JP2021085500A - ラジアル型ころ軸受 - Google Patents

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誠 前佛
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【課題】摩擦抵抗の増加を抑制しつつ、潤滑油の供給が断続的である潤滑環境下、或いは、潤滑油が微量である潤滑環境下であったとしても焼付きを防止することができるラジアル型ころ軸受を提供する。【解決手段】円筒ころ軸受10の保持器14は、一対の円環部15の軸方向内端面15aところ13の軸方向外端面13bとの間に隙間S1をそれぞれ有して、軸方向に沿って所定の範囲で移動可能に設けられ、保持器14は、連続気泡型の発泡樹脂成形により形成され、一対の円環部15の軸方向内端面15aに、ソリッドスキン層22を取り除き、発泡コア層21を露出させる第1切欠き部31を設け、保持器14が軸方向に移動したときに、第1切欠き部31がころ13の軸方向外端面13bに接触可能である。【選択図】図1

Description

本発明は、円筒ころ軸受、棒状ころ軸受、及び針状ころ軸受などのラジアル型ころ軸受に関する。
近年、一部のハイブリッド車のトランスミッションのように、エンジン停止時に潤滑油ポンプを停止する機構が登場しており、軸受の焼付き問題を生じさせやすい。また、自動車の被牽引時には潤滑油ポンプが作動せずにタイヤが空転するため、トランスミッション内の軸受に焼付きが生じることがある。このため、潤滑油の供給が断続的である潤滑環境下、或いは、潤滑油が微量である潤滑環境下であったとしても焼付きを防止することができる軸受が求められている。
従来、耐焼付き性を向上させるために、円筒ころ軸受のころの軸方向端部に潤滑油を供給するものが知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
特許第3723247号公報 特許第3069287号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の軸受では、ころの軸方向端面と保持器のポケット面のそれぞれに形成した凹部に潤滑油を溜め込むことはできるものの、凹部に潤滑油を溜め込むには、ころの軸方向端面と保持器のポケット面が密着している必要があるため、ころが保持器の一対の円環部に常時挟まれて、摩擦抵抗が増加していた。また、ころが保持器の一対の円環部に挟み込まれないようにすき間を設けると、溜め込んだ潤滑油が漏れ出てしまう背反関係にあった。
また、上記特許文献2は、潤滑油ではなく極圧添加剤を充填させる発明であり、目的は異なるがポケット面に凹部を形成し、極圧添加剤を含浸させた高分子材を埋設している。しかし、高分子材を埋設しているため、製造の工数が増えてコストが増大すると共に、高分子材が脱落した場合には、軸受に噛み込んだり、機械を詰まらせたりする可能性があった。
本発明は、前述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、摩擦抵抗の増加を抑制しつつ、潤滑油の供給が断続的である潤滑環境下、或いは、潤滑油が微量である潤滑環境下であったとしても焼付きを防止することができるラジアル型ころ軸受を提供することにある。
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1)内周面に外輪軌道面を有する外輪と、外周面に内輪軌道面を有する内輪と、前記外輪軌道面と前記内輪軌道面との間に転動可能に設けられる複数のころと、前記複数のころを周方向に略等間隔に保持する保持器と、を備え、前記外輪の軸方向両端部に、前記複数のころを案内する外輪鍔部がそれぞれ設けられ、前記保持器は、同軸に配置される一対の円環部と、前記一対の円環部を軸方向に連結し、周方向に略等間隔に設けられる複数の柱部と、周方向に互いに隣り合う前記柱部間に形成され、前記ころを転動可能に保持するポケットと、を有するラジアル型ころ軸受であって、前記保持器は、前記一対の円環部の軸方向内端面と前記ころの軸方向外端面との間に隙間をそれぞれ有して、軸方向に沿って所定の範囲で移動可能に設けられ、前記保持器の少なくとも前記一対の円環部は、連続気泡型の発泡樹脂成形により形成され、前記保持器の連続気泡型の発泡樹脂成形により形成された部分は、内側の発泡コア層及び外側のソリッドスキン層を有し、前記一対の円環部の軸方向内端面に、前記ソリッドスキン層を取り除き、前記発泡コア層を露出させる第1切欠き部を設け、前記保持器が軸方向に移動したときに、前記第1切欠き部が前記ころの軸方向外端面に接触可能であることを特徴とするラジアル型ころ軸受。
(2)前記円環部の軸方向内端面に予め形成された突起を切り取り、前記発泡コア層を露出させる前記第1切欠き部を設けることを特徴とする(1)に記載のラジアル型ころ軸受。
(3)前記第1切欠き部は、1つの溝、複数の溝、及び複数の孔のいずれか1つからなることを特徴とする(1)に記載のラジアル型ころ軸受。
(4)前記一対の円環部の内周面に、前記ソリッドスキン層を取り除き、前記発泡コア層を露出させる第2切欠き部を更に設けることを特徴とする(1)〜(3)のいずれか1つに記載のラジアル型ころ軸受。
(5)前記円環部の内周面に予め形成された突起を切り取り、前記発泡コア層を露出させる前記第2切欠き部を設けることを特徴とする(4)に記載のラジアル型ころ軸受。
(6)前記第2切欠き部は、1つの溝、複数の溝、及び複数の孔のいずれか1つからなることを特徴とする(4)に記載のラジアル型ころ軸受。
(7)前記ころと前記保持器が前記外輪の軸方向一方側に移動した時に、前記保持器が前記外輪の軸方向外端面よりも軸方向内側に位置することを特徴とする(1)に記載のラジアル型ころ軸受。
(8)潤滑油が軸受内部に断続的に供給される、或いは、軸受内部の潤滑油が微量である潤滑環境下で使用されることを特徴とする(1)〜(7)のいずれか1つに記載のラジアル型ころ軸受。
本発明によれば、保持器の一対の円環部の軸方向内端面に、ソリッドスキン層を取り除き、発泡コア層を露出させる第1切欠き部が設けられ、保持器が軸方向に移動したときに、第1切欠き部がころの軸方向外端面に接触するため、潤滑油の供給が断続的である潤滑環境下、或いは、潤滑油が微量である潤滑環境下であったとしても円筒ころ軸受の焼付きを防止することができる。また、保持器の円環部がころの軸方向外端面から離れることができ、円環部がころに常時接触しないため、軸受回転時の摩擦抵抗の増加を抑制することができ、さらに、円環部の摩耗を抑制することができる。また、高度な部品寸法精度などの管理が不要であり、製造コストの増大を抑制することができる。
本発明に係るラジアル型ころ軸受の一実施形態を説明する断面図である。 図1のA−A線断面図である。 図1に示すころと保持器が外輪の軸方向一方側に移動したときを説明する断面図である。 第1切欠き部及び第2切欠き部の形成方法について説明する円環部の断面図である。 保持器の第1変形例を説明する断面図である。 保持器の第2変形例を説明する断面図である。 保持器の第3変形例を説明する断面図である。 内輪の第1変形例を説明する断面図である。 内輪の第2変形例を説明する断面図である。 潤滑油ポンプによる軸受への給油を説明する断面図である。 歯車の跳ね掛けによる軸受への給油を説明する断面図である。
以下、本発明に係るラジアル型ころ軸受である円筒ころ軸受の一実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の説明において、軸方向とは、円筒ころ軸受の回転中心軸の方向(図1の左右方向)であり、径方向とは、円筒ころ軸受の回転中心軸に対して垂直な方向(図1の上下方向)であり、ころ軸方向とは、円筒ころの自転軸の方向であり、ころ径方向とは、円筒ころの自転軸に対して垂直な方向である。
本実施形態の円筒ころ軸受(ラジアル型ころ軸受)10は、図1に示すように、内周面に外輪軌道面11aを有する外輪11と、外周面に内輪軌道面12aを有する内輪12と、外輪軌道面11aと内輪軌道面12aとの間に転動可能に設けられる複数の円筒ころ13と、複数の円筒ころ13を周方向に略等間隔に保持する保持器14と、を備える。なお、本実施形態では、ハウジングH(図10参照)の内部を循環する潤滑油が、潤滑油ポンプP(図10参照)などにより軸受内部に適宜供給される。なお、図1は、円筒ころ13及び保持器14が、外輪11に対して軸方向中央に位置した状態(換言すると、外輪11と円筒ころ13と保持器14の各軸方向中心位置が一致した状態)で図示されている。なお、本発明に係る円筒ころ軸受10の場合、軸方向ところ軸方向とは、方向が一致している。
外輪11は、両鍔の外輪であり、その軸方向両端部に、複数の円筒ころ13を案内する鍔部11bがそれぞれ設けられている。内輪12は、鍔なしの内輪であり、軸(アキシアル)方向の外部荷重を支持しない構造である。円筒ころ13は、円筒ころ13の周面である円筒状の転動面13aと、円筒ころ13の軸方向外端面である円形平面状のころ端面13bと、を有する。円筒ころ13は、ころ軸方向両端にころ端面13bをそれぞれ有している。
保持器14は、合成樹脂製であり、同軸に配置される一対の円環部15と、一対の円環部15を軸方向で連結し、周方向に略等間隔に設けられる複数の柱部16と、周方向に互いに隣り合う柱部16間で、一対の円環部15により囲まれて形成され、円筒ころ13を転動可能に保持するポケット17と、を有する。また、保持器14の一対の円環部15の外周面は、近接対向する外輪11の各鍔部11bの内周面によりそれぞれ案内されている。また、保持器14は、射出成形により形成される。
そして、本実施形態では、図1に示すように、保持器14のポケット17の軸方向長さ寸法LPは、円筒ころ13の軸方向長さ寸法LRよりも大きく設定されている。このため、保持器14は、一対の円環部15の軸方向内端面15aと円筒ころ13の各ころ端面13bとの間に軸方向の第1隙間S1をそれぞれ有する。
このように、円筒ころ13と保持器14との間に軸方向の第1隙間S1が設けられるため、保持器14は、軸方向に沿って隙間の総和寸法(軸方向両側の第1隙間S1の軸方向寸法D1の和)の範囲で移動可能に設けられる。また、本実施形態では、隙間の総和寸法は、厳密な寸法管理は不要で、保持器の一般的な加工精度を考慮して、0.1mmから円筒ころ13の長さ寸法LRの1/10以下の範囲に設定される。なお、軸方向寸法D1、円筒ころ13の長さ寸法LR、及びポケット17の長さ寸法LPは、円筒ころ13の中心軸(自転軸)方向に沿ったころ軸方向での寸法と一致する。
また、保持器14の円環部15の軸方向内端面(以下、単に「ポケット面」とも言う)15aの表面は、粗く形成されており、具体的なポケット面15aの表面粗さ(算術平均粗さ)は3μm〜20μmに設定される。また、ポケット面15aの表面粗さは、例えば、柱部16の周方向側面よりも粗く形成されていてもよい。
また、円環部15のポケット面15aの粗さは、後述する発泡コア層21が蓄えた潤滑油を円筒ころ13に導くように機能する。これにより、ポケット面15aの保油能力及び給油能力を高めることができる。なお、ポケット面15aの表面粗さは、全てのポケット17に対して設定してもよいし、一部のポケット17に対して設定してもよい。
そして、本実施形態では、保持器14の全体は、連続気泡型の発泡樹脂成形により形成されており、保持器14の連続気泡型の発泡樹脂成形により形成された部分は、図1に示すように、内側の発泡コア層21と、発泡コア層21を包み込む外側のソリッドスキン層(以下、単に「スキン層」とも言う)22と、を有する。また、本実施形態では、一対の円環部15及び複数の柱部16の全てがこの発泡コア層21とスキン層22からなる2層構造で構成されている。なお、保持器14は、二色成形(ダブルモールド)によって、一対の円環部15を連続気泡型の発泡樹脂成形により形成し、複数の柱部16を一般的な射出成形により形成してもよい。
発泡コア層21は、連続気泡部分であり、潤滑油を貯蓄する油貯留部として機能する。スキン層22は、気泡が閉じた部分であり、発泡コア層21に保持された潤滑油を外部に出さないように閉じ込める壁として機能する。
また、図1及び図2に示すように、保持器14の円環部15のポケット面15aには、スキン層22を取り除き、発泡コア層21を露出させる2つの第1切欠き部31が形成されている。2つの第1切欠き部31は、円形状であり、ポケット面15aの周方向中心に対して周方向対称に形成されている。なお、第1切欠き部31は、全てのポケット17に対して形成されてもよいし、一部のポケット17に対して形成されてもよい。また、第1切欠き部31は、2つに限定されず、1つ又は3つ以上であってもよい。また、第1切欠き部31の形状は、円形に限定されず、三角形、矩形などの多角形、或いは、星形、涙形(雫形)などの任意の形状に変更可能である。
さらに、ラジアル型ころ軸受である円筒ころ軸受10では、円筒ころ13の自転軸が固定されていないため、保持器14のポケット17の内部で円筒ころ13の自転軸が傾くスキュー現象を起こすことが知られている。このため、例えば、平面状のころ端面13bを有する円筒ころ13がスキューした場合、ころ端面13bの外周部がポケット面15aに接触し、ころ端面13bの中央部がポケット面15aに接触しない。従って、潤滑油を効果的に供給するためには、スキューした際の円筒ころ13のころ端面13bが接触する位置に第1切欠き部31を設ける方が望ましい。このため、本実施形態では、2つの第1切欠き部31は、スキューした際の円筒ころ13のころ端面13bが接触する位置に形成されている。具体的には、各第1切欠き部31は、ポケット面15aのうちで、柱部16に接近した部分に設けられている。
また、保持器14の円環部15の内周面15bには、スキン層22を取り除き、発泡コア層21を露出させる第2切欠き部32が形成されている。第2切欠き部32は、矩形状であり、ポケット面15aと同位相となる周方向位置において所定の周方向長さで複数形成されている。そして、第2切欠き部32は、軸受内に流入する潤滑油を発泡コア層21に導く入口として機能する。なお、第2切欠き部32は、形成しなくてもよい。この場合、第1切欠き部31が潤滑油の出入口として機能する。また、第2切欠き部32の形状は、矩形に限定されず、円形、楕円形、多角形などの任意の形状であってもよい。
ここで、図4を参照して、第1切欠き部31及び第2切欠き部32の形成方法について説明する。本実施形態では、保持器14の射出成形時に、円環部15のポケット面15aに軸方向内側に突出する突起18aを形成すると共に、円環部15の内周面15bに径方向内側に突出する突起18bを形成する。その後、突起18a,18bを切取線CLに沿って切り取る。これにより、円環部15のポケット面15aに、発泡コア層21を露出させた第1切欠き部31が形成されると共に、円環部15の内周面15bに、発泡コア層21を露出させた第2切欠き部32が形成される。なお、突起18aを切断する切取線CLは、ポケット面15aに沿った線であり、第1切欠き部31の表面(開口部)は、ポケット面15aと面一になるように形成されている。同様に、突起18bを切断する切取線CLは、内周面15bに沿った線であり、第2切欠き部32の表面(開口部)は、内周面15bと面一になるように形成されている。
また、保持器14の材質としては、使用される潤滑油に対して表面張力を生じる親油性を有する樹脂材(例えば、ポリアミド樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂など)であればよく、その他は特に制限はなく、保持器としての強度や耐熱性、耐薬品性等を満たす樹脂材を自由に選択可能である。親油性が低い樹脂材を使用することも可能であるが、この場合、親油処理を施した方が好ましい。また、発泡樹脂部は、低発泡の連続気泡型である必要はあるが、発泡成形の手法に特に制限はなく、モールディング発泡等、既存技術を用いることが可能である。
また、本実施形態では、図1に示すように、円筒ころ13は、その両方のころ端面13bと外輪11の両方の鍔部11bとの間に軸方向の第2隙間S2をそれぞれ設けた状態で、両方の鍔部11bにより案内されている。そして、第2隙間S2の軸方向寸法D2は、図3に示すように、円筒ころ13と保持器14が外輪11の軸方向一方側(図3の左側)に移動した時(図3の左側である軸方向一方側のころ端面13bと軸方向一方側の鍔部11bが当接し、図3の右側である軸方向他方側のころ端面13bと軸方向他方側のポケット面15aが当接した状態)に、保持器14が外輪11の軸方向外端面よりも軸方向内側に位置するような寸法に設定されている。これにより、保持器14が軸受周辺のハウジングなどに干渉するのを防止することができる。
このように構成された円筒ころ軸受10では、軸受に潤滑油が供給され軸受内が潤滑油で満たされている場合、潤滑油が円筒ころ13と保持器14のポケット17との間に入り込み油膜を形成する。従って、図1に示すように、潤滑油の流れの力を受けて、円筒ころ13のころ端面13bと保持器14のポケット面15aとの間に第1隙間S1が形成され、ポケット面15aがころ端面13bに常時接触しないため、軸受回転時の摩擦抵抗の増加が抑制される。また、軸受に供給された潤滑油は、第1切欠き部31及び第2切欠き部32を介して、発泡コア層21に蓄えられる。
その一方、軸受に潤滑油が供給されず軸受内の潤滑油が微量である場合、潤滑油の流れは発生せず、図3に示すように、保持器14は、円筒ころ13のスキューの分力や車両の前後左右の運動により、軸方向に自由に移動して、ポケット面15aがころ端面13bに繰り返し接触する(接触状態と非接触状態とが繰り返される)。つまり、軸受内の潤滑油が微量である場合にのみ、ポケット面15aの第1切欠き部31がころ端面13bに接触し、発泡コア層21に蓄えられた潤滑油が第1切欠き部31から円筒ころ13に供給される。そして、円筒ころ13に供給された潤滑油は、円筒ころ13の転動面13a、外輪軌道面11a、及び内輪軌道面12aのそれぞれの接触部を潤滑する。なお、本実施形態の円筒ころ軸受10は、保持器14の自由運動を利用して保持器14を移動させるものであるため、水平に設けられる軸(横軸)を支持する構造且つ自動車のように軸受を組み込んだ装置が前後左右に動くものに用いるのが好適である。
以上説明したように、本実施形態の円筒ころ軸受10によれば、保持器14の一対の円環部15のポケット面15aに、スキン層22を取り除き、発泡コア層21を露出させる第1切欠き部31がそれぞれ設けられ、保持器14が軸方向に移動したときに、第1切欠き部31が円筒ころ13のころ端面13bに接触するため、潤滑油の供給が断続的である潤滑環境下、或いは、潤滑油が微量である潤滑環境下であったとしても円筒ころ軸受10の焼付きを防止することができる。また、保持器14の円環部15がころ端面13bから離れることができ、円環部15が円筒ころ13に常時接触しないため、軸受回転時の摩擦抵抗の増加を抑制することができ、さらに、円環部15の摩耗を抑制することができる。また、高度な部品寸法精度などの管理が不要であり、製造コストの増大を抑制することができる。
更に詳細に説明すると、保持器14は、事前に円筒ころ13に対する接触力(押付け力)が設定されているわけではなく、保持器14が軸方向に移動したときに円筒ころ13と接触するため、接触抵抗を殆ど発生させず、ポケット17の摩耗劣化を最小限に抑えることができる。
また、本実施形態の円筒ころ軸受10によれば、保持器14の円環部15の内周面15bに、スキン層22を取り除き、発泡コア層21を露出させる第2切欠き部32が設けられるため、発泡コア層21に潤滑油を効率よく導入することができる。これにより、第1切欠き部31から円筒ころ13のころ端面13bに供給される潤滑油量を増大させることができるので、軸受寿命を向上させることができる。
また、本実施形態の円筒ころ軸受10によれば、潤滑油量を大幅に減らすことができるので、潤滑油の攪拌抵抗を低減することができる。また、例えば、歯車による跳ね掛けなどによって潤滑油を微量でも供給できる構造(図11参照)とすれば、潤滑油ポンプや給油路を廃止することもでき、これにより、潤滑システム全体の軽量コンパクト化、低コスト化を図ることができる。
また、本実施形態の円筒ころ軸受10によれば、潤滑油が軸受内に断続的に供給される、或いは、軸受内の潤滑油が微量である潤滑環境下でも、焼付きを防止して軸受性能や潤滑効果を長期間に亘って維持することができる。このため、本実施形態の円筒ころ軸受10は、例えば、一部のハイブリッド車のトランスミッションのようにエンジン停止時に潤滑油ポンプが一時的に停止する機構に好適に用いることができ、また、自動車の被牽引時に潤滑油ポンプが作動せずに潤滑油の十分な供給が困難な状況などに対応することができる。
ここで、本明細書における潤滑油が微量である潤滑環境下について説明する。例えば、自動車などのトランスミッションの場合、潤滑油の供給方法として、図10に示す潤滑油ポンプPによる潤滑油の圧送と、図11に示す歯車Gによる潤滑油の跳ね掛けとの2通りが一般的に知られている。
潤滑油ポンプPにより潤滑油を圧送する構造としては、図10に示すように、円筒ころ軸受10の外輪11がハウジングHに内嵌され、内輪12が回転軸Aに外嵌されており、ハウジングHに軸受10に連通する給油路Rが設けられ、この給油路Rに潤滑油ポンプPが接続される構造が一般的に知られている。この構造の場合、潤滑油ポンプPから圧送された潤滑油が給油路Rを介して軸受10に供給される。
また、歯車Gにより潤滑油を跳ね掛ける構造としては、図11に示すように、円筒ころ軸受10の外輪11がハウジングHに内嵌され、内輪12が回転軸Aに外嵌されており、回転軸Aに内輪12と隣接して歯車Gが設けられる構造が一般的に知られている。この構造の場合、歯車Gに付着している潤滑油が軸回転に伴う遠心力により飛散し、飛散した潤滑油が軸受10に付着して給油される。
上記した2通りの構造では、軸受の焼付きを防止するため、50cc/minから1000cc/min程度の潤滑油量が供給されている。そして、この潤滑油量が10cc/minを下回ると潤滑油不足に伴う油膜不足により発熱や焼付きが起こりやすくなり、0cc/min(無潤滑油)では焼付きが生じる。本発明は、無潤滑状態ではなく希薄潤滑状態への対応であり、潤滑油が微量である潤滑環境下、具体的には、0.01cc/min〜10cc/min程度の希薄潤滑状態で大きな効果を発揮する。
次に、本明細書における潤滑油が断続的に供給される環境について説明する。例えば、ハイブリッド車では、エンジンを停止したまま電動モータで走行するモードがある。このモード中は、エンジンと直結した潤滑油ポンプだけの構造では、軸受に潤滑油が給油されない状態で走行が行われる。このため、数分程度までの無給油走行状態が発生するが、軸受はこの間に焼付きを起こしてはならない。この電動走行時間はバッテリーの進化と共に延長させたいニーズがある。現状では焼付き防止のために一定間隔毎にエンジンを回し、潤滑油ポンプを作動させる制御を行っている車種もある。この課題を解決するには、電動潤滑油ポンプをシステムに追加するか、本発明のような無潤滑で焼付きにくい軸受の採用が必要となる。本発明では、焼付きまでの時間は発泡コア層に蓄えられる保油量と関連があることから、保油量を増やすことで無潤滑適用時間を数十分から数時間と大幅に延長させることが可能である。
また、乗用車は、故障時やキャンピングカーなどの大型車両での移動先での補助用車両として牽引されることがある。このようなときは、車両の駆動輪を台車などに載せることで空転を防止することが可能であるが、現実には、駆動輪を空転させながら牽引される事例が起こっている。この場合、駆動伝達はなく無負荷空転のため軸受の負担も軽微であるが、ころ軸受の場合、ころ端面と鍔部との間はすべり接触になっている。そして、この空転状態では、エンジンや電動潤滑油ポンプが稼働せず、潤滑油ポンプは停止しているため、軸受は焼付きを起こしやすい。この対策のために、跳ね掛け給油が起こるように駆動装置に工夫を施している車種もある。本発明では、潤滑油ポンプが停止しても、発泡コア層に蓄えられた潤滑油がなくなるまで軸受に給油を行えるため、跳ね掛けが不十分又は跳ね掛けがないような被牽引状態でも耐焼付き性を大幅に向上することができる。
また、極寒環境での始動時には、潤滑油が凍結し、潤滑油ポンプによる給油も跳ね掛けによる給油も起こらない現象が一時的に発生する。この場合は、凍結した潤滑油が温まって溶けるまでの間、軸受自身に付着していた僅かな油分で潤滑を賄わなければならない。そして、本発明では、凍結した潤滑油が発泡コア層に蓄えられているため、軸受の発熱に伴い徐々に溶けながら潤滑するため、耐焼付き性を飛躍的に向上することができる。
次に、本実施形態の第1変形例として、図5に示すように、円環部15のポケット面15aに、第1切欠き部31の代わりに、円弧状(扇状)である1つの第1切欠き部41を保持器14の周方向に沿って形成してもよい。この第1切欠き部41は、ポケット面15aの周方向中心に対して周方向対称で、且つ、ポケット面15aの径方向中央部分に形成されている。また、第1切欠き部41は、スキューした際の円筒ころ13のころ端面13bが接触するように、柱部16に接近した位置に形成されている。また、第1切欠き部41の数や形状は任意である。
また、本実施形態の第2変形例として、図6に示すように、円環部15のポケット面15aに、第1切欠き部31の代わりに、直線状(矩形)の2つの第1切欠き部51を保持器14の径方向に対して直交する方向に沿って形成してもよい。この2つの第1切欠き部51は、ポケット面15aの周方向中心に対して周方向対称に形成されている。また、2つの第1切欠き部51は、スキューした際の円筒ころ13のころ端面13bが接触する位置に形成されている。また、第1切欠き部51の数や形状は任意である。
また、本実施形態の第3変形例として、図7に示すように、円環部15のポケット面15aに、第1切欠き部31の代わりに、1つの第1溝(第1切欠き部)61を形成すると共に、円環部15の内周面15bに、第2切欠き部32の代わりに、第2溝(第2切欠き部)62を形成してもよい。第1溝61及び第2溝62は、有底溝であり、スキン層22を貫通し、発泡コア層21に到達する深さに形成されている。つまり、第1溝61及び第2溝62は、スキン層22を取り除き、溝底部に発泡コア層21を露出させる溝である。また、第1溝61及び第2溝62は、保持器14の射出成形後にレーザー加工などの二次加工によって形成される。なお、本変形例の第1切欠き部及び第2切欠き部は、溝ではなく複数の孔であってもよい。
そして、第1溝61は、発泡コア層21に貯蓄された潤滑油を円筒ころ13に導く出口として機能する。このため、第1溝61には表面張力が強く働く必要があるため、第1溝61は、細く狭い形状であり、具体的には、第1溝61の溝幅(径方向に沿った幅)D3は、0.01mm〜0.5mmに設定されている。また、第1溝61は、それぞれのポケット17において、周方向に沿って形成されている。なお、第1溝61は、全てのポケット17に対して設けられてもよいし、一部のポケット17に対して設けられてもよい。また、第1溝61は、1つに限定されず、複数であってもよい。
また、第2溝62は、軸受内に流入する潤滑油を発泡コア層21に導く入口として機能する。第2溝62の溝幅(軸方向に沿った幅)D4は、0.01mm〜2.0mmに設定されるのが望ましい。また、第2溝62は、円環部15の全周に亘って周方向に沿って形成されている。また、第2溝62は、1つに限定されず、ポケット面15aと同位相となる周方向位置において所定の周方向長さで複数形成されていてもよい。なお、第2溝62は、形成しなくてもよい。この場合、第1溝61が潤滑油の出入口として機能する。
本変形例によれば、保持器14の一対の円環部15のポケット面15aに、スキン層22を取り除き、発泡コア層21を露出させる第1溝61がそれぞれ設けられ、保持器14が軸方向に移動したときに、第1溝61が円筒ころ13のころ端面13bに接触するため、潤滑油の供給が断続的である潤滑環境下、或いは、潤滑油が微量である潤滑環境下であったとしても軸受10の焼付きを防止することができる。また、保持器14の円環部15がころ端面13bから離れることができ、円環部15が円筒ころ13に常時接触しないため、軸受回転時の摩擦抵抗の増加を抑制することができ、さらに、円環部15の摩耗を抑制することができる。また、高度な部品寸法精度などの管理が不要であり、製造コストの増大を抑制することができる。
また、本変形例によれば、保持器14の円環部15の内周面15bに、スキン層22を取り除き、発泡コア層21を露出させる第2溝62が設けられるため、発泡コア層21に潤滑油を効率よく導入することができる。これにより、第1溝61から円筒ころ13のころ端面13bに供給される潤滑油量を増大させることができるので、軸受寿命を向上させることができる。
また、本変形例によれば、第1溝61が周方向に沿って形成され、軸受回転時の遠心力の作用方向と第1溝61の形成方向が直交するため、軸受回転に伴う遠心力によって第1溝61から潤滑油が保持器14の外周側に飛散するのを最小限に抑制することができる。
また、本実施形態の内輪の第1変形例として、図8に示すように、内輪12は、片鍔の内輪であってもよく、内輪12の軸方向他端部(図8の右端部)に鍔部12bが設けられている。この場合、内輪12は、軸方向一方側に向う外部からのアキシアル荷重(内輪12を図8の左側に移動する荷重)を受けることが可能である。具体的には、ギヤの噛み合い反力などのアキシアル荷重を、外輪11の軸方向一方側の鍔部11bと内輪12の鍔部12bで支持している。このため、第1切欠き部31による給油効果により、円筒ころ13のころ端面13bと各鍔部11b,12bとの摺接面における耐焼付き性を高めることができ、アキシアル方向に関して許容可能な負荷荷重を高めることができる。
また、本実施形態の内輪の第2変形例として、図9に示すように、内輪12は、両鍔の内輪であってもよく、内輪12の軸方向他端部(図9の右端部)に鍔部12bが設けられると共に、内輪12の軸方向一端部(図9の左端部)に鍔輪12cが取り付けられている。この場合、内輪12は、軸方向両方側に向う外部からのアキシアル荷重を受けることが可能である。具体的には、ギヤの噛み合い反力などのアキシアル荷重を、外輪11の軸方向一方側の鍔部11bと内輪12の鍔部12b、及び外輪11の軸方向他方側の鍔部11bと内輪12の鍔輪12cで支持している。このため、第1切欠き部31による給油効果により、円筒ころ13のころ端面13bと各鍔部11b,12bとの摺接面、及び円筒ころ13のころ端面13bと鍔部11b,鍔輪12cとの摺接面における耐焼付き性を高めることができ、アキシアル方向に関して許容可能な負荷荷重を高めることができる。
なお、本発明は、上記実施形態に例示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、本実施形態では、本発明を円筒ころ軸受に適用する場合を例示したが、これに限定されず、棒状ころ軸受や針状ころ軸受などに本発明を適用してもよい。
10 円筒ころ軸受(ラジアル型ころ軸受)
11 外輪
11a 外輪軌道面
11b 鍔部(外輪鍔部)
12 内輪
12a 内輪軌道面
12b 鍔部
12c 鍔輪
13 円筒ころ
13a 転動面
13b ころ端面(軸方向外端面)
14 保持器
15 円環部
15a 軸方向内端面(ポケット面)
15b 内周面
16 柱部
17 ポケット
18a 突起
18b 突起
21 発泡コア層
22 スキン層
31 第1切欠き部
32 第2切欠き部
41 第1切欠き部
51 第1切欠き部
61 第1溝(第1切欠き部)
62 第2溝(第2切欠き部)
S1 第1隙間
S2 第2隙間
D1 第1隙間の軸方向寸法
D2 第2隙間の軸方向寸法
D3 第1溝の溝幅
D4 第2溝の溝幅
LR 円筒ころの長さ寸法
LP ポケットの長さ寸法

Claims (8)

  1. 内周面に外輪軌道面を有する外輪と、外周面に内輪軌道面を有する内輪と、前記外輪軌道面と前記内輪軌道面との間に転動可能に設けられる複数のころと、前記複数のころを周方向に略等間隔に保持する保持器と、を備え、
    前記外輪の軸方向両端部に、前記複数のころを案内する外輪鍔部がそれぞれ設けられ、
    前記保持器は、同軸に配置される一対の円環部と、前記一対の円環部を軸方向に連結し、周方向に略等間隔に設けられる複数の柱部と、周方向に互いに隣り合う前記柱部間に形成され、前記ころを転動可能に保持するポケットと、を有するラジアル型ころ軸受であって、
    前記保持器は、前記一対の円環部の軸方向内端面と前記ころの軸方向外端面との間に隙間をそれぞれ有して、軸方向に沿って所定の範囲で移動可能に設けられ、
    前記保持器の少なくとも前記一対の円環部は、連続気泡型の発泡樹脂成形により形成され、前記保持器の連続気泡型の発泡樹脂成形により形成された部分は、内側の発泡コア層及び外側のソリッドスキン層を有し、
    前記一対の円環部の軸方向内端面に、前記ソリッドスキン層を取り除き、前記発泡コア層を露出させる第1切欠き部を設け、
    前記保持器が軸方向に移動したときに、前記第1切欠き部が前記ころの軸方向外端面に接触可能であることを特徴とするラジアル型ころ軸受。
  2. 前記円環部の軸方向内端面に予め形成された突起を切り取り、前記発泡コア層を露出させる前記第1切欠き部を設けることを特徴とする請求項1に記載のラジアル型ころ軸受。
  3. 前記第1切欠き部は、1つの溝、複数の溝、及び複数の孔のいずれか1つからなることを特徴とする請求項1に記載のラジアル型ころ軸受。
  4. 前記一対の円環部の内周面に、前記ソリッドスキン層を取り除き、前記発泡コア層を露出させる第2切欠き部を更に設けることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のラジアル型ころ軸受。
  5. 前記円環部の内周面に予め形成された突起を切り取り、前記発泡コア層を露出させる前記第2切欠き部を設けることを特徴とする請求項4に記載のラジアル型ころ軸受。
  6. 前記第2切欠き部は、1つの溝、複数の溝、及び複数の孔のいずれか1つからなることを特徴とする請求項4に記載のラジアル型ころ軸受。
  7. 前記ころと前記保持器が前記外輪の軸方向一方側に移動した時に、前記保持器が前記外輪の軸方向外端面よりも軸方向内側に位置することを特徴とする請求項1に記載のラジアル型ころ軸受。
  8. 潤滑油が軸受内部に断続的に供給される、或いは、軸受内部の潤滑油が微量である潤滑環境下で使用されることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のラジアル型ころ軸受。
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