JP2021090357A - 根菜類種苗の保管方法 - Google Patents

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山本  憲
緒方 賢史
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Akira Taomoto
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【課題】収穫した未熟な栄養繁殖器官を物理的な衝撃から保護し、かつ均一な環境条件で保管する根菜類保管方法を提供する。【解決手段】根菜類種苗10の保管方法は、収穫した根菜類の栄養繁殖器官を保管する根菜類種苗10の保管方法であって、前記栄養繁殖器官を収穫してから前記栄養繁殖器官を圃場に定植するまでの保管期間において、通気性を有する容器1に、各々分離された状態で複数の前記繁殖器官を配置する工程を含む。【選択図】図1

Description

本発明は、根菜類種苗の保管方法に関する。
従来から、人工的に制御された環境の中で、土を使わずに植物の根に水を供給して栽培を行う水耕栽培が知られている。水耕栽培は、周囲環境による植物の育成におけるばらつきや土壌病害の発生という露地栽培の課題を解決する栽培方法であるといわれている。
また、栄養繁殖を行う根菜類の水耕栽培方法に関する発明が知られている(例えば特許文献1)。露地栽培にて根菜類を育成する場合、根菜類の栄養繁殖器官は、土中に埋まっているため、栽培者は、その状態を目視することはできない。
一方で、水耕栽培にて根菜類を育成する場合、栽培者は、栄養繁殖器官の状態を目視することができる。そのため、水耕栽培では、栽培者は、肥大途中の根菜類の栄養繁殖器官を必要な時期に、必要な大きさ、必要な量だけ収穫することができる。
特開平10−98961号公報
しかしながら、前述のように、水耕栽培において肥大途中で収穫された栄養繁殖器官の周皮は、十分な状態ではなく未熟であるため、傷つきやすく劣化しやすい状態になっている。つまり、収穫された栄養繁殖器官は、未熟な状態にある。
ここで、収穫した未熟な栄養繁殖器官を圃場用の種苗として用いる場合、個々の栄養繁殖器官は、圃場定植後も健全に、かつ同じタイミングで成長することが好ましい。このため、栄養繁殖器官の収穫、周皮形成期間、休眠期間においての個体ばらつきが抑制される必要がある。
本発明は、収穫した未熟な栄養繁殖器官を物理的な衝撃から保護し、かつ均一な環境条件で保管する根菜類保管方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る根菜類種苗の保管方法は、収穫した根菜類の栄養繁殖器官を保管する根菜類種苗の保管方法であって、前記栄養繁殖器官を収穫してから前記栄養繁殖器官を圃場に定植するまでの保管期間において、通気性を有する容器に、各々分離された状態で複数の前記繁殖器官を配置する工程を含む。
本開示の根菜類種苗の保管方法によれば、収穫した未熟な栄養繁殖器官を物理的な衝撃から保護し、かつ均一な環境条件で保管することができる。
実施の形態1に係る根菜類種苗の保管方法に用いる容器を示す斜視図である。 実施の形態3に係る根菜類種苗の保管方法に用いる容器を示す斜視図である。 実施の形態3に係る根菜類種苗の保管方法に用いる他の容器を示す斜視図である。
以下、実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、工程、工程の順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付し重複する説明は省略または簡略化される場合がある。
(実施の形態1)
[概要]
実施の形態1に係る根菜類種苗10の保管方法について図1を用いて説明する。図1は、実施の形態1に係る根菜類種苗10の保管方法に用いる容器1を示す斜視図である。
ここで、収穫した根菜類の栄養繁殖器官は、根菜類種苗10として用いられる。なお、実施の形態1における根菜類は、例えばジャガイモである。
[容器1の説明]
図1に示すように、根菜類種苗10の保管方法に用いる容器1は、外壁11と、底板12と、仕切板13と、を備える。具体的には、容器1は、複数の根菜類種苗10を配置するための容器であり、底板12の外周上部に外壁11を立設し、その内部を仕切板13で区切ることで、単一容器2を多数形成している。単一容器2は、根菜類種苗10を個別に配置するために設けられている。
単一容器2は、側部21と、底面部22と、開口部23と、を備える。底面部22の外周上部に側部21が立設されている。側部21は、外壁11の一部または仕切板13の一部で形成されており、底面部22は、底板12の一部で形成されている。
側部21の上下幅は、根菜類種苗10の略直径と同じか、略直径よりも長い。また、底面部22の面積は、単一容器2に根菜類種苗10を配置することができ、根菜類種苗10が外側に簡単に飛び出さない形状であればよく、例えば、根菜類種苗10の断面面積よりも大きい。また、図1では、単一容器2の断面形状は、略四角形だが、特にこれに限定されるものではなく、楕円形、多角形などでもよい。
図1では、容器1は、例えば、横幅方向に4列、縦幅方向に3列の計12区分の単一容器2を備えるが、複数個の単一容器2を備えればよく、容器1に含まれる単一容器2の数は、特に限定されない。
外壁11と仕切板13のうち少なくとも1カ所には、通気孔14が設けられている。実施の形態1において、この通気孔14は、根菜類種苗10同士の環境条件を均一にするために設けられている。通気孔14は、根菜類種苗10の大きさよりも小さい孔であり、容器1に根菜類種苗10を配置した際に根菜類種苗10が孔から飛び出ることはない。
また、図1に示す通気孔14は、1つの孔だが、複数の孔であってもよい。さらに、容器1が発泡スチロールなどの多孔質の材料、またはメッシュ状や格子状の材料でその全部もしくは一部を形成されていてもよい。
このように、容器1に通気孔14を設けることで、単一容器2の通気性が良好となり、根菜類種苗10同士の環境条件が均一になることで、根菜類種苗10の休眠期間のバラつきが抑えられる。
なお、単一容器2の材質は、上述のように単一容器2の通気性が良好となり、根菜類種苗10同士の環境条件が均一になる材料であればよく、例えば、ポリプロピレンやポリエチレンなどのプラスチック、ガラス、ステンレスやアルミなどの金属、紙材、土中で分解する生分解性プラスチックなどでもよい。
なお、特に容器1の材質が生分解性プラスチックである場合、土中の微生物などによって最終的に水と二酸化炭素に完全に分解される。そのため、栽培者は、容器1に根菜類種苗10を配置したまま、畝などの圃場に根菜類種苗10を定植することが可能となる。
[根菜類種苗10の保管方法の説明]
以下、実施の形態1に係る根菜類種苗10の保管方法について図1を用いて説明する。前述のように、収穫した根菜類の栄養繁殖器官は、根菜類種苗10として用いられる。この栄養繁殖器官は、重さが5g以下のジャガイモであり、栄養繁殖器官の周皮は、十分な状態ではなく未熟な状態である。
実施の形態1に係る根菜類種苗10の保管方法は、根菜類種苗10を収穫してから根菜類種苗10を圃場に定植するまでの保管期間において、通気性を有する容器1に、各々分離された状態で複数の根菜類種苗10を配置する工程を含んでいる。
また、保管期間は、後述する周皮形成期間と、休眠期間とを含んでいる。
収穫された未熟な栄養繁殖器官は、根菜類種苗10として容器1に含まれる単一容器2に個別に配置される。その後、容器1は、例えば15℃前後で、チャンバーなどの周囲環境条件を一定に保つ空間(不図示)で保管される。この期間は、単一容器2に配置された根菜類種苗10の周皮を、露地栽培と同様のレベルで圃場に定植可能な十分な状態まで形成することを目的としており、根菜類種苗10の周皮が未熟な状態から周皮がしっかりと形成されるまでの期間にわたって行われる。この期間を周皮形成期間と呼ぶ。
続いて、周皮形成期間を終了した根菜類種苗10は、芽が出る前の期間である休眠期間に移行される。根菜類種苗10は、容器1に含まれる単一容器2に個別に配置された状態で、根菜類種苗10の強制休眠を保つ温度で、冷蔵庫などの冷蔵状態を一定に保つ空間(不図示)で保管される。根菜類種苗10の強制休眠を保つ温度は、例えば0℃以上4℃以下の低温であることが好ましい。つまり、休眠期間における根菜類種苗10を配置した容器1の保管温度は、栄養繁殖器官の強制休眠を保つような低温であることが好ましい。
また、根菜類種苗10の保管方法において、さらに容器1を遮光する工程を含むことが好ましい。容器1は、光が根菜類種苗10に当たりにくくするために遮光性を持たせることが好ましい。これは、根菜類種苗10は、光が当たると、種苗としての品質が損なわれるためである。
ここで、容器1の色は、例えば遮光性のある黒色である。また、容器1もしくは単一容器2の上面の開口部23に板材や遮光性を有するシートなどで形成された蓋(不図示)を設けることで、光が根菜類種苗10にあたらないようにすることができる。
なお、容器1もしくは単一容器2は、その上面の開口部23や側部21に対して、通気性を有する布などで覆うことで遮光性を持たせてもよい。
根菜類種苗10の保管方法において、容器1を遮光する工程を含むことで、根菜類種苗10の品質が保持されるという効果を奏する。
[効果など]
根菜類種苗10を収穫してから根菜類種苗10が圃場に定植するまでの保管期間において、根菜類種苗10は、容器1に配置したまま保管される。そのため、保管期間中の温度や湿度などの環境要因が均一となるため、根菜類種苗10の均一な成長につながる。特に、保管期間に含まれる根菜類種苗10の周皮を形成する周皮形成期間において、根菜類種苗10を容器1に配置して保管することで、隣り合う根菜類種苗10がお互い触れることないため、物理的な衝撃から保護され、周囲を傷つけることなく、根菜類種苗10の劣化を防ぐ周皮が形成される。また、通気孔14を設けた容器1に根菜類種苗10を配置して保管することで、個々の根菜類種苗10の温度や湿度などの環境条件を均一にすることができ、保管期間に含まれる休眠期間における根菜類種苗10の個体バラつきが抑えられる。この結果、個々の根菜類種苗10が健全に、かつ同じタイミングで生長する状態で圃場に定植可能となる。
(実施の形態2)
実施の形態2に係る根菜類種苗10の保管方法について以下に説明する。なお、容器1を保冷する工程が設けられた点を除いて、実施の形態2に係る根菜類種苗10の保管方法は、実施の形態1に係る根菜類種苗10の保管方法と同様であるため、共通点の説明を省略する。
実施の形態1において示したように、休眠期間における根菜類種苗10を配置した容器1は、栄養繁殖器官の強制休眠を保つ温度、つまり、例えば0℃以上4℃以下といった低温条件の冷蔵庫などで保管される。
これは、休眠期間に根菜類種苗10を常温に晒してしまうと、根菜類種苗10の芽が出てきてしまい定植のタイミングを揃えることが困難になる可能性があるためである。
このため、休眠期間において、ある保管場所から別の場所に根菜類種苗10を配置した容器1を移動させる場合があっても、できる限り温度条件を変えることなく移動させることが好ましい。従って、休眠期間に容器1を移動させることがあっても、例えば根菜類種苗10を配置した容器1ごとクーラーボックスなどの保冷容器(不図示)に収納し、その状態で容器1を移動させる工程をさらに設けることが好ましい。ここで、前述した保冷容器は、低温条件を維持するための冷却機能を備えてもよい。
容器1の移動例としては、例えば、ある冷蔵庫から他の冷蔵庫に容器1を移動させるたり、冷蔵庫から圃場に移動させたりする例があげられる。ここで、容器1を保冷する工程は、ある冷蔵庫から他の冷蔵庫に容器1を移動させるような比較的短期間の移動の場合に実施するとよい。また、容器1を冷却する工程は、冷蔵庫から圃場に移動させるような比較的長時間にわたる移動の場合に実施するとよい。
このように、休眠期間に容器1を移動させる際に、容器1を保冷又は冷却する工程を含めることで、根菜類種苗10の自発休眠が終了しても根菜類種苗10の強制休眠を継続させて芽がでるのを防ぎ、圃場に定植するタイミングで常温に戻すことで、一斉に萌芽させる効果を奏する。
(実施の形態3)
実施の形態3に係る根菜類種苗10の保管方法について図2及び図3を用いて説明する。図2及び図3は、実施の形態3に係る根菜類種苗10の保管方法に用いる容器3を示す斜視図である。なお、根菜類種苗10ごとに容器3を分離する工程がある点を除いて、実施の形態3に係る根菜類種苗10の保管方法は、実施の形態1及び実施の形態2に係る根菜類種苗10の保管方法と同様であるため、共通点の説明を省略する。
容器3は、図2に示すように、隣り合う単一容器4が架橋部31によって相互に連結されている。架橋部31は、隣り合う単一容器4同士が同じ高さになるように連結固定させると共に、容器3から単一容器4を独立して分割するための分離部32を有する。
分離部32は、容器3から単一容器4を独立して分割するための部位であり、例えば図2に示すように、架橋部31の長手方向に形成されている。
ここで、分離部32は、各単一容器4がそれぞれ独立して分離可能に形成されたものであればよく、例えば、断続的に切れ目が入れられたような形状や、他の部位よりも厚みが薄い薄肉形状や、ミシン目を形成するようにしてもよい。
また、架橋部31は、隣り合う単一容器4が相互に連結できればよく、図3に示すように、容器3は、隣り合う単一容器4同士が一部で連結する構成でもよい。
ここで、単一容器4は、側部41と、底面部42と、開口部43と、を備える。
底面部42は、外周上部に側部41が立設されている。側部41の上下幅は、根菜類種苗10の略直径と同じか、略直径よりも長い。また、底面部22の面積は、根菜類種苗10の断面面積よりも大きい。ここで、側部41の上下幅や底面部22の面積は、単一容器2に根菜類種苗10を配置することができ、根菜類種苗10が外側に簡単に飛び出さない形状であればこれに限定されることない。
図2及び図3では、上面の開口部43は、底面部42よりもやや幅広に形成されており、単一容器4の断面形状は、例えば略四角形であるが、楕円形、多角形などでもよい。
図2及び図3では、容器3は、複数個の単一容器4を備えればよく、例えば、横幅方向に4列、縦幅方向に3列の計12区分の単一容器4を備えている。
容器3が備える複数の単一容器4の側部41のうち少なくとも1カ所には、通気孔33が設けられている。実施の形態3において、この通気孔33は、根菜類種苗10同士の環境条件を均一にするために設けられている。通気孔33は、根菜類種苗10の大きさよりも小さい孔であり、容器1に根菜類種苗10を配置した際に根菜類種苗10が孔から飛び出ることはない。
また、図2及び図3に示す通気孔33は、1つの孔だが、複数の孔であってもよい。さらに、容器3が発泡スチロールなどの多孔質の材料、またはメッシュ状や格子状の材料でその全部もしくは一部を形成されていてもよい。
容器3の材質は、単一容器4の通気性が良好となり、根菜類種苗10同士の環境条件が均一になる材料であればよく、例えば、ポリプロピレンやポリエチレンなどのプラスチック、ガラス、ステンレスやアルミなどの金属、紙材、土中で分解する生分解性プラスチックなどでもよい。
なお、容器3の材質が生分解性プラスチックの場合、土中の微生物などによって最終的に水と二酸化炭素に完全に分解されるため、栽培者は、容器3から単一容器4を独立に分離させた後、単一容器4に根菜類種苗10を配置したまま畝などの土壌に定植することが可能となる。
このように、根菜類種苗10ごとに容器3を分離する工程を設けることで、単一容器4から根菜類種苗10を出すことなく自由度が高い状態で根菜類種苗10を土壌へ定植させることが可能となるため、栽培者の手間を省くことができる。
ここで、実施の形態1や実施の形態2と同様に、根菜類種苗10の保管方法において、さらに容器3を遮光する工程を含めてもよい。具体的には、容器3の上面の開口部43もしくは単一容器4の通気孔33に、遮光性を有する蓋(不図示)を設ける。さらに、上面の開口部43や通気孔33に対して、通気性を有する布などで覆うことで遮光性を持たせてもよい。
このように、根菜類種苗10の保管方法において、さらに容器3を遮光する工程を含むことで、根菜類種苗10に光が当たりにくくなる。根菜類種苗10は、光が当たると種苗としての品質が損なわれるため、容器1が遮光性を有することで、根菜類種苗10の品質が保持されるという効果を奏する。
1 容器
2 単一容器
3 容器
4 単一容器
10 根菜類種苗
11 外壁
12 底板
13 仕切板
14 通気孔
21 側部
22 底面部
23 開口部
31 架橋部
32 分離部
33 通気孔
41 側部
42 底面部
43 開口部

Claims (5)

  1. 収穫した根菜類の栄養繁殖器官を保管する根菜類種苗の保管方法であって、
    前記栄養繁殖器官を収穫してから前記栄養繁殖器官を圃場に定植するまでの保管期間において、通気性を有する容器に、各々分離された状態で複数の前記栄養繁殖器官を配置する工程を含む、
    根菜類種苗の保管方法。
  2. 前記保管期間は、
    前記栄養繁殖器官が周皮を形成する周皮形成期間と、前記栄養繁殖器官の休眠期間と、を含む、
    請求項1に記載の根菜類種苗の保管方法。
  3. 前記休眠期間における前記容器の保管温度は、前記栄養繁殖器官の強制休眠を保つ温度である、請求項2に記載の根菜類種苗の保管方法。
  4. 前記容器を遮光する工程を含む、請求項1から3のいずれかに記載の根菜類種苗の保管方法。
  5. 配置される前記栄養繁殖器官ごとに前記容器を分離する工程を含む、請求項1から4のいずれかに記載の根菜類種苗の保管方法。
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