JP2021068028A - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】機能を実行する実行手段の数が表示領域に表示可能な数を超える場合であっても、該実行手段の実行に要する操作数の増加を抑制することが可能な情報処理装置及びプログラムを提供する。【解決手段】情報処理装置は、機能を実行する実行手段を表示する表示領域を備える表示手段と、実行手段の数が表示領域に表示される上限数を超える場合に、機能が利用された履歴を示す履歴情報に応じて、現時点において実行される確率を示す指標が高い順に実行手段を表示手段に表示するよう制御する表示制御手段と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置及びプログラムに関する。
従来の情報処理装置として、例えば、表示画面に表示される機能の実行釦の数を削減した処理装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1に記載された処理装置は、処理の実行を指示するための1又は複数の指示受付部を含む画面を表示する表示部と、いずれかの前記指示受付部を選択する第1操作を受け付ける第1受付部と、選択された前記指示受付部に応じた処理を実行する実行部と、前記画面から一の前記指示受付部を削除するまでの期間を、当該指示受付部に対してユーザにより設定された情報に基づいて設定する設定部と、前記期間が経過すると、前記画面から前記一の指示受付部を削除する削除部とを備える。
特開2018−32250号公報
情報処理装置には、頻繁に実行される機能については、予め特定の設定値が設定された実行釦を生成できるようにしたものがある。このような情報処理装置では、実行釦の数が一定数以上になると、表示画面の表示領域に一度に表示しきれなくなり、目的の実行釦を表示画面に表示させるための操作が必要となり、当該目的の機能を実行するまでに必要な操作の数が増加する虞がある。
本発明の課題は、機能を実行する実行手段の数が表示領域に表示可能な数を超える場合であっても、該実行手段の実行に要する操作数の増加を抑制することが可能な情報処理装置及びプログラムを提供することにある。
[1]機能を実行する実行手段を表示する表示領域を備える表示手段と、
前記実行手段の数が前記表示領域に表示される上限数を超える場合に、前記機能が利用された履歴を示す履歴情報に応じて、現時点において実行される確率を示す指標が高い順に前記実行手段を前記表示手段に表示するよう制御する表示制御手段と、
を備える情報処理装置。
[2]前記機能を利用した利用日時に応じて、前記指標の算出に用いる前記履歴情報を抽出する特定の期間を決定する決定手段と
取得された前記特定の期間内に実行された前記履歴情報から前記指標を算出する算出手段と、をさらに備える、
前記[1]に記載の情報処理装置。
[3]前記機能の実行の対象となる対象物の種類を特定する特定手段をさらに備え、
前記決定手段は、特定された前記対象物の種類に応じて前記特定の期間を決定する、
前記[2]に記載の情報処理装置。
[4]前記算出手段は、前記特定の期間によらない前記履歴情報から、現時点において実行される確率を示す第1の指標を算出するとともに、前記特定の期間内に実行された前記履歴情報から、現時点において実行される確率を示す第2の指標を算出し、
前記表示制御手段は、前記表示領域のうちの第1の部分領域に、前記第1の指標に応じた第1の順位に沿って前記実行手段を表示するとともに、前記表示領域のうち残りの第2の領域に、前記第2の指標に応じた第2の順位に沿って前記実行手段をさらに表示するよう制御する、
前記[2]又は[2]に記載の情報処理装置。
[5]前記表示制御手段は、前記表示領域において前記実行手段が表示される頁ごとに、前記実行手段が実行された度合いをさらに表示するよう制御する、
前記[1]から[3]のいずれか1つに記載の情報処理装置。
[6]前記表示制御手段は、前記実行手段を操作するまでに要する操作の数と、前記実行手段が前記指標に応じた順序で表示されていることにより短縮された操作の時間と、をさらに表示するよう制御する、
前記[5]に記載の情報処理装置。
[7]コンピュータを、
機能を実行する実行手段を表示する表示領域を備える表示手段と、
前記実行手段の数が前記表示領域に表示される上限数を超える場合に、前記機能が利用された履歴を示す履歴情報に応じて、現時点において実行される確率を示す指標が高い順に前記実行手段を前記表示手段に表示するよう制御する表示制御手段
として機能させるためのプログラム。
請求項1、7に係る発明によれば、機能を実行する実行手段の数が表示領域に表示可能な数を超える場合であっても、該実行手段の実行に要する操作数の増加を抑制することができる。
請求項2、3に係る発明によれば、実行される確率がより高い実行手段を表示することができる。
請求項4に係る発明によれば、特定の期間において実行される確率の高い実行手段を併せて表示することができる。
請求項5、6に係る発明によれば、操作数の増加がどの程度抑制されたかを併せて表示することができる。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の制御系の一例を示すブロック図である。 図2は、実行履歴情報の一例を示す図である。 図3は、利用頻度テーブルの一例を示す図である。 図4は、ホーム画面の一例を示す図である。 図5は、第1の実施の形態に係る画像形成装置の動作の一例を示すフローチャートである。 図6は、本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置の制御系の一例を示すブロック図である。 図7は、ホーム画面の一例を示す図である。 図8は、ホーム画面の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、各図中、実質的に同一の機能を有する構成要素については、同一の符号を付してその重複した説明を省略する。以下、情報処理装置として画像形成装置を例に説明するが、情報処理装置は、画像形成装置に限られない。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の制御系の一例を示すブロック図である。この画像形成装置1は、各部を制御する制御部10と、各種のデータを記憶する記憶部11と、情報の入力及び表示を行う操作表示部12と、原稿から原稿画像を読み取る画像読取部14と、画像を印刷出力する画像出力部15と、ファクシミリ送受信を行うファクシミリ通信部16と、外部の装置との間で通信を行うネットワーク通信部17とを備える。
制御部10は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサ10a、インターフェース等から構成されている。プロセッサ10aは、記憶部11に記憶されたプログラム110に従って動作することにより、認証手段100、取得手段101、第1の算出手段102、比較手段103、第2の算出手段104、描画手段105、処理手段106等として機能する。描画手段105は、表示制御手段の一例である。第2の算出手段104は、算出手段の一例である。各手段100〜106の詳細については後述する。
記憶部11は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、ハードディスク等から構成され、プログラム110や、サービス情報111、ユーザ情報112、実行履歴情報113、表示上限数情報114、画面情報115等の各種データを記憶する。実行履歴情報113は、履歴情報の一例である。
サービス情報111には、この画像形成装置1で利用できる各種の機能(以下、「サービス」ともいう。)を実行するためのプログラム(以下、「アプリケーション」ともいう。)に関する情報が記録されている。
ユーザ情報112には、認証情報112aや釦情報112b等が記録されている。認証情報112aは、利用者(以下、「ユーザ」ともいう。)の識別情報(以下、「ユーザID」ともいう。)及びパスワード等、ユーザがこの画像形成装置1にログインするときの認証に用いられる情報である。
釦情報112bは、ユーザごとに作成された、画像形成装置1が備える各種の機能を実行するよう指示する釦(以下、「起動釦」ともいう。)520(図4参照)に係る情報(以下、「釦情報」ともいう。)である。起動釦520は、実行手段の一例である。なお、起動釦520には、ユーザごとに設定値の設定(以下、「カスタマイズ」ともいう。)がなされたものであって、例えば、1回の押下(いわゆる、「ワンタッチ」)等の一の操作(いわゆる、「ステップ」)でサービスの実行を指示するものが含まれる。
実行履歴情報113の詳細については、後述する。表示上限数情報114には、操作表示部12に表示することが可能な起動釦520の最大数(以下、「表示上限数」ともいう。)が記録されている。
画面情報115には、操作表示部12に表示される各種の画面が記録されている。画面情報115には、例えば、当該画像形成装置1の操作の中心となる画面(以下、「ホーム画面」ともいう。)5(図4参照)の情報が含まれる。
操作表示部12は、例えば、タッチパネルディスプレイであり、液晶ディスプレイ等のディスプレイにタッチパネルを重合配置した構成を有する。操作表示部12の表示面は、表示手段の一例である。
画像読取部14は、原稿から原稿画像を読み取るものであり、原稿台(不図示)上に設けられた自動原稿送り装置(不図示)と、スキャナ(不図示)とを備え、原稿台に配置された原稿、又は自動原稿送り装置により送られた原稿から原稿画像を光学的に読み取る。画像出力部15は、例えば、電子写真方式、インクジェット方式等によりカラー画像又は白黒画像を用紙等の記録媒体に印刷出力する。
ファクシミリ通信部16は、G3、G4等のファクシミリプロトコルに従ってデータの変復調を行い、公衆回線網(不図示)を介してファクシミリ通信を行う。ネットワーク通信部17は、NIC(Network Interface Card)等によって実現され、ネットワーク(不図示)を介して外部の装置との間で信号を送受信する。
認証手段100は、ユーザから入力されたログイン用のユーザID及びパスワードを認証情報112aと照合することにより、ユーザの認証(以下、「ログイン認証」ともいう。)を行う。なお、ログイン用のユーザID及びパスワードの入力は、操作表示部12からユーザID及びパスワードを入力することにより行ってもよく、別途設けられた読取手段(不図示)にICカード等をかざすことにより行ってもよい。
取得手段101は、釦情報112b、実行履歴情報113、表示上限数情報114等の記憶部11に記憶されている各種の情報を取得する。第1の算出手段102は、取得手段101により取得された釦情報112bに含まれる起動釦520の数を計数して、対象のユーザが保有するサービスの起動釦520の数を算出する。
比較手段103は、第1の算出手段102が算出した起動釦520の数と、取得手段101が記憶部11の表示上限数情報114から取得した表示上限数とを比較する。また、比較手段103は、第1の算出手段102が算出した起動釦520の数が表示上限数以内でないか否かを判定する。
第2の算出手段104は、取得手段101により取得された実行履歴情報113から、対象のユーザがこれまでに利用してきたサービスを抽出するとともに、抽出されたサービスを当該ユーザが利用した頻度(以下、「利用頻度」ともいう。)をサービスごとに算出する。また、第2の算出手段104は、算出した利用頻度に応じた順位をサービスごとに算出する。利用頻度は、「現時点において実行される確率を示す指標」の一例である。利用頻度及び順位の具体例については、後述する。
描画手段105は、利用頻度の高い順に、すなわち、第2の算出手段104により算出された順位に応じて、操作表示部12に表示されるホーム画面5に起動釦520を描画する。具体的には、描画手段105は、第2の算出手段104により算出された順位に応じて、ホーム画面5における起動釦520の表示位置を算出して、算出した表示位置に起動釦520を描画する。
処理手段106は、ユーザによる起動釦520に対する操作に応じて、画像読取部14、画像出力部15、ファクシミリ通信部16等を制御して各処理を実行するとともに、この画像形成装置1が備える各種のサービスを実行する。また、処理手段106は、実行したサービスを実行履歴情報113に記録する。
(実行履歴情報113)
図2は、実行履歴情報113の一例を示す図である。実行履歴情報113は、例えば、テーブルの形式を用いて、利用されたサービスをユーザごとに記録したデータである。図2に示すように、実行履歴情報113には、例えば、「No.」欄と、「サービス種類」欄と、「利用者」欄と、「日時」欄とが設けられている。
「No.」欄には、通し番号が記録されている。「サービス種類」欄には、利用されたサービスの名称等、サービスの種類を示す情報が記録されている。「利用者」欄には、当該サービスを利用したユーザの名称等、ユーザを識別する情報が記録されている。「日時」欄には、当該サービスが利用された日時(以下、「利用日時」ともいう。)が記録されている。利用日時には、例えば、実行が指示された日時や画像形成装置1が実行を開始した日時等が含まれる。
(利用頻度)
図3は、利用頻度テーブルの一例を示す図である。この利用頻度テーブル113Aは、第2の算出手段104により算出された利用頻度を集計して順位に沿って並べて示したものである。
図3に示すように、利用頻度テーブル113Aには、例えば、「利用順位」欄と、「サービス種類」欄と、「頻度(%)」欄とが設けられている。「利用順位」欄には、サービスの利用頻度が大きい順に付与された順位、すなわち「頻度(%)」に記録された利用頻度の大きい順に付与された自然数が記録されている。
「サービス種類」欄には、上述した実行履歴情報113に記録された「サービス種類」と同一の情報が記録される。「頻度(%)」欄には、サービスの利用頻度が記録されている。「利用頻度」は、例えば、以下の関係式(1)で求められる。すなわち、「利用頻度」は、対象となるサービスを利用した回数を全てのサービスを利用した回数で除した値である。
利用頻度=対象となるサービスを使用した回数÷全サービスを利用した回数・・・(1)
(ホーム画面5)
図4は、ホーム画面5の一例である。このホーム画面5は、ユーザが当該画像形成装置1にログインしたときに、操作表示部12に最初に表示される画面である。図4に示すように、ホーム画面5は、上部に位置するヘッダー領域51と、下部に位置する表示領域52とを含んで構成されている。
ヘッダー領域51には、ログインしたユーザの名称等の属性を表示する属性欄510や、表示領域52に表示される頁を一定の方向(例えば、左右方向又は上下方向等)に切り替える切替釦511等が表示される。
表示領域52には、ログインしたユーザが保有する起動釦520が表示される。なお、図4に示す例では、起動釦520は、略四角形状の枠内に機能の内容を示す文字情報を付したものを示したが、この形態に限定されるものでななく、例えば、機能の内容を模式図や写真等の図形情報で示したものや、文字情報と図形情報とを組み合わせて示したものでもよく、枠の形状は、四角形状に限定されるものではない。
起動釦520は、上述した利用頻度に応じた順位(吹き出しの「1位」、「2位」及び「6位」参照)に沿って並べて表示される。起動釦520を並べる順序は、図4に示した、左上→中上→右上→左下→中下→右下の順序に限定されるものではなく、例えば、左上→左下→中上→中下→右上→右下の順序に並べてもよい。
なお、図4では、順位の一例を説明するための便宜上、「1位」、「2位」及び「6位」等の文字を記した吹き出しを付したが、これら吹き出しは、必ずしも実際の画面上に表示されるものでなくてもよい。
(第1の実施の形態の動作)
図5は、画像形成装置1の動作の一例を示すフローチャートである。まず、ユーザが画像形成装置1にログインするための操作を行うと、認証手段100は、記憶部11に記憶された認証情報112aを参照してログイン認証を行う(S1)。
次に、取得手段101は、記憶部11から釦情報112bを取得し、第1の算出手段102は、釦情報112bから当該ユーザが保持する起動釦520の数を算出する(S2)。取得手段101は、記憶部11から表示上限数情報114を取得する(S3)。
比較手段103は、起動釦520の数と表示上限数とを比較し(S4)、起動釦520の数が表示上限数以内でないか否か(すなわち、起動釦520の数>表示上限数か否か)を判定する。起動釦520の数が表示上限数よりも大きい場合(S5:Yes)、取得手段101は、記憶部11から、図2に示す実行履歴情報113を取得する(S6)。
次に、第2の算出手段104は、実行履歴情報113から、サービスごとに利用頻度を算出し、算出した利用頻度に応じて図3に示す順位を算出する(S7)。描画手段105は、上記の順位に応じて、ホーム画面5の表示領域52に起動釦520を描画する(S8)。
(実施例)
次に、上述した実施の形態について、一の実施例に挙げてさらに詳しく説明する。ユーザ(ここでは、具体的に「富士太郎」とする。)は、秘書社員であり、画像形成装置1を高い頻度で利用している。当ユーザが使用しているサービスやその設定の使い分けが多岐に亘っているため、当ユーザは、ワンタッチで起動できる起動釦520を予め50種類用意している。このユーザが用意した起動釦520は、例えば、日報印刷、週報印刷、月報印刷、稟議書Scan、予算表印刷、控えコピー等のサービスに係るものである。
ところで、当該ユーザが画像形成装置1を利用する利用時間を分析したところ、年間1、000回のサービスの利用において、操作に係る時間が計約14時間(約2日分の業務時間に相当する)を要していることが判明した。
ユーザは、操作に要する時間を削減し、さらには時間の削減による人件費の削減による業務コストの改善を目指すべく、操作に時間を要している原因を分析した。その結果、原因は、上述した50種類ものサービスを起動するまでに要する時間にあることが分かった。
具体的には、利用しようとする目的のサービスに係る起動釦520が操作表示部12に表示されてない場合に、切替釦511を操作してページを切り替える操作や、ページの切り替えを繰り返して目的のサービスに係る起動釦520を探す操作が発生することに、操作の時間を増加させている原因があった。
図4に示したように、1つの画面に表示できる起動釦520は、一定数(例えば、6つ)に限られている。これに対して、このユーザは、表示できる数を超える50種類もの起動釦520を保持している。そのため、ページを切り替える操作をしなければ、目的のサービスに係る起動釦520が表示されない場合がある。
特に、比較的に頻繁に利用するサービスに係る起動釦520がログイン直後のホーム画面5に表示されていない場合があり、このような場合は特に、ページの切り替え操作に費やす時間が作業時間の無駄な増加を招いていた。
したがって、ページの切り替え操作が必要となる場面の発生を抑制することが、操作の時間を削減することに重要であると考えられる。
ユーザのログイン後、取得手段101が釦情報112bを取得すると、第1の算出手段102は、釦情報112bから起動釦520を計数し、当該ユーザが保持する起動釦520の数を「50」と算出する。取得手段101は、記憶部11から表示上限数「6」を取得する。
比較手段103は、起動釦520の数「50」と表示上限数「6」とを比較し、起動釦520の数が表示上限数以内ではないと判定する。取得手段101は、記憶部11から、図2に示す実行履歴情報113を取得する。
取得手段101が実行履歴情報113を取得した時点において、この実行履歴情報113には、5、000個の実行履歴が記録されているとする(図2の「No.」欄の最下行の値参照)。
第2の算出手段104は、「サービス種類」欄に記録されたサービスごとに、利用頻度を算出する。一例として、「日報印刷」を例に挙げて説明すると、第2の算出手段104は、このユーザ(「富士太郎」)が実行した「日報印刷」に係る実行履歴を抽出してその個数を計数し(例えば、1、105個とする。)、この個数を全個数である5、000で除した値、すなわち、0.221(22.1%)を、「日報印刷」の利用頻度として算出する。
また、第2の算出手段104は、その他のサービスについても同様に、それぞれ利用頻度を算出する。一例として、「経営連絡書印刷」の個数が525個、「稟議書Scan」の個数が380個、「注文書Scan」の個数が325個、「週報印刷」の個数が235個、「監査報告書コピー」の個数が170個の場合、図3に示すように、各値を全体数「5、000」で除した値である0.105(10.5%)、0.076(7.6%)、0.065(6.5%)、0.047(4.7%)、0.034(3.4%)が各サービスの利用頻度となる。
なお、本例では、実行回数について上位から6つを例示的に示したが、第2の算出手段104は、実行履歴情報113に記録されている全ての種類のサービスに対して利用頻度を算出してもよい。
利用頻度の大きい順に順位が付与される。具体的には、「日報印刷」、「経営連絡書印刷」、「稟議書Scan」、「注文書Scan」、「週報印刷」、「監査報告書コピー」・・の順に「1」〜「6」の順位が付与される。
描画手段105は、この順位に応じて、ホーム画面5の表示領域52に起動釦520を描画する。具体的には、図4に示したように、描画手段105は、左上から右上、左下、右下の順に上位から6つのサービスに係る起動釦520を描画する。
[第2の実施の形態]
図6は、本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置1の制御系の一例を示すブロック図である。第2の実施の形態に係る画像形成装置1は、決定手段107及び特定手段108をさらに備える点で、第1の実施の形態に係る画像形成装置1と相違する。以下、第1の実施の形態と同一の構成及び機能を有する要素については同一の符号を付してその詳細な説明を省略するとともに、第1の実施の形態に係る画像形成装置1と異なる点を中心に説明する。
図6に示すように、プロセッサ10aは、記憶部11に記憶されたプログラム110に従って動作することにより、第1の実施の形態で説明した手段に加えて、決定手段107及び特定手段108としてさらに機能する。
決定手段107は、第2の算出手段104による利用頻度の算出の対象となる実行履歴を決定する。具体的には、決定手段107は、実行履歴が採取された期間(以下、「サンプリング期間」ともいう。)を決定することにより、抽出の対象となる実行履歴を決定する。すなわち、決定手段107は、サービスを利用した利用日時に応じて、利用頻度の算出に用いる実行履歴を抽出するためのサンプリング期間を決定する。サンプリング期間は、特定の期間の一例である。
この場合、第2の算出手段104は、実行履歴情報113のうち、決定手段107により決定されたサンプリング期間の範囲外にある実行履歴を除外して、すなわち、当該サンプリング期間の範囲内にある実行履歴のみを用いて利用頻度を算出する。
具体的には、第2の算出手段104は、実行履歴情報113の「日時」欄に記録された日時が決定手段107により決定されたサンプリング期間の範囲外にある実行履歴を除外しつつ、サンプリング期間の範囲内にある実行履歴のみに対して利用頻度を算出する。
一例として、決定手段107は、サンプリング期間を予め定められた月と決定し、当該月に実行された実行履歴を利用頻度の算出の対象データとしてよい。より具体的には、例えば、四半期や上下半期等のような会計年度における決算期の最終月(例えば、6月等)の場合、決定手段107は、前年度以前の当該最終月(すなわち、6月)に実行された実行履歴を利用頻度の算出の対象データとしてよい。
特定手段108は、サービスの実行の対象となる対象物の種類を特定する。一例として、特定手段108は、スキャンの機能の際に画像読取部14に読み取られた文書の画像から、当該文書の種類を特定してよい。
この場合、決定手段107は、特定手段108により特定された文書の種類に応じて、サンプリング期間を決定してよい。一例として、特定手段108により読み取られた文書の種類が稟議書と特定された場合、決定手段107は、実行履歴情報113を参照して、稟議書のScanサービスが実行された回数が一定以上となる月をサンプリング期間と決定してもよい。
<変形例1>
描画手段105は、特定のサンプリング期間によらない実行履歴を用いて算出された第1の利用頻度に応じた第1の順位で起動釦520を描画するとともに、特定のサンプリング期間内の実行履歴のみを用いて算出された第2の利用頻度に応じた第2の順位で起動釦520を描画してもよい。第1の利用頻度は、第1の指標の一例である。第2の利用頻度は、第2の指標の一例である。
また、描画手段105は、第1の順位に沿って並べられた起動釦520と、第2の順位に沿って並べられた起動釦520と、を互いに切り分けて描画してもよい。なお、「互いに切り分ける」には、同一の画面内で互いに区別して特定された部分領域に別々に表示する場合、及び別々の画面に表示する場合の両方を含めてよい。
図7は、ホーム画面5の一例を示す図である。表示領域52は、複数の部分領域に分割してもよい。例えば、図7に示すように、表示領域52を上側部分領域52Aと下側部分領域52Bとの2つの部分領域に分割してもよい。なお、必ずしも上限に分割しなくてもよく、左右に分割してもよい。
描画手段105は、上側部分領域52Aに第2の順位に沿って起動釦520を並べて描画するとともに、下側部分領域52Bに第1の順位に沿って起動釦520をさらに並べて描画してもよい。下側部分領域52Bは、第1の部分領域の一例である。上側部分領域52Aは、第2の部分領域の一例である。
一例として、描画手段105は、上側部分領域52Aに決算期の最終月(例えば、6月)の実行履歴を用いて算出された利用頻度に応じて起動釦520を並べて描画するとともに、下側部分領域52Bに実行履歴情報113に記録された全実行履歴を用いて算出された利用頻度に応じて起動釦520を並べて描画してもよい。
<変形例2>
ホーム画面5が表示されるとき、描画手段105によって利用頻度に応じた順位に沿って起動釦520が並べられたこと(以下、「施策」ともいう。)による操作の削減の効果を併せて表示してもよい。
図8は、ホーム画面5の一例を示す図である。図8に示すように、例えば、吹き出し6を用いてホーム画面5とともに削減効果を表示してもよい。削減効果としては、例えば、各頁の画面に表示されている起動釦520が利用された度合いを示す利用率61、起動釦520を操作するまでの要する操作の数62(ここでは、起動釦520の操作を含めた数とする。)、や、施策前及び施策後における操作時間63、施策によって短縮された操作の時間64等を表示してもよい。なお、利用率61及び操作の数62は、図8に例示したように、頁ごとに示してもよい。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の実施の形態は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲内で種々の変形、実施が可能である。例えば、上述の実施の形態では、情報処理装置として画像形成装置を例に挙げて説明したが、情報処理装置は、例えば、パーソナルコンピュータや、タブレッド端末、多機能携帯電話機(スマートフォン)等の携帯情報端末でもよい。
また、描画手段105は、同一のユーザが画像形成装置1にログインしたときに、必ずしも毎回、利用頻度に応じた順位で起動釦520を描画しなくてもよく、例えば、画面を切り替える操作(すなわち、切替釦511を押下する操作)を実行した回数が一定以上となった場合に限り、次に当該ユーザが画像形成装置1にログインしたときに、利用頻度に応じた順位で起動釦520を描画するようにしてもよい。
制御部10の各手段は、それぞれ一部又は全部を再構成可能回路(FPGA:Field Programmable Gate Array)、特定用途向け集積回路(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)等のハードウエア回路によって構成してもよい。
また、本発明の要旨を変更しない範囲内で、上記実施の形態の構成要素の一部を省くことや変更することが可能である。また、本発明の要旨を変更しない範囲内で、上記実施の形態のフローにおいて、ステップの追加、削除、変更、入替え等が可能である。また、上記実施の形態で用いたプログラムをCD−ROM等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供することができ、クラウドサーバ等の外部サーバに格納しておき、ネットワークを介して利用することもできる。
1…画像形成装置
10…制御部
10a…プロセッサ
100…認証手段
101…取得手段
102…第1の算出手段
103…比較手段
104…第2の算出手段
105…描画手段
106…処理手段
107…決定手段
108…特定手段
11…記憶部
110…プログラム
111…サービス情報
112…ユーザ情報
112a…認証情報
112b…釦情報
113…実行履歴情報
113A…利用頻度テーブル
114…表示上限数情報
115…画面情報
12…操作表示部
14…画像読取部
15…画像出力部
16…ファクシミリ通信部
17…ネットワーク通信部
5…ホーム画面
51…ヘッダー領域
510…属性欄
511…切替釦
52…表示領域
52A…上側部分領域
52B…下側部分領域
520…起動釦
6…吹き出し
61…利用率
62…操作の数
63…操作時間
64…短縮された操作の時間

Claims (7)

  1. 機能を実行する実行手段を表示する表示領域を備える表示手段と、
    前記実行手段の数が前記表示領域に表示される上限数を超える場合に、前記機能が利用された履歴を示す履歴情報に応じて、現時点において実行される確率を示す指標が高い順に前記実行手段を前記表示手段に表示するよう制御する表示制御手段と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記機能を利用した利用日時に応じて、前記指標の算出に用いる前記履歴情報を抽出する特定の期間を決定する決定手段と
    取得された前記特定の期間内に実行された前記履歴情報から前記指標を算出する算出手段と、をさらに備える、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記機能の実行の対象となる対象物の種類を特定する特定手段をさらに備え、
    前記決定手段は、特定された前記対象物の種類に応じて前記特定の期間を決定する、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記算出手段は、前記特定の期間によらない前記履歴情報から、現時点において実行される確率を示す第1の指標を算出するとともに、前記特定の期間内に実行された前記履歴情報から、現時点において実行される確率を示す第2の指標を算出し、
    前記表示制御手段は、前記表示領域のうちの第1の部分領域に、前記第1の指標に応じた第1の順位に沿って前記実行手段を表示するとともに、前記表示領域のうち残りの第2の領域に、前記第2の指標に応じた第2の順位に沿って前記実行手段をさらに表示するよう制御する、
    請求項2又は3に記載の情報処理装置。
  5. 前記表示制御手段は、前記表示領域において前記実行手段が表示される頁ごとに、前記実行手段が実行された度合いをさらに表示するよう制御する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記表示制御手段は、前記実行手段を操作するまでに要する操作の数と、前記実行手段が前記指標に応じた順序で表示されていることにより短縮された操作の時間と、をさらに表示するよう制御する、
    請求項5に記載の情報処理装置。
  7. コンピュータを、
    機能を実行する実行手段を表示する表示領域を備える表示手段と、
    前記実行手段の数が前記表示領域に表示される上限数を超える場合に、前記機能が利用された履歴を示す履歴情報に応じて、現時点において実行される確率を示す指標が高い順に前記実行手段を前記表示手段に表示するよう制御する表示制御手段
    として機能させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6953047B1 (ja) * 2021-03-08 2021-10-27 株式会社 バイオミメティクスシンパシーズ アンジオテンシン転換酵素2(ace2)及び/又はtmprss2発現を阻害するための組成物

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