JP2021071525A - 光コネクタ抜出工具 - Google Patents

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忠輝 江藤
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Abstract

【課題】光コネクタプラグの抜出操作がしやすい光コネクタ抜出工具を提供する。【解決手段】光コネクタ挿抜工具10は、基体1と、受け側コネクタに接続された光コネクタプラグのコネクタプラグ本体を保持するコネクタ保持部2と、光コネクタプラグの係合ラッチをコネクタプラグ本体に近づく方向に押し倒す押圧部3とを備える。押圧部3は、基体1の先端部1aに、基体1から先端方向に突出して設けられている。【選択図】図2

Description

本発明は、光コネクタ抜出工具に関する。
例えば、光ラックなどでは、複数の光コネクタプラグが接続される受け側光コネクタ(光レセプタクルなど)が用いられている。光コネクタプラグは、例えば、受け側光コネクタに係脱可能に係合する係合ラッチを備える。受け側光コネクタに対して光コネクタプラグを挿入および抜出するには、光コネクタ挿抜工具が用いられることがある(例えば、特許文献1を参照)。
特許第4776332号公報
しかしながら、前記工具では、受け側光コネクタから光コネクタプラグを抜出する操作がしにくくなることがあった。
本発明の一態様は、光コネクタプラグの抜出操作がしやすい光コネクタ抜出工具を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、コネクタプラグ本体と前記コネクタプラグ本体から突出する係合ラッチとを有する光コネクタプラグを受け側コネクタから抜出する光コネクタ抜出工具であって、基体と、前記受け側コネクタに接続された前記光コネクタプラグの前記コネクタプラグ本体を保持するコネクタ保持部と、前記係合ラッチを前記コネクタプラグ本体に近づく方向に押し倒す押圧部と、を備え、前記押圧部は、前記基体の先端部に、前記基体から先端方向に突出して設けられている光コネクタ抜出工具を提供する。
前記押圧部は、前記基体から先端方向に延出する舌片状に形成され、突出端部が前記光コネクタプラグに対して接近および離間する方向に弾性的に曲げ変形可能であり、前記押圧部に、押し倒された前記係合ラッチに係止する係止凸部が形成されていることが好ましい。
前記基体の、少なくとも前記先端部を含む長さ部分は、一方向に延在する棒状に形成されていることが好ましい。
前記コネクタ保持部は、向かい合って配置されて前記光コネクタプラグを両側から保持する一対の保持板を有し、一対の前記保持板は、前記基体から突出する側板と、前記側板の内面から互いに近づく方向に突出して設けられた返し凸部とを備えることが好ましい。
前記返し凸部の先端部の、前記基体に対向する面は、先端方向に行くほど前記基体から離れる方向に傾斜する傾斜部を有することが好ましい。
前記光コネクタ抜出工具は、前記基体に、磁石体が設けられていてもよい。
本発明の一態様によれば、光コネクタプラグの抜出操作がしやすい光コネクタ抜出工具を提供することができる。
第1実施形態の光コネクタ挿抜工具を示す斜視図である。 図1に示す光コネクタ挿抜工具の抜出部の斜視図である。 図1に示す光コネクタ挿抜工具の抜出部の側面図である。 図1に示す光コネクタ挿抜工具の抜出部の内部構造を示す断面図である。 図1に示す光コネクタ挿抜工具の挿入部の斜視図である。 図1に示す光コネクタ挿抜工具の挿入部の側面図である。 図1に示す光コネクタ挿抜工具の挿入部の内部構造を示す断面図である。 光コネクタプラグの一例の斜視図である。 光レセプタクルの一例の斜視図である。 光レセプタクルおよび光コネクタプラグの側面図である。 図1に示す光コネクタ挿抜工具を用いて光コネクタプラグを光レセプタクルから抜き出す動作を示す説明図である。 図1に示す光コネクタ挿抜工具を用いて光コネクタプラグを光レセプタクルから抜き出す動作を示す説明図である。 図1に示す光コネクタ挿抜工具を用いて光コネクタプラグを光レセプタクルから抜き出す動作を示す説明図である。 図1に示す光コネクタ挿抜工具を用いて光コネクタプラグを光レセプタクルに挿入する動作を示す説明図である。 図1に示す光コネクタ挿抜工具を用いて光コネクタプラグを光レセプタクルに挿入する動作を示す説明図である。 図1に示す光コネクタ挿抜工具を用いて光コネクタプラグを光レセプタクルに挿入する動作を示す説明図である。 第2実施形態の光コネクタ挿抜工具を示す斜視図である。 第3実施形態の光コネクタ挿抜工具を示す斜視図である。 前図の光コネクタ挿抜工具の動作を示す説明図である。 第4実施形態の光コネクタ挿抜工具の抜出部の斜視図である。
実施形態の光コネクタ抜出工具(光コネクタ挿抜工具)の説明に先だって、光コネクタプラグおよび光レセプタクルについて説明する。
[光コネクタプラグ]
図8は、光コネクタプラグの一例の斜視図である。
図8に示すように、光コネクタプラグ51(光コネクタ)は、例えば、LC形光コネクタ(JIS C5964に準拠)である。光コネクタプラグ51は、外部光ファイバ61の端末に設けられる。
光コネクタプラグ51は、ハウジング52と、光フェルール53と、係合ラッチ54と、ブーツ55とを備える。ハウジング52は、スリーブ状のプラグフレーム56と、ストップリング57とを備える。プラグフレーム56は、矩形筒状とされている。ハウジング52と光フェルール53とは、コネクタプラグ本体60を構成する。
係合ラッチ54は、第1弾性片58と、第2弾性片59とを備える。第1弾性片58は、ハウジング52の側面から斜め後方に突出している。第1弾性片58は、光レセプタクル23の光コネクタ挿入孔27の内面に形成された被係合部(図示略)に係脱可能に係止する(図10参照)。第2弾性片59は、ハウジング52の側面における第1弾性片58の基端より後方の位置を基端として、斜め前方に突出している。
第1弾性片58および第2弾性片59は、先端部が重なるように形成されている。そのため、第2弾性片59がコネクタプラグ本体60に近づく方向に弾性的に曲げ変形すると、第1弾性片58は第2弾性片59に押圧され、コネクタプラグ本体60に近づく方向に弾性的に曲げ変形する。
[光レセプタクル]
図9は、光レセプタクルの一例の斜視図である。図10は、光レセプタクルおよび光コネクタプラグの側面図である。
図9に示すように、光レセプタクル23は、ハウジング25と、複数の光フェルール(図示略)とを備える。光レセプタクル23は、受け側コネクタの一例である。受け側コネクタとしては、光レセプタクルに代えて、光コネクタアダプタを用いてもよい。
ハウジング25は、概略、直方体状に形成されている。ハウジング25には、複数の光コネクタ挿入孔27が形成されている。光コネクタ挿入孔27は、ハウジング25の前面に開口している。複数の光コネクタ挿入孔27は、一列に並んで形成されている。
光コネクタ挿入孔27は、主部31と、ラッチ挿入部32とを有する。主部31には、光コネクタプラグ51のハウジング52(詳しくはプラグフレーム56)(図8参照)が挿入される。主部31は、矩形状の開口を有する。
ラッチ挿入部32は、主部31の内面から外方に向けた凹状に形成されている。ラッチ挿入部32には、光コネクタプラグ51の係合ラッチ54(詳しくは第1弾性片58)(図8参照)が挿入される。ラッチ挿入部32の幅は、主部31の幅より小さい。
光レセプタクル23の光フェルール(図示略)は、複数の光コネクタ挿入孔27内にそれぞれ設けられる。図10に示すように、光コネクタプラグ51が光コネクタ挿入孔27に挿入されると、光フェルール53(図8参照)は、光レセプタクル23の光フェルール(図示略)に突き合わせ接続される。
[光コネクタ挿抜工具(光コネクタ抜出工具)](第1実施形態)
図1は、第1実施形態の光コネクタ挿抜工具10(光コネクタ抜出工具)の斜視図である。図2は、光コネクタ挿抜工具10の抜出部21の斜視図である。図3は、光コネクタ挿抜工具10の抜出部21の側面図である。図4は、光コネクタ挿抜工具10の抜出部21の内部構造を示す断面図である。
以下の説明においては、XYZ直交座標系を採用することがある。図1に示すように、X方向は、先端部1aにおける基体1の長さ方向である。Y方向は基体1の厚さ方向である。Y方向はX方向と直交する。Z方向は基体1の高さ方向である。Z方向はX方向およびY方向に直交する。
X方向のうち一方向を+X方向といい、その反対方向を−X方向という。−X方向は前方である。+X方向は後方である。Y方向のうち一方向を+Y方向といい、その反対方向を−Y方向という。Z方向のうち一方向を+Z方向といい、その反対方向を−Z方向という。+Z方向は上方である。−Z方向は下方である。上下方向を「高さ方向」ともいう。ここで定めた位置関係は、光コネクタ挿抜工具10の使用時の姿勢を限定しない。
図1および図2に示すように、光コネクタ挿抜工具10は、基体1と、第1コネクタ保持部2と、押圧部3と、第2コネクタ保持部4と、一対の磁石体5,5と、を備える。光コネクタ挿抜工具10は、「光コネクタ抜出工具」の一例である。
図1に示すように、基体1の第1長さ部分1Aと、第1コネクタ保持部2と、押圧部3とは、抜出部21を構成する。抜出部21は、光コネクタプラグ51を光レセプタクル23(図10参照)から抜き出す機能を有する。基体1の第2長さ部分1Cと、第2コネクタ保持部4とは、挿入部22を構成する。挿入部22は、光コネクタプラグ51を光レセプタクル23(図10参照)に挿入する機能を有する。
基体1は、棒状(スティック状)に形成されている。基体1は、第1長さ部分1Aと、中間部分1Bと、第2長さ部分1Cとを備える。第1長さ部分1Aは、先端部1a(前端部)を含む長さ部分である。第2長さ部分1Cは、後端部1bを含む長さ部分である。
第1長さ部分1Aおよび第2長さ部分1Cは、X方向に延在する。第2長さ部分1Cは、第1長さ部分1Aに比べて高く位置する(すなわち、+Z方向寄りに位置する)。基体1のY方向寸法(厚さ)は、基体1のZ方向寸法(高さ)より小さい。基体1の長さ方向に直交する断面は矩形状である。
第1長さ部分1Aの上面および第2長さ部分1Cの下面には、滑り止め部6が形成されている。滑り止め部6は、長さ部分1A,1Cの長さ方向に並ぶ複数の凸部6aを備える。凸部6aはY方向に沿って延在する。複数の凸部6aは、長さ部分1A,1Cの長さ方向に間隔をおいて形成されている。滑り止め部6は、作業者が基体1を手指で把持して光コネクタプラグ51を光レセプタクル23(図10参照)に対して抜き出しまたは挿入するときに、手指を滑りにくくする。
図4および図13に示すように、第1長さ部分1Aの下面には、調整凸部7が形成されている。調整凸部7は、光コネクタプラグ51を光レセプタクル23に対して抜き出しまたは挿入するときに、光コネクタプラグ51の傾きを規制する。これにより、光コネクタプラグ51の姿勢を適正化し、光コネクタプラグ51の抜き出しおよび挿入の操作性を良好とする。
中間部分1Bは、第1長さ部分1Aの後端と第2長さ部分1Cの前端との間の長さ部分である。中間部分1Bは、第1長さ部分1Aの後端から第2長さ部分1Cの前端にかけて、後方に行くほど上昇する方向に傾斜している。
中間部分1Bは、後方に行くほど上昇するように傾斜しているため、作業者が基体1を手指で把持して光コネクタプラグ51を光レセプタクル23に対して抜き出しまたは挿入するときに、手指が光コネクタプラグ51および外部光ファイバ61(図8参照)と干渉しにくくなる。
基体1は、例えば、樹脂、金属等で構成される。
図2に示すように、第1コネクタ保持部2は、一対の保持板8,8を備える。一対の保持板8,8は、向かい合って配置されている。保持板8は、固定部11と、側板12と、返し凸部13とを備える。一対の保持板8,8は、基体1(第1長さ部分1A)の一方および他方の側面にそれぞれ設けられる。
図3に示すように、固定部11は、固定具14によって基体1(第1長さ部分1A)の側面に固定される。固定部11は、Y方向から見て、全領域が基体1(第1長さ部分1A)の側面に重ねられる。固定部11の下端の高さ位置は、基体1(第1長さ部分1A)の最下部の高さ位置とほぼ同じである。
側板12は、固定部11の下端から下方に延出する。側板12は、XZ平面に沿う矩形板状とされている。基体1の一方の側面に設けられた保持板8の側板12と、基体1の他方の側面に設けられた保持板8の側板12とは、Y方向に間隔をおいて向かい合って配置されている。内面12a,12aは、一対の側板12,12の向かい合う面である。側板12は、基体1(第1長さ部分1A)の最下部から下方に突出して設けられている。
図2および図4に示すように、返し凸部13は、側板12の下端部(突出端部)に設けられている。一対の側板12,12に形成された返し凸部13,13は、側板12,12の内面12a,12aから内方(互いに近づく方向)に突出する。返し凸部13は、光コネクタプラグ51が下方に移動するのを規制する。
返し凸部13は、側板12の下端部に、側板12の全長にわたってX方向に沿って形成されている。返し凸部13は、概略、XY平面に沿う板状に形成されている。返し凸部13の先端部13aを含む部分の上面13bは、傾斜部13cを有する。上面13bは、基体1に対向する面(対向面)である。傾斜部13cは、先端方向(前方)に行くほど基体1から離れる方向に傾斜する。返し凸部13は、傾斜部13cを有するため、光コネクタプラグ51のコネクタプラグ本体60を保持板8,8間に導くことができる。
一対の保持板8,8は、光レセプタクル23に接続された光コネクタプラグ51のコネクタプラグ本体60を両側から保持する。
保持板8は、例えば、金属、樹脂等で構成される。
押圧部3は、基体1の先端部1aに設けられている。押圧部3は、先端部1aから先端方向(前方、−X方向)に突出している。押圧部3は、板状(詳しくは舌片状)に形成されている。押圧部3は、未変形状態においては、XY平面に沿う板状である。押圧部3は、上下方向に弾性変形可能である。詳しくは、押圧部3は、突出端部3aが、光レセプタクル23に接続された光コネクタプラグ51のコネクタプラグ本体60に接近および離間する方向に弾性的に曲げ変形可能である。
押圧部3の突出端部3aの下面(−Z方向側の面)には、係止凸部15が形成されている。係止凸部15は、押圧部3の突出端部3aの下面から下方に突出している。係止凸部15のXZ断面の形状は、例えば、半円形状である。係止凸部15のXZ断面の形状は特に限定されず、楕円弧状、多角形状(矩形状など)等としてよい。係止凸部15は、幅方向(Y方向)に延在する。係止凸部15は、押圧部3の全幅にわたって形成されていることが好ましい。
図5は、光コネクタ挿抜工具10の挿入部22の斜視図である。図6は、光コネクタ挿抜工具10の挿入部22の側面図である。図7は、光コネクタ挿抜工具10の挿入部22の内部構造を示す断面図である。
図5に示すように、第2コネクタ保持部4は、一対の保持板68,68を備える。一対の保持板68,68は、向かい合って配置されている。保持板68は、固定部71と、側板72と、返し凸部73とを備える。一対の保持板68,68は、基体1(第2長さ部分1C)の一方および他方の側面にそれぞれ設けられる。
図6に示すように、固定部71は、固定具74によって基体1(第2長さ部分1C)の側面に固定される。
側板72は、固定部71の+Z方向の端から+Z方向に延出する。側板72は、XZ平面に沿う矩形板状とされている。基体1の一方の側面に設けられた保持板68の側板72と、基体1の他方の側面に設けられた保持板68の側板72とは、Y方向に間隔をおいて向かい合って配置されている。内面72a,72aは、一対の側板72,72の向かい合う面である。一対の保持板68,68の側板72,72は、光コネクタプラグ51を両側から保持する。
図5および図7に示すように、返し凸部73は、側板72の+Z方向の端部(突出端部)に設けられている。一対の側板72,72に形成された返し凸部73,73は、側板72,72の内面72a,72aから内方(互いに近づく方向)に突出する。返し凸部73は、光コネクタプラグ51が+Z方向に移動するのを規制する。
返し凸部73は、側板72の突出端部に、側板72の全長にわたってX方向に沿って形成されている。返し凸部73は、XY平面に沿う板状に形成されている。
図1に示すように、一対の磁石体5,5は、基体1の中間部分1Bの両側面にそれぞれ設けられている。磁石体5は、フェライト磁石などの磁石(図示略)を内蔵する。磁石体5は、全体が磁石で構成されていてもよい。
光コネクタ挿抜工具10は、磁石体5の吸着力によって、光ラックのフレーム等に付着させることができる。そのため、光コネクタ挿抜工具10を、挿抜操作の対象となる光コネクタプラグ51が用いられた光ラック等に、着脱自在に設置することができる。よって、光コネクタ挿抜工具10の使い勝手をよくすることができる。
[光コネクタ挿抜工具の使用方法]
(光コネクタプラグの抜き出し)
図11〜図13は、光コネクタ挿抜工具10を用いて光コネクタプラグ51を光レセプタクル23から抜き出す動作を示す説明図である。
図11および図12に示すように、光コネクタ挿抜工具10を、抜出部21を光レセプタクル23に向けた姿勢として、光コネクタプラグ51に向けて前進させる。光コネクタプラグ51のコネクタプラグ本体60を第1コネクタ保持部2の側板12,12間に挿通させる。第1コネクタ保持部2は、コネクタプラグ本体60を保持する。
図12に示すように、押圧部3は、光コネクタプラグ51の第2弾性片59をコネクタプラグ本体60に近づく方向に押し倒す。これにより、第1弾性片58は押圧され、コネクタプラグ本体60に近づく方向に弾性的に曲げ変形する。第1弾性片58は、光レセプタクル23のハウジング25の被係合部(図示略)から外れる。
図13に示すように、押圧部3の係止凸部15は、第2弾性片59を乗り越え、第2弾性片59の先端部に係止する。係止凸部15は、押圧部3が上方に弾性的に曲げ変形した状態で第2弾性片59に係止するのが好ましい。係止凸部15は、押圧部3の弾性力によって係合ラッチ54(第2弾性片59)に係止するため、係合ラッチ54から外れにくくなる。
光コネクタ挿抜工具10を光レセプタクル23から離れる方向に移動させると、光コネクタプラグ51は光レセプタクル23の光コネクタ挿入孔27から抜き出される。
(光コネクタプラグの挿入)
図14〜図16は、光コネクタ挿抜工具10を用いて光コネクタプラグ51を光レセプタクル23に挿入する動作を示す説明図である。
図14および図15に示すように、挿入部22に光コネクタプラグ51を保持させて、光コネクタ挿抜工具10を光レセプタクル23に近づく方向に移動させる。光コネクタプラグ51は第2コネクタ保持部4の側板72,72間に挿通させる。基体1の後端部1bは、光コネクタプラグ51の第2弾性片59を、光レセプタクル23に近づく方向に押圧できる。光コネクタプラグ51は光レセプタクル23の光コネクタ挿入孔27に挿入される。第1弾性片58は、光レセプタクル23のハウジング25の被係合部(図示略)に係合する。
図16に示すように、光コネクタ挿抜工具10を後退させ、光コネクタプラグ51から外すことができる。
[光コネクタ挿抜工具が奏する効果]
光コネクタ挿抜工具10は、係合ラッチ54を押し倒す押圧部3を備えるため、容易な操作で光レセプタクル23に対して光コネクタプラグ51を抜き出しおよび挿入することができる。
光コネクタ挿抜工具10は、弾性変形可能な押圧部3を備え、押圧部3に、光コネクタプラグ51に係止する係止凸部15が形成されているため、容易な操作で光レセプタクル23に対して光コネクタプラグ51を抜き出しすることができる。係止凸部15は、押圧部3の弾性力によって係合ラッチ54に係止するため、係合ラッチ54から外れにくい。
押圧部3は、舌片状に形成されているため、安定的に曲げ変形しやすい。そのため、光コネクタ挿抜工具10の操作性を高めることができる。
第1長さ部分1Aは、X方向に沿う棒状に形成されているため、光レセプタクル23の前面側のスペースが小さい場合でも、光レセプタクル23に対して光コネクタプラグ51を抜き出しする操作が容易となる。
第1コネクタ保持部2は、一対の保持板8,8を備える。一対の保持板8,8は、それぞれ側板12および返し凸部13を備えるため、光コネクタプラグ51を安定的に保持できる。
返し凸部13の上面13bに傾斜部13cが形成されているため、光コネクタプラグ51を、容易に側板12,12の間に導くことができる(図12参照)。
[光コネクタ挿抜工具(光コネクタ抜出工具)](第2実施形態)
図17は、第2実施形態の光コネクタ挿抜工具110(光コネクタ抜出工具)を示す斜視図である。光コネクタ挿抜工具110は、2連の光コネクタプラグである光コネクタプラグ151の抜き出しおよび挿入に適用できる。
光コネクタ挿抜工具110は、一対の保持板108,108の間に光コネクタプラグ151を保持できる。光コネクタ挿抜工具110は、光コネクタプラグ151を光レセプタクルに対して抜き出しおよび挿入することができる。
光コネクタプラグ151は、2つの単心のコネクタプラグ本体160,160と、係合ラッチ154とを備える。係合ラッチ154は、第1弾性片58,58と、第2弾性片159とを備える。第1弾性片58,58は、2つのコネクタプラグ本体160,160にそれぞれ設けられている。第2弾性片159は、2つの第1弾性片58,58を押し倒すことができる。
[光コネクタ挿抜工具(光コネクタ抜出工具)](第3実施形態)
図18は、第3実施形態の光コネクタ挿抜工具210(光コネクタ抜出工具)を示す斜視図である。図19は、光コネクタ挿抜工具210の動作を示す説明図である。
図18および図19に示すように、光コネクタ挿抜工具210の基体201は、第1長さ部分201Aと、第2長さ部分201Cと、連結体201Bとを備える。連結体201Bは、第1長さ部分201Aと第2長さ部分201Cとを長さ方向にスライド移動可能に連結する。そのため、基体201は、伸縮可能である。光コネクタ挿抜工具210は、短縮した形態(図18参照)とすることができるため、携帯性、操作性に優れている。
[光コネクタ挿抜工具(光コネクタ抜出工具)](第4実施形態)
図20は、第4実施形態の光コネクタ挿抜工具310(光コネクタ抜出工具)の抜出部321の斜視図である。
図20に示すように、光コネクタ挿抜工具310は、返し凸部13を有する保持板8(図2参照)に代えて、返し凸部313を有する保持板308を備えている。
返し凸部313は、側板12の下端部に、側板12の全長にわたってX方向に沿って形成されている。返し凸部313は、XY平面に沿う板状に形成されている。返し凸部313は、固定部11および側板12と同じ厚さの板状である。返し凸部313は、金属板を、側板12に対して垂直に曲げ加工することにより形成することができる。
光コネクタ挿抜工具310は、保持板308の返し凸部313が固定部11および側板12と同じ厚さの板状であるため、保持板308の作製が容易となる。
以上、本発明を好適な実施形態に基づいて説明してきたが、本発明は上述の実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
実施形態の光コネクタ挿抜工具10は、光コネクタプラグ51を光レセプタクル23から抜き出す抜出部21と、光コネクタプラグ51を光レセプタクル23に挿入する挿入部22とを備えるが、光コネクタ挿抜工具は、挿入部を備えていなくてもよい。
押圧部には、前記押圧部の延出方向と交差する方向に延出する操作部が設けられていてもよい。この構成によれば、操作部によって、押圧部を光コネクタプラグに接近および離間する方向に曲げ変形させることができるため、押圧部を係合ラッチに対して係止および解除することができる。
1,201・・・基体、1A…第1長さ部分(先端部を含む長さ部分)、1a…(基体の)先端部、2・・・第1コネクタ保持部(コネクタ保持部)、3・・・押圧部、3a…突出端部、5・・・磁石体、8…保持板、10,110,210・・・光コネクタ挿抜工具(光コネクタ抜出工具)、12…側板、13…返し凸部、13a…(返し凸部の)先端部、13b…上面(基体に対向する面)、13c…傾斜部、15・・・係止凸部、23・・・光レセプタクル(受け側コネクタ)、51,151…光コネクタプラグ(光コネクタ)、54,154…係合ラッチ、60,160…コネクタプラグ本体。

Claims (6)

  1. コネクタプラグ本体と前記コネクタプラグ本体から突出する係合ラッチとを有する光コネクタプラグを受け側コネクタから抜出する光コネクタ抜出工具であって、
    基体と、
    前記受け側コネクタに接続された前記光コネクタプラグの前記コネクタプラグ本体を保持するコネクタ保持部と、
    前記係合ラッチを前記コネクタプラグ本体に近づく方向に押し倒す押圧部と、
    を備え、
    前記押圧部は、前記基体の先端部に、前記基体から先端方向に突出して設けられている、光コネクタ抜出工具。
  2. 前記押圧部は、前記基体から先端方向に延出する舌片状に形成され、突出端部が前記光コネクタプラグに対して接近および離間する方向に弾性的に曲げ変形可能であり、
    前記押圧部に、押し倒された前記係合ラッチに係止する係止凸部が形成されている、請求項1記載の光コネクタ抜出工具。
  3. 前記基体の、少なくとも前記先端部を含む長さ部分は、一方向に延在する棒状に形成されている、請求項1または2に記載の光コネクタ抜出工具。
  4. 前記コネクタ保持部は、向かい合って配置されて前記光コネクタプラグを両側から保持する一対の保持板を有し、
    一対の前記保持板は、前記基体から突出する側板と、前記側板の内面から互いに近づく方向に突出して設けられた返し凸部とを備える、請求項1〜3のうちいずれか1項に記載の光コネクタ抜出工具。
  5. 前記返し凸部の先端部の、前記基体に対向する面は、先端方向に行くほど前記基体から離れる方向に傾斜する傾斜部を有する、請求項4記載の光コネクタ抜出工具。
  6. 前記基体に、磁石体が設けられている、請求項1〜5のうちいずれか1項に記載の光コネクタ抜出工具。
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