JP2021090308A - チャージポンプ回路、半導体装置、電源管理回路 - Google Patents

チャージポンプ回路、半導体装置、電源管理回路 Download PDF

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Abstract

【課題】出力電圧のオーバーシュート量を抑制し、および/または消費電力を削減したチャージポンプ回路を提供する。【解決手段】チャージポンプ回路100の出力端子CPOUTには、可変の負荷2が接続される。チャージポンプ回路100は、フライングキャパシタCFと、補助キャパシタCAUXを備える。チャージポンプ回路100は、第1モードと第2モードが切り替え可能となっており、補助キャパシタCAUXは、第1モードにおいて出力端子CPOUTと接地の間に接続され、第2モードにおいてフライングキャパシタCFと並列に接続される。【選択図】図1

Description

本発明は、チャージポンプ回路に関する。
電源電圧より高い電圧が必要とされる場合に、チャージポンプ回路が使用される。チャージポンプ回路は、フライングキャパシタと出力キャパシタを含み、入力電圧によってフライングキャパシタを充電し、そのフライングキャパシタに蓄えた電荷を出力キャパシタに転送する動作を繰り返すことにより、入力電圧を昇圧する。
特開2011−066750号公報
本発明者は、チャージポンプ回路の出力に、可変の容量性負荷が接続されるケースについて検討し、以下の課題を認識するに至った。
容量性負荷が小さい状況を想定して、フライングキャパシタを小さく設計すると、容量性負荷が大きくなったときに、一定の出力電圧レベルを維持するために、多くのスイッチング回数を必要とし、消費電力が増大する。
一方、容量性負荷が大きい状況を想定して、フライングキャパシタを大きく設計すると、容量性負荷が小さいときに、1回のスイッチング当たりの出力電圧の上昇幅が大きくなり、したがって、出力電圧のオーバーシュート量が大きくなる。
本発明は係る状況においてなされたものであり、そのある態様の例示的な目的のひとつは、出力電圧のオーバーシュート量を抑制し、および/または消費電力を削減したチャージポンプ回路の提供にある。
本発明のある態様は、チャージポンプ回路に関する。チャージポンプ回路は、可変負荷が接続される出力端子と、フライングキャパシタと、第1モードにおいて出力端子と接地の間に接続され、第2モードにおいて、フライングキャパシタと並列に接続される補助キャパシタと、を備える。
本発明の別の態様は、半導体装置である。この半導体装置は、入力電圧を昇圧するチャージポンプ回路と、外付けの負荷が接続される出力ピンと、チャージポンプ回路の出力端子と出力ピンの間に設けられる起動回路と、起動回路と並列に設けられるバイパススイッチと、を備える。チャージポンプ回路は、フライングキャパシタと、第1モードにおいて出力端子と接地間に接続され、第2モードにおいて、フライングキャパシタと並列に接続される補助キャパシタと、チャージポンプ回路の出力電圧をその目標レベルに応じたしきい値電圧と比較するヒステリシスコンパレータと、ヒステリシスコンパレータの出力に応じて、動作、停止が制御されるオシレータと、を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや、本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明のある態様によれば、チャージポンプ回路の出力電圧のオーバーシュート量を抑制し、および/または、消費電力を削減できる。
実施の形態に係るチャージポンプ回路のブロック図である。 チャージポンプ回路の具体的な構成例を示す回路図である。 図2のチャージポンプ回路の動作波形図である。 図4(a)、(b)は、比較技術1および実施の形態の出力電圧VCPの波形図である。 図5(a)、(b)は、比較技術2および実施の形態の出力電圧VCPの波形図である。 図2のチャージポンプ回路を備える半導体装置の回路図である。 起動回路の構成例を示す回路図である。 図6の半導体装置の動作波形図(シミュレーション結果)である。 実施の形態に係る電源管理回路のブロック図である。 変形例に係る起動回路の回路図である。 変形例2に係る半導体装置の周辺回路を示す図である。
(実施の形態の概要)
本明細書に開示される一実施の形態は、チャージポンプ回路に関する。チャージポンプ回路は、可変負荷が接続される出力端子と、フライングキャパシタと、第1モードにおいて出力端子と接地の間に接続され、第2モードにおいてフライングキャパシタと並列に接続される補助キャパシタと、を備える。
この構成において、第2モードでは、フライングキャパシタに補助キャパシタが接続されるため、フライングキャパシタの実効的な容量値が第1モードより大きくなる。可変負荷の状態に応じて、第1モードと第2モードを選択することにより、出力電圧のオーバーシュート量を抑制し、また消費電力を削減できる。
可変負荷は、可変の容量性負荷であってもよい。第1モードと第2モードは、可変負荷の容量に応じて選択してもよい。負荷容量が小さい状態では、第1モードを選択することで、出力電圧のオーバーシュート量を抑制できる。負荷容量が大きい状態では、第2モードを選択することで、1回のスイッチング当たりで負荷容量に転送する電荷量を増やせるため、出力電圧レベルを維持するのに要するスイッチング周波数、ひいては消費電力を下げることができる。
第1モードと第2モードは、可変負荷に流れる電流に応じて選択してもよい。たとえば可変負荷の軽負荷状態では、第1モードを選択し、可変負荷の重負荷状態では、第2モードを選択してもよい。
チャージポンプ回路は、出力端子と接地の間に固定的に接続される出力キャパシタをさらに備えてもよい。出力キャパシタを設けることにより、容量性負荷が非接続となった場合に、出力電圧が過電圧となるのを防止できる。
補助キャパシタの容量値は、出力キャパシタの容量値より大きくてもよい。
チャージポンプ回路は、出力端子の電圧をしきい値電圧と比較するヒステリシスコンパレータを含み、ヒステリシスコンパレータの出力に応じて間欠動作してもよい。軽負荷あるいは無負荷状態では、動作期間において、出力電圧が上昇し、停止期間において、出力電圧が低下する動作が繰り返される。第2モードを選択すると、実効的なフライングキャパシタの容量が増えるため、動作期間における出力電圧の上昇幅を大きくすることができる。したがって、動作期間に続く休止期間の長さを長くすることができ、消費電力を削減できる。
しきい値電圧は、第1モードと第2モードとで異なってもよい。ヒステリシスコンパレータを無視できない応答遅延を有するところ、第1モードと第2モードで同じしきい値電圧を設定すると、第1モードと第2モードで、チャージポンプ回路の出力電圧のリップルの変動範囲が揃わなくなる場合がある。この場合に、モードごとにヒステリシスコンパレータのしきい値を個別に設定することにより、チャージポンプ回路の出力電圧のピーク電圧、ボトム電圧あるいはリップルの中心電圧を揃えることが可能となる。
チャージポンプ回路のクロック周波数は、第1モードと第2モードとで異なってもよい。第1モードで動作する期間と第2モードで動作する期間とで、クロック周波数を個別に設定することで、チャージポンプ回路の電流供給量(負荷容量)を、各モードの負荷の状態に応じて最適化できる。
本明細書に開示される一実施の形態は、半導体装置である。この半導体装置は、入力電圧を昇圧するチャージポンプ回路と、外付けの負荷が接続される出力ピンと、チャージポンプ回路の出力端子と出力ピンの間に設けられる起動回路と、起動回路と並列に設けられるバイパススイッチと、出力ピンの電圧を所定の設定電圧と比較し、出力ピンの電圧の方が低いときに、バイパススイッチをオフし、出力ピンの電圧の方が高いときに、バイパススイッチをオフする判定回路と、を備える。チャージポンプ回路は、フライングキャパシタと、第1モードにおいて出力端子と接地間に接続され、第2モードにおいて、フライングキャパシタと並列に接続される補助キャパシタと、チャージポンプ回路の出力電圧をその目標レベルに応じたしきい値電圧と比較するヒステリシスコンパレータと、ヒステリシスコンパレータの出力に応じて、動作、停止が制御されるオシレータと、を備える。
チャージポンプ回路の出力端子から見た負荷インピーダンスは、バイパススイッチのオン、オフに応じて不連続に変化する。そこでチャージポンプ回路から見える負荷インピーダンスに応じて、モードを動的に制御することにより、チャージポンプ回路の出力電圧のオーバーシュート量を抑制し、また消費電力を削減できる。
チャージポンプ回路は、出力端子と接地の間に固定的に接続される出力キャパシタをさらに備えてもよい。出力キャパシタを設けることにより、出力ピンから負荷が外れたときに、チャージポンプ回路の出力電圧が過電圧となるのを防止できる。
バイパススイッチがオフのとき、チャージポンプ回路の出力端子からは、負荷は見えないため、負荷容量は小さくなり、バイパススイッチがオンとなると、チャージポンプ回路の出力端子から負荷が見えるため、負荷容量が大きくなる。そこで第1モードおよび第2モードは、バイパススイッチのオン、オフと連動して切り替えられてもよい。
第1モードにおけるチャージポンプ回路のクロック周波数は、第2モードのクロック周波数よりも高くてもよい。第1モードのクロック周波数は、起動回路が負荷に供給する電流量に応じて定めればよく、第2モードのクロック周波数は、負荷に供給される電圧を一定レベルに保てるように定めればよい。
しきい値電圧は、バイパススイッチのオン、オフと連動して変化してもよい。ヒステリシスコンパレータを無視できない応答遅延を有するところ、第1モードと第2モードで同じしきい値電圧を設定すると、第1モードと第2モードで、チャージポンプ回路の出力電圧のリップルの変動範囲が揃わなくなる場合がある。この場合に、モードごとにヒステリシスコンパレータのしきい値を個別に設定することにより、チャージポンプ回路の出力電圧のピーク電圧同士、ボトム電圧同士あるいはリップルの中心電圧同士を揃えることが可能となる。
起動回路は、前記負荷に定電流を供給する定電流回路を含んでもよい。起動回路は、抵抗素子を含んでもよい。
負荷はMOSトランジスタであるロードスイッチであり、出力ピンにはMOSトランジスタのゲートが接続されてもよい。チャージポンプ回路は、ロードスイッチがオンすべき期間においてアクティブとなってもよい。
半導体装置は電源管理回路であり、ロードスイッチの一端に電圧を供給するDC/DCコンバータをさらに備えてもよい。
(実施の形態)
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
本明細書において、「部材Aが、部材Bと接続された状態」とは、部材Aと部材Bが物理的に直接的に接続される場合のほか、部材Aと部材Bが、それらの電気的な接続状態に実質的な影響を及ぼさない、あるいはそれらの結合により奏される機能や効果を損なわせない、その他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
同様に、「部材Cが、部材Aと部材Bの間に設けられた状態」とは、部材Aと部材C、あるいは部材Bと部材Cが直接的に接続される場合のほか、それらの電気的な接続状態に実質的な影響を及ぼさない、あるいはそれらの結合により奏される機能や効果を損なわせない、その他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
また本明細書において、電圧信号、電流信号などの電気信号、あるいは抵抗、キャパシタなどの回路素子に付された符号は、必要に応じてそれぞれの電圧値、電流値、あるいは抵抗値、容量値を表すものとする。
図1は、実施の形態に係るチャージポンプ回路100のブロック図である。チャージポンプ回路100は、入力端子CPIN、出力端子CPOUTを有する。入力端子CPINには、入力電圧VSYSが入力される。出力端子CPOUTには、容量性の負荷2が接続される。この負荷2の容量CLOADは可変であるとする。
チャージポンプ回路100は、入力電圧VSYSを昇圧し、所定の電圧レベルVCPREF)に安定化された出力電圧VCPを出力端子CPOUTから出力する。チャージポンプ回路100の昇圧比αは限定されず、1.5倍、2倍、3倍、4倍などであり、フライングキャパシタCの個数は昇圧比に応じて定まる。
目標電圧レベルVCP(REF)と、入力電圧VSYSとの間には、以下の関係式が成り立っており、チャージポンプ回路100は、出力電圧VCPを目標レベルVCP(REF)に維持するために、間欠動作を行う。
CP(REF)<VSYS×α
チャージポンプ回路100は、フライングキャパシタC、補助キャパシタCAUX、出力キャパシタCOUTおよびチャージポンプコア110を備える。チャージポンプコア110は、オシレータや、複数のスイッチ、出力電圧VCPを安定化するための回路などを含みうる。
チャージポンプ回路100は、第1モードと第2モードで動作可能である。補助キャパシタCAUXは、第1モードにおいて出力端子CPOUTと接地の間に接続され、第2モードにおいて、フライングキャパシタCと並列に接続される。第2モードにおけるフライングキャパシタの実効的な容量は、
F(EFF)=C+CAUX
となる。
たとえば補助キャパシタCAUXの両端に、セレクタSEL1,SEL2を設け、第1モードと第2モードを切り替えるようにしてもよい。セレクタSEL1,SEL2に替えて、スイッチを利用してもよい。
本実施の形態において、第1モードおよび第2モードの切りかえは、負荷2の容量と連動して選択される。具体的には、負荷2の容量が小さいときには第1モードを、負荷2の容量が大きいときには第2モードを選択してもよい。モード制御の方法は特に限定されない。たとえばチャージポンプ回路100は、負荷2からモードを指定する制御信号を受信してもよい。あるいはチャージポンプ回路100が負荷2の状態を監視し、監視結果にもとづいてモードを制御してもよい。
図2は、チャージポンプ回路100の具体的な構成例を示す回路図である。図2のチャージポンプ回路100の昇圧比αは2であり、1個のフライングキャパシタC、1個の出力キャパシタCOUT、補助キャパシタCAUXに加えて、4個のスイッチ(トランジスタ)M1〜M4、コントローラ112、オシレータ114、ヒステリシスコンパレータ116、抵抗R11,R12を含む。チャージポンプ回路100の構成要素のうち、キャパシタを除く部分が、図1のチャージポンプコア110に相当する。
4個のスイッチM1〜M4とキャパシタC,COUTの接続関係(トポロジー)は、一般的な2倍昇圧のチャージポンプのそれと同様である。
オシレータ114は、停止信号STOPがネゲート(ロー)である期間、クロック信号CLKを生成する。停止信号STOPがアサート(ハイ)である期間、オシレータ114はクロック信号CLKの生成を停止する。コントローラ112は、クロック信号CLKと同期して、スイッチM1、M4がオン、M2,M3がオフである第1状態φ1と、スイッチM1、M4がオフ、M2,M3がオンである第1状態φ2と、を交互に繰り返す。チャージポンプ回路100は、停止信号STOPに応じて、停止と動作を交互に繰り返す間欠モードで動作する。
抵抗R11,R12は、出力電圧VCPを分圧する。ヒステリシスコンパレータ116は、分圧後の出力電圧(検出電圧)VCP’を、目標電圧VCP(REF)にもとづくしきい値電圧VTH’と比較し、比較結果に応じた停止信号STOPを出力する。具体的には停止信号STOPは、出力電圧VCPが上側しきい値電圧VTHHを超えるとアサート(ハイ)され、出力電圧VCPが下側しきい値電圧VTHLを下回るとネゲート(ロー)される。
補助キャパシタCAUXの容量値は、出力キャパシタCOUTの容量値より大きいことが好ましい。たとえば、C=8pF、CAUX=40pF、COUT=10pF、負荷容量CLOADは数百pFであってもよい。
以上がチャージポンプ回路100の基本構成である。続いてその動作を説明する。
図3は、図2のチャージポンプ回路100の動作波形図である。起動時刻tより前、出力電圧VCPは0Vである。起動直後、負荷2の容量CLOADは相対的に小さい第1値Cとなっている。チャージポンプ回路100は第1モードにセットされ、補助キャパシタCAUXは出力キャパシタCOUTと並列に接続される。
チャージポンプ回路100の出力電圧VCPが、目標電圧VCP(REF)付近まで増大すると、チャージポンプ回路100は間欠動作を開始する。
時刻tに、負荷容量CLOADが第2値Cに増大する。これにより、チャージポンプ回路100は第2モードにセットされ、補助キャパシタCAUXはフライングキャパシタCと並列に接続される。
以上がチャージポンプ回路100の動作である。続いてその第1利点を、比較技術1と対比しながら説明する。図4(a)、(b)は、比較技術1および実施の形態の出力電圧VCPの波形図である。
(比較技術1)
図4(a)を参照する。比較技術1では、フライングキャパシタCが固定的に大きく設計されている。この場合、負荷容量CLOADが小さい状態において、チャージポンプ回路100の1回のスイッチング当たりの、出力電圧VCPの増加幅が大きくなる。そうすると、出力電圧VCPは、上側しきい値VTHHを大きく超えることとなり、負荷に過電圧が印加される。特に、コンパレータは遅延をもっているため、出力電圧VCPが上側しきい値VTHHを超えた後も、チャージポンプ回路100は直ちに停止せず、1回あるいは複数回、余計にスイッチングした後に、停止する。この余計なスイッチングによっても、出力電圧VCPはさらに跳ね上がり、オーバーシュート量VOSが大きくなる。
図4(b)を参照する。本実施の形態では、負荷容量CLOADが小さい状態では、第1モードを選択して実効的なフライングキャパシタの容量CF(EFF)を小さくすることにより、1回のスイッチング当たりの出力電圧VCPの増加幅を小さく抑えている。これにより、出力電圧VCPのオーバーシュート量VOSを抑制し、過電圧を防止できる。
チャージポンプ回路100の第2の利点を、比較技術2と対比しながら説明する。図5(a)、(b)は、比較技術2および実施の形態の出力電圧VCPの波形図である。
(比較技術2)
図5(a)を参照する。比較技術2では、フライングキャパシタCが固定的に小さく設計されている。間欠動作の動作期間中には、チャージポンプ回路100は、その出力電圧VCPを、ヒステリシス幅ΔVだけ増加させる必要がある。フライングキャパシタCが小さいと、負荷容量CLOADが大きい状態において、1回のスイッチング当たりの出力電圧VCPの増加幅が小さくなるため、出力電圧VCPをΔV変化させるのに必要なスイッチング回数が多くなり、チャージポンプ回路100の消費電力が大きくなる。
図5(b)を参照する。本実施の形態では、負荷容量CLOADが大きい状態では、第2モードを選択して実効的なフライングキャパシタの容量CF(EFF)を大きくすることにより、1回のスイッチング当たりの出力電圧VCPの増加幅が小さくなるのを防止できる。そのため間欠動作中に、出力電圧VCPをΔV変化させるのに必要なスイッチング回数を比較技術2に比べて減らすことができ、チャージポンプ回路100の消費電力を削減できる。
続いて、チャージポンプ回路100の具体的な用途を説明する。図6は、図2のチャージポンプ回路100を備える半導体装置200の回路図である。
半導体装置200の出力ピンLSDRVには、外付けの負荷であるロードスイッチ4が接続される。ロードスイッチ4はMOSトランジスタであり、そのドレインに入力電圧VINが印加され、そのソースが、平滑用キャパシタ8およびシステム負荷6と接続され、そのゲートがLSDRVピンと接続されている。半導体装置200は、ロードスイッチ4の駆動回路であり、イネーブル信号LS_ENがアサート(たとえばハイ)されると、LSDRVピン、すなわちロードスイッチ4のゲート電圧をハイとすることにより、ロードスイッチ4をオン状態とし、システム負荷6に対して電圧VOUTを供給する。また半導体装置200は、イネーブル信号LS_ENがネゲート(たとえばロー)されると、LSDRVピン、すなわちロードスイッチ4のゲート電圧をローとすることにより、ロードスイッチ4をオフ状態とし、システム負荷6に対する電圧VOUTの供給を遮断する。
半導体装置200は、上述のチャージポンプ回路100に加えて、起動回路210およびバイパススイッチ230、判定回路240を備え、ひとつの半導体基板に集積化されている。起動回路210、バイパススイッチ230およびロードスイッチ4が、図1におけるチャージポンプ回路100の負荷2に相当する。
ロードスイッチ4のゲート容量Cは、数百〜数千pFと非常に大きい。したがってチャージポンプ回路100の出力CPOUTをロードスイッチ4のゲートに直結した状態で、チャージポンプ回路100を起動すると、ロードスイッチ4のゲート容量に突入電流が流れる。突入電流を防止するために、チャージポンプ回路100の出力端子CPOUTと出力ピンOUTの間に起動回路210が設けられる。バイパススイッチ230は、起動回路210と並列に設けられる。起動回路210は、バイパススイッチ230がオフの状態においてアクティブとなり、ロードスイッチ4のゲート容量Cを一定の電流で充電し、LSDRVピンの電圧を上昇させる。起動回路210によるゲート容量Cの充電速度に応じて、ロードスイッチ4のターンオンの速度、すなわち出力電圧VOUTの上昇の傾きが設定される。
判定回路240は、LSDRVピンの駆動電圧VDRVにもとづいて、バイパススイッチ230のオン、オフを制御する。具体的には、LSDRVピンの電圧VDRVが、抵抗R21,R22により分圧され、判定回路240において設定電圧VSETと比較される。判定回路240は、駆動電圧VDRVが所定電圧レベル(たとえば4.95V)より低い状態では、バイパススイッチ230をオフし、所定電圧レベルを超えると、バイパススイッチ230をオンする。
バイパススイッチ230がオンのとき、チャージポンプ回路100の出力端子CPOUTからは、ロードスイッチ4のゲート容量Cが見えるため、チャージポンプ回路100の負荷容量CLOADが大きくなる。バイパススイッチ230がオフとなると、チャージポンプ回路100の出力端子CPOUTからは、ロードスイッチ4のゲート容量Cが見えなくなるため、チャージポンプ回路100の負荷容量CLOADは小さくなる。つまり、チャージポンプ回路100の負荷容量CLOADはバイパススイッチ230のオン、オフと連動して変化する。そこでチャージポンプ回路100の動作モードは、判定回路240によって、バイパススイッチ230と連動して制御される。
判定回路240が生成するモード制御信号MODEは、セレクタSEL1,SEL2に供給される。またモード制御信号MODEは、オシレータ114にも供給されている。オシレータ114の発振周波数は、モード制御信号MODEに応じて変化する。具体的には、第1モードでは発振周波数が高くなり(第1周波数fという)、第2モードでは発振周波数が低くなる(第2周波数fという)。第1周波数fは、起動回路210がロードスイッチ4のゲート容量Cに供給する電流量に応じて定めればよい。第2周波数fは、ロードスイッチ4のゲート容量Cの充電が完了した後に、駆動電圧VDRVを一定レベルに保てるように定めればよい。たとえば第1周波数fは数MHz、第2周波数fは数百kHzのオーダーである。
モード制御信号MODEは、ヒステリシスコンパレータ116にも供給されている。ヒステリシスコンパレータ116のしきい値電圧VTH’は、モード制御信号MODEに応じて異なる値をとってもよい。具体的には、第1モードにおけるしきい値電圧VTH1’は、第2モードにおけるしきい値電圧VTH2’より低く定めるとよい。第1モードでは、スイッチング周波数fが高いため、ヒステリシスコンパレータ116の応答遅れの間のスイッチング回数が多くなり、したがって、オーバーシュート量が大きくなる。そこで、このオーバーシュート量を見越して、しきい値電圧VTH1’を低くしておくことにより、第1モードと第2モードとで、チャージポンプ回路100の出力電圧VCPのピーク電圧を揃えることが可能となる。たとえば、第1モードのしきい値電圧VTH1’は5.15V、第2モードのしきい値電圧VTH2’は5.45Vに設定される。
図7は、起動回路210の構成例を示す回路図である。起動回路210は、定電流回路であり、定電流源212およびカレントミラー回路214を含む。カレントミラー回路214は、定電流源212が発生する基準電流Icを定数倍して起動電流ISTARTを生成し、LSDRVピンに供給する。
以上が半導体装置200の構成である。続いてその動作を説明する。図8は、図6の半導体装置200の動作波形図(シミュレーション結果)である。VSYS=3.3V、VIN=1.8V、C=1μFとしている。時刻tにロードスイッチ4のターンオンが指示されると、チャージポンプ回路100の動作が開始する。起動直後は第1モードであり、第1周波数fで動作する。起動直後は、バイパススイッチ230はオフであり、起動回路210がアクティブとなり、ロードスイッチ4のゲート容量Cが起動電流ISTARTによって充電され、駆動電圧VDRVが一定の傾きで上昇していく。駆動電圧VDRVが上昇すると、ロードスイッチ4がターンオンし、VOUT=VINとなる。
時刻tに、駆動電圧VDRVが設定電圧(4.95V)に達すると、バイパススイッチ230がオンとなり、チャージポンプ回路100が第2モードにセットされる。バイパススイッチ230がオンの状態では、VDRV=VCPとなる。
時刻t以降、チャージポンプ回路100は第2周波数fで動作するため、消費電力を大幅に削減できる。また、第1モードでは、チャージポンプ回路100の動作期間の割合(停止信号STOPのデューティ比)が大きいのに対して、第2モードでは、停止信号STOPのデューティ比が小さくなり、停止期間が長くなるため、回路の消費電力をさらに削減できる。
また、第1モードと第2モードとで、ヒステリシスコンパレータ116のしきい値電圧を異なる電圧としている。そのため、チャージポンプ回路100の出力電圧VPのリップルのピークを揃えることが可能となる。
図9は、実施の形態に係る電源管理回路(PMIC:Power Manage Integrated Circuit)300のブロック図である。PMIC300は、上述の半導体装置200に加えて、コンバータコントローラ310や図示しないLDO(Low Drop Output)、ステートマシン320を備える。コンバータコントローラ310は、外付けのインダクタL1やキャパシタC1とともにDC/DCコンバータを構成する。ロードスイッチ4には、DC/DCコンバータの出力電圧が供給されている。ステートマシン320は、はじめにコンバータコントローラ310に起動指示DCDC_ENを与え、DC/DCコンバータの出力電圧が目標電圧に達すると、チャージポンプ回路100に対する起動指示LS_ENをアサートし、ロードスイッチ4をターンオンさせる。
以上、本発明について、実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。以下、こうした変形例について説明する。
(変形例1)
図10は、変形例に係る起動回路210Aの回路図である。起動回路210Aは、突入電流防止用の抵抗216を含む。この場合、バイパススイッチ230がオフの状態で、LSDRVピンの電圧VDRVは、CR時定数に応じて上昇する。
(変形例2)
図6の半導体装置200において、LSDRVピンに接続される負荷は、ロードスイッチには限定されない。図11は、変形例2に係る半導体装置200の周辺回路を示す図である。半導体装置200のLSDRVピンには、平滑化キャパシタ10と、システム負荷20が接続される。システム負荷20は、スリープ状態では軽負荷となり、動作中は重負荷となる。
このようなシステムでは、バイパススイッチ230のオン、オフによって、チャージポンプ回路100の出力からみた負荷容量CLOADが動的に変化する。またシステム負荷20の動作状態に応じて、チャージポンプ回路100の負荷電流ILOADが動的に変化する。このようなアプリケーションでは、バイパススイッチ230の状態と、システム負荷20の組み合わせに応じて、チャージポンプ回路100の動作モードを変化させるとよい。
(変形例3)
図6の半導体装置200において、チャージポンプ回路100の動作モードを、バイパススイッチ230のオン、オフと連動させたがその限りでない。たとえば起動開始からの経過時間にもとづいて、チャージポンプ回路100の動作モードを切り替えるようにしてもよいし、上位のコントローラからの指令にもとづいて、動作モードを切り替えるようにしてもよい。
実施の形態にもとづき、具体的な用語を用いて本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示しているにすぎず、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を逸脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が認められる。
2 負荷
4 ロードスイッチ
6 システム負荷
8,10 平滑化キャパシタ
20 システム負荷
100 チャージポンプ回路
フライングキャパシタ
AUX 補助キャパシタ
OUT 出力キャパシタ
M1,M2,M3,M4 スイッチ
110 チャージポンプコア
112 コントローラ
114 オシレータ
116 ヒステリシスコンパレータ
R11,R12 抵抗
200 半導体装置
210 起動回路
230 バイパススイッチ
240 判定回路
300 PMIC
310 コンバータコントローラ

Claims (18)

  1. 可変負荷が接続される出力端子と、
    フライングキャパシタと、
    第1モードにおいて前記出力端子と接地の間に接続され、第2モードにおいて前記フライングキャパシタと並列に接続される補助キャパシタと、
    を備えることを特徴とするチャージポンプ回路。
  2. 前記可変負荷は、可変の容量性負荷であり、
    前記第1モードと前記第2モードは、前記可変負荷の容量に応じて選択されることを特徴とする請求項1に記載のチャージポンプ回路。
  3. 前記第1モードと前記第2モードは、前記可変負荷に流れる電流に応じて選択されることを特徴とする請求項1または2に記載のチャージポンプ回路。
  4. 前記出力端子と前記接地の間に固定的に接続される出力キャパシタをさらに備えることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のチャージポンプ回路。
  5. 前記補助キャパシタの容量値は、前記出力キャパシタの容量値より大きいことを特徴とする請求項4に記載のチャージポンプ回路。
  6. 前記チャージポンプ回路は、前記出力端子の電圧をしきい値電圧と比較するヒステリシスコンパレータを含み、前記ヒステリシスコンパレータの出力に応じて間欠動作することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のチャージポンプ回路。
  7. 前記しきい値電圧は、前記第1モードと前記第2モードとで異なることを特徴とする請求項6に記載のチャージポンプ回路。
  8. 前記チャージポンプ回路のクロック周波数は、前記第1モードと前記第2モードとで異なることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のチャージポンプ回路。
  9. 入力電圧を昇圧するチャージポンプ回路と、
    外付けの負荷が接続される出力ピンと、
    前記チャージポンプ回路の出力端子と前記出力ピンの間に設けられる起動回路と、
    前記起動回路と並列に設けられるバイパススイッチと、
    前記出力ピンの電圧を所定の設定電圧と比較し、前記出力ピンの電圧の方が低いときに、前記バイパススイッチをオフし、前記出力ピンの電圧の方が高いときに、前記バイパススイッチをオフする判定回路と、
    を備え、
    前記チャージポンプ回路は、
    フライングキャパシタと、
    第1モードにおいて前記出力端子と接地の間に接続され、第2モードにおいて前記フライングキャパシタと並列に接続される補助キャパシタと、
    前記チャージポンプ回路の出力電圧をその目標レベルに応じたしきい値電圧と比較するヒステリシスコンパレータと、
    前記ヒステリシスコンパレータの出力に応じて、動作、停止が制御されるオシレータと、
    を備えることを特徴とする半導体装置。
  10. 前記チャージポンプ回路は、前記出力端子と前記接地の間に固定的に接続される出力キャパシタをさらに備えることを特徴とする請求項9に記載の半導体装置。
  11. 前記第1モードおよび前記第2モードは、前記バイパススイッチのオン、オフと連動して切り替えられることを特徴とする請求項9または10に記載の半導体装置。
  12. 前記第1モードにおける前記チャージポンプ回路のクロック周波数は、前記第2モードのクロック周波数よりも高いことを特徴とする請求項9から11のいずれかに記載の半導体装置。
  13. 前記しきい値電圧は、前記バイパススイッチのオン、オフと連動して変化することを特徴とする請求項9から12のいずれかに記載の半導体装置。
  14. 前記起動回路は、前記負荷に定電流を供給する定電流回路を含むことを特徴とする請求項9から13のいずれかに記載の半導体装置。
  15. 前記起動回路は、抵抗素子を含むことを特徴とする請求項9から13のいずれかに記載の半導体装置。
  16. 前記負荷はMOSトランジスタであるロードスイッチであり、前記出力ピンには前記MOSトランジスタのゲートが接続されることを特徴とする請求項9から15のいずれかに記載の半導体装置。
  17. 前記チャージポンプ回路は、前記ロードスイッチがオンすべき期間においてアクティブとなることを特徴とする請求項16に記載の半導体装置。
  18. 前記半導体装置は電源管理回路であり、
    前記ロードスイッチの一端に電圧を供給するDC/DCコンバータをさらに備えることを特徴とする請求項16または17に記載の半導体装置。
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