JP2021083844A - 簡易笠 - Google Patents

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金子 功
Isao Kaneko
功 金子
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【課題】瞬時に展開し且つ折り畳みも容易な簡易笠を提供する。【解決手段】この簡易笠80a、80bは、留め具32等を外すなどして折畳状態を解放すると、ワイヤ部材20が自身の復元力によって笠部30を自動的に展開し開状態となる。このため、ユーザは笠部30の展開作業を行うことなく簡易笠80a、80bを使用形態にすることができる。また、使用後には笠部30を展開しているワイヤ部材20を輪状に捻ることで簡単に折り畳むことができる。さらに、この簡易笠80a、80bは笠部30に撥水性を有する布部材22を用いているため、雨水等は布部材22には浸み込まず、水濡れ等を気にせずに折り畳んで収納することができる。これにより、短時間の雨避けや日除けに気軽に使用することができる。【選択図】図6

Description

本発明は、一時的な雨除け、日除けとして用いる簡易笠に関するものである。
携帯雨具としては折り畳み傘が一般的に広く用いられている。また、近年、夏場の熱中症対策として日傘の使用が見直され、折り畳み型の日傘や雨傘兼用の日傘等も商品化されている。しかしながら、折り畳み傘は常時携帯するには重量が有り、それなりの収容スペースも要する。また、折り畳み傘は使用後に畳む作業が面倒であり、例えば駐車場内に停めた車から店舗へ移動する際や、屋根の無い短い区間を通って建物間を移動する際などにはこれらの折り畳み傘を使用せず雨に濡れながら小走りに移動する場合が多い。これらのことに関し下記[特許文献1]には、板状体を使用時に拡げて一部を折り曲げ、この折り曲げた部分を使用者が保持することで笠形状となる組立式簡易笠に関する発明が開示されている。
特許第4274386号公報
しかしながら、上記の様な短距離の移動では[特許文献1]に記載されている比較的簡便な展開作業、折り畳み作業でさえ未だ煩雑であり、展開と折り畳みがさらに容易な簡易笠の実現が望まれる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、瞬時に展開し且つ折り畳みも容易な簡易笠の提供を目的とする。
本発明は、
(1)弾性を有するワイヤ部材20が撥水性を有する布部材22の周縁に固定して展開方向に付勢した笠部30と、前記笠部30を折畳状態で保持する留め具32と、を有し、
前記ワイヤ部材20を輪状に捻って前記笠部30を折り畳むことで折畳状態とし、
前記折畳状態の解放時には前記ワイヤ部材20の復元力によって前記笠部30が自動的に展開して開状態となることを特徴とする簡易笠80aを提供することにより、上記課題を解決する。
(2)弾性を有するワイヤ部材20が撥水性を有する布部材22の周縁に固定して展開方向に付勢した笠部30と、2枚の前記笠部30の周縁の一部が開閉可能に接続して構成される笠本体50と、前記笠本体50を折畳状態で保持する留め具32と、を有し、
2枚の前記笠部30を重ねた状態で前記ワイヤ部材20を輪状に捻り前記笠本体50を折り畳むことで折畳状態とし、
前記折畳状態の解放時には前記ワイヤ部材20の復元力によって2枚の前記笠部30が自動的に展開して開状態となることを特徴とする簡易笠80bを提供することにより、上記課題を解決する。
(3)2枚の笠部30の接続部から延びて前記笠部30間の上部を塞ぐとともに、2枚の前記笠部30の開角度を制限する開度制限布40、42をさらに有することを特徴とする上記(2)記載の簡易笠80bを提供することにより、上記課題を解決する。
(4)一方の開度制限布が、笠部30間の上半分乃至3分の2を覆うフード部42であることを特徴とする上記(3)記載の簡易笠80bを提供することにより、上記課題を解決する。
本発明に係る簡易笠は、展開と折り畳みが極めて容易であるとともに、撥水性を有するため水濡れ等を気にする必要がない。これにより、短時間の雨避けや日除けに気軽に使用することができる。
本発明に係る第1の形態の簡易笠の使用形態を示す斜視図である。 本発明に係る第2の形態の簡易笠の使用形態を示す図である。 本発明に係る第2の形態の簡易笠の使用形態を示す斜視図である。 本発明に係る第1の形態の簡易笠の使用状態を示す図である。 本発明に係る簡易笠の折り畳み方法を説明するための図である。 本発明に係る第2の形態の簡易笠の使用状態を示す図である。
本発明に係る簡易笠80a、80bについて図面に基づいて説明する。ここで、図1は本発明に係る第1の形態の簡易笠80aの使用形態を示す斜視図である。また、図2(a)は本発明に係る第2の形態の簡易笠80bの使用形態の正面図であり、図2(b)は側面図であり、図2(c)は背面図であり、図2(d)は平面図であり、図2(e)は底面図である。また、図3(a)、(b)は第2の形態の簡易笠80bの使用形態を示す斜視図である。尚、図1、図2においてワイヤ部材20は破線で示す。
図1に示す第1の形態の簡易笠80aは、ワイヤ部材20と布部材22とで主に構成された笠部30と、この笠部30を折畳状態で保持する留め具32と、を有している。また、図2、図3に示す第2の形態の簡易笠80bは、同じくワイヤ部材20と布部材22とで主に構成された笠部30を2枚有し、この2枚の笠部30の周縁の一部が開閉可能に接続して笠本体50を構成する。また、第2の形態の簡易笠80bは、この笠本体50を折畳状態で保持する留め具32を有している。
そして、これら笠部30を構成する布部材22は周知の撥水コーティング等により撥水性を有するとともに円、楕円、角丸正方形、角丸長方形等の任意の形状を呈している。また、布部材22の周縁には縁取り24が設けられ、この縁取り24にワイヤ部材20を内包させることで、布部材22の周縁にワイヤ部材20が固定する。尚、ワイヤ部材20は弾性を有するとともに両端が結合して輪状を呈する。よって、ワイヤ部材20は自身の弾性力によって布部材22を常に展開方向、即ち布部材22が開いて緊張状態となる方向に付勢する。
また、簡易笠80a、80bの留め具32は、前述のように笠部30もしくは笠本体50を折畳状態で保持するものであり、笠部30もしくは笠本体50の展開を阻止して折畳状態を保持可能であればクリップやベルト、収納袋等、如何なるものを用いても良い。中でも特に、本例で示すように輪状のゴムバンドを笠部30もしくは笠本体50の縁取り24に固定して設けることが最も好ましい。この構成によれば、縁取り24に固定した輪状の留め具32(ゴムバンド)を伸ばして折畳状態の笠部30もしくは笠本体50に引掛けて束ねることで折畳状態を簡単に保持することができる。
また、第2の形態の簡易笠80bは前述のように笠部30を2枚有し、この2枚の笠部30の周縁が部分的に開閉可能に接続して笠本体50を構成する。尚、笠部30の形状が角丸正方形、角丸長方形などの辺を有する形状の場合には、このうちの一辺を接続して笠本体50を構成することが好ましい。また、笠部30の形状が円、楕円のように直線状の辺を持たない形状の場合には、笠部30の形状を大きく歪めない程度の範囲で周縁を部分的に接続し笠本体50を構成する。また、笠部30が楕円、角丸長方形等の縦横比の異なる形状の場合には長辺(長円)側を接続することが好ましい。尚、この2枚の笠部30の接続は軽量化の観点から双方の縁取り24もしくはその近傍を縫い合わせて行う事が好ましい。
また、笠本体50は、2枚の笠部30の接続部の両端から双方の笠部30の周縁に沿うように延び、且つ2つの笠部30の上部を塞ぐ略三角形状の開度制限布40(フード部42)を有する。そして、この開度制限布40、42は2枚の笠部30が過度に開かないように開角度を制限する機能を有する。尚、2枚の笠部30の最も好ましい開角度は約90°であり、好ましくは60°〜100°である。よって、開度制限布40、42の寸法はこの開角度に則して設計される。また、開度制限布40の一方はユーザの視界を確保するために小型のものを用い、他方は雨の吹き込みを防止するために2枚の笠部30間の概ね上半分から3分の2程度を覆うフード部42とすることが好ましい。また、これら開度制限布40、フード部42も笠部30と同様に撥水性を有する布部材22で構成することが好ましい。
次に、本発明に係る第1の形態の簡易笠80aの使用方法を説明する。先ず、簡易笠80aは笠部30が折り畳まれた折畳状態で留め具32によって留められて携帯される。そして、使用時にはユーザが留め具32を外して簡易笠80aの折畳状態を解放する。これにより、ワイヤ部材20は自身の復元力によって笠部30を展開し開状態とする。これにより、簡易笠80aは使用形態となる。次に、ユーザは図4に示すように簡易笠80aを頭上に掲げ、雨避けや日除けとして使用する。
また、建物内に入るなどして簡易笠80aが不要となった場合には、ユーザはワイヤ部材20を輪状に捻り笠部30を折り畳む。ここで、図5は笠部30の折り畳み方法を説明するための図である。尚、図5では布部材22等の他の構成を省略してワイヤ部材20のみを示している。
笠部30の折り畳み方法は、先ず図5(a)に示すように、ワイヤ部材20を捻じり2つの輪を形成する。この状態でさらにワイヤ部材20を捻じると、図5(b)に示すように、捻じった部分が反転しながらもう一つの輪を形成する。次に、これらの3つの輪を、図5(c)に示すように一つに纏め、図5(d)に示すように平らにする。これにより、笠部30は折畳状態となる。
上記の様にして折畳状態となった笠部30は留め具32によって留められて、折畳状態のままバッグ等に収容される。尚、笠部30を構成する布部材22は撥水性を有するため、雨水等は弾かれて布部材22には浸み込まず、雨水を軽く掃ってから折り畳むことで水濡れ等を気にせずに収納することができる。
次に、本発明に係る第2の形態の簡易笠80bの使用方法を説明する。先ず、簡易笠80bは2枚の笠部30が重なって折り畳まれた折畳状態で留め具32によって留められている。そして、使用時にはユーザが留め具32を外して簡易笠80bの折畳状態を解放する。これにより、ワイヤ部材20は自身の復元力によってそれぞれの笠部30を展開し開状態とする。次に、ユーザによる保持もしくは図示しない弾性部材や支柱等によって2枚の笠部30は所定の開角度とされ笠本体50が使用形態となる。次に、ユーザは図6に示すように、簡易笠80bを頭上に掲げ、雨避けや日除けとして用いる。
また、建物内に入るなどして簡易笠80bが不要となった場合には、ユーザは笠本体50を閉じて2枚の笠部30を展開状態のまま重ねる。次に、2枚の笠部30を重ねたまま、図5(a)〜図5(d)と同様にしてワイヤ部材20を2本纏めて輪状に捻り2枚の笠部30を重ねて折り畳む。これにより、笠本体50は折畳状態となる。この様にして折畳状態となった笠本体50は留め具32によって留められて、折畳状態のままバッグ等に収容される。尚、簡易笠80bも第1の形態の簡易笠80aと同様、笠部30の布部材22が撥水性を有するため、雨水等は弾かれて布部材22には浸み込まず、雨水を軽く掃ってから折り畳むことで水濡れ等を気にせずに収納することができる。
以上のように、本発明に係る簡易笠80a、80bは、留め具32等を外すなどして折畳状態を解放すると、ワイヤ部材20が自身の復元力によって笠部30を自動的に展開し開状態となる。このため、ユーザは笠部30の展開作業を行うことなく簡易笠80a、80bを使用形態にすることができる。また、使用後には笠部30を展開しているワイヤ部材20を輪状に捻ることで簡単に折り畳むことができる。さらに、本発明に係る簡易笠80a、80bは笠部30に撥水性を有する布部材22を用いているため、雨水等は布部材22には浸み込まず、水濡れ等を気にせずに折り畳んで収納することができる。
このように、本発明に係る簡易笠80a、80bは、展開と折り畳みが極めて容易であるとともに、撥水性を有するため水濡れ等を気にする必要がない。これにより、短時間の雨避けや日除けに気軽に使用することができる。
尚、本例で示した簡易笠80a、80b、笠部30等の各部の構成、機構、形状、デザイン、寸法等は一例であるから、特に本例に限定される訳ではなく、本発明は本発明の要旨を逸脱しない範囲で変更して実施することが可能である。
20 ワイヤ部材
22 布部材
30 笠部
32 留め具
40 開度制限布
42 フード部
50 笠本体
80a、80b 簡易笠

Claims (4)

  1. 弾性を有するワイヤ部材が撥水性を有する布部材の周縁に固定して展開方向に付勢した笠部と、
    前記笠部を折畳状態で保持する留め具と、を有し、
    前記ワイヤ部材を輪状に捻って前記笠部を折り畳むことで折畳状態とし、
    前記折畳状態の解放時には前記ワイヤ部材の復元力によって前記笠部が自動的に展開して開状態となることを特徴とする簡易笠。
  2. 弾性を有するワイヤ部材が撥水性を有する布部材の周縁に固定して展開方向に付勢した笠部と、
    2枚の前記笠部の周縁の一部が開閉可能に接続して構成される笠本体と、
    前記笠本体を折畳状態で保持する留め具と、を有し、
    2枚の前記笠部を重ねた状態で前記ワイヤ部材を輪状に捻り前記笠本体を折り畳むことで折畳状態とし、
    前記折畳状態の解放時には前記ワイヤ部材の復元力によって2枚の前記笠部が自動的に展開して開状態となることを特徴とする簡易笠。
  3. 2枚の笠部の接続部から延びて前記笠部間の上部を塞ぐとともに、2枚の前記笠部の開角度を制限する開度制限布をさらに有することを特徴とする請求項2記載の簡易笠。
  4. 一方の開度制限布が、笠部間の上半分乃至3分の2を覆うフード部であることを特徴とする請求項3記載の簡易笠。
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