JP2021081785A - 情報処理装置およびファイル記録方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の補助記憶装置にファイルを記録する技術を提供する。【解決手段】ファイルシステム130は、第1補助記憶装置の第1記録領域9aと第2補助記憶装置の第2記録領域9bとを統合して管理する機能を備える。受付部110は、記録対象となるファイルの種類を示す情報を受け付け、場所情報取得部114は、受け付けたファイルの種類を示す情報に対応する記録場所に関する情報を取得する。メタデータ処理部134は、取得した記録場所に関する情報をもとに、ファイルの記録場所に関するメタデータを設定する。記録処理部132は、設定されたメタデータにしたがって、ファイルを第1記録領域9aおよび/または第2記録領域9bに記録する。【選択図】図3

Description

本発明は、複数の補助記憶装置にファイルを記録する技術に関する。
従来よりゲームソフトウェアは、光ディスクや光磁気ディスク、ブルーレイディスクなどのROM媒体の形態で流通、販売されてきた。データ通信の高速化にともない、最近ではコンテンツサーバがゲームソフトウェアのイメージファイルをインターネット経由でユーザ端末装置に送信するサービスが普及している。
ゲームソフトウェアは、起動ファイル、ゲームプログラムなどのゲームを実行するためのファイル群、およびゲーム装置のオペレーティングシステム(OS:Operating System)が使用するファイル群を含んでいる。近年、ゲームソフトウェアに含まれるファイル数は多くなり、データサイズは大規模化する傾向にある。
データサイズの大規模化は、ゲームソフトウェアを記録する補助記憶装置の容量を圧迫する。記録容量を増やす目的で拡張ストレージを接続できるゲーム装置が存在するが、一般に拡張ストレージにインストールしたゲームソフトウェアの動作テストは実施されないため、拡張ストレージにインストールしたゲームソフトウェアの動作は保証されない。そのため拡張ストレージが接続された状態で、ゲームソフトウェアを安定して実行できる仕組みが提供される必要がある。
また拡張ストレージは、ゲーム装置にケーブルまたは無線により接続されるため、接続が突然解除される可能性がある。そのため拡張ストレージの接続が解除されても、システムソフトウェアが最新の状態で動作できることが必要となる。
そこで本発明は、複数の補助記憶装置にファイルを好適に記録する技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の情報処理装置は、第1補助記憶装置の第1記録領域と、第2補助記憶装置の第2記録領域とを統合して管理する機能を備える。当該情報処理装置は、記録対象となるファイルの種類を示す情報を受け付ける受付部と、受け付けたファイルの種類を示す情報に対応する記録場所に関する情報を取得する場所情報取得部と、取得した記録場所に関する情報をもとにファイルの記録場所に関するメタデータを設定するメタデータ処理部と、設定されたメタデータにしたがって、ファイルを第1記録領域および/または第2記録領域に記録する記録処理部とを備える。
本発明の別の態様は、第1補助記憶装置の第1記録領域と、第2補助記憶装置の第2記録領域とを統合して管理する機能を備えた情報処理装置におけるファイル記録方法である。このファイル記録方法は、記録対象となるファイルの種類を示す情報を受け付けるステップと、受け付けたファイルの種類を示す情報に対応する記録場所に関する情報を取得するステップと、取得した記録場所に関する情報をもとにファイルの記録場所に関するメタデータを設定するステップと、設定されたメタデータにしたがって、ファイルを第1記録領域および/または第2記録領域に記録するステップとを備える。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
実施例にかかる情報処理システムを示す図である。 情報処理装置のハードウェア構成を示す図である。 情報処理装置の機能ブロックを示す図である。 記録場所情報保持部の保持内容の例を示す図である。 記録処理部132がファイルを記録する様子を示す図である。 第1記録領域と第2記録領域の記録状態の例を示す図である。
図1は、本発明の実施例にかかる情報処理システム1を示す。情報処理システム1は、情報処理装置10と、ネットワークサーバ5と、デジタルコンテンツを送信するコンテンツサーバ12とを備える。アクセスポイント(以下、「AP」とよぶ)8は、無線アクセスポイントおよびルータの機能を有し、情報処理装置10はAP8経由で、ネットワーク3上のネットワークサーバ5、コンテンツサーバ12と通信可能に接続する。ネットワーク3は、インターネットやLAN(Local Area Network)などから構成されてよい。
ネットワークサーバ5は情報処理システム1の運営主体により保守、管理され、情報処理システム1のユーザに対してネットワークサービスを提供する。コンテンツサーバ12は、ゲームソフトウェア(以下、「ゲームファイル」とも呼ぶ)や動画ファイルなどのデジタルコンテンツを保持し、ユーザからの要求に応じてデジタルコンテンツを配信する。ユーザはネットワークサービスにサインインすることで、コンテンツサーバ12からデジタルコンテンツをダウンロードでき、またネットワークサーバ5にゲームのセーブデータ等を記録できる。
情報処理装置10は、ユーザが操作する入力装置6と無線または有線で接続し、入力装置6はユーザの操作結果を示す操作情報を情報処理装置10に出力する。情報処理装置10は入力装置6から操作情報を受け付けるとオペレーティングシステム(OS)やアプリケーションの処理に反映し、出力装置4から処理結果を出力させる。実施例で情報処理装置10はゲームプログラムを実行するゲーム装置であり、入力装置6はゲームコントローラなど情報処理装置10に対してユーザの操作情報を供給する機器であってよい。情報処理装置10は、ゲームの実行機能だけでなく、ムービーなどの動画を再生する機能を備える。
出力装置4は、画像を出力するディスプレイおよび音声を出力するスピーカを有するテレビであってよく、またヘッドマウントディスプレイであってもよい。カメラ7は出力装置4の近傍に設けられ、出力装置4周辺の空間を撮影する。第1補助記憶装置2aおよび第2補助記憶装置2bは、HDD(ハードディスクドライブ)やSSD(ソリッドステートドライブ)などの大容量記憶装置である。第1補助記憶装置2aは、情報処理装置10の筐体に組み込まれた内蔵型記憶装置であってよい。
複数世代のゲーム装置が流通している場合に、実施例の情報処理装置10は、ハードウェアスペックが最も高い最新世代のゲーム装置であり、高速演算処理および高解像度グラフィックスを実現する。ゲームメーカは新たなゲーム体験をユーザに提供するべく、最新世代のゲーム装置のハードウェアスペックを十分に活用するゲームソフトウェアの開発を行う。
ゲームメーカにおいて、製作されたゲームソフトウェアは、ターゲットハードウェアをもつ開発用ゲーム機の第1補助記憶装置2aにインストールされ、動作テストを実施される。ゲームソフトウェアは、動作テストにより品質保証されることを前提として販売される。以下、最新世代である情報処理装置10のハードウェア用に製作されたゲームソフトウェアを「第1ゲームファイル」と呼ぶ。第1ゲームファイルは、第1補助記憶装置2aに記録された状態での動作を保証される。
これに対して第2補助記憶装置2bは、ケーブルや無線により情報処理装置10に接続される外部記憶装置であり、情報処理装置10が利用できる記録容量を増やすために接続される拡張ストレージである。第1ゲームファイルは、拡張ストレージに記録された状態での動作テストを実施されていないため、第2補助記憶装置2bに記録された第1ゲームファイルの動作は保証できない。
なお情報処理装置10が、古い世代のゲーム装置用のゲームソフトウェア(以下、「第2ゲームファイル」と呼ぶ)を実行する場合、第1ゲームファイルに要求される高速演算処理は必要ないため、第2補助記憶装置2bにインストールされた第2ゲームファイルを問題なく実行できる。ゲーム以外のデジタルコンテンツ、たとえば動画ファイルを再生する場合においても、情報処理装置10は、第2補助記憶装置2bに記録された動画ファイルを問題なく再生できる。
以上の事情から、情報処理装置10が第1ゲームファイルを実行する場合には、第1ゲームファイルが、第1補助記憶装置2aに記録されていることが好ましいと言える。また情報処理装置10が第1ゲームファイル以外のデジタルコンテンツ、たとえば第2ゲームファイルや動画ファイルを実行する場合には、第2ゲームファイルや動画ファイルは、第1補助記憶装置2aまたは第2補助記憶装置2bのいずれに記録されていてもよいと言える。なお実施例では情報処理装置10が、1つの第1補助記憶装置2aを内蔵し、1つの第2補助記憶装置2bと接続する様子を示すが、複数の第1補助記憶装置2aを内蔵してよく、複数の第2補助記憶装置2bと接続してもよい。
図2は、情報処理装置10のハードウェア構成を示す。情報処理装置10は、メイン電源ボタン20、電源ON用LED21、スタンバイ用LED22、システムコントローラ24、クロック26、デバイスコントローラ30、メディアドライブ32、第1補助記憶装置2a、USBモジュール34、フラッシュメモリ36、無線通信モジュール38、有線通信モジュール40、サブシステム50およびメインシステム60を有して構成される。
メインシステム60は、メインCPU(Central Processing Unit)、主記憶装置であるメモリおよびメモリコントローラ、GPU(Graphics Processing Unit)などを備える。GPUはゲームプログラムの演算処理に主として利用される。これらの機能はシステムオンチップとして構成されて、1つのチップ上に形成されてよい。メインCPUは、第1補助記憶装置2aや第2補助記憶装置2bに記録されたゲームソフトウェアを実行する機能をもつ。
サブシステム50は、サブCPU、主記憶装置であるメモリおよびメモリコントローラなどを備え、GPUを備えず、ゲームプログラムを実行する機能をもたない。サブCPUの回路ゲート数は、メインCPUの回路ゲート数よりも少なく、サブCPUの動作消費電力は、メインCPUの動作消費電力よりも少ない。
メイン電源ボタン20は、ユーザからの操作入力が行われるボタンであって、情報処理装置10の筐体の前面に設けられ、情報処理装置10のメインシステム60への電源供給をオンまたはオフするために操作される。電源ON用LED21は、メイン電源ボタン20がオンされたときに点灯し、スタンバイ用LED22は、メイン電源ボタン20がオフされたときに点灯する。
システムコントローラ24は、ユーザによるメイン電源ボタン20の押下を検出する。メイン電源がオフ状態にあるときにメイン電源ボタン20が押下されると、システムコントローラ24は、その押下操作を「オン指示」として取得し、一方で、メイン電源がオン状態にあるときにメイン電源ボタン20が押下されると、システムコントローラ24は、その押下操作を「オフ指示」として取得する。
クロック26はリアルタイムクロックであって、現在の日時情報を生成し、システムコントローラ24やサブシステム50およびメインシステム60に供給する。
デバイスコントローラ30は、サウスブリッジのようにデバイス間の情報の受け渡しを実行するLSI(Large-Scale Integrated Circuit)として構成される。図示のように、デバイスコントローラ30には、システムコントローラ24、メディアドライブ32、第1補助記憶装置2a、USBモジュール34、フラッシュメモリ36、無線通信モジュール38、有線通信モジュール40、サブシステム50およびメインシステム60などのデバイスが接続される。デバイスコントローラ30は、それぞれのデバイスの電気特性の違いやデータ転送速度の差を吸収し、データ転送のタイミングを制御する。
メディアドライブ32は、ゲームなどのアプリケーションソフトウェアを記録したROM媒体44を装着して駆動し、ROM媒体44からプログラムやデータなどを読み出すドライブ装置である。ROM媒体44は、光ディスクや光磁気ディスク、ブルーレイディスクなどの読出専用の記録メディアである。
USBモジュール34は、外部機器とUSBケーブルで接続するモジュールである。USBモジュール34は第2補助記憶装置2bおよびカメラ7とUSBケーブルで接続してもよい。フラッシュメモリ36は、内部ストレージを構成する補助記憶装置である。無線通信モジュール38は、Bluetooth(登録商標)プロトコルやIEEE802.11プロトコルなどの通信プロトコルで、たとえば入力装置6と無線通信する。なお無線通信モジュール38は、デジタル携帯電話方式に対応してもよい。有線通信モジュール40は、外部機器と有線通信し、AP8を介してネットワーク3に接続する。
図3は、情報処理装置10の機能ブロックを示す。情報処理装置10は処理部100および通信部102を備える。処理部100は、受付部110、記録場所情報保持部112、場所情報取得部114、実行部116、ダウンロード部118およびファイルシステム130を備える。通信部102は図2に示す無線通信モジュール38および有線通信モジュール40の機能を併せ持つ構成として表現される。
処理部100の構成は、ハードウエアコンポーネントでいえば、任意のコンピュータのCPU、メモリ、メモリにロードされたプログラム、ストレージなどによって実現されるが、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウエアのみ、ソフトウエアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは、当業者には理解されるところである。
ファイルシステム130は、記録処理部132、メタデータ処理部134および読出部136を有する。記録処理部132は、データ記録のためのデータ読出機能およびデータ書込機能を少なくとも有する。実施例のファイルシステム130は、第1補助記憶装置2aの第1記録領域9aと、第2補助記憶装置2bの第2記録領域9bとを統合して管理する機能を有する。
ここで、第1補助記憶装置2aの第1記録領域9aと第2補助記憶装置2bの第2記録領域9bとを統合しない場合について検討する。このとき第1記録領域9aと第2記録領域9bとは、それぞれ別個のファイルシステムにより管理される。そのため第1記録領域9aと第2記録領域9bの一方に記録されたファイルを他方に記録しようとした場合に、ファイルの移動はできず、ファイルをコピーするしかない。この場合、同じファイルが第1記録領域9aと第2記録領域9bの双方に存在することになり、記録領域の効率的な利用が損なわれる。また第1記録領域9aの空き容量と第2記録領域9bの空き容量に注目すると、それぞれの空き容量がそれぞれのファイルシステムにより独立して管理されるため、両者の空き容量を合わせて利用できないという欠点もある。
そこで実施例の情報処理装置10では、1つのファイルシステム130が、第1補助記憶装置2aの第1記録領域9aと、第2補助記憶装置2bの第2記録領域9bの両方をまとめて管理する。複数の異なる補助記憶装置2の記録領域を統合管理することで以下のメリットが生じる。
(1)異なる補助記憶装置2の間で、ファイルの移動が可能となる。
複数の補助記憶装置2の記録領域を統合して一つの記録領域とみなすことで、ファイルの移動が可能となり、複数の補助記憶装置2に同じファイルが並存しなくてすむ。
(2)1つのファイルが複数の補助記憶装置2に分割されて記録されても、ファイルの記録場所を同じディレクトリで表現できる。
(3)複数の補助記憶装置2の空き容量を合わせて利用できる。
以上のメリットを享受することを目的として、ファイルシステム130は、第1記録領域9aと第2記録領域9bとを統合して管理する。
一方で、実施例の第1補助記憶装置2aと第2補助記憶装置2bとは異なる特性および特徴を有している。具体的には第1ゲームファイルに関し、第1補助記憶装置2aにインストールされた第1ゲームファイルは動作保証されるが、第2補助記憶装置2bにインストールされた第1ゲームファイルは動作保証されない。また接続形式に関し、第1補助記憶装置2aは内蔵型記憶装置であるため、処理部100に常時接続するが、第2補助記憶装置2bは外付けタイプの記憶装置であるため、情報処理装置10との接続が解除される可能性がある。
そこで情報処理装置10のシステムソフトウェアは、第1補助記憶装置2aの第1記録領域9aと第2補助記憶装置2bの第2記録領域9bとが統合管理されている前提のもと、所定の種類のファイルが第1補助記憶装置2aに記録されるように、ファイルシステム130の動作を管理する。このため場所情報取得部114は、システムソフトウェアのAPI機能により実現される。
受付部110は、記録対象となるファイルの種類を示す情報を受け付ける。ここでファイルは、少なくともゲームソフトウェアや動画ファイルなどのコンテンツファイル、情報処理装置10内で一時的に作成されるテンポラリファイルや、システムソフトウェアのアップデートの際にダウンロードするシステムファイルを含む。ファイルの種類を示す情報は、具体的に、第1ゲームファイルであるのか、第2ゲームファイルであるのか、動画ファイルであるのか、テンポラリファイルであるのか、システムファイルであるのか、を示す情報であってよい。
受付部110は、記録対象となるファイルの種類を示す情報と同時に、当該ファイルに対する指示(コマンド)を受け付ける。受付部110がユーザから明示的に受け付ける指示には、ゲームファイルのインストール指示、ゲームファイルの起動指示、ゲームファイルの実行終了指示などが含まれる。なお強制的にゲームファイルが終了された際には、受付部110が、ゲームファイルを実行していた実行部116から、ゲームファイルの実行終了指示を受け付けてよい。
記録場所情報保持部112は、ファイルの種類および/またはファイルに対する指示に対応する、ファイルの記録場所に関する情報を保持する。
図4は、記録場所情報保持部112の保持内容の例を示す。記録場所情報保持部112は、ファイルシステム130がファイルの記録場所を定めるために必要となる少なくとも2種類の情報を保持する。
具体的に記録場所情報保持部112は、ファイルの種類および/またはファイルに対する指示に対応付けて、ファイルの記録場所を定めるための基準となる第1データ値および第2データ値を保持する。後述するが第1データ値および第2データ値は、メタデータ処理部134によりファイルのメタデータとして設定されて、記録処理部132が記録場所を決定するために用いられる。なおメタデータは、第1記録領域9aにおいて割り当てられた所定領域に記録される。
<第1データ>
第1データ値は、ファイルを第1記録領域9aのみに記録すること、又はファイルを第1記録領域9aおよび第2記録領域9bのいずれにも記録してよいことを示す。
第1データの第1値である「第1記録領域のみ」は、記録処理部132がファイルを第1記録領域9aのみに記録しなければいけないことを意味する。そのためファイルのメタデータである第1データ値が「第1記録領域のみ」である場合、ファイルの全てのデータは、第1記録領域9aに記録されなければならない。
たとえばシステムソフトウェアのアップデートの際、場所情報取得部114は、記録場所情報保持部112の保持内容を参照して、システムファイルに対応付けられた第1データ値(「第1記録領域のみ」)をファイルシステム130に通知する。この通知を受けてメタデータ処理部134は、これからダウンロードするシステムファイルのメタデータとして「第1記録領域のみ」を設定する。
図5(a)は、記録処理部132がシステムファイルを記録する様子を示す。ダウンロード部118がシステムファイルをダウンロードすると、記録処理部132は、メタデータが「第1記録領域のみ」であることから、システムファイルを第1記録領域9aにのみ記録する。第1補助記憶装置2aは処理部100と常時接続しているため、システムファイルが第1記録領域9aに記録されることで、システムソフトウェアを必ず最新の状態に維持することが可能となる。
第1データの第2値である「混在可能」は、記録処理部132がファイルを第1記録領域9aおよび第2記録領域9bのいずれに記録してもよいことを意味する。そのためファイルのメタデータである第1データ値が「混在可能」である場合、ファイルの全てのデータが第1記録領域9aに記録されていてよく、またはファイルの全てのデータが第2記録領域9bに記録されていてよく、またはファイルのデータが第1記録領域9aと第2記録領域9bに分割して記録されていてよい。
たとえばテンポラリファイルが生成された際、場所情報取得部114は、記録場所情報保持部112の保持内容を参照して、テンポラリファイルに対応付けられた第1データ値(「混在可能」)をファイルシステム130に通知する。この通知を受けてメタデータ処理部134は、生成されたテンポラリファイルのメタデータとして「混在可能」を設定する。
図5(b)は、記録処理部132がテンポラリファイルを記録する様子を示す。記録処理部132は、メタデータが「混在可能」であることから、テンポラリファイルを第1記録領域9aおよび/または第2記録領域9bに記録する。なおメタデータが「混在可能」である場合、記録処理部132は、第2データ値を参照して、第1記録領域9aおよび第2記録領域9bのいずれを記録場所とするか決定する。
<第2データ>
第2データ値は、ファイルを第1記録領域9aに優先して記録すること、又はファイルを第2記録領域9bに優先して記録すること、又はファイルの記録場所を記録処理部132に委ねることを示す。なお第2データ値は、第1データ値が「混在可能」である場合に参照されるメタデータであり、第1データ値が「第1記録領域のみ」の場合には参照されない。第1データ値が「第1記録領域のみ」の場合、記録処理部132は、第2データ値に関係なく、ファイルを第1記録領域9aに記録しなければならない。
第2データの第1値である「第1記録領域優先」は、記録処理部132がファイルを優先的に第1記録領域9aに記録することを意味する。ここで、優先的に第1記録領域9aに記録するとは、第1記録領域9aに空き容量がある限り、記録処理部132がファイルを第1記録領域9aに記録することを意味し、第1記録領域9aに空き容量がなくなれば、記録処理部132は、ファイルの残りを第2記録領域9bに記録する。
第2データの第2値である「第2記録領域優先」は、記録処理部132がファイルを優先的に第2記録領域9bに記録することを意味する。ここで、優先的に第2記録領域9bに記録するとは、第2記録領域9bに空き容量がある限り、記録処理部132がファイルを第2記録領域9bに記録することを意味し、第2記録領域9bに空き容量がなくなれば、記録処理部132は、ファイルの残りを第1記録領域9aに記録する。
第2データの第3値である「ファイルシステムおまかせ」は、記録処理部132が、ファイルの記録場所を独自の記録ルールにしたがって決定することを意味する。情報処理装置10において、目的に応じた記録ルールが設定されてよく、たとえば、できるだけ第1記録領域9aの空き容量を大きくする、という記録ルールにしたがえば、「第2記録領域優先」に近い態様の記録処理が実施される。これとは別に、第1記録領域9aと第2記録領域9bの空き容量を、できるだけ等しくする、という記録ルールが採用されてもよい。
処理部100において、場所情報取得部114が、記録場所情報保持部112の保持内容を参照し、記録対象となるファイルの種類を示す情報に対応する、ファイルの記録場所に関する情報を取得する。なお記録対象となるファイルが第1ゲームファイルである場合、場所情報取得部114は、ファイルの種類を示す情報およびファイルに対する指示に対応する、ファイルの記録場所に関する情報を取得する。場所情報取得部114は、ファイルの記録場所に関する情報をファイルシステム130に通知する。
ファイルシステム130において、メタデータ処理部134は、取得した記録場所に関する情報をもとに、ファイルの記録場所に関するメタデータ(つまり第1データ値と第2データ値)を設定する。記録処理部132は、設定されたメタデータにしたがって、ファイルを第1記録領域9aおよび/または第2記録領域9bに記録する。このように実施例のファイルシステム130は、第1記録領域9aおよび第2記録領域9bを統合して1つの記録領域として扱いつつ、所定のファイル種類や所定のファイル指示に対して、記録処理を実施する前に、記録場所を定めるためのメタデータを設定する。これにより特性の異なる複数の記録領域に対する記録処理を好適に実施できる。
以下、様々なケースにおける処理部100の動作について説明する。
<第2ゲームファイルのインストール時>
ユーザがコンテンツサーバ12で第2ゲームファイルを購入すると、受付部110が第2ゲームファイルのインストール指示を取得する。このとき受付部110は、記録対象となるファイルの種類が「第2ゲームファイル」であること、ファイルに対する指示が「インストール」であることを受け付ける。
場所情報取得部114は、記録場所情報保持部112の保持内容を参照し、記録対象となるファイルの種類を示す情報(第2ゲームファイル)と、ファイルに対する指示(インストール指示)とに対応する、ファイルの記録場所に関する情報を取得する。図4において「第2ゲームファイルのインストール」には、第1データの第2値である「混在可能」と、第2データの第2値である「第2記録領域優先」とが対応付けられている。場所情報取得部114は、取得した記録場所に関する情報を、ファイルシステム130に通知する。
ファイルシステム130において、メタデータ処理部134は、通知された記録場所に関する情報をもとに、ファイルの記録場所に関するメタデータを設定する。この場合、メタデータ処理部134が、第1データの第2値である「混在可能」と第2データの第2値である「第2記録領域優先」を、これからダウンロードする第2ゲームファイルのメタデータとして設定する。
メタデータ処理部134が第1データ値および第2データ値をメタデータとして設定した後、ダウンロード部118はコンテンツサーバ12から第2ゲームファイルをダウンロードし、記録処理部132は、設定されたメタデータにしたがって、第2ゲームファイルをインストールする。第2ゲームファイルのインストール時、第1データ値は「混在可能」、第2データ値は「第2記録領域優先」であるため、記録処理部132は、第2ゲームファイルを、第2記録領域9bに優先的に記録する。
<第2ゲームファイルの起動時>
ユーザが、ゲーム起動リストの中から第2ゲームファイルを選択すると、受付部110が第2ゲームファイルの起動指示を取得する。このとき受付部110は、記録対象となるファイルの種類が「第2ゲームファイル」であること、ファイルに対する指示が「起動」であることを受け付ける。
場所情報取得部114は、記録場所情報保持部112の保持内容を参照し、記録対象となるファイルの種類を示す情報(第2ゲームファイル)と、ファイルに対する指示(起動指示)とに対応する、ファイルの記録場所に関する情報を取得する。図4において「第2ゲームファイルの起動」には、第1データの第2値である「混在可能」と、第2データの第2値である「第2記録領域優先」とが対応付けられている。場所情報取得部114は、取得した記録場所に関する情報を、ファイルシステム130に通知する。
メタデータ処理部134は、通知された記録場所に関する情報をもとに、ファイルの記録場所に関するメタデータを設定する。この場合、メタデータ処理部134が、第1データの第2値である「混在可能」と第2データの第2値である「第2記録領域優先」を、これから起動する第2ゲームファイルのメタデータとして設定する。
メタデータ処理部134が第1データ値および第2データ値をメタデータとして設定した後、記録処理部132は、設定されたメタデータにしたがって、ファイルの記録場所を変更してよい。第2ゲームファイルの起動時、第1データ値は「混在可能」、第2データ値は「第2記録領域優先」であるため、記録処理部132は、第2ゲームファイルの一部が第1記録領域9aに記録されており、第2記録領域9bに空き容量があれば、第1記録領域9aに記録されていた第2ゲームファイルを第2記録領域9bに移動する。その後、読出部136が起動ファイルを第2記録領域9bから読み出し、実行部116が、第2ゲームファイルを起動する。
<第1ゲームファイルのインストール時>
ユーザがコンテンツサーバ12で第1ゲームファイルを購入すると、受付部110が第1ゲームファイルのインストール指示を取得する。このとき受付部110は、記録対象となるファイルの種類が「第1ゲームファイル」であること、ファイルに対する指示が「インストール」であることを受け付ける。
場所情報取得部114は、記録場所情報保持部112の保持内容を参照し、記録対象となるファイルの種類を示す情報(第1ゲームファイル)と、ファイルに対する指示(インストール指示)とに対応する、ファイルの記録場所に関する情報を取得する。図4において「第1ゲームファイルのインストール」には、第1データの第2値である「混在可能」と、第2データの第1値である「第1記録領域優先」とが対応付けられている。場所情報取得部114は、取得した記録場所に関する情報を、ファイルシステム130に通知する。
ファイルシステム130において、メタデータ処理部134は、通知された記録場所に関する情報をもとに、ファイルの記録場所に関するメタデータを設定する。この場合、メタデータ処理部134が、第1データの第2値である「混在可能」と第2データの第1値である「第1記録領域優先」を、これからダウンロードする第1ゲームファイルのメタデータとして設定する。
メタデータ処理部134が第1データ値および第2データ値をメタデータとして設定した後、ダウンロード部118はコンテンツサーバ12から第1ゲームファイルをダウンロードし、記録処理部132は、設定されたメタデータにしたがって、第1ゲームファイルをインストールする。第1ゲームファイルのインストール時、第1データ値は「混在可能」、第2データ値は「第1記録領域優先」であるため、記録処理部132は、第1ゲームファイルを、第1記録領域9aに優先的に記録する。そのため第1記録領域9aの空き容量が不足していれば、記録処理部132は、第1ゲームファイルの少なくとも一部を、第2記録領域9bに記録する。
<第1ゲームファイルの起動時>
ユーザが、ゲーム起動リストの中から第1ゲームファイルを選択すると、受付部110が第1ゲームファイルの起動指示を取得する。このとき受付部110は、記録対象となるファイルの種類が「第1ゲームファイル」であること、ファイルに対する指示が「起動」であることを受け付ける。
場所情報取得部114は、記録場所情報保持部112の保持内容を参照し、記録対象となるファイルの種類を示す情報(第1ゲームファイル)と、ファイルに対する指示(起動指示)とに対応する、ファイルの記録場所に関する情報を取得する。図4において「第1ゲームファイルの起動」には、第1データの第1値である「第1記録領域のみ」と、第2データの第1値である「第1記録領域優先」とが対応付けられている。場所情報取得部114は、取得した記録場所に関する情報を、ファイルシステム130に通知する。
メタデータ処理部134は、通知された記録場所に関する情報をもとに、ファイルの記録場所に関するメタデータを設定する。この場合、メタデータ処理部134が、第1データの第1値である「第1記録領域のみ」と第2データの第1値である「第1記録領域優先」を、これから起動する第1ゲームファイルのメタデータとして設定する。
メタデータ処理部134が第1データ値および第2データ値をメタデータとして設定した後、記録処理部132は、設定されたメタデータにしたがって、ファイルの記録場所を変更する。第1ゲームファイルの起動時、第1データ値は「第1記録領域のみ」であるため、記録処理部132は、第1ゲームファイルの一部が第2記録領域9bに記録されていれば、第2記録領域9bに記録されている第1ゲームファイルを第1記録領域9aに移動する。その後、読出部136が起動ファイルを第1記録領域9aから読み出し、実行部116が、第1ゲームファイルを起動する。
以上のように、第1ゲームファイルのメタデータは、インストール時は、第1データの第2値である「混在可能」であったが、起動時には、第1データの第1値である「第1記録領域のみ」に変更される。このようにメタデータが変更された場合、記録処理部132は、第2記録領域9bに記録済みのファイルがあれば、第1記録領域9aに移動する。これにより第1ゲームファイルを動作保証された状態で起動することが可能となる。
<第1ゲームファイルの実行終了時>
ユーザが、第1ゲームのプレイを終了する際、受付部110が第1ゲームファイルの実行終了指示を取得する。このとき受付部110は、記録対象となるファイルの種類が「第1ゲームファイル」であること、ファイルに対する指示が「実行終了」であることを受け付け、実行部116は、第1ゲームファイルの実行を終了する。
場所情報取得部114は、記録場所情報保持部112の保持内容を参照し、記録対象となるファイルの種類を示す情報(第1ゲームファイル)と、ファイルに対する指示(実行終了指示)とに対応する、ファイルの記録場所に関する情報を取得する。図4において「第1ゲームファイルの実行終了」には、第1データの第2値である「混在可能」と、第2データの第1値である「第1記録領域優先」とが対応付けられている。場所情報取得部114は、取得した記録場所に関する情報を、ファイルシステム130に通知する。
メタデータ処理部134は、通知された記録場所に関する情報をもとに、ファイルの記録場所に関するメタデータを設定する。この場合、メタデータ処理部134が、第1データの第2値である「混在可能」と第2データの第1値である「第1記録領域優先」を、実行終了する第1ゲームファイルのメタデータとして設定する。このとき第1ゲームファイルは、すべて第1記録領域9aに記録されているため、記録処理部132は、ファイルの記録場所を変更しない。なお実行終了した第1ゲームファイルのメタデータは「混在可能」に変更されるため、この第1ゲームファイルは、必要に応じて、第2記録領域9bに移動されてよい。
図6(a)は、第1記録領域9aと第2記録領域9bの記録状態の例を示す。第1記録領域9aには、メタデータを「第1記録領域のみ」とするファイル群と、メタデータを「混在可能」とするファイル群とが記録されている。この例では、記録処理部132が、メタデータを「第1記録領域のみ」とする新しいファイルAを第1記録領域9aに記録する際に、第1記録領域9aの空き容量が不足している状態を示している。
図6(b)は、第1記録領域9aに記録していたファイルを第2記録領域9bに移動した状態の例を示す。記録処理部132は、新しいファイルAを第1記録領域9aに記録する際、第1記録領域9aの空き容量が不足していれば、第1記録領域9aに記録済みのファイルであって、第1データ値が「混在可能」であるファイルの少なくとも一部を、第2記録領域9bに移動する。これにより第1記録領域9aの空き容量を拡大し、新しいファイルAを第1記録領域9aに記録できる。
以上、本発明を実施例をもとに説明した。この実施例は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
1・・・情報処理システム、2a・・・第1補助記憶装置、2b・・・第2補助記憶装置、9a・・・第1記録領域、9b・・・第2記録領域、10・・・情報処理装置、100・・・処理部、102・・・通信部、110・・・受付部、112・・・記録場所情報保持部、114・・・場所情報取得部、116・・・実行部、118・・・ダウンロード部、130・・・ファイルシステム、132・・・記録処理部、134・・・メタデータ処理部、136・・・読出部。

Claims (10)

  1. 第1補助記憶装置の第1記録領域と、第2補助記憶装置の第2記録領域とを統合して管理する機能を備えた情報処理装置であって、
    記録対象となるファイルの種類を示す情報を受け付ける受付部と、
    受け付けたファイルの種類を示す情報に対応する記録場所に関する情報を取得する場所情報取得部と、
    取得した記録場所に関する情報をもとに、ファイルの記録場所に関するメタデータを設定するメタデータ処理部と、
    設定されたメタデータにしたがって、ファイルを前記第1記録領域および/または前記第2記録領域に記録する記録処理部と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記受付部は、ファイルに対する指示を受け付け、
    前記場所情報取得部は、受け付けたファイルに対する指示に対応する記録場所に関する情報を取得する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記メタデータ処理部は、ファイルを前記第1記録領域のみに記録すること、又はファイルを前記第1記録領域および前記第2記録領域のいずれに記録してもよいことを示す第1データ値を、メタデータとして設定する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記メタデータ処理部は、ファイルを前記第1記録領域に優先して記録すること、又はファイルを前記第2記録領域に優先して記録することを示す第2データ値を、メタデータとして設定する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記第2データ値は、ファイルを前記第1記録領域に優先して記録すること、又はファイルを前記第2記録領域に優先して記録すること、又はファイルの記録場所を前記記録処理部に委ねること、を示す、
    ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記記録処理部は、第1データ値が、ファイルを前記第1記録領域および前記第2記録領域のいずれに記録してもよいことを示す場合に、第2データ値を参照して、ファイルの記録場所を決定する、
    ことを特徴とする請求項4または5に記載の情報処理装置。
  7. 前記記録処理部は、新しいファイルを前記第1記録領域に記録する際、前記第1記録領域の空き容量が不足する場合には、前記第1記録領域に記録済みのファイルであって、第1データ値がファイルを前記第1記録領域および前記第2記録領域のいずれに記録してもよいことを示すファイルの少なくとも一部を、前記第2記録領域に移動する、
    ことを特徴とする請求項3から6のいずれかに記載の情報処理装置。
  8. メタデータが、ファイルを前記第1記録領域および前記第2記録領域のいずれに記録してもよいことを示す第1データ値から、ファイルを前記第1記録領域のみに記録することを示す第1データ値に変更された場合に、前記記録処理部は、前記第2記録領域に記録済みのファイルを、前記第1記録領域に移動する、
    ことを特徴とする請求項3から6のいずれかに記載の情報処理装置。
  9. 第1補助記憶装置の第1記録領域と、第2補助記憶装置の第2記録領域とを統合して管理する機能を備えた情報処理装置において、
    記録対象となるファイルの種類を示す情報を受け付けるステップと、
    受け付けたファイルの種類を示す情報に対応する記録場所に関する情報を取得するステップと、
    取得した記録場所に関する情報をもとに、ファイルの記録場所に関するメタデータを設定するステップと、
    設定されたメタデータにしたがって、ファイルを前記第1記録領域および/または前記第2記録領域に記録するステップと、
    を備えるファイル記録方法。
  10. 第1補助記憶装置の第1記録領域と、第2補助記憶装置の第2記録領域とを統合して管理する機能を備えたコンピュータに、
    記録対象となるファイルの種類を示す情報を受け付ける機能と、
    受け付けたファイルの種類を示す情報に対応する記録場所に関する情報を取得する機能と、
    取得した記録場所に関する情報をもとに、ファイルの記録場所に関するメタデータを設定する機能と、
    設定されたメタデータにしたがって、ファイルを前記第1記録領域および/または前記第2記録領域に記録する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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