JP2021077390A - Passenger monitoring system, and automatic driving system - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は乗客モニタリングシステム、及び自動運転システムに関する。 The present invention relates to a passenger monitoring system and an automatic driving system.
近年、バスや鉄道などの交通機関において、安全運行等のために車両内の乗客をモニタリングすることが重要となってきている。特許文献1には、監視領域内の混雑状況に応じて、少ないカメラ台数で効率よく監視を行うことができる監視システムに関する技術が開示されている。
In recent years, it has become important to monitor passengers in vehicles for safe operation in transportation such as buses and railways.
特許文献1に開示されている技術では、車両内に監視カメラを設置して車両内を監視している。監視カメラには死角があるため、監視カメラを用いる場合は死角が生じないように複数の監視カメラを用いる必要がある。しかしながら、複数の監視カメラを用いて車両内の乗客の状態を監視した場合は、複数の監視カメラの画像に画像処理を施す必要があるため、画像処理が煩雑になるという問題がある。また、例えば車両内が混雑している場合は、乗客の顔が他の乗客で隠れたりして乗客の画像を適切に取得することができない場合がある。このような場合は乗客を正確にモニタリングできないという問題がある。
In the technique disclosed in
上記課題に鑑み本発明の目的は、車両内における乗客の状態を容易かつ正確にモニタリングすることが可能な乗客モニタリングシステム、及び自動運転システムを提供することである。 In view of the above problems, an object of the present invention is to provide a passenger monitoring system and an automatic driving system capable of easily and accurately monitoring the state of passengers in a vehicle.
本発明の一態様にかかる乗客モニタリングシステムは、乗客が搭乗する車両の床に設置され、前記乗客の足を検出する床センサと、前記床センサで検出された前記乗客の足に関するデータを用いて、前記車両内における前記乗客の状態をモニタリングするモニタリング部と、を備える。 The passenger monitoring system according to one aspect of the present invention is installed on the floor of a vehicle on which a passenger is boarding, and uses a floor sensor that detects the passenger's foot and data on the passenger's foot detected by the floor sensor. A monitoring unit for monitoring the state of the passengers in the vehicle is provided.
本発明の一態様にかかる自動運転システムは、上述の乗客モニタリングシステムと、前記車両を自動運転するための自動運転装置と、を備え、前記自動運転装置は、前記モニタリング部から取得した前記乗客の状態を用いて、前記車両の自動運転を実施する。 The automatic driving system according to one aspect of the present invention includes the above-mentioned passenger monitoring system and an automatic driving device for automatically driving the vehicle, and the automatic driving device is the passenger's acquired from the monitoring unit. The state is used to automatically drive the vehicle.
本発明により、車両内における乗客の状態を容易かつ正確にモニタリングすることが可能な乗客モニタリングシステム、及び自動運転システムを提供することができる。 INDUSTRIAL APPLICABILITY According to the present invention, it is possible to provide a passenger monitoring system and an automatic driving system capable of easily and accurately monitoring the state of passengers in a vehicle.
<実施の形態1>
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、実施の形態1にかかる乗客モニタリングシステムを示すブロック図である。図1に示すように、本実施の形態にかかる乗客モニタリングシステム1は、床センサ11、モニタリング部12、報知部13、及び通信部14を備える。本実施の形態にかかる乗客モニタリングシステム1は、例えば、バス、鉄道などの交通機関である車両に設置して、乗客の状態をモニタリングするシステムである。以下では一例として、乗客モニタリングシステム1をバスに適用した場合について説明するが、本発明は他の交通機関についても同様に適用することができる。
<
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a block diagram showing a passenger monitoring system according to the first embodiment. As shown in FIG. 1, the
図1に示す床センサ11は、乗客が搭乗する車両の床に設置され、乗客の足(足裏)を検出する。床センサ11は、乗客の足(足裏)が床センサ11に接することで印加された圧力を検出可能に構成されており、乗客の足の位置を経時的に検出可能に構成されている。例えば、床センサ11は、複数の検出セルがマトリックス状に配置されたフロアセンサ、感圧素子を用いた圧力センサ、静電容量を用いた圧力センサ等を用いて構成することができる。なお、床センサ11の構成例については実施の形態7で詳細に説明する。
The
図2は、本実施の形態にかかる乗客モニタリングシステムをバスに適用した場合を説明するための図である。図2に示すように、車両(バス)100は、前方に運転席110と降車口113があり、中央に乗車口112が配置されている。車両100の内部には複数の座席111が設けられている。車両100の床には、床センサ11_1、11_2が設けられている。床センサ11_1は、車両100の中央から前方に配置されており、床センサ11_2は、車両100の後方に配置されている。なお、図2に示す床センサ11_1、11_2の配置は一例であり、本実施の形態では、図2に示す配置・形状以外となるように床センサを設置してもよい。例えば、車両100の床に段差がなくフラットである場合は、床センサ11_1と床センサ11_2とを一体として設けてもよい。また、本明細書では、床センサ11_1、11_2を総称して床センサ11とも記載する。他の符号についても同様である。
FIG. 2 is a diagram for explaining a case where the passenger monitoring system according to the present embodiment is applied to a bus. As shown in FIG. 2, the vehicle (bus) 100 has a driver's
また、図2に示す車両(バス)100では、前方に降車口113が配置され、中央に乗車口112が配置されている例を示したが、車両(バス)の乗車口および降車口は図2と逆の構成としてもよい。具体的には、前方に乗車口を配置し、中央に降車口を配置してもよい。また、車両(バス)への出入り口を1つとして、乗車口と降車口を兼用するような構成であってもよい。
Further, in the vehicle (bus) 100 shown in FIG. 2, an example is shown in which the
図1に示すモニタリング部12は、床センサ11で検出された乗客の足に関するデータを用いて、車両100内における乗客の状態をモニタリングする。モニタリング部12は、モニタリング結果(乗客の状態)に関するデータを、報知部13および通信部14に供給する。例えば、モニタリング部12は、床センサ11で検出された乗客の足に関するデータに所定の処理(アルゴリズム処理)を施すことで、車両100内における乗客の状態をモニタリングすることができる。
The
報知部13は、モニタリング部12におけるモニタリング結果に応じた情報を乗客に報知する。ここで、モニタリング結果に応じた情報とは、例えば乗客の安全に関する情報(警告)である。報知部13は、視覚及び聴覚の少なくとも一方を用いて乗客に情報を報知するように構成されており、例えばディスプレイやスピーカー等を用いて構成することができる。例えば、報知部13は、ディスプレイに文字情報を表示したり、車両内の照明を点滅させたり、警告灯を点灯させたりすることで、視覚を通じて乗客に情報を報知することができる。また、報知部13は、スピーカーから警告音を出したり、音声案内(警告メッセージ)を出したりすることで、聴覚を通じて乗客に情報を報知することができる。図2では、ディスプレイを用いて報知部13を構成している例を示している。この場合、報知部13(ディスプレイ)は、車両100の前方など、乗客が見やすい位置に配置されることが好ましい。また、図2に示す車両100において、報知部としてスピーカーを更に設けてもよい。
The
図1に示す通信部14は、車両100内における乗客の状態に関する情報を外部に無線送信するための装置である。例えば、車両100の運行状態を管理センターで一括管理している場合は、通信部14から管理センターに乗客の状態に関する情報を無線で送信することで、乗客の状態を管理センターにおいてリアルタイムで把握することができる。
The
なお、本実施の形態にかかる乗客モニタリングシステム1では、報知部13、及び通信部14は、適宜省略してもよい。
In the
次に、本実施の形態にかかる乗客モニタリングシステム1の動作(モニタリング部12の動作)について説明する。モニタリング部12は、床センサ11で検出した乗客の足の数に基づいて、車両100内における乗客の数を推定することができる。図3は、乗客モニタリングシステムの動作を説明するための図であり、乗客の足の数に基づいて乗客の数を推定する場合の動作を説明するための図である。
Next, the operation of the passenger monitoring system 1 (operation of the monitoring unit 12) according to the present embodiment will be described. The
図3に示すように、車両100内において乗客が立っている場合、床センサ11_1、11_2は、立っている乗客の足を検出する。具体的には、床センサ11_1は、乗客21の右足21aと左足21bをそれぞれ検出する。モニタリング部12は、床センサ11_1で検出された乗客の右足21aと左足21bのデータが同一人物の足であるか否かを判定し、同一人物の足であると判定した場合は、これらの足(右足21aと左足21b)をペアリングして、1人の乗客21としてカウントする。図3に示す他の乗客の足についても同様に処理をすることができる。
As shown in FIG. 3, when a passenger is standing in the
図3に示す例では、床センサ11_1で検出された乗客の人数は4人、床センサ11_2で検出された乗客の人数は2人であり、合計6人の乗客が車両100内において立っていると判定することができる。
In the example shown in FIG. 3, the number of passengers detected by the floor sensor 11_1 is 4, the number of passengers detected by the floor sensor 11_2 is 2, and a total of 6 passengers are standing in the
また、モニタリング部12は、床センサ11_1、11_2で検出された乗客の足の数の総数を2で除算することで、床センサ11_1、11_2の上に立っている乗客の数を求めてもよい。図3に示す例では、床センサ11_1、11_2で検出された乗客の足の数の総数は12であり、この総数12を2で除算することで、床センサ11_1、11_2の上に立っている乗客の数(12÷2=6人)を求めることができる。この手法を用いた場合は、同一人物の足であるか否かの判定(つまり、ペアリング処理)が不要になるので、モニタリング部12における演算処理を簡素化することができる。なお、この手法を用いるためには、乗客が立ち止まっていることが前提条件となる。
Further, the
例えば、図3に示す車両100に設けられている座席111の数は合計25席であり、座席111が空いている場合は乗客が必ず座ると仮定すると、車両100内における乗客の数は、着座している人数が25人、立っている人数が6人であるので、合計31人と推定することができる。
For example, assuming that the total number of
ここで、車両100の座席111の一部は優先席である場合が多く、また乗客の中には座席111が空いていても座らない乗客もいるため、車両100内において乗客が立っている場合であっても、必ずしも座席111が全て埋まっているとは限らない。したがって、モニタリング部12は、座席111の総数(25席)の8割程度(20席)に乗客が着席していると想定して、乗客の人数を推定してもよい。この場合は、車両100内における乗客の数は、着座している人数が20人(25×0.8=20)、立っている人数が6人であるので、合計26人と推定することができる。なお、座席111の総数に対する着座している乗客の割合(上述の例では8割)については、車両100の運行時間帯や運行する地域等に応じて適宜設定することができる。
Here, a part of the
また、モニタリング部12は、車両100の乗車口112を通過した乗客の数と降車口113を通過した乗客の数との差を用いて、車両100内における乗客の数を推定してもよい。具体的には、モニタリング部12は、車両100の乗車口112を通過した乗客の足の組の数と降車口113を通過した乗客の足の組の数との差を用いて、車両100内における乗客の数を推定してもよい。この場合は、床センサ11は、少なくとも車両100の乗車口112と降車口113において乗客の足を検出可能に構成されていればよいので、例えば、図4に示すように乗車口112に床センサ11_3を設置し、降車口113に床センサ11_4を設置する構成としてもよい。
Further, the
ここで、床センサ11で検出される乗客の足の形状は、乗客が履いている靴の種類(スニーカー、ビジネスシューズ、ハイヒール等)に応じて異なる。例えば、モニタリング部12は、靴の種類と靴底の形状(乗客の足の形状)とを対応付けたデータベースを予め準備しておき、このデータベースと照合することで、乗客の足であるか否かを判定してもよい。
Here, the shape of the passenger's foot detected by the
更に、乗客の属性に関するデータベースを予め準備し、このデータベースと照合することで、乗客の靴のサイズや種類に基づいて子供か大人か、また男性か女性か等の属性を判定してもよい。また、車いすのタイヤや杖などの形状のデータベースを準備し、このデータベースと照合することで、体の不自由な乗客を認識して運転手に注意喚起や、その他の乗客への注意喚起を行ってもよい。 Further, by preparing a database on passenger attributes in advance and collating with this database, attributes such as children or adults, men or women may be determined based on the size and type of passenger shoes. In addition, by preparing a database of shapes such as wheelchair tires and canes and collating it with this database, we will recognize passengers with disabilities and alert the driver and other passengers. You may.
また、モニタリング部12は、床センサ11で乗客の足の移動を検出した場合、車両100内において乗客が移動したと判定してもよい。例えば図5に示すように、乗客25の足(最初の位置の乗客を乗客25_1で示す)を検知した後、乗客25の足が移動した場合(移動後の乗客の位置を乗客25_2で示す)、モニタリング部12は、車両100内において乗客25が移動したと判定することができる。このとき、モニタリング部12は、乗客25の足の移動を経時的に追跡することで、乗客25が移動したか否かを判定することができる。例えば、乗客25_1の足の向きを特定し、この向きとほぼ同じ方向に乗客25_2の足を検出した場合、乗客25が乗客25_1の位置から乗客25_2の位置に移動したと判定することができる。
Further, when the
例えば、報知部13は、乗客が移動したとモニタリング部12において判定された場合、乗客に注意を喚起するための警告を表示してもよい。また、運転席110に報知部(不図示)を別途設け、車両100内を乗客が移動している場合は、このことを運転手に通知するようにしてもよい。例えば運転手は、車両100内を移動している乗客がいる場合は、出発を見合わせるようにしてもよい。すなわち、運転手は、車両100内を移動している乗客がいないことを確認した後に、出発するようにしてもよい。また、報知部13としてスピーカーを設けて、乗客の安全確保を促す社内アナウンスをスピーカーから流してもよい。
For example, the
また、モニタリング部12は、単位時間に床センサ11で検出した乗客の足踏みの回数が所定の回数以上である場合、車両100の揺れが激しいと判定することができる。具体的には、モニタリング部12は、床センサ11を用いて乗客の足の状態を経時的にモニタリングしている。そして、車両100の揺れが激しくなると、立っている乗客はその場で足踏みをするため、床センサ11で検出される足踏みの回数が増加する。モニタリング部12は、この足踏みの回数をモニタリングすることで、車両100の揺れの状態を判定することができる。なお、モニタリング部12は、例えば、乗客の足の向きを特定し、この特定した向きと無関係に(つまり、四方八方に)同じ乗客の足を検出し、且つ足の移動距離が短い場合に、乗客がその場で足踏みをしていると判定することができる。
Further, the
また、モニタリング部12は、床センサ11で乗客の手、膝、および臀部の少なくとも一つを検出した場合、乗客が転倒したと判定することができる。具体的には図6に示すように、床センサ11_1において乗客35の臀部32および手33a、33bを検出した場合、モニタリング部12は乗客が転倒したと判定することができる。
Further, when the
より詳細に説明すると、モニタリング部12は、床センサ11_1において乗客35の足31a、31bを検出している状態で、その後、乗客の臀部32および手33a、33bの少なくとも一方を検出した場合、モニタリング部12は乗客が転倒したと判定することができる。例えば、乗客35が後方に転倒した場合は、乗客の臀部32と手33a、33bを検出することができる(図6参照)。一方、乗客35が前方に転倒した場合は、乗客の手(この場合は乗客の膝を検出する場合もある)を検出することができる。
More specifically, when the
これら以外にも、モニタリング部12は、床センサ11で検出された乗客の足に関するデータを用いて、車両100内における乗客の状態をモニタリングすることができる。
In addition to these, the
上述のように、本実施の形態にかかる発明では、車両の床に設置された床センサ11を用いて乗客の足を検出している。そして、モニタリング部12は、床センサ11で検出された乗客の足に関するデータに所定の処理(アルゴリズム処理)を施すことで、車両内における乗客の状態をモニタリングしている。このように本実施の形態にかかる発明では、床センサ11を用いて乗客の状態をモニタリングしているので、車両内における乗客の状態を容易かつ正確にモニタリングすることができる。
As described above, in the invention according to the present embodiment, the feet of passengers are detected by using the
すなわち、本実施の形態にかかる発明では監視カメラを用いていないので、画像処理をする必要がなく、また、車両内が混雑している際に乗客の顔が他の乗客で隠れたりして乗客の画像を適切に取得することができないという問題も生じない。また、夜間、車両内が暗いときに乗客の画像を適切に取得できないという問題も生じない。また、トンネルを通過する際は、車両内の光の明暗の変化が大きくなるが、このような場合に乗客の画像を適切に取得できないという問題も生じない。したがって、本実施の形態にかかる発明により、車両内における乗客の状態を容易かつ正確にモニタリングすることが可能な乗客モニタリングシステムを提供することができる。 That is, since the surveillance camera is not used in the invention according to the present embodiment, there is no need to perform image processing, and the passenger's face is hidden by other passengers when the inside of the vehicle is crowded. There is no problem that the image of the above cannot be acquired properly. Further, there is no problem that the image of the passenger cannot be properly acquired at night when the inside of the vehicle is dark. Further, when passing through the tunnel, the change in brightness of the light in the vehicle becomes large, but in such a case, there is no problem that the image of the passenger cannot be properly acquired. Therefore, according to the invention according to the present embodiment, it is possible to provide a passenger monitoring system capable of easily and accurately monitoring the state of passengers in a vehicle.
<実施の形態2>
次に、本発明の実施の形態2について説明する。
図7は、本発明の実施の形態2にかかる乗客モニタリングシステムを示すブロック図である。図7に示すように、本実施の形態にかかる乗客モニタリングシステム2は、床センサ11、着座センサ16、モニタリング部12、報知部13、及び通信部14を備える。本実施の形態にかかる乗客モニタリングシステム2は、実施の形態1で説明した乗客モニタリングシステム1と比べて、着座センサ16を備える点が異なる。これ以外の構成および動作については、実施の形態1で説明した乗客モニタリングシステム1と同様であるので、同一の構成要素には同一の符号を付し、重複した説明は省略する。また、本実施の形態は実施の形態1と適宜組み合わせることができ、実施の形態1で説明した効果と同様の効果を得ることができる。
<
Next,
FIG. 7 is a block diagram showing a passenger monitoring system according to a second embodiment of the present invention. As shown in FIG. 7, the
図8は、本実施の形態にかかる乗客モニタリングシステムをバスに適用した場合を説明するための図である。図8に示すように、本実施の形態では、車両(バス)101の内部に設けられた複数の座席111の各々に着座センサ16を設けている。これ以外の構成および動作は、図2に示した車両100の構成および動作と同様である。
FIG. 8 is a diagram for explaining a case where the passenger monitoring system according to the present embodiment is applied to a bus. As shown in FIG. 8, in the present embodiment, the
着座センサ16は、乗客が座席111に着席したことを検出するセンサ、換言すると乗客の着座の有無を検出するセンサである。着座センサ16は、例えばメンブレンスイッチなどのスイッチ素子を用いて構成することができる。例えば、スイッチ素子は、乗客が着座した際に導通状態となり、乗客が起立した際に非導通状態となるスイッチ素子である。また、静電容量センサを用いて着座センサ16を構成してもよい。
The
本実施の形態にかかる乗客モニタリングシステム2において、モニタリング部12は、床センサ11で検出された乗客の足に関するデータと、着座センサ16で検出された乗客の着座データ(着座の有無)と、を用いて、車両内における乗客の状態をモニタリングしている。例えば、モニタリング部12は、床センサ11で検出された乗客の足に関するデータと、着座センサ16で検出された乗客の着座データ(着座の有無)と、に所定の処理(アルゴリズム処理)を施すことで、車両100内における乗客の状態をモニタリングすることができる。
In the
例えば、モニタリング部12は、床センサ11で検出した乗客の数と、着座センサ16で検出した着座している乗客の数と、を加算することで、車両内における乗客の数を推定してもよい。図9は、乗客モニタリングシステムの動作を説明するための図であり、床センサ11で検出した乗客の数と、着座センサ16で検出した着座している乗客の数と、に基づいて乗客の数を推定する場合の動作を説明するための図である。
For example, the
図9に示すように、車両101内において乗客が立っている場合、床センサ11_1、11_2は、立っている乗客の足21a、21bを検出する。モニタリング部12は、床センサ11_1、11_2で検出された乗客の足21a、21bに基づいて、床センサ11_1、11_2の上に立っている乗客の人数を推定する。なお、床センサ11_1、11_2の上に立っている乗客の人数を推定する方法については、実施の形態1で説明したので重複した説明は省略する。
As shown in FIG. 9, when a passenger is standing in the
図9に示す例では、床センサ11_1で検出された乗客の人数は2人、床センサ11_2で検出された乗客の人数は1人であり、合計3人の乗客が車両101内において立っていると推定することができる。
In the example shown in FIG. 9, the number of passengers detected by the floor sensor 11_1 is two, the number of passengers detected by the floor sensor 11_2 is one, and a total of three passengers are standing in the
また、図9に示す車両101の座席111の各々には着座センサ16が設けられている。着座センサ16を用いることで、座席111に着座している乗客の数を正確に算出することができる。図9では、乗客が着座している座席111を実線の楕円41で示している。つまり図9に示す車両101では、座席111の総数が25席であり、その中の20席に乗客が座席している。したがって、図9に示す車両101内における乗客の数は、着座している人数が20人、立っている人数が3人であるので、合計23人と推定することができる。
Further, each of the
このように座席111に着座センサ16を設けた場合は、座席111に着座している乗客の人数を正確に求めることができる。したがって、車両101内における乗客の数を正確に求めることができる。
When the
また、モニタリング部12は、着座センサ16で乗客の起立を検出した場合、車両101内において乗客が移動したと判定してもよい。例えば、図10に示すように、乗客が起立したことを着座センサ16が検出すると(起立した乗客を破線の楕円42で示す)、モニタリング部12は車両101内において乗客が起立(移動)したと判定することができる。
Further, when the
更に実施の形態1で説明したように、モニタリング部12は、床センサ11で乗客の足の移動を検出した場合、車両101内において乗客が移動したと判定することができる。例えば図10に示すように、乗客25の足(最初の位置の乗客を乗客25_1で示す)を検知した後、乗客25の足が移動した場合(移動後の乗客の位置を乗客25_2で示す)、モニタリング部12は、車両101内において乗客25が移動したと判定することができる。
Further, as described in the first embodiment, when the
つまり、モニタリング部12は、床センサ11で乗客の足の移動を検出した場合、及び/または、着座センサ16で乗客の起立を検出した場合、車両内において乗客が移動したと判定することができる。したがって、車両内において乗客が移動したことを正確に検知することができる。
That is, when the
また、乗客の移動データを用いることで、座席111に乗客が着座しているのか、または荷物が置かれているのかを判定することができるので、車両101内における乗客の数を更に正確に求めることができる。
Further, by using the passenger movement data, it is possible to determine whether the passenger is seated in the
<実施の形態3>
次に、本発明の実施の形態3について説明する。
図11は、本発明の実施の形態3にかかる乗客モニタリングシステムを示すブロック図である。図11に示すように、本実施の形態にかかる乗客モニタリングシステム3は、床センサ11、着座センサ16、加速度センサ17、モニタリング部12、報知部13、及び通信部14を備える。本実施の形態にかかる乗客モニタリングシステム3は、実施の形態2で説明した乗客モニタリングシステム2と比べて、加速度センサ17を備える点が異なる。これ以外の構成および動作については、実施の形態1、2で説明した乗客モニタリングシステム1、2と同様であるので、同一の構成要素には同一の符号を付して、重複した説明は省略する。また、本実施の形態は実施の形態1、2と適宜組み合わせることができ、実施の形態1、2で説明した効果と同様の効果を得ることができる。
<
Next,
FIG. 11 is a block diagram showing a passenger monitoring system according to a third embodiment of the present invention. As shown in FIG. 11, the
加速度センサ17は車両に取り付けられおり、車両の加速度に関する情報を取得することができる。モニタリング部12は、床センサ11で検出された乗客の足に関するデータと着座センサ16で検出された乗客の着座データとに加えて、加速度センサ17から取得した車両の加速度データを更に用いて、車両内における乗客の状態をモニタリングすることができる。このように本実施の形態にかかる乗客モニタリングシステム3では、加速度センサ17から取得した車両の加速度データを更に用いているので、車両内における乗客の状態をより正確にモニタリングすることができる。
The
例えば、モニタリング部12は、加速度センサ17で取得した加速度データが、車両が停止していることを示しており、且つ、床センサ11および着座センサ16の少なくとも一方において乗客の移動を検出した場合は、車両を発車させないように運転手に警告を出してもよい。
For example, when the acceleration data acquired by the
例えば、モニタリング部12は、加速度センサ17において車両が急停車したことを検知し、且つ、床センサ11からの情報が乗客が転倒したことを示している場合、乗客の安全を確認するように運転手にメッセージを出してもよい。
For example, when the
例えば、モニタリング部12は、加速度センサ17において車両が急停車したことを検知し、且つ、床センサ11からの情報が乗客が転倒したことを示している場合、乗客に注意を喚起するための警告を報知部13(ディスプレイ)に表示したり、報知部13(スピーカー)から注意喚起のアナウンスを出力するようにしてもよい。
For example, when the
例えば、モニタリング部12は、加速度センサ17において車両が揺れていることを検知し、且つ、床センサ11で検出された乗客の足踏みの回数が増加して所定の回数以上になった場合、車両の揺れが激しいと判定してもよい。この場合は、乗客に注意を喚起するための警告を報知部13(ディスプレイ)に表示したり、報知部13(スピーカー)から注意喚起のアナウンスを出力するようにしてもよい。
For example, when the
なお、上記例は一例であり、本実施の形態にかかる乗客モニタリングシステムは、加速度センサ17から取得した車両の加速度データを用いることで、様々なモニタリングを実施することができる。
The above example is an example, and the passenger monitoring system according to the present embodiment can perform various monitoring by using the acceleration data of the vehicle acquired from the
<実施の形態4>
次に、本発明の実施の形態4について説明する。
図12は、本発明の実施の形態4にかかる乗客モニタリングシステムを示すブロック図である。図12に示すように、本実施の形態にかかる乗客モニタリングシステム4は、床センサ11、着座センサ16、加速度センサ17、位置取得部18、モニタリング部12、報知部13、及び通信部14を備える。本実施の形態にかかる乗客モニタリングシステム4は、実施の形態3で説明した乗客モニタリングシステム3と比べて、位置取得部18を備える点が異なる。これ以外の構成および動作については、実施の形態1〜3で説明した乗客モニタリングシステム1〜3と同様であるので、同一の構成要素には同一の符号を付して、重複した説明は省略する。また、本実施の形態は実施の形態1〜3と適宜組み合わせることができ、実施の形態1〜3で説明した効果と同様の効果を得ることができる。
<
Next,
FIG. 12 is a block diagram showing a passenger monitoring system according to a fourth embodiment of the present invention. As shown in FIG. 12, the
位置取得部18は車両に取り付けられおり、車両の現在の位置に関する情報を取得する。位置取得部18は、例えばGPS(Global Positioning System)、慣性航法装置等を用いて構成することができる。モニタリング部12は、位置取得部18から車両の位置情報を取得することで、車両の現在の位置を特定することができる。
The
例えば、モニタリング部12は、乗客の足踏み回数が多い地点(つまり、揺れが激しい地点)に関する情報を予めデータベース(メモリ)に登録しておく。そして、位置取得部18から取得した車両の現在の位置が、登録地点(つまり、揺れが激しい地点)に近づくと、乗客に注意を喚起するための警告を報知部13(ディスプレイ)に表示したり、報知部13(スピーカー)から注意喚起のアナウンスを出力したりしてもよい。
For example, the
例えば、乗客の足踏み回数が多い地点(つまり、揺れが激しい地点)に関する情報は、ユーザが予めデータベース(メモリ)に登録してもよい。 For example, the user may register information about a point where passengers step on frequently (that is, a point where shaking is severe) in a database (memory) in advance.
また、モニタリング部12は、単位時間に床センサ11で検出した乗客の足踏みの回数が所定の回数以上である場合、車両の揺れが激しいと判定することができる。モニタリング部12は、この揺れが激しいと判定された際の車両の位置情報(位置取得部18から取得)をデータベース(メモリ)に登録してもよい。更に、モニタリング部12は、床センサ11からの情報を用いて乗客が転倒したことを検出し、乗客が転倒した際の車両の位置情報(位置取得部18から取得)をデータベース(メモリ)に登録してもよい。このような処理を繰り返すことで、揺れが激しい地点の情報を、モニタリング部12のデータベースに蓄積することができる。
Further, the
また、モニタリング部12は、立っている乗客がいることを床センサ11で検出し、且つ車両が急カーブの手前の位置である場合、乗客に注意を喚起するための警告を報知部13(ディスプレイ)に表示したり、報知部13(スピーカー)から注意喚起のアナウンスを出力したりしてもよい。例えばモニタリング部12は、位置取得部18から取得した車両の位置情報と地図情報とを用いることで、車両が急カーブの手前の位置であることを把握することができる。
Further, the
なお、上記例は一例であり、本実施の形態にかかる乗客モニタリングシステムは、位置取得部18から取得した車両の位置情報を用いることで、様々なモニタリングや注意喚起を実施することができる。なお、本実施の形態において、着座センサ16や加速度センサ17は適宜省略してもよい。
The above example is an example, and the passenger monitoring system according to the present embodiment can perform various monitoring and alerting by using the position information of the vehicle acquired from the
<実施の形態5>
次に、本発明の実施の形態5について説明する。実施の形態5では、実施の形態1〜4で説明した乗客モニタリングシステムを備える自動運転システムについて説明する。図13は、本発明の実施の形態5にかかる自動運転システムを示すブロック図である。図13に示すように、本実施の形態にかかる自動運転システム5は、床センサ11、着座センサ16、加速度センサ17、モニタリング部12、自動運転装置19、及び通信部14を備える。なお、乗客モニタリングシステムの構成、すなわち、床センサ11、モニタリング部12、通信部14、着座センサ16、加速度センサ17の構成については、実施の形態1〜4で説明した構成と同様であるので重複した説明は省略する。
<Embodiment 5>
Next, a fifth embodiment of the present invention will be described. In the fifth embodiment, the automatic driving system including the passenger monitoring system described in the first to fourth embodiments will be described. FIG. 13 is a block diagram showing an automatic driving system according to a fifth embodiment of the present invention. As shown in FIG. 13, the automatic driving system 5 according to the present embodiment includes a
自動運転装置19は、車両を自動運転するための装置である。本実施の形態において、自動運転装置19は、車両の各種情報に加えて、モニタリング部12から取得した乗客の状態を用いて、車両の自動運転を実施するように構成されている。
The
図14、図15は、本実施の形態にかかる自動運転システムの動作を説明するためのフローチャートである。例えば、自動運転装置19は、車両が停止している際にモニタリング部12が車両内において乗客が移動していると判定した場合、車両が停止している状態を継続するように、車両を制御してもよい。
14 and 15 are flowcharts for explaining the operation of the automatic driving system according to the present embodiment. For example, when the
具体的には、図14に示すように、車両が停止している状態において(ステップS1)、モニタリング部12は車両内において乗客が移動しているか否かを判定する(ステップS2)。そして、車両内を移動している乗客がいないとモニタリング部12において判定された場合(ステップS2:No)、自動運転装置19は、車両を発車させる(ステップS4)。一方、車両内を移動している乗客がいるとモニタリング部12において判定された場合(ステップS2:Yes)、自動運転装置19は、車両が停止している状態を維持する(ステップS3)。つまり、車両内を移動している乗客がいる場合、自動運転装置19は、車両を発車させるのは危険であると判断して、車両が停止している状態を維持する。
Specifically, as shown in FIG. 14, when the vehicle is stopped (step S1), the
また、自動運転装置19は、車両が急停車した際に、モニタリング部が車両内において乗客が転倒したと判定した場合、車両の運転を停止している状態を維持するようにしてもよい。具体的には、図15に示すように、車両が急停車すると(ステップS11)、モニタリング部12は車両内において転倒した乗客がいるか否かを判定する(ステップS12)。そして、車両内において転倒した乗客がいないとモニタリング部12において判定された場合(ステップS12:No)、自動運転装置19は、車両の運行を再開する(ステップS14)。一方、車両内において転倒した乗客がいるとモニタリング部12において判定された場合(ステップS12:Yes)、自動運転装置19は、車両が停止している状態を維持する(ステップS13)。つまり、車両内において転倒した乗客がいる場合、自動運転装置19は、車両を発車させるのは危険であると判断して、車両が停止している状態を維持する。この場合は、例えば転倒した乗客がいるという情報を、通信部14を用いて管理センターに無線で送信してもよい。管理センターは、転倒した乗客がいるという情報が送られてきた場合、救急車の手配等をすることができる。
Further, the
また、実施の形態4で説明したように、乗客の足踏み回数が多い地点(つまり、揺れが激しい地点)に関する情報を、予めモニタリング部12のデータベース(メモリ)に登録しておいてもよい。この場合、自動運転装置19は、揺れが激しい地点に関する情報を用いて自動運転制御プログラムを調整することができ、実際の道路状況に応じた自動運転を実施することができる。
Further, as described in the fourth embodiment, the information regarding the points where the passengers frequently step on (that is, the points where the shaking is severe) may be registered in advance in the database (memory) of the
なお、上記自動運転の例は一例であり、本実施の形態にかかる自動運転システムは、モニタリング部12におけるモニタリング結果を用いることで、様々な自動運転を実施することができる。
The example of the automatic operation is an example, and the automatic operation system according to the present embodiment can carry out various automatic operations by using the monitoring result in the
<実施の形態6>
次に、本発明の実施の形態6について説明する。実施の形態6では、実施の形態1〜5で説明したモニタリング部12におけるモニタリング結果、つまり車両100、101内における乗客の状態をモニタリングした結果を活用する場合について説明する。
<Embodiment 6>
Next, a sixth embodiment of the present invention will be described. In the sixth embodiment, a case where the monitoring result in the
乗客モニタリングシステムが備えるモニタリング部12は、床センサ11や着座センサ16で取得した情報を用いて、車両100、101内における乗客の状態をモニタリングすることができる。例えば、モニタリング部12は、床センサ11および着座センサ16の少なくとも一方で取得した情報を用いて、車両100、101の混雑状況に関する情報をモニタリング結果(乗客の状態に関する情報)として生成してもよい。
The
例えば、モニタリング部12におけるモニタリング結果は、管理センター(不図示)で一括管理してもよく、この場合は、通信部14(例えば、図1参照)から管理センターに乗客の状態に関する情報を無線で送信することができる。これにより、管理センターにおいて乗客の状態をリアルタイムで把握することができる。
For example, the monitoring results in the
例えば、管理センターは、複数の車両100、101の各々に搭載されたモニタリング部12からモニタリング結果を取得可能に構成されていてもよい。このような構成とすることで、複数の車両100、101における乗客の状態を管理センターにおいて一括してモニタリングすることができる。
For example, the management center may be configured so that the monitoring results can be acquired from the
例えば、管理センターは、車両100、101が次に到着する予定の停留所に車両100、101の混雑状況に関する情報を送信し、停留所の表示部に車両100、101の混雑状況に関する情報を表示するようにしてもよい。このように、停留所に到着予定の車両100、101の混雑状況を停留所の表示部に表示することで、待機している乗客に事前に車両100、101の混雑状況を通知することができる。
For example, the management center transmits information on the congestion status of
例えば、車両100、101の混雑状況に関する情報は、車両100、101の空席数(つまり、乗客が着座していない座席の数)であってもよい。車両100、101の空席数は、着座センサ16を用いて検知することができる。
For example, the information regarding the congestion status of the
また、例えば、車両100、101の混雑状況に関する情報(モニタリング結果)は、車両100、101に乗車可能な乗客の人数であってもよい。車両100、101に乗車可能な乗客の人数は、床センサ11を用いて検知することができる。例えば、床センサ11で検出された乗客の足の数を用いることで、車両100、101に乗車可能な乗客の人数を推定することができる。また、床センサ11が圧力を検出している面積に基づいて、車両100、101に乗車可能な乗客の人数を推定してもよい。この場合は、床センサ11が圧力を検出している面積が大きいほど、乗車可能な乗客の人数は少なくなる。更に、床センサ11に加えて、着座センサ16を用いて、車両100、101に乗車可能な乗客の人数を推定してもよい。
Further, for example, the information (monitoring result) regarding the congestion status of the
なお、本実施の形態では、車両100、101が次に到着する予定の停留所に、車両100、101のモニタリング部12が直接(つまり管理センターを経由せずに)、車両100、101の混雑状況に関する情報を送信するように構成してもよい。
In the present embodiment, the
また、複数の車両100、101における乗客の状態を管理センターにおいて一括して管理している場合は、管理センターから各々の車両100、101に対して、各々の車両100、101の混雑状況に関する情報を送信してもよい。これにより、各々の車両100、101は、各々の車両が運行している路線の混雑状況をリアルタイムで把握することができる。例えば、車両が運行している路線が折り返し運行の路線の場合、管理センターから車両に混雑状況に関する情報を送信することで、車両が折り返し運転する際の混雑状況をリアルタイムで把握することができる。また、今後の混雑予測を管理センターから車両に送信することで、車両に乗車している乗客に対して、帰りの車両の混雑予測の情報を提供することができる。
When the management center collectively manages the passenger states of the plurality of
また、モニタリング部12は、複数の停留所における乗客の乗降者数データを蓄積してもよい。この場合も、複数の車両100、101の乗降者数データを、モニタリング部12から管理センターに送信して、管理センターにおいて乗降者数データを一括して蓄積するようにしてもよい。
In addition, the
例えば、モニタリング部12(管理センター)は、蓄積された複数の停留所における乗降者数データを用いて、車両100、101の混雑状況を予測してもよい。また、モニタリング部12(管理センター)は、このように蓄積された乗降者数データを用いて、所定の停留所間(所定の区間)における車両100、101の混雑状況を予測してもよい。
For example, the monitoring unit 12 (management center) may predict the congestion status of the
図16は、本実施の形態にかかる乗客モニタリングシステムが混雑状況に関する情報を生成した場合の一例を説明するための図である。図16に示す例では、車両(バス)が停留所A、B、C、D・・・の順に停車した場合を示しており、各々の停留所における乗車予測、降車予測、及び各停留所間における乗車人数予測を示している。 FIG. 16 is a diagram for explaining an example when the passenger monitoring system according to the present embodiment generates information regarding a congestion situation. In the example shown in FIG. 16, the case where the vehicle (bus) stops in the order of stops A, B, C, D ... is shown, and the boarding prediction, the disembarking prediction, and the number of passengers between each stop are shown. Shows the forecast.
図16に示すように、停留所Aは始発の停留所であるので降車予測は0人、乗車予測は5人である。このとき、停留所Aと停留所Bとの間の乗車人数予測は5人である。停留所Bでは乗車予測は15人、降車予測は2人である。停留所Bと停留所Cとの間の乗車人数予測は18人である。停留所Cでは乗車予測は13人、降車予測は3人である。停留所Cと停留所Dとの間の乗車人数予測は28人である。停留所Dでは乗車予測は3人、降車予測は10人である。停留所Dと次の停留所との間の乗車人数予測は21人である。 As shown in FIG. 16, since the bus stop A is the first bus stop, the number of people getting off the bus is 0 and the number of people getting on the bus is 5. At this time, the number of passengers between the bus stop A and the bus stop B is estimated to be five. At stop B, the boarding forecast is 15 people and the disembarking forecast is 2 people. The estimated number of passengers between stop B and stop C is 18. At stop C, the number of passengers is 13 and the number of passengers is 3. The estimated number of passengers between stop C and stop D is 28. At stop D, the number of passengers is predicted to be 3 and the number of passengers to be disembarked is 10. The estimated number of passengers between stop D and the next stop is 21.
このように、モニタリング部12(管理センター)は、複数の停留所A、B、C、D・・・、における乗客の乗降者数データを蓄積し、蓄積した複数の停留所における過去の乗降者数データを用いることで、各々の停留所A、B、C、D・・・、における乗車人数、降車人数、及び各停留所間における乗車人数を予測することができる。モニタリング部12(管理センター)は、このようにして作成した予測モデルを用いることで、各々の停留所に到着予定の車両100、101の混雑状況を予測することができる。また、モニタリング部12(管理センター)で生成された予測モデル(図16参照)は、路線の再編、便数の増減の検討など、車両の運行計画を作成する際にも活用することができる。例えば、このような運行計画は、運行計画を生成するためのシステムを用いて自動で作成してもよい。
In this way, the monitoring unit 12 (management center) accumulates the passenger number data at the plurality of stops A, B, C, D ..., And the past passenger number data at the accumulated multiple stops. By using, it is possible to predict the number of passengers, the number of passengers getting off at each of the stops A, B, C, D ..., And the number of passengers between each stop. By using the prediction model created in this way, the monitoring unit 12 (management center) can predict the congestion status of the
また、モニタリング部12(管理センター)は更に、時間帯、曜日、日付、及び天候の少なくとも一つと対応付けて、複数の停留所における乗客の乗降者数データを蓄積してもよい。この場合は、時間帯、曜日、日付、及び天候の少なくとも一つと対応付けて蓄積された乗降者数データを用いて、車両の混雑状況を予測することができる。このように、時間帯、曜日、日付、及び天候の少なくとも一つと対応付けて乗降者数データを蓄積することで、車両の混雑状況の予測の精度を向上させることができる。例えば、朝の時間帯は混雑する、金曜日は混雑する、4月は混雑する、雨の日は混雑するなど、時間帯、曜日、日付、天候と関連づけて、車両の混雑状況を予測することができるので、予測の精度を向上させることができる。 Further, the monitoring unit 12 (management center) may further accumulate data on the number of passengers getting on and off at a plurality of stops in association with at least one of the time zone, the day of the week, the date, and the weather. In this case, the congestion status of the vehicle can be predicted by using the number of passengers data accumulated in association with at least one of the time zone, the day of the week, the date, and the weather. In this way, by accumulating the number of passengers data in association with at least one of the time zone, the day of the week, the date, and the weather, it is possible to improve the accuracy of predicting the congestion status of the vehicle. For example, it is possible to predict the congestion status of vehicles in relation to the time zone, day of the week, date, and weather, such as congestion in the morning hours, congestion on Fridays, congestion in April, and congestion on rainy days. Therefore, the accuracy of prediction can be improved.
また、モニタリング部12(管理センター)は、車両100、101内における乗客の状態を継続的にモニタリングし、車両100、101が運行する路線の状況をリアルタイムに監視してもよい。このようにリアルタイムに監視することで、管理する路線に異常が生じた際に迅速に対応することができる。例えば、特定の区間において乗車人数が多いことを検知した場合、その区間において車両を増便するなどの対応をすることができる。
Further, the monitoring unit 12 (management center) may continuously monitor the state of passengers in the
また、モニタリング部12(管理センター)は、上述の蓄積された乗降者数データを用いて、特定の区間における乗車人数を予測し、この予測した乗客の人数が多い場合、その区間において車両を増便してもよい。 In addition, the monitoring unit 12 (management center) predicts the number of passengers in a specific section using the above-mentioned accumulated number of passengers data, and if the predicted number of passengers is large, the number of passengers in that section is increased. You may.
例えば車両が自動運転システム5(図13、及び実施の形態5を参照)を備える場合は、管理センターから自動運転システム5に車両の増便の指示を出してもよい。これにより、迅速に車両を増便することができる。 For example, when the vehicle is equipped with the automatic driving system 5 (see FIG. 13 and the fifth embodiment), the management center may issue an instruction to increase the number of flights of the vehicle to the automatic driving system 5. As a result, the number of flights can be increased quickly.
例えば、モニタリング部12(管理センター)は外部のネットワークと接続されていてもよい。このようにモニタリング部12(管理センター)を外部のネットワークと接続することで、車両100、101の混雑状況に関する情報を外部のネットワークを介してユーザ端末に配信することができる。例えば、モニタリング部12(管理センター)は、車両100、101のリアルタイムの混雑状況や車両100、101の混雑状況の予測結果をユーザ端末に配信することができる。ユーザは、ユーザ端末のアプリケーションやウェブサイトから車両100、101の混雑状況を確認することができる。
For example, the monitoring unit 12 (management center) may be connected to an external network. By connecting the monitoring unit 12 (management center) to the external network in this way, information on the congestion status of the
また、モニタリング部12(管理センター)は、各々の停留所に到着する車両100、101の待ち時間に関する情報を各々の停留所の表示部に表示するようにしてもよい。また、モニタリング部12は、このような待ち時間に関する情報を、外部のネットワークを介してユーザ端末に配信するようにしてもよい。
Further, the monitoring unit 12 (management center) may display information on the waiting time of the
<実施の形態7>
次に、本発明の実施の形態7について説明する。実施の形態7では、実施の形態1〜4で説明した乗客モニタリングシステム、及び実施の形態5で説明した自動運転システムで用いられている床センサ(フロアセンサ)の具体的な構成について説明する。なお、以下で説明する床センサの構成は一例であり、本発明では下記以外の構成を備える床センサを用いてもよい。
<Embodiment 7>
Next, Embodiment 7 of the present invention will be described. In the seventh embodiment, a specific configuration of the floor sensor (floor sensor) used in the passenger monitoring system described in the first to fourth embodiments and the automatic driving system described in the fifth embodiment will be described. The configuration of the floor sensor described below is an example, and in the present invention, a floor sensor having a configuration other than the following may be used.
図17は、本発明で用いられる床センサの一例を示す上面図である。図18は、図17に示す床センサが備える検出セルを示す断面図である。 FIG. 17 is a top view showing an example of the floor sensor used in the present invention. FIG. 18 is a cross-sectional view showing a detection cell included in the floor sensor shown in FIG.
図17に示すように、床センサ200は、複数の検出セル210が行方向及び列方向にマトリックス状に配置されている。図17では、8行×10列の検出セル210を備える例を示しているが、本発明で用いられる床センサ200では、行方向および列方向に設ける検出セル210の数は任意に決定することができる。
As shown in FIG. 17, in the
図18に示すように、検出セル210は、基板211上に形成されている。基板211は、プリント配線基板等のリジッド基板を用いて構成することができる。基板211の上面には、互いに近接するように配置された下部電極212、213が配置されている。下部電極212、213の材料には、例えば銅やアルミニウムなどの金属材料や、カーボンブラックやグラファイトなどの炭素系材料を用いることができる。下部電極212、213は、例えば印刷工程を用いて基板211に形成してもよい。また、例えば、下部電極212、213を印刷したフィルムを基板211に貼り合わせて形成してもよい。下部電極212には、トランジスタ(図20参照)を介して駆動電圧が供給される。
As shown in FIG. 18, the
基板211の上部にはフィルム215が配置されている。基板211とフィルム215との間にはスペーサ217が設けられている。スペーサ217は、検出セル210の行方向の両側(換言すると、下部電極212、213の両側)に各々配置されている。スペーサ217を設けることで、基板211とフィルム215とを離間して配置することができる。また、フィルム215の下面には上部電極214が形成されている。上部電極214は、下部電極212、213と対向するように配置されている。
A
図17に示すように、フィルム215は、基板211上に形成された複数の検出セル210を覆うように配置されている。また、上部電極214は、列方向に配置された複数の検出セル210に渡ってライン状に伸びるように配置されている。例えば、上部電極214は、フィルム215の下面に導電性のテープを貼り付けることで形成することができる。例えば、上部電極214には、アルミテープや銅テープを用いることができる。また、上部電極214は印刷工程を用いてフィルム215に形成してもよい。スペーサ217についても同様に、列方向に配置された複数の検出セル210に渡ってライン状に伸びるように配置してもよい。
As shown in FIG. 17, the
図19に示すように、床センサ200は、各々の検出セル210の上面に応力F1が印加された際に、上部電極214が下部電極212、213に接触することで圧力を検出するように構成されている。つまり、各々の検出セル210は、トランジスタが下部電極212に駆動電圧を供給している際に、フィルム215が基板211に近づく方向に変位して上部電極214が下部電極212、213に接触して下部電極212、213が導通状態となることで圧力を検出するように構成されている。
As shown in FIG. 19, the
図20は、床センサと着座センサとを含む回路図である。図20に示すように、床センサ200の各々の検出セル210は、トランジスタTr、及び下部電極212、213を備える。また、着座センサ16_0〜16_7(総称して着座センサ16とも記載する)の各々は、トランジスタTr、及び電極91、92を備える。検出セル210と同様に、着座センサ16は、電極91と電極92とが導通状態となったときに着座を検出する。なお、本明細書では、トランジスタを総称して示す場合、トランジスタTrと記載する。
FIG. 20 is a circuit diagram including a floor sensor and a seating sensor. As shown in FIG. 20, each
検出セル210の回路に着目すると、トランジスタTr00は、電源線DL0と下部電極212との間に接続されており、ゲートはゲート配線GL0に接続されている。他のトランジスタの接続についても同様である。電源線DL0〜DL9は、各々の検出セル210の下部電極212に駆動電圧を供給する。各々の電源線DL0〜DL9は電圧供給源(不図示)に接続されている。
Focusing on the circuit of the
また、各々の検出配線SL0〜SL9は、同一列方向に配置された検出セル210が各々備える下部電極213を互いに接続している。各々の検出配線SL0〜SL9は、検出回路222に接続されている。
Further, each of the detection wirings SL0 to SL9 connects the
着座センサ16_0の回路に着目すると、トランジスタTr100は、電源線DL100と電極91との間に接続されており、ゲートはゲート配線GL0に接続されている。他のトランジスタの接続についても同様である。電源線DL100は、各々の着座センサ16_0〜16_7の電極91に駆動電圧を供給する。電源線DL100は電圧供給源(不図示)に接続されている。
Focusing on the circuit of the seating sensor 16_0, the transistor Tr100 is connected between the power supply line DL100 and the
また、検出配線SL100は、同一列方向に配置された着座センサ16_0〜16_7が各々備える電極92を互いに接続している。検出配線SL100は、検出回路222に接続されている。
Further, the detection wiring SL100 connects the
ゲート配線GL0〜GL7は、同一行方向に配置された複数のトランジスタTrの各々のゲートに接続されている。例えば、ゲート配線GL0は1行目に配置された検出セル210のトランジスタTr00〜Tr09のゲートと、着座センサ16_0のトランジスタTr100のゲートに接続されている。また、ゲート配線GL1は2行目に配置された検出セル210のトランジスタTr10〜Tr19のゲートと、着座センサ16_1のトランジスタTr101のゲートに接続されている。他のゲート配線についても同様である。ゲート配線GL0〜GL7はシフトレジスタ221に接続されている。シフトレジスタ221は、各々のゲート配線GL0〜GL7にゲート駆動信号を供給する。
The gate wirings GL0 to GL7 are connected to the gates of a plurality of transistors Tr arranged in the same row direction. For example, the gate wiring GL0 is connected to the gate of the transistors Tr00 to Tr09 of the
シフトレジスタ221は、同一行方向に配置された複数のトランジスタが同一のタイミングで駆動し、且つ複数のトランジスタが列方向において順番に駆動するように、各々のゲート配線GL0〜GL7にゲート駆動信号を供給する。このように、本実施の形態では、検出セル210のトランジスタTrのゲートと、着座センサ16のトランジスタTrのゲートとを共通のゲート配線GLで接続して、共通のゲート信号で駆動している。したがって、床センサ200と着座センサ16を同一の回路を用いて駆動することができる。
The
図21は、図20に示す床センサと着座センサとを含む回路の駆動波形を示すタイミングチャートである。図20に示すシフトレジスタ221にはクロック信号CLKが供給されており、このクロック信号CLKに同期して、各々のゲート配線GL0〜GL7に順番にハイレベルのゲート駆動信号が供給される。
FIG. 21 is a timing chart showing a drive waveform of a circuit including the floor sensor and the seating sensor shown in FIG. A clock signal CLK is supplied to the
具体的には、図21に示すように、タイミングt1においてシフトレジスタ221からゲート配線GL0にハイレベルのゲート駆動信号が供給される。これにより、1行目の検出セル210のトランジスタTr00〜Tr09と、着座センサ16_0のトランジスタTr100がオン状態となり、1行目の検出セル210の下部電極212、及び着座センサ16_0の電極91に駆動電圧が供給される。これにより、1行目の検出セル210と着座センサ16_0が活性状態となる。
Specifically, as shown in FIG. 21, a high-level gate drive signal is supplied from the
この状態で、検出セル210に応力F1が印加されて(図19参照)、上部電極214が下部電極212、213に接触すると、下部電極212と下部電極213とが導通状態となり、押圧された検出セル210に対応する検出配線SL0〜SL9に駆動電圧が供給されて検出配線SL0〜SL9の電圧が上昇する。
In this state, when stress F1 is applied to the detection cell 210 (see FIG. 19) and the
また、着座センサ16_0が設けられている座席に乗客が着座している場合は、電極91と電極92とが導通状態となり、検出配線SL100に駆動電圧が供給されて検出配線SL100の電圧が上昇する。
Further, when a passenger is seated in the seat provided with the seating sensor 16_0, the
検出回路222は、検出配線SL0〜SL9、及び検出配線SL100の電圧と、シフトレジスタ221が駆動しているトランジスタTrに関する情報と、に基づいて圧力を検出した検出セル210、及び着座を検出した着座センサ16を特定する。つまり、検出回路222は、電圧が上昇した検出配線SL0〜SL9、及び検出配線SL100を特定することで、圧力を検出した検出セル210の列の位置、及び着座を検出した着座センサ16を特定することができる。また、検出回路222は、このときシフトレジスタ221がハイレベルのゲート駆動信号を供給しているゲート配線GL0〜GL7の情報を取得することで、圧力を検出した検出セル210の行の位置、及び着座を検出した着座センサ16を特定することができる。タイミングt1では、ゲート配線GL0にハイレベルのゲート駆動信号が供給されているので、1行目の検出セル210、及び着座センサ16_0が特定される。このようにして、検出回路222は圧力を検出した検出セル210の位置、及び着座センサ16を特定することができる。
The
その後、図8に示すタイミングt2において、シフトレジスタ221は、ゲート配線GL1にハイレベルのゲート駆動信号を供給する。これにより、2行目の検出セル210のトランジスタTr10〜Tr19と、着座センサ16_1のトランジスタTr101がオン状態となり、2行目の検出セル210の下部電極212、及び着座センサ16_1の電極91に駆動電圧が供給される。これにより、2行目の検出セル210と着座センサ16_1が活性状態となる。
After that, at the timing t2 shown in FIG. 8, the
以降、同様に、タイミングt3〜t8において、順番にゲート配線GL0〜GL7にハイレベルのゲート駆動信号が供給され、各々のタイミングで3〜8行目の検出セル210、及び着座センサ16_2〜16_7が活性状態となる。
After that, similarly, at timings t3 to t8, high-level gate drive signals are sequentially supplied to the gate wirings GL0 to GL7, and at each timing, the
シフトレジスタ221は、ゲート配線GL7にハイレベルのゲート駆動信号を供給した後のタイミングt9において、再びゲート配線GL0にハイレベルのゲート駆動信号を供給する。これにより、再び1行目の検出セル210と着座センサ16_0が活性状態となる。以降、同様に、シフトレジスタ221は、クロック信号CLKに同期して、各々のゲート配線GL0〜GL7に順番にハイレベルのゲート駆動信号を供給する。
The
図20に示した回路では、一例として8行×10列の検出セル210(床センサ200)を駆動するための回路を示したが、検出セル210を駆動する回路は、検出セル210の数に応じて適宜変更することができる。例えば、ゲート配線GLの数を変更することで、駆動する検出セル210の行数を変更することができる。また、電源線DLと検出配線SLの数を変更することで、駆動する検出セル210の列数を変更することができる。
In the circuit shown in FIG. 20, as an example, a circuit for driving the detection cell 210 (floor sensor 200) having 8 rows × 10 columns is shown, but the circuit for driving the
また、図20に示した回路では、一例として8行×1列の着座センサ16_0〜16_7を駆動するための回路を示したが、着座センサ16を駆動する回路は、着座センサ16の数に応じて適宜変更することができる。例えば、ゲート配線GLの数を変更することで、駆動する着座センサ16の行数を変更することができる。また、電源線DLと検出配線SLの数を変更することで、駆動する着座センサ16の列数を変更することができる。図20に示す回路の構成上、検出セル210を駆動するゲート配線GLの数は、着座センサ16を駆動するゲート配線GLの数以上であることが好ましい。
Further, in the circuit shown in FIG. 20, as an example, a circuit for driving the seating sensors 16_0 to 16_7 having 8 rows × 1 column is shown, but the circuit for driving the
上記では、図20に示す回路を説明するために、着座センサ16の「行数」、「列数」と表現したが、実際には着座センサ16は車両101の座席111の各々に設置される(図8参照)。具体的には、着座センサ16の電極91、92、及びこれらの導通・非導通を切り替えるスイッチが、各々の座席111に着座センサ16として設置される。また、電極91と電極92とを電気的に導通する回路(トランジスタ)を追加することで、着座センサ16の検知部を静電容量センサなどの他の方式のセンサを用いて構成することができる。
In the above, in order to explain the circuit shown in FIG. 20, the
なお、乗客モニタリングシステムが加速度センサを備える場合は(図11、図13参照)、シフトレジスタ221に供給されるクロック信号CLKに同期して、加速度センサから加速度データを取得するようにしてもよい。すなわち、この場合は、図21のタイミングt1〜t8の各々において、加速度センサから加速度データを取得することができる。
When the passenger monitoring system includes an acceleration sensor (see FIGS. 11 and 13), acceleration data may be acquired from the acceleration sensor in synchronization with the clock signal CLK supplied to the
以上、本発明を上記実施の形態に即して説明したが、本発明は上記実施の形態の構成にのみ限定されるものではなく、本願特許請求の範囲の請求項の発明の範囲内で当業者であればなし得る各種変形、修正、組み合わせを含むことは勿論である。 Although the present invention has been described above in accordance with the above-described embodiment, the present invention is not limited to the configuration of the above-described embodiment, and is within the scope of the claimed invention within the scope of the claims of the present application. Of course, it includes various modifications, modifications, and combinations that can be made by a person skilled in the art.
1、2、3、4 乗客モニタリングシステム
5 自動運転システム
11、11_1〜11_4 床センサ
12 モニタリング部
13 報知部
14 通信部
16、16_0〜16_7 着座センサ
17 加速度センサ
18 位置取得部
19 自動運転装置
21 乗客
21a 右足
21b 左足
25、25_1、25_2 乗客
31a、31b 足
32 臀部
33a、33b 手
35 乗客
41、42 楕円
91、92 電極
100、101 車両(バス)
110 運転席
111 座席
112 乗車口
113 降車口
200 床センサ
210 検出セル
211 基板
212、213 下部電極
214 上部電極
215 フィルム
217 スペーサ
221 シフトレジスタ
222 検出回路
1, 2, 3, 4 Passenger monitoring system 5
110 Driver's
Claims (22)
前記床センサで検出された前記乗客の足に関するデータを用いて、前記車両内における前記乗客の状態をモニタリングするモニタリング部と、を備える、
乗客モニタリングシステム。 A floor sensor installed on the floor of the vehicle on which the passenger is boarding to detect the passenger's foot, and
A monitoring unit for monitoring the state of the passenger in the vehicle by using the data on the foot of the passenger detected by the floor sensor is provided.
Passenger monitoring system.
前記モニタリング部は、前記床センサで検出された前記乗客の足に関するデータと、前記着座センサで検出された前記乗客の着座データと、を用いて、前記車両内における前記乗客の状態をモニタリングする、
請求項1に記載の乗客モニタリングシステム。 The passenger monitoring system is installed in a seat provided in the vehicle and further includes a seating sensor for detecting the presence or absence of seating of the passenger.
The monitoring unit monitors the state of the passenger in the vehicle by using the data regarding the passenger's foot detected by the floor sensor and the seating data of the passenger detected by the seating sensor.
The passenger monitoring system according to claim 1.
前記モニタリング部は、前記乗車口を通過した前記乗客の数と前記降車口を通過した前記乗客の数との差を用いて、前記車両内における乗客の数を推定する、
請求項3に記載の乗客モニタリングシステム。 The floor sensor is configured to be able to detect the passenger's foot at least at the entrance and exit of the vehicle.
The monitoring unit estimates the number of passengers in the vehicle by using the difference between the number of passengers passing through the entrance and the number of passengers passing through the exit.
The passenger monitoring system according to claim 3.
前記報知部は、前記モニタリング部におけるモニタリング結果に応じた情報を前記乗客に報知する、
請求項6〜9のいずれか一項に記載の乗客モニタリングシステム。 The passenger monitoring system further includes a notification unit for notifying passengers of information using at least one of visual and auditory.
The notification unit notifies the passenger of information according to the monitoring result in the monitoring unit.
The passenger monitoring system according to any one of claims 6 to 9.
前記モニタリング部は、乗客の足踏み回数が多い地点に関する情報を予めデータベースに登録しておき、前記位置取得部から取得した前記車両の現在の位置が、前記登録した地点に近づいた場合、前記乗客に注意を喚起するための警告を前記報知部から出力する、
請求項10に記載の乗客モニタリングシステム。 The vehicle is further provided with a position acquisition unit for acquiring the position information of the vehicle.
The monitoring unit registers information about a point where a passenger frequently steps on the database in advance, and when the current position of the vehicle acquired from the position acquisition unit approaches the registered point, the passenger is notified. A warning for calling attention is output from the notification unit.
The passenger monitoring system according to claim 10.
前記モニタリング部は、前記加速度センサから取得した前記車両の加速度データを更に用いて、前記車両内における前記乗客の状態をモニタリングする、
請求項1〜12のいずれか一項に記載の乗客モニタリングシステム。 The vehicle is equipped with an acceleration sensor
The monitoring unit further uses the acceleration data of the vehicle acquired from the acceleration sensor to monitor the state of the passenger in the vehicle.
The passenger monitoring system according to any one of claims 1 to 12.
前記時間帯、前記曜日、前記日付、及び前記天候の少なくとも一つと対応付けて蓄積された前記乗降者数データを用いて前記車両の混雑状況を予測する、
請求項15に記載の乗客モニタリングシステム。 The monitoring unit is further configured to be able to accumulate data on the number of passengers getting on and off at the plurality of stops in association with at least one of a time zone, a day of the week, a date, and the weather.
The congestion situation of the vehicle is predicted by using the number of passengers data accumulated in association with at least one of the time zone, the day of the week, the date, and the weather.
The passenger monitoring system according to claim 15.
前記車両を自動運転するための自動運転装置と、を備え、
前記自動運転装置は、前記モニタリング部から取得した前記乗客の状態を用いて、前記車両の自動運転を実施する、
自動運転システム。 The passenger monitoring system according to any one of claims 1 to 19.
It is equipped with an automatic driving device for automatically driving the vehicle.
The automatic driving device performs automatic driving of the vehicle by using the state of the passenger acquired from the monitoring unit.
Autonomous driving system.
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