JP2021089085A - 給湯器 - Google Patents

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Ryo Takeuchi
諒 竹内
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【課題】逆燃焼式であっても耐久性の低下を防止すると共に、騒音の発生も抑制してユーザの使い勝手を損なわないようにする。【解決手段】コントローラは、バーナの燃焼停止直後に、ファンを所定の回転数(ここでは4000rpm)で且つ所定の運転時間(ここでは20秒)で回転させる第1ポストパージを実行し(S7)と、第1ポストパージの実行後には、ファンを、第1ポストパージの回転数よりも低い回転数(ここでは1000rpm)で、且つ第1ポストパージの運転時間よりも短い運転時間(ここでは5分)で回転させる第2ポストパージを実行する(S9)。【選択図】図2

Description

本発明は、下向きに燃焼するバーナと、バーナの下方に配置される熱交換器とを有する逆燃焼式の給湯器に関する。
給湯器には、特許文献1に開示されるように、ファンによって燃焼用空気が供給され、下向きに燃焼するバーナと、バーナの下方に配置される熱交換器とを含む逆燃焼式のものが知られている。熱交換器を通過したバーナの燃焼排気は、バーナ及び熱交換器を収容する燃焼室の下部に流れた後、燃焼室に隣接されて下端同士が接続される排気ダクト内を上昇して外部に排出される。
特開2018−109485号公報
バーナの燃焼が停止した後は、コントローラの制御により、器具内に残留した燃焼排気を排出するためにファンが所定時間回転するポストパージが行われる。しかし、熱交換器には熱が残っているため、ファンが停止した後、熱交換器から腐食成分を含んだ蒸気が発生し、この蒸気がバーナ側へ逆流してバーナやその周囲を腐食させ、耐久性を低下させるおそれがある。
よって、熱交換器の温度が低下するまでファンの回転を継続することが考えられるが、器具の使用後に長時間ファンが回転することになるため、騒音となってユーザに不快感を与えてしまう。
そこで、本発明は、逆燃焼式であっても耐久性の低下を防止できると共に、騒音の発生も抑制してユーザの使い勝手を損なうことがない給湯器を提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、下向きに燃焼するバーナと、バーナに燃焼用空気を供給するファンと、バーナの下方に配置されてバーナの燃焼排気が下向きに通過する熱交換器と、熱交換器を通過した燃焼排気を排出する排気ダクトと、バーナの燃焼を制御すると共に、バーナの燃焼停止後は、ファンを運転させるポストパージ制御を行うコントローラと、を備えた給湯器であって、
コントローラは、ポストパージ制御において、バーナの燃焼停止直後にファンを所定の回転数で且つ所定の運転時間で回転させる第1ポストパージと、
第1ポストパージの実行後にファンを、第1ポストパージの回転数よりも低い回転数で、且つ第1ポストパージの運転時間よりも短い運転時間で回転させる第2ポストパージとを実行することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、上記構成において、コントローラは、第2ポストパージを複数回行うことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、第1ポストパージにより残留した燃焼排気が主に排出された後、第2ポストパージにより発生した蒸気が主に排出される。よって、バーナの燃焼停止後に熱交換器で発生した蒸気がバーナ側へ逆流することがない上、低い回転数でファンが回転することで、長時間回転してもユーザに不快感を与えにくくなる。よって、逆燃焼式であっても耐久性の低下を防止できると共に、騒音の発生も抑制してユーザの使い勝手を損なうことがなくなる。
請求項2に記載の発明によれば、上記効果に加えて、第2ポストパージを複数回行うことで、蒸気の排出をより確実に行うことができる。
給湯器の概略図である。 出湯温制御及びポストパージ制御のフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、給湯器の一例を示す概略図である。この給湯器1は、燃焼室2の上側にバーナ3が、燃焼面を下向きにして配置され、バーナ3の下側に、燃焼排気の主に顕熱を回収する一次熱交換器4と、主に潜熱を回収する二次熱交換器5とを配置した逆燃焼式となっている。
バーナ3へのガス供給管6の上流側には、予混合器7が設けられている。予混合器7は、下流側にファン8を、上流側に2つのベンチュリー9A,9Bを備える。ベンチュリー9Bは、フラップバルブ10によって開閉される。ベンチュリー9A,9Bの上流側には空気の吸込口11A,11Bがそれぞれ設けられている。
ベンチュリー9A,9Bにおける吸込口11A,11Bの下流側には、ガス供給管6から分岐する分岐管12A,12Bがそれぞれ接続されている。分岐管12Bには、流路を開閉する電磁弁13が設けられている。ガス供給管6における分岐管12A,12Bの上流側には、均圧弁14が設けられている。
二次熱交換器5の入側端部には、給水管15が接続され、二次熱交換器5の出側端部は、一次熱交換器4の入側端部と接続されている。一次熱交換器4の出側端部には、出湯管16が接続されている。燃焼室2の外部で給水管15と出湯管16との間には、バイパス管17が接続されている。
給水管15には、水量センサ18と、入水温センサ19と、水量調整弁20とが設けられている。出湯管16には、一次熱交換器4からの出口付近の温度を検出する出口温センサ21と、バイパス管17との接続部より下流の温度を検出する出湯温センサ22とが設けられている。バイパス管17には、バイパス流量を調整するバイパス弁23が設けられている。
燃焼室2には、中和器25を備えたドレン排出管24が接続されている。また、燃焼室2には、排気ダクト26が接続されて、下流端を屋外へ開放させている。さらに、燃焼室2には、バーナ3の点火用のイグナイタ27と炎検出用のフレームロッド28とが設けられている。
以上の如く構成された給湯器1は、リモコン31が接続されたコントローラ30により出湯温制御及びポストパージ制御がなされる。以下、この制御を、図2のフローチャートに基づいて説明する。
まず、S(ステップ)1で、出湯管16に接続された外部の給湯栓が開栓されて、水量センサ18により所定量以上の通水が確認されると、コントローラ30は、均圧弁14の上流側の図示しない元弁を開弁させると共に、S2で、入水温センサ19が検出した入水温度と、リモコン31を用いて設定した設定温度との温度差と、水量センサ18で検出される入水量とに基づいて、必要な燃焼出力(アウトプット)を算出し、このアウトプットに応じてフィードフォワード(FF)制御を行う。すなわち、要求されるアウトプットに応じた回転数でファン8を回転させる。
このFF制御において、要求されるアウトプットが所定の閾値以上である場合は、コントローラ30は、フラップバルブ10を開弁位置に移動させてベンチュリー9Bを開放し、電磁弁13を開弁させる。
すると、予混合器7では、ファン8の回転数に比例した空気が吸込口11A,11Bから吸い込まれる。よって、ベンチュリー9A,9Bで負圧が生じ、同時にガス供給管6に燃料ガスが供給される。燃料ガスは、均圧弁14を通って分岐管12A,12Bに分岐して流れ、ベンチュリー9A,9Bで生じる負圧との差圧に応じた量でベンチュリー9A,9Bに吸い込まれ、ここで燃焼に必要な全ての空気と混合されて混合気が生成される。
一方、要求されるアウトプットが所定の閾値を下回る場合、コントローラ30は、フラップバルブ10を閉弁位置に移動させてベンチュリー9Bを閉塞する。これと同時に、電磁弁13を閉弁させて分岐管12Bを閉塞する。よって、予混合器7では、ベンチュリー9Aのみで燃料ガスと空気との混合気が生成される。
こうして予混合器7で生成された混合気は、ファン8を介してバーナ3に送られ、イグナイタ27によって点火されて燃焼する(S3)。
バーナ3の燃焼排気は、一次熱交換器4を通過することで、伝熱管内を流れる水と熱交換し、顕熱が回収される。その後、二次熱交換器5を通過することで、内部流路を流れる水と熱交換し、潜熱が回収される。その後、燃焼排気は排気ダクト26を通って外部に排出される。
バーナ3の燃焼中、コントローラ30は、S4でフィードバック(FB)制御を行う。すなわち、設定温度と出湯温度との温度差に基づいて、この温度差が小さくなるようにファン8の回転数の調整を行う。
そして、給湯栓が開栓されて、S5で水量センサ18により所定量以上の通水が確認されなくなると、コントローラ30は、S6で、元弁を閉弁させて燃料ガスの供給を停止してバーナ3の燃焼を停止させる。次に、S7で、ファン8を高回転数で短時間回転させる第1ポストパージを開始する。この第1ポストパージは、例えば4000rpmで20秒間行われる。この第1ポストパージにより、主に燃焼室2内に残留している燃焼排気が排気ダクト26から排出される。
S8で、第1ポストパージのタイムアップを確認すると、コントローラ30は、S9で、ファン8を低回転で長時間回転させる第2ポストパージを行う。この第2ポストパージは、例えば1000rpmで5分間行われる。この第2ポストパージにより、主に一次、二次熱交換器4,5の残熱によって発生した蒸気が、バーナ3側へ逆流することなく排気ダクト26から排出される。S10で第2ポストパージのタイムアップを確認すると、制御は終了する。
このように、上記形態の給湯器1によれば、コントローラ30は、ポストパージ制御において、バーナ3の燃焼停止直後にファン8を所定の回転数(ここでは4000rpm)で且つ所定の運転時間(ここでは20秒)で回転させる第1ポストパージと、第1ポストパージの実行後にファン8を、第1ポストパージの回転数よりも低い回転数(ここでは1000rpm)で、且つ第1ポストパージの運転時間よりも短い運転時間(ここでは5分)で回転させる第2ポストパージとを実行する。
この構成により、第1ポストパージにより残留した燃焼排気が主に排出された後、第2ポストパージにより発生した蒸気が主に排出される。よって、バーナ3の燃焼停止後に一次、二次熱交換器4,5で発生した蒸気がバーナ3側へ逆流することがない上、低い回転数でファン8が回転することで、長時間回転してもユーザに不快感を与えにくくなる。よって、逆燃焼式であっても耐久性の低下を防止できると共に、騒音の発生も抑制してユーザの使い勝手を損なうことがなくなる。
なお、第1、第2ポストパージの回転数及び運転時間は、上記形態に限らず、適宜変更可能である。
また、上記形態では、第2ポストパージを1回のみ実行しているが、時間をおいて複数回実行してもよい。第2ポストパージを複数回行えば、蒸気の排出をより確実に行うことができる。この場合、同じ回転数と運転時間で複数回実行してもよいし、段階的に回転数を低く、運転時間を短くするようにしてもよい。
その他、給湯器の構成も、予混合器は2つのベンチュリーでなく1つのベンチュリーのみ備えたものであってもよいし、ベンチュリーがファンの下流側にあるものでも本発明は適用できる。勿論逆燃焼式に限らず、バーナの上側に一次熱交換器と二次熱交換器とが設置された給湯器や、二次熱交換器を備えない給湯器であっても本発明は適用可能である。
1・・給湯器、2・・燃焼室、3・・バーナ、4・・一次熱交換器、5・・二次熱交換器、6・・ガス供給管、7・・予混合器、8・・ファン、9A,9B・・ベンチュリー、11A,11B・・吸込口、12A,12B・・分岐管、15・・給水管、16・・出湯管、17・・バイパス管、18・・水量センサ、19・・入水温センサ、21・・出口温センサ、22・・出湯温センサ、26・・排気ダクト、30・・コントローラ、31・・リモコン。

Claims (2)

  1. 下向きに燃焼するバーナと、
    前記バーナに燃焼用空気を供給するファンと、
    前記バーナの下方に配置されて前記バーナの燃焼排気が下向きに通過する熱交換器と、
    前記熱交換器を通過した燃焼排気を排出する排気ダクトと、
    前記バーナの燃焼を制御すると共に、前記バーナの燃焼停止後は、前記ファンを運転させるポストパージ制御を行うコントローラと、を備えた給湯器であって、
    前記コントローラは、前記ポストパージ制御において、前記バーナの燃焼停止直後に前記ファンを所定の回転数で且つ所定の運転時間で回転させる第1ポストパージと、
    前記第1ポストパージの実行後に前記ファンを、前記第1ポストパージの回転数よりも低い回転数で、且つ前記第1ポストパージの運転時間よりも短い運転時間で回転させる第2ポストパージとを実行することを特徴とする給湯器。
  2. 前記コントローラは、前記第2ポストパージを複数回行うことを特徴とする請求項1に記載の給湯器。
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