JP2021079886A - ラックガイドおよびギア機構 - Google Patents

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Toshihiko Sekine
敏彦 関根
糧二 吉川
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糧二 吉川
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修市 山口
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Abstract

【課題】より長期にわたってラックバーを安定的に支持することができるラックガイド、および、これを用いたギア機構を提供する。【解決手段】ラックガイド30は、ラックバー20を支持する第1のラックガイド部31と、第1のラックガイド部31にZ方向に移動可能に収容され、ラックバー20を支持する第2のラックガイド部32と、第2のラックガイド部32を第1のラックガイド部31からラックバー20側に押し出す方向に付勢する付勢部材33と、を備えている。ここで、第1のラックガイド部31は、ラックバー20の背面22と接触する凹面状の第1の摺動面300aを有している。また、第2のラックガイド部32は、付勢部材33によりラックバー20の背面22に押圧されて線接触する平坦面状、凸面状等の第2の摺動面300bを有している。【選択図】図1

Description

本発明は、自動車のステアリング装置等に用いられるラックアンドピニオンにおいて、ラックバーをピニオンに押し当てるラックガイドに係り、特に、耐摩耗性および摺動性の双方において優れた摺動面を有するラックガイド(サポートヨーク)、および、これを用いたギア機構に関する。
自動車のステアリング装置等に用いられるラックアンドピニオンにおいて、ハウジングに収容されたラックバーの背面(ラックギアの反対側の面)側に配置され、ラックバーをその軸心方向にガイドしながらピニオンに押し当てるラックガイドとして、例えば、特許文献1に記載のラックガイドが知られている。
このラックガイドは、ラックバーの背面と面接触してラックバーを支持する凹面状の第1の先端面を有する円柱状の第1のラックガイドと、第1のラックガイド内に配置され、ラックバーの背面と面接触してラックバーを支持する凹面状の第2の先端面を有する円柱状の第2のラックガイドと、を備えている。ここで、第1の先端面は、耐摩耗性に優れた材料で覆われており、第2の先端面は、摺動性に優れた材料で覆われている。また、第2のラックガイドは、弾性部材により第1のラックガイドからラックバー側に押し出される方向に付勢されており、これにより、第2の先端面がラックバーの背面に押圧されている。そして、ラックガイドは、ラックバーからラックガイドに加わる荷重が、弾性部材によって第2のラックガイドに付与される付勢力以下の場合(低荷重域の場合)、第2のラックガイドが第1のラックガイドからラックバー側に押し出され、摺動性に優れた材料で覆われた第2の先端面のみがラックバーの背面と面接触してラックバーを支持する。このため、操作感を向上させることができる。一方、ラックバーからラックガイドに加わる荷重が、弾性部材によって第2のラックガイドに付与される付勢力より大きい場合(高荷重域の場合)、第2のラックガイドが押し戻され、耐摩耗性に優れた材料で覆われた第1の先端面および摺動性に優れた材料で覆われた第2の先端面の両方がラックバーの背面と面接触してラックバーを支持する。このため、第2の先端面を覆う摺動性に優れた材料を保護し耐久性を確保することができる。したがって、このラッグガイドによれば、操作感の向上と耐久性確保を両立させることができる。
特開2009−184591号公報
しかしながら、特許文献1に記載のラックガイドは、操作感の向上と耐久性確保を両立させるために、第1の先端面を耐摩耗性に優れた材料で覆い、第2の先端面を摺動性に優れた材料で覆っている。このため、第1の先端面および第2の先端面に異なる材料を用いることとなり、材料の調達、管理等にかかるコストが増大する。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、より低コストで長期にわたってラックバーを安定的に支持することができるラックガイド、および、これを用いたギア機構を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係るラックガイドは、ラックバーを支持する第1のラックガイド部と、第1のラックガイド部に移動可能に収容され、ラックバーを支持する第2のラックガイド部と、第2のラックガイド部を第1のラックガイド部からラックバー側に押し出す方向に付勢する付勢手段と、を備えている。ここで、第1のラックガイド部は、ラックバーの背面と接触する凹面状の第1の摺動面を有し、第2のラックガイド部は、付勢手段によりラックバーの背面に押圧されて線接触する第2の摺動面を有する。なお、第2の摺動面は、平坦面状であってもよいし、あるいは、凸面状であってもよい。
例えば、本発明のラックガイドは、
ピニオンギアと噛み合うラックギアが形成されたラックバーを前記ラックギアの反対側から摺動可能に支持して、前記ピニオンギアの回転に応じて移動する前記ラックバーを当該ラックバーの軸心方向に案内するラックガイドであって、
前記ラックバーを支持する第1のラックガイド部と、
前記第1のラックガイド部に移動可能に収容され、前記ラックバーを支持する第2のラックガイド部と、
前記第2のラックガイド部を前記第1のラックガイド部から前記ラックバー側に押し出す方向に付勢する付勢手段と、を備え、
前記第1のラックガイド部は、
前記ラックギアの反対側に位置する前記ラックバーの背面と接触する凹面状の第1の摺動面を有し、
前記第2のラックガイド部は、
前記付勢手段により前記ラックバーの背面に押圧されて線接触する第2の摺動面を有する。
また、本発明のギア機構は、
移動体の進行方向をステアリングホイールの回転に応じて変更するギア機構であって、
前記ステアリングホイールの回転に応じて回転するピニオンギアと、
前記ピニオンギアとかみ合うラックギアが形成され、前記ピニオンギアと前記ラックギアとの噛み合いにより、前記ピニオンギアの回転に応じて往復移動して前記移動体の車輪の向きを変えるラックバーと、
前記ラックバーを当該ラックバーの軸心方向に摺動可能に支持する上記のラックガイドと、を備える。
本発明では、ラックバーからラックガイドに加わる荷重が第2のラックガイドに付与される付勢力以下の場合(低荷重域の場合)、第2のラックガイドが第1のラックガイドからラックバー側に押し出され、ラックバーの背面と線接触する第2の摺動面のみでラックバーを支持する。このため、ラックバーの背面との接触面積を小さくして摺動性を向上させ、操作感を向上させることができる。
一方、ラックバーからラックガイドに加わる荷重が第2のラックガイドに付与される付勢力より大きい場合(高荷重域の場合)、第2のラックガイドが押し戻され、第1の摺動面および第2の摺動面の両方がラックバーの背面と接触してラックバーを支持する。このため、ラックバーの背面との接触面積を大きくして面圧を低下させ、これにより、第2の摺動面の摩耗を防いで耐久性を確保することができる。
したがって、本発明によれば、第1の摺動面および第2の摺動面を同じ材料で構成した場合でも、第2の摺動面の摩耗を防止しつつ、第1の摺動面による操作性に対する影響を小さくすることができるので、より低コストで長期にわたってラックバーを安定的に支持することができる。
図1は、本発明の一実施の形態に係るステアリング装置のギア機構1の概略断面図である。 図2(A)、図2(B)、および図2(C)は、図1に示すラックガイド30の平面図、正面図および底面図である。 図3(A)および図3(B)は、図2(A)に示すラックガイドのA−A断面図およびB−B断面図である。 図4は、第1の摺動面300aの形状を説明するための図である。 図5(A)および図5(B)は、低荷重域におけるラックバー支持モードを説明するためのラックガイド30を含むギア機構1の部分断面図およびその平面図である。 図6(A)および図6(B)は、中荷重域におけるラックバー支持モードを説明するためのラックガイド30を含むギア機構1の部分断面図およびその平面図である。 図7(A)および図7(B)は、高荷重域におけるラックバー支持モードを説明するためのラックガイド30を含むギア機構1の部分断面図およびその平面図である。 図8は、本発明の一実施の形態に係るギア機構1の変形例1Aの概略断面図である。
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
なお、以下の説明の便宜上、ラックバー20の軸心O2方向(ラックバー20の往復移動の方向)をX方向、ピニオンギア11に対するラックギア21の押し当て方向をZ方向、XおよびZ方向に垂直な方向をY方向と定義し、これらの方向を各図に適宜表示する。
図1は、本実施の形態に係るステアリング装置のギア機構1の断面図である。
本実施の形態に係るステアリング装置は、ステアリングシャフトの回転運動を直線運動に変換し、この直線運動を、車輪の向きを変えるリンク機構に伝達するラックアンドピニオン式のギア機構1を有している。なお、このステアリング装置は、ピニオンギア11またはラックバー20の動きをモータでアシストするパワーステアリング機構が搭載されているものおよび搭載されていないもののいずれであってもよい。
図示するように、このギア機構1は、ピニオンギア11が形成されたピニオンシャフト10と、ピニオンギア11と噛み合うラックギア21が形成されたラックバー20と、ピニオンシャフト10を回転可能に支持する一対の転がりベアリング40と、ピニオンギア11の回転に伴いX方向に往復移動するラックバー20を案内するラックガイド30と、これらの部品10〜40が組み込まれたハウジング70と、ハウジング70を塞ぐキャップ60と、を備えている。
ピニオンシャフト10は、Y方向に対して軸心O1が傾斜するように配置された円柱状の部材であり、その外周面12には、ピニオンギア11として例えばヘリカルギアが形成されている。ピニオンギア11は、ハウジング70に設けられたピニオンギア収容室73に収容されており、ピニオンシャフト10は、ピニオンギア11の両側の位置において、一対の転がりベアリング40を介して軸心O1周りに回転可能にハウジング70に支持されている。ピニオンシャフト10の一方の端部13は、ハウジング70に形成された開口部74からピニオンギア収容室73の外側に突き出して、不図示のステアリングシャフトに連結されている。これにより、ステアリングホイールの操作に応じて回転するステアリングシャフトに連動してピニオンギア11が回転する。
ラックバー20は、X方向に沿って配置された円柱状の部材であり、図示していないが、その両端は、ボールジョイントを介して、車輪の向きを変えるリンク機構に連結されている。ラックギア21を構成する複数の歯は、ラックバー20の外周面にX方向に並んで形成され、ハウジング70のピニオンギア収容室73において、ピニオンギア11の歯と所定の噛み合い位置で噛み合っている。ラックバー20の背面(ラックギア21の反対側に位置する、YZ断面形状が円弧状の外周面)22は、ラックバー20がラックガイド30に付与する荷重の大きさに応じて、ラックガイド30により摺動可能に支持される。ステアリングシャフトとともにピニオンシャフト10が回転すると、ピニオンギア11とラックギア21との噛み合いにより、ラックバー20は、ラックガイド30に案内されてX方向に往復移動してリンク機構を揺動させる。これにより、ステアリングホイールの操作に応じて車輪の向きが変わる。
ハウジング70は、X方向に沿って配置された筒状のラックケース部71と、ラックケース部71の外周からZ方向に突き出した筒状のシリンダケース部72と、を有する。
ラックケース部71には、ラックバー20がX方向に往復移動可能に収容されている。また、このラックケース部71には、ピニオンギア収容室73が設けられている。このピニオンギア収容室73には、上述したように、ピニオンギア11と、このピニオンギア11が所定の噛み合い位置でラックギア21と噛み合うようにピニオンシャフト10を回転可能に保持する一対の転がりベアリング40と、が収容されている。また、このラックケース部71には、ピニオンギア収容室73の内部と外部とを繋ぐ開口部74が不図示のステアリングシャフト側に向けて形成されており、不図示のステアリングシャフトに連結されるピニオンシャフト10の一方の端部13は、この開口部74からピニオンギア収容室73の外部に突き出している。
一方、シリンダケース部72は、ラックバー20に対してピニオンギア11の反対側に位置するようにラックケース部71に一体的に形成されており、シリンダケース部72の内部とラックケース部71の内部とは、ピニオンギア収容室73内のピニオンギア11に面した開口部75を介して繋がっている。また、このシリンダケース部72の開放端部76の内壁面78には、キャップ60を固定するためのネジ部77が形成されている。
ラックガイド30は、ラックバー20の背面22を摺動可能に支持する2つの摺動面(第1の摺動面300aおよび第2の摺動面300b)をラックバー20の背面22側に向けて、シリンダケース部72にZ方向に収容され、ラックバー20に対してピニオンギア11の反対側(ピニオンギア11とラックギア21との噛み合い位置におけるラックバー20の背面22側)に位置付けられている。このラックガイド30の詳細な構造については後述する。
キャップ60は、シリンダケース部72の開放端部76にはめ込み可能な円板形状を有し、そのキャップ60の外周にはネジ部62が形成されている。ハウジング70のシリンダケース部72内にラックガイド30を挿入して、キャップ60のネジ部62を、シリンダケース部72の開放端部76のネジ部77にねじ込むことにより、シリンダケース部72の開放端部76にキャップ60が固定されてシリンダケース部72が塞がれる。
つぎに、ラックガイド30の詳細な構造について説明する。
図2(A)、図2(B)、および図2(C)は、図1に示すラックガイド30の平面図、正面図および底面図である。また、図3(A)および図3(B)は、図2(A)に示すラックガイドのA−A断面図およびB−B断面図である。
図示するように、ラックガイド30は、先端部(ラックバー20側の端部)にラックバー20の背面22を支持する凹面状の第1の摺動面300aが設けられた円柱状の第1のラックガイド部31と、第1のラックガイド部31にZ方向に移動可能に収容され、先端部(ラックバー20側の端部)にラックバー20の背面22を支持する平坦面状の第2の摺動面300bが設けられた円柱状の第2のラックガイド部32と、コイルスプリング、板バネ等のバネ部材で構成される付勢部材33と、Oリング等で構成される摩擦部材34と、を有している。
第1のラックガイド部31は、先端部(ラックバー20側の端部)に設けられた摺動面保持部310と、摺動面保持部310に開口を有し、第2のラックガイド部32をZ方向に移動可能に収容するための収容孔311と、後端部(キャップ60側の端部)に開口を有し、付勢部材33を収容するためのスプリングガイド312と、外周面318に設けられ、摩擦部材34を装着するための装着溝313と、を有している。
摺動面保持部310は、ラックバー20の背面22の形状に倣った凹面状に形成されている。また、摺動面保持部310には、第1の摺動面300aを形成する第1のラックガイドシート314が固定されている。
収容孔311には、円筒状の第3のラックガイドシート315が装着されている。この第3のラックガイドシート315は、収容孔311の内壁に第3の摺動面300cを形成している。なお、第3のラックガイドシート315は、第1のラックガイドシート314とプレス加工等により一体的に形成されている。
スプリングガイド312は、収容孔311より大きな直径を有し、収容孔311と連通している。
第2のラックガイド部32は、第1のラックガイド部31の収容孔311よりも長い本体部320と、本体部320の先端部(ラックバー20側の端部)に設けられた摺動面保持部321と、本体部320の後端部(キャップ60側の端部)に設けられたフランジ部322と、を有する。
摺動面保持部321は、平坦面状に形成されている。また、摺動面保持部321には、第2の摺動面300bを形成する第2のラックガイドシート323が固定されている。
フランジ部322は、第1のラックガイド部31の収容孔311より大きな径を有し、第1のラックガイド部31のスプリングガイド312に収容されている。このフランジ部322は、第2の摺動面300bの第1の摺動面300aからの突出量が所定値に到達すると、第1のラックガイド部31のスプリングガイド312の天井と当接して、第1のラックガイド部31を第2のラックガイド部32に連動させる係止部として機能する。
付勢部材33は、第1のラックガイド部31のスプリングガイド312において、第2のラックガイド部32のフランジ部322とキャップ60との間に配置されている。また、付勢部材33は、スプリングガイド312の高さ(深さ)から第2のラックガイド部32のフランジ部322の厚さを引いた値よりも長い自然長を有しており、付勢部材33の一方の端部は、スプリングガイド312の開口から突出して、キャップ60と当接する。このため、キャップ60が付勢部材33のばね座として機能し、付勢部材33は、第2のラックガイド部32を第1のラックガイド部31からラックバー20側に押し出す方向に付勢して、第2の摺動面300bをラックバー20の背面22に圧接する。これにより、ラックギア21がピニオンギア11に押圧され、ラックギア21とピニオンギア11の噛み合い位置における歯の離間が防止される。
摩擦部材34は、この摩擦部材34が装着される第1のラックガイド部31の装着溝313の深さ寸法よりも大きな線径を有している。このため、摩擦部材34は、第1のラックガイド部31の外周面318から突出してハウジング70のシリンダケース部72の内周面78と圧接する。これにより、第1のラックガイド部31とハウジング70のシリンダケース部72との相対的なZ方向の移動に対して、摩擦力を発生させる。
つぎに、第1の摺動面300a、第2の摺動面300b、および第3の摺動面300cについて説明する。
第1の摺動面300aを形成する第1のラックガイドシート314、第2の摺動面300bを形成する第2のラックガイドシート323、および第3の摺動面300cを形成する第3のラックガイドシート315には、例えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリアセタール(POM)、ポリエチレン(PE)、ポリオレフィン(PO)、ポリアミド(PA)、芳香族ポリアミド(芳香族PA)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリウレタン(PU)、フェノール樹脂(PF)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、超高分子量ポリエチレン(UHMWPE)、液晶ポリマー(LCP)、ポリケトン、これらの材料をベース樹脂として添加剤(潤滑剤、繊維強化剤等)が添加されたコンパウンド、銅系焼結材等の摺動材料が用いられる。
図4は、第1の摺動面300aの形状を説明するための図である。
図示するように、第1の摺動面300aは、ラックバー20の軸心O2方向に垂直な断面であるYZ断面において、ラックガイド30の軸心O3(ラックバー20の軸心O2と第1の摺動面300aの底部中央Cとを結ぶ直線)に対して線対称な2つの接触位置TA、TBをラックバー20の背面22との接触位置とする。このように、ラックバー20の背面22を、ラックガイド30の軸心O3に対して線対称な2つの接触位置TA、TBで摺動面300に接触させることにより、Y方向におけるラックバー20のガタツキを防止することができ、これにより、ラックバー20の背面22を安定して摺動可能に支持することができる。
ここで、接触位置TA、TBは、ラックバー20の軸心O2および接触位置TA、TBを結ぶ直線と、ラックガイド30の軸心O3とのなす角θが50度以下となる範囲内に設定されることが好ましい。このなす角θが50度より大きくなると、ラックバー20の背面22と摺動面300との摩擦力が大きくなり(くさび効果)、ラックガイドの摺動性能が低下する。ただし、このなす角θが小さすぎると、2つの接触位置TA、TBが近くなりすぎて、YZ断面において、ラックガイド30の軸心O3に対して垂直な方向におけるラックバー20のガタツキを防止することができない。したがって、このなす角θは、より好ましくは5度〜45度の範囲にされる。
また、第1の摺動面300aは、YZ断面において、それぞれ接触位置TA、TBを通過する、ラックガイド30の軸心O3に対して線対称な一対の円弧面301a、301bを含む。これらの円弧面301a、301bの曲率中心OA、OBは、ラックバー20の背面22の曲率中心O2よりもラックギア11側の位置であって、かつ、ラックガイド30の軸心O3に関して線対称な位置にある。また、これらの円弧面301a、301bの曲率半径R2は、ラックバー20の背面22の曲率半径R1よりも大きい。
つぎに、上記構成のラックガイド30によるラックバー支持モードについて説明する。
[低荷重域におけるラックバー支持モード]
図5(A)および図5(B)は、低荷重域におけるラックバー支持モードを説明するためのラックガイド30を含むギア機構1の部分断面図およびその平面図である。
図示するように、良好な路面を走行中等、ラックバー20を介してタイヤからラックガイド30に加わる荷重が、付勢部材33によって第2のラックガイド部32に付与される付勢力以下の低荷重域においては、第2のラックガイド部32が第1のラックガイド部31からラックバー20側に押し出され、平坦面状の第2の摺動面300bのみが中央の接触位置Cにおいてラックバー20の背面22と線接触する。この際、第1のラックガイド部31は、スプリングガイド312の天井が第2のラックガイド部32のフランジ部322と当接し、第2のラックガイド部32に連動してラックバー20側に移動し、キャップ60から離れる。しかし、第2の摺動面300bが第1の摺動面300aよりラックバー20側に突出しているため、ラックバー20は、第1の摺動面300aには接触していない。このため、ラックバー20の背面との接触面積を小さくして摺動性を向上させることができる。これにより、低荷重域において、ステアリング操作に連動してラックバー20がスムーズに往復移動し、滑らかな操舵フィーリングが得られる。
[中荷重域におけるラックバー支持モード]
図6(A)および図6(B)は、中荷重域におけるラックバー支持モードを説明するためのラックガイド30を含むギア機構1の部分断面図およびその平面図である。
図示するように、荒れた路面を走行中等、ラックバー20を介してタイヤからラックガイド30に加わる荷重が、付勢部材33によって第2のラックガイド部32に付与される付勢力より大きく、かつ、この付勢力と摩擦部材34によって第2のラックガイド部32およびハウジング70のシリンダケース部72間に発生する摩擦力との合計以下の中荷重域においては、第2のラックガイド部32が第1のラックガイド部31の収容孔311内に押し戻され、第2の摺動面300bに加えて、第1の摺動面300aが接触位置TA、TBにおいてラックバー20の背面22と線接触する。このため、摺動性の極端な低下を防止できる範囲内において、ラックバー20の背面との接触面積を低荷重域に比べて大きくして、第2の摺動面300bの摩耗を防止することができる。これにより、中荷重域において、操舵フィーリングの低下の影響を抑制しつつ耐久性を向上させることができる。
[高荷重域におけるラックバー支持モード]
図7(A)および図7(B)は、高荷重域におけるラックバー支持モードを説明するためのラックガイド30を含むギア機構1の部分断面図およびその平面図である。
図示するように、段差を乗り越える場合等、ラックバー20を介してタイヤからラックガイド30に加わる荷重が、付勢部材33によって第2のラックガイド部32に付与される付勢力と摩擦部材34によって第2のラックガイド部32およびハウジング70のシリンダケース部72間に発生する摩擦力との合計より大きい高荷重域においては、第1のラックガイド部31が、第2のラックガイド部32とともに、キャップ60側に押し戻されてキャップ60と当接し、第1のラックガイド部31のキャップ60側への移動が規制される。このため、ラックバー20を介してタイヤからラックガイド30に加わる荷重が、第1の摺動面300aに集中する。そして、ラックバー20を介してタイヤからラックガイド30にさらに大きな荷重が加わると、第1の摺動面300aが、弾性変形して、接触位置TA、TBを含む接触領域TD、TEにおいてラックバー20の背面22と面接触する。このため、ラックバー20の背面との接触面積を中荷重域に比べて大きくして、第2の摺動面300bの摩耗を防止することができる。これにより、高荷重域において、耐久性を向上させることができる。
以上、本発明の一実施の形態について説明した。
本実施の形態では、ラックバー20からラックガイド30に加わる荷重が第2のラックガイド部32に付与される付勢力以下の低荷重域において、第2のラックガイド部32が第1のラックガイド部31からラックバー20側に押し出され、ラックバー20の背面22と線接触する第2の摺動面300aのみでラックバー20を支持する。このため、ラックバー20の背面22との接触面積を小さくして摺動性を向上させ、操作感を向上させることができる。
一方、ラックバー20からラックガイド30に加わる荷重が第2のラックガイド部32に付与される付勢力より大きい中・高荷重域において、第2のラックガイド部32が押し戻され、第1の摺動面300aおよび第2の摺動面300bの両方がラックバー20の背面22と接触してラックバー20を支持する。このため、ラックバー20の背面22との接触面積を大きくして面圧を低下させ、これにより、第2の摺動面300bの摩耗を防いで耐久性を確保することができる。
したがって、本実施の形態によれば、第1の摺動面300aおよび第2の摺動面300bを同じ材料で構成した場合でも、第2の摺動面300bの摩耗を防止しつつ、第1の摺動面300aによる操作性に対する影響を小さくすることができるので、より低コストで長期にわたってラックバー20をより安定に支持することができる。
また、本実施の形態では、ラックバー20を介してタイヤからラックガイド30に加わる荷重が、付勢部材33によって第2のラックガイド部32に付与される付勢力より大きく、かつ、この付勢力と摩擦部材34によって第2のラックガイド部32およびハウジング70のシリンダケース部72間に発生する摩擦力との合計以下の中荷重域においては、第1の摺動面300aおよび第2の摺動面300bの両方がラックバー20の背面22と線接触する。これに対して、ラックバー20を介してタイヤからラックガイド30に加わる荷重が、付勢部材33によって第2のラックガイド部32に付与される付勢力と摩擦部材34によって第2のラックガイド部32およびハウジング70のシリンダケース部72間に発生する摩擦力との合計より大きい高荷重域においては、第1の摺動面300aが弾性変形してラックバー20の背面22と面接触することにより、ラックバー20の背面22との接触面積が中荷重域に比べてさらに広がる。
したがって、本実施の形態によれば、ラックバー20を介してタイヤからラックガイド30に加わる荷重に応じて、ラックバー20の背面22との接触面積が徐々に増えるため急激な摩擦増加を防止することができるので、操作性に対する影響をより小さく抑えつつ、耐久性を確保することができる。
また、本実施の形態において、第1のラックガイド部31は、第2のラックガイド部32をZ方向に移動可能に収容する収容孔311を有し、収容孔311の内壁には、第2のラックガイド部32と摺動する第3の摺動面300cが設けられている。このため、第2のラックガイド部32を第1のラックガイド部31に対してZ方向により滑らかに移動させることができるので、ラックガイド30からラックバー20に伝わる反力の変化がより滑らかとなり、操作性に対する影響をさらに小さく抑えることができる。
また、本実施の形態において、第1の摺動面300aは、ラックバー20の軸心O2方向に垂直な断面であるYZ断面において、ラックガイド30の軸心O3(ラックバー20の軸心O2と第1の摺動面300aの底部中央Cとを結ぶ直線)に対して線対称な2つの接触位置TA、TBをラックバー20の背面22との接触位置としている。このため、本実施の形態によれば、Y方向におけるラックバー20のガタツキを防止することができ、これにより、ラックバー20の背面22を安定して摺動可能に支持することができる。
また、本実施の形態では、第1のラックガイド部31の収容孔311の内壁に第3の摺動面300cを形成する円筒状の第3のラックガイドシート315を、第1の摺動面300aを形成する凹面状の第1のラックガイドシート314と、プレス加工等により一体的に形成している。このプレス加工等に際して、第3のラックガイドシート315を形成する円筒部分の底を打ち抜くことによりできた円板を、第2の摺動面300bとして利用することにより、材料コストを削減することができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形は可能である。
例えば、図8に示すギア機構1Aのラックガイド30Aのように、第1のラックガイド部31を、ラックバー20の軸心O2に沿って中央から2つのラックガイド片316a、316bに分割し、これに伴い、第1の摺動面300aも、ラックバー20の軸心O2に沿って中央から2つの摺動面片302a、302bに分割してもよい。この場合、摩擦部材34は、2つのラックガイド片316a、316bを互いに近づける方向に付勢する収縮部材としても機能する。
図8に示すギア機構1Aによれば、ラックバー20を介してタイヤからラックガイド30に加わる荷重が、付勢部材33によって第2のラックガイド部32に付与される付勢力と摩擦部材34によって第2のラックガイド部32およびハウジング70のシリンダケース部72間に発生する摩擦力との合計より大きい高荷重域において、第1のラックガイド部31が、第2のラックガイド部32とともに、キャップ60側に押し戻されて、キャップ60と当接する。そして、第1の摺動面300aに加わる荷重の径方向成分が、摩擦部材34により第1のラックガイド部31に加わる付勢力(収縮力)より大きいと、第1のラックガイド部31を構成する2つのラックガイド片316a、316bが互いに引き離される。これにより、ラックックバー20の背面22との接触面積がより細やかに増えるため急激な摩擦増加をさらに効果的に防止して、操作性に対する影響を小さく抑えつつ、耐久性を確保することができる。
また、上記実施の形態では、第2の摺動面300bを平坦面状としているが、本発明はこれに限定されない。第2の摺動面300bは、ラックバー20の背面22と線接触するものであればよく、例えばラックバー20の背面22に対して凸面状としてもよい。
また、上記実施の形態では、第2のラックガイド部32を第1のラックガイド部31からラックバー20側に押し出す方向に付勢する付勢部材33として、コイルスプリング、板バネ等のバネ部材を想定しているが、本発明はこれに限定されない。付勢部材33にゴム部材を用いてもよい。
また、上記の実施の形態では、第1のラックガイド部31の摺動面保持部310に第1のラックガイドシート314を固定することにより、第1の摺動面300aを形成するとともに、第1のラックガイド31の収容孔311に、第1のラックガイドシート314と一体的に形成された円筒状の第3のラックガイドシート315を装着することにより、第3の摺動面300cを形成しているが、本発明はこれに限定されない。第1のラックガイド部31自体を摺動材料で作製することにより、第1のラックガイド部31の摺動面保持部310および収容孔311の内壁に、それぞれ、第1の摺動面300aおよび第3の摺動面300cを形成してもよい。同様に、第2のラックガイド部32の摺動面保持部321に、第2のラックガイドシート323を固定することにより、第2の摺動面300bを形成しているが、本発明はこれに限定されない。第2のラックガイド部32自体を摺動材料で作製することにより、第2のラックガイド部32の摺動面保持部321に第2の摺動面300bを形成してもよい。
これらの場合、第1のラックガイド部31および第2のラックガイド部32を形成する摺動材料には、例えば、ポリアセタール(POM)、ポリエチレン(PE)、ポリオレフィン(PO)、ポリアミド(PA)、芳香族ポリアミド(芳香族PA)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリウレタン(PU)、フェノール樹脂(PF)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、超高分子量ポリエチレン(UHMWPE)、液晶ポリマー(LCP)、ポリケトン、これらの材料をベース樹脂として添加剤(潤滑剤、繊維強化剤等)が添加されたコンパウンド、銅系焼結材、鉄系焼結材等が用いられる。
また、上記の実施の形態において、第1のラックガイド31の収容孔311と第2のラックガイド部32の本体部320との間のクリアランスを大きくすることで両者を非接触とすることにより、第3の摺動面300cを省略してもよい。この場合、第1のラックガイド31のスプリングガイド312の内壁と第2のラックガイド部32のフランジ部322とを摺動させることにより、付勢部材33による第2のラックガイド部32の付勢方向をガイドすることが好ましい。
また、上記実施の形態では、車両のステアリング装置への適用例を挙げているが、本発明は、車両のステアリング装置に限らず、例えば光学機器のピント合わせ機構等、ラックアンドピニオン式のギア機構を利用している機器に広く適用することができる。
1、1A:ギア機構 10:ピニオンシャフト 11:ピニオンギア
12:ピニオンシャフト10の外周面 13:ピニオンシャフト10の端部
20:ラックバー 21:ラックギア 22:ラックバー20の背面
30、30A:ラックガイド 31:第1のラックガイド部
32:第2のラックガイド部 33:付勢部材
34:摩擦部材 40:転がりベアリング 60:キャップ
62:キャップ60のネジ部 70:ハウジング 71:ラックケース部
72:シリンダケース部 73:ピニオンギア収容室 74、75:開口部
76:シリンダケース部72の開放端部
77:シリンダケース部72のネジ部 78:シリンダケース部72の内壁面
300a:第1の摺動面 300b:第2の摺動面 300c:第3の摺動面
302a、302b:摺動面片 310、321:摺動面保持部
311:収容孔 312:スプリングガイド 313:装着溝
314:第1のラックガイドシート 315:第3のラックガイドシート
316a、316b:ラックガイド片
318:第1のラックガイド部31の外周面
320:第2のラックガイド部32の本体部
322:第2のラックガイド部32のフランジ部
323:第2のラックガイドシート

Claims (8)

  1. ピニオンギアと噛み合うラックギアが形成されたラックバーを前記ラックギアの反対側から摺動可能に支持して、前記ピニオンギアの回転に応じて移動する前記ラックバーを当該ラックバーの軸心方向に案内するラックガイドであって、
    前記ラックバーを支持する第1のラックガイド部と、
    前記第1のラックガイド部に移動可能に収容され、前記ラックバーを支持する第2のラックガイド部と、
    前記第2のラックガイド部を前記第1のラックガイド部から前記ラックバー側に押し出す方向に付勢する付勢手段と、を備え、
    前記第1のラックガイド部は、
    前記ラックギアの反対側に位置する前記ラックバーの背面と接触する凹面状の第1の摺動面を有し、
    前記第2のラックガイド部は、
    前記付勢手段により前記ラックバーの背面に押圧されて線接触する第2の摺動面を有する
    ことを特徴とするラックガイド。
  2. 請求項1に記載のラックガイドであって、
    前記第2の摺動面は、平坦面状、あるいは前記ラックバーの背面に対して凸面状に形成されている
    ことを特徴とするラックガイド。
  3. 請求項1または2に記載のラックガイドであって、
    前記第1のラックガイド部は、
    前記第2のラックガイド部を収容する収容孔と、
    前記収容孔の内壁に形成され、前記第2のラックガイド部と摺動する第3の摺動面と、をさらに有する
    ことを特徴とするラックガイド。
  4. 請求項3に記載のラックガイドであって、
    前記第1の摺動面および前記第3の摺動面は、一体的に形成されている
    ことを特徴とするラックガイド。
  5. 請求項1ないし4のいずれか一項に記載のラックガイドであって、
    前記第1の摺動面は、
    前記ラックバーの軸心方向に垂直な断面において、前記ラックガイドの軸心に対して線対称な2つの位置を前記ラックバーの背面との接触位置とする
    ことを特徴とするラックガイド。
  6. 請求項1ないし5のいずれか一項に記載のラックガイドであって、
    収縮手段をさらに備え、
    前記第1のラックガイド部は、
    前記第1の摺動面とともに、前記ラックバーの軸心方向に沿って2つの部材に分割されており、
    前記収縮手段は、
    前記2つの部材を互いに近づける方向に付勢する
    ことを特徴とするラックガイド。
  7. 請求項1ないし6のいずれか一項に記載のラックガイドであって、
    前記第1のラックガイド部の、当該第1のラックガイド部を移動可能に収容するハウジング部に対する相対的な移動を阻害する方向に摩擦力を発生する摩擦手段をさらに備え、
    前記第2のラックガイド部は、
    前記第2の摺動面の前記第1の摺動面からの突出量が所定値に到達することにより、前記第1のラックガイド部と係止して、前記第1のラックガイド部を前記第2のラックガイド部に連動させる係止部をさらに有し、
    前記第1のラックガイド部は、
    前記付勢手段の台座として機能する前記ハウジング部の底部によって前記ラックバーから離れる方向の移動が規制される
    ことを特徴とするラックガイド。
  8. 移動体の進行方向をステアリングホイールの回転に応じて変更するギア機構であって、
    前記ステアリングホイールの回転に応じて回転するピニオンギアと、
    前記ピニオンギアとかみ合うラックギアが形成され、前記ピニオンギアと前記ラックギアとの噛み合いにより、前記ピニオンギアの回転に応じて往復移動して前記移動体の車輪の向きを変えるラックバーと、
    前記ラックバーを当該ラックバーの軸心方向に摺動可能に支持する請求項1ないし7のいずれか一項に記載のラックガイドと、を備える
    ことを特徴とするギア機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2024004688A1 (ja) * 2022-06-27 2024-01-04 オイレス工業株式会社 ラックガイド
WO2024004691A1 (ja) * 2022-06-27 2024-01-04 オイレス工業株式会社 ラックガイド

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WO2024004688A1 (ja) * 2022-06-27 2024-01-04 オイレス工業株式会社 ラックガイド
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