JP2021069105A - イメージセンサ - Google Patents

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Abstract

【課題】ピクセルのクロストーク成分の値を測定するためのテストパターンを具現し、遮光ピクセルのクロストーク成分の値を測定及び計算することで、ピクセルの性能を改善できるようにするイメージセンサを提供する。【解決手段】イメージセンサにおいて、一つのオープンピクセルによって発生する複数の遮光ピクセルクロストーク成分の値をそれぞれ測定する複数の単位テストパターンを含むピクセルアレイと、複数の単位テストパターンによってそれぞれ測定されたクロストーク成分の値を保存する保存部510、保存部に保存されたクロストーク成分の値を組み合わせて各対象ピクセルに対するクロストーク値を計算する計算部520及び計算部で計算されたクロストーク値を各ピクセルデータに反映してピクセルデータを補正する補正部530を含むデータ出力回路500と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、イメージセンサに関し、ピクセルのクロストークを推定及び補正できるようにする技術である。
一般的に、シーモス(CMOS)工程に具現されるシーモスイメージセンサ(CIS;CMOS Image Sensor)は、その他の競争製品に比べ低電力消耗、低廉な価格及び小型サイズの長所によって速やかに市場を広げている。特に、シーモスイメージセンサは、競争製品に比べ相対的に不足していた画質改善を介して次第に高解像度、及び高速のフレームレート(Frame Rate)を要求するビデオ領域までその応用範囲を確張している。
このようなシーモスイメージセンサは、固体撮像素子と異なりピクセルアレイから出力されるアナログ形態の信号(ピクセル信号)をデジタル形態の信号に変換する動作が必要である。シーモスイメージセンサは、アナログ信号からデジタル信号への変換のために、内部に高解像度のアナログ−デジタル変換装置(ADC:Analog to Digital Converter)を用いる。
アナログ−デジタル変換装置は、ピクセルアレイの出力信号であるアナログ出力電圧に対して相互連関の二重サンプリングを行い、その結果電圧をラインメモリーに保存する。また、センスアンプは、ラインメモリーからカラムラインを介して出力されるデジタル信号を感知及び増幅し出力する。
本発明の実施形態は、ピクセルのクロストーク成分の値を測定するためのテストパターンを具現し、遮光ピクセルのクロストーク成分の値を測定及び計算することで、ピクセルの性能を改善できるようにするイメージセンサを提供する。
本発明の実施形態によるイメージセンサは、一つのオープンピクセルによって発生する複数の遮光ピクセルのクロストーク成分の値をそれぞれ測定する複数の単位テストパターンを含むピクセルアレイと、複数の単位テストパターンによってそれぞれ測定されたクロストーク成分の値を保存する保存部と、保存部に保存されたクロストーク成分の値を組み合わせて各対象ピクセルに対するクロストーク値を計算する計算部と、計算部で計算されたクロストーク値を各ピクセルデータに反映してピクセルデータを補正する補正部とを含む。
本発明の実施形態は、ピクセルのクロストーク成分の大きさと方向性を正確に判断してピクセルの構造的弱点を改善することで、性能を改善できるようにする効果を提供する。
同時に本発明の実施形態は例示のためのもので、当業者であれば添付の特許請求範囲の技術的思想と範囲を介して多様な修正、変更、代替及び付加が可能なはずであり、このような修正変更等は以下の特許請求範囲に属するものと見なければならない。
本発明の実施形態によるイメージセンサに関する構成図である。 図1のデータ出力回路に関する詳細構成図である。 図1のイメージセンサにおいて単位テストパターンを示した図である。 図3の単位テストパターンにおいて、各ピクセルのクロストーク成分の値を測定するための図である。 図3の単位テストパターンにおいて、各ピクセルのクロストーク成分の値を測定するための図である。 図3の単位テストパターンにおいて、各ピクセルのクロストーク成分の値を測定するための図である。 図3の単位テストパターンにおいて、各ピクセルのクロストーク成分の値を測定するための図である。 図4bの単位テストパターンに対する断面図である。 図4bの単位テストパターンに対する断面図である。 図1のイメージセンサにおいて、各ピクセルのクロストーク値を計算するためのテストパターンを示した図である。 図7のテストパターンに対応して対象ピクセルのクロストーク値を計算するための図である。 図7のテストパターンに対応して対象ピクセルのクロストーク値を計算するための図である。 図7のテストパターンに対応して対象ピクセルのクロストーク値を計算するための図である。 図7のテストパターンに対応して対象ピクセルのクロストーク値を計算するための図である。 図7のテストパターンの位置を説明するための図である。 図7のテストパターンの位置を説明するための図である。
以下、添付の図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。本発明の実施例を説明するに当たって、ある部分が他の部分と「連結」されているとするときは、これは「直接的に連結」されている場合のみならず、その中間に他の素子を挟んで「電気的に連結」されている場合も含む。空間的に相対的な用語である「下(below or beneath)」、下部(lower)」、上(above)、上部(upper)」等は、図面に示されている通り、一つの素子又は構成要素と他の素子又は構成要素との相関関係を容易に記述するために用いられてよい。空間的に相対的な用語は、図面に示されている方向に加え、使用時又は動作時の素子の互いに異なる方向を含む用語として理解されなければならない。例えば、図面に示されている素子を覆す場合、他の素子の「下(below、beneath)」と記述された素子は、他の素子の「上(above)」に置かれてよい。
また、ある部分がある構成要素を「包含」または「具備」するとするとき、これは特別に反対される記載がない限り、他の構成要素を除外するものではなく、他の構成要素をさらに含むか、具備することができることを意味する。また、明細書全体の記載において一部の構成要素を単数形に記載したからといって、本発明がそれに限られるものではなく、該構成要素が複数個からなり得ることが分かるべきである。
図1は、本発明の実施形態によるイメージセンサに関する構成図である。
図1を参照すれば、本発明の実施形態によるイメージセンサ10は、ピクセルアレイ100、ロウデコーディング回路200、ランプ信号生成器300、アナログ−デジタル変換回路(ADC;Analog to Digital Converter)400、データ出力回路500及び制御部600を含む。
ピクセルアレイ100は、マトリックス構造で配列された複数のピクセルを含んでよい。ピクセルアレイ100は、入射される光信号を電気的信号に変換し、ピクセル信号OUTをカラムラインを介してアナログ−デジタル変換回路400に出力する。ここで、ピクセルアレイ100は、ロウデコーディング回路200から印加されるリセット信号RX、伝送信号TX及び選択信号SXのような駆動信号によって駆動されてよい。
ロウデコーディング回路200は、ピクセルアレイ100のロウラインを選択する。すなわち、ロウデコーディング回路200は、制御部600から印加される制御信号CONに応じてピクセルアレイ100内のピクセルをロウライン別にそれぞれ選択し、その動作を制御する。
ランプ信号生成器300は、制御部600から印加される制御信号CONに応じてランプ信号RAMPを生成する。ランプ信号生成器300で生成されたランプ信号RAMPは、アナログ−デジタル変換回路400に出力される。
アナログ−デジタル変換回路400は、ピクセルアレイ100から出力されるアナログピクセル信号OUTをデジタル信号に変換する。アナログ−デジタル変換回路400は、ピクセルアレイ100のピクセルから受信された信号を維持(hold)及びサンプリングする相関二重サンプリング(図示省略)を含んでよい。
このようなアナログ−デジタル変換回路400は、ピクセルアレイ100から出力されるピクセル信号OUTと、ランプ信号生成器300から印加されるランプ信号RAMPの値を比較する。そして、アナログ−デジタル変換回路400は、ピクセル信号OUTとランプ信号RAMPの比較値に対応し、制御部600から印加される基準クロックCLKをカウンティングしてカラム単位のデジタル信号CNTを出力する。
データ出力回路500は、アナログ−デジタル変換回路400から印加されるデジタル信号CNTをラッチする。そして、データ出力回路500は、カウンティング情報をラッチし、出力制御信号OCON及び基準クロックCLKに対応して順次にピクセルデータDOUTを出力する。本発明の実施形態は、ピクセルアレイ100が各ピクセルでクロストーク成分の値を測定及び計算してピクセルデータDOUTに反映し、クロストーク成分の値が補正されたピクセルデータDOUTを出力できる。
そして、制御部600は、ロウデコーディング回路200、ランプ信号生成器300、アナログ−デジタル変換回路400及びデータ出力回路500の動作を制御する。ここで、制御部600は、タイミングジェネレーター(Timing generator)を含んでよい。すなわち、制御部600は、イメージのセンシングからセンシングされたイメージデータを出力するための諸般手続きを時間情報に応じて制御できる。
このために、制御部600は、制御信号CONを生成してロウデコーディング回路200、ランプ信号生成器300に出力する。そして、制御部600は、基準クロックCLKを生成してアナログ−デジタル変換回路400に出力する。また、制御部600は、出力制御信号OCON、基準クロックCLK及びセンシングイネーブル信号SENを生成してデータ出力回路500に出力する。
図2は、図1のデータ出力回路500に関する詳細構成図である。図2の実施形態では、データ出力回路500の機能のうち、クロストーク成分の値を測定及び計算するための機能を主に説明する。
図2を参照すれば、データ出力回路500は、保存部510、計算部520及び補正部530を含む。
ここで、保存部510は、アナログ−デジタル変換回路400から印加されるデジタル信号CNTをライン単位で保存する。保存部510は、制御部600から印加される出力制御信号OCONに回答してカラム単位でデータを出力できる。
本発明の実施形態において、保存部510は、それぞれの単位テストパターン(例えば、後述する図3の単位テストパターン)で測定された各ピクセルのクロストーク成分の値を保存できる。
本発明の実施形態において、保存部510は、エスラム(SRAM;Static Random Access Memory)のようなラインメモリー又はOTP(One Time Programmable)のような非−揮発性メモリーとして具現されてよいが、これに限定されるものではない。
計算部520は、保存部510に保存されたクロストーク成分の値を合算し、それぞれの対象ピクセルに影響を及ぼす周辺ピクセルのクロストーク値を計算できる。対象ピクセルは、クロストーク値を求めるための対象となるピクセルを意味してよい。例えば、計算部520は、後述する図7のテストパターンを用いてそれぞれの隣接するピクセルに影響を及ぼすクロストーク値を計算できる。計算部520で計算されたクロストーク値は、有効ピクセル領域のピクセルデータを補償するための値として用いられてよい。
そして、補正部530は、計算部520で計算されたクロストーク値を各ピクセルのピクセルデータDOUTに反映し、クロストーク値が補正されたピクセルデータを出力できる。すなわち、補正部530は、各対象ピクセルに対するカラー別にクロストーク値を補償できる。
例えば、補正部530は、計算部520で計算されたレッド(R)ピクセルのクロストーク値をレッドピクセルデータに反映してピクセルデータを補正できる。補正部530は、計算部520で計算されたブルー(B)ピクセルのクロストーク値をブルーピクセルデータに反映してピクセルデータを補正できる。補正部530は、計算部520で計算されたグリーン(Gr)ピクセルのクロストーク値をグリーン(Gr)ピクセルデータに反映してピクセルデータを補正できる。補正部530は、計算部520で計算されたグリーン(Gb)ピクセルのクロストーク値をグリーン(Gb)ピクセルデータに反映してピクセルデータを補正できる。
図3は、図1のイメージセンサにおいて単位テストパターン(UTP)を示した図である。本発明の実施形態において単位テストパターン(UTP)は、図1のピクセルアレイ100内に具備されてよく、単位テストパターン(UTP)の位置に対しては後述する。
図3を参照すれば、単位テストパターン(UTP)は、マトリックス構造で配列された複数のピクセル110を含んでよい。複数のピクセル110において中央領域に配置された一つのピクセルは、オープンピクセル111として具現する。ここで、オープンピクセル111とは、入射される光が受光素子に伝達されるようにオープン領域を有するピクセルを意味する。
そして、オープンピクセル111の周辺を取り囲むピクセル(例えば、(A)領域内の8個のピクセル)(周辺ピクセル)は、遮光ピクセル112に該当する。ここで、遮光ピクセル112とは、入射される光が受光素子に伝達されないように遮蔽された領域を有するピクセルを意味する。
また、遮光ピクセル112の外郭に配置されたピクセル(例えば、(A)領域外部の16個のピクセル)は、保護ピクセル113に該当する。ここで、保護ピクセル113は、遮光ピクセル112に所望しない方向からクロストークが流入されることを遮断するために(A)領域の外郭を取り囲むように配置されてよい。
図4aから図4dは、図3の単位テストパターン(UTP)においてクロストーク成分の値を測定するための図である。
図4aから4dを参照すれば、本発明の実施形態は、レッドピクセル(R)、ブルーピクセル(B)、グリーンピクセル(Gb)、グリーンピクセル(Gr)の4種類のピクセルパターンをそれぞれオープンピクセル111として具現できる。ここで、レッド、ブルー、グリーン等の用語は、当該ピクセルに書き込まれたカラーフィルターを意味してよい。
本発明の実施形態においては、4種類のピクセルパターンを、レッド、ブルー、グリーン(Gr、Gb)の3種類のカラーで説明したが、これは、一つの実施形態に過ぎないものであって、他のカラーで具現されてもよい。また、本発明の実施形態において、グリーン(Gr)とグリーン(Gb)は同カラーであるが、各ピクセルのクロストーク成分の値を測定するために、互いに異なるピクセルパターンに分類する。
単位テストパターン(UTP)において中央領域に配置されたオープンピクセル111は、遮光ピクセル112からクロストークの影響を受けない。すなわち、遮光ピクセル112は光が遮蔽されたピクセルであるため、遮光ピクセル112からオープンピクセル111の方向にクロストーク成分が伝達されない。
一方、遮光ピクセル112は、オープンピクセル111を介して流入される光によってクロストークの影響を受ける。これにより、各遮光ピクセル112のクロストーク成分値を測定することで、オープンピクセル111が遮光ピクセル112に影響を及ぼすクロストーク成分の値をそれぞれ検出できる。
図4aを参照すれば、図4aの単位テストパターン(UTP)は、オープンピクセル111がレッドピクセル(R)でなる場合を示す。レッドピクセル(R)は、遮光ピクセル112からクロストークの影響を受けない(クロストークの影響を受けないレッドピクセルをoRと定義する)。
例えば、レッドピクセル(oR)の周辺(A)領域には、ブルーピクセル(B)、グリーンピクセル(Gb)、ブルーピクセル(B)、グリーンピクセル(Gr)、グリーンピクセル(Gr)、ブルーピクセル(B)、グリーンピクセル(Gb)、ブルーピクセル(B)等の8個の遮光ピクセル112が配置されてよい。
すなわち、オープンピクセル111の左上部に配置されたブルーピクセル(B)がレッドピクセル(oR)から受けるクロストーク成分の値(wRtoB)を測定できる。オープンピクセル111の上部に配置されたグリーンピクセル(Gb)がレッドピクセル(oR)から受けるクロストーク成分の値(wRtoGb)を測定できる。オープンピクセル111の右上部に配置されたブルーピクセル(B)がレッドピクセル(oR)から受けるクロストーク成分の値(wRtoB)を測定できる。
オープンピクセル111の左側に配置されたグリーンピクセル(Gr)がレッドピクセル(oR)から受けるクロストーク成分の値(wRtoGr)を測定できる。オープンピクセル111の右側に配置されたグリーンピクセル(Gr)がレッドピクセル(oR)から受けるクロストーク成分の値(wRtoGr)を測定できる。
そして、オープンピクセル111の左下部に配置されたブルーピクセル(B)がレッドピクセル(oR)から受けるクロストーク成分の値(wRtoB)を測定できる。オープンピクセル111の下部に配置されたグリーンピクセル(Gb)がレッドピクセル(oR)から受けるクロストーク成分の値(wRtoGb)を測定できる。オープンピクセル111の右下部に配置されたブルーピクセル(B)がレッドピクセル(oR)から受けるクロストーク成分の値(wRtoB)を測定できる。
図4bを参照すれば、図4bの単位テストパターン(UTP)は、オープンピクセル111がグリーンピクセル(Gr)でなる場合を示す。グリーンピクセル(Gr)は、遮光ピクセル112からクロストークの影響を受けない(クロストークの影響を受けないグリーンピクセルをoGrと定義する)。
例えば、グリーンピクセル(oGr)の周辺(A)領域には、グリーンピクセル(Gb)、ブルーピクセル(B)、グリーンピクセル(Gb)、レッドピクセル(R)、レッドピクセル(R)、グリーンピクセル(Gb)、ブルーピクセル(B)、グリーンピクセル(Gb)等の8個の遮光ピクセル112が配置されてよい。
すなわち、オープンピクセル111の左上部に配置されたグリーンピクセル(Gb)がグリーンピクセル(oGr)から受けるクロストーク成分の値(wGrtoGb)を測定できる。オープンピクセル111の上部に配置されたブルーピクセル(B)がグリーンピクセル(oGr)から受けるクロストーク成分の値(wGrtoB)を測定できる。オープンピクセル111の右上部に配置されたグリーンピクセル(Gb)がグリーンピクセル(oGr)から受けるクロストーク成分の値(wGrtoGb)を測定できる。
オープンピクセル111の左側に配置されたレッドピクセル(R)がグリーンピクセル(oGr)から受けるクロストーク成分の値(wGrtoR)を測定できる。オープンピクセル111の右側に配置されたレッドピクセル(R)がグリーンピクセル(oGr)から受けるクロストーク成分の値(wGrtoR)を測定できる。
そして、オープンピクセル111の左下部に配置されたグリーンピクセル(Gb)がグリーンピクセル(oGr)から受けるクロストーク成分の値(wGrtoGb)を測定できる。オープンピクセル111の下部に配置されたブルーピクセル(B)がグリーンピクセル(oGr)から受けるクロストーク成分の値(wGrtoB)を測定できる。オープンピクセル111の右下部に配置されたグリーンピクセル(Gb)がグリーンピクセル(oGr)から受けるクロストーク成分の値(wGrtoGb)を測定できる。
図4cを参照すれば、図4cの単位テストパターン(UTP)は、オープンピクセル111がブルーピクセル(B)でなる場合を示す。ブルーピクセル(B)は、遮光ピクセル112からクロストークの影響を受けない(クロストークの影響を受けないブルーピクセルをoBと定義する)。
例えば、ブルーピクセル(oB)の周辺(A)領域には、レッドピクセル(R)、グリーンピクセル(Gr)、レッドピクセル(R)、グリーンピクセル(Gb)、グリーンピクセル(Gb)、レッドピクセル(R)、グリーンピクセル(Gr)、レッドピクセル(R)等の8個の遮光ピクセル112が配置されてよい。
すなわち、オープンピクセル111の左上部に配置されたレッドピクセル(R)がブルーピクセル(oB)から受けるクロストーク成分の値(wBtoR)を測定できる。オープンピクセル111の上部に配置されたグリーンピクセル(Gr)がブルーピクセル(oB)から受けるクロストーク成分の値(wBtoGr)を測定できる。オープンピクセル111の右上部に配置されたレッドピクセル(R)がブルーピクセル(oB)から受けるクロストーク成分の値(wBtoR)を測定できる。
オープンピクセル111の左側に配置されたグリーンピクセル(Gb)がブルーピクセル(oB)から受けるクロストーク成分の値(wBtoGb)を測定できる。オープンピクセル111の右側に配置されたグリーンピクセル(Gb)がブルーピクセル(oB)から受けるクロストーク成分の値(wBtoGb)を測定できる。
そして、オープンピクセル111の左下部に配置されたレッドピクセル(R)がブルーピクセル(oB)から受けるクロストーク成分の値(wBtoR)を測定できる。オープンピクセル111の下部に配置されたグリーンピクセル(Gr)がブルーピクセル(oB)から受けるクロストーク成分の値(wBtoGr)を測定できる。オープンピクセル111の右下部に配置されたレッドピクセル(R)がブルーピクセル(oB)から受けるクロストーク成分の値(wBtoR)を測定できる。
図4dを参照すれば、図4dの単位テストパターン(UTP)は、オープンピクセル111がグリーンピクセル(Gb)でなる場合を示す。グリーンピクセル(Gb)は、遮光ピクセル112からクロストークの影響を受けない(クロストークの影響を受けないグリーンピクセルを oGbで定義する)。
例えば、グリーンピクセル(oGb)の周辺(A)領域には、グリーンピクセル(Gr)、レッドピクセル(R)、グリーンピクセル(Gr)、ブルーピクセル(B)、ブルーピクセル(B)、グリーンピクセル(Gr)、レッドピクセル(R)、グリーンピクセル(Gr)等の8個の遮光ピクセル112が配置されてよい。
すなわち、オープンピクセル111の左上部に配置されたグリーンピクセル(Gr)がグリーンピクセル(oGb)から受けるクロストーク成分の値を(wGbtoGr)を測定できる。オープンピクセル111の上部に配置されたレッドピクセル(R)がグリーンピクセル(oGb)から受けるクロストーク成分の値(wGbtoR)を測定できる。オープンピクセル111の右上部に配置されたグリーンピクセル(Gr)がグリーンピクセル(oGb)から受けるクロストーク成分の値(wGbtoGr)を測定できる。
オープンピクセル111の左側に配置されたブルーピクセル(B)がグリーンピクセル(oGb)から受けるクロストーク成分の値(wGbtoB)を測定できる。オープンピクセル111の右側に配置されたブルーピクセル(B)がグリーンピクセル(oGb)から受けるクロストーク成分の値(wGbtoB)を測定できる。
すなわち、オープンピクセル111の左下部に配置されたグリーンピクセル(Gr)がグリーンピクセル(oGb)から受けるクロストーク成分の値(wGbtoGr)を測定できる。オープンピクセル111の下部に配置されたレッドピクセル(R)がグリーンピクセル(oGb)から受けるクロストーク成分の値(wGbtoR)を測定できる。オープンピクセル111の右下部に配置されたグリーンピクセル(Gr)がグリーンピクセル(oGb)から受けるクロストーク成分の値(wGbtoGr)を測定できる。
図5及び図6は、図4bの単位テストパターン(UTP)に対する断面図である。図5及び図6の実施例は、図4bの単位テストパターン(UTP)を (B)−(B’)方向に切った断面図であってよい。図4の実施形態は、光が照射されないダーク(Dark)状態を示し、図5の実施形態は、光が照射されるホワイト(White)状態を示し得る。
図5を参照すれば、単位テストパターン(UTP)は、基板120上に複数の単位ピクセル領域が形成されてよい。基板120には、各単位ピクセル領域に対応して受光素子121a〜121cが形成される。それぞれの受光素子121a〜121cは、素子分離膜(図示省略)によって分離されてよい。受光素子121a〜121cは、それぞれフォトダイオード(Photo Diode、PD)を含んでよい。ここで、フォトダイオードは、受光された光を用いて光電荷を生成する役割を遂行できる。
基板120の上部には、シールド層122を含む層間絶縁膜123が形成される。ここで、シールド層122は、入射される光を遮蔽するための金属配線として具現されてよい。すなわち、シールド層122は、外部からカラーフィルター124、126を介して入射される光が受光素子121a、121cに伝達されないように遮蔽できる。
層間絶縁膜123上には、単位ピクセル領域に対応して複数のカラーフィルター124〜126が含まれてよい。複数のカラーフィルター124〜126は、カラーイメージを獲得するためのものであり、単位ピクセル領域毎に一つずつ形成されて入射する光から色を分離する。
ここで、カラーフィルター124〜126は、互いに異なるカラーを示すものであり、レッド(R)、グリーン(G)、ブルー(B)の3種類のカラーでなってよい。例えば、カラーフィルター124〜126は、レッド(R)カラーフィルター124、グリーン(G)カラーフィルター125及びブルー(B)カラーフィルター126を含んでよい。レッド(R)カラーフィルター124は、入射される光(例えば、可視光線)の中からレッドカラーだけ通過させる。グリーン(G)カラーフィルター125は、入射される光の中からグリーンカラーだけ通過させる。ブルー(B)カラーフィルター126は、入射される光のからブルーカラーだけ通過させる。
カラーフィルター124〜126上には、それぞれの受光素子121a〜121cに対応してマイクロレンズ128が形成される。マイクロレンズ128は、各単位ピクセル領域に光を集光させることができる。ここで、マイクロレンズ128は、半球形態で具現されてよい。
図5の実施形態において、グリーン(G)カラーフィルター125がオープンピクセル111として具現されることを示し得る。グリーン(G)カラーフィルター125がオープンピクセル111として具現される場合、グリーン(G)カラーフィルター125の下部にシールド層122が形成されない。一方、レッド(R)カラーフィルター124とブルー(B)カラーフィルター126の下部には、シールド層122がそれぞれ形成される。すなわち、レッド(R)カラーフィルター124とブルー(B)カラーフィルター126は、光を遮蔽して遮光ピクセル112のクロストーク成分の値を測定するためにシールド層122が形成されてよい。
図6を参照すれば、単位テストパターン(UTP)がホワイト状態の場合、レッド(R)カラーフィルター124、グリーン(G)カラーフィルター125及びブルー(B)カラーフィルター126の何れにも光が照射されてよい。各ピクセルで、レッド(R)、グリーン(G)、ブルー(B)の値に対する光を全て受信するが、各ピクセルに書き込まれたカラーフィルター124〜126に該当する特定カラーに対する値(R値、G値又はB値)だけを感知するようになる。
図6の実施形態では、3つのカラーフィルター124〜126のうち、オープンピクセル111であるグリーン(G)カラーフィルター125を介して光が透過し、受光素子121bに光が伝達され得る(透光領域)。すなわち、グリーン(G)カラーフィルター125の下部にはシールド層122が形成されないため、光が入射されれば層間絶縁膜123を通過して受光素子121bに到逹する。一方、3つのカラーフィルター124〜126のうち遮光ピクセル112であるレッド(R)カラーフィルター124とブルー(B)カラーフィルター126は、シールド層122によって光が遮蔽され受光素子121a、121cに光が伝達されない(遮蔽領域)。
図6において(C)の実線は、光学軸方向に光が照射されることを示す。そして、(D)の斜線は、隣接した単位ピクセル領域の間で斜線(Spatial)方向にクロストークが発生することを示す。また、(E)は、マイクロレンズ128の頂点で光が照射される垂直(Spectral)方向にクロストークが発生することを示す。(F)は、受光素子121a〜121cの間に電界(Electrical)によって発生するクロストークを示す。(G)は、各ピクセルの間に発生し得る固定パターンノイズ(fixed pattern noise;FPN)を示す。
ピクセルアレイ100に含まれた各単位ピクセルは、固有なカラー(color)の光成分だけを受けなければならない。しかし、実際隣接した単位ピクセルの間の隔離が完璧に具現されないため、単位ピクセルの間にクロストーク(cross talk)現象が発生するようになる。
このようなクロストーク現象は、隣接した単位ピクセルに所望しない光成分を伝達するため、当該単位ピクセルのカラー分別力を低下させる。このような単位ピクセルのカラー分別力の低下は、全体イメージセンサのセンシング感度を下げてイメージ画質を落とすようになり得る。また、各ピクセルの間に所望しないノイズが存在し、斜線方向、垂直方向に対するクロストークを区分しにくく、クロストークに対する方向性を判断することが不可能である。
本発明の実施形態は、図6でのように、一つのカラーフィルター125だけオープンさせ、クロストーク成分を測定しようとする他のカラーフィルター124、126は、シールド層122によって光を遮蔽させる。そうすれば、レッド(R)カラーフィルター124とブルー(B)カラーフィルター126は、シールド層122によって光が遮蔽されたにもかかわらず、カラーフィルター125からクロストーク成分の値が受光素子121a、121cに伝達される。
ピクセルのクロストークは、ピクセルの性能を改善するための重要な指標中の一つであるため、これに対する正確な評価方法が要求される。このため、本発明の実施形態は、4種類のカラーパターン(R、Gr、Gb、B)に対してそれぞれオープンされたピクセルパターンを具現する。そして、一つのオープンピクセル111から印加される光が遮蔽された遮光ピクセル112に伝達されるクロストーク成分の値を測定できる。
すなわち、一つのオープンピクセル111が影響を及ぼす8方向の遮光ピクセル112に発生するクロストーク成分の値をそれぞれ求めることができる。したがって、クロストークによってカラー分別力が低下された単位ピクセルを探し、見つけた単位ピクセルの特性を改善して全体イメージセンサのセンシング強度を高めることができる。
図7は、図1のイメージセンサにおいて、各ピクセルのクロストーク値を計算するためのテストパターン(TP)を示した図である。
図7を参照すれば、テストパターン(TP)は、マトリックス構造で配列された複数のピクセル110を含んでよい。例えば、複数のピクセル110は、ロオ方向に8個、カラム方向に9個配列され、計72個のピクセルで具現されてよい。
テストパターン(TP)は、図4aから図4dにおいて測定されたクロストーク成分の値を計算するために、4種類の単位テストピクセル(UTP)を一つのテストパターン(TP)に組み合わせて複数のピクセルグループ131〜134パターンを具現できる。複数のピクセルグループ131〜134は、水平方向又は垂直方向に隣接して配置されてよい。
複数のピクセル110においてピクセルグループ131は、レッドピクセル(R)がオープンピクセル111として具現されてよい。ピクセルグループ132は、グリーンピクセル(Gr)がオープンピクセル111として具現されてよい。そして、ピクセルグループ133は、ブルーピクセル(B)がオープンピクセル111として具現されてよい。ピクセルグループ134は、グリーンピクセル(Gb)がオープンピクセル111として具現されてよい。
図8aから図8dは、図7のテストパターン(TP)に対応して対象ピクセルのクロストーク値を計算するための図である。
有効ピクセル領域のピクセル構造からみて、それぞれの方向で発生するクロストーク成分の値は、図4a〜4dの単位テストパターン(UTP)においてそれぞれ測定されたクロストーク成分の値を合わせた値である。このため、図8aから図8dのようにテストパターン(TP)において測定されたクロストーク成分の値を再マッピングし、各対象ピクセルに対するクロストーク値(Xtalk)を計算できる。ここで、再マッピングは、テストパターンによってクロストーク成分の値を再組合することを意味してよい。
図8aを参照すれば、有効ピクセル領域で発生するクロストーク成分の値は、レッドピクセル(R)を取り囲んだ8個のピクセルで発生するクロストーク成分の和である。周辺ピクセルからレッドピクセル(R)が受けるクロストーク値(Xtalk@R)は、次の[数式1]のように計算されてよい。
Figure 2021069105
上記の[数式1]を参照すれば、上記の図4aの単位テストパターン(UTP)において測定された8個の周辺ピクセルから伝達されたクロストーク成分の値を合わせてクロストーク値(Xtalk@R)を求めることができる。そして、ピクセル自体が含んでいる固定パターンのノイズを除去するために、図5でのようにダーク状態でのレッドピクセル(R)の値(dR)を引くようになる。
図8bを参照すれば、有効ピクセル領域で発生するクロストーク成分の値は、グリーンピクセル(Gr)を取り囲む8個のピクセルで発生するクロストーク成分の和である。周辺ピクセルからグリーンピクセル(Gr)が受けるクロストーク値(Xtalk@Gr)は、次の[数式2]のように計算されてよい。
Figure 2021069105
上記の[数式2]を参照すれば、上記の図4bの単位テストパターン(UTP)において測定された8個の周辺ピクセルから伝達されたクロストーク成分の値を合わせてクロストーク値(Xtalk@Gr)を求めることができる。そして、ピクセル自体が含んでいる固定パターンのノイズを除去するために、図5でのようにダーク状態でのグリーンピクセル(Gr)の値(dGr)を引くようになる。
図8cを参照すれば、有効ピクセル領域で発生するクロストーク成分の値は、ブルーピクセル(B)を取り囲む8個のピクセルで発生するクロストーク成分の和である。周辺ピクセルからブルーピクセル(B)が受けるクロストーク値(Xtalk@B)は、次の[数式3]のように計算されてよい。
Figure 2021069105
上記の[数式3]を参照すれば、上記の図4c単位テストパターン(UTP)において測定された8個の周辺ピクセルから伝達されたクロストーク成分の値を合わせてクロストーク値(Xtalk@B)を求めることができる。そして、ピクセル自体が含んでいる固定パターンのノイズを除去するために、図5でのようにダーク状態でのブルーピクセル(B)の値(dB)を引くようになる。
図8dを参照すれば、有効ピクセル領域で発生するクロストーク成分の値は、グリーンピクセル(Gb)を取り囲む8個のピクセルで発生するクロストーク成分の和である。周辺ピクセルからグリーンピクセル(Gb)が受けるクロストーク値(Xtalk@Gb)は、次の[数式4]のように計算されてよい。
Figure 2021069105
上記の[数式4]を参照すれば、上記の図4dの単位テストパターン(UTP)において測定された8個の周辺ピクセルから伝達されたクロストーク成分の値を合わせてクロストーク値(Xtalk@Gb)を求めることができる。そして、ピクセル自体が含んでいる固定パターンのノイズを除去するために、図5でのようにダーク状態でのグリーンピクセル(Gb)の値(dGb)を引くようになる。
図9及び図10は、図7のテストパターン(TP)の位置を説明するための図である。
図9の実施形態を参照すれば、テストパターン(TP)は、複数のテストパターンが隣接に配置されてテストパターンセット(TPS)の単位で形成されてよい。テストパターンセット(TPS)は、ピクセルアレイ100の有効ピクセル領域の外郭側オープンダミー(open dummy)領域に配置されてよい。例えば、テストパターンセット(TPS)は、ピクセルアレイ100の有効ピクセル領域の上部中央(TC)、上部左側(TL)、上部右側(TR)、中央左側(CL)、中央右側(CR)、下部中央(BC)、下部左側(BL)、下部右側(BR)にそれぞれ配置されてよい。
一方、図10の実施形態を参照すれば、複数のテストパターン(TP)は、ピクセルアレイ100の有効ピクセル領域、オープンダミー領域の以外にも、センター領域を含む全体領域に配置されてよい。
本発明が属する技術分野の当業者は、本発明がその技術的思想や必須的特徴を変更せずに他の具体的な形態で実施され得るため、以上で記述した実施形態は全ての面において例示的なものであり、限定的ではないものとして理解しなければならない。本発明の範囲は、詳細な説明よりは後述する特許請求の範囲によって表れるようになり、特許請求の範囲の意味及び範囲、そしてその等価概念から導出される全ての変更又は変形された形態が、本発明の範囲に含まれるものとして解釈されなければならない。

Claims (20)

  1. 一つのオープンピクセルによって発生する複数の遮光ピクセルのクロストーク成分の値をそれぞれ測定するために用いられる複数の単位テストパターンを含むピクセルアレイと、
    前記複数の単位テストパターンによってそれぞれ測定された前記クロストーク成分の値を保存する保存部と、
    前記保存部に保存された前記クロストーク成分の値を組み合わせて各対象ピクセルに対するクロストーク値を計算する計算部と、
    前記計算部で計算された前記クロストーク値を各ピクセルデータに反映して前記ピクセルデータを補正する補正部とを含むイメージセンサ。
  2. 前記複数の単位テストパターンそれぞれは、
    複数の単位ピクセル領域を含む基板と、
    それぞれが前記基板の上部に各単位ピクセル領域と対応して形成された複数のカラーフィルターと、
    前記複数のカラーフィルターのうち、一部カラーフィルターの下部に形成され、前記一部カラーフィルターを介して流入される光を遮蔽するシールド層とを含む、請求項1に記載のイメージセンサ。
  3. 前記複数の遮光ピクセルに入射される光は、前記シールド層によって遮蔽される、請求項2に記載のイメージセンサ。
  4. 前記複数の単位テストパターンそれぞれは、
    単位テストパターンのセンター領域に形成された前記一つのオープンピクセルと、
    前記一つのオープンピクセルの周辺に配置される前記複数の遮光ピクセルとを含む、請求項1に記載のイメージセンサ。
  5. 前記複数の単位テストパターンそれぞれは、
    前記複数の遮光ピクセルの周辺に配置される複数の保護ピクセルをさらに含む、請求項4に記載のイメージセンサ。
  6. 前記複数の保護ピクセルは、平面上において、前記複数の遮光ピクセルを取り囲む形態で配置される、請求項5に記載のイメージセンサ。
  7. 前記一つのオープンピクセルに入射される光は、一つのカラーフィルターを介して下部の受光素子に伝達される、請求項4に記載のイメージセンサ。
  8. 前記複数の単位テストパターンそれぞれは、
    前記一つのオープンピクセルに光が入射される場合、前記一つのオープンピクセルで発生するクロストーク成分の値に対応して前記複数の遮光ピクセルそれぞれのクロストーク成分の値を測定する、請求項4に記載のイメージセンサ。
  9. 前記複数の単位テストパターンそれぞれは、
    前記一つのオープンピクがそれぞれ異なるカラーで配置される、請求項4に記載のイメージセンサ。
  10. 前記複数の遮光ピクセルは、平面上において、前記オープンピクセルを取り囲む形態で配置される、請求項4に記載のイメージセンサ。
  11. 前記オープンピクセルは、
    レッドピクセル、グリーンピクセル、ブルーピクセルのうち何れか一つでなる、請求項4に記載のイメージセンサ。
  12. 前記複数の単位テストパターンが互いに隣接に配置されたテストパターンを含む、請求項1に記載のイメージセンサ。
  13. 前記テストパターンは、
    第1カラーのピクセルが前記一つのオープンピクセルとして具現される第1単位テストパターンと、
    第2カラーのピクセルが前記一つのオープンピクセルとして具現される第2単位テストパターンと、
    第3カラーのピクセルが前記一つのオープンピクセルとして具現される第3単位テストパターンと、
    第4カラーのピクセルが前記一つのオープンピクセルとして具現される第4単位テストパターンとを含む、請求項12に記載のイメージセンサ。
  14. 前記第1カラーから前記第4カラーそれぞれは、互いに異なるカラーである、請求項13に記載のイメージセンサ。
  15. 前記テストパターンは、
    前記ピクセルアレイの有効ピクセル領域の外郭に配置されたオープンダミー領域に形成される、請求項12に記載のイメージセンサ。
  16. 前記テストパターンは、
    平面上において、前記有効ピクセル領域の上部中央、上部左側、上部右側、中央左側、中央右側、下部中央、下部左側、下部右側のうち少なくとも一つに配置される、請求項15に記載のイメージセンサ。
  17. 前記テストパターンは、
    複数のテストパターンが互いに隣接に配置されたテストパターンセットの単位で形成される、請求項12に記載のイメージセンサ。
  18. 前記テストパターンは、
    前記ピクセルアレイのセンター領域を含む全体領域に形成される、請求項12に記載のイメージセンサ。
  19. 前記計算部は、
    前記一つの対象ピクセルの周辺を取り囲む前記複数の周辺ピクセルのクロストーク成分の値を合算し、ダーク状態での前記一つの対象ピクセルの値を引いて当該ピクセルの前記クロストーク値を計算する、請求項1に記載のイメージセンサ。
  20. 前記ダーク状態での前記一つの対象ピクセルの値は、前記当該ピクセルの固定パターンのノイズである、請求項19に記載のイメージセンサ。
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