JP2021071075A - オイルレベル検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ハウジングの内面を伝うオイルにより連通管の開口部が閉塞されることを抑制できるオイルレベル検出装置を提供する。【解決手段】オイルレベル検出装置40は、内燃機関10のハウジング11内に貯留されたオイルOのオイルレベルを検出するオイルレベルゲージ41と、オイルレベルゲージ41が挿通されるとともにハウジング11の外部に配置されたガイド管54と、ガイド管54とハウジング11とを接続するとともにハウジング11内に貯留されたオイルOをガイド管54に導入する油導入管56と、ガイド管54とハウジング11とを接続するとともにオイルOの油面よりも上側で開口する開口部57aを有する連通管57とを備える。連通管57の一部は、ハウジング11の内面よりも突出している。連通管57における開口部57aが開口する開口端面57bは、ハウジング11の内面と不連続である。【選択図】図1

Description

本発明は、オイルレベル検出装置に関する。
特許文献1には、オイルレベル検出装置を備える内燃機関が開示されている。オイルレベル検出装置は、オイルレベルゲージと、ゲージ管とを有する。オイルレベルゲージは、内燃機関のハウジング内に貯留されたオイルのオイルレベルを検出するためのものである。ゲージ管は、オイルレベルゲージが挿通されるとともにハウジングの外部に配置されたガイド管と、ガイド管とハウジングとを接続するとともにハウジング内に貯留されたオイルをガイド管に導入する油導入管と、ガイド管とハウジングとを接続するとともにオイルの油面よりも上側で開口する開口部を有する連通管とを有する。連通管の開口部は、ハウジングの内面において開口する。
連通管及びガイド管を介してハウジングの内部とゲージ管の外部とが連通することで、ハウジングの内圧は大気圧と等しくなる。このため、油導入管を介してガイド管に導入されたオイルレベルは、ハウジング内のオイルレベルと等しくなる。したがって、オイルレベルゲージによりガイド管内のオイルレベルを検出することで、ハウジング内のオイルレベルを検出できる。
特開2007−292003号公報
ところで、特許文献1に開示の内燃機関では、ハウジングの内面を伝って流れたオイルが連通管の開口部を閉塞してしまい、ハウジングの内圧を大気圧と等しくできなくなることがある。この場合、ハウジング内のオイルレベルと、ガイド管内のオイルレベルとが異なることで、オイルレベルを正確に検出できなくなる虞がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、ハウジングの内面を伝うオイルにより連通管の開口部が閉塞されることを抑制できるオイルレベル検出装置を提供することにある。
上記問題点を解決するためのオイルレベル検出装置は、内燃機関のハウジング内に貯留されたオイルのオイルレベルを検出するオイルレベルゲージと、前記オイルレベルゲージが挿通されるとともに前記ハウジングの外部に配置されたガイド管と、前記ガイド管と前記ハウジングとを接続するとともに前記ハウジング内に貯留されたオイルを前記ガイド管に導入する油導入管と、前記ガイド管と前記ハウジングとを接続するとともに前記オイルの油面よりも上側で前記ハウジング内に向けて開口する開口部を有する連通管と、を備えたオイルレベル検出装置であって、前記連通管の一部は、前記ハウジングの内面よりも突出し、前記連通管における前記開口部が開口する開口端面は、前記ハウジングの内面と不連続であることを要旨とする。
これによれば、ハウジングの内面を伝って流れたオイルは、連通管の開口端面まで到達し難くなる。よって、オイルにより連通管の開口部が閉塞されることを抑制できる。
また、上記オイルレベル検出装置について、前記ハウジングは、ピストンが収容されるシリンダブロックと、前記シリンダブロックの下側に連結されるとともに前記オイルが貯留されるオイルパンとを含み、前記油導入管及び前記連通管はそれぞれ、前記ガイド管と前記オイルパンとを接続するのが好ましい。
これによれば、油導入管によりガイド管とオイルパンとを接続し、連通管によりガイド管とシリンダブロックとを接続する場合と比較して、油導入管及び連通管間の距離のばらつきを抑制し易い。よって、オイルレベル検出装置を備える内燃機関の生産性が向上する。
また、上記オイルレベル検出装置について、前記連通管は、前記油導入管の軸線が延びる方向と同じ方向に軸線が延びる第1部位と、前記第1部位と連続し、上方に屈曲された第2部位とを有するのが好ましい。
これによれば、連通管の軸線が直線状に延びている場合と比較して、連通管における開口部側の端部をオイルパンの内面に近付けることができる。よって、連通管における開口部側の端部が、例えば、クランクシャフトなどのハウジング内に配置された部材と干渉することを回避し易くなる。
本発明によれば、ハウジングの内面を伝うオイルにより連通管の開口部が閉塞されることを抑制できる。
第1実施形態のオイルレベル検出装置を備えた内燃機関の断面図。 第2実施形態のオイルレベル検出装置を備えた内燃機関の断面図。
(第1実施形態)
以下、オイルレベル検出装置を具体化した第1実施形態を説明する。
図1に示すように、内燃機関10は、ハウジング11を備える。ハウジング11は、シリンダブロック12と、シリンダブロック12の上側に連結された図示しないシリンダヘッドと、シリンダブロック12の下側に連結されたオイルパン13とを有する。
シリンダブロック12内には、ピストン14が収容されている。ピストン14は、上下方向に往復運動する。ピストン14には、コンロッド15を介してクランクシャフト16が連結されている。
オイルパン13は、底壁31と、底壁31から立設する周壁32とを有する。オイルパン13は、シリンダブロック12に向けて開口しており、オイルパン13の周壁32は、シリンダブロック12と連結されている。オイルパン13の内部空間は、シリンダブロック12の内部空間と連通している。オイルパン13の内部空間、及びシリンダブロック12の内部空間を合わせて、ハウジング11の内部空間Sとする。オイルパン13には、周壁32を貫通する第1貫通孔33及び第2貫通孔34が形成されている。第1貫通孔33及び第2貫通孔34は、上下方向に並んでいる。第1貫通孔33は、上下方向において第2貫通孔34よりも下側、すなわち底壁31側に位置している。
オイルパン13には、ハウジング11内に配置された部材の摺動箇所の潤滑や冷却に用いられるオイルOが貯留されている。オイルOの液量には適量があり、オイルOの液量が適量であるか否かは、オイルパン13内に貯留されるオイルOの油面の高さ、すなわちオイルレベルにより判断される。具体的には、オイルパン13内に貯留されたオイルOの液量が適量よりも多いとき、オイルレベルは高くなり、オイルパン13内に貯留されたオイルOの液量が適量よりも少ないとき、オイルレベルは低くなる。図1では、オイルパン13内におけるオイルレベルの上限FULLと、オイルパン13内におけるオイルレベルの下限LOWとを二点鎖線で示している。第1貫通孔33は、オイルレベルの下限LOWよりも下側に位置し、第2貫通孔34は、オイルレベルの上限FULLよりも上側に位置する。
内燃機関10は、オイルレベルを検出するオイルレベル検出装置40を備える。オイルレベル検出装置40は、オイルレベルゲージ41と、ゲージ管42とを有する。本実施形態のゲージ管42は、第1〜第3管材51〜53によって構成されている。
オイルレベルゲージ41は、棒状のゲージ本体43と、ゲージ本体43の長手方向の一端部に設けられた環状のハンドル44とを備える。ゲージ本体43の長手方向の両端のうち、ハンドル44に近い方の端を基端とし、ハンドル44から離れた方の端を先端とする。
ゲージ本体43の先端側の部位には、LOW表示部43aとFULL表示部43bとが設けられている。オイルOの液量が適量であるとき、ゲージ本体43に対するオイルOの付着範囲は、ゲージ本体43の先端から、LOW表示部43aとFULL表示部43bとの間までの範囲となる。オイルOの液量が不足しているとき、ゲージ本体43に対するオイルOの付着範囲は、ゲージ本体43の先端から、LOW表示部43aまでの間の範囲となる。オイルOの液量が過剰なとき、ゲージ本体43に対するオイルOの付着範囲は、ゲージ本体43の先端から、FULL表示部43bよりも基端側までの範囲となる。
オイルレベルゲージ41は、ゲージ本体43の基端側においてゲージ本体43の周囲に取り付けられた栓部45を備える。
第1管材51は、有底筒状のガイド管54と、ガイド管54の外周面から突出するとともにガイド管54の底側に位置する第1取付管55aと、ガイド管54の外周面から突出するとともに第1取付管55aよりも上側に位置する第2取付管55bとを有する。
ガイド管54は、円筒部54aと、円筒部54aの軸線方向の一端において円筒部54aに連なる底部54bとを有する。本実施形態では、円筒部54aの内径は約10mmに設定されている。ガイド管54は、円筒部54aの軸線方向の他端において開口する挿入口54cを有する。ガイド管54には、挿入口54cからゲージ本体43が挿入される。ガイド管54にゲージ本体43が挿入された状態では、栓部45の外周面は円筒部54aの内周面に密着し、栓部45はガイド管54の挿入口54cを閉塞する。なお、ハンドル44は、ガイド管54に挿入されず、ガイド管54の挿入口54cから突出する。
第1取付管55a及び第2取付管55bは、円筒状である。第1取付管55aの軸線L55a及び第2取付管55bの軸線L55bは、直線状に延びている。第1取付管55aの内側、及び第2取付管55bの内側はそれぞれ、円筒部54aの内側と連通している。第1取付管55aの軸線L55aから第2取付管55bの軸線L55bまでの距離Aは、オイルパン13の第1貫通孔33の軸線L33から第2貫通孔34の軸線L34までの距離Bとほぼ同じである。また、第1取付管55aと第2取付管55bとは、ガイド管54の周方向において同じ位置に設けられている。
第2管材52は、円筒状である。第2管材52の軸線は、直線状に延びている。第2管材52は、オイルパン13の第1貫通孔33に挿通されることにより、オイルパン13に取り付けられている。第2管材52の軸線方向の一端側の一部は、オイルパン13の内面13aから突出することによりハウジング11の内部空間Sに位置し、第2管材52の軸線方向の他端側の一部は、ハウジング11の外面から突出することによりハウジング11の外部に位置している。
第3管材53は、円筒状の第1部位53aと、第1部位53aの軸線方向の一端部に連続するとともに第1部位53aの径方向に屈曲された円筒状の第2部位53bとを有するL字状である。本実施形態では、第1部位53aの内径及び第2部位53bの内径はそれぞれ、約10mmに設定されている。第3管材53は、第1部位53aがオイルパン13の内側から第2貫通孔34に挿通されることにより、オイルパン13に取り付けられている。第1部位53aの軸線は、第2管材52の軸線が延びる方向と同じ方向に直線状に延びている。第1部位53aの軸線方向の一端側に位置する第2部位53b側の一部は、オイルパン13の内面13aから突出することによりハウジング11の内部空間Sに位置し、第1部位53aの軸線方向の他端側は、ハウジング11の外面から突出することによりハウジング11の外部に位置している。一方、第2部位53bは、全体がハウジング11の内部空間Sに位置する。また、第2部位53bは、第1部位53aとは反対側の端部が上方に向くように延びている。第2部位53bの外周面は、オイルパン13の内面13aから離間している。
第1管材51と第2管材52とは、第1取付管55aと第2管材52におけるオイルパン13の外部に突出した部分とが接続されることにより、組付けられている。よって、第1管材51は、ハウジング11の外部に配置されている。ハウジング11の内部空間Sは、第2管材52及び第1取付管55aを介してガイド管54の内側と連通する。また、上述したように、第1貫通孔33は、オイルレベルの下限LOWよりも下側に配置されている。このため、ガイド管54には、オイルパン13内に貯留されたオイルOの一部が、第2管材52及び第1取付管55aを介して導入される。第1取付管55aと第2管材52とは、オイルパン13とガイド管54とを接続するとともに、オイルパン13内のオイルOをガイド管54に導入する油導入管56を構成している。
また、第1管材51と第3管材53とは、第2取付管55bと第3管材53におけるオイルパン13の外部に突出した部分とが接続されることにより、組付けられている。ガイド管54の軸線は、上下方向に沿って直線状に延びている。ハウジング11の内部空間Sは、第3管材53及び第2取付管55bを介してガイド管54の内側と連通する。また、上述したように、第2貫通孔34は、オイルレベルの上限FULLよりも上側に位置している。このため、第3管材53は、オイルOの油面よりも上側で開口している。よって、オイルパン13に貯留されたオイルOが第3管材53内に侵入することが回避される。第2取付管55bと第3管材53とは、オイルパン13とガイド管54とを接続するとともに、オイルOの油面よりも上側で開口する開口部57aを有する連通管57を構成している。
ところで、ハウジング11の内圧は、大気圧に対して負圧に保たれている。このため、オイルレベル検出装置40により、ハウジング11内のオイルレベルを検出する際には、ハウジング11の内圧を大気圧と等しくする必要がある。具体的には、ガイド管54からオイルレベルゲージ41を引き抜くことにより、ハウジング11の内部空間Sを連通管57及びガイド管54を介してゲージ管42の外部と連通させ、ハウジング11の内圧を開放する。ハウジング11の内圧と大気圧とが等しくなることにより、ガイド管54内のオイルレベルは、オイルパン13内のオイルレベルと等しくなる。したがって、オイルレベルゲージ41によりガイド管54内のオイルレベルを検出することで、オイルパン13内のオイルレベルを検出できる。
上述したように、第1部位53aの第2部位53b側の一部、及び第2部位53b全体は、オイルパン13の内面13aから突出している。つまり、連通管57の一部は、オイルパン13の内面13aから突出している。連通管57において開口部57aが開口する端面を開口端面57bとする。開口端面57bは、オイルパン13の内面13aから離間している。言い換えると、開口端面57bは、オイルパン13の内面13aと不連続である。
本実施形態の作用について説明する。
連通管57の一部は、オイルパン13の内面13aから突出し、連通管57の開口端面57bは、オイルパン13の内面13aと不連続である。このため、ハウジング11の内面を伝って流れたオイルOは、連通管57の開口端面57bまで到達し難くなる。よって、オイルOにより連通管57の開口部57aが閉塞されることを抑制できる。
本実施形態の効果について説明する。
(1)ハウジング11の内面を伝って流れたオイルOが、連通管57における開口端面57bまで到達し難くなることにより、オイルOにより連通管57の開口部57aが閉塞されることを抑制できる。
(2)後述する第2実施形態のように、油導入管56によりオイルパン13とガイド管54とを接続し、連通管57によりシリンダブロック12とガイド管54とを接続する場合、油導入管56が挿通される孔はオイルパン13に形成され、連通管57が挿通される孔はシリンダブロック12に形成される。つまり、油導入管56が挿通される孔が形成される部材と、連通管57が挿通される孔が形成される部材とは異なる。このため、油導入管56及び連通管57間の距離にばらつきが生じ易い。
これに対し、本実施形態では、油導入管56が挿通される第1貫通孔33及び連通管57が挿通される第2貫通孔34の両方が、オイルパン13に形成されている。よって、油導入管56及び連通管57間の距離のばらつきを抑制し易い。その結果、オイルレベル検出装置40を備える内燃機関10の生産性が向上する。
(3)連通管57は、油導入管56の軸線が延びる方向と同じ方向に軸線が延びる第1部位53aと、第1部位53aから上方に屈曲された第2部位53bとを有する。このため、連通管57の軸線が直線状に延びている場合と比較して、連通管57における開口部57a側の端部をオイルパン13の内面13aに近付けて配置することができる。よって、連通管57における開口部57a側の端部が、例えば、クランクシャフト16などのハウジング11内に配置された部材と干渉することを回避し易くなる。
(第2実施形態)
以下、オイルレベル検出装置を具体化した第2実施形態を説明する。なお、第2実施形態では、第1実施形態と異なる部分について詳述し、第1実施形態と同じ構成については説明を省略するとともに同じ符号を付す。
図2に示すように、シリンダブロック12には、ブロック貫通孔21が形成されている。また、オイルパン13には、周壁32を貫通するオイルパン貫通孔35が形成されている。ブロック貫通孔21は、オイルパン13よりも上側に位置する。よって、ブロック貫通孔21は、オイルレベルの上限FULLよりも上側に位置する。オイルパン貫通孔35は、オイルレベルの下限LOWよりも下側に位置する。
ゲージ管42は、ガイド管54と、ガイド管54の外周面から延出する油導入管56と、ガイド管54の外周面から延出する連通管57とを有する。油導入管56の軸線L56及び連通管57の軸線L57は、直線状に延びている。油導入管56の内側、及び連通管57の内側はそれぞれ、ガイド管54の内側と連通している。油導入管56は、ガイド管54の軸線方向において底部54b側に位置し、連通管57は、ガイド管54の軸線方向において底部54bと挿入口54cとの間に位置している。油導入管56の軸線L56から連通管57の軸線L57までの距離Cは、ブロック貫通孔21の軸線L21からオイルパン貫通孔35の軸線L35までの距離Dとほぼ同じである。また、油導入管56と連通管57とは、ガイド管54の周方向において同じ位置に設けられている。連通管57は、軸線方向の途中に、連通管57の外周面から突出する突起57cを有する。
油導入管56の軸線方向の一端側の一部は、ハウジング11の外部からオイルパン貫通孔35に圧入され、連通管57の軸線方向の一端側の一部は、ハウジング11の外部からブロック貫通孔21に圧入される。これにより、ゲージ管42は、ハウジング11に取り付けられる。このとき、油導入管56の突起57cがシリンダブロック12の外面に接触することにより、シリンダブロック12に対する連通管57の挿入量が決まる。
油導入管56の軸線方向の一端側の一部は、オイルパン13の内面13aから突出することによりハウジング11の内部空間Sに位置し、油導入管56の軸線方向の他端側の一部は、オイルパン13の外面から突出することによりハウジング11の外部に位置する。ハウジング11の内部空間Sは、油導入管56を介してガイド管54の内側と連通する。ガイド管54には、オイルパン13内に貯留されたオイルOの一部が、油導入管56を介して導入される。
連通管57の軸線方向の一端側の一部は、シリンダブロック12の内面12aから突出することによりハウジング11の内部空間Sに位置し、連通管57の軸線方向の他端側の一部は、シリンダブロック12の外面から突出することによりハウジング11の外部に位置する。連通管57は、オイルOの油面よりも上側で開口する開口部57aを有する。よって、オイルパン13に貯留されたオイルOが連通管57内に侵入することが回避される。
シリンダブロック12の内面12aから、連通管57の開口端面57bまでの距離Xは、ハウジング11の内面を伝って流れたオイルOが、連通管57の開口端面57bまで到達し難くなるような距離に設定される。本実施形態では、距離Xは、約5〜10mmに設定されている。
第2実施形態では、第1実施形態の効果(1−1)に加えて、以下の効果を得ることができる。
(2−1)ゲージ管42は1部品であるため、オイルレベル検出装置40を構成する部品の点数を削減できる。
上記実施形態は、以下のように変更して実施することができる。上記実施形態及び変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
○ 第1実施形態において、例えば、第1管材51と第2管材52とは一体形成されていてもよい。また、第3管材53が直線状に延びている場合、第3管材53をハウジング11の内側から第1貫通孔33に挿通する必要が無くなるため、第1〜第3管材51〜53が一体形成されていてもよい。
○ 第1実施形態では、第1管材51と第2管材52との接続方法、及び第1管材51と第3管材53との接続方法について詳述しなかったが、適宜選択してよい。例えば、一方の管材の内径を他方の管材の外径よりも大きく設定し、一方の管材を他方の管材に嵌合することで接続してもよいし、溶接により接続してもよい。
○ 第2実施形態において、ゲージ管42は、第1実施形態のように複数の管材を接続することにより構成されていてもよい。
○ 第1実施形態及び第2実施形態において、油導入管56におけるガイド管54とは反対側の端部は、オイルパン13の内面13aから突出していなくてもよい。
○ 第1実施形態及び第2実施形態において、ガイド管54の軸線は、上下方向に沿って直線状に延びているのが好ましいが、要求されるオイルレベルの検出精度が確保されるのであれば、上下方向に対して傾斜していてもよい。
○ 第1実施形態において、シリンダブロック12の内面12aから落下したオイルOが連通管57の内側に入ることも考えられる。このため、連通管57の内径は、落下したオイルOによって連通管57が閉塞されない程度の径に設定されるのが好ましい。
10…内燃機関、11…ハウジング、12…シリンダブロック、12a…内面、13…オイルパン、13a…内面、14…ピストン、40…オイルレベル検出装置、41…オイルレベルゲージ、53a…第1部位、53b…第2部位、54…ガイド管、56…油導入管、57…連通管、57a…開口部、57b…開口端面、O…オイル。

Claims (3)

  1. 内燃機関のハウジング内に貯留されたオイルのオイルレベルを検出するオイルレベルゲージと、
    前記オイルレベルゲージが挿通されるとともに前記ハウジングの外部に配置されたガイド管と、
    前記ガイド管と前記ハウジングとを接続するとともに前記ハウジング内に貯留されたオイルを前記ガイド管に導入する油導入管と、
    前記ガイド管と前記ハウジングとを接続するとともに前記オイルの油面よりも上側で前記ハウジング内に向けて開口する開口部を有する連通管と、
    を備えたオイルレベル検出装置であって、
    前記連通管の一部は、前記ハウジングの内面よりも突出し、
    前記連通管における前記開口部が開口する開口端面は、前記ハウジングの内面と不連続であることを特徴とするオイルレベル検出装置。
  2. 前記ハウジングは、ピストンが収容されるシリンダブロックと、前記シリンダブロックの下側に連結されるとともに前記オイルが貯留されるオイルパンとを含み、
    前記油導入管及び前記連通管はそれぞれ、前記ガイド管と前記オイルパンとを接続する請求項1に記載のオイルレベル検出装置。
  3. 前記連通管は、前記油導入管の軸線が延びる方向と同じ方向に軸線が延びる第1部位と、前記第1部位と連続し、上方に屈曲された第2部位とを有する請求項2に記載のオイルレベル検出装置。
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