JP2021088407A - 飲料テイクアウトシステム - Google Patents

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彩香 入江
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直樹 小崎
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英泰 武藤
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Abstract

【課題】選択された飲料を店舗にて容易に充填でき、かつ、利便性の高い充填容器を顧客にテイクアウトさせることができる飲料テイクアウトシステムを提供すること。【解決手段】複数の飲料を充填可能な飲料充填サーバが備えられた店舗において、ボトル缶とボトル缶に装着され、ボトル缶を封止するキャップ材とを用いて実行される飲料テイクアウトシステムであって、複数の飲料又はこれら飲料の名称が記載されたメニューを顧客に提示する飲料提示ステップと、提示された複数の飲料から顧客に選択された飲料をボトル缶に充填する飲料充填ステップと、飲料が充填されたボトル缶にキャップ材を被せてキャッピング装置によりキャッピングするキャッピングステップと、キャッピングされたボトル缶を顧客にテイクアウトさせるテイクアウトステップと、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、小規模醸造所や店舗にて飲料を缶に充填してテイクアウトさせる飲料テイクアウトシステムに関する。
従来、ビール等の飲料の生産工場において飲料を容器に充填する飲料充填システムとして、特許文献1に記載の飲料充填システムが知られている。特許文献1に記載の飲料充填システムでは、搬送コンベアにより連続的に搬送される缶容器に飲料を充填するシステムである。この飲料充填システムは、スターホイールを有しており、このスターホイールの周囲には、複数の液体充填装置が配置されており、転送スターホイールから受け取った缶容器が給缶地点から排缶地点まで円周上を移動する間に、一連の手順で飲料の充填が行なわれる。飲料充填が完了した缶容器は、缶蓋の取り付け、缶蓋の巻締めを行う次工程に向けて排出される。
この点、特許文献1に記載の飲料充填システムでは、上述したように複数の液体充填装置が設けられ、連続して飲料が充填されるため、例えば、1つのボトル缶にのみ飲料を充填したい場合には対応できない他、大型であるため、そもそも店舗に設置することが難しい。このため、店舗にて飲料を充填してテイクアウトさせる飲料テイクアウトシステムに適用することができない。
このような問題を解決するため、例えば、特許文献2に記載の一箇所で金属容器中に飲料を充填し巻締し配布し販売する方法が知られている。この特許文献2に記載の方法では、顧客から内容物の選択を受け、金属容器を選択された内容物で充填し、金属容器端部閉止具を金属容器に巻締めて充填容器を製造し、顧客に充填容器を配布し、及び顧客に充填容器を販売する。この金属容器端部閉止具は、金属容器端部閉止部の周辺カール部と金属容器のネック部との間に二重巻締めを形成することにより、金属容器に固定される。
特開2005−145480号公報 米国公開特許2015/0113921号
しかしながら、特許文献2に記載の方法では、金属容器端部閉止具の巻締めは、二重巻締めにより形成されることから、金属容器端部閉止具の巻締装置が複雑化するとともに、大型化する可能性がある。また、金属容器端部閉止具により閉塞された充填容器を開封するのは、顧客にとって煩雑である。さらに、充填容器が二重巻締により形成されているので、一度開封してしまうと、飲料をそのまま保存することが難しく、利便性が低い。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、選択された飲料を店舗にて容易に充填でき、かつ、利便性の高い充填容器を顧客にテイクアウトさせることができる飲料テイクアウトシステムを提供することを目的とする。
本発明の飲料テイクアウトシステムは、複数の飲料を充填可能な飲料充填サーバが備えられた店舗において、ボトル缶と、該ボトル缶に装着され、前記ボトル缶を封止するキャップ材とを用いて実行される飲料テイクアウトシステムであって、前記複数の飲料又はこれら飲料の名称が記載されたメニューを顧客に提示する飲料提示ステップと、提示された前記複数の飲料から前記顧客に選択された飲料を前記ボトル缶に充填する飲料充填ステップと、前記飲料が充填された前記ボトル缶に前記キャップ材を被せてキャッピング装置によりキャッピングするキャッピングステップと、キャッピングされた前記ボトル缶を前記顧客にテイクアウトさせるテイクアウトステップと、を備える。
本発明では、複数の飲料から顧客が選択した飲料を充填したボトル缶(充填容器)をテイクアウトに供することができ、従来にはない全く新しい飲料テイクアウトシステムを提供することができる。この場合、店舗内に設けられた複数の飲料充填サーバ(例えば、ビールサーバ)をそのまま用いることができるので、簡易な構成のキャッピング装置に加えて、これに用いられるボトル缶及びキャップ材を導入するだけで、容易に上記システムを実行でき、店舗側の負担も小さい。また、飲料が充填されたボトル缶にキャッピング装置によりキャップ材が装着されることによりボトル缶が封止されるので、顧客が確実に封止された充填容器を安全に自宅に持ち帰ることができる。
本発明の飲料テイクアウトシステムでは、前記キャッピングステップでは、前記顧客が視認可能な状態で前記キャッピング装置によるキャッピングを実行するとよい。
上記態様では、顧客が視認可能な状態でキャッピングを実行することから、顧客にキャッピングの様子を見守らせることができ、顧客にボトル缶に充填される中味(飲料)を確認させることで、安全面で安心感を与えることができる。
本発明の飲料テイクアウトシステムの好ましい態様としては、前記テイクアウトステップ前に前記ボトル缶の外面に消費期限を明示する消費期限明示ステップを備えるとよい。
上記態様では、ボトル缶の外面に消費期限を明示するので、消費期限を容易に視認可能な充填容器を顧客にテイクアウトさせることができる。また、消費期限とともに、飲料の名称等が表示されている場合には、充填された飲料を容易に認識可能な充填容器を顧客にテイクアウトさせることができる。
なお、消費期限明示ステップによるボトル缶の外面への消費期限の明示は、例えば、消費期限が記載されたラベルを貼付してもよいし、ボトル缶に直接スタンプしてもよいし、店員の手書きであってもよい。また、消費期限明示ステップは、テイクアウトステップ前であればタイミングは自由に設定でき、例えば、キャッピング後に実行してもよいし、飲料充填ステップ前に実行してもよい。
本発明の飲料テイクアウトシステムの好ましい態様としては、前記テイクアウトステップ前に、前記飲料が充填されキャッピングされた前記ボトル缶をラッピングするラッピングステップを備えるとよい。
上記態様では、充填容器をラッピングした後、顧客にテイクアウトさせるので、顧客の満足度を高めることができる。なお、上記ラッピングは、例えば、複数の充填容器を手提げ袋に詰めたり、箱に詰めたりする一般的なラッピングを含む。
本発明の飲料テイクアウトシステムでは、前記飲料は、炭酸ガスを含む炭酸飲料からな
り、前記飲料充填ステップでは、前記ボトル缶から前記炭酸飲料に含まれる泡を溢れさせるとよい。
上記態様では、ボトル缶に炭酸飲料を充填する際に、ボトル缶から炭酸飲料に含まれる泡を溢れさせることにより、ボトル缶内に空気が残ることがないので、ボトル缶内に充填された炭酸飲料が酸化することを抑制できる。このため、炭酸飲料の酸化が抑制された充填容器を顧客にテイクアウトさせることができる。
本発明の飲料テイクアウトシステムの好ましい態様としては、前記飲料は炭酸ガスを含まない非炭酸飲料からなり、前記飲料充填ステップ前に前記ボトル缶内の空気を炭酸ガス又は不活性ガスに置換するガス置換ステップを備えるとよい。
上記態様では、飲料充填ステップ前にボトル缶内の空気を炭酸ガス又は不活性ガスに置換することにより、ボトル缶に充填される飲料がボトル缶内の空気に接触することを防止でき、飲料の酸化がより抑制された充填容器を顧客にテイクアウトさせることができる。なお、上記不活性ガスとしては、窒素ガスやアルゴンガス等を例示できる。
本発明の飲料テイクアウトシステムの一つの態様としては、前記ボトル缶には、膨出部及びねじ部を有する口部が形成されているとともに、前記キャップ材の円筒部の周面における前記膨出部に対向する位置には、破断ブリッジが形成されており、前記キャッピングステップでは、前記円筒部の先端部を前記膨出部に固定し、かつ、前記キャップ材の周面における前記ねじ部に対向する部位に該ねじ部に対応するねじを成形することにより前記ボトル缶に前記キャップ材をキャッピングしてもよい。
上記態様では、飲料が充填されたボトル缶にキャッピング装置によりキャップ材が装着されることによりボトル缶が封止されるので、顧客が自宅などで開封する際にキャップ材(キャップ)を回転させるという簡単な方法で容易に開封できる。また、キャップ材の円筒部には、破断ブリッジが形成されているとともに、破断ブリッジの下側に位置する円筒部の先端(スカート部)が塑性変形してボトル缶に固定されることから、キャップの開封時に破断ブリッジが切断され、これによりピルファープルーフ機能が達成される。つまり、充填容器の不正な開封を抑制できる。さらに、開封後に飲料が残っている場合に、キャップを被せて回転させるだけで、再度、充填容器を封止できるので、利便性が高い。
本発明の飲料テイクアウトシステムの好ましい態様としては、前記円筒部の基端部には、その周方向に沿う前記ボトル缶内の内圧を開放するためのスリットが形成されており、前記キャッピングステップ後に前記ボトル缶を洗浄する洗浄ステップと、洗浄後の前記ボトル缶を清拭する又は前記ボトル缶に気体をあてることにより前記ボトル缶の外面の水分を除去する水分除去ステップと、を備えるとよい。
上記態様では、飲料充填ステップにより溢れた飲料が付着したボトル缶(充填容器)の外面を洗浄した後、水分を除去するので、外面が清潔な状態の充填容器を顧客にテイクアウトさせることができる。また、キャップ材にスリットが形成されているので、ボトル缶の洗浄時にスリットから水を浸入させて洗浄できるとともに、開封時にボトル缶内の内圧を開放できる。また、飲料充填ステップにおいて炭酸飲料の泡を溢れさせても、キャッピングステップ後のボトル缶のねじ部を洗浄できるので、ねじ部に付着した残液により生じる腐敗やカビの発生を抑制できる。また、ねじ部に飲料(泡)が固着することを抑制できるので、開栓に係るトルクが増大することを抑制できる。なお、飲料が充填された密封部分には、スリットから流入した水分が流入することはない。
本発明の飲料テイクアウトシステムの別の態様としては、前記ボトル缶には、カール部を有する口部が形成されているとともに、前記キャップ材は、天面部と、前記天面部の外周縁から垂直下方に延びるスカート部と、前記スカート部の下縁の一部を面方向に延長するように突出するタブとを有するとともに、前記スカート部に前記タブの両側縁から延びる一対のスコアが形成され、前記キャッピングステップでは、前記キャップ材の前記スカート部の下端部を前記カール部の下端部に固定することにより前記ボトル缶に前記キャップ材をキャッピングしてもよい。
上記態様では、タブを上方向に引っ張るだけでボトル缶からキャップ材を外すことができるので、開封時の操作をより簡単にできる。また、スカート部の下端部が塑性変形してボトル缶に固定されることから、キャップの開封時にスカート部のスコアが破断することから、これによりピルファープルーフ機能が達成される。つまり、充填容器の不正な開封を抑制できる。
本発明によれば、選択された飲料を店舗にて容易に充填でき、かつ、利便性の高い充填容器を顧客にテイクアウトさせることができる。
本発明の一実施形態に係る飲料テイクアウトシステムのフローチャートを示す図である。 上記実施形態の飲料テイクアウトシステムが適用される店舗を示す概略図である。 上記実施形態の飲料テイクアウトシステムにおいて顧客に提示されるメニュー表の一例を示す図である。 上記実施形態の飲料テイクアウトシステムの飲料充填ステップを示す図である。 上記実施形態の飲料テイクアウトシステムのキャッピングステップ後のボトル缶(充填容器)を示す図である。 上記実施形態の飲料テイクアウトシステムの洗浄ステップを示す図である。 上記実施形態の飲料テイクアウトシステムの水分除去ステップを示す図である。 上記実施形態の飲料テイクアウトシステムのラベル貼付ステップを示す図である。 上記実施形態の飲料テイクアウトシステムのラッピングステップを示す図である。 上記実施形態の飲料テイクアウトシステムに用いられるキャップ材の一例を示す図である。 上記実施形態の飲料テイクアウトシステムに用いられる充填容器を示し、その右半分を缶軸を通る断面にした正面図である。 図11に示す缶体のカール部近を拡大した断面図である。 図11のボトル容器の異なる角度から見た正面図である。 図11に示すボトル容器の上面図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
本実施形態の飲料テイクアウトシステムは、図2に示すように、クラフトビールを提供する店舗100において実施される。この飲料テイクアウトシステムは、図1に示すフローチャートに沿って実行される。以下に詳しく説明する。
なお、本実施形態では、クラフトビールを提供する店舗100において実施される飲料テイクアウトシステムについて説明するが、飲料や提供場所は、これに限らない。例えば、飲料は、クラフトビールに限らず、発泡酒やスパークリングワイン、スパークリング日本酒等の炭酸飲料(アルコール飲料)の他、タピオカミルクティーや果汁100%ジュース等のノンアルコール飲料等を含み、提供場所は、このような飲料を販売する店舗や醸造所を含む。
[店舗の構成]
店舗100には、図2に示すように、複数の飲料をジョッキ(図示省略)やボトル缶10に充填可能な飲料充填サーバ20が設けられている。この飲料充填サーバ20は、図1に示す例では3つ設けられ、複数のクラフトビールのそれぞれが貯留されるビール樽(図示省略)と、ビール樽に接続されるボンベ(図示省略)と、各クラフトビールが流通するチューブの先端近傍に設けられるコック21A〜21Cと、チューブの先端に固定された注ぎ口22A〜22Cと、を備えている。図2に示す例では、コック21A〜21Cを開放すると、注ぎ口22A〜22CからAクラフトビール、Bクラフトビール、Cクラフトビールの3種類のクラフトビールがジョッキやボトル缶10に供給される。このような飲料充填サーバ20のコック21A〜21C及び注ぎ口22A〜22Cは、店舗100のカウンター101の正面に位置する壁部に固定されている。
また、店舗100のカウンター101の正面に位置する棚102には、飲料が充填されたボトル缶10にキャップ材19を被せてキャッピング加工するためのキャッピング装置40が配置されている。このキャッピング装置40のカバー41は、少なくとも前面(顧客側の面)は、透明である。このため、キャッピング装置40によるキャップ材19のキャッピングの様子は、顧客から容易に視認可能な状態とされる。また、キャッピング装置40は、例えば、縦865mm×横310mm×奥行480mmと小型であるため、店舗100の棚102にも容易に配置することが可能となっている。
なお、図2に示す例では、キャッピング装置40は棚102に配置することとしたが、これに限らず、顧客により近いカウンター101に配置することとしてもよい。
また、各コック21A〜21Cを開放した際に供給されるクラフトビールのそれぞれを提示するメニュー表示板51が店舗100の壁やテーブルに貼付されている。このメニュー表示板51は、各コック21A〜21Cの上部にそれぞれのクラフトビールの名称である「A」、「B」、「C」が表示されている。このため、顧客は、店舗100内に別途設けられたメニュー表50を見なくても、店舗100内で提供されるクラフトビールの名称(種類)を容易に認識可能となっている。
これら飲料充填サーバ20の一部及びキャッピング装置40は、店舗100のカウンター101の正面に位置する棚102及びその近傍に配置されている。このため、店舗100に訪れた顧客が椅子に座った状態で、これらを容易に認識できるようになっている。つ
まり、顧客は、クラフトビールがジョッキやボトル缶10に充填される様子及びボトル缶10がキャッピングされる様子を視認できるようになっている。
[飲料テイクアウトシステム(飲料テイクアウト方法)]
このような店舗100では、クラフトビール等の飲料を提供する他、店内で提供する飲料(クラフトビール)をボトル缶10に充填してテイクアウト可能なサービスを提供している。
この飲料テイクアウトシステムで用いられるボトル缶10は、例えば、アルミニウム又はアルミニウム合金等の薄板金属からなり、図4に示すように、底部11を有する円筒状胴部12に、円筒状胴部12の上端から缶軸方向上側に向かうに従って漸次縮径する縮径部13と、縮径部13の上端に接続状態に形成された口部14とを備える一般的なボトル缶である。また、ボトル缶10の口部14には、キャップ材19を固定するための膨出部141とねじ部142とが形成されている。このボトル缶10の缶高さは、128mm〜233mm、円筒状胴部12の外径が50mm〜80mm、口部14の外径(膨出部141の外径)が26mm〜45mm、内容量は、例えば150ml〜1000mlに設定されている。
また、ボトル缶10に装着されるキャップ材19は、アルミニウム合金により形成され、ボトル缶10の口部14に装着される。このキャップ材19は、図5に示すように、円板状の天板部191と、天板部191の外周縁から垂直下方に延びる円筒部192とを有するとともに、天板部191の内面には、シート状のライナ(図示省略)が設けられている。
また、円筒部192の基端部(天板部191に近い位置)には、開封時に内圧を開放するためのベントホール194(スリット)が周方向に複数形成されている。また、円筒部192の先端部には、周方向に断続的に形成されたスリット及びスリット間に位置するブリッジからなる破断ブリッジ193が形成されており、この破断ブリッジ193の下側(円筒部192の先端側)の部位であるスカート部195がボトル缶10の口部14の膨出部141に固定される。このキャップ材19のボトル缶10へのキャッピング後に開封すると、スカート部195がリング状に分離される。
まず、店舗100内に飲料のテイクアウトを目的とする顧客が入店すると、テイクアウト可能な複数の飲料(A〜Cクラフトビール)を表示したメニュー表50(図3参照)を提示する(飲料提示ステップ:S11)。この飲料提示ステップでは、メニュー表50の提示は必ずしも必要ではなく、前述した店舗100内に貼付されたメニュー表示板51でも代用可能である。
また、飲料提示ステップでは、メニュー表50を提示する他、口頭で消費期限やボトル缶10の内容量等について説明する。なお、消費期限及びボトル缶10の内容量については、口頭に限らず、メニュー表50に表示してもよい。
そして、顧客が図3に示すメニュー表50からテイクアウトする飲料を選択すると、顧客が選択した飲料(例えば、Aクラフトビール)を供給可能な注ぎ口22Aを図4に示すように、ボトル缶10内に挿入した後、コック21Aを開放して、注ぎ口22AからAクラフトビールを供給して、ボトル缶10に飲料を充填する(飲料充填ステップ:S12)。この飲料充填ステップでは、飲料がクラフトビール(炭酸飲料)からなるため、ボトル缶10の開口からクラフトビールの泡23を溢れさせる。これにより、ボトル缶10の開口部15からクラフトビールの泡23が溢れ、その周囲に付着する。
そして、キャッピング装置40に飲料が充填されたボトル缶10を載置した後、図2に示すように、キャップ材19を被せてキャッピング装置40によりキャッピングする(キャッピングステップ:S13)。このキャッピングステップで用いられるキャッピング装
置40のカバー41は、上述したように、少なくとも前面(顧客側の面)が透明であるため、キャッピング装置40によるキャップ材19のキャッピングの様子は、顧客から容易に視認可能な状態とされる。このキャッピングステップを実行すると、図5に示すように、キャップ材19がボトル缶10の口部14を覆うように固定され、充填容器10Aとなる。具体的には、キャップ材19の円筒部192の先端部(スカート部195)が塑性変形してボトル缶10の口部14の膨出部141に巻き込まれることにより固定され、ボトル缶10を密封して充填容器10Aとなる。
そして、キャッピングステップ後に、充填容器10Aの外面を洗浄する(洗浄ステップ:S14)。充填容器10Aの外面は、飲料充填ステップにおいてクラフトビールの泡23(残液)が付着した状態であるため、この泡23を洗浄により取り除く。この洗浄ステップは、図6に示すように、店舗100内の蛇口(図示省略)から供給される流水をかけることにより実行される。
なお、キャップ材19の円筒部192には、ベントホール194が形成されているので、この洗浄ステップにより充填容器10Aに流水をかけると、ベントホール194から水がキャップ材19の内側に浸入する。これにより、ボトル缶10のねじ部142が洗浄される。
洗浄ステップによる充填容器10Aの外面の洗浄後、充填容器10Aの外面を清拭することにより水分を除去する(水分除去ステップ:S15)。この水分除去ステップは、図7に示すように、充填容器10Aの外面を乾燥した布60により清拭することにより実行される。なお、この水分除去ステップは、専用の送風機にて充填容器10Aの外面に気体をあてることにより実行してもよい。
水分除去ステップによる充填容器10Aの外面の水分除去後、消費期限をボトル缶10(充填容器10A)の外面に明示する(消費期限明示ステップ:S16)。この消費期限明示ステップでは、図8に示すように、充填容器10A(ボトル缶10)の外面にラベル70を貼付する。このラベル70には、充填容器10Aに充填された飲料の名称71(例えば、Aクラフトビール)と、その飲料の消費期限72(例えば、2019.11.29)とが表示される。これらのうち、飲料の名称71及び消費期限72は、ラベル70に予め印刷されていてもよいし、いずれもが店員の手書きであってもよい。また、飲料の名称71及び消費期限は、無地のラベル又はボトル缶10の外面にスタンプを押し付けることにより表示してもよい。
消費期限明示ステップによる充填容器10Aへの消費期限の明示後(ラベル70の貼付後)、充填容器10Aをラッピングする(ラッピングステップ:S17)。このラッピングステップでは、例えば、顧客が3つの充填容器10Aを持ち帰る場合、図9に示すように、紙製の手提げ袋80に詰め込んでラッピングする。なお、ラッピングの方法としては、紙製の手提げ袋80に詰める以外に、樹脂製の持ち帰り袋に詰め込んだり、箱に詰め込んだりしてもよく、その形態は問わない。
そして、店舗100の店員は、ラッピング後の充填容器10Aを顧客にテイクアウトさせる(テイクアウトステップ:S18)。このテイクアウトステップでは、店舗100の店員が顧客から代金を受け取った後、顧客にラッピング後の充填容器10Aを手渡すことにより実行される。これにより、顧客は、所望の飲料をテイクアウト可能となる。
本実施形態では、複数の飲料から顧客が選択した飲料を充填したボトル缶10(充填容器10A)をテイクアウトに供することができ、従来にはない全く新しい飲料テイクアウトシステムを提供できる。この場合、店舗100内に設けられた複数の飲料充填サーバ20(例えば、クラフトビールサーバ)をそのまま用いることができるので、簡易な構成のキャッピング装置40に加えて、これに用いられるボトル缶10及びキャップ材19を導入するだけで、容易に飲料テイクアウトシステムを実行でき、店舗100側の負担も小さい。また、飲料が充填されたボトル缶10にキャップ材19が装着されることによりボトル缶10が封止されるので、顧客が確実に封止された充填容器10Aを安全に自宅に持ち帰ることができ、かつ、自宅などで開封する際にキャップ材19(キャップ)を回転させるという簡単な方法で容易に開封できる。また、キャップ材19には、破断ブリッジ193が形成されているとともに、スカート部195が塑性変形してボトル缶10に固定されることから、キャップ(キャップ材19)の開封時に破断ブリッジ193が切断され、これによりピルファープルーフ機能が達成される。つまり、充填容器10Aの不正な開封を抑制できる。さらに、開封後に飲料が残っている場合に、キャップ材19を被せて回転させるだけで、再度、充填容器10Aを封止できるので、利便性が高い。
上記実施形態では、店舗100において、クラフトビールがボトル缶10に充填される様子及びボトル缶10がキャッピングされる様子を認識できるようになっているので、クラフトビールをテイクアウトする特別感を演出できる。特に、キャッピング装置40のカバー41の前面(顧客側の面)を透明にすることで、通常見ることができないキャッピングの様子を視認可能としているので、顧客にキャッピングの様子を見守らせることができ、顧客にボトル缶10に充填される中味(飲料)を確認させることで、安全面で安心感を与えることができる。
また、消費期限72が記載されたラベル70をボトル缶10に貼付することにより、消費期限を明示するので、消費期限72を容易に視認可能な充填容器10Aを顧客にテイクアウトさせることができる。また、ラベル70に飲料の名称71が表示されているので、充填された飲料を容易に視認可能な充填容器10Aを顧客にテイクアウトさせることができる。
さらに、充填容器10Aをラッピングした後、顧客にテイクアウトさせるので、顧客の満足度を高めることができる。
また、ボトル缶10にクラフトビールを充填する際に、ボトル缶10からクラフトビール(クラフトビールに含まれる泡23)を溢れさせることにより、ボトル缶10内に空気が残ることがないので、ボトル缶10内に充填されたクラフトビールが酸化することを抑制できる。このため、クラフトビールの酸化が抑制された充填容器を顧客にテイクアウトさせることができる。
さらに、飲料充填ステップにより溢れたクラフトビールの泡が付着したボトル缶10の外面を洗浄した後、水分を除去するので、ボトル缶10の外面が清潔な状態の充填容器10Aを顧客にテイクアウトさせることができる。また、キャップ材19の円筒部192にベントホール194が形成されているので、ボトル缶10の洗浄時にベントホール194から水を浸入させて洗浄できる。つまり、飲料充填ステップにおいて炭酸飲料の泡23を溢れさせても、キャッピングステップ後のボトル缶10のねじ部142を洗浄できるので、ねじ部142に付着した残液により生じる腐敗やカビの発生を抑制できる。また、ねじ部142に飲料(泡23)が固着することを抑制でき、開栓に係るトルクが増大することを抑制できる。なお、飲料が充填された密封部分には、上記ライナ(図示省略)が設けられているため、ベントホール194から流入した水分が流入することはない。
なお、本発明は上記実施形態の構成のものに限定されるものではなく、細部構成においては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記実施形態では、ボトル缶10に充填される飲料がクラフトビール(炭酸飲料)であることから、泡を溢れさせることにより飲料の酸化を抑制していたが、飲料が非炭酸飲料である場合、泡を溢れさせることができないので、飲料が酸化する可能性がある。このため、飲料が非炭酸飲料である場合には、飲料充填ステップS12前にボトル缶1
0内の空気を炭酸ガスや不活性ガス(例えば、窒素ガスやアルゴンガス)に置換するガス置換ステップを実行することが好ましい。例えば、炭酸ガスに置換する場合には、店舗100に予め設けられている炭酸ガスを供給可能なホース及びノズルを利用すればよく、不活性ガスを充填する場合には、不活性ガスが充填された小型のボンベ等を予め準備しておくとともに、このボンベから不活性ガスを供給すればよい。これにより、ボトル缶10に充填される果汁100%ジュース等の非炭酸飲料がボトル缶10内の空気に接触することを防止でき、非炭酸飲料の酸化が抑制された充填容器10Aを顧客にテイクアウトさせることができる。
また、飲料充填ステップにおいて、クラフトビールの泡を溢れさせることとしたが、飲料が炭酸飲料でない場合、泡ではなく、飲料がボトル缶10の外側に溢れることとなるため、これに限らず、飲料を溢れさせないように適量充填すればよい。この場合でもガス置換ステップにより飲料の酸化が抑制されるため、問題は生じない。また、この場合、ボトル缶10の外面が汚れることがないため、洗浄ステップ及び水分除去ステップは実行しなくてもよい。
上記実施形態では、消費期限明示ステップでは、消費期限が明示されたラベル70をボトル缶10に貼付することとしたが、これに限らず、飲料の名称71及び消費期限72をボトル缶10に手書きしてもよいし、これらが明示されたスタンプを押し付けることにより明示することとしてもよい。また、ボトル缶10に予め飲料の名称71を含む画像が印刷されていてもよく、この場合、消費期限72のみが記載されたラベル70を貼付することとしてもよいし、消費期限72をボトル缶10に手書きやスタンプにより明示してもよい。
上記実施形態では、消費期限明示ステップは、洗浄ステップ後に実行することとしたが、そのタイミングはこれに限らず、例えば、飲料充填ステップ前に実行してもよい。つまり、消費期限明示ステップのタイミングは、テイクアウトステップ前であれば、適宜設定できる。
上記実施形態では、ラッピングステップを実行することとしたが、これに限らず、充填容器10Aをラッピングすることなく、そのまま顧客に手渡すこととしてもよい。
上記実施形態では、ボトル缶10の一例を示したが、それぞれ容量の異なる複数のボトル缶にも飲料を充填することは可能である。この場合、飲料提示ステップと同時又はその前後において、それぞれ容量の異なる複数のボトル缶を提示するボトル缶提示ステップを実行してもよい。
上記実施形態では、円筒部192の周方向にベントホール194が形成されたキャップ材19を用いて飲料テイクアウトシステムを実行することとしたが、これに限らず、例えば、図10に示す形状のキャップ材19Aを用いることもできる。
このキャップ材19Aは、ベントホール194の一部に代えて、内圧開放スリット196を有している。この内圧開放スリット196は、図10に示すように、円筒部192の周方向に延在して線状に形成されるスリットであり、ベントホール194と同じ高さ、あるいはベントホール194よりも下方に配置されている。そして、内圧開放スリット196は、充填された飲料が発酵する等してボトル缶10の内圧が過剰に上昇した際に、所定の内圧開放値(例えば、700kPa)で開口して内部のガスを放出する、いわゆる防爆機能の役目を果たす。このようなキャップ材19Aを用いることにより、顧客がキャップ材19Aにより封止された充填容器をテイクアウトして放置しても、充填容器の破裂などを抑制できる。
上記実施形態では、キャップ材19を固定するための膨出部141とねじ部142とが形成された口部14を備えるボトル缶10と、円筒部192に破断ブリッジ193が形成されたキャップ材19とを用いて飲料テイクアウトシステムを実行することとしたが、これに限らず、例えば、図11〜図14に示す形状のボトル缶10B及びキャップ材19Bを用いてもよい。
本変形例のボトル缶10Bは、アルミニウム又はアルミニウム合金等の薄板金属からなり、図11に示すように、底部11Bと、底部11Bから高さ方向の中間位置までがストレート状に形成され、その上方部分が開口部15Bに向かうに従って縮径された円筒状胴部12Bとを備える有底円筒状に形成されている。円筒状胴部12Bの首部13Bは、缶軸方向の上方に向けて漸次縮径された形状とされるテーパ筒状に形成されている。首部13Bの上端部13aは、缶軸に対する角度を小さくし、ほぼ缶軸方向に沿って形成されている(図12参照)。そして、首部13Bの上端部13aの上端に、口部14が接続されている。
口部14Bは、エッジを含む端部が径方向の外側に折り返され巻回されてなるカール部16を外周部に有している。より具体的には、図12に示すように、缶軸C方向の上方に向けて漸次縮径しつつ径方向外方に向けて凸となるように湾曲する口部始端部161と、口部始端部161の上端から径方向内方に向けて凸となるように湾曲しながら缶軸方向上方に延びる内周下側湾曲部162と、内周下側湾曲部162の上端に連続し、口部14Bの最内径位置において缶軸方向の上方に向けて垂直に延びる内周側筒部163と、内周側筒部163の上端に連続して径方向外方に折り返されるカール部16と、を有している。缶軸を通る断面(縦断面)において、内周側筒部163は缶軸Cとほぼ平行に配置されている。
キャップ材19Bは、本変形例では、図13及び図14に示すように、アルミニウム又はアルミニウム合金の薄板金属からなり、円板状の天面部201と、天面部201の外周縁から垂直下方に延びるスカート部202と、スカート部202の下縁の一部を面方向に延長するように突出するタブ203と、天面部21の内面からスカート部202の上端部内面にかけて形成されたシール材205とを有している。天面部201及びスカート部202の外側表面に、スカート部202の下縁におけるタブ203の両側縁からスカート部202、天面部201にわたって一対のスコア206が形成されている。キャップ材19Bを上方から缶軸方向の下方に向けて押圧し、キャップ材19Bの内面に装着されたシール材205を圧縮した状態で、キャップ材19Bのスカート部202(筒状部分)の下端部を工具の爪で径方向内方に向けて押圧することにより、カール部16の外面に倣わせるようにスカート部202を変形させる。これにより、スカート部202の下端部をカール部16の下端部に引っ掛けるように巻き込み、キャップ材19Bがボトル缶10Bに装着される。
本変形例では、タブ203を上方向に引っ張るだけでボトル缶10Bからキャップ材19Bを外すことができるので、開封時の操作をより簡単にできる。また、スカート部202の下端部が塑性変形してボトル缶10Bに固定されることから、キャップ材19Bの開封時にスカート部202のスコア206が破断することから、これによりピルファープルーフ機能が達成される。つまり、充填容器の不正な開封を抑制できる。
以上のことから、ボトル缶及びキャップ材の形状は、上記実施形態や変形例で示した形状に限らず、例えば、キャップ材として王冠、プラキャップ、ピルファープルーフリングが無いスクリューキャップなどを用いてもよく、ボトル缶はこれらキャップ材を装着できる形状であればよい。つまり、本発明は、ボトル缶及びキャップ材の形状は適宜変更可能である。
10,10B ボトル缶
10A 充填容器(キャッピング後のボトル缶)
11,11B 底部
12,12B 円筒状胴部
13 縮径部
13B 首部
14,14B 口部
141 膨出部
142 ねじ部
15,15B 開口部
16 カール部
161 口部始端部
162 内周下側湾曲部
163 内周側筒部
19,19A,19B キャップ材
191 天板部
192 円筒部
193 破断ブリッジ
194 ベントホール(スリット)
195 スカート部
196 内圧開放スリット(スリット)
201 天面部
202 スカート部
203 タブ
205 シール材
206 スコア
20 飲料充填サーバ
21A,21B,21C コック
22A,22B,22C 注ぎ口
23 泡
40 キャッピング装置
41 カバー
50 メニュー表
51 メニュー表示板
60 布
70 ラベル
71 飲料の名称
72 消費期限
80 手提げ袋
100 店舗
101 カウンター
102 棚

Claims (9)

  1. 複数の飲料を充填可能な飲料充填サーバが備えられた店舗において、ボトル缶と、該ボトル缶に装着され、前記ボトル缶を封止するキャップ材とを用いて実行される飲料テイクアウトシステムであって、
    前記複数の飲料又はこれら飲料の名称が記載されたメニューを顧客に提示する飲料提示ステップと、提示された前記複数の飲料から前記顧客に選択された飲料を前記ボトル缶に充填する飲料充填ステップと、前記飲料が充填された前記ボトル缶に前記キャップ材を被せてキャッピング装置によりキャッピングするキャッピングステップと、キャッピングされた前記ボトル缶を前記顧客にテイクアウトさせるテイクアウトステップと、を備えることを特徴とする飲料テイクアウトシステム。
  2. 前記キャッピングステップでは、前記顧客が視認可能な状態で前記キャッピング装置によるキャッピングを実行することを特徴とする請求項1に記載の飲料テイクアウトシステム。
  3. 前記テイクアウトステップ前に前記ボトル缶の外面に消費期限を明示する消費期限明示ステップを備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の飲料テイクアウトシステム。
  4. 前記テイクアウトステップ前に、前記飲料が充填されキャッピングされた前記ボトル缶をラッピングするラッピングステップを備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の飲料テイクアウトシステム。
  5. 前記飲料は、炭酸ガスを含む炭酸飲料からなり、前記飲料充填ステップでは、前記ボトル缶から前記飲料の泡を溢れさせることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の飲料テイクアウトシステム。
  6. 前記飲料は炭酸ガスを含まない非炭酸飲料からなり、前記飲料充填ステップ前に前記ボトル缶内の空気を炭酸ガス又は不活性ガスに置換するガス置換ステップを備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の飲料テイクアウトシステム。
  7. 前記ボトル缶には、膨出部及びねじ部を有する口部が形成されているとともに、前記キャップ材の円筒部の周面における前記膨出部に対向する位置には、破断ブリッジが形成されており、前記キャッピングステップでは、前記円筒部の先端部を前記膨出部に固定し、かつ、前記キャップ材の周面における前記ねじ部に対向する部位に該ねじ部に対応するねじを成形することによりすることにより前記ボトル缶に前記キャップ材をキャッピングすることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の飲料テイクアウトシステム。
  8. 前記円筒部の基端部には、その周方向に沿う前記ボトル缶内の内圧を開放するためのスリットが形成されており、
    前記キャッピングステップ後に前記ボトル缶を洗浄する洗浄ステップと、洗浄後の前記ボトル缶を清拭する又は前記ボトル缶に気体をあてることにより前記ボトル缶の外面の水分を除去する水分除去ステップと、を備えることを特徴とする請求項7に記載の飲料テイクアウトシステム。
  9. 前記ボトル缶には、カール部を有する口部が形成されているとともに、前記キャップ材は、天面部と、前記天面部の外周縁から垂直下方に延びるスカート部と、前記スカート部の下縁の一部を面方向に延長するように突出するタブとを有するとともに、前記スカート部に前記タブの両側縁から前記スカート部に向けて延びる一対のスコアが形成され、前記キャッピングステップでは、前記キャップ材の前記スカート部の下端部を前記カール部の下端部に固定することにより前記ボトル缶に前記キャップ材をキャッピングすることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の飲料テイクアウトシステム。

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