JP2021089861A - 蓄電装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】蓋体の変形を抑制できる蓄電装置を提供すること。【解決手段】二次電池10は、電極体12を収容するケース11を備える。ケース11は、電極体12を収容するケース本体13と、ケース本体13の開口を閉塞する長四角板状の蓋体14と、を有する。蓋体14は、周壁13bの先端13cに接合されるとともに蓋体14の開口を閉塞するベース材30と、ベース材30の短手方向Zにおける中央よりも一縁部寄りに接合された第1補強材31aと他縁部寄りに接合された第2補強材31bと、を有する。第1補強材31a及び第2補強材31bは、ベース材30の長手方向の全長において設けられ、かつベース材30の材料よりもヤング率及び耐力の高い材料からなる。【選択図】図3
Description
本発明は、蓄電装置に関する。
従来から、EV(Electric Vehicle)やPHV(Plug in Hybrid Vehicle)などの車両には、電動機などへの供給電力を蓄える蓄電装置としてのリチウムイオン二次電池などの二次電池が搭載されている。例えば、特許文献1に記載の二次電池は、正極電極と負極電極とがセパレータを介在させた状態で積層されることにより構成される電極体と、電極体を収容するケースと、電極体と電気的に接続されるとともに各極性を有する端子構造と、を備える。ケースは、電極体を収容するケース本体と、ケース本体の開口を閉塞する長四角板状の蓋体と、を有する。
ところが、長四角板状の蓋体においては、ケースの内圧が上昇したときに蓋体が長手方向に撓むように変形する虞があるという問題がある。
本発明の目的は、蓋体の変形を抑制できる蓄電装置を提供することにある。
本発明の目的は、蓋体の変形を抑制できる蓄電装置を提供することにある。
上記問題点を解決するための蓄電装置は、電極体を収容するケースを備え、前記ケースは、前記電極体を収容する筒状のケース本体と、前記ケース本体の開口を閉塞する長四角板状の蓋体と、を有し、前記ケース本体は、板状の底壁と、前記底壁の縁から延びる周壁と、を有する蓄電装置であって、前記蓋体は、前記周壁の先端に接合されるとともに前記ケース本体の開口を閉塞するベース材と、前記ベース材の短手方向における前記ベース材の中央よりも両縁部寄りに接合された補強材と、を有し、前記補強材は、前記ベース材の長手方向の全長において設けられ、かつ前記ベース材の材料よりもヤング率及び耐力の少なくとも一方が高い材料からなる。
これによれば、補強材により、蓋体の短手方向両縁部寄りの剛性を蓋体の長手方向の全長に亘って向上させることができ、ケースの内圧上昇時に蓋体が長手方向に撓むことを抑制できる。
上記蓄電装置において、前記補強材の短手方向の両端部のうち前記蓋体の中央寄りの第1端面は、前記ベース材の短手方向において前記周壁の内面よりも内側に位置するとともに、前記ベース材の短手方向における端部であって前記第1端面とは反対側の第2端面は、前記ベース材の短手方向において前記周壁の内面よりも外側に位置するとよい。
これによれば、例えば、補強材の第1端面が周壁の内面よりも内側に位置する場合と比べると、蓋体におけるケースの内圧を受ける部分の剛性を向上させることができ、蓋体の長手方向への剛性を効果的に向上させることができる。その結果、蓋体の変形をさらに抑制し易くできる。
上記蓄電装置において、前記ベース材は、長四角板状の天板と、前記蓋体の板厚方向に沿って前記天板の前記ケース本体とは反対側に突出する突出部と、を有し、前記補強材は、前記突出部の前記ケース本体とは反対側に位置する面、及び前記ベース材の短手方向の両端に位置する前記天板の側面と面一になるように露出しており、前記蓋体と前記ケース本体とは溶接部によって接合され、前記溶接部は、前記天板と前記周壁の先端とが溶接されて形成されているとよい。
これによれば、蓋体の板厚方向の寸法、及び補強材の寸法が同じ前提において、蓋体の板厚方向の両端がベース材で構成され、かつ補強材がベース材によって板厚方向に挟まれている場合を比較例とする。比較例と比べると、板厚方向のベース材の寸法を大きくでき、ベース材によって構成される天板の板厚方向の寸法を確保できる。その結果、溶接部を形成する天板においてケース本体との溶接代を確保できる。
この発明によれば、蓋体の変形を抑制できる。
以下、蓄電装置を二次電池に具体化した一実施例を図1〜図3にしたがって説明する。
図1に示すように、蓄電装置としての二次電池10は、ケース11と、ケース11に収容される電極体12とを有する。ケース11は、電極体12を収容するケース本体13と、ケース本体13の開口を閉塞する蓋体14と、を有する。ケース本体13及び蓋体14は、例えば、ステンレスやアルミニウムのような金属製である。また、ケース本体13は、長四角板状の底壁13aと、底壁13aの縁から延びる四角筒状の周壁13bとを有する。ケース本体13は、周壁13bにより底壁13aとは反対側に開口している。なお、本実施形態の二次電池10は、リチウムイオン二次電池である。また、本実施形態の二次電池10は、その外観が角型をなす角型電池である。
図1に示すように、蓄電装置としての二次電池10は、ケース11と、ケース11に収容される電極体12とを有する。ケース11は、電極体12を収容するケース本体13と、ケース本体13の開口を閉塞する蓋体14と、を有する。ケース本体13及び蓋体14は、例えば、ステンレスやアルミニウムのような金属製である。また、ケース本体13は、長四角板状の底壁13aと、底壁13aの縁から延びる四角筒状の周壁13bとを有する。ケース本体13は、周壁13bにより底壁13aとは反対側に開口している。なお、本実施形態の二次電池10は、リチウムイオン二次電池である。また、本実施形態の二次電池10は、その外観が角型をなす角型電池である。
図2に示すように、電極体12は、複数の正極電極21と、複数の負極電極22と、複数のセパレータ23と、を有する。電極体12は、正極電極21と負極電極22とがセパレータ23を介在させた状態で積層されることにより直方体状をなしている。
正極電極21は、矩形シート状の正極金属箔24と、正極金属箔24の両面に存在する正極活物質層25と、を有する。正極金属箔24は、例えばアルミニウム箔である。正極電極21は、一対の長辺に沿う縁部のうち一方の縁部の一部から突出した矩形状の正極タブ26を有する。正極タブ26は、正極活物質層25が存在せず、正極金属箔24そのもので構成されている。
負極電極22は、矩形シート状の負極金属箔27と、負極金属箔27の両面に存在する負極活物質層28とを有する。負極金属箔27は、例えば銅箔である。負極電極22は、一対の長辺に沿う縁部のうち一方の縁部の一部から突出した矩形状の負極タブ29を有する。負極タブ29は、負極活物質層28が存在せず、負極金属箔27そのもので構成されている。
セパレータ23は、矩形シート状の絶縁性材料製である。セパレータ23は、正極電極21と負極電極22とを絶縁している。
図1又は図3に示すように、電極体12は、正極タブ26が寄せ集められた正極のタブ群15と、負極タブ29が寄せ集められた負極のタブ群15と、を有する。
図1又は図3に示すように、電極体12は、正極タブ26が寄せ集められた正極のタブ群15と、負極タブ29が寄せ集められた負極のタブ群15と、を有する。
二次電池10は、電極体12から電気を取り出すための各極性の端子部16を有する。各端子部16は、矩形状の導電部材16aと、導電部材16aから突出する電極端子16bと、を有する。正極の端子部16の導電部材16aは、正極のタブ群15に接合され、負極の端子部16の導電部材16aは、負極のタブ群15に接合される。各電極端子16bは、蓋体14を貫通してケース11外に突出するとともに、蓋体14に固定されている。各電極端子16bの先端部には、二次電池10同士を電気的に接続する図示しない外部装置が固定可能である。二次電池10は、蓋体14と各端子部16の電極端子16bとを絶縁するための絶縁リング17を有する。
二次電池10は、電極体12を覆う絶縁シート18を有する。絶縁シート18は、電極体12と、ケース本体13と、を絶縁する。
次に、蓋体14について詳細に説明する。蓋体14は、ケース本体13の内側に臨む面に内面140を有するとともに、内面140と平行であり、かつケース11の外側に臨む面に外面141を有する。蓋体14の板厚方向に沿って外面141を見た平面視において、蓋体14の外面141は長方形状である。
次に、蓋体14について詳細に説明する。蓋体14は、ケース本体13の内側に臨む面に内面140を有するとともに、内面140と平行であり、かつケース11の外側に臨む面に外面141を有する。蓋体14の板厚方向に沿って外面141を見た平面視において、蓋体14の外面141は長方形状である。
蓋体14は、ケース本体13の周壁13bの先端13cに接合されるベース材30と、ベース材30に接合された一対の補強材31と、を有する。ベース材30を外面141から見た平面視において、ベース材30の長辺が延びる方向を蓋体14の長手方向Xとし、短辺が延びる方向を蓋体14の短手方向Zとする。以下の説明において、ベース材30の短手方向も「短手方向Z」と記載し、ベース材30の長手方向も「長手方向X」と記載する。また、ベース材30の板厚方向は蓋体14の板厚方向Yと一致する。
ベース材30は、ケース本体13の周壁13bの先端13cに接合されるとともにケース本体13の開口を閉塞する。ベース材30は、長四角板状の天板30aと、蓋体14の板厚方向Yに沿って天板30aのケース本体13とは反対側に突出する突出部30bと、を有する。天板30aの長手方向はベース材30の長手方向と一致し、天板30aの短手方向はベース材30の短手方向と一致する。ベース材30は、蓋体14の板厚方向Yに沿った両面のうち、補強材31と対向する面に端面300aを有する。なお、蓋体14の板厚方向Yに沿ったベース材30の両面のうち、端面300aと平行な面は、蓋体14の内面140を構成している。また、ベース材30は、蓋体14の内面140を構成する面に直交する天板30aの側面に側端面302aを有する。突出部30bは、天板30aの両方の端面300aよりも突出する。ベース材30は、例えばアルミニウム合金の1000番である。
一対の補強材31のうちの一方は、ベース材30の短手方向の一端寄りの第1補強材31aであり、一対の補強材31のうちの他方は、ベース材30の短手方向の他端寄りの第2補強材31bである。ベース材30の端面300aから第1補強材31a及び第2補強材31bが突出する方向は蓋体14の板厚方向Yに一致する。第1補強材31aの板厚方向Yにおける両面のうち、蓋体14の外面141に位置する面を外端面312aとする。また、突出部30bの板厚方向Yにおける両面のうち、蓋体14の外面141に位置する面であり、突出部30bのケース本体13とは反対側に位置する面を突出面303bとする。第1補強材31aの外端面312aは、突出部30bの突出面303bと面一である。第2補強材31bの板厚方向Yにおける両面のうち、蓋体14の外面141に位置する面を外端面312bとする。第2補強材31bの外端面312aは、突出部30bの突出面303bと面一である。突出部30bの突出面303bは、蓋体14の外面141に露出している。
第1補強材31aは、ベース材30の短手方向Zの中央寄りに第1端面311aを有し、短手方向Zの外寄りに第2端面314aを有する。ベース材30の短手方向Zにおいて、第2端面314aは第1補強材31aを挟んだ第1端面311aの反対側に位置する。
そして、第1補強材31aの第2端面314aは、天板30aの側端面302aと面一である。また、第1補強材31aの第2端面314aは、蓋体14の外側に露出している。
第1補強材31aは、ベース材30の材料よりもヤング率及び耐力が高い材料からなる。本実施形態では、第1補強材31aは、ベース材30の材料であるアルミニウム合金の1000番よりもヤング率及び耐力が高い材料であるステンレスからなる。
第1補強材31aは、ベース材30の長手方向Xの全長に設けられている。
第1補強材31aは、ベース材30の短手方向Zにおける中央よりも縁部寄りに接合されている。第1補強材31aの第1端面311aと、突出部30bの側端面301bと、が接合されている。また、第1補強材31aの端面310aと、天板30aの端面300aと、が接合されている。
第1補強材31aは、ベース材30の短手方向Zにおける中央よりも縁部寄りに接合されている。第1補強材31aの第1端面311aと、突出部30bの側端面301bと、が接合されている。また、第1補強材31aの端面310aと、天板30aの端面300aと、が接合されている。
第2補強材31bは、ベース材30の短手方向Zの中央寄りに第1端面311bを有し、短手方向Zの外寄りに第2端面314bを有する。ベース材30の短手方向Zにおいて、第2端面314bは第2補強材31bを挟んだ第1端面311bの反対側に位置する。
そして、第2補強材31bの第2端面314bは、天板30aの側端面302aと面一である。また、第2補強材31bの第2端面314bは、蓋体14の外側に露出している。
第2補強材31bは、ベース材30の材料よりもヤング率及び耐力が高い材料からなる。本実施形態では、第2補強材31bは、ベース材30の材料であるアルミニウム合金の1000番よりもヤング率及び耐力が高い材料であるステンレスからなる。
第2補強材31bは、ベース材30の長手方向Xの全長に設けられている。
第2補強材31bは、ベース材30の短手方向Zにおける中央よりも縁部寄りに接合されている。第2補強材31bの第1端面311bと、突出部30bの側端面302bと、が接合されている。また、第2補強材31bの端面310bと、天板30aの端面300aと、が接合されている。
第2補強材31bは、ベース材30の短手方向Zにおける中央よりも縁部寄りに接合されている。第2補強材31bの第1端面311bと、突出部30bの側端面302bと、が接合されている。また、第2補強材31bの端面310bと、天板30aの端面300aと、が接合されている。
第1補強材31aの第1端面311aは、短手方向Zにおいて周壁13bの内面130よりも内側に位置している。第1補強材31aの第2端面314aは、短手方向Zにおいて周壁13bの内面130よりも外側に位置している。
第2補強材31bの第1端面311bは、短手方向Zにおいて周壁13bの内面130よりも内側に位置している。第2補強材31bの第2端面314bは、短手方向Zにおいて周壁13bの内面130よりも外側に位置している。
二次電池10は、蓋体14の天板30aと、周壁13bの先端13cとが溶接された溶接部40を有する。
次に二次電池10の作用について説明する。
次に二次電池10の作用について説明する。
二次電池10の使用時、ケース11の内圧の上昇に伴い、蓋体14の天板30a及びケース本体13の周壁13bに大きな圧力が作用する。このとき、蓋体14の長手方向Xの全長に亘って第1補強材31a及び第2補強材31bが設けられているため、蓋体14の長手方向Xへの剛性が全体に亘って向上している。これにより、ケース11の内圧上昇時に蓋体14に大きな圧力が作用しても蓋体14が長手方向に沿って外側に向けて変形し難くなる。
上記実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)第1補強材31a及び第2補強材31bにより、ケース11の内圧上昇時に、蓋体14が長手方向に撓み変形することを抑制できる。
(1)第1補強材31a及び第2補強材31bにより、ケース11の内圧上昇時に、蓋体14が長手方向に撓み変形することを抑制できる。
(2)第1補強材31aの第1端面311aは、周壁13bの内面130よりも内側に位置する。さらに、第1補強材31aの第2端面314aは、周壁13bの内面130よりも外側に位置する。同様に、第2補強材31bの第1端面311bは、周壁13bの内面130よりも内側に位置する。さらに、第2補強材31bの第2端面314bは、周壁13bの内面130よりも外側に位置する。これによれば第1補強材31a及び第2補強材31bにおいて、第1端面311a,311bがベース材30の短手方向Zにおいて周壁13bの内面130よりも内側に位置する場合に比べて、蓋体14のうちケース11の内圧を受ける部分の剛性を効果的に向上させることができる。
(3)第1補強材31aの外端面312aは、突出部30bの突出面303bと面一になるように露出している。
同様に、第2補強材31bの外端面312bは、突出部30bの突出面303bと面一になるように露出している。
同様に、第2補強材31bの外端面312bは、突出部30bの突出面303bと面一になるように露出している。
蓋体14の板厚方向Yの寸法、及び補強材31の寸法が同じ前提において、蓋体14の板厚方向Yの両端がベース材30で構成され、かつ補強材31がベース材30によって板厚方向Yに挟まれている場合を比較例とする。比較例と比べると、板厚方向Yのベース材30の寸法を大きくでき、蓋体14とケース本体13との溶接代を確保できる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更して実施することができる。上記実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
○ 図4に示すように、蓋体14は、短手方向Zにおける中央に位置する突出部30bだけでなく、短手方向Zにおける両端部に第1突出部30c及び第2突出部30dを有する構成であってもよい。この場合、第1補強材31aは、ベース材30の短手方向Zにおける突出部30bと第1突出部30cとの間に設けられ、第2補強材31bは、ベース材30の短手方向Zにおける突出部30bと第2突出部30dとの間に設けられる。
要は、補強材31は、ベース材30の短手方向Zにおけるベース材30の中央よりも縁部寄りに接合されていれば、第2端面314a、及び第2端面314bが露出していなくてもよい。
○ 図5に示すように、補強材31は、蓋体14の外面141に露出しておらず、突出部30bの突出面303bと面一でなくてもよい。
例えば、蓋体14は、板厚方向Yにおける突出部30bの先端からベース材30の短手方向Zに突出するフランジ32を有する。板厚方向Yのフランジ32と天板30aとの間に補強材31が設けられている。
例えば、蓋体14は、板厚方向Yにおける突出部30bの先端からベース材30の短手方向Zに突出するフランジ32を有する。板厚方向Yのフランジ32と天板30aとの間に補強材31が設けられている。
○ 実施形態において、電極体12は、正極電極21と負極電極22とがセパレータ23を介在させた状態で積層される積層型の電極体であったが、例えば、長尺シート状の正極電極と長尺シート状の負極電極とが長尺シート状のセパレータ23を介在させた状態で巻回される巻回型の電極体であってもよい。
○ 二次電池10は、リチウムイオン二次電池に限らず、他の二次電池であってもよい。要は、正極活物質層25と負極活物質層28との間をイオンが移動するとともに電荷の授受を行うものであればよい。
○ ベース材30の材料は、アルミニウム合金の1000番に限らず、補強材31の材料よりもヤング率及び耐力の少なくとも一方が低い材料であればよい。
○ 補強材31の材料は、ステンレスに限らず、例えば、鉄合金又は銅合金若しくはニッケル合金のようなベース材30の材料よりもヤング率及び耐力の少なくとも一方が高い材料であればよい。
○ 補強材31の材料は、ステンレスに限らず、例えば、鉄合金又は銅合金若しくはニッケル合金のようなベース材30の材料よりもヤング率及び耐力の少なくとも一方が高い材料であればよい。
○ ベース材30と補強材31との組み合わせは、異種材料に限らない。例えば、ベース材30にアルミニウム合金の1000番を使用し、補強材31にアルミニウム合金の3000番を使用したような構成であってもよい。アルミニウム合金の3000番は、1000番よりも耐力が大きい。
○ 蓄電装置は、キャパシタなどの二次電池10以外の蓄電装置にも適用できる。
10…蓄電装置としての二次電池、11…ケース、12…電極体、13…ケース本体、13a…底壁、13b…周壁、13c…先端、14…蓋体、30…ベース材、30a…天板、30b…突出部、31…補強材、31a…補強材としての第1補強材、31b…補強材としての第2補強材、40…溶接部、130…内面、302a…天板の側面、303b…突出面、311a…第1端面、311b…第1端面、314a…第2端面、314b…第2端面、X…長手方向、Y…板厚方向、Z…短手方向。
Claims (3)
- 電極体を収容するケースを備え、
前記ケースは、前記電極体を収容する筒状のケース本体と、
前記ケース本体の開口を閉塞する長四角板状の蓋体と、を有し、
前記ケース本体は、板状の底壁と、
前記底壁の縁から延びる周壁と、を有する蓄電装置であって、
前記蓋体は、前記周壁の先端に接合されるとともに前記ケース本体の開口を閉塞するベース材と、
前記ベース材の短手方向における前記ベース材の中央よりも両縁部寄りに接合された補強材と、を有し、
前記補強材は、前記ベース材の長手方向の全長において設けられ、かつ前記ベース材の材料よりもヤング率及び耐力の少なくとも一方が高い材料からなることを特徴とする蓄電装置。 - 前記補強材の短手方向の両端面のうち前記蓋体の中央寄りの第1端面は、前記ベース材の短手方向において前記周壁の内面よりも内側に位置するとともに、前記ベース材の短手方向における端面であって前記第1端面とは反対側の第2端面は、前記ベース材の短手方向において前記周壁の内面よりも外側に位置することを特徴とする請求項1に記載の蓄電装置。
- 前記ベース材は、長四角板状の天板と、
前記蓋体の板厚方向に沿って前記天板の前記ケース本体とは反対側に突出する突出部と、を有し、
前記補強材は、前記突出部の前記ケース本体とは反対側に位置する面、及び前記ベース材の短手方向の両端に位置する前記天板の側面と面一になるように露出しており、
前記蓋体と前記ケース本体とは溶接部によって接合され、前記溶接部は、前記天板と前記周壁の先端とが溶接されて形成されていることを特徴とする請求項2に記載の蓄電装置。
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WO2023065188A1 (zh) * | 2021-10-20 | 2023-04-27 | 宁德时代新能源科技股份有限公司 | 电池单体、电池、用电设备、电池单体的制造方法和设备 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2023065188A1 (zh) * | 2021-10-20 | 2023-04-27 | 宁德时代新能源科技股份有限公司 | 电池单体、电池、用电设备、电池单体的制造方法和设备 |
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