JP2021075855A - 吊り足場の遮水部材及び遮水構造 - Google Patents

吊り足場の遮水部材及び遮水構造 Download PDF

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【課題】吊りチェーンを伝い下りる水を吊りチェーンの直下から排除して吊り足場からの落水を防止可能な吊り足場の遮水部材及び遮水構造を提供すること。【解決手段】本発明の吊り足場の遮水部材1は、棒状部11と、棒状部11の一端を吊りチェーンB2と連結する吊下部12と、棒状部11の他端を吊り金具B4と連結する連結部13と、を有する導水ジョイント10と、遮水性の排水カバー20と、を備え、棒状部11の一定長が直線状の導水部11aを構成し、排水カバー20が導水部11aの周面を面状に密着包持することを特徴とする。本発明の吊り足場の遮水構造Aは、吊り金具B4を備える足場板B1と、複数の吊りチェーンB2と、を有する吊り足場Bと、吊り金具B4と吊りチェーンB2を接続した複数の遮水部材1と、を備え、排水カバー20によって、吊り金具B4の上方を被覆することで、吊り金具B4を、吊りチェーンB2を伝い下りた水から遮断可能に構成したことを特徴とする。【選択図】図3

Description

本発明は吊り足場の遮水部材及び遮水構造に関し、吊りチェーンを伝い下りる水を吊りチェーンの直下から排除して吊り足場からの落水を防止可能な、吊り足場の遮水部材及び遮水構造に関する。
高架橋等の構造物の補修点検工事などにおいて、構造物の側方や下方に吊り足場を設置して、足場板上の高所作業により構造物の側部や下部へ施工する。
特許文献1及び2には、構造物の側部や下部から吊りチェーンで足場板を吊り下ろして構成する吊り足場が開示されている。足場板は上下に連通する取付孔を有し、足場板の下面から取付孔を通して上面側へ突出した吊り金具を、吊りチェーン先端のフックと連結することで、足場板を構造物から吊下している。
高所作業では、ウォータージェットによるコンクリート斫りや湿式ブラスト工法による塗装塗り替え等の作業に伴い、廃水が生じる場合がある。
廃水が足場板から下方へ落水し、通行人、通行車両、施設等を汚損すると、損害賠償や工事に対するクレームが発生するおそれがある。
これらのリスクを避けるため、高所作業では足場板上に遮水シートを敷設して廃水を遮水シート上の一箇所に集め、ポンプで集水して廃棄処理している。足場板上には吊りチェーンの立ち上がり部があるため、これを挟んで遮水シートを敷き並べ、シート間を養生テープ等で塞ぐなどして遮水シートを敷設する(図6)。
一方、施工に伴う廃水は空中を飛散して吊りチェーンにも付着する。吊りチェーンの表面に付着した廃水は、吊りチェーンを伝い下りて、遮水シートの隙間から吊り金具に至り、取付孔を通って下方へ落水する。
これを防止するため、従来技術では、吊りチェーンと吊り金具の連結部を取付孔ごと養生テープで塞いで落水を防いでいる(図7)。また、非特許文献1には、吊り金具の取付孔を塩化ビニール管で囲み、管内にシリコンを充填して取付孔をチェーンごと埋め殺して遮水する技術が開示されている。
特開2017−128876号公報 特開2016−89522号公報
「日経コンストラクション(通巻697号)(ズームアップ・橋 新工法で通行止め期間を半減)」日経BP社 2018年10月8日発行
従来技術には、次のような課題がある。
<1>吊りチェーンの表面は湾曲した三次元曲面からなるため、養生テープの接着面と吊りチェーンの表面との接点は、点状又は断続的な線状となり、間に水が浸入可能な隙間が生じる。このため、吊りチェーンを伝う水を完全に遮断することができず、落水を防ぐことができない。
<2>シリコンやウレタンの充填による方法は、施工時の足場板の振動によって、吊りチェーンの表面と充填材の間に隙間が生じ、この隙間に水みちが形成されることで、水が伝って落水するおそれがある。
<3>高度な技術を要するため、防水処理に熟練した防水工業者を必要とし、施工コストが嵩む。また、作業が煩雑で手間と時間がかかる。
<4>吊りチェーンは仮設資材として再利用を前提としているところ、使用後に養生テープの跡が汚れとして残ると再利用の障害となる。また、シリコンや発泡ウレタンを充填する場合、利用後に吊りチェーンからこれを剥がす作業は非常に煩雑で、整備に多大な手間がかかる。
本発明の吊り足場の遮水部材は、棒状部と、棒状部の一端を吊りチェーンと連結する吊下部と、棒状部の他端を吊り金具と連結する連結部と、を有する導水ジョイントと、遮水性の排水カバーと、を備え、棒状部の一定長が直線状の導水部を構成し、排水カバーが導水部の周面を面状に密着包持することを特徴とする。
本発明の吊り足場の遮水部材は、導水部が同一断面の直線状であってもよい。
本発明の吊り足場の遮水部材は、棒状部が、それぞれ先端側の周面にネジ溝を有する上棒状部と下棒状部とからなる分離構造であって、導水ジョイントが、調節部を備え、調節部が、内部に調整空間を有する枠体と、枠体をそれぞれ上部及び下部から調整空間内へ連通する連結孔と、連結孔に挿通した上棒状部及び下棒状部のネジ溝に螺着可能な2つの螺着部を有することで、上棒状部、下棒状部、及び調節部からなるターンバックル構造を構成してもよい。
本発明の吊り足場の遮水部材は、排水カバーが、導水部を包持する襟部と、襟部から連結部方向に延在するカバー本体と、を有するマント状又はスカート状の構造を有していてもよい。
本発明の吊り足場の遮水部材は、排水カバーが、導水部を包持した襟部を結束する結束手段を有していてもよい。
本発明の吊り足場の遮水部材は、襟部の内側に、止水ゴムを付設してもよい。
本発明の吊り足場の遮水部材は、吊り金具を備える足場板と、複数の吊りチェーンと、を有する吊り足場と、吊り金具と吊りチェーンを接続した複数の遮水部材と、を備え、排水カバーによって、吊り金具の上方を被覆することで、吊り金具を、吊りチェーンを伝い下りた水から遮断可能に構成したことを特徴とする。
本発明の吊り足場の遮水部材及び遮水構造は以上の構成より、次の効果のうち少なくとも一つを備える。
<1>吊りチェーンを伝い下りる水を柱状の導水部へ誘導し、導水部の周面と排水カバーとの面状の密着を介して排水カバーの外側へ排除することで、吊りチェーンの直下を確実に遮水して、取付孔からの落水を防止することができる。
<2>吊り足場の吊下構造に組み込んだ導水ジョイントに、足場板上で排水カバーを付設するだけで、遮水工の特殊技術を必要とせず、容易に組み立てることができる。
<3>養生テープや充填材で吊りチェーンを汚損しないため、清掃、メンテナンスが容易で、仮設資材の再利用が可能となる。
本発明に係る吊り足場の遮水部材の説明図。 本発明に係る吊り足場の遮水部材の説明図。 本発明に係る吊り足場の遮水構造の説明図。 本発明に係る吊り足場の遮水構造の説明図。 実施例2の説明図。 従来技術の説明図。 従来技術の図面代用写真。
以下、図面を参照しながら本発明の吊り足場の遮水部材及び遮水構造について詳細に説明する。
[吊り足場について]
本発明の遮水部材1を適用する吊り足場Bは、水平に配置した平板状の足場板B1と、遮水部材1を介して足場板B1を吊下する複数の吊りチェーンB2と、を少なくとも有する。
足場板B1は、上下に連通した複数の取付孔B3を有し、足場板B1の下方から取付孔B3を通って環状の吊り金具B4が上方へ突出する(図4)。
本例では、足場板B1として、幅方向に連結した複数のアルミパネルを採用する。
吊りチェーンB2は、足場板B1の幅方向に沿って複数配置して一列とし、これを足場板B1の長手方向に沿って複数列配列する(図3)。
[遮水部材]
<1>全体の構成(図1)。
本発明の吊り足場の遮水部材1は、吊りチェーンB2を伝い下りる水を導水ジョイント10から排水カバー20上に誘導して外側に排除することで、取付孔B3からの落水を防止する部材である。
遮水部材1は、吊りチェーンB2と吊り金具B4を接続する導水ジョイント10と、導水ジョイント10の外周を包持して下方を覆う排水カバー20と、を少なくとも備える。
<2>導水ジョイント(図2)。
導水ジョイント10は、吊りチェーンB2から伝い下りた水を導水部11a上へ誘導する構成要素である。
導水ジョイント10は、長尺状の棒状部11と、棒状部11の一端に設けた吊下部12と、棒状部11の他端に設けた連結部13と、を少なくとも有する。
吊下部12は、吊りチェーンB2と連結する部材である。本例の吊下部12は環状を呈し、棒状部11の長軸と直交する軸を中心に回動可能に棒状部11の上部に接続する。
連結部13は、吊り金具B4と連結する部材である。本例の連結部13はフック構造を備え、棒状部11の長軸を中心に回動可能に棒状部11の下部に接続する。
なお、吊下部12と連結部13の構造は上記に限らず、吊りチェーンB2と吊り金具B4とに連結可能であれば、環状構造やフック構造以外の構造であってもよい。また、接続部の回動方向は上記と異なっていてもよいし、固定式であってもよい。
<2.1>棒状部。
棒状部11は、吊下部12と連結部13を接続する棒状の部材である。
棒状部11は、少なくとも一定長が、同一断面の直線状を呈する導水部11aを構成する。「同一断面の直線状」とは、同一の断面形状が直線状に連続して構成される形状である。具体的には、正円柱形状、楕円柱形状、角柱形状等を意味し、その表面は柱面又は平面を構成する。
本例では棒状部11として、正円柱形状の導水部11aを有する鋼製の棒材を採用する。
棒状部11が導水部11aを備えることで、後述する排水カバー20を、導水部11aの周面に一定長にわたって面状に密着させることができる。これによって、棒状部11の上部から下部への水の流れを、高度に遮断することが可能となる。
<3>排水カバー(図2)。
排水カバー20は、吊り金具B4の上方を被覆して、導水ジョイント10を伝い下りる水を吊り金具B4の外側へ排出する構成要素である。
排水カバー20は、遮水性を有するカバー本体21と、導水部11aの周面を密着して包持可能な襟部22と、を少なくとも有する。
本例では排水カバー20として、矩形のカバー本体21を前面と背面に折り返して形成した峰の中央に襟部22を設け、カバー本体21前面に襟部22から裾にかけて直線状の開放部を設け、開放部の両側に重ね合わせ可能な2つの前襟21aを構成したマント状の構造を採用する。
この他、排水カバー20は、襟部22側からカバー本体21の裾側に向かって略円錐状に広がるスカート構造等であってもよい。
本例では、排水カバー20が、カバー本体21の前襟21aを閉じた状態で固定する封鎖手段23と、襟部22を外側から結束する結束手段24と、をさらに備える。
<3.1>カバー本体。
カバー本体21は、少なくとも表面が遮水素材からなるシート部材である。
本例ではカバー本体21として、ポリエステル繊維を軟質の合成樹脂フィルムで挟んだターポリンシートを採用する。ただし材質はこれに限られず、遮水性を備えていれば他の素材であってもよい。また、軟質の素材に限らず、アクリル樹脂などの硬質の素材を採用してもよい。
<3.2>襟部。
襟部22は、導水部11aの周面を包持する部材である。
襟部22は、内側に包持面22aを有する。
襟部22を導水部11aの外周に巻き付けることで、導水部11aの周面に包持面22aを接面密着させて、棒状部11上を伝い下りる水の流れを遮断する。
本例では、包持面22aに帯状の止水ゴムを付設する。襟部22を導水部11aの周囲に緊密に巻き付けると、包持面22aの止水ゴムが弾性変形して導水部11aの表面を押し付けることで導水部11aに密着し、遮水性が更に向上する。
<3.3>封鎖手段。
封鎖手段23は、排水カバー20の前襟21aを閉じた状態で固定する部材である。
本例では封鎖手段23として、2つの前襟21aの対向する面にそれぞれ付設した雄雌の面ファスナーを採用する。
導水部11aを襟部22で包持した後に、前襟21aを封鎖手段23で閉じることで、棒状部11の下部を封鎖して、飛散水から保護することができる(図4)。
なお封鎖手段23は面ファスナーに限らず、マグネット、スナップボタン、粘着テープ等であってもよい。
<3.4>結束手段。
結束手段24は、襟部22を結束する部材である。
本例では結束手段24として、ステンレス製のホースバンドを採用する。この他、結束バンド、縛り紐等を採用してもよい。
導水部11aを包持した状態で、襟部22を外側から結束することで、導水部11aの周面と包持面22aとを密着した状態に維持することができる。
また、本例の結束手段24は襟部22と独立した部材であるが、結束手段24は、襟部22に設けたベルト構造、面ファスナー、粘着テープ、ロープ等であってもよい。
<4>遮水構造(図3)。
本発明の遮水構造Aは、吊りチェーンB2を伝い下りる水を吊りチェーンB2の直下から排除して取付孔B3からの落水を防止する構造である。
遮水構造Aは、吊り足場Bの吊りチェーンB2と吊り金具B4とを、遮水部材1を介して上下に連結してなる。
吊りチェーンB2の表面に付着した水は、吊りチェーンB2の表面から、吊下部12を経由して棒状部11へと伝い下りる。
伝い下りた水が、棒状部11の導水部11aへ至ると、導水部11aと襟部22との面状の密着部を経由して、排水カバー20のカバー本体21上に誘導され、カバー本体21に沿って取付孔B3の外側へ伝い下り、カバー本体21の裾から下方の遮水シートC上に落水する(図4)。
なお、遮水シートC上に落水した水は、遮水シートCの端部を上方に傾斜させておいたり、取付孔B3の周囲をウエス等で囲んでおくことで、取付孔B3に流れ込むのを防ぐことができる(不図示)。
以上の構成により、吊りチェーンB2の直下を、吊りチェーンB2を伝い下りた水から高度に遮断し、取付孔B3からの落水を防止することができる。
遮水シートC上に溜まった水は、遮水シートC上に敷いたウエスで吸水したりポンプで集水するなどの適宜の方法によって容易に処分可能である。
[ターンバックル構造を採用した例]
本例では、導水ジョイント10が吊りチェーンB2の弛み量を調整可能なターンバックル構造を有する(図5)。
棒状部11が、上棒状部11bと下棒状部11cからなる分離構造からなり、両者を調節部14が連結する。
上棒状部11b及び下棒状部11cは、それぞれ先端の周面にネジ溝を有する。
調節部14は、内部に空間を有する枠体14aと、枠体14aの上部及び下部から枠体14aの内部へ連通する2つの連結孔14bと、連結孔14bに挿通した上棒状部11b及び下棒状部11cに螺着可能な2つの螺着部14cと、を備える。
本例では、矩形の枠体14aの上面と下面に連結孔14bを穿設し、枠体14a内側の連結孔14bに対応する位置にナットを溶接して螺着部14cとする。
上棒状部11b及び下棒状部11cをそれぞれ上方及び下方から連結孔14b内に挿通し、上棒状部11b及び下棒状部11cの先端を螺着部14cに螺着する。
上棒状部11bと下棒状部11cのネジ溝は、先端方向に向かって逆向きに刻設する。すなわち一方を正ネジ、他方を逆ネジとする。
吊り足場Bは、面状の足場板B1を複数の吊りチェーンB2で吊り下ろす構造であるため、複数の吊りチェーンB2の取付長さに差があると、比較的長い一部の吊りチェーンB2に弛みが生じ、他の吊りチェーンB2に荷重が集中する。
このような場合、弛みのある吊りチェーンB2に連結した遮水部材1の枠体14a内にラチェットレンチ等を差し入れ、水平方向に回転させることで、上棒状部11bと下棒状部11cの間隔を狭め、吊りチェーンB2の弛みを解消することができる。
これによって、足場板B1の荷重を全ての吊りチェーンB2に均等に負担させることが可能となる。
また、ターンバックル構造を利用して足場板B1に僅かな傾斜をつけることで、足場板B1上の水の流れを一方向に誘導し、排水処理を容易にすることができる。
1 遮水部材
10 導水ジョイント
11 棒状部
11a 導水部
11b 上棒状部
11c 下棒状部
12 吊下部
13 連結部
14 調整部
14a 枠体
14b 連結孔
14c 螺着部
20 排水カバー
21 カバー本体
21a 前襟
22 襟部
22a 包持面
23 封鎖手段
24 結束手段
A 遮水構造
B 吊り足場
B1 足場板
B2 吊りチェーン
B3 取付孔
B4 吊り金具
C 遮水シート

Claims (7)

  1. 足場板と、複数の吊りチェーンと、を有する吊り足場において、前記吊りチェーンと前記足場板の吊り金具とを接続する、吊り足場の遮水部材であって、
    棒状部と、前記棒状部の一端を前記吊りチェーンと連結する吊下部と、前記棒状部の他端を前記吊り金具と連結する連結部と、を有する導水ジョイントと、
    遮水性の排水カバーと、を備え、
    前記棒状部の一定長が直線状の導水部を構成し、
    前記排水カバーが前記導水部の周面を面状に密着包持することを特徴とする、
    遮水部材。
  2. 前記導水部が、同一断面の直線状を呈することを特徴とする、請求項1に記載の遮水部材。
  3. 前記棒状部が、それぞれ先端側の周面にネジ溝を有する上棒状部と下棒状部とからなる分離構造であって、前記導水ジョイントが、調節部を備え、前記調節部が、内部に調整空間を有する枠体と、前記枠体をそれぞれ上部及び下部から前記調整空間内へ連通する連結孔と、前記連結孔に挿通した前記上棒状部及び前記下棒状部のネジ溝に螺着可能な2つの螺着部を有することで、前記上棒状部、前記下棒状部、及び前記調節部からなるターンバックル構造を構成することを特徴とする、請求項1又は2に記載の遮水部材。
  4. 前記排水カバーが、前記導水部を包持する襟部と、前記襟部から前記連結部方向に延在するカバー本体と、を有するマント状又はスカート状の構造を呈することを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の遮水部材。
  5. 前記排水カバーが、前記導水部を包持した前記襟部を結束する結束手段を有することを特徴とする、請求項4に記載の遮水部材。
  6. 前記襟部の内側に、止水ゴムを付設したことを特徴とする、請求項4又は5に記載の遮水部材。
  7. 吊り金具を備える足場板と、複数の吊りチェーンと、を有する吊り足場と、
    前記吊り金具と前記吊りチェーンを接続した請求項1乃至6のいずれか一項に記載の複数の遮水部材と、を備え、
    前記排水カバーによって、前記吊り金具の上方を被覆することで、前記吊り金具を、前記吊りチェーンを伝い下りた水から遮断可能に構成したことを特徴とする、
    遮水構造。
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