JP2021076098A - ブロワー - Google Patents

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Abstract

【課題】バッテリの残量が減少しても、圧縮空気の吹き出し力の低減を抑制することが可能となるブロワーを提供すること。【解決手段】空気を圧縮する圧縮機35と、圧縮機35を駆動するためのブラシレスモータ24と、ブラシレスモータ24を駆動する電圧を印加するためのバッテリ20と、ブラシレスモータ24を駆動する電圧を印加するタイミングを決定するためのスイッチング素子28A乃至28Fと、ブラシレスモータ24の回転数を検出するセンサ26と、センサ26から検出される信号に基づいて、ブラシレスモータ24の回転数が一定となるように、スイッチング素子を制御する制御素子28Mと、を備えるブロワー10である。【選択図】図1

Description

本発明は、ブロワーに関する。
精密機器その他の電子機器類の表面や電子回路基板に付着した塵埃を除去するための方法として、布等で塵埃を拭き取ることが行われている。しかしながら、拭き取る際に発生する静電気によってかえって塵埃が取れ難くなる問題や、水気を有する布等を用いる場合ショートによる電子機器の故障や感電のリスクが発生する問題がある。
そこで、圧縮されたガスを缶に封入し、圧縮ガスを吹き付けることによって塵埃を除去するスプレー式のエアダスターが知られている。スプレー式のエアダスターは、小型かつ軽量であるため、取り回しが容易で手軽に使用することができるというメリットを有する。一方で、連続噴射ができず、また、ガスが切れた際に備えて予備のエアダスターを携行しなければならないというデメリットを有する。また、空き缶の処理も煩雑である。
近年、このようなスプレー式のエアダスターの問題を解決し得る電動式のエアダスター(「ブロワー」の一例)が知られている。
特許文献1には、圧縮空気を生成するコンプレッサをモータで駆動するブロワーが開示されている。このブロワーは、操作ノブの押圧量により抵抗値が変化する可変抵抗器を設け、この可変抵抗器の抵抗値に応じて、圧縮空気を吹き出させるための弁を駆動するモータへの電源電圧及びモータの回転数が変化するように構成されている。
特許文献2には、圧縮空気を生成するコンプレッサをモータで駆動する電動式のエアダスターが開示されている。このエアダスターは、モータの回転運動を直線往復運動に変換するクランク機構を備えている。また、コンプレッサは、シリンダとピストンからなる。このため、ユニット本体の押ボタンスイッチをオンにすると、モータが回転駆動し、これに伴ってピストンが往復運動するため、脈動的な圧縮空気を吹き出させることが可能になる。
実開平06−057474号公報 実開平06−077873号公報
しかしながら、本出願の発明者らは、電動式のブロワーに搭載されるバッテリの残量が減少してくると、コンプレッサを駆動するためのモータの回転数が減少するために、塵埃の除去等、所望の機能を発揮するために十分な風量をブロワーが吹き出せなくなる課題が生じる点に着目した。十分な風量を吹き出すことができなくなると、バッテリの残量があるにもかかわらず、ブロワーとしての本来の機能を発揮することが困難になる。また、バッテリの残量が減少しても十分なモータの回転数を維持できるようにバッテリの出力電圧を高めると、バッテリの大型化の問題等を招く。
そこで本発明は、バッテリの残量が減少しても、圧縮空気の吹き出し力の低減を抑制することが可能となるブロワーを提供することを目的とする。
本開示の一側面に係るブロワーは、圧縮された空気を吹き出すものである。そして、空気を圧縮する圧縮機と、圧縮機を駆動するためのブラシレスモータと、ブラシレスモータを駆動する電圧を印加するためのバッテリと、ブラシレスモータを駆動する電圧を印加するタイミングを決定するためのスイッチング素子と、ブラシレスモータの回転数を検出するセンサと、センサから検出される信号に基づいて、ブラシレスモータの回転数が一定となるように、スイッチング素子を制御する制御素子と、を備える。なお、スイッチング素子は、例えば、FETである。また、制御素子は、例えば、FETのゲートに制御信号を送る制御回路である。
このようなブロワーによれば、ブラシレスモータを備えるから、センサを用いることにより容易に回転数を検出することが可能になる。センサは、例えば、ホール素子を使用することができる。また、回転子の回転によって巻線に生じる逆起電力を検出する回路からセンサを構成してもよい。なお、ブラシレスモータの回転数を検出する、とは、回転数そのものを算出することの他、回転子の位置変化を示す情報など、回転数又は回転速度を間接的に示す情報を取得することを含む。このようなブロワーによれば、制御素子を用いることにより、容易に、回転数が一定となるようにスイッチング素子を制御することが可能になる。スイッチング素子は、例えば、IGBT等のトランジスタから構成することができる。以上のような構成を採用することにより、バッテリの残量が減少しても、圧縮機を駆動するためのモータの回転数を維持することにより、圧縮空気の吹き出し力の急減を抑制することが可能となる。
なお、圧縮機は、シリンダとピストンを備えてもよい。また、ブロワーは、回転運動を直線往復運動に変換するクランク機構を備えてもよい。クランク機構によってモータの回転運動を直線往復運動に変換してピストンを動作させることにより、モータを一定回転数で回転させながら、圧縮空気を断続的に吹き出させることが可能になる。また、バッテリの残量が減少しても、圧縮機を駆動するためのモータの回転数を維持することが可能になる。このため、バッテリの残量が減少しても、ブロワーから吹き出させる圧縮空気の吹付け力のピーク値を維持することが可能になる。
なお、ブラシレスモータの起動後、制御素子は、デューティ比が所定値となるようにスイッチング素子を制御する期間を有するように構成されていてもよい。
このような構成によれば、ブラシレスモータの起動時に、ブラシレスモータの回転数が足りないために、吹付け力が不足する事態を抑制することが可能になる。デューティ比とは、一周期に対するスイッチング素子がオンになる合計時間の割合のことである。なお、デューティ比を所定値とすることは、PWM制御などスイッチング素子のオンとオフの時間比を予め定められた値で変動させる場合を含む。デューティ比が所定値となるようにスイッチング素子を制御する期間は、ブラシレスモータの起動から1秒以下の期間であってよい。好ましくは、ブラシレスモータの起動から0.5秒以下の期間であってよい。その期間は、デューティ比を、例えば、50%以上、好ましくは、70%以上に定めることができる。その期間の経過後、制御素子は、センサから検出される信号に基づいて、ブラシレスモータの回転数が一定となるように、スイッチング素子を制御するように構成されてよい。このとき、スイッチング素子のデューティ比は、ブラシレスモータの回転数に応じて変動する。更に、バッテリの残量が減少した際、ブラシレスモータの回転数が一定となるように、スイッチング素子のデューティ比が増加するように制御されてもよい。すなわちブロワーは、ブラシレスモータの回転数が変動し、スイッチング素子のデューティ比が所定値に定められる第1期間と、ブラシレスモータの回転数が一定に保たれ、スイッチング素子のデューティ比が変動する第2期間と、ブラシレスモータの回転数が一定に保たれ、スイッチング素子のデューティ比が第2期間のデューティ比より増加させて変動する第3期間を有するように構成されてもよい。また、第1期間におけるデューティ比は、第2期間におけるデューティ比の最大値よりも大きくなるように構成されることが好ましい。
また、制御素子は、ブラシレスモータが第1回転数で定速回転する第1運転モードで動作するようにスイッチング素子を制御可能に構成され、かつ、ブラシレスモータが第1回転数より小さい第2回転数で定速回転する第2運転モードで動作するようにスイッチング素子を制御可能に構成することができる。
また、ブロワーは、吹き出される空気の風量又は風量変動のパターンが異なる複数の運転モードを選択するためのスイッチを更に備え、制御素子は、スイッチにより選択された運転モードに基づいて、スイッチング素子を制御できるように構成されてもよい。
このようなブロワーによれば、使用目的又は使用態様等に応じて、風量又は風量変動のパターンが異なる空気を吹き出すことが可能になる。ここで、風量又は風量変動のパターンとは、例えば、時間軸を横軸とし、風量を縦軸とする波形に示されることができる。運転モードが異なるとき、異なる波形の空気がブロワーから吹き出される。
ブロワー10の斜視図 ブロワー10の断面図 制御部28の回路図 ブロワー10の動作方法を示すフローチャート デューティ比の推移を示すグラフ 比較例に係るブロワーの風量の推移を示す波形
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。以下の実施形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明をその実施形態のみに限定する趣旨ではない。また、便宜的に、ブロワー10の圧縮空気の吹き出し方向(ノズル31の延在方向)を前方とし、反対方向を後方とし、前方及び後方に垂直で、グリップ部12を基準として本体部11が存在する方向を上方とし、グリップ部12を基準としてバッテリ20が存在する方向を下方と呼ぶ。
図1は、第1実施形態に係るブロワー10の斜視図であり、図2は、ブロワー10の断面図である。ブロワー10は、改札機、券売機、配電盤、パソコン、その他機械又は工具類に圧縮された空気を吹き付けることにより、これらに付着した塵埃等を吹き飛ばすことができる携帯可能なエアダスターである。
ブロワー10は、グリップ部12と、本体部11を備える。グリップ部12は、ブロワー10の使用者が使用時に把持する部分であり、例えば、本体部11から下方に突出するように設けられる。グリップ部12の下端12Eには、バッテリ20を着脱自在に取り付け可能なバッテリ取付部21が設けられている。グリップ部12は、使用者がブロワー10を起動するためのトリガ13と、本体部11を駆動するためのDCブラシレスモータ24(図3)と、DCブラシレスモータ24の回転数を検出するためのセンサ26(図3)と、バッテリ20からDCブラシレスモータ24に印加される電圧を制御するための制御部28(図3)と、ブロワー10の運転モードを設定するためのスイッチと、ブロワー10の前方を照射するためのLED23(図1)とを備える。
グリップ部12は、使用者が把持しやすいように、例えば、上下方向に延在する柱状に形成される。トリガ13は、使用者が押下することにより、バッテリ20とDCブラシレスモータ24を導通させ、ブロワー10を起動させる。トリガ13は、グリップ部12の前方を向いた表面に露出して設けられ、例えば、バネ等の付勢部材によって前方に付勢されている。
図2及び図3に示されるように、DCブラシレスモータ24は、例えば、回転子(ロータ)24Rと三相巻線24A乃至24Cを有する固定子(ステータ)24Sを備える。三相巻線24A乃至24Cに三相交流電流を流して回転磁場を発生させることにより、永久磁石を有する回転子24Rを回転させることができる。図2に示されるように、DCブラシレスモータ24は、グリップ部12の内部空間のうち、バッテリ20よりも本体部11に近い領域に設置される。また、DCブラシレスモータ24の回転子24Rの回転軸は、例えば、グリップ部12の延在方向(上下方向)と平行に設けられる。
センサ26(図3)は、DCブラシレスモータ24の回転数を検出する。センサ26は、例えば、回転子24Rの周辺に設けられ、回転子24Rによって発生する磁場を検出する2個以上のホールICから構成することができる。各ホールICが検出する磁場の位相差に基づいて回転子24Rの回転数を示す情報を取得することができる。但し、DCブラシレスモータ24の回転数は、三相巻線24A乃至24Cに発生する逆起電力等に基づいてDCブラシレスモータ24の回転数を検出する検出回路など、ホールIC以外の手段から構成してもよい。
制御部28は、バッテリ20から出力される直流電圧をDCブラシレスモータ24の巻線24A乃至24Cに印加するタイミングを制御する。制御部28は、プリント配線基板28Pと、プリント配線基板28P上に実装され、バッテリ20から印加される直流電圧をDCブラシレスモータ24の三相巻線24A乃至24Cに印加するタイミングを決定するためのスイッチング素子28A乃至28Fと、プリント配線基板28P上に実装され、スイッチング素子28A乃至28Fを制御する制御回路28M(「制御素子」の一例)と、を備える。制御部28の構成及び動作については、後に詳述する。
図2に示されるように、制御部28のプリント配線基板28Pは、グリップ部12の内部空間のうち、本体部11よりもバッテリ20に近い領域に設置される。例えば、グリップ部12の下端12Eに相当する、バッテリ20の直上の領域に設けられる。また、プリント配線基板28Pは、その法線が、グリップ部12の延在方向(上下方向)と平行になるように設けられる。このような構成の結果、DCブラシレスモータ24とプリント配線基板28Pとの距離(グリップ部12の延在方向(上下方向)における、DCブラシレスモータ24の回転子の中心位置とプリント配線基板28Pの表面との距離)は、同方向におけるグリップ部12内の内部空間の全長の半分より大きい。また、DCブラシレスモータ24とプリント配線基板28Pとの間隙には、三相巻線24A乃至24Cと制御部28の出力端子を接続する信号線等を除いて、熱源となる部品が存在しない。このため、グリップ部12の延在方向の全長の半分以上の領域にわたり、グリップ部12の延在方向(上下方向)に垂直な断面における、グリップ部12の内部空間の面積(グリップ部12の筐体の内壁面で囲まれる領域)に対する、グリップ部12の熱源となる部品が占める面積の比率は、50%より小さい。このような構成とすることにより、プリント配線基板28P上のスイッチング素子28A乃至28Fで発生する熱がDCブラシレスモータ24に伝達して、DCブラシレスモータ24の制動を悪化させることを抑制することが可能になる。
スイッチは、ブロワー10の運転モードを設定する。運転モードは、例えば、通常運転モードと、静音運転モードと、ハイパワー運転モードとがある。ここで、運転モードは、例えば図6に示されるように、時間軸を横軸とし、ブロワー10から吹き出される風量を縦軸とする波形によって表される。通常運転モードでは、風量が瞬間的に大きくなるピークが一定周期に発生する脈動が発生する。静音運転モードでは、通常運転モードと比較して、風量のピーク値が小さく、周期が長い(回転数が小さい)波形となる脈動が発生する。一方でハイパワー運転モードでは、通常運転モードと比較して、風量のピーク値が大きく、周期が短い(回転数が大きい)波形となる脈動が発生する。なお、トリガ13とスイッチを同一の部品から構成し、例えば、トリガ13を押下するたびに、運転モードが変更されるように、スイッチを構成してもよい。以上のように、DCブラシレスモータ24を備えることにより、ブロワー10は、異なる回転数で回転を維持するような複数の運転モードで動作することが可能になる。
LED23(図1)は、ブロワー10の前方を照射する。ここで、LED23は、ノズル31の延在方向と平行な方向に指向性を有するように設けられている。従って、使用者は、LED23により照射される領域を確認することにより、容易に、圧縮空気を所望のターゲット領域に吹き出させることが可能になる。特に、障害物の奥に存在する塵埃等に向けて圧縮空気を吹き出させたい場合、LED23が障害物の奥に存在するターゲット領域を照射することを確認した後、ノズル31の角度を維持した状態でノズル31から圧縮空気を吹き出させることにより、障害物によって圧縮空気が遮られることを抑制し、ターゲット領域に圧縮空気を吹き出させることが可能になる。
本体部11は、空気を圧縮して吹き出す部位である。本実施形態においては、本体部11は、DCブラシレスモータ24の出力軸と係合し、DCブラシレスモータ24の回転運動を往復直進運動に変換するクランク機構34(「伝達機構」の一例)と、クランク機構34と係合して往復直進運動することによって空気を圧縮するためのピストン36及びピストン36を収容するシリンダ38とを備える圧縮機35と、シリンダ38内の圧縮空気を所定方向に吹き出すためのノズル31と、を備える。
図2に示されるように、クランク機構34は、例えば、DCブラシレスモータ24の出力軸に接続され、出力軸と同軸でこれと一体的に回転する第1ギヤ34A(モータギヤ)と、第1ギヤ34Aと噛合する第2ギヤ34B(クランクギヤ)を備える。第2ギヤ34Bは、クランクジャーナル34Cを介して、第2ギヤ34Bと同軸で回転するクランクアーム34Dに接続される。クランクアーム34Dには、中心から偏心した位置でクランクピン34Eが挿通される。コネクティングロッド34Fの一端は、クランクアーム34Dに挿通されるクランクピン34Eと固定されている。このため、コネクティングロッド34Fの端部は、クランクアーム34Dに揺動可能に支持される。コネクティングロッド34Fの他端は、ピストン36に接続される。ピストン36は、ガイド溝等により、移動方向が直線方向に規制される。このような構成により、クランク機構34は、DCブラシレスモータ24の回転運動を往復直進運動に変換する。また、グリップ部12を本体部11から直角方向に延在するように設け、DCブラシレスモータ24の回転子24Rの回転軸をグリップ部12の延在方向(上下方向)と平行になるように設けるとともに、本体部11の延在方向(前後方向)にピストン36が往復直進運動するように構成したから、運動の変換に伴う損失を抑え、バランスの良い製品構成を実現することができる。
圧縮機35は、ピストン36とシリンダ38を備える。ピストン36は、コネクティングロッド34Fの他端部と接続されることにより、シリンダ38内を、DCブラシレスモータ24の回転周期と同一周期で往復直進運動する。シリンダ38には、外部から圧縮室内に向かう方向にのみ開く吸込弁として機能する吸気口と、圧縮室内から外部に向かう方向にのみ開く吐出弁として機能する吐出口が設けられている。ピストン36が下死点に向かって後方に移動している間、吸気口を介してピストン36後方の空間から圧縮室内に空気が吸気される。一方でピストン36が上死点に向かって前方に移動している間、圧縮室の体積が減少するため空気が圧縮され、圧縮室内の圧力が高まると吐出口から圧縮空気が吐出するように構成される。
ノズル31は、前方に向けて圧縮空気を吹き出す。ノズル31は、吐出口と連通するように設けられている。このため、ピストン36が前方に移動し上死点付近に至ると、圧縮室内の圧力が高まり吐出口から吐出された圧縮空気は、ノズル31内部を通過しノズル31の先端から前方に吹き出す。
バッテリ20は、ブロワー10のDCブラシレスモータ24等を駆動するための電力を供給する直流電源である。バッテリ20は、例えば、所定の直流電圧を出力可能なリチウムイオン電池から構成される。ブロワー10は、バッテリ20を取り付けることにより、携帯して使用することが可能となる。ただし、ブロワー10は、バッテリをブロワー10のハウジング内に収納するように構成してもよい。この場合、ブロワー10ごとバッテリを充電可能に構成してもよい。
図3は、DCブラシレスモータ24を制御するための制御部28の回路図である。制御部28は、バッテリ20の出力端子に接続される電源端子28V及びグランド端子28Gと、電源端子28V及びグランド端子28Gに接続される電源線28L1及びグランド線28L2と、電源線28L1及びグランド線28L2間に設けられるインバータ回路28Iを備えている。インバータ回路28Iは、3相ブリッジ接続された、例えば、FET(Field Effect Transistor)又はIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)からなる6つのスイッチング素子28A乃至28Fと、これらスイッチング素子28A乃至28Fにそれぞれ並列接続されたフリーホイールダイオードとから構成されている。このインバータ回路28Iの3つの出力端子は、DCブラシレスモータ24の3相の巻線24A乃至24Cにそれぞれ接続されている。
制御部28は更に、DCブラシレスモータ24を制御するためのファームウェア(「コンピュータプログラム」の一例)が記録されている、例えばROM等から構成される記憶素子と、ファームウェアを実行するためのプロセッサと、スイッチング素子28A乃至28FをPWM制御するための制御信号を生成するドライバを含む制御回路28Mと、を備える。制御回路28Mは、図4に示されるフローチャートに基づいて、スイッチング素子28A乃至28FをPWM制御(パルス幅変調制御)するための制御信号を生成し、スイッチング素子28A乃至28Fの制御端子(ベース又はゲート)に印加する。
図4は、本実施形態に係るブロワー10の動作方法を示すフローチャートである。また、図5は、DCブラシレスモータ24のデューティ比の推移を示すグラフである。
図4に示されるように、ブロワー10は、使用者がトリガ13を引くことによって起動する(ステップS1)。ブロワー10の起動時に、制御部28は、記憶素子に記憶されるファームウェアにおいて設定されているデューティ比を初期デューティ比として設定し(ステップS2)、DCブラシレスモータ24の駆動制御を開始する(ステップS3)。具体的には、制御部28は、記憶素子に記録されるファームウェアを読み出して、制御部28のプロセッサに実行させることにより、スイッチング素子28A乃至28FをPWM制御するための制御信号を生成する。初期デューティ比は、例えば、72%である。従って、スイッチング素子28A乃至28Fがオン駆動される時間の合計は、それぞれ、一周期の72%の時間に相当する。制御部28が備える制御回路28Mは、起動後の所定期間、初期デューティ比を満足するように、DCブラシレスモータ24を回転させるためのPWM信号を生成し、スイッチング素子28A乃至28Fの制御端子に印加する。
また、制御部28は、DCブラシレスモータ24の回転数の計測を開始する(ステップS4)。DCブラシレスモータ24の現在回転数の計測は、以下のサブステップから構成される。まず、制御部28が備える計測用タイマは、タイマのカウントを開始する(サブステップSS1)。また、センサ26が備えるホールICは、磁場が切り替わることを検出する検出信号を出力するように構成されている(サブステップSS2)。制御部28が備えるカウンタは、ホールICから出力される検出信号をカウントアップする(サブステップSS3)。制御部28は、カウンタのカウント値に基づいて、DCブラシレスモータ24が一回転したか否か判断する(サブステップSS4)。制御部28は、例えば、回転子24Rが備える永久磁石の個数に基づいて定められる所定の数値と、カウント値とを比較することによって、DCブラシレスモータ24が一回転したか否か判断する。カウント値が、DCブラシレスモータ24の一回転に相当する数値に至っていない場合(NO)、再びサブステップSS2及びサブステップSS3が実行される。
一方で、カウンタのカウント値が、DCブラシレスモータ24の一回転に相当する数値と等しい場合(YES)、制御部28は、DCブラシレスモータ24が一回転したと判断し、その時点における計測用タイマのタイマカウント値を取得する(サブステップSS5)。
次いで制御部28は、取得したタイマカウント値に基づいて回転数を計算する。具体的には、制御部28は、計測用タイマのタイマカウント値に基づいて、DCブラシレスモータ24の一回転に要する時間(分単位)を取得し、その逆数を算出することにより、一分当たりのDCブラシレスモータ24の回転数を取得する(サブステップSS6)。次いで制御部28は、計測用タイマをリセットし、タイマのカウントを開始する(サブステップSS7)。
制御部28は、以上のサブステップを繰り返し実行することにより、DCブラシレスモータ24の回転数をリアルタイムに計測することができる。なお、ステップS4の現在回転数計測プロセスは、ステップS3のモータ駆動開始後、継続的に実施してもよいが、所定期間ごとに(例えば、100μ秒乃至数秒ごとに)実行してもよい。
ステップS3でDCブラシレスモータ24の回転が開始された後、例えば、0.5秒経過すると、制御部28は、回転数を一定にするためのPI制御に移行する(ステップS5)。具体的には、制御部28は、ステップS2において固定されていた初期デューティ比を変更し、目標の回転数となるようにデューティ比を再設定する。制御回路28Mは、変更されたデューティ比を満足するようにDCブラシレスモータ24を回転させるためのPWM信号を生成し、スイッチング素子28A乃至28Fに供給する。PI制御を採用することにより、DCブラシレスモータ24の回転数を安定的に目標値に近付けることが可能になる。ただし、その他の制御方法により目標回転数に近付けるように制御することを妨げるものではない。
次いで、制御部28は、トリガ13の押下が解除されたか否かを判断する(ステップS6)。トリガ13の押下が解除されたと判断された場合(YES)、制御部28は、PWM信号の供給を停止し、DCブラシレスモータ24の駆動を停止させる(ステップS8)。
一方で制御部28がトリガ13の押下が解除されていないと判断した場合(NO)、制御部28は、予め設定されているエラー等のイベントが発生していないか否か判断する(ステップS7)。エラー等が発生したと判断された場合(YES)、DCブラシレスモータ24の駆動を停止させる。一方で制御部28がエラー等のイベントが発生していないと判断した場合(NO)、制御部28は、DCブラシレスモータ24の回転数の計測を再度実行する(ステップS4)。
以上のようなブロワー10の制御方法におけるデューティ比の推移について、図面を用いて説明する。図5は、バッテリ20が十分に残量を有する際に、ブロワー10のトリガ13を押下し続けた場合のデューティ比の推移を示している。図5において、横軸は時間、縦軸はデューティ比を示している。
図に示されるとおり、トリガ13を押下し、DCブラシレスモータ24が回転を開始した時点(時刻0)から時刻T1までの間、デューティ比は、一定に保たれる。本実施形態において、時刻T1は、0.5秒である。また、初期デューティ比は、時刻T1を超過し、PI制御に移行した際のデューティ比よりも高いように設定され、例えば、72%に設定される。時刻0から時刻T1の間、DCブラシレスモータ24は、回転数を制御されない。このため、DCブラシレスモータ24の回転数は、変動する。
次いで時刻T1から時刻T2までの間、制御部28は、DCブラシレスモータ24の回転数が一定となるように、スイッチング素子28A乃至28Fを制御する。時刻T1から時刻T2までの間、デューティ比は、必ずしも一定にならず、図に示されるとおり変動する。一方で、DCブラシレスモータ24の回転数は、一定となる。また、上述したように、初期デューティ比は、PI制御に移行直後のデューティ比より大きくなるように設定されている。時刻T2は、バッテリ20の残量に応じて変動する。例えば、バッテリ20に十分な残量がある場合、時刻T2は、長期間となる。
時刻T2以降も、制御部28は、DCブラシレスモータ24の回転数が一定となるように、スイッチング素子28A乃至28Fを制御する。但し、バッテリ20の残容量が低下するため、DCブラシレスモータ24の回転数を一定とするために、デューティ比は漸増する。従って、時刻T2以降、デューティ比は、途中で初期デューティ比である72%よりも大きくなる。
以上のとおりであるから、ブロワー10は、DCブラシレスモータ24の回転数が変動し、スイッチング素子28A乃至28Fのデューティ比が所定値に定められる時刻0〜時刻T1と、DCブラシレスモータ24の回転数が一定に保たれ、スイッチング素子28A乃至28Fのデューティ比が変動する時刻T1〜時刻T2と、DCブラシレスモータ24の回転数が一定に保たれ、スイッチング素子28A乃至28Fのデューティ比が時刻T1〜時刻T2のデューティ比より高い時刻T2以降の期間を有する。また、時刻T2以降の期間は更に、デューティ比が時刻0〜時刻T1よりも高くなる期間を有する。また、時刻T2以降、デューティ比は、漸増する(但し、一時的にデューティ比が一定の期間を含んでよい)ように構成してもよい。以下、上記のようにブロワー10を制御する理由について説明する。
図6は、時間軸を横軸とし、比較例に係るブロワーのノズルから吹き出される空気の吹き付け力(「風量」の一例)を縦軸とする、風量変動を示す波形パターンの一例である。図に示されるように、比較例に係るブロワーは、風量が瞬間的に大きくなるピークが一定周期に発生する脈動を発生させる。風量のピーク値は、概ね60乃至70gである。また、概ね0.055秒で大きなパルスが発生し、概ね0.185秒で7つ目の大きなパルスが発生していることから示されるように、ブロワーの周波数は、概ね50Hz(6/0.130秒)であり、モータの回転数は、15000RPMである。なお、第1ギヤ34A(モータギヤ)と、第2ギヤ34Bのギヤ比は、例えば、5:1である。
本願の発明者らは、比較例に係るブロワーが時刻0.03秒付近で、一発目の弱いパルスの圧縮空気を吹き出している点に着目した。このパルスの吹き付け力は、30gに満たないため、他のパルスの半分以下の吹き付け力しか有さない。一方でスプレー式のエアダスターは、ボタンを押下直後に最も吹き付け力の大きい空気を吹き出すことができる。このため、スプレー式のエアダスターの使用に慣れた使用者は、最初に吹き出すパルスが弱い吹き付け力しか有さないため、比較例に係るブロワーを使用した際に吹き付け力の不足を感じる可能性がある。また、スプレー式のエアダスターと同様に、一瞬だけトリガを押下して狙った塵埃等を吹き飛ばそうとした際に、思ったように塵埃等を吹き飛ばすことができない可能性がある。更に、弱いパルスを吹き出した反動でノズルの角度が変動すると、狙った塵埃等に向けて強いパルスの空気を吹き出させることが困難になる。
そこで本願の発明者らは、試行錯誤の結果、携帯式のブロワーにあえてブラシレスモータを搭載することにより回転数一定制御を実現するとともに、駆動開始からごく短い期間(例えば、ブラシレスモータが10回転するまでの間)については、回転数一定制御を行わずに、デューティ比を一定値に維持し、かつ、その際のデューティ比を、回転数一定制御に移行した際のデューティ比より高い値に設定することに想到した。
以上のとおり本実施形態に係るブロワー10は、バッテリの残量が減少しても、圧縮空気の吹き出し力の低減を抑制することが可能となる。また、駆動開始直後の圧縮空気の吹き出し力の低減を抑制することが可能になる。
本発明は、その要旨を逸脱しない限り、さまざまな変形が可能である。たとえば、当業者の通常の創作能力の範囲内で、ある実施形態における一部の構成要素を、取り除いたり、他の知られた構成と置換することができる。
10 ブロワー、11 本体部、12 グリップ部、13 トリガ、20 バッテリ、24 DCブラシレスモータ、24A〜24C 三相巻線、24R 回転子、24S 固定子、26 センサ、28 制御部、28A〜28F スイッチング素子、28I インバータ回路、28M 制御回路、28P プリント配線基板、31 ノズル、34 クランク機構、35 圧縮機、36 ピストン、38 シリンダ

Claims (4)

  1. 圧縮された空気を吹き出すブロワーであって、
    空気を圧縮する圧縮機と、
    前記圧縮機を駆動するためのブラシレスモータと、
    前記ブラシレスモータを駆動する電圧を印加するためのバッテリと、
    前記ブラシレスモータを駆動する電圧を印加するタイミングを決定するためのスイッチング素子と、
    前記ブラシレスモータの回転数を検出するセンサと、
    前記センサから検出される信号に基づいて、前記ブラシレスモータの回転数が一定となるように、前記スイッチング素子を制御する制御素子と、
    を備えるブロワー。
  2. 前記ブラシレスモータの起動後、前記制御素子は、デューティ比が所定値となるように前記スイッチング素子を制御する期間を有するように構成されている、
    請求項1に記載のブロワー。
  3. 前記制御素子は、前記ブラシレスモータが第1回転数で回転する第1運転モードで動作するように前記スイッチング素子を制御可能に構成され、かつ、前記ブラシレスモータが第2回転数で回転する第2運転モードで動作するように前記スイッチング素子を制御可能に構成される、
    請求項1又は2に記載のブロワー。
  4. 前記ブロワーから吹き出される空気の風量又は風量変動のパターンが異なる複数の運転モードを選択するためのスイッチを更に備え、
    前記制御素子は、前記スイッチにより選択された前記運転モードに基づいて、前記スイッチング素子を制御可能に構成される、
    請求項1乃至3の何れか一項に記載のブロワー。
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