JP2021082847A - 太陽電池モジュール及び太陽光発電システム - Google Patents
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Abstract
Description
(第1実施形態)
第1実施形態の太陽電池モジュールは、2以上の太陽電池パネルを積層させた構造を有する。2つ以上の太陽電池パネルは電気的に並列に接続されている。図1の斜視概念図に示すように、本実施形態に係る太陽電池モジュール100は、第1太陽電池パネル10と、第2太陽電池パネル20とを有する。第1太陽電池パネル10と第2太陽電池パネル20は、第3方向に積層されている。第1太陽電池パネル10と第2太陽電池パネル20は、電気的に並列に接続される。太陽電池モジュール100の奥行方向を第1方向、太陽電池モジュール100の幅方向を第2方向とする。第1方向と第2方向は交差又は直交し、第1方向と第2方向を含む面は、太陽電池モジュール100のパネル面と並行である。第1方向は第2方向及び第3方向と直交し、第2方向は、第1方向と第3方向と直交する。なお、直交とは本発明の均等の範囲であれば同等の構造は含まれる。第3方向は、第1方向と直交し、第2方向と直交する。実施形態では、2つの太陽電池パネルを積層しているが3つ以上の太陽電池パネルを積層した太陽電池モジュールとしてもよい。
第1太陽電池パネル10は、太陽電池モジュール100のトップ側、つまり、光入射側に存在するパネルである。第1太陽電池パネル10は、ワイドバンドギャップな光吸収層を有する太陽電池セルを複数有する。ワイドバンドギャップな光吸収層としては、例えば、化合物半導体、ペロブスカイト型化合物、酸化物透明半導体、とアモルファスシリコンのうちのいずれか1種以上が挙げられる。ワイドバンドギャップな光吸収層のバンドギャップは、1.4eV以上であり、1.4eV以上2.7eV以下が好ましく、1.6eV以上2.0eV以下がより好ましい。実施形態の第1太陽電池パネル10は、単体でも変換効率に優れている。従って、実施形態の第1太陽電池パネル10は、他の太陽電池パネルと積層させずに、単体の太陽電池として用いることも好ましい。光吸収層のバンドギャップは、透過率、反射率を測定し、吸収係数を求め、直接遷移、間接遷移型にあてはめ、フィッティングで求められる。
第2太陽電池パネル20は、太陽電池モジュール100のボトム側、つまり、光入射側とは反対側に存在するパネルである。第2太陽電池パネル20は、ナローバンドギャップな光吸収層を有する太陽電池セルを複数有する。ナローバンドギャップな光吸収層としては、例えば、化合物半導体又はGeが挙げられる。ナローバンドギャップな光吸収層のバンドギャップは、1.4eV未満であり、0.7eV以上1.4eV未満が好ましく、0.7eV以上1.2eV以下がより好ましい。実施形態の第2太陽電池パネル20は、単体でも変換効率に優れている。従って、実施形態の第2太陽電池パネル20は、他の太陽電池パネルと積層させずに、単体の太陽電池として用いることも好ましい。
第2実施形態の太陽電池モジュールは、2以上の太陽電池パネルを積層させた構造を有する。2つ以上の太陽電池パネルは電気的に並列に接続されている。図6の斜視概念図に示すように、本実施形態に係る太陽電池モジュール101は、第1太陽電池パネル10と、第2太陽電池パネル20とを有する。第1太陽電池パネル10と第2太陽電池パネル20は、第3方向に積層されている。第1太陽電池パネル10と第2太陽電池パネル20は、電気的に並列に接続される。第1太陽電池パネル10には、第1太陽電池パネル10中の第1太陽電池セル11を含んだ第1サブモジュール11Aを並列に接続する第1バスバー12を有する。第2太陽電池パネル20には、第2太陽電池パネル20中の第2太陽電池セル21を含んだ第2サブモジュール21Aを並列に接続する第2バスバー22を有する。第1実施形態と第2実施形態で共通する説明については省略する。
第1バスバー12は、第1太陽電池セル11を含んだ複数の第1サブモジュール11Aを第2方向に並列接続させる金属板、金属箔などの導電性材料で構成される。図7の模式図に第2実施形態の第1太陽電池パネル10の模式図を示す。第1バスバー12は第1方向に延びる金属配線である。第1バスバー12は、第1太陽電池パネル10の第2方向に並んで配置される。第1バスバー12は、第1太陽電池パネル10の両端と、複数の第1サブモジュール11Aの間に配置される。
実施形態の基板13、23としては、ソーダライムガラスを用いることが望ましく、石英、白板ガラス、化学強化ガラスなどガラス全般あるいはポリイミド、アクリル等の樹脂を用いることもできる。
実施形態の第1太陽電池セル11の第1電極14は、第1太陽電池セル10の電極である。第1電極14は、例えば、基板13上に形成された半導体膜を含む透明電極である。第1電極14は、基板13と光吸収層15の間に存在する。第1電極14には、薄い金属膜が含まれていてもよい。第1電極14としては、酸化インジウムスズ(ITO:Indium−Tin Oxide)を少なくとも含む半導体膜を用いることができる。光吸収層15側のITO上には、SnO2、TiO2、キャリアドープされたZnO:Ga、ZnO:Alなどの酸化物を含む層を積層してもよい。基板13側から光吸収層15側にITOとSnO2を積層したものでもよいし、基板13側から光吸収層15側にITO、SnO2とTiO2を積層したものなどでもよい。第1電極14の光吸収層と接する層は、ITO、SnO2とTiO2のうちのいずれかの酸化物層であることが好ましい。また、基板13とITOの間にSiO2等の酸化物を含む層をさらに設けても良い。第1電極14は基板13にスパッタするなどして製膜することができる。第1電極14の膜厚は、例えば、100nm以上1000nm以下である。実施形態の太陽電池を多接合型の太陽電池に用いる場合は、実施形態の太陽電池はトップセル側やミドルセル側に存在して、第1電極14は透光性のある半導体膜であることが好ましい。第2太陽電池セル21の第1電極24は、第1太陽電池セル11の第1電極14と同じでもよいし、MoやWなどの金属膜でもよい。
実施形態の第1太陽電池セル11の光吸収層15は、化合物半導体、ペロブスカイト型化合物、酸化物透明半導体とアモルファスシリコンのうちのいずれか1種以上の層である。光吸収層15は、バッファー層16とpn接合を形成する層である。光吸収層15がp型であれば、バッファー層はn型であり、光吸収層15がn型であれば、バッファー層16はp型である。光吸収層15は、第1電極14とバッファー層16との間に存在する。光吸収層15がホモ接合型である場合、バッファー層16を省略してもよい。
実施形態のバッファー層16、26は、n型又はp型の半導体層である。バッファー層16、26は、光吸収層15、25と第2電極17、27との間に存在する。バッファー層16、26は、光吸収層15、25の第1電極14、24側を向いた面とは反対側の面と物理的に接した層である。そして、バッファー層16、26は、光吸収層15、25とヘテロ接合する層である。バッファー層16、26は、高い開放電圧の太陽電池セルを得ることのできるようにフェルミ準位が制御されたn型半導体又はp型半導体が好ましい。
実施形態の酸化物層は、バッファー層16、26と第2電極17、27の間に設けることが好ましい薄膜である。酸化物層は、Zn1−xMgxO、ZnO1−ySyとZn1−xMgxO1−ySy(0≦x,y<1)のいずれかの化合物を含む薄膜である。酸化物層は、第2電極17、27側を向いたバッファー層16、26の面のすべてを覆っていない形態でもよい。例えば、第2電極17側のバッファー層16、26の面の50%を覆っていればよい。ほかの候補として、AlOZ、SiOZ、SiNZやウルツ型のAlNやGaN、BeOなども挙げられる。酸化物層の体積抵抗率は、1Ωcm以上であると光吸収層15内に存在する可能性のある低抵抗成分に由来するリーク電流を抑えることが可能になるという利点がある。なお、実施形態では、酸化物層を省略することができる。これらの酸化物層は、酸化物粒子層であり、酸化物層中には多数の空隙を有することが好ましい。中間層は、上記の化合物や物性に限定されるものではなく、太陽電池の変換効率向上等に寄与する層であればよい。中間層は、物性の異なる複数の層であってもよい。
実施形態の第2電極17、27は太陽光のような光を透過し尚且つ導電性を有する電極膜である。第2電極17、27は、中間層やバッファー層16、26の光吸収層15側を向いた面とは反対側の面と物理的に接している。第2電極17、27と第1電極14の間に、接合した光吸収層15、25とバッファー層16、26が存在する。第2電極17、27は、例えば、Ar雰囲気中でスパッタリングを行なって製膜される。第2電極17、27は、例えば、アルミナ(Al2O3)を2wt%含有したZnOターゲットを用いたZnO:Al或いはジボランまたはトリエチルボロンからのBをドーパントとしたZnO:Bを用いることができる。
実施形態の第3電極は、第1太陽電池セル11や第2太陽電池セル21の電極であって、第2電極上の光吸収層15、25側とは反対側に形成された金属膜である。第3電極としては、NiやAl等の導電性の金属膜を用いることができる。第3電極の膜厚は、例えば、200nm以上2000nm以下である。また、第2電極17、27の抵抗値が低く、直列抵抗成分が無視できるほどの場合等には、第3電極を省いても構わない。
実施形態の反射防止膜は、光吸収層15、25へ光を導入しやすくするための膜であって、第2電極17、28上又は第3電極上の光吸収層15、25側とは反対側に形成されている。第1太陽電池パネル10と第2太陽電池パネル20の間に反射防止膜を設けることが好ましい。反射防止膜としては、例えば、MgF2やSiO2を用いることが望ましい。なお、実施形態において、反射防止膜を省くことができる。各層の屈折率に応じて膜厚を調整する必要があるが、70−130nm(80−120nm)蒸着することが好ましい。なお、反射防止膜の代わりに、第1太陽電池パネル10と第2太陽電池パネル20の間に、短波長を反射し、長波長を透過させるようなダイクロックミラーを設けることも好ましい。ダイクロックミラーを設けるとトップセル側の光吸収層を薄くすることができる点で、好ましい。
第3実施形態の太陽電池モジュールは、複数の第1太陽電池セルを含んだ複数の第1サブモジュールがバスバーで電気的に接続した第1太陽電池パネルと、第1太陽電池パネルと積層し、複数の第2太陽電池セルを含んだ複数の第2サブモジュールがバスバーで電気的に接続した第2太陽電池パネルを有する第2太陽電池パネルを有する。2つの太陽電池パネルは、電気的に並列に接続されていることが好ましい。図11に第3実施形態の第1太陽電池パネル20の模式図を、図12に第3実施形態の第2太陽電池パネル20の模式図を示す。図11と図12のパネルは同じ大きさの長方形状である。第1サブモジュール11Aの長手方向は、第1サブモジュール11A中の第1太陽電池セルの長手方向と同じ方向である。第2サブモジュール21Aの長手方向は、第2サブモジュール21A中の第2太陽電池セルの長手方向と同じである。
第4実施形態の太陽電池モジュールは、複数の第1太陽電池セルを含んだ複数の第1サブモジュールがバスバーで電気的に接続した第1太陽電池パネルと、第1太陽電池パネルと積層した第2太陽電池パネルを有する。第4実施形態の太陽電池モジュールは、第3実施形態の太陽電池モジュールの変形例である。2つの太陽電池パネルは、電気的に並列に接続されていることが好ましい。図13に第4実施形態の第1太陽電池パネル20の模式図を、図14に第4実施形態の第2太陽電池パネル20の模式図を示す。図13と図14のパネルは同じ大きさの多角形の形状である。屋根などに太陽電池モジュールを配置する場合、配置する領域が長方形でない場合、本実施形態のモジュールを利用することで、太陽電池モジュールの設置面積(有効面積)を効率よく拡大することができる。
実施形態の太陽電池モジュール100、101(第3実施形態、第4実施形態含む)は、第3実施形態の太陽光発電システムにおいて、発電を行う発電機として用いることができる。実施形態の太陽光発電システムは、太陽電池モジュールを用いて発電を行うものであって、具体的には、発電を行う太陽電池モジュールと、発電した電気を電力変換する手段と、発電した電気をためる蓄電手段又は発電した電気を消費する負荷とを有する。図15に実施形態の太陽光発電システム200の構成概念図を示す。図15の太陽光発電システムは、太陽電池モジュール201(100、101、102)と、コンバーター202と、蓄電池203と、負荷204とを有する。蓄電池203と負荷204は、どちらか一方を省略しても良い。負荷204は、蓄電池203に蓄えられた電気エネルギーを利用することもできる構成にしてもよい。コンバーター202は、DC−DCコンバーター、DC−ACコンバーター、AC−ACコンバーターなど変圧や直流交流変換などの電力変換を行う回路又は素子を含む装置である。コンバーター202の構成は、発電電圧、蓄電池203や負荷204の構成に応じて好適な構成を採用すればよい。
(実施例1)
実施例1は、第1太陽電池パネルの第1太陽電池セルの光吸収層にCu0.95GaSe1.82S0.18を用い、第2太陽電池パネルの第2太陽電池セルの光吸収層にCu0.95In0.7Ga0.3Se2を用いる。第1太陽電池パネルと第2太陽電池パネルは、第1方向に1650mmで第2方向に991mm大きさである。第1太陽電池セルは、すべて同じ4.5mm幅で、第2方向に216列設けられている。72のセルを電気的に直列に接続し3つの第1サブモジュールが形成されている。3つの第1サブモジュールの間と両端には3mmのバスバーを計4本設け、電気的に並列に接続する。第2太陽電池セルは、すべて同じ3.5mm幅で、第2方向に276列設けられている。138のセルを電気的に直列に接続し2つの第2サブモジュールが形成されている。2つの第2サブモジュールの間と両端には3mmのバスバーを計3本設け、電気的に並列に接続する。
第1太陽電池セルは、すべて同じ4.5mm幅で、第2方向に216列設けられている。216のセルを電気的に直列に接続し1つの第1サブモジュールが形成されている。パネル両端にバスバーを設け、第1太陽電池セルを電気的に直列に接続する。第2太陽電池セルは、すべて同じ3.5mm幅で、第2方向に276列設けられている。276のセルを電気的に直列に接続し1つの第2サブモジュールが形成されている。パネル両端にはバスバーを設け、第2太陽電池セルを電気的に直列に接続する。これらのこと以外は、実施例1と同じである。
第1太陽電池セルは、すべて同じ13.6mm幅で、第2方向に72列設けられている。72のセルを電気的に直列に接続し1つの第1サブモジュールが形成されている。パネル両端にバスバーを設け、第1太陽電池セルを電気的に直列に接続する。第2太陽電池セルは、すべて同じ7.0mm幅で、第2方向に138列設けられている。138のセルを電気的に直列に接続し1つの第2サブモジュールが形成されている。パネル両端にはバスバーを設け、第2太陽電池セルを電気的に直列に接続する。これらのこと以外は、実施例1と同じである。
第1太陽電池セルは、すべて同じ6.1mm幅で、第2方向に159列設けられている。53のセルを電気的に直列に接続し3つの第1サブモジュールが形成されている。3つの第1サブモジュールの間と両端にバスバーを計4本設け、電気的に並列に接続する。第2太陽電池セルは、すべて同じ4.8mm幅で、第2方向に200列設けられている。100のセルを電気的に直列に接続し2つの第2サブモジュールが形成されている。2つの第2サブモジュールの間と両端にはバスバーを計3本設け、電気的に並列に接続する。これらのこと以外は、実施例1と同じである。
第1太陽電池セルは、すべて同じ8.4mm幅で、第2方向に115列設けられている。23のセルを電気的に直列に接続し5つの第1サブモジュールが形成されている。5つの第1サブモジュールの間と両端にバスバーを計6本設け、電気的に並列に接続する。第2太陽電池セルは、すべて同じ11mm幅で、第2方向に88列設けられている。44のセルを電気的に直列に接続し2つの第2サブモジュールが形成されている。2つの第2サブモジュールの間と両端にはバスバーを計3本設け、電気的に並列に接続する。これらのこと以外は、実施例1と同じである。
第1太陽電池セルは、すべて同じ8.4mm幅で、第2方向に115列設けられている。23のセルを電気的に直列に接続し5つの第1サブモジュールが形成されている。5つの第1サブモジュールの間と両端にバスバーを計6本設け、電気的に並列に接続する。第2太陽電池セルは、すべて同じ7.4mm幅で、第2方向に132列設けられている。44のセルを電気的に直列に接続し3つの第2サブモジュールが形成されている。3つの第2サブモジュールの間と両端にはバスバーを計4本設け、電気的に並列に接続する。これらのこと以外は、実施例1と同じである。
第1太陽電池セルは、すべて同じ13mm幅で、第2方向に75列設けられている。25のセルを電気的に直列に接続し3つの第1サブモジュールが形成されている。3つの第1サブモジュールの間と両端にバスバーを計4本設け、電気的に並列に接続する。第2太陽電池セルは、すべて同じ6.9mm幅で、第2方向に141列設けられている。47のセルを電気的に直列に接続し3つの第2サブモジュールが形成されている。3つの第2サブモジュールの間と両端にはバスバーを計4本設け、電気的に並列に接続する。これらのこと以外は、実施例1と同じである。
第1太陽電池セルは、すべて同じ14mm幅で、第2方向に69列設けられている。23のセルを電気的に直列に接続し3つの第1サブモジュールが形成されている。3つの第1サブモジュールの間と両端にバスバーを計4本設け、電気的に並列に接続する。第2太陽電池セルは、すべて同じ7.4mm幅で、第2方向に132列設けられている。44のセルを電気的に直列に接続し3つの第2サブモジュールが形成されている。3つの第2サブモジュールの間と両端にはバスバーを計4本設け、電気的に並列に接続する。これらのこと以外は、実施例1と同じである。
第1太陽電池セルは、すべて同じ15mm幅で、第2方向に63列設けられている。21のセルを電気的に直列に接続し3つの第1サブモジュールが形成されている。3つの第1サブモジュールの間と両端にバスバーを計4本設け、電気的に並列に接続する。第2太陽電池セルは、すべて同じ8.1mm幅で、第2方向に120列設けられている。40のセルを電気的に直列に接続し3つの第2サブモジュールが形成されている。3つの第2サブモジュールの間と両端にはバスバーを計4本設け、電気的に並列に接続する。これらのこと以外は、実施例1と同じである。
第1太陽電池パネルの第1太陽電池セルの光吸収層にCu0.95GaSe2を用いる。第1太陽電池セルは、すべて同じ5.4m幅で、第2方向に180列設けられている。60のセルを電気的に直列に接続し3つの第1サブモジュールが形成されている。3つの第1サブモジュールの間と両端にはバスバーを計4本設け、電気的に並列に接続する。第2太陽電池パネルの第2太陽電池セルの光吸収層にCu0.96In0.59Ga0.41Se2を用いる。第2太陽電池セルは、すべて同じ5.9mm幅で、第2方向に164列設けられている。82のセルを電気的に直列に接続し2つの第2サブモジュールが形成されている。2つの第2サブモジュールの間と両端にはバスバーを計3本設け、電気的に並列に接続する。これらのこと以外は、実施例1と同じである。(トップセルがある状態で第2太陽電池セルのVocは0.705)
第1太陽電池パネルの第1太陽電池セルの光吸収層にCu0.95GaSe2を用いる。第1太陽電池セルは、すべて同じ6.1mm幅で、第2方向に160列設けられている。80のセルを電気的に直列に接続し2つの第1サブモジュールが形成されている。2つの第1サブモジュールの間と両端にはバスバーを計3本設け、電気的に並列に接続する。第2太陽電池パネルの第2太陽電池セルの光吸収層にCu0.96In0.59Ga0.41Se2を用いる。第2太陽電池セルは、すべて同じ4.5mm幅で、第2方向に216列設けられている。108のセルを電気的に直列に接続し2つの第2サブモジュールが形成されている。2つの第2サブモジュールの間と両端にはバスバーを計3本設け、電気的に並列に接続する。これらのこと以外は、実施例1と同じである。
第1太陽電池パネルの第1太陽電池セルの光吸収層にペロブスカイト化合物として、CH3NH3Pb(I,Cl)3を用いる。第1太陽電池セルは、すべて同じ8.1mm幅で、第2方向に120列設けられている。40のセルを電気的に直列に接続し3つの第1サブモジュールが形成されている。3つの第1サブモジュールの間と両端にはバスバーを計4本設け、電気的に並列に接続する。第2太陽電池パネルの第2太陽電池セルの光吸収層にCu0.96In0.59Ga0.41Se2を用いる。第2太陽電池セルは、すべて同じ7.8mm幅で、第2方向に124列設けられている。62のセルを電気的に直列に接続し2つの第2サブモジュールが形成されている。2つの第2サブモジュールの間と両端にはバスバーを計3本設け、電気的に並列に接続する。これらのこと以外は、実施例1と同じである。
第1太陽電池パネルの第1太陽電池セルの光吸収層にアモルファスシリコンを用いる。第1太陽電池セルは、すべて同じ8.1mm幅で、第2方向に120列設けられている。40のセルを電気的に直列に接続し3つの第1サブモジュールが形成されている。3つの第1サブモジュールの間と両端にはバスバーを計4本設け、電気的に並列に接続する。第2太陽電池パネルの第2太陽電池セルの光吸収層にCu0.96In0.59Ga0.41Se2を用いる。第2太陽電池セルは、すべて同じ6.2mm幅で、第2方向に156列設けられている。52のセルを電気的に直列に接続し3つの第2サブモジュールが形成されている。3つの第2サブモジュールの間と両端にはバスバーを計4本設け、電気的に並列に接続する。これらのこと以外は、実施例1と同じである。
第1太陽電池パネルの第1太陽電池セルの光吸収層にアモルファスシリコンを用いる。第1太陽電池セルは、すべて同じ8.1mm幅で、第2方向に120列設けられている。40のセルを電気的に直列に接続し3つの第1サブモジュールが形成されている。3つの第1サブモジュールの間と両端にはバスバーを計4本設け、電気的に並列に接続する。第2太陽電池パネルの第2太陽電池セルの光吸収層にCu0.96In0.59Ga0.41Se2を用いる。第2太陽電池セルは、すべて同じ9.4mm幅で、第2方向に104列設けられている。52のセルを電気的に直列に接続し2つの第2サブモジュールが形成されている。2つの第2サブモジュールの間と両端にはバスバーを計3本設け、電気的に並列に接続する。これらのこと以外は、実施例1と同じである。
第1太陽電池パネルの第1太陽電池セルの光吸収層にアモルファスシリコンを用いる。第1太陽電池セルは、すべて同じ8.1mm幅で、第2方向に120列設けられている。40のセルを電気的に直列に接続し3つの第1サブモジュールが形成されている。3つの第1サブモジュールの間と両端にはバスバーを計4本設け、電気的に並列に接続する。第2太陽電池パネルの第2太陽電池セルの光吸収層にCu1.87Zn1.02Sn0.99Se0.07S3.93を用いる。第2太陽電池セルは、すべて同じ6.8mm幅で、第2方向に144列設けられている。72のセルを電気的に直列に接続し2つの第2サブモジュールが形成されている。2つの第2サブモジュール群の間と両端にはバスバーを計3本設け、電気的に並列に接続する。これらのこと以外は、実施例1と同じである。
無理に同じ並列数にしようとして、スクライブ幅を広くすると単体の効率が下がる。そのため、合計の効率(出力)が下がってしまう。
Claims (9)
- 複数の第1太陽電池セルを含んだ複数の第1サブモジュールを有する第1太陽電池パネルと、
前記第1太陽電池パネルと積層し、複数の第2太陽電池セルを含んだ複数の第2サブモジュールを有する第2太陽電池パネルを有し、
前記第1太陽電池パネルは、光入射側に存在し、
前記第1太陽電池パネルと前記第2太陽電池パネルは電気的に接続し、
前記複数の第1サブモジュールは、バスバーで電気的に接続され、
前記複数の第2サブモジュールは、バスバーで電気的に接続され、
前記第1太陽電池パネルは、1系統の電力出力端子を有し、
前記第2太陽電池パネルは、1系統の電力出力端子を有する太陽電池モジュール。 - 前記第1太陽電池パネルの前記電力出力端子と前記第2太陽電池パネルの前記電力出力端子が電気的に接続する請求項1に記載の太陽電池モジュール。
- 前記第1太陽電池パネルと前記第2太陽電池パネルの出力電圧の差は、2.0V以下である請求項1又は2に記載の太陽電池モジュール。
- 前記複数の第1太陽電池セルは、化合物半導体、ペロブスカイト型化合物、酸化物透明半導体とアモルファスシリコンのうちのいずれか1種以上を光吸収層に用いた請求項1ないし3のいずれか1項に記載の太陽電池モジュール。
- 前記複数の第2太陽電池セルは、化合物半導体、酸化物透明半導体、ペロブスカイト型化合物とGeを含む化合物のうちのいずれか1種を用いた光吸収層を有し、
前記複数の第2太陽電池セルの光吸収層のバンドギャップは、前記複数の第1太陽電池セルの光吸収層よりもナローバンドギャップである請求項1ないし4のいずれか1項に記載の太陽電池モジュール。 - 前記複数の第1太陽電池セルは、ペロブスカイト型化合物又は酸化物透明半導体を光吸収層に用いた請求項1ないし5のいずれか1項に記載の太陽電池モジュール。
- 前記複数の第1太陽電池セルは、CH3NH3PbX3(Xは少なくとも1種以上のハロゲン)で表されるペロブスカイト型化合物を光吸収層に用いた請求項1ないし5のいずれか1項に記載の太陽電池モジュール。
- 前記複数の第1太陽電池セルは、Cu2Oを光吸収層に用いた請求項1ないし5のいずれか1項に記載の太陽電池モジュール。
- 請求項1ないし8のいずれか1項に記載の太陽電池モジュールを用いた太陽光発電システム。
Applications Claiming Priority (4)
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JP2016185746 | 2016-09-23 | ||
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JP2017056527 | 2017-03-22 |
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