JP2021072051A - 情報処理装置、情報処理システム、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】通知の送信数を削減して通知の見落としを抑制すること。【解決手段】実施形態の情報処理装置は、利用者に関わるイベントの情報をイベントの通知条件の情報に紐づけて設定可能な設定部と、イベントの実施状況を示す情報を収集する情報収集部と、通知条件に該当するイベントの実施状況に基づいて、イベントの実施を促す通知の要否を判定する通知要否判定部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、情報処理装置、情報処理システム、及びプログラムに関する。
利用者に関わるイベントの実施予定時刻等に、イベントの実施時刻になったことをスマートフォン等の通知端末に通知する技術がある。
特開2006−520659号公報 特開2012−503251号公報 特開2017−084174号公報
しかしながら、単に決まった時刻に通知を送信するだけでは、利用者に気づかれないまま多数の通知が溜まってしまい、利用者が重要な通知を見落とすことになりかねない。
本発明が解決しようとする課題は、通知の送信数を削減して通知の見落としを抑制することができる情報処理装置、情報処理システム、及びプログラムを提供することにある。
実施形態の情報処理装置は、利用者に関わるイベントの情報を前記イベントの通知条件の情報に紐づけて設定可能な設定部と、前記イベントの実施状況を示す情報を収集する情報収集部と、前記通知条件に該当する前記イベントの実施状況に基づいて、前記イベントの実施を促す通知の要否を判定する通知要否判定部と、を備える。
図1は、実施形態にかかる情報処理システムの構成の一例を示す図である。 図2は、実施形態にかかる情報処理装置が記憶する設定データの一例を示す図である。 図3は、実施形態にかかるテレビジョン装置の構成の一例を示すブロック図である。 図4は、実施形態にかかるスマートスピーカの構成の一例を示すブロック図である。 図5は、実施形態にかかる見守りペンダントの構成の一例を示すブロック図である。 図6は、実施形態にかかるスマートフォンの構成の一例を示すブロック図である。 図7は、実施形態にかかるナビゲーション装置の構成の一例を示すブロック図である。 図8は、実施形態にかかる情報処理システムの各構成の家庭内における配置の一例を示す間取り図である。 図9は、実施形態にかかる情報処理装置における処理の手順の一例を示すフロー図である。
(情報処理システムの構成例)
図1は、実施形態にかかる情報処理システム1の構成の一例を示す図である。図1に示すように、情報処理システム1は、情報処理装置10、各種の通知端末20、及び各種の情報生成装置30を備える。情報処理装置10と、各種の通知端末20、及び各種の情報生成装置30とは、例えばインターネット等のネットワーク40を介して、無線または有線にて相互に接続されている。ネットワーク40は、例えばDLNA(Digital Living Network Alliance)に基づくホームネットワークや家庭内LAN(Local Area Network)等であってもよい。
情報処理装置10は、例えばクラウド上に置かれたクラウドサーバ等として構成されている。ただし、情報処理装置10は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、及びRAM(Random Access Memory)等の物理的な構成を備える1つ以上のコンピュータとして構成されていてもよい。クラウドサーバ若しくはコンピュータを構成するCPUが、例えばROM等に記憶されているプログラムを実行することにより、情報処理装置10の以下に述べる各種機能が実現される。
情報処理装置10は、利用者に関わるイベントの実施を利用者に促す通知を通知端末20に送信する。利用者に関わるイベントとは、例えば決まった時刻に薬を飲むことといった日課として行われるイベント、及び急に雨が降り出したので洗濯物を取り込むことといった突発的に発生するイベント等の利用者の生活支援に関するイベント等である。ただし、利用者に関わるイベントは、なんらかの異常事態または緊急事態の発生といった、上記以外のイベントであってもよい。
情報処理装置10は、上記機能を実現するための機能部として、設定部11、情報収集部12、情報解析部13、通知要否判定部14a、通知先決定部14b、通知可否判定部14c、送信部15、応答判定部16、通知解除部17、設定データ格納部18a、及び収集情報格納部18bを備える。
設定部11は、上記の通知に関する設定を受け付ける。利用者等は、例えば服薬等のイベントの内容、定刻になったことなどの通知条件、アラームを発する等の通知手法、及び付加情報を設定することが可能である。設定部11は、これらの設定データを設定データ格納部18aに格納する。
情報収集部12は、情報生成装置30において生成された様々な情報を収集する。これらの情報には、例えば設定部11により設定されたイベントの実施状況を示す情報、及び利用者の動向を示す情報等が含まれる。イベントの実施状況を示す情報とは、イベントが実施されたことを示す情報またはイベントが未実施であることを示す情報である。利用者の動向とは、例えば利用者が在宅中か外出中か、在宅の場合はどこの居室にいるのか、睡眠中であるか否か、といった利用者の状況または状態を指す。情報収集部12は、情報生成装置30から収集した情報を収集データ19cとして収集情報格納部18bに格納する。
情報解析部13は、収集情報格納部18bに格納された収集データ19cを解析し、利用者の習慣的な動向に関する習慣データ19dを生成する。収集データ19cの解析は、例えば機械学習等の手法を用いて行われる。より具体的には、情報解析部13は、情報生成装置30から収集された収集データ19cに基づき、例えば起床時刻は7時であること、平日の19時台は居間で過ごすこと、または日曜日の10時から決まったテレビ番組を視聴すること等の、時間帯ごとまたは曜日ごとの利用者の動向に関する習慣データ19dを生成する。また、情報解析部13は、通知端末20から収集された収集データ19cに基づき、利用者による時間帯ごとまたは曜日ごとの通知端末20の利用状況および応答状況等を示す習慣データ19dを生成する。これらの習慣データ19dは、新たな収集データ19cが得られると、情報解析部13により更新されていく。
通知要否判定部14aは、設定部11により設定されたイベントの通知条件に該当することとなった場合に、そのイベントが実施済みであるか未実施であるかを判定する。イベントの実施状況の判定は、収集情報格納部18bに格納される収集データ19cに基づいて行われる。通知要否判定部14aは、イベントの実施状況に基づいて、イベントの実施を促す通知を通知端末20に送信する必要があるか否かを判定する。つまり、通知要否判定部14aは、イベントが実施済みであれば通知の送信は不要と判定し、未実施であれば通知の送信が必要と判定する。
通知先決定部14bは、利用者の動向に基づいて、各種の通知端末20の中から上記の通知を送信する通知端末20を決定する。通知先としては、例えば通知が送信されたことに利用者がより気が付きやすい通知端末20が選択される。
例えば、通知先決定部14bは、収集データ19cを参照し、情報生成装置30において生成された情報のうち最新の情報が生成された情報生成装置30と同居室内または所定距離内にある通知端末20を通知先としてもよい。また例えば、通知先決定部14bは、習慣データ19dを参照し、その時間帯または曜日に利用者がいる可能性の高い居室にある通知端末20を通知先としてもよい。また例えば、通知先決定部14bは、習慣データ19dを参照し、その時間帯または曜日に利用者が応答する可能性の高い通知端末20を通知先としてもよい。
通知先決定部14bは、候補となる通知先の通知端末20が複数ある場合には、通知端末20の優先順にしたがって、通知先の通知端末20を決定してもよい。後述するように、通知端末20には例えば固定型端末と移動型端末とがある。通知先決定部14bは、候補となる通知先が固定型端末と移動型端末とを含むときは、例えば固定型端末を優先的に通知先の通知端末20に決定してもよい。また、通知端末20の優先順は、利用者等が設定したものであってもよい。この場合、通知先決定部14bは、利用者等が所望する順にしたがって通知先の通知端末20を決定する。また、通知先決定部14bは、候補となる通知先が複数ある場合に、それらの全て、または一部である複数の通知端末20を通知先として決定してもよい。
通知可否決定部14cは、利用者の動向に基づいて、利用者の状態が、通知を送信してもよい状態であるか否かを判定する。利用者の状態としては、例えば、睡眠中である、家事または車の運転など所定の作業を行っている最中である等がある。通知可否決定部14cは、利用者が例えば睡眠中または車の運転中等の場合には、通知を送信してもよい状態ではないと判定する。そして、通知可否決定部14cは、利用者が覚醒したり車を停車させたりするなど、通知を送信してもよい状態となるまで待機する。ただし、通知可否決定部14cは、例えば通知対象イベントが所定時刻に起床すること等である場合には、利用者が睡眠中であっても、通知を送信してもよい状態ではないとの判定は行わない。
送信部15は、通知要否判定部14aが通知を送信する必要があると判定し、通知可否決定部14cが通知を送信してもよいと判定すると、通知先決定部14bが決定した通知端末20に通知を送信する。また、送信部15は、通知から所定時間経過しても利用者の応答が得られない場合には、後述する応答判定部16の指示にしたがって、バックアップ端末に通知を送信する。ただし、送信部15は、通知端末20またはバックアップ端末に接続可能なサーバ等に通知を送信してもよい。この場合、送信部15からサーバ等を介して通知端末20またはバックアップ端末に通知が送信される。
例えば、バックアップ端末は、最初の通知先とは異なる通知端末20であってもよい。この場合、各種の通知端末20のうち、次に応答が得られる可能性の高い通知端末20をバックアップ端末としてもよい。または、各種の通知端末20のうち、利用者等がバックアップ端末として所定の通知端末20を指定できるようにしてもよい。また例えば、バックアップ端末は、利用者が所有する通知端末20とは異なる端末であってもよい。利用者が所有する通知端末20とは異なる端末は、例えば利用者と同居または別居している家族の所有する通知端末、警備会社または病院等の施設が所有する通知端末等であってもよい。
応答判定部16は、送信部15が通知端末20に送信した通知に対して、所定時間内に応答があったか否かを判定する。送信部15が複数の通知端末20に通知を送信している場合には、これらのうち少なくともいずれか1つの通知端末20から応答が得られれば、応答があったものと判定される。所定時間内にいずれの通知端末20からも応答がなかった場合、応答判定部16は、送信部15に対して、バックアップ端末への通知の送信を指示する。また、複数の通知端末20に通知を送信している場合であって、かつ、そのうちのいずれか1つ以上の通知端末20において応答があった場合には、応答判定部16は、応答が得られた通知端末20以外の通知端末20の通知を解除するよう、通知解除部17に対して指示をする。
通知解除部17は、送信部15が通知端末20に送信した通知のうち、不要となった通知を解除する。つまり、通知が送信された複数の通知端末20のうち、いずれか1つ以上の通知端末20において、応答判定部16が所定時間内に通知に対する応答があったと判定した場合には、通知解除部17は、それ以外の通知端末20における通知を解除する。通知の解除とは、例えば文字による通知を非表示にすること、及びアラーム等による通知の音を消すこと等である。
通知端末20は、情報処理装置10から通知を受信して利用者に提示する。
通知端末20は、テレビジョン装置、スマートスピーカ、見守りペンダント、スマートフォン、及びナビゲーション装置の少なくともいずれかを含んでいてよい。通知端末20は、複数台あって、家庭内の随所に設置され、または、利用者により携帯され若しくは装着されていることが望ましい。
テレビジョン装置は、例えば居間などに据え置かれる固定型端末であり、画面に文字情報等の通知を表示して利用者に提示する。テレビジョン装置は、音声情報等の通知を利用者に提示してもよい。
スマートスピーカは、例えば台所などに据え置かれる固定型端末であり、音声情報等の通知を利用者に提示する。また、スマートスピーカは、利用者の音声を認識して対話型のコミュニケーションを取ることが可能に構成されている。
見守りペンダントは、利用者が首から下げて持ち歩くペンダント型の緊急通報装置であって、すなわち、移動型端末である。見守りペンダントは、音声情報等の通知を利用者に提示する。また、見守りペンダントは、緊急時に緊急情報を送信するボタン等を有している。
スマートフォンは、利用者が携帯して持ち歩く移動型端末であり、画面に文字情報等の通知を表示して利用者に提示する。スマートフォンは、音声情報等の通知を利用者に提示してもよい。
ナビゲーション装置は、車などに搭載される移動型端末であり、画面に文字情報等の通知を表示して利用者に提示する。ナビゲーション装置は、音声情報等の通知を利用者に提示してもよい。
情報生成装置30は、利用者等に関する種々の情報を生成する。
情報生成装置30は、家電製品31、センサ32、及びヘルスケアデバイス33の少なくともいずれかを含んでいてよい。情報生成装置30は、複数台あって、利用者の居住空間である家庭内の随所に設置されていることが望ましい。情報生成装置30は、家庭内のみならず、利用者が所有する車など、利用者の行動範囲内の随所に設置されていることが更に望ましい。
家電製品31は、例えば冷蔵庫、洗濯機、及びエアコンディショナ等を含み、これらの動作により、利用者の種々の活動を示す情報が生成される。例えば、冷蔵庫の扉が開閉されることにより、扉の開閉情報が生成される。また例えば、洗濯機が操作されたり作動したりすることで、洗濯機の動作情報が生成され、洗濯機の蓋が開閉されることにより蓋の開閉情報が生成される。また例えば、エアコンディショナが操作されたり作動したりすることで、エアコンディショナの動作情報が生成される。
センサ32は、例えばドア開閉センサ、窓開閉センサ、振動センサ、人感センサ、測距センサ、生活環境音センサ、玄関ドアセンサ、温湿度センサ、気候観測センサ、睡眠状態測定センサ、及び車に搭載される種々のセンサ等を含み、これらのセンサにより、利用者の種々の活動を示す情報が生成される。
ドア開閉センサはスイッチデバイス等で構成され、各居室のドアの開閉を検知する。窓開閉センサはスイッチデバイス等で構成され、各居室の窓の開閉を検知する。
振動センサは加速度センサ等であり、家電製品、及び椅子、テーブル、食器棚などの家具の振動を検知する。
人感センサは、赤外線カメラまたは可視光カメラ等で構成され、画像認識により利用者等を検知する。
測距センサは、測距センサの設置位置から利用者等の所定の物体までの距離を検知する。
生活環境音センサはマイクロフォン等で構成され、収集した周囲の音から利用者等の活動状況および在宅中か否かを検知したり、家電製品等が発するアラーム音および動作音等から家電製品の動作状況を検知したりする。
玄関ドアセンサは、玄関ドアのロック状態を検知したり、リモートで玄関ドアをロックしたりロックを解除したりする。
温湿度センサは温湿度計等から構成され、居室内の温湿度を検知する。気候観測センサは、温湿度計、気圧計、及び感雨センサ等から構成され、外気温、湿度、および天候等を検知する。
睡眠状態測定センサは、マット型、リストバンド型、または据え置き型等のセンサであり、睡眠中の利用者の呼吸数、体の動き、寝返りの状態、及び睡眠の深さ等を検知する。
車に搭載される種々のセンサは、例えば車速センサ、加速度センサ、操舵センサ、アクセルセンサ、及びブレーキセンサ等を含む。これらの種々のセンサにより車の運転状況等が検知される。
ヘルスケアデバイス33は、例えば体重計、体組成計、血圧計、及び薬ボックス等を含み、これらの動作により、利用者の健康状態等を示す情報が生成される。例えば、体重計、体組成計、及び血圧計が操作されたり作動したりすることで、これらの機器の動作情報が生成され、また、これらの機器により取得された各種測定値の情報が生成される。また、薬ボックスの蓋が開閉されることにより、蓋の開閉情報が生成される。
なお、上述の赤外線カメラ等により利用者の体温等の情報が生成されてもよい。また、測定器付きトイレ等により利用者の健康状態の情報が生成されてもよい。測定器付きトイレは、利用者等が着座すると体組成または血圧等を自動で測定する機能を有する。
また、上述の各種の通知端末20も、これらが操作されたり作動したりすることで、これらの端末の動作情報が生成されるため、情報生成装置30に含めてもよい。また、スマートスピーカが、周囲の音を収集する生活環境音センサを兼ねていてもよい。
(情報処理装置の設定例)
次に、図2を用いて、情報処理装置10における種々の設定例について説明する。図2は、実施形態にかかる情報処理装置10が記憶する設定データの一例を示す図である。
図2に示すように、情報処理装置10の設定データ格納部18aには、例えばテーブル19a,19bが格納されている。
テーブル19aは、イベント、通知条件、通知手法、及び付加情報等の情報を有し、例えば利用者等により設定された内容が保持されている。
イベントには、例えば「薬を飲む」等のイベントの内容が記憶されている。通知条件は、例えば「薬を飲む」ことを利用者に促すための通知が、「12時になること」で送信されることを示している。通知手法は、「文字情報または音声」によるものとされ、例えばテレビジョンの画面に「薬を飲む時間です」などの文字情報を表示したり、スマートスピーカ等に「薬を飲む時間です」などの音声情報を発話させたりする。
付加情報には、このイベントの緊急度、優先度、及び通知に対する応答が得られなかった場合の処理等の情報が記憶されている。例えば、「血圧を測定する」というイベントは、朝食より優先され、朝食を摂る前に血圧を測定することが望ましいことを示している。また例えば、「洗濯物を干す」というイベントは、掃除よりも優先度が低く、利用者が掃除中であればそちらが優先されることを示している。また例えば、雨が降ってきたときに「洗濯物を取り込む」というイベントは緊急度「高」に設定されている。
テーブル19bは、イベント及び実施を示す情報等の情報を有し、例えば初期設定により設定された内容が保持されている。ただし、これらの内容は、利用者等により設定されたものであってもかまわない。
例えば、「薬を飲む」というイベントは、「薬ボックスの蓋の開閉」情報が取得されていれば実施済みであるものと判定される。したがって、上述の通知要否判定部14aは、12時になって通知条件に該当することになると、「薬ボックスの蓋の開閉」情報が取得済みであるか否かに基づいて、「薬を飲む」ことを利用者に促す通知が必要であるか否かを判定する。
同様に、「血圧を測定する」というイベントは、「血圧計の操作」情報が取得されていれば実施済みであるものと判定される。また、「起床」というイベントは、「睡眠状態測定センサの反応」情報、「寝室のドアの開閉」情報、及び「生活環境音センサ」情報等のいずれかにより実施済みか否かが判定されてよく、あるいは、これらの情報を総合的に勘案することで実施判定が行われてよい。
(テレビジョン装置の構成例)
次に、図3を用いて、実施形態のテレビジョン装置100の構成例について説明する。図3は、実施形態にかかるテレビジョン装置100の構成の一例を示すブロック図である。
図3に示すように、テレビジョン装置100は、入力端子102、チューナ103a〜103g、信号処理部107、グラフィック処理部108、音声処理部109、OSD(On Screen Display)信号生成部110、及び映像処理部111を備える。
入力端子102には、地上放送受信アンテナ113で受信した地上デジタル放送信号が入力される。地上デジタル放送信号は、入力端子102を介してチューナ103a〜103gに供給される。
チューナ103a〜103gは、地上デジタル放送用のチューナであって、入力端子102から供給される地上デジタル放送信号から、後述する制御部116から指示されたチャンネルの放送信号を選局する。
ただし、テレビジョン装置100は、BS/CSデジタル放送受信アンテナで受信した衛星デジタル放送信号が入力される入力端子を有していてもよい。衛星デジタル放送信号は、かかる入力端子を介して衛星デジタル放送用のチューナに供給される。
信号処理部107は、チューナ103a〜103gから供給される放送信号から、デジタルの映像信号および音声信号を含む放送信号を復調する。また、信号処理部107は、デジタル放送信号が含む映像信号に対して、選択的に所定のデジタル信号処理を施してグラフィック処理部108に出力する。また、信号処理部107は、デジタル放送信号が含む音声信号に対して、選択的に所望のデジタル信号処理を施して音声処理部109に出力する。
信号処理部107には、複数の外部入力端子114a〜114dが接続されている。これらの外部入力端子114a〜114dは、外部装置の一例としてのDVD(Digital Versatile Disk)レコーダなどから、アナログの映像信号および音声信号が入力可能である。信号処理部107は、外部入力端子114a〜114dから入力されたアナログの映像信号および音声信号をデジタル化する。また、信号処理部107は、デジタル化した映像信号に対して所定のデジタル信号処理を施してグラフィック処理部108に出力する。また、信号処理部107は、デジタル化した音声信号に対して所定のデジタル信号処理を施して音声処理部109に出力する。
グラフィック処理部108は、信号処理部107から供給されるデジタルの映像信号に対して、OSD信号生成部110で生成されるOSD信号を重畳して映像処理部111に出力する。グラフィック処理部108は、信号処理部107から供給されるデジタルの映像信号およびOSD信号生成部110で生成されるOSD信号のいずれか一方を映像処理部111に出力することも可能である。
映像処理部111は、グラフィック処理部108から入力されるデジタルの映像信号またはOSD信号を、映像表示部133の表示画面において表示可能なフォーマットのアナログの映像信号またはOSD信号に変換して、映像表示部133に出力する。映像表示部133は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)または有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等である。
音声処理部109は、信号処理部107から入力されるデジタルの音声信号を、スピーカ115で再生可能なフォーマットのアナログの音声信号に変換して、スピーカ115に出力する。
テレビジョン装置100は、さらに、制御部116、カードホルダ117、各種インターフェース(I/F:Inter Face)118〜121、及び明るさセンサ130を備える。制御部116は、CPU116a、ROM116b、RAM116c、及び不揮発性メモリ116dを備える。
制御部116は、地上デジタル放送信号および衛星デジタル放送信号等の放送信号の受信動作などのテレビジョン装置100の各種動作を統括的に制御する。また、制御部116は、操作部122からの操作情報、または受光部123を介してリモートコントローラ124から入力された操作情報に従って、テレビジョン装置100の各部を制御する。また、制御部116は、情報処理装置10から受信した通知を画面に表示させる。
CPU116aは、ROM116bに記憶されているプログラムを実行することにより、テレビジョン装置100全体の動作を制御する。ROM116bは、主としてCPU116aが実行するプログラムを記憶している。RAM116cは、CPU116aがプログラムを実行する際に作業エリアを提供する。不揮発性メモリ116dは、テレビジョン装置100の各種の設定情報および制御情報等を記憶している。
制御部116は、カードI/F125を介して、メモリカード134が着脱可能なカードホルダ117に接続されている。これにより、制御部116は、カードI/F125を介して、カードホルダ117に装着されたメモリカード134との間で各種情報をやりとりすることができる。
制御部116は、通信I/F118を介してLAN端子126に接続されている。これにより、制御部116は、通信I/F118を介して、LAN端子126に接続された情報処理装置10及びLAN対応HDD(Hard Disk Drive)等の外部装置と各種情報をやりとりすることができる。ただし、通信I/F118が、情報処理装置10等の外部装置と無線で接続可能に構成されていてもよい。
情報処理装置10との通信I/F118を介した各種情報のやりとりとして、テレビジョン装置100は、例えば情報処理装置10の送信部15から、所定のイベントの実施を利用者に促す通知を受信する。通知は文字情報および音声情報の少なくともいずれかを含んでいてよい。また例えば、テレビジョン装置100は、テレビジョン装置100の電源がオン状態となっていること、利用者等により各種操作が行われていること、利用者により通知に対する応答があったこと等の情報、及びその他の情報を、情報処理装置10に送信する。利用者による通知への応答は、例えば文字情報として画面に表示された通知に対し、同画面上の確認ボタンが押下されたこと等により検知される。
制御部116は、HDMI(High−Definition Multimedia Interface) I/F121を介してHDMI端子127に接続されている。これにより、制御部116は、HDMI I/F121を介して、HDMI端子127に接続されている外部装置と各種情報をやりとりすることができる。
制御部116は、USB(Universal Serial Bus) I/F119を介して、USB端子128に接続されている。これにより、制御部116は、USB I/F119を介して、USB端子128に接続されたUSB HDD等と各種情報をやりとりすることができる。
(スマートスピーカの構成例)
次に、図4を用いて、実施形態のスマートスピーカ200の構成例について説明する。図4は、実施形態にかかるスマートスピーカ200の構成の一例を示すブロック図である。
図4に示すように、スマートスピーカ200は、CPU201、メモリ202、スピーカ203、マイクロフォン204、及び通信I/F205を備える。
スピーカ203は、例えばCPU201から電気信号として伝達された情報を音声として、スマートスピーカ200の周囲に出力する。CPU201から渡される電気信号は、利用者等に対する自発的な呼びかけとして、または、利用者等の質問に対する回答として、CPU201で生成されたものであり得る。また、CPU201から渡される電気信号は、CPU201が、通信I/F205を介して情報処理装置10から受信した、何らかのイベントを実施することを利用者に促す通知等であり得る。
マイクロフォン204は、利用者等からの音声を取得し、電気信号としてCPU201に伝達する。マイクロフォン204は、生活環境音センサとして、周囲の生活環境音等を検知し、電気信号としてCPU201に伝達してもよい。
なお、スマートスピーカ200はカメラ等を有していてもよい。カメラは、利用者等を撮像して利用者等のジェスチャ等を検知し、画像信号としてCPU201に伝達する。
CPU201は、各種コンピュータプログラムを実行することにより、スマートスピーカ200の各コンポーネントを制御する。また、CPU201は、マイクロフォン204から伝達された利用者等の音声に基づいて利用者等の質問に対する回答を生成し、スピーカ203へと伝達する。また、CPU201は、マイクロフォン204から伝達された利用者等の音声に基づいて、利用者等の指令の内容を実行させる信号を家電製品等に送信する。指令の内容としては、例えば家電製品の電源のオン/オフ及び家電製品の各種操作等がある。
CPU201は、通信I/F205を介してLAN端子206に接続されている。これにより、CPU201は、通信I/F205を介して、LAN端子206に接続された情報処理装置10及び家電製品31等の外部装置と各種情報をやりとりすることができる。ただし、通信I/F206が、情報処理装置10等の外部装置と無線で接続可能に構成されていてもよい。
情報処理装置10との通信I/F205を介した各種情報のやりとりとして、スマートスピーカ200は、例えば情報処理装置10の送信部15から、所定のイベントの実施を利用者に促す通知を受信する。通知は例えば音声情報を含んでいる。また例えば、スマートスピーカ200は、スマートスピーカ200の電源がオン状態となっていること、利用者等により各種操作が行われていること、利用者により通知に対する応答があったこと等の情報、及びその他の情報を、情報処理装置10に送信する。利用者による通知への応答は、例えば音声情報の出力がオフ(消音)されたことにより、または利用者のジェスチャ等として検知される。
メモリ202は、ROM及びRAM等を備え、CPU201による各種演算処理に用いられる各種コンピュータプログラム及び各種データなどを記憶する。
(見守りペンダントの構成例)
次に、図5を用いて、実施形態の見守りペンダント300の構成例について説明する。図5は、実施形態にかかる見守りペンダント300の構成の一例を示すブロック図である。
図5に示すように、装着用端末としての見守りペンダント300は、CPU301、メモリ302、スピーカ303、マイクロフォン304、緊急用ボタン305、GPSjusinnbu 306,及び通信I/F307を備える。
スピーカ303は、例えばCPU301から電気信号として伝達された情報を音声として、見守りペンダント300の周囲に出力する。CPU301から渡される電気信号は、CPU301が、通信I/F307を介して利用者の家族、警備会社、または病院等が所有するバックアップ端末等から受信した他のユーザの音声であり得る。また、CPU301から渡される電気信号は、CPU301が、通信I/F307を介して情報処理装置10から受信した、何らかのイベントを実施することを利用者に促す通知等であり得る。
マイクロフォン304は、利用者等からの音声を取得し、電気信号としてCPU301に伝達する。
緊急用ボタン305は、急に気分が悪くなるなど、利用者に何らかの緊急事態が生じた場合などに、利用者等によって押下される。緊急用ボタン305は、利用者等により押下されたことを電気信号としてCPU301に伝達する。
GPS(Global Positioning System)受信部306は、GPS衛星からの電波を受信することで位置情報計測を行う。これにより、見守りペンダント300は、見守りペンダント300の現在位置および見守りペンダント300を装着した利用者の現在位置を把握することができる。
通信I/F307は、情報処理装置10及びバックアップ端末等の外部装置との間の通信に用いられる。
CPU301は、各種コンピュータプログラムを実行することにより、見守りペンダント300の各コンポーネントを制御する。また、CPU301は、利用者等により緊急用ボタン305が押下されると、緊急事態が発生したことを通信I/F307を介して利用者の家族、警備会社、または病院等が所有するバックアップ端末等に連絡する。また、CPU301は、家族、警備会社、または病院等の通話先の音声をスピーカ303から出力させ、利用者の音声等のマイクロフォン302からの入力を通話先に伝達する。
また、CPU301は、例えば情報処理装置10の送信部15から通信I/F307を介して、所定のイベントの実施を利用者に促す通知を受信する。通知は例えば音声情報を含んでいる。また、CPU301は、見守りペンダント300の電源がオン状態となっていること、GPS受信部306により把握した現在位置情報、利用者等により各種操作が行われていること、利用者により通知に対する応答があったこと等の情報、及びその他の情報を、情報処理装置10に送信する。利用者による通知への応答は、例えば音声情報の出力がオフ(消音)されたことにより検知される。
メモリ302は、ROM及びRAM等を備え、CPU301による各種演算処理に用いられる各種コンピュータプログラム及び各種データなどを記憶する。
(スマートフォンの構成例)
次に、図6を用いて、実施形態のスマートフォン400の構成例について説明する。図6は、実施形態にかかるスマートフォン400の構成の一例を示すブロック図である。
図6に示すように、携帯型端末としてのスマートフォン400は、通信I/F401、GPS受信部402、センサ群403、表示部404、グラフィックコントローラ405、タッチパネルコントローラ406、CPU407、及びメモリ408を備える。スマートフォン400は、上記の他にカメラやスピーカなどを備えていてもよい。
通信I/F401は、情報処理装置10等の外部装置との間の通信に用いられる。
GPS受信部406は、GPS衛星からの電波を受信することで位置情報計測を行う。これにより、スマートフォン400は、スマートフォン400の現在位置およびスマートフォン400を携帯した利用者の現在位置を把握することができる。
センサ群403は、加速度センサ、方位センサ、及びジャイロセンサ等の少なくともいずれか1つのセンサデバイスを含む。加速度センサは、スマートフォン400が移動された場合にスマートフォン400の加速度の向きおよび大きさを検出する。方位センサは、スマートフォン400の方位を検出する。ジャイロセンサは、スマートフォン400が回転された場合にスマートフォン400の角速度を検出する。
表示部404は、例えば、ディスプレイ404aとタッチパネル404bとを組み合わせた、いわゆるタッチスクリーンデバイスである。ディスプレイ404aは、たとえば、LCDまたは有機ELディスプレイ等である。タッチパネル404bは、利用者の指またはスタイラス等によってタッチされたディスプレイ404aの表示画面上のタッチ位置を検知する。
グラフィックコントローラ405は、表示部404のディスプレイ404aを制御する。タッチパネルコントローラ406は、表示部404のタッチパネル404bを制御し、利用者がタッチした表示画面上のタッチ位置を示す座標データをタッチパネル404bから取得する。
CPU407は、各種コンピュータプログラムを実行することにより、スマートフォン400の各コンポーネントを制御する。また、CPU407は、例えば情報処理装置10の送信部15から通信I/F401を介して、所定のイベントの実施を利用者に促す通知を受信する。通知は例えば文字情報および音声情報の少なくともいずれかを含んでいてよい。
また、CPU407は、スマートフォン400の電源がオン状態となっていること、GPS受信部402により把握した現在位置情報、利用者等により各種操作が行われていること、利用者により通知に対する応答があったこと等の情報、及びその他の情報を、情報処理装置10に送信する。利用者による通知への応答は、例えば文字情報として画面に表示された通知に対し、同画面上の確認ボタンが押下されたこと等により検知される。
メモリ408は、ROM及びRAM等を備え、CPU407による各種演算処理に用いられる各種コンピュータプログラム及び各種データなどを記憶する。
(ナビゲーション装置の構成例)
次に、図7を用いて、実施形態のナビゲーション装置500の構成例について説明する。図7は、実施形態にかかるナビゲーション装置500の構成の一例を示すブロック図である。
図7に示すように、車に搭載されるナビゲーション装置500は、通信I/F501、測位センサ502、VICS受信部503、表示部504、グラフィックコントローラ505、タッチパネルコントローラ506、CPU507、及びメモリ508を備える。ナビゲーション装置500は、上記の他にスピーカなどを備えていてもよい。
通信I/F501は、情報処理装置10等の外部装置との間の通信に用いられる。
測位センサ502は、GPS受信機、加速度センサ、方位センサ、及びジャイロセンサ等の少なくともいずれか1つのセンサデバイスを含む。これらのセンサデバイスにより、ナビゲーション装置500は、自車両の現在位置を把握して目的地までの経路を導き出すことができる。
VICS受信部503は、道路交通情報通信システム(VICS:Vehicle Information and Communication System)から渋滞情報および交通規制情報等を取得して、ナビゲーション装置500の画面に表示するとともに、ナビゲーション装置500の経路算出機能における補助的な情報を付与する。
表示部504は、例えば、ディスプレイ504aとタッチパネル504bとを組み合わせた、いわゆるタッチスクリーンデバイスである。ディスプレイ504aは、たとえば、LCDまたは有機ELディスプレイ等である。タッチパネル504bは、利用者の指またはスタイラス等によってタッチされたディスプレイ504aの表示画面上のタッチ位置を検知する。
グラフィックコントローラ505は、表示部504のディスプレイ504aを制御する。タッチパネルコントローラ506は、表示部504のタッチパネル504bを制御し、利用者がタッチした表示画面上のタッチ位置を示す座標データをタッチパネル504bから取得する。
CPU507は、各種コンピュータプログラムを実行することにより、ナビゲーション装置500の各コンポーネントを制御する。また、CPU507は、例えば情報処理装置10の送信部15から通信I/F501を介して、所定のイベントの実施を利用者に促す通知を受信する。通知は例えば文字情報および音声情報の少なくともいずれかを含んでいてよい。
また、CPU507は、ナビゲーション装置500の電源がオン状態となっていること、測位センサ502のGPS受信部により把握した現在位置情報、利用者等により各種操作が行われていること、利用者により通知に対する応答があったこと等の情報、及びその他の情報を、情報処理装置10に送信する。利用者による通知への応答は、例えば文字情報として画面に表示された通知に対し、同画面上の確認ボタンが押下されたこと等により検知される。
メモリ508は、ROM及びRAM等を備え、CPU507による各種演算処理に用いられる各種コンピュータプログラム及び各種データなどを記憶する。
(情報処理システムの活用例)
次に、図8を用いて、実施形態の情報処理システム1の幾つかの活用例について説明する。図8は、実施形態にかかる情報処理システム1の各構成の家庭内における配置の一例を示す間取り図である。
図8に示すように、或る家屋の内外において、各種の家電製品31、センサ32、及び通知端末20が配置されている。また、図示しないヘルスケアデバイス33も当該家屋内の所定の居室等に配置されている。これらは、無線または有線により、図1の情報処理装置10に接続されている。
情報処理装置10の設定データ格納部18aには、例えば利用者により設定された図2のテーブル19a,19bの情報が格納されている。図2の情報によれば、利用者は、朝7時になったら起床し、8時になったら血圧を測定し、12時になったら服薬することの通知を要求している。また、利用者は、洗濯機が停止したら洗濯物を干し、万が一、雨が降ってきた場合には洗濯物を取り込むことの通知を要求している。
情報収集部12は、随時、家電製品31、センサ32、ヘルスケアデバイス33、及び通知端末20からの情報を収集する。収集された情報は、収集データ19cとして収集情報格納部18bに、都度、格納されていく。情報解析部13は、収集データ19cを用い、利用者の習慣的な動向を学習して習慣データ19dを生成し、収集情報格納部18bに格納する。
例えば、朝7時になり、「起床」イベントの通知条件に該当することとなったとする。通知要否判定部14aは、収集情報格納部18bの収集データ19cを参照し、例えば睡眠状態測定センサによる反応が無いこと、及び洗面所において生活環境音センサの反応があること等から、利用者は既に起きている、つまり、「起床」イベントは実施済みであると判定する。したがって、通知要否判定部14aは、利用者に「起床」を促す通知を送信する必要はないと判定する。
また例えば、朝8時になり、「血圧測定」イベントの通知条件に該当することとなったとする。通知要否判定部14aは、収集情報格納部18bの収集データ19cを参照し、例えば利用者の起床時間から現在までに血圧計が動作された情報が収集されていないことから、「血圧測定」イベントは未実施であると判定する。したがって、通知要否判定部14aは、利用者に「血圧測定」を促す通知を送信する必要があると判定する。
通知先決定部14bは、収集情報格納部18bの収集データ19cを参照し、例えば生成された最新の情報が冷蔵庫の扉の開閉情報であることから、利用者は台所にいるものと判定する。台所に配置されている通知端末20はスマートスピーカ200である。また、スマートフォン400のGPS受信部402により生成された情報から、例えば利用者が台所にスマートフォン400を持ち込んでいるものと推測されたとする。この場合、通知先決定部14bは、例えば移動型端末であるスマートフォン400よりも固定型端末であるスマートスピーカ200を通知先として優先させる。したがって、スマートスピーカ200が通知先に決定される。
通知可否決定部14cは、収集情報格納部18bの収集データ19cを参照し、例えば台所に設置された振動センサ及び生活環境音センサ等の情報から、利用者が手の離せない作業中である等の状態にはなく、通知を送信してもよいと判定する。
送信部15は、通知要否判定部14aが通知を送信する必要があると判定し、通知可否決定部14cが通知を送信してもよいと判定したため、通知先決定部14bが決定した通知先である台所のスマートスピーカ200に通知を送信する。この場合の通知は、例えば「血圧を測定する時間です」等の音声情報によってなされる。例えば、利用者は、通知に気づいて、直ちにスマートスピーカ200の音声を停止させたものとする。
応答判定部16は、収集情報格納部18bの収集データ19cを参照し、スマートスピーカ200のアラームが停止されたことで、所定時間内に利用者による応答があったものと判定する。このため、応答判定部16は、送信部15による再度の送信を指示しない。
また例えば、稼働していた洗濯機が停止し、「洗濯物干し」イベントの通知条件に該当することとなったとする。通知要否判定部14aは、収集情報格納部18bの収集データ19cを参照し、例えば洗濯機の停止時から現在までに洗濯機の蓋が開閉されていないことから、「洗濯物干し」イベントが未実施であると判定する。したがって、通知要否判定部14aは、利用者に「洗濯物干し」を促す通知を送信する必要があると判定する。
通知先決定部14bが、収集情報格納部18bの収集データ19cを参照したところ、例えば生成された最新の情報が、居間から庭へと通じる掃出し窓の開閉情報であったとする。したがって、利用者は、居間または庭のいずれかにいると推測される。通知先決定部14bが、更に収集情報格納部18bの習慣データ19dを参照したところ、その時間帯、利用者は居間で過ごす習慣があったとする。そこで、通知先決定部14bは、例えば居間のテレビジョン装置100の電源がオンになっていることを確認した後、テレビジョン装置100を通知先の通知端末20に決定する。
通知可否決定部14cは、収集情報格納部18bの収集データ19cを参照し、例えば居間から庭へと通じる掃出し窓の開閉情報が得られていることから、利用者が睡眠中等の状態には無く、通知を送信してもよいと判定する。
送信部15は、通知要否判定部14aが通知を送信する必要があると判定し、通知可否決定部14cが通知を送信してもよいと判定したため、通知先決定部14bが決定した通知先である居間のテレビジョン装置100に通知を送信する。この場合の通知は、例えば「洗濯が終了しました。洗濯物を干してください」等の文字情報をテレビジョン装置100の画面に表示させることによってなされる。その後、利用者は、所定時間を超えて、その表示に気付かなかったものとする。
応答判定部16は、収集情報格納部18bの収集データ19cを参照し、所定時間内に、テレビジョン装置100から利用者の応答を示す情報が得られなかったと判定する。そこで、応答判定部16は、バックアップ端末へ同一内容の通知を送信するよう送信部15に指示をする。
送信部15は、応答判定部16の指示にしたがい、バックアップ端末として例えばスマートフォン400に通知を送信する。この場合の通知は、例えば「洗濯が終了しました。洗濯物を干してください」等の文字情報をスマートフォン400の画面に表示させることによってなされる。例えば利用者は、所定時間内にその通知に気づき、スマートフォン400の通知画面において確認ボタンを押下したものとする。
応答判定部16は、収集情報格納部18bの収集データ19cを参照し、スマートフォン400の確認ボタンが押下されたことで、2度目の通知に対しては所定時間内に利用者による応答があったものと判定する。
通知解除部17は、送信部15によりテレビジョン装置100とスマートフォン400とに通知が送信され、そのうちの一方であるスマートフォン400における応答が得られたことから、他方のテレビジョン装置100における通知を解除する。この場合、通知の解除は、テレビジョン装置100の画面上の通知を非表示とすることでなされる。
また例えば、昼の12時になり、「服薬」イベントの通知条件に該当することとなったとする。通知要否判定部14aは、収集情報格納部18bの収集データ19cを参照し、例えば最後の服薬時間から現在までに薬ボックスの蓋の開閉情報が得られていないことから、「服薬」イベントは未実施であると判定する。したがって、通知要否判定部14aは、利用者に「服薬」を促す通知を送信する必要があると判定する。
通知先決定部14bは、収集情報格納部18bの収集データ19cを参照し、玄関ドアのロック情報が取得されていること、及び最新の情報が車の各種センサによるものであること等から、利用者は、外出中であって、かつ、車内にいるものと判定する。そこで、通知先決定部14bは、ナビゲーション装置500を通知先として決定する。
通知可否決定部14cは、収集情報格納部18bの収集データ19cを参照し、例えば車の車速センサ及び加速度センサ等の情報から、利用者が運転中であり、通知を送信してはいけない状況にあると判定する。通知可否決定部14cは、車が停車する等、利用者が通知を受け取り可能な状況になるまで待機する。
車が停車する等して利用者の状況が変化した後、通知要否判定部14aによる通知の要否判定、通知先決定部14bによる通知先の決定、及び通知可否決定部14cによる通知の可否判定が再度行われる。これらの処理が再度繰り返されるのは、通知可否決定部14cが所定時間待機したことにより、利用者の状況、通知条件、及びその他の状況が変化している可能性があるからである。
ここでは、通知要否判定部14aは依然、通知が必要と判定し、通知先決定部14bはその後、玄関ドアのロック解除情報が生成された玄関に利用者がいると判定し、通知可否決定部14cは利用者への通知が可能と判定したとする。
送信部15は、決定された通知先である玄関のスマートスピーカ200に通知を送信する。この場合の通知は、例えば「薬を飲む時間です」等の音声情報によってなされる。例えば、利用者は、通知に気づいて、直ちにスマートスピーカ200の音声を停止させたものとする。
応答判定部16は、収集情報格納部18bの収集データ19cを参照し、スマートスピーカ200のアラームが停止されたことで、所定時間内に利用者による応答があったものと判定する。このため、応答判定部16は、送信部15による再度の送信を指示しない。
また例えば、洗濯物が干されているにも拘わらず、急な降雨があったものとする。玄関、庭、またはベランダ等に設置された気候観測センサは雨が降り出したことを検知する。これにより、「洗濯物取り込み」イベントの通知条件に該当することとなる。
通知要否判定部14aは、収集情報格納部18bの収集データ19cを参照し、例えば雨が降り出してから現在までに庭へ通じる掃出し窓の開閉情報が生成されていないことから、「洗濯物取り込み」イベントが未実施であると判定する。したがって、通知要否判定部14aは、利用者に「洗濯物取り込み」を促す通知を送信する必要があると判定する。
通知先決定部14bは、収集情報格納部18bの収集データ19cを参照し、例えば最新の生成情報が、寝室の振動センサによる情報であることから、利用者は寝室にいるものと判定する。寝室には、テレビジョン装置100とスマートスピーカ200とが設置されている。テーブル19aの付加情報によれば、降雨時の「洗濯物取り込み」イベントは緊急度「高」に設定されていることから、通知先決定部14bは、例えばテレビジョン装置100とスマートスピーカ200との両方を通知先に決定してもよい。
その後、応答判定部16がいずれかの通知端末20において応答があったことを判定したら、通知解除部17がもう一方の通知端末20における通知を解除する。
以上、説明したように、情報処理装置10は、日課として行われるイベント、及び突発的に発生するイベント等の実施を促す通知を、利用者がより気が付きやすい通知端末20へと送信し、利用者の生活支援を行う。情報処理装置10は、この他にも、急な来客に対する応答、及びその他のイベントに適用することができる。また、洗濯機の蓋の開閉が所定期間なされていないことに基づき、利用者に洗濯の実施等を促してもよい。
また、情報処理装置10は、異常事態および緊急事態等にも適用することができる。例えば、居室の温湿度を測定する温湿度センサの情報に基づき、居室内が熱中症の発症リスクの高い環境となっていることを利用者に通知してもよい。また、所定期間、冷蔵庫の扉が開閉されていないこと、所定期間、生活環境音センサ等が反応していないこと、または睡眠状態測定センサが示す異常値等から、利用者に体調不良等の緊急事態が発生したものとして、情報処理装置10が、家族、警備会社、または病院等のバックアップ端末へ緊急連絡を送信するようにしてもよい。
(情報処理装置における処理の例)
次に、図9を用いて、実施形態の情報処理装置10における処理例について説明する。図9は、実施形態にかかる情報処理装置10における処理の手順の一例を示すフロー図である。
ここで、情報処理装置10の設定データ格納部18aには、例えば利用者により設定された情報が既に格納されているものとする。また、家電製品31、センサ32、ヘルスケアデバイス33、及び通知端末20からの情報は、随時、収集され、収集情報格納部18bに格納されているものとする。また、これらの収集データ19cに基づく習慣データ19dが生成済みであるものとする。
図9に示すように、通知要否判定部14aは、設定部11により設定されたいずれかのイベントについて通知条件に該当することとなったか否かを判定する(ステップS101)。通知要否判定部14aは、いずれかのイベントについて通知条件に該当することとなるまで待機する(ステップS101:No)。
いずれかのイベントについて通知条件に該当することとなると(ステップS101:Yes)、通知要否判定部14aは、収集情報格納部18bの収集データ19c等を参照して、そのイベントが未実施であるか否かを判定する(ステップS102)。イベントが実施済みであれば(ステップS102:No)、通知を送信することなく処理が終了する。
通知要否判定部14aが、イベントが未実施であると判定した場合には(ステップS102:Yes)、通知先決定部14bは、収集情報格納部18bの収集データ19c及び習慣データ19d等を参照して利用者の動向を推定し、推定した利用者の動向に基づき、各種の通知端末20の中から通知先の通知端末20を決定する(ステップS103)。
通知可否決定部14cは、収集情報格納部18bの収集データ19c等を参照して利用者の動向を推定し、推定した利用者の動向に基づき、利用者が通知を受け取ることが可能な状態であるか否かを判定する(ステップS104)。利用者が通知を受け取ることが可能な状態ではないと判定すると(ステップS104:No)、通知可否決定部14cは、利用者が通知を受け取ることが可能な状態となるまで待機する(ステップS105)。その後、ステップS101からの処理が繰り返される。
通知可否決定部14cが、利用者が通知を受け取ることが可能な状態であると判定すると(ステップS104:Yes)、送信部15は、通知先決定部14bが決定した通知先の通知端末20に、イベントの実施を利用者に促す通知を送信する(ステップS106)。
応答判定部16は、送信部15が送信した通知に対し、所定時間内に応答があったか否かを判定する(ステップS107)。応答判定部16が、所定時間内に応答がなかったと判定すると(ステップS107:No)、送信部15は、同じ内容の通知をバックアップ端末へと送信する(ステップS108)。応答判定部16及び送信部15は応答が得られるまで、ステップS107,S108の処理を繰り返す。
所定時間内に応答があったと判定すると(ステップS107:Yes)、応答判定部16は、送信部15が複数の通知端末20に通知を送信したか否かを判定する(ステップS109)。送信部15が通知を送信した通知端末20が1つのみの場合には(ステップS109:No)、処理が終了する。
送信部15が複数の通知端末20に通知を送信していた場合(ステップS109:Yes)、応答判定部16は、送信部15が通知を送信した通知端末20のうち未応答の通知端末20があるか否かを判定する(ステップS110)。未応答の通知端末20がなければ(ステップS110:No)、処理が終了する。
応答判定部16が、未応答の通知端末20があると判定すると(ステップS110:Yes)、通知解除部17は、未応答の通知端末20に送信された通知を解除する(ステップS111)。
以上により、実施形態の情報処理装置10における処理が終了する。
(比較例)
利用者に関わるイベントの実施時刻になったことを、スマートフォンまたはパーソナルコンピュータ等のアプリケーションを用いて、スマートフォンまたはパーソナルコンピュータ等に通知する技術が知られている。
しかしながら、単に決まった時刻に通知を送信するだけであると、利用者に処理されないまま多数の通知が溜まってしまい、利用者が重要な通知を見落とすおそれがある。また、スマートフォンまたはパーソナルコンピュータを使い慣れない利用者には、上記のような通知サービスは浸透し難い。そこで、テレビジョン装置およびスマートスピーカ等を活用して通知を送信するようにすれば、上記サービスが家庭内に浸透しやすくなると考えられる。しかしながら、利用者が常にテレビジョン装置およびスマートスピーカ等の近傍にいるとは限らない。また、テレビジョン装置の電源が入っていなかったり、電源が入っていても、席を立っていたりテレビ番組を見ながら寝ていたりすることも考えられる。
実施形態の情報処理装置10によれば、通知要否判定部14aが、通知条件に該当するイベントの実施状況に基づいて、イベントの実施を促す通知の要否を判定する。これにより、通知の送信数を削減して通知の見落としを抑制することができる。
実施形態の情報処理装置10によれば、通知可否判定部14cが、利用者の動向に基づいて、利用者の状態が、通知をしてもよい状態であるか否かを判定する。これにより、例えば利用者が睡眠中であったり、運転中のような手の離せない作業中であったりする場合には通知の送信を控え、利用者が通知を見落としてしまうことを抑制することができる。
実施形態の情報処理装置10によれば、通知先決定部14bが、利用者の動向に基づいて、通知を送信する通知端末20を決定する。これにより、送信された通知が、よりいっそう利用者に気づかれやすくなる。
実施形態の情報処理装置10によれば、通知先決定部14bは、通知を送信する通知先の通知端末20が複数ある場合には、通知先の通知端末20のうち固定型端末に優先的に通知を送信する。これにより、一部の利用者にとっては扱いにくいスマートフォン400への送信の優先順位を落とし、テレビジョン装置100またはスマートスピーカ200等への送信を優先させることができる。
実施形態の情報処理装置10によれば、通知解除部17は、通知が複数の通知端末20に送信された場合であって、少なくともいずれかの通知端末20において通知に対する応答があった場合には、その他の通知端末20における通知を解除する。これにより、多数の通知に埋もれて、利用者が通知を見落としてしまうことを抑制することができる。
一般に、プッシュ型の通知設定がなされることの多いスマートフォン400等においては、送信済みの通知に対して解除を行うことはできないが、少なくとも、テレビジョン装置100及びスマートスピーカ200等においては通知の解除が可能であり、上記効果が得られる。また、この点からも、通知の溜まりがちなスマートフォン400への通知の送信の優先度を落とすことには、通知の見落としを抑制する効果がある。
実施形態の情報処理装置10によれば、応答判定部16は、所定時間内に通知に対する応答がなかった場合には、通知を送信済みの通知端末20を除く他の通知端末20に通知を送信することを決定する。これにより、利用者が、よりいっそう通知に気がつきやすくなる。
なお、情報処理装置10に上述の各種機能を実現させるプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のコンピュータプログラムプロダクトとして提供される。すなわち、上記プログラムは、CD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVDなどの、非一時的で、コンピュータで読み取り可能な記録媒体を有するコンピュータプログラムプロダクトに含まれた状態で提供される。
また、上記プログラムは、インターネットなどのネットワークに接続されたコンピュータに格納された状態で、ネットワーク経由で提供または配布されてもよい。上記プログラムは、ROMなどに予め組み込まれた状態で提供されてもよい。
このようなプログラムを情報処理装置10にインストールすることにより、情報処理装置10のCPUがROMからプログラムを読み出して、RAM上に上記の各機能構成が展開される。
ただし、上記プログラムはクラウドサーバ等に格納されたウェブアプリケーションとして提供されてもよく、この場合、プログラムは情報処理装置10にインストールされることなく実行される。
本発明の実施形態について説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…情報処理システム、10…情報処理装置、11…設定部、12…情報収集部、13…情報解析部、14a…通知要否判定部、14b…通知先決定部、14c…通知可否判定部、15…送信部、16…応答判定部、17…通知解除部、18a…設定データ格納部、18b…収集情報格納部、20…通知端末、30…情報生成装置、31…家電製品、32…センサ、33…ヘルスケアデバイス、100…テレビジョン装置、200…スマートスピーカ、300…見守りペンダント、400…スマートフォン、500…ナビゲーション装置。

Claims (11)

  1. 利用者に関わるイベントの情報を前記イベントの通知条件の情報に紐づけて設定可能な設定部と、
    前記イベントの実施状況を示す情報を収集する情報収集部と、
    前記通知条件に該当する前記イベントの実施状況に基づいて、前記イベントの実施を促す通知の要否を判定する通知要否判定部と、を備える、
    情報処理装置。
  2. 前記通知要否判定部は、前記イベントが未実施である場合に前記通知の必要があると判定する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記情報収集部が収集する情報には前記利用者の動向を示す情報が含まれており、
    前記利用者の動向に基づいて、前記利用者の状態が、前記通知をしてもよい状態であるか否かを判定する通知可否判定部を備える、
    請求項1または請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記通知は通知端末に送信され、
    前記情報収集部が収集する情報には前記利用者の動向を示す情報が含まれており、
    前記利用者の動向に基づいて、前記通知を送信する通知端末を決定する通知先決定部を備える、
    請求項1または請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記通知端末には固定型端末と移動型端末とがあり、
    前記通知先決定部は、
    前記利用者の動向に基づいて導き出された通知先の通知端末が複数ある場合には、前記通知先の通知端末のうち前記固定型端末を優先的に前記通知の通知先に決定する、
    請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記利用者の動向を示す情報は、
    前記利用者の居住空間内に配置された家電製品の動作により生成される情報、
    前記利用者の行動範囲内に配置されたセンサの反応により生成される情報、
    前記利用者の健康状態を測定するヘルスケアデバイスの動作により生成される情報、及び、
    前記通知端末の動作により生成される情報、の少なくともいずれかを含み、
    前記通知先決定部は、前記情報のうち最新の情報に基づき前記利用者の動向を推定する、
    請求項4または請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記通知は通知端末に送信され、
    所定時間内に前記通知に対する応答があったか否かを判定する応答判定部と、
    前記通知が複数の前記通知端末に送信された場合であって、少なくともいずれかの前記通知端末において前記所定時間内に前記通知に対する応答があった場合には、その他の前記通知端末における前記通知を解除する通知解除部と、を備える、
    請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記応答判定部は、
    前記所定時間内に前記通知に対する応答がなかった場合には、前記通知を送信済みの前記通知端末を除く他の通知端末に前記通知を送信することを決定する、
    請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記通知端末は、
    テレビジョン装置、スマートスピーカ、携帯型端末、装着型端末、及びナビゲーション装置の少なくともいずれかである、
    請求項4乃至請求項8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 利用者に関わるイベントの情報を前記イベントの通知条件の情報に紐づけて設定可能な設定部と、
    前記イベントの実施状況を示す情報を収集する情報収集部と、
    前記通知条件に該当する前記イベントの実施状況に基づいて、前記イベントの実施を促す通知の要否を判定する通知要否判定部と、を有する情報処理装置と、
    前記イベントの実施状況を示す前記情報が生成される情報生成装置と、
    前記情報処理装置から前記通知を受信して前記利用者に提示する通知端末と、を備える、
    情報処理システム。
  11. コンピュータに、
    利用者に関わるイベントの情報の設定を、前記イベントの通知条件の情報に紐づけられた状態で受け付けさせ、
    前記イベントの実施状況を示す情報を収集させ、
    前記通知条件に該当する前記イベントの実施状況に基づいて、前記イベントの実施を促す通知の要否を判定させる、
    プログラム。

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