JP2021071210A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】通信モジュールを冷蔵庫本体に配設する際の、配置を適切なものとする。【解決手段】本実施形態に係る冷蔵庫は、冷蔵庫の各機構を制御する制御基板と、前記冷蔵庫の本体に設けられ前記制御基板が収納される収納部と、前記収納部内に設けられ、外部との無線通信を行う通信モジュールとを備えている。【選択図】図1

Description

本実施形態は、冷蔵庫に関する。
近年、家庭内に存在する複数の家電製品やパソコン、スマートフォン等をアクセスポイントに接続して家庭内ネットワークを構築し、各種家電製品をユーザの所有するスマートフォンによって遠隔操作したりするシステムが供されてきている。家庭用の冷蔵庫においても、外部との無線通信を行うために、アンテナ部を有する通信基板を内蔵した通信モジュールを設けることが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この場合、電波障害を防止するために、通信モジュールは、例えば冷蔵庫本体の天井の上面部といった、磁石や金属部品が存在しない位置に設けられる。
特開2005−140345号公報
ところで、冷蔵庫において通信モジュールを設ける場合、冷蔵庫の各機構を制御する制御基板と、通信モジュールとを接続用ケーブルで接続する必要があるが、制御基板と離れた位置に配設すると、接続用ケーブルが長くなってコスト高を招いてしまうことになる。尚、冷蔵庫においては、制御基板の一部に高電圧の電源回路が設けられることがあるが、そのような高電圧部で発生するノイズによる通信モジュールに対する悪影響を抑制する必要がある。
そこで、通信モジュールを冷蔵庫本体に配設する際の、配置を適切なものとすることができる冷蔵庫を提供する。
本実施形態に係る冷蔵庫は、冷蔵庫の各機構を制御する制御基板と、前記冷蔵庫の本体に設けられ前記制御基板が収納される収納部と、前記収納部内に設けられ、外部との無線通信を行う通信モジュールとを備えている。
第1の実施形態を示すもので、冷蔵庫の全体構成を概略的に示す縦断側面図 収納部内の制御基板及び通信モジュールの配置状態を概略的に示す縦断側面図 収納部内の制御基板及び通信モジュールの配置状態を概略的に示す平面図 通信モジュールを概略的に示す上面図 通信接続の様子を示すブロック図 第2の実施形態を示すもので、収納部内の制御基板及び通信モジュールの配置状態を概略的に示す平面図 第3の実施形態を示すもので、収納部内の制御基板及び通信モジュールの配置状態を概略的に示す平面図 第4の実施形態を示すもので、収納部内の制御基板及び通信モジュールの配置状態を概略的に示す平面図 第5の実施形態を示すもので、収納部内の制御基板及び通信モジュールの配置状態のいくつかの例を概略的に示す平面図 第6の実施形態を示すもので、収納部内の制御基板及び通信モジュールの配置状態のいくつかの例を概略的に示す平面図 第7の実施形態を示すもので、収納部内の制御基板及び通信モジュールの配置状態のいくつかの例を概略的に示す平面図 第8の実施形態を示すもので、収納部内の制御基板及び通信モジュールの配置状態のいくつかの例を概略的に示す平面図 第9の実施形態を示すもので、冷蔵室の扉を開いた様子を示す冷蔵庫本体の上部部分の正面図 第10の実施形態を示すもので、冷蔵庫本体の上部部分の右側面図 第11の実施形態を示すもので、冷蔵庫本体の上部部分の右側面図 第12の実施形態を示すもので、冷蔵庫本体の上部部分の正面図
以下、家庭用冷蔵庫に適用したいくつかの実施形態について、図面を参照しながら説明する。尚、複数の実施形態間で、同一部分には同一符号を付して、詳しい説明や新たな図示を省略しながら説明する。
(1)第1の実施形態
図1から図5を参照して、第1の実施形態について述べる。図1は、本実施形態に係る冷蔵庫の本体1の構成を概略的に示している。この冷蔵庫本体1は、前面が開口した縦長矩形箱状の断熱箱体2内に、複数の貯蔵室を設けて構成されている。具体的には、断熱箱体2内には、上段から順に、冷蔵室3、野菜室4、製氷室5、冷凍室6が設けられている。尚、図示はしないが、断熱箱体2のうち前記製氷室5が設けられる部分は左右2室に仕切られており、左側に製氷室5が設けられ、右側に第2冷凍室或いは切替室が設けられている。製氷室5内には、周知の自動製氷装置7が設けられている。
前記冷蔵室3及び野菜室4は、いずれも冷蔵温度帯、例えば3〜5℃の貯蔵室であり、それらの間は、プラスチック製の仕切壁8により上下に仕切られている。前記冷蔵室3の前面部には、ヒンジ開閉式の断熱扉9が設けられ、前記野菜室4の前面には引出し式の断熱扉10が設けられる。この断熱扉10の背面部には、貯蔵容器11が連結されている。前記冷蔵室3内は、棚板12(一部のみ図示)により上下に複数段に区切られると共に、その最下部即ち前記仕切壁8の上部に、チルド室13が設けられている。前記チルド室13は、例えば0〜2℃の温度帯とされる。冷蔵室3内の天井部には、庫内灯14が設けられている。
また、前記製氷室5及び冷凍室6並びに第2冷凍室は、いずれも冷凍温度帯、例えば−18℃以下の貯蔵室であり、前記野菜室4と、製氷室5及び第2冷凍室との間は、断熱仕切壁15により上下に仕切られている。製氷室5の前面部には、引出し式の断熱扉16が設けられており、その断熱扉16の背面部に貯氷容器17が連結されている。冷凍室6の前面部にも、貯蔵容器19が連結された引出し式の断熱扉18が設けられている。
この冷蔵庫本体1内には、全体として詳しく図示はしないが、前記冷蔵室3及び野菜室4を冷却するための冷蔵室用冷却器20と、前記製氷室5及び冷凍室6を冷却するための冷凍室用冷却器21との2つの冷却器を備える冷凍サイクルが組込まれる。冷蔵庫本体1の下端部背面側には、機械室22が設けられている。詳しく図示はしないが、この機械室22内に、冷凍サイクルを構成する圧縮機23及び凝縮器などが配設されていると共に、それらを冷却するための冷却ファンや除霜水蒸発皿24等が配設されている。
冷蔵庫本体1内の前記冷凍室6の背壁部には、冷凍室用冷却器室26が設けられている。この冷凍室用冷却器室26内に、下部に位置して前記冷凍室用冷却器21や除霜用ヒータ(図示せず)等が配設されていると共に、上部に位置して冷凍用送風ファン27が配設されている。冷凍室用冷却器室26の前面の中間部には、冷気吹出口26aが設けられ、下端部には、戻り口26bが設けられている。
これにて、冷凍用送風ファン27が駆動されると、冷凍室用冷却器21により生成された冷気が、前記冷気吹出口26aから製氷室5及び冷凍室6内に供給された後、前記戻り口26bから冷凍室用冷却器室26内に戻されるといった循環を行うようになっている。尚、冷凍室用冷却器21の下方部には、除霜水を受ける水受部28が設けられ、その水受部28に受けられた除霜水は、前記機械室22内の除霜水蒸発皿24に導かれ、蒸発するようになっている。
そして、冷蔵庫本体1の背壁部には、前記冷蔵室用冷却器20や、この冷蔵室用冷却器20により生成された冷気を前記冷蔵室3及び野菜室4内に供給するための吹出しダクト29、前記冷気を循環させるための送風ファン30等が、以下のようにして配設される。即ち、冷蔵庫本体1の背壁部には、前記冷蔵室3の最下段のチルド室13の後方に位置して、冷蔵室用冷却器室31が設けられ、この冷蔵室用冷却器室31内に前記冷蔵室用冷却器20が配設されている。
この冷蔵室用冷却器室31の前壁を構成する前壁部32は、断熱性を有したものとされ、前記チルド室13の後壁部を構成する。この前壁部32の上部寄り部位には、前記チルド室13の上部で開口し該チルド室13内に冷気を供給するための吹出口32aが形成されている。前記冷蔵室用冷却器室31の上端部は、冷蔵室3の背壁部を一定の幅で上方に延びるように設けられた吹出しダクト29の下端部につながっている。この吹出しダクト29には、冷蔵室3内で開口する複数個の吹出口29aが設けられている。
また、冷蔵室用冷却器室31内の底部には、冷蔵室用冷却器20の下方に位置して、該冷蔵室用冷却器20からの除霜水を受ける水受部33が設けられている。前記野菜室4の後方には、送風ファン30が配設されていると共に、送風ダクト34及び吸込みダクト35が設けられている。そのうち送風ダクト34は、野菜室4の背面側に位置して、上端部が前記水受部33を迂回するように冷蔵室用冷却器室31の下端部前面側に連通するように、前記吹出しダクト29と同等の幅で上下方向に延びて設けられている。
この送風ダクト34の下端部前面側には、左右方向中央部に位置してベルマウス34aが設けられ、このベルマウス34a内に送風羽根が位置するように、前記送風ファン30が設けられている。この送風ファン30は、この場合、正逆転可能なプロペラファンからなり、正回転により、前方から空気を吸って後方に吐出し、逆回転により、後方から空気を吸って前方に吐出するように構成されている。後述するように、この送風ファン30は、制御装置25により制御される。
前記送風ダクト34は、側方から見て、ほぼ真直ぐに上方に延びた後、上端が若干量だけ折曲がって冷蔵室用冷却器室31の下端部前面側につながっている。前記送風ダクト34の前面側に、前後に二重に重なるように、吸込みダクト35が設けられている。この吸込みダクト35は、やはり前記吹出しダクト29と同等の幅で、野菜室4の天井部から送風ファン30よりもやや下方まで延びて設けられている。このとき、吸込みダクト35の上端部は、冷蔵室3の底部この場合チルド室13の底部の背面側に横長状に形成された吸込口37に連通している。また、吸込みダクト35の底部には、開口部35aが設けられている。尚、冷蔵室3と野菜室4とを区画する仕切壁8部分には、冷蔵室3からの冷気の一部を野菜室4内に導くための冷気供給ダクト8aが設けられている。
これにて、前記送風ファン30が回転駆動されると、図1に白抜きの矢印で示すように、冷蔵室3内の空気が吸込口37から吸込みダクト35内に吸込まれると共に、野菜室4内の空気が開口部35aを通して吸込みダクト35内に吸込まれ、送風ダクト34を通って冷蔵室用冷却器室31内に導かれる。そして、冷蔵室用冷却器20により冷気が生成され、その冷気が吹出口32aからチルド室13内に供給されると共に、吹出しダクト29を通して各吹出口29aから冷蔵室3内に供給される。冷蔵室3内に供給された冷気は、貯蔵物の冷却に寄与した後、一部が吸込口37から吸込みダクト35内に吸込まれ、残りが冷気供給ダクト8aを通って野菜室4内に供給され、野菜などの冷却に寄与した後、開口部35aから吸込みダクト35内に吸込まれるという循環を繰返す。
そして、冷蔵庫本体1には、コンピュータを主体とする制御回路部を含む制御基板25が設けられる。この制御基板25は、図2、図3にも示すように、全体として前後方向(図で左右方向)にやや長い矩形板状をなし、その上面の前半部(図で左半部)に、電源回路を含む高電圧部38を有し、後半部(図で右半部)に、低電圧部としての制御回路部39を有している。図3では、便宜上、高電圧部38部分にハッチングを付して示している。制御基板25の制御回路部39は、上記した各機構即ち圧縮機23や、冷凍用送風ファン27、送風ファン30、自動製氷装置7、図示しないダンパや除霜用ヒータ等を制御して冷却運転等を実行する。詳しくは後述するように、前記制御基板25は、例えば断熱箱体2の上壁部の後端部寄り部位に設けられた収納部36内に設けられる。
また、図1に示すように、冷蔵室3用の断熱扉9の前面には、表示部を含む操作パネル40が設けられている。詳しい説明は省略するが、ユーザは、操作パネル40を操作することにより、各室の温度設定を行ったり、急速冷凍等の機能をオン、オフさせたり、所望の料理のレシピを表示部に表示させたりすることができる。更に、図示はしないが、冷蔵庫本体1の各部には、複数の温度センサが設けられている。前記制御基板25の制御回路部39には、操作パネル40の操作信号や各温度センサの検出信号が入力され、制御回路部39による冷却運転の制御により、冷蔵室3、チルド室13、野菜室4、製氷室5、冷凍室6の各室内が夫々目標とする所定の温度帯に維持される。
さて、冷蔵庫本体1には、外部との間で無線通信を行うための通信モジュール41が設けられる。本実施形態では、図5に示すように、通信モジュール41は、例えばスマートスピーカ42との通信機能を有したものとされる。また、通信モジュール41は、音声人工知能を搭載する外部サーバ50と通信可能に接続されている。図示はしないが、外部サーバ50と通信モジュール41とはアクセスポイントを経由して通信する。前記スマートスピーカ42は、ユーザが話しかける音声入力により、音楽再生、ニュースの読み上げ、家電の音声操作等が可能となる。本実施形態では、スマートスピーカ42からの音声入力により、冷蔵庫本体1の操作が可能となる。このとき、スマートスピーカ42から入力された音声は、通信モジュール41から一度外部サーバ50に送信され、外部サーバ50の人工知能により音声分析をされた後、音声に対比する制御信号に変換されて通信モジュール41に返信されるように構成されている。
図4等に示すように、この通信モジュール41は、前後方向(図で左右方向)にやや長い四角形のボード41a上に、制御用IC43、Wi−Fiに対応した通信用IC44、通信用アンテナ45、複数個のコネクタ46等を実装して構成されている。このとき、通信用IC44及び通信用アンテナ45は、例えばボード41aのうち一方の短辺側即ち後辺側(図で右辺部に近い位置)に実装されている。また、ボード41aの左辺部の後端部には、操作ボタン47と、LEDからなる表示ランプ48とが並んで設けられている。前記操作ボタン47が操作されることにより、通信モジュール41は、前記スマートスピーカ42からの入力指示内容が該冷蔵庫本体1に対する指示であると判断される優先モードになるよう構成されている。また、表示ランプ48は優先モードにおいて点灯するようになっている。
ここで、上記構成の通信モジュール41は、前記制御基板25が収納される収納部36内に設けられている。より具体的には、本実施形態では、図1に示すように、前記制御基板25は、収納部36内の底部に載置状に設けられるのであるが、通信モジュール41は、その制御基板25の上方に、重なるように設けられる。このとき、図2、図3に示すように、制御基板25は、そのほぼ前半部(図で左側)に高電圧部38を有しており、通信モジュール41は、その高電圧部38から外れた位置である後方寄り部位(図で右側)の制御回路部39の上部に重なる位置に配置されている。
また、収納部36内に設けられる際の通信モジュール41の向きは、通信用IC44に近い辺部が、制御基板25の高電圧部38側とは異なる方向を向くような実装位置とされている。つまり、通信モジュール41のボード41aの四辺のうち通信用IC44を有する辺が、後方(図で右側)を向くように配置される。またこのときには、通信モジュール41における通信用アンテナ45に近い辺部が、やはり、制御基板25の高電圧部38側とは異なる方向である図で右側を向くような実装位置とされている。
尚、詳しく図示はしないが、制御基板25の制御回路部39と、通信モジュール41のコネクタ46との間は、接続用ケーブル49(図5参照)により接続されるようになっている。これにて、図5に示すように、スマートスピーカ42からの入力指示信号が、無線通信により通信モジュール41に入力され、通信モジュール41及び外部サーバ50の音声認識機能により操作信号に変換されて制御基板25の制御回路部39に入力される。これにて、制御回路部39は、その操作信号に基づいて、冷蔵庫本体1の機構を制御し、ユーザの入力指示を実現する。この場合、スマートスピーカ42に、冷蔵庫だけでなく、その他の複数種類の家電製品例えば洗濯機、電子レンジ、エアコン、ロボット掃除機、テレビ、オーディオ装置等を接続し、家庭内IoTを実現することも可能となる。
次に、上記構成を備える本実施形態の冷蔵庫の作用、効果について述べる。本実施形態においては、外部との無線通信を行うための通信モジュール41を備えたものにあって、通信モジュール41を、制御基板25が収納される収納部36に設ける構成とした。これにより、通信モジュール41と制御基板25との間の距離は短くなり、それらを接続用ケーブル49で接続する場合の、配線の長さを短く済ませることができる。
この結果、本実施形態によれば、通信モジュール41を冷蔵庫本体1に配設する際の、コストを抑制することができ、コスト面について配置を適切なものとすることができるという優れた効果を得ることができる。また本実施形態では、制御基板25は、制御回路部29に加え電源回路を含む高電圧部38をも有して構成されているので、高電圧部38と制御回路部39とを別々の基板に設ける場合と比較して、電気的構成部分を1カ所にまとめて合理的に配置することができる。
ここで、制御基板25の一部に高電圧部38を設けた場合に、高電圧部38で発生するノイズにより、通信モジュール41に対する悪影響を及ぼす虞があり、そのようなノイズの影響を抑制する必要がある。本実施形態では、通信モジュール41を、高電圧部38から外れた位置において、制御基板25に重なるように配置する構成とした。これにより、通信モジュール41が高電圧部38から発生するノイズが届きにくい位置に配置されるので、ノイズによる悪影響を抑えることができる。通信モジュール41を制御基板25に重ねるように配置することによって、収納部36の平面方向のスペースも比較的小さく済ませることができる。
更に本実施形態では、通信モジュール41は、実装された通信用IC44に最も近い辺部が、制御基板25の高電圧部38側とは異なる方向、この場合反対側である後方を向くように配置されている。通信モジュール41に実装された通信用アンテナ45についても、通信用IC44の近傍であって、最も近い辺部が、制御基板25の高電圧部38側とは反対側である後方を向くように配置されている。これにより、通信用IC44及び通信用アンテナ45に、高電圧部38のノイズを届きにくくすることができ、ノイズによる悪影響の抑制の効果により優れたものとすることができる。本実施形態では、通信モジュール41を、スマートスピーカ42との通信機能を有するものとしたので、ユーザによる音声入力により、冷蔵庫本体1の遠隔操作が可能となり、利便性を高めることができる。
(2)第2〜第4の実施形態
図6は、第2の実施形態を示すものである。この第2の実施形態が、上記第1の実施形態と異なるところは、収納部36内における、制御基板51と通信モジュール41との配置の形態にある。即ち、制御基板51は、前後方向にやや長い矩形状をなし、左半部(図で上半部)に、電源回路を含む高電圧部52(便宜上ハッチングを付して示す)を有し、右半部(図で下半部)に、低電圧部としての制御回路部53を有している。そして、通信モジュール41は、その制御基板51の上方に、重なるように設けられるのであるが、ここでは、通信モジュール41は、前記高電圧部52から外れた位置である右寄り部位(図で下側)の制御回路部53の上部に重なり一部がはみ出す位置に配置されている。
この第2の実施形態においても、上記第1の実施形態と同様に、制御基板51が収納される収納部36に通信モジュール41を設ける構成としたので、配線の長さを短く済ませることができ、コストを抑制することができて配置を適切なものとすることができる。また、通信モジュール41を、高電圧部52から外れた位置において、制御基板51に重なるように配置したので、通信モジュール41に対するノイズによる悪影響を抑えることができる。
図7は、第3の実施形態を示すものであり、やはり、収納部36内における、制御基板55と通信モジュール41との配置関係が上記第1の実施形態等と異なっている。即ち、制御基板55は、前後方向にやや長い矩形状をなし、電源回路を含む高電圧部56(便宜上ハッチングを付して示す)と、低電圧部としての制御回路部57とを有している。この場合、高電圧部56は、制御基板55の前部に設けられると共に、後部左半部が後方へ凸となった形態に設けられる。従って、制御回路部57は、制御基板55の前部に設けられると共に、前部右半部が前方に凸となった形態に設けられる。そして、通信モジュール41は、その制御基板55の上方に、重なるように設けられるのであるが、やはり、前記高電圧部56から外れた位置である右寄り部位(図で下側)の制御回路部57の上部に重なり一部がはみ出す位置に配置されている。
この第3の実施形態においても、上記第1の実施形態等と同様に、制御基板55が収納される収納部36に通信モジュール41を設ける構成としたので、配線の長さを短く済ませることができ、コストを抑制することができて配置を適切なものとすることができる。また、通信モジュール41を、高電圧部56から外れた位置において、制御基板55に重なるように配置したので、通信モジュール41に対するノイズによる悪影響を抑えることができる。
図8は、第4の実施形態を示すものである。この第4の実施形態が、上記第1の実施形態と異なるところは、収納部36内に、制御基板25と重なるように配置される通信モジュール61の構成にある。詳しく図示はしないが、この通信モジュール61は、四角形のボード61a上に、制御用IC、Wi−Fiに対応した通信用IC、通信用アンテナ、複数個のコネクタ62(1つのみ図示)、操作ボタン、表示ランプ等を実装して構成されている。このとき、外部即ち制御基板25との接続用のコネクタ62は、ボード61aのうち後辺部つまり図で右辺部に近い位置に実装されている。
上記構成の通信モジュール61は、収納部36内において、高電圧部38から外れた位置である後方寄り部位の制御回路部39の上部に重なる位置に配置されている。そして、制御基板25の制御回路部39と、通信モジュール61のコネクタ62との間が、接続用ケーブル63で接続されるのであるが、通信モジュール61における接続用ケーブル63の導出方向が、制御基板25の高電圧部38側とは異なる方向である後方となるように構成されている。
この第4の実施形態においては、上記第1の実施形態と同様に、制御基板25が収納される収納部36に通信モジュール61を設ける構成としたので、配線の長さを短く済ませることができ、コストを抑制することができて配置を適切なものとすることができる。また、通信モジュール61を、高電圧部38から外れた位置において、制御基板25に重なるように配置したので、通信モジュール61に対するノイズによる悪影響を抑えることができる。しかも本実施形態では、接続用ケーブル63の導出方向を、高電圧部38側とは異なる方向となる位置関係となるように構成したので、接続用ケーブル63にノイズが作用することを抑制でき、ノイズによる悪影響の抑制の効果により優れたものとなる。
(3)第5〜第8の実施形態
次に、図9〜図12を夫々参照しながら、第5〜第8の実施形態について順に述べる。詳しく図示はしないが、これら第5〜第8の実施形態では、制御基板25が収納された収納部36内に、通信モジュールが配設されるのであるが、通信モジュールは、制御基板25に隣り合う位置に、平面的に並んで配置されるようになっている。以下に述べる第5〜第8の実施形態は、その際の各種の配置パターンの具体例をあげたものである。尚、図9〜図12では、夫々複数の配置例を一つの図面で示しており、そのうち適切な配置に「○」を付し、不適切な配置に「×」を付して示している。
図9は、第5の実施形態を示している。この第5の実施形態では、通信モジュール41は、制御基板25の辺部のうち、高電圧部38を除いた部分と隣り合う位置に平面的に並んで配置される。即ち、制御基板25は、全体として、前後(図で左右方向)にやや長い矩形状をなし、その上面の前半部に高電圧部38(便宜上、ハッチングを付して示す)を有し、後半部に制御回路部39を有している。
これに対し、通信モジュール41は、制御基板25の辺部の周囲のうち、高電圧部38から離れた位置である、制御回路部39の左側の辺部(図に(A)で示す位置)、或いは、制御回路部39の後側の辺部(図に(B)で示す位置)、或いは、制御回路部39の右側の辺部(図に(C)で示す位置)のいずれかに配置される。通信モジュール41が、高電圧部38に近い位置である制御基板25の前辺部(図に(D)で示す位置)に配置されることは、ノイズ面で望ましくない。
このような第5の実施形態によれば、通信モジュール41を、制御基板25が収納される収納部36に設けることにより、接続用ケーブル49の長さを短く済ませることができ、コスト面について配置を適切なものとすることができる効果を得ることができる。そして、通信モジュール41は、制御基板25の辺部のうち、高電圧部38から離れた位置に配置されるので、高電圧部38にて発生するノイズの影響を受けにくくすることができる。収納部36を、制御基板25の厚み方向のスペースを小さくする、つまり薄型に済ませることができる利点も得られる。
図10は、第6の実施形態を示すものである。この第6の実施形態においても、通信モジュール41は、収納部36内において、制御基板25のいずれかの辺部と隣り合う位置に平面的に並んで配置される。このとき、通信モジュール41は、ボード41aのうち一方の短辺側に、通信用IC44を実装して構成されるのであるが、通信用IC44に近い辺部、この場合一方の短辺部が、制御基板25とは異なる方向を向く、つまり制御基板25側を向かないような実装位置とされている。
具体例をあげると、図に(E)で示すように、通信モジュール41を、制御基板25の右辺部の中央部分に隣り合う位置に、通信用IC44に近い短辺部を右向きにして設けることができる。或いは、図に(F)で示すように、通信モジュール41を、制御基板25の右辺部の前寄り部分に隣り合う位置に、通信用IC44に近い短辺部を前向きにして設けることができる。或いは、図に(G)で示すように、通信モジュール41を、制御基板25の右辺部の後ろ寄り部分に隣り合う位置に、通信用IC44に近い短辺部を後ろ向きにして設けることができる。一方、通信モジュール41を、通信用IC44に近い辺が制御基板25を向く方向に設けることはノイズ面で望ましくなく、例えば図に(H)で示すような、制御基板25の後辺部に隣り合う位置に、通信用IC44に近い短辺部を前向きにして設けることはない。
このような第6の実施形態によれば、第5の実施形態と同様に、通信モジュール41を、制御基板25が収納される収納部36に設けることにより、接続用ケーブル49の長さを短く済ませることができ、コスト面について配置を適切なものとすることができる効果を得ることができる。また、収納部36を薄型に済ませることができる利点も得られる。そして、通信モジュール41の通信用IC44に近い辺部が、制御基板25とは異なる方向を向く位置関係にあるので、通信用IC44が高電圧部38から離れていて、ノイズによる悪影響の抑制の効果に優れたものとなる。
図11は、第7の実施形態を示すものである。上記第6の実施形態では、制御基板25の高電圧部38の位置にかかわらず、通信モジュール41の通信用IC44に近い辺部が、制御基板25とは異なる方向を向くように構成した。これに対し、この第7の実施形態では、通信モジュール41の通信用IC44に近い辺部が、制御基板25のうち、高電圧部38(便宜上、ハッチングを付して示す)側とは異なる方向を向く、つまり、高電圧部38側を向かないのであれば、その実装位置を許容するようにしている。
具体的には、図に(I)で例示するように、通信モジュール41を、制御基板25の右辺部のうち制御回路部39に隣り合う位置に、通信用IC44に近い短辺部を左向きにして、つまり制御回路部39側に向けて設けることができる。一方、図に(J)で示したように、通信モジュール41を、制御基板25の右辺部のうち高電圧部38に隣り合う位置に、通信用IC44に近い短辺部を左向きにして、つまり高電圧部38側に向けて設ける構成は、ノイズ面で適切でなく、採用されない。
この第7の実施形態によれば、第6の実施形態と同様に、通信モジュール41を、制御基板25が収納される収納部36に設けることにより、コスト面について配置を適切なものとすることができる効果を得ることができ、また、収納部36を薄型に済ませることができる。そして、通信モジュール41の通信用IC44に近い辺部が、制御基板25の高電圧部38とは異なる方向を向く位置関係にあるので、通信用IC44に対する高電圧部38からのノイズによる悪影響を抑制することができる。
尚、上記した第6の実施形態及び第7の実施形態では、通信モジュール41の「通信用IC44に近い辺部」を制御基板25又は高電圧部38側とは異なる方向を向く構成としたが、これを「通信用アンテナ45に近い辺部」として実施することもできる。これによっても、通信モジュール41の通信アンテナ45に対するノイズの悪影響を抑制することができる。
図12は、第8の実施形態を示すものである。この第8の実施形態においても、通信モジュール61は、収納部36内において、制御基板25のいずれかの辺部と隣り合う位置、この場合右辺部に隣り合う位置に平面的に並んで配置される。このとき、通信モジュール61においては、制御基板25との接続用のコネクタ62が、ボード61aのうち一辺部に沿う位置に実装されており、このコネクタ62から接続用ケーブル63が該一辺部方向に導出される。この接続用ケーブル63の導出方向が、制御基板25の高電圧部38側(便宜上、ハッチングを付して示す)とは異なる方向となるような構成とされている。
具体的には、図に(K)で例示するように、通信モジュール61を、接続用ケーブル63の導出方向が、後方(図で右方向)となるように配置することができる。或いは、図に(L)で例示するように、通信モジュール61を、接続用ケーブル63の導出方向が、左方(図で上方向)となるように配置することができる。或いは、図に(M)で例示するように、通信モジュール61を、接続用ケーブル63の導出方向が、右方(図で下方向)となるように配置することができる。一方、図に(N)で示すように、通信モジュール61を、接続用ケーブル63の導出方向が、制御基板25の高電圧部38側即ち前方(図で左方向)となるようにすることは、ノイズ面で望ましくなく、この配置は採用されない。
このような第8の実施形態においては、やはり、通信モジュール61を、制御基板25が収納される収納部36に設けることにより、コスト面について配置を適切なものとすることができる効果を得ることができ、また、収納部36を薄型に済ませることができる。そして、通信モジュール61の接続用ケーブル63の導出方向が、制御基板25の高電圧部38側とは異なる方向となる位置関係としたので、通信モジュール61に対するノイズによる悪影響の抑制の効果に優れたものとなる。
(4)第9〜第12の実施形態、その他の実施形態
図13は、第9の実施形態を示すものであり、冷蔵庫本体1の冷蔵室6の扉9を開放した様子を正面から示している。詳しく図示はしないが、この第9の実施形態では、例えば断熱箱体2の上壁部の前部寄り部分に制御基板が収納される収納部が設けられ、その収納部内に、通信モジュール71が配設されている。前記通信モジュール71は、やはり、スマートスピーカ42との通信機能を有したものとされ、詳しく図示はしないが、四角形のボード上に、音声人工知能を搭載する制御用IC、Wi−Fiに対応した通信用IC、通信用アンテナ、複数個のコネクタ、操作ボタン72、LEDからなる表示ランプ73等を実装して構成されている。
ここで、前記操作ボタン72が操作されることにより、通信モジュール71は、前記スマートスピーカ42からの入力指示内容が該冷蔵庫本体1に対する指示であると判断される優先モードになるよう構成され、またその優先モードにおいて表示ランプ73が点灯するようになっている。本実施形態では、通信モジュール71は、操作ボタン72及び表示ランプ73を前面側に右左に並んで備えており、それら操作ボタン72及び表示ランプ73は、冷蔵庫本体1の前面この場合冷蔵室3の上部前面に臨む位置に、ユーザによる操作可能に設けられている。
このような第9の実施形態によれば、上記第1の実施形態などと同様に、通信モジュール71の配置を適切なものとすることができる。それに加え、通信モジュール71に優先モードを設定するための操作ボタン72を設けたことにより、複数の家電製品をネットワーク接続している場合等の利便性を高めることができる。そして、通信モジュール71の操作ボタン72及び表示ランプ73を、ユーザにとって操作しやすく、見やすい位置に設けることができる。
図14は、第10の実施形態を示すものであり、上記第9の実施形態と異なるところは、通信モジュール71等の配置にある。ここで、冷蔵庫本体1の上端部には、前面側右端部に位置して扉9を開閉可能に支持する右上ヒンジ部(図示せず)が設けられ、この右上ヒンジ部は、ヒンジカバー75により覆われている。このとき、ヒンジカバー75は、厚み方向及び後方に大型に構成され、内部に制御基板が収納される収納部を形成するようになっている。
そして、通信モジュール71がその収納部に配設されるのであるが、通信モジュール71は、操作ボタン72及び表示ランプ73が右側に来るように設けられ、それら操作ボタン72及び表示ランプ73がヒンジカバー75の右側面部に配置されて、冷蔵庫本体1の側面に臨んでユーザによる操作が可能に設けられている。このような第10の実施形態においても、通信モジュール71の操作ボタン72及び表示ランプ73を、ユーザにとって操作しやすく、見やすい位置に設けることができる等の上記第9の実施形態と同様の効果を得ることができる。
図15は、第11の実施形態を示している。この第11の実施形態では、通信モジュール71等を、冷蔵庫本体1の冷蔵室3を開閉する断熱扉9に設けるようにしている。即ち、右側の断熱扉9には、操作パネル40が設けられていると共に、図示はしないが、内部に制御基板が収納される収納部が設けられている。そして、断熱扉9の下部右辺部付近に位置して、その収納部内に、通信モジュール71が配設されている。
通信モジュール71は、操作ボタン72及び表示ランプ73が右側に来るように設けられ、それら操作ボタン72及び表示ランプ73が断熱扉9の下部右側面部に配置されて、ユーザによる操作が可能に設けられている。このような第11の実施形態においても、通信モジュール71の操作ボタン72及び表示ランプ73を、ユーザにとって操作しやすく、見やすい位置に設けることができる等の上記第9、第10の実施形態と同様の効果を得ることができる。
図16は、第12の実施形態を示すものである。この第12の実施形態では、上記第11の実施形態と同様に、冷蔵庫本体1の右側の断熱扉9に、操作パネル40が設けられていると共に、図示はしないが、内部に制御基板が収納される収納部が設けられている。そして、収納部内に、通信モジュール71が、断熱扉9の右下部に位置して配設されている。通信モジュール71は、操作ボタン72及び表示ランプ73が、断熱扉9の下辺部右端部に右左に並ぶように配置され、ユーザによる操作が可能に設けられている。このような第12の実施形態においても、通信モジュール71の操作ボタン72及び表示ランプ73を、ユーザにとって操作しやすく、見やすい位置に設けることができる等の上記第9〜第11の実施形態と同様の効果を得ることができる。
尚、上記各実施形態では、通信モジュールとして、スマートスピーカとの通信機能を有したものを採用するようにしたが、住宅内のアクセスポイントやルータ、スマートフォン等の携帯端末との間で通信を行うものであっても良い。操作ボタンや表示ランプを設ける場合の配設位置としても、様々な変形が可能である。上記各実施形態では、冷蔵室用冷却器20と冷凍室用冷却器21との2つの冷却器を備えた冷蔵庫としたが、冷蔵庫本体内に1個の冷却器を備え、ダンパ装置等により各室への冷気流通の制御を行うタイプの冷蔵庫にも適用することができる。その他、例えば冷蔵庫本体内の各室の構成(配置)としても、最下段に野菜室を設けたもの等でも良く、また、冷却器等を設ける位置、ダクト構成等についても種々の変形が可能である。
上記各実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。本実施形態およびその変形は、発明の範囲および要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、1は冷蔵庫本体、2は断熱箱体、3は冷蔵室、4は野菜室、9は断熱扉(扉)、13はチルド室、25、51、55は制御基板、36は収納部、38、52、56は高電圧部、39、53、57は制御回路部、41、61、71は通信モジュール、42はスマートスピーカ、43は制御IC、44は通信用IC、45は通信用アンテナ、46、62はコネクタ、47、72は操作ボタン、48、73は表示ランプ、49、63は接続用ケーブル、50は外部サーバ、75はヒンジカバーを示す。

Claims (15)

  1. 冷蔵庫の各機構を制御する制御基板と、
    前記冷蔵庫の本体に設けられ前記制御基板が収納される収納部と、
    前記収納部内に設けられ、外部との無線通信を行う通信モジュールとを備えてなる冷蔵庫。
  2. 前記制御基板は、電源回路を含む高電圧部を有して構成されている請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 前記通信モジュールは、前記高電圧部から外れた位置において、前記制御基板に重なるように配置される請求項2記載の冷蔵庫。
  4. 前記通信モジュールは、通信用ICを実装して構成されると共に、該通信モジュールにおける該通信用ICに近い辺部が、前記制御基板の高電圧部側とは異なる方向を向くような実装位置とされている請求項2又は3記載の冷蔵庫。
  5. 前記通信モジュールは、通信用アンテナを実装して構成されると共に、該通信モジュールにおける該通信用アンテナに近い辺部が、前記制御基板の高電圧部側とは異なる方向を向くような実装位置とされている請求項2から4のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  6. 前記通信モジュールと前記制御基板とは、接続用ケーブルで接続されると共に、該通信モジュールにおける該接続用ケーブルの導出方向が、前記制御基板の高電圧部側とは異なる方向となるように構成されている請求項2から5のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  7. 前記通信モジュールは、前記制御基板の辺部のうち、前記高電圧部を除いた部分と隣り合う位置に平面的に並んで配置される請求項2記載の冷蔵庫。
  8. 前記通信モジュールは、通信用ICを実装して構成されると共に、該通信モジュールにおける該通信用ICに近い辺部が、前記制御基板とは異なる方向を向くような実装位置とされている請求項7記載の冷蔵庫。
  9. 前記通信モジュールは、通信用アンテナを実装して構成されると共に、該通信モジュールにおける該通信用アンテナに近い辺部が、前記制御基板とは異なる方向を向くような実装位置とされている請求項7又は8記載の冷蔵庫。
  10. 前記通信モジュールと前記制御基板とは、接続用ケーブルで接続されると共に、該通信モジュールにおける該接続用ケーブルの導出方向が、前記制御基板の高電圧部側とは異なる方向となるように構成とされている請求項7から9のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  11. 前記通信モジュールは、スマートスピーカとの通信機能を有している請求項1から10のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  12. 前記通信モジュールは、操作ボタンと表示ランプとを備え、該操作ボタンが操作されることにより、前記スマートスピーカからの入力指示内容が該冷蔵庫に対する指示であると判断される優先モードになる請求項11記載の冷蔵庫。
  13. 前記通信モジュールの操作ボタン及び表示ランプは、前記冷蔵庫本体の前面開口部に臨む位置に設けられている請求項12記載の冷蔵庫。
  14. 前記通信モジュールの操作ボタン及び表示ランプは、前記冷蔵庫本体の側面に設けられている請求項12記載の冷蔵庫。
  15. 前記通信モジュールの操作ボタン及び表示ランプは、前記冷蔵庫本体の前面開口部を開閉する扉に設けられている請求項12記載の冷蔵庫。
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