JP6636687B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Description

実施例は冷蔵庫に関する。
冷蔵庫には扉に電気部品を設けたものがある。この扉は貯蔵室を開閉するものであり、扉の電気部品には貯蔵室側から配線を通して給電される。
特開2006−336969号公報 特開2007−113858号公報
従来の冷蔵庫の場合には扉の開閉が繰返されることで配線が損傷する虞があった。
実施例の冷蔵庫は、貯蔵室を開閉する扉と、前記貯蔵室側に設けられた送電コイルと、前記扉側に設けられ前記送電コイルから電力を無線で受信する受電コイルと、前記扉側に設けられ前記送電コイルから前記受電コイルを通して給電される電気部品と、前記扉側に設けられ前記貯蔵室側との間で無線通信を行うものであって前記送電コイルから前記受電コイルを通して給電される通信手段を備え、前記受電コイルは、前記扉の後面側に配置され、その扉の前面側を加熱するために当該受電コイルの導線を当該後面側から当該前面側へ延びるように設けて熱が伝達されるように構成したものである。
実施例1を示す図(冷蔵庫の内部構成を示す断面図) キャビネット側の信号経路を示す図 キャビネット側の電源経路を示す図 右扉の内部構成を示す断面図 扉側の電源経路を示す図 扉側の信号経路を示す図 LEDおよびフォトカプラ間の関係を示す図 実施例2を示す図7相当図 実施例3を示す図4相当図
図1のキャビネット1は前面が開口するものであり、前から見て縦長な長方形状をなしている。このキャビネット1は外箱2および内箱3間に断熱材4を収納してなるものであり、箱体に相当する。このキャビネット1内には上仕切板5が固定されており、上仕切板5の上に位置して冷蔵室6が形成されている。この冷蔵室6は前面が開口するものであり、貯蔵室に相当する。この冷蔵室6内にはR温度センサ7(図2参照)が固定されており、R温度センサ7は冷蔵室6内の温度に応じたR温度信号を出力する。
キャビネット1内には、図1に示すように、断熱仕切板8が固定されている。この断熱仕切板8は上仕切板5の下に配置されたものであり、キャビネット1内には上仕切板5および断熱仕切板8間に位置して野菜室9が形成されている。この野菜室9は前面が開口するものであり、貯蔵室に相当する。
キャビネット1内には、図1に示すように、下仕切板10が固定されている。この下仕切板10は断熱仕切板8の下に配置されたものであり、キャビネット1内には断熱仕切板8および下仕切板10間に位置して製氷室11が形成され、下仕切板10の下に位置して冷凍室12が形成されている。これら製氷室11および冷凍室12は前面が開口するものであり、貯蔵室に相当する。この冷凍室12内にはF温度センサ13(図2参照)が固定されており、F温度センサ13は冷凍室12内の温度に応じたF温度信号を出力する。
キャビネット1には、図1に示すように、冷蔵室6の前方に位置してR扉14が装着されている。このR扉14は右端の垂直な軸を中心に回転可能にされたものであり、閉鎖状態で冷蔵室6の前面を前から覆う。このR扉14には閉鎖状態での後面に位置してガスケット15が固定されている。このガスケット15はR扉14の外周部を周回する枠状をなすものであり、冷蔵室6の前面はR扉14の閉鎖状態でガスケット15がキャビネット1の前端面に前から密着することで気密状態に閉鎖される。このR扉14は扉に相当する。
キャビネット1には、図1に示すように、野菜室9の前方に位置してV扉16が装着されており、V扉16は野菜室9の前面を前から覆う閉鎖状態および閉鎖状態に比べて前の開放状態間で前後方向へ移動可能にされている。このV扉16の後面にはガスケット17が固定されており、野菜室9の前面はV扉16の閉鎖状態でガスケット17がキャビネット1の前端面に前から密着することで気密状態に閉鎖される。このV扉16は扉に相当する。
キャビネット1には、図1に示すように、製氷室11の前方に位置してI扉18が装着されており、I扉18は製氷室11の前面を前から覆う閉鎖状態および閉鎖状態に比べて前の開放状態間で前後方向へ移動可能にされている。このI扉18の後面にはガスケット19が固定されており、製氷室11の前面はI扉18の閉鎖状態でガスケット19がキャビネット1の前端面に前から密着することで気密状態に閉鎖される。このI扉18は扉に相当する。
キャビネット1には、図1に示すように、冷凍室12の前方に位置してF扉20が装着されており、F扉20は冷凍室12の前面を前から覆う閉鎖状態および閉鎖状態に比べて前の開放状態間で前後方向へ移動可能にされている。このF扉20の後面にはガスケット21が固定されており、冷凍室12の前面はF扉20の閉鎖状態でガスケット21がキャビネット1の前端面に前から密着することで気密状態に閉鎖される。このF扉20は扉に相当する。
キャビネット1には、図1に示すように、機械室22が形成されている。この機械室22内には冷凍サイクルのコンプレッサ23が固定されており、コンプレッサ23の吐出口にはコンデンサ24が接続されている。このコンデンサ24は機械室22内に配置されたものであり、コンデンサ24にはRエバポレータ25およびFエバポレータ26が接続されている。Rエバポレータ25は冷蔵室6の後に配置されたものであり、Fエバポレータ26は冷凍室12の後に配置されたものである。これらRエバポレータ25およびFエバポレータ26はコンプレッサ23の吸込口に接続されたものであり、Rエバポレータ25およびFエバポレータ26にはコンプレッサ23の吐出口からコンデンサ24を通して冷媒が供給される。
野菜室9の後には、図1に示すように、Rファン装置27が固定されている。このRファン装置27はモータの回転軸にファンを連結したものであり、冷蔵室6内にはRファン装置27からRエバポレータ25を通して冷気が供給され、野菜室9内には冷蔵室6内を経由して冷気が供給される。製氷室12の後にはFファン装置28が固定されている。このFファン装置28はモータの回転軸にファンを連結したものであり、製氷室11内および冷凍室12内のそれぞれにはFファン装置28からFエバポレータ26を通して冷気が供給される。
図2の運転制御回路29はキャビネット1内に収納されたものであり、CPUとROMとRAMを有している。この運転制御回路29はR温度センサ7からのR温度信号およびF温度センサ13からのF温度信号を検出するものであり、R温度信号の検出結果およびF温度信号の検出結果のそれぞれが互いに異なる目標値に収束するようにコンプレッサ23とRファン装置27とFファン装置28を電気的に制御する。
図3の電源回路30はキャビネット1内に収納されたものである。この電源回路30は商用交流電源31に電源線を介して接続されたものであり、商用交流電源31を整流および平滑することに応じてR温度センサ7とF温度センサ13とコンプレッサ23とRファン装置27とFファン装置28と運転制御回路29のそれぞれの駆動電源を生成する。
冷蔵室6の天井壁には、図1に示すように、前端部に位置してコイルボックス32が固定されている。このコイルボックス32は冷蔵室6内に配置されたものであり、気密状態に密閉されることで冷気が進入不能にされている。このコイルボックス32は、図3に示すように、R送電コイル33が収納されたものであり、R送電コイル33は電源線を介して送電側回路34に接続されている。この送電側回路34は基板に搭載されたものであり、キャビネット1内に収納されている。この送電側回路34は複数のスイッチング素子からなるものであり、電源回路30に電源線を介して接続されている。この送電側回路34は運転制御回路29がROMのスイッチングパターンに応じてスイッチング制御するものであり、運転制御回路29は送電側回路34をスイッチング制御することでR送電コイル33に交流電力を印加する。このR送電コイル33は送電コイルに相当する。
図4はR扉14であり、R扉14の詳細構成は次の通りである。扉容器35は前面が開口するものであり、後板と上板と下板と左板と右板を有している。この扉容器35は前から見て縦長な長方形状をなすものであり、R扉14のガスケット15は扉容器35の後板に固定されている。この扉容器35内には前から後へ順に化粧板36と前ヒータ37と断熱材38と後ヒータ39が収納されている。
化粧板36は垂直なガラス板からなるものであり、扉容器35の前面は化粧板36によって閉鎖されている。この化粧板36にはパネル40が固定されており、パネル40には外気温度センサ41と外気湿度センサ42と操作スイッチ43(いずれも図5参照)が固定されている。外気温度センサ41は外気の温度に応じた外気温度信号を出力するものであり、外気湿度センサ42は外気の湿度に応じた外気湿度信号を出力するものである。操作スイッチ43は使用者が操作可能なものであり、操作されることに応じて電気的な状態が変化する。これら外気温度センサ41と外気湿度センサ42と操作スイッチ43のそれぞれは電気部品に相当し、外気温度センサ41および外気湿度センサ42のそれぞれはセンサに相当する。
前ヒータ37は前から見て四角形状の面状ヒータからなるものである。この前ヒータ37は2枚の絶縁物間に発熱体を挟み込むことで構成されたものであり、扉容器35の上板と下板と左板と右板と化粧板36に接触する垂直な板状をなしている。この前ヒータ37は化粧板36を直接的に加熱するものであり、化粧板36を加熱することで化粧板36の前面で結露が生じることを防止する。この前ヒータ37は電気部品およびヒータに相当する。
断熱材38はウレタンを材料とするものであり、前ヒータ37および後ヒータ39間に配置されている。この後ヒータ39は前から見て四角形状の面状ヒータからなるものであり、扉容器35の後板と上板と下板と左板と右板に接触する垂直な板状をなしている。この後ヒータ39は扉容器35の後板〜右板を介してR扉14のガスケット15を間接的に加熱するものであり、ガスケット15を加熱することでガスケット15の表面で結露が生じることを防止する。この後ヒータ39は電気部品およびヒータに相当する。
扉容器35の後板には、図4に示すように、上端部に位置して電装品ボックス44が固定されている。この電装品ボックス44はR扉14の閉鎖状態で冷蔵室6内に収納されるものであり、冷気が進入不能に気密状態に閉鎖されている。この電装品ボックス44内にはR受電コイル45が収納されており、R受電コイル45はR扉14の閉鎖状態でR送電コイル33に前から隙間を介して対向する。このR受電コイル45はR扉14の非閉鎖状態でR送電コイル33から磁気的に遮断され、R扉14の閉鎖状態でR送電コイル31に磁気的に結合するものであり、R送電コイル33に結合した状態で交流電力を誘起する。このR受電コイル45は受電コイルに相当する。
断熱材38内には、図5に示すように、受電側回路46が埋設されている。この受電側回路46は整流部47および二次電池48を有するものであり、整流部47はR受電コイル45で誘起された交流電力を直流電力に変換し、二次電池48は整流部47からの直流電力を貯電する。この二次電池48は前ヒータ37と後ヒータ39と外気温度センサ41と外気湿度センサ42と操作スイッチ43に電源線を介して接続されており、前ヒータ37〜操作スイッチ43には二次電池48から直流の駆動電源が供給される。
断熱材38内には、図5に示すように、R扉側制御回路49が埋設されており、R扉側制御回路49は電源線を介して二次電池48に接続されている。このR扉側制御回路49は二次電池48から直流の駆動電源が供給されるものであり、図6に示すように、CPUとROMとRAMを有している。このR扉側制御回路49は前ヒータ37および後ヒータ39を電気的に制御するものであり、外気温度センサ41からの外気温度信号と外気湿度センサ42からの外気湿度信号と操作スイッチ43の操作内容を検出する。この操作スイッチ43は使用者が冷却モードの種類を指定するためのものであり、R扉側制御回路49は操作スイッチ43の操作内容の検出結果に応じて冷却モードの種類を設定する。
扉容器35には、図7の(a)に示すように、上端部に位置して凹部50が形成されている。この凹部50はR扉14の閉鎖状態で後面が開口するものであり、ガスケット15の内側に配置されている。この凹部50内には扉側LED51が固定されている。この扉側LED51はR扉14の閉鎖状態で前から後へ光を投射するものであり、図5に示すように、電源線を介して二次電池48に接続されている。この扉側LED51は二次電池48から直流の駆動電源が供給されるものであり、図6に示すように、R扉側制御回路49は扉側LED51を電気的に制御することで外気温度信号の検出結果と外気湿度信号の検出結果と冷却モードの設定結果を扉側LED51から光で送信する。
冷蔵室6の天井壁には、図7の(a)に示すように、凹部52が形成されている。この凹部52は前面が開口するものであり、R扉14の凹部50はR扉14の閉鎖状態で冷蔵室6の凹部52に前から対向する。この冷蔵室6の凹部52内にはフォトカプラ53が固定されている。このフォトカプラ53は、図3に示すように、電源回路30に電源線を介して接続されており、電源回路30から直流の駆動電源が印加される。このフォトカプラ53は扉側LED51からの外気温度信号と外気湿度信号と冷却モードを受光するものであり、図2に示すように、運転制御回路29はフォトカプラ53から外気温度信号と外気湿度信号と冷却モードのそれぞれの受光結果を検出し、コンプレッサ23とRファン装置27とFファン装置28を冷却モードの検出結果に応じて制御することで冷蔵室6内および冷凍室12内を冷却モードの設定結果に応じた態様で冷却する。
冷蔵室6の天井壁には、図7の(b)に示すように、凹部54が形成されている。この凹部54は前面が開口するものであり、凹部52に対して左右方向に間隔を置いて配置されている。この凹部54内にはLED55が固定されている。このLED55は、図3に示すように、電源回路30に電源線を介して接続されており、電源回路30から直流の駆動電源が印加される。このLED55は後から前へ光を投射するものであり、図2に示すように、運転制御回路29はLED55を電気的に制御することでR温度センサ7のR温度信号の検出結果をLED55から光で送信する。
扉容器35には、図7の(b)に示すように、凹部56が形成されている。この凹部56はR扉14の閉鎖状態での後面が開口するものであり、R扉14の閉鎖状態で冷蔵室6の凹部54に前から対向する。このR扉14の凹部56内には扉側フォトカプラ57が固定されている。この扉側フォトカプラ57は、図5に示すように、二次電池48に電源線を介して接続されており、二次電池48から直流の駆動電源が印加される。この扉側フォトカプラ57はLED55からのR温度信号を受光するものであり、図6に示すように、R扉側制御回路49は扉側フォトカプラ57からR温度信号の受光結果を検出し、前ヒータ35および後ヒータ37のそれぞれをR温度信号の検出結果と外気温度信号の検出結果と外気湿度信号の検出結果に応じて制御することでガスケット15および化粧板36で結露が生じることを防止する。これら扉側フォトカプラ57と扉側LED51とR扉側制御回路49は通信手段に相当する。
上仕切板5には、図1に示すように、前端部に位置してコイルボックス32が固定されている。このコイルボックス32は野菜室9内に配置されたものであり、野菜室9のコイルボックス32内には、図3に示すように、V送電コイル58が収納されている。このV送電コイル58は送電側回路34に電源線を介して接続されたものであり、V送電コイル58には送電側回路34から交流電力が印加される。このV送電コイル58は送電コイルに相当する。
野菜室9のV扉16は扉容器35内に化粧板36と前ヒータ37と断熱材38と後ヒータ39を収納してなるものであり、パネル40と扉側LED51と扉側フォトカプラ57を備えていない点を除いてR扉14と同様の機械的構成を有している。このV扉16には、図1に示すように、電装品ボックス44が固定されており、図3に示すように、V扉16の電装品ボックス44内にはV受電コイル59が収納されている。このV受電コイル59はV扉16の閉鎖状態でV送電コイル58に磁気的に結合するものであり、V扉16の非閉鎖状態でV送電コイル58から磁気的に遮断される。このV受電コイル59は受電コイルに相当する。
V扉16の断熱材38内には受電側回路46が埋設されており、V扉16の受電側回路46はV受電コイル59に電源線を介して接続されている。このV扉16の受電側回路46は電源線を介してV扉16の前ヒータ37および後ヒータ39に接続されており、V扉16の前ヒータ37および後ヒータ39にはV送電コイル58からV受電コイル59およびV扉16の受電側回路46を通して直流の駆動電源が非接触で供給される。
V扉16の断熱材38内にはV扉側制御回路が埋設されており、V扉側制御回路はV扉16の受電側回路46に電源線を介して接続されている。このV扉側制御回路はV送電コイル58からV受電コイル59およびV扉16の受電側回路46を通して直流の駆動電源が非接触で供給されるものであり、CPUとROMとRAMに加えて無線LAN機能を有している。
運転制御回路29は無線LAN機能を有するものであり、R温度センサ7からのR温度信号の検出結果とF温度センサ13からのF温度信号の検出結果とフォトカプラ53からの外気温度信号の検出結果とフォトカプラ53からの外気湿度信号の検出結果を無線でV扉側制御回路に送信する。このV扉側制御回路はR温度信号〜外気湿度信号の送信結果を無線で受信するものであり、V扉16の前ヒータ37および後ヒータ39をR温度信号と外気温度信号と外気湿度信号の受信結果に応じて制御することでV扉16の化粧板36およびガスケット17で結露が生じることを防止する。このV扉側制御回路は通信手段に相当する。
断熱仕切板8には、図1に示すように、前端部に位置してコイルボックス32が固定されている。このコイルボックス32は製氷室11内に配置されたものであり、製氷室11のコイルボックス32内には、図3に示すように、I送電コイル60が収納されている。このI送電コイル60は送電側回路34に電源線を介して接続されたものであり、I送電コイル60には送電側回路34から交流電力が印加される。このI送電コイル60は送電コイルに相当する。
製氷室11のI扉18は扉容器35内に化粧板36と前ヒータ37と断熱材38と後ヒータ39を収納してなるものであり、パネル40と扉側LED51と扉側フォトカプラ57を備えていない点を除いてR扉14と同様の機械的構成を有している。このI扉18には、図1に示すように、電装品ボックス44が固定されており、図3に示すように、I扉18の電装品ボックス44内にはI受電コイル61が収納されている。このI受電コイル61はI扉18の閉鎖状態でI送電コイル60に磁気的に結合するものであり、I扉18の非閉鎖状態でI送電コイル60から磁気的に遮断される。このI受電コイル61は受電コイルに相当する。
I扉18の断熱材38内には受電側回路46が埋設されており、I扉18の受電側回路46はI受電コイル61に電源線を介して接続されている。このI扉18の受電側回路46は電源線を介してI扉18の前ヒータ37および後ヒータ39に接続されており、I扉18の前ヒータ37および後ヒータ39にはI送電コイル60からI受電コイル61およびI扉18の受電側回路46を通して直流の駆動電源が非接触で供給される。
I扉18の断熱材38内にはI扉側制御回路が埋設されており、I扉側制御回路はI扉18の受電側回路46に電源線を介して接続されている。このI扉側制御回路はI送電コイル60からI受電コイル61およびI扉18の受電側回路46を通して直流の駆動電源が非接触で供給されるものであり、CPUとROMとRAMに加えて無線LAN機能を有している。このI扉側制御回路は運転制御回路29からのR温度信号〜外気湿度信号の送信結果を無線で受信するものであり、I扉18の前ヒータ37および後ヒータ39をF温度信号と外気温度信号と外気湿度信号の受信結果に応じて制御することでI扉18の化粧板36およびガスケット19で結露が生じることを防止する。このI扉側制御回路は通信手段に相当する。
下仕切板10には、図1に示すように、前端部に位置してコイルボックス32が固定されている。このコイルボックス32は冷凍室12内に配置されたものであり、冷凍室12のコイルボックス32内には、図3に示すように、F送電コイル62が収納されている。このF送電コイル62は送電側回路34に電源線を介して接続されたものであり、F送電コイル62には送電側回路34から交流電力が印加される。このF送電コイル62は送電コイルに相当する。
冷凍室12のF扉20は扉容器35内に化粧板36と前ヒータ37と断熱材38と後ヒータ39を収納してなるものであり、パネル40と扉側LED51と扉側フォトカプラ57を備えていない点を除いてR扉14と同様の機械的構成を有している。このF扉20には、図1に示すように、電装品ボックス44が固定されており、図3に示すように、F扉20の電装品ボックス44内にはF受電コイル63が収納されている。このF受電コイル63はF扉20の閉鎖状態でF送電コイル62に磁気的に結合するものであり、F扉20の非閉鎖状態でF送電コイル62から磁気的に遮断される。このF受電コイル63は受電コイルに相当する。
F扉20の断熱材38内には受電側回路46が埋設されており、F扉20の受電側回路46はF受電コイル63に電源線を介して接続されている。このF扉20の受電側回路46は電源線を介してF扉20の前ヒータ37および後ヒータ39に接続されており、F扉20の前ヒータ37および後ヒータ39にはF送電コイル62からF受電コイル63およびF扉18の受電側回路46を通して直流の駆動電源が非接触で供給される。
F扉20の断熱材38内にはF扉側制御回路が埋設されており、F扉側制御回路はF扉20の受電側回路46に電源線を介して接続されている。このF扉側制御回路はF送電コイル62からF受電コイル63およびF扉20の受電側回路46を通して直流の駆動電源が非接触で供給されるものであり、CPUとROMとRAMに加えて無線LAN機能を有している。このF扉側制御回路は運転制御回路29からのR温度信号〜外気湿度信号の送信結果を無線で受信するものであり、F扉20の前ヒータ37および後ヒータ39をF温度信号と外気温度信号と外気湿度信号の受信結果に応じて制御することでF扉18の化粧板36およびガスケット21で結露が生じることを防止する。このF扉側制御回路は通信手段に相当する。
上記実施例1によれば次の効果を奏する。
R扉14の前ヒータ37と後ヒータ39と外気温度センサ41と外気湿度センサ42と操作スイッチ43に冷蔵室6側のR送電コイル33からR扉14側のR受電コイル45を通して無線給電したので、冷蔵室6側から前ヒータ37〜操作スイッチ43に給電するための配線が不要になる。しかも、冷蔵室6側およびR扉14側間で情報を無線通信したので、情報を通信するための配線が不要になる。さらに、無線通信用のR扉側制御回路49と扉側LED51と扉側フォトカプラ57に冷蔵室6側のR送電コイル33からR扉14側のR受電コイル45を通して無線給電したので、無線通信手段に電源を供給するための配線も不要になる。従って、冷蔵室6側およびR扉14側間の配線が廃止されるので、R扉14の開閉が繰返されることに応じて配線が損傷する虞がなくなる。この効果はV扉16とI扉18とF扉20についても同様である。
R扉14の前ヒータ37および後ヒータ39に冷蔵室6側から無線給電したので、R扉14で結露が生じることを防止できる。特にV扉16とI扉18とF扉20の場合には引出し式である事情から配線が困難であるにも拘らず結露が生じることを防止できる。
R扉14の前ヒータ37および後ヒータ39を制御するための情報を冷蔵室6側およびR扉14側間で無線通信したので、R扉14の前ヒータ37および後ヒータ39をきめ細かく制御することが可能になる。この効果はV扉16とI扉18とF扉20についても同様である。
冷蔵室6側からR扉14の外気温度センサ41および外気湿度センサ42に無線給電した。従って、R扉14の前ヒータ37および後ヒータ39を外部の情報に応じて制御することができるので、R扉14で結露が生じることを少ない消費電力量で確実に防止することができる。
R送電コイル33をキャビネット1の前端部に配置したので、R扉14の閉鎖状態でのR受電コイル45およびR送電コイル33間の距離が短くなる。従って、R扉14の閉鎖状態でのR送電コイル33およびR受電コイル45間の磁気的な結合度合が高まるので、R送電コイル33からR受電コイル45へ電力が効率的に送信される。この効果はV扉16とI扉18とF扉20についても同様である。
R扉14のガスケット15内には、図8に示すように、コードヒータ71が収納されており、R扉14の後ヒータ39は廃止されている。このコードヒータ71は線状ヒータに絶縁チューブを被せたものであり、ガスケット15に沿う枠状をなしている。このコードヒータ71はR送電コイル33からR受電コイル45を通して無線で給電されるものであり、R扉側制御回路49は運転制御回路29からのR温度信号と外気温度センサ41からの外気温度信号と外気湿度センサ42からの外気湿度信号に応じてコードヒータ71を制御することでガスケット15の表面で結露が生じることを防止する。このコードヒータ71は電気部品およびヒータに相当する。
上記実施例2によれば次の効果を奏する。
R扉14のガスケット15内にコードヒータ71を収納し、冷蔵室6側からコードヒータ71に無線で給電した。従って、ガスケット15がコードヒータ71によって直接的に加熱されるので、ガスケット15の表面で結露が生じることを少ない消費電力量で確実に防止することができる。
上記実施例2においては、V扉16のガスケット17内またはI扉18のガスケット19内またはF扉20のガスケット21内にコードヒータ71を収納しても良い。
R扉14は、図9に示すように、扉容器35内に化粧板36および断熱材38を収納してなるものであり、前ヒータ37および後ヒータ39は廃止されている。この扉容器35内には加熱板81が収納されている。この加熱板81はアルミニウム製の薄板からなるものであり、化粧板36の後面に接触している。この加熱板81は電装品ボックス44内のR受電コイル45に電熱線82を介して接続されており、R受電コイル45から電熱線82を通して熱が伝達されることで発熱する。この加熱板81は発熱することで化粧板36を加熱するものであり、化粧板36を加熱することで化粧板36の前面で結露が生じることを防止する。
上記実施例3によれば次の効果を奏する。
R扉14の前面にR受電コイル45から熱を伝達したので、電気的な前ヒータ37を使用することなくR扉14の前面で結露が生じることを防止できる。
上記実施例3においては、V扉16またはI扉18またはF扉20の扉容器35内に加熱板81を収納しても良い。
上記実施例3においては、R受電コイル45の導線を化粧板36の後面の全域に接触状態で這わせることで化粧板36の全域をR受電コイル45で直接的に加熱しても良い。これはV扉16とI扉18とF扉20についても同様である。
上記実施例1〜3においては、R扉14側およびキャビネット1側間での無線通信を無線LANで行っても良い。
上記実施例1〜3においては、V扉16側およびキャビネット1側間での無線通信を光で行っても良い。これはI扉18およびF扉20についても同様である。
上記実施例1〜3においては、R扉14側およびキャビネット1側間での無線通信を磁気で行っても良い。この場合にはR送電コイル33およびR受電コイル45のそれぞれを用いて情報を送受信することが好ましい。これはV扉16とI扉18とF扉20についても同様である。
上記実施例1〜3においては、R扉14の閉鎖状態および非閉鎖状態の双方でR受電コイル45をR送電コイル33に磁気的に結合させ、R扉14の閉鎖状態および非閉鎖状態の双方でR送電コイル33からR受電コイル45に電力を無線送信しても良い。これはV扉16とI扉18とF扉20についても同様である。
上記実施例1〜3においては、キャビネット1側からR扉14側またはV扉16側またはI扉18側またはF扉20側に電波方式または共鳴方式で電力を非接触で送電しても良い。
以上、本発明の実施例を説明したが、この実施例は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施例やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1はキャビネット(箱体)、6は冷蔵室(貯蔵室)、9は野菜室(貯蔵室)、11は製氷室(貯蔵室)、12は冷凍室(貯蔵室)、14はR扉(扉)、15はガスケット、16はV扉(扉)、17はガスケット、18はI扉(扉)、19はガスケット、20はF扉(扉)、21はガスケット、33はR送電コイル(送電コイル)、37は前ヒータ(電気部品,ヒータ)、39は後ヒータ(電気部品,ヒータ)、41は外気温度センサ(電気部品,センサ)、42は外気湿度センサ(電気部品,センサ)、43は操作スイッチ(電気部品)、45はR受電コイル(受電コイル)、58はV送電コイル(送電コイル)、59はV受電コイル(受電コイル)、60はI送電コイル(送電コイル)、61はI受電コイル(受電コイル)、62はF送電コイル(送電コイル)、63はF受電コイル(受電コイル)、71はコードヒータ(電気部品,ヒータ)である。

Claims (7)

  1. 貯蔵室を開閉する扉と、
    前記貯蔵室側に設けられた送電コイルと、
    前記扉側に設けられ、前記送電コイルから電力を無線で受信する受電コイルと、
    前記扉側に設けられ、前記送電コイルから前記受電コイルを通して給電される電気部品と、
    前記扉側に設けられ、前記貯蔵室側との間で無線通信を行うものであって前記送電コイルから前記受電コイルを通して給電される通信手段を備え、
    前記受電コイルは、前記扉の後面側に配置され、その扉の前面側を加熱するために当該受電コイルの導線を当該後面側から当該前面側へ延びるように設けて熱が伝達されるように構成したことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記電気部品は、前記扉を加熱するヒータであることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記通信手段は、前記電気部品を制御するための情報を無線通信することを特徴とする請求項1および2のいずれかに記載の冷蔵庫。
  4. 前記通信手段は、光または電波または磁気で無線通信することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の冷蔵庫。
  5. 前記扉側には、前記電気部品として前記貯蔵室の外部の情報を検出するためのセンサが設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の冷蔵庫。
  6. 前記扉には、前記電気部品としてのヒータが収納されたガスケットが設けられていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の冷蔵庫。
  7. 前記貯蔵室を有する箱体を備え、
    前記送電コイルは、前記箱体の前端部に配置されていることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の冷蔵庫。
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