JP2021086318A - 情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】各企業などの団体に、社用車などの移動体に対する共同使用の契約グループをリコメンドすることができる情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを提供する。【解決手段】情報処理装置100、ユーザ端末200および社用車端末で構成される情報処理システムにおいて、情報処理装置100は、企業間で社用車を共同使用する契約を締結した各企業の社用車の使用実績情報を取得する。次に、情報処理装置100は、取得した使用実績情報に基づいて各企業をグループ分けし、各企業にリコメンドする契約グループを決定し、決定した情報をユーザ端末200に送信して提示する。【選択図】図14

Description

本開示は、情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムに関する。
複数の企業などの団体間で社用車などの移動体を共同使用するという考えが出てきている。例えば、各企業で各々の社用車を使用して目的地に移動するところ、同一の目的地の企業で1台の社用車に相乗りすることができれば、ガソリン代や、ドライバに対する人件費などを削減することができる。また、使用可能な社用車の台数が増えることから、自己所有する社用車の台数を減らすこともでき、所有者に対する駐車場代、各種税金や保険代などの固定費(いわゆる維持費)を削減することもできる。
一方、法律上は「許可を得ずに自家用自動車を対価を得て貸し渡す行為」は、原則禁止されている。そのため、社用車を共同使用する企業には、運行に関わる費用は各企業の使用実績に応じて案分するなどのルールが課せられた共同使用契約を締結することが求められている。契約は社用車ごとに、その社用車を使用する複数の企業による契約グループで締結される。また、共同使用契約の締結ルール上、一定期間経過後でなければ契約の結び直しはできない。そのため、例えば、契約締結済みの社用車に対して新たな企業と契約を締結したい場合は、一定期間経過後(例えば、締結済み契約の更新時)まで待つ必要がある。その間、新たな企業は別の社用車や別の企業に対して暫定的に共同使用契約を締結しておく場合もある。
このように、共同使用契約を一旦締結してしまうと契約の結び直しは容易でない。しかしながら、社用車に対する各企業の使用地域や頻度、目的などに基づいて、各企業をより最適な契約グループに分けることができる場合がある。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、各企業などの団体に、社用車などの移動体に対する共同使用の契約グループをリコメンドすることができる情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る情報処理装置は、団体間で移動体を共同使用する契約を締結した各団体の前記移動体の使用実績情報を取得する取得部と、前記使用実績情報に基づいて前記各団体をグループ分けし、前記各団体にリコメンドする契約グループを決定する決定部とを備えたことを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、各企業などの団体に、社用車などの移動体に対する共同使用の契約グループをリコメンドすることができる。
図1は、実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。 図2は、実施形態に係る情報処理装置100の機能構成例を示す図である。 図3は、実施形態に係る企業情報記憶部に記憶される情報の例を示す図である。 図4は、実施形態に係るユーザ情報記憶部に記憶される情報の例を示す図である。 図5は、実施形態に係る社用車情報記憶部に記憶される情報の例を示す図である。 図6は、実施形態に係る予約情報記憶部に記憶される情報の例を示す図である。 図7は、実施形態に係る社用車の乗降の例を示す図である。 図8は、実施形態に係る使用実績情報記憶部に記憶される情報の例を示す図である。 図9は、実施形態に係る契約グループ情報記憶部に記憶される情報の例を示す図である。 図10は、実施形態に係るコンフリクト情報記憶部に記憶される情報の例を示す図である。 図11は、実施形態に係る契約グループとその使用実績情報の一例を示す図である。 図12は、実施形態に係るユーザ端末200の機能構成例を示す図である。 図13は、共同使用アプリケーションの一例を示す図である。 図14は、実施形態に係る契約グループの決定処理の流れを示すフローチャートである。 図15は、情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。以下に、各企業に、社用車に対する共同使用の契約グループをリコメンドすることができる本実施形態について説明する。また、本実施形態では「社用車」という言葉を用いて説明するが、共同使用される対象は、社用ヘリコプタやジェット機など、その他の移動体であってもよい。また、「企業」も、企業以外の団体、組合、社団や財団、サークルなどであってもよい。
〔1.情報処理システムの構成〕
図1を用いて情報処理システムの構成について説明する。図1は、実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。図1に示すように、情報処理システムは、情報処理装置100、ユーザ端末200、および社用車端末300を含む。図1に示すように、情報処理装置100と、ユーザU−1〜U−mによって使用されるユーザ端末200−1〜200−m(mは任意の整数。以下、まとめて「ユーザ端末200」という)と、社用車C−1〜C−nのドライバによって使用される社用車端末300−1〜300−n(nは任意の整数。以下、まとめて「社用車端末300」という)とがネットワークNを介して相互に通信可能に接続される。なお、ネットワークNは、有線、無線を問わず、インターネットなどの各種通信網を採用することができる。
ユーザ端末200は、ユーザによって使用される端末である。なお、ユーザとは、例えば、社用車を使用する各企業の社員である。ユーザ端末200は、スマートフォンやタブレットPCなどのモバイル端末であってもよいし、ユーザの会社などに設置される据え置き端末であってもよい。ユーザ端末200には、社用車を共同使用するための共同使用アプリケーション(共同使用アプリ)がインストールされており、ユーザは共同使用アプリを介して、使用を希望する社用車の予約情報や各企業に対するコンフリクト情報の入力などを行うことができる。また、ユーザ端末200は、共同使用アプリを介して、情報処理装置100から共同使用契約に係る契約グループのリコメンドを受けることができる。さらに、ユーザ端末200は、社用車の使用実績情報を情報処理装置100に送信することができる。
社用車端末300は、各社用車のドライバによって使用される端末である。または、社用車に搭載されるカーナビゲーション端末などであってもよい。社用車端末300にも共同使用アプリがインストールされており、ドライバは共同使用アプリを介して、社用車に対する予約情報の確認を行うことができる。また、社用車端末300も、社用車の使用実績情報を情報処理装置100に送信することができる。なお、社用車の使用実績情報は、ユーザ端末200および社用車端末300のどちらか一方で情報処理装置100に送信するようにしてもよい。
情報処理装置100は、例えば、社用車の共同使用サービスを提供するサービス提供者によって管理されるサーバ装置である。情報処理装置100は、ユーザ端末200から社用車の予約情報を受信し、予約を確定することができる。また、情報処理装置100は、ユーザ端末200や社用車端末300から、社用車の使用実績情報を受信し、各企業にリコメンドする契約グループを決定することができる。なお、情報処理装置100は、クラウドサーバ装置であってもよいし、複数台のコンピュータで構成される分散型コンピューティングシステムであってもよい。
〔2.情報処理装置100の構成〕
次に、図2を用いて、実施形態に係る情報処理装置100の機能構成について説明する。図2は、実施形態に係る情報処理装置100の機能構成例を示す図である。図2に示すように、情報処理装置100は、通信部110、記憶部120、制御部130を備える。
(通信部110)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)などによって実現される。通信部110は、ネットワークNと有線または無線で接続され、ネットワークNを介して、ユーザ端末200や社用車端末300との間で情報の送受信を行う。
(記憶部120)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)などの半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスクなどの記憶装置によって実現される。図2に示すように、記憶部120は、企業情報記憶部121、ユーザ情報記憶部122、社用車情報記憶部123、予約情報記憶部124、使用実績情報記憶部125、契約グループ情報記憶部126、コンフリクト情報記憶部127を有する。以下、記憶部120に含まれる各記憶部について順に説明する。
(企業情報記憶部121)
企業情報記憶部121は、社用車の共同使用契約を締結する企業に関する情報を記憶する。図3は、実施形態に係る企業情報記憶部に記憶される情報の例を示す図である。図3に示す例では、企業情報記憶部121は、「企業ID、企業名、業種、職種」などを対応付けて記憶する。
「企業ID」は、各企業を一意に示す識別子である。「業種」および「職種」はそれぞれ、各企業の業種および職種を示す。なお、図3の例では、「業種」および「職種」を文字列で示しているが、業種や職種の種類を示す数値などであってもよい。
(ユーザ情報記憶部122)
ユーザ情報記憶部122は、社用車を共同使用するユーザに関する情報を記憶する。図4は、実施形態に係るユーザ情報記憶部に記憶される情報の例を示す図である。図4に示す例では、ユーザ情報記憶部122は、「ユーザID、ユーザ名、所属企業、所属部署」などを対応付けて記憶する。
「ユーザID」は、ユーザを一意に示す識別子である。「所属企業」は、ユーザが所属する企業を示す識別子であり、企業情報記憶部121に記憶される「企業ID」と関連付けられる。
(社用車情報記憶部123)
社用車情報記憶部123は、共同使用される社用車に関する情報を記憶する。図5は、実施形態に係る社用車情報記憶部に記憶される情報の例を示す図である。図5に示す例では、社用車情報記憶部123は、「社用車ID、所有企業、乗車可能人数、喫煙可否、会議可否、飲食可否、インターネット利用可否、イントラネット利用可否」などを対応付けて記憶する。
「社用車ID」は、各社用車を一意に示す識別子である。「所有企業」は、社用車を所有する企業を示す識別子であり、企業情報記憶部121に記憶される「企業ID」と関連付けられる。「乗車可能人数」は、例えば、社用車の定員からドライバ1名を引いた人数であり、社用車を同時に使用(相乗り)できるユーザの人数である。「喫煙可否」、「会議可否」・・・「イントラネット利用可否」は、それぞれ、社用車が喫煙、会議、・・・イントラネットの利用が可能か否かを示す文字列または数値が設定される。これにより、ユーザは、予約する社用車の各可否情報を確認しながら、利用目的に合わせて希望の社用車を予約することができる。
(予約情報記憶部124)
予約情報記憶部124は、社用車の予約に関する情報を記憶する。図6は、実施形態に係る予約情報記憶部に記憶される情報の例を示す図である。図6に示す例では、予約情報記憶部124は、「予約社用車、予約ユーザ、予約日時、予約人数、乗車位置、降車位置、使用目的」などを対応付けて記憶する。このような予約情報は、例えば、社用車の使用を希望する各企業のユーザによって、ユーザ端末200に表示される共同使用アプリを介して入力される。
「予約社用車」は、予約された社用車を一意に示す識別子であり、社用車情報記憶部123に記憶される「社用車ID」と関連付けられる。「予約ユーザ」は、社用車を予約したユーザを示す識別子であり、ユーザ情報記憶部122に記憶される「ユーザID」と関連付けられる。「乗車位置」および「降車位置」は、例えば、予め決められた乗降位置である。
予約情報記憶部124に記憶される情報には、上記以外にも、例えば、ビジネスマッチング用のマッチング希望属性を設けてもよい。これは、例えば、相乗りしたい企業の業種や職種である。マッチング希望属性を予約情報としてユーザに入力させることにより、ユーザが希望する属性に合った他のユーザと優先的にマッチングされるように制御することができる。
図6におけるデータレコードの1行目および2行目を例として説明すると、契約グループID=1の契約グループに所属するパテントサービス(企業ID=1)が所有する社用車(社用車ID=1、契約グループID=1の契約社用車)を、パテントサービスのユーザ(予約ユーザ=1)が“特許庁”から“○○駅”に移動するために2名分の予約したことを示す。さらに、契約グループID=1の契約グループに所属する企業の他のユーザ(予約ユーザ=200)が、“特許庁”から“○○駅”の途中位置にある“××駅”から“△△ビル”に移動するために3名分の予約したことを示す。すなわち、“××駅”から“△△ビル”の間は、少なくとも5名のユーザが相乗り状態となる。ここで、実施形態に係る社用車の乗降について説明する。
図7は、実施形態に係る社用車の乗降の例を示す図である。図7の例は、企業A、B、Cで共同使用契約が締結された社用車C−1の乗降を示している。社用車の移動経路は、予約情報記憶部124に記憶された予約情報に基づいて決定される。図7は、乗降位置1から5に移動するための企業Aに、途中にある乗降位置2〜4で乗降するための企業BおよびCがマッチングされた結果、乗降位置1〜5を順番に移動する社用車C−1の移動経路が決定されたことを示す。図7の例では7人のユーザU−1〜7が示されているが、例えば、社用車C−1の乗車可能人数が6人であっても、特定の乗降区間で7人以上のユーザが相乗りしなければ定員オーバーとならない。そのため、図7に示すような乗降が可能となる。
(使用実績情報記憶部125)
使用実績情報記憶部125は、社用車の使用実績に関する情報を記憶する。図8は、実施形態に係る使用実績情報記憶部に記憶される情報の例を示す図である。図8に示す例では、使用実績情報記憶部125は、「使用社用車、使用ユーザ、使用日、使用開始時間、使用終了時間、使用人数、乗車位置、降車位置、使用目的」などを対応付けて記憶する。このような使用実績情報は、例えば、社用車の使用時に、ユーザ端末200や社用車端末300から取得することができる。
「使用社用車」は、ユーザが実際に使用した社用車を一意に示す識別子であり、社用車情報記憶部123に記憶される「社用車ID」と関連付けられる。「使用ユーザ」は、社用車を使用したユーザを示す識別子であり、ユーザ情報記憶部122に記憶される「ユーザID」と関連付けられる。「乗車位置」および「降車位置」は、予約情報記憶部124に記憶されるものと同様である。
(契約グループ情報記憶部126)
契約グループ情報記憶部126は、社用車の共同使用契約を締結した複数の企業による契約グループに関する情報を記憶する。図9は、実施形態に係る契約グループ情報記憶部に記憶される情報の例を示す図である。図9に示す例では、契約グループ情報記憶部126は、「契約グループID、契約社用車、契約締結日、契約満了日、契約企業1、契約企業2、契約企業3、契約企業4、契約企業5」などを対応付けて記憶する。
「契約グループID」は、各契約グループを一意に示す識別子である。「契約社用車」は、共同使用契約が締結された社用車を一意に示す識別子であり、社用車情報記憶部123に記憶される「社用車ID」と関連付けられる。「契約締結日」から「契約満了日」の期間が共同使用契約の契約期間であり、この期間中は、締結済みの契約に新たな企業を追加するなどといった契約の結び直しはできない。「契約企業1〜5」は、共同使用契約を締結した企業を示す識別子であり、企業情報記憶部121に記憶される「企業ID」とそれぞれが関連付けられる。なお、図9の例では、「契約企業5」までしか示されていないが、必要に応じてデータ項目を増やすなどして6つ以上の企業が1台の社用車に対して共同使用契約を締結することができる。なお、例えば、図9におけるデータレコードの1行目および2行目の「契約企業1」=“1”に示されるように、1つの企業が複数の共同使用契約を締結することは当然あり得る。これは、1つの企業が異なる企業のそれぞれと各共同使用契約を締結することだけでなく、1つの企業が同一の企業と複数の共同使用契約を締結することも当然可能である。この辺りの契約形態は、民法の基本原則である契約自由の原則に則って企業間で自由に行われ、それに応じて、契約グループ情報記憶部126に記憶される情報のデータ構造も変更することができる。
なお、図9では、社用車単位での契約を想定し、1つの「契約グループID」に対して1つの「契約社用車」の共同使用契約を締結するように示してある。しかしながら、「契約社用車」を、例えば、「契約社用車1」、「契約社用車2」・・・などといった複数のデータ項目に分けることにより、1つの「契約グループID」に対して複数の契約社用車の共同使用契約を締結することができる。
(コンフリクト情報記憶部127)
コンフリクト情報記憶部127は、各企業に対するコンフリクトに関する情報を記憶する。図10は、実施形態に係るコンフリクト情報記憶部に記憶される情報の例を示す図である。図10に示す例では、コンフリクト情報記憶部127は、「対象企業、NG企業」などを対応付けて記憶する。
「対象企業」および「NG企業」は、企業を示す識別子であり、企業情報記憶部121に記憶される「企業ID」とそれぞれ関連付けられる。図10の例では、「対象企業」によって示される企業が、「NG企業」によって示される企業をコンフリクト先として指定したことを示している。この場合、例えば、情報処理装置100は、対象企業とNG企業とが、同じ社用車に相乗りしないように(予約時にマッチングしないように)制御したり、同じ契約グループに分けてリコメンドしないように制御したりすることができる。また、コンフリクト情報のデータ項目として「対象部署」および「NG部署」などを追加し、コンフリクトによる制御を部署単位で行うこともできる。これにより、情報処理装置100は、各企業により適した契約グループをリコメンドすることができる。
(制御部130)
制御部130は、情報処理装置100全体を司る処理部であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)など(いわゆる、プロセッサ)である。制御部130は、記憶部120に記憶されている各種プログラム(例えば、本願に係る情報処理プログラム)を、作業領域となるRAMに展開して実行する。また、制御部130は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積回路により実現される。
図2に示すように、制御部130は、取得部131、予約部132、決定部133、送信部134を有し、以下に説明する各機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図2に示した構成に限られず、後述する契約グループの決定処理を実行する構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部130が有する各処理部の接続関係は、図2に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
(取得部131)
取得部131は、各種情報を取得する。具体的には、取得部131は、ユーザ端末200から社用車の予約情報を取得する。また、取得部131は、ユーザ端末200や社用車端末300から社用車の使用実績情報を取得する。取得された各種情報は、取得部131によって記憶部120に記憶される。
(予約部132)
予約部132は、ユーザからの社用車の予約を受け付ける。具体的には、予約部132は、ユーザ端末200から受信された社用車の予約情報に基づいて予約可否判定を行った上で、予約可能であれば予約を確定する。予約可否判定は、例えば、受信した予約情報に基づいて予約を確定してしまうと、社用車の乗車可能人数を超えてしまう場合は予約不可と判定する。なお、上述したように、特定の乗降区間で乗車可能人数を超えたユーザが相乗りしなければ定員オーバーとならないため、予約可否判定は乗降区間ごとに行われる。
(決定部133)
決定部133は、各企業にリコメンドする共同使用契約に係る契約グループを決定する。具体的には、決定部133は、社用車の使用実績情報に基づいて各企業をグループ分けし、契約グループを決定する。図11は、実施形態に係る使用実績情報に基づいてリコメンドされる契約グループの一例を示す図である。図11の左側には、共同使用契約を締結した複数の企業による契約グループ1−3が示されている。契約グループ1−3は、社用車の使用を予定していたエリアによってグループ分けされたものである。当該エリアは、図11では円によって示される。当該エリアを通る各矢印は、使用された社用車の乗車位置から降車位置を示す使用実績情報である。図11の右側は、決定部133が、このような使用実績情報に基づいて各企業(A社〜I社)を改めてグループ分けし、契約グループ4および5を、各企業にリコメンドする契約グループとして決定したことを示している。なお、リコメンドする契約グループの決定は、さらに、社用車に対する使用頻度や使用目的、使用時間帯などの使用実績情報に基づいてよい。決定部133は、これらの使用実績情報を単独でまたは複合的に用いて、社用車の使用形態が近い企業同士をグループ分けし、リコメンドする契約グループを決定することができる。
例えば、決定部133は、社用車を同一エリアで同一時間帯に多く使用する企業同士を同一の契約グループに分けることができる。これにより、社用車の相乗り率が高くなり、社用車を効率的に使用することができる。また、例えば、社用車の1回の使用で多くの人数に使用させることが多い企業の場合は、却って他企業との相乗り率が低下することになり得るため、あえて、グループ分けから外すこともできる。また、決定部133は、社用車を同一エリアで異なる時間帯に使用する企業同士を同一の契約グループに分けることができる。この場合、企業間の相乗り率はそれほど高まらない可能性があるが、社用車に誰も使用してない時間帯を減らすことができるため、これも社用車の効率的使用に繋がる。
また、各企業のグループ分けは、各企業の使用実績情報のみならず、コンフリクト情報に基づいてもよく、決定部133は、コンフリクト先として指定されている企業と指定した企業は同一の契約グループにグループ分けしないよう制御することができる。
また、各企業のグループ分けは、各企業の業種および/または職種、住所、規模など各企業に関する情報に基づいて行われることができる。例えば、決定部133は、同一または関連する業種や職種の企業を同一の契約グループにグループ分けし、またはしないように制御することができる。また、各企業の事業所などの住所が近い場合は、相乗り率が高くなる可能性があるため、決定部133は、このような企業同士を同一の契約グループにグループ分けするように制御することができる。また、各企業の規模があまりにも異なる場合、決定部133は、このような企業同士を同一の契約グループにグループ分けしないように制御することができる。このように、情報処理装置100は、各企業により適した契約グループをリコメンドすることができる。
なお、各企業のグループ分けは、複数の企業で1台の社用車を共同使用するという契約を考慮して、社用車単位で行うことが望ましい。これにより、各企業は共同使用契約を見直し易くなる。また、同一の企業でも、部署間で使用地域や時間帯などが異なることも想定できるため、各企業のグループ分けは、各企業の部署単位で行うことができる。これにより、情報処理装置100は、各企業により適した契約グループをリコメンドすることができる。また、各企業に契約グループをリコメンドする際、各企業が共同使用するために提出する社用車の台数や、種類、サイズ(乗車定員)などの情報を考慮することができる。
また、契約グループにおける各企業の使用実績などを学習データとして機械学習を行うことで契約グループの最適化を図ることができ、決定部133は、各企業により適した契約グループをリコメンドすることができる。
(送信部134)
送信部134は、各種情報をユーザ端末200や社用車端末300に送信する。具体的には、送信部134は、社用車の予約が完了した際に、予約を行ったユーザ端末200に対し、予約完了通知を送信する。また、送信部134は、予約された社用車の社用車端末300に対して予約情報を送信する。さらに、送信部134は、例えば、各企業の管理者などのユーザ端末200に、リコメンドする契約グループを送信する。
〔3.ユーザ端末200の構成〕
次に、図12を用いて、実施形態に係るユーザ端末200の機能構成について説明する。図12は、実施形態に係るユーザ端末200の機能構成例を示す図である。図12に示すように、ユーザ端末200は、通信部210、記憶部220、制御部230を備える。なお、ユーザ端末200は、ユーザ端末200を利用するユーザなどから各種操作を受け付ける入力装置(例えば、キーボードやマウス、タッチパネル)や、各種情報を表示するための出力装置(例えば、液晶ディスプレイやタッチパネル)を有してもよい。
(通信部210)
通信部210は、情報処理装置100の通信部110同様、ネットワークNを介して、情報処理装置100との間で情報の送受信を行う。
(記憶部220)
記憶部220は、情報処理装置100の記憶部120同様、RAMなどによって実現される。図12に示すように、記憶部220は、共同使用アプリ記憶部221、予約情報記憶部222を有する。以下、記憶部220に含まれる各記憶部について順に説明する。
(共同使用アプリ記憶部221)
共同使用アプリ記憶部221は、社用車を共同使用するための共同使用アプリを記憶する。共同使用アプリは、情報処理装置100などから予めダウンロードされ、ユーザ端末200にインストールされることにより、共同使用アプリ記憶部221に記憶される。
(予約情報記憶部222)
予約情報記憶部222は、社用車の予約に関する情報を記憶する。予約情報記憶部222に記憶される予約情報は情報処理装置100の予約情報記憶部124のものと同様であるが、セキュリティなどの観点から、ユーザ端末200を使用するユーザが関連する予約情報のみを予約情報記憶部222に記憶することができる。
(制御部230)
制御部230は、情報処理装置100の制御部130同様、ユーザ端末200全体を司る処理部である。図12に示すように、制御部230は、取得部231、表示部232、入力部233、送信部234を有する。なお、制御部230の内部構成も、図12に示した構成や接続関係に限られない。
(取得部231)
取得部231は、各種情報を取得する。具体的には、取得部231は、情報処理装置100から社用車の予約完了通知を取得する。また、取得部231は、情報処理装置100からリコメンドされた共同使用契約に係る契約グループを取得する。取得された各種情報は、取得部231によって記憶部220に記憶される。
(表示部232)
表示部232は、各種情報を表示する。具体的には、表示部232は、共同使用アプリのユーザインタフェースを表示する。これにより、ユーザは、共同使用アプリを介して、社用車の予約を行ったり、情報処理装置100からリコメンドされた契約グループを確認したりすることができる。
(入力部233)
入力部233は、各種情報の入力を受け付ける。具体的には、入力部233は、共同使用アプリを介して入力された、社用車の予約情報や各企業に対するコンフリクト情報などの入力を受け付けることができる。
(送信部234)
送信部234は、各種情報を情報処理装置100に送信する。具体的には、送信部234は、共同使用アプリを介して入力された予約情報やコンフリクト情報を情報処理装置100に送信する。また、送信部234は、例えば、社用車の使用時に、使用実績情報を情報処理装置100に送信することもできる。これは、ユーザに共同使用アプリを介して、社用車を使用したことを使用実績情報として入力させ、送信部234によって送信されてもよい。または、ユーザ端末200および社用車端末300の位置情報から、社用車が使用されたことを検知して、送信部234によって自動的に送信されてもよい。
図13は、共同使用アプリケーションの一例を示す図である。図13の左側は、ユーザがユーザ端末200を操作し、表示部232によって表示された共同使用アプリのユーザインタフェースを介して予約情報を入力し、社用車を予約するところを示している。入力された予約情報は、入力部233によって受け付けられ、送信部234によって情報処理装置100に送信される。その後、情報処理装置100の予約部132によって社用車の予約が行われ、ユーザ端末200に予約完了通知が送信される。図13の右側は、情報処理装置100から送信された予約完了通知が、表示部232によって表示されているところを示している。
〔4.社用車端末300の構成〕
社用車端末300もユーザ端末200と同じモバイル端末などであるので、社用車端末300の構成は、ユーザ端末200の構成と同様である。社用車端末300では、社用車の予約は行わないが、予約情報の確認などのため、ユーザ端末200同様、社用車端末300は、共同使用アプリや予約情報のための記憶部や表示部などを有する。社用車端末300がカーナビゲーション端末である場合はさらに、カーナビゲーション機能を発揮するための記憶部や処理部を有する。
〔5.処理手順〕
次に、図14を用いて、実施形態に係る契約グループの決定処理の手順について説明する。図14は、実施形態に係る契約グループの決定処理の流れを示すフローチャートである。本処理は、各企業により最適な契約グループをリコメンドするため、定期的(例えば、契約の更新時期の前)に実行される。
図14に示すように、ユーザ端末200の送信部234は、使用実績情報を情報処理装置100に送信する(ステップS101)。ステップS101は、社用車の使用時や使用後に、ユーザによって使用実績情報が入力されたことに応答して実行されてもよい。また、使用実績情報の送信は、ユーザ端末200からではなく、社用車端末300から送信されてもよい。この場合は、例えば、社用車のドライバによって使用実績情報が入力されたことに応答して、使用実績情報が送信される。
次に、情報処理装置100の取得部131は、ユーザ端末200から使用実績情報を受信したか否かを判定する(ステップS102)。なお、使用実績情報が社用車端末300から送信される場合は、社用車端末300から使用実績情報を受信したか否かを判定する。使用実績情報を受信していないと判定した場合(ステップS102:No)、取得部131は、使用実績情報の受信を待つ。使用実績情報を受信したと判定した場合(ステップS102:Yes)、取得部131は、通信部110を介して使用実績情報を取得し、使用実績情報記憶部125に記憶する(ステップS103)。
次に、情報処理装置100の決定部133は、取得した使用実績情報に基づいて、各企業にリコメンドする共同使用契約に係る契約グループを決定する(ステップS104)。
次に、情報処理装置100の送信部134は、リコメンドする契約グループをユーザ端末200に送信する(ステップS105)。なお、ここで送信されるユーザ端末200は、ステップS101で使用実績情報を送信したユーザ端末200とは異なってよく、各企業の管理者などのユーザ端末200であってよい。
次に、ユーザ端末200の取得部231は、情報処理装置100からリコメンドされた契約グループを受信したか否かを判定する(ステップS106)。リコメンドされた契約グループを受信していないと判定した場合(ステップS106:No)、取得部231は、リコメンドされた契約グループの受信を待つ。リコメンドされた契約グループを受信したと判定した場合(ステップS106:Yes)、取得部231は、通信部210を介して、リコメンドされた契約グループを取得する(ステップS107)。
次に、ユーザ端末200の表示部232は、共同使用アプリなどを介して、情報処理装置100からリコメンドされた契約グループを表示する(ステップS108)。ステップS108の後、図14に示す契約グループの決定処理は終了する。
〔6.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る情報処理装置100は、取得部131と、決定部133とを有する。取得部131は、団体間で移動体を共同使用する契約を締結した各団体の移動体の使用実績情報を取得する。決定部133は、使用実績情報に基づいて各団体をグループ分けし、各団体にリコメンドする契約グループを決定する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、各団体の移動体の使用実績情報に基づいて契約グループを決定することにより、各団体に、移動体に対する共同使用の契約グループをリコメンドすることができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、決定部が基づく使用実績情報は、各団体の移動体に対する乗車位置および降車位置を含む。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、各団体の移動体に対する乗車位置および降車位置に基づいて契約グループを決定することにより、各団体に、より最適な契約グループをリコメンドすることができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、決定部が基づく使用実績情報は、各団体の移動体に対する使用頻度を含む。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、各団体の移動体に対する使用頻度に基づいて契約グループを決定することにより、各団体に、より最適な契約グループをリコメンドすることができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、決定部が基づく使用実績情報は、前記各団体の移動体に対する使用目的を含む。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、各団体の移動体に対する使用目的に基づいて契約グループを決定することにより、各団体に、より最適な契約グループをリコメンドすることができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、決定部が基づく使用実績情報は、記各団体の移動体に対する使用時間帯を含む。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、各団体の移動体に対する使用時間帯に基づいて契約グループを決定することにより、各団体に、より最適な契約グループをリコメンドすることができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、決定部による各団体のグループ分けは、各団体の部署単位でグループ分けされる。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、各団体の部署単位で契約グループを決定することにより、各団体により適した契約グループをリコメンドすることができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、決定部による契約の決定は、各団体に対するコンフリクト情報にさらに基づく。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、各団体に対するコンフリクト情報にさらに基づいて契約グループを決定することにより、コンフリクト先として指定されている団体と指定した団体は同一の契約グループにグループ分けしないようにすることができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、決定部による各団体のグループ分けは、各団体に関する情報にさらに基づく。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、各団体に関する情報にさらに基づいて契約グループを決定することにより、各団体により適した契約グループをリコメンドすることができる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、決定部により決定される契約グループは、移動体単位で決定されるものである。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、移動体単位で契約グループを決定することにより、各団体は共同使用契約を見直し易くなる。
〔7.ハードウェア構成〕
上述してきた情報処理装置100、ユーザ端末200、および社用車端末300は、例えば、図15に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図15は、各装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、およびメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300またはHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラムなどを格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、および、プログラムによって使用されるデータなどを格納する。通信インターフェイス1500は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が収集したデータを、ネットワークNを介して他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタなどの出力装置、および、キーボードやマウスなどの入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、収集したデータを、入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、プログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)などの光学記録媒体、MO(Magneto−Optical disk)などの光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリなどである。
例えば、コンピュータ1000が情報処理装置100やユーザ端末200として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130や230の機能を実現する。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置からネットワークNを介してこれらのプログラムを取得してもよい。
以上、本願の実施形態を図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の行に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
〔8.その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上述してきた実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
100 情報処理装置
110 通信部
120 記憶部
121 企業情報記憶部
122 ユーザ情報記憶部
123 社用車情報記憶部
124 予約情報記憶部
125 使用実績情報記憶部
126 契約グループ情報記憶部
127 コンフリクト情報記憶部
130 制御部
131 取得部
132 予約部
133 決定部
134 送信部
200 ユーザ端末
210 通信部
220 記憶部
221 共同使用アプリ記憶部
222 予約情報記憶部
230 制御部
231 取得部
232 表示部
233 入力部
234 送信部
300 社用車端末
N ネットワーク

Claims (11)

  1. 団体間で移動体を共同使用する契約を締結した各団体の前記移動体の使用実績情報を取得する取得部と、
    前記使用実績情報に基づいて前記各団体をグループ分けし、前記各団体にリコメンドする契約グループを決定する決定部と
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記決定部が基づく前記使用実績情報は、
    前記各団体の前記移動体に対する乗車位置および降車位置を含むことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記決定部が基づく前記使用実績情報は、
    前記各団体の前記移動体に対する使用頻度を含むことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記決定部が基づく前記使用実績情報は、
    前記各団体の前記移動体に対する使用目的を含むことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記決定部が基づく前記使用実績情報は、
    前記各団体の前記移動体に対する使用時間帯を含むことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記決定部による前記各団体のグループ分けは、前記各団体の部署単位でグループ分けされることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記決定部による前記契約の決定は、前記各団体に対するコンフリクト情報にさらに基づくことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 前記決定部による前記各団体のグループ分けは、前記各団体に関する情報にさらに基づくことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  9. 前記決定部により決定される前記契約グループは、前記移動体単位で決定されるものであることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  10. 情報処理装置が、
    団体間で移動体を共同使用する契約を締結した各団体の前記移動体の使用実績情報を取得し、
    前記使用実績情報に基づいて前記各団体をグループ分けし、前記各団体にリコメンドする契約グループを決定する
    処理を実行することを特徴とする情報処理方法。
  11. 情報処理装置に、
    団体間で移動体を共同使用する契約を締結した各団体の前記移動体の使用実績情報を取得し、
    前記使用実績情報に基づいて前記各団体をグループ分けし、前記各団体にリコメンドする契約グループを決定する
    処理を実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
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