JP3097489U - 飲料缶用景品収納容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】梱包、陳列あるいは自動販売機への収納にスペース的な支障を来さずに、飲料缶に景品を付加させること。
【解決手段】景品を収納し、飲料缶の缶縁に対し着脱可能に嵌着されるキャップ状容器3であって、この容器の端面は、飲料缶1の缶縁2の平面形状に対応しており、缶縁2の内側及び外側からこの缶縁2を全周に亘り又は部分的に嵌着する嵌着溝4を有し、この嵌着溝4の溝幅を缶縁の厚みよりも若干狭小に形成する。
【選択図】図1
【解決手段】景品を収納し、飲料缶の缶縁に対し着脱可能に嵌着されるキャップ状容器3であって、この容器の端面は、飲料缶1の缶縁2の平面形状に対応しており、缶縁2の内側及び外側からこの缶縁2を全周に亘り又は部分的に嵌着する嵌着溝4を有し、この嵌着溝4の溝幅を缶縁の厚みよりも若干狭小に形成する。
【選択図】図1
Description
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、缶入り飲料におまけ等の景品を付けて販売する際に、その景品を飲料缶と一体化して提供するための容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
飲料類の販売促進を狙って、ペットボトル入り飲料については、従来、おまけ入りの小袋をボトルの首部に吊り下げた状態で提供する形態が取られていたが、近年では、この吊り下げ形態に代わって、おまけ入り容器を、梱包、陳列時に邪魔にまらない首部に取り付ける形態が提案されている。
【特許文献1】特開2001−199444
【0003】
ところが、缶入り飲料で、飲み口にキャップの付いていない円筒形のプルトップ型のものについては、景品を提供したくても、梱包、陳列等の関係で、これを取り付ける余地が残されていないため、景品付きのものは販売されていないのが現状である。
【0004】
また、この種の飲料は、自動販売機で提供されることが多く、収納スペースに限りがあることから、景品付きのものを提供することは、本来的にも予定されてはいなかった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、梱包、陳列あるいは自動販売機への収納にスペース的な支障を来さずに、飲料缶に景品を付加させることのできる景品収容容器を提供することを課題とする。
【0006】
【考案を解決するための手段】
上記課題を解決する本考案は、景品を収納し、飲料缶の缶縁に対し着脱可能に嵌着されるキャップ状容器であって、この容器の端面は、飲料缶の缶縁の平面形状に対応しており、缶縁の内側及び外側からこの缶縁を全周に亘り又は部分的に嵌着する嵌着溝を有し、この嵌着溝の溝幅を缶縁の厚みよりも若干狭小に形成してなるところに特徴を有する。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下に、図1及び図2に基いて、本考案による飲料缶用景品収納容器の実施形態を説明する。
【0008】
飲料缶1は、一般には、アルミ缶とスチール缶のいずれかで成形されている。この飲料缶1は、通常は円筒状に成形されるが、角筒状のものであっても本考案容器の適用対象となる。これら飲料缶1の上縁部又は上下両縁部の全周に、缶縁2が形成されている。なお、飲料缶1の内容物である飲料には、ジュース、コーラ、コーヒー等のソフトドリンクの外、アルコール飲料等、飲料であれば種類は問われない。
【0009】
上記飲料缶1に入れた飲料に景品を付けて提供すべく、本景品収納容器3が用いられる。この景品収納容器3は、キャップ状に成形され、内部に景品を収容したうえで、上記缶縁2を利用して飲料缶1に着脱可能に取り付けられる。景品収納容器3のスカート部端面は、缶縁2の平面形状に対応しており、この端面部の全周に亘って、嵌着溝4が形成されている。この嵌着溝4は、缶縁2の外側と内側から缶縁2を全周的に嵌着するものである。そして、この嵌着力を強めるため、嵌着溝4の溝幅が、缶縁2の厚みよりも若干狭小に設定されている。嵌着溝4の断面形状は、溝成形及び着缶の容易性を考慮すれば、逆U字状が好ましいが、着缶が可能な限り、これに限定されるものではない。なお、景品収納容器3の材質に制限はなく、透明、半透明、不透明であるかも問わない。また、その外形形状も、通常は円筒形状であるが、例えば円錐台、角錘台、ドーム状その他の任意の形状が選択可能である。
【0010】
飲料缶1に景品を付けて提供するには、景品収納容器3内に景品を収容したうえで、その嵌着溝4を缶縁2に合わせ、景品収納容器3全体を飲料缶1に押し付ければよい。これで、景品入りの景品収納容器3は飲料缶1に容易に着缶する。着缶状態では、嵌着力が強いため、容易には脱缶しない。また、飲料缶1と景品収納容器3とは略同一直径となっていて、景品収納容器3の高さ分だけが体積上増加することになる。したがって、これらの梱包、陳列も従前と変わりなく行なうことができる。さらに、景品収納容器3を薄型にすれば、従前の自動販売機でも対応させることができる。
【0011】
景品を取り出すには、景品収納容器3を力強く引っ張ればよい。これで、嵌着溝4と缶縁2との嵌着状態が外れ、景品収納容器3は飲料缶1から脱缶する。
【0012】
図2には、本考案の第2の実施例が示されている。この実施例では、景品収納容器3のスカート部端面の複数箇所に切り欠き5が形成され、嵌着溝4は、この切り欠き5以外のスカート部端面に形成されている。この実施例によると、嵌着溝4が部分的に形成されていることになり、缶縁2との嵌着も部分的となる。したがって、実施例1の全周的な嵌着に比べ、嵌着誤差の補正が可能となって、景品収納容器3の嵌め付けがさらに容易となる。なお、切り欠き5は、同一の長さで等間隔に形成されるのが好ましい。その他の構成及び作用は第1の実施例に準じる。
【0013】
【考案の効果】
上記構成の本考案の景品収納容器によれば、飲料缶と略同一径の状態で景品を収容することができるので、梱包、陳列あるいは自動販売機への収納には、スペース的な支障を来すことなく、飲料缶に景品を付加させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例を示す分離状態の断面図である。
【図2】本考案の第2の実施例を示す景品収納容器の部分拡大斜視図である。
【符号の説明】
1 飲料缶
2 缶縁
3 景品収納容器
4 嵌着溝
5 切り欠き
【考案の属する技術分野】
本考案は、缶入り飲料におまけ等の景品を付けて販売する際に、その景品を飲料缶と一体化して提供するための容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
飲料類の販売促進を狙って、ペットボトル入り飲料については、従来、おまけ入りの小袋をボトルの首部に吊り下げた状態で提供する形態が取られていたが、近年では、この吊り下げ形態に代わって、おまけ入り容器を、梱包、陳列時に邪魔にまらない首部に取り付ける形態が提案されている。
【特許文献1】特開2001−199444
【0003】
ところが、缶入り飲料で、飲み口にキャップの付いていない円筒形のプルトップ型のものについては、景品を提供したくても、梱包、陳列等の関係で、これを取り付ける余地が残されていないため、景品付きのものは販売されていないのが現状である。
【0004】
また、この種の飲料は、自動販売機で提供されることが多く、収納スペースに限りがあることから、景品付きのものを提供することは、本来的にも予定されてはいなかった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、梱包、陳列あるいは自動販売機への収納にスペース的な支障を来さずに、飲料缶に景品を付加させることのできる景品収容容器を提供することを課題とする。
【0006】
【考案を解決するための手段】
上記課題を解決する本考案は、景品を収納し、飲料缶の缶縁に対し着脱可能に嵌着されるキャップ状容器であって、この容器の端面は、飲料缶の缶縁の平面形状に対応しており、缶縁の内側及び外側からこの缶縁を全周に亘り又は部分的に嵌着する嵌着溝を有し、この嵌着溝の溝幅を缶縁の厚みよりも若干狭小に形成してなるところに特徴を有する。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下に、図1及び図2に基いて、本考案による飲料缶用景品収納容器の実施形態を説明する。
【0008】
飲料缶1は、一般には、アルミ缶とスチール缶のいずれかで成形されている。この飲料缶1は、通常は円筒状に成形されるが、角筒状のものであっても本考案容器の適用対象となる。これら飲料缶1の上縁部又は上下両縁部の全周に、缶縁2が形成されている。なお、飲料缶1の内容物である飲料には、ジュース、コーラ、コーヒー等のソフトドリンクの外、アルコール飲料等、飲料であれば種類は問われない。
【0009】
上記飲料缶1に入れた飲料に景品を付けて提供すべく、本景品収納容器3が用いられる。この景品収納容器3は、キャップ状に成形され、内部に景品を収容したうえで、上記缶縁2を利用して飲料缶1に着脱可能に取り付けられる。景品収納容器3のスカート部端面は、缶縁2の平面形状に対応しており、この端面部の全周に亘って、嵌着溝4が形成されている。この嵌着溝4は、缶縁2の外側と内側から缶縁2を全周的に嵌着するものである。そして、この嵌着力を強めるため、嵌着溝4の溝幅が、缶縁2の厚みよりも若干狭小に設定されている。嵌着溝4の断面形状は、溝成形及び着缶の容易性を考慮すれば、逆U字状が好ましいが、着缶が可能な限り、これに限定されるものではない。なお、景品収納容器3の材質に制限はなく、透明、半透明、不透明であるかも問わない。また、その外形形状も、通常は円筒形状であるが、例えば円錐台、角錘台、ドーム状その他の任意の形状が選択可能である。
【0010】
飲料缶1に景品を付けて提供するには、景品収納容器3内に景品を収容したうえで、その嵌着溝4を缶縁2に合わせ、景品収納容器3全体を飲料缶1に押し付ければよい。これで、景品入りの景品収納容器3は飲料缶1に容易に着缶する。着缶状態では、嵌着力が強いため、容易には脱缶しない。また、飲料缶1と景品収納容器3とは略同一直径となっていて、景品収納容器3の高さ分だけが体積上増加することになる。したがって、これらの梱包、陳列も従前と変わりなく行なうことができる。さらに、景品収納容器3を薄型にすれば、従前の自動販売機でも対応させることができる。
【0011】
景品を取り出すには、景品収納容器3を力強く引っ張ればよい。これで、嵌着溝4と缶縁2との嵌着状態が外れ、景品収納容器3は飲料缶1から脱缶する。
【0012】
図2には、本考案の第2の実施例が示されている。この実施例では、景品収納容器3のスカート部端面の複数箇所に切り欠き5が形成され、嵌着溝4は、この切り欠き5以外のスカート部端面に形成されている。この実施例によると、嵌着溝4が部分的に形成されていることになり、缶縁2との嵌着も部分的となる。したがって、実施例1の全周的な嵌着に比べ、嵌着誤差の補正が可能となって、景品収納容器3の嵌め付けがさらに容易となる。なお、切り欠き5は、同一の長さで等間隔に形成されるのが好ましい。その他の構成及び作用は第1の実施例に準じる。
【0013】
【考案の効果】
上記構成の本考案の景品収納容器によれば、飲料缶と略同一径の状態で景品を収容することができるので、梱包、陳列あるいは自動販売機への収納には、スペース的な支障を来すことなく、飲料缶に景品を付加させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例を示す分離状態の断面図である。
【図2】本考案の第2の実施例を示す景品収納容器の部分拡大斜視図である。
【符号の説明】
1 飲料缶
2 缶縁
3 景品収納容器
4 嵌着溝
5 切り欠き
Claims (1)
- 景品を収納し、飲料缶の缶縁に対し着脱可能に嵌着されるキャップ状容器であって、この容器の端面は、飲料缶の缶縁の平面形状に対応しており、缶縁の内側及び外側からこの缶縁を全周に亘り又は部分的に嵌着する嵌着溝を有し、この嵌着溝の溝幅を缶縁の厚みよりも若干狭小に形成してなることを特徴とする飲料缶用景品収納容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003003227U JP3097489U (ja) | 2003-04-28 | 2003-04-28 | 飲料缶用景品収納容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003003227U JP3097489U (ja) | 2003-04-28 | 2003-04-28 | 飲料缶用景品収納容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3097489U true JP3097489U (ja) | 2004-01-29 |
Family
ID=43251293
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003003227U Expired - Lifetime JP3097489U (ja) | 2003-04-28 | 2003-04-28 | 飲料缶用景品収納容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3097489U (ja) |
-
2003
- 2003-04-28 JP JP2003003227U patent/JP3097489U/ja not_active Expired - Lifetime
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