JP2021078101A - 放送受信装置、放送システム、放送受信方法、広告配信方法および放送受信プログラム - Google Patents

放送受信装置、放送システム、放送受信方法、広告配信方法および放送受信プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2021078101A
JP2021078101A JP2020082416A JP2020082416A JP2021078101A JP 2021078101 A JP2021078101 A JP 2021078101A JP 2020082416 A JP2020082416 A JP 2020082416A JP 2020082416 A JP2020082416 A JP 2020082416A JP 2021078101 A JP2021078101 A JP 2021078101A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
program
advertisement
information
receiving device
broadcast receiving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020082416A
Other languages
English (en)
Inventor
裕介 本家
Yusuke Honke
裕介 本家
正史 大穂
Masashi Oho
正史 大穂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Publication of JP2021078101A publication Critical patent/JP2021078101A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

【課題】広告効果を高めながら円滑な番組再生を行う。【解決手段】放送受信装置は、番組の情報を複数のパケットに分割したストリームを含む放送波を受信する受信部と、前記受信部によって受信された前記放送波に含まれる前記ストリームに基づいて、前記番組を再生する再生処理を行う再生部と、前記ストリームに含まれる、前記番組において挿入すべき対象広告の開始タイミングを示すタイミング情報を前記開始タイミングに先立って取得する取得部とを備え、前記再生部は、前記再生処理において、前記取得部によって取得された前記タイミング情報の示す前記開始タイミングにおいて前記対象広告を挿入する。【選択図】図3

Description

本開示は、放送受信装置、放送システム、放送受信方法、広告配信方法および放送受信プログラムに関する。
インターネット動画配信において動画広告を挿入する技術として、CSAI(Client−Side Ad Insertion)がある。CSAIでは、オンデマンドまたはライブ配信において、プレーヤ側すなわちクライアント側で広告を挿入する。CSAIは、広告の呼び出し、および本編と広告との切り替えをプレーヤ内部で行う技術である(非特許文献1(”お役立ちコンテンツ 動画配信キーワード集”、[online]、[令和1年9月26日検索]、インターネット〈URL:https://smartstream.ne.jp/useful/keyword/client−side_ad_insertion.html〉))。
また、インターネット動画配信において動画広告を挿入する技術として、SSAI(Server−Side Ad Insertion)がある。SSAIでは、主にライブ配信の途中にサーバ側で動的に広告を挿入し、テレビのような動画配信を実現することができる。SSAIは、広告ブロックをはじくとともに広告の読み込み時間を短くすることができるため、広告の視聴数を高めることができると考えられている(非特許文献2(”お役立ちコンテンツ 動画配信キーワード集”、[online]、[令和1年9月26日検索]、インターネット〈URL:https://smartstream.ne.jp/useful/keyword/server−side_ad_insertion.html〉))。
"お役立ちコンテンツ 動画配信キーワード集"、[online]、[令和1年9月26日検索]、インターネット〈URL:https://smartstream.ne.jp/useful/keyword/client−side_ad_insertion.html〉 "お役立ちコンテンツ 動画配信キーワード集"、[online]、[令和1年9月26日検索]、インターネット〈URL:https://smartstream.ne.jp/useful/keyword/server−side_ad_insertion.html〉 ブライトコーブ株式会社、"Brightcove LiveとSSAIが、テレビ東京による2017年世界卓球選手権ドイツ大会のテレビ放送の同時配信に採用"、[online]、[令和1年9月26日検索]、インターネット〈URL:https://www.brightcove.com/ja/company/press/tv−tokyo−selects−brightcove−live−and−ssai−its−live−stream−liebherr−2017−world−table−tennis〉 Society of Cable Telecommunications Engineers, Inc.、"SCTE・ISBE STANDARDS ANSI/SCTE 35 2019r1"、2019年
CSAIはターゲッティング広告に向いている。しかしながら、広告を含む複数の異なるコンテンツをプレーヤにおいて再生する必要があり、各コンテンツのつなぎ目が生じてしまうため、広告とコンテンツとの切り替わり時に黒画等のショックが生じる可能性が高い。
一方、SSAIは、広告およびコンテンツの滑らかな切り替わりを実現することができる。しかしながら、たとえば個人に応じた複数のコンテンツをサーバ側で用意することが困難であるため、個人レベルのターゲッティングは困難であり、地域レベルのターゲッティングにとどまる。
この発明は、上述の課題を解決するためになされたもので、その目的は、広告効果を高めながら円滑な番組再生を行うことが可能な放送受信装置、放送システム、放送受信方法、広告配信方法および放送受信プログラムを提供することである。
本開示の放送受信装置は、番組の情報を複数のパケットに分割したストリームを含む放送波を受信する受信部と、前記受信部によって受信された前記放送波に含まれる前記ストリームに基づいて、前記番組を再生する再生処理を行う再生部と、前記ストリームに含まれる、前記番組において挿入すべき対象広告の開始タイミングを示すタイミング情報を前記開始タイミングに先立って取得する取得部とを備え、前記再生部は、前記再生処理において、前記取得部によって取得された前記タイミング情報の示す前記開始タイミングにおいて前記対象広告を挿入する。
本開示の放送システムは、番組の情報を複数のパケットに分割したストリームを含む放送波を受信し、受信した前記ストリームに基づいて、前記番組を再生する再生処理を行う放送受信装置と、前記番組において挿入すべき対象広告の情報を前記放送受信装置へ送信する広告配信装置とを備え、前記放送受信装置は、前記ストリームに含まれる、前記番組において挿入すべき対象広告の開始タイミングを示すタイミング情報を前記開始タイミングに先立って取得し、前記再生処理において、取得した前記タイミング情報の示す前記開始タイミングにおいて前記対象広告を挿入する。
本開示の放送受信方法は、番組の情報を複数のパケットに分割したストリームを含む放送波を受信し、受信した前記放送波に含まれる前記ストリームに基づいて、前記番組を再生する再生処理を行う放送受信装置における放送受信方法であって、前記ストリームに含まれる、前記番組において挿入すべき対象広告の開始タイミングを示すタイミング情報を前記開始タイミングに先立って取得するステップと、前記再生処理において、取得した前記タイミング情報の示す前記開始タイミングにおいて前記対象広告を挿入するステップとを含む。
本開示の広告配信方法は、番組の情報を複数のパケットに分割したストリームを含む放送波を受信し、受信した前記ストリームに基づいて、前記番組を再生する再生処理を行う放送受信装置と、広告配信装置とを備える放送システムにおける広告配信方法であって、前記広告配信装置が、前記番組において挿入すべき対象広告の情報を前記放送受信装置へ送信するステップと、前記放送受信装置が、前記ストリームに含まれる、前記番組において挿入すべき対象広告の開始タイミングを示すタイミング情報を前記開始タイミングに先立って取得するステップと、前記放送受信装置が、前記再生処理において、取得した前記タイミング情報の示す前記開始タイミングにおいて前記対象広告を挿入するステップとを含む。
本開示の放送受信プログラムは、放送受信装置において用いられる放送受信プログラムであって、コンピュータを、番組の情報を複数のパケットに分割したストリームを含む放送波を受信する受信部と、前記受信部によって受信された前記放送波に含まれる前記ストリームに基づいて、前記番組を再生する再生処理を行う再生部と、前記ストリームに含まれる、前記番組において挿入すべき対象広告の開始タイミングを示すタイミング情報を前記開始タイミングに先立って取得する取得部、として機能させるためのプログラムであり、前記再生部は、前記再生処理において、前記取得部によって取得された前記タイミング情報の示す前記開始タイミングにおいて前記対象広告を挿入する。
本開示の一態様は、放送受信装置の一部または全部を実現する半導体集積回路として実現され得る。
本開示の一態様は、このような特徴的な処理部を備える放送システムとして実現され得るだけでなく、かかる特徴的な処理のステップをコンピュータに実行させるためのプログラムとして実現され得る。また、本開示の一態様は、放送システムの一部または全部を実現する半導体集積回路として実現され得る。
本開示によれば、広告効果を高めながら円滑な番組再生を行うことができる。
図1は、本開示の第1の実施の形態に係る放送システムの構成を示す図である。 図2は、本開示の第1の実施の形態に係る放送受信装置の構成を示す図である。 図3は、本開示の第1の実施の形態に係る放送受信装置における処理部の構成を示す図である。 図4は、本開示の第1の実施の形態に係る放送受信装置による広告切り替えの一例を示す図である。 図5は、本開示の第1の実施の形態に係る放送受信装置の変形例2における処理部の構成を示す図である。 図6は、本開示の第1の実施の形態に係る放送受信装置の変形例2における準備処理を概念的に示す図である。 図7は、本開示の第1の実施の形態に係る放送受信装置の変形例3の構成を示す図である。 図8は、本開示の第1の実施の形態に係る放送システムによる番組配信、広告配信および広告差し替えのシーケンスを示す図である。 図9は、本開示の第1の実施の形態に係る放送システムによる番組配信、広告配信および広告差し替えのシーケンスの他の例を示す図である。 図10は、本開示の第1の実施の形態に係る放送受信装置が番組の再生処理および広告差し替え処理を行う際の動作手順を定めたフローチャートである。 図11は、本開示の第1の実施の形態に係る放送受信装置が番組の再生処理および広告差し替え処理を行う際の動作手順の他の例を定めたフローチャートである。 図12は、本開示の第2の実施の形態に係る放送受信装置における処理部の構成を示す図である。 図13は、本開示の第2の実施の形態に係る放送受信装置の録画処理において保存される情報の一例を示す図である。 図14は、本開示の第2の実施の形態に係る放送システムによる番組配信、広告配信および広告差し替えのシーケンスの一例を示す図である。 図15は、本開示の第2の実施の形態に係る放送システムによる番組配信、広告配信および広告差し替えのシーケンスの他の例を示す図である。 図16は、本開示の第2の実施の形態に係る放送受信装置がタイミング情報等を取得する際の動作手順を定めたフローチャートである。 図17は、本開示の第2の実施の形態に係る放送受信装置が録画番組の再生処理および広告差し替え処理を行う際の動作手順を定めたフローチャートである。
最初に、本開示の実施形態の内容を列記して説明する。
(1)本開示の実施の形態に係る放送受信装置は、番組の情報を複数のパケットに分割したストリームを含む放送波を受信する受信部と、前記受信部によって受信された前記放送波に含まれる前記ストリームに基づいて、前記番組を再生する再生処理を行う再生部と、前記ストリームに含まれる、前記番組において挿入すべき対象広告の開始タイミングを示すタイミング情報を前記開始タイミングに先立って取得する取得部とを備え、前記再生部は、前記再生処理において、前記取得部によって取得された前記タイミング情報の示す前記開始タイミングにおいて前記対象広告を挿入する。
このように、放送受信装置において、対象広告の開始タイミングを示す情報を当該開始タイミングに先立ってストリームから取得し、当該対象広告の挿入を行う構成により、たとえば広告の各種コンテンツを当該開始タイミング前において放送受信装置単位で容易に用意することができるとともに、広告およびコンテンツの滑らかな切り替わりを実現することができる。したがって、広告効果を高めながら円滑な番組再生を行うことができる。
(2)好ましくは、前記再生部は、前記開始タイミングに先立って前処理を行うことにより、前記開始タイミングにおける前記対象広告の再生を可能とする。
このような構成により、広告の開始タイミングに先立つ前処理を行うことで広告およびコンテンツの滑らかな切り替わりをより確実に実現することができる。
(3)好ましくは、前記再生部は、前記対象広告の情報をネットワーク経由で他の装置から取得する前記前処理を行う。
このような構成により、より多様で新しい広告を取得してユーザに提示することができる。
(4)より好ましくは、前記再生部は、前記取得部によって前記タイミング情報が取得されると、前記前処理を行う。
このような構成により、たとえば挿入対象の広告の開始タイミングの直前においてより新しい広告を取得し、ユーザに提示することができる。
(5)より好ましくは、前記再生部は、前記取得部によって前記タイミング情報が取得される前に、予め前記前処理を行う。
このような構成により、ネットワークにおける伝送遅延等の影響を受けることなく、広告の開始タイミングにおいてより確実に対象広告の挿入を行うことができる。
(6)好ましくは、前記再生部は、前記ストリームに基づいて前記番組を再生する処理を行う第1再生処理部と、前記対象広告を再生する処理を行う第2再生処理部とを含む。
このような構成により、たとえば音声情報および映像情報のデコードの準備処理のために、放送番組の再生停止と対象広告の再生開始との間に時間的な空白が生じること、および対象広告の再生停止と放送番組の再生開始との間に時間的な空白が生じることを抑制し、広告およびコンテンツの滑らかな切り替わりをより確実に実現することができる。
(7)好ましくは、前記受信部は、前記放送波を受信して前記放送波から前記ストリームを取得する処理を行う第1受信処理部と、前記対象広告の情報をネットワーク経由で他の装置から受信する処理を行う第2受信処理部とを含む。
このような構成により、たとえば放送波を受信してストリームを取得する処理と対象広告の情報をネットワーク経由で他の装置から取得する処理とを並行に行うことが容易となり、広告およびコンテンツの滑らかな切り替わりをより確実に実現することができる。
(8)好ましくは、前記放送受信装置は、さらに、前記受信部によって受信された前記放送波に含まれる前記ストリームに基づいて、前記番組を録画する録画処理を行う録画部を備え、前記取得部は、前記録画処理の対象の前記ストリームに含まれる前記タイミング情報を取得し、前記再生部は、前記録画部によって保存された録画番組の再生処理において、前記取得部によって取得された、前記録画番組に対応する前記タイミング情報の示す前記開始タイミングにおいて前記対象広告を挿入する。
このような構成により、録画再生において、たとえば広告の各種コンテンツを当該開始タイミング前において放送受信装置単位で容易に用意することができるとともに、広告およびコンテンツの滑らかな切り替わりを実現することができる。
(9)より好ましくは、前記取得部は、さらに、前記録画処理の対象の番組が放送された際の前記番組および前記放送受信装置の少なくともいずれか一方に関する情報である放送時情報を取得し、前記放送受信装置は、さらに、前記録画番組に対応する前記放送時情報を、前記対象広告の情報を提供する他の装置へ送信する送信部を備える。
このような構成により、録画番組または放送受信装置に応じたより適切な広告を取得してユーザに提示することができる。
(10)より好ましくは、前記取得部は、前記録画処理の完了後かつ前記録画番組の再生処理の開始前において、前記録画処理の対象の前記ストリームに含まれる前記タイミング情報を取得する。
このような構成により、たとえばタイミング情報の生成処理を行う際の放送受信装置における処理負荷のピーク値の増大を抑えることができる。また、放送受信装置に対象広告の機能が搭載される前において録画された番組について、当該機能が搭載された後にタイミング情報を生成することができるため、対象広告を挿入可能な番組を過去に遡って拡張することができる。
(11)好ましくは、前記放送受信装置は、さらに、前記ストリームに含まれる番組の情報および前記番組の前記タイミング情報を他の装置へ配信する配信部を備える。
このような構成により、たとえばDLNAを用いた番組の配信先の装置においても、たとえば広告の各種コンテンツを当該開始タイミング前において放送受信装置単位で容易に用意することができるとともに、広告およびコンテンツの滑らかな切り替わりを実現することができる。
(12)本開示の実施の形態に係る放送システムは、番組の情報を複数のパケットに分割したストリームを含む放送波を受信し、受信した前記ストリームに基づいて、前記番組を再生する再生処理を行う放送受信装置と、前記番組において挿入すべき対象広告の情報を前記放送受信装置へ送信する広告配信装置とを備え、前記放送受信装置は、前記ストリームに含まれる、前記番組において挿入すべき対象広告の開始タイミングを示すタイミング情報を前記開始タイミングに先立って取得し、前記再生処理において、取得した前記タイミング情報の示す前記開始タイミングにおいて前記対象広告を挿入する。
このように、放送受信装置において、対象広告の開始タイミングを示す情報を当該開始タイミングに先立ってストリームから取得し、当該対象広告の挿入を行う構成により、たとえば広告の各種コンテンツを当該開始タイミング前において放送受信装置単位で容易に用意することができるとともに、広告およびコンテンツの滑らかな切り替わりを実現することができる。したがって、広告効果を高めながら円滑な番組再生を行うことができる。
(13)本開示の実施の形態に係る放送受信方法は、番組の情報を複数のパケットに分割したストリームを含む放送波を受信し、受信した前記放送波に含まれる前記ストリームに基づいて、前記番組を再生する再生処理を行う放送受信装置における放送受信方法であって、前記ストリームに含まれる、前記番組において挿入すべき対象広告の開始タイミングを示すタイミング情報を前記開始タイミングに先立って取得するステップと、前記再生処理において、取得した前記タイミング情報の示す前記開始タイミングにおいて前記対象広告を挿入するステップとを含む。
このように、放送受信装置において、対象広告の開始タイミングを示す情報を当該開始タイミングに先立ってストリームから取得し、当該対象広告の挿入を行う構成により、たとえば広告の各種コンテンツを当該開始タイミング前において放送受信装置単位で容易に用意することができるとともに、広告およびコンテンツの滑らかな切り替わりを実現することができる。したがって、広告効果を高めながら円滑な番組再生を行うことができる。
(14)本開示の実施の形態に係る広告配信方法は、番組の情報を複数のパケットに分割したストリームを含む放送波を受信し、受信した前記ストリームに基づいて、前記番組を再生する再生処理を行う放送受信装置と、広告配信装置とを備える放送システムにおける広告配信方法であって、前記広告配信装置が、前記番組において挿入すべき対象広告の情報を前記放送受信装置へ送信するステップと、前記放送受信装置が、前記ストリームに含まれる、前記番組において挿入すべき対象広告の開始タイミングを示すタイミング情報を前記開始タイミングに先立って取得するステップと、前記放送受信装置が、前記再生処理において、取得した前記タイミング情報の示す前記開始タイミングにおいて前記対象広告を挿入するステップとを含む。
このように、放送受信装置において、対象広告の開始タイミングを示す情報を当該開始タイミングに先立ってストリームから取得し、当該対象広告の挿入を行う構成により、たとえば広告の各種コンテンツを当該開始タイミング前において放送受信装置単位で容易に用意することができるとともに、広告およびコンテンツの滑らかな切り替わりを実現することができる。したがって、広告効果を高めながら円滑な番組再生を行うことができる。
(15)本開示の実施の形態に係る放送受信プログラムは、放送受信装置において用いられる放送受信プログラムであって、コンピュータを、番組の情報を複数のパケットに分割したストリームを含む放送波を受信する受信部と、前記受信部によって受信された前記放送波に含まれる前記ストリームに基づいて、前記番組を再生する再生処理を行う再生部と、前記ストリームに含まれる、前記番組において挿入すべき対象広告の開始タイミングを示すタイミング情報を前記開始タイミングに先立って取得する取得部、として機能させるためのプログラムであり、前記再生部は、前記再生処理において、前記取得部によって取得された前記タイミング情報の示す前記開始タイミングにおいて前記対象広告を挿入する。
このように、放送受信装置において、対象広告の開始タイミングを示す情報を当該開始タイミングに先立ってストリームから取得し、当該対象広告の挿入を行う構成により、たとえば広告の各種コンテンツを当該開始タイミング前において放送受信装置単位で容易に用意することができるとともに、広告およびコンテンツの滑らかな切り替わりを実現することができる。したがって、広告効果を高めながら円滑な番組再生を行うことができる。
以下、本開示の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。また、以下に記載する実施の形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
<第1の実施の形態>
[構成および基本動作]
図1は、本開示の第1の実施の形態に係る放送システムの構成を示す図である。
図1を参照して、放送システム401は、放送受信装置101と、表示装置202と、番組配信装置301と、広告配信装置302とを備える。
放送受信装置101は、一例としてSTB(Set Top Box)であり、番組配信装置301から送信された放送波を受信する。より詳細には、放送受信装置101は、一例として、デジタル放送による番組、または動画配信サービス等のIP放送による番組の情報を含む放送波を受信し、受信した放送波に含まれる番組の再生および録画を行うことが可能である。
放送受信装置101は、たとえば、番組の情報が複数のパケットに分割されたストリームを受信し、表示装置202において番組を再生する。
ストリームは、たとえば、音声情報、映像情報、EPG(Electronic Program Guide)情報、字幕情報およびSI情報(Service Information)等を含む。
音声情報および映像情報は、たとえば、所定の方式に従って圧縮および暗号化が施されている。
放送受信装置101は、受信した放送波から取得した各種情報に基づいて音声情報および映像情報をデコードし、デコードした音声情報および映像情報を表示装置202へ出力する。
表示装置202は、放送受信装置101から受けた音声情報および映像情報に基づいて番組を再生する。
図2は、本開示の第1の実施の形態に係る放送受信装置の構成を示す図である。
図2を参照して、放送受信装置101は、処理部11と、受信部12と、送信部13と、たとえばHDD(Hard Disk Drive)である記憶部14とを備える。なお、記憶部14は、放送受信装置101の外部に設けられてもよい。
受信部12は、番組の情報を複数のパケットに分割したストリームを含む放送波を、アンテナ経由、またはインターネット等のネットワーク経由で受信する。
より詳細には、受信部12は、放送波に含まれるストリームを取得し、当該ストリームを構成する放送パケットを処理部11へ出力する。
処理部11は、受信部12から受けた放送パケットに含まれる番組を表示装置202において再生する。
図3は、本開示の第1の実施の形態に係る放送受信装置における処理部の構成を示す図である。
図3を参照して、処理部11は、再生部21と、タイミング情報取得部22とを含む。
再生部21は、受信部12によって受信された放送波に含まれるストリームに基づいて、番組を再生する再生処理を行う。
より詳細には、再生部21は、受信部12から受けた放送パケットから取得した各種情報に基づいて音声情報および映像情報をデコードし、デコードした音声情報および映像情報を表示装置202へ出力する。
タイミング情報取得部22は、当該ストリームに含まれる、番組において挿入すべき対象広告の開始タイミングおよび対象広告の置き換え元の長さを示すタイミング情報を当該開始タイミングに先立って取得する。
再生部21は、再生処理において、タイミング情報取得部22によって取得されたタイミング情報の示す開始タイミングおよび置き換え元の長さに基づいて対象広告を挿入する。より詳細には、再生部21は、再生処理において、タイミング情報取得部22によって取得されたタイミング情報の示す開始タイミングにおいて対象広告を挿入する、たとえば、番組における広告を他の広告に切り替えて再生する。
図4は、本開示の第1の実施の形態に係る放送受信装置による広告切り替えの一例を示す図である。
図4を参照して、たとえば、番組配信装置301から配信される番組のオリジナル動画において、番組の途中に2つの30秒間の共通広告1,2が配信され、その後、60秒間の共通広告3が配信される。
番組配信装置301は、共通広告3が差し替え対象である場合、たとえば、共通広告2の配信中にタイミング情報をストリームに含めて送信する。
タイミング情報取得部22は、受信部12から受けた放送パケットからタイミング情報を取得して再生部21へ出力する。
たとえば、再生部21は、開始タイミングに先立って前処理を行うことにより、開始タイミングにおける対象広告の再生を可能とする。
より詳細には、たとえば、再生部21は、対象広告の情報をインターネット等のネットワーク経由で他の装置から取得する前処理を行う。再生部21は、タイミング情報取得部22によってタイミング情報が取得されると、前処理を行う。
具体的には、たとえば、タイミング情報は、差し替え対象すなわち対象広告の置き換え元である60秒間の共通広告3すなわち対象広告が開始タイミングである切り替えタイミングt1において開始され、切り替えタイミングt1から60秒後の切り替えタイミングt2において終了する旨を示す。
この場合、再生部21は、他の広告への切り替えタイミングt1が現在時刻からたとえば5秒後であり、合計60秒間の広告への差し替えが可能であることを認識する。そして、再生部21は、切り替えタイミングt1の到来前に、たとえばタイミング情報の内容を含む広告要求を送信部13経由で広告配信装置302へ送信する。
再び図1を参照して、広告配信装置302は、放送受信装置101から広告要求を受信して、当該広告要求に含まれるタイミング情報に基づく、当該広告要求の送信元である放送受信装置101に応じた個別広告を選択し、選択した個別広告の情報を放送受信装置101へ送信する。広告配信装置302は、たとえば、個別広告の情報が複数のパケットに分割されたストリームを放送受信装置101へ送信する。
このように、再生部21によって切り替えられる他の広告すなわち個別広告は、一例として、放送受信装置101ごとの、タイミング情報に基づいて決定される広告である。
この例では、広告配信装置302は、2つの30秒間の個別広告4,5の情報をインターネット等のネットワーク経由で放送受信装置101へ送信する。
再び図3および図4を参照して、放送受信装置101における再生部21は、個別広告4,5の情報を受信部12経由で受信し、切り替えタイミングt1において共通広告3を個別広告4,5へ切り替えて再生する広告差し替え処理を行う。
より詳細には、再生部21は、受信部12から受けた個別広告4,5の情報に基づいて音声情報および映像情報をデコードし、デコードした音声情報および映像情報を表示装置202へ出力する。
そして、再生部21は、切り替えタイミングt2において個別広告4,5の再生を終了し、番組の再生を再開する。
なお、再生部21は、広告配信装置302からURL(Uniform Resource Locator)等の情報を受信し、受信した当該情報を用いて他の装置からネットワーク経由で個別広告4,5の情報を取得してもよい。
また、再生部21は、個別広告4,5の再生が切り替えタイミングt2において完了しない場合、個別広告4,5の再生が完了したタイミングにおいて番組への切り替えを行ってもよいし、切り替えタイミングt2において個別広告4,5の再生を強制的に終了してもよい。
[変形例1]
再生部21は、タイミング情報取得部22によってタイミング情報が取得される前に、予め前処理を行う構成であってもよい。
たとえば、再生部21は、定期的または不定期に、広告要求を送信部13経由で広告配信装置302へ送信する。
広告配信装置302は、放送受信装置101から広告要求を受信して、当該広告要求の送信元である放送受信装置101に応じた個別広告を1または複数選択し、選択した各個別広告の情報を放送受信装置101へ送信する。
再生部21は、1または複数の個別広告の情報を受信部12経由で受信し、記憶部14に保存する。
そして、再生部21は、タイミング情報取得部22からタイミング情報を受けて、受けたタイミング情報の示す切り替えタイミングt1の到来前に、たとえばタイミング情報の示す置き換え元の長さに応じた個別広告の情報を記憶部14から選択して取得する。
図4に示す例では、再生部21は、個別広告4,5の情報を記憶部14から取得し、切り替えタイミングt1において共通広告3を個別広告4,5へ切り替えて再生する広告差し替え処理を行う。
より詳細には、再生部21は、記憶部14から取得した個別広告4,5の情報に基づいて音声情報および映像情報をデコードし、デコードした音声情報および映像情報を表示装置202へ出力する。
このように、再生部21によって切り替えられる他の広告すなわち個別広告は、一例として、放送受信装置101ごとの、タイミング情報に基づいて決定される広告である。
なお、変形例1において、再生部21が広告要求を広告配信装置302へ送信せず、広告配信装置302が、定期的または不定期に、放送受信装置101に応じた1または複数の個別広告の情報を放送受信装置101へ送信する構成であってもよい。
[変形例2]
図5は、本開示の第1の実施の形態に係る放送受信装置の変形例2における処理部の構成を示す図である。
図5を参照して、放送受信装置101の変形例2は、処理部11の代わりに処理部15を備える。処理部15は、処理部11と比べて、さらに、準備時間取得部23を含む。
再生部21は、開始タイミングに先立って、対象広告の挿入を行うための準備、たとえば他の広告への切り替えを行うための準備を開始する構成であってもよい。
より詳細には、準備時間取得部23は、当該準備の開始タイミングに関する情報である準備時間を他の装置から取得するかまたは算出する。
具体的には、たとえば、記憶部14は、放送受信装置101のCPU(Central Processing Unit)等の処理速度に応じて予め計算された準備時間を記憶している。
再生部21は、タイミング情報取得部22からタイミング情報を受けて、準備時間要求を準備時間取得部23へ出力する。
準備時間取得部23は、再生部21から準備時間要求を受けて、記憶部14から準備時間を取得して再生部21に通知する。
再生部21は、準備時間取得部23から通知された準備時間に基づいて広告準備開始タイミングを決定し、決定した広告準備開始タイミングにおいて、個別広告の情報の取得、ならびに音声情報および映像情報のデコードを開始する。広告準備開始タイミングは、たとえば切り替えタイミングt1から当該準備時間遡ったタイミングである。
これにより、放送受信装置101の内部処理遅延およびネットワーク遅延等を考慮したタイミングにおいて広告差し替え処理の準備を開始することができるため、広告の開始タイミングにおいてより確実に他の広告への切り替えを行うことができる。
他の例として、再生部21は、個別広告の情報の取得に要した時間の実績値を記憶部14に保存する。あるいは、再生部21は、個別広告の音声情報および映像情報のデコードに要した時間の実績値を準備時間として記憶部14に保存する。たとえば、再生部21は、広告の種類ごとに当該実績値を記憶部14に保存する。
たとえば、タイミング情報は、差し替え可能な個別広告の種類をさらに示す。再生部21は、タイミング情報取得部22から受けたタイミング情報の示す当該種類を含む準備時間要求を準備時間取得部23へ出力する。
準備時間取得部23は、再生部21から受けた準備時間要求の示す個別広告の種類に対応する実績値を記憶部14から取得して、準備時間として再生部21に通知する。
これにより、放送受信装置101の性能および環境等を考慮した、より精度の高い準備時間を得ることができる。
なお、準備時間取得部23は、記憶部14における、個別広告への切り替えごとに計測された上記実測値の移動平均を算出し、算出した平均値を次の個別広告への切り替えのための準備時間として再生部21に通知する構成であってもよい。
これにより、より適切な広告準備開始タイミングを学習し、個別広告への切り替えに用いることができる。
また、記憶部14は、放送受信装置101の出荷前において予め計測または計算されて登録された、個別広告の種類ごとの準備時間を保存する構成であってもよい。
また、他の例として、広告配信装置302は、選択した個別広告の情報に、当該個別広告に対応する放送受信装置101ごとの準備時間を含めて放送受信装置101へ送信する構成であってもよい。
この場合、再生部21は、受信部12経由で受信した準備時間に基づいて広告準備開始タイミングを決定し、決定した広告準備開始タイミングにおいて音声情報および映像情報のデコードを開始する。
図6は、本開示の第1の実施の形態に係る放送受信装置の変形例2における準備処理を概念的に示す図である。
図6を参照して、個別広告の動画をネットワークから取得する場合、情報伝送の遅延時間が生じる。また、記憶部14におけるローカルファイルから動画を取得する場合であっても、ファイル展開を行ってデコーダを初期化する等の遅延時間が生じる。このため、広告動画を再生するための準備時間が必要である。
すなわち、予定した広告開始タイミングにおいて他の広告への切り替えのための準備を開始しても間に合わないため、広告開始タイミングより前に準備処理を開始する構成が好ましい。
放送受信装置101の変形例2では、上記のような構成により、番組の動画および広告の動画を2つのデータソースから取得する場合でも、番組において予定されていた広告の開始タイミングと差し替え広告の開始タイミングとが一致する理想的な状態とすることができる。
そして、再生部21は、決定した広告準備開始タイミングにおいて広告差し替え処理の準備を開始し、実際に準備を完了したタイミングが広告開始タイミングすなわち切り替えタイミングt1より前である場合、切り替えタイミングt1まで待機して個別広告を再生する。
一方、再生部21は、実際に準備を完了したタイミングが切り替えタイミングt1であるか切り替えタイミングt1より後である場合、即座に個別広告を再生する。
[変形例3]
図7は、本開示の第1の実施の形態に係る放送受信装置の変形例3の構成を示す図である。
図7を参照して、放送受信装置101の変形例3において、受信部12は、第1受信処理部31と、第2受信処理部32とを含み、また、処理部11における再生部21は、第1再生処理部33と、第2再生処理部34とを含む。
受信部12において、第1受信処理部31および第2受信処理部32は、それぞれ並行して処理を行うことが可能である。
第1受信処理部31は、放送波からストリームを取得する処理を行う。より詳細には、第1受信処理部31は、番組配信装置301から送信された放送波に含まれるストリームを取得し、当該ストリームを構成する放送パケットを処理部11へ出力する。
第2受信処理部32は、対象広告の情報をインターネット等のネットワーク経由で他の装置から受信する前処理を行う。より詳細には、第2受信処理部32は、広告配信装置302から対象広告の情報を受信して処理部11へ出力する。
再生部21において、第1再生処理部33および第2再生処理部34は、それぞれ並行して処理を行うことが可能である。
第1再生処理部33は、受信部12によって受信された放送波に含まれるストリームに基づいて、番組を再生する再生処理を行う。より詳細には、第1再生処理部33は、受信部12から受けた放送パケットから取得した各種情報に基づいて音声情報および映像情報をデコードし、デコードした音声情報および映像情報を表示装置202へ出力する。
第2再生処理部34は、対象広告を再生する処理を行う。より詳細には、第2再生処理部34は、受信部12から受けた対象広告の情報に基づいて音声情報および映像情報をデコードし、デコードした音声情報および映像情報を表示装置202へ出力する。
なお、変形例3において、受信部12および再生部21の両方が2つの処理部を含む構成に限らず、受信部12および再生部21のいずれか一方が2つの処理部を含む構成であってもよい。
[動作の流れ]
放送システム401における各装置は、メモリを含むコンピュータを備え、当該コンピュータにおけるCPU等の演算処理部は、以下のフローチャートおよびシーケンスの各ステップの一部または全部を含むプログラムを当該メモリから読み出して実行する。これら複数の装置のプログラムは、それぞれ、外部からインストールすることができる。これら複数の装置のプログラムは、それぞれ、記録媒体に格納された状態で流通する。
図8は、本開示の第1の実施の形態に係る放送システムによる番組配信、広告配信および広告差し替えのシーケンスを示す図である。
図8を参照して、まず、番組配信装置301は、番組の情報が複数のパケットに分割されたストリームを含む放送波を送信する(ステップS1)。
次に、放送受信装置101は、番組の再生処理を行い(ステップS2)、ストリームからタイミング情報を取得すると(ステップS3)、切り替えタイミングt1の到来前に、たとえばタイミング情報の内容を含む広告要求を広告配信装置302へ送信する(ステップS4)。
次に、広告配信装置302は、放送受信装置101から広告要求を受信して、当該広告要求に含まれるタイミング情報に基づく、当該広告要求の送信元である放送受信装置101に応じた個別広告を選択し、選択した個別広告の情報を放送受信装置101へ送信する(ステップS5)。
次に、番組配信装置301は、差し替え対象の共通広告の情報が複数のパケットに分割されたストリームを含む放送波を送信する(ステップS6)。
次に、放送受信装置101は、広告配信装置302から受信した個別広告の情報を用いて、切り替えタイミングt1において共通広告を個別広告へ切り替えて再生する広告差し替え処理を行う(ステップS7)。
次に、番組配信装置301は、差し替え対象の共通広告後の番組の情報が複数のパケットに分割されたストリームを含む放送波を送信する(ステップS8)。
次に、放送受信装置101は、切り替えタイミングt2において番組の再生を再開する(ステップS9)。
図9は、本開示の第1の実施の形態に係る放送システムによる番組配信、広告配信および広告差し替えのシーケンスの他の例を示す図である。
図9を参照して、まず、放送受信装置101は、広告要求を広告配信装置302へ送信する(ステップS11)。
次に、広告配信装置302は、放送受信装置101から広告要求を受信して、当該広告要求の送信元である放送受信装置101に応じた個別広告を1または複数選択し、選択した各個別広告の情報を放送受信装置101へ送信する(ステップS12)。
次に、放送受信装置101は、1または複数の個別広告の情報を受信して保存する(ステップS13)。
次に、番組配信装置301は、番組の情報が複数のパケットに分割されたストリームを含む放送波を送信する(ステップS14)。
次に、放送受信装置101は、番組の再生処理を行い(ステップS15)、ストリームからタイミング情報を取得すると(ステップS16)、切り替えタイミングt1の到来前に、たとえばタイミング情報の示す置き換え元の長さに応じた個別広告の情報を選択する(ステップS17)。
次に、番組配信装置301は、差し替え対象の共通広告の情報が複数のパケットに分割されたストリームを含む放送波を送信する(ステップS18)。
次に、放送受信装置101は、選択した個別広告の情報を用いて、切り替えタイミングt1において共通広告を個別広告へ切り替えて再生する広告差し替え処理を行う(ステップS19)。
次に、番組配信装置301は、差し替え対象の共通広告後の番組の情報が複数のパケットに分割されたストリームを含む放送波を送信する(ステップS20)。
次に、放送受信装置101は、切り替えタイミングt2において番組の再生を再開する(ステップS21)。
図10は、本開示の第1の実施の形態に係る放送受信装置が番組の再生処理および広告差し替え処理を行う際の動作手順を定めたフローチャートである。
図10を参照して、まず、放送受信装置101は、番組配信装置301から配信された番組の再生処理を開始する(ステップS11)。
次に、放送受信装置101は、番組配信装置301から受信したストリームからタイミング情報を取得すると(ステップS12でYES)、取得したタイミング情報に基づいて、他の広告への切り替えタイミングt1および差し替え対象の共通広告の長さ等を認識し、切り替えタイミングt1より前の広告準備開始タイミングを決定する(ステップS13)。
次に、放送受信装置101は、広告準備開始タイミングが到来すると(ステップS14でYES)、差し替え広告すなわち個別広告の情報を取得する処理を開始する。すなわち、タイミング情報取得部22によってタイミング情報が取得されると再生部21が前処理を行う場合、対象広告の挿入を行うための準備は、前処理すなわち個別広告の情報の取得を含む(ステップS15)。
次に、放送受信装置101は、個別広告の音声情報および映像情報のデコード等の広告差し替え処理を開始し(ステップS16)、たとえば広告終了タイミングすなわち切り替えタイミングt2が到来すると(ステップS17でYES)、広告差し替え処理を終了し、番組の再生を再開する(ステップS18)。
図11は、本開示の第1の実施の形態に係る放送受信装置が番組の再生処理および広告差し替え処理を行う際の動作手順の他の例を定めたフローチャートである。
図11を参照して、まず、放送受信装置101は、1または複数の差し替え広告すなわち個別広告の情報を広告配信装置302から取得して保存する(ステップS31)。
次に、放送受信装置101は、番組配信装置301から配信された番組の再生処理を開始する(ステップS32)。
次に、放送受信装置101は、番組配信装置301から受信したストリームからタイミング情報を取得すると(ステップS33でYES)、取得したタイミング情報に基づいて、他の広告への切り替えタイミングt1および差し替え対象の共通広告の長さ等を認識し、切り替えタイミングt1より前の広告準備開始タイミングを決定する(ステップS34)。
次に、放送受信装置101は、広告準備開始タイミングが到来すると(ステップS35でYES)、保存している各個別広告の情報の中から、たとえばタイミング情報の示す置き換え元の長さに応じた個別広告の情報を選択する。すなわち、タイミング情報取得部22によってタイミング情報が取得される前に再生部21が予め前処理を行う場合、対象広告の挿入を行うための準備は、前処理すなわち個別広告の情報の取得を含まない(ステップS36)。
次に、放送受信装置101は、選択した個別広告の音声情報および映像情報のデコード等の広告差し替え処理を開始し(ステップS37)、たとえば広告終了タイミングすなわち切り替えタイミングt2が到来すると(ステップS38でYES)、広告差し替え処理を終了し、番組の再生を再開する(ステップS39)。
このように、放送システム401では、クライアント側で広告を差し替え、サーバは、広告のタイミング等を挿入する役割、すなわち放送受信装置101にトリガを与える役割であり、クライアント主導で広告が差し替えられる。
すなわち、放送システム401では、放送受信装置101が、放送サーバではない広告配信サーバと通信を行い、どのような広告を流すかが決定され、再生される。
ところで、CSAIでは、広告を含む複数の異なるコンテンツをプレーヤにおいて再生する必要があり、各コンテンツのつなぎ目が生じてしまうため、広告とコンテンツとの切り替わり時に黒画等のショックが生じる可能性が高い。また、SSAIでは、たとえば個人に応じた複数のコンテンツをサーバ側で用意することが困難であるため、個人レベルのターゲッティングは困難であり、地域レベルのターゲッティングにとどまる。
これに対して、本開示の第1の実施の形態に係る放送受信装置では、受信部12は、番組の情報を複数のパケットに分割したストリームを含む放送波を受信する。再生部21は、受信部12によって受信された放送波に含まれるストリームに基づいて、番組を再生する再生処理を行う。タイミング情報取得部22は、当該ストリームに含まれる、番組において挿入すべき対象広告の開始タイミングを示すタイミング情報を当該開始タイミングに先立って取得する。再生部21は、再生処理において、タイミング情報取得部22によって取得されたタイミング情報の示す開始タイミングにおいて対象広告を挿入する。
また、本開示の第1の実施の形態に係る放送受信方法では、まず、ストリームに含まれる、番組において挿入すべき対象広告の開始タイミングを示すタイミング情報を開始タイミングに先立って取得する。次に、再生処理において、取得したタイミング情報の示す開始タイミングにおいて対象広告を挿入する。
また、本開示の第1の実施の形態に係る放送システムでは、放送受信装置101は、番組の情報を複数のパケットに分割したストリームを含む放送波を受信し、受信したストリームに基づいて、当該番組を再生する再生処理を行う。広告配信装置302は、番組において挿入すべき対象広告の情報を放送受信装置101へ送信する。放送受信装置101は、ストリームに含まれる、番組において挿入すべき対象広告の開始タイミングを示すタイミング情報を当該開始タイミングに先立って取得し、再生処理において、取得したタイミング情報の示す開始タイミングにおいて対象広告を挿入する。
また、本開示の第1の実施の形態に係る広告配信方法では、まず、広告配信装置302が、番組において挿入すべき対象広告の情報を放送受信装置101へ送信する。次に、放送受信装置101が、ストリームに含まれる、番組において挿入すべき対象広告の開始タイミングを示すタイミング情報を当該開始タイミングに先立って取得する。
このように、放送受信装置101において、対象広告の開始タイミングを示す情報を当該開始タイミングに先立ってストリームから取得し、当該対象広告の挿入を行う構成により、たとえば広告の各種コンテンツを当該開始タイミング前において放送受信装置単位で容易に用意することができるとともに、広告およびコンテンツの滑らかな切り替わりを実現することができる。
したがって、本開示の第1の実施の形態に係る放送受信装置、放送受信方法、放送システムおよび広告配信方法では、広告効果を高めながら円滑な番組再生を行うことができる。
すなわち、ストリームに多重化されたタイミング情報を用いて広告およびコンテンツの滑らかな切り替わり、たとえば黒画等の発生しないフレーム単位での切り替わりを実現した上で、個人レベルのターゲッティングが可能となる。
また、本開示の第1の実施の形態に係る放送受信装置では、再生部21は、再生処理において、タイミング情報取得部22によって取得された対象広告のタイミング情報の示す開始タイミングおよび当該対象広告の置き換え元の長さに基づいて対象広告を挿入する。
このような構成により、番組の配信側が指定した期間において、対象広告をより確実にユーザに提示することができる。
次に、本開示の他の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
<第2の実施の形態>
本実施の形態は、第1の実施の形態に係る放送受信装置と比べて録画再生において、または他の装置において、対象広告の挿入を可能とする放送受信装置に関する。以下で説明する内容以外は第1の実施の形態に係る放送システムと同様である。
図12は、本開示の第2の実施の形態に係る放送受信装置における処理部の構成を示す図である。
図12を参照して、放送受信装置101は、本開示の第1の実施の形態に係る放送受信装置と比べて、処理部11の代わりに処理部41を備える。処理部41は、再生部21と、タイミング情報取得部22と、録画部24と、配信部25とを含む。
録画部24は、受信部12によって受信された放送波に含まれる録画処理の対象のストリームに基づいて、番組を録画する録画処理を行う。
録画部24は、取得部として、録画番組において挿入すべき対象広告の開始タイミングおよび対象広告の置き換え元の長さを示すタイミング情報を当該開始タイミングに先立って取得する。
たとえば、録画部24は、再生対象すなわち録画処理の対象の番組が放送された際の情報である放送時情報を取得する。
図13は、本開示の第2の実施の形態に係る放送受信装置の録画処理において保存される情報の一例を示す図である。
図13を参照して、録画部24は、受信部12から受けた放送パケットを記憶部14に保存する。たとえば、録画部24は、MPEG2−TS(Moving Picture Experts Group Phase2 Transport Stream)からパーシャルTSへの変換を行った放送パケットを録画コンテンツとして記憶部14に保存する。具体的には、録画部24は、録画タイトルごとに、番組の放送時における選局情報、およびコンテンツ長等を記憶部14における録画データベースに登録する。選局情報は、上述の放送時情報の一例である。
また、録画部24は、ストリームからPMTデータおよび対応のバイトオフセットを取得し、PMTマップとして記憶部14に保存する。バイトオフセットは、対応のストリームの先頭からの位置をバイト単位で表す値である。
また、録画部24は、番組においてシーク可能なポイントすなわち位置のバイトオフセットを取得し、シークマップとして記憶部14に保存する。
また、録画部24は、タイミング情報および対応のバイトオフセット、ならびにストリームに含まれるTOT(Time Offset Table)から取得した差し替え対象の広告の放送時刻を、Cueマップとして記憶部14に保存する。放送時刻は、上述の放送時情報の一例である。
録画部24は、PMTマップ、シークマップおよびCueマップを録画番組と対応付けて記憶部14に保存する。
なお、録画部24は、放送受信装置101に関する放送時情報として、ID、年齢、性別および世帯情報等のユーザ情報を取得して記憶部14に保存する構成であってもよい。
また、録画部24は、録画処理において、Cueマップの作成等、タイミング情報および放送時情報の取得を行う構成に限らず、録画処理の完了後、かつ録画番組の再生処理(以下、録画再生処理とも称する。)の開始前においてCueマップの作成等を行う構成であってもよいし、録画再生処理と並行して、再生対象の録画番組のCueマップの作成等を行う構成であってもよい。
録画部24が、録画処理の完了後かつ録画再生処理の開始前においてタイミング情報および放送時情報の取得を行う構成である場合、たとえば、録画処理を行った時点では広告差し替え処理を行う機能が搭載されていなかった放送受信装置101において、後にソフトウェアのバージョンアップ等によって当該機能が搭載された場合に、搭載前において録画されて記憶部14に保存された番組の情報からタイミング情報および放送時情報を抽出し、同様の広告差し替え処理を行うことが可能となる。
再び図12を参照して、再生部21は、録画部24によって保存された録画番組の再生処理すなわち録画再生処理を行う。より詳細には、再生部21は、録画再生処理において、再生すべき録画番組の放送パケットを記憶部14から取得し、当該放送パケットから取得した各種情報に基づいて音声情報および映像情報をデコードし、デコードした音声情報および映像情報を表示装置202へ出力する。
そして、再生部21は、録画再生処理において、録画部24によって取得された、タイミング情報の示す開始タイミングおよび置き換え元の長さに基づいて対象広告を挿入する。より詳細には、再生部21は、録画再生処理において、録画部24によって取得されたタイミング情報の示す開始タイミングにおいて対象広告を挿入する、たとえば、番組における広告を他の広告に切り替えて再生する。
たとえば、再生部21は、録画再生処理において、開始タイミングに先立って前処理を行うことにより、開始タイミングにおける対象広告の再生を可能とする。
より詳細には、たとえば、再生部21は、対象広告の情報をインターネット等のネットワーク経由で他の装置から取得する前処理を行う。再生部21は、録画部24によってタイミング情報が取得されると、前処理を行う。
再生部21は、上述のような他の広告への切り替えタイミングt1の到来前に、たとえば再生対象の録画番組に対応するタイミング情報および放送時情報の内容を含む広告要求を送信部13経由で広告配信装置302へ送信する。
再び図1を参照して、広告配信装置302は、放送受信装置101から広告要求を受信して、当該広告要求に含まれるタイミング情報および放送時情報に基づく、当該広告要求の送信元である放送受信装置101に応じた個別広告を選択し、選択した個別広告の情報を放送受信装置101へ送信する。広告配信装置302は、たとえば、個別広告の情報が複数のパケットに分割されたストリームを放送受信装置101へ送信する。
このように、再生部21によって切り替えられる他の広告すなわち個別広告は、一例として、放送受信装置101ごとの、タイミング情報および放送時情報に基づいて決定される広告である。
なお、再生部21は、上述の変形例1と同様に、タイミング情報取得部22によってタイミング情報が取得される前に、予め前処理を行う構成であってもよい。この場合、たとえば、再生部21は、定期的または不定期に、放送時情報の内容を含む広告要求を送信部13経由で広告配信装置302へ送信する。広告配信装置302は、放送受信装置101から広告要求を受信して、当該広告要求に含まれる放送時情報に基づく、当該広告要求の送信元である放送受信装置101に応じた個別広告を選択し、選択した個別広告の情報を放送受信装置101へ送信する。
また、放送受信装置101は、本開示の第2の実施の形態のように、録画処理によってタイミング情報および放送時情報を取得する構成に限らず、本開示の第1の実施の形態に係る放送受信装置101において、タイミング情報取得部22が、再生対象である放送視聴時の番組に関する情報である放送時情報をタイミング情報とともに取得し、取得したタイミング情報および放送時情報の内容を含む広告要求を送信部13経由で広告配信装置302へ送信する構成であってもよい。
配信部25は、ストリームに含まれる番組の情報である、放送番組または録画番組を配信する。より詳細には、配信部25は、たとえばDLNA(登録商標)(Digital Living Network Alliance)規格に従うDMS(Digital Media Server)として動作する。
すなわち、配信部25は、DLNA規格に従うDMP(Digital Media Player)から受信した要求情報に従い、要求情報の示す番組に対応する放送パケットを受信部12または記憶部14から取得し、DLNA規格に従い、当該放送パケットをDMPへ配信する処理を行う。また、配信部25は、配信する番組のタイミング情報をタイミング情報取得部22または記憶部14から取得してDMPへ配信する。
これにより、配信先のDMPにおいても、放送受信装置101と同様の広告差し替え処理を行うことができる。
図14は、本開示の第2の実施の形態に係る放送システムによる番組配信、広告配信および広告差し替えのシーケンスの一例を示す図である。
図14を参照して、まず、番組配信装置301は、番組の情報が複数のパケットに分割されたストリームを含む放送波を送信する(ステップS71)。
次に、放送受信装置101は、番組の録画処理を開始し(ステップS72)、ストリームからタイミング情報を取得する(ステップS73)。
次に、録画処理が終了した後、放送受信装置101は、ユーザの操作に従って録画番組の再生処理を開始し(ステップS74)、切り替えタイミングt1の到来前に、たとえばタイミング情報および放送時情報の内容を含む広告要求を広告配信装置302へ送信する(ステップS75)。
次に、広告配信装置302は、放送受信装置101から広告要求を受信して、当該広告要求に含まれるタイミング情報および放送時情報に基づく、当該広告要求の送信元である放送受信装置101に応じた個別広告を選択し、選択した個別広告の情報を放送受信装置101へ送信する(ステップS76)。
次に、放送受信装置101は、広告配信装置302から受信した個別広告の情報を用いて、切り替えタイミングt1において共通広告を個別広告へ切り替えて再生する広告差し替え処理を行う(ステップS77)。
次に、放送受信装置101は、切り替えタイミングt2において録画番組の再生を再開する(ステップS78)。
なお、ステップS73の処理は、録画再生処理の開始(ステップS74)後に行ってもよい。
図15は、本開示の第2の実施の形態に係る放送システムによる番組配信、広告配信および広告差し替えのシーケンスの他の例を示す図である。
図15を参照して、まず、放送受信装置101は、広告要求を広告配信装置302へ送信する(ステップS81)。
次に、広告配信装置302は、放送受信装置101から広告要求を受信して、当該広告要求の送信元である放送受信装置101に応じた個別広告を1または複数選択し、選択した各個別広告の情報を放送受信装置101へ送信する(ステップS82)。
次に、放送受信装置101は、1または複数の個別広告の情報を受信して保存する(ステップS83)。
次に、番組配信装置301は、番組の情報が複数のパケットに分割されたストリームを含む放送波を送信する(ステップS84)。
次に、放送受信装置101は、番組の録画処理を開始し(ステップS85)、ストリームからタイミング情報を取得する(ステップS86)。
次に、録画処理が終了した後、放送受信装置101は、ユーザの操作に従って録画番組の再生処理を開始し(ステップS87)、切り替えタイミングt1の到来前に、保存した各個別広告の中から、たとえばタイミング情報の示す置き換え元の長さに応じた個別広告の情報を選択する(ステップS88)。
次に、放送受信装置101は、選択した個別広告の情報を用いて、切り替えタイミングt1において共通広告を個別広告へ切り替えて再生する広告差し替え処理を行う(ステップS89)。
次に、放送受信装置101は、切り替えタイミングt2において録画番組の再生を再開する(ステップS90)。
なお、ステップS86の処理は、録画再生処理の開始(ステップS87)後に行ってもよい。
図16は、本開示の第2の実施の形態に係る放送受信装置がタイミング情報等を取得する際の動作手順を定めたフローチャートである。図16は、録画処理の際にタイミング情報および放送時情報が取得される例を示している。
図16を参照して、まず、放送受信装置101は、番組の録画処理を開始し(ステップS41)、放送パケットを受信する(ステップS42)。
次に、放送受信装置101は、受信した放送パケットからタイミング情報および放送時情報を取得し(ステップS43)、記憶部14に保存する(ステップS44)。
次に、放送受信装置101は、録画対象の番組コンテンツの終端まで放送される等、録画処理が停止されるまで(ステップS45でNO)、新たなタイミング情報および放送時情報の取得および保存を行う(ステップS42〜S44)。
図17は、本開示の第2の実施の形態に係る放送受信装置が録画番組の再生処理および広告差し替え処理を行う際の動作手順を定めたフローチャートである。
図17を参照して、まず、放送受信装置101は、録画番組の再生処理を開始する(ステップS51)。
次に、放送受信装置101は、記憶部14から各種マップ等の情報を読み込み(ステップS52)、読み込んだ各種マップ等を用いて録画番組を再生する(ステップS61)。放送受信装置101は、たとえば、ユーザによってシークが行われた場合(ステップS62でYES)、記憶部14におけるシークマップおよびPMTマップを参照することにより、指定された位置から録画番組の再生を行い(ステップS61)、録画コンテンツの終端まで再生された場合(ステップS63でYES)、録画再生処理を終了する。
放送受信装置101は、このような録画番組の再生と並行して、読み込んだ各種マップ等を用いて対象広告の再生準備すなわち上述の前処理を行い、個別広告の情報を広告配信装置302から取得する。より詳細には、放送受信装置101は、記憶部14におけるCueマップから取得したタイミング情報に基づいて、他の広告への切り替えタイミングt1および差し替え対象の共通広告の長さ等を認識し、切り替えタイミングt1より前の広告準備開始タイミングを決定する。そして、放送受信装置101は、広告準備開始タイミングが到来すると、差し替え広告すなわち個別広告の情報を取得する処理を開始する(ステップS53)。
次に、放送受信装置101は、切り替えタイミングt1が到来すると(ステップS54でYES)、個別広告の音声情報および映像情報のデコード等の広告差し替え処理を開始して(ステップS55)対象広告を再生し(ステップS56)、たとえば広告終了タイミングすなわち切り替えタイミングt2が到来すると(ステップS58でYES)、広告差し替え処理を終了し、録画番組の再生を再開する(ステップS60)。
次に、放送受信装置101は、対象広告の再生準備を行いながら(ステップS53)、新たな切り替えタイミングt1の到来を待つ(ステップS54)。
また、放送受信装置101は、ユーザによってシークが行われた場合(ステップS57でYES)、対象広告の再生準備を新たに行いながら(ステップS53)、指定された位置以降の新たな切り替えタイミングt1の到来を待つ(ステップS54)。より詳細には、再生部21は、記憶部14におけるシークマップおよびCueマップを参照することにより、ストリームにおける、シーク操作によって指定された位置と1または複数のタイミング情報の位置との関係を取得し、当該シーク操作によって指定された位置に対応するタイミング情報たとえば当該位置以降の直近の切り替えタイミングt1を示すタイミング情報を特定し、特定した切り替えタイミングt1の到来を待ち(ステップS54)、広告差し替え処理を開始する(ステップS55)。
そして、放送受信装置101は、録画コンテンツの終端まで再生された場合(ステップS59でYES)、録画再生処理を終了する。
このように、本開示の第2の実施の形態に係る放送受信装置では、本開示の第1の実施の形態において説明した放送視聴時と同様に、直近の切り替えタイミングt1における対象広告の再生準備を事前に行う構成により、広告およびコンテンツの滑らかな切り替わりを実現することができる。
また、Cueマップ等を予め作成してタイミング情報を取得する構成により、切り替えタイミングt1の直前の位置への急なシーク操作が行われた場合でも、たとえばPID(Packet Identifier)を用いた放送パケットの特定および各種情報の取得等を行うことなく、新たなタイミング情報を特定し、広告およびコンテンツの滑らかな切り替わりを実現することができる。
なお、再生部21は、放送視聴または録画再生処理と並行して録画処理またはDLNA配信処理等が行われている場合、広告差し替え処理を停止する構成であってもよい。
これにより、放送受信装置101において処理能力の比較的低いCPU等のデバイスが採用されている場合において、処理負荷のピーク値の増大を抑えることができる。
また、放送受信装置101は、変形例3と同様に、受信部12および再生部21の少なくともいずれか一方が2つの処理部を含む構成であってもよい。
また、放送受信装置101は、録画部24および配信部25のいずれか一方を備えない構成であってもよい。
以上のように、本開示の第1および第2の実施の形態に係る放送システムでは、広告配信装置302は、番組および放送受信装置101の少なくともいずれか一方に関する情報を含む広告要求を放送受信装置101から受信し、受信した広告要求に基づいて、当該番組において挿入すべき対象広告の情報を放送受信装置101へ送信する。
このような構成により、広告配信装置302において、放送受信装置101から提供される情報に応じた適切な内容の対象広告を当該放送受信装置101のユーザに提供することができる。
また、本開示の第1および第2の実施の形態に係る放送受信装置では、再生部21は、開始タイミングに先立って上述のような前処理を行うことにより開始タイミングにおける対象広告の再生を可能とし、また、対象広告の情報をネットワーク経由で他の装置から取得する前処理を行う構成であるとしたが、これに限定するものではない。再生部21は、開始タイミングに先立つ前処理を行わず、放送受信装置101の出荷前に登録された個別広告の情報を記憶部14から取得し、開始タイミングである切り替えタイミングt1において再生する構成であってもよい。
また、本開示の第1および第2の実施の形態に係る放送受信装置における再生部21が、タイミング情報の示す置き換え元の長さに応じて対象広告を挿入する構成である場合、再生部21は、番組における広告枠の時間と同じ長さの対象広告を挿入する構成であってもよいし、異なる長さの対象広告を挿入する構成であってもよい。すなわち、タイミング情報の示す置き換え元の長さは、広告枠の時間と同じであってもよいし、異なってもよい。また、再生部21は、たとえば、差し替え対象の共通広告の時間より短い長さの個別広告を挿入する場合、番組の再生時間を短縮してもよいし、短縮しなくてもよい。
また、本開示の第1および第2の実施の形態に係る放送システムでは、番組配信装置301は、共通広告を含むストリームを送信する構成であるとしたが、これに限定するものではない。番組配信装置301は、たとえば、番組における広告枠において共通広告の代わりに黒画を配信する構成であってもよい。この場合、放送受信装置101における再生部21は、再生処理または録画再生処理において、タイミング情報取得部22によって取得されたタイミング情報の示す開始タイミングにおいて対象広告を挿入する、たとえば、番組における広告枠における黒画を対象広告に切り替えて再生する。
また、本開示の第1および第2の実施の形態に係る放送システムでは、番組配信装置301は、対象広告の開始タイミングおよび対象広告の置き換え元の長さを示すタイミング情報をストリームに含めて送信する構成であるとしたが、これに限定するものではない。番組配信装置301は、対象広告の置き換え元の長さを示さないタイミング情報を送信する構成であってもよい。たとえば、番組配信装置301は、共通広告を含まず、かつ広告枠の設定されていないストリームを送信する。放送受信装置101における再生部21は、再生処理または録画再生処理において、タイミング情報取得部22または録画部24によって取得されたタイミング情報の示す開始タイミングにおいて対象広告を挿入する、たとえば、番組におけるシーン変更等の特定のタイミングにおいて対象広告を挿入し、対象広告の再生後に新たなシーンの再生を開始する。
また、放送受信装置101は、対象広告を挿入する場合、番組の全部を表示装置202において再生する構成に限らず、番組の一部を再生しない構成であってもよい。より詳細には、たとえば第1の実施の形態に係る放送受信装置101における再生部21は、再生処理において、タイミング情報取得部22によって取得されたタイミング情報の示す開始タイミングにおいて対象広告を挿入する、たとえば、生放送の番組のある一部を再生すべき時間帯において対象広告を表示装置202において再生する。この場合、番組配信装置301は、たとえば、対象広告の開始タイミングを示す一方で対象広告の置き換え元の長さを示さないタイミング情報をストリームに含めて送信する。
また、本開示の第1および第2の実施の形態に係る放送システムは、MPEG2−TSに従うストリームについて広告差し替え処理を行う構成に限らず、MMT(MPEG Media Transport)方式に従うストリームについて上述のような広告差し替え処理を行うことも可能である。
その他の構成および動作は第1の実施の形態に係る放送システムと同様であるため、ここでは詳細な説明を繰り返さない。
上記実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
以上の説明は、以下に付記する特徴を含む。
[付記1]
番組の情報を複数のパケットに分割したストリームを含む放送波を受信する受信部と、
前記受信部によって受信された前記放送波に含まれる前記ストリームに基づいて、前記番組を再生する再生処理を行う再生部と、
前記ストリームに含まれる、前記番組において挿入すべき対象広告の開始タイミングを示すタイミング情報を前記開始タイミングに先立って取得する取得部とを備え、
前記再生部は、前記再生処理において、前記取得部によって取得された前記タイミング情報の示す前記開始タイミングにおいて前記対象広告を挿入し、
前記再生部によって切り替えられる前記他の広告は、前記放送受信装置ごとの、前記タイミング情報に基づいて決定される広告であり、
前記再生部は、前記開始タイミングに先立って、前記対象広告の挿入を行うための準備処理を開始し、
前記取得部は、前記準備処理の開始タイミングに関する情報を他の装置から取得するかまたは算出し、
前記取得部によって前記タイミング情報が取得されると前記再生部が前記前処理を行う場合、前記準備処理は前記前処理を含み、
前記取得部によって前記タイミング情報が取得される前に前記再生部が予め前記前処理を行う場合、前記準備処理は前記前処理を含まず、
前記取得部は、前記ストリームに含まれる、前記番組において挿入すべき対象広告の開始タイミングおよび前記対象広告の置き換え元の長さを示すタイミング情報を前記開始タイミングに先立って取得し、
前記再生部は、前記再生処理において、前記取得部によって取得された前記タイミング情報の示す前記開始タイミングおよび前記置き換え元の長さに基づいて前記対象広告を挿入する、放送受信装置。
[付記2]
番組の情報を複数のパケットに分割したストリームを含む放送波を受信する受信部と、
前記受信部によって受信された前記放送波に含まれる前記ストリームに基づいて、前記番組を再生する再生処理を行う再生部と、
前記ストリームに含まれる、前記番組において挿入すべき対象広告の開始タイミングを示すタイミング情報を前記開始タイミングに先立って取得する取得部とを備え、
前記再生部は、前記再生処理において、前記取得部によって取得された前記タイミング情報の示す前記開始タイミングにおいて前記対象広告を挿入し、
前記取得部は、取得した前記タイミング情報を録画番組と対応付けて記憶部に保存し、
前記録画部は、録画処理の対象の前記番組の前記ストリームに含まれる前記タイミング情報を取得し、取得した前記タイミング情報と前記ストリームにおける前記タイミング情報の位置との対応関係を示すマップ情報を作成して記憶部に保存し、
前記再生部は、録画番組の再生処理において、前記マップ情報を参照することにより、前記ストリームにおける、シーク操作によって指定された位置と1または複数の前記タイミング情報の位置との関係を取得し、前記シーク操作によって指定された位置に対応する前記タイミング情報を特定し、特定した前記タイミング情報の示す前記開始タイミングにおいて前記対象広告を挿入する、放送受信装置。
[付記3]
番組の情報を複数のパケットに分割したストリームを含む放送波を受信し、受信した前記ストリームに基づいて、前記番組を再生する再生処理を行う放送受信装置と、
前記番組において挿入すべき対象広告の情報を前記放送受信装置へ送信する広告配信装置とを備え、
前記放送受信装置は、前記ストリームに含まれる、前記番組において挿入すべき対象広告の開始タイミングを示すタイミング情報を前記開始タイミングに先立って取得し、前記再生処理において、前記取得部によって取得された前記タイミング情報の示す前記開始タイミングにおいて前記対象広告を挿入し、
前記広告配信装置は、前記番組および前記放送受信装置の少なくともいずれか一方に関する情報を含む広告要求を前記放送受信装置から受信し、受信した前記広告要求に基づいて、前記番組において挿入すべき対象広告の情報を前記放送受信装置へ送信する、放送システム。
11,41 処理部
12 受信部
13 送信部
14 記憶部
15 処理部
21 再生部
22 タイミング情報取得部
23 準備時間取得部
24 録画部
25 配信部
31 第1受信処理部
32 第2受信処理部
33 第1再生処理部
34 第2再生処理部
101 放送受信装置
202 表示装置
301 番組配信装置
302 広告配信装置
401 放送システム

Claims (15)

  1. 番組の情報を複数のパケットに分割したストリームを含む放送波を受信する受信部と、
    前記受信部によって受信された前記放送波に含まれる前記ストリームに基づいて、前記番組を再生する再生処理を行う再生部と、
    前記ストリームに含まれる、前記番組において挿入すべき対象広告の開始タイミングを示すタイミング情報を前記開始タイミングに先立って取得する取得部とを備え、
    前記再生部は、前記再生処理において、前記取得部によって取得された前記タイミング情報の示す前記開始タイミングにおいて前記対象広告を挿入する、放送受信装置。
  2. 前記再生部は、前記開始タイミングに先立って前処理を行うことにより、前記開始タイミングにおける前記対象広告の再生を可能とする、請求項1に記載の放送受信装置。
  3. 前記再生部は、前記対象広告の情報をネットワーク経由で他の装置から取得する前記前処理を行う、請求項2に記載の放送受信装置。
  4. 前記再生部は、前記取得部によって前記タイミング情報が取得されると、前記前処理を行う、請求項3に記載の放送受信装置。
  5. 前記再生部は、前記取得部によって前記タイミング情報が取得される前に、予め前記前処理を行う、請求項3に記載の放送受信装置。
  6. 前記再生部は、
    前記ストリームに基づいて前記番組を再生する処理を行う第1再生処理部と、
    前記対象広告を再生する処理を行う第2再生処理部とを含む、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の放送受信装置。
  7. 前記受信部は、
    前記放送波を受信して前記放送波から前記ストリームを取得する処理を行う第1受信処理部と、
    前記対象広告の情報をネットワーク経由で他の装置から受信する処理を行う第2受信処理部とを含む、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の放送受信装置。
  8. 前記放送受信装置は、さらに、
    前記受信部によって受信された前記放送波に含まれる前記ストリームに基づいて、前記番組を録画する録画処理を行う録画部を備え、
    前記取得部は、前記録画処理の対象の前記ストリームに含まれる前記タイミング情報を取得し、
    前記再生部は、前記録画部によって保存された録画番組の再生処理において、前記取得部によって取得された、前記録画番組に対応する前記タイミング情報の示す前記開始タイミングにおいて前記対象広告を挿入する、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の放送受信装置。
  9. 前記取得部は、さらに、前記録画処理の対象の番組が放送された際の前記番組および前記放送受信装置の少なくともいずれか一方に関する情報である放送時情報を取得し、
    前記放送受信装置は、さらに、
    前記録画番組に対応する前記放送時情報を、前記対象広告の情報を提供する他の装置へ送信する送信部を備える、請求項8に記載の放送受信装置。
  10. 前記取得部は、前記録画処理の完了後かつ前記録画番組の再生処理の開始前において、前記録画処理の対象の前記ストリームに含まれる前記タイミング情報を取得する、請求項8または請求項9に記載の放送受信装置。
  11. 前記放送受信装置は、さらに、
    前記ストリームに含まれる番組の情報および前記番組の前記タイミング情報を他の装置へ配信する配信部を備える、請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の放送受信装置。
  12. 番組の情報を複数のパケットに分割したストリームを含む放送波を受信し、受信した前記ストリームに基づいて、前記番組を再生する再生処理を行う放送受信装置と、
    前記番組において挿入すべき対象広告の情報を前記放送受信装置へ送信する広告配信装置とを備え、
    前記放送受信装置は、前記ストリームに含まれる、前記番組において挿入すべき対象広告の開始タイミングを示すタイミング情報を前記開始タイミングに先立って取得し、前記再生処理において、取得した前記タイミング情報の示す前記開始タイミングにおいて前記対象広告を挿入する、放送システム。
  13. 番組の情報を複数のパケットに分割したストリームを含む放送波を受信し、受信した前記放送波に含まれる前記ストリームに基づいて、前記番組を再生する再生処理を行う放送受信装置における放送受信方法であって、
    前記ストリームに含まれる、前記番組において挿入すべき対象広告の開始タイミングを示すタイミング情報を前記開始タイミングに先立って取得するステップと、
    前記再生処理において、取得した前記タイミング情報の示す前記開始タイミングにおいて前記対象広告を挿入するステップとを含む、放送受信方法。
  14. 番組の情報を複数のパケットに分割したストリームを含む放送波を受信し、受信した前記ストリームに基づいて、前記番組を再生する再生処理を行う放送受信装置と、
    広告配信装置とを備える放送システムにおける広告配信方法であって、
    前記広告配信装置が、前記番組において挿入すべき対象広告の情報を前記放送受信装置へ送信するステップと、
    前記放送受信装置が、前記ストリームに含まれる、前記番組において挿入すべき対象広告の開始タイミングを示すタイミング情報を前記開始タイミングに先立って取得するステップと、
    前記放送受信装置が、前記再生処理において、取得した前記タイミング情報の示す前記開始タイミングにおいて前記対象広告を挿入するステップとを含む、広告配信方法。
  15. 放送受信装置において用いられる放送受信プログラムであって、
    コンピュータを、
    番組の情報を複数のパケットに分割したストリームを含む放送波を受信する受信部と、
    前記受信部によって受信された前記放送波に含まれる前記ストリームに基づいて、前記番組を再生する再生処理を行う再生部と、
    前記ストリームに含まれる、前記番組において挿入すべき対象広告の開始タイミングを示すタイミング情報を前記開始タイミングに先立って取得する取得部、
    として機能させるためのプログラムであり、
    前記再生部は、前記再生処理において、前記取得部によって取得された前記タイミング情報の示す前記開始タイミングにおいて前記対象広告を挿入する、放送受信プログラム。
JP2020082416A 2019-11-05 2020-05-08 放送受信装置、放送システム、放送受信方法、広告配信方法および放送受信プログラム Pending JP2021078101A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019200912 2019-11-05
JP2019200912 2019-11-05

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021078101A true JP2021078101A (ja) 2021-05-20

Family

ID=75898542

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020082416A Pending JP2021078101A (ja) 2019-11-05 2020-05-08 放送受信装置、放送システム、放送受信方法、広告配信方法および放送受信プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021078101A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7197757B1 (ja) 2021-09-13 2022-12-28 株式会社Jストリーム コンテンツ変換装置、コンテンツ変換方法およびコンテンツ変換プログラム

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000165335A (ja) * 1998-11-24 2000-06-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd Cmデータ再生装置および記録媒体
JP2002171511A (ja) * 2000-12-04 2002-06-14 Fukunaga Jimusho:Kk 選択的cm配信システム
JP2003061053A (ja) * 2001-08-14 2003-02-28 Asahi National Broadcasting Co Ltd Cm再生制御プログラム、cm再生制御方法、放送システム、及び放送データ再生装置
JP2006262244A (ja) * 2005-03-18 2006-09-28 Nec Corp 広告配信システム、放送局システム、受信端末、広告配信方法、プログラム、記録媒体
JP2007060538A (ja) * 2005-08-26 2007-03-08 Toshiba Corp デジタル放送システムとその放送局装置と受信機及び地域別放送提供方法
JP2012105032A (ja) * 2010-11-10 2012-05-31 Hitachi Consumer Electronics Co Ltd Cm視聴システム及び記録再生装置
JP2019193205A (ja) * 2018-04-27 2019-10-31 パナソニックIpマネジメント株式会社 遠隔視聴端末及び放送番組再生方法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000165335A (ja) * 1998-11-24 2000-06-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd Cmデータ再生装置および記録媒体
JP2002171511A (ja) * 2000-12-04 2002-06-14 Fukunaga Jimusho:Kk 選択的cm配信システム
JP2003061053A (ja) * 2001-08-14 2003-02-28 Asahi National Broadcasting Co Ltd Cm再生制御プログラム、cm再生制御方法、放送システム、及び放送データ再生装置
JP2006262244A (ja) * 2005-03-18 2006-09-28 Nec Corp 広告配信システム、放送局システム、受信端末、広告配信方法、プログラム、記録媒体
JP2007060538A (ja) * 2005-08-26 2007-03-08 Toshiba Corp デジタル放送システムとその放送局装置と受信機及び地域別放送提供方法
JP2012105032A (ja) * 2010-11-10 2012-05-31 Hitachi Consumer Electronics Co Ltd Cm視聴システム及び記録再生装置
JP2019193205A (ja) * 2018-04-27 2019-10-31 パナソニックIpマネジメント株式会社 遠隔視聴端末及び放送番組再生方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7197757B1 (ja) 2021-09-13 2022-12-28 株式会社Jストリーム コンテンツ変換装置、コンテンツ変換方法およびコンテンツ変換プログラム
JP2023041234A (ja) * 2021-09-13 2023-03-24 株式会社Jストリーム コンテンツ変換装置、コンテンツ変換方法およびコンテンツ変換プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10869102B2 (en) Systems and methods for providing a multi-perspective video display
CN102415095B (zh) 记录并且呈现由拼接的段形成的节目的数字视频录像机
US20170221520A1 (en) Systems and methods to play secondary media content
US20090228928A1 (en) Method of receiving broadcast signals and apparatus for receiving broadcast signals
CA2398200C (en) System and method for providing multi-perspective instant replay
AU2001266732A1 (en) System and method for providing multi-perspective instant replay
KR20150013110A (ko) 방송 프로그램과 관련한 양방향 서비스를 처리하는 장치 및 방법
JP2021078101A (ja) 放送受信装置、放送システム、放送受信方法、広告配信方法および放送受信プログラム
US20150026711A1 (en) Method and apparatus for video content distribution
CN103501457B (zh) 一种节目播放的方法及设备
JP2002344399A (ja) 情報配信システム、情報配信装置、及び受信端末
JP2008529332A (ja) デジタル番組放送、録画、再生方法及び装置
JP5557958B2 (ja) 情報提供システム、受信装置及び情報管理サーバ
JP2011087333A (ja) 画像再生装置
KR101186144B1 (ko) 디지털 방송 제공방법
JP4972466B2 (ja) コンテンツ送受信システム
US20130232531A1 (en) Video and/or audio data processing system
JP2022058012A (ja) Cmデータ特定装置、システム、方法、及びプログラム
JP2020102724A (ja) 送信装置及び送信方法
JP2016058972A (ja) 録画再生装置、録画再生方法、及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20221121

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20231130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20231205

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20240604