆洗パイプは逆洗弁と逆洗ポンプを備えたパイプラインを介して浄水槽に接続され、前記超濾過膜タンクの側面の先端にオーバーフローパイプが設けられ、前記超濾過膜タンクの側面の底部には排水弁を備えた排水パイプが連通してあり、前記オーバーフローパイプと排水パイプはそれぞれ調整槽に接続される平板セラミック膜のグリーン高速洗浄装置。
そして、前記超音波発生装置が超音波発生器および周波数電流調整手段を含み、超音波周波数と作動電流は調整可能である。前記超音波発生装置が超濾過膜タンクの側壁に取り付けられ、超音波キャビテーションにより、平板セラミック膜の細孔と表面の汚れを緩ませる。
前記超濾過膜タンクの周りの側壁に超音波発生装置が取り付けられる。
前記オーバーフローパイプが超濾過膜タンクの側面の先端から20cmのところに設けられる。
前記排水パイプが超濾過膜タンクの側面の底部から10cmのところに設けられる。
前記超濾過膜ユニットが平板セラミック膜である。
本発明はさらに、上記平板セラミック膜のグリーン高速洗浄装置を利用した平板セラミック膜へのグリーン高速洗浄方法を開示し、下記のようなステップがある:
(1)超音波発生装置をオンにして、超音波周波数、作動電流及び作動時間を調整し、超濾過膜ユニットに対し超音波による作業を行い、
(2)超音波による作業が完了したら、エアレーションを開始し、吸気弁をオンにし、次にファンをオンにし、エアレーションパイプより超濾過膜タンクの底からエアレーションが行われ、
(3)エアレーションが行われると同時に、排水管と連通し、超濾過膜タンク内の汚水は排水パイプを通って調整タンクに流れ、
(4)汚水がすべて排出されたら、排水弁をオフにし、逆洗弁と逆洗ポンプをオンにし、逆洗を開始し、セラミック膜の部から外部へと浄水を流し出し、セラミック膜の細孔に詰まった汚れを完全に取り除き、セラミック膜の洗浄を完成する。
本発明による前記超音波発生装置が超音波発生器および周波数電流調整手段を含み、超音波周波数と作動電流は調整可能である。前記超音波発生装置が超濾過膜タンクの側壁に取り付けられ、超音波キャビテーションにより、平板セラミック膜の細孔と表面の汚れを緩ませる。ファンとエアレーションパイプとは吸気弁を介して連通し、平板セラミック膜表面の汚れを洗浄するために気流を生成する。逆洗ポンプは浄水をセラミック膜の内部のチャネルに送り込むために浄水槽に接続される。逆洗ポンプの圧力下で、浄水はセラミック膜のチャネルの内部からセラミック膜の外部に逆流し、セラミック膜の細孔内に詰まった汚れを完全に取り除き、セラミック膜の細孔への疎通を達成できる。入水速度が生水速度よりも速い場合、過剰な入水はオーバーフローパイプを介し先端側の調整槽にオーバーフローし、超濾過膜タンク内の水位が高すぎるため超濾過膜タンクの上部からオーバーフローするのを避ける。排水弁は超濾過膜タンクの側面の底部に取り付けられ、超濾過膜タンク内の汚水とオーバーフロー水を先端側の調整槽に排出するために使用される。
本発明により、平板セラミック膜による鉱水処理に存在した膜流束の回復率低い、化学薬剤による浸漬および洗浄時間長いなどの課題を解決でき、鉱水の処理効率を顕著に向上させることができる。
図1は、本発明の装置の構造概略図である。 図2は、膜流束に対する超音波時間の影響を示す。 図3は、膜流束に対する超音波洗浄装置の電流の影響を示す。 図4は、膜流束に対する逆洗時間と超音波の影響を示す。
第1の実施形態
図1に示されるように、平板セラミック膜のグリーン高速洗浄装置は超濾過膜タンク1に取り付けられた超音波発生装置3と超濾過膜ユニット2とを有し、前記超濾過膜ユニット2の下の超濾過膜タンク1内にエアレーションパイプ10が取り付けられ、前記エアレーションパイプ10は吸気弁4を備えたパイプラインを介してファン5に接続され、前記超濾過膜ユニット2の上に逆洗パイプが設けられ、前記逆洗パイプは逆洗弁7と逆洗ポンプ8を備えたパイプラインを介して浄水槽に接続され、前記超濾過膜タンク1の側面の先端にオーバーフローパイプ9が設けられ、前記超濾過膜タンク1の側面の底部には排水弁を備えた排水パイプ6が連通してあり、前記オーバーフローパイプ9と排水パイプ6はそれぞれ調整槽に接続される。
前記装置を利用した平板セラミック膜へのグリーン高速洗浄方法は、下記のようなステップがある:
(1)超音波発生装置をオンにして、超音波周波数、作動電流及び作動時間を調整し、超濾過膜ユニットに対し超音波による作業を行い、
(2)超音波による作業が完了したら、エアレーションを開始し、吸気弁をオンにし、次にファンをオンにし、エアレーションパイプより超濾過膜タンクの底からエアレーションが行われ、
(3)エアレーションが行われると同時に、排水パイプと連通し、超濾過膜タンク内の汚水は排水パイプを通って調整タンクに流れ、
(4)汚水がすべて排出されたら、排水弁をオフにし、逆洗弁と逆洗ポンプをオンにし、逆洗を開始し、セラミック膜の内部から外部へと浄水を流し出し、セラミック膜の細孔に詰まった汚れを完全に取り除き、セラミック膜の洗浄を完成する。
実際に実施する際に、1#炭鉱からの鉱水が凝固・沈殿し、超濾過システムに入り濾過される。初期の膜流束は45.8m3/h(設計膜流束は50.0m3/h)であり、運行36時間後、膜流束は35.0m3/hまで低下するので、セラミック膜を洗浄開始する。まず、超音波洗浄装置をオンにし、周波数は40MHz、動作電流は15A、超音波による作業を10分間行ってから、超音波洗浄装置をオフンにする。吸気弁とファンを順番にオンにし、エアレーションを開始すると同時に排水弁をオンにし、超濾過膜タンク内の汚水を先端側の調整槽に排出する。汚水が全部排出されたら、排水弁をオフにして、逆洗弁と逆洗ポンプを順番にオンにし逆洗を開始し、4分間逆洗してから洗浄完了となる。プロセス全体が18分間続き、膜流束は45.6m3/hに戻り、出水の水質は地表水環境品質クラスIII基準を満たす。日常の使用では、平板セラミック膜超濾過膜システムが1日1回洗浄され、127日継続的に稼働したが、膜流束は44.5±1.6 m3/hの範囲内に維持される。
第2の実施形態
図1に示されるように、平板セラミック膜のグリーン高速洗浄装置は超濾過膜タンク1に取り付けられた超音波発生装置3と超濾過膜ユニット2とを有し、前記超濾過膜ユニット2の下の超濾過膜タンク1内にエアレーションパイプ10が取り付けられ、前記エアレーションパイプ10は吸気弁4を備えたパイプラインを介してファン5に接続され、前記超濾過膜ユニット2の上に逆洗パイプが設けられ、前記逆洗パイプは逆洗弁7と逆洗ポンプ8を備えたパイプラインを介して浄水槽に接続され、前記超濾過膜タンク1の側面の先端から20cmのところにオーバーフローパイプ9が設けられ、前記超濾過膜タンク1の側面の底部には排水弁を備えた排水パイプ6が連通してあり、前記オーバーフローパイプ9と排水パイプ6はそれぞれ調整槽に接続される。
実際に実施する際に、2#炭鉱からの鉱水が凝固・沈殿し、超濾過システムに入り濾過される。初期の膜流束は43.6m3/h(設計膜流束は50.0m3/h)であり、運行29時間後、膜流束は35.0m3/hまで低下するので、セラミック膜を洗浄開始する。
まず、超音波洗浄装置をオンにし、周波数は30MHz、動作電流は12A、超音波による作業を20分間行ってから、超音波洗浄装置をオフにする。吸気弁とファンを順番にオンにし、エアレーションを開始すると同時に排水弁をオンにし、超濾過膜タンク内の汚水を先端側の調整槽に排出する。汚水が全部排出されたら、排水弁をオフにして、逆洗弁と逆洗ポンプを順番にオンにし逆洗を開始し、4分間逆洗してから洗浄完了となる。プロセス全体が28分間続き、膜流束は42.7m3/hに戻り、出水の水質は地表水環境品質クラスIII基準を満たす。日常の使用では、平板セラミック膜超濾過膜システムが1日1回洗浄され、114日継続的に稼働したが、膜流束は43.1±1.4m3/hの範囲内に維持される。
第3の実施形態
図1に示されるように、平板セラミック膜のグリーン高速洗浄装置は超濾過膜タンク1に取り付けられた超音波発生装置3と超濾過膜ユニット2とを有し、前記超濾過膜ユニット2が平板セラミック膜であり、前記超濾過膜ユニット2の下の超濾過膜タンク1内にエアレーションパイプ10が取り付けられ、前記エアレーションパイプ10は吸気弁4を備えたパイプラインを介してファン5に接続され、前記超濾過膜ユニット2の上に逆洗パイプが設けられ、前記逆洗パイプは逆洗弁7と逆洗ポンプ8を備えたパイプラインを介して浄水槽に接続され、前記超濾過膜タンク1の側面の先端から20cmのところにオーバーフローパイプ9が設けられ、前記超濾過膜タンク1の側面の底部には排水弁を備えた排水パイプ6が連通してあり、排水パイプ6が超濾過膜タンクの底部から10cmのところに設けられ、前記オーバーフローパイプ9と排水パイプ6はそれぞれ調整槽に接続される。
実際に実施する際に、3#炭鉱からの鉱水が凝固・沈殿し、超濾過システムに入り濾過される。初期の膜流束は46.3m3/h(設計膜流束は50.0m3/h)であり、運行32時間後、膜流束は35.0m3/hまで低下するので、セラミック膜を洗浄開始する。
まず、超音波洗浄装置をオンにし、周波数は35MHz、動作電流は10A、超音波による作業を25分間行ってから、超音波洗浄装置をオフにする。吸気弁とファンを順番にオンにし、エアレーションを開始すると同時に排水弁をオンにし、超濾過膜タンク内の汚水を先端側の調整槽に排出する。汚水が全部排出されたら、排水弁をオフにして、逆洗弁と逆洗ポンプを順番にオンにし逆洗を開始し、4分間逆洗してから洗浄完了となる。プロセス全体が33分間続き、膜流束は45.9m3/hに戻り、出水の水質は地表水環境品質クラスIII基準を満たす。日常の使用では、平板セラミック膜超濾過膜システムが1日1回洗浄され、139日継続的に稼働したが、膜流束は46.1±1.1mm3/hの範囲内に維持される。
第4の実施形態
図1に示されるように、平板セラミック膜のグリーン高速洗浄装置は超濾過膜タンク1に取り付けられた超音波発生装置3と超濾過膜ユニット2とを有し、前記超濾過膜ユニット2の下の超濾過膜タンク1内にエアレーションパイプ10が取り付けられ、前記エアレーションパイプ10は吸気弁4を備えたパイプラインを介してファン5に接続され、前記超濾過膜ユニット2の上に逆洗パイプが設けられ、前記逆洗パイプは逆洗弁7と逆洗ポンプ8を備えたパイプラインを介して浄水槽に接続され、前記超濾過膜タンク1の側面の上部にオーバーフローパイプ9が設けられ、前記超濾過膜タンク1の側面の底部には排水弁を備えた排水パイプ6が連通してあり、排水パイプ6が超濾過膜タンクの底部から10cmのところに設けられ、前記オーバーフローパイプ9と排水パイプ6はそれぞれ調整槽に接続される。
実際に実施する際に、4#炭鉱からの鉱水が凝固・沈殿し、超濾過システムに入り濾過される。初期の膜流束は47.4m3/h(設計膜流束は50.0m3/h)であり、運行45時間後、膜流束は35.0m3/hまで低下するので、セラミック膜を洗浄開始する。
まず、超音波洗浄装置をオンにし、周波数は50MHz、動作電流は8A、超音波による作業を5分間行ってから、超音波洗浄装置をオフにする。吸気弁とファンを順番にオンにし、エアレーションを開始すると同時に排水弁をオンにし、超濾過膜タンク内の汚水を先端側の調整槽に排出する。汚水が全部排出されたら、排水弁をオフにして、逆洗弁と逆洗ポンプを順番にオンにし逆洗を開始し、4分間逆洗してから洗浄完了となる。プロセス全体が13分間続き、膜流束は46.7m3/hに戻り、出水の水質は地表水環境品質クラスIII基準を満たす。日常の使用では、平板セラミック膜超濾過膜システムが1日1回洗浄され、198日継続的に稼働したが、膜流束は47.2±1.3m3/hの範囲内に維持される。
上記の実施形態1-4#の鉱水が超濾過システムに濾過されてから、その水質を試験し、その結果を表1に示す。
Figure 2021090960
1-超濾過膜タンク、2-超濾過膜ユニット、3-超音波発生装置、4-吸気弁、5-ファン、6-排水パイプ、7-逆洗弁、8-逆洗ポンプ、9-オーバーフローパイプ、10-エアレーションパイプ

Claims (7)

  1. 超濾過膜タンクに取り付けられた超音波発生装置と超濾過膜ユニットとを有し、
    前記超濾過膜ユニットの下の超濾過膜タンク内にエアレーションパイプが取り付けられ、
    前記エアレーションパイプは吸気弁を備えたパイプラインを介してファンに接続され、
    前記超濾過膜ユニットの上に逆洗パイプが設けられ、
    前記逆洗パイプは逆洗弁と逆洗ポンプを備えたパイプラインを介して浄水槽に接続され、
    前記超濾過膜タンクの側面の先端にオーバーフローパイプが設けられ、前記超濾過膜タンクの側面の底部には排水弁を備えた排水パイプが連通してあり、前記オーバーフローパイプと排水パイプはそれぞれ調整槽に接続される、ことを特徴とする平板セラミック膜のグリーン高速洗浄装置。
  2. 前記超音波発生装置が超音波発生器および周波数電流調整手段を含む、ことを特徴とする請求項1に記載の平板セラミック膜のグリーン高速洗浄装置。
  3. 前記超濾過膜タンクの周りの側壁に超音波発生装置が取り付けられる、ことを特徴とする請求項1または2に記載の平板セラミック膜のグリーン高速洗浄装置。
  4. 前記オーバーフローパイプが超濾過膜タンクの側面の先端から20cmのところに設けられる、ことを特徴とする請求項1または2に記載の平板セラミック膜のグリーン高速洗浄装置。
  5. 前記排水パイプが超濾過膜タンクの側面の底部から10cmのところに設けられる、ことを特徴とする請求項1または2に記載の平板セラミック膜のグリーン高速洗浄装置。
  6. 前記超濾過膜ユニットが平板セラミック膜である、ことを特徴とする請求項1または2に記載の平板セラミック膜のグリーン高速洗浄装置。
  7. (1)超音波発生装置をオンにして、超音波周波数、作動電流及び作動時間を調整し、超濾過膜ユニットに対し超音波による作業を行い、
    (2)超音波による作業が完了したら、エアレーションを開始し、吸気弁をオンにし、次にファンをオンにし、エアレーションパイプより超濾過膜タンクの底からエアレーションが行われ、
    (3)エアレーションが行われると同時に、排水管と連通し、超濾過膜タンク内の汚水は排水パイプを通って調整槽に流れ、
    (4)汚水がすべて排出されたら、排水弁をオフにし、逆洗弁と逆洗ポンプをオンにし、逆洗を開始し、セラミック膜の内部から外部へと浄水を流し出し、セラミック膜の細孔に詰まった汚れを完全に取り除き、セラミック膜の洗浄を完成する、
    という4つのステップを含むことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の平板セラミック膜のグリーン高速洗浄装置を利用した平板セラミック膜へのグリーン高速洗浄方法。
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