JP2021087909A - 表面処理器具と表面処理器具集合体と表面処理装置と表面処理方法 - Google Patents
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Abstract
Description
<01> スピンノズルの回転速度がこれに供給するエアー圧力やエアー流量に依存するものであるため、ノズル低速回転での高圧エアー噴射とか、ノズル高速回転での低圧エアー噴射とかのような回転噴射態様をとることができない。ゆえに、除塵対象物の状況に応じた細やかな除塵作業が行いがたいものになる。
<02> ノズル先端の斜めに指向した噴射口がスピンノズルの回転方向を決定づけている。すなわちスピンノズルは、右回転(時計回り)のみ、または、左回転(反時計回り)のみのように一定方向に回転するだけである。これはスピンノズルの回転方向について随時切り替えや定時切り替えができないということである。もちろんこれも、除塵対象物の状況に応じた細やかな除塵作業を行いがたいものにする。
<03> スピンノズルからのエアー噴射によるときは、その噴射エアーの除塵作用でこの処理を受ける処理対象物が清浄化される。端的にいってこれは、噴射エアーのみによる除塵処理である。それゆえ、噴射エアーで除去することが困難な汚れなどには対処することができず、その適用範囲が限られてしまう。
<04> スピンノズルのエアー噴射とノズル回転とは一体不可分のものである。ゆえに、スピンノズルの停止状態(非回転状態)においてエアー噴射をすることができず、逆には、スピンノズルの回転状態を維持しつつエアー噴射状態のみを停止することもできないのである。このタイプのものは、さらに、スピンノズルを非回転状態にして特定方向へ集中的にエアー噴射するようなこともできない。
<05> スピンノズルは上述のようにエアーを噴射するだけのものである。しかもこれに関する従来の技術文献等には、他の手段を併用するなどして除塵機能をさらに高めるという技術開示がない。したがって現状は、より高機能の除塵手段を具現する上での技術示唆やインセンティブがとぼしい状況にあるといえる。
[第1項]
湿度50%未満の乾燥気体・湿度50%〜湿度80%未満の低湿潤気体・湿度80%以上の高湿潤気体・水蒸気・ミスト・液体のうちのいずれかからなる噴射用流体の供給を流体供給系から受けたりその供給された噴射用流体を被噴射物に向けて噴射したりするための正逆回転自在な回転式の流体噴射管と、回転駆動系からの回転動力を前記流体噴射管に伝えるための伝動用部品とを備えていること、および、
前記流体供給系からの前記噴射用流体を流入させるための流体流入部が前記流体噴射管における先端部以外の部位に形成されており、かつ、その流入流体を噴射するための複数のノズルが前記流体噴射管の先端部に分岐状に設けられていること、および、
前記伝動用部品が前記流体噴射管の外周部に取り付けられて前記流体噴射管と前記伝動用部品とが互いに組み合わされていること
を特徴とする表面処理器具。
[第2項]
湿度50%未満の乾燥気体・湿度50%〜湿度80%未満の低湿潤気体・湿度80%以上の高湿潤気体・水蒸気・ミスト・液体のうちのいずれかからなる噴射用流体の供給を流体供給系から受けたり供給された噴射用流体を表面処理対象物に向けて噴射したりするための正逆回転自在な回転式の流体噴射管と、表面処理対象物に接触させるための変形自在な接触部材とを備えていること、および、
前記流体供給系からの前記噴射用流体を流入させるための流体流入部が前記流体噴射管における先端部以外の部位に形成されており、かつ、その流入流体を噴射するための複数のノズルが前記流体噴射管の先端部に分岐状に設けられていること、および、
前記接触部材が前記流体噴射管の前記各ノズル側にそれぞれ取り付けられて前記流体噴射管と前記接触部材とが互いに組み合わされていること、および、
前記流体噴射管の前記各ノズルから噴射される前記噴射用流体の少なくとも一部が前記接触部材に沿って噴射流動するものであること
を特徴とする表面処理器具。
[第3項]
湿度50%未満の乾燥気体・湿度50%〜湿度80%未満の低湿潤気体・湿度80%以上の高湿潤気体・水蒸気・ミスト・液体のうちのいずれかからなる噴射用流体の供給を流体供給系から受けたりその供給された噴射用流体を表面処理対象物に向けて噴射したりするための正逆回転自在な回転式の流体噴射管と、回転駆動系からの回転動力を前記流体噴射管に伝えるための伝動用部品と、表面処理対象物に接触させるための変形自在な接触部材とを備えていること、および、
前記流体供給系からの前記噴射用流体を流入させるための流体流入部が前記流体噴射管における先端部以外の部位に形成されており、かつ、その流入流体を噴射するための複数のノズルが前記流体噴射管の先端部に分岐状に形成されていること、および、
前記伝動用部品が前記流体噴射管の外周部に取り付けられて前記流体噴射管と前記伝動用部品互いに組み合わされていること、および、
前記接触部材が前記流体噴射管の前記各ノズル側に取り付けられて前記流体噴射管と前記接触部材とが互いに組み合わされていること、および、
前記流体噴射管の前記各ノズルから噴射される前記噴射用流体の少なくとも一部が前記接触部材に沿って噴射流動するものであること
を特徴とする表面処理器具。
[第4項]
前記伝動用部品がマグネット式のものからなる前記第1項または前記第3項に記載された表面処理器具。
[第5項]
前記流体噴射管に取り付けられた前記接触部材が天然繊維・合成繊維・混紡繊維のうちから選択されたいずれかの繊維を含むものである前記第2項または前記第3項に記載された表面処理器具。
[第6項]
前記流体噴射管に取り付けられた前記接触部材が組紐からなり、その先端部が解繊されている前記第2項ないし前記第4項のいずれかに記載された表面処理器具。
[第7項]
前記噴射用流体が粉体および/または粒体を含むものである前記第1項ないし前記第6項のいずれかに記載された表面処理器具。
[第8項]
前記流体噴射管が連続回転および/または間欠回転するものである前記第1項ないし前記第7項のいずれかに記載された表面処理器具。
[第9項]
前記第1項ないし前記第8項のいずれかに記載された表面処理器具を複数備えていること、および、
複数の前記表面処理器具が横列・縦列・斜め配列・山形配列・谷形配列・千鳥状配列・ランダム配列のうちのいずれかの配列態様を保持して組み合わされていること
を特徴とする表面処理器具集合体。
[第10項]
複数の前記表面処理器具におけるそれぞれの前記流体噴射管には、単一または複数の流体供給系を介して前記噴射用流体が供給されるものである前記第9項に記載された表面処理器具集合体。
[第11項]
対象物を内部に進入させるための入口と対象物を内部から退出させるための出口とを有するケーシングと、前記第1項ないし前記第8項のいずれかに記載された前記表面処理器具または前記第9項ないし前記第10項のいずれかに記載された前記表面処理器具集合体とを備えていること、および、
前記表面処理器具または前記表面処理器具集合体が前記ケーシング内に配置されていること、および、
前記ケーシング入口から前記ケーシング内を経由して前記ケーシング出口に至るときの前記ケーシング内の前記対象物に流体噴射することのできる流体噴射角度が、前記表面処理器具の前記各ノズルに付されていること
を特徴とする表面処理装置。
[第12項]
対象物を内部に進入させるための入口と対象物を内部から退出させるための出口とを有するケーシングと、吸引部を有するものであって前記ケーシング内を吸引するための吸引手段と、前記第1項ないし前記第8項のいずれかに記載された前記表面処理器具あるいは前記第9項ないし前記第10項のいずれかに記載された前記表面処理器具集合体とを備えていること、および、
前記吸引手段の吸引部が前記ケーシングの内部と連通していること、および、
前記表面処理器具または前記表面処理器具集合体が前記ケーシング内に配置されていること、および、
前記ケーシング入口から前記ケーシング内を経由して前記ケーシング出口に至るときの前記ケーシング内の前記対象物に流体噴射することのできる流体噴射角度が、前記表面処理器具の前記各ノズルに付されていること
を特徴とする表面処理装置。
[第13項]
正逆回転自在な流体噴射管を有する表面処理器具について、一つ以上の当該表面処理器具が内部に装備されているケーシングを用いること、および、
前記ケーシングについては清浄処理対象物を進入させるための入口と清浄処理対象物を退出させるための出口とを有するものであること、および、
前記表面処理器具については前記流体噴射管の先端部にある前記各ノズルから噴射用の流体が噴射されるものであること
を前提条件とする表面処理方法において、
前記表面処理器具の前記流体噴射管を回転状態にしたり、前記流体噴射管に噴射用流体を供給してその噴射用流体を前記流体噴射管の前記各ノズルから噴射状態にしたり、さらには、噴射用流体の噴射を受ける対象物を前記ケーシング入口から前記ケーシング内に進入させて前記ケーシング出口へと進行させたりすること、および、
前記流体噴射管の前記各ノズルから噴射された前記噴射用流体を前記ケーシング内の前記対象物に噴き付け、この噴き付けによる清掃作用によって前記対象物を表面処理すること
を特徴とする表面処理方法。
[第14項]
正逆回転自在な流体噴射管を有する表面処理器具について、一つ以上の当該表面処理器具が内部に装備されているケーシングを用いること、および、
表面処理器具については清浄処理対象物に接触させるための変形自在な接触部材が前記流体噴射管のノズル側に取り付けられているものであること、および、
前記ケーシングについては清浄処理対象物を進入させるための入口と清浄処理対象物を退出させるための出口とを有するものであること、および、
前記表面処理器具については前記流体噴射管の先端部にある前記各ノズルから噴射用の流体が噴射され、かつ、その噴射用流体の少なくとも一部が前記接触部材に沿って噴射流動するものであること、および、
前記ケーシングの内部については吸引手段で吸引され、かつ、その吸引されたものが前記ケーシング外に排出されること
を前提条件とする表面処理方法において、
前記表面処理器具における前記接触部材付きの前記流体噴射管を回転状態にしたり、前記流体噴射管に噴射用流体を供給してその噴射用流体を前記流体噴射管のノズルから噴射状態にしながらその噴射用流体の少なくとも一部が前記接触部材に沿って噴射流動させたり、さらには、噴射用流体の噴射を受ける対象物を前記ケーシング入口から前記ケーシング内に進入させて前記ケーシング出口へと進行させたりすること、および、
前記ケーシング内の前記対象物に対し、前記流体噴射管の前記各ノズルから噴射された前記噴射用流体を噴き付けたり前記接触部材を接触させたりして、当該噴射用流体の噴き付けによる清掃作用と当該接触部材の接触による清掃作用とよって前記対象物を表面処理すること、および、
前記対象物を表面処理しているときに、前記ケーシング内の内部流体を吸引手段により吸引して前記ケーシング外に排出すること
を特徴とする表面処理方法。
<11> 流体噴射管は、回転駆動系からの動力を同管外周部の伝動用部品で受けるという動力伝達方式で回転する。これは流体の噴射にともなって回転する従来タイプと基本的に異なるものである。しかも、流体噴射管による流体噴射と流体噴射管の回転とは、互いに独立していて双方の相互干渉がないのである。すなわち流体噴射管は、噴射用流体の状況いかんに関わらず、流体噴射管が自由に回転したり自由に回転停止したりすることができるのである。この選択の自由が可能な当該流体噴射管の代表的な稼働状態を上げると、それは「回転停止状態での流体噴射」、「低速回転状態での流体噴射」、「中速回転状態での流体噴射」、「高速回転状態での流体噴射」などである。その際の噴射流体についても、流体の少量供給・流体の中量供給・流体の多量供給などが自由に設定できる。ゆえに表面処理器具の場合、流体噴射管の回転と流体の噴射について多種多様の態様をとることができようになり、もって、作業内容や作業状況に応じた処理も高度かつ適切に行えるようになる。
<12> 回転駆動系から動力伝達を受けて回転するという表面処理器具の流体噴射管は、また、流体噴射にともなって回転する従来方式のものと異なり、回転駆動系の速度制御で回転速度を正確に制御することができるので、連続回転や間欠回転のいずれであっても、安定した回転を期することができる。
<13> 表面処理器具の流体噴射管には、その先端部に複数のノズルが分岐状に設けられている。複数かつ分岐状のノズルを有するこの流体噴射管の場合、単位時間当たりの流体噴射量が多くてその噴射範囲も広いから、表面処理能力が高く、その高い表面処理能力に依拠して高能率の表面処理作業や高効率の表面処理作業を実施することができる。
<14> 表面処理器具の流体噴射管であって、同管の先端部に被噴射物(処理対象物)と接触することのできる接触部材が取り付けられているものの場合、流体噴射管と接触部材とによる相乗効果も得ることができる。たとえば、処理対象物を清掃処理するというとき、流体噴射管からの噴射流体による清掃作業と接触部材による清掃作業とが相俟って清掃効果が格段に向上する。塗布・払拭・その他の処理作業を実施するときでも、噴射流体と清掃作業との相乗効果で作業性を高めることができる。
<15> 表面処理器具の一つは、流体噴射管の外周部に伝動部品が取り付けられるというものである。表面処理器具の他の一つは、流体噴射管の先端部(ノズル)側に接触部材が取り付けられるというものである。表面処理器具のさらに他の一つは、流体噴射管の上記各所定部に伝動部品や接触部材が取り付けられるというものである。表面処理器具はこのように、構成部品ないし構成部材が少ない上にそれらの構造も単純潔なものであるから、総じて器具構成が簡潔となる。
<16> 表面処理器具は上述のように部品数や部材数が少なくて構成が簡潔なものである。このような表面処理器具は組み立てや製作も容易である。ゆえに表面処理器具の場合、小数部品・簡潔構成・組み立て容易・製作容易など、これらによってローコストで提供できるようになる。
<17> 表面処理器具集合体における個々の表面処理器具は、既述の表面処理器具と共通する構成を具備しているので、上記に記載された<11>〜<16>の効果がある。
<18> 表面処理器具集合体における各流体噴射管(複数)の場合、これらが分散することなくまとめられているので、取り扱いについては、分離独立した単一の流体噴射管を複数取り扱う場合よりも容易である。
<19> 表面処理器具集合体の場合、複数の流体噴射管がすでに配列状態にあるので、たとえば多数の流体噴射管を広域にわたって整列配置(レイアウト)などするとき、多数の単一の流体噴射管を整列配置する場合に比し、当該配置作業が容易かつ迅速に行えるようになる。
<20> 表面処理器具集合体をつくる際の流体噴射管の配列(レイアウト)については、事後の装置作製で要求される噴射管配列(レイアウト)を想定して当該集合体を組み立てることができる。かかる表面処理器具集合体によるときは、流体噴射管が所定配列をなす表面処理装置の作製において主要工程が簡素化されるので、当該装置を作製する際の合理化をはかることができる。
<21> 表面処理装置は、既述の表面処理器具または既述の表面処理器具集合体を構成要素として具備するものであるから、上記に記載された<11>〜<16>の効果または上記に記載された<17>〜<20>の効果がある。
<22> 表面処理装置においては表面処理器具または表面処理器具集合体がケーシング内に配置される。この場合は表面処理器具または表面処理器具集合体をケーシング内に配置するだけでよいので、表面処理装置の要部構成が簡潔なものとなり、かつ、当該装置の組み立ても簡単・容易なものとなる。
<23> 表面処理装置について、ケーシング内の流体噴射管(表面処理器具の主要部材)に接触部材が取り付けられている場合は、流体噴射管による流体噴射作用と接触部材による接触作用とが重畳するので、対象物(被噴射物)に対して高度かつ強度のある作用力を発揮する。このような表面処理装置の場合、既述の各処理において、高速処理・処理時間の短縮・処理効果の確実性などを期することができる。
<24> 表面処理方法の一つは数少ない低難易度操作を実施するだけである。その要点となるものは、a.表面処理器具の流体噴射管を回転状態にすること、b.流体噴射管に噴射用流体を供給してその噴射用流体を流体噴射管のノズルから噴射状態にすること、c.噴射用流体の噴射を受ける対象物をケーシング入口からケーシング内に進入させてケーシング出口へと進行させることの三つだけである。もちろんこの単純な三つの操作のみであっても、対象物は十分に表面処理される。具体例でいうと、流体噴射管のノズルからケーシング内の対象物表面に向けて清掃のための噴射用流体が噴き付けられたとき、その噴射用流体の噴射清掃作用によって対象物の表面が高度にクリーンアップされる。
<25> 表面処理方法の他の一つは、上記の流体噴射処理に加え、流体噴射管に取り付けられた接触部材による対象物への接触処理を行う。ちなみに、流体噴射処理のみとか部材接触処理のみとかの場合は、それぞれ単独の処理結果しか得られない。これに対し、流体噴射処理と部材接触処理とを同期させながら対象物を表面処理する本発明方法の場合、[噴射流体の噴射除去作用+接触部材の叩き(はたき)除去作用+接触部材の払拭除去作用]などの協調(相乗効果)により、この種の表面処理が飛躍的に向上する。たとえば、対象物表面から塵埃(塵芥)を除去したりする処理が迅速化する。かかる本発明方法においてケーシング内の吸引作用が加わるときは、その吸引作用で用済み噴射流体が速やかにケーシング外へ排出されてケーシング内部が清浄度の高い状態に保持されるので、たとえば、清浄処理時のケーシング内環境が好ましいものになる。そして対象物は、この好条件下でより高度にクリーンアップされるようになる。
図1・図2に例示された表面処理器具とこれに関連する構成部分において、11は流体噴射管、21は接触部材をそれぞれ示す。さらに、31は伝動部品、41は回転駆動系、48は伝動部品をそれぞれ示す。
12 導入口
13 ノズル
14 ホルダ
16 スイベルジョイント
17 流体供給管
18 流体供給系
21 接触部材
31 伝動部品
41 回転駆動系
42 基台
44 回転軸
45 原動機
46 出力軸
47 カップリング
48 伝動部品
51 貫通孔
52 軸受部材
53 カバー
Claims (14)
- 湿度50%未満の乾燥気体・湿度50%〜湿度80%未満の低湿潤気体・湿度80%以上の高湿潤気体・水蒸気・ミスト・液体のうちのいずれかからなる噴射用流体の供給を流体供給系から受けたりその供給された噴射用流体を被噴射物に向けて噴射したりするための正逆回転自在な回転式の流体噴射管と、回転駆動系からの回転動力を前記流体噴射管に伝えるための伝動用部品とを備えていること、および、
前記流体供給系からの前記噴射用流体を流入させるための流体流入部が前記流体噴射管における先端部以外の部位に形成されており、かつ、その流入流体を噴射するための複数のノズルが前記流体噴射管の先端部に分岐状に設けられていること、および、
前記伝動用部品が前記流体噴射管の外周部に取り付けられて前記流体噴射管と前記伝動用部品とが互いに組み合わされていること
を特徴とする表面処理器具。 - 湿度50%未満の乾燥気体・湿度50%〜湿度80%未満の低湿潤気体・湿度80%以上の高湿潤気体・水蒸気・ミスト・液体のうちのいずれかからなる噴射用流体の供給を流体供給系から受けたり供給された噴射用流体を表面処理対象物に向けて噴射したりするための正逆回転自在な回転式の流体噴射管と、表面処理対象物に接触させるための接触部材とを備えていること、および、
前記流体供給系からの前記噴射用流体を流入させるための流体流入部が前記流体噴射管における先端部以外の部位に形成されており、かつ、その流入流体を噴射するための複数のノズルが前記流体噴射管の先端部に分岐状に設けられていること、および、
前記接触部材が前記流体噴射管の前記各ノズル側にそれぞれ取り付けられて前記流体噴射管と前記接触部材とが互いに組み合わされていること、および、
前記流体噴射管の前記各ノズルから噴射される前記噴射用流体の少なくとも一部が前記接触部材に沿って噴射流動するものであること
を特徴とする表面処理器具。 - 湿度50%未満の乾燥気体・湿度50%〜湿度80%未満の低湿潤気体・湿度80%以上の高湿潤気体・水蒸気・ミスト・液体のうちのいずれかからなる噴射用流体の供給を流体供給系から受けたりその供給された噴射用流体を表面処理対象物に向けて噴射したりするための正逆回転自在な回転式の流体噴射管と、回転駆動系からの回転動力を前記流体噴射管に伝えるための伝動用部品と、表面処理対象物に接触させるための接触部材とを備えていること、および、
前記流体供給系からの前記噴射用流体を流入させるための流体流入部が前記流体噴射管における先端部以外の部位に形成されており、かつ、その流入流体を噴射するための複数のノズルが前記流体噴射管の先端部に分岐状に形成されていること、および、
前記伝動用部品が前記流体噴射管の外周部に取り付けられて前記流体噴射管と前記伝動用部品互いに組み合わされていること、および、
前記接触部材が前記流体噴射管の前記各ノズル側に取り付けられて前記流体噴射管と前記接触部材とが互いに組み合わされていること、および、
前記流体噴射管の前記各ノズルから噴射される前記噴射用流体の少なくとも一部が前記接触部材に沿って噴射流動するものであること
を特徴とする表面処理器具。 - 前記伝動用部品がマグネット式のものからなる請求項1または請求項3に記載された表面処理器具。
- 前記流体噴射管に取り付けられた前記接触部材が天然繊維・合成繊維・混紡繊維のうちから選択されたいずれかの繊維を含むものである請求項2または請求項3に記載された表面処理器具。
- 前記流体噴射管に取り付けられた前記接触部材が組紐からなり、その先端部が解繊されている請求項2ないし請求項4のいずれかに記載された表面処理器具。
- 前記噴射用流体が粉体および/または粒体を含むものである請求項1ないし請求項6のいずれかに記載された表面処理器具。
- 前記流体噴射管が連続回転および/または間欠回転するものである請求項1ないし請求項7のいずれかに記載された表面処理器具。
- 請求項1ないし請求項8のいずれかに記載された表面処理器具を複数備えていること、および、
複数の前記表面処理器具が横列・縦列・斜め配列・山形配列・谷形配列・千鳥状配列・ランダム配列のうちのいずれかの配列態様を保持して組み合わされていること
を特徴とする表面処理器具集合体。 - 複数の前記表面処理器具におけるそれぞれの前記流体噴射管には、単一または複数の流体供給系を介して前記噴射用流体が供給されるものである請求項9に記載された表面処理器具集合体。
- 対象物を内部に進入させるための入口と対象物を内部から退出させるための出口とを有するケーシングと、請求項1ないし8のいずれかに記載された前記表面処理器具または請求項9ないし請求項10のいずれかに記載された前記表面処理器具集合体とを備えていること、および、
前記表面処理器具または前記表面処理器具集合体が前記ケーシング内に配置されていること、および、
前記ケーシング入口から前記ケーシング内を経由して前記ケーシング出口に至るときの前記ケーシング内の前記対象物に流体噴射することのできる流体噴射角度が、前記表面処理器具の前記各ノズルに付されていること
を特徴とする表面処理装置。 - 対象物を内部に進入させるための入口と対象物を内部から退出させるための出口とを有するケーシングと、吸引部を有するものであって前記ケーシング内を吸引するための吸引手段と、請求項1ないし請求項8のいずれかに記載された前記表面処理器具あるいは請求項9ないし請求項10のいずれかに記載された前記表面処理器具集合体とを備えていること、および、
前記吸引手段の吸引部が前記ケーシングの内部と連通していること、および、
前記表面処理器具または前記表面処理器具集合体が前記ケーシング内に配置されていること、および、
前記ケーシング入口から前記ケーシング内を経由して前記ケーシング出口に至るときの前記ケーシング内の前記対象物に流体噴射することのできる流体噴射角度が、前記表面処理器具の前記各ノズルに付されていること
を特徴とする表面処理装置。 - 正逆回転自在な流体噴射管を有する表面処理器具について、一つ以上の当該表面処理器具が内部に装備されているケーシングを用いること、および、
前記ケーシングについては清浄処理対象物を進入させるための入口と清浄処理対象物を退出させるための出口とを有するものであること、および、
前記表面処理器具については前記流体噴射管の先端部にある前記各ノズルから噴射用の流体が噴射されるものであること
を前提条件とする表面処理方法において、
前記表面処理器具の前記流体噴射管を回転状態にしたり、前記流体噴射管に噴射用流体を供給してその噴射用流体を前記流体噴射管の前記各ノズルから噴射状態にしたり、さらには、噴射用流体の噴射を受ける対象物を前記ケーシング入口から前記ケーシング内に進入させて前記ケーシング出口へと進行させたりすること、および、
前記流体噴射管の前記各ノズルから噴射された前記噴射用流体を前記ケーシング内の前記対象物に噴き付け、この噴き付けによる清掃作用によって前記対象物を表面処理すること
を特徴とする表面処理方法。 - 正逆回転自在な流体噴射管を有する表面処理器具について、一つ以上の当該表面処理器具が内部に装備されているケーシングを用いること、および、
表面処理器具については清浄処理対象物に接触させるための接触部材が前記流体噴射管のノズル側に取り付けられているものであること、および、
前記ケーシングについては清浄処理対象物を進入させるための入口と清浄処理対象物を退出させるための出口とを有するものであること、および、
前記表面処理器具については前記流体噴射管の先端部にある前記各ノズルから噴射用の流体が噴射され、かつ、その噴射用流体の少なくとも一部が前記接触部材に沿って噴射流動するものであること、および、
前記ケーシングの内部については吸引手段で吸引され、かつ、その吸引されたものが前記ケーシング外に排出されること
を前提条件とする表面処理方法において、
前記表面処理器具における前記接触部材付きの前記流体噴射管を回転状態にしたり、前記流体噴射管に噴射用流体を供給してその噴射用流体を前記流体噴射管のノズルから噴射状態にしながらその噴射用流体の少なくとも一部が前記接触部材に沿って噴射流動させたり、さらには、噴射用流体の噴射を受ける対象物を前記ケーシング入口から前記ケーシング内に進入させて前記ケーシング出口へと進行させたりすること、および、
前記ケーシング内の前記対象物に対し、前記流体噴射管の前記各ノズルから噴射された前記噴射用流体を噴き付けたり前記接触部材を接触させたりして、当該噴射用流体の噴き付けによる清掃作用と当該接触部材の接触による清掃作用とよって前記対象物を表面処理すること、および、
前記対象物を表面処理しているときに、前記ケーシング内の内部流体を吸引手段により吸引して前記ケーシング外に排出すること
を特徴とする表面処理方法。
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2019
- 2019-12-03 JP JP2019219183A patent/JP2021087909A/ja active Pending
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