JP2021069166A - オイル漏れ検知装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電動車両において、圧力センサを用いることなくオイル漏れ検知を行う。【解決手段】油冷式の回転電機4を具備する電動車両9のオイル漏れ検知装置であって、回転電機4のケース4A内の雰囲気温度Tfを取得する取得部1と、オイル漏れが発生していない正常状態で回転電機4の底部5に溜まったオイルの温度Tsを検出し、オイル漏れの発生状態でオイルから露出する位置に設けられた温度センサ2と、電動車両9の走行中に、雰囲気温度Tfと温度センサ2で検出された温度Tsとの大小関係によりオイル漏れの発生を判定する判定部8Aと、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、電動車両に搭載される回転電機の冷却用及び潤滑用オイルの漏れを検知するオイル漏れ検知装置に関する。
従来のエンジン車では、油圧センサを用いてエンジンオイルの漏れを検知する手法が採用されていた。また、圧力センサにより燃料の圧力を検出することで、エンジンの燃料漏れの判定を行うようにした技術も提案されている(例えば特許文献1参照)。燃料の圧力に基づく漏れの判定では、燃料噴射の精度や燃料ポンプによる圧送量のばらつきにより判定が安定しないときがある。これに対し、特許文献1には、高圧が作用する部分の接合面から定常的に漏出する燃料量をあらかじめ算出することで、定常状態以外での燃料漏れの判定精度を高める制御装置が開示されている。
特開2013−117210号公報
ところで、電動車両では、車載の回転電機(例えば、走行用モータやジェネレータ等)を潤滑したり冷却したりするためにオイルが用いられるが、このオイルは電動オイルポンプにより循環するため、オイル漏れの判定に十分な圧力を確保することが難しい。そのため、上記の特許文献1のような、従来のエンジン車で用いられていた漏れ検知手法を電動車両に流用することは困難である。したがって、電動車両のオイル漏れを検知するためには、新規な検知手法の開発が望まれる。
本件のオイル漏れ検知装置は、このような課題に鑑み案出されたもので、電動車両において、圧力センサを用いることなくオイル漏れ検知を行うことを目的の一つとする。なお、この目的に限らず、後述する発明を実施するための形態に示す各構成により導かれる作用効果であって、従来の技術によっては得られない作用効果を奏することも本件の他の目的である。
(1)ここで開示するオイル漏れ検知装置は、油冷式の回転電機を具備する電動車両のオイル漏れ検知装置であって、前記回転電機のケース内の雰囲気温度を取得する取得部と、オイル漏れが発生していない正常状態で前記回転電機の底部に溜まったオイルの温度を検出し、前記オイル漏れの発生状態で前記底部に溜まったオイルから露出する位置に設けられた温度センサと、前記電動車両の走行中に、前記雰囲気温度と前記温度センサで検出された温度との大小関係により前記オイル漏れの発生を判定する判定部と、を備えている。
(2)前記判定部は、前記電動車両の走行開始時点から所定時間を除いた走行中に前記オイル漏れの発生を判定することが好ましい。
(3)前記オイル漏れ検知装置は、外気温を検出する外気温センサを備えることが好ましい。この場合、前記判定部は、前記雰囲気温度が前記外気温よりも高くなったときに前記所定時間が経過したと判断して、前記オイル漏れの発生を判定することが好ましい。
(4)前記温度センサは、前記正常状態で、前記底部に溜まったオイルの油面の下限ラインよりも低く、且つ、前記底部の底面よりも高い位置に配置されることが好ましい。
(5)前記オイル漏れ検知装置は、前記判定部によって前記オイル漏れが発生していると判定されたときに、前記電動車両の乗員に当該オイル漏れの発生を知らせる報知部を備えることが好ましい。
開示したオイル漏れ検知装置によれば、回転電機の雰囲気温度と、オイル漏れの発生状態でオイルから露出する位置に設けられた温度センサの検出値との大小関係によりオイル漏れの発生を判定できるため、圧力センサを用いることなく電動車両のオイル漏れを検知することができる。
実施形態に係るオイル漏れ検知装置を備えた電動車両を示す模式図である。 実施形態に係る温度センサの設置位置を例示するための模式図である。 オイル漏れ検知装置において実施される制御内容を例示したフローチャートである。
図面を参照して、実施形態としてのオイル漏れ検知装置について説明する。以下に示す実施形態はあくまでも例示に過ぎず、以下の実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。本実施形態の各構成は、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。また、必要に応じて取捨選択することができ、あるいは適宜組み合わせることができる。
[1.全体構成]
図1に示すように、本実施形態のオイル漏れ検知装置は、油冷式の回転電機4を備えた電動車両9(以下「車両9」という)に適用される。回転電機4は、例えば車両9を駆動するための走行用モータや発電用のジェネレータである。車両9には、回転電機4を冷却及び潤滑するための油冷システムを構成する要素である、循環路10,オイルクーラ11,ポンプ12が設けられる。
循環路10は、オイルを循環させる通路であり、例えば、その一端が回転電機4の上端部に接続されるとともに、その他端が回転電機4の底部5(以下「オイルパン5という)に接続される。なお、オイルパン5は、回転電機4のケース4Aの下部を構成する部分である。オイルクーラ11は、循環路10を流れるオイルを冷却する冷却器であり、循環路10に介装される。ポンプ12は、オイルクーラ11の上流側に設けられ、循環路10内をオイルが流通するよう圧送する電動式のオイルポンプである。
ポンプ12から吐出されたオイルは、オイルクーラ11で冷却されたのち、回転電機4の上端部から回転電機4のケース4A内に供給され、回転電機4のロータ及びステータ(いずれも図示略)を冷却するとともに潤滑しながら落下する。落下してオイルパン5に溜まったオイルは、再び循環路10に流入する。なお、オイルクーラ11とポンプ12の配置はこれに限られない。
本実施形態のオイル漏れ検知装置は、回転電機4に設けられた二つの温度センサ1,2と、外気温Taを検出する外気温センサ3と、制御装置8とを備える。一方の温度センサ1(取得部)は、ケース4A内の空気の温度(以下「雰囲気温度Tf」という)を検出する。以下、この温度センサ1を「雰囲気温度センサ1」と呼ぶ。他方の温度センサ2は、オイル漏れが発生していない正常な状態(正常状態)で、オイルパン5に溜まったオイルの温度(油温)を検出する。以下、この温度センサ2を「油温センサ2」と呼び、油温センサ2で検出された温度を「油温センサ値Ts」と呼ぶ。
図2に示すように、油温センサ2は、オイルパン5内に溜まるオイルの油面7よりも下方に配置される。本実施形態の油温センサ2は、正常状態で、オイルパン5に溜まったオイルの油面7の下限ライン7Lよりも低く、且つ、オイルパン5の底面5Bよりも高い位置に配置される。下限ライン7Lとは、オイルが循環路10を循環している状態で油面7が最も下方に位置するラインである。なお、オイルの循環が停止すれば油面7は上昇し、例えば図2中に二点鎖線で示す上限ライン7Uに達する。油温センサ2をこのような配置とすることで、正常状態において、油温センサ2により適切にオイルの温度が検出される。なお、油温センサ2を下限ライン7Lの直下に配置することで、後述するように早期に漏れを検知することが可能となる。
ところで、循環路10を循環するオイルが循環路10やケース4A等から漏れ始めると、オイルの総量が低下し、オイルパン5に溜まるオイルの油面7が下限ライン7Lを下回るようになる。このようなオイル漏れが発生している状態(漏れ発生状態)では、油温センサ2がオイルから露出し(油面7よりも上方に出てしまい)、油温センサ2がオイルパン5内の空気の温度を検出することになる。
つまり、漏れ発生状態では、雰囲気温度センサ1と油温センサ2とが同一の対象(ケース4内の空気の温度)を検出することとなり、検出される値は互いに略同一となる。本実施形態のオイル漏れ検知装置は、この現象(二つの温度センサ1,2で検出される値が互いに略等しくなる現象)を利用して、オイル漏れの発生を判断する。言い換えると、油温センサ2は、漏れ発生状態においてオイルから露出する位置に設けられている。
制御装置8は、車両9に搭載される電子制御装置〔ECU(Electronic Control Unit)〕であり、プロセッサとメモリとを搭載した電子デバイスである。プロセッサとは、例えばCPU(Central Processing Unit),MPU(Micro Processing Unit)などのマイクロプロセッサであり、メモリとは、例えばROM(Read Only Memory),RAM(Random Access Memory),不揮発メモリなどである。制御装置8で実施される制御の内容は、ファームウェアやアプリケーションプログラムとしてメモリに記録,保存されており、プログラムの実行時にはプログラムの内容がメモリ空間内に展開されて、プロセッサによって実行される。
制御装置8の入力側には、上記の温度センサ1,2及び外気温センサ3と、車両9の車速を検出する車速センサ6とが接続され、各センサ1〜3で検出された温度情報Tf,Ts,Ta及び車速が入力される。また、制御装置8の出力側には、乗員に音声や表示によって情報を報知するための報知装置(ディスプレイ,スピーカ,ブザー等,いずれも図示略)が接続され、判定結果に応じて報知装置の作動が制御される。
[2.制御構成]
本実施形態の制御装置8には、オイル漏れの発生を判定する判定部8Aと、オイル漏れが発生していると判定されたときに車両9の乗員にその旨を知らせる報知部8Bとが設けられる。これらの要素は、制御装置8で実行されるプログラムの一部の機能を示すものであり、ソフトウェアで実現されるものとする。ただし、各機能の一部又は全部をハードウェア(電子回路)で実現してもよく、あるいはソフトウェアとハードウェアとを併用して実現してもよい。
判定部8Aは、車両9の走行中に、雰囲気温度センサ1で検出された雰囲気温度Tfと油温センサ2で検出された油温センサ値Tsとの大小関係(温度関係)によりオイル漏れの発生を判定する。上述したように、正常状態では、雰囲気温度センサ1は空気の温度を検出し、油温センサ2は油温を検出するため、車両9が走行中であれば、基本的には温度関係は「Tf<Ts」となる。しかしながら、漏れ発生状態では、上述したように、油面7が低下して油温センサ2がオイルから露出する。このため、油温センサ2は空気の温度を検出することになり、車両9が走行中であっても油温センサ値Tsが雰囲気温度Tfとほぼ等しくなる。
すなわち、判定部8Aは、雰囲気温度Tfが油温センサ値Tsよりも低ければ正常状態である(漏れが発生していない)と判定し、走行中に雰囲気温度Tfと油温センサ値Tsとが略等しければ、漏れ発生状態である(オイルが漏れている)と判定する。ここでいう「走行中」とは、車両9の車速が0ではない状態に加え、信号待ちや渋滞のように、走ったり止まったりを繰り返す走行状態を含む。このような状態であれば、回転電機4の自己発熱により油温が雰囲気温度Tfよりも高くなるため(雰囲気温度Tfと油温との差が明確に生じるため)、上記の判定が可能である。
なお、判定部8Aは、走行中に雰囲気温度Tfと油温センサ値Tsとが完全に一致している場合だけでなく、これらの差(=Ts−Tf)が所定値以下であるときにも、漏れ発生状態であると判定してもよい。この所定値は、正常状態であれば必ず生じる差(既知の値)よりも小さい値に予め設定されることが好ましい。
本実施形態の判定部8Aは、車両9の走行開始時点から所定時間を除いた走行中に、上記のオイル漏れの判定を実施する。言い換えると、判定部8Aは、走行開始時点から所定時間が経過するまでの間は、走行中であってもオイル漏れの判定を実施しない。これは、車両9が走行を開始する前に長時間駐車していた場合、雰囲気温度Tfと油温とが同等の温度状態になっており、上記の判定が正確に実施できないおそれがあるからである。つまり、走行開始直後はオイル漏れを誤検知してしまう可能性があるため、回転電機4の温度がある程度高くなってからオイル漏れの検知が開始される。
本実施形態の判定部8Aは、雰囲気温度Tfが外気温Taよりも高くなったときに、上記の所定時間が経過したと判断して、オイル漏れの発生を判定する。車両9が走行を開始すると、回転電機4が自己発熱により温度上昇するため、雰囲気温度Tf及び油温が共に高くなっていく。このため、雰囲気温度Tfが外気温Taよりも高くなったか否かを判定することで、間接的に、雰囲気温度Tf及び油温の温度上昇を確認でき、オイル漏れの判定を精度良く実施できる状態(走行開始から所定時間が経過した状態)であると判断できる。
報知部8Bは、上記したように、判定部8Aによってオイル漏れが発生していると判定されたときに、車両9の乗員にオイル漏れの発生を知らせる。具体的には、報知部8Bは、乗員に音声や表示によって情報を報知するための報知装置を制御する。なお、油温センサ2を、下限ライン7Lの直下に配置することで、オイル漏れの発生時からあまり時間がたたないうちに(早い段階で)乗員に報知することが可能となる。
[3.フローチャート]
図3は、制御装置8で実施される制御(オイル漏れ発生の判定及び報知)の内容を例示したフローチャートである。このフローチャートは、車両9が走行可能な状態(Ready On状態)である場合に所定の演算周期で繰り返し実施され、オイル漏れが発生して報知部8Bにより車両9の乗員に報知された時点で終了する。このフローチャートでは、所定時間経過の判定に外気温Taを用いる。
ステップS1では、各センサ1〜3,6で検出された各種情報が取得される。ここでは、少なくとも雰囲気温度Tf,油温センサ値Ts,外気温Ta,車速が取得される。続くステップS2では、雰囲気温度Tfが外気温Taよりも高いか否かが判定される。つまり、ステップS2では、これら二つの温度関係(Ta,Tf)に基づいて、車両9が走行開始から所定時間経過したかを判断する。
走行開始時点から所定時間が経過していない場合は(ステップS2のNo)、フローチャートをリターンし、所定時間が経過している場合は次のステップS3へ進む。ステップS3では、油温センサ値Tsが雰囲気温度Tfよりも高いか否かが判定される。つまり、ステップS3では、これら二つの温度関係(Tf,Ts)に基づいてオイル漏れの発生の可能性を判定する。
油温センサ値Tsが雰囲気温度Tfよりも高い場合はこのフローチャートをリターンし、油温センサ値Tsが雰囲気温度Tfよりも高くない場合は、油温センサ値Tsと雰囲気温度Tfとが略同一の温度になったと判断し、ステップS4へ進む。ステップS4では、車両9が走行中であるか否かが判定され、走行中でなければ、このフローチャートをリターンする。なお、走行中か否かの判定は、車速を用いて行うことができるが、車速に加えて又は代えて、シフトポジション,アクセル開度,ブレーキのオンオフ状態,回転電機4の回転速度などのパラメータを用いてもよい。
ステップS2,S3,S4からフローチャートをリターンした場合は、ステップS1からの処理が繰り返される。すなわち、これらの場合には再び各種情報が取得され、その情報に基づいてステップS2,S3,S4の判定が実施される。
ステップS4において車両9が走行中であると判定された場合は、漏れ発生状態であると判断されて、ステップS5で報知部8Bにより車両9の乗員にオイル漏れ発生の報知が行われる。
[4.効果]
(1)上述したオイル漏れ検知装置では、回転電機4の雰囲気温度Tfが取得されるとともに、オイル漏れ発生状態でオイルパン5に溜まったオイルから露出する位置に設けられた油温センサ2により温度Tsが取得される。そして、車両9の走行中であっても漏れ発生状態では二つの温度Tf,Tsの差が減少する(略等しくなる)という特性に基づき、これら二つの温度Tf,Tsの大小関係によりオイル漏れの発生を判定することができる。このため、圧力センサを用いることなく、車両9のオイル漏れを検知することができる。
(2)車両9の走行開始直後は、雰囲気温度Tfと油温センサ値Tsとの差が小さい(略等しい可能性がある)。そのため、走行中であっても走行開始時点から所定時間を除くことで、これらの温度Tf,Tsの大小関係が明確な状態で判定を実施できる。これにより、誤判定の防止及び判定精度の向上を図ることができる。
(3)上述したオイル漏れ検知装置では、既存の外気温センサ3で検出された外温度Taよりも回転電機4の雰囲気温度Tfが高くなったことをもって、走行開始から所定時間が経過したと判断される。このため、簡単かつ正確に、オイル漏れ発生の判定を精度良く行える状況であるか否かを判断できる。これにより、雰囲気温度Tfと油温センサ値Tsとの大小関係が明確な状態でオイル漏れの判定ができるため、判定精度をより高めることができる。
(4)上述した油温センサ2は、下限ライン7Lよりも低い位置に配置されているため、オイル漏れの誤判定を防止できる。また、油温センサ2はオイルパン5の底面5Bよりも高い位置に配置されているため、漏れ発生状態ではオイルが枯渇する前に漏れを検知することができる。なお、油温センサ2の高さ位置によって、オイルが漏れ始めてからその漏れを検知するまでのタイミングを決めることができる。例えば、油温センサ2を下限ライン7Lの直下に配置すれば、オイルが漏れ始めた初期の段階で漏れを検知できるため、漏れに対して速やかに対処することが可能となる。
(5)また、オイル漏れが発生した場合には、その旨が乗員に知らされるため、乗員がオイル漏れに気づくことができ、適切な対応を取ることができる。
[5.その他]
上述したオイル漏れ検知装置は一例であって、上述したものに限られない。例えば、上記の報知部8Bを省略し、判定部8Aによる判定結果を制御装置8内のメモリに記憶しておいてもよい。
また、上記実施形態では、雰囲気温度Tfとして温度センサ1で検出された値を用いているが、雰囲気温度Tfの取得方法はこれに限られない。例えば、回転電機4のロータ温度やコイル温度を検出し、これらの温度に基づいて雰囲気温度Tfを推定して取得する機能(取得部)を制御装置8に設けてもよい。この場合、ロータ温度又はコイル温度と雰囲気温度Tfとの関係を予め規定したマップや数式等を用意しておくことが好ましい。
また、上記実施形態では、雰囲気温度Tfが外気温Taよりも高くなったことをもって所定時間が経過したと判断しているが、車速やアクセル開度等に基づいて車両9の走行開始時点を判断するとともに、所定時間をタイマーで計測してもよい。この場合、外気温センサ3を省略可能である。所定時間は、車両9の走行開始後に、回転電機4の自己発熱により雰囲気温度Tfと油温センサ値Tsとの差が生じる時間よりも長い時間に予め設定されていることが好ましい。
1 雰囲気温度センサ(取得部)
2 油温センサ(温度センサ)
3 外気温センサ
4 回転電機
4A ケース
5 オイルパン(底部)
5B 底面
6 車速センサ
7 油面
7L 下限ライン
7U 上限ライン
8 制御装置
8A 判定部
8B 報知部
9 車両(電動車両)
10 循環路
11 オイルクーラ
12 ポンプ
Ta 外気温
Tf 雰囲気温度
Ts 油温センサ値

Claims (5)

  1. 油冷式の回転電機を具備する電動車両のオイル漏れ検知装置であって、
    前記回転電機のケース内の雰囲気温度を取得する取得部と、
    オイル漏れが発生していない正常状態で前記回転電機の底部に溜まったオイルの温度を検出し、前記オイル漏れの発生状態で前記底部に溜まったオイルから露出する位置に設けられた温度センサと、
    前記電動車両の走行中に、前記雰囲気温度と前記温度センサで検出された温度との大小関係により前記オイル漏れの発生を判定する判定部と、を備える
    ことを特徴とする、オイル漏れ検知装置。
  2. 前記判定部は、前記電動車両の走行開始時点から所定時間を除いた走行中に前記オイル漏れの発生を判定する
    ことを特徴とする、請求項1記載のオイル漏れ検知装置。
  3. 外気温を検出する外気温センサを備え、
    前記判定部は、前記雰囲気温度が前記外気温よりも高くなったときに前記所定時間が経過したと判断して、前記オイル漏れの発生を判定する
    ことを特徴とする、請求項2記載のオイル漏れ検知装置。
  4. 前記温度センサは、前記正常状態で、前記底部に溜まったオイルの油面の下限ラインよりも低く、且つ、前記底部の底面よりも高い位置に配置された
    ことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載のオイル漏れ検知装置。
  5. 前記判定部によって前記オイル漏れが発生していると判定されたときに、前記電動車両の乗員に当該オイル漏れの発生を知らせる報知部を備えた
    ことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載のオイル漏れ検知装置。
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