JP2021078333A - 電線被覆剥ぎ取り装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被覆屑の落下防止機能を飛躍的に高めた構成の電線被覆剥ぎ取り装置を提供する。【解決手段】電線被覆剥ぎ取り装置1は、架設電線を収容する収容空間を有するフレーム2と、第1回転軸P1を軸心として回動可能にフレーム2に内蔵される第1ギヤ10aと、第1回転軸P1と直交する第2回転軸P2を軸心として回動可能な第1シャフト31とを有する本体5と、受け部7とスライド部8と剥ぎ刃81とを有するとともに第1ギヤ10aと共回り可能に本体5に連結される被覆剥ぎ部9とを備え、剥ぎ刃81は受け部7とスライド部8とによって把持された状態の架設電線の絶縁被覆に切り込む位置に配される構成であって、スライド部8は絶縁被覆から剥がされた被覆屑を沿わせる第1ガイド部11を有し、第1ガイド部11の入口は第1回転軸P1に対して剥ぎ刃81の刃先よりも外側の位置に配される構成である。【選択図】図1

Description

本発明は、架設電線の絶縁被覆を剥ぎ取る電線被覆剥ぎ取り装置に関する。
架設電線は地上よりも数メートル以上高い位置で架空配線されている。配電のため分岐接続する際に、一般に、工事作業者は、絶縁性の操作棒を用いて電線被覆剥ぎ取り装置を操作し、活線状態で架設電線の絶縁被覆を所定範囲で剥ぎ取る作業を行う。
従来、剥ぎ刃が絶縁被覆を切り出すとともに、被覆電線を剥ぎ部における電線収容穴の入口側に送り出すことにより、絶縁被覆を螺旋状に皮剥ぎする被覆電線の皮剥ぎ工法が知られている(特許文献1:特開2008−136328号公報)。また、電線被覆剥ぎ取り装置を下方の作業者が操作し、把持部と先端部とが絶縁された絶縁性の操作棒(ドライブフックとも称される)が知られている(特許文献2:特開2008−253059号公報)。そして、被覆剥取具装着部を取付部(本体)に対して傾動可能に支持する傾動連結部を備えた構成の電線被覆剥ぎ取り装置が知られている(特許文献3:特開2009−060753号公報)。
特開2008−136328号公報 特開2008−253059号公報 特開2009−060753号公報
架設電線から剥がされて切り取られた被覆屑は重力や風力などの影響を受けて落下する。被覆屑が落下すると、地上付近の人や動物などに衝突する危険がある。特許文献1には、剥がされて切り取られた被覆屑は剥ぎ部の開口部から垂れ下がるように取り出されると記述されており、また、剥がされて切り取られた被覆屑は端部が剥ぎ部の開口部に引っ掛かって空中にぶら下がっている状態が図示されている。つまり、特許文献1記載の構成は被覆屑が不安定な状態で空中にぶら下がっているから、落下対策として不十分である。また、特許文献2〜3には、被覆屑の落下対策に関する記述は見当たらない。そして、被覆屑は螺旋状に送り出され、送り出される方向が定まらないから、被覆屑の落下位置の予測は困難である。そのため、剥がされて切り取られた被覆屑の落下を防止したいとの要望がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされ、被覆屑の落下防止機能を従来品よりも飛躍的に高めた構成の電線被覆剥ぎ取り装置を提供することを目的とする。
一実施形態として、以下に開示するような解決手段により、前記課題を解決する。
本発明に係る電線被覆剥ぎ取り装置は、架設電線を収容する収容空間を有するフレームと、前記収容空間への入口となる切り欠きが形成されるとともに第1回転軸を軸心として回動可能に前記フレームに内蔵される第1ギヤと、前記第1回転軸と直交する第2回転軸を軸心として回動可能な第1シャフトとを有する本体と、受け部とスライド部と剥ぎ刃とを有するとともに前記第1ギヤと共回り可能に前記本体に連結される被覆剥ぎ部とを備え、前記剥ぎ刃は前記受け部と前記スライド部とによって把持された状態の前記架設電線の絶縁被覆に切り込む位置に配される構成であって、前記スライド部は前記絶縁被覆から剥がされた被覆屑を沿わせる第1ガイド部を有し、前記第1ガイド部の入口は前記第1回転軸に対して前記剥ぎ刃の刃先よりも外側の位置に配されることを特徴とする。
この構成によれば、剥ぎ刃によって剥がされた被覆屑はスライド部に配された第1ガイド部に向かって押されながら第1ガイド部の内壁に沿って送り出される。よって、被覆屑は第1ガイド部に係止されて落下が防止できる。
本発明によれば、被覆屑の落下防止機能を従来品よりも飛躍的に高めた構成の電線被覆剥ぎ取り装置が実現できる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る電線被覆剥ぎ取り装置の例を示す概略の斜視図である。 図2は、図1の電線被覆剥ぎ取り装置の正面図である。 図3は、図2における内部構造を一部省略して示すIII−III線断面図である。 図4は、図1の電線被覆剥ぎ取り装置を異なる方向から視た概略の斜視図である。 図5は、図1の電線被覆剥ぎ取り装置を構成する本体の例を示す概略の正面図である。 図6は、図5における内部構造を一部省略して示すVI−VI線断面図である。 図7は、図5におけるギヤの配置例を示す概略の構造図である。 図8は、図1の電線被覆剥ぎ取り装置の被覆剥ぎ部における受け部とスライド部との連結構造の例を示す概略の正面図である。 図9は、図8における内部構造を一部省略して示す断面図である。 図10は、第1の実施形態に係る電線被覆剥ぎ取り装置の使用態様の例を示す概略の図である。 図11は、本発明の第2の実施形態に係る電線被覆剥ぎ取り装置の例を示す概略の斜視図である。 図12は、図11の電線被覆剥ぎ取り装置の正面図である。 図13は、図12における内部構造を一部省略して示すXIII−XIII線断面図である。 図14Aは本発明の第3の実施形態に係る電線被覆剥ぎ取り装置を示す概略の正面図であり、図14Bは図14Aの電線被覆剥ぎ取り装置の右側面図である。 図15は、本発明の実施形態に係るアタッチメントの例を示す概略の斜視図である。 図16Aは図15のアタッチメントの側面図であり、図16Bは図16Aのアタッチメントの交差角度を変更した状態の例を示す側面図であり、図16Cは図16Aにおける内部構造を一部省略して示す断面図である。 図17Aは図15のアタッチメントが連結された状態の操作棒を示す概略の図であり、図17Bは図15のアタッチメントが組付け固定された状態の操作棒を示す概略の図である。
[電線被覆剥ぎ取り装置]
(第1の実施形態)
図1〜図4に示すように、本実施形態の電線被覆剥ぎ取り装置1Aは、第1ギヤ10aが内蔵された本体5と、第1ギヤ10aと共回り可能に本体5に連結される被覆剥ぎ部9とを備える。フレーム2は、架設電線E1を収容する収容空間V1を有する筐体である。第1ギヤ10aは、フレーム2に内蔵されており、第1回転軸P1を軸心として回転可能に配設される。
図5〜図7は、本体5を示す図である。第1ギヤ10aは、中央に架設電線E1の外径よりも大きな貫通穴が形成されており、外径側に架設電線E1の入口となる切り欠きU1が形成されており、切り欠きU1と貫通穴とは連続している。第1ギヤ10aは、切り欠きU1と貫通穴とが形成された外歯車であり、正面視でアルファベットの「C形状」を呈している(図7参照)。一例として、本体5は、フレーム2の外側で第1ギヤ10aに連結固定されて共回りする保持部6を備える。フレーム2の両側には回動可能に2つの支持板25が配設されている。支持板25は、第1ギヤ10aを挟み込んで連結固定されている。そして、フレーム2の正面側に隣接して保持部6が配設され、支持板25と保持部6とが連結固定されている。
図6の例では、本体5は、第1回転軸P1と直交する第2回転軸P2を軸心として操作棒94a(または操作棒94b)と連結可能に配設される連結部3と、連結部3に内蔵された第1シャフトと、操作棒94a(または操作棒94b)の回転力を第2ギヤ10bに伝達するため連結部3とフレーム2とに連結固定されるギヤボックス4とを有する。ギヤ32とギヤ42とが、ギヤボックス4に配設される。ギヤ32は、第1シャフト31に連結固定されており、ギヤ42と噛合する。ギヤ42と第2ギヤ10bとは、いずれもシャフト41に連結固定されている。ギヤ32とギヤ42とは、マイタギヤである。この例によれば、ギヤ32とギヤ42とを同一部品にすることができる。なお、この例に限定されず、ギヤ32とギヤ42とを、ベベルギヤとする場合がある。操作棒94a(または操作棒94b)は、上記の構造に限定されず、上述の特許文献2などの公知技術が適用できる。
図7の例では、本体5は、第1ギヤ10aと、第1ギヤ10aを連動させる第2ギヤ10bと、第2ギヤ10bの両側の位置に配設され第2ギヤ10bと噛合する2つの第3ギヤ10cを備え、これらのギヤはそれぞれフレーム2に内蔵されている。そして、2つの第3ギヤ10cの両方もしくはいずれか一方が第1ギヤ10aと噛合する構成である。この構成によれば切り欠きU1と貫通穴とが形成された外歯車の第1ギヤ10aに対して、操作棒94a(または操作棒94b)から第2ギヤ10bに伝達された回転力を2つの第3ギヤ10cのいずれかないしは両方を介して第1ギヤ10aに確実に伝達することができる。ここでは、第2回転軸P2の線上に第2ギヤ10bの軸心が直交しており、2つの第3ギヤ10cは、第2回転軸P2に対して対称な位置に配設される。この例によれば、2つの第3ギヤ10cを同一部品とすることができる。なお、この構成に限定されず、2つの第3ギヤ10cを、第2回転軸P2に対して非対称な位置に配設する場合がある。
本体5は、一例として、第1ラチェット51が配設されている。第1ラチェット51は、支持板25と連結固定された係止部51aと、フレーム2内で作動するアーム部51bとからなる。ここで、回転方向D1は、第1ギヤ10aが正回転する方向であり、剥ぎ刃81の進行方向と一致している。操作棒94a(または操作棒94b)によって第1シャフト31を回転方向C1に回転させると、第1ギヤ10aが回転方向D1に回転する。一例として、第1シャフト31は操作棒94a(または操作棒94b)に接続されて回動する構成である。第1ラチェット51は、第1ギヤ10aが正回転する場合に、第1ギヤ10aの回転を妨げない。一方、第1ラチェット51は、第1ギヤ10aが逆回転する場合に、第1ギヤ10aの逆回転を規制する構成となっている。この構成によれば、第1ギヤ10aの逆回転を防止できるので、架設電線E1への本体5の挿入時(アプローチ時)に位置決めが容易にできる。尚且つ、絶縁被覆剥ぎ取り作業終了の際に、架設電線E1からの本体5の取外しが容易にできる。
図8と図9は、被覆剥ぎ部9における受け部7とスライド部8との連結構造の例を示す概略の図である。被覆剥ぎ部9は、架設電線E1の外周に当接可能に配設される受け部7と、受け部7と共に架設電線E1を把持可能に受け部7と連結して配設されるスライド部8と、架設電線E1の絶縁被覆E1aに切り込み可能な位置でスライド部8に配設される剥ぎ刃81とを有する。図8の例では、受け部7の第1把持面7aは、架設電線E1の外周に沿わせるように正面視で円弧状に凹みが形成されている。また、スライド部8の第2把持面8aは、窒化処理等の表面処理が施されており、絶縁被覆剥ぎ取り作業における本体5の回転時に架設電線E1との摩擦力の低減を図っている。スライド部8は、一例として、架設電線E1の外周と接する押え板83を備え、押え板83によって剥ぎ刃81の刃先81aが切り込む位置を調節する構成である。なお、この例に限定されず、スライド部8は、架設電線E1の外周に食い込み可能な凸部が所定間隔で第2把持面8aに形成されている構成としてもよい。
被覆剥ぎ部9は、一例として、受け部7を第1回転軸P1に接離させる方向に移動させて受け部7の位置を調節する第1調節部21を備える。第1調節部21は、スライド部8の側と反対側の位置で受け部7に連結している。この構成によれば、受け部7の回転中心を架設電線E1の中心線に精度よく一致させることができる。第1調節部21の正面側には、ダイヤル21aが配設されている。ここでは、第1調節部21にはカム機構が内蔵されており、ダイヤル21aを所定目盛に合わせると、前記目盛と対応したストロークで受け部7を前進または後退させる。また、第1調節部21には、ダイヤル21aをロックするロック部21bが配設される。この例によれば、ダイヤル21aを一回転させると受け部7を原点位置に復帰させることができる。なお、この例に限定されず、ラックアンドピニオン機構、ウオームギヤ機構、その他既知の機構を適用する場合がある。
剥ぎ刃81は、硬質工具の1種であり、鋼材やステンレス材等からなる。剥ぎ刃81は、一例として、貫通穴81cにボルト等の固定部材が通され、スライド部8に固定されて使用される。剥ぎ刃81の刃先81aは、一例として、円錐台形状を軸線方向に半分に割ったような外観形状を呈しており、軸線方向にザグリが彫り込まれて形成される。
被覆剥ぎ部9は、一例として、剥ぎ刃81の刃先角度を調節する刃先角度調節部23を備え、スライド部8の正面側にはダイヤル23aが配設されている。刃先角度調節部23によって、剥ぎ刃81は、受け部7およびスライド部8によって把持された架設電線E1の絶縁被覆E1aに刃先81aが切り込む位置となるようにスライド部8に配設される。ここでは、カム機構がスライド部8に内蔵されており、ダイヤル23aを所定目盛に合わせると、前記目盛と対応した角度で剥ぎ刃81の刃先角度を調節する。ダイヤル23aをロックするロック部がスライド部8に配設されている。前記ロック部はダイヤル23aに設けることができる(不図示)。この例によれば、ダイヤル23aを一回転させると剥ぎ刃81を原点位置に復帰させることができる。なお、この例に限定されず、ダイヤル23aと剥ぎ刃81とを直結する場合や、ギヤ機構を介する場合があり、その他公知の機構が適用できる。
第2調節部22は、一例として、アイナットであり、図9に示すように、第5回転軸P5を軸心として時計回りG1方向に回転させることでスライド部8を受け部7に接近させる構成である。この例によれば、連結ボルト92と締付け方向を逆方向として、連結ボルト92が緩まないようにできる。被覆剥ぎ部9は、一例として、スライド部8と受け部7とを接離可能に連結する中空の支持部91が配設される。ここでは、スライド部8は円柱形状の結合部82を有し、結合部82のザグリ穴の内側面82aに、円柱状の支持部91の外周面が当接してスライド部8と受け部7とを接離可能に連結している。そして、スライド部8は、受け部7に設けられたプレート部に沿って摺動可能に配設される。連結ボルト92は、支持部91および圧縮ばね93を挿通して第1調節部21と第2調節部22とを連結している。連結ボルト92には台形ねじが形成されている。圧縮ばね93は、支持部91に形成されたザグリ穴91aに配設されてスライド部8を受け部7から離す方向に付勢する。この構成によれば、電線被覆剥ぎ取り装置1Aの架設電線E1への取り付け作業において、架設電線E1への本体5の挿入時(アプローチ時)に剥ぎ刃81が架設電線E1に当接することを防止できる。尚且つ、絶縁被覆剥ぎ取り作業終了の際に、架設電線E1からの本体5の取外し時に、剥ぎ刃81が架設電線E1に当接することを防止できる。
被覆剥ぎ部9は、一例として、架設電線E1の側と反対側の位置で受け部7に第2ラチェット52が配設されている。第2ラチェット52は、スライド部8の進行方向が受け部7に近づく方向と逆方向の場合に規制する構成である。この構成によれば、電線被覆剥ぎ取り装置1Aの取り付け作業において、架設電線E1を把持する際に、スライド部8を架設電線E1の外周に当接させる作業を確実に行うことが容易にできる。また、電線被覆剥ぎ取り装置1Aの取り外し作業において、操作レバー52aを引き下げる簡単な操作で第2ラチェット52を解除することができるので、スライド部8を架設電線E1の外周から離す作業が迅速にできる。操作レバー52aは、一例として、第2ラチェット52に一体的に接続されており、スリット71aがプレート部に形成されている。また、操作レバー52aをプレート部から離す方向に付勢する圧縮ばね等の付勢手段52bが、プレート部に配設されている。操作レバー52aは、先端側がスリットから突出している。この構成によれば、操作レバー52aによって、第2ラチェット52を外部から容易に操作できる。
ここでは、本体5は、フレーム2の外側で第1ギヤ10aと共回り可能に連結固定される保持部6を備えており、且つ、被覆剥ぎ部9は、第1調節部21の両側が保持部6に保持される構成となっており、被覆剥ぎ部9が保持部6に脱着可能に取り付けられる。この構成によれば、被覆剥ぎ部9の本体5への取り付けが簡単にできる。尚且つ、被覆剥ぎ部9の本体5からの取り外しが簡単にできるのでメンテナンス性が向上する。なお、この例に限定されず、被覆剥ぎ部9を保持部6に固定する場合があり、また、被覆剥ぎ部9を第1ギヤ10aに固定する場合がある。
図3は図2における内部構造を一部省略して示す断面図である。スライド部8は絶縁被覆E1aから剥がされた被覆屑E1dを沿わせる第1ガイド部11を有しており、第1ガイド部11の入口11aは第1回転軸P1に対して剥ぎ刃81の刃先81aよりも外側の位置に配される。この構成により、剥ぎ刃81によって絶縁被覆E1aから切り出される被覆屑E1dはスライド部8に配された第1ガイド部11に向かって押されながら第1ガイド部11の内壁に沿って送り出される。したがって、被覆屑E1dは第1ガイド部11に係止されて落下が防止できる。第1ガイド部11は、一例として、アルミニウム、鉄、その他軽量金属やエンジニアリングプラスチックから構成される。
本実施形態におけるスライド部8は、第1ガイド部11に連結されて被覆屑E1dを架設電線E1から離間する方向に誘導する筒状の第2ガイド部12を有する。この構成によれば、送り出される被覆屑E1dの先端部E1bは第1ガイド部11の出口11bを出る際に、第1回転軸P1から遠ざかるようにその進行方向を変えて、筒状の第2ガイド部12に一部が収容される。よって、被覆屑E1dの落下が防止できる。ここでは、第2ガイド部12はネジ等の固定部材15によって第1ガイド部11に連結固定されており、第1ガイド部11からの取り外しが簡単にできるのでメンテナンス性が向上する。第2ガイド部12は角筒状の場合があり、円筒状の場合がある。なお、第1ガイド部11と第2ガイド部12とを一体構造体にする場合がある。第2ガイド部12は、一例として、アルミニウム、鉄、その他軽量金属やエンジニアリングプラスチックから構成される。
本実施形態における第2ガイド部12の内壁における幅12cは、第1ガイド部11の内壁における幅11c以上の寸法に設定されており、第2ガイド部12の全長12dは第2ガイド部12の内壁における幅12cよりも大きな寸法に設定されている。この構成によれば、送り出される被覆屑E1dを第2ガイド部12にスムーズに送り出すことができる。また、送り出された被覆屑E1dを収容しつつ、架設電線E1への引っ掛かりや巻き付きが生じないように架設電線E1から遠ざけるのに十分な長さを確保できる。一例として、第2ガイド部12の全長12dは50[mm]超かつ150[mm]に設定される。第2ガイド部12の全長12dは75[mm]以上が好ましく、全長12dは100[mm]以上がより好ましい。第2ガイド部12の全長12dは125±20[mm]が最適なサイズである。第1ガイド部11の内壁における幅11cは剥ぎ刃81の刃先81aの幅よりも大きな寸法に設定されており、一例として、第1ガイド部11の内壁における幅11cは15[mm]以上に設定されている。
引き続き、本実施形態の電線被覆剥ぎ取り装置1Aの操作方法について、以下に説明する。
準備作業として、架設電線E1の外径規格や断面積規格に合わせて第1調節部21のダイヤルを回動させて受け部7の位置合わせを行う。次に、架設電線E1の外径規格や断面積規格に合わせて刃先角度調節部23のダイヤルを回動させて剥ぎ刃81の刃先角度を調節する。準備作業の後、操作棒94a(または操作棒94b)を電線被覆剥ぎ取り装置1Aの連結部3に接続し、本体5のフレーム2を架設電線E1に挿入する。次に、操作棒94a(または操作棒94b)の回転力を第1ギヤ10aに伝達させて、被覆剥ぎ部9を回転方向D1の方向に半回転させて、スライド部8が下側位置で受け部7が上側位置の状態とする。そして、フック付き操作棒によってスライド部8を押し上げて架設電線E1に近接させて、フック付き操作棒(不図示)によって第2調節部22を架設電線E1の締まる側に回転させてスライド部8を受け部7にさらに近づけて、スライド部8と受け部7とで架設電線E1を把持する状態となるまで締め付ける。ここで、スライド部8と受け部7とで架設電線E1を把持すると、絶縁被覆E1aに刃先81aが切り込む位置となる。そして、操作棒94a(または操作棒94b)の回転力を第1ギヤ10aに伝達させて、剥ぎ刃81が架設電線E1の絶縁被覆E1aに切り込みを入れながら被覆剥ぎ部9を回転方向D1の方向に1回転以上回転させると、絶縁被覆E1aに刃先81aが切り込み、刃先81aが切り込んだ状態となり、架設電線E1の芯線E1cを露出させつつ、電線被覆剥ぎ取り装置1Aが進行して、架設電線E1の絶縁被覆E1aを剥ぎ取る。
そして、剥ぎ刃81によって絶縁被覆E1aから切り出される被覆屑E1dはスライド部8に配された第1ガイド部11に向かって押されながら第1ガイド部11の内壁に沿って送り出されて、送り出される被覆屑E1dの先端部E1bは第1ガイド部11の出口11bを出る際に、第1回転軸P1から遠ざかるように進行方向を変えて、筒状の第2ガイド部12に収容される(図3を参照)。
そして、電線被覆剥ぎ取り装置1Aによって架設電線E1の絶縁被覆E1aを所定範囲で剥ぎ取って、操作棒94a(または操作棒94b)の回転力によってスライド部8が下側位置で受け部7が上側位置の状態とし、フック付き操作棒によって第2調節部22を架設電線E1の緩む側に2〜3回転させてスライド部8を受け部7から少し離した状態として、被覆剥ぎ部9を回転方向D1の方向に1回転させて架設電線E1の絶縁被覆E1aから被覆屑E1dを切除する。その後、第2調節部22を架設電線E1の緩む側に2〜3回転させてスライド部8を受け部7から離した状態として、フック付き操作棒(不図示)によって操作レバー52aを下に引いて第2ラチェット52を解除し、スライド部8を受け部7からさらに離した状態とし、架設電線E1から電線被覆剥ぎ取り装置1Aを取り外す。このようにして、架設電線E1の絶縁被覆剥ぎ取り作業が完了する。作業が完了した状態において、剥がされて切り取られた被覆屑E1dは第1ガイド部11及び第2ガイド部12に係止された状態で電線被覆剥ぎ取り装置1Aとともに架設電線E1から外される。
引き続いて、第2の実施形態の電線被覆剥ぎ取り装置1Bについて説明する。
(第2の実施形態)
図11〜図13に示すように、本実施形態の電線被覆剥ぎ取り装置1Bは、第1ギヤ10aが内蔵された本体5と、第1ギヤ10aと共回り可能に本体5に連結される被覆剥ぎ部9とを備える。第2の実施形態では、第1の実施形態と相違する点を中心に説明する。
図13は図12における内部構造を一部省略して示す断面図である。スライド部8は絶縁被覆E1aから剥がされた被覆屑E1dを沿わせる第1ガイド部11を有しており、第1ガイド部11の入口11aは第1回転軸P1に対して剥ぎ刃81の刃先81aよりも外側の位置に配される。本実施形態におけるスライド部8は、被覆屑E1dを引っ掛けるために、第1ガイド部11の出口11bの一部を覆う方向に傾斜した庇部13が配されている。この構成によれば、送り出される被覆屑E1dの先端部E1bは、第1ガイド部11の出口11bを出る際に進行方向が変わるので、庇部13に係止されて落下が防止できる。そして、庇部13は互いに異なる方向に延設された複数の係止部を有しており、ここでは、第1係止部14a、第2係止部14b及び第3係止部14cがそれぞれ配されている。第1係止部14aは庇部13から延設され第1ガイド部11の出口11bの一部を覆う方向にさらに傾斜した折り曲げ形状になっている。第2係止部14bは庇部13から延設され本体5に近づくようにさらに傾斜した折り曲げ形状になっている。第3係止部14cは庇部13から延設され本体5から離れるようにさらに傾斜した折り曲げ形状になっている。この構成によれば、被覆屑E1dの送り出される方向は定まらない場合においても、異なる方向に延設された第1係止部14a、第2係止部14b及び第3係止部14cのいずれか一種以上に係止されるので、落下が防止できる。なお、上記以外の構成として、第1係止部14aと、第2係止部14bまたは第3係止部14cとが配されている構成や、第2係止部14b及び第3係止部14cが配されている構成にする場合がある。庇部13は、一例として、アルミニウム、鉄、その他軽量金属やエンジニアリングプラスチックから構成され、板金加工されており、ネジ等の固定部材15によって第1ガイド部11に連結固定されている。なお、上記以外の構成として、第1ガイド部11と庇部13とを一体構造体にする場合がある。
引き続いて、第3の実施形態の電線被覆剥ぎ取り装置1Cについて説明する。
(第3の実施形態)
第3の実施形態では、第2の実施形態と相違する点を中心に説明する。図14Aと図14Bに示すように、受け部7とスライド部8とは上下のねじで締め付けられて架設電線E1を把持する構成である。ここで、ギヤ構成、及び架設電線E1の絶縁被覆E1aを剥ぎ取る基本的な動作については上述の実施形態と同様である。剥がされた被覆屑E1dは剥ぎ刃81及び第1ガイド部11の内壁に沿って送り出され、そして、第1ガイド部11の出口11bを出る際に進行方向が変わり、剥がされて切り取られた被覆屑E1dは第1ガイド部11や庇部13や第1係止部14aや第2係止部14bに係止された状態になる。
引き続いて、上述の電線被覆剥ぎ取り装置1A〜1Cを所定角度にできるアタッチメント70について説明する。
[アタッチメント]
図10に示すように、架設電線E1における配電のために分岐接続する位置は電柱T1からある程度離れているので、絶縁被覆E1aを剥ぎ取る際に、電柱T1に登った工事作業者M1は、電線被覆剥ぎ取り装置1A(または電線被覆剥ぎ取り装置1B若しくは電線被覆剥ぎ取り装置1C)が所定角度になっているとさらに作業性が向上する。そこで、アタッチメント70を使用する。
図15は、本発明の実施形態に係るアタッチメント70の例を示す概略の斜視図であり、図16Aはアタッチメント70の側面図であり、図16Bはアタッチメント70の交差角度K1を変更した状態の例を示す側面図であり、図16Cは内部構造を一部省略して示す断面図である。本実施形態のアタッチメント70は、第1回転軸P1を軸心として回動可能にフレーム2に内蔵される第1ギヤ10aと、第1回転軸P1と直交する第2回転軸P2を軸心として回動可能な第1シャフト31とを有する本体5と、受け部7とスライド部8と剥ぎ刃81とを有するとともに第1ギヤ10aと共回り可能に本体5に連結される被覆剥ぎ部9とを備え、剥ぎ刃81は受け部7とスライド部8とによって把持された状態の架設電線E1の絶縁被覆E1aに切り込む位置に配される構成の電線被覆剥ぎ取り装置1に用いられる(または、本実施形態のアタッチメント70は、既存の電線被覆剥ぎ取り装置に用いられる)。
本実施形態のアタッチメント70は、一例として、ユニバーサルジョイント71と、ユニバーサルジョイント71を介して第1シャフト31と連結されるとともに第2回転軸P2と所定の交差角度K1で交差する第3回転軸P3を軸心として回動可能な第2シャフト72とを有する構成である。この構成によれば、電線被覆剥ぎ取り装置1Aにおける第1シャフト31は、第2回転軸P2と所定の交差角度K1で交差する第3回転軸P3を軸心として回動可能な第2シャフト72によって回動可能となるので、絶縁被覆E1aを剥ぎ取ることが可能な範囲が拡大できる。交差角度K1は、予め設定された一定角度の構成にする場合があり、また、角度調整が可能な構成にする場合がある。
図16A〜図16Cの例では、アタッチメント70は、ユニバーサルジョイント71における第2シャフト72との接続側の反対側に接続されるとともに第2回転軸P2を軸心として回動可能な第3シャフト73と、交差角度K1を調節可能な交差角度調節部74とを有する。この構成により、操作棒94a(または操作棒94b)の回転力を効率的に電線被覆剥ぎ取り装置1に伝達できるとともに、現場での作業に適した交差角度K1に、速やかに調節可能になる。一例として、交差角度は5度以上45度以下に設定される。これにより、図10に示すように、工事作業者M1が操作し易い交差角度範囲になる。つまり、交差角度K1を5度以上にすることで、絶縁被覆E1aを剥ぎ取る範囲を効果的に拡大できる。また、交差角度K1を45度以下にすることで、絶縁被覆E1aを剥ぎ取る範囲を操作し易い範囲内で調節できる。交差角度調節部74は、一例として、板金加工されたガイド部材であり、交差角度K1を段階的に調節可能な貫通穴74aが両側に形成されており、第1ノブ79aを引き出して貫通穴74aの交差角度調節位置を調節して第1ノブ79aを戻して位置決めする。交差角度K1は、一例として、5[度]、10[度]、20[度]、30[度]、または45[度]に調節される。一例として交差角度K1を5[度]ステップで調節する場合があり、また、一例として交差角度K1を10[度]ステップで調節する場合があり、或いは、一例として交差角度K1を任意の角度に微調整する場合もある。
第2シャフト72はユニバーサルジョイント71との接続側に第1軸受75aが配されているとともに、第3シャフト73はユニバーサルジョイント71との接続側に第2軸受75bが配されている。この構成によれば、第2シャフトと第3シャフト73との軸ブレを防止できるので、操作棒94a(または操作棒94b)の回転力は第1継手76aの第2シャフト72に伝達し、第2シャフト72からの回転力は第3シャフト73に伝達し、第3シャフト73の回転力は、第2継手76bのソケット78を介して第1シャフト31にスムーズに伝達する。第2継手76bと連結部3とは、第2ノブ79bを引き出して戻すことで連結される。第1軸受75aと第2軸受75bは、一例として、深溝玉軸受である。ユニバーサルジョイント71は、一例として蛇腹状で、ゴム製または樹脂製のカバー77によって覆われており、これによって、水滴や屑などの侵入を防ぐことができる。
図17Aと図17Bの例は、操作部99を回動することで第2シャフト72が回動する構成である。この構成によれば、電線被覆剥ぎ取り装置1を所定の交差角度K1にできる。なお、アタッチメント70は、既存の電線被覆剥ぎ取り装置に接続して使用してもよい。本発明は、以上説明した実施例に限定されることなく、本発明を逸脱しない範囲において種々変更が可能である。
1、1A、1B、1C 電線被覆剥ぎ取り装置
2 フレーム
3 連結部
4 ギヤボックス
5 本体
6 保持部
7 受け部、7a 第1把持面、7b 送り部
8 スライド部、8a 第2把持面
9 被覆剥ぎ部
10a 第1ギヤ、10b 第2ギヤ、10c 第3ギヤ
11 第1ガイド部、11a 入口、11b 出口、11c 内壁の幅、11d 全長
12 第2ガイド部、12a 入口、12b 出口、12c 内壁の幅、12d 全長
13 庇部
14a 第1係止部、14b 第2係止部、14c 第3係止部
15 固定部材
21 第1調節部
22 第2調節部
23 刃先角度調節部
25 支持板
31 第1シャフト
43 圧縮ばね
51 第1ラチェット
52 第2ラチェット
70 アタッチメント
71 ユニバーサルジョイント
72 第2シャフト
73 第3シャフト
74 交差角度調節部、74a 貫通穴
75a 第1軸受、75b 第2軸受
76a 第1継手、76b 第2継手
77 カバー
78 ソケット
79a 第1ノブ、79b 第2ノブ
81 剥ぎ刃、81a 刃先
82 結合部
83 押え板
91 支持部
92 連結ボルト
93 圧縮ばね
94a、94b 操作棒
96 先端部
97 筒部
99 操作部
E1 架設電線
E1a 絶縁被覆
E1b 先端部
E1c 芯線
E1d 被覆屑
P1 第1回転軸
P2 第2回転軸
P3 第3回転軸
U1 切り欠き
V1 収容空間

Claims (5)

  1. 架設電線を収容する収容空間を有するフレームと、前記収容空間への入口となる切り欠きが形成されるとともに第1回転軸を軸心として回動可能に前記フレームに内蔵される第1ギヤと、前記第1回転軸と直交する第2回転軸を軸心として回動可能な第1シャフトとを有する本体と、受け部とスライド部と剥ぎ刃とを有するとともに前記第1ギヤと共回り可能に前記本体に連結される被覆剥ぎ部とを備え、前記剥ぎ刃は前記受け部と前記スライド部とによって把持された状態の前記架設電線の絶縁被覆に切り込む位置に配される構成であって、
    前記スライド部は前記絶縁被覆から剥がされた被覆屑を沿わせる第1ガイド部を有し、前記第1ガイド部の入口は前記第1回転軸に対して前記剥ぎ刃の刃先よりも外側の位置に配されること
    を特徴とする電線被覆剥ぎ取り装置。
  2. 前記スライド部は前記第1ガイド部に連結されて前記被覆屑を前記架設電線から離間する方向に誘導する筒状の第2ガイド部を有すること
    を特徴とする請求項1記載の電線被覆剥ぎ取り装置。
  3. 前記第2ガイド部の内壁における幅は前記第1ガイド部の内壁における幅以上の寸法に設定されており、前記第1ガイド部の全長は前記第2ガイド部の内壁における幅よりも大きな寸法に設定されていること
    を特徴とする請求項2記載の電線被覆剥ぎ取り装置。
  4. 前記第1シャフトは操作棒に接続されて回動する構成であること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載の電線被覆剥ぎ取り装置。
  5. 前記第1シャフトに連結されるアタッチメントを有し、前記アタッチメントはユニバーサルジョイントと、前記第2回転軸と所定角度で交差する第3回転軸を軸心として回動可能な第2シャフトとを有しており、前記第1シャフトは前記アタッチメントを介して操作棒に接続されて回動する構成であること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載の電線被覆剥ぎ取り装置。
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