JP2021081881A - 情報処理装置、情報処理方法、プログラム及びカメラシステム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、プログラム及びカメラシステム Download PDF

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Abstract

【課題】店舗などに設置されたカメラが撮影した人物の顔の画像に基づいて、マーケティングに有益な情報を得ることができる情報処理装置を提供する。【解決手段】情報処理装置1は、カメラ2で撮影された被撮影者の特徴情報と、職員の特徴情報を含む職員登録情報51と、顧客の特徴情報を含む顧客登録情報52とに基づいて、被撮影者を判別する判別部162と、被撮影者に該当する職員が判別された場合、被撮影者の笑顔度に基づいて被撮影者に該当する職員が笑顔であるか判定する職員笑顔判定部163と、設定された期間内に職員が笑顔と判定された回数を計数する職員笑顔計数部164と、顧客が被撮影者に該当すると判別された場合、顧客が再来訪したことを検出する顧客再来訪検出部167と、設定された期間内に顧客笑顔判定部165が顧客の再来訪を検出した回数を計数する顧客再来訪計数部168とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、カメラで撮影された人物の判別に関する処理を行う情報処理装置、情報処理方法、プログラム及びカメラシステムに関するものである。
カメラで撮影された画像に含まれる人物の顔の特徴を抽出し、予めデータベースに登録された人物の顔画像と抽出した顔の特徴とを照合することにより、カメラで撮影された人物を判別する技術が知られている(例えば特許文献1を参照)。近年、AI(artificial intelligence)を用いた画像認識技術の進展によって、カメラが撮影した画像に基づく人や物の判別を高精度に行うことが可能になってきている。
特開2003−187229号公報
カメラが撮影した顔の画像から人物を自動的に判別する技術は、例えば店舗などへ顧客が繰り返し来店する回数(リピート数)のカウントに用いることにより、マーケティングの情報を収集する手段となり得る。他方、カメラが撮影した画像に映し出される顧客やスタッフの表情は、店舗で提供されるサービスの質に関連性を有することが予想される。特に、店舗における顧客やスタッフの表情と顧客のリピート数との間には一定の相関関係があると予想され、これらの情報はマーケティングにおいて有益な知見をもたらすことが期待される。しかしながら、従来の技術では、カメラが撮影した人物の画像からこれらの情報を収集することについて考慮されていないため、顧客やスタッフの表情とリピート数との間の相関性がマーケティングにおいて有効に活用されていない。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、店舗などに設置されたカメラが撮影した人物の顔の画像に基づいて、マーケティングに有益な情報を得ることができる情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供すること、並びに、そのような情報処理装置を備えるカメラシステムを提供することにある。
本発明の第1の観点に係る情報処理装置は、1以上のカメラで撮影された被撮影者の画像から抽出された前記被撮影者の特徴に関する特徴情報と、1以上の登録された職員の前記特徴情報を含む職員登録情報と、1以上の登録された顧客の前記特徴情報を含む顧客登録情報とに基づいて、前記被撮影者に該当する前記職員又は前記顧客を判別する判別部と、前記判別部により前記被撮影者に該当する前記職員が判別された場合、前記カメラで撮影された前記被撮影者の画像に基づいて算出された前記被撮影者の笑顔の度合いを示す笑顔度に基づいて、前記被撮影者に該当する前記職員が笑顔であるか判定する職員笑顔判定部と、登録された少なくとも一部の前記職員について、設定された期間内に前記職員笑顔判定部が笑顔であると判定した回数である職員笑顔回数を計数する職員笑顔計数部と、前記顧客が前記被撮影者に該当すると前記判別部により判別された場合、前記顧客が再来訪したことを検出する顧客再来訪検出部と、登録された少なくとも一部の前記顧客について、前記設定された期間内に前記顧客再来訪検出部が再来訪を検出した回数である顧客再来訪回数を計数する顧客再来訪計数部とを有し、前記顧客再来訪検出部は、一の前記顧客の再来訪を検出した後、予め定めたインターバルが経過するまでの間、当該一の顧客について再来訪の検出を停止する。
本発明の第2の観点に係る情報処理方法は、1以上のコンピュータが実行する情報処理方法であって、1以上のカメラで撮影された被撮影者の画像から抽出された前記被撮影者の特徴に関する特徴情報と、1以上の登録された職員の前記特徴情報を含む職員登録情報と、1以上の登録された顧客の前記特徴情報を含む顧客登録情報とに基づいて、前記被撮影者に該当する前記職員又は前記顧客を判別する判別工程と、前記判別工程において前記被撮影者に該当する前記職員が判別された場合、前記カメラで撮影された前記被撮影者の画像に基づいて算出された前記被撮影者の笑顔の度合いを示す笑顔度に基づいて、前記被撮影者に該当する前記職員が笑顔であるか判定する職員笑顔判定工程と、登録された少なくとも一部の前記職員について、設定された期間内に前記職員笑顔判定工程において笑顔であると判定された回数である職員笑顔回数を計数する職員笑顔計数工程と、前記顧客が前記被撮影者に該当すると前記判別工程において判別された場合、前記顧客が再来訪したことを検出する顧客再来訪検出工程と、登録された少なくとも一部の前記顧客について、前記設定された期間内に前記顧客再来訪検出工程において再来訪が検出された回数である顧客再来訪回数を計数する顧客再来訪計数工程とを有し、前記顧客再来訪検出工程は、一の前記顧客の再来訪を検出した後、予め定めたインターバルが経過するまでの間、当該一の顧客について再来訪の検出を停止することを含む。
本発明の第3の観点に係るプログラムは、上記第2の観点に係る情報処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
本発明の第4の観点に係るカメラシステムは、上記第1の観点に係る情報処理装置と1以上の前記カメラとを備えるカメラシステムである。
本発明によれば、店舗などに設置されたカメラが撮影した人物の顔の画像に基づいて、マーケティングに有益な情報を得ることができる。
図1は、第1の実施形態に係るカメラシステムの構成の一例を示す図である。 図2は、職員登録情報の一例を示す図である。 図3は、顧客登録情報の一例を示す図である。 図4は、履歴情報の一例を示す図である。 図5は、カメラの構成の一例を示す図である。 図6は、第1の実施形態に係る情報処理装置における被撮影者の判別処理の一例を説明するための第1のフローチャートである。 図7は、第1の実施形態に係る情報処理装置における被撮影者の判別処理の一例を説明するための第2のフローチャートである。 図8は、第1の実施形態に係る情報処理装置におけるレポート生成処理の一例を説明するためのフローチャートである。 図9は、第2の実施形態に係る情報処理装置における被撮影者の判別処理の一例を説明するための第1のフローチャートである。 図10は、第2の実施形態に係る情報処理装置における被撮影者の判別処理の一例を説明するための第2のフローチャートである。
<第1の実施形態>
図1は、第1の実施形態に係るカメラシステムの構成の一例を示す図である。図1に示すカメラシステムは、店舗などに設置された複数のカメラ2と、各カメラ2が撮影した画像に基づいて人物を判別する処理を行う情報処理装置1とを有する。カメラ2は、店舗などにおいて人物(職員、顧客)を撮影可能な位置に設置されており、撮影した人物(以下、「被撮影者」と記す場合がある。)の画像から被撮影者の特徴(例えば被撮影者の顔の特徴)を抽出する処理を行う。またカメラ2は、被撮影者の顔の画像に基づいて、被撮影者の笑顔の度合いを示す笑顔度を算出する処理も行う。情報処理装置1は、カメラ2で生成された被撮影者の特徴に関する情報(特徴情報)と、予め登録された人物(職員、顧客)の特徴情報とを照合することにより、被撮影者に該当する登録済の人物(職員、顧客)を判別する処理や、顧客の再来訪回数を計数する処理を行う。更に情報処理装置1は、カメラ2において算出された笑顔度に基づいて、職員(スタッフ)や顧客が笑顔となった回数を計数する処理を行う。図1の例において、複数のカメラ2はインターネットなどのネットワーク9に接続されており、情報処理装置1はネットワーク9を介して各カメラ2からの情報を取得する。
[情報処理装置1]
情報処理装置1は、図1の例において、通信部110と、入力部120と、表示部130と、インターフェース部140と、記憶部150と、処理部160を含む。
通信部110は、ネットワーク9を介して他の装置(カメラ2など)と通信を行うための装置であり、例えばイーサネット(登録商標)や無線LANなどの所定の通信規格に準拠して通信を行う装置(ネットワークインターフェースカードなど)を含む。
入力部120は、ユーザの操作に応じた指示や情報を入力するための装置であり、例えばキーボード、マウス、タッチパッド、タッチパネルなどの任意の入力装置を含む。
表示部130は、処理部160から入力される画像データに応じた画像を表示する装置であり、例えば液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどを含む。
インターフェース部140は、処理部160において種々のデータを入出力するための装置であり、例えばUSBなどの汎用的なインターフェース装置や、記録媒体(例えばメモリカード)のリーダーライター装置などを含む。
記憶部150は、処理部160のプロセッサによって実行されるプログラムを記憶するとともに、処理部160の処理の過程で一時的に保存されるデータ、処理部160の処理に利用されるデータ、処理部160の処理結果として得られたデータなどを記憶する。例えば記憶部150は、後述する職員登録情報51(図2)、顧客登録情報52(図3)、履歴情報53(図4)を記憶する。
記憶部150は、例えば、主記憶装置(ROM、RAMなど)と補助記憶装置(フラッシュメモリ、ハードディスク、光ディスクなど)を含む。記憶部150は、1つの記憶装置から構成されてもよいし、1種類以上の複数の記憶装置から構成されてもよい。記憶部150を構成する各記憶装置は、コンピュータのバスや他の通信手段を介して処理部160と接続される。
処理部160は、情報処理装置1の全体的な動作を統括的に司り、所定の情報処理を実行する。処理部160は、例えば、記憶部150に格納された1以上のプログラムの命令コードに従って処理を実行する1以上のプロセッサ(CPU,MPUなど)を含む。処理部160は、記憶部150の1以上のプログラムを1以上のプロセッサが実行することにより、1以上のコンピュータとして動作する。
なお、処理部160は、特定の機能を実現するように構成された1以上の専用のハードウェア(ASIC、FPGAなど)を含んでもよい。この場合、処理部160は、被撮影者の判別に関わる処理を、上述した1以上のコンピュータにおいて実行してもよいし、当該処理の少なくとも一部を専用のハードウェアにおいて実行してもよい。
処理部160は、被撮影者の判別及び笑顔の判定に関連する処理を行う構成要素として、例えば図1に示すように、取得部161と、判別部162と、職員笑顔判定部163と、職員笑顔計数部164と、顧客笑顔判定部165と、顧客笑顔計数部166と、顧客再来訪検出部167と、顧客再来訪計数部168と、顧客登録部169と、来訪顧客数計数部170と、レポート生成部171とを含む。
取得部161は、各カメラ2が撮影した画像に基づいて生成される各種の情報(特徴情報、笑顔度など)を取得する。特徴情報は、被撮影者の画像から抽出された被撮影者の特徴(顔の特徴など)に関する情報である。笑顔度は、被撮影者の顔の画像に基づいて算出された被撮影者の笑顔の度合いを示す値である。本実施形態では、一例として、カメラ2において特徴情報及び笑顔度が生成されるものとする。カメラ2において特徴情報及び笑顔度が生成される場合、取得部161は、カメラ2から特徴情報及び笑顔度を直接取得してもよいし、ネットワーク9に接続された1以上のサーバ装置(クラウドサーバなど)を介して間接的に特徴情報及び笑顔度を取得してもよい。取得部161において取得する特徴情報及び笑顔度は、カメラ2で生成された特徴情報及び笑顔度と同一でもよいし、カメラ2と情報処理装置1との間に介在するサーバ装置などによって所定の変換が施されたものでもよい。
判別部162は、取得部161において取得された特徴情報(以下、「取得特徴情報」と記す場合がある。)と、1以上の登録された職員の特徴情報(以下、「登録職員特徴情報」と記す場合がある。)を含んだ職員登録情報51と、1以上の登録された顧客の特徴情報(以下、「登録顧客特徴情報」と記す場合がある。)を含んだ顧客登録情報52とに基づいて、被撮影者に該当する職員又は顧客を判別する。
図2は、記憶部150に記憶される職員登録情報51の一例を示す図である。職員登録情報51は、登録された個々の職員に関する所定の情報を含む。図2における符号510は、一人の職員について登録された一群の情報である職員登録レコードを表す。図2の例に示す職員登録レコード510は、個々の職員を識別するための職員ID、登録を行った日時(登録日)、職員の氏名、職員の所属先(部署名、店舗名など)、職員の顔画像のデータ、当該顔画像から抽出された職員の顔の特徴を示す特徴情報(登録職員特徴情報)を含む。登録職員特徴情報は、職員登録情報51に登録された個々の職員について予め生成された特徴情報であり、例えば、予め撮影された職員の画像から職員の特徴を抽出することにより得られた情報である。職員登録情報51は、登録された一人以上の職員の各々について、図2に示すような職員登録レコード510を含む。
図3は、記憶部150に記憶される顧客登録情報52の一例を示す図である。図3の例において、顧客登録情報52に登録される顧客は、氏名などが不明な人物である。図3における符号520は、一人の顧客について登録された一群の情報である顧客登録レコードを表す。図3の例に示す顧客登録レコード520は、個々の顧客を識別するための顧客ID、登録を行った日付(登録日)、推定性別、推定年齢、撮影された顧客の特徴情報(登録顧客特徴情報)を含む。登録顧客特徴情報は、顧客登録情報52に登録された個々の顧客について取得部161により取得された特徴情報(取得特徴情報)である。顧客登録情報52は、登録された一人以上の顧客の各々について、図3に示すような顧客登録レコード520を含む。各顧客の顧客登録レコード520は、後述する顧客登録部169によって顧客登録情報52に追加(登録)される。
なお、顧客登録レコード520(図3)に含まれる「推定性別」及び「推定年齢」は、それぞれカメラ2が推定する。すなわち、カメラ2の後述する処理部250が、後述する撮像部220の撮像画像に含まれる人物の画像に基づいて(例えば画像における顔の特徴などに基づいて)、顧客の性別と年齢を推定する。性別及び年齢の推定結果は、顧客の特徴情報及び笑顔度と共にカメラ2から情報処理装置1へ提供される。情報処理装置1の取得部161は、特徴情報と共に性別及び年齢の推定結果を取得する。
判別部162は、職員登録情報51に含まれる登録職員特徴情報と取得特徴情報とを照合し、この照合結果に基づいて、被撮影者に該当する登録された職員を判別する。また判別部162は、顧客登録情報52に含まれる登録顧客特徴情報と取得特徴情報とを照合し、この照合結果に基づいて、被撮影者に該当する登録された顧客を判別する。
職員笑顔判定部163は、判別部162により被撮影者に該当する職員が判別された場合、この被撮影者の画像に基づいて算出された笑顔度に基づいて、この被撮影者に該当する職員が笑顔であるか判定する。具体的には、職員笑顔判定部163は、判別部162により被撮影者に該当する職員が判別された場合、この被撮影者の画像に基づいて算出された笑顔度と所定の第1しきい値Th1とを比較し、この比較結果に基づいて、被撮影者に該当する職員が笑顔であるか判定する。
職員笑顔判定部163は、被撮影者に該当する職員が笑顔であると判定した場合、その判定結果に関する情報を含むように履歴情報53を更新する。
図4は、記憶部150に記憶される履歴情報53の一例を示す図である。履歴情報53は、職員笑顔判定部163において職員の笑顔が判定されたことや、後述する顧客笑顔判定部165において顧客の笑顔が判定されたこと、後述する顧客再来訪検出部167において顧客の再来訪が検出されたことなどを、それぞれ履歴に関する情報として含む。図4における符号530は、1つの履歴に関する情報として記録された一群の情報である履歴レコードを表す。図4の例に示す履歴レコード530は、カメラ2において被撮影者の画像が撮影された日時、判別部162により被撮影者に該当すると判別された職員又は顧客のID(職員ID/顧客ID)、被撮影者の画像を撮影したカメラ2を識別するためのカメラID、被撮影者の画像に基づいて算出された笑顔度、職員笑顔判定部163又は顧客笑顔判定部165における笑顔の判定結果を示す笑顔判定値、顧客再来訪検出部167における顧客の再来訪の検出結果を示す再来訪検出値を含む。
笑顔判定値及び再来訪検出値は、それぞれデフォルト値又はアクティブ値を持つ。アクティブ値を持つ笑顔判定値は、笑顔が判定されたことを示し、デフォルト値を持つ笑顔判定値は、笑顔が判定されていないことを示す。また、アクティブ値を持つ再来訪検出値は、顧客の再来訪が検出されたことを示し、デフォルト値を持つ再来訪検出値は、顧客の再来訪が検出されていないことを示す。以下では一例として、アクティブ値を「1」とし、デフォルト値を「0」とする。
職員笑顔判定部163は、被撮影者に該当する職員が笑顔であると判定した場合、例えば図4に示すような履歴レコード530を生成し、履歴情報53に追加する。この場合、職員笑顔判定部163は、笑顔が判定されたことを示すように笑顔判定値を設定する(笑顔判定値を「1」に設定する)。
職員笑顔計数部164は、職員登録情報51に登録された少なくとも一部の職員について、設定された期間内に職員笑顔判定部163が笑顔であると判定した回数である職員笑顔回数を計数する。例えば職員笑顔計数部164は、履歴情報53に含まれる複数の履歴レコード530の中から、設定された期間内に撮影日時が含まれる履歴レコード530であって、被撮影者が職員であり(職員IDを含み)、かつ、笑顔判定値が「1」となっている履歴レコード530を抽出し、抽出した履歴レコード530の数を職員笑顔回数として計数する。
顧客再来訪検出部167は、顧客登録情報52に登録された顧客が被撮影者に該当すると判別部162により判別された場合、カメラ2が設置された店舗などに顧客が再来訪したことを検出する。ただし、顧客再来訪検出部167は、一の顧客の再来訪を検出した後、予め定めたインターバル(例えば8時間)が経過するまでの間、当該一の顧客について再来訪の検出を停止する。すなわち顧客再来訪検出部167は、それぞれの顧客について、1回の再来訪の検出から次の再来訪の検出までの間に、再来訪の検出を停止する所定のインターバルを設ける。これにより、店舗など中を移動する顧客がカメラ2の撮影範囲へ出入りする度に当該顧客が再来訪したと誤って検出されることを防止できる。
顧客再来訪検出部167は、被撮影者に該当する顧客が店舗などに再来訪したことを検出した場合、例えば図4に示すような履歴レコード530を生成し、履歴情報53に追加する。この場合、顧客再来訪検出部167は、顧客の再来訪が検出されたことを示すように再来訪検出値を設定する(再来訪検出値を「1」に設定する)。
顧客再来訪計数部168は、顧客登録情報52に登録された少なくとも一部の顧客について、設定された期間内に顧客再来訪検出部167が再来訪を検出した回数である顧客再来訪回数を計数する。例えば顧客再来訪計数部168は、履歴情報53に含まれる複数の履歴レコード530の中から、設定された期間内に撮影日時が含まれる履歴レコード530であって、被撮影者が顧客であり(顧客IDを含み)、かつ、再来訪検出値が「1」となっている履歴レコード530を抽出し、抽出した履歴レコード530の数を顧客再来訪回数として計数する。
顧客笑顔判定部165は、判別部162により被撮影者に該当する顧客が判別された場合、この被撮影者の画像に基づいて算出された笑顔度に基づいて、この被撮影者に該当する顧客が笑顔であるか判定する。具体的には、顧客笑顔判定部165は、判別部162により被撮影者に該当する顧客が判別された場合、この被撮影者の画像に基づいて算出された笑顔度と所定の第2しきい値Th2とを比較し、この比較結果に基づいて、被撮影者に該当する顧客が笑顔であるか判定する。
上述した職員笑顔判定部163の第1しきい値Th1に相当する笑顔の度合いは、顧客笑顔判定部165の第2しきい値Th2に相当する笑顔の度合いに比べて大きい。すなわち、職員笑顔判定部163において職員が笑顔と判定される場合の笑顔の度合いは、顧客笑顔判定部165において顧客が笑顔と判定される場合の笑顔の度合いよりも大きい。一般に、ホスピタリティを意識する職員は顧客に比べて通常の表情における笑顔の度合いが大きいと考えられる。そのため、第1しきい値Th1に相当する笑顔の度合いを第2しきい値Th2に相当する笑顔の度合いに比べて大きくすることにより、職員の通常の表情が笑顔と判定されるケースを低減できる。
顧客笑顔判定部165は、被撮影者に該当する顧客が笑顔であると判定した場合、例えば図4に示すような履歴レコード530を生成し、履歴情報53に追加する。この場合、顧客笑顔判定部165は、笑顔が判定されたことを示すように笑顔判定値を設定する(笑顔判定値を「1」に設定する)。
なお、顧客笑顔判定部165は、顧客再来訪検出部167が一の顧客についての再来訪の検出を停止したインターバルの期間において、当該一の顧客が笑顔であると所定の回数(例えば1回)判定した場合、継続中のインターバル期間が終了するまで当該一の顧客についての笑顔判定を停止する。すなわち、顧客笑顔判定部165は、インターバルの期間における顧客の笑顔の判定回数を所定の回数以下に制限する。これにより、笑顔の頻度が異常に多い特殊な顧客の判定結果に影響を受けて、後述する笑顔判定回数が異常に大きな値になることを防止できる。
顧客笑顔計数部166は、顧客登録情報52に登録された少なくとも一部の顧客について、設定された期間内に顧客笑顔判定部165が笑顔であると判定した回数である顧客笑顔回数を計数する。例えば顧客笑顔計数部166は、履歴情報53に含まれる複数の履歴レコード530の中から、設定された期間内に撮影日時が含まれる履歴レコード530であって、被撮影者が顧客であり(顧客IDを含み)、かつ、笑顔判定値が「1」となっている履歴レコード530を抽出し、抽出した履歴レコード530の数を顧客笑顔回数として計数する。
顧客登録部169は、判別部162において該当する職員及び顧客のいずれも判別できなかった被撮影者があった場合、その被撮影者の特徴情報(取得特徴情報)を、新たに登録すべき顧客の特徴情報(登録顧客特徴情報)として顧客登録情報52に追加する。例えば顧客登録部169は、判別部162において被撮影者が判別不能であった場合、この被撮影者について取得部161が取得した「特徴情報」「推定性別」「推定年齢」を含むとともに、この被撮影者の撮影日時を「登録日」とした顧客登録レコード520(図3)を生成し、これを顧客登録情報52に追加する。これにより、新規の顧客を自動的に顧客登録情報52へ登録することが可能となる。
来訪顧客数計数部170は、設定された期間内に顧客登録部169が新たに登録すべき顧客の特徴情報を顧客登録情報52に追加した回数である新規顧客登録数と、顧客再来訪回数との和に相当する来訪顧客数を計数する。例えば、来訪顧客数計数部170は、顧客登録情報52に含まれる複数の顧客登録レコード520の中から、設定された期間内に「登録日」が含まれた顧客登録レコード520を抽出し、抽出した顧客登録レコード520の数を来訪顧客数として計数する。そして来訪顧客数計数部170は、この来訪顧客数と、顧客再来訪計数部168が計数した顧客再来訪回数との和を、来訪顧客数として算出する。
レポート生成部171は、入力部120により入力されるユーザの指示に従って、上述した職員笑顔回数、顧客笑顔回数、顧客再来訪回数、来訪顧客数を含むレポート情報を生成し、表示部130の画面に表示する。
[カメラ2]
図5は、カメラ2の構成の一例を示す図である。図5に示すカメラ2は、撮像部220と、通信部210と、インターフェース部230と、記憶部240と、処理部250を有する。
通信部210は、ネットワーク9を介して他の装置(情報処理装置1など)と通信を行うための装置であり、例えばイーサネット(登録商標)や無線LANなどの所定の通信規格に準拠して通信を行う装置(ネットワークインターフェースカードなど)を含む。
撮像部220は、画像を撮像する装置であり、CMOSイメージセンサなどの撮像素子、被写体の光を撮像素子へ導く光学系、撮像素子において撮像した画像を処理する画像処理装置などを含む。
インターフェース部230は、処理部250において種々のデータを入出力するための装置であり、例えばUSBなどの汎用的なインターフェース装置や、記録媒体(メモリカードなど)のリーダーライター装置などを含む。
記憶部240は、処理部250のプロセッサによって実行されるプログラムを記憶するとともに、処理部250の処理の過程で一時的に保存されるデータ、処理部250の処理に利用されるデータ、処理部250の処理結果として得られたデータなどを記憶する。記憶部240は、例えば、主記憶装置(ROM、RAMなど)と補助記憶装置(フラッシュメモリ、ハードディスク、光ディスクなど)を含む。記憶部240は、1つの記憶装置から構成されてもよいし、1種類以上の複数の記憶装置から構成されてもよい。
処理部250は、カメラ2の全体的な動作を統括的に制御する装置であり、例えば、記憶部240に格納された1以上のプログラムの命令コードに従って処理を実行する1以上のプロセッサ(CPU,MPUなど)を含む。処理部250は、記憶部240の1以上のプログラムを1以上のプロセッサが実行することにより、1以上のコンピュータとして動作する。処理部250は、特定の機能を実現するように構成された1以上の専用のハードウェア(ASIC、FPGAなど)を含んでもよい。処理部250は、全ての処理を1以上のコンピュータにおいて実行してもよいし、少なくとも一部の処理を専用のハードウェアにおいて実行してもよい。
処理部250は、撮像部220において画像(静止画や動画)を撮影するとともに、その撮影データ31を記憶部240に格納する。また、処理部250は、撮像部220において撮影した人物(被撮影者)の画像から被撮影者の特徴に関する特徴情報32を抽出し、記憶部240に格納する。被撮影者の顔の特徴を特徴情報32として抽出する場合、例えば処理部250は、撮像部220が撮影した画像における被撮影者の眼、鼻、口、顔、輪郭などの特徴点に基づいて特徴情報32を生成する。特徴情報32は、例えば多次元のベクトルでもよい。この場合、判別部162は、取得特徴情報が示すベクトルと、登録された特徴情報(登録職員特徴情報、登録顧客特徴情報)が示すベクトルとの相関係数などに基づいて、これらの特徴情報が示す顔の特徴が一致している度合いを算出し、算出した一致の度合いを所定のしきい値と比較することにより、画像中の被撮影者と登録された人物(職員、顧客)とが一致しているか否か判定してもよい。
また処理部250は、撮像部220において撮影した人物(被撮影者)の顔の画像に基づいて、被撮影者の笑顔の度合いを示す笑顔度33を算出する。顔の画像に基づいて笑顔度33を算出する方法には、既に知られている任意の方法(例えば特開2004−46591号公報に記載される方法など)を採用してよい。
処理部250は、通信部210によって情報処理装置1と通信を行い、記憶部240に記憶した特徴情報32及び笑顔度33を情報処理装置1へ適宜送信する。処理部250は、特徴情報32及び笑顔度33が生成された画像の撮影日時に関する情報を、特徴情報32及び笑顔度33とともに情報処理装置1へ送信してもよい。
ここで、上述した構成を有する第1の実施形態に係る情報処理装置1の動作について説明する。
図6及び図7は、第1の実施形態に係る情報処理装置1における被撮影者の判別処理の一例を説明するためのフローチャートである。情報処理装置1は、被撮影者の特徴情報及び笑顔度を取得する度に、図6及び図7のフローチャートに示した処理を実行する。
取得部161が被撮影者の特徴情報(取得特徴情報)及び笑顔度をカメラ2から取得すると(ST100)、判別部162は、職員登録情報51に含まれる職員の特徴情報(登録職員特徴情報)と被撮影者の取得特徴情報との照合、並びに、顧客登録情報52に含まれる顧客の特徴情報(登録顧客特徴情報)と取得特徴情報との照合を行う(ST105)。
判別部162における特徴情報の照合の基準は、例えばセキュリティ用途(防犯など)において画像から人物を特定するような場合に比べて厳格にすることが望ましい。すなわち、被撮影者の取得特徴情報と登録された特徴情報(登録職員特徴情報、登録顧客特徴情報)とが一致しているとみなす基準を、セキュリティ用途で人物を特定する場合などに比べて厳しくすることが望ましい。これにより、後述する処理で得られる職員笑顔回数、顧客笑顔回数、顧客再来訪回数、来訪顧客数の信頼性が高くなるため、マーケティングにおける有益な情報を得ることが可能となる。
ステップST105における特徴情報の照合の結果、被撮影者に該当する登録された職員が見つかった場合(ST110のYes)、職員笑顔判定部163は、ステップST100で取得された被撮影者の笑顔度と第1しきい値Th1とを比較し、その比較結果に基づいて、被撮影者に該当する職員が笑顔であるか判定する(ST115)。ステップST115において職員が笑顔であると判定した場合(ST120のYes)、職員笑顔判定部163は、その判定結果に関する情報を含むように履歴情報53を更新する(ST125)。すなわち、職員笑顔判定部163は、被撮影者に該当すると判別された職員の職員IDと、「1」に設定された笑顔判定値とを含む履歴レコード530(図4)を生成し、履歴情報53に追加する。
ステップST105における特徴情報の照合の結果、被撮影者に該当する登録された顧客が見つかった場合(ST110のNo、かつ、ST130のYes)、顧客再来訪検出部167は、被撮影者に該当すると判別された顧客について、笑顔判定を停止すべきインターバルの期間であるか否かを判定する(ST140)。例えば顧客再来訪検出部167は、被撮影者に該当すると判別された顧客の顧客IDを含む最新の履歴レコード530を履歴情報53において検索し、最新の履歴レコード530の「日時」に対して現在の日時がインターバルの期間に含まれるか否か判定する。
ステップST140において現在の日時がインターバルの期間に含まれないと判定された場合(ST140のNo)、顧客笑顔判定部165は、ステップST100で取得された被撮影者の笑顔度と第2しきい値Th2とを比較し、その比較結果に基づいて、被撮影者に該当する顧客が笑顔であるか判定する(ST145)。また、この場合、顧客再来訪検出部167は、被撮影者に該当する顧客が再来訪したことを検出し、その検出結果を履歴情報53に記録する。すなわち、顧客再来訪検出部167は、被撮影者に該当すると判別された顧客の顧客IDと、「1」に設定された再来訪検出値と、ステップST145の判定結果に応じた値(「1」又は「0」)を持つ笑顔判定値とを含んだ履歴レコード530(図4)を生成し、履歴情報53に追加する(ST150)。
ステップST140において現在の日時がインターバルの期間に含まれると判定された場合、顧客笑顔判定部165は、このインターバルの期間において被撮影者に該当する顧客を笑顔であると判定した回数を確認する(ST155)。顧客笑顔判定部165は、被撮影者に該当する顧客をインターバル期間中に笑顔と判定した回数が所定の回数(例えば1回)である場合(ST155のYes)、後述するステップST160以降を実行せずにフローチャートの処理を終了する。
他方、顧客笑顔判定部165は、被撮影者に該当する顧客をインターバル期間中に笑顔と判定した回数が所定の回数(例えば1回)に満たない場合(ST155のNo)、ステップST160に移行して、被撮影者に該当する顧客の笑顔判定を行う(ST160)。すなわち、顧客笑顔判定部165は、ステップST100で取得された被撮影者の笑顔度と第2しきい値Th2とを比較し、その比較結果に基づいて、被撮影者に該当する顧客が笑顔であるか判定する。ステップST160において顧客が笑顔であると判定した場合(ST165のYes)、顧客笑顔判定部165は、その判定結果に関する情報を含むように履歴情報53を更新する(ST170)。すなわち、顧客笑顔判定部165は、被撮影者に該当すると判別された顧客の顧客IDと、「1」に設定された笑顔判定値とを含む履歴レコード530(図4)を生成し、履歴情報53に追加する。
ステップST105における特徴情報の照合の結果、被撮影者に該当する登録された職員及び顧客がいずれも見つからなかった場合(ST110のNo、かつ、ST130のNo)、顧客登録部169は、その被撮影者の特徴情報(取得特徴情報)を、新たに登録すべき顧客の特徴情報(登録顧客特徴情報)として顧客登録情報52に追加する。例えば顧客登録部169は、この被撮影者について取得部161が取得した「特徴情報」「推定性別」「推定年齢」を含むとともに、この被撮影者の撮影日時を「登録日」とした顧客登録レコード520(図3)を生成し、これを顧客登録情報52に追加する。
図8は、第1の実施形態に係る情報処理装置1におけるレポート生成処理の一例を説明するためのフローチャートである。
レポート情報の生成を要求するユーザの指示が入力部120において入力された場合、レポート生成部171は、レポート情報の対象となる期間を設定するための設定画面を表示部130において表示する。レポート生成部171は、この設定画面において入力部120から期間の設定値(例えば期間の開始日時と終了日時など)を入力する(ST200)。
期間の設定値が入力されると、職員笑顔計数部164は、職員登録情報51に登録された少なくとも一部の職員(例えば全ての職員)について、この設定値により設定された期間内に職員笑顔判定部163が笑顔であると判定した職員笑顔回数を計数する(ST205)。例えば職員笑顔計数部164は、履歴情報53に含まれる複数の履歴レコード530の中から、設定された期間内に撮影日時が含まれる履歴レコード530であって、被撮影者が職員であり(職員IDを含み)、かつ、笑顔判定値が「1」となっている履歴レコード530を抽出し、抽出した履歴レコード530の数を職員笑顔回数として計数する。
また、顧客笑顔計数部166は、顧客登録情報52に登録された少なくとも一部の顧客(例えば全ての顧客)について、設定された期間内に顧客笑顔判定部165が笑顔であると判定した顧客笑顔回数を計数する(ST210)。例えば顧客笑顔計数部166は、履歴情報53に含まれる複数の履歴レコード530の中から、設定された期間内に撮影日時が含まれる履歴レコード530であって、被撮影者が顧客であり(顧客IDを含み)、かつ、笑顔判定値が「1」となっている履歴レコード530を抽出し、抽出した履歴レコード530の数を職員笑顔回数として計数する。
更に、顧客再来訪計数部168は、顧客登録情報52に登録された少なくとも一部の顧客(例えば全ての顧客)について、設定された期間内に顧客再来訪検出部167が再来訪を検出した顧客再来訪回数を計数する(ST215)。例えば顧客再来訪計数部168は、履歴情報53に含まれる複数の履歴レコード530の中から、設定された期間内に撮影日時が含まれる履歴レコード530であって、被撮影者が顧客であり(顧客IDを含み)、かつ、再来訪検出値が「1」となっている履歴レコード530を抽出し、抽出した履歴レコード530の数を顧客再来訪回数として計数する。
また、来訪顧客数計数部170は、設定された期間内に顧客登録部169が新たに登録すべき顧客の特徴情報を顧客登録情報52に追加した新規顧客登録数と、顧客再来訪回数との和に相当する来訪顧客数を計数する(ST220)。例えば、来訪顧客数計数部170は、設定された期間内に「登録日」が含まれる顧客登録レコード520を顧客登録情報52(図3)から抽出し、抽出した顧客登録レコード520の数を来訪顧客数として計数する。そして来訪顧客数計数部170は、計数した来訪顧客数と顧客再来訪回数(ST215)との和を来訪顧客数として算出する。
レポート生成部171は、ステップST205で計数された職員笑顔回数(例えば全職員の笑顔判定回数の合計)と、ステップST210で計数された顧客笑顔回数(例えば前顧客の笑顔判定回数の合計)と、ステップST215で計数された顧客再来訪回数(例えば全顧客の再来訪回数の合計)と、ステップST220で計数された来訪顧客数とを含んだレポート情報を生成する(ST225)。例えばレポート生成部171は、生成したレポート情報を表示部130の画面に表示する。なお、レポート生成部171は、設定された期間における店舗などの売り上げの情報を不図示の装置(データベースなど)から取得し、取得した売り上げの情報をレポート情報の中に含めてもよい。
なお、レポート生成部171は、レポート情報の対象となる期間がその期間より前に予め設定されている場合、ステップST200における期間の設定処理を省略してもよい。この場合、レポート生成部171は、レポート情報の対象となる期間が経過した後、ステップST205以降の処理を自動的に実行するように各計数部(職員笑顔計数部164、顧客笑顔計数部166、顧客再来訪計数部168、来訪顧客数計数部170)を制御してもよい。
また、レポート生成部171は、生成したレポート情報を他の装置(例えば、レポート情報の閲覧を求めるユーザの端末装置)へ任意の手段(電子メールなど)により提供してもよい。
以上説明したように、本実施形態によれば、店舗などに設置された1以上のカメラ2で撮影された被撮影者の画像に基づいて得られる被撮影者の特徴情報及び笑顔度に基づいて、被撮影者に該当する登録された職員が笑顔であると判定された回数(職員笑顔回数)が計数されるとともに、被撮影者に該当する登録された顧客が店舗などへ再来訪したことを検出した回数(顧客再来訪回数)が計数される。これにより、カメラ2が設置された店舗などにおける職員の笑顔の回数と顧客の再来訪回数との相関関係を明確に把握することが可能となり、マーケティングにおいて有益な情報を得ることができる。
本実施形態によれば、一の顧客の再来訪が検出された後、予め定めたインターバル(例えば8時間)が経過するまでの間、当該一の顧客について再来訪の検出が停止される。これにより、店舗など中を移動する顧客がカメラ2の撮影範囲へ出入りする度に当該顧客が再来訪したと誤って検出されることを効果的に防止できる。
本実施形態によれば、被撮影者の特徴情報及び笑顔度に基づいて、被撮影者に該当する登録された顧客が笑顔であると判定された回数(顧客笑顔回数)が計数される。これにより、カメラ2が設置された店舗などにおける職員の笑顔の回数と、顧客の笑顔の回数と、顧客の再来訪回数との相関関係を明確に把握することが可能となり、マーケティングにおいてより有益な情報を得ることができる。
本実施形態によれば、職員の笑顔判定に用いられる第1しきい値Th1の笑顔の度合いが、顧客の笑顔判定に用いられる第2しきい値Th2の笑顔の度合いに比べて大きいため、顧客に比べて笑顔の度合いが大きくなりがちな職員の通常の表情が笑顔として判定されるケースを効果的に低減できる。
本実施形態によれば、一の顧客についての再来訪の検出を停止したインターバルの期間において、当該一の顧客が笑顔であると所定の回数(例えば1回)判定された場合、継続中のインターバル期間が終了するまで当該一の顧客についての笑顔判定が停止される。これにより、笑顔の頻度が異常に多い特殊な顧客の判定結果に影響を受けて、笑顔判定回数が異常に大きな値になることを効果的に防止できる。
<第2の実施形態>
次に、第2の実施形態に係る情報処理装置1について説明する。第2の実施形態に係る情報処理装置1の構成は、第1の実施形態に係る情報処理装置1と概ね同じであるが、処理部160の一部の動作(主に職員笑顔判定部163の動作)に関して、第1の実施形態に係る情報処理装置1と異なる。以下では、第1の実施形態に係る情報処理装置1との相違点(特に、職員笑顔判定部163の動作の相違点)を中心に説明する。
第2の実施形態における職員笑顔判定部163は、第1の実施形態と同様に、判別部162により被撮影者に該当する職員が判別された場合、この被撮影者の画像に基づいて算出された笑顔度に基づいて、この被撮影者に該当する職員が笑顔であるか判定する。ただし、第2の実施形態における職員笑顔判定部163は、少なくとも一人の顧客が判別部162により被撮影者に該当すると判別されている顧客滞在期間において、被撮影者に該当する職員の笑顔判定を行う。すなわち、第2の実施形態における職員笑顔判定部163は、顧客滞在期間でない場合、被撮影者に該当する職員の笑顔判定を行わない。
図9及び図10は、第2の実施形態に係る情報処理装置1における被撮影者の判別処理の一例を説明するためのフローチャートである。図9に示すフローチャートは、図6に示すフローチャートにステップST113を追加したものであり、図10に示すフローチャートは、図7に示すフローチャートにステップST175を追加したものである。
ステップST105における特徴情報の照合の結果、被撮影者に該当する人物が顧客であった場合(ST110のNo)、職員笑顔判定部163は、その最新の顧客が来訪した時刻の情報(例えば顧客である被撮影者が撮影された時刻の情報)を記憶部150に格納する(ST175)。その後、ステップST105における特徴情報の照合によって被撮影者に該当する登録された顧客が見つかった場合(ST110のYes)、職員笑顔判定部163は、ステップST175において記憶部150に格納した最新の顧客来訪時刻からの経過時間を算出し、算出した経過時間と平均的な顧客滞在時間(例えば15分)とを比較することにより、顧客滞在期間にあるか否かを判定する(ST113)。すなわち、職員笑顔判定部163は、最新の顧客来訪時刻からの経過時間が平均的な顧客滞在時間より短い場合、顧客滞在期間にあると判定し、この経過時間が顧客滞在時間より長い場合、顧客滞在期間にないと判定する。顧客滞在期間にあると判定した場合(ST113のYes)、職員笑顔判定部163は、既に説明したステップST115以降の処理を実行する。他方、顧客滞在期間にないと判定した場合(ST113のNo)、職員笑顔判定部163は、ステップST115以降の処理を実行せずに、フローチャートの処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態によれば、少なくとも一人の顧客が被撮影者に該当すると判別されている顧客滞在期間において、被撮影者に該当する職員の笑顔判定が行われる。これにより、顧客が一人も滞在していない可能性が高い期間における職員の笑顔が職員笑顔回数から除かれるため、職員笑顔回数と顧客再来訪回数との相関関係や、職員笑顔回数と顧客笑顔回数との相関関係をより正確に把握することが可能となる。
なお、本発明は上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、種々のバリエーションを含んでいる。
例えば、上述した実施形態では、カメラ2が撮影した画像に含まれる人物の顔の特徴を特徴情報として抽出する例を挙げているが、顔に限定されない任意の身体部位の特徴を特徴情報として抽出してもよいし、身体全体の特徴を特徴情報として抽出してよい。
また、上述した実施形態では、カメラ2において被撮影者の特徴情報や笑顔度を生成する例を挙げているが、本発明はこの例に限定されない。本発明の他の実施形態では、カメラ2以外の装置(例えば情報処理装置1や、ネットワーク9に接続される任意のサーバ装置)において、カメラ2が撮影した画像に基づいて、被撮影者の特徴情報や笑顔度を生成してもよい。
1…情報処理装置、110…通信部、120…入力部、130…表示部、140…インターフェース部、150…記憶部、160…処理部、161…取得部、162…判別部、163…職員笑顔判定部、164…職員笑顔計数部、165…顧客笑顔判定部、166…顧客笑顔計数部、167…顧客再来訪検出部、168…顧客再来訪計数部、169…顧客登録部、170…来訪顧客数計数部、171…レポート生成部、51…職員登録情報、510…職員登録レコード、52…顧客特徴情報、520…顧客登録レコード、53…履歴情報、530…履歴レコード、2…カメラ、210…通信部、220…撮像部、230…インターフェース部、240…記憶部、250…処理部、9…ネットワーク
本発明の第1の観点に係る情報処理装置は、1以上のカメラで撮影された被撮影者の画像から抽出された前記被撮影者の特徴に関する特徴情報と、1以上の登録された職員の前記特徴情報を含む職員登録情報と、1以上の登録された顧客の前記特徴情報を含む顧客登録情報とに基づいて、前記被撮影者に該当する前記職員又は前記顧客を判別する判別部と、前記判別部により前記被撮影者に該当する前記職員が判別された場合、前記カメラで撮影された前記被撮影者の画像に基づいて算出された前記被撮影者の笑顔の度合いを示す笑顔度に基づいて、前記被撮影者に該当する前記職員が笑顔であるか判定する職員笑顔判定部と、登録された少なくとも一部の前記職員について、設定された期間内に前記職員笑顔判定部が笑顔であると判定した回数である職員笑顔回数を計数する職員笑顔計数部と、前記顧客が前記被撮影者に該当すると前記判別部により判別された場合、前記顧客が再来訪したことを検出する顧客再来訪検出部と、登録された少なくとも一部の前記顧客について、前記設定された期間内に前記顧客再来訪検出部が再来訪を検出した回数である顧客再来訪回数を計数する顧客再来訪計数部と、前記判別部により前記被撮影者に該当する前記顧客が判別された場合、前記カメラで撮影された前記被撮影者の画像に基づいて算出された前記笑顔度に基づいて、前記被撮影者に該当する前記顧客が笑顔であるか判定する顧客笑顔判定部と、登録された少なくとも一部の前記顧客について、前記設定された期間内に前記顧客笑顔判定部が笑顔であると判定した回数である顧客笑顔回数を計数する顧客笑顔計数部とを有し、前記顧客再来訪検出部は、一の前記顧客の再来訪を検出した後、予め定めたインターバルが経過するまでの間、当該一の顧客について再来訪の検出を停止する。
本発明の第2の観点に係る情報処理方法は、1以上のコンピュータが実行する情報処理方法であって、1以上のカメラで撮影された被撮影者の画像から抽出された前記被撮影者の特徴に関する特徴情報と、1以上の登録された職員の前記特徴情報を含む職員登録情報と、1以上の登録された顧客の前記特徴情報を含む顧客登録情報とに基づいて、前記被撮影者に該当する前記職員又は前記顧客を判別する判別工程と、前記判別工程において前記被撮影者に該当する前記職員が判別された場合、前記カメラで撮影された前記被撮影者の画像に基づいて算出された前記被撮影者の笑顔の度合いを示す笑顔度に基づいて、前記被撮影者に該当する前記職員が笑顔であるか判定する職員笑顔判定工程と、登録された少なくとも一部の前記職員について、設定された期間内に前記職員笑顔判定工程において笑顔であると判定された回数である職員笑顔回数を計数する職員笑顔計数工程と、前記顧客が前記被撮影者に該当すると前記判別工程において判別された場合、前記顧客が再来訪したことを検出する顧客再来訪検出工程と、登録された少なくとも一部の前記顧客について、前記設定された期間内に前記顧客再来訪検出工程において再来訪が検出された回数である顧客再来訪回数を計数する顧客再来訪計数工程と、前記判別工程において前記被撮影者に該当する前記顧客が判別された場合、前記カメラで撮影された前記被撮影者の画像に基づいて算出された前記笑顔度に基づいて、前記被撮影者に該当する前記顧客が笑顔であるか判定する顧客笑顔判定工程と、登録された少なくとも一部の前記顧客について、前記設定された期間内に前記顧客笑顔判定工程において笑顔であると判定された回数である顧客笑顔回数を計数する顧客笑顔計数工程とを有し、前記顧客再来訪検出工程は、一の前記顧客の再来訪を検出した後、予め定めたインターバルが経過するまでの間、当該一の顧客について再来訪の検出を停止することを含む。

Claims (11)

  1. 1以上のカメラで撮影された被撮影者の画像から抽出された前記被撮影者の特徴に関する特徴情報と、1以上の登録された職員の前記特徴情報を含む職員登録情報と、1以上の登録された顧客の前記特徴情報を含む顧客登録情報とに基づいて、前記被撮影者に該当する前記職員又は前記顧客を判別する判別部と、
    前記判別部により前記被撮影者に該当する前記職員が判別された場合、前記カメラで撮影された前記被撮影者の画像に基づいて算出された前記被撮影者の笑顔の度合いを示す笑顔度に基づいて、前記被撮影者に該当する前記職員が笑顔であるか判定する職員笑顔判定部と、
    登録された少なくとも一部の前記職員について、設定された期間内に前記職員笑顔判定部が笑顔であると判定した回数である職員笑顔回数を計数する職員笑顔計数部と、
    前記顧客が前記被撮影者に該当すると前記判別部により判別された場合、前記顧客が再来訪したことを検出する顧客再来訪検出部と、
    登録された少なくとも一部の前記顧客について、前記設定された期間内に前記顧客再来訪検出部が再来訪を検出した回数である顧客再来訪回数を計数する顧客再来訪計数部とを有し、
    前記顧客再来訪検出部は、一の前記顧客の再来訪を検出した後、予め定めたインターバルが経過するまでの間、当該一の顧客について再来訪の検出を停止する、
    情報処理装置。
  2. 前記判別部により前記被撮影者に該当する前記顧客が判別された場合、前記カメラで撮影された前記被撮影者の画像に基づいて算出された前記笑顔度に基づいて、前記被撮影者に該当する前記顧客が笑顔であるか判定する顧客笑顔判定部と、
    登録された少なくとも一部の前記顧客について、前記設定された期間内に前記顧客笑顔判定部が笑顔であると判定した回数である顧客笑顔回数を計数する顧客笑顔計数部とを有する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記職員笑顔判定部は、前記判別部により前記被撮影者に該当する前記顧客が判別された場合、当該被撮影者の画像に基づいて算出された前記笑顔度と第1しきい値とを比較し、当該比較結果に基づいて当該職員が笑顔であるか判定し、
    前記顧客笑顔判定部は、前記判別部により前記被撮影者に該当する前記顧客が判別された場合、当該被撮影者の画像に基づいて算出された前記笑顔度と第2しきい値とを比較し、当該比較結果に基づいて当該顧客が笑顔であるか判定し、
    前記第1しきい値に相当する笑顔の度合いは、前記第2しきい値に相当する笑顔の度合いに比べて大きい、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記顧客笑顔判定部は、前記顧客再来訪検出部が一の前記顧客についての再来訪の検出を停止した前記インターバルの期間において、当該一の顧客が笑顔であると所定の回数判定した場合、継続中の前記インターバルの期間が終了するまで当該一の顧客についての笑顔判定を停止する、
    請求項2又は3に記載の情報処理装置。
  5. 前記職員笑顔判定部は、少なくとも一人の前記顧客が前記判別部により前記被撮影者に該当すると判別されている顧客滞在期間において、前記被撮影者に該当する前記職員が笑顔であるか判定する、
    請求項2〜4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記判別部において該当する前記職員及び前記顧客を判別できなかった前記被撮影者の前記特徴情報を、新たに登録すべき前記顧客の前記特徴情報として前記顧客登録情報に追加する顧客登録部を有する、
    請求項1〜5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記設定された期間内に前記顧客登録部が新たに登録すべき前記顧客の前記特徴情報を前記顧客登録情報に追加した回数である新規顧客登録数と、前記顧客再来訪回数との和に相当する来訪顧客数を計数する来訪顧客数計数部を有する、
    請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 1以上のコンピュータが実行する情報処理方法であって、
    1以上のカメラで撮影された被撮影者の画像から抽出された前記被撮影者の特徴に関する特徴情報と、1以上の登録された職員の前記特徴情報を含む職員登録情報と、1以上の登録された顧客の前記特徴情報を含む顧客登録情報とに基づいて、前記被撮影者に該当する前記職員又は前記顧客を判別する判別工程と、
    前記判別工程において前記被撮影者に該当する前記職員が判別された場合、前記カメラで撮影された前記被撮影者の画像に基づいて算出された前記被撮影者の笑顔の度合いを示す笑顔度に基づいて、前記被撮影者に該当する前記職員が笑顔であるか判定する職員笑顔判定工程と、
    登録された少なくとも一部の前記職員について、設定された期間内に前記職員笑顔判定工程において笑顔であると判定された回数である職員笑顔回数を計数する職員笑顔計数工程と、
    前記顧客が前記被撮影者に該当すると前記判別工程において判別された場合、前記顧客が再来訪したことを検出する顧客再来訪検出工程と、
    登録された少なくとも一部の前記顧客について、前記設定された期間内に前記顧客再来訪検出工程において再来訪が検出された回数である顧客再来訪回数を計数する顧客再来訪計数工程とを有し、
    前記顧客再来訪検出工程は、一の前記顧客の再来訪を検出した後、予め定めたインターバルが経過するまでの間、当該一の顧客について再来訪の検出を停止することを含む、
    情報処理方法。
  9. 前記判別工程において前記被撮影者に該当する前記顧客が判別された場合、前記カメラで撮影された前記被撮影者の画像に基づいて算出された前記笑顔度に基づいて、前記被撮影者に該当する前記顧客が笑顔であるか判定する顧客笑顔判定工程と、
    登録された少なくとも一部の前記顧客について、前記設定された期間内に前記顧客笑顔判定工程において笑顔であると判定された回数である顧客笑顔回数を計数する顧客笑顔計数工程とを有する、
    請求項8に記載の情報処理方法。
  10. 請求項8又は9に記載された情報処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  11. 請求項1〜7のいずれか一項に記載された情報処理装置と1以上の前記カメラとを備えるカメラシステム。
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