JP2021067587A - 外観検査装置 - Google Patents

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Toshiya Yoshimura
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Abstract

【課題】曲面を有するワークの被検査面を高い倍率で検査をすることができる外観検査装置を提供すること。【解決手段】曲面部分112を有するディスプレイ11の被検査面110を検査する外観検査装置1において、ディスプレイ11の被検査面110を撮像する撮像部2とディスプレイ11と撮像部2との間に配置された光学素子3とを備え、光学素子3は、ディスプレイ11の被検査面110の各位置における法線方向の光Lを、撮像部2に導く。このため、ディスプレイ11の被検査面110の曲面部分112の曲面形状における法線方向の光Lを、撮像部2に導くためにロボットアームを用いる必要がない。この結果、外観検査装置1は、高倍率で撮影できる撮像部2を用いても、曲面部分112を有するディスプレイ11の被検査面110の検査をすることができる。【選択図】図2

Description

本発明は、曲面を有するワークの被検査面を検査する外観検査装置に関する。
ロボットアームに撮像部を取り付け、この撮像部で、曲面を有するワークの被検査面を検査する外観検査装置が提案されている(特許文献1参照)。特許文献1の外観検査装置は、ワークの被検査面を撮影する撮像部と、撮像部をワークの曲面に沿って移動させるロボットアームと、撮像部が撮影した画像を読み込むことでワーク被検査面の傷等を検出するとともにロボットアームを制御する制御部とを備える。上記外観検査装置であれば、ロボットアームによって、ワークの被検査面の法線方向から、撮像部で被検査面を撮影するとともに、撮像部をワークの曲面に沿って移動させることができるので、曲面を有するワークの被検査面を検査することが可能となる。
特開2008−46103号公報
上記外観検査装置において、ワークの被検査面を高倍率(高精度)で検査するためには、撮像部で用いられるレンズを高倍率なレンズにする必要がある。この場合、レンズは、被写界深度が浅くなり、例えば、0.7μm/dotの分解能を有するレンズの場合、被写界深度は30μm程度となる。一方、撮像部を取り付けたロボットアームは、サーボ制御されている影響により100〜300μm程度の振動量で振動している。このような場合、撮像部の被写界深度より、ロボットアームの振動量の方が大きいため、ワークの被検査面で安定してピントが合わず、ワークの被検査面を高精度に検査することができないという問題があった。
以上の問題に鑑みて、本願発明の課題は、曲面を有するワークの被検査面を高い倍率で検査をすることができる外観検査装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、ワークの曲面部を含む被検査面の外観を検査する外観検査装置において、前記ワークの前記被検査面を撮像するための撮像部と、前記ワークと前記撮像部との間に配置され、前記被検査面の各位置から出射される複数の光束を前記撮像部が配置されている側で互いに平行な方向または集光する方向に向けて進行させる光学素子と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ワークと撮像部との間に配置され、被検査面の各位置から出射される複数の光束を撮像部が配置されている側で互いに平行な方向または集光する方向に向けて進行させる光学素子を備える。したがって、撮像部は、光学素子を介することで、ワークの曲面を撮影することが可能となる。このため、ワークの被検査面の曲面形状における光を、撮像部に導くためにロボットアームを用いる必要がない。この結果、外観検査装置は、高倍率で撮影できる撮像部を用いても、曲面を有するワークの被検査面の検査をすることができる。
本発明において、前記光学素子は、前記曲面の各位置における法線方向の光を前記撮像
部が配置されている側で互いに平行な方向に進行させるフレネル部を備えたプリズムまたはフレネルレンズであることが好ましい。かかる態様によれば、光学素子の薄型化を図ることができる。また、撮像部は、ワークの曲面の法線方向から見た曲面を撮影することが可能となる。
本発明において、前記撮像部を前記光学素子および前記ワークに対して相対的に移動させる駆動部を備える態様を採用することができる。
本発明において、前記駆動部は、前記撮像部を前記光学素子および前記ワークに対して相対的に移動させる際の可動側の部材を保持する保持部と、前記保持部を移動させるロボットアームと、前記保持部の移動方向に沿ったガイド部と、前記ロボットアームと前記ガイド部との間に設けられたダンパ部と、を備え、前記ロボットアームは、前記撮像部による撮像を行う際、前記保持部を、前記ダンパ部を介して前記ガイド部に押し付けることが好ましい。このようにすれば、外観検査装置は、撮像部をロボットアームで移動させたとしても、撮像部はロボットアームの振動の影響を受けることがないので、高倍率で撮影できる撮像部を用いることができる。この場合において、前記撮像部は、ラインセンサカメラであることが好ましい。このようにすれば、分解能の高いラインセンサカメラを用いることができるので、ワークの被検査面を高分解・高倍率で検査することができる。
本発明において、前記光学素子は、前記被検査面の各位置から出射される複数の光束を前記撮像部が配置されている側で互いに集光する方向に向けて進行させる複数のレンズを備えた多眼レンズである態様を採用することができる。
本発明において、前記多眼レンズは、前記曲面の各位置から法線方向に出射される光を前記撮像部が配置されている側で互いに集光する方向に進行させる態様を採用することができる。この場合において、前記多眼レンズは各々、フレネルレンズであることが好ましい。また、前記撮像部は、エリアセンサカメラであり、前記ワークに対して固定されていることが好ましい。このようにすれば、エリアセンサカメラは、異なる角度から見たワークの被検査面の画像を一度に撮影することができる。すなわち、エリアセンサカメラは、ワークの曲面を含む被検査面全体を一度に撮影することができる。このため、外観検査装置は、一度の撮影で、ワークの曲面を含む被検査面全体の欠陥検査を行うことができる。この結果、外観検査装置の検査時間を短くすることができる。
本発明によれば、高倍率で撮影できる撮像部を用いても、曲面を有するワークの被検査面の検査をすることができる外観検査装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態における外観検査装置の概略斜視図。 図1に示す外観検査装置の側面図。 図1に示す外観検査装置における光学素子の側面図。 第1実施形態の変形例1における光学素子の側面図。 第1実施形態の変形例2における外観検査装置の概略図。 第2実施形態における外観検査装置の概略斜視図。 第2実施形態の外観検査装置で撮影されたワークの被検査面の画像を表す概略図。 第3実施形態の外観検査装置の側面図。
図面を参照しながら、本発明の実施形態に係る外観検査装置を説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態における外観検査装置の概略斜視図である。図2は、図1に示す外観検査装置の側面図である。図3は、図1に示す外観検査装置における光学素子の側面図である。以下の説明において、ディスプレイ11に対して撮像部2が配置される方向をZ方向とし、ディスプレイ11の曲面部分112が形成される方向をX方向とし、X方向とZ方向とにそれぞれ直交する方向をY方向とする。また、X方向において、一方側をX1とし、他方側をX2とする。Y方向において、一方側をY1とし、他方側をY2とする。Z方向において、一方側をZ1とし、他方側をZ2とする。
図1に示すように、外観検査装置1は、ワーク10の被検査面を撮像する撮像部2と、ワーク10と撮像部2との間に配置された光学素子3とを備える。外観検査装置1は、撮像部2を移動させる駆動部4と、撮像部2で撮影されたワーク10の被検査面の画像に基づいて欠陥を検査するとともに、駆動部4の制御する制御部5とを備える。外観検査装置1は、ディスプレイ11が配置されるステージ6を備える。ここで、ワーク10は、曲面を有する部材であって、例えば、凸曲面を有するディスプレイ11である。図1〜図3に示すように、ディスプレイ11は、Z方向の一方側Z1から見た形状が、X方向に長い長方形状である。ディスプレイ11の被検査面110は、平面で構成された平面部分111と、凸曲面で構成された曲面部分112とからなる。ディスプレイ11の被検査面110の曲面部分112は、各々、X方向を向く端面120と連続する。外観検査装置1は、ディスプレイ11の被検査面110(平面部分111および曲面部分112)を撮像することで、ディスプレイ11の欠陥(ディスプレイ11の走査線の断線など)を検査する装置として用いられる。なお、ワーク10は、凸曲面を有するディスプレイ11に限定されない。
本形態では、撮像部2は、ラインセンサカメラ21からなる。ラインセンサカメラ21は、高倍率なレンズ22を備える。レンズ22の被写界深度は、例えば30μm程度である。レンズ22は、ディスプレイ11の被検査面110の撮影位置において、ディスプレイ11の被検査面110にピントが合うように調整されている。ラインセンサカメラ21は、光学素子3を介して、ディスプレイ11の被検査面110を撮影する。ラインセンサカメラ21は、Y方向に並んだ撮像素子を有し、図1に示すように、Y方向に延びる撮影範囲Sにおいて、ディスプレイ11の被検査面110を撮影する。
図1および図2に示すように、駆動部4は、ディスプレイ11の平面部分111と平行となるように延びるレール部41と、ラインセンサカメラ21を保持するとともにレール部41に沿って移動させる駆動ユニット42とを備える。駆動ユニット42は、不図示のモータを有し、モータの駆動力で、レール部41に沿ってX方向に移動する。本形態の駆動部4において、駆動ユニット42がレール部41に沿ってX方向に移動する場合を含め、駆動ユニット42のZ方向の振動量は、レンズ22の被写界深度以下の量に抑えられている。すなわち、ラインセンサカメラ21は、駆動ユニット42に保持されていたとしても、ラインセンサカメラ21のピントはディスプレイ11の被検査面110に合った状態で維持される。
図2および図3に示すように、光学素子3は、Z方向の他方側Z2が凹んだ光学素子である。光学素子3は、ディスプレイ11とラインセンサカメラ21との間に配置され、被検査面110の各位置から出射される複数の光束(光L)をラインセンサカメラ21が配置されているZ方向の一方側Z1で互いに平行な方向に向けて進行させる機能を有する。光学素子3は、ディスプレイ11の被検査面110の形状に沿ってレンズのピントが合う曲面を持つプリズム31からなる。具体的には、図2および図3に示すように、プリズム31は、X方向の中央部分に位置する平面レンズ部分311と、X方向の両端部分に位置
し、Z方向の他方側Z2に湾曲した曲面レンズ部分312とを備える。また、プリズム31は、被検査面110の各位置から出射される複数の光Lをラインセンサカメラ21が配置されているZ方向の一方側Z1で互いに平行な方向に向けて進行させている。
図1および図2に示すように、プリズム31の平面レンズ部分311は、ディスプレイ11の平面部分111に対応し、プリズム31の曲面レンズ部分312は、ディスプレイ11の曲面部分112に対応する。図2に示すように、プリズム31の平面レンズ部分311は、ディスプレイ11の平面部分111の法線方向の光Lを屈折させずに、ラインセンサカメラ21に導くように構成されている。プリズム31の曲面レンズ部分312は、ディスプレイ11の曲面部分112の法線方向の光Lを屈折させて、ラインセンサカメラ21に導くように構成されている。すなわち、プリズム31は、ディスプレイ11の曲面部分112の各位置における法線方向の光Lをラインセンサカメラ21が配置されている側で互いに平行な方向に進行させる曲面レンズ部分312を備える。したがって、ラインセンサカメラ21をX軸方向に移動させると、プリズム31は、ディスプレイ11の被検査面110の各位置における法線方向の光をラインセンサカメラ21に導くことができる。
図2に示すように、外観検査装置1において、制御部5は、駆動部4をX方向の一方側X1から他方側X2に移動するように制御することで、ラインセンサカメラ21はX方向の一方側X1から他方側X2に移動する。また、制御部5は、ラインセンサカメラ21がX方向の一方側X1から他方側X2に移動する際に、ラインセンサカメラ21で撮影されたディスプレイ11の被検査面110の画像に基づいて欠陥を検査する。
具体的には、ラインセンサカメラ21がX方向の一方側X1の端部2Aに移動した場合、レンズ22は、端部2Aにおいて、ディスプレイ11の曲面部分112にピントが合うように調整される。そして、ディスプレイ11の曲面部分112の法線方向の光Lは、プリズム31の曲面レンズ部分312で屈折し、ラインセンサカメラ21に導かれる。ラインセンサカメラ21は、ディスプレイ11の曲面部分112を撮影する。制御部5は、得られたディスプレイ11の曲面部分112の画像に基づいて欠陥を検査する。
ラインセンサカメラ21がX方向の中央位置2Bに移動した場合、レンズ22は、中央位置2Bにおいて、ディスプレイ11の平面部分111にピントが合うように調整される。そして、ディスプレイ11の曲面部分112の法線方向の光Lは、プリズム31の平面レンズ部分311で屈折せずに、ラインセンサカメラ21に導かれる。ラインセンサカメラ21は、ディスプレイ11の平面部分111を撮影する。制御部5は、得られたディスプレイ11の平面部分111の画像に基づいて欠陥を検査する。
ラインセンサカメラ21がX方向の他方側X2の端部2Cに移動した場合、レンズ22は、端部2Cにおいて、ディスプレイ11の曲面部分112にピントが合うように調整される。そして、ディスプレイ11の曲面部分112の法線方向の光Lは、プリズム31の曲面レンズ部分312で屈折し、ラインセンサカメラ21に導かれる。ラインセンサカメラ21は、ディスプレイ11の曲面部分112を撮影する。制御部5は、得られたディスプレイ11の曲面部分112の画像に基づいて欠陥を検査する。
上記のように、外観検査装置1において、ラインセンサカメラ21は、X方向の一方側X1から他方側X2に移動しながら、ディスプレイ11の被検査面110の各位置において、ディスプレイ11の被検査面110の撮影を行う。制御部5は、ラインセンサカメラ21がX方向の一方側X1から他方側X2に移動する際にラインセンサカメラ21で撮影されたディスプレイ11の被検査面110の画像に基づいて欠陥検査を行い、検査の結果を不図示のモニターなどに表示する。したがって、外観検査装置1において、ラインセン
サカメラ21は、プリズム31を介することで、ディスプレイ11の曲面部分112の法線から見た曲面部分112を撮影することが可能となる。そして、制御部5は、ラインセンサカメラ21で撮影されたディスプレイ11の被検査面110の画像に基づいて欠陥検査を行うことができる。
(本形態の主な作用効果)
本形態の曲面(曲面部分112)を有するディスプレイ11の被検査面110を検査する外観検査装置1において、ディスプレイ11の被検査面110の各位置から出射される複数の光束(光L)をラインセンサカメラ21が配置されている側で互いに平行な方向に向けて進行させるプリズム31を備える。したがって、ラインセンサカメラ21は、X軸方向に移動した際、プリズム31を介することで、ディスプレイ11の曲面部分112の法線から見た曲面部分112を撮影することが可能となる。それ故、外観検査装置1では、ロボットアームを用いた場合の振動の影響を受けない。よって、外観検査装置1は、高倍率で撮影できる撮像部2を用いても、曲面部分112を有するディスプレイ11の被検査面110の検査をすることができる。
本形態において、撮像部2に対して、ディスプレイ11およびプリズム31を相対的に移動させる駆動部4を備える。この場合において、撮像部2は、ラインセンサカメラ21である。このようにすれば、分解能の高いラインセンサカメラ21を用いることができるので、ディスプレイ11の被検査面110を高分解・高倍率で検査することができる。
(変形例1)
変形例1は、第1実施形態とは光学素子3が異なるが、それ以外の構成は第1実施形態と同一である。図4は、第1実施形態の変形例1の光学素子の示す図である。本形態において、光学素子3は、フレネルプリズム32からなる。
図4に示すように、フレネルプリズム32は、X方向の中央部に平面部分321を備え、X方向の両端部分には、曲面部分112の各位置における法線方向の光を撮像部に導く断面楔状のフレネル部322を備える。フレネルプリズム32のフレネル部322は、平面部分321のZ方向の他方側Z2の面に微細加工を施すことで形成されている。フレネルプリズム32のフレネル部322は、ディスプレイ11の曲面部分112の法線方向の光を屈折させて、ラインセンサカメラ21に導くように構成されている。すなわち、フレネルプリズム32のフレネル部322は、ディスプレイ11の曲面部分112に対応するように形成されている。したがって、フレネルプリズム32は、ディスプレイ11の曲面部分112の各位置における法線方向の光Lをラインセンサカメラ21が配置されているZ方向の一方側Z1で互いに平行な方向に進行させる。したがって、ラインセンサカメラ21をX軸方向に移動させると、フレネルプリズム32は、上記実施形態のプリズム31と同様に、ディスプレイ11の被検査面110の各位置における法線方向の光をラインセンサカメラ21に導く。それ故、ラインセンサカメラ21は、フレネルプリズム32を介することで、ディスプレイ11の曲面部分112の法線から見た曲面部分112を撮影することが可能となる。それ故、外観検査装置1では、ロボットアームを用いた場合の振動の影響を受けない。よって、外観検査装置1は、高倍率で撮影できる撮像部2を用いても、曲面部分112を有するディスプレイ11の被検査面110の検査をすることができる。
(変形例2)
変形例2は、上記形態とは、駆動部4の構成が異なるが、それ以外の構成は同一である。したがって、同一の構成には同一符号を付し、説明を省略する。図5は、第1実施形態の変形例2における外観検査装置1の概略図である。
駆動部4は、可動側の部材としての撮像部2を保持する保持部46と、保持部46を移動させる6軸のロボットアーム47と、ロボットアーム47が移動する移動方向に沿ったガイド部48とを備える。駆動部4において、ロボットアーム47とガイド部48との間には、ダンパ部49が設けられている。本形態において、ガイド部48は、ディスプレイ11の平面部分111と平行となるように延びる。駆動部4において、ロボットアーム47は、ダンパ部49を介して、保持部46をガイド部48に押し付けている。そして、ロボットアーム47は、保持部46をガイド部48に押し付けた状態で、保持部46をガイド部48に沿って移動させる。
このように構成することで、ロボットアーム47の振動は、ダンパ部49で吸収されるとともに、撮像部2を保持する保持部46は、ガイド部48に沿って移動するため、撮像部2が振動しない。したがって、外観検査装置1は、駆動部4にロボットアーム47を用いたとしても、高倍率で撮影できる撮像部2を用いることができる。
(第2実施形態)
図6は、第2実施形態の外観検査装置1を示す概略図である。図6は、第2実施形態の外観検査装置1で撮影されたワークの被検査面の画像を表す概略図である。
図6に示すように、外観検査装置1は、ディスプレイ11(ワーク10)の被検査面110を撮像する撮像部2と、ディスプレイ11と撮像部2との間に配置された光学素子3とを備える。本形態では、撮像部2は、ディスプレイ11に対して固定されている。本形態では、撮像部2は、エリアセンサカメラ26である。
エリアセンサカメラ26は、高倍率なレンズ27を備える。レンズ27の被写界深度は、例えば30μm程度である。レンズ27は、ディスプレイ11の被検査面110にピントが合うように調整されている。エリアセンサカメラ26は、光学素子3を介して、ディスプレイ11の被検査面110全体を、一度に撮影する。すなわち、本形態において、エリアセンサカメラ26の撮影範囲Sは、ディスプレイ11の被検査面11全体を含む範囲である。なお、エリアセンサカメラ26は、ディスプレイ11(ワーク10)の大きさに応じて、複数の撮影でディスプレイ11の被検査面110を撮影してもよい。
図6に示すように、光学素子3は、ディスプレイ11の被検査面110の各位置から出射される複数の光束をエリアセンサカメラ26が配置されているZ方向の一方側Z1で互いに集光する方向に向けて進行させる複数のレンズを備えた多眼レンズである。この多眼レンズは、ディスプレイ11の曲面部分112の各位置から法線方向に出射される光をエリアセンサカメラ26が配置されているZ方向の一方側Z1で互いに集光する方向に進行させる。多眼レンズは各々、フレネルレンズである。具体的には、多眼レンズは、多眼フレネルレンズ33であり、断面楔状のフレネルレンズ部を複数備える。図6において、多眼フレネルレンズ33は、例示的に表現されており、9つのフレネルレンズ部331〜339を備える。フレネルレンズ部331〜339のZ方向の他方側Z2の面には、フレネル部が形成されている。
図7に示すように、エリアセンサカメラ26は、多眼フレネルレンズ33を介して、ディスプレイ11の被検査面110全体を撮影し、一つの画像Gを出力する。画像Gは、9つの異なる角度からディスプレイ11を見た画像部分G1〜G9を含んでいる。すなわち、画像Gの画像部分G1〜G9は、異なる角度から撮影されたディスプレイ11の画像である。図7において、画像Gの画像部分G1は、フレネルレンズ部331を介して、エリアセンサカメラ26が撮影したディスプレイ11の被検査面110の画像である。同様に、画像Gの画像部分G2〜G9は、それぞれと対応するフレネルレンズ部332〜336を介して撮影した画像である。図7に示すように、画像Gの画像部分G2は、ディスプレ
イ11のX方向の一方側X1の曲面部分112の法線から見た曲面部分112の画像を含んでいる。画像Gの画像部分G5は、ディスプレイ11の平面部分111の法線方向から見た画像を含んでいる。画像Gの画像部分G8は、ディスプレイ11のX方向の他方側X2の曲面部分112の法線から見た曲面部分112の画像を含んでいる。したがって、多眼フレネルレンズ33は、ディスプレイ11の被検査面110の各位置における法線方向の光をエリアセンサカメラ26に導くように構成されている。
本形態では、外観検査装置1において、エリアセンサカメラ26は、多眼フレネルレンズ33を用いることで、異なる角度から見たディスプレイ11の被検査面110の画像部分G1〜G9を含む一つの画像Gを出力する。この結果、制御部5は、画像Gの画像部分G1〜G9に基づいて、ディスプレイ11の被検査面110の欠陥を検査するので、一度の撮影でディスプレイ11の被検査面110の全体の欠陥の検査を行うことができる。このため、外観検査装置1の検査時間を短くすることができる。
(第3実施形態)
図8は、第3実施形態の外観検査装置1の側面図である。図8に示すように、本形態では、外観検査装置1は、照明部8を備える点が、第1実施形態とは異なる。また、第1実施形態では、撮像部2は、ディスプレイ11の被検査面110の各位置における法線方向の光Lが導かれる位置に位置していたが、本形態では、撮像部2は、撮像部2の光軸Lcと、被検査面110のうち、光軸Lcと重なる位置における法線方向Lvとの相対位置関係(角度)が一定となる位置に位置する点が異なる。また、本形態では、照明部8は、照明部8の光軸Lsと、被検査面110のうち、光軸Lsと重なる位置における法線方向Lvとの相対位置関係が一定となる位置に位置する。これら以外の構成は、第1実施形態と同様であるので、同一の符号を付す。このように構成しても、外観検査装置1は、高倍率で撮影できる撮像部2を用いても、曲面部分112を有するディスプレイ11の被検査面110の検査をすることができる。また、照明部8によって、明視野照明と暗視野照明との間の照明を実現することができるので、明視野照明による明るい画像Gを得ることができるという利点、および暗視野照明による小さな欠陥を発見しやすいという利点の双方を得ることができる。
(他の実施形態)
上記第1実施形態において、駆動部4は可動側の部材として撮像部2を移動させたが、可動側の部材として光学素子3およびディスプレイ11(ステージ6)を移動させる構成であってもよい。すなわち、保持部46は、可動側の部材として、光学素子3およびディスプレイ11(ステージ6)を保持してもよい。
上記第1実施形態において、プリズム31およびフレネルプリズム32を用いた外観検査装置1は、ラインセンサカメラ21を用いた構成であったが、エリアセンサカメラ26を用いた構成であってもよい。この場合、駆動部4を用いず、エリアセンサカメラ26を固定するように構成してもよい。
上記第2実施形態において、多眼フレネルレンズ33は、9つのフレネルレンズ部331〜339を備えていたが、9つに限定されない。多眼フレネルレンズ33は、2つ以上のフレネルレンズ部を備えていれば、撮像部2は、異なる角度から見たディスプレイ11(ワーク10)の被検査面110の画像を一度に撮影することができる。
1…外観検査装置、2…撮像部、3…光学素子、4…駆動部、5…制御部、6…ステージ、8…照明部、10…ワーク、11…ディスプレイ、21…ラインセンサカメラ、22…レンズ、26…エリアセンサカメラ、27…レンズ、31…プリズム、32…フレネルプ
リズム、33…多眼フレネルレンズ、41…レール部、42…駆動ユニット、46…保持部、47…ロボットアーム、48…ガイド部、49…ダンパ部、110…被検査面、111…平面部分、112…曲面部分、120…端面、311…平面レンズ部分、312…曲面レンズ部分、321…平面部分、322…フレネル部、331〜339…フレネルレンズ部、L…光、G…画像、G1〜G9…画像部分、S…撮影範囲、

Claims (9)

  1. ワークの曲面部を含む被検査面の外観を検査する外観検査装置において、
    前記ワークの前記被検査面を撮像するための撮像部と、
    前記ワークと前記撮像部との間に配置され、前記被検査面の各位置から出射される複数の光束を前記撮像部が配置されている側で互いに平行な方向または集光する方向に向けて進行させる光学素子と、
    を備えることを特徴とする外観検査装置。
  2. 請求項1に記載の外観検査装置において、
    前記光学素子は、前記曲面の各位置における法線方向の光を前記撮像部が配置されている側で互いに平行な方向に進行させるフレネル部を備えたプリズムまたはフレネルレンズであることを特徴とする外観検査装置。
  3. 請求項1または2に記載の外観検査装置において、
    前記撮像部を前記光学素子および前記ワークに対して相対的に移動させる駆動部を備えることを特徴とする外観検査装置。
  4. 請求項3に記載の外観検査装置において、
    前記駆動部は、前記撮像部を前記光学素子および前記ワークに対して相対的に移動させる際の可動側の部材を保持する保持部と、前記保持部を移動させるロボットアームと、前記保持部の移動方向に沿ったガイド部と、前記ロボットアームと前記ガイド部との間に設けられたダンパ部と、を備え、
    前記ロボットアームは、前記撮像部による撮像を行う際、前記保持部を、前記ダンパ部を介して前記ガイド部に押し付けることを特徴とする外観検査装置。
  5. 請求項2から4までの何れか一項に記載の外観検査装置において、
    前記撮像部は、ラインセンサカメラであることを特徴とする外観検査装置。
  6. 請求項1に記載の外観検査装置において、
    前記光学素子は、前記被検査面の各位置から出射される複数の光束を前記撮像部が配置されている側で互いに集光する方向に向けて進行させる複数のレンズを備えた多眼レンズであることを特徴とする外観検査装置。
  7. 請求項6に記載の外観検査装置において、
    前記多眼レンズは、前記曲面の各位置から法線方向に出射される光を前記撮像部が配置されている側で互いに集光する方向に進行させることを特徴とする外観検査装置。
  8. 請求項6または7に記載の外観検査装置において、
    前記多眼レンズは各々、フレネルレンズであることを特徴とする外観検査装置。
  9. 請求項6から8までの何れか一項に記載の外観検査装置において、
    前記撮像部は、エリアセンサカメラであり、前記ワークに対して固定されていることを特徴とする外観検査装置。
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